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「かみちゅ!(TVアニメ動画)」

総合得点
72.9
感想・評価
811
棚に入れた
4575
ランキング
1092
★★★★☆ 3.7 (811)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.8

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☆の総合評価
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かみちゅ!の感想・評価はどうでしたか?

momomax さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

かわいい~~(o^^o)ふふっ♪楽しい~☆

ある日、突然神様になってしまった!!
神様で中学生のゆりえちゃんが可愛すぎます♪
小学生みたいにちっちゃくて、ドジっ子でお子ちゃまの普通の中学生。分からないながらも神様業を一生懸命頑張ります。

幼馴染で思慮深くて優しく見守る光恵ちゃん。
活発で、おおらかで、強引くらいが調度いい祀ちゃん。

ゆりえちゃんが恋するマイペースで鈍感な二宮 健児くん好きです。

周りの人や神様たちも、街もいい感じ!和みます
。(*^_^*)
ゆりえちゃんのお母さん最高!(笑)

楽しい作品でした☆

…結局、なんの神様かな~?(*^▽^*)
「神中!」の言い方にきゅんきゅん♪

投稿 : 2013/04/17
閲覧 : 288
サンキュー:

12

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私、神様になっちゃった。

再評価します。

こういうアニメって、ありそうで無いんですよね。簡潔に説明すると、主人公のゆりえが急に神様になってしまって、周りの妖怪たちと触れ合って少しずつ成長していくっていう物語です。うーん、見ていてほのぼのしてしまいますよ。ほのぼの、という言葉が一番似合うアニメですねw

中学生のこういうやりとりをここまで上手く表現している作品は稀有ですね。この「かみちゅ!」は普通のありふれた日常系アニメとは違います。なーんか、にんまりしてしまうんですよね。ついつい、何度も見てしまいます。決して退屈なものではなく、ぶっとんだ設定ゆえのシュールな笑いも時々見せてくれます。ゆりえと二宮くんの恋愛事情も見所です。

こういうアニメは、アニメ好きな人にも、そうでない人にも勧められるので、個人的には名前を出しやすいですねw

投稿 : 2013/04/08
閲覧 : 258
サンキュー:

7

ネタバレ

takigawa さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

淡々とした入り方が良く落ち着いて観れる良作

設定が突飛だが、入り方が良いので違和感が少ない

自分は神話もの神様ものは苦手なのだが
全体的な世界観が落ち着いており、戦闘などがないので
ゆったりと観られる


最後の最後にその理由(設定)が明らかになる
が、「ああ、やっぱり、なるほど、そうか」
という感想

投稿 : 2013/04/07
閲覧 : 258
サンキュー:

4

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こういう世界観好きです

かみちゅ!=[かみ]さまは[中]学生!でかみちゅう!→かみちゅ!らしいです。

1話始まったと思ったらいきなり「私、神様になっちゃった」
って言われても...と思ったのに次第にそれが当たり前に思えてくる。馴れ、とは恐いものです。あと、言っときますが時代は1980年代らしいです。所々描写があるらしいのでよかったら探してみるのもいいかもしれません。

話数は全12話+TV未放送版4話で計16話ですが意外と気持ちよくさらっと見れました。

EDは本作品の主人公・一橋ゆりえを演じていたと同時に本作品で声優デビューをしたMAKOさんです。個人的にEDが良かったです。

投稿 : 2013/03/29
閲覧 : 277
サンキュー:

7

ネタバレ

量産型村長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ほのぼのした雰囲気が特徴

まさに神アニメだと多くの人は言います。色んな意味で

雰囲気がほのぼのしています。


癒しアニメというかぼーっと見れる作品だと思います

投稿 : 2013/03/19
閲覧 : 219
サンキュー:

1

ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

それでは一曲歌ってもらいましょう!『神様お願い!』

舛成・倉田の黄金コンビの作品。瀬戸内のある町を舞台に突然神様になったゆりえが織り成すハートフルアニメ。

{netabare}この作品何が凄いかって、ゆりえが『私、神様になっちゃった』と友達に話すシーンから唐突に始まるんですよね。しかも昼に教室で弁当を食べながらという、何とものどかなシチュエーション。日常のありふれた光景で行われる会話ではなかったので、今でもかなり印象に残ったプロローグです。日常と不思議の要素の同居がコンセプトという作品の方向性を、ゆりえの告白で視聴者にあらかじめ示唆していたのではないかなと、そういう狙いがあったのかもしれません。

