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「ハチミツとクローバー(TVアニメ動画)」

総合得点
76.3
感想・評価
595
棚に入れた
4086
ランキング
722
★★★★☆ 3.9 (595)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
4.0

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☆の総合評価
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ハチミツとクローバーの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私がオタクになった訳。人の心はままならなくて、それでも美しい。

思えば本作に出会ったのが深夜アニメにハマり、オタクになったキッカケだった…。


声優さんの名前なんて当時は知らなかったが、神谷さん、杉田さん、ミカコング先輩、大原さやかさん、藤原啓治さんとのちのち好きになる実力派の方々が揃った本作は、どちからというと渋めな作風である。


少女漫画恋愛ものにありがちな、突飛な設定でイケてる彼と急接近!的な軽いノリはない。故に、少女漫画にそんな親和性ない人も見易い仕様である。


本作の特徴として私が一番に挙げたいのは、挿入歌の多さと使い方の上手さである。


本作ではとにかく挿入歌が多い。かなりの頻度でスピッツかスガシカオの曲が多用されるのだが、その使い方が場面の余韻や抒情を引き立てるのに見事に作用している。


某元気なPが関わった作品みたいに、やたら大音響で耳にタコなほど宣伝されまくっている主題歌を流しまくるような品のない使い方は勘弁だが、本作は使い方を心得ている。


一つの場面が終わって静かにドラマが閉じる、そこに合わせて甘くも悲しい響きのバラードが流れて台詞無しでそれぞれのキャラが映されるシーンへ…。


特に真山とリカさんの場面ではこういう演出が素晴らしい効果を発揮していて、その場面の切ない美しさが何倍にも高めるわけである(夜のシーンで印象的なのが多い)。


恋愛も含めて人の心のままならなさを描いた作品では、こういう抒情溢れるシーンをいかに演出するかが重要だが、本作は挿入歌の力を合わせて印象的なシーンを幾つも産み出していてる。


本作は恋愛を描いた作品ではあるが、恋愛を無条件に手放しで肯定している作品ではない。


恋愛したってそんなに万事上手くいってハッピーなわけがない。自分の心ですら上手にコントロールできない。お互い想い合っていても上手くいかない。人生と同じで恋愛もそんな薔薇色ではなく、やりきれない切なさや悲しさから逃げられない。


しかし、だからといって恋愛には意味がないのか?。ましてや、実らなかった恋に意味があるのか?。本作のラストの解答は痛みを伴っているからこその輝きがある。


個人的には、ストーリー全体としては終盤の展開は盛り上げ+締めるために無理矢理持ってきた事態な気がしましたが、竹本君の自分探しからの真山さんとリカさんの物語の流れが最高だったので個人的には満足です。


シリーズとしては、どちからというと1期のほうが曲といい、作画といい、光っている回が多かったように思えるのでオススメです。

(追記)
 
 ovaも視聴。おまけエピソードをアニメ化した感じですな。久々に本作の他にあまり例がないフワッとした淡い色彩と、謎スキャットなBGMを聞けて癒やされた。

投稿 : 2024/07/18
閲覧 : 652
サンキュー:

18

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:----

愛おしい恋愛模様

丁寧な心理描写で描かれる、登場人物それぞれの恋の行方。

ほろ苦い恋もあったし、青臭いセリフも多々あったけれどやわらかな優しい演出が印象的で、スピッツ等の挿入歌も秀逸だった。2期も見る可能性大。



てか、声優陣が意外と豪華でしたな〜

投稿 : 2022/12/25
閲覧 : 148
サンキュー:

3

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

表面はさわやかな青春群像劇、本質は恋愛と才能の残酷物語。

 ハチミツとクローバーという題名がすごいですね。作中の表現だとクローバーは四葉のクローバーのことで、幸せのメタファですね。見つけようとしても見つからない。ハチミツはみんな一緒にいた日々のことでしょうか。これが本作のテーマなんだと思います。

 アニメがサブスクで見つからないので、記憶がコミックとごっちゃになっているかもしれませんが、ほぼ同じだと思いますので混同しても問題はないと思います。

 2組の恋愛をめぐるもつれ、竹本・はぐ・森田・先生の組、真山・山田・原田・野宮の組でした。

 さて、この中のどの組み合わせを見ても、幸せになる予感がしないというのが胆なのかもしれません。
 本作は甘酸っぱいというには、あまりに他人の不幸に依存したような歪な関係に見えます。純粋な恋愛に見えるのは、はぐに対する竹本、真山に対する山田くらいでしょうか。そして、大筋結論がでるのがこの2組でした。

 全体的にコメティだし、初めのうちはギャグか?と思うくらいの印象の明るくワチャワチャした感じでした。はぐも初めの内は、マスコット的にしか描かれていませんでした。この辺の導入には騙されます。キャハハうふふのお花畑少女マンガかと思ってしまいます。

 話が進行すると、真山組はドロドロしていて目も当てられません。特に原田真山の関係が、旦那を失った弱さ儚さに惚れるという感じですし、支えたいという欲求では健全な恋愛は育めません。ここは本当に気持ち悪い恋愛でした。

 竹本はぐ森田のところは、コミカルだし、竹本が爽やかに潔く描かれているのが救いでした。見ていて竹本の愛情が一番シンプルで気持ちがわかるし、乗れました。竹本が優しいだけというのも、彼の惨めさを際立たせていました。
 さらに、森田と竹本の対比は才能と言う面で残酷でしたね。竹本の出自との比較においてもですけど。

 恋愛を中心とした青春群像劇というには、あまりにきつい話な気がします。特に竹本か山田に感情移入するような構造なので、なんでマンガ・アニメでこんなに辛い目に合わないといけないんだ?と思うくらいでした。

 だからこそ、心に残る物語なんでしょうけど、決して好きにはなれる話ではありません。


 

投稿 : 2022/12/11
閲覧 : 260
サンキュー:

5

ピエロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

それぞれの恋のかたち

十人十色という四字熟語があるように10人いればそれぞれの恋があって、みんなそれぞれの想いを胸に秘めている。
そんな様々なかたちの恋を展開していくようなアニメでした。
恋愛青春!って感じのアニメですが、ちょっとだけ大人の階段を登りつつある大学生の淡い感じの恋愛アニメです。
基本的にはメインのキャラクターである5人がそれぞれ恋をしていてその中で物語は進んでいきます。
よくある恋愛アニメと違いゆっくりとゆっくりとそれぞれの関係が進んで行く感じですね、
みんなそれぞれ片思いをしているというのもあまり無いなと思いました。
このアニメは内容も素晴らしいのですが、製作陣の挿入歌の使い方どころが完璧でした。
所々で挿入歌が流れるのですが僕の好きなスピッツが多く使われていてとても良かったです。
特にお気に入りのシーンは6話の最後のシーンで真山に山田がおんぶされ帰るところです。
このシーンはハチクロっていうアニメを象徴するようなシーンだと思いましたね。
とにかく2期気になるので2期の感想で色々書こうと思います。

投稿 : 2022/08/22
閲覧 : 167
サンキュー:

3

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

それぞれの想い

2021.5.25 視聴完了。

全員が片想いという触れ込みでしたが
辛い恋もあり心が痛かった。
唯一森田さんの気持ちはよくわからなかった。
ブローチ?あれでわかれと?
私には理解できないタイプの人のようです。

15年くらい前のアニメ作品ですが
今見ても素晴らしいと思います。

投稿 : 2021/05/25
閲覧 : 308
サンキュー:

8

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

恋愛ものと書いてあり後回しにしていたのですが…

ガッツリ恋愛ばかりかなーと思っていたら、そうでも無かったです。
主軸は恋愛ですが、様々な要素が盛り込まれていました。
概ね楽しめたのですが、個人的には山田さんの酔っ払ってる感じだけ嫌いでした。
現実であんなのいたら即犯罪の対象となっているでしょう。
2期まで通して見た結果、そんな悪い男達は出てこなかったので少し安心しましたが、1期の山田さんはきつかったなーと。
正直、目を背けたくなるレベルのどうしようもない女でした。
世の中そんなに優しくないぞ、と。
2期の方が声のトーンも落ち着いた感じに合わせてて、キャラとしては後半の方が好きです。

投稿 : 2021/04/29
閲覧 : 405
サンキュー:

5

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

きっと恋に落ちたら

女性は特にそうだが、「心」のつながりを求める。

少女漫画を読めば、それは一目瞭然である。

男だって馬鹿ではないので、女性がこちらに好意を示しているのは態度でよくわかるし、逆に興味がないのも見て手に取るようにわかる。

人間とは面白いもので、「恋」に落ちた時のトキメキは「老若男女」誰しもが若返ったように輝いているが、一旦破局に向かうと、一体今までのことはなんだったのだろうか。。と、素に戻り、それまでを否定し出してしまう。

なんという矛盾。なんという気まぐれ。。。

その曖昧な人間の「心」を描き出すことが少女漫画であり、世の女性が「恋愛」のために「オシャレ」や「自分探し」に勤しむ原動力なんだと思う。

女性にとって。。と言うより、生きていく上で大切なのは「共感能力」であり、それを磨けば、どんな人間だって最愛の人は見つかるはずである。

もしかしたらすぐそばにいるかも知れない。

と、20代の頃の読後の感想です。(笑)

投稿 : 2021/04/23
閲覧 : 520
サンキュー:

9

mmma さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思うようにいかない恋の行方は

美大生たちの恋模様。

山田さんがいじらしい。観ていて真山を憎らしく思うけれど、真山は決して山田さんをないがしろにしているわけではない。野宮さんの魔の手から山田さんを守ろうとがんばったりもする。
そんな真山は、亡夫の面影を忘れられない理花さんが好きだし、ともすれば過去の罪悪感から自分を傷つけようとする理花さんを放っておけない。理花さん夫婦の旧友である花本先生は、その様子を複雑な思いで見守っている。
一方、竹本くんは並外れた才能を持つはぐちゃんに一目惚れ。ところが、はぐちゃんとはまた別の方向で並外れている森田さんもはぐちゃんのことが好きらしい。はぐちゃんがどちらをどう思っているのか分からない竹本くんは、ふたりの様子をちらちら眺めて悶々と過ごした挙げ句、自転車に乗ってどこかへ旅に出てしまう。

それぞれの立場で、叶わぬ思いがぐるぐると巡り回っている。
それぞれの結末は第二期に持ち越し。森田さんがなぜ金に執着するのか、何のために大金を稼ぐのかについても明らかになる。

セリフがちょっと鼻につくところもあるけれど、間違いなく名作。

投稿 : 2021/02/11
閲覧 : 325
サンキュー:

1

R さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しくて、苦しい。

作品の雰囲気の優しさと、恋愛や人生の苦しさが混じり合うアニメ。3月のライオンといい、やはりこの感じ好きだな。

投稿 : 2020/11/15
閲覧 : 278
サンキュー:

1

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

5人全員が主人公の物語

いわゆる深夜枠でアニメが主流
になってから,

いわゆる子ども向けアニメ以外が,
夕方や宵の口から追い出されて以降の

アニメで,いちばん面白いなと
タイムリーで,見ていたアニメでは一番好きな作品で
アニメを以後見るようになった最初のきっかけです。

私にとっては,始まりの作品です。

大学生を扱っていますが,
美術大学という特殊な学部です。

恋もあり,進路,就職の問題もありで

(作者が女性の羽海野チカということもあって)
ギャグやコメディータッチも含みつつ
全く嫌味も,いやらしさもない,清純で
シリアスな大学生活を送る作品になっています。

舞台は花本先生の研究室から
(はぐちゃんは,花本先生の従弟の子)

冒頭からいきなりヒロインの
はぐ(花本はぐみ)ちゃん登場。

「森田さん」と「竹本くん」の二人は,
一瞬にして恋に落ちてしまいます。

「人が恋に落ちる瞬間を見てしまった」と(真山談)

