ほったっる さんの感想・評価

3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

真ん中は要らなかったかな

全２２話のオリジナルアニメ。

子供のころからヒーローに憧れ、モデルとして活躍する現在もなおその夢を捨てきれない主人公がヒーローとして町の小さな悪事を取り締まっていくというお話です。
{netabare}
ところがどっこい超展開が２度も３度も続き、宇宙人が出たり、ヒーローが実在していたり、合体ロボまで出てきたりと本当の特撮ヒーローのような展開になっていきます。{/netabare}

人々が見過ごしがちな小さな悪を取り締まっていくことが大きな悪になる芽をつむことになるという、私たちが見過ごしがちな事実に主人公が徹底的にぶつかっていきます。
そこにそんな小さいことにいちいち真面目になってられるかという嘲笑や、奇抜な主人公の行動がネット上で有名になるなど現代的な描写が出てきます。
一方で主人公は子供の頃はみなヒーローに憧れていたはずなのに、いつしかその純粋な気持ちを忘れてしまっていると主張します。


正義とは何か、それだけでも十分考えさせられるところがあるような作品です。

{netabare}
しかし話が地につかないようなフワフワした展開が繰り広げられ、休まることがありません。
一度超展開があったあとに、また平凡な日常に戻るというところまでは良かったのですが、それ以降はまた超展開か･･･と超展開の連続に正直飽き飽きさせられていきます。

まとめ方としては、キングトーチャーが出てくる前の部分と後藤さんのダークサイドが明らかになる最後の部分だけのお話だけで良くて、他の非現実的な部分は要らなかったなと思います。
現実的な路線でやっていく方が、もっと話がしまったような気がするんですけどね。
最初の超展開が来たときに、ここまで楽しく見ていたのに悪い意味で裏切られた！と思いました。
超展開がもてはやされる現代アニメのうけに合わせたかったのでしょうか。
{/netabare}

ＯＰ・ＥＤは良かったです。ＯＰはいわゆる普通のアーティストを起用し、ＥＤでは本編に出てくるアイドルグループの歌という感じでした。
特に前半クールのＥＤは好きでした。

オススメできるかどうかは正直確信が持てない作品ですが、前半だけでも見てもらいたい作品です。
{netabare}
てか後藤さんの最後のアレはダメでしょ笑
真理さんとくっついてチャンチャンで視聴者的には満足なのに。{/netabare}

★光姫★ さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ヒーロー

★特に能力も持たずに「正義の味方」になってしまったファッションモデルの青年と、特に正義感を持たない警察官の青年をダブル主人公にした作品。「真のヒーローとは何か」をテーマに、次々に起こる事件の中でヒーローとして、そして人間として成長していく姿をコメディとシリアスを交えながら描く。（wikiより引用）

★主人公は、ヒーローが好きで好きで、なりたいと思っていた。ヒーローになり、人助けをしていくうちに、後戻りできなくなり、そのままヒーローになる。ダサイ、渋いがあり、なぜか次も見たくなるアニメでした。

なみかぜ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

なんですか？これは（＾_＾；）どんどんエスカレートしていくべ

まぁアニメだから出来るんですが、ご近所のご意見番の

おにいちゃんから始まって悪の組織と戦うカメンライダー？

またまた進化して戦隊物になってるじゃありませんか？

この説明じゃあわかりませんな（++；）

途中いい話でじんっ！と来ますけど･･･。

藤岡弘のような人出てくるんですが、一枚かんでそうな･･･

多少めちゃくちゃな展開は今後の面白さにつながる事を祈って･････

妙な作品ですがアニメらしいあにめですな。

かるーいコメディーと思ってご覧ください（＿＿）

nk225 さんの感想・評価

2.3
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

第1話は2013年9月27日にフジテレビマルチシアターで「"ノイタミナ"10月クール特別試写会 サムライフラメンコday」として先行上映された。

2013年10月10日より2014年3月27日まで、フジテレビの深夜アニメ枠『ノイタミナ』にて放送された。全22話。
2013年7月5日に「2013ノイタミナ ラインナップ発表会」にて制作が発表され、「なりきりヒーローもの」というジャンルとキービジュアルが公開され、放送期間が2クールであることも発表された。

オープニングテーマ
「JUST ONE LIFE」（第1話 - 第11話）
「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」（第12話 -　第22話）

