いさ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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魔女っこ姉妹のヨヨとネネの感想・評価はどうでしたか?
いさ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
tinzei さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
7でもない さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
fuzzy さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
mimories さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
{netabare}魔女っ子が魔法の国から日本に来ました
そしたらなんかマズイ状況です
でも頑張って問題に立ち向かいます
最後は解決してお家に帰りました{/netabare}
…くらいしか小さい子供には理解できないと思うけど、いちいち辻褄だ因果性だと考えてしまう自分だって内容把握できてる自信がない。コレなかなかハードな作業だと思うんだが。
{netabare}死んだって生き返らせればいいでしょ?的な思考について{/netabare}、くらいは子供も自分のことと置き換えて考えたりするんだろうか?
ただ、それ以外の要素はさすがの高水準。
特に作画はキレイで動きも素晴らしい。キービジュアルから想像する以上のものが観られると思う。
にしてもターゲットの年齢層はどこだったんだろう?
子供向けにしては時間が長いし、大人向けにしては題名や絵柄で敬遠されそう。
どっちつかず………まさかのアニヲタ向けだろうか?
つか、日本25スクリーン/韓国118スクリーンて?
とは言え観てる最中に飽きはこないし、魔法で{netabare}アキを楽しませ泣き止ませる{/netabare}シーンなど、観てて楽しいシーンは多かったと思う。
dFRjS80566 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品の原作は未読ですが、完全オリジナルストーリーだったみたいですね。
すみれちゃん、くまちゃん、みゆきちが出演されているのを知り、視聴が楽しみになった作品です。
その時代その国には…
魔法や呪いをかけたり解いたりすることを
生業とする人々がいました。
その時代の魔の国。
樹老長さんの森で、のろい屋を営む魔女の姉妹がいました。
のろい屋では、姉のヨヨさんと妹のネネちゃんが、
魔法や呪いに関する人々の悩みの依頼を
日々解決していました。
そんなある日、森に突然異形の大樹が生えてきました。
よく見ると、大樹は見たこともない建物に絡みついています…
それは、2人が住む魔の国にはないはずの、
現代的な高層マンションだったのです!
早速調査にあたるヨヨさん。
建物内で見慣れない人影を見つけて追いかけると、
今度は足元に謎の魔法陣が浮かび上がり、
不思議な光に包まれて…。
ヨヨさんが飛ばされた先は、見知らぬ異世界。
そこでヨヨさんは、孝洋と亜紀という二人の子供に出会います。
孝洋たちは突然目の前に現れたヨヨさんに戸惑い、
自宅に逃げ帰りますが、孝洋の自宅で待っていたのは…
何と"化物"になってしまった両親の姿でした。
目の前の出来事が信じられない孝洋たち。
そんな様子を見てヨヨさんは呟きます。
「これは……呪い!?」
異世界に迷い込んでしまったヨヨさんは、
まずは孝洋たちの両親を化物に変えた魔力の元をたどることにしました。
一方、魔の国に残されたネネちゃんは、魔の国と異世界で
起こっていることには何か関連があるのではと考え始めました。
魔の国と異世界に一体何が起こったのでしょうか!?
かくして、2つの世界をまたいだヨヨさんとネネちゃんの
不思議な冒険が始まるのです!!
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
少しボリュームのあるSTORYですが、この作品のポイントを的確にとらえていると思います。
主人公のネネちゃんは、元気いっぱいの女の子…すみれちゃんの声質も生き生きとしたキャラに彩りを与えています。。
何でも絵本級の大魔法使いなんだとか…
くまちゃん演じる妹のネネちゃんは、最優秀お手本級魔法使い…
姉のヨヨは無尽蔵な魔力の持ち主ですが、ネネちゃんは生まれつき魔力は多くありませんでした。
でも、努力家で魔法中学校を首席で卒業する頑張り屋さんなんです。
ネネとヨヨはとっても仲良しで、お互い思い合っているのが手に取るように分かるところも心地よかったですし高評価です。
ヨヨが飛ばされた異世界は、現代の日本みたいな感じ…
だから魔の国とは見た目からして大きく違うのですが、違いは見た目だけじゃなかったんです。
それは魔法使いの根幹にも関わる禁則事項…
全年齢対象の骨太ファンタジーなので、勧善懲悪的な展開は微塵もありません。
そう、最初は良かれと思って…それが人の役に立つから…幸せをおすそ分けしたいから…
きっとこれ以上の純粋な気持ちなんて無いくらいの場所がスタート地点なんです。
だけど、際限無い人間強欲が純粋な気持ちを汚していくんです。
そしてそれは気持ちから形へと姿を変え、きっちり本人に還元される…
所謂、この世の理というヤツでしょうか。
