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「四月は君の嘘(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
5073
棚に入れた
20169
ランキング
29
★★★★★ 4.3 (5073)
物語
4.3
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.2

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四月は君の嘘の感想・評価はどうでしたか?

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

楽しく嬉しく悲しく切ない気持ちは音と色と香りを運ぶ

たくさん重なる想いは「記憶」という言葉以上の思い出となる。それでもあなたとわたしは美しいまま蜃気楼でしか重なれない。



周回する度に涙する。同じシーンなのか違うシーンなのかも分からないが体と心が反応する。作品から語りかけてくる気持ちが記憶を曖昧にし、何度も何度も感動する。私にとっての特別な作品の1つ。



この作品の魅力は大人っぽい展開にあります。単なるラブロマンスでもなく、喪失のみで感情を煽るだけでもなく人を想う優しく残酷な心情描写にあります。中学生の設定だけど到底見えない。が、そんな設定を無視してるストーリーがとても良い。背景が全く関係なくキャラクター各々が一個人としてとても映えたものですのでもはや青春期を描けたら何歳でも良いのかもしれない。

メインの声優さんたちの語りで作品に強く引き込まれるが、更に劇中音楽が素晴らしく色んな気持ちにさせられる。早見さんには珍しい感情の激しい役を演じているのも見物かもですね。
久しぶりに見直したのだけどなぜか前半のOPのサビで胸を鷲掴みにされる。何故だ?かなり周回してるので理由が分かっててもおかしくないのに分からないんです。歌詞なのかな?


色々レビューで書きたいのに毎回書けなくなる。と言うより作品に没頭して見てしまう。
そんなお気に入りのこの作品はぜひともイヤホンやヘッドホンで音を感じてほしい。暗がりで観て色を感じてほしいです。圧巻の最終話にあなたは何を思うだろうか。
1周目に強い喪失感を感じたならば日を空けて2周目を観ていただきたい。色んな想いに気付くことができるだろう。

投稿 : 2018/02/16
閲覧 : 401
サンキュー:

47

いたお さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣ける作品

涙あり笑いありの最高の作品です!
自分のトラウマを克服しようと葛藤する主人公と、今を精一杯生きるヒロインの姿が良かったです。

投稿 : 2018/02/16
閲覧 : 166
サンキュー:

5

ネタバレ

さかまがはら さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

語らせてくれ

このアニメは自分にとってとても特別なものです。長くなるしネタバレもありますがが勘弁してください。

アニメを見始めるきっかけをくれたのがこの作品です。プロフィールにも書いてますが、私はこの君嘘の実写化を見るために比較用にアニメを見ることにしました。しかし見始めてビックリしました。あまりにも心を掴まれたからです。

元天才ピアニストの主人公、有馬公生が、現役女子高生バイオリニスト、宮園かをりとの出会いをきっかけに、ピアノや自分の過去とまた向き合っていく物語です。

まずアニメの絵ってこんな綺麗なんだって思いました。初めての深夜アニメの私にとって、君嘘の絵はとても美しく、どこか儚さがただよう、幻想的なものに見えました。特に演奏のシーンは臨場感が半端なくて、自分も会場にいるかのように固唾を呑んで見ていました。

物語が進んでいくうちに、かをりが何か重い病気を患っていることが分かります。それなのにかをりは、公正やみんなの前ではとても明るく、音楽に真っ直ぐで、無邪気な姿を見せるんです。公正と2人で楽しそうなことしてるシーン全てで、この時間が決して長く続くものではないんじゃないかと思うと、胸が張り裂けそうになりました。

かをりのおかけで、公正は自分に呪いのようにまとわりつく過去、要は母親への思いに決着をつけることができます。その公正を見て、幼なじみの椿も自分の公正に対する思いに向き合っていく様になります。さらに公正の復活によりかつてのライバルピアニスト達も動き出していきます。かをりを起点としていろんな人が動き出していくんです。それなのに、かをりはどんどん弱っていきます。

かをりがもう病院から出られない状態になって、公正は一人でコンクールに挑みます。公正はかをりの思いを背負って、かをりに届くように演奏するんです。最後の演奏シーンほど胸を熱くするものはないでしょう。かをりが現れて一緒に演奏しているようで、それは彼女が公正に別れを告げるものなんです。でも初見の時、私はかをりがどうなってしまうか半分予想はついていたものの、それでもまた公正と一緒に演奏できる時が来ると信じていたんです。

しかし、かをりは亡くなっていました。とんでもない喪失感でした。それを知った時、感動とかそういう感情も、何もわいてきませんでした。でもかをりの手紙を読むシーンになって、自然と涙がこぼれてきました。