1才能があって十分生かせる人生を送っている人。

2才能があってもまだ十分に発揮できていない人。

3努力して,能力を引き出す人。

4努力もしないで能力を信じられない人。

このアニメでは123のタイプしか出てきませんが。

森田さんは1の人,竹本君は3のタイプで対照的なところが
とても面白いです。森田さんは変人寸前です。
(東のエデンのモデルになった人物像です)

はぐちゃんは2のタイプかなあ。美術の才能では
森田さんより上かもしれません。

この三人の三角関係に物語は始まります。

ほかの大学生登場人物は,「山田 あゆみ」から
想われている「真山さん」がいます(後述)。

でも,この5人は仲良しでもあり,全員が何らかの形で
片思い状態なんです。しかも5人全員の視点で
話が進んでいきます。

一人一人の境遇も,必ずしも
幸せな背景ばかりではなく,5人一人一人になり切って
共感して見たい作品です。

竹本君視点で描かれることが多い中
花本先生や,先生の同い年で同窓生の原田 理花さんは
事故で大切な人を失っています。それでも,
年下の真山は一途に原田 理花さんを想っています。

「山田 あゆみ」⇒「真山さん」⇒「原田 理花」
という思いの関係図式は,とても切ないものがあります。

「森田さん」は,はぐちゃんにちょっかいを
掛けながらも,才能を生かして大金を稼ぎますが
悲しい過去があるようですし・・・

「竹本君は」自分のことがよくわからなくなって
自分探しの,自転車の旅に北へ北へと漕いでいきます。

こんな(半分はリアルな)大学生活があったらな,と思えるような
情景をしっかりと描けています。

何十年か前に体験した自分の大学生時代も
割とまじめな人の通う学部に在籍していた
関係で雰囲気はよく似ていましたし
自分と重ね合わせられるところが
多かったです。

女性もののアニメといって侮れないほど,面白い作品なので,
今まで敬遠していた人は,一度見てみてくださいと
推薦したい作品です。

もっと評価されてもいい作品だと思います。

投稿 : 2020/05/14
閲覧 : 351
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この原作者のキャラデザは苦手なのだが

この原作者のキャラデザは苦手なのだが、シリーズ構成、脚本が黒田洋介氏で、ギャグとシリアスのバランスが良くて普通に観れた。
美大生の集まりなので感性、感覚は一般人とは違うし、これだけ登場人物が多いと、自分はこのキャラに当てはまるかも?というのでも楽しめる。
監督はカサヰケンイチ氏ですが、この作品に関しては、新房昭之氏をすごく意識していると思う。
JCスタッフなのにシャフトかい!?って思う演出オンパレードなので(笑)

投稿 : 2019/06/02
閲覧 : 386

ふぁんたくん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

抑揚なさ過ぎの日常系?

恋愛ものを見たくて評価が高く、長く続いているこちらを見始めました。
恋愛が重ーいものや、全然進展しないものばかりで、見ているのが段々辛くなりました。
大事件が起こるわけでもなく、ただただ時間が過ぎていく、日常系?
2もあるので最後はどうなるのかなと思って2の最後だけみたのですが、あんまり状況変わっていない気が...。
こらえきれず、見るのを断念しました。

投稿 : 2019/03/06
閲覧 : 502
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全員片思いの青春ラブコメ

全員片思いっていうのが他作品と違っていい見どころ!
最終話までみたが、一期ではカップルができなかった。
キャラの成長が早いしキャラの魅力は十分に引き立って
面白い!何周でも観れる!

投稿 : 2019/02/15
閲覧 : 489
サンキュー:

3

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ちょっとリアルで ちょっとあたたかな恋愛感 いいですね

.
視聴前は
もう少しラブコメ寄りかと思っていたのですが
リアル感 とても魅かれました

ヒロインの透明感
キャストたちのあたたかさ

想いに走る
本気になれる事に出逢えるって
たくさんありそうですが
実はとても貴重なこと

素敵だなと思います


この1期で終わってもありかなと思いましたが
2期があることに気付き
引き続き視聴が楽しみです

投稿 : 2018/01/21
閲覧 : 382
サンキュー:

2

ネタバレ

CFYso04125 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

単なる恋愛群像劇ではない

この作品は単に恋愛群像劇として観ても十分に面白い。一方で、芸術の才能が周囲の人々の運命を知らず知らずのうちにかき回してしまう物語でもある。恐るべし、はぐちゃん!

投稿 : 2017/11/13
閲覧 : 371
サンキュー:

3

Marsa さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これはいいですね。

キャラがまともなのが多い。話もできていて、心理描写もよく、苦しみながらも成長していく様、キャラ同士の適切な距離感も良い。笑いもスマート。好きです。

投稿 : 2017/06/30
閲覧 : 329
サンキュー:

10

ルンチャット さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

青春!!

大学生の恋のお話

初っ端から恋のお話
でもしっかり面白みもあって楽しい作品です!

見所は、森田先輩のシリアスな顔と楽しげな顔!
森田先輩最強にかっこいい!
何も考えてないようで色々考えててつかみ所のない感じが観てて楽しかったです!


他には竹本くんの家族の話はグッとくるものがあり思わず号泣してしまいました笑

真山役の杉田さんが優しい落ち着いたトーンで話してるのはキュンときました!

他にも、神谷浩史、藤原啓治、大原さやか、羽多野渉、浪川大輔などが出てます!

投稿 : 2017/03/19
閲覧 : 286
サンキュー:

3

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すれ違う片想いで泣ける…

最初の導入から、もういいですねぇ♪ 美大の物語… 個性的なキャラたち、そこでおこる恋愛の数々、ハグかわゆいなぁ♪ てゆうか全部いいなぁ♪
漫画全部かってアニメ見てます! コロポックル! いい!  語彙力ないから言葉でないけど、チカ先生の作品いいですねぇ♪ 
どこの学校にも天才、鬼才はいる… そんななかで起こるラブ&コメディー‼
しっかり見よう! 魅せられてしまう!

