当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「四月は君の嘘(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
5068
棚に入れた
20157
ランキング
28
★★★★★ 4.3 (5068)
物語
4.3
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.2

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

四月は君の嘘の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

えのき らみ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いい話

悲しくも綺麗な純愛アニメでした。

投稿 : 2015/04/01
閲覧 : 174
サンキュー:

3

ネタバレ

Hbynt83136 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

恐れも孤独も涙も音楽の中にある

壊れそうになるほど、人の感情は
揺れ動き 戸惑う

主人公の大切なものは形を変えたのだ
音楽は過去も未来も鳴っている
時間は止まるはずもない

ただ、私の本当に下らなく大きなお世話であり、幼稚が過ぎる思いなのだが

かをりには生きてほしかった
彼女が弾かないとあのバイオリンは
時間を持て余してしまう

跳びはねるようなバイオリンをもう一度聴きたいと
狂おしくなる


感情を壊され、揺れ動く虚しさに
ストーリーを感じた

投稿 : 2015/04/01
閲覧 : 243
サンキュー:

6

ネタバレ

kirito33 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

バイオリニストのかをりちゃんが、手術中に死んでしまうという結末が少し残念でした。
ただ、全体的に暗めの物語だった気がします。
でも、出てくる曲は綺麗でした。

投稿 : 2015/04/01
閲覧 : 189
サンキュー:

3

ネタバレ

gabbana さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切ないけれど、良い作品

原作は読んでないです。
切ないけれど良い作品でした。
公生をかをりが一生懸命に音楽の世界に引き戻す姿がホント好きでした。
かをりが公生を支えているだけではなく、公生もかをりを支えていたんだなぁストーリー後半でわかりました。
できれば、幻想ではなく、二人の共演がみたかったなとしみじみ思ってしまいます。
切ないけれども、それでも前に進むラストが印象的です。

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 211
サンキュー:

8

ネタバレ

P5やるまで死ねない さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

四月は君の嘘

初めはタイトルの意味が内容から汲み取れなかったので気になってはいたが、物語が進むにつれ徐々に理解に近づいていく。最後はやはりそういうことか・・・と胸を締め付ける。

アニメは漫画と異なる結末、かをりが奇跡的に助かりハッピーエンドとなることを少し期待していた。彼女がこれからも公正を巻き込みながらカラフルな日常を送る姿を見てみたいと思った。

しかし、それは物語を歪めてしまうのかもしれない。
彼女の最期は最初から決まっていたことだろうから、これが自然な流れなのだろう。

あの手紙の終わり方はこの作品らしい良い終わり方だったと思う。

彼らのその後は気になるが、かをりが彼らに関わった間だけを描いている物語だとすればその後は描かれるべきじゃないのかもしれない。


やはり音楽を扱う話だけに曲は素晴らしかった。
2クール目になると当たり前のようにOP,EDが変わることに対して意見はあるが、これは良かったんじゃないだろうか。どれも素敵な曲だと思う。

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 126
サンキュー:

6

ネタバレ

魑魅魍魎ノ主 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とてもいい青春アニメ

演奏シーンがとてもいい。 最終回はとても泣かされた

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 134
サンキュー:

1

ネタバレ

toSUu88602 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

泣きまくり!

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 169
サンキュー:

3

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

悲しい

人の命を題材にする作品は半端なものに仕上がるなら作らないほうがいいというのが自分の持論だが、この作品は半端ではなくメッセージ性が非常に高いクオリティが高い作品だと思う。
人間関係、過去のトラウマ、憧れ、対抗心、恋、そして音楽、他にも様々な日常にあるようなことがこの作品につめられている。
何より素晴らしいシーンがピアノのメッセージを伝えるシーン。言葉がなくても、他の人に届くこと、ここが見どころだと思う。
久々にいい作品が出てきた。

ただ、主人公が絶対音感持ちだからきらきら星を歌ってるシーンはもうちょっと歌うまい主人公を期待してしまった。。。

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 345
サンキュー:

10

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろくなるかな?おもしろくなると良いな

■1話視聴

■ジャンル
ノイタミナの演奏系作品

■シナリオ
ピアノの天才少年があるトラウマにより弾けなくなる。
数年後バイオリンの上手な美女に引っ張られ克服し恋愛と才能を両立させる感動(演奏)アニメと思われる。

のだめ系だね、音楽物好みなので見よっと。
全話視聴後予想★4

■5話まで視聴
シナリオはこんな感じだろう、結果が予想出来てもそれまでの
プロセスが楽しめればOK
見所の演奏はすでに良いです、流石ノイタミナ。
恋愛部分はたいして期待してませんが、予想が良い感じに外れることを期待したい。

■8話まで視聴
6話、幼馴染って良いなぁ(≧∇≦)b
7・8話 2名、新キャラ登場
コンクールの演奏GOOD♪次回は主人公の番
覚醒が待ち遠しい。

■10話まで視聴
9話、早く覚醒して欲しいって気持ちと、簡単じゃないからトラウマなんだ
軽く突破したらチープになってしまうって感情が入り混じる。

10話、素晴らしき音色には拍手
素晴らしき演奏には歓声をもって答えてほしい
by ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク
パチパチパチ素晴らしい♪

■11話まで視聴
安定したクオリティー
トラウマは完全解消と捉えてOK?
1クールでトラウマは解消として、2クール目からブランクを才能と努力で乗り切り最高の演奏へって感じかな。

全24話と予想すると21話~なんらかのコンクールで盛り上がり最終話で告白って王道はどうだ?
当たるかな♪

■19話まで視聴
恋愛・病気・幼馴染・トラウマに時間かけすぎ
その甲斐あって、18話の連弾が素敵だったのも確かですが・・・

恋愛要素が強い、この辺が『のだめ』との違いかな
私的には、もっと才能・音楽中心の話が見たかったです。

さぁ、佳境に入り盛り上がってきました↑

■22話(最終話)まで視聴
音楽を題材にしてるだけに主題歌から作中の楽曲まで良いですね
最終話の映像と音楽、凄い!

最後の告白がこんな形だったとは・・・
シナリオも面白かったし
『4月は君の嘘』とはこういう事だったのか
視聴して良かったです。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 563
サンキュー:

53

ネタバレ

dopester さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動!!

有馬が演奏するたびに涙が出そうになりましたw
とくに,相座妹とのワルツが個人的に一番好きです.
面白すぎて漫画を即買いしました.

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 159
サンキュー:

5

ネタバレ

taaabou さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:----

なんだろう

なんかポエムがやたらと気になりました。
前半は有馬君の水の底に落ちてるようなあの聞こえない!って感覚が相当イラつきました。見方を変えればいいのかもしれませんが。

全体的に思うのが、まあなんともありきたりな作品だなと思ったこと。
別に悪いとは思わないけど、同時期に個人的にもっと面白いと思ったアニメがあったので、その影響もあるかもしれません。また改めて見ることで作品の良さがわかるかもしれないので現時点の個人的な評価としてとどめておきます。

皆様の評価が高い理由は様々あると思いますが、個人的にはほら泣けよここは泣き所だぜと言われてるような感じがしました。
かをちゃんがだんだん死に近づいていく姿がなんとも悲しい気持ちにはさせられました。


いいところを考えても、やっぱり主に有馬君のポエムがくどかったですね。
じゃあ見るなよ、って話になるかもしれませんが、かをちゃんが可愛いから見てました。ほんとにそれだけです。
感動も面白さもいろんな要素がある作品なんだろうとは思います。
しかし私めにはそれがうまくかみ合わず、その結果うまく捉えきれなかったのかもしれません。

二周目を見ることで、良い評価にできたらいいかなと思いました。現段階ではこんなかんじです

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 174
サンキュー:

9

ネタバレ

直球 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

せつない。

ラブコメでもこんな終わり方あるんだ。これまで観てきたものはハッピーエンドで終わるものが多かったからすごく印象に残る作品。でも好きな人が死んでしまうのはやっぱり悲しすぎる。これから心の中には君がいてずっと忘れずに生き続けていくのかなとか色々考えるとせつないです。非情に。しかしそうすることで、他とは違う良さも出ているんでしょう。

とくにメッセージ性が際立つ。このアニメ全体を通じて感じたものは「思いは届く」という表現体。登場人物それぞれの人生にメッセージを乗せて、その思いを自分自身の糧にし叶えていくという展開がおもしろかった。
表現体=音楽家という切っても切っても離せない結びがこの物語をさらに良くしていると感じられる。
私は音楽には縁もゆかりもないし況してやピアノとヴァイオリンとなると現実味がなかったのですが、このアニメを通じてクラシック音楽の良さが少し知れた気がします。

すごく印象に残っているのがセリフ。
やはりメッセージ性を強く出しているアニメなので、登場人物のセリフもどこか名言っぽく聞こえてくる。
中でも渡亮太の
「無理かどうかは 女の子が教えてくれる」
は、なんともモテを君の哲学染みた言葉で、インパクトありました。

全体的な評価としては非常に良かったです。
しかし、疑問に残るのがなぜ設定が中学生なのか。それは中学生の純粋な気持ちや行動、高校生では表現できないなにかを作者は訴えたかったのかな。私は自分の中で設定を高校生に置き換えて観てしまいましたけど。そこは視聴者の自由ですかね。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 256
サンキュー:

8

ネタバレ

麻儚 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

涙腺崩壊

最終回、元気になって一緒にまた演奏するパターンだと思ってたので衝撃でした。手紙で本当は公正が好きで近づくために嘘をついたこと、公正と一緒の舞台に立ちたくてバイオリンを始めたこと、一緒にたまたま写っていた写真を宝物にしていたこと、、、最終回が本当に号泣でやばかったです。どの話も青春のキラキラした感じがすごくよく表現されていて素晴らしい作品でした。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 156
サンキュー:

5

ネタバレ

egパン屋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かなり青春な話

月マガ連載当初から原作の方は読んでいて、アニメ化が決定した時は多少の不安はありましたが、ノイタミナ枠での音楽を題材とした作品にということでとてもわくわくしてました。

漫画の方ではセリフ回しに関しては特に気にならなかったのですが、アニメが始まってしばらくはポエムな感じがくどく感じられました。途中からは慣れましたし、作品の特徴、個性という点で逆にいいのではと思い直しましたが・・・
{netabare}
内容はザ・青春って感じです。
母親の死がきっかけで演奏できなくなってしまった天才ピアニストである主人公が天真爛漫なバイオリニストと出会い、振り回され、成長していく物語です。

登場人物に嫌なやつがいないので、心の平穏を保ちつつ鑑賞することは容易であると思います。キャラに関して不満を挙げるとすれば、武士や絵美の登場回数をもう少し増やしてあげてもよかったのではないかということぐらいでした。

タイトルである「四月は君の嘘」の嘘については物語が進んでいくうちに、割と早い段階から感づくこともあるとは思います。が、最後話で語られる、嘘をついた経緯などを見た後では、ヒロインが主人公の物語のようにも見えてくる話になっていました。

作画も最後までだれなかったし、特に最終話での作画は素晴らしかったです。演出がやりすぎだなと思うところもありましたが・・・
~ {/netabare}

とても楽しめた作品でした。強くお勧めします。

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 157
サンキュー:

9

ネタバレ

nora1581 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

久しぶりにいい作品に出合った気がします。
この作品を通して感じたことはアニメ制作スタッフの素晴らしさです。
原作は元々すごく良い作品だと思うのですが、アニメ化によってさらにいい作品になったと思います。

この作品がほかのアニメと違うところはすばらしい作画と演奏の緊張感の表現だと思いました。

君嘘の作画は全体を通して淡い色を使うことで青春っぽさを出していました。また,ちょっとした風景にもとてもこだわっていて、何気ない帰り道でも細かく丁寧に描くことでとても素晴らしい絵になっていました。イシグロ監督は、「実写でやるよりも元々この世に存在していない絵にリアリティを与えたほうが心に残ることが多い」と考えていますが、まさに監督の言うとおり、君嘘を見ていて、素晴らしい絵に何回もハッとして感動しました。

そして音楽アニメで重要となった演奏ですが、毎回とてもはらはらしました。こうせいが途中でピアノが弾けなくなる時も、見ている僕まで心臓がバクバクでした。またピアノ演奏者のそれぞれの強い思いを毎回感じて何回も涙しました。

最終回ではようやくタイトルの意味も明かされました。地味な女の子だったかをりが、残り少ない人生でどうしてもこうせいと一緒に演奏したいがためについた嘘。かをりの健気さに涙が止まりませんでした。公正からみれば、いつもかをりは輝いて見えたと思いますが、実はかをりの方がもっとずっと公正に憧れ、惹かれていたんですね。
それと最後に挿入されたwacciのキラメキが雰囲気にとてもあっていてよかったです。
「振り返ってみてもいないのは分かってる
なのにまた名前呼ばれた気がして見渡してみる
角を曲がれば歩幅合わせたあのころに戻れるような」
亡くなってしまったかをりを思う公正の気持ちが表現されていて、すごく感動しました。イシグロ監督すごすぎです。

とても良い作品でした。本当に出会えてよかったです

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 207
サンキュー:

17

ネタバレ

migratory さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

自転車の2人乗りどころか4人乗りしそうな「君」との青春の行末

劇中にヴァイオリンやピアノ演奏、クラシック音楽を扱うことから中学生版「のだめカンタービレ」のようにも感じられる、青春てんこもりスポコン恋愛アニメ。
ノイタミナ予告CMでスキマスイッチの「全力少年」が流れていたのは本作とは関係はなかったが、全力な主人公たちにその曲の起用の本意するところがありそうです。


―物語は母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった有馬公生の視点で描かれます。


面白いところ抜粋してみました。※ネタバレです。
第一話「モノトーン・カラフル」
スカートの中のコンテンツを覗いてしまったため変態扱いされる主人公。もしかして、カラフルだったのはそのコンテンツの方じゃなかったのだろうか?(と思わせるほど意味深なタイトル)

第二話「友人A」
演奏シーンでおっさんの心の声が光ります。「本性出してきたな」がツボでした。いつの間にか主人公の事を呼び捨てで呼び、やるじゃあないか君もと言わんばかりの心の声は、おっさんが若い者に抱くあるあるな事を消化させようとしてるように感じました。
その強がりが、ものすごく切なかったです。

第三話「春の中」
(有馬が)譜面を教室中に張るという、何時間かけてコレやったんだろう…という覚えるより凄い地味なことをしている彼にがんばるところが違うのではと言いたくなるところだが、寧ろ賞賛してあげたいくらいの努力に思春期の勢い、勘違いを平気でしちゃえる青春らしさを感じました。

第四話「旅立ち」では、懸命な演奏をし終えた彼らに拍手喝さいが贈られたものの、まさか本当に旅立ってしまうなんて…という驚きの展開がなされる。

第五話「どんてんもよう」では出血多量の事件がおきました。
倒れたばかりなのに河にダイブするとか、ほんとやめたほうが良いよ?
「自転車の二人乗りは~」の時みたいに忠告の配慮がなされると思っていたら無かったので、割とアスレチックとかジャングルジムをなくして欲しくない子どもの遊び肯定派の自分にとってもこれは危ないと言わざるを得ない危険行為ではないかと思われ…。しかも、小さい子が見ている目の前で…子ども笑ってなかったよ?大丈夫なの?あの子ら。ひょっとしてこの町の伝統なの?通過儀礼なの?小さい頃の椿も、誰かが飛び込んでいるのを目撃して真似したの?・・・親心がなくても心配な気持ちになる。
それに、小さい子どもの頃から橋からの飛び降りしていた主人公たちって、どんな遊びを経験してきたらそこに行き着くんだろうっていう、寧ろ感心したい心境になります。やはり只者じゃないです、この主人公。

第六話「帰り道」ではスポコンと、昼ドラと、ライバル登場の少年ジャンプ的展開と、修行編が一挙になされる。てんこもり。
そして、サッカー部・渡亮太の、日頃忘れられている存在感を晴らすかのようなスピーチは一聴の価値ありです。

第七話「カゲささやく」
まさかの黒猫さん登場。NARUTOでいう九尾・九喇嘛的存在なのだろうか?
ピアノの才能は彼がかつて飼っていた黒猫・チェルシー(カゲ)の力なのかもしれない。

第八話「響け」
有馬信者であり心のコエニスト・武士(超サイヤ人の方)と井川(赤と黄色のオーラを放つ方)の演奏のターン。
井川のスコーンのくだりが面白かったが、演奏時体と顔の動きに違和感。
この子、どうしても男の子に見えてしかたがない…

第九話「共鳴」
俺は海賊王になる!ばりの名言を放つ小井川絵見。ついに⑭265(有馬の番号)、コンクール嵐の登場。ところで、いつ着替えたんでしょう?
個人的には、有馬母と井川の共演回に何かどぎまぎさせられてます。
小有馬(この頃からオシャレ眼鏡愛用?)と小椿と小渡のシーン(回想)がいっぱい。
そして、フラグを立てる金髪の子。最終回を想定すると正直この子が怖いです。そして、有馬の演奏開始。

第十話「君といた景色」
ヘタに見せた演奏から、秀逸な演奏をしてみせる有馬。詩的な世界の極地からアゲインされる―。
…正直、自分にもアゲインのことがよく分からない。何からのアゲインなのか、何でアゲインしたのか、誰のためのアゲインなのか、支配からのアゲインなのか、泣きじゃくる子どもがなぜ鍵盤を叩きつけるのか、音がなぜ煌めくのか、どうして演奏中なのに達観してるのか、演奏中だから達観するのか、星空はどうしてこうも変人を生むのか、ショパンって…、もしや金髪の子が達観させたのか、覚醒させたのか、というと彼女はクリリンなのか、そうか彼女はクリリンだったのか、クリリンと悟空の修行の日々はこのためのフラグだったのか、ならばフリーザは誰なのか。そもそもアゲインって何なのか…もうよく分かりません。
演奏中になぜチョークの匂いがするのかとか、不細工扱いされた窓ガラスの気持ちとか…。
たぶん、戻ってこいと思ってるのは井川だけじゃないはず(違う意味で)。
ところで、どこに戻ってくればいいのか。あの時旅立った以上に旅立ってしまっているんじゃないんでしょうか。なぜ、背景に向日葵が咲くのか、桜が咲くのか、どうして花びらが舞ってるのか。
いつまで母はのっぺらぼうなのか。いったい何を届けたいのか。
恐らく誰にも分からないと思います。
天才だからしか分からない世界観なのかもしれないが、この感じは「焼きたて!!ジャぱん」の悪ノリに似ている気がし…。


第11話「命の灯」
勝負に勝って試合に負けた感じのコンクール嵐。
けして名折れはしなかったと思いますが…正直、並大抵のストーカーより感情が凄まじ過ぎて、将来を案じます。
そして、一世一代の告白のチャンスを棒に振った妙なカッコ良さも見所。

