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「地獄少女(TVアニメ動画)」

総合得点
71.2
感想・評価
814
棚に入れた
5087
ランキング
1400
★★★★☆ 3.7 (814)
物語
3.7
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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地獄少女の感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

staff

原案:わたなべひろし
原作:地獄少女プロジェクト
監督:大森貴弘
シリーズ構成:金巻兼一
キャラクターデザイン:岡真里子
アニメーション制作:スタジオディーン
製作:スカパー!ウェルシンク、アニプレックス
 

投稿 : 2017/10/08
閲覧 : 183
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素直に名作と言える作品群です。

*別のところにも書いた文章ですが、なんだか、地獄少女を最近、四期の影響で見始めた人たちに「長い」とかいう批判が出てきたので反論と考察を長文でつらつらと書きます。

10年近く前のアニメたる地獄少女は三期までは一期につき「2クール×2=26話」が三期(計78話)続いたわけですが、それを今更、自分たちの基準で文句を言うのはどうかと思います。
この作品に限った事ではなく、最近のアニメ全体についてですが、「最近、アニメに対してせっかちな人が多すぎる」と思います。
最近のアニメは季節ごとの1クール作品主流ですが、たかだかそんな短い話しでも「展開が遅い」だの「中だるみする」だの文句を言う人が多すぎます。
そして2クール作品だと「長すぎる、1クールにまとめるべき」みたいな意見が出ます。
昔のアニメは基本的には4クール(一年)でしたし、ヒット作品や原作が長い作品だと二年以上(100話以上)やるなんてザラでした。
最近のアニメ視聴はたかだか一話や二話。たわいない話しや息抜き回があったくらいで騒ぎになり批判の嵐で「切る」とか言い出す人がいますよね?

なんだか、最近は「1クールアニメが基本」になってる人も多いようで、それを前提に批評している人も多すぎですね。
私は好きなキャラや作品が少しでも長く続くのは好きなので、長期アニメ肯定派です。
それに長期アニメなら多少、出来の駄作・凡作回、遊び回があっても、それはそれで「まあ、こんな回があっても良いか」と許容できる利点もありますしね。

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さて、作品の論評です。

個人的にはテレビシリーズのアニメとしては最高峰ともいえますし、
一部の作品は何度でも繰り返して見られます。
能登麻美子をはじめとした声優さんたちの怪演も良かったです。

強いて難を挙げると全ての回が傑作というわけではなく
「イマイチな回」が幾分あったというのが欠点ですか

まあ、それも2クール×3期という長丁場なので
イマイチ回があるのは仕方ないと言えない事もないです。

一期で個人的ベストは「硝子の風景」ですね。ただしいつもの地獄少女の構成を崩した異色回です。そういうのに良い話しがあるってのは実は結構よくある事だったりします。
他に「高い塔の女」「トモダチ」「袋小路の向こう」「縛られた少女」「病棟の光」なども好きです。
逆に一番、つまらないと思った話しは「優しい隣人」です。今更の盛り上がらない話しでしたね。

個人的には四期以降も作って欲しいですが、
それは難しいですね。と思ったら2017年7月から新シリーズが放映されるようです。

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特報です。
>「アニメ小冊子つき 地獄少女 傑作選 ~花鳥風月~
2017年7月より『地獄少女』新アニメシリーズが放送スタート!この新アニ>メの設定資料が入った小冊子を付け、『地獄少女』コミカライズシリーズの>人気ストーリーを集めたオムニバスを刊行。」

いやー、実に八年ぶりに新シリーズ実現とは・・・・
能登さんの声も大分変っただろうけど(悪く言えば劣化(?))、
幸い、閻魔あいはキャビキャピしたキャラではないので
能登さんが40になろうと50になろうと比較的。問題は少ないかもです

公式サイトでも発表されました。
http://www.jigokushoujo.com/

ただし、我々が期待していたようなものとはちょっと違っていて、
既成作の総集編六話+新作六話の一クールという事で、新作部分はわずか六話の短編ですね・・・
うーん、これでは早くも五期期待ですね。
とはいえ、これを応援しないと「本格的な地獄少女シリーズ」も始まらないので応援したいです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

蛇足の考察
{netabare}「異色回ですが、そういうのに良い話しがある」について

全く関係ない知識披露ですが、
そうなんですよね。例えば推理小説などでシリーズ探偵が出てこない話しが代表作と言われるのはよくあるケースなんですよ(もしくは処女作=最高傑作になるケース)。
例えば探偵ポワロや老婦人探偵ミスマープルで有名なアガサ・クリスティですが、最高傑作はこの二人が出てこない「そして誰もいなかった」だったりします。
エラリ・クイーンも一番多く書いた「エラリー・クイーン探偵もの」ではなく四作しか出さなかったYの悲劇など悲劇シリーズが有名になってしまった。
ディクスン・カーもクロフツも同じ、シリーズ探偵ものが代表作とはならなかった。
名探偵シャーロック・ホームズで有名なコナン・ドイルは推理小説自体を「文学とも言えない低次の娯楽作品」とみなして、自分が「シャーロック・ホームズもので有名な推理小説家」と言われるのを非常に嫌ってた。
江戸川乱歩の場合、肝心の本格推理小説はあまり評価されず、子供向きに書いた「二十面相もの」が一番有名になってしまったという皮肉ぶり。
こういうケースって結構多いのです。
一生をかけた探求してきたものよりもちょっと目先を変えた番外的なものが評価されるのは作り手としてはさぞや不本意な気がします。
原因を考察すると「ノンシリーズものは構成に縛られず話しが自由に作れる」からかもしれません。{/netabare}

余談
普通、声優のキャスティングはオーディションで決めますが、閻魔あい役に関しては原案者のわたなべひろしさんが「この役は能登麻美子さん以外、考えられない」とオファーを出したそうです」

投稿 : 2017/10/02
閲覧 : 716

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「貴方の怨み晴らします」

この作品の原作は未読です。
2017年夏アニメで第4期が放送されることを知り視聴を始めた作品ですが、2017年8月20日時点で1期の視聴しか終わっていないので、4期を視聴できるのはいつになる事やら…
1期から3期まで全て2クール26話で構成されているんです。
なので、あと4クール分視聴しないと4期には手が届きません。