手紙で『嘘』の意味がわかりました。そして『君が好きです』の文字が目に飛び込んできた時、私は滝のように涙を流しました。だってかわいそうじゃないですか。彼女はそれを伝える前に去ってしまったんです。もうその気持ちを公正と分かち合うことも叶わないんです。切なすぎます。

でも彼女は既に報われていたと思います。ちっちゃい頃に憧れた人と音楽をして、一緒に無茶して、川に飛び込んで、笑いあって…。それだけで彼女には充分すぎたのかもしれません。病院から抜け出して、嘘をついた意味があったのかもしれません。彼女は公正の心に住みついて、公正の心を、ついでに僕の心も(蛇足)カラフルにしていったんですから。

君嘘を見ていて、音楽と、1人の女の子を通じていろんな感情が胸にこみ上げてきました。その感情をうまく表現しようとしても言葉に出来ない自分の語彙力が情けないです。でも君嘘ほど、熱く、美しく、切ない青春を見せてくれる作品はないでしょう。

このアニメのおかげで、それから素晴らしいアニメをたくさん見ることが出来ました。そしてこれからもそれは続いていきます。このアニメに出会えたことに本当に感謝です。

投稿 : 2018/02/14
閲覧 : 239
サンキュー:

16

ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一歩踏み出し、観てみると思わず涙があふれた

【20150713 視聴終了】

まさか、こんなにハマって、こんなに感動するとは思わなかった。

多くの人がこの作品を勧めてきたり、評価もとても高いという事も小耳に挟んだが、どうも一歩踏み出せずにいて、知らぬ間に忘れていた。

何ヶ月か過ぎて、ち気まぐれなやる気で、やっと一歩踏み出せた。

一歩やっと踏み出してみての第一印象は、ああただの青春ものか....

そして、一話観終り、二話、三話観ていた。昔、楽器を弾いていた事もあり苦ではなかったが、余りにも頼りない主人公にヤキモキした。

四話に来てとうとう、このアニメ来てるなと!
いや、一話観て、二話を観た時点で来てたんだなと

そこからは凄かった
{netabare}

話に引き込まれ、盛り上がり、そしてヒロインが倒れる。まさかなと...

その後、主人公を成長させる友が現れ、彼らの演奏を聴いたときはとても痺れた。好きなシーンの一つだ。

話は、順調に進んでいき、あれ?、やっぱりそうなのかと、一人の天才ピアニストを育てるのにこんなにも代償が必要なのかと!!

観れば観るほど、切なくなり、やるせなくなるが、やる気がでてくる。

そして、春がまた来たんだなと

{/netabare}

ここ最近のアニメでは、飛び抜けて良い作品です!
直ぐにお気に入りの棚に入れました。
一度視聴してみる価値はある作品だと思います!

投稿 : 2018/02/12
閲覧 : 298
サンキュー:

28

ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

色づく世界に、影はないけれど

【概要】
A-1 Pictures制作、全22話。
“元”天才ピアノ少年・有馬公生と、破天荒ヴァイオリニスト・宮園かをり。
二人の出会いと行く末、そして公生の復活を、情感豊かに描いた作品。



【感想】
音楽を題材にした、ほろ苦い青春群像劇。
恋愛メインかと思ったが意外とそんなことはなく、少年漫画色が強い。
色濃く描かれるのは公生の“トラウマ”であり、それをどう乗り越えていくか。
主要キャラたちが彼にどう影響を与え、どう影響を受けたかを見るのがポイントだろう。
劇中のセリフを借りると「人の世界は狭くて、一人ぼっちになることを許さない」。
ライバル二人の存在感も大きく、作品の方向性を決めた良キャラであった。

「お涙頂戴系」に分類される(と思われる)本作品。
確かにそうだが、涙の方向性が明るい方にも向いていたのが良い。
{netabare}母親である早希の真意に気づいたシーン、椿が自分の気持ちに気づいたシーンは今作のハイライトだと思っている。{/netabare}
伏線の張り方も結構上手くて、二度見ても楽しめる作りになっている。
実は私、視聴前からラストを知っていた(ネタバレ食らった)ので、そういう意味でも楽しめた。

色鮮やかな色彩や、派手な演出が印象的。
ピアノが弾けなくなる恐怖や、ふとした言葉で世界が広がる感覚など、上手く表現されている。
主人公がネガティブかつ、トラウマ・葛藤の描写が多いので、展開は結構重い。
だが視聴後の感覚としては、温かさが残っている。
作中では1年間を描いているが、季節感の表現が上手かったのもプラスに働いている。
こういう青春群像劇だったら、また見たいなと思える良作だった。



