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「有頂天家族(TVアニメ動画)」

総合得点
82.4
感想・評価
1686
棚に入れた
8092
ランキング
370
★★★★☆ 3.9 (1686)
物語
4.0
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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有頂天家族の感想・評価はどうでしたか?

こうもり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感覚で楽しむ作品

作者の意図する所ではないと思いますが、アニメを見る限り、物語の雰囲気や世界観、設定を楽しんでなんぼの作品だと感じました。

狸や天狗が現代の京都に馴染む、ん~メルヘンですね。

まずこの作品から観る側に伝えるテーマがよくわかりませんでした。
狸の家族愛にしては弱いと感じましたし、人の怖さ(怖いといえば怖いですが)でもないし、うーん何でしょうか。

異文化コミニュケーションとしか言いようがありませんね。

無音にして見ても楽しめる作品という評価とさせて頂きます(笑

投稿 : 2015/10/23
閲覧 : 190
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テンプレ主人公と矢三郎

本作はタヌキ、人間、天狗の三つどもえを面白おかしく描いた作品でございます。

本作の主人公矢三郎は、タヌキ界の長の三男として生まれ、化けることと人格を評価されてはいるものの、本人は自覚なくぶらりとすごしている日常。そんなところにあれやこれはと、ぶらりと過ごしている暇もなくなっていくわけですが、

アニメの中で男主人公がどのくらい物語の役割を担っているかを、ふと考えてみると、基本立ち位置として女子達を輝かせる為に大体存在している気がします。見た目も大体同じ。運動能力や頭脳も至って普通。(俺ツエ系とか以外)かといって感情移入できるかって考えても、差しさわりのない男という役割なんでしょうか。

___
○最強系主人公
「そういうのしか読まない」層がかなりの数いるのも事実ですが、「絶対に読まない」という層もいます。
○熱血タイプ
戦闘ものに多い。説教臭く、よく叫ぶ。身体的には一般人レベルでありながらも、どれだけボロボロになっても立ち上がるタフネスを誇る。恋愛面は割と鈍感。だが、向けられた思いには真っ直ぐに答える。
○鈍感タイプ
舞台設定が現代、恋愛もの、かつ多ヒロイン(ハーレム)ものに多い主人公。他人から向けられている恋愛感情に疎い。「やればできる」タイプが多く、ほぼ全ての能力が平凡だが何かしら特化した能力(家事など)を持つ。両親は旅行に出かけている場合が多く、一人暮らしをしている。ラノベではバカみたいに見かけるタイプ。書きやすいしウケも悪くない。一方で辟易している読者がそれなりの数いることを理解することが必要。
○へたれタイプ
流されやすく意思が弱い。特に優れた技能を有する訳でもない。ここぞという場面では行動するものの、後悔を伴うことが多く、常に葛藤を抱いている。
○トラウマタイプ
過去のトラウマからネガティブな思考を持つに至ったタイプ。「昔はヒーロー的気質を持っていた」パターンが多い。多くは大切な人(家族)を失っていて、また主人公の過去の姿を知る幼馴染みがいる場合が多い。その構造から現代学園異能の主人公に抜擢されることが多く、大概は女の子(メインヒロインか幼馴染み)がピンチに陥ったことによって熱い心を取り戻す。
○ストイックタイプ
目的に向かってただ邁進していくタイプ。感情表現に乏しく、無駄がない。凄まじい忍耐力と、自ら危険に踏み込んでゆける蛮勇を兼ね備える。何があってもその思考回路は絶対にブレることがない。自尊心は強いが優越感はゼロ。
http://ncode.syosetu.com/n7270l/20/引用 (ちゃんと貼れよー)
___

と、色々見かけます。ですがその牽引性として、誰かの想いを背負って戦うor行動することが多いと思います。本作の主人公は、その想いを誰よりも早く察し、理解しながらも、ストレートなやり方でそれを発揮することはあまりありません。

面白さと悲しみをどう期待するか、で本作の評価は変わりそうです。というかその二つを期待する風に構成されているように見せていますが、すると肩透かしをくらうはず。幾つもの感動シーンや、ここぞの場面は用意されております。が、どれもあと一歩。

表面的なストーリーラインとして観ると分かりづらい作品なんじゃないかなと感じました。何分ストーリーかキャラで楽しむことがアニメの主流である気がするし、その感覚は誰でもあるはずです。上記したような主人公は数あれど、本人目線で楽しむ作品はそうありません。熱血主人公にしても誰かしらの、皆の想いを背負って戦っているわけですので。

長々と描いてしまいしたが、本作の主人公は鼠男みたいなやつです。大勢のあれはこれはという劇の中央にいながら、風車を回すように物語を遠巻きに、社に構えてもいます。こういうのは時代劇とかによくあって、普段はぶらぶらしてるくせに、人間的に魅力で、夜は盗人をやっているような詐欺師みたいなヤロです。

誰かの想いとか熱いものを背負ってはいる。だけども素直にそれを表に出さない矢三郎。この時はこうなっていたのかー、なんてのも人によってはあるかもしれない作り。そんなわけで、矢三郎視点(裏)だけを注視して見てみるのも一つの楽しみ方かもしれないでござる(前置き長)

投稿 : 2015/10/18
閲覧 : 304

agraz19976 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

楽しきことは、良き事なり~

狸一家のドタバタコメディアニメ。

作品として完成されていて見やすさが段違いです。激しい描写といえば列車に化けた次男が京都御所を走り回るぐらいで、基本のほほんと観れるアニメでした。
登場人物の個性が強く日常パートも飽きずに見ることが出来たのが個人的な高評価にも繋がっていると思います。

勧めやすいアニメなので、是非見てみては?