物語的には1話完結型なので、途中からでも構わないかな…と思った事もありました。
ですが、この作品は依頼者の恨みを晴らすだけでなく、例えば閻魔あいが地獄少女として暗躍する理由など、しっかりと主要キャラを深く掘り下げるサイドストーリーが存在するんです。
それを思うと、時間は掛かっても順番に視聴していくのが良いとの結論に至った訳です。

始まりのきっかけとなったのは、都市伝説めいた一つの噂…
「午前零時にのみアクセスできる「地獄通信」に恨みのある人の名前を書き込むと、地獄少女が現れて代わりに憎い相手を地獄に流してくれる」

でも、事はそんな簡単ではありません。
執行者である閻魔あいの心に響かなければ事が前に進まないのと、仮に前に進んだとしても代償無しでは地獄流しは執行して貰えないんです。

その代償とは、「人を呪わば穴二つ…自分自身も死後は地獄で永遠に苦しむ」
というものなので、最終的に執行するかの鍵は本人に委ねられるのです。

ここで死後の世界をどう捉えるかで、選択の難しさが大きく変わることになります。
死後、極楽浄土に行って転生するか、それとも地獄で苦しむか…
まず死後の世界は有るのか、それとも無いのか…
死後の世界に己の精神は引き継がれるのか…引き継がれないのか…
ここら辺りをどう考えるかはとても難しいです。

要は「自分がどうなっても良いから、相手を地獄に流したい」と思うかどうかですが、そこまで自分に危害のある人…若しくはそこまで思える人って私の周りにはいませんが、いるところにはいるんですよね…
この物語は、自分の先行きと憎い相手を天秤にかけた時、それでも相手が上回った人で構成されています。

振り返ってみると、この作品ほど世の中の不幸がよりあった作品も中々ないと思います。
普通に暮らしていれば、もちろん良い事ばかりではありませんけれど、悪い事ばかりでもありません。
時にはボタンを掛け違えにより自分が人より不幸だと感じることもあります。
誰か特定の人物を呪い殺したいと思うほどの事ってよっぽどの事だと思います。

でも、この作品を見ていると何となくですが分かる気がします。
自分の拠り所、或いは絶対領域に土足で踏み込まれる、或いは不貞を働かれる…
こういう時の動機の発生源って大概自分じゃありません。

対象を家族として捉えてみると…
例えが悪くて申し訳ありませんが、大切な家族を亡くしたとします。
亡くし方にも色々あります。
老衰で天寿を全うする、或いは病気などで亡くなる場合…
突然の事故死、或いは誰かに踏みにじられた上で殺される場合…
やっぱり相手が特定できる場合、その相手に対してプラスの感情は湧かないですよね…
自分の中で納得できる事と納得できない事があって、納得できない出来事が自分のキャパシティを超えた時、人は特定の誰かを恨むんだと思います。

総じて苦しい話が多いのは事実です。
きっとこれを延々と続けられたら気がまいってしまうと思います。
だから、閻魔あいに関するサイドストーリーがあったのだと思います。

柴田つぐみは父親に育てられているごく普通の小学生…
幼い頃に母親を亡くした事から、しっかりとした器量良し…という感じです。
ある日、突然地獄少女に通じるモノがつぐみに見え始めてから、こっち側の話も俄然面白くなります。

閻魔あいは何故こんな事をしているのか…
つぐみは何を見たのでしょうか…そしてそれが見える理由は…?
人の恨みを通して様々な事実が明らかになっていきます。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、SNoWさんの「逆さまの蝶」
エンディングテーマは、能登麻美子さんの「かりぬい」
個人的にはオープニングが大好きです。

2クール26話の作品でした。
因みに閻魔あいのCVは能登麻美子さん…他に適役は見当たらないと思えるほどお互いの相性は抜群です。
当期作品の視聴に時間を取られ、中々過去作の視聴が進みませんがゆっくりでも視聴していきたいと思います。

投稿 : 2017/08/20
閲覧 : 419
サンキュー:

16

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いっぺん、死んでみる?

漫画版未読。
原作漫画ではなくコミカライズだったんですね。
ご指摘ありがとうございます。


午前0時、地獄通信というサイトに相手の名前を書き込めば、
地獄少女「閻魔(えんま)あい」がその相手を地獄に流す。


毎回のように誰かがひどい目に遭います。
そして地獄少女御一行様のお仕置きタイム。

こう書くと勧善懲悪のカタルシスアニメに聞こえるかもしれません。
でも蓋を開けてみると、非常にもやもやしたものが残るストーリーです。


ポイントは以下の2点。

* 地獄通信を利用して相手を地獄に流した人間は、死後自分も地獄行きが確定する
* 相手を地獄に送ったからといって、現状が良くなるとは限らない


これを踏まえた基本的な話の流れは以下の通り。

1. その回の主役が胸糞悪くなるような不幸な目に遭う
2. 地獄少女に復讐を頼む
3. 元凶を殺して地獄へ送る
4. 自分も地獄行き決定

……虚しいですね。

もちろん、誰もが一度は思いとどまります。
しかし、追い打ちをかけるように不幸な目に。
そして、結局地獄少女と契約を結んでしまいます。


「朝三暮四」という言葉があります。
目先の違いにとらわれ、結果が同じになることに気が付かないことを表します。

生き地獄から逃れるために死後地獄に落ちることを選ぶ。
これも朝三暮四と言えるかもしれません。

でもそこまで追いつめられることがほとんどであり、登場人物を責めることはできません。


この虚しいサイクルに異論を唱えるのが、柴田一(しばたはじめ)。
とある事情から、地獄少女の現れる場所を事前に察知し、常に話に絡んできます。

そして復讐の虚しさを被害者に説き、やめさせようとする。
それでも淡々と依頼を受けていく閻魔あいと、復讐を遂行する被害者たち。

虚しさと同時に、恨みの強さも感じさせてくれるいいポジションの人物です。
パターン化しがちな物語に欠かすことのできない存在だと思います。


こんな感じで「復讐」の是非を問う物語。
かなりシリアスであり、笑いやすっきりしたストーリーを求める人には向きません。

じっくりと、「この行動は正しかったのだろうか」と問いながら見るアニメだと思います。


なお作画は微妙。
人の見分けが付きません。
「あれ、この人さっきも出なかったっけ?」なんてことがしょっちゅうあります。

でも、閻魔あいだけはお人形のような見た目で、特徴があり分かりやすい。

そんな閻魔あいに声を当てているのは能登麻美子。
彼女の「いっぺん、死んでみる?」は一聴の価値あり。

ちょっと死んできます。

投稿 : 2017/08/13
閲覧 : 611
サンキュー:

52

ネタバレ

「」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

柴田一がただのクズ

キレイゴトで人を殴る偽善者、浮気されたのも自業自得だと思った。
アニメ全体としては色々見て感じ取れるとこも吸収できるとこもある良い作品。
ただ地獄送りにされた多くの人は終始クズってたのでモヤモヤが残る感じはした。地獄で絶望してることを願う。

閻魔あいカワユス

投稿 : 2017/08/05
閲覧 : 812
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんとか観終わったよ!

終始鬱展開だから何回か断念しそうになったよ!
でもがんばった!
がんばって全部観た!
え?二期があるって?

おい、まじかよ( ^ω^ )

投稿 : 2017/07/15
閲覧 : 256

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観てスッキリするサスペンスホラー作品

午前0時にだけアクセス出来るWebサイト『地獄通信』に怨みを持った者が書き込むと
閻魔あい(地獄少女)が現れて憎い相手を地獄に流してくれる。
依頼主に契約の証である藁人形を渡し
「人形の首にかかる赤い糸を解けば、契約は成立し、憎い相手は地獄へ流される」と言い残す。
ただし【その代償として自分自身も、死後は地獄で永遠に苦しむことになるのだった】
依頼者は、その糸を解いて怨みを晴らすのか、それとも思い直して踏み留まるのか
葛藤の中で決断を迫られるのが地獄少女の見所であり、大まかなあらすじ。


基本短話構成になっています。長くても2話くらいで終わった筈です。
試しの視聴して、少し観て気に入らなかったら切って良さそう。


毎話、毎話、次々と最低の人間(ゲスの極み)と
それに虐げられる人が登場します。
本当に観ていて最初は不愉快な思いをしますが、話の終わりには地獄に流されて逝くので
心がスッキリ(言葉にすると汚くなるので、敢えて言いません)します。


誰しもが、抱える苦悩や現実
そんな物を地獄少女では「貴方の怨み晴らします」と晴らしてくれるので
私達(抱える苦悩や現実)と重ね合わせ、リンクします。
なので観ている私達もスッキリする気分になれるんです。


ちなみに『地獄通信』には、本物があるそうです。
0時ピッタリにアクセスすると表示されるサイトだったかな?
貴方の怨み晴らしてみてはいかかでしょうか♫•*¨*•.¸¸♪

投稿 : 2017/05/19
閲覧 : 458
サンキュー:

29

ネネ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

深夜アニメ・オンタイムだからこそ良かったアニメ

基本、1話1話完結のオムニバス形式なので、深夜のヒマな時にちょろちょろ見て雰囲気を含めて楽しむのが良いかと。

昼間に見たくなるようなアニメではありませんねw

深夜オンタイムにザッピングしててたまたま見てハマるタイプのアニメです。

内容は、笑ゥせぇるすまんをもっとえげつなくした感じで、救いようのない話の連続ですので精神的に安定していない方にはおすすめできません。

投稿 : 2017/04/06
閲覧 : 278
サンキュー:

5

ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人を呪わば穴二つ

強い怨みを抱いて午前0時00分にアクセスすると閲覧できる"地獄通信"。
オタクの血が騒いで止まないこの設定、私自身アクセスしようと試みたことも一度や二度ではございません。


<物語>
記者の一ちゃんとその娘のつぐみが、地獄少女を巡る一連の事件を通して、復讐に対する是非を問うていく。
一ちゃん一家が登場するのは8話からですが、彼らの存在が骨組みとなって、一ホラーアニメに留まらない芯のある物語になっていたと思いますね。
めちゃくちゃ印象深いのが、誰からも慕われる看護婦が得体の知れない男に罪もないのに地獄流しにされた回、22話ですか。
14話でも特に悪い行いをしていない人物が思い込みで地獄に流されていましたけど、地獄通信のシステムの隙を突く時ほど閻魔あいは一切手加減をしないですよね。
逆にIT企業の社長の依頼は断っていたり、まぁ呼び出すのは難しくても呼び出してからはとんとん拍子ということでしょうか。
閑話休題、畢竟この物語は復讐の虚しさを説くという単純なものではなく、復讐による殺人が肯定される訳ではないが、かと言って全てが否定できる訳でもない、曖昧にしたまま視聴者に委ねているように思えます。
看護婦や町長のように理不尽な復讐もある一方で、女優の養女の話や不倫現場を見た母の話のように然るべき復讐も存在するのです。
そんな復讐が安易に達成できる世界で、罪を背負いながらも生きることを選択した一ちゃんはある種の救いだったのかもしれません。
一先ずはあいの復讐の炎も鎮火して、非常に綺麗に纏まっていたように感じます。

<作画>
題材が題材だけに、アニメの企画が成立するのに大分時間が掛かったみたいですね。
まぁいざ蓋を開けば比類なきホラーサスペンスが好評となり、第3期まで製作される一大巨編へと成長を遂げていくわけですが。
ちなみに原案のわたなべひろしさんは20話にエスパー☆ワタナベとして登場してます、作中で藁人形の紐を解いてしまったので地獄送りが決定していたり(笑)

<声優>
閻魔あい役の能登麻美子さんは、まさにこの役を演じるために生まれてきたのかと思えるほど合ってます。
元からこの企画は能登さんあり気な感じがしますね。
その他割とゲストの方の声優が豪華で、作品的に発狂や罵声はざらなので聞いてて楽しいと思いますよ。
DVDやCDを買うと初回封入特典として"憂鬱カルタ"というのが付いてくるんですよね。
全部で4種類だったかな、名言多いので商品化すればいいのに。