エンディングテーマ
「デートTIME」（第1話 - 第11話）
「フライト23時」（第12話 -第21話）

BERG さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

いっき さんの感想・評価

2.7
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

雛四季 さんの感想・評価

4.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

個人的2013年秋～冬アニメNO1

初期の漂うタイバニ臭が半端無いが、何も考えなくても純粋に見ていて楽しめる作品。
後半になるにつれて超展開っぷりが半端無く、6～7話目くらいでその片鱗を見せるので、その辺りではっきりと好みがわかれると思います。

物語は正直まともな展開を期待しないほうがいいです。
全体的にシュールシリアスな感じ。
というか色んな遊び要素詰め込みすぎて着地点がなくなっちゃったってところでしょうか。
裏設定とかもすごく多い気がするんだけど同じく詰め込みすぎて消化しきれてない臭いがすごい。
あ、因みに最終回は特に酷いです（腐女子歓喜的な意味で）。


音楽の評価は4.5にしています。
OPは前期SPYAIR「JUST ONE LIFE」、後期FLOW「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」と熱い2曲。
EDは前後期共にアニメ内のアイドルグループ、ミネラル☆ミラクル☆ミューズが歌う「デートTIME」と「フライト23時」。
全て良曲でおすすめです。
更に劇中歌でオリジナルソングを串田アキラや宮内タカユキが歌うというアニソン王道を行く徹底ぶり。

作画的に所々の回で作画が不安定な部分はありましたが、概ね気にせず楽しめました。

最初に書いたとおりそこそこおもしろいので、何も考えずにぼーっと見ている分には楽しめると思います。
ストーリー重視の人にはおすすめしないです。

うち. さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

劇中劇？現実？特撮の撮影？

色々と憶測が出来るアニメですが、今は何も分かりません。
ただ言えることは正義のヒーローをやるのは簡単じゃないということですかね。
スポンサーの文房具の武器、豪華になっていく装備とか劇中劇を思わせる場面がありますが、やっぱり分かりません。特撮の基本を大事にしているアニメです。

総評
正義とはなんぞや、悪とはなんぞやと問いかけたアニメなんじゃないでしょうか
中盤から最後まではちゃめちゃなアニメでしたが私は好きになれました。

じゃむぱん さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

plm さんの感想・評価

2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

劇中劇オチはまだなのか？

ノイタミナ枠で同時期に始まったガリレイドンナはビジュアル面で惹かれた一方、
こちらは１話目でストーリーの掴みの良さに心惹かれた作品。
「お話の中じゃない世界でできる正義とは？」というようなテーマ性を感じ、期待が高まる。
しかし７話「チェンジ・ザ・ワールド」以降から何かが狂い始め、わけのわからない展開に。
終わってから、面白くはないけど俺は好きだったよ　みたいに言ってる人をわりとみかけたのだけど、
自分はその逆で、面白くも感じたけど嫌いになるばかりだった作品だった　と言える。

作品のノリに"熱中する"か、"冷めてしまう"かを分けるのは感性によるところだと思うが、
中でも自分が"冷めてしまう"と感じるのは、
作品側から「これ本気でやってるわけじゃないですよ」と自覚的なのが伝わってしまうとき。
例えば中二病ネタ。あれは本人がマジでやってるので異質さと若気の至りが合わさって面白いのだが、
嘲笑ネタとして真似したやつが、面白いだろ？とばかりに見せつけてくると、この上なく冷める。
（京アニの中二病は、中二少女を描く面で本気なので、あれはあれであり）

ともかく、本心では別に思い入れがあるわけでもないのにこういうの好きだろ？とばかりに演じている、
そういうノリが透けて見えると、薄ら寒いものを感じるのだ。
このサムメンコも７話以降の至るところで、自覚的だったり皮肉的と思える表現が多々あった。
戦隊モノのあたりなんて、形だけは物語展開してるけど、心ここになし意味などないという感じ。
あーつまんない？そんなのわかってるよｗｗそれが狙いなんだよｗｗみたいな。
一方で、楽しく作ってそうだなぁと感じる部分もあり、制作陣の志しがまるで分からなくなる。
もう振り回せりゃそれでいいみたいなスタンス、投げやりな内容。このあたりは本当に嫌だった。

最初に打ち立てた「正義とは何か？」のようなテーマ性についてはもう心に届いてこない。
完全にフィクショナルな世界になった今では、どんなに良いことを言ったとしても陳腐にみえる。
正義がいかにシリアスに葛藤したとしても、敵がギャグである。（作品側が意図して）

