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「残響のテロル(TVアニメ動画)」

総合得点
82.2
感想・評価
2161
棚に入れた
11410
ランキング
371
★★★★☆ 3.7 (2161)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.6

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残響のテロルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ostrich さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

私が見たかった「残響のテロル」

■ネタに比べて穏当な着地

冒頭、{netabare}主人公たちが青森の核施設から何かを盗み出す{/netabare}シーンで「あ、これは、映画『太陽を盗んだ男』だな」と思ってたら、2話くらいで主人公の一人が「{netabare}(自分たちのことを)沢田研二(「太陽を盗んだ男」の主演)と言ってほしいね{/netabare}」と発言。
さらに、話数が進み、どうやら(孤児である)男二人と女一人がメインキャラクターだとわかったところで村上龍の小説「コインロッカーベイビーズ」を連想した。結果、私は3話目あたりで

「渡辺信一郎が『太陽を盗んだ男』と『コインロッカーベイビーズ』をやるのか!」

と勝手な期待をすることになった。
どちらも、いわゆる「危ない作品」だし、「コインロッカーベイビーズ」については長年映像化の話が浮かんでは消えている。作品に敬意を持った作り手が勝手に「おれの『コインロッカーベイビーズ』」を作ってくれるなら、それは私としては大変、歓迎すべきことだ。

…が、結局、そのどちらでもない、{netabare}「若者の承認問題」{/netabare}という、ある種、穏当なところに着地した作品だった。
※「コインロッカーベイビーズ」は自分探しの物語でもあるので{netabare}「承認問題」{/netabare}とも結びついているといえなくもないが、穏当な作品ではまったくない

「コインロッカーベイビーズ」は私の勝手な期待に過ぎないとしても、「太陽を盗んだ男」は明らかに元ネタだろうに、この穏当さ。
完全に私見だけれど、「サムライチャンプルー」でドラッグ描写をやってのけた渡辺監督が、本作をこのような着地にしたかったとはあまり思えない。
扱うネタがネタだけに、各方面から横やりが入って変更を余儀なくされたのか、などと邪推してしまった。
まあ、このネタをテレビアニメで扱ったこと自体がすごいと言えばすごいけれど、扱うなら、とことんやってほしかった、というのが正直なところだ。

■政治的なネタについて

どこかのレビューで、本作の政治的なネタに関して「陰謀論」と書かれていたのだが、それには多少の異を唱えたい。
{netabare}完全なフィクション部分は「アテネ計画(人工的にサヴァン症候群を作り出す)」だけで、それ以外の部分──日本の完全な独立のための核武装だとか、憲法改正だとか──は自民党(の一部)の悲願であり、まさに現政権が推し進めようとしていることだ。また、モデルであろう六ヶ所村の核施設について、アメリカは実際にずっと関心を持っている。もちろん、「日本が核兵器を作っているのではないか。いつか、作るのではないか」という疑念があってのことだ。
だから、本作の大ネタのひとつである、青森に密かに開発された核兵器が存在する、というアイデアは突飛な発想ではまったくない。現実のアメリカの疑念が本当だった、というオチなのだ。そういえば、あにこれで本作について「なぜアメリカが介入するのかわからない」というレビューを見かけたが、現実に上記のような背景があることを考えれば合点がいくのではないだろうか。{/netabare}

以上のように、本作は現実の問題をそれなりに踏襲してはいる。

が、{netabare}ほぼ唯一の完全フィクション部分である「アテネ計画」が、本作にとって欠陥のようなものになっている、と思う。
まず「アテネ計画」は計画の大目的であるはずの「日本の完全な独立のための核武装」とうまく結びついていない。
1990年代の時点で、ロケットも原発も所有していた日本には、「核兵器を開発するための人工的に作られた天才」なんて不要だったはずだ。これについては、実際の時代背景を持ち出すまでもなく、先述した「青森に核兵器があったこと」で作品内でも証明されてしまっている(作品世界においても、現行の科学者たちで実行可能だった、ということになる)。
そもそも、主人公たちの天才性の説明と、彼らの行為の動機づけにこんな大がかりな設定が必要だったのか。たとえば、どこぞの孤児院で偶然サヴァン二人が出会っても成立したような気がする。地下鉄サリン事件の犯人であるオウム真理教信者が、どこにでもいる「承認問題」を抱えた比較的知能指数の高い若者たちだったことを思うと、なおさらだ。{/netabare}

ただ、私は渡辺監督の諸作品のファンでもあるので、この設定も実は、説得力のある、かつ、批評性に富んだものだったのだが、それゆえに何らかの政治的配慮で横やりが入った、という先述した邪推、というか、妄想を捨てきれない。

