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「四月は君の嘘(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
5067
棚に入れた
20155
ランキング
28
★★★★★ 4.3 (5067)
物語
4.3
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.2

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四月は君の嘘の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

時々退屈な気持ちになる

好きでも嫌いでもないが自分から勧めようとは思わない作品。

特に主人公の母親の設定にツッコミたくなります。
母親に対しての主人公の気持ちが曖昧で少し苛立ちを覚える。憎悪の気持ちは確実に持っているが、ピアノを教えてくれた感謝の気持ち。これを回想シーンでミックスさせているせいで、「結局お前は母親をどう思っていたんだ?」となる。

OPは自分が大嫌いなジャンルなのだが、盛り上げ方がすごく上手い曲。引き込む力があるなと感じた。

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 716
サンキュー:

6

ネタバレ

みどりーぬ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

春のあとには椿が必要なんだよ

正直、感動系はこれ以外ないと思います。
こんな緻密な作りはなかなかできないです。
あ、タイトルはYoutubeのコメ欄からお借りしました!
まず、最初のシーンからむちゃくちゃ綺麗なんですよね。
風景、雰囲気、人。主人公だけが暗い感じで。
そこからの文化センターへ駆け出すシーン。あそこで暗い空気から春の輝きへと主人公は境界線を越えるわけです。
彼は友人A、しかし恋をしてしまった。しかもその人には自分のトラウマである音楽が付きまとうわけで。彼女に恋すればするほど音楽とも向き合わなければいけない彼の葛藤が前半では上手いこと表現されていました。
また、そこでも別のドラマが。椿は主人公のピアノが聴きたいが、そうすればするほど、かをりにのめり込んでしまう。自分が好きな主人公が奪われていく悲しみとピアノを聴ける嬉しさの葛藤がここにもあるわけです。その中で先輩と付き合ったり、気を逸らそうとする様子も思春期らしくいいものです。けれどやはりそう簡単にはいかないわけで。
そこからは後半戦、主人公は大好きな彼女の病を知るわけです。今までは彼女と音楽がセットであり、彼女がいたから音楽に向き合えたわけで、そこから一人になる恐怖、悪化する病への恐怖、友人Aという立場からの彼女へのアプローチに苦しむわけです。
そこで重要なファクターとなるのが渡です。渡というキャラは本当に全体を整えてくれるキャラで、女たらしという要素がどれだけ喉越しよくしてくれているか。しかも、諦観の上にあるコメントはどれも素晴らしいものです。そんな彼ですら女の子に振り回されるわけですから、恋は盲目とはよく言ったものです。
そんな友人のアドバイスに支えられながら、自分と音楽と向き合い、主人公は「自分なりの答え」を探すわけです。
ここが重要なんです。あくまでも主人公なりの答え。私たちは見守るしかないのです。感情移入をする隙なんてありません。というかこんな複雑な要素が乱立する中で、答えが必ず全会一致で出ることなんてありません。これは彼の物語であり、演奏を終えた彼が出した答えを私たちは受け入れるしかないのです。彼が親の愛情を感じたならそれはそれでいいのです。それを無駄に同情しようとし、そこに自分の納得する答えが無いからと騒ぐのは無粋だと私は主張したい。
一般的な倫理観では到底追いつかない葛藤がそこにはあるのです。私達が追えるのは主人公の「恋心」くらいでしょう。
この葛藤の中の作画はとてもつもなく暗く、悲しい物です。
そして最終話、これまでは彼女の隣の「音楽」に向き合っていましたが、ここからは彼女自身にフォーカスが行くわけです。
よく物語を理解していなくても、泣けてしまうのはこの恋心の結末へのシフトが最終話になって起こるからです。
そこで手紙のシーン。ここでも普通なら利用された渡に憐れみを感じる所ですが、不思議とそのようなドロドロした気持ちにはならない。
なぜか、それは渡の設定とどこかで全てをわかっていたような描かれ方によるものです。本当にいいキャラしてます笑
そして最後の踏切でのシーン。そこの作画では不思議と前半の明るさや後半の暗さでもない、どちらでもない不思議な色合いだと思うのです。(勘違いなら申し訳ない)
その色合いが主人公の決意、これからを表していると私は考えます。
そして主人公の「君のいない春が来る」
これでノックアウト。ひたすら泣く。
といった感じが私なりの解釈ですが、いかがですか?
解釈が難しい!至らない点もありますがご容赦を。
なんにせよ、こんな作品を描けたのは本当に素晴らしい。
正直一期のEDがあまり好きではなく、飛ばしていたのですが、最終話になって効いてくるとは…。
wacciさんも有名になっているようでなによりです。
最後になりますが、こんな恋してみてぇーーーー! 以上。