ギャグで、うすら寒いメタ構造で、それなのに妙なリアリティを求める。
お話単体でみれば本当に陳腐でつまらないのに、わざわざそれを"意図"して自覚的にやっている、
そんな制作陣の志しがわからず、何がしたいのか気になって見続けてしまっていた。（結局わからんけど）

それから最終盤。ようやくといか、今更というべきか、現実方面に戻ってきた。
まだオカルト的な要素は絡めてくるのだが、それでもラストは無茶苦茶ではあるけど、
久々に真っ直ぐな正義くんがみれて面白かった。

だがこの作品「面白かった」と感じるのは一時の強烈さや、妙な引きの上手さのせいが多くて、
観てる間の大半は「つまらない」時間に割いていたわけで、正直いいように化かされた感じ。
フラメンコ（情熱的な踊り）？いやいや仮面を被った奇術師のショーの類じゃないですか？
……そんな、姑息な手段にまみれた内容。勧めはしないけど変なものに振り回されたい人はどうぞ。

ゲリオ さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ストライク さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

まもり さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

個人的には名作だと思う

最近は、しばらく経つと内容が思い出せない個性の薄いアニメが多いけど
この作品は10年たっても忘れる気がしない(ｗ
かなりの衝撃作でした。
なんだか上手い感想が思いつかないので
とりあえずもう一周観ようと思います＾＾

ninin さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

地域のヒーロー誕生？

全２２話
キャッチコピーは「大人になりたくない、“大人たち”へ」

内容は大きく分類して、４つに分かれていました。（勝手に１・２・３・４部と分けさせていただきます）

１部はサムライフラメンコとして地域で奮闘、そこに色々な仲間たちが集まって来て活躍していくお話です。観ていて、ご当地ヒーローものだと思いました。中々斬新で面白かったですね。

これでは２クールもたない内容だと思いましたが、やっぱり超展開が待っていましたｗ

２部の超展開を観て最初は夢オチかと思いましたが、現実のお話でしたね。
真に迫っていて悪役{netabare}（キングトーチャー）{/netabare}もなかなか上手かったですね～

そこまでは良かったのですが、３部では出来の悪いヒーローショーという感じがして受けつけなかったのですが、なんとか乗り切りました＾＾；
余りにも現実離れしすぎて拍子抜けしてしまいましたね。{netabare}戦隊ものになって、宇宙人が出てきたり月に行くとか神まで出てくると正直冷めてしまいます。{/netabare}

４部{netabare}（灰司君のお話）{/netabare}は、人間の心の闇をよく表していると思います。最後も良かったですね。

面白いところあり、残念なとこもありと評価しにくい作品です。３部がエスカレートせずに終わっていれば良かったですね～

OP　ノリが良いl曲ですね。
ED　こちらはこの作中のアイドルユニットの曲で可愛い感じです。

最後に、「悪の花‥‥咲き乱れる前に、その若き芽を介錯いたす！人呼んで！サムライフラメンコ！」この口上が好きですね〜

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.2
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

自由な黒縁メガネ さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ある意味伝説となるだろう...

いつも斜め上を行くこの突き抜けたアニメを
どう評価していいのかわかりませんが、
なんだかんだ楽しめたことは事実です！


改めて、１～６話と７話のラスト以降でまったく
別物のアニメになっていることに気付いて
なんだかあの頃のサムメンコが懐かしく思えてきます。
７話ラストの衝撃は忘れることはないでしょう。

途中から毎週見るのが楽しみな自分がいたほど、
このアニメは超展開であり、超超展開でした。

{netabare}個人的には、２話の傘回が一番好きです。 {/netabare}

みのさん さんの感想・評価

3.3
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

なんとも言い難い‥(^_^.)