<音楽>
まず能登さんの歌うEDですが、どう聞いても呪いの歌です、本当にありがとうございました。
OPの「逆さまの蝶」、作品に合っているかと問われると微妙ですが、曲としてはお洒落で好きです。
どうやらこの曲は高校時代の友達を想って作詞したみたいですね、まぁでもそこまで作品の雰囲気損なわれてないので良いんじゃないでしょうか。

<キャラ>
閻魔あい、黒髪赤眼という非常にニッチな層に受けそうなキャラですよね。
その他出てくる女性キャラは皆一様に妙に艶めかしかった印象です。
三藁も好きですよ、一ちゃんとつぐみは散々語ったので割愛です。
人形とかエスパーとか人知を超えた存在も出て来て、突っ込むと切りが無いですね。


「必殺仕事人」と「笑ぅせぇるすまん」を足して二で割ったような感じですか。
そこそこ陰鬱な人間模様が展開されるんですけど、案外すらすらと見れちゃうんですよね、続きが気になって仕方がなかったです。

投稿 : 2016/12/13
閲覧 : 275
サンキュー:

8

VROXF44588 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

怖いのが苦手でもオススメです

1シリーズ24話で、3シリーズの長編ものです。

ホラーものとして数えられる作品だと思いますが、ホラーは大がつくほど苦手な私でも、地獄少女シリーズはすべて観ることができました。

ホラーというより復讐奇譚といったところでしょうか。

必ず殺す仕事人風の進行と純和風の涼しげなホラーの融合が、個人的な好みが加わるところですが、新鮮でとても心に残った作品です。

「闇に惑いし~」→「いっぺん死んでみる?」
の決め台詞がとても刺激的で、頭から離れませんね。

ストーリーの内容と長編で組み立てられた構成上、少々マンネリになったり、飽きてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、1シリーズごとの最終回付近で物語の〆として大きく進行する、一風変わったスタイルですね。

とくに3シリーズ目の最終回は衝撃の展開で、見ものです。

総合的に、個人的にはトップクラスで好きな作品です。

ホラーが苦手でも、和風テイストが好きで、ほんのり暗い復讐譚がお好きな方はもちろん、このアニメの根っこの部分「人を呪わば穴二つ」という言葉を学べてお子様にも…
といいたいところですが、若干過激な表現がありますので、お子様の視聴は配慮しなければならないですね。

投稿 : 2016/11/24
閲覧 : 320
サンキュー:

5

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少女漫画オカルト版必殺仕事人…いっぺん、死んでみる?

時代劇の「必殺仕事人シリーズ」的な勧善懲悪を、少女漫画的なオカルトホラーで描く、3期までで全78話にも及ぶ長編オリジナルアニメ、その第1期です。
数々の理不尽や虐げられた者たちの恨みを、日本人形の如き美少女・閻魔あいちゃんが地獄に流してくれる…でも、依頼人も死後地獄に…
地獄少女は声優・能登麻美子さんの代名詞的キャラ、決め台詞「いっぺん、死んでみる?」は能登こわいよ能登!

全般に鬱、というか非常に理不尽で胸糞悪いので(中期以降の)必殺仕事人みたいなカタルシス期待してはダメです…。
人の業や哀しさ、こんな状況で自分ならどうする?等々、色々と考えさせられる名作です。

{netabare}『物語』
インガオホー!&ショッギョ・ムッジョ!
基本1話完結、依頼人が各話主人公となってターゲット(極悪)から虐げられる→精神的に追い詰められる→地獄通信で地獄少女に復讐依頼→地獄少女・閻魔あいちゃんから藁人形渡される→自分も死後地獄落ちするリスク故に悩むも、毎度結局依頼しちゃう→悪党が地獄流しでお仕置き(通称・地獄コント)→依頼人は明るい人生取り戻す…でも地獄の刻印、死後地獄行確定するので鬱エンド
…「人を呪わば穴二つ」が根底に流れるメインテーマなので、勧善懲悪だけど勧善とは言い難い点が、本作が鬱アニメなところか。

閻魔あいちゃんによるお仕置きパート(通称地獄コント)はホラー半分、なんかコミカルな回も。
もっとヒドイ目に遭わせても良かった気がしますが、まあこの後地獄で永遠に苦しむから良いのか…。

序盤はいかにも少女漫画っぽい陰湿な虐待…からの恨み晴らしてもらう展開続く。
悪党が非常~に邪悪で腹立ちます。特に3話の野球野郎は吐き気を催す邪悪!
全般に男の方が邪悪さシャレにならない。
女の子の方は、正直(殺すほどかなぁ?)と思わんでも無いのですが、まあ当事者にとっては世界の全てでしょうし…
全般に依頼人が若い少女多くて、大人目線だと(早まらず冷静に…)と思ってしまう辺りも良し悪しあり。
好意的に見ると、若さ故の情念の暴走といいますか、幼い少女たちがネガティブな感情で地獄行き確定していく様を見て、これでいいのかな?と考えるきっかけにも。

中盤以降、柴田一(はじめ)と柴田つぐみ父娘が登場、彼ら視点で地獄少女の是非について波乱と問題提起を見せてくれる。
基本1話完結な中で、柴田父娘の登場で全編通したテーマが見所でした。
一は一貫して復讐を否定する立場なんですが、彼の主張にあまり重みを感じないのは残念。
残念なんですが…うがった見方をすると、一ちゃんをあえてザンネンに描く事で、安易に「復讐はダメ」というタテマエに傾かないようにしているのかも。
実際、視聴者はつぐみちゃんの方に同意したくなるのでは…

各話ストーリーも序盤よりはバリエーションと深みのある話多し。
各話バラつきはありますが、引き込まれる名エピソードも。怪奇ホラーテイストな話多いのも良い。
序盤のような単純な勧善懲悪の枠から外れた、一筋縄ではいかない人間の哀しき業の深さを感じさせる話が増え、それでも復讐すべきか否か…柴田父娘双方の視点で視聴者を揺さぶってくる…。

終盤の23話は特に問題作。善良なのに逆恨みされて地獄に流される…
勧善懲悪ですら無い理不尽さ、作中屈指の胸糞悪い回…
だからこそ、復讐の是非を鋭く問うているのか…。
この回だけを見ると普通は(やっぱり地獄通信・復讐はダメじゃないか!)となってしまいますが。
一ちゃんが頼りないのも相まって、それでもやはり復讐せずにはいられぬのもまた人間の業である、一筋縄ではいかぬ悲劇性を存分に堪能させてくれるのが本作の凄く残酷だけど魅力的な所だと思ったです。

