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「残響のテロル(TVアニメ動画)」

総合得点
82.2
感想・評価
2161
棚に入れた
11410
ランキング
371
★★★★☆ 3.7 (2161)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.6

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残響のテロルの感想・評価はどうでしたか?

Mist さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

圧巻

見終わって思ったことはただただすごいということだけでした。
まるで映画を見終わったときのようで気づかない間に作品に集中していて
疲れすら感じるほどでした。
いや、ほんとにすごい。

投稿 : 2016/06/07
閲覧 : 217
サンキュー:

4

ネタバレ

sig556 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1話から引き込まれる

こんなに面白い作品があるとは…。
一話から衝撃を受け、作品の世界観に引きずり込まれるような錯覚を覚えた。
グロテスクな表現のある作品ではない。むしろクールな頭脳戦を繰り広げる作品だ。アニメではなく映画の様で、内容がかなり濃い。観終えた後の充実感が素晴らしい作品だった。

夏という季節はこの様な事件を引き起こすような雰囲気を持っている気がする。
{netabare} 柴崎刑事 {/netabare} にとっては忘れられない夏が増えたに違いないだろう。

投稿 : 2016/05/15
閲覧 : 208
サンキュー:

4

ネタバレ

まっしゅるーむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まとまりがいい

すっきり完結したと思う。
隙がなくて妄想が入る余地なし←

途中で鬱に入りそうな感じで
ヒロインいる意味ないかも…とか思ってたけど
最後にはこれでよかったと思えるヒロインの立ち位置だった。
意味がないからこその立ち位置
これからも明かされることのない過去を唯一1人知る刑事と
一番近くで傍観していた唯一の女の子
これぞおいしい立ち位置!

OPもよかったし。
文句なしの良作アニメ!

投稿 : 2016/05/11
閲覧 : 271
サンキュー:

11

ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

観ていて とても切ない気持ちにさせる作品

あらすじはあにこれを参照ください      放送時期:2014年7月~9月

”この世界に 引き金をひけ!”
テロという題材を取り扱った 異質な作品
ダークで男性的な世界観は観る人を選ぶ気がします 
あと視聴する年齢層は 少し高め・・・かな わたしは そう感じました。 
ダークな世界観を彩る 映像はとても綺麗です

☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆☆○

その類い稀な頭脳と 爆弾を使い 世の中に破壊と混乱を巻き起こしたのは
スピンクスと名乗る 二人組の謎の人物!

彼らを追う警察組織 マスコミ 世間の目が彼らを追う
しかし 何も手がかりが掴めないまま時間だけが過ぎていき・・・・・
そして この現状をあざ笑うかのように彼らは次の犯行予告を挙げた!

いつ収束するのか分からない 彼らと警察組織の攻防は激しさを増していき
毎回 手に汗握る展開が待ち受けます。

回を重ねる毎に明らかになるスピンクスの目的 
その完璧と思われた計画は人と出会い触れ合うことで 
歯車が狂い始める・・・・・。

{netabare}
人体実験により 造られたナインとツエルブ 
そのせいで 自身の命が残り少ないこと      
早期に 誰にも握り潰す事が出来ない状況を作り出すこと  
そのため 狂気に走る二人は夏の花火のような 激しさと儚さを感じました

テロを重ねる毎に 規模が増し 誰の目にも留まる・・・
二人が計画した 復讐はとてもシンプル!
しかも復讐相手を殺さずに行うというもの
ただ 二人は単純でも 周りの世界は少し複雑でした・・・

当初 同じ目的意識だった ナインとツエルブ 
リサと出会ったことで 未来へと目を向ける ツエルブ
変わらず 過去の復讐に燃える ナイン 
物語がシリアスなので  リサが居なければ 
かなり重く冷たい作品になっていたかも・・

ナインとツエルブの邪魔になっていると思い込んでいるリサ そのあとに
リサとツエルブの関係は深まって お互い意識しあう関係になるのは
暗く冷たい世界観の中で 唯一温かみある場面に感じ ホッとしました♪

かつては捜査一課の敏腕刑事 柴崎とスピンクスの関係は良かったです
徐々に 事件の背景 そして核心に迫るところは良かったです
渋いおじさまですが ドーナツのポンデリングが好きなんて可愛いです
(何が好きなのでしょう 黒糖? ノーマル それとも”のびのび”?)

”ナインとツエルブ”そしてリサ 柴崎 この4名を中心に物語は動きます。

ハイヴが登場する中盤から 
アメリカ政府 日本政府と 形の見えづらいものが登場し
物語が複雑になります でもこのハイヴ 良く分からないんです
ナインとツエルブと一緒にいれば 違う未来もあったのでしょうか・・?
最後は 少し哀れに感じました・・・・。{/netabare}
 
最後の作戦は 驚きました
そして その先の展開 結末に 呆然としてしまいました
最終話は 是非 その目で確認してください!

