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「スピードグラファー(TVアニメ動画)」

総合得点
63.4
感想・評価
244
棚に入れた
1270
ランキング
4375
★★★★☆ 3.5 (244)
物語
3.6
作画
3.2
声優
3.4
音楽
3.5
キャラ
3.6

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スピードグラファーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大人向けのハードコアサスペンス。資本主義批判と変態異能バトルが見所

GONZO制作のオリジナルアニメ。全24話。
バブル崩壊して失われた10年、金満日本社会への不信が渦巻いていたであろう2005年当時の雰囲気…からの、資本主義への疑問符が前提にあるストーリー。
ハードコアサスペンスだが大筋は逃走劇かつ勧善懲悪で分かり易い作風。
異能バトル系で、敵がほぼ例外無く変態的なのも特徴かw
金満資本主義への批判だけでなく、大人社会全般の汚い欲望を「ユーフォリア」という異形存在によって分かり易く描写されているのも良いです。

かなり猟奇的なグロい展開多いのでニガテな方は御注意を。

{netabare}『物語』
33歳の戦場カメラマン・雑賀辰巳(さいが・たつみ)が、日本の政財界を闇から牛耳る謎の儀式クラブに利用される15歳の少女・天王洲神楽 (てんのうず・かぐら)を助け出し、彼女の自由の為に逃避行する。
舞台背景がハードコアな腐敗資本主義のディストピアで、「ユーフォリア」という人間の欲望が解放された超人と異能バトルしていく。
…敵が超変態ばかり!
ユーフォリアはその人間が持つ潜在的な欲望を暴走させ、欲望に応じた異能や異形発現させる。
そのユーフォリア誕生の鍵が、ヒロインの薄幸少女・神楽ちゃんなのであった…。

序盤はまず、すっかり腐敗しちゃってる資本主義の汚い部分強調しつつ、秘密クラブやユーフォリア、女神様などのキーワードを見せられつつ、籠の鳥な薄幸少女を守って戦う展開。
逃避行→追手のユーフォリアと異能バトル…の繰り返しなので、些かワンパターンです。
それでも敵がいちいちド変態というか、壮絶なフェチ持ちなので、見ていて飽きないですw
…異能バトル面では、やや地味というか、ワンパターンな上に盛り上がりに欠ける面があるのが難。
それでも苦戦しつつもしぶとく逆転していく雑賀の戦い方は、嫌いじゃないです。

敵の水天宮寵児(すいてんぐう・ちょうじ)の徹底的なまでのお金への拘りや秘めた野望、神楽に隠された秘密、神楽と雑賀の関係性の変化などは、丁寧に描かれており、後半~終盤のドラマに繋がっていく。
展開自体は地味でワンパターンですが、次第に真相に迫っていくサスペンスとして伏線がしっかりしている為、中盤までは意外と飽きさせないです。
…初見では気付かなかったけれど、二度目の視聴だと、伏線が丁寧な作品だったと気付きました。
また敵の変態怪人たちは、いずれも「大人社会の汚い欲望」を象徴的に見せてくれるので、その面で「大人向けの童話」という本作のキャッチフレーズ通り、中々分かり易い。

後半のハイライトは敵ボスの水天宮が資本主義の鬼と化した(一方で金満社会を憎んでいる)経緯にあり。
悲劇的境遇で狂っていく水天宮が、何を求め、何処に行こうとしているのか…?
…一方の主人公側は、雑賀が神楽の辛い運命を知りつつ彼女を助けたいと願ったり、神楽もまた雑賀に惹かれたり。
33歳と15歳ではラブコメの波動を感じる…のは無理があり、恋愛では無い別の感情の機微が見所でした。
雑賀の葛藤は良く分かるのですが、神楽ちゃんは恋するヒロインとしては些か存在感薄かったのが難。
雑賀をヤンデレ気味に愛する女刑事・銀座ひばりの方が、回を重ねる程に可愛げが増していき、ヒロインとして目立ってました。

終盤、雑賀にとって作中一番の強敵だった政治家の音波怪人とのバトルが異能バトル面では一番の山場でしたが、ここは些か地味。
外道政治家の演説がゲスい。
これもまた社会批判な本作の醍醐味でしたが、ここら辺は別にどうでも良かった。