…ああ、わかっているさ。それこそが陰謀論だってことは。

■私が見たかった「残響のテロル」

…という話になってしまうが、少なくとも現代日本を舞台にテロを描くならば、ちょっと頭のよい屈折した、でも、普通の若者のいたずらが暴走して云々のような(「太陽を盗んだ男」のような)話でないとリアリティが保てない気がする。
おそらく、本作の作り手たちは、青春ものとポリティカル(政治的)サスペンスが融合した作品を作りたかったのだと思うけれど、後者を成立させるのは、政治的配慮云々を差し引いても困難で、その結果が本作なのかな、と思う。

ただ、青春ものとしては、そこそこ成功していた、とも思う。
特に、{netabare}不幸な生い立ちの主人公二人と不幸な境遇のリサがテロ行為を実行しつつも、アジトは一種の解放区のようになって──{/netabare}という序盤の展開。私はあの展開がとても好きだ。

テロ行為にまでは至らなくとも、不幸な境遇の者同士が出会い、心を通わせ、集団を作り、不穏な会話を楽しむ程度のことは、そこれそ日本中の学校やサイバースペースで起きていることだろう。それは、おそらく集団ヒーリングのようなものとして機能するだろうから、一概に否定はできない。何より、そこで生まれる共感には切なさと美しさが宿ることもある、と私は思う。
奇妙な、でも、実態だけなら実はどこにでもある青春ものとして、あの3人を掘り下げてほしかった。

投稿 : 2015/04/28
閲覧 : 468
サンキュー:

13

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ダークな感じだね ・゚・o・゚・o・゚・(゚ノД`悲)・゚・o・゚・o・゚・ ;y=ー( ゚д゚)

~あらすじ~
う~ん・・・
上手く説明出来ないけど、
九重新と久見冬二(多分どっちも主人公)が動画サイトで、
爆破予告などして、警察に宣戦布告する。
それを、警察が解決していく話。

話の雰囲気は「デスノート」に似てます。
最初から最後まで暗い感じの話です。

話を見たところ、絵がリアルで話も実際に起こっても
可笑しくない事ばかりでとても面白かったです。

1つ1つの事件が考えられていて、
深く考えさせられます!

1クールですぐに見終わることが出来るので
一気に見るのにオススメですw

是非見てください(m。_。)m オネガイシマス

投稿 : 2015/04/25
閲覧 : 408
サンキュー:

42

ネタバレ

tosimo さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

テロアニメ

1話の迫力がすごかった!今までにないアニメって感じがして面白かった!!
感動はしなかったけど緊張感みたいなのがよかったよっかたかも・・・
ば、爆発がこんなにあるアニメはじめてだったし。
まぁ、見る価値あります!!!

投稿 : 2015/04/25
閲覧 : 319
サンキュー:

4

ネタバレ

キスショット☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最初から最後まで

全11話

素性が知れない男の子二人と
それに巻き込まれたか、自ら巻き込まれたの、女の子一人。

テロで、人を巻き込まないようにしているけど、物は壊しまくりです!

{netabare}
すべては、エジプトの物語に関連している。

んー、
なんだろ、全部、ムナクソワルイ(・∀・;)

人体実験をしていた国。
その被験者となっていた二人。
足を引っ張ることしかしない女の子。

唯一、真実に近い刑事が、すべての救い。

ただ、結局メイン二人は、死んでしまい。

実験を隠したかった国の勝ち。

みたいなのも、気分わるい!{/netabare}

投稿 : 2015/04/08
閲覧 : 256
サンキュー:

14

Komugi さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

最近見た作品だとCoppelionが一番面白かったのですが、それより数倍面白かったです。個人的にサイコパス、ハガレン、進撃クラスに入ります。

・物語
詳細までつくられてます。技術的設定もかなり現実的で物理学、工学専攻でない私には技術的側面で突っ込むところがありませんでした。最終話のEMPの件は丸分かりでしたが。
ストーリーの方も問題ありません。ただ一話目から死亡する人が直感的に分かったのはどうなのでしょうか?ストーリーの進行的に仕方無い側面はありますが。

・作画
繊細で綺麗です。ただ少し青っぽい。それで4.9位ですが選べないので……。

・声優
特に不満はなし。それぞれのキャラとも一致してました。

・音楽
BGMは流石。OP、EDも好みではありませんが全体の雰囲気と一致してます。

・キャラ
ファイブの行動理由には疑問はないですが、アメリカ側とファイブの行動等にちょっと違和感を感じましたが、ほんとに僅かです。
他のキャラはどれも物語に必要不可欠で、魅力的な者も多いです。

・総評
10点中9.5±0.5点です。±0.5の分はサイコパスやハガレンほどワクワクしなかった事でしょうか。けど十分に臨場感もありますし、作り込みも素晴らしいです。その分も含めての±0.5です。

投稿 : 2015/04/08
閲覧 : 308
サンキュー:

5

NYurei さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

考えさせられるアニメ

面白いアニメだった。毎話毎話どういう展開になるのか楽しみだった。
因みに、
シリアス系で、恋愛要素は薄い。
キャラも、好みが分かれるかもしれない。

投稿 : 2015/04/06
閲覧 : 194
サンキュー:

1

lazflyct さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

タイトルなし

2015/4/6 3話視聴断念

ノイタミネという事からわかる通り合う合わないはっきりする
あまり期待せずドラマ好きなら視ても良いかもだが、時間に余裕があれば程度

投稿 : 2015/04/06
閲覧 : 297
サンキュー:

1

ARENO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

何度でも見直したいと感じさせる作品

~◇◆要素◇◆~
ノイタミナ×高校生の少年少女×テロリストvs警察&FBI×素朴な絵柄⇔派手なアクション×驚きの結末


基礎情報~(^^)/
「残響のテロル」は2014年ノイタミナで放送された、完全オリジナルアニメーションです。監督は渡辺信一郎、音楽は菅野よう子という、『カウボーイビバップ』の制作コンビが手掛けた作品。
ちなみにですが、第18回文化庁メディア芸術祭で、審査委員会推薦作品に選出されたそうです!!

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・・-・-・-・-・

まず、最初に視聴した時の私自身の感想ですが、
すごく素朴な印象を受けました。
最近のアニメにしてはちょっと独特な絵柄ですね。
友人はあまり好みでなかったらしく、1話で視聴を中断して
しまいましたが(もったいない!!)


そんな印象に反し、アクションシーンは迫力や臨場感が感じられ
だからこそ表現されるリアリティがありました。
もともと、ストーリー自体がとてもよくできていて
面白い作品なので、そのようなアニメとしての良さが加わると、
ちょっとしたドラマを観ているかのように感じられました!


初めのほうは、1話完結のスピンクスvs警察の攻防戦が続くのですが、
そこは緊張感を持って楽しめましたし、また2クールまであって
もよさそうな雰囲気を出しつつ、うまく1クールでまとめていたと思います。
スピンクスが引き起こしてくれる事件、毎週楽しみにしてました。
このままどうやって最終話に持っていくのかな~なんて
思いながら(笑)


また、お話の中に数々の伏線がちりばめられているため、
「あれには、こんな意味があったのか~!」などと
回収シーンでは納得&驚きな気持ちで頷きながら観てましたw



全体的にシリアスな雰囲気を纏っていた作品でしたが、
中でもキャラクターは1人1人きちんと作りこまれていたので
多作品同様に感情移入できたのかなぁと。

であっても、リサはあんまり好きになれなかったです泣
ただ、リサというキャラがいたおかげで特にツエルブという
キャラの良さが際だったのだと言われれば否定できないですが…


「この世界に引き金をひけ」


印象的なキャッチフレーズとともに、なんだか
考えさせられるアニメでした。
最終話は個人的にちょっとショッキングでしたね…
視聴者として、彼らからメッセージを受け取ったような
気持ちになりました。


ここで気分転換に声優の話を(^_-)-☆
ええと、主人公ナイン役を私の大好きな男性声優、石川界人さんが
演じられているんです。(私的な話で申し訳ないです>_<)
感情を押し殺したキャラをすごく上手に表現されていたと
思います。

OP,EDは世界観にピッタリでした!

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・・-・


私は、これぞ何度でも見たい作品だと思います!
見直すたびに新たに見えてくるものがあるんじゃないかな~と。

難しい題材だけに、突っ込みどころがなかったとは言えませんが
それでも素晴らしくよくできたアニメであることは確かです。


まだ未視聴な方には、ぜひ観てもらいたい一作でした!!

投稿 : 2015/04/02
閲覧 : 279
サンキュー:

30

ゆえ  さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見やすい

いたってよくある、頭の大変よい二人組がテロリストとして国家、与論に対し「テロ」をしていくお話です。
女の子の行動にイライラするときもありましたが、1クールで話もちゃんとまとまっていてたいへん見やすい作品だとおもいました。もっと評価されてもいいと思います!
シリアス系で手軽にみたいときはぜひみてください

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 203
サンキュー:

4

ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

逆算カッケー。

個人的にはかなり見応えありました。
大満足です(*´∀`)♪♪

が、謎と目的が本作の主題なので、よりふわふわで抽象的なレビューになってます。登場人物も出さないくらい秘密主義でいこうと思います。

【ストーリー】
タイトル通りテロを扱った話ですが、展開としてはある登場人物の「たどり着きたい結果からの逆算」を軸に描かれているので、所々で「あそこで起こったあれの意味はこれか!!」って感じの小さな(?)解決が何個か用意されています。

そしてその小さな解決が次の伏線になるという流れなので、飽きずに「次は次は?!」とどんどん引き込まれていきます。要は頭脳戦な展開な訳ですが、それぞれの対戦からいろいろ複雑な要素が派生して出現してくる感じす。
つまり目の前の戦い以外の部分がどんどん浮き上がってくるのです。
情報量が結構増えていきます。

それにも関わらず、
複雑で奥行きのある展開であるにも関わらず、テンポがよくシンプルなのです。

びっくりですよね?物語ではいろんな背後、背景を臭わせてくるんだけど、ホントにテンポよくシンプルに進んでいくんです。
制作サイドとしてはもっと説明的ななんやかやを入れたくなりそうなプロットなんだけど‥

なんということでしょう!

