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「バジリスク~甲賀忍法帖(TVアニメ動画)」

総合得点
81.4
感想・評価
1200
棚に入れた
5942
ランキング
415
★★★★☆ 4.0 (1200)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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バジリスク~甲賀忍法帖の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

じょせふん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

純粋にストーリーに引き込まれた

【視聴日時】
初回 2020年11月6日~8日
ーーーーーーーーーーーーーーー

━━【総括】━━━━━━━━
{netabare}杉田さんが出演されている事で見てみたが、絵と全体的な雰囲気が暗く、最後まで見れるか不安だったが、回を追うごとに引き込まれていった。次々に人が死んでいくが、ただ単にだったり、流れ的に無理矢理 殺されてるのではなく、しっかりとした流れがあり、その展開も良かったです
またグロい表現、性的な表現もかなり強めにありますのでお気をつけください。自分はそこまで抵抗はありませんでした

キャストに目を向けると、これでもかと言うくらい豪華なキャストが揃っており、声優さん達は申し分ないと思います。

所謂 ロミオとジュリエットのようなストーリーなのだが、最後の二人の最期には感極まりました。
絵と雰囲気だけでは視聴を決めてしまうのは勿体無い作品です。{/netabare}


【メインキャスト】
{netabare}甲賀弦之介ーーー鳥海浩輔
朧ーーーーーーー水樹奈々
甲賀弾正ーーーー小林清志
伊賀のお幻ーーー京田尚子
若き日の弾正ーー羽多野渉
若き日のお幻ーー沢城みゆき
朱絹ーーーーーー渡辺美佐
蛍火ーーーーーー沢城みゆき
お胡夷ーーーーー木村はるか
陽炎ーーーーーー早水リサ{/netabare}

【他キャスト】
{netabare}雨夜陣五郎ーー魚建
筑摩小四郎ーー羽多野渉
服部響八郎ーー杉田智和
服部半蔵ーーー立木文彦
柳生宗矩ーーー若本規夫
徳川家康ーーー大平透
夜叉丸ーーーー矢薙直樹
風待将監ーーー千々和竜策
小豆蝋斉ーーー青野武
鵜殿丈助ーーー平勝伊{/netabare}

投稿 : 2020/11/08
閲覧 : 429
サンキュー:

6

ネタバレ

katu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

朧に嫌悪感

ストーリーはだよねーって感じで意外性ひとつない
朧以外はNICEなキャラ
でも、敵に変装する奴がいるの分かってて二度引っかかるとかないな。
疑えよ忍びだろ
あとはとにかく、朧が気持ち悪い
役に立たないどころか足引っ張ってばかり虫唾がはしる
笛の男の子も笛なんか後でひろえよって感じ

投稿 : 2019/11/26
閲覧 : 407
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

{netabare} ストーリー
隔たりや長き過去からの確執はあったものの不戦の約定で戦いを封じていた甲賀と伊賀。お互いを良く思ってはいないもののこの長い悲しみの連鎖に終止符をうつべく頭領同士は先代から和睦の道を願い、当代甲賀と伊賀の頭領で婚約を交わし、和平へと進むはずだった。互いの頭領である弦之助と朧にはお互い恋心があった。幼少時代からの面識もあった。
しかし、徳川の跡目争いにより、不戦の約定は解かれてしまう。それは忍法帳に書かれた相手陣営を倒す事。戦いは始まり、幾人の命は絶たれてしまったが、甲賀頭領弦之助はまだ和平を諦めず徳川へこの争いへの異議と和平への懇願を申請する為、徳川家へと向かう。
しかし、一度解かれた不戦の約定とすでに討たれた者達への想い、伊賀天善の存在、甲賀伊賀の抱く過去の確執は重く、戦いは続いてしまった。甲賀も伊賀も1人1人に思いはあり、1人ずつ討たれていくうちに悲しみ、恨みが生まれてしまいもはや止められない戦となっていく。
途中不戦の約定が解かれる前の平和な日常も描かれる。それを見ると不戦の約定が解かれる事がなければ和平は成り得たものと確信できました。天善は封印か朧に倒してもらう。
弦之助と朧の互いが互いを想い、想うが故に結果あのような事に。

感想
印象に残ったのはお胡夷が死ぬ時に左衛門と会えた事、豹馬と弦之助の回想シーン、小次郎が死ぬ前の朧への想い、死んだ後の朱絹の小次郎への想い、朱絹が死ぬ時に左衛門が伊賀と分かり合えたかもしれないと頭によぎった事。
一番はやはり最終話です。現実には起こらなかった弦之助と朧の祝言シーンから先はずっと泣いてました。
アニメの話とはわかってますが、幾世たとうとも必ず二人の魂は一つの魂となるよと願わずにはいられなかった。そして、そうなってるはずです。
{/netabare}
op音楽もアニメに合って素晴らしいです。

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 339
ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もはや忍法ではない(笑)

物語の評価
主人公とヒロインが出逢い、死して別れるまでのエピソードが相当切ない…。

声優さん
文句なし!

キャラ
かなり濃いメンバー(^_^;)
もはや忍法勝負ではない…。
そもそも忍法は人を殺傷させることを目的としていません(笑)

作画
まぁまぁ…。

音楽
陰陽座さん、ヤバす✨
黒猫さん、特にヤバす✨

あっ!「ヒメムラサキ」も好きですよ♬

実写は最低でしたね(笑)

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 376
サンキュー:

1

ネタバレ

めー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

さくさく見れる。

友だちに定期的に見るくらい好きと勧められて見た。
ハードル上がりすぎてたからか、それなりにおもしろかったもののと普通の満足度。
せつない話は好きではあるんだけどな。

ストーリーがしっかりしていた印象。
想像以上にさくさく話が進み、さくさく人死にが。
シナリオに古さを感じるけど、原作の書かれた時期を考えると逆に新しさに驚く。

投稿 : 2019/06/14
閲覧 : 339
サンキュー:

2

ネタバレ

Rust さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日本版ロミオとジュリエット

誰も死ぬ必要なんてなかったし、殺し合う必要もなかった。愛する者が殺し合い、愛する者を失ってしまう。
救いがない。あるとすれば後に訪れる平和だろうか。この悲劇まさにロミオとジュリエット。

投稿 : 2019/02/07
閲覧 : 519
サンキュー:

2

ネタバレ

とおる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

名作。最後の最後、弦之介が自殺する時、朧との魂についての会話を思い出すとこらへんで泣いてしまった。
観てない人にはぜひ観てほしい作品です。

音楽も素晴らしいですね。僕は陰陽座の曲は初めて聴いたのですがとてもかっこよくて作品とも凄く合ってる名曲だと。
水樹奈々さんのWILD EYES、ヒメムラサキもそう。特にヒメムラサキはアニメ関係なくファンからの人気が高そうな楽曲だと。

投稿 : 2019/02/06
閲覧 : 395
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

儚い...

終始、儚い作品だった。
ストーリーは忍法争いなため単純だが、掘り下げられているキャラが多かったため人間関係は深かった。
また、話のテンポも中々良かった。
バトルシーンも一人一人使える忍法が異なるため、どれも楽しめた。
最終回は、涙が出る。
もちろん途中も感動出来るシーンが多くある。

投稿 : 2018/07/19
閲覧 : 399
ネタバレ

NX さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

愛する者よ、死に候え

甲賀と伊賀。この双方の忍びの里には、400年分もの深い怨恨があった。

だがそれは『かつて』の話。甲賀の次期棟梁の甲賀弦之助と伊賀の次期棟梁である伊賀朧らは、共に将来を誓い合う仲だ。そして祝言が間近に迫っていた矢先。

徳川幕府による三代目の将軍を決める世継ぎ争いに、甲賀と伊賀を争わせることで、将軍を決めるという動きがあった…。

ここから甲賀vs伊賀の10人対10人のバトルロワイアルが開幕する。

冒頭の悲劇的な展開から、この二人の運命は残酷な結末を決定付けられていたのだろう。だがそうあって欲しくはないと思わせられるほど、登場人物に感情移入させられる。

互いを思うからこそ殺し合う。
愛する者よ、死に候えの言葉はきっと、来世で幸せになろうということか。日本人だからこそ、心に刺さる情緒を感じられた。

投稿 : 2018/02/18
閲覧 : 364
サンキュー:

3

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪役は一人だけ

この作品で一番最初に見たのが仲間由紀恵の映画だったためか、初め見るのに抵抗があった、まあ一度見てしまったら全話見ずにはいられなかったが。

映画も面白かったがこのアニメもそれなりに面白かった。内容的には映画と大筋は一緒だが、忍び達の死に方や能力が違ったり、二クール分あるので当然だが戦闘や回想の長さも違う、その分見応えもあるので良かった。

明かな悪役は天膳一人だけ、というか声(速水奨)ってだけで十分な悪役要素だわなw他のキャラに関しては感情移入の余地あり。

主人公の内、男の方は鳥海さん、女の方は水樹さん、他の主要キャラも有名どこがチラホラいる。服部半蔵の息子役の杉田はこの作品のおかげで水樹さんと仲良くなったとか。

opは某madのせいで有名になっている、madを先に見たせいか、二話からはop飛ばしてみていた。

お胡夷が早々に死んでしまったのは残念だったなぁ。もうちょい良い(意味深)シーンを増やして欲しかったし、規制解除も増やして欲しかった。

投稿 : 2017/12/27
閲覧 : 327
サンキュー:

2

ネタバレ

弦之介様 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメが好きになった、原点となる作品

原作は、山田風太郎の小説「甲賀忍法帖」
わたしは、アニメから入ったので原作は読んでいませんが、すでに小説を完読していた友人2人にすすめたところ、酷評でした…。
GONZOによりアニメ化。


わたしはこの作品との出会いをきっかけに、アニメにどっぷりはまるようになったので、「バジリスク~甲賀忍法帖~」にとても思い入れがあります。
<<大好きな作品ゆえ、長文ですがすみません>>
全24話で完結しており、物語の構成も好きですし、観終わった時に何とも言えない感動と満足感があり、切なさと余韻を残します。
ただ、結構重い内容なので観たいときとあえて観たくないときがあります…。


毎話、冒頭で流れる「~ 愛する者よ、死に候え」
室賀豹馬を演じる、宮林康さんの声がとてもよい感じです。
その後、流れるOP 陰陽座が歌う「甲賀忍法帖」
★個人的には、1話と最終話などに流れたED 水樹奈々が歌う「ヒメムラサキ」がとても好きです。

◆サブタイトルは全24話すべて、漢字4文字。
これがまた美しい。
日本語・漢字のすばらしさ、美しさをあらためて実感。
漢字4文字にその話の内容が集約されています。
特に、好きなのは、
「降涙恋慕」こうるいれんぼ
「追想幻燈」ついそうげんとう
「無明払暁」むみょうふつぎょう
「仁慈流々」じんじりゅうりゅう
「夢幻泡影」むげんほうよう
「来世邂逅」らいせかいこう ←カイコウの漢字変換…苦労した~
最近、知ったのですが、これらのタイトル…OPを歌う陰陽座がリリースした作品から使用されているものもあるのですね。…すごいです…


◆さて…、作品の内容についてです。
内容を一言でいうと、{netabare}「甲賀と伊賀の忍び達(各々10人ずつ)が、最後の一人になるまで忍法争いをし、戦い殺しあうお話。
…どうして戦い合うことになったのかというと、 徳川家の世継ぎを決めるために利用された…という切ない理由。 {/netabare}

むかーし昔から、互いに深く憎みあう敵同士であった「甲賀卍谷」の一族と「伊賀鍔隠れ」の一族。
服部半蔵のもと、甲賀と伊賀に交わされた「不戦の約定」により、両者はかろうじての和平を保っていたけれど、徳川家康の命により、「不戦の約定」が解かれるところから物語が始まります。


