おぬごん さんの感想・評価

2.6
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態：観終わった

序盤は面白かったのだが…。

初期の人間ドラマから一転、中盤からはヒーローものの根幹を問うような作品となった。
が、視聴者の求めていたのは前者で、面白かったのも前者だった。
中盤以降の展開は、狙っているとはいえあまりに粗末だった。

作画も悪く、後期OPもなかなか完成しない始末。
大森監督だけに期待してたんだけどなあ…。

fluid さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

正義の味方 x イケメン x 変態

主人公はどこかひ弱なイケメンモデル19歳。
正義の味方になる夢を捨てきれずに実践し、変態扱いされるシュールなギャグアニメです。
マネジャーにバレないように夜な夜な正義を実行するものの情熱だけが先走り、とてもひ弱な彼は返り討ちにされるのであった。。

世界観は戦隊ものをリアル描写したものであってオリジナリティを求めた作品ではないので、人間ドラマを楽しめる人向けの作品です。

伏線だらけでメッセージ性も高い作品ですが。それを感じ取れる視聴者が少ないことが評価が低い理由なのかなと思います。
例えば【正義】は視点を変えれば悪にもなるということは大人でも本当に理解できている人は少ないでしょうし。分からない人からすると同じシーンでも全然違ったメッセージが伝わるんだと思います。


■キャラクター
頼れる友人役の杉田さんがいい味出してましたｗ（CV：杉田智和、銀魂の銀さん役）
怒ると怖い美人マネージャーとのやり取りも見どころです。（CV：中村千絵、ナルトのサクラ役）
ヒロイン役の戸松さんもさすがです。気迫が違いますね。（CV：戸松遥）
ヒーロー番組の主役のダンディなおっさん、かなり面白かったです。かっこいい台詞を言ってるのにどこか抜けてる感がｗ


■ストーリー

【成長編】
１話 ボーイ・ミーツ・ボーイ、正義の味方と変態は紙一重。
２話 表の顔はイケメンモデル、裏の顔は変態仮面
３話 仮面の素顔に賞金が。。そして偽・変態仮面の登場
４話 ヒロイン登場。あれ？この子も変態？
５話 コンビ結成。思い描く正義は人の数だけある。
６話 新しい力。あれはただの文◯具だ！
７話 両親は。。そして新たなる敵、あれはゴリラだ！
８話 変態は本物のヒーローに！
９話 非現実もつづけば日常に。調子に乗ったヒロインの末路は・・・
10話 最終決戦！

【フラメンジャー！結成編】
11話 おっさんはただ者ではなかった！？俺たちの戦いはこれからだ！
12話 ５色のヒーロー
13話 大規模襲撃の予感。守る人守らない人の線引きとは・・・
14話 最終決戦！(2)
15話 正義と悪は紙一重。君たちはだまされている！
16話 逃亡。。　立ち上がれ！　変態仮面！！
17話 アイム・ソーリー！！
18話 真の黒幕は。。正義とバカは紙一重！サムライフラメンコ！

【平和編】
19話 世界から悪が消え去り、彼女に会いに行くひでのり・・・
20話 あれは幻覚か？得体のしれない敵に迷走するまさよし。
21話 愛を知らないヒーロー。悪が無ければ正義も存在できない。
22話 サムライフラメンコでは君を救えない。二人で愛を探そうじゃないか！


■伏線が多い
話数をまたがって伏線が結構ちりばめられているので、意味ありげなシーンは記憶しておくと面白いかもしれません。
気になるあの人はどんな顔？？という疑問も19話でしっかり解消されるのでご期待を。

■楽しく見るための注意点
話が進むにつれて世界観がガラッと変わるイベントが発生し、これは夢落ちパターン？と思ってしまうシーンが何度か訪れます。
せっかく作品に感情移入してきたものが全て失われるような気分になるかもしれませんがご心配なく、すべて現実です。


■感想
感情表現が豊かでなかなか良い作品でした。
男のかっこわるい部分を面白くポジティブに描いているところが良かったです。
１話の変態に始まり最終話の変態に終わる・・・（笑）

戦隊もののバトルシーンは正直、世代が違うせいでしょうか？あまり楽しめませんでしたが、、
正義と悪は人によって異なり、紙一重であることが良く描かれてましたし。
最終的に結局人間だれしも自分自身が一番の敵であるという演出もとても共感できました。

don さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

失速したな

中盤～後半は、やり過ぎた感が圧倒的に押し寄せてくる。
序盤のドキドキ感が良かったのに。
まあゼブラーマン先輩がいるから２番煎じなのは仕様がないが、正義の価値観がちょっと酷いのではないか？ちゃんとこのアニメなりの答えが提示されないと、ダメでしょ。
完全に暴力の権化に成り下がった正義（まさよし）君はいかがなものか...