うわぁぁぁぁ❕ 今6話「…なあ山田、なんで俺なんか好きになっちまったんだよ」視聴(漫画も見た)
これヤバイわ、真山かっこいいわ!山田かわいいわ!
そしてこの告白やばすぎるわ!(杉田さんの演技いいよねぇ♪) ポエム大好き…
この二人すごくお似合いだよなぁ♪
好き、の連呼シーンのとこ、漫画の、山田ちゃんが、『真山の背中は広くって シャツの襟もとからはあたたかい肌の匂いがした 最初で最後かもしれないのになぜだか懐かしい匂いだとそう思った ただただあたたかくて懐かしくて苦くて胸がやぶけそうな程甘い…』 このシーン青春だよぉ♪

竹本くんと森田さん、はぐ、この3人の関係が複雑ですなぁ… はぐは森田が好きなんだろうなぁ(今のところ)それは森田さんもだろう…竹本くんはそこにはいって勝負する勇気がでない… 『そんな気持ちを恋というのなら、俺ばっかが恋をしてたんだな…』 涙出てくる…報われない恋心…切ないな…

リカさんは、真山に甘えたくない、甘えたらそれは依存に近くなってしまうから? 元気ならいい…
そんななかで、真山『ゆうべ 夢の中で 彼女に逢った かすかに名前を呼ぶ声を たしかに聴いた 気がしたんだ… 』声と姿、残るのはどちらだろう…
逢いたいという気持ちが夢の中までとんでくる、信じたい…

16話、真山‼そのままいっちまえ! かっこいいぜ!青春してるぜ!リカさんのとこいっちまえー! リカさんの耳をふさいであげてね…
主人公になってるなw! (いや、ハチクロは主人公5人なのかな?

17、18話、ついに森田さん帰ってきたねぇ♪ はぐちゃんの恋がどうなるか… 山田さんと真山の二人もどう進んでいくのか? 山田さんはずっと真山が大好きなんだな… リカさんのことが気になってしょうがないんだな、真山に見てほしいという…
森田さん再来wwwwwww

19話、真山と山田さんは交錯する… バテている片想いはどうなんだろう…相手は優しくしてくれるだろうけど… 野宮さん、本心はどうなんだろう…
山田さんは真山の幸せを願えればいいと思っている?いや、でも自分も幸せになるべきだよ!幸せ願えれば本当に好きかはわからないよ…

20話、竹本くんじゃはぐちゃんを慰めることができない…

21話~、空っぽの音ってどんな音?竹本くんは自分を探しに旅へ出る、それはどこへいくのか?何が見つかるのか?トンネルの出口の先には答えが待っているのか?見つかるのか?

竹本くん、一人旅、何が見つかるのか?空っぽじゃなくなるのか?空っぽはいけないのか? 答えが見つかるそのときは来るのだろうか…

そんななかで、はぐちゃんの苦悩… 自分の生きたいように生きたいのに許してくれない周り… 大きすぎる才能は周りを振り回す、良い方向にも、悪い方向にも…

森田さんは、はぐちゃんにとって王子さまだけど、王子さまじゃない感じがすごいする…

帰ってきた竹本くん逞しくなったよ‼そしてはぐちゃんにコクった! いやぁ、いいねぇ♪ 2期見なきゃ見なきゃ! 漫画も読まなきゃ!

投稿 : 2017/03/18
閲覧 : 390
サンキュー:

11

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

脚本・作画・演出の全てに渡って陳腐さが目立つが、最後まで見れば確りした感動のある良作

※1-2期併せた感想・レビューです。

◆総評

本作について、私の視聴経験から一言だけアドバイスするとすれば、

《事前情報から、切ない系「恋愛アニメ」かも?と余り期待しないほうがいい。
よくある「青春アニメ」と考えてダラダラ気楽に見続ければ、終盤に意外な感動が待っている良作》

・・・となるかと思います。

TVアニメ化に留まらず実写映画化やTVドラマ化もされて大人気だったらしい原作マンガの雑誌連載当時、あるいは本アニメ放送当時の感動を実体験されたのかも知れない何人もの方々が、本作品を「切ない片想いラブストーリー」として絶賛しておられるのを見て、私みたいに「そんだけ凄い恋愛アニメなら、一度はチェックしないとな・・・」と考えて視聴を始めると、第1話から「え?何これ?」と、自分の期待していたものと実際のアニメ内容とのギャップに(主にネガティブ(否定的)な意味で)ビックリしてしまうことになりかねません。

私は一昨年からニ・三度も本作に挑戦しては、序盤に感じる違和感についていけずに断念を繰り返して、それでも諦め切れず間隔を置いて再々々挑戦して、昨日ようやく本作を見終えることが出来ました(第1期を乗り越えるのに、かなり根性が必要でした笑)。

それだけ、最近の私たちの見ているアニメ(例えば、ガチ恋愛もの『凪のあすから』、芸術志向の青春もの『さくら荘のペットな彼女』)の質が、恋愛ものや青春ものというジャンルを問わず、技術的に(=単に作画や演出面だけでなく、シナリオ構成や脚本の面も含めて)急激に向上してしまい、本作のようなたった10年ほど前の作品であっても、陳腐化が激しくなってしまっている、というなのだと思います。

ですが、OVA2本を除外して計36話と中途半端に長い本作を、何とか見終えた今の感想を正直に言うと、本作は、

①確かに技術面では陳腐化して最近の作品とは比べるべくもないけれども、
②作品の内容面では、最後まで見切れば、という前提条件つきですが、「本作ならでは」の思いがけない感動が待っている作品

として、やはり頑張って見続けて良かった、と思っています。

これから初めて本作に挑戦しようと考えている人向けに、もう少し詳しく書くと、

<1> 本作の第1期は、終盤の第19話まではハッキリ言って余り面白くなく、視聴には結構な我慢が必要
<2> 第1期の第20話から、やっと少し青春アニメっぽくなってきて、最終回(第24話)で初めて★★(ダブル星評価=優秀回)となって少し満足(初めて積極的に続きを見たい気持ちになる)
<3> 第2期は最初から安定して面白いと感じる(第1話は割りとよく出来た第1期のダイジェストになっている)
<4> そして、ラスト手前の第11話で、今度は、ポジティブ(肯定的)な意味での「え?そう来るの?」という驚きがやって来て(この回だけ★★★(トリプル星評価=凄回)としたいのですが、作画・演出のレベルが低いので残念ながら★★評価に据え置きました)、
<5> 最終回(第12話)で、第1期の第1話にもつながり、そして本作のタイトル『ハチミツとクローバー』にもつながるなかなかに見事なまとめ方で締められて終了した印象