◆全話にわたって甲賀と伊賀の忍び達が戦い合い、そして、たいていの話で誰かが傷つき、死んでしまいます。
忍法争いはとても迫力があって…でも、ときに残酷です。

ただ、戦い殺しあうお話の中で、
 弦之介と朧とのとても純情な恋物語
 甲賀衆、お胡夷と左衛門の兄弟愛の物語
 伊賀衆、夜叉丸と蛍火の恋物語
 伊賀衆、朱絹の次第に筑摩小四郎を慕う姿や、朧を心から想う姿、(弦之介の横笛を捨てられずにいたエピソードなどから)敵である甲賀弦之介への朧の想いを伊賀衆でただ一人理解していたような姿 に心があたたかくなったり、じーんとすることも多いです。

◆弦之介と朧、戦いのシーン以外で、わたしが特に好きなシーンは、
弦之介の叔父にあたる室賀豹馬と弦之介との物語です。
幼きころの弦之介と豹馬との出会いから、瞳術の師匠として…弦之介に瞳術のみならず忍びとは何たるか、さまざまなことを教える回想シーンや、誰よりも弦之介のことを理解し弦之介の心に秘めた想いや意志を尊重する様はとても感動的でした。

…薬師寺天膳だけは、終始、極悪人といった印象です(笑)
その身に何かを宿していますが、その詳細についはアニメではあまり語られませんし、わかりにくいです。原作と漫画とアニメでその説が異なるようですね。
でも、その立ち振る舞いはかっこよく、演じている速水奨さんがとてもはまり役でよい感じです。



ラストのシーンは何度となく泣けました。
とてもとても哀しいラストですが、とても美しい描写です。
最終話のEDで流れる「ヒメムラサキ」が、このすばらしい作品によい余韻を残します。

とても好きな作品のひとつです。

投稿 : 2017/05/14
閲覧 : 413
サンキュー:

13

ネタバレ

あきp(^-^)q さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

パチスロ好きで見ました❗

とりあえず殺しあい。。。過去の日常。。。繰り返しって感じです。ただスロ好きとしては、キャラの個性を知れて良かったかな(>_<)

投稿 : 2017/04/16
閲覧 : 273
サンキュー:

1

ネタバレ

中ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

opとedともに最高! 朧様....(つД`)ノ 声優やばし

観る前から、とても期待していた。忍者アニメで有名だと聴いていたので観ていて楽しかった。甲賀と伊賀ともにキャラがユニークで良い。バトルシーン、ワクワクさせてくれた。opとedのどちらも凄く神だった。サビの所を聞いたら誰もが感動する。朧様が1番好きなキャラだった。声が何となく癒してくれる。 話の進み具合は、ちょうど良く観やすかった。悲しいシーンが何度かあったが、やはり最終話。
自分は、甲賀と伊賀で不戦の約定が再び結ばれるのでは、ないかと考えていた。 しかし、朧様と弦之介様とも...
最終話、とても泣ける。 感動 泣いた。
好きなキャラの死はとても悲しい。
そんなこんなで、観る事をオススメします。
二人ともお幸せに。(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)

投稿 : 2017/03/23
閲覧 : 205
サンキュー:

3

ネタバレ

愛chan さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

想像以上

そこまで期待せず見だしたのに、引き込まれた。
展開が早く、飽きずに見れました。
曲もキャラも個人的にめっちゃ好き。
とりあえず切なすぎて心が痛むけど、見て良かった。みんなにも自信を持って勧めたくなるアニメ。

投稿 : 2016/10/06
閲覧 : 235
サンキュー:

2

ネタバレ

yosiyuki2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

研ぎ澄まされて、澄み渡るようなお話

完成された雰囲気があり、序盤から惹きこまれました!
グロさ、エロさは言われているほど気にならなかったですね。
ガンツより全然エロくもグロくも無かったです。
でも女キャラの色気はあります(笑)
どちらかというと健全色が強いような気がします。
これは俺だけかもしれませんがw

最初にキャラを覚えられず、どっちが味方で
どっちが敵なのか分からず困惑しましたが
一緒に行動する人をみているうちに
自然に理解できるようになりました。
伊賀対甲賀、10対10で忍法勝負なのでまあ、仕方ないですよね。
あにこれ内でも『女キャラとイケメンだけ名前覚えればいいよ』と
アドバイス貰いましたが、その通りでした。
渋いイケメンと若いイケメンと女キャラ抑えれば十分な感じですかねw
キャラは小四郎と弦之介と霞刑部、夜叉丸、蛍火が好きです。


物語は重厚で、残酷さと美しさの光るアニメでした。
しかし鬱要素と緊張感があり過ぎるくらいあり、
実生活で忙しい時やストレスのある時に見ることはお勧めしません(体験談)
戦闘描写も非常に優れ、手に汗握るものでした!
あまり物語の方向性が好きでは無いのですが、最初から最後までとても楽しめる内容でした。最後もあの終わり方は非常に綺麗で納得できる終わり方だっだと思います。

しっかりとした重みのあるアニメ作品を見たい人には
お勧めの一作です!