徳寿丸 さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

みんな自分以外は変態なんだよ！

オリジナルアニメ。
とっつきにくいかなぁ…1クール位でも良かったんじゃないかなぁ。
でも1クールじゃこのエスカレートしていく現実なのか妄想なのか境がわからなくなる？？？？感がうざったく感じないしなぁ。
個人的には正義と悪、金持ちと貧乏、嘘と真実、そんなどちらかだけではお互いの存在を確認できないものと人間も他人によって己を証明できるって事を物語の中でリンクさせながら進んでおり、早めに展開が変わるので何とかついていけた感じだけど、途中下車率は割と高いんじゃないかな。
ただ真面目に作ってるっていうのは凄く伝わってくる作品。オリジナルなので評価してあげたいな。

私のツボ：ちょっと出の小林ゆうさんと堀川亮さんがGood！

ドラれもん さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

フラメンコの正義とは？

初投稿　2014.4.29

おまえはいったい何と戦っていたんだ・・フラメンコ？

書かないでおこうと思ってたけど我慢出来ないのでココに記しておきます
この作品にうまく言えないけどモヤモヤした方は読んで見てください

{netabare}
見始め・・

裸のフラメンコや部屋に警官を招き入れたのを見ててBLだったら断念って気持ちで見てました

ここから気に入っている所を○

気に入らない所を×を付けます


○　正義のヒーロー・正義の味方・正義とは何か？ってテーマの話は凄く好きで

古くて知らない方が多いでしょうが　ウイングマン　とか好きだったので

いつか凄い変身するのかな～？って気持ちで見ていた所もありました


○　フラメンコガールの存在　フラメンコに対してもどかしく（力なき正義）感じていた時

「人よんでフラメンコガール」おっ！とまっちゃん！

全王を「エイ・エイ・エイ・・」は凄く爽快で

あっ！この作品面白いっ！って感じました　あそこを押さえながら(ﾟoﾟ)


　そのうち怪人？　出てきて・・・・

×　子供っぽい演出に感じる

×　リアルな世界観に段々感情移入していたので夢から覚めた感じになりました

今思えばこの辺りから作品に対する気持ちが離れていきました


僕は子供の時にゴレンジャーとかも見てて

黄レンジャーを見たらカレーが食べたくなるほど特撮ヒーロー物も好きでしたが


怪人が出てくるような設定でいくならフラメンコも超絶ヒーローに変身させてあげた方が良かったような・・


または超絶ヒーローに変身しないリアル設定でいくなら

戦う相手をマフィア程度の闇の組織に設定を変えた方が面白くなったと思う




怪人から先は　ただただフラメンコガールの登場を願い・・

○　悪のボス？にフラメンコガールが捕らえられ綺麗ごとではなく本音を追求していく心理描写は好き

×　ただそれをフラメンコガールにさせたのが・・

敵に追い詰められるピンチのシーンは正義を語る主人公のフラメンコが受ける試練（見せ場）ではないかな？と


×　何話か忘れましたがパン屋に逃げ込んだフラメンコが空腹に耐え切れずパンを盗み食いしたようなシーン！！

どんな小さな悪も見逃さないはずのフラメンコ・・・

おばちゃんのゴミ捨てにも注意してたフラメンコが・・

正義のヒーローを語る資格があるのでしょうか？


僕はパンがなくなったシーンでフラメンコよ！食うんかい！！って思いました

ここは食べたら駄目だろ～って


まぁ例えばですが・・
フラメンコの空腹に気付いたパン屋の主人（無口な職人タイプ）が店の奥から出てきて
袋に入れたパンをフラメンコに渡す

フラメンコ・「いえ・・お金が・・ないんです・・」

パン屋・「いいから持ってきな」って

フラメンコ・「あっ・・ありがとうございます」

って粋な臭い演出を希望！！


つまり！正義のヒーロー検定失格だ！フラメンコ！

明日から普通の生活に戻りなさい！


思えば見始めから疑ってたが・最後は結局BLオチか！！( ﾟωﾟ)
　