あの大容量のなんやかやを見事に整理整頓してスッキリ11話に収納しちゃってます。この内容でこのテンポ、この収納はスゴいです。匠の技です。主婦の鏡です。

【作画】
まぁ特に主婦らしき人は登場しないんですが、この作品、見たこともないくらい(強いて言えば東のエデンに近い感じ)の緻密な作画になってます。
いろいろな挙動や現象をかなり忠実に再現している印象を受けます。

テレビで視聴してこの臨場感だから、仮に劇場で観れたとしたらかなりの映像体験になると思います。
それに加えてときどき効果的なエフェクトが入っていて、「実写的」という言葉では括れない素晴らしい映像に仕上がっています。

【音楽】
個人的には特にプレイリストに入れておきたいような曲ではないんだけど、残響のテロルと合わせると俄然輝きを増します。opはトランス感がありつつナイーブな曲調になっていて歌詞も結構シンクロしています。この作品との相性は抜群じゃないかと思います。

edはブラックラグーンのed(インスト)に歌詞を付けたような印象で、終末的雰囲気と闇な感じがこれまた非常にマッチしていると思われます。

作中で1度、突如主張ぎみに入ってきた曲(ある女性のテーマ曲?)があったんですが、こちらは好きです。
好きですが‥唐突すぎ。若しくはボリューム大きすぎ。だと思いました。ほんと好きなんですが。。(; ̄∀ ̄)


【〆】
まあ、本作はテーマ的に突っ込んだ描写も多く、題材も題材なので誰にでもお薦めというわけにはいきませんが、作品としての完成度はかなり高いと思います。
とても引き込まれる作品です。


※ここから下は未視聴の方は覗かないことをお薦めします。


{netabare}
ネタバレ+雑記です。
読みにくい仕様です_(._.)_

先ず何点かツッコませてもらいます。

ハイヴをサポートしているFBIの方‥
できる男だと信じてました(泣)
あの場面であの軽率さ‥
捨て台詞の残念さも含め突っ込まずにはおれませんです。。

ヘリの銃殺ミッションの方‥
順番おかしいですよね。。
どう考えてもツエルブよりナインが先ではないでしょうか?
先にツエルブ撃っちゃうとスイッチを押す危険度が上がることはあれ下がりはしない気が。。
あれはたまたまなんでしょうか?

これは突っ込むほどではないけど柴崎さん核についての知識が極端に低い気が。。

ツッコミ以上です_(._.)_


ハイブのねっとりしたしゃべり良かったです。
エバのミサトさんが思い浮かびましたw
タイトルの「残」「ル」が赤い字だったのを何かあるなと深読みしすぎてましたw
あと、opのツエルブの笑顔がかなり病んでるので最終的にはコイツか?と深読みしてましたw

柴崎さんが、
アイツらは只のテロリストじゃない‥何か目的がある‥
なんて言ってましたが「只のテロリスト」と「何か目的」は2択ではない気が‥

暗号やギリシャ神話は全く無知だけど楽しめましたねw
チェス+モニター+時間操作の3重バトルはしびれましたねw

普通、爆弾モノってカウントダウンのスリルを面白さに変換する形態だけど、多くの作家さんは多分そのスタイルをひっくり返したい欲求があると思う。
それを見事にやってのけたこの作品はある意味エポックメイキングな作品だと思う。

テロリスト対刑事の頭脳戦
   ↓
激しい感情と明晰な頭脳を同時に持ち合わせた最凶の哀しいモンスターとの哀しい因縁対決
   ↓
考え抜かれた準備を何重にも張り巡らせ
最後まで何も怠らなかったナイン

刺激的な爆発の映像はアニメであっても痛みがある。
刺激的な爆発の映像はアニメであっても美しい。
できればどちらにも傾きすぎないでいたいものです。

覚悟をきめたナインとツエルブに引っ張られるように主要な登場人物がみんな覚悟を決める。

通常覚悟とはいい意味で使われることが多いけど、反対の場合覚悟ほど厄介なものはないと考えさせられたました。

最後に、ナインが最後に見た3羽の鳥はナイン、ツエルブ、ハイヴだったんでしょうか。。

※追記

本作の物語部分をどう観るか?
結構評価が割れているのが面白いですね。
その点についての印象を軽くメモ。(個人用)

{netabare}

クライムサスペンスとしてどうか?
つまりスリリングな展開かどうかだけど、これに関しては前半の犯行予告の部分と空港編が山場で、ある意味物語のとっかかりでしかない。
たぶんクライムサスペンス部分は作品としての目的じゃなく手段のような気がする。
最後にスリルのピークを求めると肩すかしくらうかもしれない。