でもそれを不条理だと感じる人間を守るため全力で抗うのがヨヨさん…なんですよね。
一方、ヨヨだって万能ではありません。
それが在り方から異なる異世界ならなおのこと…
だからヨヨにとって今回の冒険は、貴重な体験になったことと思います。
命の尊さ…温かな心遣い…自分より他人を優先する心…
どれも魔の国じゃ体験できなかったことなのではないでしょうか。
アニメーション制作はufotableさん…
作画もしっかりうごいていましたし、本作品でも良い仕事してくれていますよ。
上映時間約100分程度の物語でした。
掛け値なしに面白い作品だと思います。
あにこれでの人気は決して高くはありませんが、もう少し評価されても良い作品なんじゃないかと思いました。
かんぱり さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
魔法世界に住む魔女姉妹のヨヨとネネ。
姉妹の仕事はノロイを解いてあげること。
ある日、不思議な見たこともない建物が生えてきて、確かめにいくヨヨ。
それは、私たちの現代世界にあるビルなどの建物で、中に入って気がつくと魔法世界から現代世界に来てしまい・・
と、こんな感じで物語は始まります。
子供だったヨヨはなぜか大きくなってて、魔法もそのまま使えるみたい。
ヨヨとネネは何かのノロイのしわざだと思い、ノロイを解くために現代世界と魔法世界それぞれで頑張ります。
絵も綺麗だし、動きも悪くないですが、この作品のターゲットが子供向けだからか、尺が短いからなのか、物語の運び方が少し雑かなと思うところがあって、そこが少し残念でした。
でも決して出来が悪いわけではないので、若い子が見るとまた違うと思いますヨ。
あと、カエルくんがもうちょっと可愛ければよかったかな。。
それからカップソース焼きそば食べたくなりました!もちろんマヨネーズかけて。
Jun さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ShouyouACL さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Mi-24 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
pikotan さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
視聴前は子供向けと思っていましたが、大人も楽しめる面白い作品でした。
個人的には特に不満な点は無く、もっと評価して欲しい作品です。
作画は綺麗で流石ufotableですね。
背景とキャラの色合いのバランスが良く観やすいですし、カラフルな色使いがワクワク感を増してくれました。
ストーリーは劇場作品として上手くまとめられており、笑いあり感動ありで、中だるみすることなく最後まで飽きることなく観ることができました。
劇場単体作品だとCVに人気タレントなどを起用してくることが多い中、ほぼプロ声優で固めている点は良かったです。
テーマ曲「虹の約束」も良曲ですし、小松未可子さんの伸びやかな歌声がまた良いです。小松さんって歌上手ですね。
ジブリ作品のような重いテーマ性やメッセージ性はさほど感じられず、単純に親子で楽しめる娯楽作という感じがしました。
視聴者に対し制作側が「世の中こうであるべき」という主義主張を押し付けてくる作品はたとえ面白くても、洗脳されているようで私はあまり好きではありません。
この作品はそういう面が少なく、視聴後は爽快感や満足感がありました。
内容は似ても似つかないですが、サマーウォーズを観た後の爽快感と同様なものを感じました。
やはり魔法少女ものは、こういう明るいストーリーの方がイイですね。
最近多い、殺し合いばかりの魔法少女物は苦手です。
◇fumi◆ さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2013年公開のアニメ映画 100分
原作 ひらりん 監督 平尾隆之 制作 ufotable
原作の「のろい屋しまい」は魔の国を舞台にのろい屋という職業の姉妹の物語。
ヨヨ CV諸星すみれ 姉妹の姉 18歳 事故で氷漬けになって蘇生したため6歳の姿で止まった
ネネ CV加隅亜依 姉妹の妹 15歳
劇場版の本作は現代社会に召喚されたヨヨが18歳の姿に戻るところから始まる。
「かけます、ときます、のろい屋しまい」と言うことで現実世界に起こった呪いを解くということだが、
どうも上手くいかない様子が描かれています。
作画は非常に薄口でキャラも薄く、ジブリなどとは印象がだいぶ違いますね。
はっきり言って子供向けなので大人目線で酷評などは出来ない作品です。
物語は意外に分かりにくくちょっと目を離すと進んでいるような感じ。
子供と言うものは集中して観るので、意外に複雑な物語を好むのです。
でもそれは知能指数の高い子供に限られることも確かなので、
満足度ランキングは高くても不振に終わった原因ではないでしょうか。
ヨヨがミュージカル風に歌う部分や最後の魔法少女変身シーンなどは大人が観てもしびれます。
しかし、全体としてはありがちな画像、物語、キャラで特記すべきことは無い凡作に見えます。
とても楽しく最後まで見れたのに不思議ですね。
つまり、設定、キャラ、物語、は子供向け、アニメの構成は大人向けという、
バランスの悪さからくると思います。
それはジブリにも言えることですが、宣伝のパワーで押し切って、
大人も子供もなんだかわけのわからない状態で納得させてしまいます。
この作品は惜しいと言うべきでしょうか?