投稿 : 2016/07/02
閲覧 : 271
サンキュー:

11

ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2005年作品とは思えないぐらい十分楽しめたよくできた作品でした。

まだ観てない方に説明するには日本版ロミオとジュリエットって表現するのがわかりやすいのですが、
甲賀と伊賀の生々しい殺し合いが毎回出てくるので「純愛」と言うジャンルではないと思います。
タイトルも「バジリスク~甲賀忍法帖」と横文字が入っていて忍者ものになぜ横文字?と一瞬思いましたが、くノ一は美しくキャラデザインされているのに対して男の忍者は禍々しくくデザインされているのを観て納得(笑)。確かにバシリスク(ヘビの王であり、見ただけで死をもたらす力を持っていると思われていた)みたいな忍者ばかりだった(笑)

最終話24話の朧と弦之介の来世での再会を誓い、現世では死を選ぶしかない二人の姿に泣けました。

ちなみに朧は水樹奈々さんが演じています。
OPの「甲賀忍法帖」EDの「ヒメムラサキ」共に好きな楽曲です。
水樹奈々さんがしっとりと歌う「ヒメムラサキ」が彼女の楽曲の中で一番すきです。

あらすじ
徳川家康が竹千代(秀忠の長男)と国千代(秀忠の次男)の徳川家3代将軍の跡目争いを安じ、身内から血を流すことがないよう甲賀10人衆(国千代の代理)と伊賀10人衆(竹千代の代理)を忍法帖に記載しどちらかが全滅するまで戦い勝った方の跡目候補が3代目将軍になるという。
だが、その裏には徳川家康が国家安寧世には不必要な忍者を甲賀と伊賀で戦わせて消滅させてしまおうという狸おやじいやらしい策略が・・・

原作:山田風太郎
漫画:せがわまさき(ヤングマガジンアッパーズ/講談社)
監督:木﨑文智
シリーズ構成:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:千葉道徳
プロップデザイン:石野聡
美術監督:池田繁美
色彩設計:飯島孝枝
撮影監督:藤田賢治
編集:三嶋章紀
音響監督:塩屋翼
音楽:中川孝
エグゼクティブプロデューサー:梶田浩司
プロデューサー:荒井英昌、難波秀行
ニメーションプロデューサー:柴田和典
アニメーション制作:GONZO
製作:デジタル・アニメ・プロジェクト、GDH
オープニングテーマ「甲賀忍法帖」作詞・作曲 - 瞬火 / 歌 - 陰陽座
エンディングテーマ「ヒメムラサキ」(1、9、11、12、15、16、24話)「WILD EYES」(2-8、10、13、14、17-23話)作詞・歌 - 水樹奈々 / 作曲・編曲 - 飯田高



キャスト
甲賀弦之介:鳥海浩輔
朧:水樹奈々
甲賀弾正:小林清志
伊賀のお幻:京田尚子
若き日の弾正:羽多野渉
若き日のお幻:沢城みゆき
朱絹:渡辺美佐
蛍火:沢城みゆき
お胡夷:木村はるか
陽炎:早水リサ
雨夜陣五郎:魚建
筑摩小四郎:羽多野渉
服部響八郎:杉田智和
服部半蔵:立木文彦
柳生宗矩:若本規夫
徳川家康:大平透
夜叉丸:矢薙直樹
風待将監:千々和竜策
小豆蝋斉:青野武
鵜殿丈助:平勝伊
地虫十兵衛:伊丸岡篤

投稿 : 2016/06/20
閲覧 : 292
サンキュー:

14

ネタバレ

taketaketa さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2回目視聴。超絶作。だけどなかなかハードルが。

原作小説未読。漫画未読。

スロットで知り、視聴しました。
独特のキャラデザで、特に女性キャラの体つきがエロいw

しかし、スロットの演出からでは想像できない話でした。


こんな面白い作品がかなり昔の小説ということにびっくり。


2回目視聴してこの作品の奥深さが。

天膳の出生を知ると、この物語にハッピーエンドはありえない。

破幻の瞳によって天膳のなかにいた何かが消滅したことによって、遺恨の根元が消えたのかもしれない。

そして、来世邂逅に希望が持てる。

お幻と弾正と同じ運命を辿った(死に方)朧と弦之助、その演出が強烈だったけど、この点に違いがある。

それだけ天膳は過酷な運命を背負っていて、
まじもう超最低野郎決定なのだが、それが覆ってしまう、確実に物語の中心にいる、と分かると180度見方が変わってくる。


お幻と弾正、朧と弦之助、2世代かけてやっとみたいな。

総合するとストーリー物凄くよくできていると改めて思う。

言葉遊び有り、
術の相性、
タイミング、
それぞれの思い、
小四郎は最後まで朧のことを思っているし、朱絹のことも嫌いではないんだろうが。

左衛門も殺しながらも葛藤していて、

朱絹の朧を慮る態度や、


陽炎の一途な思い、

極端にわかりやすい表現じゃないのがまたいい!!

OP、ED、作中BGM全ていい。


作画も安定しているしかなりの完成度だとおもう。



ただねー何回もみようとは中々思えないし、

やっぱ悲しいよ結末。

投稿 : 2016/06/19
閲覧 : 307
サンキュー:

5

ネタバレ

おぼろどの さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度見ても良い!傑作!!

今まで見てきた数あるアニメの中から一番を決めるならこの作品です!!!

キャラクターもストーリーも音楽も最高です!
 
ただ戦ってるだけじゃなくて、仲間たちの感情とか、敵対する人たちの感情とか色んな感情が入り交じって心がえぐられます。恋愛、師弟、兄妹の絆とか...。
最終回は何度見ても泣けます。
メンタルが弱ってる人は見ない方がいいかも(笑)
心がえぐられます(二回目)

忍者に興味がなくても、歴史に詳しくなくても楽しめるアニメです(*^^*)

投稿 : 2016/06/14
閲覧 : 275
サンキュー:

2

ネタバレ

Low.IQ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

寂しいな...

ノーコメント...
一度、見るべき...
感動も無い
虚無感...

個人的に歌が至高。

投稿 : 2016/01/11
閲覧 : 269
サンキュー:

2

ネタバレ

静御前 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

陰陽座

・天膳君がしつこい

・OPかっこいい


夕暮橋前後の件で、吐息を知らない天膳に陽炎が気付く掛け合いは面白いと思いました
その後の針拷問?すごい悲鳴だったけどそんなに痛いのかなあれ
みみっちくない天膳君?
やたら盲唖が多いのは何かの暗示?