{/netabare}

モヤモヤされた方へ謝罪
{netabare}

フラメンコ「ノイタミナの時間を大切にされている方・・自由気ままに好き放題！本当に申し訳ありませんでしたっ」

フラメンコ「ドラレモンさんにも正義の志の低さを注意され反省しております」

フラメンコ「後、決めゼリフの前に何かセリフを入れた方が良いと言われたので聞いて見て下さい」


ドラレモン「この世に正義があるかぎり」


フラメンコガール「悪が栄える事はなし」


警官「澄んだ瞳に信じる心」


フラメンコ「俺を呼んだかフラメンコ」


フラメンコ「いくぞ！！サムライっ　フラメンコっ！　」



う～ん・・やっぱりなんか違いますよね～(ｰ_ｰ;)


{/netabare}

追記　2014.7.17

一部文章にお見苦しい所がありましたので変更・削除
及び点数の付け直しを行いました

あさがお さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：途中で断念した

gb188 さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

期待した超展開とはちょっとちがったかな

超展開を期待してたら終了してしまった・・・

世を忍ぶ仮のボブ（仮 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

タック二階堂 さんの感想・評価

2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態：途中で断念した

Lovin さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

閻王 さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

月夜の猫 さんの感想・評価

3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

なんだろうなぁ～・・

何となく結末が気になる感じで最後まで視たけど・・
途中で何度か別アニメ？と思うほどの転機に視聴を
やめようと思うほどの強引な超展開？？というのだろうか・・

1粒で2度？3度美味しいというより　混ぜるな危険で
食べ合わせが悪いものを罰ゲームで強引に口の中に入れ
られて・・飲み込まなきゃ続きを見せてあげないとか・・
言われているような・・其処が切り時？とか思わなくもない
何とも微妙な作品で・・其れが癖になる♫という人向けかな。

タイトルがあまりにダサ・・・ということで視聴を避けて
いましたが・・なるほど・・・という感じ。

zemin さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

３話で化けた！

１話、２話と徐々に面白くなってきましたが、３話で化けました！
現時点で今期、１，２を争う面白さです。今後の展開に期待大！

木佐貫 さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

安定の急展開！

ギャグヒーローものです
何の力も無いヒーローになりたい主人公の視点から描かれる、リアルなヒーロー像
かと思いきやまさかの急展開
さまざまな角度からヒーローとは何か、正義とは何かを描く
途中にいろんなヒーローのパロディーというかオマージュがあり、笑えて時にシリアスな作品です
最初はそんなに期待していなかっただけに、より面白く感じました
OP,EDもいいです

無料勇者 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

超展開ヒーローもの

◼︎見始めのかんそう
{netabare}普通の人間が自主的に衣装作ってヒーローになっちゃう。
何だかイタイけど、そりぁあもういい人ですね。

絵はタイバニっぽいけど、こっちは圧倒的に弱いです。
でも、ただ強いだけのヒーローものより、人間くさいヒーローの方が面白くなる余地があると思います。

ちょっとは強くなれるのかなあ。{/netabare}

◼︎見終わってのかんそう
{netabare}中盤以降の超展開は、ちょっと愕然。こ、こういう話なの？ある意味マトリックス的なものを感じました。{/netabare}

にゃっき♪ さんの感想・評価

3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

もっと遠くへ

序盤は、ドンキホーテを連想させるKICK-ASSのような自称ヒーローの作品に思えましたが、７話終わりからの超展開は衝撃的でした。
この作品はヒーロー番組の限界や、ヒーローがヒーローになった動機や心理状態にまで踏み込んでいきます。私が、もっと現実的なエンタメ作品のつもりで視聴を始めた事もあると思いますが、視聴継続に苦痛を感じたのは私だけではないでしょう。未見の方は最初から覚悟を決めて視聴に臨んで欲しいと思います。

