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「バジリスク~甲賀忍法帖(TVアニメ動画)」

総合得点
81.5
感想・評価
1203
棚に入れた
5953
ランキング
410
★★★★☆ 4.0 (1203)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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バジリスク~甲賀忍法帖の感想・評価はどうでしたか?

megyumegyo さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

んーなんか受け付けなかったorz

有名な作品で評価も高かったので見たのだけれど3話まで見て断念。

くどい絵と戦闘シーンがなんか好きになれなかったので…

投稿 : 2016/07/11
閲覧 : 255
サンキュー:

0

ネタバレ

yosiyuki2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

研ぎ澄まされて、澄み渡るようなお話

完成された雰囲気があり、序盤から惹きこまれました!
グロさ、エロさは言われているほど気にならなかったですね。
ガンツより全然エロくもグロくも無かったです。
でも女キャラの色気はあります(笑)
どちらかというと健全色が強いような気がします。
これは俺だけかもしれませんがw

最初にキャラを覚えられず、どっちが味方で
どっちが敵なのか分からず困惑しましたが
一緒に行動する人をみているうちに
自然に理解できるようになりました。
伊賀対甲賀、10対10で忍法勝負なのでまあ、仕方ないですよね。
あにこれ内でも『女キャラとイケメンだけ名前覚えればいいよ』と
アドバイス貰いましたが、その通りでした。
渋いイケメンと若いイケメンと女キャラ抑えれば十分な感じですかねw
キャラは小四郎と弦之介と霞刑部、夜叉丸、蛍火が好きです。


物語は重厚で、残酷さと美しさの光るアニメでした。
しかし鬱要素と緊張感があり過ぎるくらいあり、
実生活で忙しい時やストレスのある時に見ることはお勧めしません(体験談)
戦闘描写も非常に優れ、手に汗握るものでした!
あまり物語の方向性が好きでは無いのですが、最初から最後までとても楽しめる内容でした。最後もあの終わり方は非常に綺麗で納得できる終わり方だっだと思います。

しっかりとした重みのあるアニメ作品を見たい人には
お勧めの一作です!

投稿 : 2016/07/02
閲覧 : 276
サンキュー:

11

ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2005年作品とは思えないぐらい十分楽しめたよくできた作品でした。

まだ観てない方に説明するには日本版ロミオとジュリエットって表現するのがわかりやすいのですが、
甲賀と伊賀の生々しい殺し合いが毎回出てくるので「純愛」と言うジャンルではないと思います。
タイトルも「バジリスク~甲賀忍法帖」と横文字が入っていて忍者ものになぜ横文字?と一瞬思いましたが、くノ一は美しくキャラデザインされているのに対して男の忍者は禍々しくくデザインされているのを観て納得(笑)。確かにバシリスク(ヘビの王であり、見ただけで死をもたらす力を持っていると思われていた)みたいな忍者ばかりだった(笑)

最終話24話の朧と弦之介の来世での再会を誓い、現世では死を選ぶしかない二人の姿に泣けました。

ちなみに朧は水樹奈々さんが演じています。
OPの「甲賀忍法帖」EDの「ヒメムラサキ」共に好きな楽曲です。
水樹奈々さんがしっとりと歌う「ヒメムラサキ」が彼女の楽曲の中で一番すきです。

あらすじ
徳川家康が竹千代(秀忠の長男)と国千代(秀忠の次男)の徳川家3代将軍の跡目争いを安じ、身内から血を流すことがないよう甲賀10人衆(国千代の代理)と伊賀10人衆(竹千代の代理)を忍法帖に記載しどちらかが全滅するまで戦い勝った方の跡目候補が3代目将軍になるという。
だが、その裏には徳川家康が国家安寧世には不必要な忍者を甲賀と伊賀で戦わせて消滅させてしまおうという狸おやじいやらしい策略が・・・

原作:山田風太郎
漫画:せがわまさき(ヤングマガジンアッパーズ/講談社)
監督:木﨑文智
シリーズ構成:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:千葉道徳
プロップデザイン:石野聡
美術監督:池田繁美
色彩設計:飯島孝枝
撮影監督:藤田賢治
編集:三嶋章紀
音響監督:塩屋翼
音楽:中川孝
エグゼクティブプロデューサー:梶田浩司
プロデューサー:荒井英昌、難波秀行
ニメーションプロデューサー:柴田和典
アニメーション制作:GONZO
製作:デジタル・アニメ・プロジェクト、GDH
オープニングテーマ「甲賀忍法帖」作詞・作曲 - 瞬火 / 歌 - 陰陽座
エンディングテーマ「ヒメムラサキ」(1、9、11、12、15、16、24話)「WILD EYES」(2-8、10、13、14、17-23話)作詞・歌 - 水樹奈々 / 作曲・編曲 - 飯田高



キャスト
甲賀弦之介:鳥海浩輔
朧:水樹奈々
甲賀弾正:小林清志
伊賀のお幻:京田尚子
若き日の弾正:羽多野渉
若き日のお幻:沢城みゆき
朱絹:渡辺美佐
蛍火:沢城みゆき
お胡夷:木村はるか
陽炎:早水リサ
雨夜陣五郎:魚建
筑摩小四郎:羽多野渉
服部響八郎:杉田智和
服部半蔵:立木文彦
柳生宗矩:若本規夫
徳川家康:大平透
夜叉丸:矢薙直樹
風待将監:千々和竜策
小豆蝋斉:青野武
鵜殿丈助:平勝伊
地虫十兵衛:伊丸岡篤

投稿 : 2016/06/20
閲覧 : 300
サンキュー:

14

ネタバレ

taketaketa さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2回目視聴。超絶作。だけどなかなかハードルが。