ゆりえが神様になった経緯については本人の口からも真面目に語られもせず、周囲もあんまり細かい所を気にしていないのが面白かったですね。時たま、年老いた住人から手を合わせて崇められていたシーンもあって、思わず笑ってしまう所もありました。神様が日常生活に溶け込んでいるというほのぼのとした雰囲気は『癒しアニメ』として、充分に視聴に耐えうる物だと思います。

ゆりえの悩みが神様としてのものではなく、今時の中学生としての悩みが主にクローズアップされていたのが私は印象的でした。ある時、出雲大社に行かなければいかなくなって、その時ゆりえは一時的な転校をしたわけですが、神様という立場からか、転校先の学生がどう接すればいいのか分からない、といった一幕がありました。これが多分一般人の普通の反応なんですよね。ゆりえの地元はあまりにも大らかすぎw まあ、そのせいでたたでさえ引っ込み思案なゆりえが、友達が出来ないと悩んでしまい、ついには軽いホームシック状態になってしまう。でも最後になって、ゆりえとその転校先の子達は、お互い歩み寄っていき、再会の約束をするという結末を迎えました。その事からも神様はあくまで軽い付加要素なもので、根本的には中学生のゆりえの等身大の悩みを軸にすえて、成長を描いているストーリーになっていますね。火星人との交流の話も、最後まで友達としての部分を全面的に押し出していたのも、そうした意図があったからなんだなと後に思うようになりました。{/netabare}

ゆりえの声優を担当されたMAKOさんは元々アイドルグループ出身で、この作品のEDでゆりえがマラカスを持っているのはその名残だという面白い裏話もあります(MAKOさんはそのグループでマラカス担当だった為)、ワンピースの楽曲を歌っていたので、もしかしたら知っている人もいるかもしれませんね。

投稿 : 2013/03/10
閲覧 : 376
サンキュー:

19

かみやん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主人公がある日神になる

女子中学生の主人公ゆりえがある日神様になるというもの。
神様といってもユダヤ教のヤハウェやイスラム教のアッラーのような唯一神ではなく、日本の八百万の神々のうちの一つになるといった感じです。
日本では鉛筆の神様、机の神様といったようにあらゆるものに神様が宿るとされていますよね。
何でゆりえが神になったのかは謎です。
僕には合わなかったですね~。
ヒロインも微妙でしたが友達の光恵や祀はかわいかったです。

投稿 : 2013/03/01
閲覧 : 216
サンキュー:

2

ペタジニ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何回もダラダラ見れる

背景がとても綺麗で
ほっこりとした雰囲気
から何回でもみれる
クスリとくるギャグも
散りばめられていて
飽きません
MAKOの初々しい演技が
キャラクターにピッタリです
BGMもゆっくり良い感じで
関西の夕方の番組
にも採用されていますよ

投稿 : 2013/01/25
閲覧 : 179
サンキュー:

3

mintomomo さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

断念

ファンタジーアニメは大好きですが、これはかなり相性が悪かったのか次を観たいと全く思わなかったので三話まで視聴して断念。

投稿 : 2012/12/28
閲覧 : 219
サンキュー:

3

なーさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

瀬戸内のきれいな風景と中学生(神様)のきれいな青春

中学生がいきなり神様になったらというなんだかすごい展開で物語が始まりますwww


神様になった描写もないので本当にいきなりですwww


また神様になった理由はなんと…「なんか知らないけどなった」らしいですw


最初はちょっとそのような点も含めて物語を理解するのがかなり難しかったですねwww


しかし、見ていくにつれて、なんとなくですが作品の世界観を理解することができてくると思うので安心して見て行ってください。


この物語を見るうえで押さえておきたい点はこの作品の神様は八百万の神の事で、劇中には主人公以外にも数多くの神様(付喪神、妖怪〈荒ぶる神〉、貧乏神、死神など)が登場するという点です。



この点を押さえておけば物語に入りやすいんじゃないかと思います。


この作品の魅力は何と言っても瀬戸内のきれいな風景、そして神様で中学生というありえない設定の主人公の初々しくも甘酸っぱい青春じゃないでしょうか?

