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「四月は君の嘘(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
5072
棚に入れた
20166
ランキング
28
★★★★★ 4.3 (5072)
物語
4.3
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.2

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四月は君の嘘の感想・評価はどうでしたか?

つねち さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

切なくて苦しい最高の青春。

天才ピアニストの少年、有馬公生は先生であった
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまう。
天真爛漫で自由奔放なヴァイオリニスト
宮園かをりとの出会いをきっかけに
少年は再びピアノと向き合うことになる。

前半では、有馬がピアノ=母と向き合い、
音楽とどう向き合っていくのか。
後半では、宮園かをりの秘密を知った有馬が
どのような道を選択するのか。
そして最終回で明かされるタイトルの嘘とは何なのか。
が見どころです。

色鮮やかで綺麗な作画、音楽など完成度が高い上に、
ピアノ演奏の音や演出にもとても魅せられました。
音楽初心者にも音の違いが分かりやすい。
ピアノでも、描かれる恋模様でも
結構切ないです。
主人公も終始、恐怖やトラウマに苛まれ
心や見える景色はモノトーンになる中
音楽はこんなにもカラフルで、
光り輝くということをかをりは教えてくれます。
とても切なくて苦しいけど
その中でも希望を持って、前を向かせてくれる
そんな作品になっています。
感動系青春アニメとして誰にでもオススメ!

投稿 : 2020/02/15
閲覧 : 214
サンキュー:

10

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かおりの病名を明かさなかった理由

かおりちゃんの言動からいって
こうせいが友人Aな訳ないだろ
ニブいなこうせい君は。

わたりは途中で勘づいたような気がしたんだが
気のせいか?

メインの4人も良いけど
こうせい、相座、井川の関係性も良いよね
ライバルかつ友人。

結局、
かおりちゃんとこうせいが
一緒にステージに立ったのは
一回だけだったんだよな。
二人のステージをせめてもう一回ぐらいは
観たかった気もする。

結局最後まで
かおりちゃんの病名は明かされなかった。
その理由としては
かおりちゃんが死んだら
その病気にかかってる人が
嫌な気持ちになるだろうから
病名を明かさなかったとの事。
自分としても当初病名を知りたかったけど、
もし自分自身がその病気だったとしたら、
かなり絶望的な気持ちになりそう。
適切な配慮だと思った。

投稿 : 2020/02/14
閲覧 : 460
サンキュー:

23

のりもり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい。

脚本、テンポ、作画、音楽などなど、とりあえず素晴らしいの一言。数ある青春ものの中でも、非の打ち所のない完成された形だろう。ネタバレなしで全話見てほしいし、原作を買っても尚良し。

投稿 : 2020/02/11
閲覧 : 289
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全てにおいて完璧

作画は綺麗だし、物語も良いし、結果全てのバランスが良かった。ただ、見てると毎回何故か悲しく、苦しくなる。人に影響を与えるアニメだと思う。

投稿 : 2020/02/11
閲覧 : 263
ネタバレ

HANIHO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

おもしろい

おもしろい

投稿 : 2020/02/09
閲覧 : 214
サンキュー:

1

ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

14歳の春—―僕は、君と走りはじめる

2014年放送アニメ。

幼少期に天才ピアニストと言われていた主人公(有馬公正)。しかし指導者であった母親が亡くなりピアノを弾けなくなってしまう。そのまま中学生となり同級生の天才ヴァイオリニスト(宮園かをり)に出会うことで成長していく物語。

全22話でざっくりですが前半は主人公がピアノを弾けるようになるまでの話。
後半はそれぞれのこれからについての話です。

漫画原作ながら実写化・ミュージカル化もしているだけあってストーリーは申し分ないです

さらに声優の演技、作画、演奏も気合い入りまくっています。細かい描写とかすごい。

最終回にタイトルの意味がわかるのもあって泣けます。

人によっては毎話泣く人もいるんじゃないかってくらい見逃せない場面だらけです。

ほんと青春してるなぁ~って思う作品です

また、レンタル版とセル版に別のコメンタリーがあるので2度3度おいしいです

{netabare} だんだんかをりの肌の色が薄くなっていくのが見てて辛いわ…
最後の手紙。あれはダメよ泣くよほんと
椿が想いを告げるシーンもよかった!
渡が全部知ってて演じてるのはいい奴すぎるわ。
凪の成長もよかったねCoda含めて。
{/netabare}

単発漫画とかでいいから主人公たちのアフターストーリーやってくれないかなぁ

投稿 : 2020/02/07
閲覧 : 265
サンキュー:

13

bmqsG04033 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うるうるきた

正直、演奏パートぐらいしか覚えてない。中盤あたりのら話はそんなによかったとは覚えてない。
だか、それほど演奏パートはしっかりと思い出せる。
それぐらい気合が入ってたし、今でもこの作品で出会ったクライスラーの愛の悲しみは大好き。

投稿 : 2020/02/04
閲覧 : 273
サンキュー:

10

Gorigori さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

はぇ〜神アニメ。涙が止まりません。

今まで色々アニメは見てきたけど、このアニメに感動しすぎて初めてレビューを書く気になりました。
これくらいの感動というか熱量を与えてくれた作品です。最終回の朗読パートやばいね。
【追記】
序盤の主人公やヒロインのノリというか雰囲気が鼻につく方もいるかもしれませんが継続して視聴することをおすすめします。

投稿 : 2020/01/09
閲覧 : 382
サンキュー:

9

DB さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

最後まで視聴して、とってもいい作品でした。
前半でちょっと冗長かなと思っていた部分も、トータルとしては許容範囲に入っていると思います。
音楽系の作品の中では、音と絵のこだわり度が非常に高いと感じたし、ストーリーもよかったと思います。

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 306
サンキュー:

8

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

びっくりするくらいハマった。

{netabare}感情レイプ {/netabare}は嫌いです。
{netabare}誰かが亡くなることで{/netabare}感動させる作品はもっと嫌いです。
でも、大ハマりしました。
この作品は、大好きです。
敬遠していましたが、観て良かった作品です。

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 534
サンキュー:

27

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

生きなさい、って言ってくれる

最初は「色」に惹かれて見はじめました。
虹のように、柔らかくて、輝いてて
シャボン玉の中から世界を見ているような鮮やかな色。

わたしの中学生時代なんて全然こんなのじゃなかったし、だからお話しのリアリティなんてどうでもよくて、夢の世界に遊ぶみたいに、寝転んで漫画を読むみたいに、見てました。

でも、公生がかをりにステージに引っぱり上げられて演奏を重ねた時・・・そして演奏者同士だけが共有できる世界にふたりだけで入り込んで・・・
― ふたりそれぞれの、ふたりだけが気づくような一瞬だけの微笑み
― そして遠くから見ているだけでそれに気づいた 椿の表情の変化・・・

そのほんの数秒の画面だけで、寝転んでなんて見ていられなくなりました。
虹色の世界の向こう側からグイって手を伸ばされて、わたしがこのアニメに掴まえられた瞬間でした。

この「四月は君の嘘」という物語は、キラキラした青春や、可哀想なヒロインを描いた物語ではありません。
少なくともわたしにとっては、あの瞬間からまったく違う意味を持つ、忘れられない物語になりました。



わたしの世界は虹色なんてしていません。
きらきら光りをふりまきながら天真爛漫に遊んだりできないし、自由に振るまっているだけで誰かから見初められたりしません。

だから、かをりに惹かれていく公生くんの気持ちがとてもよくわかります。
だってあんなに輝いて走っているんだもの。
そしてそれを見てどうしようもなくなってしまう椿の気持ちも、本当によくわかります。
わたしにはなんにもないんだもの。

かをりはどうして輝いているんだろう?
天才だから?美少女だから?
きっと違います。

いつも精一杯だから。
怖がらないから。
この世界のどの一瞬も逃さないで生きているから。

それはかをりが自分の時間があとわずかしかないと知ったからです。
今が、特別な、特別な瞬間だということを知ったからです。

でも、そんなのわたしだって同じです
わたしが生きているリアルの今この瞬間だって、もう二度と手に入らない特別な瞬間なのは変わりはないです。

わたしの世界が虹色をしていないのは
きらきら輝いていないのは
その特別さも、大切さも、わたしが忘れて暮らしているからです。



公生が、かをり自身が、
自分自身の心に、自分自身の生命に
「今を生きなさい」
と言われ続け、追いかけられ
みっともなくあがいて、あがいて、生きている姿が描かれています。

「生きていていいんだよ」って言ってくれる優しい物語はたくさんあります。
そういう物語も、わたしにとってはとても大切な物語です。
でも、「生きなさい」って言ってくれる物語は、わたしにとってはこのアニメが初めてでした。

「君は残酷だね」 かをりが公生に言います。
この物語は残酷です。
今この瞬間を命がけて生きなさい、と言ってきます。

「ありがとう」 公生がかをりに言います。
この物語はとても優しい。
みっともなくてもいいから生きなさいと言ってくれます。



わたしは椿みたいにあきらめられないで生きています。
かをりのように生きることに憧れ続けながら生きています。

大切なことを忘れてるなって思ったらその時は
わたしはこの「四月は君の嘘」を見ようと思います。

きっと公生がかをりを思い出す時みたいに。

投稿 : 2019/12/15
閲覧 : 484
ネタバレ

CFYso04125 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心理描写の展開についていけない

自分の読解力の無さなのか、心理描写の展開についていけない点がちょくちょく出てくる。
例えば、3話目でかをりが公生にコンクールでのピアノの伴奏を頼むシーンで、突然、かをりが、「私をちょっぴり支えてください。くじけそうになる私を支えてください」と声を震わせて涙しているのは全くもって理解できなかった。
かをりは、死期を悟っていたとは言え、「演奏者だから」とか言って、コンクールの場で表現者全開の演奏をやってのけてしまう人。
そんなかをりが演奏時に孤独を感じている、というのに違和感を覚える。それに、公生を説得しようとしている時に、演奏時に孤独を感じることを突然言っても脈略がないよね。

追記:
でこぽんさんに「かをりは最初に嘘をついているんです。その嘘は最終回にならないとわからないウソなのです」というメッセージをもらったので、一度は断念したこの作品を、最初から視聴しました。でも、このシーンの心理描写にはやはりついていけませんでした。

投稿 : 2019/11/28
閲覧 : 650
サンキュー:

9

ネタバレ

70366 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

ヒロインを安易に死なすのは正直気に入らない。

投稿 : 2019/11/26
閲覧 : 236
サンキュー:

3

ネタバレ

のびた さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動の嵐でした。

 ハマりまくりました。リアルタイムで見ました。最終回に近くなるとかおりちゃんが亡くなるのが濃厚でした。最終回は号泣でした。アニメで演奏したバイオリニスト、ピアニスト共演の演奏会に5回も行きました。好きなので何度も見ました。その後、心臓手術を受けることになり、しばらくは見る気になりませんでした。
 無事、手術が終わったので時々見ています。
かおりちゃんが死期を悟ってアクティブになった気持ちは分かるような気がします。わたしも人生観が変わりました。アニメの影響かな。