現在、世間的に見て成功していると思われているかどうかに関わらず、今の自分とは違った自分に憧れている人はいくらでもおられるでしょう。
自分が輝いていると思える場所に身をおきたいと願う事を否定はしませんが、医者であれ弁護士であれ、輝き続けるためには対極にマイナス要素の存在が不可欠です。
本来、正義の味方のヒーローは対抗する悪の秘密結社などがあって何か悪だくみをしていないと出番がないわけで、ヒーロー番組では、ワンパターンのお約束が毎週繰り返されます。視聴者に飽きられないようにするなら、スケールアップして刺激の強いものを用意しなければなりませんが、話を大きくし過ぎると視聴者の心が離れていくのを、この作品は身をもって実感させてくれたように感じます。

現実にヒーローたちがいて、怪人と戦っているのが日常になれば、いずれニュース番組にも取り上げられなくなるでしょう。
作品内で、やる気をなくしたり、戦いがいのある敵の出現を望んだりするヒーローも描かれています。
火事の原因のトップは放火です。消防士は火事がなければ出番がありませんが、自ら放火した消防団員(消防士ではありません)は実際に何度かニュースになっています。
自分を輝かせるための装飾品では意味がないわけで、後戻りできず手遅れになる前に、初心に還り、見失いかけたものを取り戻さなければいけません。

いくつになっても自立しようとしない子供、それを甘やかすしか術のない家族。
オトナになるとは、誰かのせいや時代のせいにしないで、自分の弱さと正面から向きあう事です。背伸びをせず、分をわきまえ、自分を受け入れてくれる相手に心を開き、感謝の気持ちを忘れずにいる事です。短所も含めて、お互いにありのままの相手を受け入れて横にいてあげる事が、互いの翼となり、遠くまで飛んで行ける力になれるように思います。

naoi-riki さんの感想・評価

2.9
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

最初は良かった…そう、最初は…

ノイタミナ枠のオリジナル2クール作品
あまり期待していませんでしたが、1話見てとても気に入ったので視聴
最初はヒーローものでした

内容は、ヒーローにあこがれる主人公がほんとにヒーローしちゃうという物語
最初の6話くらいは、正体を隠しながらヒーローをやる主人公が非常に面白かった
それでいて、今までにない展開や設定だったので次はどうなるのかな?というワクワク感がありました

…しかし、そのワクワク感も10話まで
急に展開が変わってきて、怪人やら宇宙人やら…さんざんな内容
あげくポッと出のキャラがなぜか仲間になって一緒に戦うとか…
なんだか超展開過ぎてついていけませんでした
最初の流れをそのまま踏襲すれば、絶対に面白いアニメになったと思うのに…

OPはSPYAIRで非常にかっこよかったのですが…
それだけにOPサギでしたwww

総じて、最初の面白さから後半のつまらなさに全体としてがっかり作品に…
2クールにした意味が全くないです
見るなら1クールだけ
それだけなら被害も時間も少なくて済みます

milimikan さんの感想・評価

3.1
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

四畳半愛好家 さんの感想・評価

3.0
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

アルカット さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

何故評価されないのだろうか。

生きてきて数えきれない程の作品を観たが、これほど１話先が読めなかった作品は無かった。まさに快作かつ怪作。

観た事無い人に説明すると、７話まではヒーローに憧れるヒーロー物。
そこから先は、ヒーローとして戦うヒーロー物だ。

「展開が急過ぎて付いていけなくなった」という人が私の周りにも多かったが、反論すれば「そこが良い」んです。
あなたは、先が読める作品と先が読めない作品だったらどちらを選びますか？当然後者だと思います。まさにそこがこの作品の魅力と言えます。

そして観終わったあなたはきっと「何やってたんだこいつらｗ」と思うでしょう。
でも私は何回でも言います。「そこが良い」んだと。

watawata さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

正義の味方の定義

主人公、羽佐間正義は強いヒーローへの憧れから自作のコスプレを着用し、自称正義の味方サムライフラメンコになり、街で起こる些細な事件から地球侵略を企む宇宙人まで幅広く、彼の認識の中では悪に立ち向かうストーリー。一つの敵を越える度に正義とは何かを自問自答して行く過程が描かれています。