という前に、誰と戦っているかが結構ポイントではないかと思う。
つまりスピンクスは直接敵と戦っていない。
本来の敵と直接対決しないので対決自体に注目しすぎるとやっぱりもどかしくなる。
ポリティカルサスペンスの様で、そうでもない展開になる(笑)
例えとしては微妙だけど、桃太郎が犬、猿、キジを集めてる部分だけに焦点をあてた感じじゃないかな?
桃から生まれたらしいという部分と鬼を退治しようとしているらしいという部分は、語られてはいるけど描かれてはいない。

もっと言うと犬(情報収集)と猿(核爆弾)の部分も全くと言っていいほど描かれていない。
描かれているのはキジ(真実を闇に埋もれさせないための準備))だけ。

戦い、勝敗というよりはやっぱり準備という要素が大きいので「で?」みたいな印象が残るのも頷ける。

もし‥もし仮に彼らに十分な時間があったならどういう行動をとっていたのか?
それでも相討ちのような形をとらざるを得なかったのか。。

たぶん正攻法に活路はないだろうから、何らかの手段で相手(アテネ計画の首謀者)の上を行くカードを手に入れないといけなかったでしょう。
それを手に入れる為に時間をかけることを良しとするかどうか。。

実際スピンクスが行った行為は直接的、間接的に多大な被害を出したであろう大罪で、太陽嵐の直撃を試算したデータを見るまでもなく死者も出ているでしょう。柴崎が告発して罪を問われただろうアテネ計画の首謀者以上に非難されたはず。
同情の余地はあるけど、そんなものは結果から見れば無に等しいでしょう。
そしてスピンクス自体もそれを理解っているでしょう。

あくまでもタラレバだけど、
彼らに時間的余裕があったなら何を選択してどういう準備をしていたのか。

この物語は凄く疾走感がありました。
それはいろんなモノと引き換えでした。
スピンクス的にも多くのものを失っただろうし、物語的にも掘り下げた部分を描く時間を割かなかった。それらを代償にして短い時間を走り抜けた。
これはそういうタイプの作品でしたね。

ちょっと、覚悟を決めて準備を進めた同類の匂いがするヨルムンガンドのココ・ヘクマティアルと比較したくなります。

{/netabare}


とりとめのない駄文を読んでいただいた方、
ありがとうございます。

{/netabare}

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 323
サンキュー:

20

ちゃちゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

テロに正義はありません

テーマがテロなだけに、今の時代では
ちょっと不謹慎かな~と思う内容ですよね。

画と音楽が良く、雰囲気が良かったので
序盤はそれなりに興味深く見てましたが、
ハイヴが出てきたあたりから尻窄んで、
なんか、最後はバタバタして終った感じでした。

あまり綺麗な終わり方ではなかったですね。

最後のクイズも途中までは楽しめたけど
問題の質がいまいちなのが多くて、
最後らへんは解く気がなくなってました。

もう少し話が拡がって面白くなるかと思いましたが、
意外と小さくまとまってしまいました。

結局、テロに正義はないということですね。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 263
サンキュー:

5

もゅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

超埋もれた名作です

全11話ですが、正直1クールでここまで魅せるアニメはいままでほぼ見たことがないです。

1クールというのは意外と短くて、中身がスカスカだったり駆け足過ぎて視聴者が置いてけぼりになったりすることが多いように感じます。

残響のテロルに関してはまったくそういった感じを受けず、これがベスト!だと思います。
モノローグの寂寥感・・・引き込まれてしまったらあとはもうノンストップです。
自己犠牲偽悪ものが好きな人は見て間違いないんじゃないでしょうか。どことなく東のエデン・・・は違うかな・・・ファントムやザムド的な空気感を感じました。気のせいかもしれません。

こういうのやっぱり好きですね!

投稿 : 2015/03/18
閲覧 : 234
サンキュー:

6

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

希望

スカパーにて再放送してて2週目!

名前のない二人の少年がテロをおこすお話。
とある計画のために施設で育った少年たちは数字で呼ばれていた。
生き残った少年、ナインとツエルブ。

すごく頭がよくてとにかくすごいと思いました。
ナインとツエルブが爆弾作ったり設置したり
動画流したり
そんなシーンをもうちょっと観ていたかったですヾ(●´□`●)ノ

警察との戦い観てておもしろかった☆

途中もう1人の生き残ったハイヴの邪魔が入り
ハイヴvsナイン&ツエルブの戦いになって
もはや私は頭がついていかなかったです。
難しすぎる!!

そんな戦いも決着がつき
二人の最終計画もとげられる。
あの最終回のオーロラの様な光のシーンは本当に綺麗だった。

ヒロインのりさの存在は個人的にあんまり
好きにはなれなかったけどまぁ必要でしたね。

結末は悲しかったです(´;ω;`)
テロなんて問題なのは分かるけど悪魔でアニメの世界としての評価は
私は良かった作品だと思いました(*´ω`*)
OPはなんだか不思議で独特♪
有名な方がこの主題歌作られてますね。
作中使われるBGMも不思議な独特感でよかった!