原作小説未読。漫画未読。

スロットで知り、視聴しました。
独特のキャラデザで、特に女性キャラの体つきがエロいw

しかし、スロットの演出からでは想像できない話でした。


こんな面白い作品がかなり昔の小説ということにびっくり。


2回目視聴してこの作品の奥深さが。

天膳の出生を知ると、この物語にハッピーエンドはありえない。

破幻の瞳によって天膳のなかにいた何かが消滅したことによって、遺恨の根元が消えたのかもしれない。

そして、来世邂逅に希望が持てる。

お幻と弾正と同じ運命を辿った(死に方)朧と弦之助、その演出が強烈だったけど、この点に違いがある。

それだけ天膳は過酷な運命を背負っていて、
まじもう超最低野郎決定なのだが、それが覆ってしまう、確実に物語の中心にいる、と分かると180度見方が変わってくる。


お幻と弾正、朧と弦之助、2世代かけてやっとみたいな。

総合するとストーリー物凄くよくできていると改めて思う。

言葉遊び有り、
術の相性、
タイミング、
それぞれの思い、
小四郎は最後まで朧のことを思っているし、朱絹のことも嫌いではないんだろうが。

左衛門も殺しながらも葛藤していて、

朱絹の朧を慮る態度や、


陽炎の一途な思い、

極端にわかりやすい表現じゃないのがまたいい!!

OP、ED、作中BGM全ていい。


作画も安定しているしかなりの完成度だとおもう。



ただねー何回もみようとは中々思えないし、

やっぱ悲しいよ結末。

投稿 : 2016/06/19
閲覧 : 310
サンキュー:

5

ネタバレ

おぼろどの さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度見ても良い!傑作!!

今まで見てきた数あるアニメの中から一番を決めるならこの作品です!!!

キャラクターもストーリーも音楽も最高です!
 
ただ戦ってるだけじゃなくて、仲間たちの感情とか、敵対する人たちの感情とか色んな感情が入り交じって心がえぐられます。恋愛、師弟、兄妹の絆とか...。
最終回は何度見ても泣けます。
メンタルが弱ってる人は見ない方がいいかも(笑)
心がえぐられます(二回目)

忍者に興味がなくても、歴史に詳しくなくても楽しめるアニメです(*^^*)

投稿 : 2016/06/14
閲覧 : 280
サンキュー:

2

ネタバレ

511 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悲しい・・・

1話目で汚い技使ってる気持ち悪いキャラとか家康の顎が脳みそにしか見えなかったりだとか不安要素はありましたが最初だけでした!
話を重ねる毎に悲しすぎて泣けてきました。蛍火とかお胡夷は特に...!
ラストは言うまでもありません。切なすぎる...!
{netabare} 主要キャラが全滅するアニメ。悲しい話が嫌いな方見ることなかれ。 {/netabare}

投稿 : 2016/05/23
閲覧 : 317
サンキュー:

3

夜木 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

また〇〇殿が死んでおられるぞ!

甲賀十人衆 vs 伊賀十人衆
一方が「全滅」するまで殺し合う能力系バトル物でありながらも悲しい物語 全24話
OP曲ED曲共に世界感に抜群に合ってます
鷹が出てくる回のED曲(ヒメムラサキ)イントロの演出、相まって最高です!

最初私はメインビジュアルの少女(朧)の「癖」のある眼を観て興味がわきませんでした、
が観てよかった、印象の悪かったその「眼」好きになりました。
まず第1話「最後」まで見てください。
回を重ねるごとに各キャラの能力や心境が解かり
ノンストップで次の話を観たくなってしまう位、面白いです。

「てんぜんこのペロリはなんじゃ?」

この発言を聞いてから薬師寺天膳(てんぜん)を観るたび
「ペロリ」が気になるようになってしまった…

如月左衛門(きさらぎ さえもん)
顔に特徴が無く能力も「地味」なのですが「有能」です。
瞳が見えた時の発言や心境が「印象的」で最も好きなキャラ!
彼の存在が私が甲賀忍法帖を絶賛してる要因でもあるかと思います。

蓑念鬼(みのねんき)
鼻毛ボーボーなのに髭(ひげ)が無いのはいかがなものか…

※1話と最終話エピローグあり

過去に同タイトルのパチスロ機がホールにありました。
現在はゲームセンター等メダルコーナーで見かけたりもします
出来が良い台なのでアニメが気に入ったなら遊んでみては?

改めて視聴したのですが、また〇〇殿が死んでおられた…

投稿 : 2016/05/14
閲覧 : 238
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1

エクスカリバー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

85点 世界観○でも「見よ!(瞳)」はどう見ても反則

でも鼻毛はないわw
忍術合戦と言ってるが実際は妖術合戦
個人的には如月左衛門の外道っぷりに感服致しました。

最後まで凄惨な殺し合いなのに
ラストは号泣

投稿 : 2016/04/18
閲覧 : 550
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

忍者版「ロミオとジュリエット」

漫画をもとにしたアニメであるが、
その漫画も、小説を原作にしたものである。

~あらすじ~
慶長19年。世継ぎ問題に悩む徳川家康は、甲賀、伊賀の不戦の条約を解き、甲賀が勝てば国千代を、伊賀が勝てば竹千代を三代将軍とすると決めた。
昔からの因縁を持つ両陣営はこれを受け入れ、甲賀、伊賀それぞれ10人の忍者による血みどろの戦いが始まることになった。



「愛し合うもの同士が殺しあえ」とは、とても悲しい物語でしたね。悲恋の物語となりましたが、だからこそ名作になりえたと思います。
アニメとしては変な癖がなく、見やすい作品でオススメです。

投稿 : 2016/03/25
閲覧 : 277

Lelouch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一つの魂ならば、必ずあいよるじゃろう。

10対10伊賀と甲賀の戦い、
その中に悲しい男女の物語

物語は先が気になり
わりとわかりやすい構成だと思う。
切ない話だがこういうのも良し
しかも1話と最終話の関連がなおのこと良かった

暗い夜の場面が多くアニメ見てる時に
暗すぎてなにがどうなってるかわからない所が少々あった。
あれはそういう設定なのだろうか?