投稿 : 2015/10/06
閲覧 : 243
サンキュー:

6

ネタバレ

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

大人向けコメディーアニメ

大人向けコメディーアニメといったところでしょうか

ゲラゲラ笑いながら見るというよりほっこりしながらクスっとできるアニメです

気持ちのいい笑いを見せてくれます

劇中に登場する酒の中で実際に存在する「電気ブラン」

下がピリピリします

お酒を飲みながらのんびり見るのをおすすめします

投稿 : 2015/10/02
閲覧 : 310
サンキュー:

3

ネタバレ

HATAKE さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

毛むくじゃらな毛玉たちの家族愛

森見登美彦さんは四畳半神話大系のアニメを見て名を知り。原作と太陽の塔を見てハマり、続いてアニメ化した有頂天家族を読み気に入りアニメの方も見た次第です。


12話の偽路面電車(次男)が京の街を走り抜けるシーンには惚れ惚れしてしまいました。意外とあのような作画には20分アニメでは出会えないので、まさかこの作品であのような作画が見れたことには驚きました。

キャラデも想像していたのと違い驚きましたが、もふもふな毛玉が見れて癒やされました。大変満足です。



たぬきが好きな者
天狗が好きな者
人間が好きな者
おもしろきことが好きな者

どうぞ見てみてくだされ。

投稿 : 2015/08/15
閲覧 : 512
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

言うまでもなくこの作品は素晴らしい。
だけども、どうも映像美以外の良さとなると、これといって挙げるものが少ない気がする。
勿論、赤玉先生の偏屈じじぃっぷりや弁天の魔性の女としての魅力、海星の可愛らしさのようなキャラの良さというものはある。
でも、弥三郎に肩透かしを食らったのは僕にとって紛れもない事実。

弥三郎は四兄弟の中で最も化ける力に優れており、同時に、自分の力を使って【面白く生きること】をモットーにしている。
が、そのワリにはこの狸、ぶっちゃけ面白く生きる為に自ら率先してなにかをするということがなかった。強いていえば1話の冒頭で女姿を楽しみ、弁天に矢文を放ったぐらいであり、それ以降、彼がその阿呆っぷりを発揮した場面がないんだ。

2話で金閣銀閣と対峙した際は長男が助け、3話では弁天のもとにお使いに向かい、4話では納涼合戦でそれっぽいことをしたものの、花火を一発放っただけ(弁天に合図を送られるまで応戦する姿勢を見せなかった)、5話では面白いことをしろと強要されて芸を見せたに過ぎず、弥次郎との一件ではこれといって発言せず、偽衛門騒動でもついぞ「これこそが弥三郎の真骨頂か!」と思わせるような場面すらなく……。機転が利くのは確かだけど、あくまでも視聴者を感心させるレベルであって周りのキャラを驚かせたりするほどではない。(基本的に弥三郎が阿呆なことをしでかしてるのはドジが災いしてるだけ)

そればかりか偏屈なじじぃを甲斐甲斐しく世話したり蛙となった情けない兄のことを気遣ったり、弟を迎えに行ったりと、ただの、普通の良いヤツでしかない。
父の化ける力をもっとも色濃く受け継ぎ、なおかつ【本気出してない感】を漂わせていながら、結局のところ化けることはあっても【化かす】ことはせず、本気出してない感はとうとう【本気出さなかった】で終わってしまったのが、非常に悔やまれる。

正直、弥三郎よりも弁天や赤玉、淀川教授や金閣銀閣の方が遥かに阿呆であり、面白かった。
そんな彼らとの日常こそが弥三郎の言う【回る車輪を眺めているのが、どんなことより面白い】ということなのかもしれないけど、なんというか、肩透かしなんだよなぁ……。
周りの連中がしょっちゅう弥三郎のことを阿呆と連呼してるせいでもあるんだけど。
というかこの作品、阿呆って言葉を抽象的に使いすぎてて非常に安っぽい。阿呆って結局、どこら辺がどう阿呆なのか……。

じゃあ終盤の展開が素晴らしかったかというと、そこまで、なんだよなぁ……。このエピソードでなにが面白かったって、家族への罪悪感で井戸に頑なに引きこもっていた弥次郎が、家族が捕まったと知っても抜け出そうとしなかった彼が、お酒を飲んだだけであっさり井戸から飛び出して京都の街中を爆走したところと、淀川さんが開き直って弥三郎の母を庇った場面、それと赤玉先生の癇癪。この三つ。弥三郎関係ねー!
やっぱりここでも機転は利くけど地味であり、基本眺めるだけだったんだ……。「面白きことは善きこと也」も唐突だったし;

無駄にシリアス調にして早雲の悪党っぷりを演出しておいてオチは雲隠れだしなぁ。(そもそも序盤ではさらっと流していた、タヌキ鍋って言葉をシリアスパートでも使用している時点で相当戸惑ったんだけど……。それなら序盤の頃は「タヌキ鍋」って言葉を家族の中だけでも禁句っぽく扱っておいた方がまだ良い)


雰囲気に酔えば確かにこの作品は素晴らしい。でも、中身までもが素晴らしいかと問われると、即答するにはなにかが引っかかる。
逆に言えば、これだけ不満がありながらも結局、終始「面白いなぁ……」としみじみ思いながら観ていた時点でこの作品を作ったスタッフの技量に関しては疑う余地はないのだけど。

投稿 : 2015/07/24
閲覧 : 204

シュライ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白きことは良き事なり

「面白きことは良き事なり」が口癖の父を尊敬する息子たちの日常と、波乱の日常のアニメ

投稿 : 2015/07/20
閲覧 : 295
サンキュー:

2

かにかめの さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白きことは良きことなり

メリット
京都が好きになる
ほんわか暖かくなれる

デメリット
狸鍋を食べたくなる

まとめ
世界観と矢三郎の心の声が気持ちいい
何度も見たくなる

投稿 : 2015/07/20
閲覧 : 271
サンキュー:

1

ネタバレ

ちょっとななめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

阿呆の血のしからしむるところ

平和がいいねって話。
狸も天狗も出てきて、ワイワイガヤガヤ面白可笑しくやっている。
何かあっても、「阿呆の血のしからしむるところ」だから。
ただまぁ、気に入らないからって同胞を鍋にしちゃダメだよね。

投稿 : 2015/07/07
閲覧 : 318
サンキュー:

1

ムッツリーニ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界はきっと愛で出来ている

毎日を面白おかしく過ごすことを信条とするタヌキ、下鴨矢三朗と彼を取り巻くタヌキと天狗と人間の三つ巴を描いた人情話。
京都は糺の森に居を構える下鴨一家を主眼に置きながらさまざまな愛の形をしっとりと描いた感動作なのですが、いまいち地味なのが玉に瑕。
OPは派手なのになんでかなぁ。

投稿 : 2015/05/19
閲覧 : 337
サンキュー:

2

セレナーデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

弁天というこの上なく手のかかる女

弁天に尽きます。よくも悪くも。

主役の狸たちの行動や世界観はぶっちゃけ矛盾だらけのご都合主義まみれ。その行動は人間に対し己が存在を隠す気があるのかないのかイマイチ分からないし、狸の起こす常識破りな現象が人間社会へ与える影響なんて微塵も考えちゃいない。現代ファンタジーであることをいいことに好き放題しやがるんだなここの狸どもは。