投稿 : 2021/02/01
閲覧 : 356
サンキュー:

8

ネタバレ

トリプレット さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ヒロインの奇跡を信じてたのに。。

最後どうしてヒロインがいなくなる必要がありますか。
悲しすぎる。ヒロインの病気がわかってからは、見るのが只々苦痛で、胸が苦しくなってしかたなかったです。
それというのも、ヒロインが奇跡の復活を遂げるのを信じてたから見続けたのに。。
個人的にはヒロインが最高に輝く最初の数話を見れば、とても気持ちのいい観賞ができると思いました。
しかし、アニメ中の音楽はいい

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 288
サンキュー:

7

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

前を向け。顔を上げろ。世界は、こんなにも色付いているのだから。

美しい物語に感動、改めて本当に素晴らしい作品でした。
音楽というテーマを通して描かれる中学生たちのほろ苦い青春群像劇。
大事な人の為に捧げる真っ直ぐな想いは言葉を超えて人々の心を震わせる、よくあるテーマのようですがそれを圧倒的な描写と説得力で伝えてくれる作品でした。

作画は非常に美麗でした。TVアニメーションと思えないくらいクオリティが高く、四季折々の背景はまさにこの作品を彩るうえで素晴らしい演出をしていたと思います。
今作で特に印象深かったのが光の使い方と音楽。
春の木漏れ日、夕暮れの下校道、蛍の光、夜空の星と月光、コンサートホールの照明等、とにかく風景をより鮮明でカラフルに、時に暗くモノトーンに描写する光の演出は見事で、見ていて感嘆する場面ばかりでした。

また音楽の音色も非常に力が入っていました。当方基本的に楽器には疎く、クラシックなんかはほとんど聞かないので基礎知識は皆無に等しいのですが、それでも違いが僅かながらも感じ取れるくらいにはキャラの心情を巧みに汲み取った演奏がなされていたと思います。
関係スタッフの方々、本当に素晴らしい仕事をなさっていたと思います。

{netabare}個人的に1番感動したのは13話でした。やはりこういった家族の愛を描いたテーマにはすこぶる弱いです。
母親の有馬早希の公生に対する態度は絵本である『小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。』の内容に通ずるものがあるように感じました。
子供のことを大事に思うが故、自分の死期を悟っているが故の厳しい指導。自分が残してあげられる物を残す、子を想う母の優しさと苦悩、その真実を知った時は涙せずにはいられませんでした。
{/netabare}

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 619
サンキュー:

59

ネタバレ

キャンキャン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

嘘から始まる物語

途中主人公の公生のウジウジした感じが見ていて若干イラついたりしましたが、最終回のラスト、かをりの手紙がそんなことも全て帳消しにするくらい
心を持ってかれました。

じつは公生のことを5歳から知っていて憧れていたこと、
同中と知って近づきたくても近づけなくて遠くから眺めていたこと。
自分の命が長くないことを知り、公生に近づくためにわたりを好きだとウソを言って公生に近づいたこと。
全てをカミングアウトした手紙の最後の言葉、好きです。がほんと泣けました。
偶然一緒に写った5歳の時の宝物の写真を一緒に同封したり·····

この手紙が公生に届く時には、
自分がもうこの世にはいない時と思いながら
書いたりしたんだろうなとか、もうほんとラストのラストは涙でした。

投稿 : 2020/11/13
閲覧 : 333
サンキュー:

11

ネタバレ

pH さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動的なストーリー

感動した(ToT)
とにかくエモいったりゃない
かをりちゃんの手術成功して、また一緒に演奏するんだとばかり思ってたんだけど、ある意味予想を覆す最終回。
あと手紙ですね、タイトルの「嘘」っての、病気を隠してたことかとばかり思ってたらそういうことか〜と笑
これまた予想覆された。
とても良かった

投稿 : 2020/11/08
閲覧 : 346
サンキュー:

6

ネタバレ

ハタハタ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

手紙、つらい、、

とても面白かった!
基本はギャグが多めで観ていて楽しかったし、最終回での怒涛の感動ラッシュで涙腺がボコボコにされた。
ただ個人的に中盤のシリアスシーンが少し長過ぎた気が若干した。、

投稿 : 2020/10/04
閲覧 : 328
サンキュー:

7

ネタバレ

にともん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

1週目感想!(2週目も追記します)

このアニメの良いところは特に
1.作画
2.曲
3.声優
の3つです。

作画はたった一秒程度のコマも丁寧に細かく描かれており、漫画らしい顔の描写(口が三角形になるなど)や綺麗なピアノのcgなど一話から最終話まで一度も汚いところがなくて驚きました。
明るい話のときは街が鮮やかに描かれてアニメの世界に入ってしまいたくなるほどに美しい、作品の世界観が出来上がっています。 