①〜⑥章に分類しました。{netabare}
①日常での些細なトラブル編(序章)
②キング・トーチャー編
③フロム・ビヨンド編
④奥崎・F・真太郎 総理大臣編
⑤フラメンコ星人編
⑥澤田　灰司編(終章) {/netabare}

上記の大まかに6つの敵、お話から構成されており、序章と終章を除き、②〜⑤章は意図的に様々な特撮ヒーロー作品をモチーフにしてアニメが形成、しかもインフレーションが途轍もないです。別作品として割り切って視聴するのであれば問題は無いのですが、細かい設定、人物、精神的な描写を求める方は視聴を断念、若しくは序章と終章のみの視聴をお勧めします。

さて、本題に入ります。正義の味方ってなんでしょうね？今まで実はあまり深く考えた事がありません、小さい頃からの特撮ヒーロー番組で、色々と定義を無意識に刷り込まれていますが、果たして現実の社会、大人になった今の価値観と合致しているのでしょうか？多分相違が生じているが為、皆さんは徐々に特撮ヒーロー番組から離れて行くのではないのかと感じるんです。(そうでも無い方もおられますが・・・・・)又、作中で執拗に『正義の味方』の価値観を押し付けて来ますので、自分のそれと緩ぅぅぅく比較考量してみます。

以下、4点の自分の定義と、注釈を加えておきますね。

❶私利私欲の為に戦わず、動機に私怨は一切介入の余地は無い。

敵を撃破した際に成功報酬を得るのは、傭兵と同じであり広義で解釈すれば軍隊(自衛隊)警察と同じ。あくまでボランティアであり、正義の味方は副業が望ましく、自身の生計は本業で立てている。又、特殊能力(変身、巨大化、超能力)を持ち合わせている場合は問題無いが、強化装備(スーツ、武器、ロボット等)により能力を発揮する場合は、強化装備品自体も自前、若しくはボランティア団体よりの提供。

復讐が戦いの切欠、原動力になるのは論外、思考はテロリズムと同じである。
無償の愛の上に成り立っていなければならない。

❷戦う敵は本当に悪(自然災害も含む)ある事。

戦う敵を良く吟味する。単純に世界征服、地球侵略＝悪とは限らない。敵の目的が、結果、平和をもたらす場合も想定しなくてはならない。
敵の都合もあるが、例えば地球の資源を何の代償も無く略奪する異星人、本能のまま破壊を繰り返す怪獣は、一部例外があるものの、悪とみなしても良い。

❸己の正義の価値観は相対的である事。

ここが一番重要なポイントであったりする。絶対的な正義は、基本個人の価値観と直結しており善悪の最大最小の間の差が大き過ぎる。個々の裁量で白黒判定されるのは非常におこがましくもあり、非常に危険である。相対的にその時々の情勢を反映して判断するべき。言ってしまえば、正義とか悪とは相対的なものであり、絶対的なものは無い。立場が変われば正義だったものが悪にもなる。過去における宗教戦争が良い例である。

❹根幹な精神的な部分で孤独である事。

博愛精神の上、敵と戦うのは良いが、決して精神的な拠り所を他人(不特定多数の個人)に求めてはいけない。理由は簡単、弱点になりうる要因であり、行動を起こす際の優先順位に影響する可能性がある。



はい、長々と書き殴りましたが、サムライフラメンコと照らし合わせて見ます。

❶モデル、俳優で生計を立てており、問題ありません。②〜⑤章にかけて特定の組織に所属し、装備品も強化されますが、給与、成功報酬の描写は一切ありません。
ただ、{netabare} 彼の両親は病気で死んだのではなく、海外で強盗に殺害された事が途中で発覚{/netabare} と私怨を匂わす設定があるものの、以後の行動及び発言に一切影響していない点は評価出来ます。だったらこの設定いらないのでは無いかと思いますが。
❷❸ {netabare} ⑤章までの敵の親玉であるフラメンコ星人の地球侵略の目的は、自分達の同胞とすべく、人類を進化させる為であり、結果平和を示唆してます。この時点で自分の価値観と合致しませんでした。皆で話し合いの場を設けることも無く、懇切丁寧に解説する敵に向かい言い放ったセリフが、「わからない、けど間違ってるっ!!」って言い切る始末。完全にコレ、彼の中の絶対正義です。しかもあまり？いや、全く考えておらず感覚的に発した言葉ですよね。{/netabare} 安直過ぎるにも程があります。この時点では正義の味方とは認められません。
❹⑥章(終章)で指摘されてます。穴だらけです^^;詳しくは書きません。ただ、⑥章(終章)無償の愛の上での行動での締め括りは納得出来るものでした。