そのハチャメチャな世界観を短所から長所へと昇華させていたのが、軽やかな演出。原作は未読ですが、なにかひとつ森見作品の代表作をかじっていれば、あの軽妙洒脱な文体を画と音楽へ見事に変換した成果であろうことが容易に想像できる、独特珍妙なリズムがあります。狸たちのハチャメチャさをマルっと面倒看ちゃうその懐の深さがスバラシイ。

しかし、そんな懐の深さを持つ演出力をもってしても、手に負いきれなかったものがひとつ。

それが弁天その人。

弁天の行動原理が最後まで明らかにならない気色悪さたるや、ひときわ無視できないものがあります。対立構造や勧善懲悪を盛り込んだ本作のシナリオにおいて、「一体彼女の行動原理を成しているものはなにか、結局彼女はどのグループの味方なのか」という興味が満たされなかったことは、相当なストレスです。ヌメリが全て洗い流されなかったようなもどかしさが残ります。

しかし同時に、作品内のキャラクターたちを引っ掻き回すトリックスターとして、最高の印象強さがあったのも確か。

ある時は主人公の一族の死を扶助する死神と化し、ある時は絶体絶命のピンチに陥った主人公に突如救済の手を差し伸べる救世主として降臨し(デウス・エクス・マキナっぽくもあったけど)、またある時にはいがみ合う狸の一族らの共通の天敵である人間サイドに媚いりあたかも第三者の顔でことの顚末の傍観者となる、そのあまりにつかみどころのない立ち回り。変化術の本家本元である狸もびっくりの変幻自在ぶりを披露しています。

最後まで得体の知れない気色悪さを刻み残すこの規格外の気まぐれっぷりを、是とするか非とするか悩ませる点において、なんて手のかかる女なんだろうと。

最終的には、視聴後三日くらい続いた脳内議論の末に、「最後の最後まで視聴者を惑わし振り回し続けたという点は、なんとも弁天らしいではないか」という評価でなんとか落ち着きました。一人の女のためにもうヘトヘトです。

突き抜けたトリックスター具合を体験したという意味で、ある意味強烈に心に残った作品でした。無駄に涙腺を攻めてくるBGMも大変よかったです。

ちなみに、原作を読んでいなくても、森見作品特有のパラレルリンクでニヤっとできるのはいいですね。なじみのアイテムやワードが出てくるとつい嬉しくなります。

いつか原作も読んでみたい。

投稿 : 2015/05/16
閲覧 : 342
サンキュー:

10

ネタバレ

なまいきっすゼロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個人的でも面白けりゃ良いんだよ ♪(っ´∀`c)♪

全13話。
OP 単にリズムが良いねぇと思ったら、数回聴くうちに・・・
   アニメに合っているし、深いんだなぁとしみじみ納得、良い内容だよ(≧▽≦)
ED まったり、しみじみと良い曲です♪ 結構好きです(・∀・)ウン!!

主人公は、狸家族(母/4兄弟の計5名)、主軸は"阿呆の血"を継ぐ三男・矢三郎。
更には、天狗の赤玉先生。まっエロジジイです(^^;)そして・・・
天狗の力を持つ人間、美女・弁天様{netabare}、鈴木聡美って人間名がある{/netabare}。

あにこれのあらすじは読んでね(^_-)-☆
エロって上で言っちゃってますけど~全然そんな感覚ないから♪
ちょっと難しい面白さが抜群!! 子供(小学生以下など)には分かり辛いかな^^:
狸主体だけど、天狗も同様に人間に溶け込んで(化けて)の展開♪
所々で、皮肉さんの会話が有って、ぷぷぷって笑っちゃうの(≧∇≦)
シリアス展開もあり、夢中になった\(^o^)/

家族愛、兄弟愛、つぅか良い親子で、良い兄弟なんだよ(・∀・)ウン!!
亡き親父様含めて、ボヘミアン狸だよぉぉぉ(=^▽^=)

箇条書きネタバレだよ・・・{netabare}




全話を通して "井の中の蛙、大海を知らず、されど空の深さを知る" です。
布袋様に該当する淀川長太郎は、大学の農学部教授で "金曜倶楽部" のメンバー。
淀川教授は、狸家族に因果関係がかなり有る。
"金曜倶楽部"は、たぬき鍋が定番。
淀川教授は、狸家族の母親を怪我をした際に助け、握り飯をあげた。
6話は、深過ぎる、語りすぎてる(*`ロ´ノ)ノ
・・・狸家族の亡き親父様が、滅茶苦茶、格好良過ぎます❤
・・・親父様は偽右衛門で、全狸たちを取りまとめる頭領であり~
・・・種をまき、やる事はやった。残された人生(たぬき生)は、天恵で、もうけ~
・・・親父様自身、自分は不味いのではないか?だって・・・いやぁぁぁ参った(泣くぅぅぅ)
狸の別家族・夷川家の早雲(頭領/親父)を筆頭に阿呆息子もいけ好かんのぉぉぉ(*`д´)
狸の別家族・夷川家の海星ちゃんは、人化けするとカワイイ❤




{/netabare}
エロ天狗ジジイぃぃぃ プリ(*`З´*)プリ 淀川教授は、えぇ先生だったのにぃぃぃ!!

理解されなくてもいいけど、愉しく観れたワァ──ヽ(〃v〃)ノ──イ!!

まっ面白きことは良きことなり!(^^)/~~~ 

投稿 : 2015/04/29
閲覧 : 422
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

狸、可愛い(ノ≧▽≦)ノ

狸と言えば、チエッカーズとか、宮崎駿の平成狸とかだけど、、、この狸アニメは意外に面白かった。
テーマは何だろうか?
家族愛?ホラーやスプラッターみたいに不条理だろうか?両方な気がする。
全般的には、家族愛だけど、主人公の父親が死んだ理由は、不条理な気がする。
知り合いなのに、連れていくのか?
弁天さん、いいのかな?