次に曲ですが、opとedすべての曲が素晴らしいです。青春の楽しさと辛さが深く感じられます。

最後に声優です。
声優さんの演技が素晴らしいのはいうまでもなく、制作方法として声を収録した後に声に合わせてアニメーションを作ることで顔の動きがとても丁寧に描かれています。
作品への没入感を高め他の沢山のアニメと差別化ができているところでありこの作品を見ていて感じた、完成度の高さを証明していると思いました。

主人公が母親の呪いに苦しみながらも、ヒロインが音楽に楽しむ姿勢に心打たれ殻を破っていくところは見ていて力が入りました。
最終話の手紙を思い出しながらこの部分を見ることでより深く心情を理解できると思うので、すぐに2週目に移ります。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 271
サンキュー:

6

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

『嘘』に内包したもの

私のどーでもいい感想日誌を読んでくれてありがとう。

当作タイトルは、いつかどこかで聞いた、世間の名作 という記憶で。

私は、お得意の先入観。好き嫌いから入る「右脳」タイプで
『四月は君の嘘』というタイトルを「なんか、どーしても。。」敬遠してました。

6文字の、一片ひとかけらの誤算も許さぬ完璧なタイトル。御涙もの。作画がキレイ過ぎる。登場人物が美しくまぶしく輝き過ぎて、ちょっと・・と生理的に苦手感。。

「これで感動させられたくない」

私自身の毛嫌いは、時に自分には無い・出来ないからこそ心底羨しい ときあり。
そういうものへの嫌悪感と憧れも含まれてるかも。

○観終えて。
ぬぬー!!序盤に涙腺爆破されて、すばらしい音楽に惹き込まれて。。

でも「納得感と満足感」は、みるひとによって分かれそうだね。。
感想は時系列で。積み重なってゆくものだから。

1話
公園で子供たちと、子供の楽器で奏で会ってる、私には羨ましい異世界の素敵なシーンだ。
でも【中学生ごとき】が異性を"つきあう"目的で紹介できる、紹介する・・という文化に、反吐がでた。

藤和コンクール
かをりと主人公が『堅牢な、評価されるための、歴然と積まれてきた周囲と慣習』に束縛されずに演奏する。大感動した。あまりにドラマティック!!
・・アニメも脚本もすでに数多。。『これがヒーローとヒロインの最期の演奏ではなかろうか。。』と感じてしまった。

作品を通した、主人公母のスパルタ教育シーンと主人公の悲痛な心情と叫び
楽譜と聴こえる音楽が消えてしまうことは肝で、大事大事!なんだけど、その『幾重にも繰り返される』回想と関わるシーンと台詞は、毎話繰り返すなら、もっとわり切って尺を短くするか、同じ目的でよいから別のエピソードで巾広くしてもよかったとおもう。大変なコトなのはわかるけど、伝えるのが下手だと感じちゃった。

椿
私には、幼少からずっと一緒の異性 というのがいない。その感じ方自体がどうにもわからなくて入ってこなかった。
小さな頃からずっと、クラスや学校が同じ・または近くにいるけど、恋愛面では遠いとか、憧れとか、夢中になる異性ってならもう少し想像できるんだけど。
椿ちゃん、私には見ためが かをり に比べて明らかにかわいそう。先輩に告られるくらいだから、異性からみて刺さる魅力はあるんだよ。筋肉ゴリラ・・なら、作画かな、なんか中途半端だな。
かをりに比べては地味な黒髪の美少女か、思いきって、見ため可愛くはない位の娘だったら、椿の片思いに目覚めて傷つく心情と現実に、くそ刺さった気がする。

ライバル2人
研鑽しあう音楽♪バトルアニメになってゆくのかと、ドキドキ期待した。残念ながら主人公をときに屈服させる、脅かすほどの存在は1人も登場しない。でも余韻は、そういう展開を選択したのも間違いではないと感じさせた。


年下の子をみる・・では、もっと心が傷ついた子か。
努力と天才の主人公と同じ質量の努力をしても、全く結果がでない能力の無い子(当然いる)と接して、ショックを受けるとかそこに学んで・・が好みかな。
あと、まどマギのマミさんの幼少期にどうしても「私にはみえてしまう〜☆」のが如何ともしがたかった!