キャラクターの中にキモチワルイのがいくつかある。
見る際は注意。
女性キャラはみんな美人。

音楽は和風でこの作品に合っているし
edが2種類あって内容ごとに変わるのは良かった。

悲しい話が好きな人にはオススメ

投稿 : 2016/03/16
閲覧 : 244
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

殿堂入りレベルの素晴らしさ。

儚すぎて美しすぎ、、、。
スロットからアニメの存在を知り、打つのであればアニメを見なければというのがきっかけだったのですが。
もうこのアニメが俺氏の人生にもたらした影響はとてもとても大きいのです。
最近負けてばっかだけど。ニパーっ。

投稿 : 2016/02/29
閲覧 : 228

ミカヅキ翠 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高にカッコイイ!

なんだか絵は好みではないのですが、前から気になっていたので高評価とあり、見ました。 これはオススメです。
あ、グロいのがダメな人は止めたほうがいいですが、大丈夫な人は見てもらいたいです。 若干伊賀と甲賀で顔が似たキャラがいたのでもう少し髪をショートにするとか、工夫があればと思いましたが、、
女性キャラではアケギヌが好きでしたね〜
主人公はカタイですが、あれはあれで周りが盛り上げてくれるので良いと思います。
オープニングも大好きで、悲しい恋の結末と分かっていても魅入ってしまう作品でした。

投稿 : 2016/01/19
閲覧 : 198
サンキュー:

2

ネタバレ

Low.IQ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

寂しいな...

ノーコメント...
一度、見るべき...
感動も無い
虚無感...

個人的に歌が至高。

投稿 : 2016/01/11
閲覧 : 271
サンキュー:

2

usakonomai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作より好きかな。

3日間ほどで、一気に24話見たあと原作のマンガも読みました。

原作は全5巻で、そのほとんどの内容がアニメに描かれています。
「実はこうだった」的な衝撃の事実が原作を読むとあることもありますが、この作品に関してはそのようなことはほぼありません。

戦闘シーンは、漫画だとパッとしないことがありますよね。
その点でアニメは、どういう動きで戦闘してるのかが理解できるので、
臨場感があっていいと思いました。

原作よりアニメのほうが画が綺麗で、アニメで損をした気分にさせないクオリティです。

色使いも音楽も、時折「和」が表現のスパイスになっていて、
よく出来ていると思いました。オープニング曲は、カラオケで歌ってもよさそうですね。

っと、ここまではとても褒めてしまいましたが・・・、
あくまで原作と比較して、ということです。

『バジリスク』自体の感想は、
・和のバトルもの
・青年向けでちょっとグロ
・青年向けでほんの少し艶っぽい表現があり?
・怨恨のドロドロは昼ドラ顔負け
・でも結局は単調なバトルアニメ

こんな感じかな。

24話を少し飽きながらもガーッと見れたので、
まずまずおもしろかったと思います。

1話目が退屈でないので、気になった方は見てみるといいかも◎

投稿 : 2016/01/10
閲覧 : 391
サンキュー:

5

yuki525 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悲しいお話。

漫画を先に読んでからアニメを見ました。

アニメのほうが良いです。
何も知らない状態でアニメから見たかった。

絵が苦手だったけど慣れます。
歌がとってもいい!!
キャラが全員ものすごく濃いです!!

投稿 : 2016/01/06
閲覧 : 242
サンキュー:

4

ネタバレ

静御前 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

陰陽座

・天膳君がしつこい

・OPかっこいい


夕暮橋前後の件で、吐息を知らない天膳に陽炎が気付く掛け合いは面白いと思いました
その後の針拷問?すごい悲鳴だったけどそんなに痛いのかなあれ
みみっちくない天膳君?
やたら盲唖が多いのは何かの暗示?

あとはよくある異能力物、お察しの通りのストーリー展開です

投稿 : 2015/12/22
閲覧 : 377
サンキュー:

1

alphonse さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

雰囲気だけはありました

平凡なストーリーで、出だしからラストが
予測できてしまうという作品。
忍者の忍法も中途半端すぎる。

雰囲気だけは昔の忍者ものに似た感じで良かったです。

投稿 : 2015/12/18
閲覧 : 245
サンキュー:

1

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

凄絶な忍者バトル!忍法版ロミオとジュリエット。愛する者よ、死に候らえ…

甲賀と伊賀、憎しみ合う二つの忍者集団が10対10で壮絶な忍法バトルを繰り広げる!
双方の若き頭領同士は愛し合っており、なのに避けられぬ死闘が始まってしまう悲劇的ストーリー…。
原作は山田風太郎による1958年掲載の小説で、現在の能力バトル漫画の元祖的な重要作品です。
…故に、アニメに限らず漫画やラノベ等のサブカルを愛する人は、一度は必ずチェックして欲しい名作です。
「天膳殿が『また』死んでおるぞー!?」

キャラデザにクセがあるのと、かなり血生臭いグロ多い故に、そこがとっつき難いかも?

{netabare}『物語』
…時は慶長十九年(1615年)。江戸時代最初期。
甲賀卍谷(こうがまんじだに)と伊賀鍔隠れ(いがつばがくれ)二つの忍者集団は数百年に渡り憎み合う敵同士であったが、全忍者のボスの服部半蔵によって「不戦の約定」という不可侵条約を結ばされ、かろうじて冷戦状態にあった。
そんな折、甲賀の首領の孫で後継者の弦之介(げんのすけ)と、伊賀の頭目の孫娘の朧(おぼろ)は愛し合っており、もうすぐ結婚が決まっていて、二人の愛と縁組により長年の対立も溶ける…と思われた矢先。
…大御所の徳川家康が、二人の孫のどちらが三代将軍になるかの後継者争いの為、甲賀と伊賀それぞれ代表10人同士で殺し合う事を命じる!
かくして愛し合うふたりは敵同士となり、壮絶にして悲劇的な忍法バトルが始まるのだった!