【不満】
モノローグがしつこいです。
心情描写を深くやろうという気概は感じますが、ちょっとやり過ぎ。
なんともポエミーで婉曲的な感じが、ストレートに感動させてくれない場面も。
派手な演出で、モノローグの長さを誤魔化してはいましたけどね。
あと、音楽の上手さを“言葉”で説明するのは難しいと思います。
行間を読ませることや、表情の描き方一つで、もうちょっと見やすくなるかなと。
演奏シーンや回想シーンが長すぎて、ちょっと飽きる話もありました。
でも、最終話の演奏シーンが圧巻だったのは言うまでもない。



【考察】
{netabare}・“呪い”の手紙
{netabare}呪いって言葉、不思議ですよね。
読み方で意味が180度変わります。
本作はワンフレーズごとに力強さがあると思います。
まさに公生の生き方を指し示すように描かれている。

例えば、公生が罵倒されるシーン。
「ヒューマンメトロノーム」「母親の操り人形」「譜面のしもべ」とか。
こんなパワーフレーズ、どうやったら出てくるのだろうw
しかもめっちゃ繰り返されるから、印象に残るんですよねえ。

例えば、公生のトラウマスイッチを入れてしまった一言。
「お前なんか死んじゃえばいいのに!」
この言葉の後、母親はすぐに他界し、罰として音が聞こえなくなるわけです。
加えてこれは、公生の自立を示す言葉とも表現されていますね。

例えば、かをりが公生に言い放った言葉。
「君はどうせ君だよ。」
「君の人生で、ありったけの君で、真摯に弾けばいいんだよ。」
「私の中に君がいるよ、有馬公正君。」
彼を舞台に上がらせるための言葉たちです。

そして最終話の“手紙”。
回想シーンも相まって、本作の集大成みたいな感じになっています。
これ結構評価分かれているみたいで「呪いの手紙だろw」っていう意見が見られる。
この手紙って、後押しを感じる内容だと思うんだけどね。
最後“例の新海作品”とは真逆を行く椿の登場とか、それを強めている気がする。
「人が死ぬのは、誰からも忘れられたとき」っていうのはよく言う話。
この手紙を彼女のエゴだと捉えるのは、ちょっとどうだろう?w
彼女の愚直な性格もあって黙ってはいられなかったのだと、好意的に解釈してみる。

これは彼女からの“呪い(まじない)”なんだと思います。
公生のこれからを占い、夢想し、背中を押す、言祝ぎなのだと。
だから視聴後の感想は、哀しいけれども温かいものになったのかなと思います。
呪いの手紙とか書かれていたから、無理矢理こじつけてみましたw{/netabare}


・作品構成の巧さ
{netabare}本作を語る上で欠かせないのが、有馬早希と宮園かをりの対比でしょう。
同じように弱っていき、病気で他界していく二人。
流れもほぼ一緒で、ともすれば公生は、また挫折してしまいそうな展開。

でも彼は挫折しなかった。
それはなぜか?

端的に回答すれば「母親からの罰の真意を知り、世界がカラフルになったから」でしょう。
世界が色づいて、周りの世界が見えるようになった。
閉ざされた世界が開いて、心の声を表現できるようになった。
自分のまわりに、どれだけ自分を支える要素があったかに気付いた。
それを気付かせてくれたのは紛れもなく、自分を舞台に引っ張り出した宮園かをりだった。

それを気付かせる流れがとても秀逸だったと思います。
最終盤で彼が復活し、素晴らしい演奏を披露できたことに強い説得力を持たせています。
そりゃあ、かをりのこと好きになるわなw
最終回の演奏で、かをりの死を悟ったような表情も良かったよね。。。{/netabare}


・伏線あれこれ
{netabare}結構伏線の張り方が上手い作品ですよね~。
作品のタイトル回収とか。
「渡じゃなくて、公生が好きだった」
読めそうなものだったけど、ぴゅあぴゅあな私は読み切れなかったよw
思わず、はっとしちゃったw
思い返せば、待ち伏せのシーンとか違和感あったわ。

かをりの病気関係だと、伴走者を頼むシーンかな?
「私を支えてください!」って頼むシーンあったよね。
あれ、涙ボロボロ流すんですよ。
えらい不自然だなって思ったんですけど、よく考えれば分かることだった。
だって、一緒に弾きたいからヴァイオリンに楽器を変えた子だもん。
しかも死期を悟っていて、最後のチャンスなんだもん。
そりゃボロボロ泣くわ。
幼少期の容姿が違い過ぎて気付かなかったけど、ちゃんと画面にも映っていたんだよね。

あと本作のdisりポイントである、凪の登場。
明らかにカンフル剤的な投入で、妹いることをほのめかしてほしかったよねえ~。
公生が影響を与えたことを実感させるキャラとして優秀だけど、どうもぽっと出感が強い。
そこはちょっと不満です。{/netabare}{/netabare}