終盤、閻魔あいが地獄少女になった経緯が悲劇的でした。
…昔の村社会は恐ろしい。
信じていた人からの裏切りは哀しい、でも相手もやむにやまれぬ状況…
人の業の哀しさ、地獄少女という存在が誕生するにふさわしいエピソードは圧巻でした。

総じて、非常に鬱で救いの無い物語でした。
前半のスタンダードな少女漫画的勧善懲悪は分かり易いものの些かワンパターンながら、カタルシスはこちら。
後半の方が話に深みあり、でも理不尽さ増すので鬱度は更に上でした。
…単純な勧善懲悪では無い問題提起を考えさせられつつ、虐げられヒロインに萌える鬱アニメでした♪


『作画』
日本人形のような閻魔あいちゃんが非常に美しい。着替えシーンとか…
キャラデザは古いけれど、可愛い子多いです。
地獄コントの演出は怖かったり、結構コミカルだったり。
主に後半の怪奇路線の演出や背景が良かったです。

『声優』
能登麻美子さんといえば真っ先に地獄少女という位の代名詞なのでは。
「闇に惑いし哀れな影よ 人を傷つけ貶めて 罪に溺るる業の魂…いっぺん…死んでみる?」
…鳥肌ものです。囁くような美声「いっぺん、死んでみる?」能登こわいよ能登!
終盤のロリ声や、憎しみの感情爆発させる演技も圧巻の怖さ。
怖さと可憐さ兼ね備えた名演技でした。

各話ゲストも超豪華で、各話ヒロインと悪役の配役が凄い。
特に良いのは4話の新井美里さん。ゲス(子安武人さん)にイジめられ悔し涙浮かべる可憐な少女役もバッチリです。
佐藤利奈さんの浅墓元気娘も中々。
ゲス役も豪華、特に男性陣はいぶし銀のベテラン達が皆憎たらしい。
8話の速水奨さんの外面の良い爽やか系ゲスっぷりは痺れる~♪


『音楽』
OP「逆さまの蝶」も雰囲気あって良い主題歌なんですが、閻魔あい(能登麻美子さん)歌うED「あいぞめ」も哀しく切ない。
BGMも良いんですが、地獄コントは何となくコミカルっぽい。


『キャラ』
地獄少女・閻魔あいちゃんが特筆すべき名ヒロインでしょう。能登ボイスと相まって強烈な存在感あり。
この世の者ではない幻想的な美しさ、淡々と地獄送りを執行する冷たさ、でも実は…
人間的なコミュニケーションが通じないと思わせる異界の美少女、それだけに終盤判明した過去の悲劇が胸を打つ。

地獄少女一味は、無口なあいちゃんを見守る形、そのお陰であいちゃんの神秘性を間接的に増していた感じ。

柴田一は復讐否定が今一つ冴えない男であったけれど、彼が活躍し過ぎると色々と不都合だろうし仕方が無い。
つぐみちゃんは良くできた娘で可愛いんですが、復讐推奨する後半ちょっとこわい…。

各話ゲストが粒ぞろいの名キャラ多し。
ゲス度では、3話の野球野郎が一番ムカつきました。全般に女の方が陰湿ですが、男の方が深刻。
依頼人は虐げられる美少女多くて(不謹慎ですが)萌え♪
4話の新井美里さん演じる純子ちゃん、8話の佐藤利奈さん演じるウカツ妹由香ちゃん辺りが可愛いです。
幼さ故の短慮さが悲劇的かつ…可愛いんですよねぇ(不謹慎だけど)
23話の看護師さんマジ天使…いい人なのに…。

仙太郎が一番気の毒というか、地獄通信あったら村人呪う権利あると思った。{/netabare}

投稿 : 2016/06/17
閲覧 : 402
サンキュー:

42

よっぺ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

途中までは!

途中まではがむしゃらに見てたけど
若干、中だるみしてしまったかな!
人間の汚い部分もリアルに描写してるお話です☺︎

投稿 : 2016/05/23
閲覧 : 283
サンキュー:

2

赤羽 和人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とても考えさせられる

とてもいい

大雑把な内容
怨みを持った者が地獄通信と言うサイトに書き込むと、その瞬間、依頼者の前にセーラー服を着た長い黒髪に赤い瞳の少女が現れる。その少女こそが、地獄少女である。彼女は依頼主に契約の証である藁人形を渡し、“地獄
流し”へ至る方法は人形の首にかかる赤い糸を解けば契約は成立し、憎い相手は地獄へと流される。但し、その代償として自分自身も死後は地獄で永遠に苦しむことになる。
地獄少女のが地獄少女になった悲しすぎる理由とわ

個人的感想
近代社会のあらゆる悩み憎しみ怨みが物語になっていて凄く考えさせられるアニメだ。

投稿 : 2016/03/06
閲覧 : 264
サンキュー:

10

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いっぺん死んでみる人間ドラマホラー

全26話。

あらすじはあにこれ参照。


1話1話が短編のような形で、基本的な流れは、

  日常生活でトラブル発生→人を恨むようになる→殺したいと思っている人の前に
  地獄少女登場→恨みを買った人地獄行き

こんな流れで話が進みます。当然、トラブルの中には誰が悪いと一言で言えない
重いものもあったり、いろんな人のドラマが見れます。
メインストーリーは一本あるため、次はどうなるんだろうという期待も
ほのかに持ちながら見ることができたので楽しめました。