なんたる理不尽にして悲劇的な宿命か。ショッギョムッジョ!
まさに南蛮の草子「ロミオとジュリエット」の如し…

こうして壮絶な死闘が開始されるのですが、アニメ版は原作が(漫画版だと)全5巻の比較的短いお話をオリジナルエピソードで主に心情面や関係性を掘り下げているのが特長です。
1話からして、原作では流されていた甲賀弾正と伊賀お玄の悲恋を掘り下げ、今後の悲劇の予感を高めている。
愛し合っていたのに骨肉相食む結末となった老人ふたり…その悲劇は孫の世代に引き継がれる。
その後もアニメオリジナルで主に回想により、各忍者たちを掘り下げる事で、物語の深みが増しています。
そのお陰で両陣営20人もいるのに、各陣営の忍者全員の魅力や愛着が出せています。
…中盤以降、それが些かテンポダウンを伴う弊害はありますが。
総じて原作補完が丁寧かつ功を奏しているのがこのアニメの魅力でしょう。

また本作は勧善懲悪は全然関係無いタイプで、甲賀も伊賀も悪くないです。
視聴者はどちらかといえば、甲賀贔屓したくなるのでは…
前半戦は初手の情報アドバンテージにより、伊賀圧倒的有利で甲賀可哀想なので。
でも甲賀も怒涛の巻き返しで、ここも熱いです。

原作より遥かにキャラの掘り下げ丁寧なので、両陣営それぞれに愛情やそれ故の憎しみのドラマが白熱かつ、切ない。
(一人の例外除いて)悪人はおらず、ただ、愛する人への想いが…宿命に翻弄され結果的に悲劇的死闘が加速していく…。
恋愛物として見ると、弦之介と朧は終始状況に抗えず蚊帳の外に置かれざるを得ない為、終盤以外はやや地味です。
しかしその分は両陣営の忍者たちの愛憎劇でカバーしてます。


バトル面では、忍者と言うよりも異形超人バトルに近いです。
特に1話、甲賀の風待将監(かざまち・しょうげん)VS伊賀の夜叉丸(やしゃまる)のバトルは凄まじい。
…細かい描写含めて非常に原作再現度が高く、これをアニメ化しただけでも値千金です。
以降も異能忍者たちの奇天烈なバトルが手に汗握りますが…
バトル的な醍醐味のピークが前半で終わってしまい、中盤以降はクールダウンして地味になるのは残念。

その分、ガチバトル以外での謀略や不意打ち騙し討ちなどの「戦闘力以外で決着する」展開が特徴です。
戦闘力低くても相性や状況次第で番狂わせ頻発、果たして誰が勝って誰が討たれるのか、全く予測不能。
両陣営ともに最強クラスのチートな二人(弦之介と朧)が極力戦い避けたがったり、甲賀最強クラスの室賀豹馬(むろが・ひょうま)が意外な相性で討たれたり…
ここら辺は、近年(いや、かなり昔から)の能力者バトル系作品とは一線を画しています。
以降の作品でも殆ど例が無いタイプのバトル展開、全く目が離せない!
…この醍醐味も前半がピーク、終盤に向けては予定調和気味なのが難ですが、それでも戦闘力だけでは決まらぬニンジャのイクサは括目する価値あり!

…哀しき死闘の末、愛し合う弦之介と朧の悲劇的結末は圧巻。
最後の最期まで意外性と悲劇性を保ったまま、悲しいけれど美しい結末。
服部響八郎のエピローグがせめともの救い感じさせ、悲劇ではありますが意外と後味悪くないのも良い。

総じて
原作尊重しつつも大幅に追加エピソードで物語の深み増している
手に汗握る、単純な戦闘力では決まらぬ殺し合いの緊迫感
愛憎渦巻く切ない悲恋
…面白さ的に前半にピークが来て以降地味なのが難ではありますが、十分名作級だと思います。


『作画』
キャラデザが非常にクセが強く、好みが割れそうです。
女性陣は美女揃いですが、メインヒロインの朧の目が、なんだかタヌキっぽいw
とはいえ慣れれば十分可愛いと思いますけどねぇ…。
どう見ても人外のバケモノ多いですが、別のベクトルで彼らもカッコイイです。

バトルは序盤~前半がピークで以降地味。
でもピークのバトルシーンの凄まじさは一見の価値あり!

…月が日数経過しているのに終始満月なのはご愛敬か。
OPで「下弦の月が~」て言ってるのに満月じゃねーか!とツッコミたくなったりw


『声優』
儚げなヒロイン・朧を水樹奈々さんが、イケメン貴公子・甲賀弦之介を鳥海浩輔さんがバッチリ好演されてます。
全般にいぶし銀のベテラン勢揃いで超豪華声優陣。
蓑念鬼(みのねんき)の内海賢二さん、小豆蠟斎(あずきろうさい)の青野武さん等、今は亡きベテラン勢の異形ニンジャ絶品。
蛍火の沢城みゆきさん、陽炎の早水リサさん、朱絹(あけぎぬ)の渡辺美佐さん、お胡夷(おこい)の木村はるかさん等、女性忍者は水樹さん以上に魅力的。

…私的に本作のMVPは、薬師寺天膳の速水奨さん!
ゲスいけれどどこかドジっこな悪党、天膳殿!
天膳殿、速水奨キャラでもベスト10に入ります。


『音楽』
山田風太郎作品の大ファンだという陰陽座というバンドグループによる主題歌「甲賀忍法帖」が素晴らしい。
バンドと和風テイスト融合したカッコイイ曲調からの、主題を完璧に捉えた格調高い歌詞。
00年代のアニソンでも上位に入る名曲です。