取り敢えず、最終回の狸沢山は可愛い(ノ≧▽≦)ノかった。

投稿 : 2015/04/26
閲覧 : 240
ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

たぬき・天狗・人間 さて、どんな話でしょう。

物語:4.3 作画:4.7 声優:4.3 音楽:4.2 キャラ:4.6 【平均:4.4】                           (82.4)

ジャンル        :コメディ、群像劇
話数          :全13話
原作          :森見登美彦(小説)
アニメーション製作 :P.A.WORKS
監督          :吉原正行
シリーズ構成     :菅正太郎
脚本          :菅正太郎、檜垣亮
キャラデザイン    :久米田康治(原案)、川面恒介
音楽          :藤澤慶昌
主人公声優      :櫻井孝宏
OP           :「有頂天人生」作詞・歌 - milktub / 作曲・編曲 - 宮崎京一
ED           :「ケセラセラ」作詞 - 林英樹 / 作曲 - 佐藤純一 / 編曲・歌 - fhana

参照元        :Wikipedia「有頂天家族」

【あらすじ】
 千年の都・京都。ここでは古来より、人に化けた狸と天狗が、人間に紛れて暮らしていた。糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父であり、狸界の頭領「偽右衛門」でもあった総一郎はある年の瀬、人間たちに狸鍋にされ、帰らぬ狸となってしまった。遺された息子たち「下鴨四兄弟」の三男で「面白く生きる」がモットーの矢三郎と、それを取りまく狸と天狗と人間たちの奇妙で多彩なキャラクターが繰り広げる奇想天外なコメディドラマ。 Wikipedia 有頂天家族「物語」より

【特徴】
①独特のセリフ回し
②コメディだけどシリアス
③家族、兄弟
④事件の真相
⑤好事家

【長所】
①謎多きキャラの行動が意味深
②微笑ましい家族模様が描かれている
③狸、天狗、人間の関係が面白い
④独特のセリフ回しが見所

【短所】
①日常会話で使われる事の無い語句を多用するため、煩わしく感じる事もある
②一見すると何について描いた物語か分かり辛い

【理由】
{netabare}[ 長所 ]
①作中にしっかりヒントが隠されていました。この謎は物語の引きの強さに寄与していると感じました。
②物語の温か味を感じられる部分です。また、感動する部分は家族関係の話になります。
③3つの種族が狸界の下鴨家と夷川家の争いに深く関わる物語です。この3種族の事情は各個にあり、物語の構成を面白くしていると思いました。 
④本作の目立つ特徴のうちの一つ。特に主人公である矢三郎のセリフが個性的。

[ 短所 ]
①要するに、人によっては何を言っているのか分からないという事になるかもしれません。よって、独特のセリフ回しは長所にも短所にもなると考えます。
②作品のジャンルがはっきりしません。楽しめる事が出来れば大した問題ではありませんが、結局何を描いた物語だったのかが分かり難く感じる事もあると思います。{/netabare}

【総括】
 様々な要旨を題材とした作品です。どの様な作品かという事をはっきり断言出来ませんが、【特徴】【長所】に挙げたような事を描いた作品でした。そして物語は最終話でしっかり締まります。また、上記には挙げませんでしたが作画、音楽共に綺麗で、キャラに至っては扱いも丁寧です。更に、キャラデザインはクセが少なくとても見易いです。尚、笑いを取るタイプのコメディ作品ではありませんが総じてクセが少なく見易いので、万人にお勧め出来る作品だと思いました。



【思った事・蛇足】

●どんな内容?
群像劇、家族愛、その他諸々描かれていましたが
私が思うに本筋は何かと言うと

『下鴨家、夷川家、両狸一族における頭領の座を掛けた争い』

だと思います。
その争いの中で家族愛だったり、種族ごとの群像劇が描かれていました。



●見所が多いと思ったキャラクター

1.矢三郎
  群像劇というよりこの矢三郎メインで進行する物語でした。
  主人公で下鴨家の三男。

2.矢二郎
  カエルから元に戻れなくなった下鴨家の次男。

3.弁天様(鈴木聡美)
  うーん・・・ ちょっと変わってました。
  天狗の妙技を赤玉様に伝授された人間。
  金曜倶楽部メンバー

4.布袋(淀川長太郎)
  大分変わった人でした。
  大学の農学部教授。
  金曜倶楽部メンバー



●好事家
この表現で正しいのか分かりませんが
人生を面白おかしく生きるキャラクター達が多数登場します。

観終えると
人生を面白おかしく生きる方法を模索したくなる!
…かもしれませんw



●阿呆の血のしからしむるところ

意味:アホの血統がそのような愚行を行わせているのだ。

私「あほうのちからしむところ…??」(汗)


----------------------------------------------------------


視聴前はタイトルやサムネ画像から作品の雰囲気を想像出来ず
積極的に観たいと思える作品ではありませんでした。
それにジャンルはコメディとwikiに書かれており
笑いのツボに入らなかったら楽しめないかもしれないと
そんな風に思ってました。


しかし
いざ観てみると違いました。


コメディはコメディでも
「笑いを取るタイプのコメディ」ではありませんでした!
コレ重要です!
更には話が進むにつれてシリアス度が上がります。


こんな具合に書くと「堅苦しい雰囲気なのか?」と思うかもしれませんが
そういう訳ではありません。


あらすじにも書かれていますが
ある日、主人公を含む狸一家(下鴨家)の父が人間に食べられてしまうのです。
そして物語は
偉大な父が人間に捕まってしまうという経緯に
徐々に隠された真実が明らかになって行くといった構成になります。
(※勿論明らかになった後も物語は続きます。)
なので
真実に迫るにつれてしんみりする場面や
家族の温もりを感じる場面などがあり
笑いとは程遠い内容だと思いました。


ですが!
描かれるキャラクター達は
わがままな天狗のおじいちゃんだったり
おかっぱ頭の四字熟語を使いたがる双子の狸だったり
はたまたやる気のないカエルだったり。
他にも個性的なキャラクターが登場し
これらのキャラクター達のおかげで堅苦しい雰囲気にならず
最後まで気楽に見ることが出来ました。




総括に書きましたが
兎に角クセが無く見易いので
万人にお勧め出来るのではないかと思います。



●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※閲覧注意]
http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-31.html

投稿 : 2015/04/24
閲覧 : 622
サンキュー:

14

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

たぬきなんだけどすごく人間味溢れていて面白かったです。

PA.Works制作、原作は小説(未読)

主人公は人間に化ける狸です
この狸が美しく描かれた京都を舞台に個性豊かなキャラクターたちと
接していきながら生活します。

人間味あふれるお話だと思います。
天狗の先生や弁天、金曜クラブの面々、狸たちの人生をそっとのぞき
見たような感じがする作品です。

狸の可愛さに和んだり、家族の絆にしんみりしました。

「面白きことは良きことかな」
「阿呆の血のしからしむるところ」

面白おかしく生きていければそれで良いというメッセージを
含んだ作品です。

何も考えずに見れて和めるのでおススメです。

投稿 : 2015/04/10
閲覧 : 287
サンキュー:

22

kiku426 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

モリミトミヒコがスキ

小説の作者さんがスキで、TVで見てました。
まだHDを買ってなかった時期だったので
見逃さないようにするのに大変だったこともあり、
このアニメはよく覚えているし、お気に入りです。