と、自分の中での正義の味方とはかけ離れているとの結論です。

じゃあ全て合致する正義の味方っているの？→います‼︎ウルトラセブンです。ウルトラマン(初代)ではありません。細かい設定の違いですが、ウルトラセブンは、M78星雲から地球観測に来た恒点観測員340号、民間宇宙人です。ウルトラマン(初代)は宇宙警備隊員、職業として敵と戦っています。
一番ほど多いのが、仮面ライダー(1号 2号)^^;ある程度の年代の方ならばお分かりになると思います。

でわでわ

ヌンサ さんの感想・評価

4.0
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

やりたいことはわかったけど・・・

大森貴弘監督作品ということで、序盤の展開から「地獄少女みたいな作品」かなって感じだったのですが、第７話での突然のテコ入れは少しがっかりでした。

雑誌か何かでも監督が話していたのですが、「昔の特撮のような超展開」をアニメにしようとしたみたいです。昔の特撮にもあったような突っ込みどころや、つじつまの合わない感じもわざと狙って演出しているようです。

主役を演じた増田俊樹さんも第７話の展開には引いたそうですが、僕もドン引きしました(笑)。

なので以降は惰性で視聴していたのですが、残念ながら僕が望むようなシナリオの改善は見られずに終わってしまったというのが正直な感想です・・・。後半は特にシリアスなのかギャグなのかがいまいちわからず、どんな顔で視聴すればいいのか非常に困りました。

P.S. フラメンコガールズの百合設定は、いったい誰が喜ぶのだろうか・・・。

ねいばー さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

ちほ さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ヨジオ さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

展開が斬新

展開が急に変わるとこが斬新でした。警官が星人に殺される序盤は特に顕著でしたが、最後の方は息切れ感があったので、最後までサプライズが欲しかった気がしました。

Ka-ZZ（★） さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

「大人になりたくない、“大人たち”へ――」

これってヒーローものなの？
主人公って･･･雑誌モデルの羽佐間正義という人みたいだけれど、ちょっと痛いような･･･^^;
この作品に対する第一印象はこんな感じでした^^;

特別な力を持っているからヒーローになれるのであって、一般人では出来る事に限界があるのに･･･この作品はどういう方向に進んでいくんだろう･･･
と一抹の不安を持ったまま視聴を始めましたが、ほぼ序盤でその不安も干渉されましたね^^;

「正義とは何か」
「自分の正義を貫いた先に何があるのか」
というテーマを真面目に深掘りした作品だったと思います。

己の身体を鍛え･･･己の精神を鍛え上げるのですが、序盤からいきなり主人公はピンチの連続です･･･
でも、正しい道を突き進んでいる時、大抵救いの手が現れるんですよね^^;
主人公もこの救いの手に何度助けられて貰ったことか･･･
ヒーローでも一人で出来る事に限界があると思います･･･だから3人とか5人組のヒーローが多いんですもんね^^

でも、主人公の助っ人の一人に、私は思わず胸が高ぶってしまいました(//∇//)
それは真野 まりちゃんの存在です･･･^^
CVは戸松遥さん･･･これだけでも私が熱中するには十分なのですが、どこまでも真っ直ぐで優しい性格の彼女は、物語の中で大きな苦悩を背負い込んでしまいます^^;
心も折れそうになります･･･でもそんな彼女にもちゃんと救いの手は差し伸べられるんですよね^^
言いたくて･･･聞きたかったのはお互いの本音だったんですね^^