この物語は、私には 『嘘』 がメインテーマだった。

かをりが、主人公についた嘘は、傍若無人で彩りに溢れていた。
両翼がもげ精神が欠損し、草も生えない彼に、勇気の空気と希望の森を与える。

かをりは、自身が消えゆく、終わりがみえる悲しい短い人生だから、
走り出す と決め 主人公に近づくための『嘘』をつく。

おもいっきり! 言葉と行動・・こころを ぶつけてゆく。。
だからあの(見ため 目にあまるともとれた)「はしゃぎよう、昂たかぶり」は、私には、彼女にも「主人公と同質」にあるどうしようもない《こころの壊れ》が日々進行し、自覚のない恐怖で。

また、

何度も やめる という  その嘘は 最も美しい嘘だ

と視聴者を励ました。

彼女の『嘘』は、言葉は嘘だが、"内包してるものは嘘ではない"『真実』の連続だった。
という・・、期待する、予想できるからくり。それを"音楽と描写の熱"で迫ってくるのが本作だった。

私は、最終盤の主人公と、主人公の中の かをり との演奏はそんなに感動しなかった。
かをりの死後の、締めくくりの仲良しの仲間たちのシーンも・・まぁふつうだよね。

でも、主人公が【最後の手紙】を読んで、彼女を思い、描く。
その かをり の『姿』、他愛もない『嘘』のかわいさに、涙腺は砕かれた。

好きです。  そして  ごめんなさい。

手紙は さいご 正直に そう締めくくった
ここが着地点(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)


▼微妙な点
作品をとおして
時折、渡くんなどが「驚くほどの大人の言葉」を投げかけ、返してくる。
・・それは女の子が教えてくれるものだ とか。

学生時代、付き合ってる相手や友人が自殺してしまい、
何年もトラウマになってるというひとを知っている。
私はあくまで"知っているていど"だけど。
そのひとは賢いひとだった。けど、言葉はきれいとか、そういう言葉じゃなかったよ。
ただただ、ふつうの、途切れ途切れの言葉だった。

私には、そんなもんだとおもう。

だから当作で、中学生で(高校生でも)
あそこまで言葉が的確に抽出されて雄弁なことには異和感を感じる。
そこまで「整った言葉」がでる理由、説明とかの描写がほしかった。
当然、年端のゆかない登場人物も
「大人がつくった脚本で、大人が子供の姿に命を与えたもの」
私は無粋にもおもってしまうのだ。

言葉って、そんなに大人びて
整ってなくともよいんではないか?  ?だけど。。

▽そのほか
最初のOPが1番すき。曲も作画もまぶしかった♪ テンポと移りゆく作画♪❤(ӦvӦ。)
灰色の学生時代の私には、表面だけみれば超妬ましい美しい姿だけど!
て、、複雑だな。。

キャラと背景のキレイさ
ずば抜けて透明。ʕ•̀ω•́ʔ✧
主人公と かをり の超絵顔「最高の笑顔」だけは、もうちょっとふつうの方がよかった!(;^ω^)

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 329
サンキュー:

19

ネタバレ

時雨 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心に残る最高のアニメ

原作をここまで昇華させた作品を初めて見ました。プロのアニメーターが本気でいい作品を作ろうと、情熱を、心血を注いだ結果生まれた作品だと思います。

特に演奏シーンは圧巻!とてつもない熱量を感じ、体が熱くなります!アニメーターの熱意がそのままに伝わってくるようです。

作画・構成・背景など、すべての質が高いですが、それらを全部ひっくるめて「演出がすごく良い」と言いたいです。この演出こそが、原作を最高の作品に昇華させたのだと思います。

演出が素晴らしいからこそ、回を重ねてどんどんその世界に引き込まれていきます。確かによくあるストーリー展開ではありますが、その演出に引き込まれ、世界に没入していくと、違うものを感じるようになります。

それは主人公達の呼吸です。絵の構図や背景の色使い、台詞の間でそれぞれのキャラの気持ちが分かるようになり、この作品の登場人物一人一人に血が通っているように見えてきます。そうなってしまったらもう全話が神回です。登場人物の台詞一言一言に重みがあり、表情の一つ一つに意味を感じます。無駄なシーンなんて一切ないんだと気がつきます。そこから最後まで涙が止まらなくなります。

最初は宮園かをりを薄っぺらく作り上げられたヒロインだなと思いました。でも、それもそのはず。彼女の背景こそがこの物語のカギであり、伏線を張りつつ、徐々に明らかにする必要があったのです。

すべてを知り、もう一度作品を見直すと、彼女の人間性の深さが分かります。
出会った公園で公生が見た涙の意味、自分の演奏の感想を公生に聞いた時に手が震えていた理由、椿に公生を伴奏者にしていいか確認した時のらしくない仕草。

