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「かみちゅ!(TVアニメ動画)」

総合得点
72.7
感想・評価
809
棚に入れた
4574
ランキング
1109
★★★★☆ 3.7 (809)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.8

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かみちゅ!の感想・評価はどうでしたか?

きんてついくらどん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

健康を祈られる神様

作画S
背景などSS
生活感SS
キャラの口の動き C
音楽S
キャラデザA
物語S
声A
ほんわかSSSS
ゆりえ様 S
健全さSS
萌えA
ギャグ A


「ゆりえ様、しっかり食べてゆっくり休んでね」
ていう絵馬が印象的。

地域の人から愛され、いじられ、心配されるゆりえ様のような神様像は多神教の国日本ならではだろう。

全能でもなければ根源でもない。
でも、神様が元気ないとみんなも元気がなくなる。
だから尊ばれる。大事にされる。
そんな日本的な価値観が随所に現れている。

ロリ中学生が神様になったら。
いかにも最近の萌えアニメチックな発想だけれど、描かれてることは全然浅ましくなかった。

ゆりえ様の活躍と、地域の人との交流に心揺さぶられながら、日本の神様について想いを巡らせてみてはどうか。

投稿 : 2014/09/21
閲覧 : 228
サンキュー:

4

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

☆かみちゅっ~♪

素敵なアニメでした。尾道の風景と坂道に海の景色☆
タイラー・ニャーデン、たまやイノ、シカ、チョウも可愛い
かったです♪
戦艦大和の話は印象的でした^^

見終わってなんかホッコリした気持ちになれるアニメです。

監督/舛成孝二

脚本/倉田英之

美術/渋谷幸弘

アニメーション制作/ブレインズベース

製作-ANIPLEX


放送期間
テレビ朝日2005.6.28-9.27火曜26:40-27:10
全12話+未放送4話

漫画「月刊コミック電撃大王」

聖地☆広島尾道


主観的評価(A)



追記欄_

投稿 : 2014/09/05
閲覧 : 305
サンキュー:

14

ネタバレ

uppo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心温まる青春神アニメ

全16話。
TV放送はその中の12話のみ。
録画したが、数年ほったらかしにしててようやく視聴。
神様で女子中学生の一橋ゆりえが主人公。
神様である事以外は普通の中学生で、勉強はあんまりで、内気で恥ずかしがりやな女の子。
印象に残った回をいくつか感想。


4話「地球の危機」
{netabare} 国に捕まった火星人を星に帰す為にゆりえが大活躍する回。イノ、シカ、チョウが登場したのがこの回が最初だったと思うが、あの登場で毎回吹くんだが。あの腰振りは完全にサザエさんのあれだし。
ゆりえの優しさが垣間見える良い回だったと思う。
最後の別れで不覚にもちょっとウルッと来ちゃいました。{/netabare}

7話「太陽の恋人達」
{netabare}ゆりえの両親の若かりし頃にちょっとカムバックした回。
神様「二人に聴きたい。今は幸せかな?」
両親「ええ。とっても。」
このセリフを即答。単純にすごく羨ましかったですね。
このアニメを放送時の9年前にこの回見てたら、このシーンも普通にスルーしていたと思う。まだまだガキだったから。今、誰かに幸せかと聞かれても即答何かできないし色々考えて返すと思う。
にしても母の茜さんは今も昔も美人でした。
天然でマイペース文句の付け所が・・・。{/netabare}

10話「君に決定」
{netabare}会長選挙の回。
光恵ちゃんのスピーチは本当に良かった。
親友2人以外で一橋ゆりえという一人の中学生を他の生徒に少し理解してもらえたんじゃないかな。
頼りがいのある神様では無く、何処にでもいる普通の中学生だって事に。{/netabare}

11話「恋は行方不明」
{netabare}このアニメの恋愛事情を理解するうえでは外せない回。
一橋章吉は三枝みこの事が好きで、三枝みこは八島様が好き。
三枝みこは八島様がみこの姉の三枝祀の事を好きだと思っている。
それが原因での三枝みこの家出回。
八島様が祀の事を本当に好きなのかは確証は持てない。
にしても祀は良い姉ですね。
妹の事を良く見てるおかげで、家出の予想もついてたみたいだし、あれだけ心配して一切怒らなかったしな。{/netabare}

12話「ふしぎなぼうけん」
{netabare}ゆりえが一ヶ月他校に転校する回。
で、ゆりえの成長回。
「可愛い子には旅をさせよ」ってことわざがしっくりくると思う。
いつもと違う環境で、より神様扱いされ全く中学生扱いされないゆりえ。
最後に本音を言えて、クラスメイトと友達になれた良い回でした。{/netabare}

投稿 : 2014/08/14
閲覧 : 367
サンキュー:

12

tao_hiro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

萌え!