本作は終盤からラストへの流れが素晴らしかったです。
真の主人公は雑賀よりも、水天宮でした。
序盤から、実は本作はダブル主人公だった事に気付く。
資本主義の鬼と思われた水天宮の真の狙いは、逆に憎き資本主義を葬る事であった!
雑賀と水天宮の最終決戦…で、二人ともに勝利している、意外な結末が小気味良いです。
水天宮は憎き資本主義や腐敗政治を完膚無きまでに粉砕!(アニメでも、ここまで見事にやっちゃったキャラは他に記憶に無い)
今まで散々金満社会や腐敗の悪を描いてきた分、そのカタルシスは絶大でした♪
…一方の雑賀も、渇望していた「自由」な生き方、大切な神楽の人生を救う事が出来、万々歳。
結果的に雑賀と神楽が生き様として勝利出来たのは、水天宮のお陰…
なので、本当の意味では敵では無かったという意外性が、全体構成として面白くもあり、そして好感が持てました。

総じて
社会批判の強い社会派アニメ…ではあるのですが、良い意味で描き方が「幼稚」な面あるので、あまり社会派臭が鼻に付かないのが本作の良さかと。
この手の社会批判系は説教臭くて嫌いなのですが、本作は意外に説教くささ感じさせない。
(私は穏健寄りな資本主義者なんで、社会批判で説教くささ感じたら切ってた)
欲望解放の化け物が「大人の童話」として分かり易い。
伏線丁寧で終盤~ラストが後味良く理想的なのも高評価。

異能バトル系としては地味なのと、中盤ダレるのと、ラブコメとしては神楽ちゃんの印象薄いのが残念。
…とはいえ、総じて中々面白かったです。


『作画』
作画クオリティーはやや低い模様。
キャラデザも、神楽ちゃんが萌えるには些か足りない(十分可愛いとは思うけど)。
神楽ちゃんがもっと可愛ければ本作の評価もっと上がったのに。
それでもユーフォリアのグロさや嫌悪感抱かせる迫力、地味ながら臨場感あるバトルは良い。
良いが地味…。
それでも本作の世界観はしっかり描写されていて、そこまで悪くはないような。

『声優』
ヒロインの天王洲神楽は、斉藤圭(現・真堂圭)さんのデビュー役です。
一般公募オーディションにお姉さんの勧めで応募、声優デビューのきっかけとなったそうです。
ちょっと拙い感じが逆に神楽ちゃんの儚さにマッチしていて、良い配役だったのでは。
※余談ですが真堂圭さんキャラでは「夢使い」の三島燐子ちゃんが一番好き。

雑賀辰巳の高田裕司さん、水天宮寵児の森川智之さん共に渋い大人の魅力が良かったです。
両国先生の小山力也さんはイメージばっちり。
全般に渋いです。
子安武人さんの変態っぷりは流石w

『音楽』
OP「グラビアの美少女」が本作の作風にバッチリ合っていて中々。
あまり好きなタイプの曲じゃないですが、良い主題歌かと。

『キャラ』
33歳戦場カメラマンの雑賀辰巳は冴えない男ではありますが、大人らしい葛藤や魅力あり。
彼もまた結構な変態なのですが…
強い意志で己と他者の「自由」を求めたのが、他変態共との大きな差でした。

ヒロインの神楽ちゃんは、序盤から母にネグレクトされ鉢植えの苺がっつく等、薄幸っぷりが際立つ序盤はかなり可愛い。
理想的な「囚われの薄幸&狙われるヒロイン」ではありました。
次第に雑賀さんに惹かれていく姿が健気でかわいい…
のですが、後半以降は守られるヒロイン以上の積極的な見せ場が乏しかった感。
彼女の存在感もっとあれば、本作の評価もう一段回上がってたです。

敵ボスの水天宮は、実は真の主人公であった。
伏線よく見ると、本作は結局彼の復讐劇だったです。
容赦なき野心家だが意外と邪悪では無い?のは部下とのやり取りで分かりますし。
彼の部下三人組もキャラ立っていて魅力あり。
ダイヤモンド夫人を見て母を思い出したり、上司である水天宮に欠けている人間味を彼らが補っていたのが印象的。

銀座さんの方がヒロインっぽかった。
でもヒロインとしては割り込む余地無いので、ラブコメ出来ない不遇。

敵ユーフォリアが変態的でモブの割にキャラ立っていたのも良い。
ダイヤモンド夫人や水の女優は哀愁感じさせる良キャラでした。
敵上層部が資本主義と腐敗政治の権化で悪役として分かり易いのも良い、ラストはざまぁ♪とカタルシスありますので。{/netabare}

投稿 : 2015/07/30
閲覧 : 368
サンキュー:

25

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

僕の評価基準では始めが良かろうと終わりが良かろうと全て良しとはならない。しかし、始めと終わり良ければ全て良し、とはなる。
で、本作がまさにそれ。

大人の都合に振り回されて自由を奪われた少女を、戦場カメラマンの主人公が助け出し、二人は自由を求めて逃避行を繰り広げる。
お話のあらすじは簡単なものだが、娯楽性の高さが光る。映像的な魅力、作画の完成度に関しては目を覆いたくなるのは事実だが、ヴィジュアルの魅力は中々なもので、とくに文字通りの【変態】であるユーフォリアのキャラクター性は、実に愉快だ。
ストーリーの核となるのは主に序盤、中盤、終盤の三カ所。ここ以外はユーフォリアとの戦いがメインとなったエピソードが多い。