そこには、公生と一緒に演奏したいという夢。人々の心の中に生き続けたいという願い。自分の体が動かなくなっていく恐怖と、生きることへの諦め。椿に対する後ろめたさ。重ねる嘘の代償。そして公生への想いが、彼女の言動の背景にあったのだと思いました。
薄っぺらいヒロインだと思っていた彼女は、複雑な感情の中で、多くの葛藤を抱えている人間でした。

ここからは主観ですが、公生とかをりの恋は、愛したいとか愛されたいとかいう類のものではないと思いました。公生は自分の心の中のスクリーンにまっすぐ彼女を映し込んでいき、かをりは彼の心の中で生き続けたいと願い、何度も何度も彼の心の中に写り込もうとしたんだと思います。

それぞれ別の意味での「好き」という感情を持った2人の心は近づいて、最後には繋がってしまったんじゃないかと思ってます。「僕(私)の中に君がいる」。

恋愛というものは実は人それぞれで、形なんてない。言葉で表現することは不可能だけど、この2人の恋愛はこういうものだったんだな、と思いました。

さて長々と書いてしまいましたが、この作品は素晴らしい!というか美しいです!かをりの存在も相まって、桜のイメージがピッタリの作品です!
心に残る名言が作中にあふれており、忘れられない作品になりました!

ありがとう!

投稿 : 2020/09/06
閲覧 : 302
サンキュー:

14

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「私は走り出した」

小さいころから譜面通りに弾くように言われてきた公生。
譜面を気にせず、自分らしく弾こうとするかをり。
君は自由だという公生に、音楽は自由なんだと言うかをり。
公生はそんなかをりに影響されて、再びピアノと向き合います。

公生のおさななじみの椿が好きで、どちらかというと椿に自分を重ねていました。
6話の「わたしたち」の意味。無謀なバックホーム。そして公生の背中で涙を流した椿がちょっぴりうらやましかった。

そして14話。
足跡。いつのまにか自分の足跡より大きくなってて。大人っぽくなった公生と目があってドキっとして。
その公生から音楽科のある遠くの高校に進むと打ち明けられて、思わず涙が出て。
そしてはだしで走り出す椿。
私も椿と一緒にボロボロ泣いちゃいました。

18話。
凪と公生の息の合った演奏を聴いたかをりは何を思うんだろう。
たぶん、とても嬉しくて、そしてとても悲しいんだと思う。
一緒に病室でバイオリンを「弾く」かをり。
かをりに、また一緒に演奏しようと言う公生。
本当に一緒に演奏する機会を与えて欲しいと私も思いました。


かをりはすごいな、私はかをりのようにはなれないって思いながらずっとこの物語を見ていました。
でも。かをりの手紙の中の「私は走り出した」にぐっときて、かをりのようになりたいと初めて思いました。

投稿 : 2020/09/02
閲覧 : 464
サンキュー:

36

ネタバレ

ksk84 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

泣かせる設定がズル過ぎる…

Amazonプライムでの評価がとても高かったので見てみた本作。

とても良くできた作品です(^ ^)

設定がそもそもズルいってのもありますが…
やっぱり感動しますし、そして音楽モノってのも良いですね。

案の定…分かっていながら泣いちゃう作品です(笑)

<内容(「oricon」より)>
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。

投稿 : 2020/08/12
閲覧 : 293
サンキュー:

7

ネタバレ

そよかぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美化されたバッドエンド

音楽のことは詳しくないので触れませんが、
ストーリー的にそれほど感動する事ができませんでした。
ってかヒロイン死ぬ必要ありますかねコレ・・・?

やっぱり、死んでしまったらおしまい。
バッドエンド以外の何モノでもないです。
最終話の(主人公へあてた手紙による)ヒロインの行動と動機を知った時なんて、
第一話を思い返すと心がはち切れる思いでした。

あと作者の配慮なのかはわかりませんが、
ヒロインの病名も明かされないまま終わりましたし。
いやいや、あんたら大切な(好きな)人の病気の正体気にならないの!?
ってツッコミたくなりましたよ。

原作未読なのであれですが、
アニメなんだし、最後に奇跡が起こって手術成功!ヒロイン復活!!
みたいなハッピーエンドでもよかったと思います。

投稿 : 2020/07/26
閲覧 : 439
サンキュー:

6

ネタバレ

カマキリ宇宙人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:----

人生の鏡である音楽の残酷さ

物語の序盤から漂う不穏な空気で、なんとなく結末はこうなるんだろうなぁと思いながら見進めて行きました。涙腺の緩い自分は案の定鼻水を垂らしながら号泣。わかってても泣ける言わばズルい演出と結末だなぁって思いました。

母とかをりという二人の人物の死を経験したことで、より彩りが増す音楽というのは残酷なものです。

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 270
サンキュー:

7

ネタバレ

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夢も希望もない愛の悲しみ

普通ピアノメインだとショパン モーツアルトやリストに偏り気味なのですがベートーヴェンやチャイコフスキーにラフマニノフ等王道をバランス良く使っていて...ただ個人的に選曲センスは…でしたがそれなりによくはありました...あれで母親に猫...その他諸々ひたすら殺すのでなく生きる希望や可能性を何処かに残してくれたら嬉しかったです。 京アニキー三部作のように最後に可能性を残せたから神なのであって残念ながら君嘘は声優もいい演技をしていたのですが良作少し手前止まりです

投稿 : 2020/06/22
閲覧 : 350
サンキュー:

12

ネタバレ

れいらーゆ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメ

四月は君の嘘というタイトルはなんなんだろう
って思ってたけど
最後まで見ないとわかりません!


最後は急展開でなんかすごいです

投稿 : 2020/06/18
閲覧 : 276
サンキュー:

12

ネタバレ

overnao さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ありがちだけど音楽を題材にしたのが良かった

ヒロインが死ぬ系作品は見飽きたけれど、それでもこの作品は美しかった。クラシック音楽という芸術を題材としているからこそ、心理描写が映え、人間関係や死という現象を美しく・緻密に描くことができたのだと思う。

あと、1期オープニングの完成度の高さは異常。冒頭のスタインウェイ・アンド・サンズの鍵盤に猫が乗っている描写は反則級だし、最後の方の夜の海辺の描写は新海誠系の現実世界を現実より美しく描くタイプの描写できれい。そしてなんといっても曲が良い。良いです(語彙力)。

投稿 : 2020/06/04
閲覧 : 350
サンキュー:

9

ネタバレ

HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ピアノが弾きたくなる!

そんな妄想をしながら寝た日が何度あったことか・・・(笑)
全然弾けないんですけどね(笑)
ピアニストなどの音楽家をテーマにしたアニメは定期的にあります。
僕はそういった作品、結構好きなのでついつい観てしまうのですが、その中でもこの作品は大好きです!
大体、アニメは3話が一つの山場です。
3話まで面白かったり、面白くなったいったりすると、そのあとも大体面白くなります。
四月は君の嘘もそう。
3話までで、ヒロインの明るさ、技量、主人公の様子など、丁寧に描いています。
主人公は心に影があり、ヒロインは太陽のような人。
そんな対照的な2人が物語をどう展開していくんだろうと引き付けられます。
そして、3話が一つの転換期となるのです。
主人公が1歩前に進むきっかけ。
BGMも、ヒロインの顔も、主人公が影から日向に歩き出す演出も、どれもぐっとくるんですよね。
物語の前半は、そんな太陽みたいなヒロインに引っ張れるようにピアニストとして成長していく主人公を描いていきます。
でも、後半は少し暗めの展開になります。
正直、この暗い展開は好きではありません。
結末もハッピーエンドとは言えません。
僕の中では、どうしてこんな結末にしたんだ!って憤慨している部分が今でもあります。
欲を言えば、 {netabare}せっかく手術をすると決意したのだったら、成功してほしかったです。死んでしまうなんてあんまりです。ヒロインが死んでしまうからこその感動があるのも分かります。ヒロインの手紙なんて泣けますからね。でもさ、どんなにぬるくなったとしても、やっぱりハッピーエンドがいいんです。死んでほしくないんです!{/netabare}という一視聴者としてのわがままは置いておくとして・・・
それを補って余りある、登場人物の魅力、作画やBGMの良さ、気になる展開などなどあり、この作品を好きであることに変わりはありません。

こうやってレビューを書いている時も、ついつい3話を観て、最終話を観ちゃうのです。
凪ちゃんのところも好きなので、それはまたゲームをしてる時のBGMで流しながら感慨にふけろうかと思います!(笑)

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 297
サンキュー:

17

ネタバレ

海原正吉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

くそなける

見ないと後悔します

投稿 : 2020/05/02
閲覧 : 313
サンキュー:

6

ネタバレ

O.Y さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

音楽の素晴らしさを改めて実感できる作品[96.4点(暫定3位)]

これこそ本当の神アニメだと思う
そして音楽の素晴らしさを改めて実感できる作品だと思った‼︎それと同時に登場人物の間にある複雑な恋愛関係もあって色々な観点から楽しんで見ることができる、あと見せ方が上手い、特にコンクールや演奏会と言った舞台演出はこのアニメの魅力だと思う、見てるこちらもハラハラするほどの展開変化、以上の点でなかなか作り込まれた作品だなあとは思った。