「萌える」という言葉の概念を
理解させてくれた作品。

名勝尾道の景色を舞台に、仲良し
3人娘がちょっと不思議な日常を
過す。

ゆるふわっとしたアニメが好きな
方なら必見ですよ!

投稿 : 2014/08/09
閲覧 : 205
サンキュー:

8

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

温かさと懐かしさあふれる青春劇

ポップで表情豊かな絵柄と、ノスタルジー溢れる空気感、少し皮肉の利いた爽やかで温かいストーリー。全てが素晴らしい名作。

投稿 : 2014/07/26
閲覧 : 212
サンキュー:

5

たにぐー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神様は中学生!

突然神様になっちゃたゆりえちゃんの日常の話。
神様の日常ってことで普通じゃないこともあったけど、終始まったり、癒されました。

ゆりえちゃんがとにかく可愛かったですねー。
とくにこたつで丸くなるゆりえちゃんの愛らしさときたら、、、モーたまりませんなー。
ほんと神様、ゆりえ様、、、えっ?何で神様になったのか?そういうのは、気にしちゃダメよーダメダメww
とりあえずさ、、、ゆりえちゃんは正義ってことでいいんじゃないかな、うん。
って言ってますが、ストーリーもなかなか面白かったです。
終盤の3話はかなり好き!まさに神でした!
OP、EDも良曲で、EDはゆりえちゃんのマラカスダンスぐうかわです♪

これぞまさに『神』アニメ、、、いろんな意味で、ね(笑)

投稿 : 2014/07/25
閲覧 : 347
サンキュー:

28

セレナーデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

慢性的な寛容さ

「私、神様になっちゃった」という冒頭のセリフ。これが自分にとってこのアニメの魅力の概ねと言っていい。このセリフがあるのとないのとでは、作品への陶酔度は大分変わっていたと思う。だって「神様」に「なっちゃった」だもん。こんな主旨と口調が合致してないこといきなり言われたら無視できない。

このセリフから感じられたのはどっちかというと小説的な「書き出し」のマインド。『吾輩は猫である』『山椒魚は悲しんだ』『恥の多い生涯を送ってきました』『今日、ママンが死んだ』といったそれに近い。
「作品の性質やテーマの示唆」を、「短いセンテンス」の中に正確に落としこんでおり、シンプルさと印象深さを兼ね備えたインパクトがある。

とりわけすごいなと思ったのは、その「作品の性質」が特殊な空気感であるにも関わらず、表現し切っていること。

確かに「かみちゅ!」には、八百万の神々といったファンタジー要素も存在しているけど、それ以上に特殊なのが、人間のキャラクターたちが「異様に寛容的」なこと。
自分が神様になったこと、クラスメートに神様がいること、異形の神々が見えるようになったこと。非日常的な事実を悠然と認知し、何の抵抗や葛藤もなく受け入れる。慢性的な寛容さがどこまでも支配しており、事態の異常性を消散させてしまう独特の空気感がある。

「私、神様になっちゃった」という一言は、その空気感のエッセンスを凝縮した至極の一滴だろうと。

そして、その表現をさらりとやってのけることが、並のセンスでできることではないはずだろうと。

印象的な書き出しが読者を惹きこむ重要なファクターであることは、古典をはじめ数々の作品が身を持って提唱してきたことではあるけれど、それを高い水準で、それもアニメでこなしたことに、勝手に非凡な力量を感じてしまったりもしているのです。



しかしまあ、ほんとゆるさが独特。

神だの八百万だの、壮言なワードが平然と漂ってる世界なのに、その威厳さに振り回されることがない。その寛容的なリアクションはちょっと間違うと「幼稚な脚本」と捉えられかねないところなんだけど、それをなにやら甘美に熟成されたものに変換できているような。いろんなとこでもセンスを感じる。

神様になっちゃったゆりえちゃんの、
「お米残さず食べなよ。神様が宿ってるんだから」って言われてからの、
「共食いじゃん」って返す肩の力の抜けっぷりとか、恐れ入ります。

投稿 : 2014/07/23
閲覧 : 304
サンキュー:

9

コカコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ほのぼの系クオリティ高

夏、瀬戸内の空気感。
ヒロインのほっぺたの柔らかさ。
相当のこだわりを感じさせる。

一度見た人も、まだの人も、
今見てもすばらしい作品だと思う。

良作。

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 249
サンキュー:

1

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

正直にしたいと思ってることを、すればいいんじゃないかな。

中学生の女の子が神様になってしまい、その周囲で起こる出来事を描く作品。1話目して唐突に神様になったと告白する主人公。なぜ神様になったのかということは最後の最後までわからずじまい。しかし、そんなことを求めるアニメではないのです。中学生の少女の生活に神様というファンタジックな要素を足したほのぼのアニメで、ジブリ的世界なのです。とにかく終始温和な雰囲気で、ギャグ要素も一切ありません。また、キャラクターの表情の豊かさもこのアニメの良いポイントだと思います。しかし、設定としてはぶっとんでいるところもあり、とくに4話はひどかったです。正直あの話だけは無かった方がよかったかなと思います。あと、もっと神様の世界での触れ合いなども描いてもよかったのではないかなって気もします。

ほのぼのしてて、ゆるいアニメ。特に考えさせられるものはありませんが、恋愛要素もあり、ジブリ作品が好きな人にとっては楽しめるのではないでしょうか。1日1話寝る前に見てはどうでしょうか。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 296
サンキュー:

1

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

直接欲望を表に出さない普通の人が神になったらどうなるか?そんな話です 物にも食べ物にも神様はいるのです

音ゲーで人間が対応できる域を超える(最高レベル付近をクリアすること)ことができれば神として拝むことになるだろう
もしなーんも特別な力を持ってない子が神になったら、人はどうするのだろうか
最初は願いで台風が襲い掛かります
その後は火星人が来たりもしました

ゆりえの声って両奈じゃねーか
こんなんが神様になったら世界どうなるんだろwww

絵が昔テイストで手描き感があるなあ
でも神様って本来は人に崇められる存在であるが、この世界ではそんじょそこらの物質でも神様の媒体として存在しているのである。無論食べ物も同じ形で存在している
でも全く異なるのは学校があるかないかなんだよなあ
学校あったらあったらで忙しいし

神様も人も平等であってほしい
だって特別扱いされているから気が重いし、ゆりえも扱い方を普通にしてほしいと願っているからだ

こたつに籠ってないで出てチャンネルを変えろ
いくら神になったとしてもだらけてはいけません
神だろうと人間だということに変わりはありません
3年になったら受験...どこの高校に行くのか、夢は何なのかに悩むのがティーンエイジャーだ。そこに神様の境界は存在しないから

告白
その結末は?

投稿 : 2014/05/06
閲覧 : 450
サンキュー:

14

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かなり笑える日常系ファンタジー

神様になった中学生の女の子が主役の日常系ファンタジー。
全体的にほのぼの、のんびりした、ゆる~い雰囲気です。
なぜ神様になったかなどの経緯は一切語られず、ただ神様になったというところから淡々と始まり、しかもそれを周囲の人も特に驚くわけでもなく普通に受け入れている様子がすでに奇妙で、そんな中での登場キャラ達の自然な会話や行動が笑いを誘います。いかにも笑わそうというような派手な演出や、特に爆笑するようなギャグがあるわけでもないのですが、クスクス、ニヤニヤしてしまうようなタイプの小ネタが多く、かなり笑えるアニメでした。
昭和の終わりくらいだと思われる時代設定、舞台も大都会ではなく地方の町いうこともあってか、主人公は中学生なのに今の感覚からすると素朴というか少し幼い感じもします。内容的にも優しく穏やかで微笑ましい話が多く、テンポもゆっくりなので、月並みな感想ですが観ていて癒されます。
声の演技は主役脇役ともピッタリ嵌っていたと思います。作画は町の風景が綺麗で、キャラの動きもとても滑らか。音楽もOP、ED、BGMとも作品の雰囲気に合っていて良かったです。
この作品は観る人によっては退屈でつまらないと感じる人も結構いそうな気もしますが、個人的には繰り返し何度も観たくなる本当に良い作品だと思います。

投稿 : 2014/05/04
閲覧 : 332
サンキュー:

23

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

平成17年度(第9回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。日本のメディア芸術100選アニメ部門に選出された。

2005年6月から10月までテレビ朝日系列で放送された。全12話(DVD収録話を合わせると全16話)。なお、第3話までは制作の遅れから、本来のオープニング映像とは異なる映像(前話の映像)を放送していた。

2008年10月から同年12月まで、TOKYO MX(土曜日22時~22時30分)でも再放送された。更に同局では2010年3月26日(金曜日23時~23時30分)にBlu-ray BOX 発売記念特別番組を放送(『R.O.D』と併せて)したのに引き続き、同年4月から6月にかけてセレクション放送を実施(水曜日24時~24時30分。実質的に2度目の再放送)。

さらに2011年1月 - 同年3月まで、NHK BS2でも放送された。

オープニングテーマ「晴れのちハレ!」
エンディングテーマ「アイスキャンディー」

投稿 : 2014/05/03
閲覧 : 290
サンキュー:

3

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神アニメw

ちょっと前のアニメです。
舞台は、尾道をモデルにした日の出町という港町。
ある日普通の人が八百万の神様の一人になってしまったりするという設定です。

主人公の一橋ゆりえは、普通の中学生だったけど、ある日神様になってしまった。
タイトルが、神様で中学生を略して神中(かみちゅ)だったとはw

中学生神様の日常系ほのぼのアニメです。
しかしそこは神様、火星人や戦艦大和まで出てくるので、
まったくの日常系と言うわけでもないのかな?