投稿 : 2019/11/21
閲覧 : 237
サンキュー:

11

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

椿に感情移入してました・・

まず前半OP「光るなら」がすごくいい!曲ももちろん良いけど、歌詞もこの物語にあってて良いです。

かをりは公生にいくつかの嘘をつきます。
本当は公生に会いたいのに、渡が好きで待っていると言ったり。
病気で長くない命だということを隠して元気だと嘘をついていたり。

でも、公生がかをりの伴奏を満足に弾けないからと断るけど、挫けそうになる私を支えてくださいと涙を流しながら言ったのは、数少ないかをりの本当の気持ち・・

小さいころから譜面通りに弾くように言われてきた公生。
譜面を気にせず、自分らしく弾こうとするかをり。
君は自由だという公生に、音楽は自由なんだと言うかをり。
公生はそんなかをりに影響されて、再びピアノと向き合います。

6話は椿回でしたね。「わたしたち」の意味、無謀なバックホーム、そして公生の背中で涙を流して。。
椿の気持ちに共感してうるっとしちゃいました。私どうやらサブの女性キャラに感情移入しやすいみたいです。
8、9話の井川さんの話も良かった。これもうるっとしながら見てました。。

公生の母親がした仕打ちは、母親なりの想いもあったかもしれないけど、猫を捨てるとか、頑張って弾いた公生を杖で殴るとか、見てて不快でした。子供のためを思うんなら、もっと違う愛情を注いで欲しかった。。

10話、演奏中断してしまうけど、自分を励ましてくれたかをりのために弾こうとして・・「音楽は自由なんだ」、公生の音に色が付き始めて・・またここでうるっとしちゃいました。涙腺ゆるくなってるな私。
11話、ぶさいくな演奏だけど、これがありったけの僕なんだと公生がすっきりした顏で言って。
やっと前に進めるんだね。公生がうわーと言いながら走り出すシーンでまた涙腺が。。

13話、ガラコンに来ないかをりの分も頑張ろうと、一人で演奏する公生。曲は母のよく弾いていた愛の悲しみ。
最初は肩に力が入りすぎた演奏だったけど、母が弾いていたように弾けて、そしてやっと母親の幻影にさよならを言えて・・観客席に見えてた母がいなかったのが印象的でした。
そして公生の演奏を聴いて、次の演奏の子が良い影響を受けたシーンまで描いてたのはいいなと思いました。

14話、足跡。いつのまにか自分の足跡より大きくなってて。大人っぽくなった公生と目があってドキっとして。
その公生から音楽科のある遠くの高校に進むと打ち明けられて、思わず涙が出て。
そしてはだしで走り出す椿。。
私も一緒に涙を流しましたよ(>_<)いい話だー。もうこの時点で名作認定しちゃいました!

18話も良かった。凪と公生の息の合った演奏を聴いたかをりは何を思うんだろう。
たぶん、とても嬉しくて、そしてとても悲しいんだと思う。一緒に病室でバイオリンを「弾く」かをり。
かをりに、また一緒に演奏しようと言う公生。本当に一緒に演奏する機会を与えて欲しいと私も思った。

19話、あんたは私と恋するしかないの!・・椿なりの恋の告白。この作品見てる人でこんなに椿に感情移入してるのはたぶん私ぐらいなんだろな(-_-)公生の行く高校の近くに行きたくて勉強を頑張ったり・・
公生が好きなのはかをりなのを知ってたとしても。。
公生と渡がお見舞い中にかをりの容態が急変して・・

21話、ピアノを弾く気になれない公生。でもかをりと会って、手術を受ける決意と、そして心の叫びを受け止めて。
かをりの手術が始まり、東日本ピアノコンクールも始まる。
最悪のコンディションだったけど、椿のくしゃみで我に返りみんなが見てることに気づいて・・
今公生がここにいるのはここにいるみんなが居てくれたから。

22話、手術中のかをりに向けて、かをりと一緒にに演奏してるのをイメージしながら弾く公生。
でも・・・
かをりの両親から、かをりからの手紙を受け取る公生。
そしてまた春が来て。手紙を読んで、そこには最後にありがとうと。「私は走り出した」にぐっときました。

見て最初の感想は、もっと早く見ればよかったー(>_<)でした。みなさんの評判通り、それ以上でした。
名作と言ってもいいと思います。この作品の良いところは、メインの公生とかをりの物語のほかに、周りのサブキャラたちの物語もしっかり描かれているところだと思いました。
たぶん、まだまだ発見があるような気がするので、そのうちまた再視聴したいなあと思ってます。

投稿 : 2019/11/20
閲覧 : 294

モリゲン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルの意味とは

トラウマがきっかけでピアノが弾けなくなった主人公と明るく自由なバイオニストのヒロインが紡ぐ青春アニメです

初め見たときのヒロインの言動が不思議で気になりましたが最終話にて…号泣しました

2周目では別の感覚で楽しめます。是非観てください

投稿 : 2019/11/19
閲覧 : 272
サンキュー:

10

ネタバレ

連邦の黒い悪魔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

DVDまで買った

人生大事に生きていかないとって思わせてくれる一度は見るべきアニメ。
しかし二度は見ることが出来ないほどの悲しみに襲われる。
とても好きなアニメであると共にとても嫌いなアニメ。

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 253
サンキュー:

9

R さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

アニメで初めて泣いた作品。
アニメを好きになるきっかけになった作品です。

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 223
サンキュー:

8

ゼロさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒロインの魅力が溢れてる

まずこの作品を観て率直に「美しい。」、美的だとそう思えました。
主人公は普通の人ではなく、普通で無い人であることも高評価です。演奏者の心を体現するような、また人にどう伝わるのかというところが強調されていた気がします。
視聴前から大体話の予想はつきましたが、それでも日々が経つにつれて、主人公と周りの心の変化が見れ、ヒロインの最大限の魅力が溢れてる作品でした。
芸術であり、人の心に響くピアノのお話を、芸術的な作画と音楽、声優陣で作られた作品は素晴らしいものでした。
最後に宮園かをりは最高のヒロインです。

投稿 : 2019/11/05
閲覧 : 153
サンキュー:

11

ネタバレ

ウル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

登場人物一人ひとりに共感出来た作品 

この作品は好きすぎて、どうレビューすればいいかわかりません。
少しずつレビューを書いていけたらなと思います。
この作品が苦手だなと思う人の考察もしながらレビューしていこうかなと思います。
多分かなり長文になりますので時間がある人が見ていただけたらと思います。

まず、私は恋愛系のフィクション作品はあまり見ません。
都合のいい展開が多すぎてあまり世界に入っていけないのが理由のひとつです。
勿論、面白い作品も知ってますが最初は期待せずに見ました。
パッケージの絵もあまり好みではありませんでしたし。
なので絵が好みじゃないって人も一回見てほしいです。

最初に思ったのがパッケージよりアニメーションで動いているキャラクターのが魅力的であったことです。
普通は逆なことはあってもこんなことなかったのでびっくりしました。
正直、見始め2話ぐらいは少し退屈に感じることもありましたが、演奏場面やモノクロの世界観とカラフルな世界観。
そしてなにより、演奏場面の作画が綺麗で惹かれて見続けていました。
音楽も、演奏場面以外のバックサウンドがすごくいい。
この作品が嫌いな人も多分演奏場面はすごいと思っているんじゃないかと思います。
普通のアニメだとあんなに手元映しませんし。
ロングで撮って誤魔化すって言ったら失礼かもしれませんがそんな音楽アニメが多かったのでびっくりしました。
普通の恋愛アニメでは、味わえない熱い展開もあるので、普段スポーツアニメが好きな人もハマると思います!

  
ただ、女性キャラクターの暴力ギャグ的表現が合わない人はちょっときついかもしれません。
私はアニメらしい表現で好きです。(ハガレンのヒロインが大丈夫ならいけると思います)
ポエムチックな事を主人公が言うことが多いのでそれも苦手だと思う人もいると思います。
また、このジャンルは好き嫌いハッキリ別れそうです。
苦手な私がハマったのでおすすめはしたいです。


個人的にすごいと思ったところを簡潔にあげると、私はアニメ、映画、マンガ、ドラマと色んな作品を見てきましたが、2週目がこんなに面白い作品はなかなかないです。

それだけ、登場人物一人ひとりの心理描写がしっかりしているんだなと改めて思いました。
見て合わなかったら残念ですけど、見て好きになってくれたら嬉しいですね。

もう一つは{netabare}泣ける、感動、熱い出来るポイントが何ヶ所もあるところです。特に泣ける、感動出来る話数が多い!普通の物語だと最後感動した。
とかは結構あるんですけどこのアニメは泣ける、感動する話数がかなり多いです。
特に13話は最終話より泣けた人も多かったと思います。
そこがすごいなと思いました。{/netabare}



ここからはネタバレありで書いていきます。全部見終わった人で、お時間ある方だけお付き合いください。めっちゃ長くなりますがこれでも端折っているのでご了承ください。


1話
{netabare}仲良し3人と公生の過去と、トラウマにふれるシーン。
公生が「ピアノは嫌いだ。けどそれでも、しがみついているのは僕には何もないから…ピアノを除けば僕は空っぽで不細工な余韻しか残らない」のセリフはかなり好きです。
隣の公生の家からピアノが聞こえないのを心配する椿もいい。
ラピュタの鳩のシーンの曲をかをりが弾いてるシーン…2週目の人はかをり登場シーンだけで涙もんです。{/netabare}

2話{netabare}
椿が公生に後悔してほしくないってのがすごくわかります。
「今の公生は必死で音楽にしがみついている」
公生もほんとは音楽が好きなのに近づけない…罪悪感と恐怖でいっぱいになっているのがわかりますよね。

そしてかをりの「私の音楽届くかな?」ってセリフ…
自由に弾くかをりに興味をもつ公生。
演奏が終わってから公生に感想を聞きに行く、かをり…このときの反応が2周目組はやばいです。
公生の返しもいいですよね!
かをりが待ち伏せしてるところも、ほんとは公生のこと待ち伏せしてたんですよね!
ここでの公生の優しさがいい。{/netabare}

3話からどんどん世界に惹かれていきました。
{netabare}公生が自分のトラウマをかをりと話し合うシーン、伴奏を頼み込んで必死で頼み込むかをりとバックの音楽が美しい。(後半で、ここの意味を知ったときはやばかったです)
無理かどうか女の子が教えてくれるさって、渡ってほんといいこといいますね。
そしてラストで今までモノクロに見えていた、公生の住んでいる街がカラフルに色づいているシーン{/netabare}最高の3話の終わり方です。
ここから本腰を入れて見始めました。

