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「寄生獣 セイの格率(TVアニメ動画)」

総合得点
79.6
感想・評価
1612
棚に入れた
7759
ランキング
496
★★★★☆ 3.8 (1612)
物語
4.1
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.8

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寄生獣 セイの格率の感想・評価はどうでしたか?

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい!

名作だと思う。
増えるだけの人間とその人間を食らうパラサイト。その中間に立つ高校生の苦悩する日々を見て楽しむお話。
簡単にまとめればこんな感じ。

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 371
サンキュー:

6

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

寄生虫(;゚д゚)!?⇒寄生獣(*´∀`)=3

原作未読 全24話

原作は20数年前の大人気コミックながら
様々な事情で20年以上もの間映像化が実現されていない名作!!

それが今回、待望のアニメ化!!!!

とのことで
寄生獣て・・・寄生虫? みたいなのに取り憑かれるお話?
虫さんだけは(人д<)カンベン

まー大の大人で虫好きという方も聞いたこともありませんが・・・w

私は大の"虫さんNG属性"がついている為、
本作にそんな不安を抱きながらも
前知識ほぼ0で果敢に視聴に挑んでいったのであります(*`・ω・)ゞ


結果
虫ではありませんネ!!
獣ですから!! あー良かった♪
虫さんNGの方!! 大丈夫ですよ~ヽ(*´∀`)ノW

でも最初のパラサイト(ミギー)が主人公のベットにそわそわ~て
はいよってきたシーンだけはゾワゾワ~っとしましたよ(;´Д`)ウウ


そんな私の諸事情はさておき
観はじめてみると、コレが実に面白い!! ですねぇ(*>ω<)b

相方『ミギー』との友情、ヒロイン『里美』との恋愛絡み
主人公のお母さんの話や、新一へ想いを募らす『加奈』のお話と、
『田宮良子』のシリアスな描写と愛、
『後藤』とのバトルにそしてあのおばあちゃん・・・

グロ、バトルでハラハラョ゚Д゚;))))ドキドキ、そして涙、涙・・と
正に心を”ガシッ”っと鷲掴みにされたような感覚を覚えました!!!

毎週先が気になって気になって、
原作を知らない私にとってはとにかく”-衝撃-”の連続でした!!


そして今作ではふと、深く、壮大なテーマを投げかけられます―

命、自然、摂理、とても深く深く、考えさせれらます

私たちが今こうして生を授かっていること・・・
様々な生物と共存しているこの世界・・・
犠牲となる命への感謝の気持ちを忘れずに・・・
この一瞬一瞬を強く噛みしめて・・・


これからも素敵なこのアニメの時間、アニメライフを・・・
心の余裕(ヒマ)のある私たちは大切に、大切に楽しんでいきたいですね♪



それでは最後におなじみのコーナー✩

(o*゚∀゚)oお気に入りのキャラ~

はい! これはもう完全に『ミギー』の一択であります(*`・ω・)ゞ
しれーと笑いをブチ込む可愛いキャラで、まさに本作の顔!!
新一との友情物語に何度も涙、涙(つω;)ウッ…
とくに23、24話、私の涙は全て『ミギー』に持っていかれました゚(゚´Д`゚)゚ミギー
CV:平野綾さんの演技も最高でした!!


という訳で!!
グロイの全く持って受け付けません(;ω;乂)
という方以外はぜひとも観て頂きたい作品ですヽ(*´∀`)ノ

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 833
サンキュー:

70

凡打 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間の在り方とは・・・

漫画原作。

一昔前の有名作品のアニメ化ということで「どんな作品になるのかな」と楽しみにしていました。

全て見終わった今、いろいろと考えさせられることがありました。
人間が地球の同居人であるほかの動物たちにどんなひどいことをしているのか分かり同じことをされても文句は言えないなと思いました。
「寄生獣」というタイトルに隠されたメッセージに気づいたとき(あるキャラの演説でハッとしました)、この作品の奥深さに驚きました。

ストーリーは上記のように、原作の素晴らしいストーリーが展開されるのですが、とにかく音楽が酷くて、雰囲気を壊しているだけでした。
素晴らしいメッセージ性の高い作品だけに、場面に合わないBGMを合わせられると非常に惜しく感じられてしまいました。

原作の素晴らしさがよくわかったので、ぜひ原作を読んでみたいなと思いました。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 255
サンキュー:

15

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作漫画ファン

原作の漫画が連載中の頃から好きな作品で、漫画は3回ぐらい読んでます。アニメの制作が決定した頃に漫画読み返しましたがめちゃくちゃ面白かったです。時代に左右されない名作漫画のひとつだと思います。

原作が良いのでアニメも面白かったのですが、少し話数が足りなかったように思います。ジョジョのように原作に忠実に作って全50話ぐらいでやってもよかったかなと思いました。OVAとかで原作のまんま丁寧にやってもらいたいです。
一般向けのストーリー重視アニメだと思います。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 231
サンキュー:

7

ジョリー8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

流石の名作。今期トップクラス。大人におススメ。

原作既読(相当前なので、観ながら思い出してる感じ)

斬新な設定、怒涛の展開にハラハラさせられながらも、人間の存在そのものを考えさせる哲学的な作品。

画や声優が合ってないとかいう意見もあるようですが、原作の雰囲気を出しながらも現代風に作り上げた制作はGJです。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 245
サンキュー:

9

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どう 評価すれば良いのか

面白かったけど
何が どう 面白かったのか

この作品に関しては上手くコメントできない
例えるなら 美味しかったけど

何故 お腹に収まったのか 理解できなかった
料理みたいな? これは 例えに成って無かったかなw

食事といえば 寄生獣の食事 頭に寄生して
寄生した種族をバリボリ食べちゃう

今作は、そんな生き物が居ると仮定しての
生の在り方への問いかけ的な感じがしましたね

他のレビューでも 自分のお頭が足りない的な事は、
何度か記載してましたが

今回もその辺りのお話を振り返ると
半分もコメントとして 載せる事ができないのですよね~

そうして 頭を抱えたら作品タイトルの格率に目が留まり
この疑問をコメントの合間にぐぐったら

今迄視聴した話が、駆け巡り 消化未満だけど何か凄いっと思えました
久ぶりに ユーザー名が、迷走するワンコと成りそうです

原作は上手にアニメと成ってるのかな 良い事です
どう 評価すれば良いのか コメントでは曖昧で申し訳ないですが

その辺りは☆で評価させていただきます
点数は後の心への残り方次第で変動って事で

※ファンの皆さんからは かなりの酷評の様ですね
 私は作品を見る目が無いのですが

 そんな私でも原作は見たことが あります
 それでも かなり昔に一回だけ読んだだけで

 それ以降は主人公やミギーのやりとり
 他のキャラの台詞もあまり 覚えてません

 この差は、アニメ版を大きくする上で
 だいぶ評価に影響を及ぼしたのでしょうね

 改めて原作をもう一度 読み返したいという
 欲求を沸かせてくれる レビューでした

 ちなみに 今作のアニメ化は まだましです;
 私が大好きだった某作品は、もう目も当てられない

 あまりに酷くて涙と鼻水が本当に出ましたから…

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 226
サンキュー:

6

kenmonia さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

劣悪なアニメ化

終わった。
いっそこんなアニメ作らないほうが良かったと思う。
「アニメはダメだったけど映画はあれと比べたらマシだね」と思わせるために
わざとアニメを粗悪に作ったのだとしたら、その目的は果たされただろう。
全ての点において映画のほうがマシなのだから・・・。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
物語の舞台を冬にした。
時間の経過も秋~冬の3~4ヶ月程度にした。
その改変自体は別に何の問題もない。
しかしその改変に合わせた調整作業が完全に放棄されている。
受精から3ヶ月で産まれる「普通の人間の赤ちゃん」なんていない。
3ヶ月で38人、1週間で3人食べていた田村玲子が「かなり少ない」なら
他のパラサイトはどれだけ食べているのか。
などなど原作を無視してアニメだけで考えたとしても設定が破綻してしまっている。
他の改変した部分もその全てが改悪になっていると言っても過言でない。
キャラクターデザインは失敗。
音楽はまるで冗談、無音のほうがマシ。
作画もかなり悪いほうで、手抜き目的の演出が目立つ。
ここまでずさんで劣悪なアニメ化はそう多くない・・・。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 311
サンキュー:

4

MLVwd42370 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゴミ

以上。


キャラデと声優に関してはまだ良しとしましょう。まあ、いろいろ言いたいことはありますが、キャラデ変えるならブレるなよとかまあそれはおいといて。

一番酷いのは構成力と音楽でしょうね。

アニメど素人が作ったかのような印象を受けます。メリハリがなく、見せ方をしらない。なぜこんな監督に作らせたのか疑問です。
原作厨だのなんだのいう人がいますが、原作関係なくアニメの出来として酷いです。まあ、漫画自体が名作なので、ただただストーリーを追うというだけなら見れるのでしょうが。

音響酷いと思ったらハンタハンターの音響さんでした。転職された方がいいんじゃないでしょうか。声優が悪いというよりも、声優を指導する人間が悪いといった印象です。ピポピポうるせーよ。

OPEDは好みの問題で。

監督と音響監督、ついでにほかも変えて作り直してほしいところではありますが、下手に原作をいじっていない以上、ヘルシングのようにOVAも難しいんだろうなぁ。

最盛期のマッドハウスならまだ期待できただけに残念です。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 173
サンキュー:

5

ネタバレ

missing31 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

最低最悪のアニメ化。漫画読むべし。

糞杉。
なんでこんな風にしたんだろう…。

独特の絵柄の原作だが、これほど多くの人に受け入れられているのは
すべてキャラやストーリーの魅力からだと思う。

原作者の独特な絵柄とストーリー、描写を背景にした
「唯一無二の作品」が「よく見かける絵柄のよくある作品」になった。

漫画「寄生獣 完全版」で原作者の岩明均は
自作の映像化に対してこうコメントしている。
(この頃はアニメ化という話は無かったと思うが)

「制作者がどれくらい原作が好きで、どれくらいの熱量で作っているかが
良い映画化と悪い映画化を分ける。本気で作ってくれれば映像化が楽しみ」

その作品には、その作品の良さがある。
それを理解し、その作品の魅力を120%引き出す事が出来れば、
アニメ化は成功している、と言える。

ストーリーを中途半端に引っ張っても狂気や悪意、純粋さなど、
目に見えない部分にこそ作品の本質がある。
今回のアニメ化はそれらをすべて消してしまっている。

絵柄が違っても、画から凄みや恐怖が伝わればいい。
声がイメージと違っても人やパラサイトの感情が伝わればそれでいい。
同じセリフでも、同じ内容(あるいはそれ以上)が伝わればそれでいい。

伝わればよかったのだが、、、
残念ながら伝わらない。

断言してもいいが原作ファンは観るべきではない。
なぜなら、決して「寄生獣という地球外生命体」のアクションや
ミギーの見た目とのギャップなどだけで、ファンになったわけでは
無いだろうから。

{netabare}※完結しましたね。
やはり漫画とは比べ物にならない大味なアニメでした。
ラストの対戦、原作では後藤は不法投棄業者と警察のイザコザに目を取られれいるうちに新一に廃棄物を体内に叩きこまれ、獣の様に叫びます。これは、後藤が純粋な人間では無く「寄生生物」であるからこそ起こった事です。つまり知的生命体として若い後藤の知的好奇心が、新一を殺す事よりも人間のイザコザに向いたからこそ起こった事です。ここ、アニメ版だとそんな事件おこらず新一がかっこ良く決めてくれます。単純化されたヒーローモノの様に。まあ、そういう事です。{/netabare}

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 430
サンキュー:

11

オールドタイプ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地球上の誰かが、ふと思った

アニメ化と実写化が同時なんだね・・・
ミギーの声は平野綾さんの方が好きかな。
俳優さんと声優さんの違いを感じられました(因みに番宣にて)。

ミギーの唇が生々しくて笑えるwww


更新
op曲もよく、とても面白い作品でした。

今度、GEOで原作を大人借りしよっと♪
原作は原作、アニメはアニメとして楽しむので評価が
変わることないけど、原作との違いが酷すぎると
評判みたいなので気になちゃった。


それにしても、大人借りする時に、間の1巻だけ借りられてる
時って「借りてる奴、爆発しろっ(`Д´#) ムキー!」とか思っちゃう。

まぁ、仕方がないんだけどね~(;^ω^)。
ついつい、ケツの穴が小さい事を言ってしまいたくなる・・・反省。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 242
サンキュー:

6

リリック さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生きるとは?