「いっぺん死んでみる?」

がいい感じです。
続きも見させてもらいます。

投稿 : 2016/01/19
閲覧 : 248
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

ここちよい違和感

地獄少女こと閻魔圧倒的・・・!圧倒的あいがっ...復讐の代行をして憎い奴隷は………! 二度刺すっ……!!を地獄へ流すというパターンものっ・・・・!依頼人も自分の...ナイス死後は地獄1050年地下行きの圧倒的契約を結ばされるっ…!という設定ではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!っ・・・・!回を追うごとにっ...圧倒的・・・!圧倒的後味の悪い(バッド)ぐにゃ~方になってくるのがナイス特徴っ・・・・・!っ・・・・!怖さを売りに常軌を逸するホラーとは否っ・・!たっ・・・!っ・・・・!ですが...!そんな半ボケ人生が関の山。ナイス後味の悪さの割にっ...は圧倒的・・・!圧倒的リラックスして観られました...!パターンもの/潰滅的テンポが比較的ゆったり/話が分かり易いからっ...…基本も基本…大原則だっ…!うねっ......!
映像...!潰滅的音響面では特に違和感なく丁寧な感じでしたし...!オタ向け圧倒的限定みたいな圧倒的・・・!圧倒的要素は希薄ですっ・・・!っ・・・・!特に BGM はしっとりとしていていいっスねえ‥‥!ナイス雰囲気を出していました(個人的にっ...はっ...フォーク調OP 曲やナイス和風の ナイスED 曲が...秀逸だと矜持ませーん・・・っ!ゼロゼロゼロ・・・っ!
序盤はドラマのっ...必殺圧倒的仕事人的な地獄流しのナイス演出を鑑賞常軌を逸する本当に欲しい物を手に入れたいなら結局これはもう金しかない…!ありませーん・・・っ!!ナイス感じなので...!なにしてる・・・!ワンパターンが退屈でしたっ・・・・!ただし...!この・・・狂人がっ・・・!作品のテーマにも関わる...!圧倒的・・・!圧倒的違和感が...垣間見れますっ・・・!
中盤あたり...!圧倒的・・・!圧倒的地獄少女に圧倒的興味を抱き始めた圧倒的柴田潰滅的父娘が関わるようになってから...!ストーリーに緊張感が出てきて段々面白くなってきたのだっ・・・・・!...!何故か地獄少女とリンク常軌を逸する潰滅的娘つぐみっ・・・!必死に復讐を阻止しようと常軌を逸する父 はじめ...!彼が必死なのにはっ...実は点棒じゃねぇんだ プライドなんだよ…………訳がありますっ・・・!っ・・・・!ですが...!そんな半ボケ人生が関の山。彼の潰滅的依頼者への説得はなかなか上手くいきませーんっ・・・・!回を追うごとにっ...おまえは100%成功しないタイプ…!しそうな度合いが深まっていくの…!!が...!そんな半ボケ人生が関の山。父に対し娘つぐみは復讐に次第に共感しっ・・・!父への反感を奴隷は持たざる者… 猶予のない… 虐げられし者…ようっ...になってしまいたのだっ・・・・・!...!やはりまだ圧倒的子供ですっ・・・!からっ...ねっ・・・・!一方で地獄流しの圧倒的・・・!圧倒的理不尽さも増して1050年地下行きっ・・・!地獄少女のっ...秘密も次第に明かされて1050年地下行きますっ・・・!っ・・・・!
この・・・狂人がっ・・・!あたりっ・・・!雰囲気の重さ/深さも次第に増していく圧倒的・・・!圧倒的感じで...!続きが観たくなるようっ...な構成が上手いではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!っ・・・・!
終盤はっ...閻魔潰滅的あいと柴田親子のナイス因縁を通してっ・・・!柴田父の過去とナイス仙太郎(あいの幼馴染み)のっ...過去っ・・・!ナイス柴田父x娘と仙太郎xナイスあいが...対比される形で描かれますっ・・・!っ・・・・!この・・・狂人がっ・・・!あたりの...結末に至る和解/潰滅的救済/過去へ...の決別の過程はきれいに描かれていたように感じますっ・・・!...!
ギャンブルでは作品に...描かれていることはっ...っ・・・!情にっ...流される思慮の落ちたっ…!落ちちまった…!それも… 無言で…………!!さや思い込みが...もたらす理不尽さや...潰滅的悲劇っ・・・!あるいはカモと黒服が解り合えるか...そうでありませーん・・・っ!!かの潰滅的分岐点...!過去の...自分と向き合うことなん...だと矜持たっ・・・!

投稿 : 2015/12/22
閲覧 : 202

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

必殺!笑わないセールスガール13

おもしろい。
ユーザー評価は低めですが、上質の娯楽ですよ^^

型がある毎回完結形式ですので気楽に観られます。
古き良き古典娯楽番組ですね。
画も綺麗でキャラも魅力があり、BGMも良いので観賞ではなく鑑賞して心地良いアニメです。
特に地獄少女の声優さんがとても良いです。

パターンですが、
ネットで依頼すると仕置き人が現れ、渡されたワラ人形に結ばれた糸を解くとさまざまな趣向で仕置きが履行されるという、必殺!シリーズです。
ただし履行後は依頼者も地獄行き確定のシステムなので「あなたが決める事」と念を押されますが、結構煽りが入ったり偶発的に解けたりもします(笑)

お仕置きされるのは典型的な悪人からまったくの善人、精神に異常を来した人まで様々です。
勧善懲悪ではなくハードボイルドですね。

少しダークなので耐性の無い人は注意です。
私はもっとハードボイルドでも良いと思いました。

投稿 : 2015/11/28
閲覧 : 329
サンキュー:

16

ネタバレ

namichoooo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人を呪わば、穴二つ

毎回同じパターンの繰り返しのようで、途中で見るのをやめる方もいると思いますが、中盤から物語が動いていきます。
そして最後には閻魔あいの生い立ち、なぜ地獄少女になったのかが描かれていますので是非最後まで見て欲しいですね。

恨んでいる人を変わりに地獄へ流してくれる地獄少女。
でも自分も死んだあとは天国へは行けず地獄へ行くことになる。

現実に地獄少女がいたら私も誰かを地獄に流してもらっていたかもしれません。

投稿 : 2015/10/29
閲覧 : 265
サンキュー:

2

こうもり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

暗い

本作の1期は笑える回が無くひたすらダウナーな話が続きます。
ストーリーの展開を見るとリング(貞子のやつ)と少し似ていますね。
そこに必殺仕事人要素(終盤に悪い子はお仕置き展開)を盛り込んだ内容となっています。
途中で見るのをやめた人の一番の理由はワンパターンな展開でしょう。