4話
{netabare}かをりとの演奏シーン。
トラウマに必死に抵抗して諦めそうになる公生(ここの公生の心理描写がすごくいい)、
諦めいないかをり、それに応える公生見ていて覚悟を決める。
こんなに熱くなるとは思いませんでした。 {/netabare}

5話
{netabare}かをりが倒れるのですが、すぐ退院したので初見の時はさほど気になりませんでした。
椿の心理描写がリアルで先輩との再会でより公生のことでヤキモキしているところがほんといい。{/netabare}

6話
{netabare} 椿が、音楽が出来ない自分と音楽が出来るかをりを比べて公生と距離を感じてるところがいい。
かをりが、「だめだめな弟って感じ」って言うシーンも椿が公生のこと好きなの知っていて自分も同じ気持ちだよって伝えたかったんですね。
逆にかをりが椿に同じこと、言ったシーンでも、前に公生のことを、「だめだめな弟」って感じって言ってましたし。
いいシーンです。

あとは、椿の気持ちもわかりますが先輩に「付き合いましょうか?」
て言い方はちょっと卑怯ですよね。
気持ちもわかりますけどね。
辛くて、寂しくて、気持ちがぐちゃぐちゃで自分も自分の気持ちに気づけていない椿の気持は見ていて、いい意味でもやもやします。

あと、音楽室でのかをりと公生のシーンもいい。
もうドキドキしまくりです。
その後の、大会での椿のシーンもやばいです。
公生の横に、かをりが来るところを見てしまうシーン椿の心理描写には共感できます。
あと柏木がいい人過ぎる。
ラストシーンでこのまま時間が止まればいいのにって言う椿。
2週目見ると気持ちがおかしくなります{/netabare}

7話
{netabare}渡が部活で負けて1人で泣くシーンもすごくいい。
人前では、明るくいようとする渡はすごくカッコいいです。
かをりの「君はどうせ君だよ」ってセリフもいいですよね。
ここからピアノコンクールで武士と絵見との再会。
あの二人の心理描写もいい。
演奏前の緊張感見てる側にも伝わってきます。
私の子供の時を思い出しました。{/netabare}

8話
{netabare}武士と絵見がどんな気持ちで舞台に立っているか。
熱いです。
恋愛アニメなの忘れるぐらいに熱いです。
ここは下手なスポーツアニメより全然熱い!{/netabare}

9話
{netabare}公生の演奏場面。
小さい頃のトラウマと闘いながら演奏します。
この回もこれはバトルアニメなんじゃないかと思うぐらいに熱い。
また、子供のときの回想がかなり入るシーン母親に最後に言った言葉…切なすぎます。{/netabare}

10話
{netabare}母親のトラウマに押しつぶされて演奏を止めてしまう公生…けど心の中のかをりが演奏をやめることを諦めさせてくれない。
誰のために何のために弾くのか、公生が僕は君のために弾こうって言うところがやばい。
「届くかな、届くといいな」ってかをりと、同じこと言ったり、お互いに「君がいるよ」って言ってここで、かをりが公生のこと泣きながらフルネームで言うのいいですよね。{/netabare}


11話
{netabare}瀬戸さんとの再会。
公生をピアノの世界に引きずりこんだ張本人の登場。君が好きですってピアノが歌ってたと言われるが、これは、感謝で恋愛じゃない友人Aだというところも共感出来ます。
友人が好きな女の子を好きになってはいけないと、無意識にブレーキをかけてるんですよね。
細かいところですがいいです。
あと、コンクールの発表場面…いい。
みんながどれだけ本気でやっているか…負けて悔しいか目のあたりにする公生が、音楽家としても人間としても成長するところです。
このあと、悔しくてみんなで電車の横の道路で走るところってベタですけどめっちゃいいですよね。
このシーン2周目だと…
瀬戸さん弟子入りしてかをりとコンクールにガラコンに出るか聞く場面とか愛の悲しみという曲のチョイス。
地味に好きなのがかをりがバイオリンに向かって話しかけるシーン。
楽器を人として扱ってるシーン。
楽器をしていた、してる人は気持ちがすごくわかるんじゃないかなと思います。
前に公生がまた「お前と二人ぼっちか」ってセリフもありましたけど、かをりはほんとに会話しているのようなのがよかったです。

ラストのかをりが「心に何を思って、何を支えにしたの?」ってセリフの後、公生が「君がいたんだ」って…もう告白じゃん。
けどそれがいい。このときのかをりの気持ちを考えるとあぁぁぁってなります。{/netabare}

12話
{netabare}かをりとの帰り道、かをりが「身長伸びた?もう顔が下向いてないからだね」ってセリフいい。
公生の成長を態度でも分かるいいシーン。
みんなで花火、進路の話…それから絵見がガラコンこっそり見に来るのが面白かったです。
ラストかをりがガラコンに来ない。
順番を変えて貰えるようにラストの子に頼みに行くシーン熱いです。
今日の主役の座は僕たちが貰います。
僕たちってのがいいです。
あとこの回からOP、EDが変わります。特にED見て意味深すぎすと思いました。{/netabare}

13話
{netabare}かをりが間に合わないから公生が一人で舞台に立ちます。
最初は荒々しい演奏から音が聞こえなくなってくる、いつもみたいに音が聞こえないのに僕の中に音がある。
昔の母親との優しい気持ちを思い出す。
そこからの、公生の演奏表現がみんなの反応がいい。