まあ、こまかい設定に突っ込む人には向きませんw
ほのぼのと観る分には楽しめるかも。

投稿 : 2014/04/29
閲覧 : 317
サンキュー:

15

tmiyo4 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

本放送時は、未視聴です。

脚本家の倉田英之先生のファンなので、Blu-ray購入しました。

大変面白い作品です。

ぜひ、1度レンタルして観て欲しいです。

気にいったら、Blu-ray BOXが発売されていますが値段は高めです。
しかし、TV未放送4話追加されていますので、購入の検討をしてみてください。

投稿 : 2014/04/10
閲覧 : 258
サンキュー:

3

ネタバレ

bratman さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほのぼの面白い!

神さまとか妖怪物がすきなら好きになるんじゃないかな。

投稿 : 2014/04/06
閲覧 : 218
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ダサさがよい とこしえに

やっ…
と、観終わった。
え?そんなに長い話でないはず。全16話。ハイ。


監督 舛成孝二
脚本 倉田英之


顔がちょい横広がりな感じで、今風の絵柄とは若干違いますが、安定感のある可愛さといいましょうか。

アニメのキャラは、自己表現が早熟だなー?とよく思うのですが、この作品はノタノタしていて…
話し方や動作に中学生らしい感じが醸し出されていてイイなぁと思います。

作画は滑らかなんですが、線や形に描く人の技巧が前に出ず。キャラの性格や仕草はとても印象に残るのに、デザインや形態が先に見えてくるわけじゃなく…。


基本は神様になっちゃった…なってしまわれた…なりもうした…ゆりえ様の日常を追ったノンビリですが、たまに、先がわからない泳ぐようなドラマの中でハラハラさせられる所も多々ありました。なんでそーなる?!という。



好きだったところ

{netabare}ノスタルジックな海水浴場の話、しみじみ良かったですね。

猫になって猫の争いに巻き込まれる話、変な話でしたが楽しくて好きでした。猫の恩返しを思い出しますね。

生徒会選挙の話、なぜまつりちゃんは立候補しないの?と思ったら、「私は {netabare}人望 {/netabare}がないもの!」に大納得。それをひねくれずにサラッと言えちゃう、まつりちゃんが好きです。

駆け落ち話、ゆりえちゃんの弟君は本当にいい子ですねえ。いいねえ。ホント、黒木智子さん(某もこっちさん)のようなお姉さんでなくてよかったですね?
(お正月の回は、もこっちさんにも劣らない感じのお姉さんに振り回される気苦労が垣間見えましたが。)

びんちゃんの気のいい訛りのある語り口が、いつ聞いても心地よく好きです。あんな貧乏神なら癒されそう〜。
いや …
嘘です 困ります。
ゆりえちゃんの家は大丈夫なの?神様だから相殺されるのかな


ゆりえちゃんが出張して違う中学校に通ったら、馴染めなくていつもひとりで…
という話は、ついつい自分の中学生時代を思い出してしまいました。(ゆりえちゃんのように、様づけでおごそかに扱われたわけでは全くなかったのですが)

田舎から街へ転校したらしばらく馴染めなくてふさぎこんでまして。(でも、田舎の学校のほうが人数も設備も上回ってたアンバランス^^;)
毎朝通学途中の神社に寄っては(お参りの仕方も知らなかったけど)、今日も何とか乗り切れますよーに!、とお祈りしてから学校へ通ってました。
そのうちになんだか馴染めたけども。
神様のおかげ…というか
周りの人達を見られる余裕が出てきたからだったような気がします。

ゆりえちゃん、神頼みする人の心細い気持ちがわかったんじゃないでしょーか?


クリスマスの話。
「今日からうちは、クリスマスもハロウィンもやらないからっ!!」バーン!
「えぇっ、父さんが頑張って作ったカボチャのランタンはどうすれば…」
「ブロンクスの孤児院にでも送ってよ。」
まつりちゃんのセリフが妙にツボでした。ブロンクスって。。。


最終回の彼氏彼女のドキドキ感はまったくもーでしたね。
魔女宅みたいに、あれ、わたし神様じゃなくなってる…てなるのかとちょっとハラハラしたさ〜 {/netabare}



息抜きに観ていたんですが、ノンビリしすぎて寝落ちしていること度々、でした。

つまらなかったわけじゃないのですよ。ホントに。全然。好きですよ。
しかし繰り返される寝落ち、またも寝落ち。そして寝落ち。今日も寝落ち。
このまま、とこしえに観終わらないのもいいのかも…という気持ちにもさせられるくらいでした。
全体に漂う、癒しというか安心感のためでしょうか?
(癒そうというクリーンな積極性はない気がする。)