原作はほとんど知らないまま
アニメを観ました。

原作をしらないながらも、ネット上に
「原作を忠実に再現している」という書き込みが多かったので
原作を知っている人でも、あまり違和感無く入れるのではないかと思います。


この作品は、人間とは何か?命とは何か?を考えさせられるモノでしたが
決して説教臭くなく、人それぞれの考え方があって良いと思える物になっていたと思いました。

田村 玲子が徐々に人間に近づいていく描写は本当に良く描かれていたと思います。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 192
サンキュー:

7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アフタヌーンの隠し玉

この寄生獣という作品は連載開始が1990年、終了が1995年。原作が今から約20年前ということになりますね。
20年間温め続けてきた甲斐があり、すべてにおいて高いレベルの作品でした。

放送当初は、新一が原作と全く違うと問題になり、さらにミギーに平野綾抜擢。なんという大冒険でしょうか。


OP、EDともに2クールを通して変わることはありませんでしたが、どちらもとてもいい曲でした。


この作品を見ていて思ったのは、原作が完結している作品は安定感がばつぐんだということです。
最近は原作が完結する前にアニメ化というのが普通です。そういう作品は原作の伏線を回収していなかったり、うまく終わらせられないなど残念なことが多いです。(あくまで個人的な感想です)

その点原作がしっかり完結している作品は、必要な伏線もわかっていますし、さらに既定の話数に抑えるための配分もうまくできるので、見ている側としても安心して見れます。


{netabare}一つ残念な点を上げますと、原作で新一の体にミギーが四散した後になんとなく新一の雰囲気が変わる。という描写があったのですが、アニメだとキャラデザを変えてしまったせいで、雰囲気どころか完全に別人だろ!とツッコんでしまうレベルでした。{/netabare}


2クールでしたが間延びせず、最後まで丁寧に作りこまれているいい作品でした。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 129
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おもしろい!(酷評)

本作の見所は数多くあるが、例えば「寄生獣」というタイトルの持つ意味合いが
終盤以降、変遷していく様子が挙げられる。

人間に寄生するパラサイト

地球に寄生する人間
(広川「人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!いや・・・寄生獣か)

地球に生まれた全ての生物=寄り添い生きる獣
(新一「みんなここで生まれてきたんだろう?そして何かに寄りそい生きた・・・)


この変遷は、作品自体のメッセージ性の変遷でもある。
ここで興味深いのは、原作者は「寄り添い生きる獣」という意味を連載当初は想定していなかったということ。
環境問題が声高に叫ばれるようになったのは原作が連載してしばらく経った後で、
「人と同じことを作品内で復唱するのが気恥ずかしい」と原作者が後書きで述べている通り、
「愚かな人間ども」という主張は広川に引き継がせ、
作品の主題は当時の世間の風潮からもう一段階先に進むことになる。
(つまり「寄り添い生きる獣」は完全に後付けということになるが
それを全く感じさせない程、結末まで物語の流れを自然に展開していく原作者の技量には感服するほかない)

そして、その作品の主題こそ、自分が本作から最も感銘を受けた部分だ。
最終話でのミギーの台詞が正にそれなのだが、後藤とのバトルのクライマックスシーンが象徴的である。
後藤にとどめを刺す行為は人間のエゴだと思うし、とどめを刺すことに涙を流す行為は偽善と捉えられるかもしれない。
その前の後藤の弱点への一撃を食らわせる際の、あれこれと思い悩むところなんかも、
本当に人間って面倒くさい生き物だよな、とも思う。でもそれこそが人間らしさであり
そんな人間を心に余裕(ヒマ)がある生物(この表現の仕方がまた秀逸)と評して、
なんとすばらしい!と肯定してみせる。
(この台詞を、新一と出会った当初は人間=悪魔に近い存在という認識だったミギーに言わせてるところが良い)

この一連の流れに人間の本質というものが凝縮されていると感じる。
「愚かな人間ども」な時代にこういったメッセージを発したことに意義があると思う一方で、
人間の本質というものはいつの時代も変わらないものであり、本作は時代を超えた普遍性を有しているのだと思う。
だからこそ連載終了から20年経ち今なお評価され続けているのだろう。
もし自分にミギーみたいな寄生生物が寄生して、人間とは何かを学びたいと言われたら
どんな本よりも真っ先に「寄生獣」という作品を読ませてやりたい。


以上が、原作の感想になります。
でもここはアニメのレビューサイトなので、アニメの感想にも触れなければダメですよね(笑)

率直に言って、面白かった。ただそれは大筋が原作通りであるからであって、
アニメになって原作を超えてると思えるシーンは、正直ひとつもなかった。

舞台を現代にする必要はあったのだろうか。
PC、タブレット、スマホといったアイテムも登場させてるが
物語の中に活かすことなく上辺だけ取り繕ってるだけじゃ意味がないと思うのだが。
改変するなら「情報技術が発展した現代に寄生生物が現れたらどうなるか」を
徹底的にシミュレートした上で作って欲しかったと思う。

寄生獣同様、漫画原作で実写映画メインのメディア展開をしている暗殺教室という作品が現在放送中だが、
こちらは原作の持ち味を殺すことなく丁寧に作られている。
原作付きアニメは原作を忠実に再現するか、大胆なアレンジを加える2つの方法論が考えられるが
暗殺教室は正に前者のお手本のような作品。寄生獣も一応前者なのだが、どうにも中途半端。
ストーリーの主題こそ捻じ曲げてはいないものの、意味を見出せない無駄な改変が目立つという印象を受ける。

演出も平坦すぎるし、ストーリーも本当にただ原作の表層をなぞってるだけなので
上で述べたメッセージ性もイマイチ伝わってこない。
というか何だかスタッフにやる気を感じられないのは私だけだろうか。
どうせ実写映画の宣伝に過ぎないと適当に作ってるんじゃないだろうか。

そんなこんなで原作厨であることは重々承知した上で過激なことを言わせてもらうと
「原作舐めるなよ、テメェら」というのが、詰まるところアニメ版寄生獣に対する正直な感想です。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 612
サンキュー:

46

monomono08 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高!

ラスト以外は素晴らしい!

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 169
サンキュー:

1

daruma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 1.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

 アニメを見終えてから原作を読みました。原作厨からメッチャ叩かれていますが、アニメ版はそんなにひどく無いと思いました。むしろ時代を現代に合わせて工夫して画を直しているし、新一の眼鏡や髪型も変化がわかりやすくなって好きです。
 
 ただ、原作の画の雰囲気とは若干変わってきてしまいました。特にミギーのデザインが何となく軽いというかかわいらしく、声が平野綾さんなので原作の不気味さみたいなものは感じられなくなりました。しかし、それはそれで台無しにはなっていないのでアリだと思いました。

 BGMがひどかったです。特に三木が追いかけてくるシーンのBGMは緊張感が全く感じられなくて残念。画だけの原作の方がそういうところでは良かった気がします。

 作品の主張が「地球のことを勝手な人間目線で語らないで、もう少し人間を中心にして考えてもいいのではないか」というものでした(多分笑)。そういった主張は小学生のころから自然破壊を進める人類を批判する評論文しか学校では読まされた記憶が無いので、とて新鮮で印象的でした。

 「寄生獣」の意味も深くて面白いです。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 249
サンキュー:

11

ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

寄生は「格率」なのかもしれない。スリルのある展開が魅力の作品。

ジャンル        :SF、青年漫画
話数          :全24話
原作          :岩明均(漫画)
アニメーション製作 :マッドハウス
監督          :清水健一
脚本          :米村正二
キャラデザイン    :平松禎史
音楽          :Ken Arai
主人公声優      :島﨑信長
OP           :「Let Me Hear」歌 - Fear, and loathing in Las Vegas
ED           :「IT'S THE RIGHT TIME」作詞 - Daichi Miura、Liv NERVO、Mim NERVO / 作曲 - T-SK、Liv NERVO、Mim NERVO、Daichi Miura / 歌 - 三浦大知

参照元        :Wikipedia「寄生獣」

【あらすじ】
 平凡な高校生である泉新一は、ある日突然飛来してきた「パラサイト」の襲撃を受ける。間一髪で脳への寄生は免れるが、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活が始まることに―。 寄生獣 セイの格率 公式ページ「作品紹介」より一部抜粋

【特徴】
①バトル、サバイバル、アクション
②協力、友情
③哲学
④グロ

【長所】
①刻々と変化する状況と強敵からの逃避という緊張感のある状況から飽きが来にくい
②次回への引きは強め

【短所】
①物語の幕引きを想像しやすい

【短評】
{netabare} まず長所①です。新一とミギーは生き残りをかけて転々と移動します。逃げるより迎え討った方が良い状況や只管逃げる様子が描かれていました。移動した先では様々なキャラと出会い、新一の心境も変化して行くなど、何かと「変化」に富んだ作品でした。この変化こそが本作の大きな魅力のうちの一つだと感じました。
 続いて②です。これも①に準ずるところもあるのですが、本作はサバイバルを描いた作品でもあり事態は刻々と変化します。一段落しても敵は何かしらの行動を起こそうとする訳で、そういった次回へ引くような終わり方をする事が多かったです。

 次に短所です。生死の予想は出来ないものの、ミギーが賢いという設定とどこか人間らしい思考が出来る事が仇となって想定通りの結末を迎えるのではないかと思われます。{/netabare} 

【総括】
 スリルと奥深さのある作品でした。迫り来る危機をどの様に打開して行くかといったサバイバルをしつつ、「格率」という哲学をテーマに生存原理に葛藤する様子を描いた作品です。尚、やや猟奇的な表現が多く、苦手という方は注意が必要です。


【蛇足】

●哲学
奥深いものです。
深くない哲学は・・・多分無いです。


とは言ってみるものの
私自身はテーマの格率について
「そういうものだよね。」
という感じで特別深く考える事は無く
描かれた様子からそのまま感じ取りました。


因みに「格率」とは
「そうあるべき、と誰かに教えられたわけでもないのに、それぞれが自ずから理解・実践している行動規範」
なんだそうな。
「セイの格率」の「セイ」が何故カタカナなのかというのは
本編で「セイ」に当たる何かが描かれているのでしょう。
考えさせられます。



●バトルと音楽
高揚させられました。
多分この事についてはBGM依るところが大きいのかなと思いました。
結構疾走感のあるエレクトロBGMでした。


また、緊張感に関してもBGMに依るところが大きくて
おどろおどろしい場面ではドスの利いた重低音の曲。
敵との対峙ではエッジの利いた激しいリズムの曲。
曲のバリエーションは少なくも多くも無く普通ですが
個人的にはOP曲の「Let Me Hear」を含め
音楽全般に大変満足しています。



●キャラデザインと作画
原作がどのように描かれているのか分かりませんが
少し控えめなデザインに感じました。
それから
バトル描写が豊富な作品だけに
もう少し滑らかに動くような凝った作画なら良かったのにと
少々勿体無く思いました。



【思った事】

なるほど。
そういうオチになったか。


という具合に感動が爆発するような事にはなりませんでした。



毎回ハラハラさせられる展開ですっかり嵌る事が出来ました。


大満足です!

