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「四月は君の嘘(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
5068
棚に入れた
20157
ランキング
28
★★★★★ 4.3 (5068)
物語
4.3
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.2

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四月は君の嘘の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

makiano さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

合わなかった

主人公の落ち込んでいる描写が多過ぎ。
その割に、ヒロインの死後は清々しい雰囲気?
その辺が気になって感動できませんでした。

投稿 : 2015/06/02
閲覧 : 293
サンキュー:

4

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

切ないけど前向きになれる

前から観たかった作品。
作画も音楽もとてもよくて
特に演奏シーンはすごい迫力。
そしてとても切ないストーリー。
でも切なさを感じさせないくらい
前向きに描かれたキャラクター達。
観て良かった~!
個人的に2期OPのコアラモードさんの七色シンフォニーが
大好きです。

投稿 : 2015/06/02
閲覧 : 426
サンキュー:

16

ネタバレ

nohohon さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

切なすぎます…

とにかく、切なすぎます。

かをりちゃん、生きててほしかった。

最終回で、号泣したのは、フランダースの犬以来かなぁー

かをりちゃんと初めて、出合った時のポジティブな印象と、

最後のギリギリの生命感との対比が、好演出でした。

公生の心象風景の描き方も、丁寧で共感できました。

ピアノの演奏表現は完璧。

こんなにきれいにピアノを描いている作品は初めてでした。

演奏している指先の動きも、音とぴったり合っていて、

物凄く丁寧に創りこまれていることに、感動しました。

でも、やっぱり、かをりちゃんには生きててほしかった。

たとえ、それでストーリー的にアレな感じになったとしても、

かをりちゃんには、頑張ってほしかったです。

投稿 : 2015/06/01
閲覧 : 290
サンキュー:

9

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春・熱中・音楽。

中学生の青春を描いている。

ピアノの天才だった主人公。
母親の言いなりで、こなしてきた。
お母さんは鬼のように厳しく、叩かれ痣を作りながら練習していた。
ヒューマンメトロノームと呼ばれていた。
そしていつからか、ピアノの音が聞こえなくなり、ピアノから遠ざかる。

ある日、一人の天才バイオリニストの少女と出会う。
その少女はかなりの技術があるものの、譜面通り演奏せず、伴奏泣かせの自由な演奏をするのであった。
しかし、彼女の音にはとても魅力があり、開場が惹き込まれる。
主人公もその一人で、彼女の音に惹かれ、彼女の伴奏者になる。
そこから、ピアノと向き合っていく。

実はその破天荒で元気いっぱいな少女には秘密があった。



ちょっと中二病っぽいけど、まぁ中学生のお話しだしね。
そして、何だかんだで感動して泣くのであった。

投稿 : 2015/05/28
閲覧 : 239
サンキュー:

8

ネタバレ

つーさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動した!

友達の薦めで見ましたが、涙腺崩壊しまくりでした。

最後の手紙は反則だわー

泣きたい、感動したい人にはオススメです!!

投稿 : 2015/05/26
閲覧 : 227
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

最後までヒロインかをりのキャラに共感できなかった。本当は泣けて感動する物語なのかな?

投稿 : 2015/05/26
閲覧 : 193
ネタバレ

真戸 匡 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品、でも・・・・

いろんなクラシック音楽をながして、いいアニメだと思ってみていた。

青春であったり、恋愛があったり、ギャグがあったりと内容も非常に濃かったと思う。

かをりが死ぬってのはなんかわかってた。

蛍を握ったときから。

んで最終回、ヤバ! 泣く!って思ったら、
男の人の挿入歌が流れてきた。

あの挿入歌がすべてぶち壊した。

名シーンだったのに、なぜあの挿入歌を使ったのかいまだに解せない。

edテーマや劇中のクラシックはよかっただけに、変な挿入歌で全部ぶち壊れた気がする。

涙は引っ込みました。

投稿 : 2015/05/26
閲覧 : 244
サンキュー:

5

ネタバレ

早見 逢貴斗 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

君だよ、君なんだよ

ほんと、これにつきますよね。始めは「OP1の曲いいなー。見てみよう」で始まって、見終わってからOP1聞いたら涙が止まりませんでした。久しぶりにアニメで泣いたね。すごいね。音楽アニメだけあって音楽もよかったです。なんだか聞き入ってしまって自分がそこにいるような。タイトルの意味も、最後に分かってすっきりしたし「この作品に出合えてよかった」と思えるアニメでした。

投稿 : 2015/05/26
閲覧 : 128
サンキュー:

4

ネタバレ

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

にゃー
さぁ旅に出よう
あとは二人で頑張って
きゃはっ
きりたんぽ
ありがとう
さようなら

投稿 : 2015/05/23
閲覧 : 156
サンキュー:

1

ネタバレ

うーだい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなアニメが大好きだ!

さいごのかをりちゃんの台詞から涙が
止まらなかった。本当にいい作品!
こんなアニメにもっと出会いたい!

投稿 : 2015/05/23
閲覧 : 234
サンキュー:

4

ネタバレ

晴@カオス さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

久しぶりにアニメで泣いた。

久しぶりにアニメで泣きました。

最初は公正の幼少期のトラウマシーンがやたら長いから苦手かなぁ‥と思ってしまいましたが、本当にラストは泣けた。

かをちゃん狡い。あと前半のOPは神がかってましたね。伏線の嘘も回収されて、本当に久しぶりに良作のアニメ観れました。泣いたぁ〜

投稿 : 2015/05/20
閲覧 : 212
サンキュー:

6

ネタバレ

もふ(´-ω⊂゛) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

巧妙なタイトル!そして神OP!

面白かったです!2014年秋・2015年冬枠通してNo.1です。
最終回からその直後の2、3話は感動しっぱなしでした。
かをりちゃんの最期は3話くらいで薬を飲んでいた時に予想しましたが、分かっていてもなお悲しく切なくなりました。最終話で公生に宛てた手紙の中の だから私は走り出したー! が大好きでした。残りの人生を悔いなく過ごすための決意、美しいです。全力で生きなければと感化されました。
それにしても、かをりちゃんのように 初めから好きだった という真相がありながら序盤その様子を全く見せずに振る舞う、というのは良いですね。あとから視聴者が真相を知って 初めからそうやったんか!あの行動もあのセリフも全部そういうことやったんか! となんだかこう、萌え要素だと思います。
あと忘れてはいけないのがOP光るなら。
本当に神OPです。私はこの歌を聞いて、このアニメをみはじめました。全話みおわってから聞くとまた良い!歌詞がリンクしていて、アニソンとして大変良い!

