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「劇場版 ガールズ&パンツァー(アニメ映画)」

総合得点
79.1
感想・評価
893
棚に入れた
4553
ランキング
521
★★★★★ 4.2 (893)
物語
4.1
作画
4.4
声優
4.1
音楽
4.2
キャラ
4.3

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劇場版 ガールズ&パンツァーの感想・評価はどうでしたか?

caad9 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく見ろ!!

見れば分かる
ガルパンはいいぞ
ベタだが、これしか出てこないわ。
絶対に映画館で見るのをお勧めする。
できればいろんな劇場で音響の聞き比べすると、これも楽しい。
2017年8月現在でも時々上映してる立川シネマシティーは何回行っても感動するね。

投稿 : 2017/08/19
閲覧 : 214
サンキュー:

4

ネタバレ

名無し\(^o^)/ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ガルパンはいいゾ!

完璧なアニメの続編です。
内容の評価としては、アニメ以上に戦車のCGとかに気合が入っていたり、ミリタリーネタも沢山入っていたりと、ミリオタな私でもかなり満足のいく作品でした。
内容も素晴らしく、まさか大洗の廃校問題が解決してなかったのは驚きでした。てか文科相役人も汚い手を使いすぎでしょ…。例)廃校撤回を口約束として処理、8対30ってだけで圧倒的不利なのに殲滅戦で試合をやる、カール自走砲を戦車道連盟に圧力かけて無理やり使用許可を出す。
立川の爆音とかも何度か行きましたが、素晴らしかったです。まだやってるらしい(2017/06/25現在)ので、観たことないならどうぞ。

投稿 : 2017/06/25
閲覧 : 217
サンキュー:

1

かつゆき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全てが完璧

ぜひ4DXで見るべき

投稿 : 2017/06/22
閲覧 : 194
サンキュー:

1

白猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

戦闘シーンが圧巻の迫力でした

かつて戦った学校のライバル達と力をあわせて高校生チームと大学生チームが試合を行う。
テレビ版で出てきたライバル校のキャラたちが勢揃いします。今度は味方として。
特に妹思いのお姉ちゃんがいい。

30台対30台の戦車戦で、多種多様な戦車が出て来て持ち味を活かした活躍が面白い。
「いや、ないだろw」と言う破天荒な戦い方が目立ちますが、そこはアニメなので。
基本おとぼけ、おふざけストーリーだし・・・。
じゃなきゃ面白くないし・・・。
むしろ、どんな奇想天外な戦いを見せてくれるのかを期待してみましょう。

戦闘はスピード感と迫力に見入ってしまいます。
演出はだんだんと盛り上がりを見せ最後の戦闘の迫力は圧巻でした。
音響に力を入れてるらしいので、音響設備がなければヘッドフォン使用が良いかも。

テレビシリーズを観てない人でも楽しめる内容になってると思います。
ストーリはテレビシリーズから繋がっていますが、まあ、知らなくてもあんまり関係ないかな。
観た時点で私も殆ど覚えてなかったし。

興行収入凄かったらしいですが納得です。
戦闘シーンの多い作品で見せ場が多かった印象が残ってます。
テンポ良く、2時間たっぷり楽しませてくれた作品でした。

未だの人はぜひみ観てください。
TVシリーズ観た人も観てない人も、この手の女の子物が好きでない人も、
戦闘シーンの演出だけでも楽しいですよ。

投稿 : 2017/06/07
閲覧 : 229
サンキュー:

9

REI さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白かったです

個人的には大満足の作品です、戦車の映画、スポ根が好きな人は是非

エログロ好きな人には向きませんよ~

投稿 : 2017/06/01
閲覧 : 212
サンキュー:

2

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

東映まんがまつり『○○ 対 ××』のガルパン版(笑)

当該世代の人以外には意味不明なタイトルで、大変申し訳ありません(笑)。

とっくに観終わっていたわけですが、レビューせず放置していました。
本レビューは未見の人の視聴の検討にはあまり参考になりませんので悪しからず。

まあ、とにかくそういうことなのです。ストーリーは本編メインキャラ総参加で戦車道の試合をやるためだけの形式的なもので、あってないような感じです。

戦車の動きはいろいろと凄いですが、完全に本編を観て楽しかった人のための「戦車道おかわり」的な作品ですね。

…って、雑なレビューだな~。

投稿 : 2017/05/24
閲覧 : 566
サンキュー:

34

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ジョニー流れた時の俺のテンション⤴⤴

言わずもがなの作品
名言生み出した作品はだいたい面白い説を提唱したい。

アニメ見た時まさか映画版でこんなに人気が出るとは思わなかった、当時ミリオタが「ガルパン最高」とか言ってたけど映画版でやっと理解できた。
キャラ、作画はアニメ版と一緒ってことで言及しない。

ストーリーは・・・・まあアニメ版と本筋はあんま変わんないかなw
けれど新しい戦車、あと「ジョニーが凱旋するとき」かな
ダイ・ハード3で聞いて以来好きだったけどまさかアニメで聞けるとは・・・

ちなみにwotやってる人間は絶対見るべき、まあ言われなくても見てるわなw
ガルパン見てwotやってみるのもいいかも、ただアニメに出てきた戦車はわりかし高tierが多いから頑張って・・・

投稿 : 2017/05/23
閲覧 : 228
サンキュー:

2

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絶体絶命でも万策尽きることは無い これが大洗女学院戦車道

最高の劇場版です
劇場でやってたら万難を排して観に行きます

只の出オチアニメ出なかったことが証明されました

ボロボロの数台の戦車 VS 大学オールスター選手、最新鋭の戦車30台

それでも戦いの場に赴くのが真の戦車道なのでした

文科省の官僚が悪役なのはお決まり あそこはショッカーですから

テレビ版見たらな絶対見るべし

投稿 : 2017/05/19
閲覧 : 326
サンキュー:

24

ミナト さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

迫力のある砲撃戦!

第一にアニメか原作を見るのが前提です
いきなり劇場版を見るとよく分からないでしょう

今までのキャラが力を合わせ最強と呼ばれるチーム相手に奮戦する!
その戦いの頭脳戦、撤退戦、砲撃戦全て良い出来だと思います
見てて普通に面白いですが、一つだけ注意点が・・・

音がうるさいです汗
特に砲撃戦は射撃する音がうるさいです汗
最初音量低めにして迫力が薄いなーと思う方は音量を上げてください
音量を上げるだけで迫力が違ってくるでしょう!
(映画館で見た時、音量がうるさくて頭痛になりましたw)

投稿 : 2017/04/24
閲覧 : 155
サンキュー:

4

ダビデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大洗ゴルフ倶楽部

バンカーを観に行きました。
非現実的な話に入り込めるかが、面白く観れるかどうかでしょうね。

投稿 : 2017/04/15
閲覧 : 247
サンキュー:

10

ネタバレ

setuchi さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素朴な感動が味わえた。

内容はテレビアニメの続きからなので
そちらを先に観てください。
それと砲撃の音が声より大きいことが。。
夜中の視聴時はご注意くださいw

観にいきたかったなぁ。。
特に戦車が横一列に並んでる俯瞰絵からのそのままズームして主人公に
寄るまでの一連の流れは、あぁスクリーンで観たかったなぁと
感じました。これをスクリーンで見れた人は本当に幸せ者ですねw
凄くかっこいい。

シナリオの起承転結の転がありきたりな展開でしたが
その分かりやすい王道の展開がまたやけに感動しました。

音楽が全般的に軽快な戦闘曲で気分が高揚しますし、
劇中に流れる「はにうの宿」も効果的でした。
水島上等兵を思い出しますねw
クレジットの曲も大変素晴らしく、
観終えた後の感動の余韻を後押ししてくれた。

かなりおすすめの映画です。
元気の無い時に元気をくれる、そんな作品だと思います。

投稿 : 2017/03/28
閲覧 : 185
サンキュー:

5

しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

迫力ありました

地上波で放送していた"ガールズ&パンツァー"の劇場版になります
主要スタッフは同じ人なので違和感なく観られると思います
地上波を観ていないとわかりにくい設定部分があるかと思いますので、そちらを先に観ていただくのがよいかもです

作画は違和感なくきっちり細かいです
ストーリーはあれですが、演出なんかはすごくよかったです
あとの項目はまあまあでしょうか

地上波を観てるときに戦車のことを少しずつ調べたり、その後に"World of Tanks"というゲームをやってたりしていたので、劇場版を観るころには戦車に多少詳しくなっていました
その上で、やっぱりこのアニメはいいと再認識しました
戦車としてはTigerⅡが好きなんですが、混合チーム全体で戦車が走ってるときにKV-2がやたら目立ってて笑ってしまいました
あと、アンツィオ高校のCV33が頑張ってましたし知波単学園も面白かったです

まあ、戦車や美少女キャラが苦手な人には合わないかもですが迫力ある演出は相変わらずよかったと思います
それと、水島努監督には今後も頑張ってほしいと思います

投稿 : 2017/02/27
閲覧 : 188
サンキュー:

13

ネタバレ

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大傑作であることは間違いない、間違いないのだが……

これが、びっくりするほど内容を覚えていない。


TVシリーズには☆4.6、OVAには☆4.3と、非常に高い評価をつけている作品の劇場版。
公開されてから約1ヶ月後に観に行った。
とにかくもの凄いクオリティ。
あれだけのキャラをよく動かすことができるなぁと感心した。流石水島監督。
映画館で観て正解だった。迫力ある音響が最高だった。
公開終了後に書くのもあれだが、絶対に映画館で観るべき作品。

ここからはネタバレ
{netabare}冒頭にも書いた通り、びっくりするほど内容を覚えていない。
いや、大まかなストーリーはもちろん覚えているのだけれど、戦闘中に何やってたのかが思い出せない。
かろうじて思い出せるのは観覧車くらいだ。
こんなに内容の薄い作品だったのかと正直驚いている。
自分はこの映画を本当に楽しめたのだろうか。

廃校設定が復活してから何かが狂い始めた気がする。これは流石にNGではないだろうか…TV版はいったい何だったの?廃校阻止するために戦ってたんでしょ。TV版を否定してどうするの。

TV版のガルパンは、ストーリーには何の捻りもなかった。ご都合主義だと感じるところも多々あった。だが、面白かった。弱小大洗チームが、プラウダや黒森峰にどうやって勝利するのか。コソコソ作戦やところてん作戦など、毎度意表をつかれ、よくできているなぁと感心した。
それに対してこの劇場版は、TV版では強敵として立ちはだかってきた黒森峰やプラウダ、謎の継続高校や、その他もろもろ、全て味方になっているではないか。
負ける気がしなかった。
殲滅戦にしたことで、戦術の幅も狭くなっている気がした。

これは、大学チームがどれだけ強いのかが描かれていないのが原因なのだろう。アリスが小物に見える。

TV版のレビューの方に、私はガルパンにストーリーは求めていない、と書いた。
人間ドラマを求めるのも間違っている、とも書いた。
ただ、最低限のストーリーは欲しかった。{/netabare}


続編やるみたいですが、その前にアクタスがつぶれないか心配。
別に無理にアクタスでやらんでもええんやで。

投稿 : 2017/02/26
閲覧 : 212
サンキュー:

23

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

再びの廃校の危機、ライバル達と力を合わせて立ち向かう!