第12話「トゥインクル リトルスター」
金髪の子の両親初登場。髪の色から本当の両親ではないんじゃないか疑惑が放たれる。
そして、また出血&また危ない事態が起こる。一歩間違えば学級閉鎖という、まじめなことの逆を行く青春を送る主人公たちにはもう何を言ってもダメな気がしてなりません。
また、ガラコン本編のスタート。新たな新キャラ・小僧くん(三池俊也)の正論の主張に半ギレの有馬さんも見所。
ちなみに「自転車の二人乗りは~」が再び。

第13話「愛の悲しみ」
宮園かをりのためならイケメンになれる能力でもってその天才性を明かす公生(一向に笑顔を見せない有馬の母、通称有のママによって公生自身が調教させられてることの証明?で覚醒?)の演奏回。
そこで、ついに有のママの表情が明かされる&デレが見えます。
公生に頭突きをくらわせた紘子の娘・小春の将来がレスリング選手決定でいいんじゃないかばりのタックルで圧倒してました。
「そうか―君たちも高めあうのか」といったおっさんの文言が孤独すぎて、宮園側に寄りすぎてる妙なサブタイトルには反したいのでそっち側と解釈。ちなみに、真性ドSと言われていた井川は明らかにMかと
(というか、このアニメは基本Mで出来ている気がする…)。
あと、まじめなことを言うと、「悲しみに慣れておくため」なのは自分に悲しんで欲しいその身上があることこの上ない喜びを、寧ろ蔑ろにしたような発言だったから、それはそれでヤンデレだと感じる有のママだったと思った回。

第14話「足跡」
最終回に向けて本格的にフラグを立て始める。一方で、全力の椿、夏の恋回。協力:いちご同盟…。
今の関係が壊れてしまうからと悩む椿と、関係すら築かないように「君」で通し続ける公生。自分を必要としてくれる存在を無くした少女の淡い物語が砂上に零れる。

第15話「うそつき」先週より引き続き椿回。
ただひたすらに、中一の子をお持ち帰りしたとある男の鈍感さを呪う回。
男にも好かれ烏にも黒猫にも好かれ…この好かれる力を今度は論客の迷えるおっさんたちに向けてきっと解き放す他はないでしょうに。

第16話「似たもの同士」
天才・有馬への刺客・凪も詩人だったことが発覚。
金髪の子(入院中)が有のママのように着実に有馬を調教しつつ、有馬さんが天才的に勘違いしているこの関係は大変な奇跡だと思う。
もう三度登場の、自転車は二人で乗るものくらいに、ここまで「自転車の二人乗りは~」を明示したアニメはないはず。

第17話「トワイライト」
中一で女を語る凪、さすがの詩人力発揮。&渡の存在が光る回(やっぱ良い奴)でした。
それぞれの悪意(嘘)をうまく混在させてノイタミナ風味の軽妙なノリを些か抑えれば名作になりえたのに、と少々真面目なことを記載
(逆に言えば、ノイタミナの枠に合ってる作品であり逸しないもの)。
あと、変態的な詩人の役割は一人に絞ってほしいです…
更に!ここにきて、告白してフラれる変なキャラが二人も登場。
また、くる学祭では、ゆるキャラたちに対抗するかのようななまはげが見所。
また、EDの彼女の様相は病状を気遣ってるとは思えないくらいつめたい状況にあると思うからセンチメンタルな思惑にはどこか居たたまれない思いになりますです。

第18話「心重ねる」凪、演奏回。マングースのだめをさがせ!な回。
もうどこにでもいる演奏評論家と演奏者(今回は凪)の、妙に絡み合う心の声バトルはこの作品の持つ見所の一つだと思う。

第19話「さよならヒーロー」武士演奏回。
椿の机組体操。ペンのノック部のブルドック?の妙な存在感。
やっぱり登場、百段坂を一気に駆け上がった小武士。と小小小凪。
自己主張が強いのに伝え方が捻じ曲がっているというのか伝え方のバリエーションが豊富と取るのかは受け取り方次第かな?

第20話「手と手」黒猫回。
やっぱり誰かと誰かを繋いでくれる存在みたいな小さな黒猫。
嘘の乱立。告白の乱立。なんで急に告白しようと思ったのか、そこが気になる。

第21話「雪」
スポーツはメンタルトレーニングが鍵であるのを証明してくれてる公生。
雪の日に身体に障ることをまた…
再び呪文のような言葉が放たれる。マーシー。やっぱりこの子外国の子なんかなぁ…
(公生の)滑らかな指の動きの演出が丁寧できれい。
そして、走馬灯の駆け巡る公生のもとになぜか再び桜が咲く。

最終話「春風」前回からの続き。
ピアノを公衆の面前で弾いてるときでしか積極的なSになれない、相当な性癖の持ち主、主人公。
いつのまに旅立ってしまう公生。そして、アニメの世界からも旅立ってしまわれた。
語られるモノローグ。
最後に小宮園の登場で(子どもパートの)祝・コンプリート。
「大人になったのね」が意味深。最後の最後で変態的な物語のいくつかを回収してるように感じた。
個人的に、変態アニメの称号を贈りたいところです。



また、この登場人物たちの物語はいっしょに遊ぶことの延長線上にあるような気がしています。
たとえば、金髪の子、宮園かをりと出会ってからの主人公は、本人が変わったように思うところが見受けられるが、しっかりした大人がいれば、中高生の感情なんてもっと無差別で良いのに、理由をつけて音楽をするのは、結局何も変わっていないことなんだと思える点で、主人公が欲しかったのはいっしょに遊べるという安心感、それは母の指導が遊ぶことに取って代わるものになっていたということだとも思えます(家庭環境から遊ぶことの選択肢が少なかったからでは?)。
そして、母の死から立ち直れないから?というのが、主人公の多用する「君」への違和感にも通じます。
距離感が近いのに詩的なニュアンスの「君」という使い方には、恥ずかしいから、その繊細さから取繕ってしまう「君」の使い方ではないようで、何かに捕らわれて音楽に向き合っているとも考えられるからそこに純粋な思考があるのか提起できないでいます。
主人公は、時に演奏時に、言葉で奮起させて自分を鼓舞させるだけの強さがあるように思えるから、演奏しながら(心の声で)言葉を言い放てる余裕ないしの状況理解力があるように思うのは天才的というか、その判断力こそはプロスポーツ選手が持つといわれる脳構造に近いと勝手ながらに睨んでいるので、努力家であり、彼には悲愴的な物語は似合わないとの思いです。


<総評に近いもの>
物語の終盤になると重々しい空気になりがちになるので、新垣(作曲家)さんのイメージをお借りして投影させて見てきました。穿った見方ですが、気がついたときには新垣さんを応援したい気持ちになっていました。
物語的に、過去の天才的なアーティストを美化している穿ったもので反映しているように思ったので、新垣さんの帳消し力のような魅力で何とか最後まで見れたのだと感じます。
ピアニストの運命を彼に背負わせた母と金髪の子は心を奪うという恋とは違う、殺人に相当する方の残酷なことを冒している点で本当にまっすぐには見れなかったので。
言うなれば、二度も人物(キャラクター)を殺しているようなものだから、それを紛らわせているようなギャグパートや回想、センチメンタルな情景を利用して本当のことを隠しているのなら(隠す行為もそれはそれで罪なのかもしれない…)、美化して正当する安直さにある物語では正しい評価は出来ず、ある程度悪意をはっきりと持たせて欲しい思いでした。
背負わせていることが罪なのではなく、彼の気持ちを利用して、もちろん利用しているという過度なことは印象に過ぎず、関係的に支配しているということが洗脳に近いもの(まさにゴーストライター側の)であって「私がいなければ生きられないでしょ」と言っているような悪意が自由な風潮の音楽(クラシック音楽とは違うのかもしれませんが)と一転して真逆にあるから凄い嫌な気持ちになってました。
かといって、公生は人に無関心な人間であるからどうとも言えないのも一つありますが、だから鈍感である彼の性格に課せられた荷ではまだ救いがあったのかもしれません。

かなり話は脱線しますが、将来ピアニストの道に進むだろうから、いまは個人技が目立つ演奏でも、ソロピアニストよりオーケストラでの演奏を目指した方が良いかなと勝手ながらに思ってます。



一番勿体ないのは「四月は君の嘘」というタイトルなのになぜ四月に放送しなかったのかという点。4月に向けて話をまとめる作戦?
物語りも作りもカラフルな仕様なのに、10月スタートの今作は、春のぽかぽかさを同時に感じれる機会を逸してるので、少々センチメンタルな感情には同調しにくいのではないかというきらいです。
(最近その謎がただ単に、原作の連載終了に合わせての放送だったと聞いて、なんだ、商業的購買促進用かーい!って感じですが)

新譜を幼馴染の二人がイヤホンを介して聞くという時間を共有している場面でも青春の恋愛の一部分を連想させるところだと感じるも、聞いている曲がスキマスイッチの曲でも秦基博の「鱗」でも無かった点でものすごく勿体なく感じてます。
個人的には、センチメンタルな情景の多数ある本作には、スピッツを押したいですね。

また、次回予告が作られないことで有名?なノイタミナ枠のアニメとしては珍しく次回予告がなされている点も注目。EDの中に次回予告を盛り込む、斬新な見せ方は素敵です。

物語の内容自体は変態ちっくでありましたが、それを緩和するように黒猫やマングースのだめ等を代表とする可愛いキャラクターたちが節々に登場したり、それぞれ主要人物のキャラクターにミニミニ時代のエピソードが設けられていたりと見所は多いにあったように思います…


が、自転車の二人乗りは法令で禁止されております
ので、ご留意ください。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 349
サンキュー:

8

ネタバレ

鍵猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

かおりちゃんはこうせいに嘘をついていた。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 215
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

音楽つきの恋愛小説

スランプ、トラウマから逃げ出せない少年と
陽気でポジティブな少女を中心にした物語。

回を追うにつれて成長していく主人公と
その裏で影のある少女。

リレー競技で二人が半周差をずっと走り続けているような
もどかく、はかなく切ないラストだったような気がします。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 144
ネタバレ

vGNjD65530 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作なり得なかった作品

全話見たが、感想としては惜しい作品としか言えない。

題材も良かったし、引き込みかたも上手だった。
しかし、結果が残念だった。

宮園かをり、が死んだ理由がわからない。
死んで仕方のない設定ならわかる。例えば『バジリスク』や『C』などが例になるだろう。

確かに、最愛の人を失って成長し、大人への階段を登っていく少年という過程も理解できる。音楽家として表現というのが深みを増していくのも分かる。
しかし、それでも人物が死んでしまうなら、それ相応の設定が必要である。
才能を持った二人が、苦難を乗り越えて共に高め合っていくという選択肢もあったはずである。


なぜ難病を乗り越えて、ヴァイオリニストとして復活する彼女という姿が描けなかったのか、有馬公生という人物にしか過去の挫折を乗り越えさせなかったのかが分からない。
これでは、宮園かをりという人物の死を踏み台にして有馬公生が前に進んでいくという印象しか受けない。
 宮園かをりの短い一生を描いたのに対して、有馬公生の青春の1ページというアンバランス差になっているのかが分からない。

規模がデカイ作品な割に青春の1ページとして終わってしまったのである。

構成が素晴らしく感動した面も多かっただけに非常に惜しい作品であったと思います。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 237
サンキュー:

8

ネタバレ

ぷぷぷりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣いた

お前ら本当に中学生なのか
大人びすぎて達観しとる
序盤の暴力的な描写とか母親怖いのでそこは好きじゃないけど、後半は何度も泣いた

いちご同盟のオマージュでこういうセリフが出たよう↓
あたしと心中しない?
もう来ないかと思ったわ
君は王女様じゃないよ
僕はラヴェルなんて絶対弾かない

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 287
サンキュー:

8

ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

音楽ファンタジー熱血感動アニメ?

(総評)
見終わって、最後にはちょっと拍子抜けしたかなあ。
まずはキレイにまとまってよかったとは思うんだけど、、引っかかるのは
ヒロインが死んじゃった描写を省略して死後へと飛んで、周囲の登場人物達がヒロインの死のショックも、その後の回復についても描かれなかったこと。なぜそこを省略するのか?その部分を描いてこそ、ヒロインを死なせた意味があると思うんだけど。

途中からヒロインの闘病生活を長く描かれるのも見ていて辛かったな。この部分は短して欲しかった。

物語の最初の方は作画もキレイだったしすんなりと入れたけれど、ヒロインが病気で倒れてからは失速したようなイメージ。
ちなみにヒロインの病名って、原作でも明確には描かれていないらしいので、架空の病気ということになる。道理で症状から推察できなかった。

暴力的だったり流血シーンがあったりするのも嫌だったな。

音楽アニメでキレイに展開していくかと思っていたのに、途中からヒロインの難病物語になってしまった。そして、ヒロインの死を乗り越える主人公をどうして描かなかったのだろうか??わからん。

主人公コウセイは母親とカオリの二人の女の怨念を背負いながら生きていかなければならなくなったわけで、ツライ生活だな。そこらへん描きたくなかったのかなあ。

コウセイが友達やカオリの励ましで、ピアノの世界へと帰っていく物語はよかったよね。
コウセイのライバル二人の活躍があんまりなかったのは残念な部分だったな。
あと、コウセイの幼なじみのツバキとの恋愛問題も特に進展しないままで終わったがこれも消化不良かな。

(以下過去感想)
ーーーーー
月刊少年マガジン連載のマンガが原作。2クール

聖地は東京都・練馬区

二話まで視聴。
母親の死のショックでピアノが弾けなくなった少年と天真爛漫なヴィオリニストの少女の織り成す、音楽を通じた共感と感動を描く?
音楽スポ根というとちょっと違うか。
母親に叩かれて虐待されながら幼児からピアノを仕込まれるというのはよくありそうな話で、途中で挫折してまた立ち上がるというのはまたまたよくありそうな話だけど、このアニメは素直に見れそう。

「のだめカンタービレ」みたいな成功作品になるかも。
音楽アニメだけだってOP/EDの音楽は力入っていてとてもいいよね。

背景とか絵柄はキレイに描いているね。鍵盤を叩く指の動きとか細かい。
ん?これはA-1 Picturesが作っているのか。今期と前期でA1はソードアート・オンラインII、アルドノア、黒執事、ペルソナ、四月は君の嘘、七つの大罪と作っている。たくさん仕事しているな。さすがブラック企業に選ばれるだけはあるが、過労死とか出ないか心配だ。
アニメも音楽と同じで、好きだから死ぬまで働けの世界だからなあ。基本、ブラックだ。とにかく熱血、感動しないとやっていけない。。

ヒロインの眼はとてもキラキラさせていて、ムチャクチャ聴衆を音楽で感動させて、徹底的に魅力的で感性がムチャクチャ鋭くて、感情で生きている人として描かれていく、、んだろうな。このヒロインにひっぱられて少年は人生に回復していくんだろうか。
感性を回復するのに見るのがよさそうだ。

第三話
{netabare}
このアニメ暴力シーンが多いな。
叩いたり蹴ったり、一番ひどいのは野球のボールを頭に当てて頭から流血させるってヒドイな。アニメの表現としてもどうなのか。

カオリの性格設定、天真爛漫すぎというか自由すぎないか?「暴力上等」「性格最悪」といってもね。

主人公・有馬 公生(ありま こうせい)に近づいたのは、コウセイのピアノの腕が欲しかったのか。友人Aじゃかわいそうな言い方だな。
カオリはコウセイがピアノの神童で有名人だったのを、同じ演奏家として知っていたのだった。ピアノの伴奏者に逃げられてしまい、伴奏をやってくれる人を探していたのか。コウセイに頼みたいなら、蹴ったりするなよ。

カオリは演奏家になりたいのか?それにしてはコンクールでいい点数を取ることは興味ないみたいだったな。審査とか興味ないとかいってたコンクールの二次予選には出て行くつもりらしいし。ちょっとチグハグな気がする。

コウセイがピアノを弾けないのは精神的な問題なんだけど、無理やりピアノを弾かせようとするのは逆効果というかあんまりよくないだろう。普通は、ピアノから少し距離を置いたほうがいいんだけど、さて二次予選うまくいくかな。
{/netabare}

第四話
{netabare}
このアニメ、来春で原作終了でアニメも終わりまでやるらしいと情報が。
コンクールは自転車でかけつけて強引に間に合った。
コウセイ、また頭から出血、って手当しないのか?包帯まけよ?ギャグなの?
事前の練習なしでぶっつけ本番てすごいな。ピアノの天才だからできるのか。譜面だけは事前に強制的に見せられていたのか。
でも、カオリのコウセイへの頭突き!これ、相変わらず体使ったコミュニケーション好きだな。コウセイはかえって心が落ち着いたか?
コウセイが母親に受けたピアノ特訓は虐待ではなかったのか?普通なら心を病んでしまいそうなレベルみたいにもみえる、いや病んでいるかもしれない。
案の定、コウセイ、ピアノの音が演奏中に聞こえなくなる。それでも無理やり演奏できるのはさすが。ピアノだけ中断したが、カオリはもう一度引き直して、コウセイも何とか立ち直って弾きなおした。
音楽はよかったね。
コウセイへの強引な音楽リハビリはやっぱり中学生らしいといえばいえるが、逆効果だったらもっとヒドイ状態になるわけでアブナイよな。
カオリ、演奏終わったらぶっ倒れた。病院いってたし、これは死亡フラグ?
{/netabare}

第五話
{netabare}
今回は少しお休みというか、川に飛び込んだりして青春回だった。
カオリは入院したけど、単なる検査入院で貧血だったみたいですぐに退院した。よかったね。死ぬかと思ってドキドキしたよ。ヒロイン死なせたらいけないよね。
冒頭の川へ飛び込むシーンとか絵柄がなんかピンポン思い出しちゃったけどこれフラッシュアニメかしらん。
暴力シーン、相変わらず流血させるのは変わらずだな。
カオリは、例によってキラキラしている。コウセイはピアノ弾かないと輝けないのか。
カオリは無理矢理にでもコウセイにピアノを弾かせようとするのは同じだな。コウセイもピアノを弾くことにした!
{/netabare}

第六回
{netabare}
ピアノを再開することにしたコウセイ。かおりが勝手にコンクールへの出場も申込でいた。そしてコウセイをビシバシと鍛えようとするカオリ。これはコウセイがんばるっきゃないよね!いいなあ!
ツバキはこの二人から離れて、しかも先輩から告られてしまったから、もう好きなのはコウセイなのにどうするのか?と、先輩とデートしてみたが、コウセイが忘れられず、ちょっとドロドロしてきたかがなんか青春だなあ。
コウセイのピアノのライバルもラストに出てきた。音楽バトル化していくのかな。
{/netabare}