以下ネタバレあり
{netabare} そしてこの物語はとてつもなく切ない、最終話で明らかになったヒロイン「宮園かおり」の主人公「有馬公正」に対する思い、2人は出会った瞬間から両思いだったのだ、しかしそれを知ったときにはヒロインは亡くなってしまっていた…、なんて切ないんだ………、よくある展開だけど。
あとこの2人が一緒に演奏したのは序盤の方での1回だけだということ、それ以降は舞台はあったもののなかなか状況が噛み合わず…、これも運命の悪戯か…と言ったところか。{/netabare}

22話で上手くまとめられていたし、非常に完成度も高いとは思う、自分の中ではトップ5に入れたい作品です、音楽が好き、恋愛アニメが好きという方は是非見てみてください、とても面白いし心動かされる作品だと思います。

投稿 : 2020/05/02
閲覧 : 514
サンキュー:

20

ネタバレ

観ろ! さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

涙腺ボロボロ

個人的にお涙頂戴モノと分かっているものを取っつくのは得意じゃなく、色眼鏡や偏見で見てしまう癖があるのだが、最終話の手紙のシーンで嗚咽が止まらなくなるくらい泣いた。
一気に観たので心の揺さぶられ方が尋常じゃなく、ヒロインの背景や心模様を描写してわかる事実に、私の感性は凄まじい衝撃たる悲哀にぶん殴られて、心の臓は早鐘をうち、大脳を涙で放出しかけた。
もう一周してくる。

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 293
サンキュー:

10

ネタバレ

Don Diablo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

漫画の方が良いのかな

22話あるにしては内容が薄かった気がした。
ピアノに対して、亡き母に対してトラウマがありどん底に落ちたのはいいけどラストでぜんぶ吹き飛ばすくらいの終わり方をして欲しかった。
感動的で泣ける話だと思うけど、ピアノを弾きたい、恋をしたいとは思えない作品だなと。
このアニメの高評価は原作によるものかもしれないので1度読んでみたいと思います。

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 233
サンキュー:

3

ネタバレ

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

たまごサンドとカヌレ

何度観ても、何度観ても、何度でも泣ける。
ただただ苦しい、悲しいだけのお話じゃなくて、母親の優しさを思い出せたシーンは本当に救われる。
みんなの思いがとにかく全力。
人間はこんな風に、誰かを思って生きてこそ、心から笑えるんだろうなって。
色んなことを気付かせてくれたアニメ!

投稿 : 2020/04/21
閲覧 : 349
サンキュー:

17

ネタバレ

猫上 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この作品の意味

「四月は君の嘘」を視聴し終わった後感じたのは、圧倒的な切なさと、かをりに対する愛おしさである人が大半だと思います。(勿論僕もその1人でした)
かをりの手紙によって、最初で最後かもしれない2人の演奏に懸けていた想い、公生個人に対する想いなどを知ることによって、よりこの物語が深くなると思います。
しかし、この物語は「かをりが助かり、演奏は成功したハッピーエンド」ではなく、「かをりは助からず、演奏は大成功したビターエンド」になったのは作者が込めた意思があったからではないかと思います。
この作品で伝えたいことは「かをりの儚さ、文字通りの一生懸命さ」だけではありません。これは前述したハッピーエンドに置いても言えることだからです。
おそらくこの作品は「大切な人を失った悲しみに向き合い、上を向く」ことがテーマなのだと思います。公生は作品中でそれを克服し、未来へと歩を進めています。我々も物語が進む中、登場人物に感情移入した結果かをりという大切な人物を失いました。だからこそ、その悲しみを切なさのままにしておかず、公生のように自分でかをりという人物に「さよなら」という言葉をかけることで、この物語を「読み終える」ことが出来るのではないでしょうか。
本当に美しく、希望に溢れた物語だと思います。

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 251
サンキュー:

19

ネタバレ

うさみみ子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

評判通り、おもしろかった。

四月は君の嘘、見たほうがいいよ~~といろんな人に勧められ続けてやっと見た。やっぱり、みんなが面白いっていうものは面白いですね。めちゃくちゃ泣きました。
青春っていいなあっておもいました。
14話が一番好きです。最終回より泣きました。
万人におすすめできる、王道青春アニメ。

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 299
サンキュー:

16

ネタバレ

既読です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

卑怯。

美男美女だらけのアニメってだけで
当方圏外なので受け付けない。

自分の運命を嘆くことを差し置いて
他人の人生を応援する女子高校生?