京都好き、タヌキ好き、モリミトミヒコ好きに
オススメしたい作品です。

投稿 : 2015/04/08
閲覧 : 226
サンキュー:

3

DOMANI さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

京都市内を忠実に描写しているのでは。

原作を読んでしばらく時間が経っていますがその上での評価です。

まず、率直な感想としてはこれほど久米田画と合うとは思ってもみませんでした。原作の雰囲気を壊すことなく再現していると思います。

自分は学生時代、丁度彼らの住処である下鴨神社の近くに下宿していましたが、当時の記憶が甦ってくるほど忠実に京都市内を描写していると思われ、なんだか嬉しくなってしまいました。原作者の方も京都好きのようですから、アニメの出来に満足していらっしゃるのではないでしょうか。

内容についてはほぼ忠実に原作通りと思われ、原作ファンは勿論のこと、アニメから入った人も原作を楽しめると思います。原作でもあのドタバタ振りは健在ですよ!

ちなみに原作は最近続編が出たようです。まだ購入していませんが。

投稿 : 2015/03/22
閲覧 : 243
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3

saccho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

京都を舞台に,たぬきの家族と天狗と人間が織り成す物語。京都に住むたぬきのなんと哲学的なことか。

投稿 : 2015/03/07
閲覧 : 225
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3

ネタバレ

猫々飯店 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「面白きことは良きことなり!」

京都らしい古都の雰囲気と、独特の世界観や表現が合わさった作品です。
個人的には雰囲気、内容、共にとても好きな作品です(*´∇`*)

狸や天狗などの人ではないものと人が(気付かないうちに)
一緒に住んでいる世界、というのはなんだかとてもわくわくしますね。
もしかしたら私達のすぐ傍にも……? なんて気持ちが湧きあがってきます。

そんな不思議な世界の住人達が人間世界と妖しの世界の二つで過ごしながら
感じたこと、思ったことが繋がっていくゆっくりとした作品です。
兄弟たちの性格も全員違うため、物語を面白おかしくしてくれた気がします。

最終話に近付くと絶体絶命な状況に陥り、どうなるんだろう?
と手に汗握る展開にはなりますが、基本はまったりと緩い絵本昔話のようなお話ですね。
個人的には、やる気のない次男と父狸とのお話が心に残っています。

「面白きことは良きことなり!」
最近日常がつまらないなあ、と思う方にお勧めの作品です。
OPだけでも元気を貰えますよ。

投稿 : 2015/03/02
閲覧 : 466
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6

かみさん3号 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人生はほどほどで良いのだ!

人間に化けて暮らす狸一家のお話。
父親を鍋にして食べてしまった人間と仲良くしてたり、自分を拉致誘拐した天狗と一緒に仲良く暮らしてたり、と本来ドロドロの復讐ドラマになりそうな話を飄々としたコメディにしてるのが如何にも日本的だなあと思います。

コメディではありますが、家族の繋がりの尊さと、「赦し」をテーマにした傑作です。観終わった後、良い気分になれると思います。
京都の景観の作画も細かいところまで凝っていてお見事でした。

85点。

投稿 : 2015/02/23
閲覧 : 273
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4

関羽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと評価されるべき

阿呆な狸がいろいろする話。


とても面白かったです。
もっと評価されるべきタグはたくさんあるけど、このアニメこそもっと評価されるべきだ!と感じる作品でした。
最初の2,3話はただの日常コメディー系のアニメですが、そこから少しずつ主人公兄弟のお父さんをめぐる話に重点が置かれだしてどんどん話が面白くなっていきます。
いろいろな話が同時進行してるけど、話がごちゃごちゃせず、見やすかったです。
ただ、最終話が伏線はちゃんと回収されてたけど、ちょっとドタバタしすぎたのがもったいなかったです。


キャラは主人公一家はすごく好きだったけど、夷川一家(特に父親)の印象があまりに悪かったのとベンテンさんが謎過ぎたから☆4つです。
音楽はかなり好きでした。
OPとEDの雰囲気のギャップも挿入歌のしんみりとした感じもとにかくかなりよかった。


そして、このアニメを見るにあたって一番の問題は作画だと思います。
キャラデザは確かに多少雑ですが、アニメの雰囲気に合ってるといえば合ってるしちょっと見れば気にならなくなりました。



作画さえ受け入れられれば、ストーリーもホントしっかりしてるし、総合してかなり面白いアニメだと思います。
ぜひ見てみてください!

投稿 : 2015/02/16
閲覧 : 312
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32

ネタバレ

なお さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中盤以降に本領発揮する名作

有頂天家族

[あらすじ]
物語の舞台は千年の都.京都。
ここでは古来より人に化けた狸と天狗が人間に紛れて暮らしていた。
そんな狸の中でも下鴨家は名のある一族、狸界を統べる存在の「偽右衛門」でもあった下鴨総一郎はある年の瀬、人間たちに狸鍋にされ、帰らぬ狸となってしまった。

残された母狸と四人の息子狸たちはそんな父の死を悲しみつつも「狸として生きている限り鍋にされることもある」といういわば食物連鎖の定めを理解してもいる。 一方で山にすら化けられる大狸であった父がなぜ人間の手に堕ちたのか、父の死に秘められた真実とは?

偉大なる父の姿を追い、次期「偽右衛門」の座を巡り奔走する長男・矢一郎。

何故か井戸の中の蛙に化けて以来そこから出てこない次男の矢二郎の胸中とは?

阿呆の塊だが行動力と熱い気持ちを備え、総一郎が一番自分に似ていると話す物語の主人公的存在の三男矢三郎が立ち向かう先は?

まだまだ発展途上、身体は小さきけれど純粋な心の持ち主。ショタかわいいとはまさにこの子!四男矢四朗

などなど。



そしてこれは面白い!
作中中盤から次回への引きがうまくて物語の世界に引き込まれる。
自分は5話の弁天がメインの回から本格的にのめり込んだ。 狸が主役というアニメに珍しさがある。故に物語序盤、特に1話は話がよくわからないことからここで断念してしまうことも考えられるが、ちょっと待ってほしい。1話切りするには惜しすぎる。1話より2話、2話より3話と回を重ねる毎に明らかになる真実や、登場人物それぞれの心理を会話や演出によって視聴者側にダイレクトに伝えてくる展開は見応えがある。だからのめり込める。このあたりはさすが尊敬するP.A.というところ。多くのところで言われているが本作はとても独自の雰囲気を持っている。独特な世界観があり絵の感じにも特徴がある。舞台が京都ということで少し時代を遡ったかのような古風な世界が広がっており、心穏やかにさせられる。ジブリの雰囲気に似ていると言えばわかりやすいだろうか。なおストーリーがしっかりあるのでただの日常系アニメではない。時に心苦しいシーンもあると思うが、そこも含めて有頂天家族の見所である。


あっそれと個人的に言わせてもらうとー……


海星ちゃんの衝撃の可愛さ!