あとはよくある異能力物、お察しの通りのストーリー展開です

投稿 : 2015/12/22
閲覧 : 370
サンキュー:

1

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

凄絶な忍者バトル!忍法版ロミオとジュリエット。愛する者よ、死に候らえ…

甲賀と伊賀、憎しみ合う二つの忍者集団が10対10で壮絶な忍法バトルを繰り広げる!
双方の若き頭領同士は愛し合っており、なのに避けられぬ死闘が始まってしまう悲劇的ストーリー…。
原作は山田風太郎による1958年掲載の小説で、現在の能力バトル漫画の元祖的な重要作品です。
…故に、アニメに限らず漫画やラノベ等のサブカルを愛する人は、一度は必ずチェックして欲しい名作です。
「天膳殿が『また』死んでおるぞー!?」

キャラデザにクセがあるのと、かなり血生臭いグロ多い故に、そこがとっつき難いかも?

{netabare}『物語』
…時は慶長十九年(1615年)。江戸時代最初期。
甲賀卍谷(こうがまんじだに)と伊賀鍔隠れ(いがつばがくれ)二つの忍者集団は数百年に渡り憎み合う敵同士であったが、全忍者のボスの服部半蔵によって「不戦の約定」という不可侵条約を結ばされ、かろうじて冷戦状態にあった。
そんな折、甲賀の首領の孫で後継者の弦之介(げんのすけ)と、伊賀の頭目の孫娘の朧(おぼろ)は愛し合っており、もうすぐ結婚が決まっていて、二人の愛と縁組により長年の対立も溶ける…と思われた矢先。
…大御所の徳川家康が、二人の孫のどちらが三代将軍になるかの後継者争いの為、甲賀と伊賀それぞれ代表10人同士で殺し合う事を命じる!
かくして愛し合うふたりは敵同士となり、壮絶にして悲劇的な忍法バトルが始まるのだった!

なんたる理不尽にして悲劇的な宿命か。ショッギョムッジョ!
まさに南蛮の草子「ロミオとジュリエット」の如し…

こうして壮絶な死闘が開始されるのですが、アニメ版は原作が(漫画版だと)全5巻の比較的短いお話をオリジナルエピソードで主に心情面や関係性を掘り下げているのが特長です。
1話からして、原作では流されていた甲賀弾正と伊賀お玄の悲恋を掘り下げ、今後の悲劇の予感を高めている。
愛し合っていたのに骨肉相食む結末となった老人ふたり…その悲劇は孫の世代に引き継がれる。
その後もアニメオリジナルで主に回想により、各忍者たちを掘り下げる事で、物語の深みが増しています。
そのお陰で両陣営20人もいるのに、各陣営の忍者全員の魅力や愛着が出せています。
…中盤以降、それが些かテンポダウンを伴う弊害はありますが。
総じて原作補完が丁寧かつ功を奏しているのがこのアニメの魅力でしょう。

また本作は勧善懲悪は全然関係無いタイプで、甲賀も伊賀も悪くないです。
視聴者はどちらかといえば、甲賀贔屓したくなるのでは…
前半戦は初手の情報アドバンテージにより、伊賀圧倒的有利で甲賀可哀想なので。
でも甲賀も怒涛の巻き返しで、ここも熱いです。

原作より遥かにキャラの掘り下げ丁寧なので、両陣営それぞれに愛情やそれ故の憎しみのドラマが白熱かつ、切ない。
(一人の例外除いて)悪人はおらず、ただ、愛する人への想いが…宿命に翻弄され結果的に悲劇的死闘が加速していく…。
恋愛物として見ると、弦之介と朧は終始状況に抗えず蚊帳の外に置かれざるを得ない為、終盤以外はやや地味です。
しかしその分は両陣営の忍者たちの愛憎劇でカバーしてます。


バトル面では、忍者と言うよりも異形超人バトルに近いです。
特に1話、甲賀の風待将監(かざまち・しょうげん)VS伊賀の夜叉丸(やしゃまる)のバトルは凄まじい。
…細かい描写含めて非常に原作再現度が高く、これをアニメ化しただけでも値千金です。
以降も異能忍者たちの奇天烈なバトルが手に汗握りますが…
バトル的な醍醐味のピークが前半で終わってしまい、中盤以降はクールダウンして地味になるのは残念。

その分、ガチバトル以外での謀略や不意打ち騙し討ちなどの「戦闘力以外で決着する」展開が特徴です。
戦闘力低くても相性や状況次第で番狂わせ頻発、果たして誰が勝って誰が討たれるのか、全く予測不能。
両陣営ともに最強クラスのチートな二人(弦之介と朧)が極力戦い避けたがったり、甲賀最強クラスの室賀豹馬(むろが・ひょうま)が意外な相性で討たれたり…
ここら辺は、近年(いや、かなり昔から)の能力者バトル系作品とは一線を画しています。
以降の作品でも殆ど例が無いタイプのバトル展開、全く目が離せない!
…この醍醐味も前半がピーク、終盤に向けては予定調和気味なのが難ですが、それでも戦闘力だけでは決まらぬニンジャのイクサは括目する価値あり!

…哀しき死闘の末、愛し合う弦之介と朧の悲劇的結末は圧巻。
最後の最期まで意外性と悲劇性を保ったまま、悲しいけれど美しい結末。
服部響八郎のエピローグがせめともの救い感じさせ、悲劇ではありますが意外と後味悪くないのも良い。

総じて
原作尊重しつつも大幅に追加エピソードで物語の深み増している
手に汗握る、単純な戦闘力では決まらぬ殺し合いの緊迫感
愛憎渦巻く切ない悲恋
…面白さ的に前半にピークが来て以降地味なのが難ではありますが、十分名作級だと思います。


『作画』
キャラデザが非常にクセが強く、好みが割れそうです。
女性陣は美女揃いですが、メインヒロインの朧の目が、なんだかタヌキっぽいw
とはいえ慣れれば十分可愛いと思いますけどねぇ…。
どう見ても人外のバケモノ多いですが、別のベクトルで彼らもカッコイイです。

バトルは序盤~前半がピークで以降地味。
でもピークのバトルシーンの凄まじさは一見の価値あり!