第七話
{netabare}
コンクールを前にまだピアノの音が聞こえないコウセイ。どうするのか?
自分はベートーベンでもないしショパンでもない。誰なのか?
カオリがはげます。君は君だよ!て、いいところを取っちゃうカオリさんだ。うまいことつかれて気が楽になったコウセイ。
コウセイは、譜面通りに完璧にピアノを弾いてコンクール荒らしをやっていたために嫌われていた。しかも、ライバル二人を顔すら覚えてなかったのwまあ、ライバルじゃなかったみたいだし、お母さんの評価が全てだったんだろうな。また、お母さんが現れて邪魔しそうだしね。
コウセイの手を引っ掻いてケガをさせた猫を、お母さんが捨てちゃったお話は悲しかったね。
{/netabare}

第八話
{netabare}
エミとタケシの回。
エミもタケシもコウセイを目標にピアノをがんばってきたが、コウセイはエミとタケシの顔も名前も覚えていなかったのだった。ライバルとして認識すらされてなかった二人がやっと認めてもらえそうだ。
エミは5歳の時、コウセイの人前初めてのピアノ演奏を聞いてピアニストになることを決心したのだった。
音楽相変わらず力入っているな。
{/netabare}

第九話
{netabare} いよいよコウセイの演奏の番が回ってくる。みんな緊張。
そしてやっぱり、コウセイのお母さんの亡霊がコウセイの邪魔をしに来る。コウセイのお母さんスゴク怖い!自分の息子に思いっきり怒鳴る。
息子の演奏が気に入らないとぶっ叩く、怒鳴る。。これもう児童虐待レベル。音楽エリートとして育った人にはこういう人が多いかも。これじゃコウセイがロボット化してあげくにピアノが弾けなくなっても無理ないよね。
コウセイは演奏は何とかできそうだが、やっぱりピアノの音が聞こえなくなる。どうする?
{/netabare}

第十話
{netabare} このアニメ回想が多い。アバンでまた回想。「負けた」とかセリフが出たから、コウセイが負けたのかと思ったら回想だった。前回も回想部分が長くてちょっと冗長。ロコツな尺稼ぎというか、ピアノ曲の長さの調整のために回想を挟むけど、ちょっと回想部分がしつこいかなあ。
お母さんの亡霊が邪魔をして、コウセイはうまく演奏できず、ついに演奏中断。しかし、なんとか気を取りなおして、演奏再開。
自分の中にキミがいればいい。自分の中に星が見えるようになったら、気がラクになって弾けるようになった。
最後はとても良い演奏になった。どういう点数になるのやら。
しかし、やっぱりまだ、お母さんの亡霊がいて、「良し」とか笑っているのにはゾッとしたぞ。
最後に新キャラのオバサン登場。ピアニストか何かなのかな。
{/netabare}

第十一話
{netabare} なんとかピアノを弾き終わったコウセイだったが、途中で曲を中断したため、落選。コウセイの初めての敗北?
新キャラ、日本の屈指のピアニスト、瀬戸 紘子(せと ひろこ)だった。
ヒロコとコウセイのお母さんは音大からの友達で、コウセイを赤ん坊の頃から知っていたのだ。コウセイのお母さんはコウセイをピアニストにするつもりは、最初はなかったのだ。コウセイの才能に気付き、ピアニストに育てることを勧めたのはヒロコだった。なんとも重い関係性だなあ。
ヒロコは、コウセイのピアノ演奏から、メッセージを汲み取っていた「キミが好き」
そして、コウセイついに、カオリに告白?「キミのために弾いた」
カオリは前に出たコンサートにまた、一緒に出ようと提案する。
でもカオリ、いつでもキミのためにいられないよと少し冷たい。
コウセイは、ヒロコにピアノの先生になってくれと頼む。すごいゼイタクな先生やな。日本屈指のピアニストを先生にってコウセイすごいぞ。
{/netabare}

第十二話
{netabare} ガラコンの曲を弾くと、お母さんのことを思い出しちゃうコウセイ。お母さんとの思い出の曲だったから。
お母さんに憎まれていた、と思っているコウセイ。殴られて育ったらそりゃそう思うわな。息子を罵倒ばっかしてたからお母さん、嫌われますがな。コウセイ、お母さんを愛したくても愛せない、苦しい。ピアノを弾き続けるべきかどうか。
ヒロコはどうせなら、弾けばイイと、無責任なアドバイスしかできない。
まちにまった、コンサートの日、審査がない、ならもうカオリの独壇場だな、人気を取れると思ったら、カオリが来ない、、また倒れたか?
{/netabare}

第十三話
{netabare} バイオリンなしで1人でピアノを弾くことにしたコウセイ。
最初こそ乱暴になったが、お母さんのやさしさを思い出してやさしく引くことができて、弾ききった。お母さんが見えるのは、亡霊だってことがわかった。もう亡霊は見えない。コウセイの中にお母さんが居る。人間としてコウセイは成長したのだった。すばらしいピアノ演奏に湧き上がる拍手。

カオリはやっぱり倒れて入院したのか。これカオリが死んじゃうパターンだなあ。
{/netabare}

第十四話
{netabare} カオリは、コウセイに携帯の番号もメールも教えてないのか。冷たいなあ。さすがに二度目は検査入院というのもウソだよね。
ろくにお話できる雰囲気ではなくなったね。
ツバキは先輩と付き合いながらもコウセイがやっぱり好きなのか。
ツバキが正直になっても、コウセイはカオリが好きだからダメなんだろうね。
コウセイはやっと進路を決めたのだな。音楽コースのある高校にね。ピアニストになることは決めているわけだな。
{/netabare}

第十五話
{netabare} 前半、ツバキの回。
すなおになれないツバキ。コウセイが好きなのに、好きじゃないみたいなことして、先輩と付き合ったけど、別れることに。
コウセイが音楽に取られてしまうので悲しいツバキ。
そして、コウセイもカオリに対して素直になれない。
新キャラ、相座 凪(あいざ なぎ)登場。なぜかナギはコウセイを攻撃しているけど、なにか敵愾心でもあるのか?
カオリの病状悪化しそうだ。

ちょっとストーリーが中だるみで、進まないね。強引に24話にするためにお話が伸びている印象かな。
{/netabare}

第十六話
{netabare} カオリが病院を抜けだして、コウセイに買い物を手伝わせるわ、用もないのに教室を眺めるわ。思い出つくりか。カオリの四肢の麻痺は深刻な模様。カオリ、自暴自棄になって、コウセイに「一緒に心中しよ」もちかける。
わけもわからずコウセイに敵意を持っていた謎の少女ナギは、実はタケシの妹だったのか。兄のタケシに振り向いて欲しくてコウセイを叩き潰そうとしたのか。

このアニメ、音楽アニメから恋愛アニメっぽくシフトし始めたな。それも悲恋っぽい。それがどう雰囲気を変えるかな。
このアニメの女の子はみんな暴力的でわがままっぽい性格っていうのがいまいちだなあ。
{/netabare}

第十七話
{netabare} 「私と心中しない」「ゆみがひけない」「もうよくない」とここまで言われたらコウセイじゃなくても、何をいったらいいかわからなくなるよなあ。お見舞いに行くのも気が乗らないだろう。
コウセイ、カオリの事を思えば思うほどどうしたらいいかわからなくなる。これはキツイ。
どういう理屈なのか、コウセイはナギの学校の学園祭で演奏させてくれると頼む。

それにしても、音楽アニメのはずが、難病ものアニメになってしまった。しかもこれ長く苦しみそう。
{/netabare}

第十八話
{netabare} ナギと一緒に学園祭でピアノの連弾するコウセイ。ナギのピアノの能力を引き上げつつ演奏って、すごいな。コウセイ。
これを携帯で、カオリにきかせて、あげる。コウセイいわく「ひっぱたいてやるため」つまり元気になれよってことか。
しかし、カオリの顔とか、とても顔色が悪く描かれている。カオリの心はなんとか持ち直したようだけど。コウセイは、はっきり、「心中はできないよ」と断った。これでカオリが持ち直すか?
{/netabare}

第十九話
{netabare} カオリは病気を治すためにかなり危険な手術に挑むことにしたらしい。そして四肢の麻痺を少しでも回復させるためにリバビリを開始するのだった。前向きになったカオリだけど、病気はどうなっているのかな。
音楽の高校へ入学する切符を手にするために、コウセイはコンクールで活躍しなければならない。
幼い頃のコウセイはコンクールで、横にタケシとエミが座っていたのに、コウセイはこの二人をまったく覚えていなかったのな。そしてやっと今、コウセイはタケシとエミを覚えて認識して横に座ったりしている。不思議な対比だなあ。どちらかというとエミとタケシの感情に同調しちゃうな。

{/netabare}

第二十話
{netabare} 自分の好きな女の子と他の男の子がイチャイチャしているのみるのはツラいだろう。コウセイ嫌になってカオリを病院に見舞いに行くのが嫌になる。まあこれが自然。
ツバキはこれ幸いと自分を女の子として意識してもらえるようにキックをコウセイに見舞う。普通、女の子として見てもらいたいなら暴力は使わない方がいいとは思うが、まあこのマンガだからしょうがない。
コウセイ、野良猫とかつて自分の家で飼っていた猫を重ねる。コウセイの手を引っ掻いてケガをさせた猫は、お母さんに捨てられてしまった。悲しい思い出の猫。
コウセイが好きなのはカオリだからとお見舞いにいくとカオリは発作??を起こして意識不明?カオリの病気ってなんなのかな?四肢が麻痺する病気って??
こんな状況でコンクールでコウセイは力を発揮できるのかな?