【蛇足】
{netabare}お察しの通り、話したいのは瀬戸小春ちゃん(ピアノの先生の娘)ですよw
点目のくせに、クッソかわいいとか反則ですわ。。。
父性をくすぐられるんじゃあ^~
りんごあめを一緒に舐めてあげたい。
あの子が好きなやつはロリコンですよ、絶対。
私が言うのだから間違いない。
本作のレビューはポエミーかつ、超長文になっちまったね。
誰も全部は読まないと思うけど、ちょっと反省しているw
それだけ感動したんだよ、ぴゅあぴゅあなんだよ。。。{/netabare}

投稿 : 2018/02/12
閲覧 : 423
サンキュー:

30

ip さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見返すほどに感じる美しさ……

 主人公を中心に中学生という思春期に訪れる命の儚さや恋という感情を音楽を通じて美しく展開していくストーリー。音楽家だから伝わるピアノやヴァイオリンの音にのせて伝える思い。
 何度見返しても物語、音楽共に飽きずに観れてとても面白いと思います。クラシックが好きな人や「のだめカンタービレ」が好きな人にも是非是非お薦めします。

投稿 : 2018/02/10
閲覧 : 226
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

タイトルなし

見るたびに引き込まれて楽しんだ

投稿 : 2018/02/08
閲覧 : 163
ネタバレ

アキネ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

素晴らしい!本当に完璧なアニメだと思います!

クラシックの曲の表現力、アニメの絵とのマッチング感がとりあえずすごい!
割と賛否の否の評価が多い、かをりちゃんが亡くなってしまうラストは自分的にはそうするのが物語構成的に一番暖かく物語として後味が悪いようで良い結末だなと思います。手術が成功し、少しだけ延命するという終わり方だとしたらすごく中途半端ですものね、それに椿ちゃんもいますし、物語としても最高の終わり方なのかなと思いました
BLのシーンは仮に年上の彼氏と付き合ってるんだよ!と言ったら中学生なのにどんだけ大人の人と付き合ってるんだ?みたいな不自然感が生まれると思うのでそこも良いキャラ設定だなと思いました。
リアルで憧れる青春の切ないラブコメだなと思いました。
とりあえず何を言いたいかというとこんな素晴らしいアニメを作ってくれた原作者様とアニメの製作者全ての人に感謝しています!

投稿 : 2018/02/04
閲覧 : 167
サンキュー:

8

ネタバレ

ねげろオヤジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全てを見終わって

原作、アニメをすべて観覧済みです。

あらすじは年少の頃から天才ピアニストだった主人公の少年(有馬)が、ある出来事をきっかけにピアノをやめて、中学3年生になったところから話は始まります。
彼には仲のいい2人の男女の幼馴染がいました。男(渡)はナンパ好きのサッカー少年。女(澤部)は世話好きのソフトボール少女。
ある時、彼女が友人に男を紹介してほしいといわれ、渋々主人公も同行することとなる。
約束の日、待ち合わせ場所で予定時間を過ぎても来ない友人達を待っていた主人公は、ある音に誘われて公園に行く。そこで子供達と簡易演奏会をしていたヒロイン(宮園)と出会う。

何より心に残ったセリフは「私と心中しない?」です。
ヒロインが入院していた病院で主人公と面会したときに言ったセリフです。
彼女が手に持っていた本は…『いちご同盟』
初見ではなんの意味が分かりませんでしたが、この本を見てその謎が溶けました。
この『いちご同盟』でもでてくるヒロインが不治の病で入院していて、この本の主人公に言った言葉でした。
ヒロインはこの『いちご同盟』での境遇と今置かれている自分を皮肉に掛けて見ている。そんな気がしました。そして主人公もこれに気づいていました。
見ていて、とても切ない気分に気分になりました。

でもこんな貴重な青春物語はこれまで見たことありませんでした。このレビューを見て少しでもこの物語を見たいと思って貰えたらとても嬉しいです。

投稿 : 2018/01/26
閲覧 : 193
サンキュー:

8

ネタバレ

moto1115 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高傑作

最終話は何度見ても涙が出ます。
作者の方は初めからこの結末を決めて、タイトルも「四月は、、、」としたのだと思いますが、ラストまでの流れも素晴らしい。
私が見たアニメの最高傑作です。

投稿 : 2018/01/18
閲覧 : 242
サンキュー:

8

ジン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「色彩」をテーマとした作品

個人としては本当に心を動かされ、そして毎週楽しみにして視聴していた
作品でした。

内容としては、ふとしたことからピアノが弾けなくなってしまった有馬公正を主人公とし、そこへ手を差し伸べたヒロイン宮園かをり。それを取り巻く仲間たちによって物語が繰り広げられます。

よかった点としては

・主人公の友達、渡亮太の心にくるセリフ。絶対現実世界で発言したら臭く思われるセリフでもアニメでは強く心に響きます。

・色彩の使い方。製作陣もここに力を入れていて、特に最後のヒロインの色彩の変化が...