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 356
サンキュー:

17

tacoss さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最高の題材でした

完成度の高い原作に無駄に手を加えることなく
現代風にリメイクされた作品です

原作は古いしグロいしで面白さの割りにはイマイチ知名度が低かったように思えますが
映画と合わせてこれを機に多くの人に寄生獣を知ってもらいたいです

文句はあまりないですが
OPがハード過ぎて合わない気がしました

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 195
サンキュー:

6

ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

90年代の名作マンガのアニメ化。

☆物語の評価、総評。
マンガの寄生獣が面白かったのでチョット心配してましたが、余計な心配でした(笑)寄生獣の面白さが十分表現されていたと思います。
原作にアニメ化の場合①キャラクターデザイン②シナリオをどう表現するかですが、うまく折り合ったと思います。①キャラクターデザインはチョット古臭い感じはするが原作のイメージを壊さないで今のユザーにも受け入れられるギリギリデザインではなかったかと思います。平松禎史さんさすがーーー。
シナリオ構成も24話にうまくまとめていたとおもいます。

マンガにおいて加奈ちゃんは第2ヒロインなんですが、ここ省略されたらどーしようなんて心配しましたが余計なお世話でした。

(加奈ちゃんのからむシナリオの流れ)
好きな男の子がいて、その相手の気配を自分だけは感じとることができるとなれば、乙女な部分のある加奈が「運命の人」と思いこんでも仕方ないかもしれない。化物がどうこう、危ないなどと言われても、受け入れて諦める気にはなれないでしょう。
新一だけを見分けられると嘘を吐いたのも軽い気持ちだったのでしょうが、見ていてとても冷や冷やし、どんどん事態がまずい方向へ向かっているのが感じられ、視聴者(私)にも緊張が走り頂点にたっした時・・・
加奈が寄生獣に刺されてしまい「あーあ、やっぱり。」
怒りに震えた新一がミギーに防御を託し、自分が攻撃を担当する。怒りの衝動がよく表現されています。(マンガでは寄生獣の心臓を手に持っている)
最後に加奈は夢を思い出し、微笑みながら新一の腕の中で息絶える。

ってな感じで私的には満点でした。

☆声優、キャラ
平野 綾さんのミギー良かったーーー!。
最近アニメの出番少ないのでよりによって「ダミ声物?やるの?」と心配していましたが、最後まで視聴して私の頭の中には平野 綾さんのミギー以外は受け付けない状況になっています(笑)島﨑 信長さんの泉 新一も良かったです。田宮 良子(田中 敦子さん)はマンガでは凄く怖いイメージでしたがアニメではそうでもなかった(笑):

☆作画、音楽
うまく折り合いをつけたとおもいます。
目の部分ががたれ目過ぎるような気もしますが(笑い)

☆データ
原作は、岩明均による漫画。(月刊アフタヌーン他)
マンガは1990年の掲載なので結構古い作品です。
アニメは24話構成です。
2015年に実写版映画化されています。
ジャンルはダークファンタジーになります。人に寄生したパラサイトがパックっと人を食べちゃうのでそうゆうのが苦手な人はご注意。

あらすじ:
平凡な高校生である泉新一は、ある日突然地球に飛来してきた「パラサイト」の襲撃を受ける。間一髪で脳への寄生は免れるが、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活が始まること―。周囲に真実を話すことができず悩んでいた新一だが、やがて新一とミギーは友情に近いものを感じるようになっていく。 しかし、新一とミギーの前には他のパラサイトが現れ始め、次々に人を殺し、また人がパラサイトを殺す事態に発展。新一の幼馴染の同級生・里美にも危険が迫る。 その中で、高校教師として目の前に現れたパラサイトの田宮良子らパラサイトたちにもそれぞれの価値観が生まれ始める。 「われわれはなぜ生まれてきたのか?」 地球を壊し続ける人間たちを淘汰するために生まれてきたというパラサイトたち。そのパラサイトを殺し、生き延びようとする人間たち。 「果たして生き残るべきはどちらなのか?」 それでも、地球を、そして愛する人を守らなければいけない。 ゆらぐ価値観の中で、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく。

監督:清水健一
シリーズ構成:米村正二
キャラクターデザイン:平松禎史
総作画監督:小丸敏之
美術監督:赤井文尚
色彩設計:橋本賢
撮影監督:伏原あかね
CG監督:福士直也
編集:木村佳史子
音楽:Ken Arai
音響監督:山田知明原作
原案原作:岩明均(講談社「アフタヌーン」
アニメーション制作:マッドハウス
公式サイト: http://www.kiseiju.jp/index.html
オープニングテーマ「Let Me Hear」Fear, and loathing in Las Vegas

キャスト
ミギー:平野 綾
田宮 良子:田中 敦子
泉 新一:島﨑 信長
村野 里美:花澤 香菜
君嶋 加奈:沢城 みゆき
立川 裕子:安野 希世乃
鈴木 アキホ:前田 玲奈
浦上:吉野 裕行

☆ティーブレイク
寄生獣をマンガで読んだのは10年ぐらい前です。友達と待ち合わせをした時に時間つぶししにネットカフェに入ってふと読んだマンガが寄生獣の1巻でした。当然待ち合わせで読みきれるわけも無く。後日続きを読みにネットカフェに通いいっき読みしたのを覚えています。(笑)

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 216
サンキュー:

21

ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

名作マンガ、ついにアニメ化

(総評)
ほぼ原作通りのストーリでアニメ化。まあまあ成功だと思う。
アニメ化当初は、原作と違うキャラデザで印象が違っていたので違和感があったけど、なんとか見れるレベルの作画だった。
寄生獣ミギーの声も、当初女性だったから違和感あったけどなれるとなんとか聞けるかな。

声優の演技はミギーをはじめなにかヘタに感じた。アフレコ時の演技付ける人がヘタなんじゃないか?

その他、原作から意味不明の改変される部分もあって何の目的なのかわからん部分もあったけど、まあまあ、原作準拠かなあ。重要なセリフもはぶかれる時もあったようだけどなんとかストーリーがとれる程度には原作が生き残っていた。

原作にそった作りにした分、アニメオリジナル部分は少なく、原作マンガをそのままアニメにした感が強いか。女性のキャラデザが現代風とか音楽がついたとか変わった所はあるけど。

そういうわけでまあまあのデキじゃなかろうか?原作のストーリーが感動的だったりしたので加点、ミギーのキャラで加点。

(以下過去感想)
名作マンガがついにアニメ化。全24話。

大人気マンガだったのになぜ、アニメ化されなかったのか?ハリウッドにアニメ化や映画化権を買われてしまったためにできなかったとのこと。ハリウッド側は似たような映画を作られてヒットされると困ると考えた、ために映像化権利を買ったまま枯らしていたものが、権利が切れたためにここで映像化ができるようになったのだ。ハリウッドでは寄生獣のライバルとしてターミネーター2などを考えていたのだ。

第一話と第二話を視聴。
よく言われるが、ミギーの声。ワシのイメージも無機質な男の声なんだよね。平野綾さんの声はヘタではないが、押し殺してもカワイクてミギーに合わないと思う。しかし、このカワイイ声がクセモノ。どうやらスタッフの計算はミギーをカワイク見て欲しいようだ。だから平野綾の声は計算なんだろう。

キャラデザは原作から変わって残念だけど、まあワシは許容範囲か。
シンイチのメガネも原作ではメガネかけてないのに、かけているのはスタッフの計算だろうね。シンイチが草食系から強くなっていくにしたがって変わるんだろう。

首を食べるところとか、規制で隠したりしないのだな。今の所、規制で画面を隠すとかしない方針みたいだ。普通は首がぶっとぶ所とかは隠すことが多いような。

ストーリーは2話まではほぼ、原作を忠実にアニメ化しているかな。このようすなら大きく原作から外れるということはなさそうだ。
絵コンテとか割合見やすく作ってあって話はわかりやすいと思う。
映像とか物の動きはそれなりにしっかり作っている方かな。テレビアニメとしては動いているよね。ミギーとか動きが多いけど、気持ち悪さとか表現できているかなあ。

原作とは一部、味わいが変わる所とかありそうだけど、それなりにアニメ化できそう。事前にはどうなるかと心配したが、これならおもしろいかもね。
アニメオリジナル部分がどうなるかを期待したい。

第三話{netabare}
田村玲子が学校にやってきて、寄生獣Aと会ってしまい、Aが学校を襲ってきてシンイチがAを迎え撃つ所まで。

ワシの見たところアニメ化のスタッフはヒットさせたいということで、原作から必要な改変を行っている。
ミギーの声優:カワイイミギーのイメージにするためあえて女性の声
キャラデザイン:アニメータが書きやすいように、かつポップな雰囲気を作るためか改変
音楽:軽めの音楽かな。オーケストラよりはロック?
脚本:ほぼ原作通り、時代の流れに合わせて小道具等など変えているだけ
演出:絵柄に合わせてポップに軽く
映像規制:グロ映像の規制、画面のカット等はできるだけ入れない。入れるぐらいなら映像改変か映さない。画面の見苦しいカットはやらない

なので、原作の持つ重い雰囲気よりはポップで都会的な明るい、ホラーアニメを目指している。原作の持つ魅力は脚本で実現できると読んでいるようだ。キャラデザイン変更で原作ファンを半分失っても、新しいアニメファンを多数獲得できれば総合的にアニメ化で成功できるという制作方針か。

3話まで見たところ、絵柄は変わっているけどお話としては破綻なく見れるし、アニメ化としては成功じゃないか。このままならおもしろいアニメになるんじゃないかな。 {/netabare}

第四話
{netabare}
シンイチがAを撃退。Aは田宮涼子に始末される。田宮涼子は妊娠の事実が学校にバレ、注目を集めるのを嫌い、教師を辞めることにする。シンイチの両親は旅行に行こうと計画するが、当初反対していたシンイチが賛成したことで不信を持たれる。シンイチの母親はシンイチを身を挺してかばったりしてシンイチ思いである。
田宮涼子の母親は涼子がすり替わっていることに気付いたために始末される。

細かい演出のアラや声のアフレコでの演出の不徹底がみえるなあ。細かい人間の驚きの表現や、寄生獣の演出などあっさりしすぎていて、あれ?とか思う所があるな。原作では重要な演出部分も簡単化されてたりして残念。ほぼ脚本は原作通りなんだが、演出や絵コンテ的に残念か。また、ストーリー的に不足している部分をアニメオリジナルで補うって少ない。 {/netabare}

第五話
{netabare}
シンイチと寄生獣をかすかに感じる事のできる少女・カナとの出会い。そしてシンイチの母死亡、寄生獣に体を乗っ取られてシンイチを襲うまで。

カナや不良たちとのエピソードは原作と同じだけどなんか浮いてる。特にカナは不良たちの仲間にとても見えない。ここはアニメオリジナルで別の出会いエピソードを作って欲しかったが、このスタッフでは無理か。
母親が自宅に帰ってくるくだりまではちょっと急ぎ足だったが、母寄生獣のとの対面シーンはこわかったね。しっかりつくってる。 {/netabare}

第六話
{netabare} 心臓を貫かれたシンイチをミギーが治療。なんとか一命をとりとめる。復活したシンイチはやつれて野性味が出る。メガネも外している。視力が向上した?
お母さんの体を乗っ取った寄生獣への殺意でいっぱいになったシンイチ、お父さんを守るために病院へ駆けつける。ミギーとのやりとりは良い。ミギーには一日4時間の睡眠という他の寄生獣にはない弱点ができてしまった。
そして、他の寄生獣をみつけた。
原作のカット部分もなんとか許容範囲、コンテや音楽もなんとか見れるかな。おもしろくなってきたね。 {/netabare}

第七話
{netabare}アゴに寄生された宇田さんと出会い、お母さんの寄生獣と戦い、実家に変えるまで。
シンイチの顔が原作に近くなった!宇田さんのキャラデザも原作に近い!
スタッフがなんとか原作通りにやろうとしているのがわかる。
アニメ化でどこ工夫しているのか?というツッコミはあるものの、ストーリーはホント今のところ忠実に再現。 {/netabare}

第八話&第九話
{netabare}2つ同日放送。島田が学校に来て、正体がバレるまで。
シンイチは、旅から帰ってきてから変わってしまった。
演出とか原作テイストを活かしながらうまくアニメ化しているかな。
お話がおもしろいだけに、ドキドキするよね {/netabare}

第十話
{netabare}島田が学校で大量殺戮して、シンイチとミギーが協力して倒す。
政府は秘密裏に寄生獣への対策を進める。
シンイチが大量殺人現場で動揺して立ち直ったり、サトミを助けたりとかっこよかった。ミギーは世間のことはどうでもいいとか、キャラの立場とかよく描けていたかな
{/netabare}

第十一話{netabare}
カナ、シンイチの白馬の王子様の夢シーンでもう、胸ドキドキw
カナ、シンイチを感じる能力の危険性に気づいていない。
カナとサトミの対話で修羅場になるかと思ったがサトミはあくまで古いシンイチが好きなんだよね。カナは新しい野性味のある方のシンイチが好きと。
そして、ついに、最強寄生獣、ゴトウが登場。ゴトウのキャラデザがおじさんになっててかっこ悪かった。
市長候補の演説に多数の寄生獣がいることが判明。危険!そこへカナが現れた {/netabare}