・・・に、私の場合はなりました。


◆内容要約

(1) 本作は、{netabare}美術大学の建築科に在籍する、どちらかというと平凡な大学生・竹本祐太(本作の表の主人公であり、メインの語り手)の、大学1年の終わりから卒業までの約3年間の青春模様と進路選択を、彼の周囲の先輩達・想いを寄せる同級生・彼らを見守る指導教員etc.の恋愛模様や人生選択とリンクさせつつ同時進行的に描き出した{/netabare}、恋愛込みの青春もの、なのですが、

(2) その美術大学の{netabare}油絵科に転入してきた、高い芸術的才能を持つ少女・花本はぐみ(本作の裏の主人公であり、ストーリーのキーとなる人物)の、本当の願いの自覚と進路の選択、そして彼女にひと目惚れしてしまった竹本君を含めた、彼女に想いを寄せる人たちそれぞれの願いと選択、の交差{/netabare}が、本作の最大の見所となっていると思いました。


◆作品情報

放送期間 第1期(2005年)、第2期(2006年)
話数    全38話(第1期:24話、第2期:13話、OVA:2話)
監督    (第1期) カサヰケンイチ (第2期) 長井龍雪
シリーズ構成/脚本 黒田洋介 ※なおアニメ内容は原作マンガにほぼ忠実とのこと
アニメ制作 J.C.STAFF
原作     羽海野チカ氏の同名マンガ

※WIKIPEDIAによれば、原作マンガは、

(1) 宝島社のファッション系少女マンガ雑誌『CUTiE Comic』2000年6月号から連載開始。
(2) 2001年7月号を最後に同誌が休刊となった後、原作者(羽海野チカ氏)が続き原稿を集英社に持ち込み、同社のヤング・レディコミック誌『ヤングユー』2001年11月号より雑誌を移行して連載を再開。
(3) 同誌廃刊後は、同じく集英社の大人の女性向けコミック誌『コーラス』に移行して連載継続。
(4) 2006年9月号で、アニメに少し先行してENDを迎える。
(5) その間、2003年に第27回「講談社漫画賞少女部門」受賞、そして2006年・2007年と連続して宝島社「このマンガがすごい!オンナ編1位」に選ばれる。

・・・ということで、原作マンガ家(羽海野チカ氏)の強い想いの籠もった作品と思います。


◆評価点数

第1期   ☆  並 3.7 (74点相当)
第2期   ★  良 4.4 (88点相当)
---------------------------------------
総合    ★  良 4.1 (82点相当)


※私の場合、

(1) 自分が何がしかの感動を得られた作品については、4.0以上の高評価
(2) 自分が大きく感動させられた作品については、4.6以上の高評価

を付けることに決めており、本作の場合、◆総評に書いたように、(1)-(2)の中間くらいの結構な感動をラスト2話で得ることができたのですが、その一方で、自分の評価点数は、①感動の度合いだけでなく、②作品の技術面での洗練度、も出来るだけ考慮して付けたいと思っており、その点で本作の総合評価を、(1)-(2)の中間よりも若干マイナスして(※第1-2期合わせて)4.1としました。

※因みに、これは技術面では本作よりもずっと洗練度が高い『さくら荘のペットな彼女』と同じ評価点数です(つまり、それだけ本作の内容が、技術面の弱さを補なうくらい良い、ということ)。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============= ハチミツとクローバー (2005年4-9月) =============

{netabare}- - - - - - - - OP「ドラマチック」、ED「ワルツ」 - - - - - - -

第1話「……人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった。まいったな……」 ☆ ※作画の古さはともかく、ギャグなどの演出の安直さが気になる
第2話「2つの恋が回り出す」 ☆ ※同上
第3話「あのさ、お前。なんで俺なんだ?」 ☆ ※ただの趣味恋愛(駆け引きの恋・人生の春の楽しい過ごし方)の話?
第4話「ホントはあんま好きじゃない。クリスマス……」 ☆
第5話「……うん………ただいま……」 ★ 竹本の家族のエピソードが良い
第6話「……なあ山田、なんで俺なんか好きになっちまったんだよ」 ☆ (*1)
第7話「はぐ、一緒に行こう」 × 
第8話「ああ……遠いなぁ……」 ☆ (*2)
第9話「彼女は気付いただろうか? なぜオレは教えないんだろうか?」 ☆
第10話「……そんな簡単に放り出していいもんじゃないだろ……」 ★ ※竹本に共感できない
第11話「た……楽しくなかった……」 ☆
第12話「バッカヤロウ。何考えてんだよ!」 ☆ 

- - - - - - - - OP「ドラマチック」、ED「mistake」 - - - - - - -

第13話「……彼女に……僕はいったい、どんな答えを期待していたんだろう」 ☆
第14話「夢の中で、彼女に逢った……」 ☆
第15話「……理花さん。オレをまた原田デザインで使ってもらえますか?」 ★
第16話「3つめの答えを、僕は、口にしない…」 ☆
第17話「オレに無いのは、目的地なんだ……」 ★ (*3)
第18話「森田さんが戻って来たら……彼女は…」 × ※ギャクアニメだったらこれで良いのかもだが・・・
第19話「こうやっていつも、真山は私を見失う」 ★ (*4)
第20話「それをケアすんのがアンタの役目だろう!」 ☆
第21話「……空っぽだ……」 ★
第22話「……トンネルを抜けると、とてもキレイな所に出た……」 ☆
第23話「……そして、僕はもう一度走り出す…」 ★
第24話「……ついた……」 ※ED「ワルツ」 ★★ (*5) {/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)7、☆(並回)14、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.7