良い部分はたくさんありますが、やはり少し残念だなと思った点もあります。
原作がどのようになっているのか知りませんが、演奏シーンが長い!音が聞こえなくなる場面が特に。必要以上に引っ張りすぎじゃないか?と思いました。疲れました。時間調整とか構成の問題かなと思いました。椿の公生に対する恋心の芽生え、自覚も話数が飛んで進行していっていたので、あれ?結局どうなったの?で一回終わり忘れた頃にまた持ち出し・・・で気持ちが入り込めないというのが私の感想です。今後の2人がどう進展していくのかは楽しみです。

投稿 : 2015/05/18
閲覧 : 184
サンキュー:

4

ネタバレ

EXVkD87540 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと羨ましかった

こんなにも、色んな人に影響を与えてしまう有馬公生が羨ましかったです。

自分って、誰か他の人に、刺激・影響を与えられてるのかなあと視聴中に
そう思ってしまいました。

あと、終わり方が微妙だった。
有馬公生が、日本の音楽学校に進学できるか、それとも海外に行くかの
岐路に立たされていて、その運命を決めるピアノコンクールの結果が
描かれていないのが残念だった。

投稿 : 2015/05/16
閲覧 : 246
サンキュー:

4

ネタバレ

足削ぎ地蔵。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごく感動した。。。

1話目を見たときは、「あー、こういう感じのアニメね。」と思いました。でもなめてました。1話目に予想していたような内容ではありませんでした。

ピアニストとして天才だった、少年。でも、あることをきっかけで、ピアノが弾けなくなります。でも、一人の少女にであっったことで、その少年のピアニストとしての人生が激変します。でも、その少女には実は、重い病気があって、、、、、内容は、こんな感じです。

恋愛、笑い、そして、感動。。。。

すごくまとまっていたアニメだと思います。アニメ中に流れる、曲と、そこに実際にいるんじゃないかと思うほどの、緊迫感が、最高にマッチしていました。OP,EDもともに、とてもいい曲でした。

ぜひ見ちゃってください。

投稿 : 2015/05/15
閲覧 : 341
サンキュー:

10

ネタバレ

sherlock さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

君への想いがcresc.…

※後で改めて読んで自分でも恥ずかしくなったので
このタイトルに関しての質問は一切受けつけていません!笑
あと、今回は好きな作品で思い入れが強すぎて結構な長文になっています!w

まずは率直な感想から…
何となく泣いてしまいそうな気はしていたがやはり最終回は号泣した!w
最後の最後まで公生を振り回してついた嘘には
彼女の一途な強い想いが込められていてとても美しかった
また、今まで“音”と“色彩”どちらにもここまでこだわったアニメを観たことがなかったから
第1話を観終わったときに真っ先に「きれい…」って言葉が出てしまうぐらい
ストーリーよりも絵や音楽に魅せられた!
この作品を通して、綺麗な人を見たときに感じる“綺麗さ”とは明らかに違う“きれいさ”を感じることができた

そして公生を取り巻くかをりちゃん以外の存在感も非常に大きかった!

実は最初からこっそり着目していたキャラがいて
渡君は男から見てもイケメンだった!
公生が人を好きになったり挫折したりしたときに何を考えているのか
ホントは全てお見通しなのに直接何かを促す言葉はかけず
あくまで本人に何かを気づかせるような悟った言葉をかけるチャラ男君…
確かに女の子は好きそうだけど多分付き合ったらその子のことを凄く大切にするタイプのチャラ男w

おバカなフリして実は一番周りを冷静によく見てるタイプで
ストーリーの中ではちゃんとした描写はなかったが恐らく渡君は
かをりちゃんが実は公生のことを好きだって知ってたと思う
だから両想いの恋が実って公生には幸せになって欲しい…
だけど椿にも公生と幸せになってもらいたい…
そういう葛藤を経てライバル役を買って出るぐらいしか自分ができる選択肢がなかったのではないだろうか…
渡君は僕に似ているから考えていることが手にとるようにわかった!←皆さ~ん、ここ笑うところですよ~笑

ストーリーの内容は
お母さんと最悪の形で死別してしまい音が聞こえなくなった男の子が
無理やり音楽の道に引き戻され必死に過去のトラウマとたたかいピアノを弾く…
また、自分が好きな女の子は自分の友達のことが好きで恋は実る気配なし…
さらに、その女の子は体が弱く次第に病は深刻になっていく…
という完全にシリアスなお話なのだが
シリアスなのに観終わった後の息苦しい感じがないのは
カラフルな明るい色使いの絵と時々はさむ様々なキャラの独特な言動が笑えるからだろう

この作品の見どころは主に三つ…
{netabare}
Ⅰ.{netabare}母と息子の“愛の悲しみ”…{/netabare}

母親だって一人の人間だから完璧じゃない…
子供の幸せを願ってやったことでも
ときに時間という制約により自分が追いつめられると
息子を追いつめてしまうこともあるのだなと感じた…

また、一番忘れられないシーンは第13話にて
「もっと傍にいてあげたかった…私の宝物は幸せになれるかしら…」という短い言葉の中には
母の後悔・愛おしさ・悲しみ・不安などたくさんの感情が込められていて
それぞれの計り知れない想いに涙が止まらなかった…

非情な態度ばかりとって気持ちをうまく言葉にできない不器用な母親で
「あの子に何も残してあげられない…」とつぶやいていたが
実は彼女は息子への変わらない深い愛情を自分なりに残していた…
ラフマニノフ編曲クライスラー【愛の悲しみ】…
彼女はピアノで息子への愛を語っていたのだ…

一方、公生は亡くなった母に向かって放った最後の言葉が「お前なんか…死んじゃえばいいんだ…」
母を拒絶し実際に失った後悔から自分を責め続け
その原因を作ったピアノから逃げ出すために弱い自分が生み出した醜い母親の亡霊…

しかし、【愛の悲しみ】と正面から向き合うことで母親からの寵愛に気づき
この曲にのせて自分も母へ愛を届けたいという気持ちで演奏することで
あの時叶わなかった母とのちゃんとした死別ができた…
そう、音楽は言葉の壁を越え、お互いの気持ちを交わすことができるのだ
そして、公生は母が築きあげ残してくれた表現者としての道を進む決心がつき
“大切な人”を失って“気持ちを宿した音楽”を得たのだった…

例えどんなにひどい別れ方をしても
母と子の絆をつなぎとめたのは一曲の音楽…
公生にとって音楽は{netabare}“出会えた人たちとの思い出”{/netabare}であり
鍵盤をたたく限り母は公生の傍で見守ってくれているのではないだろうか…

後悔してからではもう遅い…
僕も母親にもっと感謝の気持ちを伝えたいと思えるお話だった
皆さんも今日(母の日)ぐらいはお母さんに自分の素直な気持ちを伝えてみてはいかがだろうか?

Ⅱ.{netabare}同じ世界でわかりあっている彼女と
ずっと傍にいるのに辛さを共有できない自分…{/netabare}

椿が、幼馴染みとして接してきた公生を
異性として本格的に意識し始めたのはやはり第13話のラスト…
椿が感じた公生の“成長”はよく知っていたはずの彼が
どこか遠くへ行ってしまうのではないかと不安を感じた瞬間なのだろう…

憧れの先輩は公生と違って気が利くし運動ができてイケメン…
そんな先輩と付き合っているのに…
弟のような公生がかをりちゃんと仲良くして幸せそうだから嬉しいはずなのに…
心に穴が開いてしまったような虚しい気持ち…
今までは姉のような存在だと自分に言い聞かせ
居心地の良い現状に満足してしまっていた
しかし、その現状がかをりちゃんの存在で崩れてしまってきた今
椿は何を思ったのだろう…
「気づきたくなかった…」という言葉には
幼馴染だからこそ気づいてしまうかをりちゃんに対する公生のちょっとした心情の変化のせいで
彼女の中にある喜びと悲しみがせめぎ合っていた気がする

そして忘れられないシーンは第14話にて椿が自分に行った言葉…
「放っておけない元気になって欲しい男の子…
このままずっと当たり前に傍にいると思ってた男の子…
ずっと傍にいて欲しい男の子…」

音楽の面で公生を支えてあげられる新たな強敵の存在により
自分はいつもこんなに傍にいるのに彼の苦しみを何もわかってあげられないという
{netabare}“幼馴染みゆえの無力感”{/netabare}を感じ
好きにならなければこんなに苦しい無力感を味わうことはないと
“好き”と“嫌いじゃない”の狭間を往ったり来たりする健気な女の子の気持ちを表現していると思う

{netabare}彼の好きなものが私の好きなものを奪っていく…{/netabare}
でもそれは彼が彼らしくあり続けるために必要で彼を好きになったきっかけ…
皆さんも一度は、好きな気持ちを抑えきれなくなって
このような葛藤に悩んだことがあるのではないだろうか…