第十二話
{netabare} カナはシンイチに惹かれている理由についてわかっていない。シンイチを感じ取れるのも寄生獣を感じる能力のためとは思いたくない。シンイチはなんとかカナを守ろうとするが、寄生獣により犠牲になる。はかないカナの恋だった。シンイチはカナを守り切ることができず、涙を流すこともできない。シンイチの苦悩は自分は人間であるのか、どうか。人間らしく生きられているか?というところかな。
{/netabare}

第十三話
{netabare} 田村玲子はついに子どもを出産、なんと育てていた。寄生獣なのに。そして、探偵を使ってシンイチを監視する。
そして、ついにシンイチとミギーの秘密を探偵に目撃されてしまう!探偵を殺すことをなんとか止めたシンイチだったが、秘密がバレと困るのはシンイチのはずだ。
サトミに自身のヒミツを告白しようとしてミギーが脅すシーンは、一級のサスペンスだなあ。このサトミに秘密を告白したくてもできないもどかしさがなんともいえない寄生獣のストーリーのポイントだね
{/netabare}

第十四話
{netabare} シンイチ、唯一の理解者であり友人であるウダとともに、探偵に会い、説得を試みる。
田村玲子、シンイチに面会を求める。なんと大学で。そして「利己的な遺伝子」の講義を子供つれで受ける。レイコはシンイチに説明しようとする。寄生獣と人間の新しい関係性について。しかし、シンイチは、寄生獣とはどうしても相容れない

感情を持たないはずの寄生獣のレイコが感情に目覚め笑い出すシーンはなんともいえない不思議な味わいがある。そして、人間を食べるはずの寄生獣が人間の赤ん坊を育てているサスペンスもまたなんともいえないね
{/netabare}

第十五話
{netabare} あの探偵、まだシンイチや寄生獣をさぐっていた。しかし犠牲者や寄生獣の戦いをみて怖気づいてしまった。とても戦えないと逃げ出した。
シンイチ、寄生獣に襲われる人間を助けようとして寄生獣を倒す。しかし、そこは「シラカワ」のなわばり、つまりシンイチは寄生獣のネットワークに狙われることになってしまった。
シンイチは寄生獣を一匹ずつ倒していけばいいと思っていたら、三匹まとめて襲ってきた。しかも、ミギーは4時刊の睡眠に入ってしまった。
なんとか四時間の間逃げ続けたシンイチ、しかし寄生獣に追いつかれてしまった。三匹は同じ人間のボディに寄生していた。
{/netabare}

第十六話
{netabare} あの探偵、寄生獣達に狙われていた。事務所を破壊され、本人も狙われるが、家族が殺されてしまう。
一方、三匹1体の「ミキ」と対決したシンイチ、森に誘い込みなんとか首を切り落とすも、なんとミキは再生、首が入れ替わって再生した!そして三匹ではなく五匹がひとつの肉体に潜んでいることが判明したのだった。
シンイチ、なんとか逃亡に成功するものの、生きた心地がしない。父親に逃げろというメッセージを伝えるので精一杯か。
警察に事情聴取されていた探偵、逃げ出して田村玲子に復讐しようとする。

寄生獣とシンイチの戦いには迫力があったね。息詰まるような戦闘だった。細かい所までよく原作の味が出ていた。
{/netabare}

第十七話
{netabare} 田村玲子と寄生獣三匹との戦闘。田村玲子なんと二体に分かれて戦い敵を倒す。強いね。
しかし、田村が帰宅すると、赤ん坊が探偵に連れ去られていた。
そして、田村はシンイチに連絡する「渡したいものがある」
どうやら赤ん坊をシンイチに託したいのか?
そして、探偵との待ち合わせの公園で、田村は赤ん坊を守るために探偵を殺すのだった。田村玲子の真意はどこにあるのか?
{/netabare}

第十八話
{netabare} 田村玲子、シンイチへのメッセージのために危険を犯す。刑事たちに銃撃されながらも、赤ん坊をシンイチに手渡す。普通の寄生獣だったらありえない行動にシンイチはどまどう。命をかけてまで寄生獣・田村玲子は何を伝えたかったのか?赤ん坊を受け取ったシンイチはついに涙を流す。
玲子は「人間と我々はひとつ」といっていたがシンイチは理解できたのか。
そして、警察に取り調べを受けたシンイチは自らの秘密を守るべく必死になる。しかし、連続殺人犯の男と面会させられてバレそうになる?

このアニメ版では時間経過が原作が2年の所を数ヶ月に短縮されているのか?その結果田村玲子の赤ん坊は数ヶ月で生まれたことになってしまった。また時期が冬ということで雪を降らしたが、これって寒いだけで必要ない演出のような。

絵コンテがヘタでわかりにくいカットがあったりする。またアフレコで声優への演技指導がヘタなため、生の声優の演技力がそのままに頼った演技になってしまっている。効果音も少し変な所があるし、原作の重要なセリフをいくつかカットしているなあ。まあ、全体的に雑な所があちこち。それでもまあまあ、ぐらいの作りかなあ
{/netabare}

第十九話
{netabare}
連続殺人犯のウラカミと面会させられて、寄生獣かどうかチェックされるシンイチ。なんとか切り抜けるが、警察には目をつけられてしまう。
そして政府は、寄生獣を駆逐するための作戦を展開する。殺人犯ウラカミとシンイチは協力させられる。
まずは市役所に巣食う寄生獣達を処分する作戦が展開していく。

緊張するストーリーになってきた。しかし、警察がどうしていきなり市役所を疑ったのか、その経緯が描かれてないような?
{/netabare} 

第二十話
{netabare} ついに始まった市役所での「寄生獣の駆除」。
順次、駆除されていく寄生獣達。
人間と寄生獣の区別がつかず巻き添えで人間も撃ってしまう。
市長のシロカワはなぜか逃げようとしない。そして最強のゴトウも人間たちの戦い方を見極めようとする。
殺人犯のウラカミはキチンと寄生獣が判別できるようだ。
外から様子がわかるシンイチは何もできないままだ。

緊張する戦闘。グロい殺し合いだ。
{/netabare}

第二十一話
{netabare} 人間側の圧勝かと思われた寄生獣の駆除、ゴトウが迫力の戦闘で人間たちをなぎ倒して、殺戮ショーを展開。自分にとっては戦闘こそ生きがいであると気づく。
そして連続殺人犯ウラカミは混乱に乗じて逃走。
シンイチはゴトウに襲われて始末される恐怖に怯えることになる。
恐怖に耐え切れず、シンイチはサトミにすがりつく。そして遂にベットインである。うまいこといってしまったな
{/netabare}

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 336
サンキュー:

14

むらさきいも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作の雰囲気を出そうという意思は感じました。
ただ舞台背景を現代に押し込もうという場面もあり、中途半端になってしまった感じも。。

原作ファンというわけではないけど、原作がそれなりに面白いおかげでそれなりのクオリティが保たれたのかなと。
ミギーの声は良かった。

音楽面はちょっと酷かったかな。。
OPはちょっと重厚感ないし、BGMに関しては邪魔になる場面がちらほら。


内容としては人間と動物の共生、地球環境にとっての人間、誰もが一度は考えるようなテーマについて考えさせられる作品でした。

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 158
サンキュー:

4

ネタバレ

OZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ化したモンスターコミック

原作の漫画は読んでいて
期待と不安の半々で観てみた
2014秋~2015冬の2クール作品

■アニメ化したモンスターコミック■
1988年~1995年まで
雑誌「モーニング」「アフタヌーン」で連載され
既刊のコミックスに加え
完全版 新装版 文庫版と
シリーズ累計1,300万部を売り上げ
今現在もなお売れ続けている
言わずと知れた岩明 均先生の傑作『寄生獣』

今でこそネットの普及で
数ある作品の評価を
当たり前に知る事が出来る様になってきたが
ネットの普及されていなかった当時
マイナー誌であるにも関わらず
メディアミックスもされないで
コミックス全10巻の売り上げが1,000万部に達した
実に驚異的な作品である。

さて そんなモンスターコミックのアニメ化だが
アニメ版のキャラクターデザインを初めて目にした時は
「イメージと違う・・・」なんて
正直"やっちまった"感が先行したけれど
何しろ古い作品なので
原作未読者や初見の人を含めると
今風にマイナーチェンジしてあるのは然るべきなのだろう。

無機質で渇いた漫画版の雰囲気とは異なり
キャラクターデザインの変更や色が付いた事で
不気味さとグロさは大幅に緩和されている。

原作を知っているが故
違和感は有れど回を重ねる毎気にならなくなり
先入観で判断してしまうのは非常に勿体無い。

今作品の魅力と言えば
巧みな心理描写と生物の共存をテーマに
「人間とは何か?」
視聴者へ問いかけるストーリーである。

人は生きる為に必ず他種生命の
犠牲の上に成り立って生きている。
作中でパラサイトが行っている捕食行為は
残虐な殺戮以外の何物でもないのだが
あくまで"人間から見た常識"で
照らし合わせているからであり
牛や豚や鳥
異なる様々な畜類の視点で想像したら
人間がしているそれとあまり大差はないだろう。
だからと言って正しい訳ではないのは一目瞭然である。

あらゆる物事や事象に対して
何時の時代も正しい答えは存在せず
自分にとって正しいと信じていても
異なる視点から見たら間違っている事は多々あるのだ。

人間の持つエゴイズムが
至って偏在しているのかもしれないと
問題を提起した作品なのである。

■音楽面の演出は・・・■
ストーリー展開は申し分ないのだけれど
残念ながら"音楽の使い方"は
致命的とも言える唯一の弱点となってしまった。

場面をより強調する見せ方の一つとして
音楽は欠かせない要素であり
シーンと合っているか否かで
印象は大きく異なってくるもの。

第12話「こころ」にて
加奈の葬儀後に光男と揉める場面や
第18話「人間以上」で
田村 玲子が息を引き取る際の場面でも
突然 ED曲「IT'S THE RIGHT TIME」が流れ出す。

台詞に歌が被ってしまって聴き取り辛くなる上
迫真の見せ場をお構い無しに感動路線へと走らせるのは
観ている側に強要している様で
少々押し付けがましい。

涙を誘う演出なのは重々理解出来るが
やり過ぎとも感じる過剰な演出により
上記の場面で興醒めしてしまったのだ。
せめて歌詞の無いインストを
流してもらいたかったものである。

音楽の使い方には不満があったものの
BGM自体は悪くなく
お気に入りの曲を二つ挙げたい。

主にパラサイトとのバトルシーンで使用され
アップテンポな曲から
バトルにスピード感をプラスした「HYPNOTIK」

続いて 憂いが募る感情時に
随所で使用されたピアノ曲「NEXT TO YOU」

第6話「日はまた昇る」で
殺された母の仇を取ろうと
民宿の娘 真樹子を振り切って
海岸に向け走り出すシーンが印象に残り
今作品が思い浮かぶ代表的なBGMである。

音楽そのものは悪くないだけに
使い所が適していなかった為
音楽面の評価は厳しめになってしまった。

■ミギー・・・防御を頼む■
名場面や名言が多い今作品の中で
原作共にもっとも衝撃を受けたのが
第12話「こころ」での心情描写だ。


パラサイトの捕食が行われている現場に
新一の姿を追って運悪く遭遇してしまった加奈

新一が駆けつけたと同時に
背後から一瞬にして胸を貫かれ
加奈は瀕死の重傷を負ってしまう

あまりにも瞬間的な出来事に
事態を把握出来ないまま
茫然と空白の表情で立ち尽くす新一

ほんの一呼吸分時間を置いてから
全てを理解した新一は

新一「ミギー・・・防御を頼む」
ミギー「防御?」

言い終わった直後
右手はパラサイトの攻撃を捌き
心臓をめがけて勢い良く身体を貫通した左手は
そのまま凄まじい力で
壁をぶち破る程に叩きつけた

ミギー「凄い・・・」
一連の流れを見て驚きながらボソッと呟く

対パラサイトとの戦いでは常に「作戦」を立て
ミギーが主導権を握り 指示されなければ
新一自ら攻撃を仕掛けたりする事はないのだが
今回に限っては「作戦」と呼べるものではなく
ただ目の前の相手を破壊しようとする
怒りからきた「衝動」が描き出されている。