難病で、主人公やヒロインが死んじゃうドラマってたくさんあるから、なんか月並みな展開だな。悪いけどこんなのじゃワシって感動できないのよ。
{/netabare}

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 320
サンキュー:

24

ネタバレ

しゃけ茶漬け さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

四月は君の嘘

綺麗な背景と、細かな心理描写。そして何より音楽。
独特な世界観にどんどん引き込まれていきました。
自らの過去や今と向き合いながら成長していく彼らの姿に自分を重ね合わせてしまったり。
最終回では思わず号泣してしまいました。
これ以上書くとネタバレしてしまいそうなので書きませんがすごく考えさせられる面白い作品です。
僕はあまり感動系の作品が得意ではないのですが、ただ泣けるだけではなく、彼らの日常を描いたシーンでは思わず笑ってしまったりと最後まで楽しく観ることができました。
オススメです。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 165
サンキュー:

7

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

観た感じ

■概要{netabare}
 原作:新川直司

 監督:イシグロキョウヘイ
 シリーズ構成:吉岡たかを
 キャラクタデザイン:愛敬由紀子
 制作:A-1 Pictures
 話数:2クール全22話

 OP1:「光るなら」
   by Goose house

 OP2:「七色シンフォニー」
   by コアラモード.

 ED1:「キラメキ」
   by wacci

 ED2:「オレンジ」
   by 7!!
{/netabare}
■感想
 原作漫画は未読でTV放送を視聴。多くの人間の人生を狂わせる話。

 幼い頃から母親にピアノを叩き込まれていた少年。それは彼にとってトラウマでしかなかったが、そんな悲しい記憶の中の発表会で奏でた曲は、同世代の多くの人生に影響を与えていた。金髪の少女もその一人で、その他大勢の場合はピアノでの勝負を望んだが、彼女の場合は共に演奏することを目指してヴァイオリンに転向した。

 正直なところ序盤の展開からあの結末は読めた。読めたがそれを観るのが嫌で1クール目辺りで視聴を止めていた。「嗚呼、この作品も断念かな」とまでは行かないが何となく止めていたところ、ある方の「レビュー待ってます」の一言で視聴を再開した。その結果、予想通り最悪の結果が出てしまった。

 結末は悪くない、と言うより良い。だが結果として残ったものが最悪だったと言うこと。ああいう結果にならず、違う展開になって欲しかった。でもあの結果でないと色々辻褄が合わなくなる。ああいう結果に落ち着いたことで得られる感動もあるだろう。この物語は悲劇である。多少明るいOPに騙されてはいけない。

 レビューを書いていて思うが、少年と少女の立ち位置は逆だったのではないだろうか。初めから何の疑いも持たず少年が主人公だと思っていたが、実は少女の方が主人公で、少年は少女の人生を彩るためだけの存在だったのではないだろうか。事実、それまでも彼女にはあったのかもしれないが、少年のピアノを聴いて一緒に演奏すると言う明確な目標が出来ている。

 そしてトラウマに苦しみピアノから離れていた少年は、少女の強引な誘いにより再び表舞台に姿を見せる。その結果、今度は少年が少女と一緒に演奏したいと思い始める。まるで幼い頃の自分の演奏を聴いて影響を受けた人々のように。あのときとは立場が逆になっているが、少年も演奏することの喜びを見出し始めていた。

 そしてあの結末を迎え、少年が受け取った少女からの手紙の内容から「やっぱりそうか」と、序盤に見せた少女の不可解な言動に納得がいく。しかし自由奔放に振舞っていたとは言え、夢に近づくためだったとは言え、たった一つのあの嘘を貫くのは苦しかっただろう。そのために本当の気持ちを隠し続けなければならなかったのは辛かっただろう。その全てがあの、少年が手にした手紙に込められていた。

 ぶっちゃけ、この期は他にハマった作品があったのでそれほど強く印象には残らないだろうと思っていた。しかし終盤になり少しずつ事実が明らかになるに連れ、段々と重苦しくなっていったが、最終的に確実に視聴者、少なくとも私の心に強い印象を残した。何故視聴を止めてしまったのか、リアルタイムで観なかったのかが悔やまれる。

 結末は一寸切ないハチクロⅡを連想した。悲劇的だけど皆が希望を持てているようで前向きになれている、そんな締め付けられるような展開に、ほんの少しの恋愛要素が盛り込まれた、夢も希望もある中学生らしい物語だった。この作品は男女問わず受けるだろうと言う印象があるので、いっそのこと老若も問わずお奨めしたいと思う。

■蛇足{netabare}
 書くことねぇ。
{/netabare}

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 456
サンキュー:

55

ネタバレ

つくよ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

胸ではなく耳をうたれたよう

音楽が凄い良いものが多かった(挿入歌やピアノ等の曲共々)ので、素晴らしいストーリーに相乗効果をもたらしていたと思います。良いアニメ作品は余韻が残るのですが、この作品も然りでした!おかげで今何も手につきませんw先にも言ったようにこの作品で何か一つ、最もクオリティのレベルを上げたものはなにかと言えば僕は音楽だと思います。猫による宮園かをりの身体の変化の象徴などの間接的に視聴者に何かを訴えかける所と迷ったのですが、やはりアニメだからこそ音楽は表現できるので音楽が1番このアニメを見る上でチェックしていただきたい点かなぁと僕は思います。グダグダ書きましたが、「四月は君の嘘」のタイトルの意味も最後には分かったので僕はとてもいい話だったなぁと思います。

投稿 : 2015/03/26
閲覧 : 150
サンキュー:

9

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

音楽とアニメの調和。

僕がこの作品を原作から知っています。
最初は自分と同じくピアノをやっているという簡単な理由から
手にとった作品ですが、その魅力にどんどん引き込まれていきました。

アニメは音楽の演出とA-1picturesの柔らかい絵がうまくマッチしてました。
観ていて嫌なキャラも出てこなくて、THE青春のような作品。
それでは、作品についてのレビューを書いていきたいと思います。

{netabare}
〈物語〉
原作を読んでいても読んでいなくてもどちらでも観てて支障はきたさないです。

過去のトラウマが原因でピアノが弾けなくなってしまった少年とヴァイオリンを弾く少女が中心の話。基本は音楽を中心としていて、その側に恋愛要素がついてくる感じです。しかし、後半になるにつれて少年の心情が変化していって、恋愛の部分が大きくなっていきます。その少年のだんだん変化する心情もこのアニメの魅力の一つです。また、幼なじみやピアノのライバルなどといった脇役も主人公の引き立て役として大きく活躍してくれます。

と、書き過ぎたら止まらないので物語はこのくらいに…笑。

〈作画〉
作品全体を通して、綺麗なタッチで描かれていたと思います。
特にピアノは本物と見分けがつかないくらい光沢などが上手いです。
それと対比するようにギャグシーンでは少し砕けた絵の演出をしていました。

〈声優〉
主人公とヒロインの声優は若手で急成長中の花江夏樹さんと種田梨沙さん。
まだまだ若いのでこれからの成長がとても楽しみです。
また、主人公以外にも早見沙織さんや梶裕貴さんなどの人気声優が登場するので、バランスのとれた配役だと思います。

〈音楽〉
これは10点をあげたいくらい最高でした!!!
音楽のアニメの中でもトップだと僕は考えます。
その場面において最高の選曲で、聞いていてとても癒やされます。
それでもって、数多く出てくるクラシックの曲は一曲一曲が印象に残りました。
音楽アニメが好きな人は必ずと言っていいほど好きになるでしょう。
ちなみに僕は11話の最後に流れたBGMがとても好みです笑

〈キャラ〉
僕はヒロインの性格をとても気に入りました。
自分の気持ちにしっかりとした軸を持っていて、それで周りの人に光という希望を与えている、時にはそれが相手を苦しめる強すぎる光になる時が来るかもしれないけれど、あのような太陽みたいな子がいてくれたら自分はとても惹かれるだろうなと思いました。
{/netabare}

最後に…。
観たら必ず何かを得られると思います。
僕はずっと死ぬことをとても恐ろしいことだと考えていました。
それは、この世界から存在が消えて、意識が消えて、もうこの世界に触れることができなくなると思っていたからです。
しかし、この作品を観てからは、たとえ自分の命がなくなったとしても誰かの心の中で生き続けることができると知ったからです。
僕は人に忘れられることが最大の死だと理解しました。
本当にこの作品に出会えて良かったです。

投稿 : 2015/03/26
閲覧 : 135
サンキュー:

7

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一人の男の子の成長物語としては素晴らしかった。

見始めて思うことは背景の作画はかなり鮮やかで綺麗ですね。
夕焼けのグラデーションも凄く良くて
絵自体もきめ細かくも描かれてもいるし、最初のつかみは好印象です。
キャラの作画は癖があるので人を選びそうですが
自分はキャラも丁寧に描かれているので満足すね。
キャラの作画の動きも、かなりスムーズなので自然に動いていて
期待が出来る滑り出しです。

次に気付くことは主人公の公正が妙に中学生離れした
台詞回しを言うキャラですね。
とにかく感情を表に出すキャラではないんだけど
今までトラウマを抱えて生きてきて色々苦しかったこともあって
語られる台詞には重さがあり
声優さんの演技力もあって感情のこもった喋りになっていて聞いていると
この世界にドップリと浸かれるくらい彼の喋りには説得力を感じました。

このアニメは元々はコンクールで優勝しまくってた主人公の公正が母親の死亡やトラウマに
よりピアノをやめてしまって2年たった所からスタートするアニメですね。
主人公については天才タイプなのか努力(母親の英才教育)により
身に付けた実力かはよくわかりませんが昔は練習していたが
今は練習しなくなったのと
トラウマにより演奏中自分の曲が聞こえなくなるという(心の病かな?)症状のため
現在は全然駄目な状況で正直見た目もあってヘタレキャラですね。