・注目の演奏シーン。バイオリン演奏がやべぇ。以上。

・そして最終回。泣く。ボロ泣き。

後半のレビューは崩壊してますが本当に最高の作品です。
タイトルの意味がわかったあとにもう一度最初から視聴すると全く違った気持ちで見ることができます。

ぜひご覧ください!

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 224
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よかった

ピアノ長すぎ

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 243

gm560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣けるよい話

一つの才能持った若者に関わるいろいろな人間模様が重なって、
とても感動したし、ほとんど毒が無くて良い話だったと思います。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 261
サンキュー:

4

koaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

追いかけたくなる才能は別の才能を呼び連なっていく

気にはなっていた作品だったんですが
メインキャラが入院してる描写をチラ見してたので
勝手な想像で、泣けるってそういうこと?と思い
最初から泣くとわかっているものは避けてました

が、メッセにてクラシックが好きならと
お勧め頂いたのでみました。

想像してたのと全然違ってました。
楽しいはずのピアノが苦しくなって
追い詰められて、弾けなくなって
その描写が苦しくて苦しくて・・・

けれど強引に引きずり出された舞台で
共鳴するように音がよみがえる

恋や友情や青い思いまでも巻き込んで
気付いたら、それはずっと繋がっていて
強くしっかりとした形になっていた

理由はどうであれ、何かに真摯に打ち込む人って
どこかで誰かが必ず見てるんだよね。
誰かに影響を与えられる人って
いいなぁ~って思ってしまいました

そしてタイトルの意味がわかったら
ちょっとやられたって感じがしてよかったなぁ

投稿 : 2017/12/31
閲覧 : 258
サンキュー:

10

ネタバレ

C.C さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さらばだ…

さて、名作アニメ?として名高いこのアニメをついに視聴しました。
1クールの8話くらいまではずっと…「音が聞こえない…」の繰り返しで正直見るのを挫折しかけるも…本番は2クールだと思いがんばって見続けてよかったです!

病気になりまぁ、おそらくは…死ぬのだろうと予想はしつつもどんどん視聴が進み気が付いたら見終わってました。なんていうのかなぁ、久々にじんわりと感じたアニメでした。「四月の君の嘘」ってそういうことだったのね…

心に残るアニメだったとおもいます…多分…!

投稿 : 2017/12/24
閲覧 : 223
サンキュー:

7

ネタバレ

桜でんぶ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品でした(^^)

最終回リアルタイムで観ていたのですが、夜中に一人で号泣してましたw
音楽が素晴らしかったです!ピアノを弾きたくなりました。予想外のラストに驚きました。キャラの心情の描写が多く、感情移入しやすかったです。
青春だなぁと思いました。

投稿 : 2017/12/23
閲覧 : 312
サンキュー:

16

M N Y さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私的一番泣けるアニメ

ヒロインの宮園かをりのあの眩しい笑顔。その裏には、涙無しでは語りきれない悲しく辛い事情が・・・。
最終回は何度見ても泣けます。コメディ要素も入っていてバランスの良いアニメではないのでしょうか。

投稿 : 2017/12/17
閲覧 : 248
サンキュー:

6

オロナミンB さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かったけど……

個人的に12話で完結させられたんじゃないかなーと思いました。
ちょっと中だるみが多かったような…。

ただ、1話目から大体こうなるんだろうなーと予想できる展開なのに、そこら辺のお涙ちょうだい作品よりはストーリーが奥深かったと感じました。
それがこのアニメは泣けると言われている要素だと思います。
特に最終回の手紙のシーンはヤバい。

賛否両論あるそうですが、私はタイトルの伏線回収には否の意見でしたのでこの評価です。

投稿 : 2017/12/13
閲覧 : 253
サンキュー:

4

ネタバレ

ういすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

(´;ω;`)ウゥゥ

きっかけは、この作者のサッカー漫画をみて、作画が凄く迫力があったのと、これまでのサッカーアニメのように、地方大会なのに何故か、実況と解説が入るみたいな陳腐な物ではなく、選手一人一人が、やばい!そこ抜けられたら!とか、すごい!とか、いくぞ!いくぞ!とかで、試合の展開を進めてくれるのが、すごく選手の息遣いを感じられたのと、監督がシステムがはまってニンマリしたりとか、感銘を受けて購読したついでに、話題になっていたこの作品も読みたくなって購入したのがはじまりです。