大人向けで作ったら名作になる可能性が高かったものを無理に子供向けに作り替えたような、
なんとも煮え切らない感覚でした。
子供向けでいいのですが、難しすぎないかと心配です。長いし。
大人の場合は、魔法少女ファンなら問題なく楽しめると思います。
薄口ですが。
Aurum さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
しっかり映画になってます。
喜怒哀楽がしっかり織り込まれ、主人公の「気付き」があり、
ストーリーがシッカリしていて、安心して観れました。
画もきれい、多色を上手く調和させてるなぁ、と感じました。
諸星すみれさん、好演と思いました。
視聴後、子供と「俺ソバ」食べました(笑)。
DB さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ちょっとタイトルどうなの?とか思ってしまいました。
それはともかく序盤は結構勢いで集中して見れたのですが、中盤からの展開がだれてしまい、さらには個々のエピソードがなんだか調子はずれな感じで最後まで集中力が続きませんでした・・・
褐色の猪 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
普通なら1クールかける様な物語を2時間弱に凝縮、
しっかりと創り込まれた紛うことなき劇場版アニメ―ション作品、
秀作です。
ISSA さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
キャッチコピー
「かけます、ときます、のろい屋しまい!」
キャラクター
ヨヨ(諸星すみれ:神撃ニーナ、ハイキューマネージャー)
・本作主人公でのろい屋姉妹の姉、実年齢は18才だがある事故により見た目は6才、地球に転生時は12、13才?
ネネ(加隈亜衣)
・のろい屋姉妹の妹、15才
孝洋(沢城みゆき)
・現代の日本に迷いこんだヨヨと出会った小学生の男子
亜季(佐々木りお)
健生(櫻井孝宏)
・孝洋の兄で化物になった両親のためにヨヨに助けを求める
概要
魔法の国で魔法で人々の悩みを解決するのろい屋を営む姉妹の姉ヨヨ
とある事件に巻き込まれて現代の横浜に転生してしまい、小学生の少年 孝洋と出会う。
所からお話は展開しています。
感想を結論から言いますと、面白かった。
こんな作品が有ること事態知らなかったし、期待してなかった事もあるけど。
作画
作画はufoのイメージと違います、京アニかジブリに近い感じ、ufoだと思って見るとガッカリするかもですがクオリティは高いです。
追記
ufoらしい「鋭さ」が影をひそめて「柔らかい」感じの作画、ジブリぽくファミリー層意識した感じですが、その辺がコケた要因だったかも…
あえてufoの「鋭さ」出せばカッコいい魔法少女アニメだった感じもします。
お話
話もテンポが良いので飽きる事ないのとファンタジーと幻想的なシーンは引き込まれ感が良いです。
声優
当時は14才の諸星すみれさんのレベルの高さと、沢城みゆきさんの少年の声も良いです。
沢城みゆきさんと確認しなければ気付かないほど少年声がマッチしてます。
総評
全然知らなかったですが、きっとジブリや京アニ作品の様に宣伝やマーケティングしてなかったので大したヒットしなかったでしょうね。
全然ジブリ、京アニ作品に負けてないのにもったいない。
対象は子供向けと言うよりファミリー向けですが、深夜帯見てるアニメに目の肥えたファンにも十分対応してるし
リトルウィッチアカデミア、この夏の公開のメアリと魔法の花にも負けてない作品だと思います。
DEIMOS さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ufotableが劇場作品を作ったとのことで観てみたのだが、正直、これは子供向けの作品。
とあるトラブルに巻き込まれた魔女がその問題を解決するという単調なストーリーなのだが、2時間映画にしては尺が長すぎる。30分アニメの1話分の内容を2時間に引き伸ばしたような印象を受ける。途中、眠たくなってしまった。
作画面ではさすがの安定ぶりだが、飛び抜けてすごいシーンがあったわけでもない。劇場作品ならそういった起伏を作って欲しかった。
タマランチ会長 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
魔法の国と現代の日本がつながり、世界を揺るがすほどの奇怪な現象が沸き起こります。これまで観たことのないような天変地異やダイナミックな描写は目を見張るものがありました。
暗喩的な表現やストーリーに込められたテーマとかはなんとなく分かるんだけど、伝わってきません。巻き起こる天変地異や災害と、その原因となっているはずのスマホアプリがどう関係していて、どうしてそうなってしまうのかがまるで謎なんですね。
いろいろ残念なところがたくさんありました。列挙します。
{netabare} ・魔力をもらう代わりに人々の願いをかなえてあげる、しかし自分勝手な願いは呪いになる。なるほど。
・で、その呪いの結果、なんであんなスライムみたいなプよプよ動物になっちゃうの?
・建物が異世界に飛んでいくのはなぜ?