そんなかみちゅの町に、行ってみたいと思いませんかーフフッフー…
夢の中へ〜夢の中へ…とこしえに……。(_ _).。o○

投稿 : 2014/03/30
閲覧 : 448

コタリヌ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

可愛くて楽しい

日常とファンタジーの境界線が
こんなにも無いアニメは珍しいかもしれません。

とても、ほんわかと
それでいて見飽きさせない楽しさのある作品です。

この原作は四コママンガでは無いけれど
四コママンガ原作のアニメが好きな人には
好かれ易いアニメなんじゃないかと思います。

投稿 : 2014/03/25
閲覧 : 263
サンキュー:

5

ネタバレ

ちんねん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほのぼの

何度見ても飽きがこない。

投稿 : 2014/03/04
閲覧 : 172
サンキュー:

1

upper cut さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

驚き!

非常に丁寧に作られた良質な作品です。

初見時は幼稚すぎるかも… と、視聴を途中で断念。
しかし、しばらく時間をあけてから再度視聴したところ、正直驚きました。

キャラクターの細かな動きや、台詞に合わせた口元の動き、何気ない所も非常に丁寧に描かれていることがわかります。

風景画も良い。雰囲気・世界観も良い。何気に奥の深いストーリーも良い。

作中に登場する人物やキャラクターたちもバラエティーに富んでいます。
町には様々な妖怪たちが住んでいたり、八百万の神は万物の数だけ存在したりします。

また、声優さんたちの功績に拠るところも大きいと感じられる作品でもあります。
皆さんが素晴らしい演技をしているのは勿論のこと、特に主人公のゆりえちゃんは珠玉です。

『かみちゅ!』は皆さんにオススメしたい作品です。
この作品がもつ独特の雰囲気と世界観を、癒し系アニメ特有のゆったりとした時間で堪能していただけたらと思います。

多少幼稚さを感じることがあるかも知れませんが、まだ観てない方、途中で視聴を断念した方は是非一度全話に目を通してみて下さい^^

投稿 : 2014/03/04
閲覧 : 191
サンキュー:

4

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

か~み~ちゅ☆

全16話

かみちゅ!とは神様で中学生の略「神中」のことですw
主人公の一橋 ゆりえが願い事をするときに使う言葉にも使用してます。(この掛け声が可愛くてタイトルにしましたw)

突然神様になった中学2年生の一橋 ゆりえ(ひとつばし ゆりえ)と、ツッコミ役で親友の四条 光恵(しじょう みつえ)、ムードメーカーで神社の娘のもう一人の親友、三枝 祀(さえぐさ まつり)を中心に、ゆりえが好きな一人書道部の二宮 健児(にのみや けんじ)、その他家族やクラスメイト、様々な神様がも出てくる、ほんわか日常(学園)ファンタジーラブコメ?です。

最初の出来事でかなりスケール大きなお話になるのか思いましたが、日常のお話が多くて終始穏やかに観れました。 {netabare}(台風や火星人が出てくるときはどうなるのかと思いましたがw) {/netabare}

ゆりえちゃんは、神様と言ってもちょっと不思議な力がありますが、かなりの人見知りの普通の中学生です。もじもじしたり、顔が真っ赤になるところは可愛かったですね~。
声は最初たどたどしいような感じでしたが、それがかえってこの役にはまっていました。

私はネコのタマ {netabare}(貧乏神) {/netabare}のしゃべり方がツボでした。さすが斎藤千和さんですねw

ゆりえちゃんの成長を楽しみに見守っていた感じがする作品でした。楽しかったですね〜
日常系作品が好きな方にはおススメです^^

OP 田舎の風景が似合うすがすがしい曲です。 
ED ゆりえ役のMAKOさんが歌ってます。元気な曲です。

最後に、この作品で神様ってこんなにたくさんいることを知りましたw

投稿 : 2014/02/28
閲覧 : 694
サンキュー:

49

watawata さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

か〜み〜ちゅっ♡

いい歳のおっさんがタイトルにハートマークを付けるくらいお気に入りの作品になりましたw
さて、物語は脈絡もなく、私神様になりました、と唐突な始まり方をします。
えっ最初は何なの?これ^^; ・・・っと、戸惑いながらも、ああっ、この作品は考えて視聴する作品でなく、肩肘張らずにやわらかく暖かな雰囲気をストレートに楽しむものだと認識。
思春期の等身大、女子中学生をそのまま描いた作品である。故に良く言えば低年齢者を愛でる、悪く言えば、ああ〜この年代は、こんな風に物事を捉えていたのだなぁ〜あ〜恥ずかしいっと、見下す楽しさもあります。ある程度歳をとっていないとこのような見方は出来ませんがね。