破壊的衝動に満ちた感情を表現するのに
「ミギー・・・防御を頼む」
これ程適した台詞はあるだろうか。

ミギーに攻撃させず
防御を任せる事によって
新一の悲痛な怒りを伝えた
見事としか言い様のない描写であり
強く印象に残った場面である。

■あとがき■
キャラクターデザインがイメージと違い
第一印象はどうしても違和感を抱きましたが
楽しめる全24話でした。

原作が完成されているだけに
正直 心配はありました。
でも 杞憂に終わりアニメ化は良かったです。

やっぱりネックだったのは音楽面かな。
OPにしろEDにしろ
楽曲そのものは悪くないのだけれど
「作品に合っているか?」と問われたら
残念ながら首を縦に振る事は難しくて
一度観たら後はスキップしてしまっていたよ。

改めて音楽の重要性を知れたので
結果 良しと落ち着きましたが
音楽面だけは本当に惜しい。

反対に意外とハマっていたのが
ミギー役 平野 綾さんの演技だね。
作品の外で色々と話題に挙がる事の多かった方だけれど
実力を感じさせてくれましたね。

ちなみにミギーの1番好きな台詞は
新一が水で手を洗う際に発する「シンイチつめたい」です(笑)


最後になりますが
他の生物が死を迎えた時に悲しむのは
人間がそれだけひまな動物だとミギーは言います。

そして それこそが人間の最大の取り柄であり
心に余裕のある生物は素晴らしいと。

こういった台詞がよく思いつくものだなって
本当に驚くばかりです。

あれこれ考えさせられ
これからも語り継がれるであろう
漫画史における色褪せる事ない名作の一つですね。

満足度 ★★★★★★★★☆☆ (8)

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 380
サンキュー:

47

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメで見れる日が来るとは

■視聴前 2014.08.03
何度も読んでる思いれ深い作品
故に映画もアニメも楽しみ

どーでも良い事書いてますお気になさらず。

■1話視聴 2014.10.09
×気になる点
・ミギー(平野 綾さん)
・幼馴染
・メガネ
・ジブリっぽい絵

○良い点
・村野(花澤 香菜さん)
・田宮(田中 敦子さん)

ミギーの声にどれぐらいで慣れるか
どんなにめちゃくちゃになろうとも見るけどね(^◇^)
表面のグロが目立ちますが、ほんとに素晴らしいのは深いテーマです。
(自然賛歌・環境問題・種の生き方・友情・愛)

■2話目
作品の重みをなくす、このポップな曲はなんだw

作中、名言が沢山あります。
『シンイチ・・・「悪魔」というのを本で調べたが・・・一番それに近い生物は、やはり人間だと思うぞ。人間はあらゆる種類の生物を殺し食っているが私の「仲間」達が食うのは ほんの1~2種類だ。質素なものさ』
次回あちゃん出てくる、楽しみだな~きっと声合うぞ♪

■3話目
声も合ってるし、面白くなってキターーー(゜∀゜)ーーーー!!!!!
早く全話見たいな、毎週楽しみです♪

■4話目
音楽:シリアスな展開に合ってる
無音も良い

作画:人間には見えないって設定通りスピード感ありgood
田宮 良子の作画も安定してきてる。

声優:母親役の方演技は下手じゃないが、当て方がおぼつかない俳優かな?
田中 敦子さん、人間らしい話し方と感情の無い、無機質感使い分けが素晴らしい、流石ベテランです。
今原作を読むと脳内声優、ミギーの知的な男Voiceが
完全に平野さんに上書きされて再生されるな、実写の声は果たしてどうだろう?

~セリフ思考~
『わたしが人間の脳を奪ったとき、一つの命令がきたぞ……“この種を食い殺せ”だ!』

人間の命令は種の保存、子供を残す事だろうな
どんな生物にも当てはまる本能ではあるが、感情・知能がある生き物は少ないと思う
子供を産まなくても生きて行けるだろうが
DNAの命令として、罪悪感・寂しさ・不安って信号は脳に行くだろう
虫ならそんな感情は無く平静で居られるのかな。

■5話目
加奈出てくるんだ(^O^)
幼馴染が代用品かと思ったぜ
うっ~寄生獣おもしろいよ~~~
アニメーションは良いなぁ完結までアニメ化しておくれよ(;人;)
いよいよ次回、メガネ外れるかな~楽しみだよ~

■6話目
今回のあらすじ
一之組長への斬り込みを阻止する為、金筋、新一は病院を張り込む。
ミギーからカチコミの知らせを受け、前回の落とし前を付けに浜辺へ
そこに居たのは、なんと!のちにポン友になる男だった!!

このヤクザアニメ
毎週面白すぎて、完結まで待てん
次回、2人の声優が気になるぞ。

■7話目
俺たちゃー仲間ってわけだww(爆)
はははwwジョー、少年誌みたいだなウケルww
脳内ではガラガラ声想像してたので
これはこれで面白い♪

最後はヘタレからイケメンへ
完全に別人www

なんと次回は1時間SP
yahooooooooooo!!!祭りじゃ祭りじゃ↑↑

■ムービーコミック&実写予告を見て
ミギーの声がこれで3パターン楽しめる。

実写は感情的で理屈ポイ感じで鼻につく
ムービーコミックは、1話目余りしゃべらないのでなんとも・・・
演じるのが難しい役だよな、誰がやっても不満はでそうだが
アニメになれたせいか平野さんのミギー今じゃ好きです。

好きな方は、実写&ムービーコミックも見て如何でしょう?

■8話目
よせ!この前(戦闘力10)とは違う
私の戦闘力は53万です!!

■9話目
新一さん素敵❤
BGMも緊張感あって良いじゃない♫
石田さん(島田)グッジョブです!とミサカはミサカは賞賛を贈ります。
アニメ化とってもおもしろいです。

■10話目
これが100マイルだ!
人間と異なる知能有る生命体との考えの違い、実に面白い!
1話1話中毒性あるからすぐ終わちゃう
完結後まとめて視聴したいが我慢が出来ない。

ようつべに「BSマンガ夜話 寄生獣」って動画がありました
評論家?が分析してて結構おもしろかったですよ。

■11話目
降魔の儀に巻き込まれた加奈は使徒に襲われそうになる
そこへ髑髏の騎士から奪ったであろう愛馬で新一が登場!無事蝕を切り抜ける。
一方その頃
前回、一之組長暗殺に失敗した組員は新手の鉄砲玉差し向ける
カチコミに成功した若者は幹部の椅子を獲得するのであった。

■12話目
今回はお休み(´∩`。)グスン

■12話目
原作より可愛い加奈の最後
ひゃー切ない!
1話毎の引き込まれ方がハンパないぜ!
もう1クール終了

■13話目
今回はお休み(´∩`。)グスン

■13話目
また一週休むなんてヒドイじゃない、放置プレイなの!
また1時間スペシャルやってよね、お願いよ。
今回のお話は
新一さん街で喧嘩しちゃうの、授業もふけちゃうのよ。
もう~いつからこんな不良になちゃったのかしら、ぷんぷん。

■14話目
今回は繋ぎの為、展開は静か。
おっさんが頻繁に出てくるので絵図らが昭和のアニメの様だ(原作よりとも言えるw)

冷静でリアリティーのある会話
発想が凄いよなぁ

人間としての偽善と
パラサイトの核心を突く正論、探偵ぐぅの音もでないw

~セリフw~
・『自己犠牲が聞いて厭きれるぜ』
・『豚喰い』
・『占い師に対しての返し』
一言一言重く意味がある
バトルなど無くても会話だけで心が躍る。

■15話目
寄生、生物との戦いを覚悟する新一
混じってなかったらこの覚悟は出来ないよなぁ
浪川さんの三木、楽しかったです。

■16話目
後藤の脅威と田宮(田村)の今後
重要な展開への序章です。
全24話だと残り8話か、早いなぁもう終わってしまう。

~セリフ~
『人間は自分の頭以外に、もう一つの巨大な脳を持っている』
人間じゃないからこその視点、この表現面白い。

アニメ版の好きな曲、BEST3
1. 「IT'S THE RIGHT TIME」
2. 「THE TRUTH」
3. 「NEXT TO YOU」

■17話目
素晴らしいですね~田宮の立ち位置、感情が無い寄生生物が知識を得て人間を学び母性の感情まで芽生えさせる
この作品の重要キャラ愈々最後です。

■18話目
池田君!
えっ俺!?w
主題歌流すのは良いが、BGMだけにしろよーーセリフに集中出来ねーじゃねーか、名場面なのによぉ
新一の涙と同じく涙、ある意味ここがクライマックスと言ってもいい、とても心に響くシーンでした。

■19話目
浦上に見られた際バレなかったのはミギーが寝てた為?
2度目はミギー起きていたが目が合ってなかったから?
バレてたらどうなっていただろう

■20話目
種の存続を賭けた戦いが始まる
次回、広川市長の演説に期待♪
清き一票を( ・∀・)ノ

■21話目
後藤との戦いを前に、生きる決意を固める新一

■22話目
新一、ミギー、お婆さんの熱演が素晴らしい
蚊を捕まえるとこはカットw
次回:後藤との最終バトル、最終回に浦上でENDだろうな

■23話目
~セリフ~
『か弱い仲間の一人だが無敵だ』その意味が解りますね

■24話目【完結】
~セリフ~
『心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい!』
う~~ん♪名言❤

素晴らしい原作をアニメ化してくれてありがとうございました、とても美味しく頂きました。
わたくし、心が震える
重く・深い・重厚なシナリオがもっと食べたいです。

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 894
サンキュー:

52

ネタバレ

かたせ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

単純な寄生生物と人間の戦いかと思いきや

メッセージ性のある作品だと感じました

終盤に差し掛かるとその傾向は強くなり、楽しめました

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 267
サンキュー:

3

ネタバレ

ユキオウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ある日人間でも化け物でもない僕の戦いが始まる。

原作既読、20年以上前の作品のアニメ化になります。
現代に合わせた時代設定、キャラデザの一新など新規ファンにも受け入れやすい点が多く見られます。
※グロ描写が苦手な方は視聴をオススメしません。

■あらすじ
どこにでもいる高校生の泉新一はある日宇宙から来た謎の寄生生物に右手を寄生されることから始まる。
『人間』・『寄生生物』・『新一とミギー』と大まかにこの三者との間に物語は進行する。

■作品紹介
この物語は特殊な主人公がリアルな日常でSFサスペンスの世界に引き込まれてしまったらどうなるのか!?といった感じです。
主人公の新一が人間代表だと思いきやミギーという秘密兵器を所持しある意味最初からラスボス的な立ち位置なのが面白いです。
規模が大きくなってしまう物語が多いなか、主な場面は一つや二つの市内で行われる話なので登場人物の心理描写がとても丁寧ですし何よりも魅力的に感じると思います。

■OP、ED評価
{netabare}
OP ☆2.5
♫Fear, and Loathing in Las Vegas/Let Me Hear
現時代的で派手なロックバンドの音楽。
マッドハウスのアニメとFear, and Loathing in Las Vegasは相性が良い。
アニメの構成は曲と合うようにスタイリッシュなんですがビジュアル的に普通な人が多いのでクールな演出がアンバランスになっている印象。
新一がアメコミヒーローみたいなのも残念です。

ED ☆4.5
♫三浦 大知/IT'S THE RIGHT TIME
OPと反して白を基調とした良い浄化ENDです、これを見て泣く回もあっていいと思います。
定番といえば定番な感じですが平穏な日常を淡々と映し出すこのシンプルさが素晴らしい。
{/netabare}

■各話あらすじとレビュー

【第1話】
{netabare}
『変身』
新一と寄生生物の出会い。
各地で寄生生物が活動し始める。(全国ニュースで残酷な殺人事件のニュースが話題に)
宇宙から来た生物であると右手が説明、新一の血液を養分に生きている為、共生することになる。
登校中、仲間がいると右手は察知する。
そこには飼い犬に寄生した生物と戦いを繰り広げる。
右手は生物の心臓をもぎ取り、勝利する。

右手の生物の声に違和感、見ていけば慣れるとは思いますが…よく言えばキャラっぽさが増した感じはするので親しみはあるのかなと。
☆3.5
{/netabare}

【第2話】
{netabare}
『肉体の悪魔』
不良に絡まれる女性、助けた男性は寄生生物だった。
言語を覚え、右手に寄生した生物は自らを“ミギー”と称する。
ここまで地球の社会を研究し悪魔に一番近いのは人間だと言うミギー、寄生生物によって凶悪事件が発生するなか、人間のために戦いたいと決意する
新一であった。
街中で寄生獣と遭遇、人気のない空き地で対決。
ミギーは敵の誘導を無視し、撃退する。
新一と村野さんがデート。(村野さんは真一の異変を感じる?)
暗闇の一室で向き合う裸体の男女(男性はアバンで登場した寄生生物)