ちなみに「いてもいなくて一緒なら一緒にいるよ…傍にいるよ…」って言葉は即行でメモしました!
あっ、そうだ!「いない方がいい」って言われた場合は使えない…orz(笑)
僕もいつか彼女ができたらアイスバーを一緒に食べたいです←急に話をそらすww

Ⅲ.{netabare}心の奥底に秘めた気持ちをありのまま映し
その人の本質に響き個性をも変えてしまう“音楽”{/netabare}

昔の公生は楽譜に忠実で完全無欠正確無比な演奏…
あの頃の公生は母親の操り人形で演奏自体に何の意味も見いだせていなかった

あるとき才能がないよりも重いハンディキャップを背負った公生…
「音が聞こえないのにどうやって弾けばいいんだよ」という公生に対し
「ありったけの君で真摯に弾けば良いんだよ…君はどうせ君だよ…」というかをりの言葉と自由な演奏で
彼の音楽に対する考え方は変わった
彼女の音楽で公生の音楽が変わったことで
音楽の魅力は音楽でしか伝えられないのだなと感じた

そして、同じピアノで楽譜に忠実に沿っていても演奏者によって音が全く異なり
楽譜の中に個々の自由な表現(感情)を加えて初めて個性となる…
だからこそ音楽は無限の広がりがあって面白いのだということを気づかせてくれた

公生のその個性こそが自分の心の奥にしまっていた大切な感情で
今までは考えられなかった{netabare}“誰かに何かを伝えるために弾く”{/netabare}という気持ち…

そして次第に聞いている人の耳だけでなく心を満足させる演奏がしたいと思えるようになり
音に何かを宿し聞いた人間に何かを残そうとしていた

あなたも音楽のような心が表現できる趣味に恋をしてみてはいかがだろうか?
きっと今まで自分の奥底に眠り気づいていなかった部分を発見できるだろう{/netabare}

は~い、ということでやはり長くなりましたが…
このアニメは公生の代わりに紘子さんと一緒にお風呂に入りたk…じゃなくて…←発想がもう渡(笑)
恋を通して誰かの耳を“惹く”ようなピアノを“弾く”という演奏者としての成長が見られ
複雑な恋心で最後に思わず涙してしまう作品なので
興味がある方はぜひ一度観てみてはいかがでしょうか(^▽^)

P.S.
俺が使うと即答で「無理」って言われるから
{netabare}「無理かどうかは女の子が教えてくれるさ」{/netabare}っていう渡のフレーズが使えない…orz
エロイムエッサイムエロイムエッサイム我は[笑いを]求め訴えたり←スベった時のおまじないじゃないよ(笑)

投稿 : 2015/05/10
閲覧 : 348
サンキュー:

17

ネタバレ

まるよん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画にも内容にも惹きこまれます

原作未読


青春してるね。
羨ましいよ。

音楽×青春

この作品は1話目で僕の心を鷲掴みにしました。

とても丁寧につくられてると思います!細かい所に伏線?っぽいのがあっていいです。

作画が美しすぎます。
内容に惹かれます。
万人受けする作品だと思います。

ただまだ序盤なのでこれからが重要だと思います。

原作の完結までアニメでやるそうです
2クールだそうです
今後の展開が楽しみです。



以下13話までのあらすじ。ネタバレ有り


{netabare}幼い頃天才と呼ばれた有馬公生は、ピアニストで指導者の母をなくしたことで、道しるべ?をなくし、弾く意味を失い、ピアノの音が聞こえなくなり、ピアノをやめました。
そんな彼もバイオリニストの宮園かをりに出会うことで、もう一度ピアノと向き合い、過去に向きあい、演奏家になることを目指す。しかし宮園かをりにはある重大な秘密が!?

これはあくまで僕の偏見と独断で大まかにまとめてみました。
まだ最終回までやっておらず感想がまとまらなかったのです。

12話で公生の過去の本質に触れて、13話でやっと過去と決別したと思ったら、なんとまあ。びっくり展開!1話ごとの惹きがうまいですw

失恋率が圧倒的に高い幼馴染ポジション。この作品はどうなるのか;w;{/netabare}


最終回視聴後の感想

おっと。なにやら雲行きが怪しい終盤だったのですが、まさかあのまま・・・。
そして、椿にもチャンスが訪れましたね。
終わり方がとても綺麗で、演出も神秘的かつ芸術的で、この作風にぴったりのベストパフォーマンスでした。
ただやっぱり、{netabare}こういう終わり方の作品すべてに通ずるわけではないのですが、人(特にヒロインやレギュラーメンバー)が死ぬENDはやっぱり感動よりも、悲しい の方が強いです^^;{/netabare}とは言いつつやはり、精一杯生き抜いた姿が美しくて、かっこよくて、儚くて、感動しました。
そして公生が前へと進むきっかけを作ってくれた、手助けをしてくれた、その過程で出会ったライバルやいろんな人の優しさ、なにかにかける情熱に出会える作品でもありました。

まだ見てない方には是非見てもらいたい作品です。

支離滅裂な感想でしたが、ここまでお付き合いありがとうございました。







彼ら、中学生・・なんだよね?

どろん

投稿 : 2015/05/09
閲覧 : 324
サンキュー:

20

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お土産はカヌレでお願いします

母親から厳しい指導を受けて様々なピアノコンクールで優勝していた有馬公生(ありま こうせい)。
有馬は神童とも言われたが母親の死をキッカケにピアノの音が聴こえなくなってしまう。
幼馴染である澤部椿(さわべ つばき)によってバイオリニストの宮園かをり(みやぞの かをり)と知り合いになった有馬。
宮園と出会いバイオリンの演奏を聴いたり親しく接しているうちに有馬の世界が激変。
再び有馬はピアノと向き合うようになるのであった。

有馬のピアノと宮園のバイオリンによる音楽を中心として話が進んでいきます。
宮園の派手で個性的な音楽と有馬の譜面をキチンと読み込む音楽は対照的。
ピアノの音が聴こえなくなった有馬にとっては新鮮に感じられたのでしょう。
その後も宮園が主導権を握って強引に有馬を音楽の世界に引っ張っていきます。

もう1つの話の軸としては恋愛になるのかな。
有馬の幼馴染で宮園から好かれている(?)渡、同じ幼馴染である澤部、そこに宮園が新たに加わって恋愛関係が築かれていきます。
鈍感な有馬、素直になれない澤部、本音を言わない宮園の恋愛関係としては微妙なバランスで成り立っています。
最終話を見れば「嘘」の正体が分かり納得できるのですが、最終話を先に見て真相を知るよりも始めの1話から最終話まで完走してから2度目の視聴をする事をおススメします。

母親を亡くした有馬や入院している宮園の姿によって自然に「死と生」について考えるようになっています。
自分も両親を病院で看取っているので、こういう展開には弱いんですよね^^;
特に元気を装っている宮園の弱っていく姿には涙無しには見られませんでした。


OP曲
前期『光るなら』 歌:Goose house
後期『七色シンフォニー』 歌:コアラモード

ED曲
前期『キラメキ』 歌:wacci
後期『オレンジ』 歌:7!!