朧(水樹奈々さん)のED2曲も良い感じ。
BGMのバリエーションに乏しいのがやや難ですが、雰囲気はバッチリです。


『キャラ』
甲賀と伊賀合計20人もいるにも関わらず、全員が強烈なインパクトと魅力を放っており、一人も捨てキャラがいないのは素晴らしい。
回想や交流エピソード追加で、一見異形で残忍に見える忍者たちも実は人間味あるのが分かるので。
…美男美女組が優遇され、異形組はやや扱い悪い面はありますがw
(OPでも、美女組はちゃんと歌詞に合わせて目立ってますが異形組は雑)
水のように優しく~♪(朱絹)花のように激しく~♪(お胡夷)震える刃で貫いて~♪(陽炎と蛍火)
…基本、一人の例外除いて、全員良い奴らです。

「甲賀弦之介(こうがげんのすけ)」
クールな美青年。ロミオポジ。温厚誠実な平和主義者、朧がホレるのも納得ですな。
クールだが内面は激しい…のだろうけれど、分かり難い人物。
必殺技「瞳術」は作中最強、彼が最初から本気だったら伊賀アッという間に殲滅されてた…
…もし不戦の約定解かれた情報を甲賀が先に知っていたら、初手の段階で不毛な死闘止められたのでは。

「朧(おぼろ)」
メインヒロイン、ジュリエットポジ。美少女なんですが…タヌキっぽい目のキャラデザが賛否ありそう。
忍術使えないドジっ娘…だが実は「破幻の瞳」という両陣営合わせて圧倒的最強技の持ち主。
性格は世間知らずな箱入りお姫様、死闘開始しても弦之介様への愛を貫き苦悩する。
…終始伊賀の足引っ張っているお荷物と言われそうな姫様だが、伊賀忍者から終始慕われているのが、逆に他の伊賀忍者たちの好感度アップに一役買っている。

「甲賀弾正(こうがだんじょう)」
弦之介の祖父。回想での若い頃がめっちゃイケメンです。
針手裏剣の使い手で織田軍圧倒、流石強い。
伊賀のお玄との数十年に渡る悲恋と悲劇の結末は壮絶にして切ない。

「伊賀のお玄」
朧の祖母(とは違うっぽい)。1話では妖怪オババ…と思いきや、若かりし日はめっちゃ美人、多分作中一番美人。
甲賀弾正との数十年に渡る悲恋は哀しき忍びの定めを強烈に印象付けた。


「風待将監(かざまちしょうげん)」
甲賀の異形忍者の一人。どうみてもバケモノ、コワイ!
必殺技は口から膠(にかわ)吐いて敵を捕らえる。
伊賀の夜叉丸とのバトルは凄まじく、1話にして作中ベストバウトであった。
多分、(チートな瞳術除けば)甲賀最強の武闘派だった。

「鵜殿丈助(うどのじょうすけ)」
ひょうきん者でスケベな性格だがどこか憎めない甲賀忍者。
伊賀との和睦を望む弦之介にとって数少ない理解者であった。
実はキレ者だったり、非常に面白味のある男。
もし弦之介が先に不戦の約定解除知っていれば、彼も和睦の主力になってくれただろうに。
トリッキーな風船ボディーで戦闘力も頭脳も高かったが、どんなに強くても討たれる時はアッサリ討たれる、非情である。

「地虫十兵衛(じむしじゅうべえ)」
蛇のように超高速移動できる異形忍者だが、冷静沈着な占い師でかなりカッコイイ。
多分甲賀随一の頭脳派、戦闘でも初見殺しの技で十分脅威。
普通なら勝ってたのに…相手が悪かったです。

「お胡夷(おこい)」
左衛門を兄様(あにさま)と慕う性格幼い妹系忍者。可愛いです。
近年のアニメ美少女にはあまり居ないタイプのムチムチ系なのも良し!
戦闘力はあまり高くない…と思いきや、まさかの異形の体質で伊賀の男どもを食った!
これぞ、くのいちらしいナイスな戦い方ですな。
可愛さも、活躍ぶりも、兄様を想いながらの最期も、印象的であった。

「陽炎(かげろう)」
甲賀もう一人の女忍者。大人の色気漂う美女。ヤンデレ。
弦之介を慕っており、その弦之介が敵の朧を好いている事で…作中一番ヤンデレになります。
愛しても報われない悲劇的ヒロイン度は朧より高いかも…
戦闘力低いですがお胡夷と同系統のハニートラップ技で伊賀の男どもを撃破!
でも一人は相手が悪かった…。

「如月左衛門(きさらぎさえもん)」
お胡夷ちゃんの兄さま。妹には甘い感じが微笑ましい。
妹には甘いが敵には冷酷無情なのもイカス!
細目キャラは強キャラ…な法則通り、甲賀でも上位の戦績を上げた。
能力は変装術、バトル系作品では地味なんですが、これが猛威を振るう辺りが本作が普通のバトル系じゃないのを象徴している。
バレた時はモブ侍にすら討たれちゃう弱さなんですが、その彼が異形武闘派組より戦績良いんですよねぇ。
…アニメオリジナルで、罠にハメた伊賀の女忍者の心情に思うところある描写あり、人間的魅力増している。

「霞刑部(かすみぎょうぶ)」
甲賀の怪力大男、十分異形だが他がバケモノ過ぎるので普通に見える。
大男はカマセ…な少年漫画やラノベの法則は、彼には当て嵌まらない!
堂々の試合形式のバトルでの強さよりも、奇襲初見殺しが強い本作、神出鬼没の絞め技で猛威を振るった。
本領発揮すれば強いはずの伊賀のエース級も、奇襲がハマればアッサリ討ち取れる。
…過去回想のショタ刑部かわいい。
本当は心優しい男だった…天膳殿の悪さが際立ちます。

「室賀豹馬(むろが ひょうま)」
弦之介の叔父にして師匠。過去回想でのショタ弦之介に指導するエピソードが微笑ましいです。
弦之介よりイケメン度高い気も…
(夜限定で)弦之介と同等のチート技・瞳術を使う、状況次第では彼一人で伊賀殲滅も可能であったが。
まさかの意外な相性負けで戦績悪い辺りが本作らしい。