・石に魔力を保存する。その石は離れるほど魔力を増す。面白い設定だね。
・で、石と石が最後にかなり近づいているんだけど、魔力弱まった感じ全然ないですね。これによる解決を期待していたんだけどなあ。
・ヨヨもネネも恋愛感情薄いよね。これも魔女の世界の住人だから?
・そういえば魔女の世界には人間の姿をした男がいない。そのせいで親子の情とかに疎いのか?赤ん坊をみつけて「わあ」と感嘆の声を上げるヨヨはなかなか新鮮だったんだが、その辺あんまり関係ないのかな?{/netabare}
今まで観たこともない画面を作ることに主眼を落ちてしまったために、ストーリーや世界観の整合性をとることができなかったように感じます。これだけの画面を創れる技術を持っているのに、もったいないことです。技術におぼれてしまったのかもしれません。
蟹チャーハン さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
評価が高くて期待して見たんですが、、、ちょっと辛口レビューになってしまいます。
魔法使いたちが暮らす異世界で起きる数々の異変。それは何かしらの魔法が原因で、呪いであると見当をつけます。ただ、誰がかけたのか、どんな魔法なのかはわからない。。。
とある現象に巻き込まれて現代にやってきた魔法少女ヨヨちゃんは、現代でも異変が起きていることを目の当たりにして、自分の住む世界の異変との因果関係をみつけます。そして、阻止しようと奮闘するのですが~。
ファンタジー作品としては高いレベルにある作品だと思うし、大人が見ても楽しめる作品ですね。キャラが生き生きとしていて、なにより子供たちの表情がすごくいい。
ただ、異変をおこす原因であるとか理由にまで話しが進む後半で失速してしまいました。感動できるシーンでまったく感動できず、波にのりきれなかった不満なところをネタバレとして書いておきます。
{netabare}
まず、この異変の原因をつくったスマホアプリの存在について。みんなが幸せになる魔法をかけたというけど、その理屈がよくわからない。
それにアプリをリリースしてから現実世界でビルなりいきなり消滅するとか事件がおきれば、いい加減、自分が原因だと気がつくだろうに、ヨヨたちと出合ったときの驚いた顔とか、お前バカなの????と思ってしまいました(笑)
幼稚園に通うかどうかの子供にあの悲惨な状況の現場でひとりで行けとか言えるお父さんもどうかだし、それは勇気とか見守られてるとかでもないと思う。あそこは這ってでもお父さんがちゃんと連れていくべきだった。
みんなが求める願い事はイコール幸せの願いばかりではない、は至極当たり前に思えるのと、事件の後だから突然、誰もかれもがみんなの幸せを願うのはご都合主義ぽい。もしそーいう展開にしたいなら、たくさんのお願いの中からヨヨちゃんが“心あたたまるお願い”をみつけて集めて大きな力にするとか、他にもやり方はあったと思う。
とまぁ、作者の中ではおもしろくて盛り上がっていくのがよくわからんだけど、自分としてはピンとこないままエンディングをむかえてしまった。。。
でも、それもひねくれモノな自分だからでしょうし、少数意見なのもわかっていますんで、他のみなさんは大いに楽しんでもらえたらと思います♪
{/netabare}
鸐 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
公式ホームページのビジュアルのヨヨの等身が低く、あからさまに子供向けという印象なのに、このあにこれの評価の高さはなんぞ?!
実際に観てみると、大人を意識したのか人間界で活躍するヨヨの姿は中学生くらいの女の子になっていました。
絵柄は貞本義行っぽく(おおかみこども的で)
また、空の境界やゴッドイーターを制作したユーフォテーブルにしては落ち着いた色彩になっていて
幼年から大人まで全年齢が受け入れやすいものを目指したのかなという印象です。
でも、物語は結構大人向けだと思うんですよ
{netabare}命の大切さに初めて気づくヨヨとビハクのシーンとか、
幸せを願って作り上げたものが、結果的に暴走してしまって世界を滅ぼしかねない状態になってしまったことに悔しさを覚えるところとか
自分勝手な願いの中に輝く優しい願いとか
ヨヨの安否を願うネネの気持ちとか{/netabare}
とても感動的なシーンでぼろぼろ泣けたのですが、小さい子は分かるのかな・・・
所々、設定的につながらないところもありますが、進め方はそれを気にさせない勢いを持って丁寧に作られていると思います。
こんな作品が埋もれているなんてもったいない!もっと多くの方に観て欲しい作品です!