音楽の要素を取り入れている作品だけあってOP・ED曲、両方ともよく出来ています。
自分のお気に入りを選ぶのであれば『光るなら』かな。
各々、音楽の好みがあるのでしょうが、音楽を好きで聴いている人には本作品を視聴して音楽シーンだけでも聴いて見てもらいたいです。

有馬のトラウマや宮園の病気など、自分にとっては泣ける要素が多い作品でした。

投稿 : 2015/05/08
閲覧 : 401
サンキュー:

83

ネタバレ

Jonez さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

~

音楽の描写に関して、詳細であるか、的確であるかは別として、少なからず「好きな人」でなければ出てこないであろう表現が多かった点に好感が持てた。

諸々はさておき、
そのほうが話として美しいと言うのもわかるし、
もしそうしてしまうと陳腐だったりベタだったり予定調和だったりして
いろいろ損なわれていたのかもしれないと言うのも理解するが、
それでもかをりには死んで欲しくはなかったな
と言うのが正直なところ。

一人も真性の悪人が出てこないような物語だっただけに、
よけいにえげつない。

投稿 : 2015/05/07
閲覧 : 319
サンキュー:

7

ネタバレ

森鮫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久しぶりに好きになったアニメ

決して特別なストーリではありませんが、個人的には本当に素敵な作品だったと思います。

始めの方はおもしろのか疑問でしたが回を追うごとに好きになっていけるそんなアニメです。

やはり、音楽は素晴らしいですし、感情の描写はとても良いと思います。

最終回はかなり泣けました。

投稿 : 2015/05/07
閲覧 : 284
サンキュー:

10

ネタバレ

もぴお さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣きました

久々に感動して泣いてしまったアニメです。

音楽のことはあまりよく分からないわたしですが、楽しめたアニメでした。
登場人物たちの恋愛模様も多く描かれているので、どちらかというと女性向きかも。
また、セリフにポエム的な言い回しが毎回のようにあります。

絵が綺麗なのでおすすめです。

投稿 : 2015/05/06
閲覧 : 307
サンキュー:

11

ネタバレ

マキ夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

久々にクラシック系のアニメ

音楽のアニメはやっぱり面白い!

のだめカンタービレみたいに音楽の深いところまでは行かず
どっちかと言えば、各キャラ個人のお話。

でもやっぱり過去の回想が深いほど面白いかも・・・。

ラストは衝撃的というよりも、「あれ・・?」って感じになっちゃったけどギャグも恋愛もあるから見応えはあるね!

微妙な三角関係   ◎
ギャグ       ◎
感動        ◎
もうお嫁に行けない!  ◎

投稿 : 2015/05/05
閲覧 : 308
サンキュー:

5

ネタバレ

なまはげ@いわて さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

衝撃の結末

久々に観た少女マンガ発のアニメ!!
最近は何故か離れていたんですが、久しぶりに心揺さぶられる恋愛アニメでした。

主人公のトラウマ。
恋愛模様。(四角関係?)
ヒロインの病気。

王道のような設定なのに、毎回観ていく度に次が気になってしょうがなくなりました。

最初はダラダラとしているんですが、2クール目あたりから話は加速します‼

できれば、1クール目は全て観てもらいたいかな(笑)


そして、最後は予期せぬヒロインの死。
最終回、まぢでー!!!ってなっちゃいました。

最後まで病名は明らかにされません。
納得いかないのは、その辺くらいだったかな。


でも、最後の手紙は全て(ヒロインの本当の気持ち)が明かされるので、それを観て、なるほどなーと納得。

死んでから気持ちが通じ合ってたって分かるのは悲しいですよね。


内容は結構重い話ですが、観ても損はないと思います。

投稿 : 2015/05/03
閲覧 : 320
サンキュー:

6

ネタバレ

刹那F さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

四月は君の嘘

こんなの泣くに決まってます。

最終話、エンディングで泣かされました・・・

本編中は泣きませんでしたが、エンディングに入った途端、

とてつもない消失感に襲われました

かをりの笑顔とか流しつつ、あの曲。

こんなの泣くに決まってます。(2回目)

久々にアニメで泣かされました。

最終話で伏線が回収されつつ、

「四月は君の嘘」

というタイトルに込められた意味が明かされましたね。

これは
公生の視点で四月についた、かをり(君)の嘘(亮太を好きだということ)
ってことだったんですね...

投稿 : 2015/04/30
閲覧 : 217
サンキュー:

9

ネタバレ

もがっぺ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とてもいいアニメでした(´;ω;`)

原作未読です。
ですが、この作品はアニメで見た方がいいと思います!(多分!個人的にですが…)
本当に音楽がとても素敵なんです(≧∇≦)相座くん、井川さんのコンクール曲のショパンのエチュードはもちろんのこと、やはり一番好きになったのはきらきら星変奏曲ですね。その曲一つ一つから弾いているキャラクターの気持ちが溢れてくる感じが心にグッとくるものがありました✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。
漫画では音なしになってしまうのでその分アニメの方が見応えあるのかなと思います!

またこの作品の見どころはもちろんかをりちゃんのセリフ…と言う名のポエムです!笑 毎回毎回心うたれてました。
かをりちゃんのあのキラキラした明るいキャラクターが好きだったのですが、実はあの笑顔の裏にあんなつらい病気があったなんて悲しくて悲しくて、最終回は本当に大号泣しました。
こんなに感動するいい作品は久しぶりでした!

投稿 : 2015/04/29
閲覧 : 271
サンキュー:

16

ネタバレ

(´・ω・`)ショボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

気づいたら泣いてたww

まず、作画が素晴らしい!!
演奏中のこうせいとかをちゃんの動きとか、すごく綺麗に描かれてます。
ピアノ演奏興味ない人でも夢中になれるくらい毎週楽しみでした。
そして、夢中になり過ぎて見ていたら気づいたら泣いてるんですよねー。

個人的には2期op「七色シンフォニー」がとても好きです^^
opの時からドキドキしっぱなしで、20話くらいから切なく聴いてしまうんですよね・・・(´・ω・`)

それにしても、2014年度の秋アニメは夢中になれるアニメがいっぱいあった気がする。

2クールお疲れ様ですー!
かをちゃんありがとーヽ(´▽`)/

投稿 : 2015/04/27
閲覧 : 249
サンキュー:

14

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的に『名作』とは認定出来なかった理由!

2クールに渡って1話毎の感想を書いていたのですが、最後の最後に消えてしまったので、総評として書き直したいと思います。



ダメ出しや苦言ばかりだったので、罰が当たったのだと思いますが、罰の当たりついでに酷評気味に本音で書いてみたいと思います。

誤解の無いようにあらかじめ言っておきますが、この作品の評価は自分の中でも『最高ランク』に入ります。
この作品が始まってスグに「お気に入り」に入り、4話目には「名作の予感」と言っていました。
良い部分も多々有りましたし、背景好きの自分にとってはたまらない背景も多々有りました。

にもかかわらず、全話見終えて個人的には「名作」認定には至らないと判断しましたが、何故そう判断したのか、その理由をつらつらと書いてみたいと思います。



この作品のコンセプトとして「音楽」「個々の想い」「命」「トラウマ」と有りますが、肝心のコンセプトがどれ1つとして納得いく物が無かったという事です。



まずは「音楽」ですが、作中の設定として「中学生の演奏」となっているので、最高に上手い演奏を期待してはいけないと思うのですが、この作品の性質上『演奏=心理描写』な訳で、演奏中の心理描写を独り言のようにしゃべらせるのと同じように、演奏から奏者本人の「想い」が伝わって来なかった事です!
つまらない演奏でも、観客が「上手い」「素晴らしい」等と思っている描写や、色んな演出やカメラアングルとかで視聴者に上手い演奏だと思わせる事は出来ていましたが、元を正せばつまらない演奏なんです!
ここまで心理描写に焦点を当てた作品なのですから、上手くはなくても奏者本人の想いが伝わってくるような演奏が欲しかったんです!
2話目のかをりの演奏を基準にして考えれば、確かにヴァイオリンと比べればピアノは抑揚を表現するのが難しいのでしょうが、それはヴァイオリンと比べるからであって、ピアノ自体は決して抑揚を表現するのが難しいという楽器ではありません。
確かに楽譜通りに弾かされるピアノコンクールって退屈ですけど、上位者の演奏は楽譜通りに弾けるのは当たり前な上で、更に優劣を左右する物と言えば「楽譜には一切記載されていない物」な訳ですから、作中でも触れてますが、強弱や抑揚を始めとして「奏者の作品への理解度や解釈」といった『奏者の心理的な物・内面性・イメージ』が大きく関わってくる訳です。
そこが演奏自体で表現出来ていなければならず、極端な事を言えば「演出や観客の反応なんて入れなくても『演奏だけで伝わってくる』」ような演奏が欲しかったんです。