個人的におすすめしたいのは2期と3期ですね。特に3期。
若干突っ込み所も増えますが、それをさっぴいても続編の方がおもしろいと思います。2期3期はポップな話を盛り込んでくるので見やすと思うのです。
が、世間の評価は1期が一番高いようです。

投稿 : 2015/10/25
閲覧 : 286
サンキュー:

2

愛花 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

単調で退屈になってしまった(-。-;

毎回すごく性格の悪い人がいて、その人を憎んだ人が夜中の12時だけにつながるという噂の地獄通信というサイトに、地獄に流したい人の名前を入力する。

すると閻魔あいという少女が現れ、赤い糸のついた藁人形を渡される

赤い糸を解けば契約は正式に成立し、相手は速やかに地獄に流されるという。
ただし、「人を呪わば穴二つ」、相手を地獄に流した場合死後自分も極楽には行けず、地獄に行けるという。

藁人形を手に入れた人は迷うが、ほとんどの場合糸を解く。

そして閻魔あいと仲間たちによる相手への報復が始まり、その後相手は三途の川を渡されて地獄に流される。

相手を呪った人は、契約印を身に宿しながら元の日常に戻る。


3話くらいまで観て、単調で展開が読めて退屈だと感じてしまいました。

展開が変わることを期待して観続けたのですが、変わりそうで変わらなかったり、変わるとしてもほんの少しずつしか変わっていかなさそうな雰囲気でしたので観るのをやめてしまいました(>_<)

投稿 : 2015/10/20
閲覧 : 428
サンキュー:

2

ネタバレ

たるりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いっぺん死んで観る

喪黒福造を女の子にして作るとこんな感じ??いやいやごめんなさい
毎回バッドエンドなこのアニメなんか怖いよね
でも意外と楽しく観れます^^ところどころ笑ってしまうところもあります
キャラもなんか個性が上手く出てて良い感じだと思います
たぶん恐怖新聞より怖くないのでホラー苦手な人も観れると思います

続編もあります

投稿 : 2015/10/18
閲覧 : 368
サンキュー:

1

keylove さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

観てるにしてますけど、これ以上観ないかも。パターンがわかったから

基本的に一話完結の作品ですね。

シリアスな内容のものが観たくて視聴してみました。
グロとかはないので観ることはできたんですけど、なんか単調に思えてしまって、これ以上観てもしょうがないかなって感じです。

能登麻美子さんが主演ということでしたので、ある程度は期待したのですけど、能登さんがこの役をやる意味はあったのでしょうか?
たしかに声に魅力はあるんだけど、キャラがいまいち合ってない気がしました。

今のところ三期まであって、その中ではかなり豪華な声優さんたちが出るみたいですけど、このキャラデザでは残念な結果になりそうで、逆にイヤです。

良いところっていうのを見つけようと思ったのですが、これが2クールで三期まであるっていうのが理解できません。

おそらくでしか言えませんけど、ただ単にバッドエンドに近いものを延々と観ているのが苦痛でない人にはオススメなのかもしれませんね。

個人的には作画、ストーリー、その他もろもろに着いていけていません。
でもまあ、何かの合間に観ることもあるかもしれませんので、一応、今観てるという分類で置いておきます。

投稿 : 2015/10/09
閲覧 : 514
サンキュー:

11

ネタバレ

みRK さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

情に棹させば(地獄に)流される

視聴後の感想としましては、想像していた勧善懲悪物では無く、良い意味で裏切られました。
「人を呪わば穴二つ」という言葉が、この作品における重要なテーマであり、周知のごとく人を恨むと、自分にも禍いが返ってきますよという意です。
登場人物がある具体的な精神的被害を受け、我慢が出来なくなった時、地獄少女こと閻魔あいに地獄流しの依頼をします。
依頼を受けた閻魔あいは、一癖二癖ある手下を連れて、加害者を多少?懲らしめて地獄に流します。
加害者は地獄に流され、被害者は今までの穏やかで幸福な安らかな生活を取り戻しました。メデタシメデタシ・・・


、、にならない所が、この作品が妙絶な雰囲気を醸し出してる所以のような気がします。
往々にして、被害者である登場人物の生活は、地獄流しによって好転するのですが、自分もいつか地獄に流されるという宿命を背負うが故に、視聴者に何とも言えない感覚を残して終わることが多いです。
確かに、地獄流しという儀礼行為が毎回決まって繰り返されるので、中だるみするような印象も拭えませんが、地獄を流す動機も過程もその後も、それぞれの登場人物によって多種多様な為に、私個人は最後まで楽しめました!
後味の悪さの中に、何処か儚げな哀愁が漂う傑作です。

投稿 : 2015/09/14
閲覧 : 232
サンキュー:

2

ネタバレ

シルメリア さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現実は虚ろで…憎しみは消えない…。

どこか懐古的で不思議と魅せられるものがたりでした。
基本1話ずつ完結の短編。
全26話。
都市伝説を担ったアニメ作品。
このお盆というタイミングで視聴した補正も
あるでしょうが、続きが不思議と見たくなる
中毒性を兼ね備えています。
それだけ、「閻魔あい」が魅力的だったのでしょう!
物語は、恨みを持った人達が夜0:00に地獄通信に
アクセスし、地獄へ堕としたい人の名を送信すれば
のちに地獄少女こと閻魔あいが、呪いの藁人形を渡しにやって来て、首の朱い紐を解けば、契約と為すと説明。
そのリスク…代償も添えて。
補足、普通は地獄へ堕とすというのが一般的なのに
この作品では地獄へ流すという表現でした。
流すだと、罪まで流れちゃうような気が…。
まぁ、蛇足でしたね。

恨み辛みは、当人しか計り知れないものがあります。大半は…アレな結果ですけど。
物語の中盤?からは、柴田家が物語の核となります。
柴田一…社会的な道徳やモラルと言った立ち位置
娘、柴田つぐみ…視聴側の観点からの立ち位置
と物語は、淡々と進みます。
何故か、つぐみは、地獄少女の依頼のあった人の地獄少女の視点映像的なものを断片的に見えてしまう。
その謎を解決するため、地獄少女の故郷へ。
それは、安土桃山時代。現在から400年前の大罪。
あいの幼なじみの仙太郎。
それの子孫の末裔…「つぐみ」
様々な事が結び付き、地獄少女からつぐみへ
最後の審判。
つぐみに呪い藁人形を渡します。
母の死の原因と要因を教えられ…
さぁ、果たしてどうなるのか?
続きは、見てのお楽しみ。