個人的満足度：B


これはある意味他の作品との差別化は出来ていると思います。

もう展開がぶっ飛び過ぎていて追いつかない(笑)


何度も盛り上がりそうな時はあったが、そこから爆発しない‥
迷走に迷走を重ね続けた作品です。



ただなんだかんだラストはある程度まとめられて終えた所は評価したいです。
しかしやはり、「とりあえず超展開」みたいな感じは狙ってのことでしょうが私には雑にしか感じられずこの評価。


キャラは割と好きです。
どのキャラもぶれることなく活き活きとしていて良かった。

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：----

切らないで

正直私も何度も切ろうと思いました。
が、切らなくて大正解でした。
物語はかなりぶっ飛んでて途中だれるところもありますが、シリアスな回は圧巻。ニュアンス的には銀魂みたいな感じです

Daiki@キツネ子 さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

もかさま さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

おもしろい！

ヒーローもの。たぶん。
ここから先何を言ってもネタバレにしかならない気がする。

サムライフラメンコの正義君と、
警察官の後藤さん、２人の掛け合いが面白い。

日常系のヒーローもの？と思いきや
色々超展開が続いたりしてあっちこっちに飛ばされる。
全然予想できない！
正直ちょっと中だるみというか不満なとこはあった。
でも最後は、継続して見てて良かったと思える。
・・・思える。たぶん。
っていうか、色々考えるの吹っ飛んだ！
ふっ飛ばしてくれる。そんな終わり方。
私は好きです。


声優の評価を高くしたのは大好きな石田さんが出たからです笑

りんご さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

北山アキ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

杞冬@あずさ さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ごはんちゃん さんの感想・評価

2.1
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ムニュムニュ さんの感想・評価

4.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

超超展開

１話目からは普通の日常に突如現れた自称ヒーローを題材にしたコメディチックなアニメで面白く見ていました。

ところが８話目で別のアニメになりました。

回を増していくごとに迷走は留まるところを知らない。


だがしかし、結局途中で切ることなく最後まで見入ってしまいました。



次から次へと伏線の数々、超展開に次ぐ超展開。次の話が見たくなる上手な切り方。


なんだかんだで２クール分のアニメがあっという間に終わってしまいました。

ナッキー0804 さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

いおりょぎ　 さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

この脚本作家はよっぽどの変人か、電波か、はたまた天才？か…「正義せいぎ」についてあらゆるアプローチを試す異色なアニメ（視聴完了再レビュー）

全話視聴完了しました。

全部観終わっての感想は、良かったと微妙と悪かったがそれぞれ３等分ってところでしょうか。

これってやっぱりリアルタイムで観て、「お～」とか「え～」とか思うのが楽しい作品かもしれません。

途中のグダグダも最後まで見れば必要だったのかなって思います。
でもひっぱり過ぎた感は否めません。

正直お勧めって訳では全くないんですが、個人的には観て良かったと思いましたよ。

とにかく最終回まで、いろんな意味で驚かせてくれた作品でした。



以下、初回レビューです。

２０話まで視聴中です。

自分が過去に見てきた作品の中でも本当に異色の作品です。

ストーリーについては、簡単に説明ができないんですが、本当に一言で表すと、「正義（せいぎ）」についてあらゆる角度とアプローチで試行を繰り返すカオスなお話です。

原作及びアニメ制作のmanglobe社の作品を見るのは初めてでしたが、とにかく脚本のインパクトが凄いんですよね。

多少ネタバレの部分があるので、先入観を持ちたくない方がいたら、ここでやめてください。

ただ、断念された方や、興味があるけど見てない方の参考になるようレビューしたいと思います。

今まで、大きく４つのストーリーで進んでいて、現時点で恐らく最後の５つ目のテーマに突入していくところです。

ざっくりと今までの４つの話を要約します。

①あこがれの正義（せいぎ）のヒーロー「サムライフラメンコ」を夢見る主人公「羽佐間正義（はざままさよし）」が、リアルな現実世界で、世間の悪い常識や理不尽と葛藤しながらも、正しきことを一心に思って奮闘する日常をドラマ仕立てで綴っています。

ここでの脚本は、まさに実写ドラマのような展開ですね。
多分多くの人が普段心に思っているけど、なかなか口に出しては言えない、世間の不条理について、主人公が代弁してくれています。
この時点では、アニメとしてでなく、ストーリーに惹かれて見ていました。
脚本もテンポが悪くなくヒーローの話なのに意外な展開で結構面白く見れました。

②現実には存在しないと思われていた、いわゆる「悪の組織」が実在し、羽佐間正義や仲間たちが、その「怪物」たちと実際に戦っていく。

はっきり言って、この展開が無い話と思っていたので、面喰いました。
ここからは、戦隊シリーズや仮面ライダーなどの実写を使った方がいいんじゃないかと思うほど、その方面にベタな内容。おせじにも作画も良いとは言えず、微妙な展開。