無事に全国大会的なもので優勝した大洗女子学園。これで廃校は阻止!……のはずが、優勝しても廃校取り消しは確約してないという言い訳で結局廃校になることに。

政府は戦車道を推してる(世界大会誘致のために、戦車道を盛り上げるためいろいろやってる)くせに、優勝校を廃校にするというお役所仕事っぷり(正直、ここの設定は意味不明w)
再び襲う廃校の危機、今度は大洗女子と戦ったライバル校達と一緒に立ち向かう。ここで生まれる友情はグッとくるね!
戦いの相手は大学選抜。この勝負に勝てば廃校阻止、負ければ廃校。普通なら勝てそうにもない相手に、ライバル達と力を合わせて立ち向かう。そんな青春ストーリー。

戦闘シーンは見応えアリ。これは是非見て欲しいし、みんなが劇場で爆音上映とかいうので見たがるのもわかる気がする。

家元どうしの争いあたりの話、突然の設定でわからなかった。ていうか、テレビアニメ版で"西住流"しか出てきてないよね?


え、最終章あんの?何やるの???みほが西住家に戻る話でもするのかな?

投稿 : 2017/02/18
閲覧 : 231
サンキュー:

1

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

TV版より更にパワーアップ!

感動のTV版より更に後日談の劇場版でありますが、
単なる続編ではございません。

TV版でも劇的な展開ですが、ここでは更にパワーアップ。
見て損はないし、BDも買ってしまいました。

TV版のクライマックスでは吃驚する戦車がでましたが、
ここでも驚く戦車が登場しています。

結末も素晴らしい。

「君の名は。」がエライ評価されてますが、(新海監督は好きですが)
この作品もっと評価して欲しいわ。

投稿 : 2017/01/31
閲覧 : 201
サンキュー:

6

ネタバレ

DktlH92401 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超超面白い

アニメシリーズを見たファンの心を完全に理解している水島監督は流石。

音楽は最高。戦闘シーンの迫力倍増。

とにかく

ガルパンはいいぞ

投稿 : 2017/01/25
閲覧 : 216
サンキュー:

3

カチンコチン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

激熱燃え戦車道!

王道の展開が胸を熱くしてくれる
戦車の個性とキャラクター達の個性
そしてなによりも小ネタが満載で飽きない
見るたびに新しい発見をさせてくれる。

もっともっと魅力があるけど、今はまだこの一言しか言えない。
ガルパンはいいぞ

投稿 : 2017/01/21
閲覧 : 171
サンキュー:

2

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

一番驚いたのは 友人が3回見に行ったこと・・・  ボコがぼこぼこに・・・(゚Д゚;)

 まぁ、序盤は 聖グロリアーナ女学院とプラウダ戦のエキシビジョン

大洗町の復興のために盛り上げます( `ー´)ノ

 そんな盛り上がりに水をさすように

まさか、優勝すれば 廃校を免れるという約束を反故にされ

強制撤去orz

 プロジェクトXばりに 会長が動いた・・・

そして、西住流・島田流を動かし  

嘘つき糞野郎に 大学生チームを倒せば 廃校を撤回に

30戦車 VS 8車両の総力勢
 
そんなとき、助けにきたのはかつて戦った強敵だった!!

 黒森峰・サンダース・プラウダ・聖グロリアーナ・継続・ちはたんが

そして、まさか遊園地で勝負するとはその展開は読めない・・・

最期の 西住流 VS 島田流の 手汗握る戦いに感動し

泣いちまったよばーろー

 そして、能登麻美子でしめるとは( *´艸`)

投稿 : 2017/01/07
閲覧 : 207
サンキュー:

5

fu+i さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終章が楽しみです

叩かれてたから、あまり期待してなかったのだが、そうでもなかった
楽しめました

投稿 : 2017/01/05
閲覧 : 229
サンキュー:

4

ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これが日本のハイブリッドアニメなのです!Ver.1.5

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。

【作品DATA】

{netabare}
《Staff》
{netabare}
監督 - 水島努
脚本 - 吉田玲子
考証・スーパーバイザー - 鈴木貴昭
キャラクター原案 - 島田フミカネ
キャラクター原案協力 - 野上武志
キャラクターデザイン・総作画監督 - 杉本功
ミリタリーワークス - 伊藤岳史
プロップデザイン - 竹上貴雄、小倉典子、牧内ももこ、
鈴木勘太
モデリング原案 - 原田敬至、ArKpilot
3D監督 - 柳野啓一郎
3DCGI - グラフィニカ
音響監督 - 岩浪美和
音響効果 - 小山恭正
音楽 - 浜口史郎
アニメーション制作 - アクタス
製作 - GIRLS und PANZER Film Projekt
公開 - 2015年11月21日
上映時間 - 119分
{/netabare}

《主題歌》
{netabare}
「piece of youth」
作詞・歌 - ChouCho / 作曲・編曲 - 酒井陽一

イメージソング
「GloryStory」
作詞・歌 - ChouCho / 作曲 - 田村ジュン / 編曲 - 酒井陽

{/netabare}


《Cast》
{netabare}
・大洗女子学園
〈あんこうチーム〉
西住 みほ(にしずみ みほ):渕上 舞
武部 沙織(たけべ さおり):茅野愛衣
五十鈴 華(いすず はな):尾崎 真実
秋山 優花里(あきやま ゆかり):中上 育美
冷泉 麻子(れいぜい まこ):井口 裕香

〈カメさんチーム・生徒会〉
角谷 杏(かどたに あんず):福圓 美里
小山 柚子(こやま ゆず):高橋 美佳子
河嶋 桃(かわしま もも):植田 佳奈

〈アヒルさんチーム・バレー部〉
磯辺 典子(いそべ のりこ):菊地 美香
近藤 妙子(こんどう たえこ):吉岡麻耶
河西 忍(かわにし しのぶ):桐村 まり
佐々木 あけび(ささき あけび):中村 桜

〈カバさんチーム・歴女〉
カエサル / 鈴木 貴子(すずき たかこ):仙台 エリ
エルヴィン / 松本 里子(まつもと りこ):森谷 里美
左衛門佐(さえもんざ) / 杉山 清美(すぎやま きよみ):井上優佳
おりょう / 野上 武子(のがみ たけこ):大橋 歩夕

〈ウサギさんチーム・1年生〉
澤 梓(さわ あずさ):竹内 仁美
山郷 あゆみ(やまごう あゆみ):中里 望
丸山 紗希(まるやま さき):小松 未可子
阪口 桂利奈(さかぐち かりな):多田 このみ
宇津木 優季(うつぎ ゆうき):山岡 ゆり
大野 あや(おおの あや):秋奈

〈カモさんチーム・風紀委員〉
そど子 / 園 みどり子(その みどりこ):井澤 詩織
後藤 モヨ子(ごとう もよこ):井澤 詩織
金春 希美(こんぱる のぞみ):井澤 詩織

〈レオポンさんチーム・自動車部〉
ナカジマ:山本 希望
スズキ:石原 舞
ホシノ:金元寿子
ツチヤ:喜多村英梨

〈アリクイさんチーム・ネトゲ〉
ねこにゃー:葉山いくみ
ももがー:倉田雅代
ぴよたん:上坂すみれ

・聖グロリアーナ女学院
ダージリン:喜多村 英梨
アッサム:明坂 聡美
オレンジペコ:石原 舞
ロージヒップ:高橋 奈津美

・サンダース大学付属高校
ケイ:川澄 綾子
ナオミ:伊瀬 茉莉也
アリサ:平野 綾

・アンツィオ高校
アンチョビ:吉岡 麻耶
カルパッチョ:早見 沙織
ペパロニ:大地 葉

・プラウダ高校
カチューシャ:金元寿子
ノンナ:上坂すみれ
クラーラ:ジェーニャ
ニーナ:小笠原 早紀
アリーナ:佐藤 奏美

・黒森峰女学園
西住 まほ(にしずみ まほ):田中 理恵
逸見 エリカ(いつみ エリカ):生天目 仁美

・知波単学園
西 絹代:瀬戸 麻沙美
玉田:米沢 円
福田:大空 直美
細見:七瀬 亜深

・継続学園
ミカ:能登 麻美子
アキ:下地 紫野
ミッコ:石上 美帆

・大学選抜
島田愛里寿:竹達彩奈
メグミ:藤村 歩
アズミ:飯田 友子
ルミ:中原 麻衣

・その他
五十嵐 百合:倉田 雅代
冷泉 久子:愛河 里花子
西住 しほ:冬馬 由美
秋山 淳五郎:川原 慶久
秋山 好子:仙台 エリ
理事長:飛田 展男
蝶野 亜美:椎名 へきる
島田 千代:ゆきの さつき
ボコ:藤村 歩
白ネコ:福圓 美里
青ネコ:石上 美帆
ネズミ:佐藤 奏美
{/netabare}
(以上Wikipediaより引用)
{/netabare}


【introduction〜劇場版パンフレットより】
{netabare}
全国大会優勝のエキシビジョンマッチを終えた大洗女子学
園戦車道チームのメンバーは、突然、大洗女子学園の廃校
決定を知らされる。
一同は、学園艦を降り、転校先が決まるまで、大洗の廃校
舎で共同生活を送ることになった。
そんな中、買い出しの途中に見つけた「ボコミュージア
ム」を訪れたあんこうチームの5人は、ボコを好きなツイン
テールの少女と出会う。