…月が日数経過しているのに終始満月なのはご愛敬か。
OPで「下弦の月が~」て言ってるのに満月じゃねーか!とツッコミたくなったりw


『声優』
儚げなヒロイン・朧を水樹奈々さんが、イケメン貴公子・甲賀弦之介を鳥海浩輔さんがバッチリ好演されてます。
全般にいぶし銀のベテラン勢揃いで超豪華声優陣。
蓑念鬼(みのねんき)の内海賢二さん、小豆蠟斎(あずきろうさい)の青野武さん等、今は亡きベテラン勢の異形ニンジャ絶品。
蛍火の沢城みゆきさん、陽炎の早水リサさん、朱絹(あけぎぬ)の渡辺美佐さん、お胡夷(おこい)の木村はるかさん等、女性忍者は水樹さん以上に魅力的。

…私的に本作のMVPは、薬師寺天膳の速水奨さん!
ゲスいけれどどこかドジっこな悪党、天膳殿!
天膳殿、速水奨キャラでもベスト10に入ります。


『音楽』
山田風太郎作品の大ファンだという陰陽座というバンドグループによる主題歌「甲賀忍法帖」が素晴らしい。
バンドと和風テイスト融合したカッコイイ曲調からの、主題を完璧に捉えた格調高い歌詞。
00年代のアニソンでも上位に入る名曲です。

朧(水樹奈々さん)のED2曲も良い感じ。
BGMのバリエーションに乏しいのがやや難ですが、雰囲気はバッチリです。


『キャラ』
甲賀と伊賀合計20人もいるにも関わらず、全員が強烈なインパクトと魅力を放っており、一人も捨てキャラがいないのは素晴らしい。
回想や交流エピソード追加で、一見異形で残忍に見える忍者たちも実は人間味あるのが分かるので。
…美男美女組が優遇され、異形組はやや扱い悪い面はありますがw
(OPでも、美女組はちゃんと歌詞に合わせて目立ってますが異形組は雑)
水のように優しく~♪(朱絹)花のように激しく~♪(お胡夷)震える刃で貫いて~♪(陽炎と蛍火)
…基本、一人の例外除いて、全員良い奴らです。

「甲賀弦之介(こうがげんのすけ)」
クールな美青年。ロミオポジ。温厚誠実な平和主義者、朧がホレるのも納得ですな。
クールだが内面は激しい…のだろうけれど、分かり難い人物。
必殺技「瞳術」は作中最強、彼が最初から本気だったら伊賀アッという間に殲滅されてた…
…もし不戦の約定解かれた情報を甲賀が先に知っていたら、初手の段階で不毛な死闘止められたのでは。

「朧(おぼろ)」
メインヒロイン、ジュリエットポジ。美少女なんですが…タヌキっぽい目のキャラデザが賛否ありそう。
忍術使えないドジっ娘…だが実は「破幻の瞳」という両陣営合わせて圧倒的最強技の持ち主。
性格は世間知らずな箱入りお姫様、死闘開始しても弦之介様への愛を貫き苦悩する。
…終始伊賀の足引っ張っているお荷物と言われそうな姫様だが、伊賀忍者から終始慕われているのが、逆に他の伊賀忍者たちの好感度アップに一役買っている。

「甲賀弾正(こうがだんじょう)」
弦之介の祖父。回想での若い頃がめっちゃイケメンです。
針手裏剣の使い手で織田軍圧倒、流石強い。
伊賀のお玄との数十年に渡る悲恋と悲劇の結末は壮絶にして切ない。

「伊賀のお玄」
朧の祖母(とは違うっぽい)。1話では妖怪オババ…と思いきや、若かりし日はめっちゃ美人、多分作中一番美人。
甲賀弾正との数十年に渡る悲恋は哀しき忍びの定めを強烈に印象付けた。


「風待将監(かざまちしょうげん)」
甲賀の異形忍者の一人。どうみてもバケモノ、コワイ!
必殺技は口から膠(にかわ)吐いて敵を捕らえる。
伊賀の夜叉丸とのバトルは凄まじく、1話にして作中ベストバウトであった。
多分、(チートな瞳術除けば)甲賀最強の武闘派だった。

「鵜殿丈助(うどのじょうすけ)」
ひょうきん者でスケベな性格だがどこか憎めない甲賀忍者。
伊賀との和睦を望む弦之介にとって数少ない理解者であった。
実はキレ者だったり、非常に面白味のある男。
もし弦之介が先に不戦の約定解除知っていれば、彼も和睦の主力になってくれただろうに。
トリッキーな風船ボディーで戦闘力も頭脳も高かったが、どんなに強くても討たれる時はアッサリ討たれる、非情である。

「地虫十兵衛(じむしじゅうべえ)」
蛇のように超高速移動できる異形忍者だが、冷静沈着な占い師でかなりカッコイイ。
多分甲賀随一の頭脳派、戦闘でも初見殺しの技で十分脅威。
普通なら勝ってたのに…相手が悪かったです。

「お胡夷(おこい)」
左衛門を兄様(あにさま)と慕う性格幼い妹系忍者。可愛いです。
近年のアニメ美少女にはあまり居ないタイプのムチムチ系なのも良し!
戦闘力はあまり高くない…と思いきや、まさかの異形の体質で伊賀の男どもを食った!
これぞ、くのいちらしいナイスな戦い方ですな。
可愛さも、活躍ぶりも、兄様を想いながらの最期も、印象的であった。

「陽炎(かげろう)」
甲賀もう一人の女忍者。大人の色気漂う美女。ヤンデレ。
弦之介を慕っており、その弦之介が敵の朧を好いている事で…作中一番ヤンデレになります。
愛しても報われない悲劇的ヒロイン度は朧より高いかも…
戦闘力低いですがお胡夷と同系統のハニートラップ技で伊賀の男どもを撃破!
でも一人は相手が悪かった…。

