ガムンダ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
中学生が中学生らしい
ゆっる~い感じの中学生の女の子が何故か神様になった所から始まります。
神様と言っても八百万神の一柱であってこれまた日本的アニミズム的なゆっる~い神様です。
神様になっても基本はただの中学生。神様設定に関係なく基本は幼い拙い甘酸っぱいただの中学生の日常を描いた作品です。
日常系も色々ありますが要はセンスが合うか合わないかですね。
これは私にはとてもシックリきます。終始ニヤニヤしながら観てました。
「フライングウィッチ」より設定を生かしています。「くまみこ」に期待してちょっと裏切られたユルさと癒しがこれにはあった気がします。
でも前半は神様設定を生かしたシュールなシナリオだったのに、後半はどんどん平凡になってしまったのが少し残念です。
もう少しで物語4でした。
{netabare}意中の難聴男との恋が成就する{/netabare}と言う展開は珍しいんじゃないでしょうか。
{netabare}しかしそこは中学生。それでナニ{/netabare}って感じもまた中学生らしくて良いです。
中学生設定でやけに大人びたヤツが多いですがこちらは中学生が中学生らしく、「中学生日記」みたいです。
中学生設定の必然性の無いものよりその方が好感が持てます。
独特のフワフワした絵と、キャラの動きも好きです。
どこと無くですがジブリ作品にも似ている気がします。