最後まで息つく暇もない展開が繰り広げられ 観ていて胸が苦しくなります
緊迫している スピンクスとその周囲 そんな中 一人異質なリサ

特に リサの料理 あれには笑ってしまいました 
ある意味 あれもテロなのでしょうか?
リサ! 今はクッ○・パ○など簡単に出来るの色々あるよ!
これだけは伝えたいです♪

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。
< 文章の締めが こんな形ですみません・・・ >
 



 

投稿 : 2016/05/08
閲覧 : 303
サンキュー:

30

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後まで目的が不明瞭

ふざけた動画で犯行告知をし、爆弾を爆発させるテロリストが主人公。

その二人に巻き込まれるかたちで女の子が一人加わり共犯となる。

その彼らを追う左遷されている有能な刑事。

要素は面白いが主人公二人の目的と覚悟が最後まで不明瞭に感じた。

投稿 : 2016/05/06
閲覧 : 180
ネタバレ

JOYJS46951 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

放送当時観ていて、久しぶりにもう一度見直してみました。
気になっている方は見ることをお勧めします。評価がどうであれ私はこの作品が好きです。
最終回を放送当時観終わった後は、只々スピンクスの二人が死んでしまったことが悲しかっただけで このアニメが伝えたかったことをイマイチ掴むことが出来ませんでした。しかし今になって観てみると 彼らの本当の目的とは。 "VON"とはなんだったのか。そういうものが分かった気がします。
誰からも必要とされてこなかった彼達。そんな自分達を必要としてくれたリサはツエルブにとっての生きる意味でした。
そして ナインに勝つという理由を作りだしたことで生きる意味を見出したハイヴ。
アテネ計画で犠牲となった子ども達を含め、自分たちが生きてきたことは無為なことじゃなかったと証明したい。自分達が"生きていた"証を残したかった。これがナインの生きる意味です。
共通していることは「生きる意味」という、この物語の隠れたメッセージなんだと思います。これを彼達は"VON"(希望)という言葉にして残したかったんじゃないかと思います。

投稿 : 2016/05/04
閲覧 : 146
サンキュー:

3

ネタバレ

コロコロすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんというか…

なんというか、素敵なお話だった。心残りは、りさ は1年後どのように生きているのか。
V. O. N. (*^^*)
観終わった後もふと見たくなる作品です

投稿 : 2016/05/03
閲覧 : 281
サンキュー:

2

ヘルワヘルワ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観るのが無い方に

もー観るのない!って人にオススメで~す♪

投稿 : 2016/04/28
閲覧 : 440
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦慄のアニメ

こんなに自分の奥底から震えがきたのは本当に久しぶりです。

こういうのを、人生を変える作品っていうんじゃないかと思いました。
少なくとも、私の人生はほんの少し変わりました。

レビューを書くのもおこがましいくらいに思う作品でした。

でもあえて書くなら、今までに見た作品で最も「人間」を描いた作品だったと思います。
新たな境地に出会った気分でした。

この作品、見ている時もそうですが、後からも心に来ます。深いアニメだと思います。

作品を混同している上に変な感想かも知れませんが、邪道だなあと感じました。
変な例えになってしまいますが、亜城木夢叶(バクマン。)がかきそうな作品だと思いました

投稿 : 2016/04/16
閲覧 : 622
ネタバレ

DxVNz94635 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

離陸には成功するも…

3話目まで順調だったが徐々に高度を失い最後は失速。燃料切れで胴体着陸に失敗して乗客の半数が犠牲になった飛行機事故みたいな感じの作品。

重要な役回りのはずなのに効果的に使われなかったリサとハイブを最初から出さないければ、もっと話が上手く回せたのでは?

投稿 : 2016/04/02
閲覧 : 240
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

微妙

自分なりの解釈ですが、人情の恐ろしさを描きたかった作品ではないかと思いました。

12は優しさからりさをかくまうわけですが、そのせいで厄介な事態になり、結局秘密兵器の原子爆弾のありかを言ってしまうに至るわけです。12はりさを助けたことを後悔しながらも、自分たちを必要としてくれてありがとうなど言うのですが、客観的に見てとんでもないことじゃないですか。
12はエゴでりさを助けました。それも9の反対を押し切って。理由はかわいそうだから。9からすればたまったもんじゃないでしょう。大いなる復讐、何年もの歳月が経ってからのです。どれほどの怨念が宿っていたかは想像に難くありません。成功させなければ、ならないのです。なのに、12はかわいそうだからとこの期に及んで助けたわけです。足手まといになると承知しながらも。アホでしょ。コナンの犯人レベルですよ。

しかし、そのアホさこそ描きたかった部分じゃないかと考えるわけです。
情けは人の為ならずという諺があります。
「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」という意味らしいです。
これは嘘だとこの作品が証明してくれます。いくら自分が相手に親切をしたって、相手がとびきりの無能であれば、恩恵が帰ってくるわけがありません。12はりさに感謝をしていましたが、そもそも彼の目的は「アテネ計画」を世に知らしめることで、その目的を遂行するために邪魔でしかなかったりさに感謝するのはどこかおかしいわけです。ただ、それらを踏まえてもなお、理性では割り切れない人間の感情的な部分を描きたかったのではないかと思うのです。