一報、物語は小さな街の平和から始まり、どんどんスケールが大きくなっていきます。もう序盤からは全く想像できない展開の連続です。

でも、ヒーローものなので、正義が勝って悪が滅ぶ･･･そんな勧善懲悪の物語だけで終わらなかったのがこの作品の良かったところだと思います。

日なたがあるから日かげがある･･･日なただけの場所なんてありません。
それって、善悪も同じだと思います･･･悪が無ければ善悪を判断する必要がなくなると･･･最終的には思考が飽和してしまうような気がします。
そして、これは人の心も一緒だと思います。
中には思い出したく無い事や人に触れて欲しく無い部分って、誰にでもあると思います。
それは決しておかしい事じゃないんですよね･･･
でも、もしその人に触れて欲しく無い部分を他人に抉られたら･･･
この作品ではその先を見る事ができますが･･･この作品の中で一番胸が痛んだ場面でした^^;

2クール22話の作品です。序盤は少しスロースタートですが、中盤以降しっかり加速して終盤は物語をしっかり収束させてくれています。
ジャンルはヒーローもの･･･あまり類を見ない物語の展開に楽しませてもらいました^^

Gentleman さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

タイトルなし

全22話

AKIRA さんの感想・評価

3.1
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

大人になりたくない、“大人たち”へ――

視聴中

この手のヒーロー物は期待値は低いが意外と面白かったりする。前期のガッチャマンクラウズも意外と面白かったので期待してみる。

タイバニとかゼットマン風ではあるけど少し違う感じ､特殊の力も無ければむしろダメな部分が多い。
そこが親近感がわくのかもしれません。

視聴完了
序盤の地道なヒーロー活動の方は共感が持てたけど､中盤以降のなんたら星人やビヨンドあたりから物語がしっちゃかめっちゃかになってしまい超展開が多すぎてげんなりしてしまった。

普通に1クールでやればまとまって良かったのではないかなと思ってます。

ローズ さんの感想・評価

3.4
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

正義の味方の見方

正義の味方やヒーローに憧れていた羽佐間正義（はざま　まさよし）。
些細な悪事を見逃す事ができないので、自作したヒーローであるサムライフラメンコに扮して問題に立ち向かっていった。
サムライフラメンコの活動を見守る（？）役割となった警察官の後藤英徳（ごとう　ひでのり）とともにサムライフラメンコは今日も正義の為に活動するのであった。

正義感の強い若者がヒーローを気取って頑張る青春物だと始めは思っていました。
若者に注意したら反撃されてボコボコにされるとかグダグダ感満載でこのままの展開が続けば良かったと思っていたのですが……
アクション俳優で昔にヒーロー役をしていた要丈治（かなめ　じょうじ）を師匠と呼んで訓練したり、同じような存在であるフラメンコガールズが仲間になったあたりまでは自分はついていけました。

ただし、ギロチンゴリラの登場で話が一転。
話が大きくなり過ぎたなぁという印象になります。
活躍の場が町内レベルから日本・宇宙まで広がっていき、どんどん話が展開。
始めのグダグダ感はなくなりシリアスになっていき、個人的にだんだんと面白さが減ってきました。

話のラストのほうになるとヒーロー物というよりヒューマンドラマのような要素が強くなってきます。
ここまでくると作品を単純なヒーロー物と分類するのは難しいでしょう。
元々、自分が期待していた作品の方向性とはかけ離れて行ってしまいました……

始めの調子で話が進めば好きな作品だったのですが、いかんせん話が大きくなりすぎ。
個人的にはグダグダ感満載の１クール作品で終わらせてもらったほうが楽しめた作品でした。

dylaaaaaan さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ぶっ飛び設定だけど大正義！サムライッ！フラメンッ！コッ！！

前半までののほほん感は何だったのかと思うほどの突然のシリアス。思わず笑っちゃいました。一度ぶっ飛び出したら何処までも行くのがサムライッ！フラメンッ！コッ！！（←言い方が大事）です。ですが、途中からマンネリ感かな。ネタバレになるので具体的に何処で切ったら良かったとかは言わないけど、もっとコンパクトになるだろって場面はあった。ぶっ飛び設定は無理なこじつけが多かったりするけど、理屈は割りと納得いく感じだった。原作のほうがしっかりした設定なのかな？と思ったらまさかのオリジナル作品！これはもっと評価されるべき。

声優に関して評価が低いですが一部アレ？と思っただけですので、こだわらない方は気にならないと思います。最後は笑いました。私の区分ではぶっ飛びギャグアニメ。