ガラコン・凪との連弾を除けばコンクールという場での演奏シーンな訳ですから、いくら回想シーンとは言え、そこに存在していなかった楽器の音色を当て込んでしまうとか、あり得ませんから!!
8話目の絵見の演奏が良かっただけに、9話目もしっかり聴かせて欲しかった。
極めつけは10話目、弾き直し後の3たび変わったそされる公生の演奏!途中からアンサンブルになってるじゃん!!
演出でカバーするしか違いを表現する方法が無かったのでしょうが、コンクールの場面でアンサンブルは無いでしょ!!
君の為に演奏しよう!と、かをりと演奏している風にしたかったのは分かりますし、途中から公生の脳内イメージの「心象風景」的な演奏だったのも理解してますが、コンクールの場での演奏なのですから、やっぱり間違ってますよ!!

そんな安易な演出方法もマイナス要因になりました。



「個々の想い」ですが、最終回の〆方で言えば、公生・かをり・椿まではOKとしても、絵見・武士・凪を途中であれだけ掘り下げておいて完全に放置ってどういう事?
凪に関してはある程度良しとしても、個々の想いの集大成でクライマックスであったハズの最後のコンクールがアレでは、消化不良で見ているこちらがストレス溜まります。
絵見・武士を掘り下げて、ただ優劣を争うという訳ではなく、同じピアノ奏者というライバル関係と、同じピアノ奏者だからこそ分かり合える関係と、個々の憧れや想いを上手く引き出せていたと思うからこそ、そこを蔑ろにしてあっさり〆てしまったのも、大きなマイナス要因になりました!
凪に関しても、憧れ・ヒーローだった武士と、敵にして自分のピアノの先生となった公生との間での揺れ動く感情を、如何様にでも表現出来たでしょうに。



「命」ですが、題名・OPですでにネタバレ気味でしたが、早くも3話目で「悲しい結末」であろう事が確定的になるくらい早いネタバレで、しかも死へのトラウマ・恐怖心をことさら強調する脚本や演出が、自分には正直「不快」でした。
「カラフル・最も美しい嘘」というキャッチコピーを強引に当て嵌めてますが、『何がカラフルだったの?誰がカラフルだったの?“最も”美しい嘘って?あの嘘が“最も”美しい物なの?』って、ツッコミたくなるような内容でした!
それにしても、題名にもなっていた最大の「嘘」を遺言書とも言える『手紙』でさらっと流してしまうとは・・・。
序盤でネタバレしてるのは明らかだったのですから、もっと他に良い方法は無かったものでしょうかねぇ??
これは原作の問題ではなく、アニメ制作時の「シナリオ・脚本・構成面の問題」なんです!

「命」をテーマにしていたのなら、最終回の〆方は唐突過ぎて安易過ぎで、何かの都合で急遽強引に切り上げた最終回の〆方としか思えませんでした。
公生のコンクールとかをりの手術の日を同じ日にした意味とは?
演奏中に幻覚めいた物を見せる為ですか?
違いますよね!



「トラウマ」ですが、これが1番の減点対象で、どんなトラウマにせよ実際にトラウマを抱えて苦しんだ事の無い人が、頭の中の想像だけで書き上げた物語のようにしか思えませんでした。
黒猫を擬人化させて喋らせたり、音が聞こえなくなるまでの強烈なトラウマを抱えた人間が、ある切っ掛けで立ち直った場合、逆にそう簡単には同じ要因でフラッシュバックしたりはしませんし、またフラッシュバックしたのなら半年・1年は再起不能なハズです。
あんなに素晴らしかった13話目のガラコンで母親に「さよなら」出来た訳ですから、それ以後の公生の心理描写は、言葉を悪くすると『精神異常者』で、そんな精神状態をコンクール直前で描いてしまい、直前でフラッシュバックして取り乱したハズの公生が、直後のコンクールで皆を想いながら演奏し出して、音が聞こえなくなる事もなく演奏し続けるなんて、正直『あり得ない』ですし、かをりの死を悟ったのであれば尚更です!
音は聞こえなくても、いつの間にか気にする事もなく普通に弾けるようになっていたのかもしれませんが・・・。
にしても、かをりの容体・手術が母親の亡くなった時と同じに見えて、愛しい人を“また”失ってしまうかもしれない、という恐怖感・不安感を表現したかったハズですから、あの表現は的外れの検討違いだったと言わざるを得ません。
13話目で母親と「さよなら」出来たにも関わらず、まだ『病的』に公生を表現したいなら、母親とかをりのダブルのトラウマで、後追いしててもおかしくない非常に不安定な状態に陥るハズで、やはり早くても半年・本来なら1年以上は日常生活は困難になるハズです。
13話目で表現した『母親の想い』も台無しになってしまうじゃないですか(怒)
しかも、東日本ピアノコンクール本選から2ヵ月足らず、その後も家に1人で淡々と暮らし、あんなに冷静にかをりの手紙を読んで、涙も流さず取り乱しもしないなんて・・・。
母親をあれだけ引きずっていたのに・・・。

『「あり得ませんから!!」』

最終回Bパートの回想シーン自体は良かったのですから、何故、17話目以降、特に20話目位から公生の心理描写を、あんな変な描き方をしてしまったのか???
最終回Bパートのあの〆方をするなら、母親と「さよなら」した以降は、公生が“病的”に取り乱しては絶対にいけないハズです。

唐突に凪を登場させた理由は???
何の為に公生が凪を指導したの???


心理描写的に『絶対あり得ない』『全く納得出来ない』ので、これが最大の減点の要因で『名作認定』は出来ませんでした!



個々の想いや繊細な心理描写がメインのシナリオなのですから、まずは脚本を丁寧に作って欲しかったんです!




それに、やっぱりノイタミナ枠とA-1 Picturesのコラボで、適当で手抜きの作画シーンが目につきました。

今回は、キーになるアップの絵や背景はしっかり描いてあったのですが他のところは適当で、例えれば掃除をやろうと思えばしっかり出来るのに、基本ズボラで適当な女子が、友達が来るからと「見える所・目立つ所だけ綺麗に掃除して、見えない所はゴチャゴチャなまま」と言うようなお粗末な状態で、しかもしっかり隠しきれていないから、ズボラ丸分かり!ってお寒い結末な状態でした。



1話毎の感想を書いている時は、16話目~18話目の流れから「逆転ハッピーエンド」「病状持ち直しからの、あと1年パターン」の線も考えました。
反響の良さから製作サイドが2期を考えた場合、シナリオ変更の最後のチャンスでしたから。

結果は、当初3話目の予想通り「悲しい結末」となった訳ですが、ならば尚更、あの最終回Aパートは間違ってますよね!
あの最終回Aパートは、公生がかをりの死を『悟り・受け入れる』重要なシーンだった訳で、Aパート単体で判断すれば素晴らしい出来だったんです。
ただ心理的な側面や話の流れ・時系列的にも、あまりにも唐突過ぎて『違う』と言わざるを得ないんです。
最終回Bパートの〆方は原作サイドに添っての物でしょうから、本当なら東日本ピアノコンクール本選の直前位から最終回Bパートまでに3~4話は必要だったハズです。

OVAも出るらしいので、そこの端折った部分を掘り下げるのかもしれませんが、それこそ違うような気がするんです!
ならば、途中で終わらせてでも、時系列を崩さずにOVAでの最終回の方が良かったと思います!