投稿 : 2012/12/19
閲覧 : 274
サンキュー:

6

ねねね さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

癒される

中学生が神様っていう設定考えたベサメムーチョが神だとオモタ

投稿 : 2012/11/23
閲覧 : 243
サンキュー:

2

鉄のあくま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日常と非日常がごく自然に共存する美しい世界。

時代背景は1980年代、舞台となっているのは広島の港町(モデルとなったのは尾道市)。
ある日突然「神様」になった女子中学生と周りの人々の日常を描いた作品。

この作品の一番の特徴は、周囲の人々が少女が神様であることに対して無頓着であること。それ故に少女は神様であると同時に"普通の中学生"である。

日常系「萌え」アニメと思われがちですが、少なくとも制作サイドは萌え要素で人を引こうとは一切思っていないように感じました。
なんなら水着シーンでの少女達のシビアな洋ナシ体型の描写にちょっとしたカルチャーショックを受けたくらいです(笑)

それよりも芸術面から評価されるべき作品です。
こんなにアニメの可能性を感じる愛のこもった作品は滅多にないと思います。
日本って素敵ですね!
非常に尾道に行ってみたいです。

この作品がもっと評価されることを祈ってます。

投稿 : 2012/11/05
閲覧 : 273
サンキュー:

6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神様だけれど、中学生なんですっ♪

ほんわかした作画と、ほんわかした雰囲気・・・とある中学校のお昼休み・・・「わたし、神さまになっちゃった・・・」
突然のこの台詞から、この物語は始まります。

舞台は広島県の瀬戸内地方の架空の港町・・・神さまを含めた3人の中学生が、いつもの日常とちょっと不思議な体験をするお話です。

主人公は神さまこと、一橋ゆりえちゃん・・・恥ずかしがり屋で人見知りです。恥ずかしい時や困った時に見せる癖が子供らしくて、とても可愛い子です♪

神さまと学生の本分って全く違いますよね^^
でも、ゆりえちゃんはどちらも両立させようと頑張ろうとするんですよね・・・

健気で真っ直ぐなゆりえちゃんを見ていると、応援したくなりますよ^^;
きっと友達の2人も同じ気持ちなんじゃないかな・・・と思って見ていました。

見ていて優しい気持ちになれる作品でした♪

投稿 : 2012/10/23
閲覧 : 308
サンキュー:

20

ネタバレ

(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほんわかアニメ代表になるかもっ?!?!(・∀・)

第1話を観た時に間違えて「最終回観ちゃってる?!」と思ってしまう程の第1話からクライマックス並でした。。w

作画はジブリを思い出すような作画で、
突然主人公であるユリエが、同級生の光恵(みつえ)に、
「私、昨日神様になっちゃった」と告げる所から物語は始まる。そんな話を聞いた、同じく同級生で神社の娘である祀(まつり)がユリエに力を試そうと持ちかける。
ユリエも祀の口車に乗せられ、受け入れる。
呪文を唱えたらいいんではないかと言われたユリエが祀に「どんな呪文を言えばいいの?」と聞いた所、
「神様で中学生だから、"かみちゅ!"でいいんじゃない?」と言われた所からタイトルの名前の由来がわかる。

そして事件が起き、
その事件がキッカケでユリエが神様になった事が世間で認められるようになる。

他の神様や人間、そしてユリエの片想いの相手など、
様々な事が起きる中、のんびりと、しかし、ユリエのキレイな純粋なお話がとても、心を温かくしてくれます。

ふとした所で、この作品と出会えた事は、
私の中で非常に大きいモノとなりました。

ユリエの優しい温かい気持ちと、
ほんわかしたお話に凄いほのぼのとした気持ちをもらいました。

最後まで、
"何故ユリエが神様になったのか"
"ユリエは何の神様なのか"はわからなかったけど、
わからなくても気にならない作品でした。

恋愛もかなりキュンキュンして、
オススメしたい作品だと思いました。

歌も声優さんも非常に合っていて、
是非、1度観てもらいたい作品です。

投稿 : 2012/10/22
閲覧 : 273
サンキュー:

9

モルディオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かーみーちゅー!

突然神様になった、中学生のゆりえが色々頑張る話。

なんとなくジブリっぽいというか、千と千尋の神隠しっぽい感じ。特に、1話の最後は千尋とハクのそれっぽい。八百万の神っていう点でも同じですね。まあこのふたつだけですがw

日常系萌えアニメではあるが、少し幻想的な、そんな感じの良作アニメだと思います!