371 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
renton000 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。
初見でした。100分くらいの子供向けの魔女っこファンタジー。
生と死を軸として信じる心を問う作品、ってところですかね。あまり有名ではない作品のような気がしますが、もっと評価されていい作品だと思います。大人でも感動できる秀作に仕上がっていました。
もう少し子供への配慮を:{netabare}
魔法の触媒の影響で魔の国に異変が起こる、というオープニングテーマ直後のシーンなんですけど、こんな感じで描かれていました。「触媒をまじまじと見る」→「触媒を目の前に置く」→「触媒が光る」→「会話」→「異変が起きる」
この流れがちょっと不親切に感じました。触媒が光ったことが原因で異変が起きるんですけど、会話の当事者の誰もが触媒の光に気付かないんです。会話に気を取られたとはいえ、目の前に置いた触媒は露骨に光りますからね。何で誰も気付かないの?と違和感を感じてしまいました。
普通こういうシーンでは、触媒を少し離れたところに置くとか全員が触媒から目をそらすカットを入れるとか、「登場人物は触媒を見ていないから、その光に気付いていませんよ」っていう説明をきっちり入れると思います。これによって「登場人物は知らないけど、視聴者は手掛かりを持ってるよ」という両者の情報ギャップが生まれます。
この情報ギャップって、この作品に限らずかなり大事なものだと思います。視聴者は物語の概観が分かりませんから、どこを手掛かりにストーリーを追えばいいのかも分かりません。そこで、視聴者と登場人物の間に情報ギャップを生じさせることで、視聴者に「登場人物がいつそれに気付くのか?」という指針を与え、ストーリーの展開を予測させるのです。
第一話が見終わっても、この作品は何をしたいの?なんて疑問が生まれてしまう作品は往々にしてありますが、その多くはこの「視聴者に予測させる」って視点が欠けているからなんだと思います。
こういう情報ギャップって、ごく普通に使われているためにほとんど意識することはないと思います。例えば、名探偵コナンなら「犯人側の動きを見せる」だし、エヴァなら「ゼーレの会話を入れる」だし、戦争ものなら「敵国の動きを見せる」って感じですね。たったこれだけで「主人公たちは知らないけど、私たちは知っている」情報が生まれます。私たちが知っている情報に対して主人公がどう向かっていくのか、すなわち、どのように情報ギャップが埋まるのかっていうのがストーリーの理解に役立っているってことですね。
で、この作品では出来てないって話ではありません。仕事の依頼人の顔が視聴者にはしばらく分からないんですけど、これも情報ギャップとして機能しています。「登場人物たちは知っているけど、私たちは知らない」っていう前掲の逆パターンで、「私たちがいつ知ることが出来るのか?」をフラグとして機能させるものです。つまり、私が言いたいのは「出来てない」ではなくて、「子供向けとしては不親切だ」って話です。
触媒が光った後に会話のシーンがあるので、会話に気を取られて触媒を見ていなかったんだな、という理解は可能なんですけど、理解に労力を使ってしまうせいで予測が不十分になってしまいます。もちろん大人は理解した上で予測も出来ると思いますが、子供には理解するのが精いっぱいかも知れないな、とも感じました。子供に順序良く説明するって姿勢がやや欠けている気がしたってことです。子供向けの映画を作るのなら「大人が分かる」レベルではなくて、「子供にも分かりやすく」って意識の方が重要だと思います。
これは単なる一例に過ぎませんが、信じる心が大事っていうメインテーマもちょっと分かりづらかった気がしました。
{/netabare}
話の進め方はかなり上手い:{netabare}
上記の話っていうのは、正直言っていちゃもんレベルです。平たく言うと「触媒を目の前に置く」→「触媒が光る」の間にある「目をそらす」っていうのをもっと子供に分かりやすくしろってだけの話ですからね。大人向けの作品ならあの描き方で十分ですし、あのシーンのみをもって作品の質がどうこうって話でもありません。
ただ、平尾隆之監督の作品を見るのはこれが初めてでしたので、こちらとしてはどんな監督なのか探ろうと細部まで目を凝らしますし、子供向け作品に必要な子供への配慮のところは優先的な確認事項になりますからね。
じゃあ、この監督の話の作り方がヘタなのかって言うと、そんなことはありません。大きな流れも小さな流れも、話の進め方自体は非常に上手い監督だなと思いました。
魔の国からこっちの世界に飛んで来て、「違う世界に来ちゃった!」と気付くシーンがあります。
多くの作品では、飛んで来た直後にパノラマで別世界の景色を見せて「違う!」とやってしまう気がします。飛んで来たタイミングと気付くタイミングを一致させるのです。
この作品ではちょっと凝ってて、「子供たちを追ってこっちの世界にやってくる」→「消火器を魔法のホウキ代わりにして追いかける」→「追いついた後に家の中で会話する」→「消火器に掛けてた魔法が解けて、部屋中に煙が充満する」→「『窓開けろ!』から外の景色を見て『違う世界に来てる!』」てな感じになっています。