右手の生物にめでたく名前がつきました!覚えやすい!
グロい戦闘が続く中、臆せず戦う新一は勇敢ですが脳を侵食されてはいはいないもののミギーの影響は受けているようです。
村野さんとデート中に絡まれた不良を食ってやるぞと鬼気迫る表情でひれ伏せます、新一どうなってしまうんだ…
最後に登場した男女はただものではないですね。
一人は寄生獣確定なこともあって新一が学校で散々ミギーにいじられた生殖機能のことが伏線になってたようです。
シリアスな中にギャグっぽい要素も入っているのでただグロを当てつけられているわけではない気がします。
☆3.5
{/netabare}

【第3話】
{netabare}
『饗宴』
満員電車の車内で痴漢に気づいた妊娠中の女性は停車した駅で常人の力ではない勢いで車外に痴漢を突き飛ばす。(前回の最後に現れた女性である)
その女性は3年3組の副担任(村野さんのクラス)に配属されることとなる名前は田宮良子。
ミギーは人間社会に溶け込んでいるため、公の中で殺意はないと推測する。
放課後、田宮に呼び出され詳しい話を外でしたいとのこと。
喫茶店でA(寄生生物)と言う男と現れる田宮、生殖行為をしたものの、人間の子が生まれることがわかり私達は生物なのか何なのか気になると述べる田宮。
Aは新一を生かしておくと危険であると言いその場を去る。
翌日に白昼堂々新一の学校に侵入するA。
皆が避難するなか、Aに向かう新一。
ミギーは我々の違いは何かと問い、新一に一緒に効果的に戦えと指示する。
そこにAが登場。(新一が廊下に設置した机のバリケードは役に立たず、窓ガラスを突き破って外から侵入される)

新キャラの田宮良子は今後のキーパーソンになりそうです。(寄生生物にしては物事を論理的に考えてます)
彼女と一応協力関係になりますが展開次第で敵対することになることでしょう。
寄生獣にもそれぞれ性格の違いがあるようです。
次回はAとの戦闘が始めから繰り広げられると予想されるので序盤の重要な回になるかもしれないです。
☆3.5
{/netabare}

【第4話】
{netabare}
『みだれ髪』
戦うミギー。
ミギーは我々ができるのは分業だと言う。
机の足をAに刺すミギー、重傷を負い移動し身体を変えようとするA。
ガスボンベを爆発させAを殺した田宮。
教員としての居場所に限界を感じ田宮良子を辞めると言う田宮。
人間を食べるのは何かしらの命令を受けているのだと言い、この種(人間)を食い殺せと命令されたとも言う田宮。
そんな田宮は子供は産むと宣言。
新一が僅かに混じっていると察する田宮。
田宮の実母にバレる田宮。
分離していられるのは3分だと実験するミギー。(理屈では頭から頭へ移動できると解釈)
両親に悩み事があると感づかれる新一。
母親と幼少期の新一(回想)
キッチンで新一をかばい、火傷する母の姿を思い出す。
食卓で涙するお母さん、秘密が言えないので嘘をつく新一。
旅行に行く父母。

家族の絆を描いた回でしたがやはり寄生獣と合い対する場面での精神的な怖さがあまり伝わってこないのが残念です。
蛇足ですが原作の意味不明なものへの恐怖感というかジャパニーズホラーの冷たい恐怖というよりアメリカンホラーっぽい感じで作り手の「どうだ怖いだろ!」って見せられている感じがイマイチです。
ホラー苦手な人に対してはこの作品の表現はより大衆向けだと思いますので、多くの人が見るのには支障は来さないレベルではあるので見易いとも言える点なのかもしれません。
☆3.5
{/netabare}

【第5話】
{netabare}
『異邦人』
夜ドライブ中の男女(女は寄生生物)、事故に会い男に頭への移動を試みる寄生生物。
脳に変化がありそうな新一。
長井をボコボコにする不良グループ。
ミギーには献身の心が特にわからないという。
新一をボコボコにする不良リーダー(ミツオ)。
新一の狂気に気づく不良グループ女の子加奈。
最近幅を利かしていると話す上条。
放課後またミツオ達に絡まれる新一と村野さん。
勝ち目のない戦いを避けろと助言するミギー。
一方的に殴打される新一だが上条と長井達が大勢連れて参上。
新一と村野さんのニヤニヤするシーン。
村野さんを見送る新一の背後に加奈が現れる。
村野さんより感覚が鋭い加奈。
―旅行先の両親、母が寄生生物に殺される。
重傷の父が公衆電話から化物が母を…と言う。
新一は寄生生物のことだと察する。
夜が明け、母さんかと思ったら寄生生物だった。
ショックで気が動転する新一に母(寄生生物)は胸を貫く!!

君嶋加奈が登場、重要なキャラになりそうである。
カーチャン…
人間と寄生生物に対しての新一の葛藤による苦しみがひしひしと伝わる回でした。
最後のシーンのBGMががっかり過ぎる、序盤はいいんだけど音数が増えて電子音が多くなっていくとくクオリティの高い作画と声優の演技をぶち壊してる気がしてならないです。というかむしろ無音にしてもよかったのでは。
☆4.0
{/netabare}

【第6話】
{netabare}
『日はまた昇る』
倒れる新一、去っていく母。(寄生生物)
心臓と同化を試みるミギー。
学校では新一の心配をする村野さん達。(新一がモテモテ)
新一を看病するミギー、目覚める新一。
母が寄生生物になったことが事実だと意気消沈する新一。
桜崎病院から電話があり父がいると連絡が入り向かう新一。
警察から事情聴取をされる父。
父と対面する新一。
化物に殺されたのは夢だと意地を張る父。
病院のすぐ裏の民宿に宿泊する新一。
新一の修復でミギーの体質が変わり一日のうち4時間完全に眠ることとなる。
新一ここでも民宿の娘にモテる。
寄生生物を察知し、浜辺で発見する新一。

新一がモテモテ過ぎて羨ましいですね。
ミギーが眠っていたのでより新一の一人語りが多い回でした。作画の休憩といったところかもしれませんが要所での原作を意識した作画のカットが印象に残ります。
☆3.5
{/netabare}

【第7話】
{netabare}
『暗夜行路』
脳が生き残っている人(寄生生物)に会う。(口に寄生、寄生生物の声がミギーのようにかわいい)
崖から飛び降り自殺をしようとした宇田守に寄生するパラサイト。(宇田さんはいい人そうです、良かったね新一)
心臓の治癒でミギーの30%が全身に散っていることを新一は知る。
流れない涙にそのことを実感する新一。
寄生獣が現れたと電話する宇田さん。
向かう新一、刃物に変化し眠ってしまうミギー。
新一母に会ってしまう宇田さん、あっさりとやられる。
新一登場!(タイミングが遅かった!)
人間離れの動きをする新一。(寄生生物30%配合されているだけはある)
トドメを刺す宇田さん、新一は母に寄生した寄生生物を倒す。
家に帰る新一と父。

宇田さんが登場しました。彼も寄生獣に身体の一部分だけ寄生された人間、涙もろく人情味溢れる存在です。
テレビで言葉を覚えたパラサイトは声が荒っぽくどこかかわいい(笑)
新一に母を殺させないよう手を下す宇田さんに人間らしさを感じます。
帰ってきた新一がイメチェンしてました。
新一の変化と今後の展開に拍車をかける回。
☆4.0
{/netabare}

【第8話】
{netabare}
『氷点』
田宮と食人中の謎の寄生生物、新一を監視しろと言う田宮。
新一が気になる加奈、新一にいちゃもんつけるミツオ。
対マンで楽勝になった新一。(雰囲気がずいぶんと変わってしまった)
新一を不信に思う村野さん。
飲んだくれの父。
涙が出なくなり人として何かを失ったという新一。(聴覚が鋭くなる)
助けを呼ぶ声、事故により瀕死で車道に横たわる犬だった。
ゴミ箱に犬を捨てる新一(無慈悲)とガチ引きの村野さん。
校舎内でミギーは田宮以外の寄生生物を察知。
島田秀雄と名乗る。
田宮は別の名前になっており、寄生生物でも人間として生活していると語る島田。
新一を待っていたら島田に捕まる新一。
テレパシーを感じるという加奈。
島田に惚れる裕子。
やはり女を食べていた島田。
飲んだくれの父。(Part.2)

島田秀雄が登場、自分は人を襲わないと言っていますが田宮より信用できなさ過ぎです。
新一がどんどん化け物になっていってます、自分が否定していた寄生生物になりつつあるのでしょうか。
村野さんもショックが大きいようです。
加奈の方は新一に運命を感じているようですが島田に捕まえられそうになるなど危なっかしい印象。
☆3.5
{/netabare}

【第9話】
{netabare}
『善悪の彼岸』
島田につけられる加奈、そこにミツオが登場。
公園のトイレで島田にボコボコにされるミツオ。(いつも殴られてる)
家で警察と話をする新一の父。(寄生生物の似顔絵を描いたスケッチ)
寄生生物は何のために生きているのか探していると語る田宮改め田村。
警察の兄に人相を聞く裕子。
島田に殺意があると察知するミギー。
新一の力にビビる矢野さん。
前と変わった新一にショックな村野さん。
生物として進化した新一。
顔を変える島田を目撃する裕子。
兄にスケッチの件を聞くが自分が見た光景について言わない裕子。
直接島田と話して聞いてみようとする裕子は理科室に島田を呼び出しまんまと引っ掛かる。
島田の殺意に気づき、席から立ち上がる新一。

裕子回ですね、島田を探って成果が出ましたが事態は悪い方向に。
最後の島田の変身シーンに良い意味で恐怖しました、なぜAはあぁならなかったのか残念です。(ここの音楽は良かったです。)
☆4.0
{/netabare}

【第10話】
{netabare}
『発狂した宇宙』
裕子を襲う島田は裕子に酸を掛けられる。
裕子の決死のダイブ。
顔を潰され感覚が狂う島田は無差別に人を襲う。
3階では人が沢山惨殺されていた。
一瞬人間としての感覚が戻る新一。
無事だった村野さん、島田に瞬殺されてしまうクラスメイト2名。
村野さんを学校から救い出す新一。(リアル超人)
警察に発砲されながら徘徊する島田。
向かいのビルから屋上に立つ島田に石を遠投し倒す新一たちであった。(正確すぎるコントロール)
毎度のように悩む新一。
島田がされる解剖。
考える筋肉だと言う研究者。
政府は公表しなかったが髪の毛を抜きあう挨拶を影で情報操作した。

案外だけれど裕子の予防策もあってか島田は割とあっさりやられてしまった。
村野さんと話せるようになった新一。
ようやく政府が寄生生物を認識し、国家規模での対策が始まりました。
もともとこの世界の日本の治安は悪かったようでだいぶ被害者が出てからの開始になった気がします。
対応の遅さは本物の政府っぽさが出てますね。
☆4.0
{/netabare}

【第11話】
{netabare}
『青い鳥』
髪の毛の挨拶でバレて人を食べる寄生生物。(無慈悲)
化物に襲われ、新一に助けられる夢を見る加奈。(なかなかロマンチスト)
新一の髪の毛を抜いてみるが何も起こらない。
加奈と話す村野さん。
ヤクザの事務所に乗り込むタンクトップの寄生生物、いとも簡単に構成員達を倒していく。(笑顔に恐怖を感じます)
拳銃や刃物を持った人間とどこまで相手にできるか実験するためだった。
ボスと話す先ほどの寄生生物。(新たなグループの登場)
新一と村野さんのデート。(微笑ましい。)
ところどころ新一に悲壮感を感じる。
キスする新一と村野さん。
村野さんへの想いで人間としての自分を感じる新一に対して、以前と違う新一を悲観し涙する村野さん。(こっちが切なくなる)
加奈に呼び出される新一は選挙活動をする寄生生物達と出くわす。

戦闘がないと話がもっさりした感じなのが否めません、少しテンポが悪いなぁとか思います。
政界に進出する寄生生物が現れました、人間社会を理解して成長していることはなかなかの脅威です。
☆3.5
{/netabare}