いやもう初登場時、雷が怖い矢一郎達の母上を橋の下で付き添って見守ったシーンとか、矢三郎と教授が屋上からどう降りようか困ってるときにさっとはしごになって助けるとことか口はキツいけどこういった優しいところ好きだった。てかはしごになってってことはずっとそこで待機してたのかな?
それとも影で密かに2人を見てて然るべきタイミングでさり気なくはしごになったのかな?笑
いずれにしても優しさが滲み出とるわい。
一方全く顔が出ないからそういうキャラなのかと思って特に顔は気にも止めてなかったけど、銭湯回でついにそのベールを脱いだ時心撃たれた。


ん?







 
「海星ちゃん可愛いんじゃーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」





衝撃の可愛さァッッ (;゙゚'ω゚'): ΣΣ!!!



その時俺の心に電流走る!(カイジのナレーション風)


あるシーンでは総一郎の死の真相を知っていて、一人心を痛めてそれを矢三郎に涙を振り絞り告白したところなどは、この子は本当に優しい子なのだととても温かい気持ちになった。

うう…
辛かったろう……
苦しかったろう……
私の胸で泣いていいのだよ。
よく頑張ったね。
いつまでも傍にいるから安心して眠っていいからね。

しかもその後も捕まった矢四朗を逃がしたり、身内を敵に回しても下鴨家に力を貸そうとする姿勢のなんと美しいことか。

口調だけ見るとね。ちょっときつめの感じで従来の俺が好きなタイプではないのかもしれない。でも海星は別!なんかもうそういうところもひっくるめて好きになってる。海星の全てを包みたい気持ちが心の奥底から溢れてきよる。

この海星に比べて親の夷川と兄の金閣と銀閣の性格の汚さよ…
夷川とかいう強烈な屑キャラ 。なーんでこんな奴から海星みたいな子が生まれたのかね(゚Д゚)ハァー?

興味を惹かれていた弁天さんについては詳しく明かされなかったな。結局この人はなんで金曜倶楽部なる狸を食べる週間のある倶楽部に入ったのか、寂しそうな描写の本意とはなんぞや?とね。まぁその辺は視聴者に考えさせるパティーンですかね?
ネットでもいろいろ考察あがってるようですけど。

ただ最終回もあれ夷川のその後が気になる。結局うやむやにされた感あるけど、あそこもうちょっとすっきりした結末欲しかったな。相応の報いというか地に堕ちる様が描かれていればより良かったな。
あいつはほんと許せん。


個人的に印象的なシーンをいくつか
第7話「銭湯の掟」の最後、矢二郎に向かって真相を問う矢一郎。わかっていたんだろうけど否定してほしいのに矢二郎に肯定され泣き崩れるシーン。その後それを聞いていた矢三郎が何も言わず天を見上げる演出も良かった。

次いで第8話「父の旅立つ日」より
赤玉先生「総一郎よ。わしは、お前と別れるのが残念である。ここだけの話であるが・・・」
この台詞やばかったね。いつも頑固な先生だしこんな素直な言葉言うわけないと思ってた。総一郎との今生の別れを惜しみ最後に素直な感情をこぼした所にやられた。
あぁほんとに父旅立つんやなって思った。

して最終回第13話「有頂天家族」より
矢二郎が電話越しに母狸と長年ぶりだろう会話をし、言葉が出ず涙を堪えるシーン。ここ他の人の感想にあったけど、確かに咽び泣くより涙堪えて声が出ない嗚咽みたいな描写の方が心にきたね。矢二郎も井戸の中でずっと思い悩んで号泣もしてたんやろうし母狸との会話、ここでは申し訳なさとかまともに目を見れない気持ち、堪えきれない感情の表れとしての嗚咽がすごく響いた。

あとこれは個人的に引っかかったシーン
2話で母狸が息子狸4匹に涙ながらに父が死んだ理由話すシーン正直「鍋にされて食べられたんだ」って言うからシリアスな雰囲気のはずなんに、強そうな親父が鍋にされたってギャップと、その後の矢三郎の冷静なトーンで「帰らぬ狸になりましたとさ」っていう台詞と相まってちょっと笑ったんだが、全部見てから思うとここ怒りの感情沸いてきたな!
序盤の2話時点では父狸の像がはっきりしてなくて笑ってしまったし、この世界の住人は皆「狸に生まれたのなら食われることもあろう」っていうスタンスだから「食物連鎖的にそういうもんなのか」と思って狸が鍋にされることを自分は大事だと捉えていなかった。しかし真相知ってからはいーやこれは許されないと感じたね。

これを見たみんなはどう思いましたかね?


いかんせん昔3話で切ったことを後悔しました。
逆に今見たからこそ大きな感銘を受けたともいえる。
初めて見る人は1話から13話まで一気に駆け抜けてほしい。
またしばらくしてから2回目を見たいと思える作品。
その時は1話から違う視点でいろいろなものが見えてきて、新たな感じ方があると思うのでとても楽しみ。

有頂天家族は慎ましやかに評価されるべき作品だと感じた。

投稿 : 2015/02/12
閲覧 : 311
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4

おにぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

父の恩は山よりも高く 母の愛は海よりも深し

森見登美彦さんの『きつねのはなし』を読んで、
『この人には2つの作風があるんだ。腐れ大学生、もうひとつは妖艶な話。妖艶な物の怪の類いの話の方は苦手かもなぁ~』
と思い『有頂天家族』も狸や天狗というので後者の方かと思い敬遠していました

だから原作読まずに視聴
結果→うわぁぁぁぁぁおもしろかったぁ(*´∇`*)(*´∇`*)(*´∇`*)原作買おう!!続き気になる!!

まず、1話はぶっちゃけそんなに面白くありません。狸もいて…え、天狗も!?ん?!
あまり説明もなく1話は見事にまで雰囲気アニメ
でも1話で切らないで下さい!
2話くらいからこの話の輪郭が見え始めます。『阿呆の血がしからしむるところ』というからには痛快な話に違いないのです!