ここでの「子供たち」っていうのが主人公ではない主要人物なんですけど、主人公と主要人物の出会いのシーンと異世界に来たことに気付くシーンが、ぶつ切りにされずに綺麗につなげられています。オープニングではこれでもかとホウキで空を飛ぶシーンが描かれていますし、そこからもつながりを感じられます。
また、このシーンからは、主人公の性格も分かりますよね。状況確認を優先する冷静沈着型ではなくて、考えるよりまず行動するタイプだったのが伝わってきます。話をスムーズにつなぐだけでなく性格付けまでしているわけですから、素直に話を作るのが上手い監督だなぁと思えました。
小さな話の流れだけじゃなくて、大きな話の流れも上手かったですね。魔の国の死生観とこっちの世界の死生観が違うっていうのが、テーマ的にもストーリー的にも重要な要素になっているんですけど、ここも段階を踏んで綺麗に作られていました。
主人公のヨヨが交通事故から小さな子を助けた後に、そのお母さんから感謝されるシーンがあって、このときヨヨは「なんで感謝されるのか分からない」と言っていました。こっちとしては感謝して当然の場面ですから、そんな感想を持ってしまうヨヨの方が分からない、というしこりが残ります。
この後の魔の国のシーンで、いとも簡単に死者蘇生がなされます。そのため、「魔の国では死が重たくないんだ」という解答を得ることができて、件のしこりが解消されることになります。この後の展開は、こっちの世界での死に触れて、生に触れて、そして…って感じに流れますが、ネタバレが過ぎるのでここまでにしておきます。
まず疑問を持たせて、次にそれを解消して、疑問が溶けているのに「この後どうなっていくの?」と感じさせるこの展開の仕方はお見事でした。
{/netabare}
山場がちょっと弱い:{netabare}
これ100分くらいの作品なんですけど、最終局面に入ってからが40分くらいあります。感動を作るスローテンポな部分も含まれていて、それ自体は非常に良いんですけど、全体としては冗長な感じを受けました。
子供向け作品には終盤のアクション要素って大事だと思います。子供の集中力ってそんなに長くは続かないですから、子供に気を引かせるための派手なアクションは欠かせません。大人ですら冗長な感じを受けたのなら、子供には尚のこと退屈だったかもしれません。
で、この作品のアクションは序盤から空を飛びまくっているのもあって、結構派手で楽しいです。でも、ずっと同じ派手さではメリハリが無くなって息切れしてしまうっていうのもありますよね。しかも、終盤のアクションはビルをよじ登るっていう地味なシーンに尺が取られていますし、感動シーンはスローテンポだっていうのもあってかなり失速してしまったような気がします。
個人的には、あのロボットにもっと活躍してもらうか、歌のシーンを入れて欲しかったです。
ロボットの活躍はちょっと地味でしたよね。もっと街を破壊してもいいのではないでしょうか。子供向け作品とはいっても遠慮はいらないと思います。ポケモンでもドラえもんでも、人的被害の無い破壊シーンは結構派手にやってますからね。
それか歌ですね。序盤の歌のシーンは、かわいくて楽しくてすごく良かったです。魔女っこもので序盤に歌を入れたのなら、最後の締めも歌で盛り上げちゃえばいいんじゃないの?と思いました。あれだけ楽しませられるのに序盤だけってのももったいないですからね。
{/netabare}
雑記:{netabare}
平尾隆之監督って本作が監督デビューではなくて、「空の境界 矛盾螺旋」っていう作品を撮っているみたいですね。私は見ていないので分かりませんが、タイトルから察するに子供向け作品ではないと思います。平尾隆之監督が今後も子供向け作品を続けるかどうかは分かりませんが、小学生以下の子供をターゲットにした作品を撮るつもりなら、もっと分かりやすさを意識して欲しいかなぁなんて思います。
なんか文句ばっかり書いているように思われるかもしれませんけど、決して文句が言いたいわけではありません。冒頭でも述べましたが、作品全体は良いものに仕上がっていますし、私は結構楽しめました。子供向け作品にはそれなりの気の使い方をすべきだっていう私の個人的な思いを述べているだけですからね。大人向け作品は相当良いものが作れそうだな、と思ったのは事実なので、次は続き物じゃない大人向け映画を見せて欲しいかな。
{/netabare}
シルメリア さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
のび太 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
魔法使いの世界「魔の国」、そこで呪いをかけたり解いたりする「呪いや」を
仕事としている姉妹ヨヨとネネ。
ある日、家の前の森に異世界から建造物が流れ込んできて巨大な樹のようになった。
そして建物を調べていたヨヨが、逆に異世界へ飛ばされてしまった。
「のろい屋しまい」とうい漫画が原作のアニメ映画作品のようです。
ぱっと見、なんかジブリと細田アニメを混ぜ合わせたみたいな雰囲気なんですけどw
ただ、しっかりとオリジナル感は保たれているので、あまり気にはならないかな?