「如月左衛門(きさらぎさえもん)」
お胡夷ちゃんの兄さま。妹には甘い感じが微笑ましい。
妹には甘いが敵には冷酷無情なのもイカス!
細目キャラは強キャラ…な法則通り、甲賀でも上位の戦績を上げた。
能力は変装術、バトル系作品では地味なんですが、これが猛威を振るう辺りが本作が普通のバトル系じゃないのを象徴している。
バレた時はモブ侍にすら討たれちゃう弱さなんですが、その彼が異形武闘派組より戦績良いんですよねぇ。
…アニメオリジナルで、罠にハメた伊賀の女忍者の心情に思うところある描写あり、人間的魅力増している。

「霞刑部(かすみぎょうぶ)」
甲賀の怪力大男、十分異形だが他がバケモノ過ぎるので普通に見える。
大男はカマセ…な少年漫画やラノベの法則は、彼には当て嵌まらない!
堂々の試合形式のバトルでの強さよりも、奇襲初見殺しが強い本作、神出鬼没の絞め技で猛威を振るった。
本領発揮すれば強いはずの伊賀のエース級も、奇襲がハマればアッサリ討ち取れる。
…過去回想のショタ刑部かわいい。
本当は心優しい男だった…天膳殿の悪さが際立ちます。

「室賀豹馬(むろが ひょうま)」
弦之介の叔父にして師匠。過去回想でのショタ弦之介に指導するエピソードが微笑ましいです。
弦之介よりイケメン度高い気も…
(夜限定で)弦之介と同等のチート技・瞳術を使う、状況次第では彼一人で伊賀殲滅も可能であったが。
まさかの意外な相性負けで戦績悪い辺りが本作らしい。

「夜叉丸(やしゃまる)」
伊賀の若きエース。一番正統派のイケメンにして、一番(少年漫画やラノベ的な意味で)正統派の能力者。
糸使いは強キャラの法則通り、一番中二病的にスタイリッシュなバトル見せてくれた。
1話の風待将監とのバトルはベストバウトなのでは。
かなりの強キャラなのに、初見殺しの奇襲でアッサリやられる…
なんたるニンジャのイクサの厳しさか!サツバツ!
…蛍火とのラブコメは、朧と弦之介組よりも分かり易いです。

「筑摩小四郎(ちくまこしろう)」
夜叉丸と並ぶ伊賀の若手エース。異能も少年漫画っぽいカマイタチ使い。
朧を姫様と呼び幼い頃から密かに慕っている…が、それを隠して朧への忠誠と甲賀との争いの狭間で苦悩する。
内向的で心優しき忠犬。
両陣営合わせて男子組では一番ドラマがある男です。
負傷して戦力外かと思われたが、それがまさかの番狂わせで甲賀の主力討ち取った。

「蛍火」
伊賀の女忍者。夜叉丸を一途に慕う、可愛い。
作中一番ラブコメの波動を感じた。
愛の為に残虐になれるので伊賀のヤンデレ枠だが、想いが素直な分、甲賀の陽炎より幼い印象。
蛇や蛍を駆使する幻術は幻想的で、かなり異能バトル的に映える。
…甲賀の狡猾な男に弄ばれちゃう蛍火ちゃん…かわいい。

「朱絹(あけぎぬ)」
伊賀の女忍者。かなり落ち着いた大人の美女。
OP「水のように優しく~」の通り慈愛に満ちた女性で、朧の悲恋を見守った。
筑摩小四郎への密かな想いなど、女性陣の恋愛ドラマは情が深い。
…攻撃力は乏しいけれど、血を用いた異能は結構強かった。

「小豆蠟斎(あずきろうさい)」
ぬらりひょんみたいな頭の妖怪ジジイ。
見た目も性格も邪悪っぽく、前半の伊賀の悪役っぽさの代表格の一人。
でも回想シーンにて、普段は気の良い老人なのが分かる。
異形の武闘派としてかなり強かったが…堂々の戦闘では無いやり方で討たれてしまう。

「蓑念鬼(みのねんき)」
毛むくじゃらの鼻毛妖怪。蠟斎、陣五郎と並び伊賀異形トリオの一人。
甲賀に贔屓して観ていると彼もかなり邪悪に見えるが…
朧の幸せを願っていた追加シーンのお陰で好感度アップ。

「雨夜陣五郎(あまよじんごろう)」
ナメクジ体質の異形の伊賀忍者。両陣営合わせて風待将監と並び一番妖怪っぽい。
見た目は不気味だが性格は意外とドジっこだったりw
ピンチが多いが水さえあれば逆襲できる為(甲賀贔屓で見ていると)油断ならぬハラハラ感あった。
…最期は両陣営合わせて一番雑で可哀想w


「薬師寺天膳(やくしじてんぜん)」
不死身の伊賀忍者。
モブ侍「てっ…ててて天膳殿が…また死んでおるぞー!?」
天膳「種子島をくらい…早々に死にましてござる」
卑劣にして狡猾な男だが、かなりのドジっこだったり…
でもドジ踏んでも平気なので!
初見殺し得意な甲賀忍者涙目なチートキャラであった。
…伊賀も甲賀も善人揃いな本作で、唯一悪であった。
美人を見境なく襲おうとしたり、返り討ちで「また」死んだりw
結局この人が諸悪の根源なのですね…。
外道中の外道なんですが…何故か妙に憎めないんです。
いや~、天膳殿、速水奨キャラでもベスト10に入るくらい好きです♪{/netabare}

投稿 : 2015/12/05
閲覧 : 435
サンキュー:

23

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いいね!