「夜叉丸(やしゃまる)」
伊賀の若きエース。一番正統派のイケメンにして、一番(少年漫画やラノベ的な意味で)正統派の能力者。
糸使いは強キャラの法則通り、一番中二病的にスタイリッシュなバトル見せてくれた。
1話の風待将監とのバトルはベストバウトなのでは。
かなりの強キャラなのに、初見殺しの奇襲でアッサリやられる…
なんたるニンジャのイクサの厳しさか!サツバツ!
…蛍火とのラブコメは、朧と弦之介組よりも分かり易いです。

「筑摩小四郎(ちくまこしろう)」
夜叉丸と並ぶ伊賀の若手エース。異能も少年漫画っぽいカマイタチ使い。
朧を姫様と呼び幼い頃から密かに慕っている…が、それを隠して朧への忠誠と甲賀との争いの狭間で苦悩する。
内向的で心優しき忠犬。
両陣営合わせて男子組では一番ドラマがある男です。
負傷して戦力外かと思われたが、それがまさかの番狂わせで甲賀の主力討ち取った。

「蛍火」
伊賀の女忍者。夜叉丸を一途に慕う、可愛い。
作中一番ラブコメの波動を感じた。
愛の為に残虐になれるので伊賀のヤンデレ枠だが、想いが素直な分、甲賀の陽炎より幼い印象。
蛇や蛍を駆使する幻術は幻想的で、かなり異能バトル的に映える。
…甲賀の狡猾な男に弄ばれちゃう蛍火ちゃん…かわいい。

「朱絹(あけぎぬ)」
伊賀の女忍者。かなり落ち着いた大人の美女。
OP「水のように優しく~」の通り慈愛に満ちた女性で、朧の悲恋を見守った。
筑摩小四郎への密かな想いなど、女性陣の恋愛ドラマは情が深い。
…攻撃力は乏しいけれど、血を用いた異能は結構強かった。

「小豆蠟斎(あずきろうさい)」
ぬらりひょんみたいな頭の妖怪ジジイ。
見た目も性格も邪悪っぽく、前半の伊賀の悪役っぽさの代表格の一人。
でも回想シーンにて、普段は気の良い老人なのが分かる。
異形の武闘派としてかなり強かったが…堂々の戦闘では無いやり方で討たれてしまう。

「蓑念鬼(みのねんき)」
毛むくじゃらの鼻毛妖怪。蠟斎、陣五郎と並び伊賀異形トリオの一人。
甲賀に贔屓して観ていると彼もかなり邪悪に見えるが…
朧の幸せを願っていた追加シーンのお陰で好感度アップ。

「雨夜陣五郎(あまよじんごろう)」
ナメクジ体質の異形の伊賀忍者。両陣営合わせて風待将監と並び一番妖怪っぽい。
見た目は不気味だが性格は意外とドジっこだったりw
ピンチが多いが水さえあれば逆襲できる為(甲賀贔屓で見ていると)油断ならぬハラハラ感あった。
…最期は両陣営合わせて一番雑で可哀想w


「薬師寺天膳(やくしじてんぜん)」
不死身の伊賀忍者。
モブ侍「てっ…ててて天膳殿が…また死んでおるぞー!?」
天膳「種子島をくらい…早々に死にましてござる」
卑劣にして狡猾な男だが、かなりのドジっこだったり…
でもドジ踏んでも平気なので!
初見殺し得意な甲賀忍者涙目なチートキャラであった。
…伊賀も甲賀も善人揃いな本作で、唯一悪であった。
美人を見境なく襲おうとしたり、返り討ちで「また」死んだりw
結局この人が諸悪の根源なのですね…。
外道中の外道なんですが…何故か妙に憎めないんです。
いや~、天膳殿、速水奨キャラでもベスト10に入るくらい好きです♪{/netabare}

投稿 : 2015/12/05
閲覧 : 438
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23

君野ユカリ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

GONZO関連では一番好き

山田風太郎さんの原作を元にせがわまさきさんが漫画にした作品をアニメ化したもの。

とにかく話が分かりやすい上にワクワクさせるし、キャラも魅力的な連中ばかりだし、音楽を含めた演出面も申し分ない・・・・今まで見たアニメでも5本の指に入る出来。

Y十Mや魔界転生、もしくは短編集もアニメ化してほしい。

投稿 : 2015/12/05
閲覧 : 227
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1

もうロリコンだった さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

忍者 甲賀10名VS伊賀10名

甲賀VS伊賀 二つの忍者達の憎しみが生む戦い
 甲賀10名 伊賀10名 先に全滅させた方が勝ち

 愛し合う者がいるキャラが敵に討たれる様はなんとも悲しい気持ちに
 させられます

 アカメが斬る が好きな人は好きなはず

投稿 : 2015/11/30
閲覧 : 200
サンキュー:

3

ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

念鬼の鼻毛はアレですが、泣けます

有名な作品ではありますし正直この構造の物語の終着点はこうなっちゃうだろうなというのが観る前から判っちゃう作品ではありますので、意外と涙腺ユルい私でも泣けないかなと思ったんですけどね。

結局泣きましたw

 目元が独自なキャラデザインですし、美男美女の忍者は兎も角見た目が強烈な忍者が半分なトコも今時はウケないだろうなぁとは思うんですけどね。
それでも総合200位台は00年代の作品としては優秀じゃないかなと。
まぁ、見た目強烈な忍者は終盤までにアレしちゃうのは、流石に鼻毛ぼーんとかが美しくも悲しい物語に居るとイイ感じのトコに水差すからなんでしょね(汗)

私はあまり山田風太郎の小説は読んだ事無いですが、魔界転生は映画もマンガも好きなもんで"これ忍者以前に人間じゃないよね?"的登場人物は全然問題無いですから素直に忍術合戦も楽しめました。
意外と今時の方は真面目で理屈気にするみたいですし、荒唐無稽なギャグかと思う方も居るんでしょね。忍者モノ小説なら”梟の城”位が限度すかね?