生徒会長の杏は、文科省の役員と再交渉。
みほの母しほの助けもあり、戦車道の大学選抜チームに
勝てば、廃校は撤回されることになった。
大学選抜の隊長は、西住流のライバルである島田流家元の
娘・愛里寿。
みほたちがボコミュージアムで出会った少女だった。

8輌の戦車で大学選抜の30輌の戦車と戦うことになった大
洗。
しかも、ルールは全車輛を倒した方が勝利という殲滅戦だ
った。
試合開始直前、みほの脳裏を「今度ばかりは……」という
思いがよぎった瞬間、「待ったー」という大きな声と共
に、大洗の制服に身を包んだまほら黒森峰のメンバーと
ドイツ戦車軍団が到着。

さらに、サンダース、プラウダらライバルたちが次々に集
結。
最強の仲間を得たみほたち大洗は、30輌対30輛の同数で
大学選抜に挑む!
{/netabare}

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。


【ネタバレなし感想】
{netabare}
上映が終わり約5分間、正確には4分57秒。
不思議な感覚に包まれていました。
満足感の後に訪れる大きな寂しさ。
楽しみにしていた事が期待以上に楽しくて充実している
はずなのに、なんだか切ない。
楽し過ぎた故の反動。
立ちたくない、この場を離れたくない…

「祭りのあと」のような感覚でした。

公開からの日も浅くこれからご覧になる方もいらっしゃる
かと思いますのでネタバレ無しで気持ちだけお伝え出来た
らと思います。

一言で申し上げるならば、全国のガルパンファン、
ガルパニストの方々、これからガルパンを見ようかなって
思っている方々。
是非この作品だけは多少遠くても劇場に脚を運んで頂いて
ご覧になって欲しい作品です。

私も鹿児島での上映予定が無くて一番近い熊本まで脚を
運びました。

あっ、これからガルパンを見ようかなって思ってらっしゃ
る方はそのまま劇場版を見ても最初の数分間これまでの
簡単なあらすじを紹介してくれますので楽しめるかと思い
ます。
でもお時間があるなら是非TV版アニメ、OVAを視聴して
からの劇場版をオススメします。
2倍、いやもっとそれ以上楽しめると思いますので。

今回私が脚を運んだのは熊本。
熊本と言えばそうなんです!
くまモン!…
ごめんなさい。

「行って良かった日本の城ランキング」
3年連続1位の熊本城!
ごめんなさい。今回ばかりは…

そうなんです主人公:西住みほちゃんの出身地なんですね。
そして戦時中の軍部から最初に公式の「軍神」として
認められ八九式中戦車で活躍した西住小次郎戦車長の
出身地。
言うならば熊本は大洗に次ぐ第2のガルパンの聖地!
戦車道を愛する者の聖地!
なのかな…?

熊本県上益城郡甲佐町仁田子というところに「西住公園」
という場所があります。
ひっそりと佇む西住戦車長の胸像。
「軍神」とはいえ戦争での英雄。
想うところは人それぞれあるかと思いますが、25歳の若さ
でこの世を去った英霊の御霊に思いを馳せるのもまたこの
作品を通じて感じられるもう一つの戦車道かと思います。

話が大きく逸れちゃいましたけれど、そんな事を思うだけ
で気持ちが熱くなり、劇場入り口の
「ガールズ&パンツァー」
の文字を見ただけで「あい!あい!あーい!」
って言いたくなっちゃう私。

また彼女達に逢えるんだ…嬉しい。

ガルパンの魅力の一つと言えばやはり圧巻の戦闘シーン。
TVアニメ版から凄かった戦闘シーンの数々。
中でも私の一番好きだった最終話、みほvsまほ。
マークⅣスペシャルvsⅥ号重戦車ティーガーⅠ
スーパードリフトからのゼロ距離射撃!
手に汗握る瞬間でした。

そんな名シーンをも凌駕するようなバトルの数々。
劇場版になるとさらに凄いの一言しか言葉が出ません。
見て下さいとしか言いようがないです。

お話を盛り上げる効果音とBGM。
砲撃音、爆発音、砲弾のかすめる音、エンジン音、履帯の
きしむ音、全てが劇場ならでは圧巻です。
そして音楽担当:浜口史郎さんの曲聞くと本当になんだか
ワクワクしたり、ドキドキしたり、ホッとしたり。
劇中で使われる曲の選曲やタイミングが本当にグッド。
聞いて下さいとしか言いようがないです。

ストーリーもいつもの友情、興奮、感動、笑いあり。
そして、やっぱり西住姉妹の…
あーっ、もうこれ以上言えません!
感じて下さいとしか言いようがないです。

名前だけのキャラまで入れると総勢80名以上のキャラが
登場しますけれど、本当に無駄なキャラがいないガールズ&
パンツァーの魅力がびっしり。
新キャラそして初登場の車輌もまた楽しみの一つです。

結局、劇場で是非!っとしか言いようがないんです!

なんだか、ごり押しするようでごめんなさい。

約2時間の上映を終えて制作に関わった多くのスタッフ、
キャストのみなさん、そして水島監督&吉田玲子さんに感謝
の気持ちでいっぱいでした。

29日はみぽりんの出身地という事で舞台挨拶のおまけ。
西住 みほ(CV:渕上 舞さん)、五十鈴 華(CV:尾崎 真実さ
ん)、秋山 優花里(CV:中上 育実さん)、小山 柚子(CV:高橋
美佳子さん)、河嶋 桃(CV: 植田 佳奈さん)の登場に大興奮!
初めて見る声優さんにドキドキ。
渕上舞さん可愛かった。
もちろん他の皆さんも素敵でした。
でも桃ちゃんの植田佳奈さんだけはどうしても桃ちゃんの
イメージが…楽しかったです。

BDが出てゆっくり見てからまた改めて彼女達の戦車道、
感想を書き足していきたいと思います。
その前に出来る事ならあともう1、2回は見に行きたいな。

取り敢えず今回はこの興奮と感動が伝わればと。

砲身から放たれる熱い想い。
「ガールズ&パンツァー 劇場版」
待っただけあります!是非、オススメです‼︎

ハイブリッドとは…
「異なった要素を混ぜ合わせたもの・組合わせたもの」

私にとっては最高のハイブリッドアニメになりました!
{/netabare}


【mio's café】

視聴済みの方だけ見てね。
かなりのネタバレバレですので。
それでは一緒に、パンツァー・フォー!
{netabare}
1月16日(土)いよいよ鹿児島でも上映開始。
20:50からのレイトショー。
予め予約していたので席はバッチリ。
キャラメルポップコーンにアイスティー、準備は万端。
お客さんの入りは見た目約8割、上々かな。
熊本でもそうだったけれど女性が少ない…
男性の方が凄く多いかも…
でも鹿児島にもこんなに多くのガルパンファンの方がいて
なんだか嬉しい。

恐らくTVアニメ版を視聴された方でも1回目の視聴では
全体の7〜8割を占める戦車戦に圧倒されて訳分からない内
に終わった、だけど迫力のある映像と音が凄かった!
と感じた方も多いかと思います。
実際私も展開が早くてスピード感のある戦闘シーンとか
ついていけない時がありましたので。

2回目の視聴でようやく戦闘シーンの全体像とこの作品の
ストーリーの魅力らしきもが見えました。
恐らく小ネタを含めたこの作品の真の楽しさを理解するに
は最低3回位は視聴しないとわからないのかなぁって印象で
す。
それくらいあらゆる所にTVアニメ版からのネタや新しい
戦車ネタ更には緻密な音楽の使い方、今後に繋がる様な伏
線らしきものが散りばめられていますので是非機会のある
方は2、3回の視聴をお勧めします。

先述の通り私も1回目の視聴では記憶が吹き飛ぶくらいの
興奮と感動に圧倒されてしまいましたので、2回目の視聴で
の記憶を頼りに印象に残った点など書いていきたいと思い
ます。

内容が前後したり、ちょっと長くなるかもしれませんが
視聴された方は一緒にあの興奮と感動を再び楽しんで頂け
たらと思います。

基本この作品は、
⑴大洗女子全国大会優勝記念エキシビションマッチ編
⑵大洗女子廃校通達後の仮校舎での生活編
⑶大洗女子存続を掛けた大学選抜との試合編
という主に三つのパートから構成されていたと思います。

最初の数分間でガルパン初心者に優しい戦車道の説明と
これまでのあらすじ紹介を経ていよいよスタート。

⑴大洗女子全国大会優勝記念エキシビションマッチ編。
{netabare}
大洗女子学園&知波単学園合同チームvs聖グロリアーナ女
学院&プラウダ高校合同チーム

ダージリン様の持つティーカップのアップ画像。
カップの中には茶柱が。
今回も競技中にもかかわらず優雅に紅茶をお召し上がりに
なってますダージリン様。

そしていつもの格言

ダージリン「イギリスのこういう言い伝えを知っている?
茶柱が立つと素敵な訪問者が訪れるの」

オレンジペコ「もう現れてます。素敵かどうかはわかりませ
んが…」
ちょっと違うかもですけれどこのような事を言ってました
ね。オレンジペコのいつもの眉の下がった困った様な
表情、私大好きなんです♪

紅茶で茶柱?って思ったら紅茶でも手入れの時、茶柱立つ
事があるんですね。なるほど!

と思っているのもつかの間、そこからカメラが操縦席から
砲塔をくぐり抜け戦車の外観、ゴルフ場のバンカー、包囲
している戦車隊へと。

そして一気に始まりました。
大洗・知波単チーム、複数の戦車による一斉射撃。
耳とお腹に響くような凄まじい砲撃音。
耳元をかすめる砲弾の音。
舞い上がりパラパラと降り注ぐ土煙り。

さすがに2度目と言えども私もビックリです。

TVアニメ版でもお馴染みのダージリン様の静かな会話から
こちらもお馴染みの激しい戦車戦。
いきなりこの静と動の落差が凄いんです。
改めてこれは劇場だけの魅力だと実感させてくれる迫力
の演出です。

タッグ戦という事で大洗女子に頼もしい?パートナー
知波単学園。
(パートナーにすらなってないような感じですが…)
みほが「パンツァー・フォー」の意味をまず知波単学園に
教えるところが良かった。
だけどその後、知波単学園何を思ったのか命令無視の一斉
突撃。チャーチルの返り討ちに遭いあえなく玉砕。
アンツィオ以来のお馬鹿キャラの登場に意外と興奮!