そこが納得出来ていた上で最終回Bパートを見せられたら、EDが終わってもずっと涙が止まらなかった事でしょう。。。





何でここまで酷評しているかと言うと、きっと原作は『本当に素晴らしい作品』だっただろうと思うからで、脚本も作画ももっと丁寧に作り込んでいれば『過去に類を見ない名作中の名作』にもなり得たと思うからです!!

本当に残念であり、心から勿体ないと思うからです!!







まずは、最低3周は見て下さい。
(自分は、7周目を見ながら加筆しています 笑)

1周毎にイメージも解釈も変わってきます。
良い作画はビックリするくらい素晴らしく描かれていますし、良い背景も随所に見られて見応え十分です!

だからこそ、自分は勿体ないと思っているのです。




最後に、1クール目も良かったのですが、2クール目のOP『七色シンフォニー』凄く良い曲ですね!

あと、1クール目の“OPアニメに描かれていた”『黒猫』っ! いろんな作品で猫を見てきましたが、過去最高の『猫』です!

酷評メインでしたが、自分的には13話目と14話目・18話目が素晴らしかったと思っています!!




『 ピアノの音色♪ ヴァイオリンの音色♪ 』

やっぱり良い物ですね♪












原作が凄く良かったのであろうだけに、やはり他の局・制作会社で作って欲しかったなぁ!

投稿 : 2015/04/24
閲覧 : 659
ネタバレ

milimikan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

ううううううううう

想定内のエンディング
あまり恋愛ものは興味ないから普通でも中盤は感動した!

なんせ梶くんの出番が少なすぎるのが残念w

最終回なせはトーキョーグールのOPを思い出してしまう私w
(声優さんが一緒だからかな?有馬くんと金木くん)w

投稿 : 2015/04/22
閲覧 : 230
サンキュー:

6

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青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

僕らの音

四月の桜
九月の通り雨
シチュエーションは違えど、その想いは似ている。
最後まで見たあとにこの歌を聴くと なおさら君嘘の歌に感じて、少し泣きそうになる。
二次元・クラシック
三次元・J-POP
ジャンルは違っても根本的な想いは変わらないんだね。


青春とクラシック音楽
テーマとしては深夜アニメオタよりは一般層向け。同じノイタミナ放送の「あの花」よりも一般に向いている作品かも?と感じた。


いや〜、観終わるタイミングがSHIROBAKOとズレてよかった…この二作を同時期に見終えたら喪失感はんぱなかっただろうな。

これまでもアニメを見て感涙したことは何度もあったけど、子供みたいに泣きじゃくってしまうとは…

のだめより気に入ることはないだろうな、とたかを括りつつ 見始めたときには思ってもいなかった。
(物語に引き込まれるにしたがって、私の文章も徐々に君嘘ナイズドされていきます)



切り離せない蛇足
{netabare}
久しぶりに有馬と再会したコンクール。
演奏後に有馬と会った絵見は
言いたいことを飲み込み
「今、言葉は蛇足だ。想いは全部ピアノに込めたんだから」
と心の中で言っていたが

漫画やアニメでは その想いを視聴者に伝わりやすくするため
演奏シーンに 色んな人の心の声を挟まねばならない…。音だけでも充分伝わるのに。蛇足が必要不可欠とは、なんとも皮肉なものだ。
→最終話だよ、最終話なんだよ
最終話を観ればそんな不満は吹き飛ぶんだよ
{/netabare}

恥ずかしいセリフ禁止!って言ってくれる人が居ないよ、居ないんだよ
{netabare}
前項で述べたように 演奏シーンでは色んな声が聞こえてくる。しかも多くの人物が のだめに出てきたあのポエマー評論家みたいになってしまっていて、それが気になる人もいるだろう。しかし、もしアカデミックに演奏を評価・説明する台詞ばかりだったら?きっとありえないくらい煩わしくなっていただろう。綺麗な音に、綺麗な調べを載せて…少し恥ずかしくてもそれが表現だよ 表現なんだよ。だから こそばゆくても感性のままに受け止めればいいんだよ。
えっ?どうしても無理だって?そういう人、は…どんまい!それは年を重ねた結果か、もしくは作品と感性があっていないから。それはそれで仕方ない。別の作品に切り換えよう。
{/netabare}


鮮やかな想いを彩る鮮やかな世界
{netabare}
制作発表時に流れた映像を見て、その瞬間 視聴は確定した。魅せられた。間違いじゃなかった。作画は本当に綺麗!キャラクターたちは通常でもデフォルメでも可愛いし、吸い込まれそうな瞳の美しさ…特に有馬くんの青い目が良い。
ちなみにデフォルメキャラのコミカルな描写は
ポエムが多いぶんの(作者の)照れ隠しであり、笑わせようとしてるわけではないのだろうと感じた。そう感じたらあまり気にならなくなった。

風景の描写もみずみずしい美しさがある。まるで自分もその場にいて、彼らと一緒に見ているかのように美しさを感じられた。演奏シーンは止め絵の場面もあったが、ここぞというシーンでは坂道のアポロンのようにしっかり動いて魅せてくれる。作画協力で演奏家が実際に弾いたのもアポロンと同じ。
BGMや挿入歌の素晴らしさは言わずもがな。演奏についても同じだが、できれば副音声で心の声OFF版も聴けたら嬉しかった。
→サントラとコンサートがこちらを見ている。仲間にしますか?
{/netabare}



…なんて冷静に評価しながら作品を観ていられたのは、途中までいまいち主人公の心の痛みがわからなかったから。

過去が明かされるまでは
お母さんと何かあったんだろうなーと想像するしかなかったので、どれほどの苦しみなのか真に理解することができなかった。それは物語への没入を妨げていたようだ。
しかし、あの過去を知った後に1話から見返したら有馬への印象は全く違うものになりそうだ。
何度観ても楽しめる構成になっているのは素晴らしい。


壮絶なトラウマ
こうせいママは、ハリセンが可愛く見えてくるほどのスパルタ教育。
お母さんによほどのトラウマがあるんだろうなーと思っていたけど
9話で明かされたほどの惨状とは想像できなかった。

子供も演奏家も育て方によって大きく変わってしまうだけに、その両方を任されていた母親の あの教育はとても褒められたものではない。
とはいえ、そんな母親へ
最期にかけた言葉がね…。
「うるさい!もう嫌だ」とか
「僕は好きに弾きたいんだ!」とかならまだ良かったけど
「お前なんか死んじゃえ!」ってのは…(´・ω・`)

しかも その後、本当に母親は亡くなってしまい…

もう和解することもできず
消えないトラウマとして彼を縛り付けてしまっていたのか…


そんな壮絶な過去が明かされた9話で
有馬のピアノ演奏より不穏だったのは
母親のお薬と かをりの持ってたお薬が似てたこと…いやいや、えっ?まさかね…


10 帰ってきた!黄泉の国から、ピアニスト、帰ってきた!!

挫折
復興
煌めき
音に乗せる想い

幻想の母が笑う
トラウマからの脱却
ピアノを弾くのは
母のためでもない
誰かのためでもない

「君のため」


11 試合に負けて勝負に勝つ

コンクールは自分探しの場ではない。
お偉いさんが言ったことはもっともな意見
探して見つけて磨いた自分を見せる場所だからね
結果発表を見ているときにいた二つ縛りのモブ娘は超可愛いかった。渡くんも絶対チェックしたはず!