キャラの年齢相応の考え方、言葉使い、さり気ない仕草・・・学校の机にちょこんと座りスカートバタバタさせる姿、男の目線を気にせず、股をおっぴろげ座り込む姿。視聴者に変に媚びる所の無い、生々しいまでの描写は好感が持てる。有り体に言えば、変な色気も萌えも無いということですがw
特に主人公の何とも言えない棒読み(良い意味です^^;)且つ舌足らずな鼻声が妙にあっていたりします。

お話の構成は基本1話完結型、所々に散りばめられた細かいコテコテな笑い(被せを多用してます)にクスリとさせられ、ツボに入る人には堪らないかもしれませんね。

笑いだけでは無く、時折ハートフルなエピソードも織り込まれているので意表を突かれる事もしばしば。緩急がハッキリしているのでギャップで、より感動出来る作りになっているのかなぁっと。
あれやこれやと、色々なものが詰め込められていますが、メインストーリーは甘酸っぱい思春期の恋、この恋が成就するかは最後まで視聴してくださいませ〜。

でわでわ

投稿 : 2014/02/25
閲覧 : 373
サンキュー:

25

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人も景色も物語もみんな美しい! そして懐かしい気持ちにもさせてくれるアニメ

物語冒頭でゆりえの「神様になっちゃった」という台詞には驚きましたが、それを普通に受け入れる周囲の反応と、作品の穏やかな雰囲気に押され何だか納得させられてしまいました。
今後もなぜ、どうして神様になったのかという理由は説明されませんが、そんな細かい事は気にせず、おおらかな気持ちで見守ることでこの作品は楽しんで視聴できると思います。

主人公のゆりえは内気で優柔不断、神様というには少し頼りない感じもありますが、困っている人を見過ごせない優しさがあります。
それが例え人でなく他の神様でも幽霊でも宇宙人でも。
神様としての力を乱用せず、あくまで一人の中学生として一生懸命に頑張る姿が健気で応援したくなる可愛らしさがあります。
ゆりえの友達、祀(まつり)と光恵をはじめ、たくさんの町の人々や他の神様たちに支えられ、ゆりえは神様としての役割をマイペースに全うしていきます。



   美しい尾道・瀬戸内の風景。

かみちゅ!の舞台は海と山に囲まれた「日の出町」。広島県・尾道市がモデルの、実際には存在しない架空の町のようです。
高いところから見下ろす海や古い街並みがとても綺麗に描かれています。
街中坂道や階段だらけの起伏の激しいところですが、遠目に見ると家が段々状に建っていて、そんな景色を見ているとこう、ワクワクしてきますよね? 私がそう思うのは海も山もない平野育ちだからでしょうか?w 
そういえば「たまゆら」は同じ広島県で竹原が舞台でしたが、その竹原と尾道って結構近いんですよね。似たような景色とは思っていましたw 瀬戸内には一度行ってみたいです。



   奇妙で面白い姿の神々や物の怪たち。

神様になったゆりえは普通の人には見えない神々や物の怪が見えるようになります。…もうこれでもかってほど町中にゴロゴロいますw 
ゆりえの力を借りることにより誰でも一時的に見えるようになりますが、みなさん最初はなかなかいいリアクションをされますね。
「物の怪」とは文字通りモノに魂が乗り移った姿をしている者たちですが、鬼の形相をしたオニギリ、爺さんのシメジイなど名前もシャレが効いていて調べてみると意外と奥が深いです。
個人的には豆腐の物の怪、とうふちゃんがお気に入り(まんまなネーミングw)。いかにもひ弱そうで、動きや仕草もいちいち可愛いです。
パンチラワカメちゃんなんて子もいますねw これはもうまんまモデルはサザ○さんにでてくるあの人w ちなみにこの子は通信やテレポートができる優秀な物の怪です。



   もどかしくて初々しい恋模様。

ゆりえは同じクラスメイトの健児に片想い。ゆりえの弟・章吉と祀の妹・みこの二人の関係性も気になります。
気持ちを伝えたくても、もじもじしてなかなか言い出せない女子。
好きな相手に強く当たってしまい、後でそれを後悔する男子。
そんな中学生という年代の、恋愛初心者な感じが実に萌えます。
コロコロと変わる表情も印象的。分かりやすく両頬に赤い丸を浮かべ上げる照れた表情がとても可愛らしいです。



中学生って青春真っ只中ですよね。肉体的にも精神的にも日々成長していく時期。
価値観や考え方も変わっていき、自分が成してきたことに記憶を抹消したくなるような恥ずかしい思い出を作る時期でもありますw
そういった誰しもが経験しうる思春期の体験を思い出させてくれて、昔懐かしい景色とともに暖かい気持ちにしてくれる作品でした。