多分考えすぎです。
実際は、囚われヒロインを助けに行くというお決まりのシーンを見せたかっただけです。ヒロインを助けたのも、色気の一つもないと画面が灰色になってしまうからという最低限の配慮です。

ここまで来て全否定かよって話ですが、見方によってはそういう風にも見られるということで、下手な考察を一つ提示したかったので、一応書いて見ました。


補足で、項目ごとの点数について

物語

雑というのが総評。序盤は謎解き要素や警察との対決があって、デスノートっぽくて楽しめたが、中盤から5とかいう全能キャラの登場で、一気に冷めてしまった。職権乱用にも限度があるぞと言ってやりたいところです。あと、主人公たちの犯行も雑です。これ無理だろと思われるのもいとも簡単にやってしまいます。ご都合と捉えるか、仕方がないと捉えるかでこの作品を楽しめるかが変わってきそうです。もう一つ気になったのが、主人公たちの資金源です。自分お記憶では一度も明言されてなかったはずなのですが、一体どこからのお金だったのでしょう。これもご都合と流してしまえばそれまでですが。


作画

良好。さすがです。


声優

こちらも素晴らしかった。特に、ヒロインの中の人。慌てたしゃべ方がうまい。無能っぽさの出し方もうまかった。あと5の中の人の英語うまかった気がします。素人目線ですけどね。


音楽

攻殻機動隊で有名な菅野よう子さんということで、順当な仕上がりでした。ただ、OP、EDともに暗く、盛り上がりどころがなく、ちょい残念でした。作品にはぴったりだと思いますので、これは自分の落ち度です。


キャラ

掘り下げが微妙すぎる。全員うわべだけをなぞらえた感じ。特に5。ぽっと出てぽっと死んでいったくらいの印象しか抱けなかった。一瞬の輝きもなかった。ただユベルのようなヤンデレ女としか思えなかった。実際、それであってそうなのは悲しいところです。とにかく、全体的に魅力が感じられなかったのが残念。
キャラよりストーリーを見せたかったということであれば、うわべだけなぞらえたのはよかったのかもしれないですが、そこは自分は全然わからないので、保留します。


総じて言えば、細かいところは気にしない、ゆってぃ的な人であれば楽しめる作品だと思います。もちろんゆってぃじゃなくても楽しめますがね。

投稿 : 2016/03/27
閲覧 : 204
ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

作画は素晴らしかったのですが。

アニメーション制作:MAPPA
2014年7月 - 2014年9月に放映されたTVアニメ。

テロリズム(英: terrorism)
不穏で陰惨な響きがする言葉。
今の日本ではISIL(自称・イスラム国)やらアルカイダが有名ですね。

昨年11月のパリ同時多発テロ事件では130人が死亡したことは記憶に新しく、
過去にあった実際の列車爆弾テロ事件では200人が死亡したなどの報道がなされており、
決して良いイメージは、ありません。

この作品の主人公は17歳の男子高校生コンビ。職業はテロリスト?
スピンクスと名乗る彼らは、都内に爆弾を仕掛けてネット動画で犯行予告を出しています。
彼らの目的は?動機は?遊び感覚でやってるように見えるんだけど、ふざけてるの?

一話目で予告のままに都庁が爆破されて崩壊するというショッキングな映像。
テロという言葉の過激さとの相乗効果でインパクトは抜群だったでしょう。

主人公は知能犯 vs ライバルは切れ者刑事 という構図が見えて、
この作品の目玉は、緊張感あふれる頭脳戦?トリックと推理?
もし、そのとおりならどんなに良かったことでしょうか?

実際に柴崎刑事がライバルとして機能してる間は見応えを感じられたのですが、
白髪の態度のでかい小娘がアメリカ政府から派遣されて、柴崎刑事は脱落。
舐めた口だらけだわ、アメリカの国家権力をバックに日本で好き放題するわ。
なんとも魅力が皆無な小娘です。

顛末は略すとして、物語は単なる愛憎劇みたくなって残念でした。

さて、ここからが本筋です。

「テ口ルは王道として大ヒットしていいアニメ、
 これが売れないんだったら、俺たちじゃなくて世の中が間違っている」

監督さんの御言葉です。

実際に、このアニメへの反響は小さかったようです。
何故、残響のテロルはアニメファンにウケなかったのか?
当時49歳の渡辺信一郎監督と、アニメ購買層の20代30代の意識の差だと思われます。

第8話にて学生運動をヒーローとして肯定するかのような台詞がありまして、それで腑に落ちました。

過去の日本、20世紀には反権力がカッコいいとされてきた時代が確かに存在してたのでしょう。
全共闘世代ていうのかな? 角材やゲバ棒や火炎瓶で機動隊相手に戦った人達?