そしてヒロイン、かをりとの出会いはインパクトがあるものでした。
個人的にはヒロインとの出会いは、大切なイベントなので
大事にしないといけないと考えているのですがかなり丁寧でしたね。
かをりが公園の遊具の上で裸足でピアニカを演奏するシーンは
かなり印象的でインパクトに残りました。
なんか綺麗なんですよね。このシーン主人公に対してもそうですが
見ている視聴者にも、かをりは、いい女の子と印象付けるには十分なものがありました。
そういえば作画もこのシーンは特に凄い、このクオリティーがあってこそ出来た名シーンだと思う。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが実は最後まで見ると
この出会いには秘密があったんですね。
この作品の関係者は主人公とヒロインの出会いの大切さがわかっていて
その点は個人的には感謝です。

2話でも、かをりがコンクールでバイオリンを演奏するのですが
かをりの前に曲を弾いたモブキャラの演奏シーンが止め絵で凄く残念なので
あんまり、よくないなと思って見てたら
かをりの演奏シーンは凄く力強く弾いていて躍動感があり聞いていて凄い。
作画も凄く動いて前の演奏者とのギャップがあり素直にカッコいいと思いましたね。
確かにアニメ内の観客が拍手していて大喜していたのに納得の出来るだけのアニメの出来はありました。
それだけでも説得力があるのに公正が詩人みたいな語りで
かをりについて語るのですが、その全てが状況を上手くつかみとって
「彼女は美しい」の台詞には思わずうなづいてしまいました。

そういえば、かをりは他の男の子を好きな割りに公正に対して
積極的な行動をしていましたね。
バイオリンの伴奏者の依頼を公正にしたり
、別に公正でなくてもいいのにくどいなとは思いましたが
彼女の嬉しそうな態度を見て薄々は感じていただけに
最後まで見て二回目を見ると理由がわかるだけに泣けるんですよね。

そして最初の、かをりと公正のコンビでのコンクールは
かをりが一人で弾いていた時とは違い、公正がいるので
ちゃんと息のあった演奏が出来るのかと心配しながら視聴しないと
いけなかったので緊張感はありました。
そして公正はトラウマがあるのでそのことも心配しないといけないと
状況が絡み合ってより緊張感が高まりました。
トラウマについては自分は駄目だと
後ろ向きになる姿やまたピアノを弾く恐怖におびえる感じの心理描写はかなり良くて
そのトラウマは視聴者までトラウマになるくらい素晴らしい。
そしてトラウマになりながらも
かをり、と喧嘩に近いような殴り合いの演奏は聞いていて
これは凄いなとい思いました。もちろんコンクールの演奏としては駄目なんでしょうけど
このさい関係なく、いいなって思いました。
演奏については話数が進むにつれ、衰える所か本当に良くなっていきました。(視聴者的にですね。)

中盤以降は、かをりが公正を持ち上げて励ます展開なんだけど
公正は自分自身の分析力も優れていて、自分が駄目だという自覚があり
他人に持ち上げられても冷静なのがポイントでしょう。
そのためヘタレなので普通ならイライラする展開なのですが
心理描写がいいだけに、やる気が出ないのには説得力があり
主人公に共感出来ました。

公正のかつてのライバル達が久々に会った公正の
思い出話を第三者の目線で見せてくれたことにより
公正がどんな奴だったのかがよくわかるし
ライバル達もどんな思い出で2年間過ごして来たのかがよくわかるので
ライバル達の描写はとても良かった。
ライバル達にも見せ場があり演奏シーンは鳥肌でしたね。
やはりアニメといえども一生懸命頑張る姿は素晴らしい。
このことによりライバル達が実は公正のことを
どんなに敬意を示していたのかがよくわかるので
こういう関係はいいなって思いました。

公正の演奏はずっとトラウマとの戦いのループでした。
とにかく、このアニメは公正のトラウマを克服して成長するシーンを描き
たいがために母親の虐待シーン、子供のころの公正が周りからよく思われてなかったシーン
などの回想が長いです。
これは普通の人なら鬱になりますね。
だけどそのおかげで公正の気持ちが痛いほどよくわかる。
どうして公正がこうなってしまったのかに説得力を持たせることが出来たし
克服したことに説得力を持たせるためにも
この長い過程は必要だったと個人的には思いました。

幼馴染の椿に関しては幼馴染としてしか見ていなかった
主人公を男の子として見るようになるというテンプレな展開でしたね。
幼馴染の扱いは難しいのでどうしてもそうなってしまいますね。
椿の場合は特に物語開始の時点で
本人は気付いていないかもしれませんがそれらしい素振りを見せていたので
ツンデレ幼馴染が主人公を男の子として見るようになるまでの過程を
徐々にやっていたようです。
その過程で過去の主人公の回想しながら主人公は幼馴染と自分に念じるのだけど
かえって主人公を意識してしまい完全に恋心に目覚めてしまう奴ですね。
これは椿の可愛らしさをよく表現できていたと思うし、とても良かったです。
あと妙に公正と仲睦まじい状態になるので
これはラストに向けて収束しようとしていたのが
なんとなくだけどわかりましたね。
究極のネタバレになるので書きませんが、うーんやっぱりなぁと思いました。

最後は個人的には急展開だったかな
2回目見た時にはフラグ立てていたのがよくわかるのですが
1回目だと、あのラストは予想は付きませんでしたね。
なので、最後はしんみりしちゃいました。まあそれでも、いい話だったと思います。
こういう話は結果よりも過程の方が大事なので
そこに辿り着くまでのストーリー素晴らしかった。
個人的には大満足ですね。

気になる点はSDキャラによる女性陣の暴力ギャグ
シリアスの中にこういったギャグで一息付く展開がしたいのはわかるけど
あまり好きではないですね。
二次元では女性の暴力=ギャグみたいですが
このアニメは特に唐突の暴力ギャグなので引っかかるかな
不快ではないけど引っかかる

作画は上にも書きましたが、とても綺麗でした。
他にも川に飛び込む所の水しぶき凄かったり
サッカーしている時の作画枚数かなりあり頑張っていたり
細かい所も頑張っていましたね。
演奏している所は実写でもいいのでは思えるほどスムーズなので
違和感なく見れて良かったです。
演出も頑張っていました。トラウマの描写もホラーに近いのですが
そのおかげで公正の気持ちが伝わってきて満足です。

声優さんについては作風から演技力を問われる作品でしたが
実写的な部分もあるのでいかんせん、派手な演技ではないのですが
かをり役の種田さんは場面場面での力強い一言が印象的でかなり良かったです。
感情的な演技が望まれる場面でも上手くてヒロイン役としては文句がなかった。
椿役の佐倉さんは妙に子供っぽい演技が幼馴染に役に合ってました。
佐倉さんは基本的に上手いとは思いますがあまり上手いと感じない演技なので
そうった演技は今回は合ってました。
公正役の花江さんはあまり活発でないキャラの役なので
上手くないとこの手の役にありがちな棒気味になる所ですが
そんなことはなくハッキリと力強く聞こえかなり感情のこもった演技でしたので
ポエムように喋る公正の気持ちは痛いほど伝わってきて上手かったです。

これはかなりレベルの高いアニメでした。
最終回まで見るとそこに収束させるために色々な伏線を張っていたのがわかるので
2回見ても楽しめると思います。
トラウマについてもこの長さがあるからこそ公正の気持ちが視聴者に伝わるわけで
下手に短縮しても物語の重さは伝わらないでしょう。
一人の男の子の成長物語としては素晴らしかった。
物語は素晴らしいし、作画も凄く良く
声優さんも頑張って、当然音楽も素晴らしく、キャラにも好感が持てたので
このサイトのシステム上高評価せざるえませんね。

実はそこまでのアニメとは思わなかったのですがいざ物語、作画、声優、音楽、キャラ
と確認してみると、素晴らしい出来だったんだなとわかりました。

投稿 : 2015/03/26
閲覧 : 397
サンキュー:

21

ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とうとう最終回がきてしまった。

☆物語の評価
毎週会社から帰ってくると真っ先に観ていた作品なのでこれでお別れかと思うとさびしいです。
幼少時に天才ピアニストと呼ばれていた有馬公生の挫折と葛藤、再出発を一途なかをりとのかかわりを通して描いた秀作だと思います。
作品はハッピーエンドではないけれど視聴感はとてもすがすがしい感じです。たぶんかをりちゃんの身に何か起こる予感をわりと早い段階に暗示していたのと有馬公生が音楽家として立ち直ったからだと思います。
☆声優・キャラ
種田梨沙さんの演じる「宮園かをり」ちゃんとっても良かったです。種田梨沙さんが大好きになりました。早見沙織さんの声はいつ聞いてもステキです。出番は少ないけれど逢坂良太さんの「渡亮太」かこカッコ良かった。
花江夏樹さんの声は好きなんだけど「有馬公生」はいまいちです。少年誌の作品なのでしょうがないのかな・・・

☆作画
A-1 Picturesさん製作ですがパステル調のトーンの仕上げもできるんですね。わりとすきな好きな作画でした。

☆音楽
OPはGoose housuさんの「光るなら」前期OPと7!!さんの「オレンジ」後期EDが好きで電車の中で良く聞いてます。
Goose housuさんは不特定多数のユニットで普段は別々に活動しています。今回は男性3人女性4人で歌っています。いろいろなユニットを組んでYouTubeにいろいろな歌手の作品カバーしたビデオがUPされています。YouTubeに出てくる場所は「ハウス」と呼ばれる活動場所です。ほとんどの方がギターを弾くことができ才能豊かな方達です。
「オレンジ」は作風がキロロぽいなって思ってたら7!!さんも沖縄出身だった(笑)
☆データ
2014年10月~2015年3月まで、フジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送。
「ノイタミナ」枠には「ピンポン」、「残響のテロル」などあり

あらすじ:
かつて国内外の数々のピアノコンクールで優勝し「神童」と呼ばれた有馬公生は、指導者であった母の死をきっかけにピアノを弾けなくなってしまう。3年後、14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでのかをりの個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。

原作 - 新川直司(「月刊少年マガジン」連載中 / 講談社)
監督 - イシグロキョウヘイ
シリーズ構成・脚本 - 吉岡たかを
キャラクターデザイン・総作画監督 - 愛敬由紀子
プロップデザイン - 高田亮
美術設定 - 塩澤良憲
美術監督 - 薄井久代
色彩設計 - 中島和子
3Dディレクター - 小野竜太(グラフィニカ)
撮影 - 関谷能弘(グラフィニカ)
編集 - 三嶋章紀(グラフィニカ)
音響監督 - 明田川仁
音楽 - 横山克
アニメーション制作 - A-1 Picturesさん
オープニングテーマ
「光るなら」Goose house
「七色シンフォニー」(第12話 - 第22話) コアラモード
エンディングテーマ
「キラメキ」Wacci
「オレンジ」(第12話 - 第21話)7!!