投稿 : 2012/10/11
閲覧 : 214
サンキュー:

1

koky さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

かみちゅ!

数話みても大きな展開がみえなかったため中断してしまった。大化けする感じもなかった。個人的には1話から、少なくとも2話くらいからは話が動いてほしいと感じている。

投稿 : 2012/10/11
閲覧 : 212
サンキュー:

1

こみ☆たん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議と

見てしまったアニメでした‥‥。
ゆりえ様を愛でるアニメだと思います。

投稿 : 2012/10/07
閲覧 : 211
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現代ファンタジーの世界観がすごい

日本の良き伝統と神社を中心に神様が現存する世界として描かれています。
中学生の揺れ動く気持ちを描きながら、時代の流れや信仰といった領域を違和感無くさりげなく描いている感じです。
特に物に宿っている心を描いている所や、貧乏神や動物の世界を人間の目線に置き換えて描いている所がとても好きです。

現代の中にあるファンタジーという事で身近に感じられる他、日本人が忘れてしまいそうな心も描いているように感じました。
等身大の中高生とそれを持つ親の世代が見ても楽しめると思います。

DVDでは補完されている話があるのでTVシリーズを見た人にもぜひDVD(BD)版を見て欲しいと思います。
心を豊かにしてくれる良い作品だと思います。

投稿 : 2012/08/28
閲覧 : 454
ネタバレ

イシカワ(辻斬り) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

神様は偉ぶらないし、住民もへりくだらない、仲良きことは美しきかな

 記載されているレビューに対する反論・論戦を行いたい人は、メッセージ欄やメールで送りつけるのではなく、正しいと思う主張を自らのレビューに記載する形で行ってもらいたい。
 なおこれらのレビューは個人的推論に則ったものである。
 言い切っているような表現も、独自の解釈の一環であり、一方的な決め付け・断定をしているのではないものだと思ってもらいたい。