若さに任せて信念のままに戦った青春の証?
国家権力に逆らったことは武勇伝?

お祭り気分で一時の狂騒に乗って暴れただけの末端。
幹部にいたってはテロリスト指定を受けたり、
仲間同士で集団リンチ殺人事件を起こしたりでガチの犯罪者集団。

実際には、きれいなものではなかったことが今の時代には全部バレてるんですよね。
これも情報過多の時代の恩恵なのでしょう。

残響のテロルでは主人公たちは一人も殺さないきれいなイケメンテロリスト。
実在のテロリストとは違いすぎてて無理がある設定ですが、
主人公たちは破壊活動で建造物に大被害を出しまくっていることには変わりなく、
その破壊活動を正当化するために、テロの目的として裁かれるべき巨悪が存在していて、
このアニメでは日本政府が悪。ついでにアメリカも人命無視で横暴の限りを尽くす悪。

主人公たちのテロ活動の動機として、
日本は戦争が出来る国に向かって暴走をしている!
政府は5歳以下の子供を集めて人体実験をして沢山死んだ。
僕らは仲間たちの無念を晴らすために、それを白日のもとに晒す!ストップ日本。

21世紀の日本を舞台でやるには無理がありすぎる設定ですね。

この物語はフィクションですと一応注意書きをしているものの、

現実の東京を模した細かい背景描写。
現実の日本を当てこすって歪曲と受け取られかねない物語。

リアルとファンタジーの融合の結果、
政治的啓蒙のムードが作品から漂いすぎてて、
監督の情熱とは裏腹に、そこが忌避された原因ではないかと?

人体実験そのものはフィクションの世界では全く珍しくありません(よくソビエトが悪役でそれをやらされていました)が、
実在のモデルが有る政府与党に21世紀の日本という設定でそれを態々やらせることに作為がありまくりですね。

やっぱり、渡辺監督とアニメファンの間に今作品では温度差が存在してたのではないでしょうか?
誰の主張が正しいかはさておいて、結局は人間とは自分の信じたいものしか信じない。
それは理屈ではなく、曲げたり翻すのは容易ではないのです。

何より今の時代は、日本を悪役に見立てた反権力ヒーローが受け入れられる土壌が失われつつある。
監督の見立て違いが原因であり、残響のテロルという作品は生まれてくる時代を間違えた。
20世紀に発表された作品なら受け入れられていたかもしれないと思いました。


これにて感想を終わります。読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2016/03/23
閲覧 : 455
サンキュー:

59

ネタバレ

らいらく さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

凡才に天才は描けない

天才的?な少年二人によるテロ活動のお話ですね。
彼らをはじめとして、作り手が終始話の主導権を握らせたい人がそれを実現できるように都合よく展開します。

謎の組織によるナンバリングされた子供による反乱。という今や苦笑いしか出ないような設定ですがそれはまだいいと思うんです。そこから紡がれるお話が魅力的なものであれば、ね。

物語冒頭、ヒロインがテロリストと行動を共にする経緯から御都合主義のオンパレードです。
これこれこうだから、こうなった。という最低限のエクスキューズすら作り手には伝える意思がありません。作品の雰囲気として敢えてそうしたというのであれば、「はぁ…だから白けた話なんですね」としか言いようがありません。
設定だけ考えて視聴者に丸投げしちゃえ!って実は考えるのやめたでしょ?と邪推せずにはいれません

最低限、実社会のリアリティというものが担保されてれば彼らの存在が唯一のファンタジーとしてもう少し楽しむこともできたんでしょうが、物語中盤から全能?のライバルキャラが登場してしまい、頭脳戦にもなってないバトル?展開で呆れるやら白けるやらでもはや物語の主軸がどこにあるのかさえ完全にわからなくなります。
なんらかの主義主張ってものはやっぱり必要ですよ
首都上空で原爆を炸裂させるんですから、一説ぶつぐらいやらせてあげないとポカーンですって

ヒロインの存在価値のなさ、どう考えてもこいつ邪魔だろ感は満点でしたね
そういう意味では、少々の生活の変化程度では成長も反省もしない、無気力に意思薄弱で他力本願な10代女子だけはうまく描けてたのかもしれませんね

とあるシーンでメインどころの刑事が同僚を連れて話の根幹に関わる昔話を聞きに行く場面があります。
そこで話半ばにも関わらず同僚が「もうたくさんだ!!」とテーブルを叩きます。
このシーンでこのアニメ見る気が99%失せてしまいました。
とても大切な真相に迫るべき聴取が取れており、彼がヘソを曲げてもうお前らには教えない。となると損しかないこの場面。目の前の人物もとても真摯的に応じてくれているこのシーンで熱血中学生かよと目を疑うこのセリフとこの演出。有象無象の刑事ドラマで熱血若手デカが口にしそうなセリフ。あーなんにも考えてないんだな。と。作り手が。こんなこと言うよね多分。程度。
彼はこの数分前にこの話を聞いてしまうと身の安全を脅かされるかもしれないよという話に、構わないと決断し、ボイスレコーダーまでセットして覚悟して話を聞き始めた人物です。もうめちゃくちゃだと思うんです。
キャラクターの深みを描いてないのではなく、考えてないんだ。描けないんだ。と。
雰囲気だけで押し通す作品なんだな、と。