聖グロリアーナにも強力なパートナー。
満を持してカチューシャ率いるプラウダ高校の登場。
カッコイイ!可愛い!
また逢えた生意気カチューシャに興奮!
登場する時の音楽もこれまたカチューシャ♪最高です!

やっぱりプラウダ高の旧ソ連戦車隊が登場する時のBGMは
カチューシャ♪が似合いますね。
突撃してくるシーンに恐ろしいくらいピッタリ。
その前に突撃して潔く?散ってしまった知波単のBGMが
雪の進軍のオーケストラバージョンなのも良かった。
なんだか玉砕に妙に合っていた様な…

プラウダ高校にはノンナと共に流暢なロシア語で会話する
新キャラ、クラーラ登場。
2人の会話に入れないカチューシャがなんとも可愛い。
でもカチューシャがみほの事を「ミホーシャ」って呼んで
いるのが凄く印象的。
全国大会の後カチューシャにみほに対して特別な感情が芽
生えたのでしょうね。2人の距離がグッと近くなっている
ようでなんだか嬉しかった。
カチューシャの一方的な気持ちかもしれませんが…。

さらに聖グロリアーナにも巡航戦車クルセイダー部隊を
率いる新キャラ、ローズヒップ登場。
スピード狂のぶっ飛んだ女の子。
ヒャッホゥ!最高だぜ!みたいな。
紅茶もこぼしまくり…
アンツィオ高校のお株を奪うようなな機動力にビックリ。
序盤から楽しませてくれますね。
でもどう見ても聖グロリアーナのキャラでは無い違和感が
あったのは私だけ…
あとアッサムちゃんが普通に喋っているのにちょっと
ビックリ!

いつの間にか定番化しつつある大洗女子vs聖グロリアーナ
の一戦はまたもや大洗市街地へ。
本編を上回る市街地での砲撃戦。

公認とはいえここまで壊していいの?
って思わず私でもツッコミたくなる様な砲撃!&破壊!

滅茶苦茶に壊される大洗町役場、そして市街戦と言えば
恐らくあの有名なお店絶対出てくるはず…はず…はず…
そう思ってたら出てきました。

割烹旅館「肴屋本店」。

クラーラのT-34/85が直前のカーブを曲がり切れず突っ込
む〜!って思ったらギリギリで見事に停車。
流石に2度もないよねーって思った次の瞬間ローズヒップの
クルセイダーMk.ⅢがT-34/85に突っ込みしかも爆発炎上。

TVアニメ版より更に酷く壊れている気がする。
しかもほぼ全壊のような…

でも店主は毎度の大喜び!「ヤッタァァ!」

凄いですね。新キャラ2人に壊されるんですから。
これでまた聖地巡礼の御客様が増えるかな?
大洗観光協会万歳ですね!

突然海から出てきたKV-2。なに?海獣?
ビックリです!
KV-2の砲撃でホテルも1フロアが吹き飛ぶくらい破壊!
もうやりたい放題!
ショッピングモールを駆け抜けたり、エスカレーターを
戦車で降りたりとツッコミどころ満載。
でもこれがガルパンの魅力の1つなんですよねー。
一応、発砲禁止区域があるのは何だかホッとしました。

あっ立体駐車場でのシーンはTVアニメ版とリンクしてて
ちょっとドキドキ。
裏の裏をかいた演出が面白かったですね。

ノンナが神社の階段を戦車で降りる時、手を合わせていた
のも印象的。
水族館のお魚大丈夫なのかなぁ。ペンギンさんはちょこち
ょこ逃げていたけれど。

市街地を抜け最後は海岸での砲撃戦。
手に汗握るフラッグ車同士の撃ち合いを制したのは…
カチューシャが身を挺してかばうことで装填が間に合わな
いあんこうチーム。みほの焦る姿が印象的。
一瞬のチャンスを一撃でものにしたダージリン率いる聖グ
ロリアーナ&プラウダの勝利!

今回も熱い戦いを繰り広げた大洗女子学園。
ダージリンはみほが練習試合を含めて唯一勝てない相手に
なってきましたね。
これも何かの伏線なのかな?
いつかはみほに勝ってもらってダージリンがどんな格言を
言うのかそれも楽しみかな。
これでまた一つダージリン様のラスボス感が増えましたね

あっ、もう1つ嬉しかったのが桃ちゃん初撃破おめでとう!

ゼロ距離からでも外す桃ちゃん…
たまには当ててよ桃ちゃん…

大洗女子学園戦車道チームで未だ撃破のなかった、カモさ
ん、アリクイさん、カメさんチーム。
カモさん、アリクイさんに先を越されちゃったけれど
闇雲に撃った1発がローズヒップのクルセイダーMk.Ⅲに
命中!
偶然とはいえ嬉しい瞬間でしたね。
ローズヒップも初登場で撃破された相手が桃ちゃんって
いうのもなんだか…凄いです…。
っていうか桃ちゃんの流れ弾に自分から突っ込んでいった
様な感じでしたけれど…
まぁ桃ちゃんの初撃破という事で。

そしてそしてなんと言ってもウサギさんチームの丸山紗希
ちゃん。

梓「紗希が何か言おうとしている!」

紗希「蝶々…………。」

もうこれには分かっていても他の観客と同時に爆笑。
熊本の時は丁度飲んでいたコーラを思わず吹いてしまった
ので今回は準備万端でした。
でも紗希ちゃんの後半での一言があとで大きく戦況を変え
るきっかけになるんですよね〜。
紗希ちゃんに前半の特別賞をあげたいくらい。
っていうか後半の特別賞も確定なんですが…。

各チームとも最初から見せ場がきっちり。
この辺りの演出も流石ですね。

知波単…?
最初見た時どこの高校?って思いましたけれどそういえば
OVA第6話「エンカイ・ウォー」で継続高校と共に大洗女子
に祝電を送ってましたね。
時間の都合上、柚子ちゃんに省略されていましたけれど。

そんな印象的なチームの1つ、知波単学園。
そして知波単学園の西絹代隊長。
見た目はいいんだけど、喋ると残念な人?
CV:瀬戸麻沙美さんって言うのも残念美人、無駄美人と
言われたあのキャラを思い出しちゃいました。
何かの縁?
声優さんを愛する水島監督ならではの人選かな?
「こ・う・た・い」→「と・つ・げ・き」
なぜこうなる?
これは本当にウケましたね。

その他知波単学園ではやっぱりあの子!
眼鏡の福田ちゃん。
最初は知波単の特攻精神の象徴みたいな役柄でしたけれど
戦いの中で大洗や他のチームの選手と触れ合う事でその考
え方が変わっていく様が見事に描かれていたと思います。

「無能な味方は敵より怖い」なんて言葉を思い出すくらい
の知波単学園の描かれ方はなんとも残念…

突撃あるのみ、潔く散る玉砕の美学みたいな戦い方は
旧日本軍を彷彿させる描かれ方でしたけれど、福田ちゃん
の成長を通して変わっていく知波単学園のスタイルが敗戦
をもって知る日本の変化に似ているようで感慨深い物があ
りました。

あとアヒルさんチームをアヒル殿?と呼び慕っていく姿が
なんとも可愛い。
私的に大洗女子で1番練度の高いと思われるアヒルさんチー
ムが戦いの中で育てているようで。
やっぱり八九式が先輩だから通じるものがあるのかな?

でもアンツィオといい知波単といいこういうおバカで勢い
しかないけれど心は熱いキャラ私は好きです。

試合の後はいつものお風呂シーン。はい。
特別必要なシーンとは思いませんけれど、嬉しい人には
嬉しいサービスシーンという事で。
あれだけのメンバーでの入浴シーンはもう2度と無いと思う
ので…
そんな和気あいあいとした雰囲気の最中に生徒会長:杏ちゃ
んに緊急招集。
大洗女子学園に再び試練が襲いかかります。
{/netabare}

⑵大洗女子廃校通達後の仮校舎での生活編
{netabare}
全国戦車道大会制覇で撤回されたはずの廃校の危機は
撤回されるどころか即時廃校の急展開。
本編では「全国大会で優勝したら廃校は免除」という約束
だったのに文科省の役人の
「あれは口約束に過ぎない。検討の結果、やっぱり大洗女
子は廃校が決定した。」といういかにもお役所展開。

そういえばTVアニメ版でも杏が
「まさか優勝校を廃校にはしないよねぇー」
って言った時、あのメガネ役人はメガネ「カチャ」って言
わせただけで返事はして無かったですものね。

学園艦は解体、戦車は没収、生徒はそれぞれ転校という
仕打ちに失意のドン底に堕とされる大洗戦車道チーム。

そんな彼女達に一筋の希望の光が…
突如学校の上空に現れた1機の大型輸送機。
なんとC-5ギャラクシー!
開発当時は世界最大の米軍の輸送機なんです。
凄いんです!
音楽も相まって本当にカッコいい!
これには私もビックリしました。
凄いですね、サンダースの物量というか資金力。
戦車を次々と運び込み、紛失したという形で一時預かり。
颯爽と去っていく姿は本当にカッコ良かった。
ケイちゃんグッジョブです!

でも学校や試合が決まるまで預かってくれるのかと思って
いたら仮校舎が決まるや否やまたもやC-5ギャラクシーで
戦車を、しかも空中投下でのデリバリー!
これこれ、私見たかったんです。
戦車の空中投下!
「届けたからね〜」みたいな
なんとも言えないサンダースのキャラ豪快ですね。
ギャラクシーを操縦するナオミもカッコイイ!

先の見えない不安の中それぞれ日々を送る大洗戦車道部。
いつもは真っ先にうろたえる桃ちゃんが会長を信じ率先し
て動く姿がなんだか意外。

「会長がいない時こそ我々が…!」
えっこんなキャラだったけ?