 日本には、独自にやおよろず(八百万)の神様という表現がある。類似した考えで、旗本八万騎も同じような意味があるのだろう。結局語呂合わせに過ぎないとは思うが。
 そもそも日本の神様は、生物だろうが無機物だろうが、とにかくすべてのものの中に霊魂や、霊が宿っているという考え方があるらしい。よその国のある人の意見を知ったのだが、その人によると、何でも神様の国なのだそうな。森羅万象に宿る神、アニミズムとかなんとかいうらしく、「汎霊説」、「精霊信仰」などと訳されているそうである。
 日本の神様の基本は、宿るという面もあるが憑依という面もある。
 『憑霊信仰論』小松 和彦著。講談社学術文庫とかいう本が自宅にあったので調べてみたが、憑き物とは動物霊や生霊などが主体だそうだ。障り(さわり)や呪詛(じゅそ)などといった、オカルト用語が並んでいる。民俗学者風の表現が多い。
 要点を引用すると……
『本人の意図とは無関係に発動し、災厄をもたらす神秘的な力とか霊についての信仰』
 しかし、ユルキャラ神様アニメにそんなブラックなところなど微塵も無い、というのが個人的意見である。
 ゲーム機らしきものや浮き輪などを擬人化・ユルキャラとして表現、アニメ内ではそれを神様として扱っている。なんでも神様というとおり、新製品として規格が出されたら、そのカテゴリとしての神様が誕生していくのだ。
 そういう面を捉えて、極度にディフォルメ化、ユルキャラ化している神様や可愛らしい精霊たちに混じって、女子中学生まで神様になってしまうというのが、かみちゅ!というアニメの概略だと認識している。
 なにしろ、第一声で「私、神様になっちゃった」というのだ。それはなんぞなもし?
 よくよく見ていると、少しずつわかってきた。神様の服装である神服を着ている、主人公ゆりえの胸の辺りに『神中』と書かれているときがあった。そしてゆりえの、神様としての力を発揮するとき、誰に教わったわけでもないのに、かみちゅ!と叫んでいる。
 アニメの題名となっているかみちゅ!は神中なのだろう。神様で中学生!という意味らしい。この世に人間の姿で現れた神、つまり現人神(あらひとがみ)である。それともう一つ、神通力を使用するときの、かみちゅーというオノマトペ(擬音というか叫び声に近い)あたりに注目してみたい。
 初めの頃は精神的にもやもやが溜まっているところで神通力を使ってしまったために、本人の意図とは無関係に災厄というか、悪い影響を及ぼしてしまう。触らぬ神に祟りなし、という言葉のように、神とは基本的に祟るものであるし、災厄を呼ぶ自然現象を神とみなしていたところがある。そういう意味では、本来ある概念に沿った神様的行いをしたわけだが、初回以降はうまく神通力をコントロールできるようになったようだ。
 新しい規格の新製品が出るたび、古い神様たちは忘れ去られていくという話があった。何にでも神性が宿る、新製品が生まれたら神様が一柱生まれる。なら、ゆりえという規格の新製品に神性が宿ったとしても不思議でない。これが、かみちゅ!を説明せよ、なぜゆりえは神様になったのか、自分なりに考えて答えを言えといわれたときの個人的な解答としたい。
 次に、かみちゅ!と叫ぶ理由、これも考えてみるとそれらしいキーワードが出てくる、言霊だ。自宅にあった『言霊』鳥居 礼著。たま出版という本があったので調べてみた。日本の言霊は大和言葉(やまとことば)である、というようなことが出てきた。大和言葉とはなんぞということで調べると、漢語や外来語に対する日本の固有語を指すものだそうだ。本の中に記載されている論によると、発音として同じ韻を踏むもの、例えば、血、乳、父、霊などの異なったものでも本質的なところで繋がっているという。大和言葉に含まれるものにオノマトペ(擬音)もあるようだ。羊をメーメーとか、車をブーブーというのと一緒だという。 神中という表現をオノマトペ風にいうと、かみちゅ!になるのではないだろうか。作中、ゆりえの髪の毛が異様に伸びるシーンがあるのだが、それはどうも神と髪の韻が同じである辺りに意味があるのではないかな、と個人的に連想したりした。この本の作者も神道の関係者で、索引の記述ももっぱら神道や古代史にまつわるものばかりだ。
 こうして、ゆりえは神様として第一歩を踏み出すことになったのだが、賽銭目当てでやってくる貧乏神社の同級生・三枝 祀(さえぐさ まつり)にけしかけられて、好きな男の子にですら気づいてもらえず情けない気持ちのまま、神様の恋愛相談をする羽目になったり、行方不明の神社の神様を探したりと、ゆるい感じのコメディタッチでアニメは描かれていく。