はっきり言って、私はかおちゃんが初見は可愛かったくせに、うざくて、うざくて、ぐいぐい人のテリトリーに入ってくるのが本当にもう嫌で、感情移入できなかった。死ぬんだなってのは、前半から予想はできたけど、彼女中心の物語ではなかったので、はっきり言ってかおちゃん、いらない。まあ、公生が好きだから仕方ないかなって感じだったw

展開が読めるとか言っている人がいるけど、この作品の肝はそこじゃないと思う。かおちゃんより、公生の音楽に対する天才ぶりが畏敬。耳から聞こえてくる音が、ああ、邪魔だな。とか、痺れた。
あと、ライバルたちの葛藤とか、ライバルの妹の深淵を覗いたよ。とかが、心を掴まれました。
幼なじみの、言ってやったぞ!とかも良かったし、ひたむきな姿に涙がこぼれました。公生ママのひたむきさにも号泣。。で、一番ひたむきなのが、公生君だったりもする。ひたむきで壊れやすいその姿にも終始胸が締め付けられました。

かおちゃんは、はっきり言ってキッカケであり、締めくくりかな?

最後、幼少期から公生君を知っていたってところが、泣けたけどね。

投稿 : 2017/12/12
閲覧 : 179
サンキュー:

8

ネタバレ

オパマ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

先が読めてしまった

物語の先が読め、こうなるんだろうな、結末はこうだろうな、の予測が全てその通りになってしまい、序盤から興が冷めてしまった。

先が読めた場面は、{netabare}バスに乗ったカヲルが病院前の停留所で降車ボタンを押した時。この時点で彼女が病気でいずれ死ぬという事が解る。
そこから先はただもう悲劇の最終回に一直線。恋愛絡みの人間関係もベタなお約束展開。意外性のかけらも無かった。{/netabare}

それでもこの作品の評価が高いということは、ベタな展開=誰もが望む王道パターンと言う事か。

私は楽しめなかった。

投稿 : 2017/12/06
閲覧 : 273
サンキュー:

10

u65 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

たからもの

なんと形容すればよいか・・・。

泣きました。

ブラウザのブックマークに「四月は君の嘘」を登録しました。消せません。

そして今後の人生で何度も何度も見返すであろうたからものが

またひとつ増えました。

投稿 : 2017/11/28
閲覧 : 188
サンキュー:

7

ネタバレ

P太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

天性の才能のある女の子が死んじゃう物語。
ベタだけどキュンキュンくるよね。

投稿 : 2017/11/15
閲覧 : 186
サンキュー:

1

たーゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今、立ち止まっている君へ送りたいアニメ

機械のような正確無比の演奏をする公正
心の底から音楽を楽しみ自分の曲のように演奏するかをり
公正のピアノを聞いて心を動かされたライバルたち
音楽を通じて心を通わせていく。
この作品を見るに当たって音楽の知識は必要ありません。
いま、何か悩んでいたり挑戦したいことがある人へ送りたいそんな作品です。


作中では登場人物の心情がセリフで素直に表されています。苦手な方もいるかもしれません。
小説を読んでいるような気分を感じる作品です。
音楽と作画はかなりレベルが高く楽器の演奏シーンはプロの動きをコンピューターで取り込みアニメに反映させているという徹底ぶりです。
中学生の揺れ動く気持ちを素敵な音楽と共に感じてみませんか?

投稿 : 2017/11/14
閲覧 : 210
サンキュー:

9

ネタバレ

ごまちる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

観る価値あり

久しぶりに面白いアニメだと思った。
まずキャラが可愛い、作画も良い。
物語の展開も良いが、最後がなぁ~バッドエンドなのが面白くない(笑)
主人公に死が付きまとう作品。
ハッピーエンドが良かったなぁ。
それ以外はほぼ良いだろう。

投稿 : 2017/11/12
閲覧 : 205
サンキュー:

7

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少し大人びた青春ストーリー。

原作未読です。
ストーリーは非常に王道でした。
「月がきれい」というリアル中3アニメを
見た後だと、有馬くんたちはちょっと大人すぎる
感じもしますが、アニメだからOKだと思っています。
また、作画も高水準でしたが、
それよりも演出の原作に対する愛を感じました。
キレイな原作をよりキレイに魅せたいという
製作陣の意気込みを感じます。

皆さんのように熱いレビューにならないのは、
私の感動レベルが少し低かったからかもしれませんw
「SHIROBAKO」の登場人物である木下監督は、
セリフじゃなくて演出で感動させたいということを
作中で言っていて、
本作の演出は美しかったのですが、
若干セリフ量が多かったのが涙できなかった
要因かもしれません。
でも、青春ものとして十分すぎるほど感動できますよ。