リヤカーで荷物を運びパイプ椅子に押し潰されそうになっ
た時、会長帰還。泣きじゃくる桃ちゃん…

私まで目頭が熱くなるシーンだったのに…

アンコウライトの二宮金次郎に思わず…笑
ダメですよアレは。面白かったけど。
そして会長が帰ってきたらいつものポンコツ桃ちゃんに…

逆に1番しっかりしていたはずの風紀委員が…
なんとも…1番問題児化してましたね。
普段真面目な人程こうなっちゃうんでしょうか…
コンビニでたむろって焼き鳥…
きゅうりのヤケ食い?なぜきゅうり?
「風紀委員が地元の学生と喧嘩してまーす!」
笑っちゃいました。
「ルールは破るためにあるのよ」
まさかの思考的変化が面白かった。
風紀委員のやさぐれ方で桃ちゃんの実直さが俄然際立ちま
したね。
でも麻子との絡みは良かったなぁ。

前回の失敗から何かを学んだのか突如、筋トレに励む
アリクイさんチーム。
何故かサバイバルに目覚めてしまったウサギさんチーム。
(秋山殿の影響?)
あの魚の干物?燻製?が気になります。
そして山の中だろうが活き活きとしている秋山殿。
この子本当に楽しそう。

大洗女子廃校を一旦は受け入れざるを得なかった会長:杏
でしたがやっぱりこの人はやる時はやってくれます!
やってやるんです!
たった一人で戦車道協会の会長・西住流師範といった上層
部に訴え、正攻法で文科省役人との交渉。
約束を蔑ろにする行為こそが文科省が誘致を進める
「戦車道世界大会」のテーマに反すると。

そしてとても条件は厳しいけれどもし大学選抜チームに
勝ったら廃校取り消しという誓約書をとりつける事が出来
ました。
TVアニメの時もそうでしたけれどいざという時の会長
やっぱり頼りになりますね。
干し芋ばかり食べて「だよねぇ〜」だけじゃ無いんです。

しかし約束を取り付けたとはいえ条件はほぼ絶望的なもの
30対8の殲滅戦…
フラッグ戦ならまだ僅かでも希望がありそうですが、こう
なると流石のみほも不安な気持ちを隠せません。

厳しいけれど大学選抜に勝ちさえすれば廃校は撤回。
みんな笑顔で「がんばるぞ〜!」ってその時みほと
ちらっとみほを見た秋山殿の表情だけが曇るのが印象的。

恐らくみほの頭の中はこの時既に圧倒的な戦力差にいかに
対応するかでいっぱいだったのかな?
いつも1人で悩むみほらしい表情。
秋山殿も恐らく大学選抜の車輌の能力等既に把握していて
戦術に関してはみほの気持ちが分かる唯一の存在。
そんな2人の思考的な絆を感じさせるシーンでした。

そしてみほとまほ。
この中盤ではみほに対するまほの思いがひしひしと伝わり
ました。
黒森峰の隊長としてではなく、西住流の一員としてでもな
く、みほのただ1人の姉として妹を思う気持ち…

みほが転校の承諾書に親のサインを貰うため熊本の実家に
帰省した際、なんだか微妙に嬉しそうな、ホッとした様な
とした表情で迎えるまほ。

みほと母親のギクシャクした関係を考え母親に嘘をついて
までみほの為に承諾書を準備してあげたまほ。
TVアニメ版では見れない表情がいっぱいでとても印象的。
まほ、みほ姉妹の幼い頃の回想シーンはとても微笑ましか
ったですね。
みほがあんなに活発で明るい女の子だったって思わなかっ
たから。
姉妹で過ごした思い出の場所。Ⅱ号戦車での思い出。

高校1年生で黒森峰の副隊長に抜擢され、恐らくその時まで
はあの明るくて活発で戦車道でも無双的な強さを発揮して
いたのでは…
でも全国大会でフラッグ車でありながら勝負よりも仲間を
助ける事を優先し、チームはプラウダ高に敗北。
大会10連覇も逃す…。

熊本から、黒森峰から逃げる様にして辿り着いた大洗。

そこで大洗女子の危機を救います。そして大洗女子からみほ
自身も救われます。

やっと見つけた自分の戦車道。

1番わかっているのはまほなんですね。
みほの才能も、みほの気持ちも…
まほのみほに対する思い、凄く伝わります。

いろんな事情が重なってボタンを掛け違えているけれど
1つづつ元に戻していくようで作品中盤での重要なシーン
だったと思います。

この中盤では会長:杏の存在と大洗女子戦車道部への思い、
ライバル校同士一致団結そして戦車道への熱い思い、
西住姉妹の過去から現在への関係と互いの思いがそれぞれ
沢山詰まった、終盤での最終決戦へ向けての気持ちを高め
てくれるとても重要なお話だったと思います。

そしてこれだけのキャラを埋没させる事なく、魅力的に演
じさせる脚本、吉田玲子さんに感謝です。
{/netabare}

⑶大洗女子存続を掛けた大学選抜との試合編
{netabare}
いよいよ大学選抜チームとの決戦。
この作品最大の見せ場、私的には迫力とスリル、面白さと
感動のバトルシーンだったと思います。
つまり全部詰まっているという事です。

はっきり言って2回目でもまだ細かい所まで把握しきって
無いので印象に残った点を。

大学選抜vs高校連合というよりもいつの間にか西住vs島田
という2大戦車道流派の対決の構図に。
島田流の娘であり飛び級で大学に進学した天才少女・島田
愛里寿 。
まず私的にはCV:竹達彩奈さんていうのが嬉しかったです。
でもなんだか捕らえどころの無いキャラというかこの劇場
版の為だけに出てきたとしたらちょっと勿体無いかなぁっ
て感じでした。
ラスボス感は伝わるのですがもう少し素性を掘り下げて
欲しかったみたいな。
あと副隊長以下の3人も。
もしガルパンがまだ続編があるなら楽しみなキャラです
ね。

そんな中話を聞きつけたダージリン様。
オレンジペコがモールス信号を打電。
ダージリン様どんだけ大洗女子(ていうか、みほ?)
の事好きなんでしょうね。

大洗女子の前に続々集まるライバル校達。
王道の友情展開とか言われようが関係ありません。
ただただ胸が熱くなります。
聖グロリアーナ・サンダース・プラウダ・アンツィオ・
黒森峰そして継続高校。知波単いたかな?

まさにガルパンオールスターズ!
こんなドリームチームを見る事が出来る日が来るとは
思いもしませんでした。

ダージリン「お茶会の会場はここかしら?」
ケイ「ヘイ!私達も参戦するよ!」
カチューシャ「私達がカッコ良く最初に登場したかったの
に!」
アンチョビ「今度は間に合ったぞ!」
まほ「助太刀するぞ。」
ミカ「戦車道は人生…」
こんな感じでしたでしょうか?
登場する時の音楽も最高!

私的にはアンツィオのアンチョビ姐さん、カルパッチョ、
ペパロニの3人がP40ではなくCV33で登場したのが鳥肌
立つくらい嬉しかったです。
やっぱりアンツィオはカルロヴェローチェですよねー。
「ドゥーチェ!ドゥーチェ!」

でもこんな軽戦車以下の車輌でどうやって闘うの?
逆に足手まといじゃないの?って感じですが後半素晴らし
い役目が待っているんですよね。

大洗女子に短期転校手続きで戦車は私物として持ち込み。
そしてなんと言っても大洗女子のセーラー服姿が…
まさか、まほ姉のセーラー服姿を見れるとは思いませんで
した。
ちょっと嬉しいサプライズですね。しかも可愛い!
アンチョビ姐さん、ダージリン様、ケイちゃんなどなど
みんな可愛いんです!
カチューシャ袖長すぎ…
まさに「大洗女子制服コスプレ大会!」
「一度着てみたかったのよね」
でしたでしょうか?ダージリン様、お茶目…

特にTVアニメ版ではとにかくクールな印象が強かった
まほですが意外とノリがいいのにちょっとビックリ。
作戦会議で作戦名を決めようってなった時、みんなが
好き放題言い出して、最後はまほがきちんと締めてくれる
と思っていたら、
「ニュールンベルクのマイスタージンガーはどうだ」
ってちょっと笑っちゃいました。
ワーグナーを持ち出すなんて意外とユーモアのある人なん
ですね。

それにしてもみほの「こっつん作戦」って…笑
納得する皆んなも皆んなですが…
ボコの魅力といい、さおりんの気持ちわかるような…

そんな大一番でまずもうこれ本当に胸が熱くなって思わず
涙が出ちゃったのがプラウダ高校。
これ本当に泣けました。

カチューシャを助ける為に1人また1人…
KV-2に至ってはまさに弁慶のようでしたね。
まほがカチューシャに言った
「信頼と崇拝は違う」
という言葉がとても心に響きます。

ロシアの可愛い暴君的なキャラのカチューシャ。
そんなカチューシャを身を挺して助ける仲間達。
副隊長ノンナの最後の一言。

「カチューシャ…あなたは一人でも闘える…」

何かに気付く様なカチューシャ。
あのカチューシャの悲しくて絶望的な表情は2度と見れない
かもしれませんね。

ていうかこれ絶対死別してますよね…

ここまで涙を誘っておきながら試合終わると仲良く会話
してるんだから、もう本当にガルパンのイジワル〜って
感じです。
みんながカチューシャの事大好き。とても胸の熱くなる
シーンでした。
カチューシャを励ますダージリン様やっぱり素敵です。

そしてそしてアンツィオ、カメさん、アヒルさん、継続高
の4輌、軽戦車どんぐり小隊によるカール自走臼砲攻略。
最終決戦山場の1つ。
この作品を通してMVPをあげたくなるアンツィオの働き
最高でしたね。

巨大迷路で逃げまくるあんこうチーム。
それを追いかける大学選抜チーム。
いくら追っかけても巧くスルリとかわす絶妙なコース取
り。
んんん!って思ったらジェットコースターの頂上にアンチ
ョビ姐さん!あんこうチームにナビゲーション!
それに気付いた大学選抜チームもチャーフィーで追いかけ
る始末。
アンツィオCV33ならまだわかるけど普通の戦車でジェッ
トコースターの線路を…
わかってます!そんな事はどうでもいいんです!
これがガルパンなんです!
お祭りなんです!