テロリストが提示するナゾナゾも伏線たり得ないんならそんな演出いらないでしょ。と。
都合良く。というのは当たり前なんです。都合良く話を進めるんです。でも表面上そのお話の中でキャラクターがその選択をする、その選択をできる妥当性を描かなければいけない。どんなに荒唐無稽であっても。これが書き手の最低限のルールじゃないかと思うんです。

各種爆発物の入手法や製造法にしてもそう。どんな理屈があるんでしょ?
テロリズムというちょっとセンセーショナルな題材を使って表層だけ舐めまわしてる不真面目さを感じた作品でした

音楽は素晴らしいなと思ったら菅野よう子さんでした。ナットク

投稿 : 2016/03/21
閲覧 : 260
サンキュー:

8

ごりら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

非日常で日常的

今の日本の政治を卑下しているようなそんな考えさせられるアニメ。
主人公は女の子で恋愛要素もあるので女性も見やすいと思います。
見て損は無いです。

投稿 : 2016/03/18
閲覧 : 243
サンキュー:

4

アヤト さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もう少し評価高くてもいいと思う

11話しかないから最後の方はきちんと終わるのか心配してたけど
いい感じに感動できるラストだったと個人的に思う

でもあの人が登場してから若干萎えました

投稿 : 2016/03/11
閲覧 : 283
サンキュー:

7

mame さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと評価されても…

名前からいってちょっと…かなぁって見はじめましたが見だしたら一気にみれました!!


最後は涙で終わりました

投稿 : 2016/03/08
閲覧 : 234
サンキュー:

3

もけもけぽー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うーん…描写するとこソコ??テーマが解りづらい。

テロリストが主人公で警察との対決構造が描かれていくと予感した序盤は期待していました。

詳細は割愛しますが、それぞれのキャラクターの目的や動機がイマイチ伝わってこなかったのと、センセーショナルなシーンは沢山あったにも関わらず、それが何のために行われているのか曖昧な部分が多く感じられました。

登場人物が物語に入ってくる時は、それぞれの置かれた状況説明的なシーンがあるのですが、「それが結局なんだったの?」という感じで放置されたままになっていたのも、個人的にはマイナス印象です。
結果として作品のテーマがあまり伝わってこなくて、雰囲気アニメにしか感じられなかったのが残念。


これはとても個人的嗜好ですが、敵方の女性キャラ(ライバル的なポジション)が登場してから一気に盛り下がりました。
ああいう、自分で汗をかかずに安全な場所からチートっぽい力を発揮してヘラヘラ余裕ぶっかましてるキャラが苦手なんです。
設定はぶっとんでいてもディティールに凝った展開を期待していたというのもあり、刑事連中が泥臭く頑張っていたのに反して、ああいうキャラが一人でてくると、積み重ねてきたものが気安く引っかき回される感じがして…好きになれませんでした。
ワケありキャラは過去もきちんと描かないと、単なるヒスにしか映らない気がします。このあたりは僕の好みの問題ですが。

色々惜しい。

投稿 : 2016/03/06
閲覧 : 244
サンキュー:

8

Cat_See さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もしも、改造人間が子供だったら

満足度は適当に付けています。

この作品を見て感じたのは、

もしも改造人間が子供だったら

ということでした。

この作品では、実験で生み出された
天才少年少女達が出てきます。

この少年少女たちが社会に対して
様々な思いを持ってアクションを起こしていき、
その中で翻弄される特殊な女子高校生の物語も挟みつつ
人間の進化やテロをテーマに物語が進みます。

この作品を見たときに
直感の疑問としてタイトルのようなものがありました。

よく、大人の方々が改造されたり、
強くなりたいと思い自らを強化する
物語はよく見るのですが、あまり
子供がそういう風になっているものは
見たことが無いなと。

もしも、改造人間が子供だったら、どうなるんでしょう。

投稿 : 2016/03/06
閲覧 : 205
サンキュー:

11

freelife さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

評価のみにする予定だったけど見終わったばっかりで興奮が収まらない((

内容については触れませんが
非常に良かった!
逆になんで今まで見てなかったのが不思議に思うほど…
作画もさる事ながら内容がとにかく良くて、今までにないストーリー展開で見ていてどんどん興奮してしまい心拍数が上がりまくりましたよw
最終回はすごく感動しましたしそれこそ心臓バクバクで今後ずっと余韻に浸れそうなレベル。

またいいアニメにまた出会ってしまった(´꒳`*)
是非皆さんも見てください!