 神様の友人(便宜上人と表現しておく)の八島様から、神無月には神様連中が出雲大社に参内しに行くことを知らされるゆりえは、通学する校舎まで変更して研修に出かけることになる。人間の神様の類が、作中はゆりえのみとなっていることを不思議に思う人もいるようだ。日本で人が原本になった神というのはほとんどが怨霊神である。やはり神とは祟りを為すものというのが古い日本の神様像なのである。
 今では学問の神様として有名どころとなった天神さまの藤原道真。そして天皇を守護することで知られる平将門など、揃って祟神(たたりがみ)である。
 日本の神様の定義とは触らぬ神に祟りなしという、災いを呼ぶものという認識になっていたことがわかってくる。平安の世あたりは、頼みごとを聞いてくれるという概念より、災いを起こさないでほしいと願い奉ることに主眼が置かれていた。何かしろではなく何かするなと祈るのだ。
 神道の神服を着込んだゆりえが、いつもよりあっさりと力をうまく使えたことの理由は、神との交霊、触媒の器の神事に用いる服なので、神様の力を引き出しやすいということなのだろう。
 さて、祟りなどとは無縁なゆりえ嬢は神様として、神通力の高め方なんてものを教わりながら、実際に神様としての仕事をこなしていくことになる。
 願いが何でもかんでも叶ったら人は何もしなくなるというようなことを聞いていて、疑問を感じた人は他にもいるらしい。しかし、それは思考のあり方に違いがあって、別の疑問であったようだ。
 理由は、ゆりえの力は大きいという表現があったからである。つまり神様によっては力がとても小さくてほとんど願い事など叶えられない。実際は叶えられるだけのパワーのある神様が、叶えられる範囲で、しかもゆりえのように悩みながら、人間臭くああでもないこうでもないといいつつ、やっているのだと考えるのが妥当ではないだろうか。
 願いの叶え方の考えが、ちょっとキリスト教やイスラム教などの唯一神的になっているのは、不可思議なのである。自動的に神は願いを叶える力があることを前提に話をしていたからだ。
 神様が力を使うと疲れてしまう、ならその時点で、休息しなくてはやっていられないし、休んでいる間は他の願いは聞き届けられない。何時までに何とかしてほしいなどといった内容もあるだろうし、相手次第で時間切れということは十分ありえる。願いしか叶えないで生活しているというより、たまたまその気になったらやってみる程度の生活感覚だ。作中の神様たちはのんびり過ごしていた。何より、うまくいくかどうかも不透明という感じを受けた。あの世界観でも、何でも叶えられる可能性はまずないだろう。
 八島様あたりに文句でもいったら素直に平謝りでもされてしまいそうだ。
 有名どころの神様はどんなものだったのかというと……
 古事記に出てくる神様というのは、理不尽というか、とんでもないことをしでかすので、リアルにいたら困りそうである。とりあえず一柱(神様の数え方)の素戔嗚尊のやったことをみるとわかる。
天照は高天原を、月読は夜食国(よるおすくに)を、素戔嗚尊は海原を治めることになった。しかし素戔嗚尊は亡き母のいる堅洲国に行きたいと泣き、結局、海を治めない。
 日の神である姉と対決した時も滅茶苦茶なことをした。誓約(うけひ)という、呪法を行ったところ、素戔嗚尊が勝った。勝ち誇った素戔嗚尊は天照の田の溝を埋め、祭殿に糞をし、機織り場の屋根から馬の死骸を投げ込んだりしている。天照は怒ったのか嫌になったのか、天岩戸に隠れてしまった。
 神様ともあろうものが、祭殿に糞をするという……嫌がらせをするにしても、もう少し品性を考えてほしい。つまり、日本の神様というは、ギリシア神話的な神様よりたちが悪いところがあって、暴走する。
 なら、祈願する側はどうなのかというと……
 武田信玄などは、神社に必勝祈願をしていたりするのだが、勝てなかったら神社に火を放つぞ!のような脅しをしているところがある。
 『憑霊信仰論』のほうにもやはり、へりくだって駄目なら脅すくらいのことは書かれている。つまり、近頃の信仰のように、右へ倣え、良いとか悪いとかは聖書や御書が教えてくれる。善悪の判断も神様がしてくれるというような、神様仏様に従うという考えなどないというのが筆者の見立てである。
 西洋にも同じような考えはあるらしい。コナン(名探偵のほうではないコナン・ザ・グレート)は、うまくいかなかったら、二度とお前に祈ってやらないからそう思え、ということを口にしていた。
 ある意味、神様と人の間の遠慮がないというか身近なのである。それをもっと優しく温かくすると、かみちゅになってくるのだろう。
 英語の授業で、それは神のみぞ知る、というのを出題するからやってみろ、神、と先生からいわれたりするようなシーンはあるし、出雲にでかけたゆりえに、優しく出迎えてくれた他校の生徒たち。地元の神社(八島様の神社なのに)でも、ゆりえは住民の間で親しまれ、お祭りの神輿に据えられていた。