{netabare} 2クールの作品ですし私は原作未読なのも有って柳生武芸帖みたいな徳川の秘密の争奪戦みたいな作品と思って観始めたんですが、徳川の世継ぎ選びの道具として望まぬにも拘らず戦わされる2つの勢力という構図は無常さと残酷さがとてもツボな設定でした。世継ぎ騒動を扱った作品は映画でも多いけど、意外とそこに戯れの様に組み込まれてしまうという図式は珍しい気はするんですが・・・あんまり時代物は読まないんで知りませんが(汗)
そこに頭目同士の悲恋が乗っかる物語ですから、もう鉄板の泣き作品というか。んで、「忍びに情けは無用」と育てられた猛者達が結局感情に流されたり慢心の挙句死んでいく様が涙を誘う訳で。
そもそも一話のジ様バ様の若い頃の逢引きと相打ちの時点でズルい。
しかも、その死に様と最終話の主人公の弦乃介と朧の最期に更に重ねてきた日にゃ、オッサンとしちゃ号泣な訳で。

でも鼻毛ぼーんとか後頭部ロ~ングなジ様とか見た目強烈系の人らだけ扱い酷い気がしますけどね~ナメクジな人、海にアレされて終りは酷過ぎるw
不細工にはアニメの世界も容赦ないのが腹立たしい(汗)
{/netabare}

 物語としてはベタですし展開も読みやすいので意外性とかそういうモノ望んでは駄目ですけど、コテコテの悲劇が大好物な人はアリだと思います。
「実は死んで無かった」的なのが乱発されないのも良かったと思います。典膳の特異性を際立たせるためだったんでしょうが。
個人的には伊賀と甲賀のその後の部分で”樅の木は残った”的な奴が盛り込んで有ったら最高だったな~と思いましたです。
//////////////////////////////////////////////////////
・・・念鬼の鼻毛、スゲェ(汗)

10話まで視聴。
確かにキャラクターデザインが合わないって人の気持ちもわかるかも。
まぁ山田風太郎ですし、濃い目でいいんじゃないかなとは個人的には思いますw

投稿 : 2015/11/29
閲覧 : 294
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11

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いいね!

まず、絵が好き。綺麗です。
歌もop.ed共に良し。
ハッピーエンド派だが、
これは、これで。

投稿 : 2015/11/22
閲覧 : 194

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

悲劇の源流

原作はマンガという事になっているが、ある年齢以上の視聴者には、マンガの原作である山田風太郎の小説の方が親しみがあるかもしれない。

原作小説の熱烈な愛読者であるというバンドが担当したOP主題歌は、『甲賀忍法帖』というそのまんまのタイトル通り、軽快な楽曲の中に物語の主題まで歌詞として取り入れた、TVアニメ「主題歌」のお手本とも言えそうな傑作で、アニソン・プロパーではないジャンル違いのバンドの製作した楽曲とは信じがたいほどだ。

傑作主題歌を触発したのが原作小説であるように、本作のストーリー上の面白さやキャラクターの性格的魅力のほとんど全ては原作小説に由来するもので、山田風太郎の力による。

忍法合戦をビジュアルで見せる魅力は確かにあるのだが、ビジュアルによって魅力を増しているというよりも、山田風太郎の創出した面白さの「足を引っ張ってはいない」と評する方が妥当に思える。
そうはいっても、映像表現や声優の演技に抜かりがあれば、たちまち興を削がれて面白さが目減りするわけで、「足を引っ張っていない」という評は、決してアニメ製作者を貶めるものではないだろう。
面白さの由来が何であれ、視聴して楽しめることには違いがない。

ただ、ビジュアル効果を最大化しようとする意図の為とは思うが、物語の発端から終幕まで約10日間近く、夜空にかかる月がずっと満月のままなのはいただけない。
見ないふりをするのに少なからず努力が必要だった。

いささか意外だったのは、現代的なビジュアルを与えられたメインキャラが、モブの時代劇的な侍たちの間に混じってもそれほど違和感が生じなかったことで、これは映像化のもう一つの要素、声の芝居の効果であるようだ。
面白いことに、セリフ回しの影響だろうか、声優の演技が現代的ビジュアルにもかかわらず時代劇に寄っているようで、ちょうど顔出しの役者が現代劇と時代劇で芝居を変えるような印象があった。


本作の、殺し合いに至る恋人同士は、原作小説内ではっきりロミオとジュリエットをモチーフとしていると明示されている。
この悲恋物語に異形の忍者同士の絶滅戦を重ねた物語は、世に出てから半世紀以上が過ぎた。
最後に、原作小説がどのような時代を背景として登場したのか、少し記してみたい。


このころ、まだ高度経済成長は訪れてはいない。
が、高度成長を準備するように、社会が高度成長的価値観のもとに再編、再構造化されてゆく途上にあり、再編から取り残された土着的、伝統的、情念的なものは周辺に追いやられ消去されようとしていた。
周辺的なものが再編の中心的価値観へのカウンターとして注目され、対抗するシンボルとして一般化するのは70年代以降のことで、当時は、単に無価値であると打ち捨てられる、高度成長的な価値観にほぼ一元化されていた。

一元的な価値観は一種の踏み絵でもあった。この価値観に同じないという事は社会そのものから排除されることをも意味し、再構造化の歯車として組み込まれることを拒絶することは社会内での生存の不可能と同義だった。
人間を顔見知り同士の共同体から引きはがして経済機構の歯車化することでやがて高度成長は実現されるが、人間の歯車化が人間性の抑圧として、絶対悪として広く常識化されるのは、やはり70年代以降の事だ。
この当時はまだ、「悪い」ことだと問題化する視線は全的な共感を得られてはいない。


権力者の「君命」によって駆動される悲恋と異形の忍者の物語は、このような背景から立ち現われてきた。
これから視聴する人に、なにかの参考になればいいなと思う。

投稿 : 2015/11/21
閲覧 : 439
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3

Near64 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい終わり方だった。

個々の能力はさほど独創的ではなかった、むしろありきたりだった。しかし能力がありきたりでも物語の構成は独創的であった、二人(主人公とヒロイン)が必死で運命に逆らおうとするところがよかった。いや、まてよ、これってシェイクスピアのロミオとジュリエットの時代背景を忍びが存在していた時代に変えているだけじゃないのか?
まあでもおもしろかったから関係ない。
あと演出特に音楽(OP)が良かったです。

投稿 : 2015/11/05
閲覧 : 249
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1

りうや さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動モノ!