瀬戸さん
前回ラストで出たときは凡才とか言って
なんだこの気取った感じの人…とおもった
けど
有馬を凡才と呼ぶのは
かつて彼を天才と賞したことで
親子関係がおかしくなってしまったのを悔いているから かな

stand in the rainロゴ
服がほぼ変わってない7部袖→半袖となっただけで服のデザインやパンツスタイルなのは同じ
飾り気のない真っ直ぐな人なんだろうか。


なんでホタルすぐ死んでしまうん…?
蛍舞う川辺のシーンは幻想的でよかった。すごく綺麗!蛍って実際に見ても絵に描いたように綺麗ですよね。まるで夢の世界みたいd「恥ずかしいセリフ禁止!」

そしてこのシーンは挿入歌がすごく良かった!
告白とも取れる有馬くんの台詞に対する言葉はスヌーピーの台詞
「僕がいつも傍にいて、助けてあげられるとは限らないんだよ」

…………………………もう
……そーいうの………
やめてよ……
…家に手すりがあった。階段でもない普通の廊下に。
実は走るの辛かったりしたのかな…

聴いてほしい人が当たり前のようにそばにいてくれるなんてわからない
遠いどこかに行ってしまうのか…
彼は再び目的を失うのか?


12 夢輝夏夜
輝かしい夏の思い出
きらきらと眩しい
まぶしすぎるほどに
しかし そんな日々は
蛍の光のように
花火のように
儚いもの なのかもしれない

部屋も真っ暗、ケーキ屋はお休み。
続き観るのが怖いなぁ…


ヴァイオリンのコンテストで伴奏だけとか破天荒すぎる…!
かつての彼ではあり得ない発想だよね

過去の自分を見るような中学生ヴァイオリニストへのイケメン対応…成長を感じさせてくれた有馬くん。
今まで母親の思い出に囚われていた彼は少し解き放されそうな雰囲気が漂ってきたってのに
かをりは美人薄命って雰囲気が漂いはじめて…新EDもそんな感じだし……


13
愛の悲しみ
本当の意味での母との決別
子が憎い親などいない
辛くあたっていたのも息子に遺せる唯一のものだったから、か…

別れを乗り越えて ちょっぴり大人になって

そしてまた失ってしまうのか…?
再びかけがえのないものを失ったとして、彼はその時、前を向いて歩き出せるのか
失うことでしか成長できないなんてそんな悲しいこと言うなよって感じだ。できることなら笑顔で成長してほしい

しかし、
病室で見た女の子は
出会った時の鮮やかさとぜんぜん違う 色あせた髪…


14
「あいつは手のかかる弟みたいなもの」
ずっと、自分の心に言い訳を言い聞かせて
けれど、恋と自覚して
でも、自覚したときには相手は遠く離れてしまいそうで…
幼馴染の恋、切ない初恋切ない切ない…

いい歌だけど挿入歌が切ない、切なすぎるんだよ……


それにしても、椿の友だちはアドバイスが中学生離れしてるなー大人すぎる発言だよ
→最終話で理由が明らかに(笑)



15 夜の校舎 月の光 美しい旋律

「居ても居なくても一緒なら…そばにいるよ」
いつか使ってみたいセリフがまた一つ、、しかしこれまでの人生で空気発言されたことないな


…どうしてそんなに優しいの?
動き出したい時間
止まって欲しかった時間

それはきっと
もう1人の女の子も同じ…





16 テロップテロ

髪が色あせて肌が蒼白なのですが……(´・ω・`)
回想シーンの鮮やかさを見るとよけい切ない…。

夜の校舎を巡ったりさ
とてもいい雰囲気だったのに
途中で
二人乗りは禁止されています。なんてテロップが出たせいで現実に戻されてしまった。 すごい無粋なツッコミされてる感。
前にコンクール会場に駆けつけるときは話の最後だったし、あまり気にならなかったけど。あのタイミングはなあ…

ジョジョの喫煙シーンとかも別にあんな規制しなくてもいいじゃんって思ったし。フィクション世界の空条くんが吸ってたところでねえ、実際に未成年は吸っちゃいけないなんてわかりきったことだし。それでも痺れて憧れて真似するやつは出てくるんだろうけど

本当めんどくさいよ。
二人乗りなんて青春の一頁なのに。
もしあの場面を警官に見つかったら注意されるってことでしょ?

野崎くんのネタだけじゃないなあ。残念だよ
まあ二人乗りはたしかに危ないし、しょうがない事だけどさ…
この物語はフィクションです。ってテロップ出す時に一緒に表示するんじゃダメだったのかな?

…と、そんな不満はさておき

かをりちゃんに残された時間は一体どれくらいなのだろう…?
見るの辛いな


17〜9
相座兄妹編といっていいかも。

まずは相座 妹と有馬くんが主役
あの連弾はのだめを思い出す。
マングースも出てたし(笑)
舞台上での
音楽による決戦
音楽によるパンチ

彼がエスコートしてワルツを踊っているようにしか見えなかった。

そんなワルツパンチを聴き
衝撃を受けた人が二人。
客席で聴いていた相座 兄と

渡くんが電話で演奏を聞かせていた かをり

彼女は
残された時間が短いから有馬くんと共演したかったのかな
だからコンクールでコンサートみたいなことして
伴奏を依頼するときもあんな泣いて
人々の心に刻まれるような演奏をしようとして

それが叶って満足してしまって

そんな彼女に
有馬くんはもう一度夢を抱かせてくれて…

前と反対になってるね。
あの時は希望を与えられて、今度は与えて。
二人は互いにとって かけがえの無い存在になっている。



来たる日の共演を目指してリハビリに励むかをりと練習に打ち込む公生。
生きたいと望み、手術を受ける決心をする彼女。あんな風に心の内を打ち明けられたら、もう…医者は全力以上の全力で挑むしかないよね。

そんな中で始まるコンクール。
今回の主役は

「相座武士だよ、武士なんだよ」
憧れていた人が全く違う演奏を魅せて、戸惑いスランプに陥っていた彼。しかし、ついに自分の歩く道を見出す。

彼が前を向いて真っ直ぐに駆け上がってこられたのは幻想と理想のヒーローを追いかけてきたから。でも、だからって自分はアイツのようにならなくていい。

僕は君じゃないし君は僕じゃないから すれ違う 手をつなぐ そこには(以下略)

こうして幼い日に競っていた三人が ついに、再び肩を並べたのだ!コンクールはますます大変になりそう


20 ジェットコースターみたいに浮き沈み

回想から微笑ましい。みんながゴリラゴリラ言う中で1人だけ女のコだと言ってくれて…やっぱり公生のこと昔から大好きだったんじゃん!と微笑ましく観てた

しかし、あの雨宿りのシーン…!
あの子が好きなんでしょ?と言われて、うん。と肯定して、その後の あの空気…

ハッ!∑(゚Д゚)となった。あの会話パターン、あの雰囲気…前に経験したことあるぞ

大人しい子だから蹴ってきたりなんてしなかったけど、なんか様子変だったし
その後はあまり話さなくなったし…

アニメの鈍感系主人公に呆れてたけど、もしかして同じ穴の狢だったのか…
嗚呼…なんか、胸がキュッとなった

他の人も自分の青春と重ねながら君嘘に見入っているんだろうなぁ





急転直下…
あの子が気になって、言葉一つ一つに翻弄されて。
この気持ちが恋だとわかって、親友に打ち明ける。
「知ってたよ」って…渡くんがまたかっこいいな!ハン・ソロ並にかっこいい!