 神様は偉ぶらないし、住民もへりくだらない、仲良きことは美しきかな、な世界なのだ。

投稿 : 2012/08/21
閲覧 : 719
サンキュー:

21

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こんな神様いたら毎日拝みます

神様は中学生!!!

好きな男の子にあたふたする全国どこにでもいる至って普通の女の子
そんな彼女がなぜか神様にwww

神様の仕事ってこんなことするのか!?

職権乱用じゃないの?

などなど、ほんわかギャグ満載のアニメ

神様になった事に対しての周囲の反応も独特で面白いwww

こんなにかわいくて親近感溢れる神様見たことない!!!

投稿 : 2012/08/07
閲覧 : 271
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神様になった中学生の日常を描いた良作 A

一橋ゆりえはある日突然神様になってしまいます。

いきなり超展開か?と思いますが、この世界では別に珍しいことではない様子。
「神様になったんだって~?」と普通に声かけられてますし。

なぜ神様になってしまったのか、何の神様なのか、それは明らかにされていませんし、回が進むにつれ明らかにされる訳でもありません。

というかそういった話はこの作品では余り重要ではありません。

では何が重要なのかというと。

神様になってしまったとはいえゆりえは普通の中学生です。
成績優秀でもなければスポーツ万能でもありません。
授業もテストも普通に受けますし、テストでは最下位になったりもしますww
気になる男の子の前ではもじもじして顔が真っ赤になってろくに話ができなかったりします(この仕草が可愛いのですよ~)。
神通力を使えば何とかなっちゃうんじゃない?と思いますが、私利私欲のために力を使うような子ではありません。

そういう普通の真面目で照れ屋な中学生が主人公であることが重要なんです。

だから回によっては、神様の力を全く使わない話もあります。
見ていてもどかしい感じがするかもしれませんが、そういったところも主人公ゆりえの良さだと思うのです。

このゆりえの性格、仕草、生態(お休みには昼近くまで寝ている、寒い日にはこたつから意地でも出ないww、etc)が気に入れば、このアニメを好きになったも同然です。
逆に、主人公以外にめぼしいキャラクターがいないので、主人公が気に入らなかったら辛いかな・・・と。

あと、この作品においてなくてはならないのが友達の光恵と祀です。
とかく、いろいろな企画を立ててゆりえを振り回すのが祀です。
学校で神様ゆりえの悩み事相談室を作って客の呼び込みをやったり、生徒会長選挙に担ぎ出したり。
実家の神社でいろいろなイベントを立ち上げゆりえをこき使ったり。
神様ゆりえ直筆のありがたいおみくじを書かせるなど、本当に神様のお仕事なのかな~ってのをやらせたりしてますww
こう書くと何か悪いことばかりのようですが、話のきっかけになっている大事な人物でもあります。
また、ゆりえも二人の友情を大事に思っているようで、それが垣間見える回もあります。

時代設定が1980年代なので、当然携帯電話も持っていませんが、今の人たちには逆に新鮮に感じられるのではないでしょうか。
私にとってはリアルタイムで中学生だったので非常に懐かしい時代でもあります。
各話のタイトルは80年代~90年代に実際にあった歌のタイトルなんですね。

★の数は余り高くありませんが(水増し調整はしたくないので)、かなりお気に入りのアニメです。

投稿 : 2012/07/24
閲覧 : 306
サンキュー:

12

ネタバレ

癒しフランキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しい気持ちになれる作品。

神様になっちゃった・・・ってとこから
物語ははじまります。
ですが私的には
『神様』がどうこうではなく、
何かの思いであるとか、気持ちであるとか
そういうものをとっても大切にしている
作品だと感じました。

他のレビューでも少し書きましたが
私はアニメに癒しを求めていて、
ほんわかした気持ちで見れるものが
好きなのですが、この作品はそれに
ドンピシャに該当する作品です。

五感で感じれるもがすべてではなく、
それをゆりえちゃんのお友達が
受け止めていく大切さの描写が
とても良く伝わりました。

兄弟愛、家族愛、恋愛、友愛、
すべての愛が詰まっている。
そして大切にしている。
この作品に関わったスタッフさんたちの
暖かい気持ちが伝わってくるようにも思えます。

また、尾道には個人的に
思い入れのある土地であるため、
きっとこれからも好きであり続ける作品だと
思います。個人的に好きな要素が
満載な作品です!

{netabare}ゆりえちゃんの指を咥えながら舌足らずにしゃべるシーン、堪らなく可愛いかったです^^ {/netabare}

投稿 : 2012/07/16
閲覧 : 289
サンキュー:

9

ネタバレ

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

コーラ饅頭 こーら参った
そして溺れた
イモリゴールド
キミはランデライオン
ハッピー牛乳
薬用 震電改ZZ
腹巻

投稿 : 2012/07/01
閲覧 : 224
サンキュー:

0

が~お さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

か~み~ちゅ~!

学園、神様、ほのぼの、少し恋愛アニメですかね。

簡単なあらすじとしては、突然神様になった中学生のゆりえとその友達、そしてその他の神様達の間でおこる様々なお話でしょうかね。

ほのぼのとはしているんですが、話ののスケールが大きかったりして結構面白かったです。さすが神様、ゆりえ様です!!