まず、絵が好き。綺麗です。
歌もop.ed共に良し。
ハッピーエンド派だが、
これは、これで。

投稿 : 2015/11/22
閲覧 : 189
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りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人智を超えた忍法合戦が始まりを告げる 次回バジリスク甲賀忍法帖 相思相殺

 ジャンル キリングゲーム

 ストーリー

伊賀と甲賀 憎しみ合う二つの部族

服部半蔵の元、不戦の約定が敷かれ

伊賀と甲賀は戦うことはできなかったんだけど、

家康の後継者問題で とある糞坊主が

伊賀と甲賀で殺しあって 勝ったほうについた後継者候補を

後継者にしよう 忍者なら死んでも痛くあるまいとか

ほざき、不戦の約定がとかれたことがことの発端

 不戦の約定が解かれる前

伊賀と甲賀で和解を試みようと

互いの次期頭首を結婚させようということがあったんだけど

不戦の約定がとかれたため、仲が悪かった伊賀と甲賀は殺しあうことに

この2人の次期頭首はお互い愛し合っており

自分たちが仲良くなることで、みんなも仲良くしてほしいと願いもむなしく

10VS10の殺し合いに・・・( ;∀;)

 スロットの影響からこのアニメを見始めたんですが

名作には違いない 名シーンがありすぎる

あと名台詞もw

 好きなキャラ TOP3 1.蛍火 2.将監 3.天膳

好きな話 『相思相殺』 タイトルからしていい!

名台詞『これじゃあ、あやとりごっこもできまい』

 この作品はぜひとも視聴していただきたい作品です♪

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 358
サンキュー:

5

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おちたく!! さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

真瞳術チャンス!

【個人評価項目】

・作画 ★★★★☆
・物語 ★★★★★
・展開 ★★★★☆
・キャラ ★★★★★
・オススメ度 ★★★★★

【特別評価項目】

恋愛 ★★★★☆
切なさ ★★★★★
感動 ★★★★☆

【個人総合評価】
100点満点中・・・・90点!

【一言】
このアニメ、しかとその眼に焼きつけいっ!

投稿 : 2015/09/04
閲覧 : 373
サンキュー:

1

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lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地虫・・・

天膳が不死身じゃなけりゃ、地虫が殺して甲賀組圧勝だったなと思った。でも、天膳が不死身じゃなかったら物語すら始まんねぇからな。  

投稿 : 2015/08/09
閲覧 : 370
サンキュー:

1

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askima さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

スロットでお世話になったから。

スロットからアニメに入りました。

そのため、げんのすけの目がかなり序盤で見えなくなったのは衝撃的でした。

アニメを見ればスロットではダメダメのお恋ちゃんも少しはいい子に見えてきますよ。

投稿 : 2015/07/25
閲覧 : 303
サンキュー:

0

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たこたこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣いた

実はバジリスクの中では夜叉丸が一番好きなのですが、凄くおっちょこちょいな死に方をしたので、残念なイケメンそのものだと思う…。そして、蛍火がマジヤンデレ怖い。
最後は泣いた。
どうでもいいのですが、実は私は国千代派だったので、竹千代が跡取りになって、えー(´・ω・`)という感じでした。

投稿 : 2015/07/13
閲覧 : 316
サンキュー:

1

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何となく余韻が残るアニメでした。

両者の陣営それぞれに個性のあるキャラクターとストーリーがあり、また結末も余韻が残る終わり方だったと思います。

投稿 : 2015/07/05
閲覧 : 280
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TimuTimu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バトルアニメの原点にして頂点

原作は山田風太郎の甲賀忍法帖でw○ki曰くバトル物の元祖といわれるレベルの作品だそうな。


主人公もヒロインも作中最強レベルの能力(瞳)を持っていながらも何らかの理由で二人とも使えなくなってしまい、その取り巻き達が戦うのですが演出的にどちらかというと互い同士憎悪を抱いているので「正義」より「悪」みたいな印象を抱いてしまいます。その中にも「縁」、「恋」、「想」、「絆」があります。

ストーリーを見て思ったことは情報とタイミングはとても大切なんだなと思いました。{netabare}伊賀組の方が情報量が多いために好都合なタイミングで先手を打つことができ、序盤で大きな差をつけることができました。
それでも伊賀が圧勝かと思えば{/netabare}この作品はジョジョレベルの相性が精神的にも能力的にもあり、それがまた絶妙です。

バトル物なのによく動く描写は少ない(第一話がピーク)のに緊張感と凄みの演出があります。

OPもEDもパチスロもクオリティが高いです(ちなみにアニメから入ってパチスロでハマった派)。

唯一の欠点は食わず嫌いになりやすい外見とキャラデザでしょうか。自分はてっきり政治系の作品かと思ってましたがここまでとは思っても見ませんでした。18歳以上なら一回パチスロやって意味の分からない感動や興味を覚えてからアニメを見ることをお勧めします(てかパチスロから入ったら絶対見てしまう作品かな)。

投稿 : 2015/07/03
閲覧 : 343
サンキュー:

2

ネタバレ

めがもん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

戦国時代の忍び

二人が報われてないまま終わったはずなのに、
最後は二人寄り添って終わるシーンがやっと一緒に慣れたと・・・
生き延びるキャラはいません。

投稿 : 2015/06/10
閲覧 : 261
サンキュー:

1

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バジリスク~甲賀忍法帖のストーリー・あらすじ

甲賀卍谷と伊賀鍔隠れに潜む一族は、ともに服部半蔵に率いられる忍者群同士でありながら、源平の昔より数百年、互いに憎悪を抱く不倶戴天の敵同士でもあった。服部の統制下、両門争闘の禁制によりかろうじて和平を保っていた。そのような中、甲賀組の首領甲賀弾正の孫弦之介と伊賀組の頭目お幻の孫娘朧は恋仲にあり、両家の縁組がすめば長きに亘った甲賀と伊賀の確執も解けるかと思われた。

そんな事情を知ってか知らずか、慶長19年4月末両首領を駿府城に呼び出した徳川家康と半蔵(二代目)が甲賀・伊賀の忍びに与えた使命は実に戦慄すべきものであった。(TVアニメ動画『バジリスク~甲賀忍法帖』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年春アニメ
公式サイト
www.basilisk.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF_%E3%80%9C...

このアニメの類似作品

この頃(2005年春アニメ)の他の作品

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