あんなに優しかったお母さんがどんな思いで公生に厳しく当たっていたか…どんなに公正を愛していたか…母親がしていたことはけして許されることではないと思いますけど、その出来事も全部今の公生に繋がっているんだなと。
回想シーンのお母さんのセリフ…瀬戸さんに泣き崩れながら
「公生は私がいなくなっても生活出来る?」
「音楽で食べていける?」
「今、私が出来ること譜面を正確に忠実に弾かせること、手に技術さえあれば将来食べていけるかもしれない。」
「酷い母親あの子に何も残してあげられない。」
「毎朝歯磨きできるかしら?」
「どこでも寝ちゃうから風邪ひかないかしら?」
「運動が苦手だから大けがしないかしら?」
「もっとそばにいてあげたかった。」
「私の宝物は幸せになれるかしら?」
今まで、トラウマでしか表現されていなかったお母さんがこんな事思っていたなんて悲しすぎて感動して涙が止まりませんでした。
トラウマの亡霊も公生が作った幻、逃げ出すための理由、母さんはもうあそこにいない。
僕の中にいる。
そう思いながらトラウマを克服する公生もカッコよすぎる。
演奏後の瀬戸さんとの最高のやり取りですね。
僕の精一杯のピアノ母さんに届いたかなってセリフ。瀬戸さん…
「バカあんたたちは繋がっているんでしょ。届いたに決まってるじゃん。」泣きあって抱き合うシーン最高です。
三池君も影響されていい演奏家になっていくのもいい。
椿が公生の変化にいち早く気付くのもいい。
ラストの瀬戸さんのセリフ…「失って進むのかもしれない…」{/netabare}

14話
{netabare}かをりが倒れて入院したことを知る公生…公生は嫌な予感が頭の中でぐるぐるしていて、椿が心境描写がまたヤキモキします。
ラストの浜辺で歩くシーンの椿…めっちゃ気持ちがわかる。
ここではっきりと公生のこと好きだって認めるシーン。{/netabare}

15話
{netabare}椿の「悲しかったり、安心したり、ぐちゃぐちゃな私がバカみたいじゃない」ってセリフすごくいい。
あとなにより、先輩いい人すぎない?
カッコよすぎるよ。
「ありがとう澤部俺の彼女になってくれて」って言える先輩最高です。
その後の、音楽室で公生と椿のやり取りも最高すぎます。
公生が「いてもいなくても一緒なら一緒にいるよ…そばにいるよ」っていい。
このときの椿の心理描写もよくて最高です。
その後の、「今まで止まれ止まれ」って言っていた椿が「進め踏み出せ、私の時間動け」に変わるのもいい。
後半は凪に出会います。
そして、かをりのお見舞いに行こうとするけど部屋から、かをりと渡の楽しそうな声聞いて引き返す公生。好きな人が他の人と楽しそうにしてるのが嫌なのがわかります。
ラストシーン、かをりが病院廊下で転倒して立てなくなるところ…心が痛くなります。{/netabare}

16話
{netabare}病院から抜け出した、かをりとのデートは見ていて、楽しかったです。けど悲しい。
教室でのやり取り…「このまま時間が止まればいいのに」って思うかをり…椿と正反対…公生もこの時からハッキリとかをりのこと好きなの自覚すのもいい。
凪と公生のやり取りも最高です。
似た者同士。「これが僕の精一杯」ってセリフ。
情緒不安定のかをりラスト完全に母親とダブって見える公生…{/netabare}

17話
{netabare}かをりから自分は良くないって聞く公生…心理描写なくてもどんな気持ちか想像出来ます。
どれだけ辛いか…それに比べて椿は前向きに頑張っている。
最初は公生のこと嫌っていた凪の励まし。
公生からかをりの容態を聞いた渡。
渡なんであんなにカッコいいんだ?
「好きなこのためなら泥水だってすする」…有言実行の最高のキャラクターです。
凪のプレッシャーの掛かり方…あと4日もこの苦しみに耐えなきゃいけないのって。
それを見て、瀬戸さんが昔の公生のこと思い出して瀬戸さんすら前に進んで成長する。
学園祭舞台袖で震える凪を励ます震える公生。いい。{/netabare}

18話
{netabare}自分の演奏を聴かせる公生それに応えようとするかをり、プレッシャーを跳ね除けて演奏の中で成長し伝えようとする凪。
昔を思い出す武士。
そして嫉妬する三池君。いいね。
公生を呼び捨てすると怒るぐらいに好きになってるのも面白かったです。
ラストいつも励まされている公生がかをりを励ますシーンも最初とは逆でいいですよね。{/netabare}

19話
{netabare}2人で、もう一度舞台を立つのを目標に歩き出す2人。
必死で苦しいなかリハビリをするかをり…手術の決心。
心揺ぶられました。
こんなに一生懸命に苦しくても立ち向かうかをりがカッコいい。
公生の心がモノクロからカラーに変わったのと同じで、頑張っている公生を見てモノクロの心がカラフルに変わったかをり。
お互い辛くても高めあって励まして頑張っている。
その中で自分なりに公生のこと心配しながら前に進む椿。
コンクールの公生と武士と絵見のやり取りはひと時の休み。
お互い認め合ってライバルと認めているもの同士いいね。{/netabare}

20話
{netabare}椿に公生はかをりが好きなんだって言われて「うん」と言った公生、そのときの椿の心理描写いい。
椿が公生に告白(はっきりではないかも)します。
踏み出した椿。
前に進もうとしている姿。
私の時間は動き出したばかりだって。
公生が渡にはっきりとかをりが好きだと伝えるシーンの渡もカッコいい。
そのあと、かをりの急変を見る2人…あんなの見たら私ならもう音楽出来ないかもしれない…公生辛すぎるよ。
黒猫のシーンも全てが灰色に戻ってしまいそうになる。
もう見ていられなくなりそうでした。{/netabare}