シナリオが素晴らしい!

投稿 : 2015/11/03
閲覧 : 289
サンキュー:

0

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人智を超えた忍法合戦が始まりを告げる 次回バジリスク甲賀忍法帖 相思相殺

 ジャンル キリングゲーム

 ストーリー

伊賀と甲賀 憎しみ合う二つの部族

服部半蔵の元、不戦の約定が敷かれ

伊賀と甲賀は戦うことはできなかったんだけど、

家康の後継者問題で とある糞坊主が

伊賀と甲賀で殺しあって 勝ったほうについた後継者候補を

後継者にしよう 忍者なら死んでも痛くあるまいとか

ほざき、不戦の約定がとかれたことがことの発端

 不戦の約定が解かれる前

伊賀と甲賀で和解を試みようと

互いの次期頭首を結婚させようということがあったんだけど

不戦の約定がとかれたため、仲が悪かった伊賀と甲賀は殺しあうことに

この2人の次期頭首はお互い愛し合っており

自分たちが仲良くなることで、みんなも仲良くしてほしいと願いもむなしく

10VS10の殺し合いに・・・( ;∀;)

 スロットの影響からこのアニメを見始めたんですが

名作には違いない 名シーンがありすぎる

あと名台詞もw

 好きなキャラ TOP3 1.蛍火 2.将監 3.天膳

好きな話 『相思相殺』 タイトルからしていい!

名台詞『これじゃあ、あやとりごっこもできまい』

 この作品はぜひとも視聴していただきたい作品です♪

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 364
サンキュー:

5

kFNFM66461 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

濃ゆい

登場人物の顔もキャラも、最近のアニメと真逆に濃い。そして怒涛のごとく続くアンハッピーエンド。ここまで徹底されると尊敬の念が湧いてくる。独特の世界を堪能させてもらった。

投稿 : 2015/09/23
閲覧 : 284
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2

ネタバレ

おちたく!! さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

真瞳術チャンス!

【個人評価項目】

・作画 ★★★★☆
・物語 ★★★★★
・展開 ★★★★☆
・キャラ ★★★★★
・オススメ度 ★★★★★

【特別評価項目】

恋愛 ★★★★☆
切なさ ★★★★★
感動 ★★★★☆

【個人総合評価】
100点満点中・・・・90点!

【一言】
このアニメ、しかとその眼に焼きつけいっ!

投稿 : 2015/09/04
閲覧 : 377
サンキュー:

1

ネタバレ

lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地虫・・・

天膳が不死身じゃなけりゃ、地虫が殺して甲賀組圧勝だったなと思った。でも、天膳が不死身じゃなかったら物語すら始まんねぇからな。  

投稿 : 2015/08/09
閲覧 : 378
サンキュー:

1

アリア社長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

古き良きGONZOが提供する忍者バトル・ロワイアル

伊賀と甲賀、2つの一族からそれぞれ10人の忍者を選出し、どちらかの陣営が全滅するまで戦うバトル・ロワイアル。

制作はGONZO。全24話。

【あらすじ】
伊賀と甲賀、2つの一族には凄惨な因縁があり、互いに憎しみあってます。
甲賀組の主人公・甲賀弦之介(こうが げんのすけ)と伊賀組のヒロイン・朧(おぼろ)は恋仲で、2つの一族の仲を取り持とうとした矢先に殺し合う宿命に・・・

【感想】
伊賀・甲賀の両陣営にそれぞれスポットライトが当てられます。
どっちの陣営が悪!とかそういう善悪二元的な話ではないです。
最初は登場人物の異形さに驚きますが、段々人間味のあるキャラとして描かれ、どちらも同じ人間なのに・・・と殺し合いを見てて悲しくなります。
和解の道はないのか・・・と。


キャラに関しては濃い奴ばっかです。
伊賀の陣営も甲賀の陣営も悪人顔ばかりで、最初はそれぞれのキャラがどちらの陣営の者なのか覚えられず戸惑いました。

忍者同士の戦いということで、一人ひとりが奇奇怪怪な忍術で戦います。
忍術勝負の戦闘シーンはハラハラ・ドキドキさせられます。

忍術バトルの壮絶さ、キャラの濃さ、主人公とヒロインの恋の行方。
この辺が見所でした。

キャラデザで食わず嫌いしてる人は勿体無いですよ!

投稿 : 2015/08/03
閲覧 : 305
サンキュー:

5

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バジリスク~甲賀忍法帖のストーリー・あらすじ

甲賀卍谷と伊賀鍔隠れに潜む一族は、ともに服部半蔵に率いられる忍者群同士でありながら、源平の昔より数百年、互いに憎悪を抱く不倶戴天の敵同士でもあった。服部の統制下、両門争闘の禁制によりかろうじて和平を保っていた。そのような中、甲賀組の首領甲賀弾正の孫弦之介と伊賀組の頭目お幻の孫娘朧は恋仲にあり、両家の縁組がすめば長きに亘った甲賀と伊賀の確執も解けるかと思われた。

そんな事情を知ってか知らずか、慶長19年4月末両首領を駿府城に呼び出した徳川家康と半蔵(二代目)が甲賀・伊賀の忍びに与えた使命は実に戦慄すべきものであった。(TVアニメ動画『バジリスク~甲賀忍法帖』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年春アニメ
公式サイト
www.basilisk.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF_%E3%80%9C...

このアニメの類似作品

この頃(2005年春アニメ)の他の作品

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