でもサブキャラで羽佐間正義の親友となった警察官の「後藤さん」こと「後藤英徳」や、正義と同じヒーロー嗜好を持つ「真野まり」をリーダーにするアイドル「ミネミラ」らの存在が面白く、終盤にはかなり人間ドラマに厚みがあって、それなりに見ごたえありました。

③　②の悪の組織がさらに巨悪の組織となって、日本全土に襲いかかる展開。

まあ②の展開から、少しは想像できたけど、ここまで来ると「何がしたいんだ～」と言ってしまいそうなほど、ベタベタ。正直①②があったので、③はスルーでしたかね。

④ここから超展開！！
まじあり得ないくらい、めちゃくちゃです。

電波な話になっていくので、更に理解不能になるんですが、やっぱりサブキャラ陣が活躍し、なんだかんだ言って面白かった。
上手く説明できないんですが、ヒューマンドラマっていうんですかね…。
このあたりまでくると、各キャラの描写も深くなっていて、そっちの流れで乗り切っていますね。

そして今！！

多分、これで最終テーマになるかとおもいます。
ここまで長かったな～。
最初からず～っと引っ張ってきた伏線、親友「後藤さん」に絡むテーマになります。

ここまでくると、既にヒーローとかのお話では無くなっています。
別にヒーロー見たくて、見てた訳ではないので、構わないんですが、とにかく人間模様とその背景描写が凝っていて、そっちの方で目が離せなくなりました。

何が良いって言われると、非常にこまるんですが、やっぱり奇想天外な脚本ですかね～。

何気にＯＰ・ＥＤも前クールからそれぞれ２曲ありますが、かなり気に入ってます。
特に作中アイドル「ミネミラ」こと戸松遥さん、Ｍ・Ａ・Ｏさん山崎エリイさんが歌うＥＤは曲の雰囲気や編曲とハーモニーがバッチリですごくお気に入りです（*^_^*）

声優陣も主人公役の増田俊樹さんの放つ「サムライっ！フラメンコっ！」っていうフレーズが、結構ツボです。
でも最近言わないなあ…。
後藤さん役の杉田智和は言うまでもなく名演されております。

お勧めって訳ではないんですが、異色の作品であることには間違いないと思います。
結構浮き沈みも激しいので、どっちかというと厳しい評価になるのかな。

でも、どうやって最終回を迎えるのか、また驚かせてくれるのか最後まで本当に気になります。

タム_01 さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

良くも悪くも視聴者の期待を裏切ってくれる作品

【2014/03/29　総括】
最後まで物語の展開が予想の遥か斜め上を行く作品で
良くも悪くも視聴者の期待を裏切ってくれたと思います。

最後まで観終わっての感想ですが、自分の中でのピークは2話（後藤さんの傘の回）でした。やはり、あぁ変態頑張ってんなぁ路線の初期の頃が一番好きでした。

とりあえず７話の超展開は誰もが驚くでしょう。
正直、オススメできるような作品ではないですね。
それでも何だかんだ最終話まで見てしまったので、不思議な魅力はあると思います。

ただ、正義と後藤さんの会話のやり取りは面白いですよ。
そこはオススメできます。

アイドル３人娘も上手く活かしきれてなかったな、と。
因みに、３人娘の中では瑞希が好きです。

OPとEDは素晴らしいと思います。
１期２期ともにこの部分は秀逸な点です。
OPとEDだけでも見る価値は有りです。
EDはさきのアイドル３人娘が歌ってますが、
１期２期ともにどちらもいい曲ですね。

{netabare}
最終話の正義の台詞「後藤さん、結婚しましょう」は笑いました。
{/netabare}

以下、途中までの追記ですが残して置きます。

【1話視聴を終えて】
何となく名前にピンと来て視聴してみましたが、これは個人的にかなり面白かったですね。
良作の予感がします。
ノリが大好きです。
何より主人公の羽佐間正義、後藤英徳。この二人の間柄がとても良い。
二人とも声優さんの声が上手くハマッてると思いますし、かなり期待大です。

【2014/01/08　追記】
７話からの超展開に何というか正直がっかり（いまいちしっくり来る表現ではないですが）です。
とりあえず視聴は続けようと思いますが、自分の中ではサムライフラメンコは終わったかな･･･。

遥なる蒼 さんの感想・評価

3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：途中で断念した