============ ハチミツとクローバー Ⅱ (2006年6-9月) ============

{netabare}- - - - - - - - OP「ふがいないや」、ED「スプリット」 - - - - - - -

第1話 ・・・・・・そして、僕たちは再び回り始める・・・・・・ ☆ ※第1期の総集編なので見なくて良い
第2話 言いたくても言えなくて ☆ ※趣味恋愛でシラケる
第3話 キミの涙を見たくない ★
第4話 あなたをどこにも行かせない ★★
第5話 嬉しいのに苦しくて・・・ ★
第6話 僕たちは、海に行くことはなかった。 ☆ 
第7話 前に、光の射す方向に × ※今までとほぼ関係ない話
第8話 僕たちは、なにも知らなかった ☆ 
第9話 自分の無力をかみしめる ★ ※はぐの両親の描き方が適当なのは残念
第10話 小さい頃、一度だけ神さまを見た ★ 
第11話 あなたの人生を、私にください・・・・・・ ★★ ※ギャグで誤魔化す安っぽい演出でマイナス
第12話 ハチミツと、クローバーと・・・・・・ ★★{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)4、☆(並回)4、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.4


OVA1 chapter.L ローマイヤ先輩スペシャル    ※未視聴
OVA2 chapter.F 藤原デザイン事務所スペシャル ※未視聴



◆以下、本作視聴中のとりとめないメモ書き

{netabare}第1期の第1話から、既にギャグシーンの寒さに嫌気が差す。
『WORKING!』のときも感じたことだが、ここまで初っ端から自分に合わないと思った作品は珍しい。
そもそも手書きではなくCGないし実写を使ったっぽいOPの絵柄からして気持ち悪いと感じてしまう。
何と言っても、全般的に演出が安っぽくて、好きになりない。
『WORKING!』に限らず、肝心な場面で、こうした作画までイージーなギャグシーンを多用して話の腰を折ってしまう展開は、『ばらかもん』『フルーツバスケット』『君に届け』『ARIA』『四月は君の嘘』等の何人もの有名女流マンガ家の人気作に共通する特徴なのだろうけど、どうにも自分は好きになれない。

(*1)インスタントなエピソードと音楽で無理に雰囲気を盛り上げている感あり。山田がなぜ真山を好きになったのか?という部分の説明がほぼない状態で「好き」と涙声で囁かれても見てて全然ぐっと来ないのですが。

(*2)この回の山田の描かれ方に典型的だけど、「自分が哀しい恋をしている」ということに酔ってる感じなんだよね。それじゃ「趣味恋愛」「虚栄恋愛」になるんじゃないの?
→『とらドラ!』の終盤の大河やミノリンと比較してみればよい。あるいは『凪のあすから』のまなかやちさと、美海の恋と比較してみればよい。ここはハッキリいって岡田磨里氏のシナリオに比べて遥かに劣る。

(*3)良い話で★評価なんだけど、これ恋愛の話じゃなくて人情話なんだよね(第5話★も同じ)。つまり本作は、『CLANNAD』等のKey作品と同じく「恋愛」じゃなくて「人間愛」「家族愛」の部分にちょっとした感動がある作品、ということになると思うのだけど。(なぜか「恋愛アニメ」の名作という評価になっているので違和感が半端ない)

(*4)この第19話で、(*2)で私が山田に対して思ったとおりのことが、野宮の口から山田に告げられていてニヤニヤ・・・

(*5)竹本君の成長物語として何とか最後は見れた感じ。ただし続きは気になる。{/netabare}

投稿 : 2016/09/15
閲覧 : 712
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32

DB さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

いわゆる青春ものです。破天荒な芸大生中心なので現実味はないものの、軽いタッチの中に、ちょっと嫉妬するくらい恥ずかしいストレートな想いがあふれています。音楽も含め、全体的な雰囲気がすばらしい作品だと感じました。見ていて元気になるアニメとしておすすめです。

投稿 : 2016/08/30
閲覧 : 267
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3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

嫁が好みそうな、メルヘン・ラブコメ+アート作品

最近めっきり少なくなった癒し系ラブコメ。レディースコミックの醍醐味であるメルヘンラブ+アートなコメディだと思います。ヒロインが王子様でなく、アートな庶民(芸術家)とメルヘンラブるのがポイントかなっと。
絵作りのパステルアート感が好きです。最近では殺し合いでも使われるけど、パステルな絵は癒し系で楽しみたい。

昨今は肉食系レディコミ薫るアニメばかりなので、深夜見ると癒されますワ~
私の視聴履歴では
H17この作品→H19のだめ→H23ちはやふる、の順でレディースコミック進化が伺える感じ。

全24話?まだ中盤だけど、おっさん感性では、OPとばすと世界観に浸れないので毎回OPからフル視聴。ED曲ともに良いので苦にならない。

投稿 : 2016/07/14
閲覧 : 208

渡辺探偵事務所の所長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

真山だね。

友人に 山谷(やまや)って子がいるんだけど、この作品のおかげで真山(まやま)って呼んでたねw
この作品を見て日本をヒッチハイクで駆け巡った友人もいたほど。結構影響受けてる人多そうだよね。

どうでもいい話はこの辺で、JUDY AND MARYが好きだったのでYUKIの音楽でトリコだったよね。

DVDの裏には「登場人物全員が片思いのラブストーリー」って書いてあった気がするぞ。
特徴としては、恋愛モノで登場人物それぞれの視点から見てるのがポイントかなぁ。自分は真山だね。一途な山田も素敵だけど、真山がいなかったら面白さが半減すると思うな~

昔は真山はこんなにモテるのに何でリカさん好きなんやろー?って疑問に思ってたけど、自分も恋愛経験を培ってきて分かるものがありますね。
しかし、やっぱそっちを選んでしまっては・・・・う~ん。難しい
寝台特急は時間を買うんだよね・・・

「いったい教師というものは・・・ 永遠に卒業できない 学校の亡霊のようなものなんだろうかの? 」って教授が言う名言が好きですね。名言や迷言が多いんですよねこの作品も・・・