走り出した足は止まらない 行け行けあの人のところまで
青春だなーと思って観ていたら
そこから
容体急変…!


ここでくるか…と唖然
開いた口がふさがらなかった
ああああああ もう…どうして……


21〜22 凍てつき、そして融ける

黒ねこ…(´・ω・`)ほんとやめて、心抉られるから…

またしても
大切な人の命の灯火がどんどん弱くなっていき…
有馬は再び 深く、深く沈んでしまう

心が折れて今に身体も崩れ落ちてしまいそう…


そんな彼を救ってくれたのは

音。
またしても音。

可愛らしいくしゃみの音。
それはいつもそばに居てくれる人の音。

彼は気づく。

いくつものきっかけが重なって
多くの人に出会って
支えて支えられて
そうして紡がれてきた音
それが僕らの音
だから届けたい
君に
貴女に
彼に

これまでの全てに




君は僕の中に 僕は君の中に
全ては僕の中に


ついに望んでいた演奏だけのシーンが聞けた……!
かつては致命的な弱点だと思われた 音が聴こえなくなる状態。
だけど彼はトラウマを乗り越え、それは表現者として素晴らしい強みになり、
そして今、最高のハーモニーへと繋がった。

心の風景に かをりちゃんが出てきた瞬間に嗚呼、そうか……と泣いてしまった。きっと助かると信じていたんだけど…


前回のタイトル「雪」
現実世界では当然、真っ白に、しんしんと降り注いでいた

だけど、今回は違う
心の奥底の世界に舞う雪はカラフルに輝いていた

それは二人が出会った桜吹雪の色

二人で食べたお菓子の味

二人で見たお月さまの色、唄いたくなるほどの綺麗な星空

夕焼けの色、夏の花火
宙を舞う蛍の光、それに夜間飛行の飛行機のライトも…

全てが
全ての思い出が
きらきらと光る七色の音の粒になって
聴く人の心を
優しく、鮮やかに包み込む




…今までも良かったけどこの演奏シーンは断トツで心に響いた、素晴らしすぎて脱水症状になるかと思った。
言葉なんていらない。
広い音階を有するピアノはオーケストラのように多彩な音を出すことができる。きっと会場の人たちにも公生とかをりの協奏が聞こえたはずだ。


手紙
有馬くんの演奏。人生を変えてしまうほど、人の心を動かす演奏。
かをりも絵見と同じだったんだね…。
「君だよ、君なんだよ」
って言葉があらためて胸にくる…
帰り道で待ち伏せしてたのも
彼じゃなくて君、代理じゃなくて本命。
「君でいいや」じゃなくて
「君がいいや」

…やっぱりそうでしたか。
渡は運動できてイケメンで性格良くて、普通なら惹かれるところだけど
表現者が惹かれるのは同じ表現者


ごめんね が二回続いた後
あっ、絶対この次に「ありがとう」って来ると思ったら、やはり来てまた涙。。
いい子だよね本当に優しくて、優しくて…
こんな…全て知ってから見返したら一話から泣きっぱなしになっちゃうじゃん。観たいけど観れないよ…
しばらくは宮園さんの画像も見れないな、見ただけでうるっとしそう



軽薄は彼の嘘

絶対に忘れることなんてできない大切な子

渡くんは色んな女の子と接してたから、かをりの嘘…ってか本当の気持ちにも早々に気づいていただろうね。好きーって言ってくる女の子と本当に好きでいてくれる子はぜんぜん違うから。


女の子好きなのは事実だろうけど
友田ぁー!!って叫びたくなるほどイイヤツな渡くんが
ただの軽薄野郎だとは思えない。

渡が色んな女の子と仲良くしてたのは
嘘をついている かをりの罪悪感を減らしてあげるためだったんじゃないかな?
そう考えれば
かをりの手紙にも「私は一途な人が好きだな」って書かれてたし 彼の嘘は完ぺきだったことになる。

もしくは

有馬が 「彼女は渡が好きなんだ」と誤解していた時と同じで

自分の好きな子が親友のことを好きで、割って入る隙間は無くて、でも好きで…
そんな寂しい気持ちを紛らすためかも?

でもどの子と過ごしても、自分の心は偽れなくて…
ツーショット写真を眺めてる時の表情に全て表れていたよ…お前、めっちゃ一途じゃん(´・ω・`)

OP「七色シンフォニー」のAメロの歌詞は渡の気持ちでもあるんだね…

…友田ァァーー!!!
いや、これ 渡くん視点で物語見返しても切なくて泣きそう…




2期のOPEDのほうが好きだったけど かをり&公生の演奏によるあの挿入歌はジーンときた。
悲しい、悲しいけれど
最後のシーンで椿が公生のそばにいてくれたおかげで 救われた。
大丈夫、彼はきっと大丈夫。
悲しい…けれど温かな気持ちで見終えることができた。


この春に君は居なくても
ずっとそばに居る

春のそよ風に
桜並木の通学路に
花の匂いに
音楽の中に
心の中に

優しく、カラフルな笑顔のままで

投稿 : 2015/04/22
閲覧 : 202
サンキュー:

14

ネタバレ

ちゃおりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

声優さんの演技が好きです。

とても面白いストーリーでしたが、宮園さんには生きていてほしかった、
それが物語☆4.5の理由です。

原作を読んでみたく思います。

投稿 : 2015/04/21
閲覧 : 239
サンキュー:

9

ネタバレ

super さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文句無しの満点作品

まず始めに、素晴らしすぎる。

ピアノの音が聞こえなくなった少年が1人のバイオリニストの少女と出会い成長していくストーリー。

この作品は一言では表すことはできません。青春、恋愛、成長、変わりゆく季節、そして切なさ。これら全てが素晴らしく調和して出来ているストーリーだと私は考えます。

ヒロイン宮園かをりは思い病気を持ちながらも明るく友達に接してピアノが弾けなくなった主人公を励まし応援し、主人公の有馬公正も病気でバイオリンを弾くことを諦めてしまったかをりを勇気つける。

そして最後のコンクールでは、手術中かをりの為にピアノを弾く公正。そしてラストの、死んでしまったかをりから残された手紙に記されていた、本当に好きなのは渡ではなく公正だったという公正への愛の告白。

涙が止まりませんでした。そしてやっと最終話でこの題名である、四月は君の嘘の意味が、この原作を買いはじめ、3年目でようやく分かりました。

とても素晴らしい作品です。私はこの作品に出会えたことを絶対に忘れることはないでしょう。来月発売の君嘘最終巻も今からとても楽しみです。

新川先生。ラストは賛否両論ありますが、感動をどうもありがとうございました。

投稿 : 2015/04/19
閲覧 : 228
サンキュー:

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四月は君の嘘のストーリー・あらすじ

母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。
傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。(TVアニメ動画『四月は君の嘘』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
www.kimiuso.jp/
主題歌
≪OP≫Goose house『光るなら』、コアラモード. 『七色シンフォニー』≪ED≫wacci『キラメキ』、7!!(セブンウップス)『オレンジ』

声優・キャラクター

花江夏樹、種田梨沙、佐倉綾音、逢坂良太、早見沙織、梶裕貴

スタッフ

原作:新川直司(講談社『月刊少年マガジン』連載)、 監督:イシグロキョウヘイ、シリーズ構成・脚本:吉岡たかを、キャラクターデザイン・総作画監督:愛敬由紀子、プロップデザイン:髙田晃、 美術設定:塩澤良憲、美術監督:薄井久代、色彩設計:中島和子、 3Dディレクター:小野竜太、撮影:関谷能弘、編集:三嶋章紀、音響監督:明田川仁、音楽:横山克

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