投稿 : 2016/03/06
閲覧 : 247
サンキュー:

4

ネタバレ

まなったん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悲しい

今までにないアニメだと思います。
他の人は淡々としてるとか感想があったけど個人的にはなかなかはらはらドキドキなとこあって良かったと思います!
ただヒロインが足手まといかなw

あともう少し施設に入ってた時の辛い思い出のシーンがあれば最終回は泣けてたと思う!
悲惨さをもっとだしてほしかった!

投稿 : 2016/03/03
閲覧 : 199
サンキュー:

3

∮アジェル∮ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

完全に後半型の作品ですね。ラストまで奥が深い。

当初は、何を目的に進んでいるのかという、作品の本質を探るところから始まって観ていたのですが、そもそも着目するところが違っていた事に中盤になって気が付き、最後は吸い込まれていくような感じで見入ってしまいます。

本作品については、2周目を見終わってからのレビューなのですが、というのも1度見終わってから再度、改めて観てやっと理解に至るところがちらほら。なかなか序盤に気持ちが入っていかない所があったせいか2周目になるとその面白さも改めて感じられました。

ストーリー性からいくと、ドラマチックな展開に発展傾向があります。たった一つの目的を果たすために行っていくすべての行動。その「軌跡」を追いかけながら進んでいく作品展開ではあるのですが、そこに生じる「不確定要素」の必然性があって完成に至る・・・。
簡単に言ってしまえば、序盤は着々と主人公たちの狙いに沿った展開で進んでいくのですが、中盤から「意外な」じゃまだ手が生じるが、それは運命的と言っていいほどの繋がりがあって、その辺りから作品の面白さが始まっていく。そんな感じでしょうか。それも作品の本当に真ん中暗いからなので、5、6話あたりまで観ていかないと「面白さの始まり」に出合うことができないという完全後半型の作品です。

まぁ違った楽しみ方もあるとは思いますが、ノイタの出す作品はこういうちょっと癖のある作品に面白さの活路があるところがまた好きになれるところです。
というわけで、もし観ようと思っていらっしゃる方は中盤の劇的変化に乞うご期待です(笑) ではでは、またどこかでお会いしましょう^^

投稿 : 2016/02/29
閲覧 : 227
サンキュー:

8

ネタバレ

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

不謹慎ですが面白い作品です

テロに対する正義ではなくテロリストをする男の子たちの話です。

ブラッディマンデイの様な若干犯罪行為を正義の為にするのではなく完全な犯罪行為を自分たちの目的のためにやっていく話です。

主人公たち二人と警察側はとても良いキャラですが女性陣がちょっと・・・

内容は1クールで綺麗に収まっており話の流れもスムーズで十分楽しめます


あとはここから蛇足です

ギリシャ神話のスピンクスとオイディプスの設定は最後まで生かされます

実際オイディプスに謎解きを答えられた時にスピンクスも死ぬのでオイディプス=柴崎が解決し終えてたどり着いたらふたりとも結果的に死にました

あとその謎解きはギリシャ神話にまつわる謎を出し一般人は解けませんので考えるだけ無駄です

原爆・爆弾云々も一般人にはわからないものですので「へー」という感じです

あとは題名の「テロル」はドイツ語でTerror 意味は恐怖・テロ

題名はドイツ語、内容に出てくる謎はギリシャ神話、主人公が好きな歌「von」はアイスランド語で「希望」

深読みしすぎてしまう私としては「von」は「希望」だけではなくドイツ語での前置詞?とか他に意味が・・・とか考えてしまいます

恐らくですがこちらに深い意味は無いでしょう

最後のエンドロールに流れている曲が「bless」アイスランド語で「さようなら」

音楽に合わせてアニメ内に出てきたのかと

私のように深く考えずにボケーっと見るほうが楽しめると思います

あとは「BLOOD-C」「残響のテロル」「学園黙示録」の三作品が暴力賛美作品であると中国に批判されたようです。

残響のテロルは原爆がまずかったようですが個人的には世界唯一の原爆投下国の自虐ネタとも取れる作品だと思いました

投稿 : 2016/02/28
閲覧 : 228
サンキュー:

7

アニカラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1クールだけですが、観応えがありました。

全11話と長くはないにもかかわらず、物語に無理・無駄が無く、大変観応えがありました。

序盤では、知能を鼻にかけた挑発的な愉快犯の様に主人公達が描かれていて、全然共感出来ませんでしたが、
彼らが実は訳ありである事が明かされ出すと、続きが気になる様になりました。

やがて彼らと対等な頭脳を持つ強敵が強権力を伴って現れると、完璧と思われていた彼らも次第に危機に陥る様になり、
「どうなるんだろう!?」と続きに目が離せなくなりました。

ラストは静かな、とても切ないものでした。

最後に蛇足ですが、
彼らとライバル達の高知能ぶりを演出する数々の謎解きについてですが、
マイナーな神話などを詳しく「知らないと解けない」様な物ばかりで、
「知能問題」というよりも「知識問題」という感じで、知能の演出にはなっていない様に感じました。