【第12話】
{netabare}
『こころ』
前話と同じ夢を見る加奈。
情報を把握するために政治家になろうとしていると話す新一とミギー。
寄生生物の成長を探す新一とミギー。
加奈と出くわし自分以外に反応する者はいるのかと聞く新一。
ミツオ登場。
加奈への情で俺を殺すなと言うミギー。
―夜、寄生生物を察知する加奈。
加奈にミギーの秘密を打ち明ける新一。
新一だけを嗅ぎ分けられるという加奈。
寄生生物の選挙候補者(広川)が当選する。
ストーカー化する加奈。(こええ)
本物のストーカーっぽいミツオ。(こええ)
加奈の能力が強まり寄生生物が探知する信号を放つようになったと言うミギー。
加奈のヤンデレ化が深刻というかこの娘完全にストーカーじゃねーか。
電話スルーの加奈。
廃墟で寄生生物を見つける加奈。
新一が来た瞬間、胸を貫く。
新一無双…したものの、加奈は亡くなる。
悔やむミツオ、人間じゃねぇと言うミツオ。
人間じゃねぇよと返す新一。

人間で新一の理解者になるかもしれなかった加奈が亡くなってしまいました。
今後新一の味方となってくれる人が出てきてほしいですね、最後のミツオとの場面は前半のベストシーンだと思います。
☆4.5
{/netabare}

【第13話】
{netabare}
『悲しみよこんにちは』
学校の帰り道に新一と村野さんをつける謎の男性。(田村が手配した探偵だった、名は倉森)
田宮良子=(田村玲子)達、寄生生物グループの会議。(新一の件は私に任せろと言う田村)
いつの間にか子供を産んでいた田村。
加奈の事件の件で噂になっている新一、村野さんの不信感が増す。
探偵に新一の変化を聞く田村。
村野さんにした行動などがようやく普通じゃない行動だと気づく新一。
ずっとつける倉森探偵。
新一は事件現場に向かう。(人間としての悲しみを思い出し、忘れずにいるためだった)
倉森探偵に撮られる新一とミギー。
新一は人間としてミギーの倉森探偵の殺害を阻止する。
倉森探偵の正体がつかめずピンチになる新一とミギー。
村野さんと話をするため夜の公園に呼び出す新一。
新一の心を心配する村野さん。(可哀そう)

神回でした、新一の葛藤と何も知らない村野さんとの悲しいやりとりが胸に刺さります。
寄生獣の奥深さを表しているというか…主人公の肉体は一つなんですが同時に二つの異なった生命を宿していて片方には感情がない。
感情を捨てる世界で人はどうなるのかといったらある意味これは戦争に赴く兵士なのでしょう。新一のたった一人の孤独な戦いのようでただ悲しい。
☆5.0
{/netabare}

【第14話】
{netabare}
『悲しみよこんにちは』
村野さんに別れを告げる新一。
敵は案外小規模だと言うミギー。
宇田さんに協力を頼む新一。
宇田さんは自分に寄生している生物の名をパラサイトからジョーに変える。
田村と話す倉森探偵、新一の右手の異変に気づく。
笑う田村。(気持ち悪い)
帰宅する倉森探偵(夜中にうなされたりと結構精神的ダメージがきてる)
世間をアッと言わせると妻に話し意気込む倉森探偵。
新一達は倉森探偵を捕まえる。
話を聞き落ち着く倉森探偵だが、あまりに不可解で懐疑的にはなる様子。
ミギーが珍しく倉森探偵を人道的に諭す。
お前は寄生生物(田村玲子)に依頼されたのだと言うミギー。
大学で講義を受ける田村。
愛のように思えるのは利己的遺伝子、しかしこの説は例外もあると講義する大学教授。
寄生生物は闇雲に人を殺さず共存する予定だと言う新一。
子供を実験材料にしようとする田村。
占い師にアドバイスされるがその相手は殺したと言う新一。(表情がこええ)

新一達はようやく倉森探偵とまともに話します。
田村は人間を少しずつ理解し成長はしているもののあくまで自分の存続のためだであり、寄生生物側である。
新一は人間側のためにどう動くのか気になる回でした。
☆4.0
{/netabare}

【第15話】
{netabare}
『何かが道をやって来る』
田村と外から出てきた寄生生物をつける倉森部下。
地下駐車場で殺害されていた女、捕まる倉森部下。
力を貸してほしいと言う倉森探偵。
女性が寄生生物の胸を貫かれる。
広川(市長)によって組織的に人食いが行われているのを知る。
寄生生物をまじまじと見て戦意をなくす倉森探偵。
普通の人間じゃないと言われる新一。
1匹ずつ倒そうと考える新一。(1人でも人間を救いたいと考える)
広川らは新一の殺害を決議する。
後藤と三木が登場。
夢で寄生生物から鏡で自分の姿を見せられる。(鏡の新一は化け物)
学校で3匹を察知する新一達。
眠ってしまうミギー、タクシーに乗り逃げる新一。
寄生生物に狙われる新一。
3匹の寄生生物で構成される三木との戦闘になる。

倉森探偵の協力も借りられず結局一人で戦うことになる新一。
倉森さん新一達にプラスになりそうにないなぁ。
三木は今までの敵よりも強そうなので次回が楽しみな展開。
☆4.0
{/netabare}

【第16話】
{netabare}
『幸福な家庭』
家族を寄生生物に殺害される倉森探偵。
三木との戦闘に入る新一とミギー。(がっかり戦闘BGM、生死分けた戦いで軽
過ぎる)
刃の多さに苦戦する新一達、寄生範囲の広さが気になると言うミギー。
寄生部分は頭と両腕部分だけではなかった。
頭が他部分を統率しているため頭が弱点だとわかったミギー。
頭を切断したが本当は5匹宿っていたことがわかる。
5匹を統率していたのは後藤だった。
トラックに乗り逃げる新一、足を変形させ追いかける後藤。
対向車線のトラックと衝突させ後藤から逃げることに成功する新一。
警察と面会する倉森探偵。
生き抜くことを理由に泥棒するミギー。(新一は食事と服を購入)
家から逃げろと父に頼み了承する父。
警察に敵を田村だと密告する倉森探偵。
前話を合わせて夢で16回新一と会い会話するミギー。(意味深である)
―寄生生物グループのアジト
倉森探偵を殺さず家族だけ殺した男女(寄生生物)を田村はミスだと指摘する。
田村を本当の仲間か疑い、危険視する男女。
新一を心配する村野さん。(定期)
田村を狙う倉森探偵。
味方の殺意、敵意を察知し3匹の寄生生物に囲まれる田村。

前半の三木との戦闘はなかなかスリリングで迫力のある作画が印象的でした。特に三木の首を刈るシーンは見どころ。
三木は3体ではなく、本当は5体編成で統率を取るのは後藤なのは驚くポイントですね。(名前でネタばれ感は否めませんが)
家族を殺され復讐する倉森探偵はどこまでも普通の人間だなぁと思いました。寄生生物に関わってしまった彼はどうなるのでしょうか。
また、窮地に立たされた田村、今後も寄生生物との戦いを控える新一、自宅から逃げることを余儀なくされる父、新一をけなげに待つ村野さんと登場人物の運命やいかに。
☆4.5
{/netabare}

【第17話】
{netabare}
『瀕死の探偵』
広川や後藤とは違う田村を囲った寄生生物達。
寄生生物にも性格や能力の個体差があることを実感する田村。
半分を分離し攻撃する田村、1匹を誘導する。
2匹を倒し、寄生生物の殺意を利用し誘導した1匹も倒す田村。
帰宅する田村は倉森探偵に子供を誘拐されたことを知る。
(幼児用ベッドに貼り紙“お母さまへ 明日午後5時 ひかり第一公園 名探偵ホームズ”)
人間と寄生生物の中間にいる新一に渡したいものがあるので午後5時20分、ひかり第一公園へ来てほしいという田村。(新一の家から電話)
新一の家の前で田村と話すいつものように待っていた村野さん。
田村の家へ潜入する警察は貼り紙を見る。
―翌日、ひかり第一公園
田村の子を抱える倉森探偵と田村。
田村の波長を察知するがこれまでと違うと言うミギー。
倉森探偵が子供を高台から落とすのを阻止し倒す田村。(子供に対する愛が芽生え始める)
田村を追う村野さんも公園に来た模様。
倉森探偵を見つけた警察。
新一達のことを秘密にして亡くなる倉森探偵(あんた名探偵だよ)
田村と会う新一。

倉森探偵はどこまでも普通な人でした、死に際に名探偵になったのはある意味彼としては大往生なのかもしれない。
田村にこれまでなかった感情が生まれてきているようです、今のところ寄生生物として一番進化している印象。
次回田村が新一に渡すものは何か、警察といよいよ顔を合わせるのかと面白い展開。
☆4.5
{/netabare}

【第18話】
{netabare}
『人間以上』
人間を38人殺したという田村。(寄生生物の中では希少な数字)
寄生生物は必ずしも人を殺さずに生きていけると話す田村。
我々は人間の子供だ、一つの家族だと言う田村。
後藤とは戦うなと言う田村。
笑う田村。
平間さん(警察)に囲まれる新一と田村。
発砲する平間さん、部下の警官も発砲する。
子供を守る田村。
この世に何のために生まれてきたのか今まで考えてきたと言う田村。
新一にありがとうと言い戦わず死ぬ田村。
母の死に泣く子供。
久しぶりに涙を流す新一、以前の新一が帰ってきたと言う村野さん。
囚人の浦上が登場、面会室で新一と対面し他の人間との違いに気づく。
「俺の目を真っ直ぐ見ろ。」と言う浦上。

田村がここでこの世を去ります、他の寄生生物の中では最も好奇心旺盛だった印象です。それ故、寄生生物であることに疑問が多かったのであるしある意味感情を持つ人間に憧れたんだと思います。
新一も顔を母に変えてまで訴える田村に心を開き、人間の感情をまた思い出すことに至ったのでしょう。
浦上は新一の正体を知るのでしょうか、というかなかなか声が合ってる。
☆5.0
{/netabare}

【第19話】
{netabare}
『冷血』
浦上を見て人間だとわかる新一、眠るミギー。
浦上は人間と寄生生物を見分けられる。(今まで犯した殺人などで人間の品質を理解できるため)
他の生物と同様、多種と同種を見分けられる能力がある。(野生の勘)
新一を紛らわしいと言う浦上。(目の奥に何か潜んでいると疑う)
警察の実動部隊の指揮を取る山岸が登場。
害虫駆除をすると言う山岸。(完全に殺る気である)
―話す広川と後藤。
新一帰宅を狙って校門で待つ平間さん。
実動部隊の会議で話す新一と山岸。(火炎放射機が効果的だと話すミギー)
市役所で寄生生物をあぶり出す実動部隊。
ミギーは新一に寄生生物が相当な数潜んでいると言う。

浦上が良いキャラしてますね。(畜生だけど)
敵の本部に突入といったところでしょうか、話数的にもそろそろ人間と寄生生物の決戦が始まります、新一とミギーはどうなるのか!
☆4.0
{/netabare}

【第20話】
{netabare}
『罪と罰』
寄生生物を1匹射殺する実動部隊、浦上を使えと指示する平間さん。
2階に市民がいるからと逃げる広川達(寄生生物)。
装置が破壊され人間と寄生生物の差が分からなくなり人間にも被害者が。
敵の殲滅が目的だった為、次々寄生生物を倒す実動部隊。(市民にも被害)
後藤を見て逃げる浦上。(そりゃ怖い)
散弾で蜂の巣になっても血が出ない後藤は吸収した散弾を跳ね返し実動部隊を射殺する。(レベルが違い過ぎる)
議会場に立つ広川を実働部隊は発見する!