21話
{netabare}心身共にボロボロになった公生…こんな状態でピアノなんて弾けるわけない。
音楽を通じて好きになっていく人がみんな悪くなっていく…「もう無理です…頑張れないよ」って言う公生の気持ちが痛いほど伝わりました。
けど、公生がダメになろうとかをりが励ましてくれる…お互いがお互いをこんなに支えあっている、こんなに励ましあっている。
その姿に感動しました。
かをりのエアバイオリン最高に綺麗でした。
かをりがはじめて人前で弱音を吐くシーン…「怖いよ…怖いよ…私を一人にしないで」って泣き崩れるシーンは悲しく泣けました。
10代の女の子が余命が残り少ないと知って正気でいられないと思います。
けどかをりは今までの怖い思いにも耐えて、辛くても苦しくても頑張ってきました。
今まで気丈に振る舞ってきました。
そんな彼女の心の叫びは、公生に心境の変化をもたらしたんだと思いました。
舞台裏の公生の心境…舞台に上がった公生が折れそうになるとき周りのみんなの繋がりを感じるシーン。
人は誰かと出会った時点で一人じゃいられない。
それを実感できるシーン。最高です。{/netabare}

22話
{netabare}公生がかをりが死んだことを察するシーン…あんなに美しく寂しいシーンなかなかないです。
2人が演奏している最中はあんなに楽しそうなのに、かをりが消えていく所は桜が散っていく綺麗なシーンです…けど悲しすぎますよ…あまりにもキツイです。
予想はしてましたけど心にきます。
あとアニメではないのですが、漫画版では演奏が終わったらスタンディングオベーションで、
武士と絵見が改めて公生の凄さを認めるシーンがあるのですがここ入れてほしかったです。
めちゃくちゃいいシーンなので。
「やっぱすげーな、あいつ」
「私たちは、旅をするんだね…あいつの背中を追い続けて…これまでも、これからも」
「ああ、きっと素晴らしい旅になるよ」
これがあれば完璧でした。

この後かをりからの手紙を読むところ…こんなの泣くにきまってるじゃん。

「忘れられない風景がこんなささいなことなんておかしいよね。」
「そんなことないよ」。
「君はどうですか?、私は誰かの心に住めたかな。」
「そうだね。」
「私は君の心に住めたかな。」
「土足で上がってきたよ。」
「ちょっとでも私のこと思い出してくれるかな。」
「忘れたら化けて出てくるくせに。」
「リセットなんか嫌だよ」
「するもんか。」
「忘れないでね。」
「うん。」
「約束したからね。」
「うん。」
「やっぱり君でよかった。届くかな。届くといいな。有馬公生君。」
「君が好きです。好きです。好きです。」
「カヌレ全部食べれなくてごめんね。たくさんたたいてごめんね。わがままばかりでごめんね。いっぱいいっぱい・・・ごめんね。ありがとう。」

かをりの告白からの公生とかをりのやり取りバックでキラメキが流れていて歌詞が今の公生の気持ちそのまま歌っているかのよう。
公生の一粒の涙。
椿の「一人になんてなれると思うなよ公生!背後霊みたくずーっとずーっとそばにいてやるんだからな。覚悟しとけ!」
あの踏切が開くまで、ほんのわずかな時間しかないのが象徴的で通り過ぎる電車は公生とかをりのあっという間の月日のようでもありそのことに思いを巡らせて、立ち留まっているのもあとわずかな時間でしかない。
公生は通り過ぎた列車の残響を感じながら、自分の足で歩き出さなきゃいけないんだ。勿論、その隣には椿も付き添ってる。

もうすぐ春が来る。君と出会った春が来る。君がいない春が来る。


そして公生の表情、渡の携帯、柏木さんのアシスト、椿のセリフすべてがいい。

けどどんなに、陳腐だと思われても最後かをりが元気になった後、この手紙を公生に読まれて怒り狂うところが見たかった。本当に見たかった。

見終わった後は1週間ぐらい心がもやもやしてました。
そのぐらい心に響くものがあったのだと思います。

このエンディングも賛否別れていますが私はけしてバッドエンドだとは思いません。
かをりは病気で亡くなってしまったが自分を振るい立たせ公生やみんなと
仲良くなって最後まで精一杯生きました。
公生はかをりと出会ってみんなとの繋がり母親の愛やトラウマを克服しました。
椿は自分の気持ちに素直になれました。
最高のハッピーエンドではないかもしれない。
けどバッドエンドではけしてないと思います。
あと最後の手紙を呪いの手紙みたいにいう人は気が向いたら四月は君の嘘Coda読んでみてください。
もちろん好きな人も。2年後のみんなや過去の公生や椿、かをりのお話が入っていて面白いですよ。{/netabare}

誤字脱字、文章がおかしなところもいっぱいあると思いますが最後までこんなにも長いレビューを最後まで見てくださりありがとうございました。

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 589
サンキュー:

30

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中学生主人公アニメとしては秀逸

まずは,

かをり,と有馬の出会いのシーンが好きです。
ラピュタのハトを扱う曲を公園のコンクリートの山で
鍵盤ハーモニカで吹く姿が好きです。

出会いが最高でしたね。

かをりが,コンクールで,
リサイタル風にバイオリンを弾くのが好きです。

まるで,というか,
もう自分の命は長くはないから,
好きなように生きてやる
という気概が見えます。

かをりが,命を削ってまで有馬をそれとなく,
あるいは大胆に支えて
立ち直らせていく姿がが好きです。

かをりが,偽りの好きな人まで作って,
カモフラージュする姿が好きです。

実写映画化で高校生に設定し直したのは
余談ですが失敗です。そこまでトラウマを
引きずる前に完全にあきらめてしまうでしょう

アニメで14歳で描いたから,
小5の有馬の(母親との)トラウマが
ストーリーで生きたのです。

泣いて泣いて泣ける話の展開,
すべてが明らかになる
最後の回が大好きです。

その後,有馬公生が立ち直ることを
願わずにはいられませんし,

作者の意図は,
短い生涯でもできる限りそれを享受して
自分の意志を納得して貫いて力尽きていく

そういう生き方の素晴らしさを味わってほしい。

という意味では,ハッピーエンド
なんだろうなということも
最近思うようになりました。

投稿 : 2019/11/03
閲覧 : 284
サンキュー:

20

ネタバレ

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絶妙なバランス調整

うじうじ系メガネキャラの天才主人公が過去のトラウマを乗り越えて覚醒する、という話は多かれ少なかれアンチを産みだすことが多いんだけどこの作品は主人公のいじめ方が上手い

余命短い母親に徹底的なスパルタ教育と虐待を受ければそりゃそうなるよと
多くの作品みたいにひよらず、杖で殴るシーン加えるとかもう情け容赦というものがない
それでいて母親にヘイトが溜まるかと言えば、溜まるには溜まるんだけど余命の短さから来る焦燥感といった動機があるのでそのバランス調整も絶妙

この前提があるからこそ天才である有馬公生が中心となって物語を進めても嫌味な感じが全然しないし、むしろトラウマとその並々ならぬ努力に感心してしまうほど

公生のトラウマと、かをりの病気という負の要素によって一歩間違えれば作品全体が悲壮感漂うものになりそうなんだけど、登場人物全員が清々しいほどの善人キャラで、嫌味なキャラを配置しないというのも良く考えられている

かをりの嘘については賛否両論あるのだけれど、椿の告白の後押しや、渡も色んな女の子を傷つけて回っているという理由づけがきちんとされているのも非常に良い

各季節の風景やかをりの病院の色彩、三角関係で揺れ動く丁寧な心情描写の恋愛シーンに加えて、クラシックだというのに熱すぎるほどの音楽シーン
全ての要素が一級品で噛みあっている

あえて、残念だなと思うところを挙げると最終話がお葬式みたいなEDじゃなくて明るい前期OPで締めて欲しかったかもしれないが、何かアニメを勧めるならこれを最初に挙げたくなるほどの良作

投稿 : 2019/10/01
閲覧 : 333
サンキュー:

9

ネタバレ

MONO さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心が洗われました

青春ものが好きな自分としては、とてもオススメ作品です!映像の綺麗はもちろんのこと、音楽、キャラ、ストーリー全てにおいて大満足でした。
最後の演奏シーンからのあの手紙はもう、、、。
それ以外にもたくさんオススメシーンはあるのですが、長くなりそうなので(笑)
実写版はやはりうーん。といった感じですが、
実写版しか観てない方、まだどちらも観てない方はぜひ、アニメをご覧になって欲しいです!!

投稿 : 2019/09/11
閲覧 : 232
サンキュー:

14

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作

観ればわかるよ。
名作って事が。

投稿 : 2019/09/05
閲覧 : 264
サンキュー:

8

ヒロスケ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

演奏回はどの回もクオリティ高いです!

映像美とピアノの演奏が凄くクオリティ高いです!
クラシックは全くわからないのですが、それでもとても楽しめました!
ストーリーは王道のボーイミーツガールです。
最後がちょっと切ないですね…
OPの出来がいいので、それだけでも一見の価値ありだと思います。

投稿 : 2019/08/22
閲覧 : 240
サンキュー:

14

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒロインの病名はなんだったのかな

人の死を物語の中に入れると感動作にはなるけど、
この物語はそれがなくてもいい作品になったと思う。
もっとピアノのライバルとの話を深堀してもよかった
んじゃないかな。
と言いながらも不覚にも涙した。

投稿 : 2019/08/08
閲覧 : 284
サンキュー:

14

ウォレス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

2016年12月に観終わった

投稿 : 2019/07/29
閲覧 : 330
サンキュー:

3

のあ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見ろ

もう何も考えるな、見ろ!

投稿 : 2019/07/24
閲覧 : 177
サンキュー:

7

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四月は君の嘘のストーリー・あらすじ

母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。
傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。(TVアニメ動画『四月は君の嘘』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
www.kimiuso.jp/
主題歌
≪OP≫Goose house『光るなら』、コアラモード. 『七色シンフォニー』≪ED≫wacci『キラメキ』、7!!(セブンウップス)『オレンジ』

声優・キャラクター

花江夏樹、種田梨沙、佐倉綾音、逢坂良太、早見沙織、梶裕貴

スタッフ

原作:新川直司(講談社『月刊少年マガジン』連載)、 監督:イシグロキョウヘイ、シリーズ構成・脚本:吉岡たかを、キャラクターデザイン・総作画監督:愛敬由紀子、プロップデザイン:髙田晃、 美術設定:塩澤良憲、美術監督:薄井久代、色彩設計:中島和子、 3Dディレクター:小野竜太、撮影:関谷能弘、編集:三嶋章紀、音響監督:明田川仁、音楽:横山克

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