その設定、私には無理。

終盤、話の流れが好転するはずもなく
こちらの想定通りに話は進み
どんでん返しをちょっと期待しつつ
最終話まで観てしまい
鑑賞後、むなしくなった。

悲劇や悲恋モノは苦手です。
悲しいアニメは嫌いです。

設定全てが卑怯。

投稿 : 2020/03/17
閲覧 : 571
サンキュー:

11

ネタバレ

おでん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは素晴らしい

原作視聴済みでアニメ見ました

うん、素晴らしい!!
結末がどうなるかを理解した上での視聴だったので正直泣くことはないな〜と思っていたが、いざ最終回になると涙が止まらない…
正直今作は原作を超えていた アニメが原作を超えるということはほとんどないのだが今回はそのごく稀の例にあたるのだ
やはり音楽があるのや声優さん達による迫真の演技が大きかったのだと思う
音楽も良かった
「光るなら」 「七色シンフォニー」 はどちらも優しいメロディーながらもどこかこの作品の雰囲気を伝えるような曲で、視聴中に一時的とはいえ頭から離れなかったほどだ


問題点は、前半の数話が少しだるいのと一部、原作と違う部分があったことだ
手紙のところは少し言葉が違っているところがあったのでそこは原作を推させてもらう

ともあれ良い作品であった キャラに感情移入しない人には退屈かもしれないが、基本的には感動できると思う

投稿 : 2020/03/12
閲覧 : 332
サンキュー:

16

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エピソードの一つ一つが切なすぎます

子供のころからコンテストで有名なほどの実力を持っていた中学生の公正。

母の死を引き金にピアノから逃げていたのにある日であった天真爛漫なバイオリニストの少女と出会い、ピアノに向き合い、止まっていた時を動かすとこからストーリーが動き出します。

とにかく一生懸命に引っ張るかをりや、幼馴染の椿にその友達の子、亮太、みんな良い子で思いやりがあって観てて気持ちよかったな。

椿がピアノを弾くけるようになった公正を嬉しく思う反面、遠い存在になってしまうのを一途に追い変えてるところが特に切なくて、応援しながらみてました。

後半はかをりの病気が深刻になってきて、なんとなく先が見えてちょっと苦しかった。
ラストの演奏シーンはあ~予想通り彼女は死んでしまんだろうな~と想像出来て涙が止まりませんでした。

その後、もしかしたら生きていてくれてるかな?との私の願いも、やはり手紙を
残して死んでしまったところは、泣けましたけど、悲しすぎます。

ハッピーエンドが好きな私にはちょっと辛い終わり方でしたが、公正の周りには思いやりのある椿や仲間たちがついているのが、救いとなるのかな。
きっとすぐではないけど大丈夫ってことだよね。

投稿 : 2020/02/27
閲覧 : 338
サンキュー:

38

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かおりの病名を明かさなかった理由

かおりちゃんの言動からいって
こうせいが友人Aな訳ないだろ
ニブいなこうせい君は。

わたりは途中で勘づいたような気がしたんだが
気のせいか?

メインの4人も良いけど
こうせい、相座、井川の関係性も良いよね
ライバルかつ友人。

結局、
かおりちゃんとこうせいが
一緒にステージに立ったのは
一回だけだったんだよな。
二人のステージをせめてもう一回ぐらいは
観たかった気もする。

結局最後まで
かおりちゃんの病名は明かされなかった。
その理由としては
かおりちゃんが死んだら
その病気にかかってる人が
嫌な気持ちになるだろうから
病名を明かさなかったとの事。
自分としても当初病名を知りたかったけど、
もし自分自身がその病気だったとしたら、
かなり絶望的な気持ちになりそう。
適切な配慮だと思った。

投稿 : 2020/02/14
閲覧 : 459
サンキュー:

23

ネタバレ

HANIHO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

おもしろい

おもしろい

投稿 : 2020/02/09
閲覧 : 211
サンキュー:

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四月は君の嘘のストーリー・あらすじ

母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。
傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。(TVアニメ動画『四月は君の嘘』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
www.kimiuso.jp/
主題歌
≪OP≫Goose house『光るなら』、コアラモード. 『七色シンフォニー』≪ED≫wacci『キラメキ』、7!!(セブンウップス)『オレンジ』

声優・キャラクター

花江夏樹、種田梨沙、佐倉綾音、逢坂良太、早見沙織、梶裕貴

スタッフ

原作:新川直司(講談社『月刊少年マガジン』連載)、 監督:イシグロキョウヘイ、シリーズ構成・脚本:吉岡たかを、キャラクターデザイン・総作画監督:愛敬由紀子、プロップデザイン:髙田晃、 美術設定:塩澤良憲、美術監督:薄井久代、色彩設計:中島和子、 3Dディレクター:小野竜太、撮影:関谷能弘、編集:三嶋章紀、音響監督:明田川仁、音楽:横山克

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