投稿 : 2014/01/25
閲覧 : 369
サンキュー:

27

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シャア・アブノーマル さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

謎アニメ(2話時点)

中学生がある日突然、神様になり、リアルな世界もそれを受けれてしまってるという世界観が謎すぎる。今後の展開に期待。

投稿 : 2014/01/11
閲覧 : 237
サンキュー:

0

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夏目友人帳を超えた癒しがこの作品にはありました。

ある日、神様になった中学生の女の子。
神様と中学生という二つの本分を持つ女の子が
不慣れながら両方を全うしようと葛藤する日々
を描いた物語です。

舞台は昭和の日本です。
近所の人の温かさまでよく描かれてます。
風刺はジブリのような懐かしさをおぼえます。

神様になりモノノケが見えるようなったので
夏目友人帳のような雰囲気も併せ持ちます。

キャラも個性豊かです。
友達や家族はもちろん、他の神様たち、
モノノケたち、動物などなど
(私のお気に入りはタマです。)

作風がほんわかしてて本当に癒されます。
それでいて面白いです。

未視聴の方は是非見て頂きたいなと思います。
今年一番の掘り出し物でした。

投稿 : 2013/12/23
閲覧 : 269
サンキュー:

30

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ちんとんしゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

癒し系

かみちゅ…超ユルユル日常ファンタジー系という感じ。あらすじにあるように、普通の中学生がある日突然神様になって、その日常のお話。神様になったといっても特別な理由はなく、なんか自然に受け入れられていて、とっても不思議だけど見てるこっちも違和感なくて、ノホホンとみられる。ゆりえちゃんが甘ったるいキャラに思えたけど、神様業や恋にがんばっているうちにとってもかわいく思えてくる。不思議なお話だけど、中学生の日常と、日本の八百万の神様の精神をうまく融合させているなーとも思える。あと、ほかのレビューアーさんもいってたけど、風景がとってもきれい!私はこのお話に出てくる町のひとつに住んでいたけど、とってもリアルで雰囲気がでていたな。1話完結型でドキドキハラハラというよりのほほん癒し系なので、続きはあまりきにならないけど、ゆったりとみれるいいお話です。

タイトルからして不思議だなと思ってたけど、お話のなかでその由来がでてきてあまりの”らしさ”に笑えちゃった。

投稿 : 2013/12/16
閲覧 : 265
サンキュー:

13

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てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

破天荒な世界観の中にある、楽しさ、暖かさを味わって欲しいです

オリジナルアニメーション。
日本のメディア芸術100選にも選ばれています。


中学生の一橋ゆりえ(ひとつばしゆりえ)がひょんなことから「神様」になってしまう。
友人、家族、街の人々、八百万の神々と関わりあいながら、成長していくファンタジー。

パッケージイラストから「けいおん!」などの、女学生の日常ものを想像するかもしれません。
しかし、だいぶ違います。
周囲の人々や八百万の神々との交流をメインに描いています。
どちらかといえば「夏目友人帳」シリーズに近いかもしれません。
心温まるエピソードや、笑える小話を通して、主人公のゆりえの成長と恋物語を描いています。


設定は破天荒です。
1話から飛ばしまくってます。

どうして神様になったのか。
どうして神通力が使えるのか。
そんなことはどうでもいい。
バカボンのパパは、パパだからパパなのだ。
設定の細かさではなく、出来事に注目して見るアニメです。

中盤~終盤になると、設定はまったく気にならなくなります。
ただ、序盤にゆるい伏線を張り、終盤で回収するため、印象が薄れてしまうのが玉にキズ。
それでも、ラストの大事なシーンでは、しっかり応援させてもらいました。


時代は1980年代。
黒電話にガチャガチャ式のテレビなど、ノスタルジーを感じさせる風景が印象的です。
{netabare}
1994年に設定された「ニボシの日」を知っているケンちゃんは、きっと未来人です。
火星人が出てきたんだからいいじゃないか!
{/netabare}

笑いは豊富にちりばめられていて、バリエーションに富んでいます。
何気なく見ていると気付かないものもありますが、相当量のネタが仕込まれています。

・ダジャレ
・シュールな笑い
・鋭いツッコミ
・あとからじわじわくる笑い

さらに、歴史上の人物の名言を使った雑学系ギャグなどもあります。
そのため、雑学の知識があると、なお笑えると思います(といっても中高生の授業レベルです)。
また、ゆりえの両親のふわふわな夫婦漫才も見どころです。


キャラクターの絵柄は特徴的ですが、とっても丁寧。
作画の綺麗さではなく、ダイナミックな動きが見せどころ。
きちんとセリフにあった表情の動き、感情を表す顔や髪の変化など、細かいところにこだわりが感じられます。
ある程度ブレはありますが、ジブリ作品と錯覚するほどの回もありました。