投稿 : 2016/05/13
閲覧 : 338
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10

幽霊な校舎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「ぬるいコーラの味」

ブルー、ホワイト、レッド、ビリジアン
色相を跨いで独立した糸の束が思いきり絡まっている

カラフルな事だ
こうなると一つ一つの色なんてどうでも良いと思えてくる
それに全体としては、よくわからない

それでもじっと眺めれば
どの紐も柔らかそうで
繊細に見えて

筆を洗うバケツに、自分の絵の具を落として
ぱっと広がる色彩みたいに
揺さぶるものがある

これがこのアニメで表現されている
現実の側面なんだろうと思う

一歩先の現実は
過去の経験から大まかには予測できても
完全にはわからない
複雑で、厄介で、取り留めがなくて
だけれど、進む時には簡単に転がる
時の流れは淀みがない

一方で、人の相対位置は加速したり減速したり
時と自分と周囲のみんなと
自分を視点にすると、世界は目まぐるしい
進む方向の軸もバラバラ
生活する空間を超えて、心には何次元もの物差しが行き交う

自分が目指す先に進むにはどうしたらいいか
叶う事と叶わない事と
多くを得るために多くを置いて
気の済むまで

分かるような分からないような
そんな世界に
そうした現実と

ドラマがあって、笑いがある

投稿 : 2016/04/24
閲覧 : 285
サンキュー:

17

あきともや さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高の片思い

登場人物がみな綺麗な片思い。届かない想いや、応えられない想い。
一途で真っ直ぐであれば、救われる、って二次元的な恋愛でなく、
リアルな恋模様。なので、本気なアニメ好きにはお勧め出来ない作品。

『人が恋に落ちる瞬間をみてしまった』
『存分に泣けばいい、俺がポカリ、買ってくるから』
『バカだな、そんなの好きだからに決まってるじゃないか』

とか、切なさ×切なさの至宝の名作です。

投稿 : 2016/02/17
閲覧 : 247
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4

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ふわふわ

ふわふわですね。とにかく^^;
青春ものはあまり好きではないのでそんなに数は見ていないのですが、まぁふわふわしてていい意味では素敵、悪い意味では暇かよって感じです。
内容は、なんとなく美大に入学した主人公竹本が美大にいる仲間たちとの出会いによって少しづつ自分の道を見つけていくって話です。
まぁ舞台となってる美大は正直、美術と青春に実態がつかめず曖昧なものという共通項があるから舞台にしているだけであって、大学は雰囲気だけですね。ファンタジー的なもんです。
キャラクターの掘り下げと、バランスが凄くいいですね。ひたすらまじめなやつと、幽霊部員的にしょっちゅういなくなるやつと、その間でどっちにもなりきれない主人公というのは、わかりやすくて観やすかったですね。
全体的に爽やかな作品であるのと、キャラごとの心理描写が凄くうまいので、恋愛ものをあまり受け付けない人にもある程度おすすめできるアニメだとは思います。
ただ、自分はこのアニメはなかなか見進められなかったです^^;
が、結局最後まで見ることができたのは、上で言ったような心理描写のうまさと、コメディ部分をうまいこと合間にいれることができているおかげだと思います。
まぁやっぱり恋愛ものは苦手なので、他ジャンルに比べてテンションが上がらないことは変わらないですけどね^^;

投稿 : 2016/02/04
閲覧 : 252
サンキュー:

4

hWQos85405 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的ベスト10に入る名作

アニメでハマって初めて買った少女マンガ、原作も味があって良い

目新しい設定はないが心理描写や文才が天才的なので問題ない
使い古された言葉ではなく作者にしか出せない表現が次々に出てくる

山田さんの片思いの心理描写は男の自分でも共感できる部分が多い
森田さんのお兄さんの劣等感、竹本くんの自分探しがお気に入りエピソード
ちょこちょこ出てくるおじいちゃん達がカワイくて好き

恋愛だけに留まらず多角的に人生そのものを表現している最高傑作
笑いのセンスもあるので、この作者の書く作品は間違いなく面白いと思う

投稿 : 2016/01/10
閲覧 : 307
サンキュー:

5

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなん大好きだよ。

羽海野チカ先生による少女漫画原作。
でも恋愛モノというよりもっと大きなカテゴリーで
青春群像劇とするのがあってると思う。

久しぶりに心に響いた作品。
さっそくお気に入りに。

「3月のライオン」を読んでこの作品を知ったけど
羽海野チカ先生すごいわー。

★音楽
挿入歌豪華すぎでしょー。
「ハチミツ」スピッツ
「8月のセレナーデ」 スガシカオ
「月とナイフ」 スガシカオ
「波光」 スガシカオ
「多摩川」 スピッツ
「魚」 スピッツ
「そろそろいかなくちゃ」 スガシカオ
「Y」 スピッツ
「夜を駆ける」 スピッツ
「ユビキリ」 スガシカオ
「黄金の月」 スガシカオ
「月に帰る」 スピッツ
「Room201」 スガシカオ
「スピカ」 スピッツ

スピッツとスガシカオの全面協力。
豪華なだけでなくそれぞれのシーンにあってた。


★キャラ
メインキャラはもちろん、サブキャラに至るまで心理描写が素晴らしく、
どのキャラに感情移入しても楽しめる作品じゃないかと思った。


×OP映像
1クール目のOPはちょっとひどかった。
何をインスピレーションしてあの映像が生まれたの聞いてみたい。
特に最後のエビは怖すぎ。


青春モノ好きな人にぜひ見て頂きたい作品です。

投稿 : 2015/12/08
閲覧 : 379
サンキュー:

27

なすB さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

はっきり言って嫌いです。美大を語るな

ごめんなさい、アニメは観る気が失せてます。
漫画はかなり終盤まで読みました。

私が受験の頃に漫画が流行りだして
そのお陰で倍率はクソのように上がりました。
まあ勉強しないで受けるような人が受かる大学じゃないんで関係なかったですけど。

入るまではゆるふわでおしゃれな大学生活って素敵、とも思ったんですが
中に入ったから分かります。
この作者全く取材してないか、意図的に美大を歪曲しています。

フィクションなんで、と言われればそれまでですが
(実際美大の生活なんて漫画にしてもおもしろくない)
ここまで事実とねじ曲がっていると腹立たしさすら覚えます。

まず、他学科の学生と交流なんてサークルに入ってないとまずないです。
あと、私大のファイン程度ではぐちゃんほど評価されるなんてまあまずないです。
しかも作中の作品、どう見ても大したことないです。