投稿 : 2016/02/26
閲覧 : 443
サンキュー:

5

ネタバレ

lulonin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テロとか嫌なイメージだけど、とても悲しい物語でした

最近魔法とかSFとか見てるので、これくらいなら実際にあるかもと思ってしまう。
見てとても面白かった。でも悲しい物語。

投稿 : 2016/02/12
閲覧 : 211
サンキュー:

2

ネタバレ

ミホ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった。でも、完璧には及ばない。

面白かったです。

いつも次の回を楽しみにさせてくれるような展開がよかったです。

タイトルの通り、とても面白いアニメでした。しかし、あー、ここ、もっとこうして欲しかった!勿体無い!というところが多々ありました。ワンクールで無理やり詰め込んだ感が少しありましたね。


不満点を書きます。

①柴崎刑事が答えまでたどり着いてくれましたけど、どうして今回のテロ事件を起こしたのか、ナインの口からその内容を聞きたかったことだけが心残りです。もっと施設でいかに苦しかったか、今までの人生、どれだけ苦労したか、とか、そこをもっと見たかった。

②ヒロインのリサは嫌いです。
彼女の存在は足を引っ張るだけですしね。
彼女はいなくても良かったんじゃないかな。

③あと、ファイブ。ファイブのナインに対しての執着心が描かれていましたが、そこ、もう少し掘り下げて欲しかったと思いました。

不満点ばかり書くと、そこが目立っちゃうけど、80パーセントぐらいは不満なしで面白かったです!

投稿 : 2016/02/08
閲覧 : 274
サンキュー:

15

tadasi1970 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うんうん!

今の私にはあってる
一気に見終わってしまった
見たことを覚えておきたい感じかな

投稿 : 2016/01/31
閲覧 : 182
サンキュー:

1

ぴっぴー。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よかった

2人組の高校生がスピンクスと名乗り
テロを起こして行く話し。

一話終わるごとに、続きが気になり
スムーズに観ることができた。

予想外の展開で終わってしまったけど
深く、いい作品でした!

個人的ですけど、もっと評価しても良い作品です。

投稿 : 2016/01/29
閲覧 : 175
サンキュー:

2

死屍累 生死郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テロリストと刑事との知恵比べ

この作品は主人公側がテロリストです。また、主人公側は天才青年です。

主人公側はスピンクスと名乗り、ネットにテロを行う声明を出します。
ただ犯行声明を出すのではなくスピンクスの名のとおり謎かけを出します。
序盤は主人公と凄腕刑事との知恵比べでこの作品の一番の見所、面白い点です。
作画もとても綺麗なので見やすいです!ストーリーは暗いお話ですね。

この作品はアニメBGMで名を馳せる菅野よう子さんが手がけているため
良い曲が多数あります!特にOP、EDの曲が良い!独特な感覚、没入感や浮遊感があります映像もそれを助けていますね。

中盤以降、徐々に主人公たちの目的がわかってきますが、本当に残念なのが
ヤンデレ少女が介入してきてから面白さが急激に失速してしまいます。
シナリオの穴も見えてきます。前半がよかっただけに余計ですね。
また、ヒロインの存在意義がない点も惜しい点です。

総評すると おしい! これに尽きます。
もう少しシナリオを詰める、深みを出せていれば満点でした。
1クールと短いので見たことない方は試しに視聴してみましょう(´∀`)

投稿 : 2016/01/23
閲覧 : 206
サンキュー:

3

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いいね

面白い

復習だけどそんなにエグくない

投稿 : 2016/01/22
閲覧 : 221
サンキュー:

3

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

扱っている内容が内容だけに不満点がはどうしても出るよね。

原子力の廃棄物の処理施設が謎の集団に襲われたり
都庁が爆破されたり、物騒な出だしですね。
そして、送電線がクレーンで切断されたりで停電したり
都庁が爆破されるシーンて、アレですよね。
アメリカ同時多発テロや2006年の東京大停電を思い出されるので
現実とリンクするので生々しいし
これらは現実に起こったことなので、送電線一本切れただけで
大停電にはならないよとか思わずにすみ
嘘っぽくはないんですよね。
妙なリアルさを感じるのは良かったです。
しかも、それがテロリストの主人公側が行った大罪なので
これから、どんな物語になるのかと期待と不安に襲われる出だしかな

ストーリーは主人公がテロリストの物語で
序盤から謎だらけかな、これ程の大規模なテロ行為なのに
テロの実行犯を現場で勧誘したり、謎ぽい所は気になるので
続きが気になる展開はいいのだけど
現場で勧誘した女の子を実家に帰すなど
無茶苦茶な所は無理があるかな
通報されたら、どうするつもりだったんだろうと無理やりすぎるね。
脅されているだけだから普通なら通報される。
と駄目なアニメにありがちな無茶苦茶な所も同居していますね。