また、本作はタイトルが良くできています。
「四月の嘘」や「君がついた嘘」ではなく、
「四月は君の嘘」という少しひっかかる並び方にも
きちんと意味があるのが見所です。

投稿 : 2017/11/12
閲覧 : 398
サンキュー:

44

ネタバレ

たにも さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

トラウマ

個人的には神アニメの部類。
演奏の音楽、人間の心理描写、話のテンポ、絵のタッチどれをとっても素晴らしい。
ただヒロインを死なすのはやめよう。
ハッピーエンドがみたい。

投稿 : 2017/11/08
閲覧 : 186
サンキュー:

5

Maskwell さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

君の嘘に騙されて

わんわんは泣けなかった。
ただ、タイトルやオープニングの意味を考えると綺麗な涙が一筋流れた。

じんわりと温かい、それでいて少し寂しい彼女の嘘に
私はきっと魅せられてしまったんだろう。

投稿 : 2017/11/07
閲覧 : 228
サンキュー:

5

くろねこ伯爵 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久しぶりに、やれた。

あーやられました。
展開はベタベタなのに。なのにどうして?
4話?くらいで高ぶりは最高潮に。
その後10話過ぎくらいからはもう観れない。
実は、早送りで感情移入しないように、しない様に、観た。それくらい、気持ちを揺さぶられ、持って逝かれた。

投稿 : 2017/11/02
閲覧 : 245
サンキュー:

8

ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思わず惹き付けられる、タイトルのインパクトの強さ。そして見始めてみると、本来なら、まるでアニメ向きではない筈の素材が見事にアニメ作品として結実していて、

「嘘」という強い言葉のインパクトが真に上手く生かされているのだけれど、「四月」そのものが嘘だ、というタイトルの意味は、第1話で、大体の視聴者には解ってしまう単純なこと。

それは、かをりが{netabare}実は、公生のことを好きで、「渡君を好き」だというのは、公生が好きな椿を仲立ちにして、公生に接近するための嘘なのだろう、ということ。椿本人は公生への恋心が無自覚なのに、周囲には完全にバレている、という微妙な仲良し3人組の中に入り込むためには、これぐらいの嘘は、何の罪もないとも思われること。


だが、「嘘」の、その真実の全貌が明らかになるのは、最終話での、かをりから公生にあてられた手紙での独白によって、だ。

かをりの「嘘」は、ひとつ目は視聴者が既に第1話で読んでいた通り、かをりが公生に好意を抱いて、椿を通じて公生に近づいたこと。これはそのとおりで、間違ってはいない。
ところが、最終話に至って、視聴者が初めて知るのが、もうひとつの「嘘」。
すなわち、かをりは、公生と中学で再会したあとも病気で休み勝ちで、眼鏡で、髪も服装も大人しく、何より行動が慎ましくて目立たない地味っ子だったのだ。が、自らの余命が短いことを知って、自らに「嘘」をつくことにした。それは、偽りの「宮園さをり」=“派手好きで、わがままで、奔放な宮園かをり”像を、公生たちの前で命賭けで演じる人生を生きることだった。

作品の中では、「公生の音楽」に託するかをりの想いの大きさと、同時にかをりのひたすらに一途な公生への恋心が常に描かれ続け、
一方の公生は、かをりとの出会いを通じて、それまでトラウマとなって忌避して来た、自分の音楽と対峙し対決し、理解し、音楽への思いを深め実らせて行く。その公生の姿が、途中では長過ぎるとも感じられる丁寧さで描かれている。そして同時に、公生のかをりに魅かれ続けて行く恋の一途さも丁寧に描かれる。

かをりによって演出された劇的な出会いと、音楽での対話を通じて公生とかをりは確かに結ばれた。そう信じることが出来る。

しかしその一方で、かをりと公生ふたりの姿を見続けることで、椿は、自分では気付いていなかった公生への恋心を知ってしまい、その想いはとどめようもなく大きくなってしまう。そしてそのことも、かをりには予測され、織り込み済みのことなのだ。

つまり結局は、かをりにとっては、自らの命の輝きすべてを費やして、公生がみずからの音楽を取り戻すことと、椿の公生への恋を実らせることしか出来ないし、それを知っていて、なお、かをりが自ら作り上げた「嘘」のキャラクターを演じ続けて生き急いでいくことが、自分の想いを実らせることであり、自らの生きた証の全部だったのだ。{/netabare}

そういう風に視聴し、理解してしまうと、とても切ない。

とても切なくて、そして全てが見事に結実した、
綺麗な作品だった。

投稿 : 2017/11/01
閲覧 : 308
サンキュー:

32

ネタバレ

yuuuu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もう、余韻がすごいよ…

有名な作品でいつか見ようと思っててなかなか見れてなかった作品の一つです

ある過去のトラウマでピアノの音が聞こえなくなった少年、有馬公生。
4月のある日1人のバイオリニストに出会ったことで、止まっていた音楽が再び動き出す!