そうこの痛快さはやはり狸が化けるというので平成ぽんぽこを思わせます
平成ぽんぽこが狸対人間というのなら有頂天家族は家族の話です。
まさに『父の恩は山よりも高く 母の愛は海よりも深し』の言葉通り

弁天さんについてはまだ全部語られていませんね…気になる…なんかとてつもなく実は優しいとか考えてちゃったり…
2期はどうなんでしょうね?ぜひ見たいです(^^)
自分は原作を見ると原作厨になってアニメが見れなくなるタイプなので原作を読むかどうか悩み所です…(^-^;)

話としては中盤、森見さん原作と忘れる感じのストーリーでした!こういう感動的な話も書くのですね!でも台詞回しとイタズラのセンスはやっぱり森見さん。『あっつあつの風呂に放り込んでやる!』とかなんかかわいいですよね。私はこの人の文章の端々に文学的語り口に混じってるかわいい擬音語がとても大好きです

やっぱり原作も読んでみます

投稿 : 2015/02/10
閲覧 : 338
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5

ネタバレ

しゅんこう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どこかなつかしい感じがした娯楽アニメ。

舞台は古都・京都。狸と天狗、人間が織り成す
幻想的な物語です。

家族愛が1つのテーマとして描かれていました。
笑いあり、活劇ありの娯楽的魅力に溢れています。

主人公の矢三郎は下鴨(しもがも)、糺の森(ただすのもり)に暮らす
狸一家の下鴨家の三男。
タカラヅカを愛するかわいいお母さんや
臆病でまだ未熟な弟を
宿敵の夷川家(えびすがわけ)から守りながら
ひょうひょうと暮らしています。
個性的なお兄さんたちも素敵です。
みんな強い家族愛で結ばれています。

天狗の先生の面倒も見る世話好きの矢三郎ですが
お弟子さんの弁天に恋心も密かに抱いております。

視聴とともに亡き父の物語や
兄たちの物語も次第に明らかになります。

丁寧に描き込まれた京都の町並みが
作品の情緒を高め、あまり京都に詳しくなくても
幻想的な雰囲気を味わえるようになっています。

音楽も活劇場面では華々しく、叙情的な場面では物悲しくも美しい
曲がすばらしいと思いました。

萌えやSFばかりでお腹いっぱいになったときに
この作品に出会うと余計に魅力的に映るかもしれません。

すばらしい娯楽アニメだと思います。

投稿 : 2015/02/04
閲覧 : 364
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16

ネタバレ

うらキング さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

はんなりとは行きません。

だってOPから
  
面白くない世の中、
面白くすればいいじゃん!

とか唄っちゃうくらいだし
はんなりとは行きません(2回目)


京都を舞台に


主人公の矢三郎率いる狸の下鴨一家。

相対する夷川一家。(狸)


矢三郎が身の回りの世話をしている
天狗の赤玉先生。

その弟子(?)である弁天さま(人間)


その弁天さまが所属する金曜倶楽部、
金曜倶楽部は忘年会に狸鍋を食べる。


人間と天狗と狸の織り成す物語。


難しい話ではないです。


『狸の一番を決める。』
『狸鍋を食べようとする。』


それだけ。


基本的には
面白おかしく話が進んでいきます。

でも、ギャグアニメではなく・・・
喜劇って感じ?なのかな(自信無し)


バカではなく阿呆です。


と、あるシーンで

矢三郎が {netabare}女子高生に変化し
プカリと煙草を吸ったりします。{/netabare}


狸の為せる技です。

傾くのとも違う気がしますけど
どこかこう・・・

世間の常識の範囲から少し外れて
面白がっている感じ。


しかし、

ただの阿呆話ではありません。

そこには家族の愛情であったり
淡い恋心だったり下心だったり
向上心だったり独占欲だったり

割とヒューマンドラマ的な
要素が多かったりするような。

(・・・狸と天狗ですが)



あ!そうそう!
ブチ切れた赤玉先生は最高です!
{netabare}扇子で京都中を吹き飛ばします!{/netabare}

観ていて笑いが止まりません。


そんな訳ですので、やはり…


はんなりとは行きません(3回目)


ただ、


グッと画面に引き込まれながら
緊張感を持っての視聴

と言う感じではなく

観る側ははんなりとしてられるので
眠くなる事があるかも知れません。


面白きことは良きことなり。


個人的にはとてもオススメです。

投稿 : 2015/02/03
閲覧 : 299
サンキュー:

9

ネタバレ

EMINA90 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちょっと悲しい話

私はこの作品大好きです!下鴨矢三郎(櫻井 孝宏さん)のひねくれてる感じのキャラ大好きです!正直なところもね^ ^あと声優が豪華ですよね!2期も来ればいいのに…とか思ったりします笑

投稿 : 2015/01/30
閲覧 : 355
サンキュー:

1

ネタバレ

0328 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

「魔王を倒す」、「好きな彼女と付き合う」などの
一つの目的を掲げて、
目的の達成とそれまでの過程を見せる感じではなく、
ただ日常を描いていく、
ほのぼのとした作品であった。
だがしかし、
何故か続きが気になるような作品であった。
その要因を考えると…

1,主人公がパッとしない(いい意味で
2,弁天様

要するにキャラが良い。

1,最近「おれつえー」の主人公や
女性にやたらめったら好かれる主人公を目にしたため
最初は物足り感じであった。
だが主人公に引き継がれたのは「阿呆さ」。
完璧な父の特性から分けられたため、
物足りないと感じるのは当たり前である。
また「阿呆さ」と聞いて単なるキチガイと思う方はいたであろう。
だがしかし、
作中でそれほどキチガイじみた行動は見えない。
・・・子供の頃はやんちゃであった描写はあったが。
では、阿呆さとは何なのか。
僕はカリスマ性だと思う。
そう考えると、
弁天様や赤玉先生に好かれるのも頷ける。
また、大勢に好まれるカリスマ性ではないのも好感を持てる。

まとめると、
本人は頼りないが、頼る能力を持っているため
人を使うのがうまい系の主人公。
初めて見るタイプなため物足りないと感じたが、
旨味がある主人公と思った。

2,言葉に出すには難しいほどの魅力があるキャラであった。
これは見てもらったほうが早いであろう。
いや、弁天様を拝むために見るべき作品であろう。
多少謎めいたほうが女性はモテると友人は言う。
その話を聞いた時は共感を得れなかったため流していたが、
この弁天様に出会い納得してしまった。
それほど謎に包まれた魅力な女性である。

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 205
サンキュー:

3

うたらや さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

京都の雰囲気をこよなく愛する人が作った感じ。新旧が交差する街で、格式や自由さ、そこに生きる人々の空気感がとても伝わってきます。
セリフの独特の言い回し、OP・ED含めた音楽が作品にとてもマッチしており、聴覚的にも楽しませてくれます。

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 177
サンキュー:

2

フォッカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良い作品です!