それと、こいつら、いつ課題やってんの?て思います。
美大は課題の山です。
理系大学並みに忙しいと思います。
必修落としたら留年です。
とても「自分探しの旅(笑)」なんて出掛けられません。
そんなことしたら出席日数足りなくて即留年です。

それにこの人たち制作か遊ぶしかしてないけど他の単位は?
美大だって大学なんだから一般教養の授業があります。
これも落としたら卒業できません。
美大で、あんな自由に生活なんて無理なんですよ。
森田さんみたいに何留もできません(笑)
浜美だけの特別なシステムなのかもしれませんが(笑)

この作者さん、友人(工芸科?)の話を主に参考にしてるっぽいせいか
かなり偏ってます。
ファインの常識はデザじゃ通じないです。
実際の学校は忍び込んで学内の風景だけ取材したみたいですしね。

恋愛モノとしてなら読めるって子もいたんですけど
私はそれも無理でした。
この作者さんの話って絵柄の割にかなり黒いんですよね。
こういうすっきりしないもやもやした人間関係が好きならいいのかもですが
私はかなり苦手な部類です。
後味最悪です。

原作の終わりはあらすじ聞いて読むの辞めました。
今までの絡みはなんだったの?って相手とくっつきました。

投稿 : 2015/05/02
閲覧 : 6625
サンキュー:

2

minisaku さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間模様がすごく面白い

美大生たちの青春群像劇って感じのお話。全24話+未放送2話で2期が全12話。
登場人物たちの感情が繊細に描かれて大好きな作品です!!

恋愛にしても友情にしても、人間模様や各々の感情がよく出てる作品だと
思います。だから、感情移入もできるし、反感を持ったり同情も出来る。
綺麗な感情や醜い感情、そういうものがしっかり見えるのが面白い。

見ていて、自分が無駄にしたかもしれない時間やそんな感情に向き合い
ながら、それで良かったのか駄目だったのか、色々考えれるのは
楽しかったです。

それに、色んなタイプの登場人物がいるので自分と照らし合わせて感情移入
出来るのも良かったかな。

この作品って、キャラの魅力もかなり大きいけど、物語の収め方とかが良いと
思うんですよね。
期待とか希望とか関係なくて、一番しっくり来る所に収まってる。
そういうトコロがすごい好きです。

個人的に、青春モノでは1位かもって位好きな作品なので、興味のある人には
すごくオススメです!!

投稿 : 2015/05/01
閲覧 : 440
サンキュー:

30

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いわゆる青春群像アニメです

浜田山美術大学の学生達の、様々な想いと成長していく姿を描いた群像劇です。
女性向け漫画を原作にした女性向けアニメ作品かな?

10年くらい前のアニメですが、ノイタミナ枠の第一回放送作品だったんですね。
元々ノイタミナ枠は、女性向けアニメを放送する枠だったとか。

一応、主人公っぽい竹本君の暮らすアパートは昭和臭漂う木造アパートで、
同じくそこに暮らす、二人の先輩がまた個性の強い先輩達という設定ですw

みんな金欠で食べ物に困っていたりw、バブル崩壊で就職氷河期だったりと、
時代背景は、やはりちょっと前といった感じです。

美大物というと、才能を持つ者と持たない者というテーマが良くあるけど
この作品にもそういう話が描かれています。
しかし、それと同じくらい恋にもテーマをあてた作品になっています。

さすが女性向け漫画原作、というくらい切ない恋が満載でしたw
最近では、ここまで恋模様を描いたアニメは少なく、かえって新鮮な感じが
しますね。

けど、今のノイタミナ枠の作品を見るかぎり、あまり大人の女性向けアニメの
ニーズは無かったのでしょうか?

基本は女性向けですが、青春物が好きな男性にもお勧めな作品です。

投稿 : 2015/04/24
閲覧 : 437
サンキュー:

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ハチミツとクローバーのストーリー・あらすじ

美大生・竹本祐太はおんぼろアパートの同僚で先輩の森田忍や真山巧らに囲まれ、日々大学生活を楽しんでいた。
ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から花本の親戚の花本はぐみを紹介される。人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。そして、変人として知られている先輩の森田も又はぐみを気に入ってしまう。
周囲がもどかしくなるほど分かりやすく不器用な竹本と、難解すぎるアプローチで周囲を戸惑わせる森田。正反対の二人の愛情表現が交錯する。
一方、真山は、自分に対して真っ直ぐな想いを送り続ける同級生・山田の気持ちに気づきながら、交通事故で亡くした夫の影をいつまでも追い求める建築デザイナー・理花への想いを強めていく。
それぞれの気持ちに気づかないまま時は流れていく…。(TVアニメ動画『ハチミツとクローバー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年春アニメ
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
www.hachikuro.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%81%E3%83%9F%E3%83%84%E3%81%A8%E3%82%AF%...
主題歌
≪OP≫YUKI『ドラマチック』≪ED≫THE BAND HAS NO NAME『Mistake』

声優・キャラクター

神谷浩史、工藤晴香、うえだゆうじ、高橋美佳子、杉田智和、大原さやか、藤原啓治

スタッフ

原作:羽海野チカ(月刊『YOUNG YOU』連載/集英社刊)、 監督:カサヰケンイチ、脚本:黒田洋介、キャラクターデザイン:島村秀一、総作画監督:吉田隆彦、小物設定:都築裕佳子、美術監督:柴田千佳子、色彩設計:石田美由紀、映像設計:大河内嘉夫、撮影監督:黒澤豊、編集:西山茂、音響監督:明田川仁、音響制作:マジックカプセル、音楽:林有三&サロン'68、音楽制作:アニプレックス、プロデュース:GENCO

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