CV33vsチャーフィーの派手な逃亡戦。
CV33にぎゅうぎゅう詰めのアンチョビ、カルパッチョ、
ペパロニの3人が可愛いくて楽しい。
やっぱりこの3人最高ですね。
最後は「ヘイ!タクシー!」

でもあの迷路の中での戦車の動き本当に凄いと思います。
滑らかな砲塔の動きや車体の切り返し。
言葉では上手く言えないけれど緻密な作画にただただ感服
しました。

そんなアンツィオを含むどんぐり小隊でのカール攻略作戦
なんですが、まずカール自走臼砲?なんなんでしょうか、
一体…
突然空から爆弾が降ってくるみたいな…
600㎜砲弾ですよ…
こんな兵器を直前で承認する文科省のえげつなさ…
高校生相手に、ここまで廃校に拘る理由はなんなの?
ってちょっとマジに腹立たしくなりましたね。

でもあの威力は劇場で見ていてもビックリ!
最初の1撃が来た時、館内ビリビリ揺れたような…
まさにアルマゲドンって感じ…
あれ直撃したらいくら特殊カーボンで保護されていても
ただじゃ済まないですよね。
ただシーンに圧倒されて何輌、誰の戦車が戦闘不能に
なったか2回目でも覚えてないくらいです。

そんな邪道な威力を誇るカール自走臼砲をどんぐり小隊で
やっつけるんだから楽しく無い訳が無いですよね。
TVアニメ最終話の対マウス戦を思い出しました。
あの時もカメさん、アヒルさんチームの捨て身の連携で
Ⅳ号が見事に仕留めましたから。
「軽戦車じゃないし〜」「中戦車だし〜」
思い出しちゃいました。
今回も何かやってくれるはず!

そんな私の期待以上の作戦。

杏「この四両で仕留めちゃおう!」
会長〜いくらなんでも…
でもこの決断力と実行力!やっぱり杏は凄いですね!

恐らくアニメ映画史に残るであろう、カール自走臼砲vs
どんぐり小隊!
アヒルさんチームとアンツィオの殺人レシーブ!
横転したカルロヴェローチェの履帯を回転させ勢いを
つけてカメさんジャンピングアターック!
凄い!ついにカメが空を飛んだ!
ではなくてヘッツァー空を飛ぶ!
バレー部顔負けのバックアタックですね。
こんな感じでしたでしょうか?

本当に凄いですね。
それぞれのキャラにそれぞれの役割。
対マウス戦に勝るとも劣らない興奮のバトルでした。

どんぐり小隊で後方支援していた継続高校。
はっきり言って謎だらけのチーム。
TVアニメ版でも名前が出たくらいで劇場版でいきなり登場
知波単もそう。
でも63回全国戦車道大会では2校とも黒森峰に負けている
んですよね。
知波単は1回戦で、継続は2回戦で。
しかも知波単は短時間で全車両撃破されたみたい…
このあたりも何か関係があるのでしょうか?
でも継続高校の隊長、クールな女の子ミカ凄く気になりま
すね。
私的にはちょっとダージリン様とダブるような感じです。
CVも能登麻美子さん。謎めいた感じが良く出ていたかも。

そんな継続高校の戦車BT-42。
履帯が外れてもハンドルをつけなおして華麗に走行。
なんだかルパン3世みたい…
ビックリしたというか素直に欲しくなっちゃいました。
カルロヴェローチェCV33以来です。
そしてミカの手にしていた楽器の音色がまたいいですね。
ミカが弾きだして戦闘に入るシーンとか鳥肌立ちました。
何だかミュージカルの1シーンを見てるみたいでこの作品の
中でも大好きなシーンの1つです。

ミカも劇場版最初の方から出ていたし、何だか謎めいた
人物。
島田愛里寿ちゃんと同じく凄く気になるキャラなので
是非続編での登場を期待したいです。

「各自が出来ることを」という言葉通りのキャラの活躍も
沢山ありましたね。

いっぱいあり過ぎて思い出せないくらいなのですが、中で
も私的に印象的だったのがアリクイさんチームですね。
TVアニメ版ではアリクイではなくアリさん程にしか役に
立っていないネトゲチーム。
ほぼ見せ場ゼロ。
そんなアリクイさんチームがまさかの筋トレでパワーアッ
プ。
「おっしゃぁー!」重たい砲弾を込める姿が格好いい!
そしてその成長を誇示するかの様なマグレでも何でも無い
大学選抜戦でのパーシング撃破。
これは凄いですね。
ゲリラ的な西住みほ流の戦い方を体現しているアヒルさん
チームが大洗女子の中でも最も練度の高いチームだと思い
ますが、この急成長のアリクイさんチーム。
その秘めたるポテンシャル、是非とも続編叶うなら見てみ
たいものです。

そしてそしてウサギさんチーム。
はい、後半でも来ました。丸山紗希ちゃん。

「観覧車……。」

後半でも特別賞あげちゃいます。
これって意図的に観覧車を使えって言ったのでしょうか?
それともだだ「蝶々…」の時みたいに目に入ったから
言っただけなのでしょうか?
理由はどうであれ圧倒的不利な状況を変えてくれる観覧車
大作戦のきっかけを作ってくれました。
これだけセリフ少なくてインパクトのあるキャラ、
中々お目にかかれませんね。

あっ話は戻るけれど、学園艦とお別れする時、いつもは
皆んなと違う方向を見ている紗希ちゃんが皆んなと同じく
学園艦を見つめている姿が印象的でした。
ボォ〜ってしている様な紗希ちゃんだけど彼女もやっぱり
大洗女子に何かしらの思い入れがあるのかなぁって思わせ
ワンシーンでした。

ウサギさんチームがサンダース高のアリスをタカシネタで
イジるのが面白かったですね。
TVアニメ版サンダース戦でしたでしょうか?
アリス「タカシ…どうしてあの娘を選ぶのよぉ〜」
みたいな。
もう本当にこういう細かいネタが随所に散りばめられてい
てスタッフのキャラに対する愛情をいっぱい感じちゃいま
すね。
まだまだ他にもいっぱいあるんですよー。

大学選抜T28をサンダース高・ナオミと連携して橋の下
から仕留めたダージリン様。
そのいつものエレガントな立ち振る舞いからは考えられな
い、捨て身の戦法をとるところにダージリン様の奥に潜む
ラスボス感が私の中でますます急上昇。
やっぱりこの方は底を見せてないですね。
友の為ならなんでも出来る。本当のエレガントさを兼ね備
えたダージリン様やっぱり素敵です。

ダージリン様のついでに聖グロリアーナ・ローズヒップ。
「リミッター外しちゃいますわよ!」からのチャーフィー
撃破からの自爆…笑
絶対彼女アンツィオかサンダースのキャラですよね!

このまま書き続けると延々と続きそうなのでそろそろ
島田愛里寿 vs西住姉妹へ。

西住流と島田流の一騎打ち。
と言っても2対1ですけれど。
まず島田愛里寿ちゃんの無双っぷりが凄すぎてある種の
恐怖心さえ感じました。
大洗女子に翻弄される大学選抜。
それまで戦況を見守っていたけど、突然歌い出したかと
思ったら(この歌が竹達さんらしくて…ちょっと…笑)
自らのセンチュリオンで出陣。
士気の上がる大学選抜チーム。
知波単、あひるさんチーム、ウサギさんチームを瞬く間に
撃破。他にも数輌。
とにかくその動きが凄すぎます。
挟まれたと思ったらすり抜けて仲間討ち。知波単…
追い詰められた様に見える山?丘?の頂上から一気に滑り
落ち、みほの真下につける圧巻の動き。
まるで忍者みたい。
2対1とは思わせないその華麗な動きに目がついていかない
くらいです。
とにかくカメラワークが凄いですね。
目まぐるしく動き回る攻防戦。

しかし戦いはいよいよ最終局面へ。

セリフ無しのラストバトル。言葉は要りません。
動きだけで充分伝わります。
みほの「左手は添えるだけ…」
凄いです、このシーン。震えました…
やっぱりガールズ&パンツァーの主役はみほなんだ。
改めてそう思わせるシーンです。
  
そしてまほ。
ちょっとしたボタンのかけ違いですれ違っていても
やはり姉妹。
息がぴったりと合う描写に感動します。
西住流とはかけ離れたみほの作戦に従うまほ。
妹を撃つ時の表情がなんとも…
2回目の視聴でわかったんですけれどあれは空砲だったんで
すね。
これが「こっつん」なのかな?

「大洗女子学園の勝利!」
蝶野教官(CV:椎名へきるさん)の声も何だかいつもより
感極まっている様に感じましたね。

エンドロールも凄く良かった。
参加チームの帰り道のシーン。
最初に流れるのがみほとまほが会話するシーン。
まほがみほに何かを言っています。
ちょっと切なそうなかんじで…
みほも言葉を返します。
固い握手を交わして笑いあう2人。
どういう会話を交わしたのか想像が尽きません。

しかしアンツィオ本当、楽しそう!
{/netabare}

2回目の視聴で私の評価も5点満点に上がりました。
ストーリーの足りない部分を補ってもお釣りがくるくらい
の作画、音楽、キャラ、声優の魅力。
何より私のアニメの評価で最も重要視している
「心の震え」がありました。
「戦車道は人生」何気にミカの言葉が心に響きます。

登場する戦車、人物共に非常に多いですので情報量が多く
て1回や2回の視聴ではなかなか処理できない部分もありま
すが、その点これから何回見ても新しい発見があるかも
しれません。それも楽しみですね。

改めてこの作品、関係するスタッフ皆様の並々ならぬ
ガールズ&パンツァーへの愛情と情熱が結晶となった作品
だと思いました。
水島監督のツィートによると完成したのが公開4日前。
なんと!
水島監督だけについ頭の中で納品の為に全国に走り出す
武蔵野アニメーションのスタッフの姿が蘇ります。

どれほどの苦労があったのでしょう。
妥協を許さない水島努監督をはじめ制作スタッフの情熱に
ただただ感謝と敬意の思いしかありません。

色んな今後に繋がる様な気になる場面もあったのでファン
としてはやっぱり続編を期待しちゃいますけれど、今は
ゆっくりとその時を待つことにします。
制作関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
そして有り難う御座います。
{/netabare}

投稿 : 2016/11/30
閲覧 : 1237
サンキュー:

79

かつ→→→ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最the高

物語
ネタバレ含まない言い方ですごく大雑把に言うと
大洗女子学園に再びピンチが!!
どう乗り越えるか!!
ってゆうお話。


作画
文句のつけどころがない。
ほんと星5つじゃ足りない。
戦闘シーンなんて原画とCGの圧倒的物量見せられて度肝抜かれた。2時間なんて微塵も感じさせないくらいの出来。
それに日常シーンも些細な表情とか仕草がたまらく愛しくてスタッフの愛を感じた。


声優
それぞれの声優さんがお祭りのごとく楽しんでる様子が聞いていて感じ取れて凄く好印象


音楽
音楽もアニメ版然り相変わらず良い。
ベートーベンの
デデデデーンとか聞いただけで凄く高まった。それに何と言っても音響。これは映画館で聞くべき。じゃないと一生後悔するレベル。爆発音やらエンジンの音やら本当に最高だった。


キャラ
今回新キャラもぼちぼち出てきて、もともとのキャラ数多いし覚えらんねーよwwって感じは多少あったけども...ノリでカバー。笑
それに何と言ってもカチューシャたそが大活躍(?)してわたし的に大満足。
あと西住姉妹のやり取りは必見。すごく良かった(´;ω;`)ブワッ


感想
個人的に今まで見てきたアニメ映画の中でも五本指に余裕で入るくらい面白くて本当に大傑作でした。
無駄なシーンが何一つないし、なんといっても話のテンポの良さは神。
今こうして書いてる途中でも余韻がぁぁああぁあああぁああああああ.....
本当に本当に自信を持ってオススメできるアニメ映画なので是非見ることを強く推薦します!!!!!