設定が他のアニメとは変わっているので、「ほのぼのアニメ好きだけど、飽きちゃう」っていう方にはいいかもしれません。
このアニメの雰囲気を是非味わって欲しいです、きっと楽しめると思います。

投稿 : 2012/06/28
閲覧 : 235
サンキュー:

3

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がる男 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

面白くない

女性キャラ中心のアニメはやっぱり無理だった。。。

投稿 : 2012/06/25
閲覧 : 235
サンキュー:

1

じゅなじゅな さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジブリのように優しいアニメ

全16話

女子中学生が神様になる物語です
ほのぼの系で、笑いも感動も含まれていて
何も考えずに見入っちゃうと思います
雰囲気がジブリのようでワクワクしたりドキドキしたりで
視聴している方もとても楽しい気分にさせられます

ちょっと頼りない神様だけど、やる時はやる!
その頼りなさからこっちも思わず応援したくなりますw
友情や人情がとても温かく素敵なアニメです^^

観て損はないです^^
あなたもこのアニメで温かい気持ちになってみて下さい♪

投稿 : 2012/06/23
閲覧 : 271
サンキュー:

4

ネタバレ

みるみる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:----

青春アニメ!

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞作品!
見てない人は見てほしいオススメの作品だし

投稿 : 2012/06/18
閲覧 : 234
サンキュー:

1

ネタバレ

すみやああ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん

イまいち

投稿 : 2012/06/17
閲覧 : 239
サンキュー:

0

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほのぼの系

中学生の神様はチョぉーかわいかった。
絵もほのぼの系でよかったし
八百万の神様たちもかわいくてよかった。。。

投稿 : 2012/05/12
閲覧 : 287
サンキュー:

3

あいすまん.第一形態 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

当然評価されるべきアニメ

ジャンルとしてはほのぼの妖怪、お化け物です。
女学生3人がメインキャラということで避けている方も多いと思います。また製作の時期が女の子のほのぼの日常系アニメ全盛期?とかぶっていたことも視聴者が少ない原因かもしれません。

しかしいい意味で期待を裏切ってくれるはずです。

妖怪物というのを大きく2つに分けてみましょう。
簡単に言うと「やっつけるお話」と「友達になるお話」です。前者は少年漫画としての王道のステップ(悪い妖怪が現れて人間の主人公がやっつけたり)を踏まざるを得ないと思うのですが、後者は全く違います。
ストーリーや展開で見せるのではなく、世界観や雰囲気で魅せることが重要なのではないでしょうか。

例えば妖怪達の日ごろの暮らしや愛嬌、人間とは違う一風変わった考え方など、多くは語らずに彼らの言動でそれを表現することはかなりセンスを問われると思います。

このアニメはその点でずば抜けてます。
「センスがいい」と大変恥ずかしい陳腐な表現を素直に使いたくなるほどです。
日常系らしく全く小難しい口上や説教もありません。ただこういう世界って面白いよねと示してくれています。

このアニメで何か重要なものを得られることはありません。
感動した、刺激を受けた、興奮したでなく「ただ面白かった」そう言えるアニメって最近では本当に少ないと思います。

アニメ好きな人もそうでない人も楽しめる、息抜きができる
良作です。

食わず嫌いをするには勿体ない作品だと思います。

すごくお奨めしたいです。

投稿 : 2012/05/11
閲覧 : 316
サンキュー:

16

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かみちゅ!のストーリー・あらすじ

瀬戸内の町で暮らす普通の中学生・一橋ゆりえは、極度の上がり症でしかもドジ。でも、心は真っ直ぐな女の子。がある日突然、神様になってしまった!?
その後は神様として拝まれたり、いろいろな人の望みをかなえたり、イベントに出演したりと忙しい日々を送っている。
人は予想もできない大きな力を手に入れたら、どうするのだろうか?
でも、大切なことは一生懸命がんばること。みんな持っていた大切なものがきっと見つかる。(TVアニメ動画『かみちゅ!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年夏アニメ
制作会社
ブレインズ・ベース
公式サイト
www.sonymusic.co.jp/Animation/kamichu/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%82%85

声優・キャラクター

MAKO、森永理科、峯香織、野中藍、宮崎一成、岡野浩介、斎藤千和

スタッフ

原作:ベサメムーチョ、キャラクター原案:羽音たらく、 監督:舛成孝二、脚本:倉田英之、キャラクターデザイン:千葉崇洋、プロダクションデザイン:okama、音楽:池頼広、音響監督:菊田浩巳、美術:渋谷幸弘、色彩設計:歌川律子、撮影:月岡敦夫、編集:坂本雅紀、製作:アニプレックス

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