結果悲しかったけど、おもしろかったです!
ツエルブが好きになりました。
あんな風に助けられたら好きになっちゃいます笑

彼等の最後のセリフと
VONの意味を知った時
彼等の生きてきた道が走馬灯のように頭に流れてきました。

忘れないよ。って言ってあげたいです。

投稿 : 2015/03/16
閲覧 : 1102
サンキュー:

88

dZBUo53577 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 2.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

good

すとーりーがおもしろい

投稿 : 2015/03/12
閲覧 : 252
サンキュー:

1

ネタバレ

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

笑いはない

人体実験・改造の被害者であった子供の生き残り二人がテロを起こすという話。

・もう一人の生き残りのハイフをもう少し、活かせなかったのか?
・悪側が政府側の人間で歴史認識を変えようとしている、原爆を保有しているというのは、ちと政治臭がする。
・ヒロインがただ弱い女の子すぎる

など、不満点はあるけどまあまあ楽しめた作品です。

投稿 : 2015/03/05
閲覧 : 342
サンキュー:

1

うえっぽっぽ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

おすすめ!

面白かったー!
社会派アニメ好きな人にオススメです。

投稿 : 2015/03/01
閲覧 : 184
サンキュー:

4

ネタバレ

HINAKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

今期で気になったアニメ・シーズの最終回のもう1つは『残響のテロル』ですが、作品内容に入る前に《高高度核爆発EMP障害》について少々。

今期と言っても、もうだいぶ見当ハズレですが、2014年秋に放映終了がしたアニメの、印象に残る最終回として、やなり『残響のテロル』を、上げざるを得ないと思います。

そして、この最終回で大きな役割を果たした、《高高度核爆発によるEPM攻撃》があります。
実は同じく最終回で、TVアニメ・シリーズ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD(がくえんもくしろく ハイスクール・オブ・ザ・デッド)』でも用いられ、描かれています。

と言う訳で、ブログ記事に誘導となりますが、これって違反でしょうか?
→http://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-735.html

投稿 : 2015/03/01
閲覧 : 281
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

謎を残したまま終わっていった

主人公達の闇が結局はっきりしないまま
全滅してしまう
ある意味リアルというか
切なさの残るストーリーです


ふわふわしたまま続きますが
それでも見続けられる
作画の綺麗さがあります
(音楽は好きな人は好きだと思います)

もう少し掘り下げて展開してくれたら
個人的には満点でした

投稿 : 2015/02/25
閲覧 : 172
ネタバレ

はなまるき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二人。。。いや三人だ!!

少年二人によるテロ行為
これわ警察は食い止められるのか!!!


このアニメに登場する女の子三島りさ、個人的に可愛いと思います。
そして2話からテロ組織と柴崎との勝負はいかに


次々と見所を見せてくるこのアニメ
見て損はないと思います。

投稿 : 2015/02/19
閲覧 : 237
サンキュー:

5

手乗り変タイガー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今思う

最近、毎日メディアに出てくる某国のアップロード動画とカブって感じてしまうのは気のせいでしょうか。
日本でもスフィンクスのような者が出てきそうで、色々と考えさせられてしまう作品でした。

投稿 : 2015/02/18
閲覧 : 282
サンキュー:

1

ネタバレ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世間の評価が低いことを残念に思います。

ある学校に転入してきた2人の少年。
彼らは学校では人と関わろうとはしない。


ちょうどそのころ爆破テロ事件が起こる。
警察は動画サイトでアップされる
スフィンクスと名乗る二人組に翻弄される。


スフィンクスの二人はいったい何のためにテロを起こしているのか。

警察官の一人、柴崎がもう一人の主人公として
彼らの正体を解明していく物語。



呼吸をすることも忘れるほど息をのんで視聴していました。
残念ながら物語の方は見た方が早いことと
自分の勉強不足で語れそうにありません。

でもスフィンクスの話は知っていたので楽しめましたね。


最初は学園の転校シーンから入ったので
学園ものかなと思っていたら違いました。

あのまま学園アニメとして展開していたら
それはそれで見たかったけど・・・(笑



ハマっていると気づいたのは
出てきた女の子の魅力に気づいたからでしょうね。
リサって名前の子です。

{netabare}
彼女は母親から24時間監視状態で
おびえていたのですが、
逃げる事で彼女は自由を手に入れ
すごく輝いていました。
{/netabare}



音楽の方もアニメの雰囲気に合っており
かなり好きになりました。
Galileo Galilei の尾崎さんも
あの花のときと違って
さわやかでなくとも深い歌に感じました。




唯一残念だったのは英語の部分ですね。
ちょっとぎこちなかったです。






サスペンス好きならきっとはまると思いますので
一度は見てみてください!
ノイタミナですので11話ですしね。

投稿 : 2015/02/12
閲覧 : 276
サンキュー:

51

shpieukna さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雰囲気アニメ

アニメの雰囲気はなかなか良いものがあったが、ストーリーが物足りないと感じた。6~8話あたりでは少し退屈を覚えた。そして全体的にキャラクターの色が薄いと感じた(メインヒロイン)。自分はあまりキャラクターに感情移入することができなかった。

投稿 : 2015/02/08
閲覧 : 314
サンキュー:

3

わかwaka さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2人の高校生がテロを起こして女子高生1人が巻き込まれる話

ちなみにノイタミナ枠。引き込まれるアニメ。神作画、神BGM、神opストーリーもよくて良アニメだと思います。もう少し評価されてもいいアニメだと思います。

投稿 : 2015/02/07
閲覧 : 208
サンキュー:

4

あぐ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

9#12#6381#VON!!!