基本は子供向けみたいだけど、きれいな作画で大人が観ても全然大丈夫という
映画クオリティの完成度、地味だけどしっかりと作られた作品でした。
ただ、興行的には失敗だったとか、子供向け作品は難しい。
一緒にいったお母さんの方が、けっこう楽しめた作品だったかもw
米麹米子 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
魔の国に住む呪い屋姉妹、ヨヨとネネ。
ある日大きな大樹が生えて来て
二人にとっては見た事もない
現代的な建物が絡み付いています。
ここから話は動き出します。
時間にして100分くらい。
これがね…とてもよくまとまっていて
世界観とか配色とかもいいし
大人にも子供にもオススメな一品。
まるで仕掛け絵本見てるみたいで
どんな状況になっても前向きにポジティブなんです。
なぜこんな現象に至ったかの過程で
二人の出会いから過去を目の当たりにすることで
話にぐっと深みが出てきます。
一つの家庭のお話から
最後に気がつく涙の意味まで。
非常に良く出来た作品ですね。
見終わった後の幸せ感が半端ないです。
幸せのありかについてちょっと考えてしまいます。
気になったのは、お兄さんの女の趣味の幅広さですかね。
よく動くし、眼が離せないような魅力をもってるので
小さな女の子でも目で追ってしまうんじゃないかな?
アニメミライ作品で
リトルウイッチアカデミアという作品がありますが
この作品が好みな方には特におすすめかも。
夢も希望も未来も…魔法だってあるんだよ!
しゅんこう さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ざんば さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作は「のろい屋しまい」という漫画が原作で
この映画は漫画にはない完全オリジナルストーリーらしいです
絵本級の大魔法使いヨヨが現代(多分横浜かな?)に
迷い込んでしまいます。
そこでは呪いによって不思議なことが・・・
それを解決するためヨヨが奮闘する、といった話ですね
特に作画が本当に綺麗です!
魔法のエフェクト、迫力のあるバトル、
柔らかくかわいらしいキャラの表情、動きと素晴らしかったです。
ストーリーもあまり難しくなく
まさにファンタジーの王道といった感じで
ジブリみたいに子供でも大人でも楽しめる話ですね。
後半は凄くラピュタっぽかったですが・・・
{netabare}木の中に分け入るところ、木の根っこを掴んで上るところ
石が木の中にある、とかね。{/netabare}
ただネネがあまり活躍しなかったのは残念でした・・・
ネネも一緒に来てればよかったのにとか思っちゃいますね
ネネがもっと見たけりゃ原作を読んでね♪ってことでしょうね。
もちろん、読みますとも!!!凄く読みたくなりましたので♪
何だかんだで凄く楽しめる作品でした。
気軽に楽しく見れる作品ですのでオススメですよ。
けみかけ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作はイラストレーターの「ひらりん」がCOMICリュウに連載していた漫画『のろい屋しまい』
漫画自体は割りと殺伐とした絵柄と内容なのですが、この『のろい屋シリーズ』は連載終了後も派生作品が作り続けられ、【絵本や児童文学】といった非常に多岐に渡る展開を見せており、コアな漫画ファンのみぞが知るところならぬ多くの世代から支持される作品なのです
この物語の主人公は幼い姿をしながらも絵本級大魔法使いと謳われ、底なしの魔力を持ち、33歳で世界を征服するであろうといわれる“ヨヨさん”
そしてヨヨさんが好きで好きで堪らない努力家の最優秀お手本級魔法使いの“ネネちゃん”
二人は姉妹で「かけます ときます のろい屋」をキャッチコピーに魔法や呪いが現実に存在する『魔の国』で『のろい屋』と呼ばれる職業を営んでいます
ある日のこと、魔の国に突如として高層マンションを抱え込んだ大木が姿を現し、それを調査していたヨヨさんはエレベーターに閉じ込められ、そのまま現代社会の日本、横浜へと転移させられてしまいます
ヨヨさんが現代社会で最初に出会った少年“孝洋”と幼い女の子“亜紀”の家族に起こった呪いと思われる不思議な事件を解決すべく、ヨヨさんはのろい屋として仕事を引き受けます
一方のネネちゃんはなぜ魔の国に現代社会の建造物が現れたのか?ヨヨさんが元の世界に戻る方法はあるのか?、を魔の国の側から調べていきます
二つの世界に裂かれた姉妹の絆、やがて明かされていく事件の真相のスケール感
老若男女ヒトを選ばない魅力は“いま最もジブリに近い作品”と言えるでしょう
前半は笑いが、後半は涙が止まらない、そして最後は癒される、一大エンターティメント作となっています^^b
まず魅力的な原作をあえてスルーし、本当の意味で子供も大人も関係なく楽しめるように練りこまれたオリジナルストーリーが素晴らしい
特にサムネイルを拝見していただくとわかるよう、異世界に渡ってしまったヨヨさんの体を彼女の精神年齢を具現化したような中学生ぐらいに設定したことはナイスです
また、始めは異世界の出来事に興味を示さなかったヨヨさんの心境変化の描き方
クライマックスで絶体絶命の危機に立ち向かうヨヨさんのひた向きな姿勢もアツいみどころです
ヨヨさんを心配するネネちゃんとの姉妹の絆は涙を誘う場面でありますが、この辺りは原作を読んでいるとネネちゃんがヨヨさんを溺愛するワケなんかも解って感動倍増しますよ
監督には『矛盾螺旋』『ギョ。』『桜の温度』の平尾隆之
これまでの監督の作品は画面のほとんどが一色の色で統一されていました
矛盾螺旋では小川マンションの電灯の色で“オレンジ”
桜の温度では廃屋に振る月明かりで“ブルー”といった具合です
対して今作では森林の木々一つとってもピンクやライトブルーを豊かに織り交ぜた色彩で魔の国の姿を描いているのが興味深いところ
尚且つこれが“温かみのある色”で目にドぎつい感じにはなっていないのがイイ!