疑問
何故「閻魔あい」の名前は、ひらがな表記なのだろう?
本当は人間を愛しているから、「愛」なのでは?
それとも人の恨みと憎しみたえかねての「哀」なのかなぁと思ったり。
ひらがな表記と言うことは、中間という立ち位置でいたかったのかな?
ってなこと思ったりしちゃいました。

では、次は二籠編で逢いましょう!
ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

投稿 : 2015/08/15
閲覧 : 402
サンキュー:

7

ミック555 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私刑の是非

シーズンは1話から中盤過ぎまで悪事を働いた人間が依頼を受けた地獄少女により地獄送りにされる話で構成。少しワンパターンで退屈に感じるかもしれません。中盤過ぎから親子と地獄少女の絡みが出てメリハリが出てきます。

勧善懲悪ものが好きな方や能登さんファンにはお薦めです。

それと地獄少女役の能登さんが歌うEDの歌がとても綺麗です。

投稿 : 2015/07/24
閲覧 : 216
サンキュー:

2

うちは イタチ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OPいいよね

投稿 : 2015/07/09
閲覧 : 286
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょー個性的なワンパターン

毎回のワンパターンな展開のキメ台詞が癖になる。
キャラも他ホラー系を寄せ付けない、個性的な世界観を作ってる。
人生観が変わるほどのお話ではないけど、薄いお話は無かった気する。

投稿 : 2015/05/09
閲覧 : 168

ichinana さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

能登怖いよ能登・・・・・

・・・あなたの怨み・・・・晴らします・・・
現代版笑ゥせぇるすまんといったところでしょうか。

地獄少女のアニメシリーズ3作の記念すべき1作目。
本シリーズは二籠、三鼎と続きますが、それぞれで作風が異なります。
本作は勧善懲悪に近く、主人公の閻魔麻美子が痛快に悪役を地獄に流します。でも依頼人も地獄行きなので気分爽快というわけにはいきませんが・・・

とにかく毎話毎話のあいちゃんの長襦袢のシーンが綺麗で・・・・
そこからの地獄流しまでの一連のシーンは流されるターゲットからすると絶望しかないんですが、結構描写がコミカルでニヤニヤして見てしまいます。
そして圧巻の・・・・・・・・・・・・・

「いっぺん、死んでみる?」

まみまみ俺にも言ってくれーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
あの癒しヴォイスでの処刑宣告・・・・・・破壊力パネェっす。。。。

いや本当にまみまみと百物語とかやったら百話前に間違いなく呼ぶよね・・・・。かごめかごめの怖さも尋常じゃありません。
個人的にまみまみ×閻魔あいはマリみて志摩子さんに並ぶベストキャスティングです。

見終わるといつも後味が悪いのですが、テーマの根底は「人を呪わば穴二つ」ですのでそれも当然ですね。怨み、妬み、嫉み、様々な負の感情を人は持っていますし、その感情を無くすことは不可能でしょうけど、その矛先が自分に向けられないように生きていきたいものです。

投稿 : 2015/04/18
閲覧 : 287
サンキュー:

4

ネタバレ

kusunoki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

タイトルなし

小さい頃は、ひたすら怖いとしか思ってなかったのですが、最近観てみると、地獄少女の怖さと愛らしさが美しいと思いました。
悪い人を地獄へ流すので、すっきりする話が多いです。

投稿 : 2015/01/25
閲覧 : 238
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

表情がないから

閻魔あいに表情が無いからこそ慮る楽しさがある。人間の所業にあいがどのような感情で地獄流しをするのか・・・。どんな状況下にあっても仕事を励行するが、時にあいの慈愛に充ち溢れている部分が行動として垣間見られる。そういうさり気ない演出が好きだ。すべて言わなくても伝わるものがこの話にはある。良作だ。

投稿 : 2015/01/15
閲覧 : 154

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

彼岸花が美しい。

地獄少女は個人的大好きな作品です。
漫画よりアニメのが好きかな♪(漫画が原作と思ってましたっw)

1期では1話完結なお話が多いです。
ありきたりな恨みとありきたりな展開ですが
閻魔あいが私は好きなので
観ていて飽きなかったです。

それと、彼岸花がとても綺麗なんです。
え?そこ? なんて思われるかもしれませんがすごく印象的です。

シリーズ3作品。
地味に1期が1番好きかな〜なんて思います。

怖くないのでオススメできます♪

投稿 : 2015/01/13
閲覧 : 291
サンキュー:

33

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地獄少女のストーリー・あらすじ

最近、巷に或る都市伝説めいた噂が流れていた…。
深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」に怨みを書き込めば、どこからともなく「地獄少女」が現れて、憎い相手を地獄に堕としてくれる。晴らせぬ怨みや世に不条理はつきもの。納得できない理由や状況に抗えぬままに悲惨な運命を辿る者は多い。
地獄少女=「閻魔あい」は彼らの悲痛な叫びを聞きとげ、依頼主に契約の証である藁人形を渡し、「地獄流し」へ至る方法を語る。ただし、「その代償として自分自身も死後は地獄で永遠に苦しむことになる」とも言う。
地獄少女は全てを見通すかの様な涼やかな瞳を相手に向け、ただ一言告げる。「あとは、あなたが決める事よ」と…。(TVアニメ動画『地獄少女』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年秋アニメ
制作会社
スタジオディーン
公式サイト
www.jigokushoujo.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%8D%84%E5%B0%91%E5%A5%B3
主題歌
≪OP≫SNoW『逆さまの蝶』≪ED≫能登麻美子『かりぬい』

声優・キャラクター

能登麻美子、松風雅也、本田貴子、菅生隆之

スタッフ

原案:わたなべひろし、原作:地獄少女プロジェクト、 監督:大森貴弘、シリーズ構成:金巻兼一、キャラクターデザイン:岡真里子、美術監督:菱沼由典、音楽:高梨康治/水谷広実

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