警察の捜査は伏線をばら撒きながら進むので
色んなことを予想をしながらみれるので序盤の作りとしては
面白い流れにはなってますね。
テロリストの二人組は謎だらけで次々と出される犯行予告文も謎なので
謎が謎を呼び、それが上手く面白さにはつながっていました。
さらに警察の捜査も段階を踏んで丁寧に進むので
謎を1つ1つ解決している感じも良くて段々真相に近づいてくる作りなのもいいね。
刑事の柴崎もテロリスト側を追い詰める役としては
かなりキャラが立っていて、テロリスト側と戦う正義側としては
十分な役回りをしていたと思います。

序盤は警察側は感情移入しやすいけど、テロリスト側(主人公側)は
感情移入はほぼ不可能ですね。行動原理はまったく不明なので
理解に苦しむケースは多いかな
テロリスト側の印象は悪いまま進むので面白いと思いつつも
不満点がありますね。

さらに中盤アメリカが介入してからは、さらによくわからなくなりますね。
アメリカは何がしたいのかはサッパリかな
アメリカの女性捜査官の行動原理はテロリストを捕まえる側には
相応しくない、ものばかりなので明らかに警察側の内部にも
敵キャラを置いときたいんだろうけど
テロリスト側もよくわからないのに、警察側もよくわからなくなり
テロリスト側VS警察側の構図が崩れるので
序盤にあった単純な面白さがなくなるのはキツイね。

なんで中盤以は面白くはなかったかな
終盤、伏線が回収され謎が明らかになってから、ようやく全容が明らかになり
そういうことだったのかと初めて理解出来る内容でした。
理由付けとしては悪くはありませんが
テロリスト側の行動を視聴者的に理解が出来るタイミングとしては遅いので
テロリスト側の行動が理解出来たら全てが終わっていた状態なので
見ている段階では理解しかねるアニメでした。
要するに終わってみたら意外に良かったのパターンですね。
でも良かったとは思います。
刑事の柴崎は最初から最後までキャラは立っていたし
テロリスト側を序盤追い詰める役でテロリスト側を一番理解出来るキャラになり
終盤それが生かされる展開があるので
テロリスト側だけなく警察側も立たせる構図はアニメとしてみれば
面白さにはつながっていました。

気になる所は扱っている内容が内容だけにチョットでも変な所があれば
ストーリーが崩壊しかねない内容なんだけど
やっぱりアニメを作る上ではそうせざるえないこともあり
このアニメもそういったシーンが多数あるので
それが気に入らない人には向かないでしょうね。
反社会的な内容、理不尽な大人の所業、テロリストである主人公達に
都合のいい展開の数々は(1話のあの展開で第三者から見て人を殺すつもりは
なかったとか思われる展開はありえない。客観的に考えて無理がある。)
アニメだから許されるものだと思います。
それを受け入れることが出来ないと苦しい内容でした。

キャラについては刑事の柴崎以外はあまりにも理解に苦しむケースが多くて
全体的にはあまり良くなかったかな、どうも雰囲気アニメな所があるので

作画については、実写ぽいトレース気味なのは気になったけど
実写映画ぽい作風には合っているので、相性は良かった。
キャラデザインも実写風に合っているので
作風にあった作画、キャラデザインなのは良かったですね。

声優さんについては実写系の作風なので派手さはないけど
演技自体は安定はしていました。
警察側の刑事の渋さの演技、地味ながらも
しっかりとした演技だったので、いい雰囲気が出ていました。

主人公がテロリストで大罪を犯すのでその前程を飲めない人には無理ですが
序盤のテロリスト側と警察側の攻防は素直に面白かった。
アメリカが介入してからは単純な面白さがなくなるので
そのあたりは残念でした。
でも後半は伏線が回収されて綺麗に終わり全容が判明するので
終わってみれば良かったと思える内容でした。
でも終わってみて初めて思えることなので
見ている段階だと理解はしかねるかな
そのあたりもあるので、内容的には高評価はしずらいですね。

投稿 : 2016/01/21
閲覧 : 263
サンキュー:

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残響のテロルのストーリー・あらすじ

ある夏の日──突然、東京を襲った大規模な爆弾テロ。平穏なこの国を眠りから覚ました事件の犯人は、たったふたりの少年だった──。〝スピンクス〟と名乗る犯人たちの、日本中を巻き込んだ壮大なゲームがいま、始まる。 (TVアニメ動画『残響のテロル』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年夏アニメ
制作会社
MAPPA
主題歌
≪OP≫Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)『Trigger』≪ED≫Aimer 『誰か、海を。』

声優・キャラクター

石川界人、斉藤壮馬、種﨑敦美、咲野俊介、潘めぐみ

スタッフ

原案:渡辺信一郎、 監督:渡辺信一郎、助監督:立川譲、キャラクターデザイン:中澤一登、色彩設計:辻田邦夫、美術監督:金子英俊、CG監督:越田祐史、撮影監督:田村仁、編集:廣瀬清志、音楽:菅野よう子

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