みたいな感じです

「君の言うこと、やることすべてがキラキラ輝いている」
あぁ、青春って感じ

やっぱりいいね、ピアノは!
僕もまた弾きたくなってきてしまいました…
僕もピアノを弾くので、コンクールの時とかの緊張感もすごくわかります(°▽°)
でも、弾いてるうちに楽しくなっちゃうんですよねアレ(・∀・)

さて、まずは作画について!
すごく柔らかい感じで、とても好きです!
中学生の若々しいく、また不安定な感じも絵からも感じられてやっぱすごいなと感じました(о´∀`о)
動きも独特な感じで、作品にやわらかさというか、暖かさを与えていました
{netabare}
18話くらいで、かをりの体調があんまり良くなかったときは、作画の雰囲気がちがって(唇の色が青っぽかったり、髪の色につやがなかったり)、そういった部分でも{/netabare}すごく深い印象を残してくれるような作画でした!

音楽について!
もう、この作品はOP、EDからアニメの雰囲気にマッチしてさらに挿入歌やBGMまでよい…
特にGoose houseの光るなら聞くともう涙出そう…(T_T)
僕はクラシックとかあんまり好きじゃないけど、聞いててすごくうるるるってきた!なんでだろ、、


次に!内容について!!

初めの方はこうせいの過去とか分かんなかったから、何でかなとか思う場面が多かった

でも物語が進んでいくにつれて、どんなことがあったかがわかってきて、一言一言がすごく重く感じられた…
{netabare}かをりとこうせいがバイオリンとピアノで一緒に演奏した時はすごく心が踊った!連弾とか、人と一緒に弾くのはすごく楽しい!
自分だけじゃできない音楽ができるもん(°▽°)
まぁ、あの時はソロ×ソロだったけど笑
結局、あれしかなかったんだよね…

7話でかをりが君は君だよって言うところでなぜかうるるってきてしまった…

最終話のこうせいの演奏はもう、泣いちゃいました。自分がまるでそこにいるような気になって…

物語全体を通してつばきがすごくいい役をしてたように思う。
あぁいう甘酸っぱい感じがたまんない!、!

{/netabare}
物語の伏線とかもしっかりしてて、満足いくボリュームだったと思います

出会いと別れ、音楽の素晴らしさ
人との繋がりの素晴らしさ

やっぱ、人は、音楽は、他の人にすごく大きな影響を与えるんだなあと感じました。

{netabare}
また、こうせいの演奏は、大切な人との別れによって色づいてきているっていう皮肉が込められていてちょっと考えさせららましたね

こうせいの音楽によって、生きることに執着するようになったかをりをみて胸がすごく苦しくなりました。

逆境の中、笑顔を見せ続けてたかをりが涙したシーンではつられて泣きそうになりました。

僕の中に
私の中に

君がいる

{/netabare}

もう、言葉では表しきれないくらいいい話でした

まだみてないって人はおしむことなくみて欲しい!
同じ感動を分かち合いたい!

そんな気持ちで今はいっぱいです(о´∀`о)

このレビューをみてこの作品をみてみよう、もういっかい見直そうって思ってもらえれたなら幸いです。( ' ' )♡

長文失礼しましたm(__)m

投稿 : 2017/11/01
閲覧 : 232
サンキュー:

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四月は君の嘘のストーリー・あらすじ

母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。
傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。(TVアニメ動画『四月は君の嘘』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
www.kimiuso.jp/
主題歌
≪OP≫Goose house『光るなら』、コアラモード. 『七色シンフォニー』≪ED≫wacci『キラメキ』、7!!(セブンウップス)『オレンジ』

声優・キャラクター

花江夏樹、種田梨沙、佐倉綾音、逢坂良太、早見沙織、梶裕貴

スタッフ

原作:新川直司(講談社『月刊少年マガジン』連載)、 監督:イシグロキョウヘイ、シリーズ構成・脚本:吉岡たかを、キャラクターデザイン・総作画監督:愛敬由紀子、プロップデザイン:髙田晃、 美術設定:塩澤良憲、美術監督:薄井久代、色彩設計:中島和子、 3Dディレクター:小野竜太、撮影:関谷能弘、編集:三嶋章紀、音響監督:明田川仁、音楽:横山克

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