世の中を少し斜めから見ているような作品と思います。

タヌキ目線で「人とは?」を問いかけているような・・・
「吾輩は猫である」を意識したような・・・

しかし・・・タヌキが可愛らしく思えてしょうがない!
(特に母と海星w)

電気ブランを久しぶりに飲んだので、思い出したようにレビューを
書いてみました^^;

投稿 : 2015/01/07
閲覧 : 162
サンキュー:

4

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この作品がどうしようもなく好きなのもまた、阿呆の血のしからしむるところなり。

森見登美彦原作。P.A.WORKS制作。

森見先生原作の「四畳半神話大系」が楽しめたので、
こちらも気になり視聴しました。

京都が舞台のお話なのですが、背景は京都の街並みを忠実に描いています。

この作品を観ればきっと京都に行きたくなるはず♪

全13話です。


● ストーリー
京都という街は古来より狸と天狗が人に紛れて暮らしている。

下鴨神社で暮らす狸の一家・下鴨家。

母と四兄弟の息子たちと、狸・人間・天狗たちとの
阿呆で愉快、涙もありのコメディドラマ。


初めは、人間に化けている狸たちが
どんちゃん騒ぎをする面白おかしい話だと思いました。

いやいや、観続けているとそんな単純な話ではありませんでした。

面白くもあり、笑いもあり、切なくもなり、悲しくもなり、涙もあふれて。

1度にいろんな味を楽しめる作品です。ものすごくいいアニメでした。

隠れていた真実が明らかになるたび、
なんともいえない悲しさや切なさや温かさで胸がいっぱいになる。

観れば観るほどはまっていく作品でした。

大好きだよ、ちくしょう。いいアニメだよ、ちくしょう。


● キャラクター
登場人物はみんな人間の姿をしています。

狸たちは時々狸の姿になりますが、それがまたかわいい。

もうキャラクター大好きなんだけど!!下鴨家大好きなんだけど!!

≪下鴨家 四兄弟≫
矢一郎…真面目でしっかり者の兄貴。取り乱すと、とことん取り乱す。笑
矢二郎…かえる。…かえるってwwwwww かえるに化けて戻れなくなった狸。
矢三郎…主人公。父の阿呆の血を濃く受け継いだ阿呆。
矢四郎…かわいい弟狸。びっくりするとしっぽが出ちゃう。

四兄弟それぞれに味があっていい。

私は矢三郎と矢二郎が好き^^


母も、偉大な母親像でした。井上喜久子さんの声がまたいいの(*´ω`*)

人間に食べられてしまった、父親・総一郎。

父の死がこの物語の1つの謎なのですが、

生前から死ぬ間際の総一郎の生き様がかっこよすぎて。

特に8話”父の発つ日”は
「1話の中で何回泣かせるの;;」ってほど泣きました。笑

父親の偉大さって、こういうことなんだなって胸にぐっときました。

家族って温かいな。


いとこの金閣・銀閣も大好きでしたwww

こいつら阿呆すぎて、悪役なんだけど全然憎めないwww


そして、金閣・銀閣の妹であり、矢三郎の元・許嫁である海星(かいせい)。

海星、大好きでした。

口は悪いんだけど、すごくいい子。ものすごくかわいいし。(見た目が、じゃないよ。)

後半まで顔を見せないところがこちらの想像力を掻き立ててさらに良い。

ピンチにさりげなく助けてくれる頭の良さと行動力も好き。


● 音楽
【 OP「有頂天人生」/milktub 】
阿呆にふさわしい、テンションあがる曲♪

個人的にmilktubの歌い方が好きではないのが残念なのですが、

この曲はそれでも好き^^

作品の楽しい雰囲気にぴったり♪


【 ED「ケセラセラ」/fhána 】
この曲大好き♪

毎回EDへの入り方はちょっとしんみりしているのですが、

その雰囲気とこの曲が合っていてたまらんのです。

<話の締め→イントロ> ←この流れで毎回うるうるきてましたww


● まとめ
とても大好きな作品です。

ストーリーも好きだけど、私はキャラが1番のお気に入りポイントです。

家族の話はいい話だし、笑えるし、楽しいし、京都の街並みはきれいだし。

いろんな楽しみ方ができました^^

京都で不思議な出来事に遭遇したら、それは狸の仕業かも♪

投稿 : 2015/01/04
閲覧 : 503
サンキュー:

51

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有頂天家族のストーリー・あらすじ

京都には人間と狸と天狗が住んでいる。下鴨神社・糺(ただす)ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった父・総一郎は、ある日何の前触れもなく狸鍋にされたのだが、その経緯は今も謎に包まれていた。残された四兄弟のなかでも偉大な父の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎は「面白きことは良きことなり」をモットーに、生真面目だが土壇場に弱い長兄・矢一郎、蛙の姿で井戸にこもっている次兄・矢二郎、臆病ですぐに尻尾を出してしまう末弟・矢四郎、そしてタカラヅカ命の母に囲まれて暮らしていた。隠居中の大天狗・赤玉先生の世話を焼いたり、神通力を得た人間の美女・弁天に振り回されたり、はたまた五山送り火の夜空で宿敵・夷川家と空中決戦を繰り広げる日々の果てに、突如下鴨家を襲う絶体絶命の危機! 父が鍋にされた真相が明らかになるなか、固い絆で結ばれた一家の運命はいかに!(TVアニメ動画『有頂天家族』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2013年夏アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫milktub『有頂天人生』≪ED≫fhána『ケセラセラ』

声優・キャラクター

櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、井上喜久子、石原凡、佐倉綾音、梅津秀行、飛田展男、西地修哉、畠山航輔、樋口武彦

スタッフ

原作:森見登美彦『有頂天家族』(幻冬舎文庫)、キャラクター原案:久米田康治、 監督:吉原正行、シリーズ構成:菅正太郎、脚本:菅正太郎/檜垣亮、キャラクターデザイン・総作画監督:川面恒介、美術監督:竹田悠介/岡本春美、撮影監督:並木智、色彩設計:井上佳津枝、3D監督:菅生和也、編集:高橋歩、音楽プロデューサー:斎藤滋、音楽制作:ランティス、音響監督:明田川仁、音響制作:マジックカプセル、アニメーションプロデューサー:堀川憲司、ラインプロデューサー:相馬紹二

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