装置が破壊されました、予想はできた方も多いと思います。
実動部隊と寄生生物との戦いで市役所が血みどろに…全話で村野さんが言ってたなぁ。
後藤と広川が満を持して登場、圧倒的な力に人間側はどうなるんだ!
…新一とミギーの出番少なかったね。
☆4.5
{/netabare}

【第21話】
{netabare}
『性と聖』
広川を駆除しろと指示する山岸。
今回は君たちの勝ちだ、間引きしろ、人間は多過ぎるのでピラミッドの上に立つのは寄生生物だと言う広川。
「人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!…いや、寄生獣か。」と言う広川。
射殺された広川は人間だった。
計画は全て終わったと言う後藤。
刑事を打つ浦上。(逃げようとする魂胆)
戦いこそ目的だと言う後藤。
役目は終わったと言うミギー。
その気になれば人間の勝ちだと言うミギー。(新一は何か変だと言う)
後藤無双。(ここはヤツの巣だと解説する山岸)
部下を倒した後藤と一対一になる山岸。
単なる野生生物だと語る後藤、山岸を倒す。
お前を殺すと言い逃げていく後藤。
新一にまだ何か隠しているだろと言う平間さん。
別れを決意する新一、街中でミギーが眠るのに恐怖する新一。
村野さんを抱きしめる新一。(つらそう)
どこか逃げようか考える新一。
夜の公園で新一会う村野さん。
結ばれる二人。
生きようと決意する新一。

なんと広川は人間でした、あとタイトルの意味が明かされます。
タイトルの意味は始め原作を読んだときなど寄生虫と人間が混ざったような敵が出てくるからだろって思ってたんですけど劇中の人物のセリフで出してきたのはビックリですよね。
新一に関しては散々の恐怖の中でも村野さんへの愛は変わらない、愛する人のために生きようとするあたり人間って悪くないよねって思います。
☆5.0
{/netabare}

【第22話】
{netabare}
『静と醒』
後藤の気配を察知するミギー。(ミギーが車を運転して新一達は逃げる)
一か八かの方法を思いつくミギー、崖から車を突き落とすが後藤は生きており失敗する。
戦は勝機だと打ち合わせするミギー。
後藤の頭を切り離せと指示するミギー。
作戦を失敗する新一とミギー、ミギーが死ぬ。
山で見ず知らずのお婆さん(美津代)に会う。
助けてくれる美津代さん、不法投棄が深刻だと現場を見せる。
新一の夢でミギーは生きていると言うミギーの細胞。
最近妙なことが起きていると言い美津代さんの家に来る住民達。
地元の警察が現場検証する。
美津代さんに俺の責任だと言う新一。
軽々しく命を使うとか言うなと諭す美津代さん。
できるだけ多くのことを考えろ、決して諦めず臨機応変にと最後に言う美津代さん。
鉈を持っていく新一。

ここまで一緒にやってきたミギーと別れ、新一は参ってしまいますが山で美津代さんに会ったことで後藤と無謀でも戦う決意をするんですね。
後藤強い、純粋に戦いを楽しんでいる彼が生物の究極体(身体のみ)みたいに思えます。
ミギーは夢で生きていました、また再会はあるのでしょうか。
☆4.5
{/netabare}

【第23話】
{netabare}
『生と誓』
暗闇の中、五感が研ぎ澄まされる新一は後藤の寝込みを襲う。
考えを巡らせる新一は木の上から木の枝を刺そうとするが失敗する。
後藤にブッ飛ばされ生死の境で弱点に気づく新一。
不法投棄現場にあったゴミを後藤に突き刺す。
後藤の攻撃をガードした瞬間、後藤の中に吸収されたミギーが蘇生する。
後藤の体内にいた三木や他の寄生生物の反乱を促すことに成功する。
後藤はこの種を食い殺す怒りで戦闘マシーンと化したのだと解説するミギー。
ゴミにシアン化水素が含まれていたのが勝因だそう。(猛毒)
天に任せると言いその場を去る新一。
地球のためにと言う人間が嫌いだというミギー。
後藤に対し君は悪くないと言いやっぱり倒す新一。
帰ろう…新一は街へ帰る。

ミギーは生きてました、良かった!後藤戦一番面白い話だと思います。
新一が後藤に手を下すシーンは人間でいる以上、同種の敵は倒さねばならないという生物としての運命を感じました。
まだ彼には守らなけらばならないものがあるからでしょう。
☆5.0
{/netabare}

【第24話】
{netabare}
『寄生獣』
序々に人間社会と溶け込んでいた寄生生物達。
夢の中で永眠すると新一に話すミギー。
起きたら自分のことは忘れて欲しいと去り際に言う。
目覚めた新一は忘れるわけないだろ!!馬鹿野郎!!と一喝。
―新一、村野さんとデート
新一の意見。(ここはこの作品のテーマを話してると思います)
浦上を街で見掛ける新一、村野さんが捕まる。
―ビルの屋上
人間と寄生生物が混ざった中間の立場の新一に意見を聞こうとする浦上。
浦上を化物以上の化物だと言い放つ村野さん。
浦上を制し、ビルから落ちる村野さんを救おうとする。
失敗かと思いきや村野さんを救出。(おそらくミギーのおかげ)

エピローグ回、ラスボスは寄生生物の後藤ではなく人間の浦上というのが面白い。
新一の悟りを開いたような話にこの作品を通しての岩明均先生の考えを聞いているようでした。
最後の最後で村野さんが新一への答えを出していたりと終わり方としては申し分ないと思います。
☆5.0
{/netabare}

■総評
{netabare}
―重複しますが原作、新規ファンにも入りやすいキャラクターデザイン。
・原作ファンには違和感があるかと思いますが設定が現代に変更されている点や実際のアニメの作画から見て個人的には納得のいくレベルでした。
時折見せる原作のシーンをそのまま抜き取ったような演出は嬉しかったです。

―ミギーの声優の方が女性なのは意外でした。
・生まれて間もない生物ですしマスコット的な立場ではありますが、能力的に乏しい主人公を冷静に諭しながら戦っていくポジションなので落ち着いた大人な男性の声にして欲しかったのが個人的に正直な思い。
・プロデューサー中谷敏夫氏のインタビュー記事にこの件が書いてありました、周囲をわかっていたようでの配役みたいです。
・平野 綾さんの演技は良かったと思います。

―原作とストーリーはほぼ一緒なので安定して楽しめました。
・しかしながら原作の力が大きく、アニメとしての出来(構成、演出など)はもう少しどうにかなったのではないかと思ってしまいます。

―戦闘シーンの緊迫感がいまいち湧かない箇所がある。
・音楽のKen Arai氏の楽曲にエレクトロの要素が強く合ってない箇所が見られるのが残念、音楽プロデューサー・音響監督にはがっかり。
・どんな傑作でも音響は重要なんだと示してくれる作品だと思います。
{/netabare}

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 388
サンキュー:

8

Katchan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ミギーかわいい☆

ヒトを客観視するってこういうことなのかなぁ。

心地良いって感覚は生命にとって、維持&繁栄を表すシグナルなんだろう。
ミギーも本能的にそう感じたのかもしれない。

「寄生」に嫌悪感を覚えるのであれば、それは何からくるのか。

先に寄生した者の独占欲?楽される悔しさ?
そういうものを権利だとかルールだとかで縛っても、他生物には通じない。


そしてミギーかわいい。

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 140
サンキュー:

2

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テーマが深い、考えさせられる大人向けアニメ

アニメよりドラマ向けだが戦闘シーンや人間の繊細な部分が読み取りやすく、実写では伝わらない良い所もしっかり抑えてた。最初はまぁまぁかなと思っていたがストーリーが進むに連れ、重要なテーマが見えてきて納得した。自ずと作品の良さを実感し、時間を要するが長い目でみるととても完成度の高いアニメだなと思った。「セイ」の格率というタイトルの重要性も分かりしっかりと終わらせてくれたので文句なし

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 232
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

有名ですよね^_^

最近、映画化されたりして
すごい有名になった作品ですよね!
なんでこんな昔の作品が
急にこんな人気になって
知名度が上がったのか
ほんと不思議です。

あらすじは
右手をパラサイトに
寄生された主人公の新一が
パラサイトが絡んだ様々な事件に
巻き込まれながら
日々をおくっていく感じです!
有名ですから知っる人多いですよね笑

内容は昔の作品なのに
こんな人気になっただけあって
とても面白かったです!
個人的には7話あたりからは
展開がどうなるか気になって
すごい楽しめました^ ^

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 213
ネタバレ

arca さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

安定しておもしろかった

【感想】
安定しておもしろかった

---------------------------------
【22話】
{netabare}
後藤をたおした。
{/netabare}

【21話】
{netabare}
市長人間だった。

後藤つよすぎんよw

新一は生きたいと思うようになる
{/netabare}

【20話】
{netabare}
vs市長

うらがみが怯える謎の男は何者だ?

{/netabare}


【18話】
{netabare}
田宮が死んだ。
いい女だった…

新一がパラサイトなことがばれそう
{/netabare}


【16話】
{netabare}
音響www

来週田宮vs3人

刑事は死にそうw
{/netabare}


【15話】
{netabare}
新一が組織に狙われている
1人に3匹を宿した奴との戦い。
{/netabare}

【14話】
{netabare}
新一が人間らしくなくなっている
{/netabare}

【12話】
{netabare}
かなが死んだ(´・ω・`)
{/netabare}


【11話】
{netabare}
新一は特殊だから髪の毛抜かれても大丈夫なのか?

政治家が寄生獣で、そいつらがいる町で女と会う
{/netabare}

【10話】
{netabare}
学校での戦い終了
政府は寄生獣の見分け方を周知させる
新一は村野と仲直り
{/netabare}

【8&9話】
{netabare}
ちょっと失速。
新一が人間らしさを失って辛い。
{/netabare}

【6&7話】
{netabare}
新一の母親とのバトルが終了。
展開があつかった!

そして、新一がかっこよくなった!
{/netabare}

【5話】
{netabare}
新一の母親が寄生獣に殺されました。
{/netabare}

【3話】
{netabare}
次回新一とAの戦い。
{/netabare}

【1話】
{netabare}
新一はミギーと共同生活を送ることに。
{/netabare}

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 263
サンキュー:

1

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間って暇な生き物?

 見ないうちは、気持ち悪いだけのアニメかと思ったけど、そういうのとは何か違っていた。どこか興味を引く魅力を感じた。

 見よう。
                          2014 10.14

謎の生物に人間が、寄生される。それに人間が、食べられてしまう事件が起きる展開。主人公の新一がとっさの機転で、自分の寄生を食い止めたけど、右手だけダメだった。その右手「ミギー」と生活していかなければならなくなったアニメ。

 やたらと何故か?新一の周りで事件が起き、新一や彼女の里見、学校の皆も巻き込まれる。家族まで巻き込まれる。新一も殺されかける。波乱万丈な人生ですよね。

 殺されかけてミギーに助けられてから、新一カッコよくなるし。

 また、大規模な惨劇起こるし。こんなこと絶対に許せないことですね!

 最後には、分かり合えないと思われた新一とミギー。分かりあえたんじゃないですかねぇ。
 {netabare}最後の方で悪い奴に、里見が人質に取られ、助けることができたのは、寝ていたミギーが手伝ってくれたんですよね。あそこで、助けられなかったら、このアニメただの酷いアニメになってしまうですよね。私も大ブーイングしてしまう。{/netabare}

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 284
サンキュー:

10

ネタバレ

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高やん!

シンイチつめたいの名セリフ?が聞けたときは、きたこれーーっと
さけばずにはいられなかったよ・・・

覚醒したシンイチ、めっちゃかっこよくなったなぁ

あと、不良のカナちゃん、原作より、かわいいw

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 233
サンキュー:

7

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寄生獣 セイの格率のストーリー・あらすじ

ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後も見た目は人間そっくりに擬態する、彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛れ込んでいった。
平凡な高校生である泉新一は、一匹のパラサイトの襲撃を受ける。間一髪で脳の乗っ取りは免れたものの、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活の幕開けである。(TVアニメ動画『寄生獣 セイの格率』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
マッドハウス
主題歌
≪OP≫Fear, and Loathing in Las Vegas『Let Me Hear』≪ED≫三浦大知『IT'S THE RIGHT TIME』

声優・キャラクター

平野綾、島﨑信長、花澤香菜、沢城みゆき、安野希世乃、前田玲奈、田中敦子、吉野裕行、KENN、芹澤優、鈴木琢磨、村瀬歩、石田彰、水島裕、二又一成、井上和彦、青柳尊哉、浪川大輔

スタッフ

原作:岩明均(講談社『アフタヌーン』)、 監督:清水健一、シリーズ構成:米村正二、キャラクターデザイン:平松禎史、総作画監督:小丸敏之、美術監督:赤井文尚、色彩設計:橋本賢、撮影監督:伏原あかね、CG監督:福士直也、編集:木村佳史子、音楽:Ken Arai、音響監督:山田知明

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