投稿 : 2016/11/15
閲覧 : 204
サンキュー:

13

ネタバレ

亜盗 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ガルパン嫌いなおれがみた結果

はじめにガルパンが嫌いです。
華道・・・分かる、茶道・・・分かる、戦車道・・・ん?
ここにひっかかってしまってTV版のは最後まで見れてません。
友達に「これ殺したらだめなんですか?」ってきいてみたんですが、「部活みたいなもんだから、殺しを目的としてない」的なことを言ってました。
JKになんかやらせるシリーズも嫌いなのですが、この映画はよかったです。
戦闘シーンがかっこよかったです。女子同士の絡みとかみたくなかったので、後半は楽しめました。
戦車は戦争で使うものですから・・・日本て平和デスネ

女の子しか出ませんので、拒否反応でるかたにはお勧めしません

投稿 : 2016/11/14
閲覧 : 233
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったです。

ただ、戦闘シーンが長すぎて疲れました。
それに大洗女子高の廃校ネタは二番煎じですし、
それに、まるっきり戦力にもならない「チハタン学園」の戦車が六両も参加してたのがわけわかりません。
その分、もっと戦力になる戦車を増やすべきです。
フィンランドの低性能戦車B42戦車がティーガー1と同性能と言われるパーシングを三輛も撃破したのもありえない話しです。
とはいえ、全体的には大迫力で楽しかったです。

ガルパンはあくまで戦闘作品ではなく「可愛くて楽しいギャグ作品」として見るのが正解なんでしょうね。

投稿 : 2016/11/12
閲覧 : 195

自趣関 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高のファン向け映画

テレビ版を見てこんなの危ないだろとかこんな作戦で勝てるなんて浅い競技なんじゃない?とかあんなでっかい船作れるわけないだろなんて突っ込まずに
ただ熱い!可愛い!格好良い!と楽しんでいた人用の映画だと思います。

ストーリーに少し無理があるところやそんなの有り?って所がありますがそういう所はすべからく面白さに繋がっておりこうすれば面白くなるんだからいいだろ!って製作者の方々が言っているように感じます。

短い時間の中でテレビ版では掘り下げることのできなかったキャラたちを掘り下げて戦車戦もぎっしり詰め込んでいます。

大音量で流れる戦車の駆動音と砲撃音を聞いて何度も劇場に足を運んだ方々の気持ちがわかりました。

私は頭空っぽにしてうおぉと盛り上がった口なので95点の評価を付けさせていただきます。

投稿 : 2016/11/09
閲覧 : 178
サンキュー:

4

ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

暴れだす×××先輩の雄姿にシビれてしまった

劇場版見ました。構成としては、いかにも少年誌的でよかったです。
{netabare}かつてライバルだった1期の対戦相手が集結して共に戦う構成はTVシリーズの集大成といった感じで、何故かキャプテン翼を思い出しましたね。

テレビシリーズを見た大分後での視聴でしたが、音と映像は見事でした。
何より観覧車先輩が暴れだす所のダイナミックさには思わず目を奪われてしまった。
ようやりますわ……。アレを思いつく発想もそれを映像化しようという技術も凄すぎて思わず言葉を失ってしまいました。

話的には相変わらずデンジャラスなスポ根なのですけどね。
ガルパンはアニメで人を呼ぼうとして成功した数少ない例でしょうが、建物がぶっ壊されて「やった予算が下りる!」とか喜んでるオッサンとか。観光スポットとしてもいいネタになったという事なのでしょうか?
あの反応は、資本主義的には正しくても人間的にどうなのかなってちょっと思いました。

それにしても、破壊された町の修理費用を動かせるほどの予算を、連盟はどうやって捻出してるんでしょうか?
まあこの辺は、深く考えるなよって感じなんでしょうけど。
何度見ても後始末が無茶苦茶大変そうな競技だなって思います。
キャラ点がイマイチ伸びないのは、破壊された建物に対する憐憫の情って奴が欲しかったからかもしれません。(失礼、私Gガン信者なものでしてね…{/netabare}

投稿 : 2016/11/06
閲覧 : 272
サンキュー:

11

ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今更ながらですが視聴しました。思ってた以上に面白かったと思います。

TVアニメ版は視聴済にて。
OVA(いわゆるアンツィオ戦)は都合によりまだ観てません。
レンタルしてはあるので、近く観るつもりです。

ということで、
レビュータイトル通り、
TV放送からどれだけ?と疑問を抱く程には
間があいてますが、この度視聴と相成りました。

TV放送10.5話で一度切れてるので、
実質1話からぶっ続けでここまで観たわけですが・・・。


感想と採点-----

●物語●
{netabare}
とりあえず端的に表現するならば・・・
面白かった。
熱かった。
感動した。

再び迫る廃校の危機に対して、
(TV版当時は廃校ブームだったような記憶が)
TVシリーズまではライバルとして戦った他校の面々から
協力を得て奮戦する姿は・・・。
息を飲んで戦いの行方を見守りました。
明らかに(色々な意味で)格上を相手に一歩も退かず、
あくまで「らしさ」を貫いて戦い抜いた姿は
涙無しには視聴できませんでした。
(ホント涙腺ユルくなったな~と)

ミリタリー関連には全く知識も情報も無い身なのですが、
それでもダレること無くここまでこれたことは
この作品の出来の良さを証明しているのでは?と思います。

今となっては見かけることの多い
「美少女+ミリタリー」コンテンツですが、
この作品はバランスが絶妙ですね。
廃校という危機感。
主人公周りの日常感。
主要メンバーの持つ背景。
戦車道での戦い。
どれかに偏り過ぎれば評価が変わりかねない、
そんな印象を抱いて視聴しておりました。

設定的な部分は・・・
かなりの力技(つまりは謎カーボン)で、
視聴者が抱くであろう疑問を
強引にねじ伏せてあったが功を奏したと思います。
(後発タイトルが無理に設定で詰めようとしてドツボってるので)
{/netabare}

●声優・キャラ●
{netabare}
TV版部分は2回以上視聴しての今作だったわけですが・・・
声優さんはともかく、
キャラと名前が相変わらず一致しなかったですね。
辛うじて何処の学校か、何処のチームか位が判別できる程度で。
劇場版になって声優陣は更に豪華さを増してましたね。

とりあえず・・・如何にも小役人っぽい文科省(でしたっけ)の対応には
腸が煮えくり返る思いで視聴してました。
廃校撤回を口約束(約束には変わりない)と無かったことにしたり、
廃校に追い込む為に半ば反則的な車両?を認めたり。
というかそもそも勝負で体裁を整えたいなら、
数くらいは何とか揃えてやらせなさいよ。
{/netabare}

●作画●
{netabare}
劇場版クオリティなはずなので、当然荒れは無かったですが・・・。
相変わらずの戦闘描写は迫力あるな~と思いました。
操縦者はともかく、戦車ってあんな機敏な動きできる物なんですか?
{/netabare}

●音楽●
{netabare}
素人としての評価でしかないですが、
BGMは如何にも戦車・軍隊(?)を彷彿とさせるものが多かったかと。
主題歌などはTVから引き続きChouChoさんということで
雰囲気を損なうことなく、これも良かったと思います。
(ストパンシリーズの石田さん的な感じ)
{/netabare}

●総評らしいもの●
{netabare}
TVシリーズを結構好意的に観れていたにも関わらず、
クール途中で放送が終わってしまったことと、
西住母・長女の存在があまりお気に召さなかったことなど
そういった面から再度着手する機会を逸していましたが・・・
ここまで観た上で感じるのは「勿体ないことしたな」という感想。
リアルタイムで盛り上がれていたら、もっとハマれたかも。
{/netabare}

投稿 : 2016/11/04
閲覧 : 311
サンキュー:

16

ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これを観なきゃ人生の損です

放送版ブルーレイ所有。
劇場版2回視聴済み。
(一般ホールと4DXホール)

監督:水島努
脚本:吉田玲子
アニメ制作会社:アクタス
主題歌「piece of youth 」:ChouCho
イメージソング「GlolyStory 」:ChouCho
挿入歌「おいらボコだぜ 」:ボコ(cv:藤村歩)
・キャスト
キャラ多過ぎで省略。(ファンの方なら分かるでしょう。)

アニメ史上最高のエンターテインメント作品と言っても過言ではないです。
上映時間2時間があっという間でしたから!
素晴らしい作品は他にもありますけど、劇場版ガルパンは別格ですね。
ちなみに「響け!ユーフォニアム」や「君の名は。」はストーリーと映像の調和を観る「静」の素晴らしさ、ガルパンはアクションを堪能する「動」の素晴らしさで視点が全く異なり比較にはなりませんので念のために。
客層もガルパンはおじさん率が異常に高いですから。