音楽には『ゴッドイーター』の以降の平尾作品の常連、椎名豪
今作では電子音、クルマのエンジン音、時計の音など効果音を楽曲の中に組み込む実験的な挑戦をしつつ
ディズニーよろしくミュージカル風に歌い出すヨヨさんが楽しげに歌う挿入歌から
そして物語後半を盛り上げる厚みのあるオーケストラやスピリチュアル風のコーラスまで
いや、盛り上げるというよりかヨヨさんの悲しみや憤りのスケール感を演出するのに一役買ってるんですよね、凄いんですよ
よく聞けば挿入歌こそが今作のメインテーマであり、BGMのほぼ全てのメロディラインが挿入歌に集約されてることに気付きます
キャストの熱演も素晴らしく、みゆきち、しょこたん、本田貴子さんは言うに及ばず、特にヨヨさん役の諸星すみれちゃんが目(耳)を引きます
この近年成長が著しい“天才”の起用は実にナイスセンスでしたb
2013年はシュガーラッシュといいコレといい、個人的にはすみれちゃんイヤーでしたわぁ・・・
兎にも角にもこの作品の全部を諸手を挙げて絶賛したいんです!\(^ω^)/
監督も大人向けに作ったつもりは無かったというものの、“アニメの面白さ”や“魔法への憧れ”といった原初的体験を思い起こさせる今作は、それらを忘れてしまったオトナの心にも響くんだと感じましたよ!
2013年における【ベスト映画】でした!間違いねー!
無毒蠍 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
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その時代その国には、魔法や呪いをかけたり解いたりすることを生業とする 人々がいました。その時代の魔の国。樹老長さんの森で、のろい屋を営む魔女の姉妹がいました。のろい屋では、姉のヨヨさんと妹のネネちゃんが、魔法や呪いに関する人々の悩みの依頼を日々解決していました。そんなある日、森に突然異形の大樹が生えてきました。よく見ると、大樹は見たこともない建物に絡みついています。それは、22 人が住む魔の国にはないはずの、現代的な高層マンションだったのです!さっそく調査にあたるヨヨさん。建物内で見慣れない人影を見つけて追いかけると、今度は足元に謎の魔法陣が浮かび上がり、不思議な光に包まれて……。ヨヨさんが飛ばされた先は、見知らぬ異世界。そこでヨヨさんは、孝洋と亜紀という二人の子供に出会います。孝洋たちは突然目の前に現れたヨヨさんに戸惑い、自宅へ逃げ帰りますが、孝洋の自宅で待っていたのは……何と“化物”になってしまった両親の姿でした!目の前の出来事が信じられない孝洋たち。そんな様子を見てヨヨさんは呟きます。「これは……呪い!!」異世界に迷い込んでしまったヨヨさんは、まずは孝洋たちの両親を化物に変えた魔力の元をたどることにしました。一方、魔の国に残されたネネちゃんは、魔の国と異世界で起こっていることには何か関連があるのではと考え始めました。魔の国と異世界に一体何が起こったのでしょうか!!かくして、2つの世界をまたいだヨヨさんとネネちゃんの不思議な冒険が始まるのです!!!!(アニメ映画『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』のwikipedia・公式サイト等参照)
諸星すみれ、加隈亜衣、沢城みゆき、櫻井孝宏、佐々木りお、子安武人、中川翔子、長克巳、本田貴子、氷上恭子
原作:ひらりん『のろい屋しまい』徳間書店刊、原作プロデューサー:大塚英志、原作担当エディター:鈴木稔浩、 監督:平尾隆之、副監督:高橋タクロヲ、キャラクターデザイン・総作画監督:柴田由香、副監督:高橋タクロヲ、美術監督:三宅昌和、色彩設計:千葉絵美、撮影監督:棚田耕平、CCGG監督:宍戸幸次郎、編集:今井剛、音楽:椎名豪、音楽制作:スターチャイルドレコード、アニメーションプロデューサー:松尾亮一郎、制作プロデューサー:近藤光
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