タイトルには意味があります。

残響のテロルを最後まで見ればわかります。

これは現実のお話です。

偽りの世界と非情な現状と残酷な運命、、、

大人の都合で動く世界に制裁を、、、

かっこよく言えばこんな感じです。

とりあえず最後まで見て後悔はしないです。

たった11話ですがまとまりがよくテンポよく

見終わった後に、1本のアニメ映画を見終わったような

気持ちになります。

投稿 : 2015/02/03
閲覧 : 288
サンキュー:

6

ネタバレ

しゅんこう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絶望の原因を解消する希望。

絶望の原因を解消する希望。
蒔かれた種。


高校生がたった二人で東京の街に爆弾テロを仕掛けていく。
舞台は現代。近未来や別世界ではなく
現実的なものとして描かれています。

1クールですっきり見終われます。

作画と音楽の質はすばらしく
全話通してみてもまるで劇場作品のようです。

キャラクターデザインもモダンで
すっきりとした形で好みです。

{netabare}

巧みに機械や爆弾を操作する様は高校生2人の能力が高く
尋常ではないことがわかるように描かれています。

また二人は動画投稿サイトに犯行予告をアップして
謎解きゲームを警察に要求しています。

これに優秀な一人の刑事が興味を持ち
論理的な理性的な推理を武器に
静かに二人を追いかけます。

物語は自然と二人の目的と隠された生い立ちに
焦点が合わさるようになります。

途中から米国からの介入も入ってくるようになり
自分たちと同じ力を持った思わぬ刺客が
物語の速度と緊張感を高めます。

弱くておとなしいどこにでもいる
普通の女の子のように描かれているヒロインが
またなんともいえない味わいを出しています。

非常にタイムリーな話題、テーマに
真正面から取り組んだオリジナルアニメです。
原作中心のアニメが多い中
独自に展開されるオリジナルアニメのよさがキラリと光っています。

{/netabare}

以下は少し長めの感想とレビューです。
暇な方はどうぞ。それ以外の方は撤退を。

{netabare}
テロ自体は一般的に
「非難されるべき行為」
として多くの人に認識されています。

その根拠となっているのが
不特定の直接関係のない人も標的となることから
強い道徳的・倫理的側面からの批判です。
反道徳性・反倫理性と言い変えてもいいでしょう。

しかし、
この考え方をもとに
自分と異なる立場の者を
すぐにテロリスト呼ばわりする風潮は
危険な感じがします。

もちろん不特定多数を巻き込む
残酷な暴力行為は許しがたいものです。

そもそもテロは複雑に暴力が絡んだ現象ですが
その中身は物理的なものもさることながら
「社会に何らかの要求を意図して行われる暴力的な行為」で
「心理的にその衝撃を与えて揺さぶること」
がその中心的な内容だと思います。

だとすると発展途上の弱い国から経済力のある強い国が
便宜を図るという名目で有利に資源や労働力を搾取している状態も
一方では限りなく暴力に近い行為と考える人が
出てきても不思議ではありません。

毎日300円にも満たない金額で生活してる人が
今も世界の半分近く存在していることは
テロの根本に貧困と絶望があると想像するに難くありません。

敵対する大国はテロ根絶といって戦争にじゃんじゃんお金を使っていますが
そのお金を人道支援に回したほうが何倍も
効果があるように思えます。

貧困がなくならないとたぶん永遠に
テロと戦い続けることになると思うのは私だけでしょうか。


ちょっと脱線が過ぎてしまいましたが・・・

この絶望感は人を違う価値感へと
導く呪いの様なものです。

主人公たち高校生の2人は幼い頃に
圧倒的な強い立場から
多くのものを奪われました。

トラウマや絶望を受けた人が
すぐにテロを起こすわけではありません。
しかしながら深い絶望は
人を渇望させます。

しかしもその人の絶望は
その人しか理解できません。

余命も少ない高校生。
誰からも認識されない存在。
不安と孤独。
少しだけ強い力。

どうでしょう。
希望を求めて行動を起こす
理由には十分な気がします。

もちろん行為や手段はとても許されるものではありません。

でも自分たちを知ってほしかった
という願いは誰でも持っているものです。

だから残響なのでしょう。
薄く、儚く、消えてしまう声が
街には溢れているような
せつない視聴後の気持ちでした。




{/netabare}

投稿 : 2015/02/01
閲覧 : 309
サンキュー:

13

ネタバレ

たんぽぽの花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

惨忍なのは誰?