設定やストーリーは放送版やOVAでも書きますけど、ガルパンはストーリーで観る作品ではないし、序盤は戦車戦を行う切り口にすぎず、ここをとやかく突っ込んでも意味がありません。

{netabare}高校チームは特色ある学校と搭乗戦車でキャラが立っているので、人数が多くても覚えやすい。
劇場版の対戦相手は大学選抜チームですけど、正直、島田愛里寿しか覚えられなかった。
愛里寿だけでこのチームは十分か。
ちなみに愛里寿のcvは竹達さんです。

女の子を戦車に乗せる舞台装置が戦車道という発想がほんと面白いし「道」があれば「流儀」があって「家元」ですし、13歳の愛里寿が飛び級で大学生、大学選抜30両に対して大洗女子はたった8両の大ピンチです。
でも大学選抜に対抗するために各高校のライバル達が大洗女子に助っ人する設定もぶっ飛んでいながら上手い設定を考えたモノだと感心したり、呆れたり。
競技戦車の特殊装甲設定は強度のカーボンよりも対弾性があるケプラーの方がリアリティがあったかな。

エキゾビジョンマッチ「大洗女子学園&知波単学園VS聖グロリアーナ女学院&プラウダ高校」でスタート!
ここで本戦の伏線が結構あるんですよね。
知波単学園の突撃自滅はもう「病」ですけど、傍若無人キャラのカチューシャに意外な側面が!本戦ではカチューシャの本当姿がお目にかかれます。

楽しいエキゾビジョンが終わると、一転シリアス展開に。
一度は廃校の危機(放送版)を乗り越えたかと思われた大洗女子学園。
しかし、廃校撤回は「その可能性も」で「約束」ではないと開き直った文科省の担当の詭弁で廃校が現実化していきます。
某ラブライブと似ていますけど(時系列的に某ラブライブがガルパンに似ているのか)大洗女子学園の廃校が賭かった戦いです。
学園艦退艦後のそど子達風紀委員のだれきった様子が笑えましたね。
戦車の接収を免れるためにサンダース校が輸送機を出す場面、ちょっと感動。
輸送シーンも派手で迫力満点です。

いろいろ根回しをやり大学選抜チームに勝利したら学園存続で、今回は言質が変わらないように一筆をとった生徒会長、よく学習したね。大人は狡いからね。
交渉の行きがかりで事実上、西住流と島田流の対決です。

劇場版で新たに登場した高校。
【知波単学園】
隊長:西絹代cv瀬戸さん
主力戦車:九七式中戦車
軍装:帝国陸軍
九七式中戦車は別名チハ車といいます。
ミリオタの間では「チハタン」の愛称で有名です。校名の由来も分かりましたよね。
帝国陸軍の戦車に対する評価は辛辣ですけどWW2の主力チハ車は歩兵支援戦車で、ドイツやソ連のように対戦車戦を想定していない設計ですので仕方がありません。
対戦車戦闘用75mm砲を搭載した三式中戦車(チヌ)の実戦配備は1944年の暮れ以後で主戦場である中部太平洋やフィリピン沖縄方面に少数輸送されたそうですけど、これが活躍したとなれば実戦配備が行き届いた本土決戦でしょうから、チハタンで幕を引いたのは不幸中の幸いとも思えます。
隊長の西のモデルは、バロン西で有名な西中佐。硫黄島で戦死されています。

【継続高校】
隊長:ミカcv能登さん
主力戦車:BT-42(区分としては自走砲)
校名モデル:フィンランド継続戦争(対ソ連戦争)
軍装:ジャージ
特別装備:カンテレ(フィンランドの民族楽器)
フィンランドの反ロシア(ソ連)感情はヘルシンキで直に触れてきました。
どこでも隣国が非常識だと大変です。

ガルパンファンの多くはストーリーは舞台装置で、目的はアクション、大画面で圧巻な戦車戦に魅了されたと思います。

【ガルパンはいいぞ!】は、もう形容する言葉が出ないほどの圧倒的な迫力で戦車同士のアクションが繰り広げられるもの凄さを一言で表した表現ですね。
これが4DXですと、もう実戦の場にいるような効果音の解像度に身体を突き抜ける感覚の爆発音ボディソニック、音圧や解像度が全然違うんですよね!

音響はとにかく、実写戦争映画を上回る大迫力です。

戦術オタの方々はいろいろ矛盾点を言いますけど、これは実戦ではなく一応競技ですからね。人殺しの戦術とは違っていても見せ場がしっかりしていればいいんですよ。

戦闘シーンのメリハリのつけ方も引き込まれる理由です。

大学選抜の秘密兵器「カール自走臼砲」の巨弾が炸裂し、爆発音響の凄まじさと、派手な演出の爆発エフェクト!想定外の奇襲を受けた姉達の絶望感。
そこに継続高校が助っ人にあらわれ戦局が好転します。
そして、意外な活躍を見せたアンツィオのCV33、アンツィオ戦のOVAはこの為の伏線だったのかもしれません。
観覧車を使った「映画1941」のオマージュや見所も満載です。
キャラにネタを交えたスポットを当てて常にキャラ目線で戦闘を追わせる巧みな演出、縦横無尽に繰り広げられる戦車同士の熱い戦い、カメラワークもオンボードで戦車から俯瞰した景色で臨場感を盛り上げるなど、数え上げればキリがないです。
レオポンさんチームの初代ソアラが疾走するシーンもあり、とてもきめ細かいファンサービスもしてくれています。

それにしても愛里寿の指揮能力と強さは異常。
でも、最後はまほみほの姉妹愛と信頼の連携で西住流の底力を見せつけ、みほが愛里寿のセンチュリオンを0距離射撃で相討ちに持ち込むとか演出が凄すぎます。{/netabare}

水島努監督はストーリーものよりもアクションの方が向いているでしょう。
ガルパンの演出からは、とても迷家の風呂敷広げっぱなしの演出は考えられません。
人それぞれ得手不得手というのはあるんですね。

結局ガルパンの感想の締めは

【ガルパンはいいぞ!】

この一言で十分に表現されてしまいます。

作画の▲0.5ポイントは2Dのデッサンが若干崩れていたところがあったので減点です。

まだ、上映中ですので観ていない方には是非4DXホールでの鑑賞をお勧めします。

投稿 : 2016/10/17
閲覧 : 324
サンキュー:

39

polpol さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

バトルバトル

メインがはっきり。
バトルです。誰が何と言おうともバトルです。
一番規模が大きいバトルは迫力があり、ワクワクが止まらなかった。

んですけども、これはもっと尺をとってじっくりと観たかった。
正確にいうと、登場キャラたちの掘り下げを。
これは映画にして正解だなって思います。
大規模戦闘の迫力は映画館で観るには適していると思います。
けど、そのおかげでキャラが・・・。
何と言いますか、戦闘描写の為にキャラがいるって印象を受けました。
他校の皆が大洗女子学園の為に集まる部分とか熱い展開だと思うけれど、背景描写不足でそこまでノれなかった。
映画だからお祭り的展開来たなくらいしか思えない。
相手方も包帯まいた熊が好き位の印象しかない。

これ、尺あればもっと描写出来てただろうなーって思います。
正直、この話で二期またはOVAで何話かで描いて欲しかった。
そしたら、もっと好きになった作品だったなと。

とはいえ、映画映えする展開・戦闘描写ですので面白かった。

投稿 : 2016/10/17
閲覧 : 171
サンキュー:

5

ネタバレ

tea_cup さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

楽しめたけど、それほどでもなく

無理に感想を書く必要もないのだろうけど、思ったことを記録。
DVDレンタルで自宅で見ました。なので、音響も普通の2chでした。
大量の戦車を持ち込んできた相手にかつての敵が味方として参戦する、殲滅戦作品でした。

TVの総集編ではないのに、TVと同じような状況で、敵方のキャラがほとんど印象の残らなかった。

投稿 : 2016/10/16
閲覧 : 227
サンキュー:

2

ネタバレ

mrt さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

短期転校ワロタ

そこそこ面白かった。
やっぱ殲滅戦はイイネ(*^^*)
サバゲーとかだと、
フラッグ戦より殲滅戦の方が好きだから
見てて楽しかった。

投稿 : 2016/10/07
閲覧 : 219
サンキュー:

2

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劇場版 ガールズ&パンツァーのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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劇場版 ガールズ&パンツァーのストーリー・あらすじ

学校の存続を懸けた第63回戦車道全国高校生大会を優勝で終え、平穏な日常が戻ってきた大洗女子学園。
ある日、大洗町でエキシビションマッチが開催されることに。
大洗女子学園と知波単学園の混成チームと対戦するのは、聖グロリアーナ女学院とプラウダ高校の混成チーム。
今やすっかり大洗町の人気者となった大洗女子学園戦車道チームに、町民から熱い声援が送られた。
戦いを通じて友情が芽生えた選手たち。試合が終われば一緒に温泉に浸かり、お喋りに華が咲く。
そんな時、生徒会長の角谷杏が「急用」で学園艦に呼び戻される。いぶかしがる大洗女子のメンバーたち。果たして「急用」とは…?
大洗女子学園、決断の時―。新たな試合(たたかい)が始まる! (アニメ映画『劇場版 ガールズ&パンツァー』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2015年11月21日
制作会社
アクタス
主題歌
≪主題歌≫ChouCho『piece of youth』

声優・キャラクター

渕上舞、茅野愛衣、尾崎真実、中上育実、井口裕香、福圓美里、高橋美佳子、植田佳奈、菊地美香、吉岡麻耶、桐村まり、中村桜、仙台エリ、森谷里美、井上優佳、大橋歩夕、竹内仁美、中里望、小松未可子、多田このみ、山岡ゆり、秋奈、井澤詩織、山本希望、葉山いくみ、瀬戸麻沙美

スタッフ

キャラクター原案:島田フミカネ、キャラクター原案協力:野上武志、 監督:水島努、脚本:吉田玲子、考証・スーパーバイザー:鈴木貴昭、キャラクターデザイン・総作画監督:杉本功、ミリタリーワークス:伊藤岳史、プロップデザイン:竹上貴雄/小倉典子/牧内ももこ/鈴木勘太、モデリング原案:原田敬至/Arkpilot、3D監督:柳野啓一郎、音響監督:岩浪美和、音響効果:小山恭生、音楽:浜口史郎、3DCGI:グラフィニカ

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