特にしぐさ。
中学生らしさがよく出ていると思います。
恋に不慣れな、もじもじした感じが十分すぎるほど伝わって来ました。


全編を通して感じられたテーマは「自分で行動することの大切さ」です。
そこまで全面に押し出している感じはしませんが、会話の端々にメッセージ性が感じられます。

神様は「神頼み」ができないんです。
{netabare}
光恵「そりゃお願いがかなったらうれしいし楽だけど、そうしたらみんな何もしなくなっちゃうんじゃない? きっと今ぐらいの不便さがいいのよ、私たちには」
弁天様「最後に頼りになるのは、自分と、友達だよ!」
祀「でも、最後の勇気は自分で出さなきゃ!!」
{/netabare}

また、{netabare}戦艦大和の回は良かったですね。
大和「君は十分立派だよ。諦めずに、目的地に向かって、そして、戻ってきたんだ」
大和のセリフだからこそ重みがありました。


ちなみに、ラムネは実際に大和に積まれていました。
大和にかかわらず、南方への出陣ではよく見られる光景だったそうです。
潮風で塩分を吸収してしまうため、兵士が喉の渇きを訴えます。
そのため甘い飲み物が求められ、ラムネ製造機が搭載されていたとか。


閑話休題。
{/netabare}

設定に原理を求めたり、考察したい人には向いていません。
また、子供だましっぽいエピソードがあることも否定できません。
しかし、日常系よりはずっと型破りでドラマチックです。
安心して鋭い笑いを楽しみたい、心を暖めたい、そんな人におすすめです。

投稿 : 2013/12/07
閲覧 : 919
サンキュー:

67

RX-178 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なつかしい

どこか懐かしさを感じるアニメ。八百万の神のキャラクター達もかわいらしくていい感じ。

のんびりとした雰囲気がとても良いアニメでした。

投稿 : 2013/11/26
閲覧 : 256
サンキュー:

7

mikosaya さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

評価7

投稿 : 2013/11/25
閲覧 : 233
サンキュー:

0

ネタバレ

2010sw さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

癒し系神社ネタ

ゆりえ、ビシッとせんかい!と突っ込みたくなるが、そのペースに巻き込まれて癒されてしまう☆時折はっとするような美しい表現がある☆基本的に優しい。

投稿 : 2013/11/18
閲覧 : 226
サンキュー:

3

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

皆に愛される神様らしくない女子中学生の神様

1話完結で全16話。で時代設定は昭和60年前後。

内容については、省略。
まず、昭和60年頃の描写にとても懐かしさを感じました。
携帯電話はないし、PCもないし、TVもリモコン式じゃない。総理大臣も中○根さんかな(笑)

単なる学園物ではなくファンタジー要素あり、恋愛要素ありで、最終話まで楽しく見れました。
主人公の神にして女子中学生のゆりえちゃん、実にいい味だしてます。
八百万の神と瀬戸内に住む人たちの生活の様子がいいですね。
笑える回ありジーンと胸に来る回ありです。

個人的にみこちゃんのCV野中藍さん、たまのCV斎藤千和さんの演技がぱにぽにだっしゅに結構ちかかったので、一条さんとベッキー宮本がしばらく頭からはなれなかった。

とは言え、全体的に良くできているアニメだと思います。
アラフォー以上の方には、どんぴしゃじゃないかな。

投稿 : 2013/10/31
閲覧 : 364
サンキュー:

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かみちゅ!のストーリー・あらすじ

瀬戸内の町で暮らす普通の中学生・一橋ゆりえは、極度の上がり症でしかもドジ。でも、心は真っ直ぐな女の子。がある日突然、神様になってしまった!?
その後は神様として拝まれたり、いろいろな人の望みをかなえたり、イベントに出演したりと忙しい日々を送っている。
人は予想もできない大きな力を手に入れたら、どうするのだろうか?
でも、大切なことは一生懸命がんばること。みんな持っていた大切なものがきっと見つかる。(TVアニメ動画『かみちゅ!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年夏アニメ
制作会社
ブレインズ・ベース
公式サイト
www.sonymusic.co.jp/Animation/kamichu/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%82%85

声優・キャラクター

MAKO、森永理科、峯香織、野中藍、宮崎一成、岡野浩介、斎藤千和

スタッフ

原作:ベサメムーチョ、キャラクター原案:羽音たらく、 監督:舛成孝二、脚本:倉田英之、キャラクターデザイン:千葉崇洋、プロダクションデザイン:okama、音楽:池頼広、音響監督:菊田浩巳、美術:渋谷幸弘、色彩設計:歌川律子、撮影:月岡敦夫、編集:坂本雅紀、製作:アニプレックス

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