キャスト:
有馬公生:花江夏樹さん
宮園かをり:種田梨沙さん
澤部椿:佐倉綾音さん
渡亮太:逢坂良太さん
井川絵見:早見沙織さん
相座武士:梶裕貴さん

☆ティーブレイク
ヴァイオリニストの千住 真理子さんは子供のころから天才少女とマスコミ等に言われてましたが、彼女はそのことにかなりに悩んでいたそうです。あるとき苦しんでいる真理子さんにお母さんが「楽しいはずのヴァイオリンがあなたを苦しめてしまってごめんなさい。」と泣いたそうです。「音大、美大は入ったときはただの人。」の厳しい芸術の世界でトップで活躍することがたいへんなことなんだとだなと思います。
私も会社の飲み会とかで「何で美大出てるのにうちの会社はいったの?」
の問いかけに顔はニコニコしながら心の中で「そんなこと聞くなバカヤロウ!」と心の中で怒っています(笑)

投稿 : 2015/03/25
閲覧 : 288
サンキュー:

48

ネタバレ

yama310 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高のアニメでした!

かつてピアニストへの道を諦めた少年「有馬公正」がヴァイオリニストの「宮園かをり」と出逢ったことで、彼の人生が変わりはじめるお話。

主人公の苦悩や音楽に対する真摯な思いが伝わってきて、毎回惹き付けられました!

またヒロインのかをりの天真爛漫な性格が、この作品全体を明るくしてくれて、非常に魅力的なキャラクターでした。彼女の生き方、演奏家としての音楽への向き合い方には、感心しっぱなしでした!

切なく儚いストーリーとそれらを引き立てる素晴らしい音楽が詰まった本作品は間違いなく必聴だとおもいます!

投稿 : 2015/03/25
閲覧 : 158
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーラインのシンフォニー<勝手に擦り合わせ>

見始めてこれは断念しちゃうかなとも思いました。ベタさと次が見える展開が、あまりにも綺麗すぎて、と思いましたが徐々に焦点の当て方が違ってきて見入ってしまいました。

本作は音楽モノでありながら、群青劇でもあり、トラウマ等々根深いものもあって、そこら辺の本筋に当たるラインが視聴側にとってどれを中心に観るか、誰に感情をダブらせるかによって印象が違ってくる気もします。

ただ自分的にはいい感じに収まったというのが率直な感想。大まかに分けると

a:音楽
b:シリアス面
c:群像劇:恋愛

a:本作の音楽というか、演奏面での演出において作画(音を表す絵やアイキャッチ)なども勿論魅力ですが、その時の感情や、これまでの苦しさだったり、演奏に物語をこれでもかって位落とし込んだのが新しかった。それがb、cにも繋がってくるので、イコール演奏が演奏だけにならず、物語としても演奏としても深みを増す効果になっていたし、あれだけ派手な演出を納得させるには、こういったバックボーンあってこそだと改めて感じた。


b:シリアス面と言っても人それぞれですが、主に公生の母とピアノのトラウマで。これは結構根深くて、公生にもどっぷりダブったし、母の子供に対する教育ってのも分からなくもなかったり。病気で時間が無いのもありますし、私は最初本作が綺麗すぎると書きましたが、ここら辺からドロッとした感情がどのキャラクターみても描かれていて(尺の違いはありますが、バランスを感じました。暴力は過剰でしたがw


c:群像劇として、abを生かしてた部分がかなりあって、でもabがcを生かしてたりする。同じような事をabでも書きましたが、本作の良さは本筋に当たるabcを上手く調和させていることだと感じます。これってちょっとでもずれたら大分印象変わると思う。逆に描いてほしいどれかを重視して観ると軽く肩透かしをくらうかもしれませんね。最後の手紙や椿推しだった人に関しては特に観方分かれそうですが、「色々な異なった要素がまじり合って、ある効果を生み出している」シンフォニーを上手く調和させた意味でも、上手い纏めだったと思うでありんす。てかこの終わりじゃないと辻褄が合わない。

____
勝手に他のレビューアーさんとの擦り合わせ
・何に主軸が置かれているのかよく分かんない。
本作は上で書いた通り普通、本筋に当たるストーリーラインがあるものなんですが、本作はどれが本筋なのか分からないorどれも本筋に当たる位描かれていることから、全体としては纏まっているんだけど、点を見つめると濃ゆい。それを随所に求めると納得いかない描写に移るのも頷けます。私は調和と取りましたが裏を返せば、平均的とも取れるわけで、主軸が分からないのも仰る通りだと感じます。

・ドロドロしてない&亮太の立ち位置
これも主軸がハッキリしていないからドロドロにならないという点が大きいかと。(尺+中学生)また亮太の立ち位置は残念ではありますが、元々嘘を始めから知っていた唯一の共犯であって、彼のイケメン性格上。時間のないかおりと、時間が止まっている公生を考えて、あのような立ち位置でいた気がします。

・トラウマの扱い方
本作のトラウマ克服談は決してベストな演出として描かれているかと思うと、ベストではないと仰る通り。ただ公生が自ら罰として生み出していたトラウマなんです。病名を出すのはアレですが無意識に幻聴幻覚を生み出していたのでしょう。またあのような精神が混濁した状態で演奏したりすることについては、モラル的観点からすれば意にそぐわないとは感じます。ただピアノで受けたトラウマを克服する手段としてピアノで乗り越えるのが妥当だとは思います。

・ポエム長
本作は度々書いていますが群像劇側面を持った音楽アニメです。本来綺麗な映像と音があればセリフは蛇足になる。これは私自身も最初違和感を感じていましたが、奏でることより、届けることを重視した為、このような手法をとったのではないでしょうか。演奏の凄さを強調する為だったなら、わざわざ綺麗な音を潰してまでセリフを吐くのは考えにくい=届けるという演出を、どうしても観てる側にも届けたかった、そのように感じます。

・かおりの死を何故受け入れられたのか
まず母の死を克服できたのが大きいのと、それまでの流れから死ぬことは分かっていたはず。最後の演奏のgood byeのセリフからも鑑みて。ただそれまで塞ぎ込んでいた公生もそこにはいて、演奏本番までフラフラでした。ただ彼は気付く、これまで自分は届けられてばかりで、自分は届けることが出来ていないと。演奏者しか体現出来ない演奏中の心理というのは再三本作では語られていて、単純に疲弊した心の闇をアウトプットし、演奏後の得も言えぬカタルシスが彼を救ったとも取れるし、単純に音楽と向き合っている時間=彼女の死と向き合う時間でもあったはずで、結局は常識で考えれば無理がある講釈ですが、こんな風に考えていますw

暴力、ギャグは弁解なしw
全体を通してどこを主軸に観るかによって印象が大分変わる作品ですね。

投稿 : 2015/03/25
閲覧 : 432
ネタバレ

ふなっしー1020 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なかなかよかった。

かをりの性格や態度が受け付けなかった。。。

ただわたりくんがいい奴過ぎて、つばきちゃんがかわいすぎてそれだけで見てしまった。

こうせいの成長はかっこよかった。

最後はつばきちゃんと結ばれたのかな??

投稿 : 2015/03/25
閲覧 : 285
サンキュー:

3

次の30件を表示

四月は君の嘘のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
四月は君の嘘のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

四月は君の嘘のストーリー・あらすじ

母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。
傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。(TVアニメ動画『四月は君の嘘』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
www.kimiuso.jp/
主題歌
≪OP≫Goose house『光るなら』、コアラモード. 『七色シンフォニー』≪ED≫wacci『キラメキ』、7!!(セブンウップス)『オレンジ』

声優・キャラクター

花江夏樹、種田梨沙、佐倉綾音、逢坂良太、早見沙織、梶裕貴

スタッフ

原作:新川直司(講談社『月刊少年マガジン』連載)、 監督:イシグロキョウヘイ、シリーズ構成・脚本:吉岡たかを、キャラクターデザイン・総作画監督:愛敬由紀子、プロップデザイン:髙田晃、 美術設定:塩澤良憲、美術監督:薄井久代、色彩設計:中島和子、 3Dディレクター:小野竜太、撮影:関谷能弘、編集:三嶋章紀、音響監督:明田川仁、音楽:横山克

このアニメの類似作品

この頃(2014年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