登場人物の2人と三島リサが中心になり日本の闇とテロと言う行為で戦う話です。登場人物には名前も無く12と9と数字で呼ばれ自らもそう呼んでいる。リサとの出会いは偶然であったが、それが良い方向に話が向いた感じがします。人は人の人権を軽く見てはいけない。それがたとえ孤児であろうとも、でも、実際にこの国でも聞く話ですが新薬の実験をお金で非合法で行っている会社もあると言う、人は惨忍になる生き物だが、惨忍になる歯車を作っているは、やはり国なのかも知れないとつくづく思いました。

うんちく~~~~
高高度核爆発はこれは、核攻撃が行われた場合一番起こりえる事態かも知れません。この時に発生する電磁パルスによる被害は、電波をキャッチする物は全て集積回路等がいかれ、使えなくなります。まず電話、テレビ、ラジオ
もちろんPCや交通機関、すべてがその被害を受けます。自衛隊の特殊作戦等に使われる物にはEMP対策を施した機器やマシンを使います。
あまり一般ではEMP対策は軽く考えがちですが、実は電磁パルスは高高度核爆発以外でも発生します。それは太陽の活動です。これは太陽観測をしている私設が有る為、ある程度予測し対応する事も可能です。実際に太陽面爆発(活動)で発生した電磁パルスが2012年地球をかすめました。次に起こる可能性で地球に影響を及ぼす可能性は10年で10%強と言われています。今までにも外国で大規模な停電などを起こし、太陽の黒点付近を観測する事で警戒をしています。ファラデーケージと呼ばれる。電磁パルスを遮断する箱なども有りますが、これらは個人的な箱に入れれる物だけで、その他には対応が難しいのが現実です。またファラデーケージには種類があり、遮断する物に対して素材が違います。電磁パルスは鉄です。興味のある方はしらべてください。すぐに検索で出てきます。

投稿 : 2015/01/31
閲覧 : 327
サンキュー:

26

ゆうき。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

テロVS警察かと思ったら……

序盤~中盤は爆弾テロ犯VS警察の頭脳戦を繰り広げる展開。
DEATH NOTEなどのように”悪”が”正義”に立ち向かうのを見たい人にオススメ!

終盤に、テロの意味が語られます。
終盤の雰囲気はスカイ・クロラや、秒速5センチメートルみたいに感じました。

まぁ、勧善懲悪アニメに分類されるのでしょうか。

投稿 : 2015/01/25
閲覧 : 221
サンキュー:

2

ナナエ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

せつない

ラストが泣ける

投稿 : 2015/01/25
閲覧 : 225
サンキュー:

2

あきちゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

特別な力を持った子供たち

ちょくちょく漫画でも、特別な子供を人為的に作り出す
といったお話があるけれど、これもそういった子供たちのお話。

といっても、最近乱発気味の魔法とかの異能力はない。

なんか後半失速とか言われているようだが、、、
うまく1クールにまとめてあったんぢゃない?
そこそこ楽しめたので満足^^

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 210
サンキュー:

3

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

断念した

■概要{netabare}
 原案:渡辺信一郎

 監督:渡辺信一郎
 キャラクタデザイン:中澤一登
 制作:MAPPA

 OP:「Trigger」
     by Yuuki Ozawa(from Glileo Galilei)

 ED:「誰か、海を。」
     by Aimer
{/netabare}
■感想
 TV放送を3~4話程度を視聴。テロリストの話。

 虐められっ子の少女が、テロリストの少年二人の仲間になる辺りまで。

 テロリスト少年二人と左遷されていた刑事との

 一騎打ちの構図は変わっていなかった。

 監督が渡辺信一郎、音楽が菅野よう子ということで観始めたが、

 話が暗くて、画面も暗くて一寸イライラした。

 所々抜けているようなので断念としておく。

投稿 : 2015/01/17
閲覧 : 236
サンキュー:

23

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残響のテロルのストーリー・あらすじ

ある夏の日──突然、東京を襲った大規模な爆弾テロ。平穏なこの国を眠りから覚ました事件の犯人は、たったふたりの少年だった──。〝スピンクス〟と名乗る犯人たちの、日本中を巻き込んだ壮大なゲームがいま、始まる。 (TVアニメ動画『残響のテロル』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年夏アニメ
制作会社
MAPPA
主題歌
≪OP≫Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)『Trigger』≪ED≫Aimer 『誰か、海を。』

声優・キャラクター

石川界人、斉藤壮馬、種﨑敦美、咲野俊介、潘めぐみ

スタッフ

原案:渡辺信一郎、 監督:渡辺信一郎、助監督:立川譲、キャラクターデザイン:中澤一登、色彩設計:辻田邦夫、美術監督:金子英俊、CG監督:越田祐史、撮影監督:田村仁、編集:廣瀬清志、音楽:菅野よう子

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