で、そのユーフォリアとの戦いなんだけど、本作では戦闘中のセリフ回しが特徴的だった。
なんというか、あんまり劇っぽくないのだ。説明的というか演劇的なセリフがほとんどなく、戦闘中はかなり淡々としている。決着も基本的にあっさりしており、敵が断末魔をあげることもほとんどない。ハードコアと自称するだけあって、こういう、ゆっくりだけどノンストップな感じは、結構好きだなぁ。

そして、なんと言っても終盤の展開。これが良かったんだ。
水天宮と雑賀辰巳。二人ともが目的を達成して、本作は幕を閉じたのである。これは珍しいパターンじゃないだろうか。
水天宮は金権社会である国への復讐を達成して満足気に逝き、雑賀は一人の少女を自由の身にさせた。
皮肉にも、自由を訴えた雑賀が戦いの後に享受しているのは、水天宮によってもたらされた自由。そして雑賀は、水天宮によってもたらされた景色を撮る。

ところで雑賀辰巳は、人の死の瞬間を撮ることに至上の快楽を覚えるという、ワリととんでもない変人である。
しかし、この変人を主役に据えることで、主人公の主張する【自由】に、厚みが増したように思う。雑賀の言う自由とは、考える自由と、生きる自由だ。
どんな考えをもった人間も、生きてたっていいのである。それが、他人の自由を奪うことにならなければ。
だから雑賀辰巳は、ユーフォリアとなっても【変態】ではなかった。変人なのである。

一人の人間の運命を背負うという、その重みは、雑賀の内面に変化をもたらす。
貧富の差が拡大し、弱者も強者も心が荒れ、他人への無関心が強まってきた近未来のディストピア。戦場ではなく、社会で戦い抜いた彼が得たのは、一人の少女との弱弱しくも確かな愛。
退廃な社会の中で、健全な愛を育むことで得られる小さな幸福を実感するというラストは、この作品の冒頭からは想像もできなくて、でもこの作品には最も相応しいんじゃないかなと、思う。

中盤以降は水天宮に感情移入するようなシナリオ運びにすることで、大量の紙幣を燃やして国家を破産させるという展開にカタストロフをもたらした。そして、僕らがすっかり感情移入した水天宮の満足気な表情での死によって、僕は虚無感に苛まれる。「ああ、終わったなぁ……」
で、ここで終わらずに、物語は雑賀と神楽が実らせた愛の顛末という至極真っ当なモノを着地点としたことで、言葉で語るよりもより、テーマやメッセージが伝わってくる。結果として、気持ちの良い作品として楽しむことが出来たのだ。

惜しむらくは、神楽が女として開花していく描写が弱かったなぁという感じ。初潮がどうのとか言ってたんだし、終盤ぐらいはもう雑賀を女として意識している、雑賀も女として意識している、というのを匂わせるようなセリフやカットが欲しかったところ。
それを含めて、ヒロインである神楽に魅力が足りなかったところが、実に惜しい。救われる対象以上の存在感を出せないまま終わってしまった。
というか、銀座のインパクトが大きかったんだよな……。その銀座はちゃっかり女としての幸せ掴んじゃったし。
まぁ、雑賀に惹かれたのもカルチャーショックが一番の理由だし、そう考えると両国と結ばれたのは不思議ではないわな。

投稿 : 2015/07/21
閲覧 : 391

mania2015 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思ったよりは面白かった!

特殊な目を持ったカメラマンのSFミステリーな物語は、意外に斬新でした。画的にも悪くないと思います。中盤が少し飽きる感があったので普通の評価です。時間がある時にはオススメ出来ます!

投稿 : 2015/07/11
閲覧 : 452
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

攻撃がすごいアニメ。笑ってしまった。
変態キャラが多い。

投稿 : 2015/06/20
閲覧 : 278

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ライトな変態作品

とあるサイトの天啓に導かれ視聴。人間のバッチイ部分をサラッと描いた感じ。
エログロとも力を抜いた作画に助けられ、オヴェってならないのが好みです。
サスペンスなお話も鬱作品のわりには解りやすく、ラストでスッキリさせてくれました。
視聴に背徳感を感じること無かったので、このジャンルではライトな作品ではないかと思います。

投稿 : 2015/01/15
閲覧 : 229

をぬ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

へんたいまつり

変態が変体する大人のアニメ

主役はダークヒーロー水天宮さん

投稿 : 2014/12/04
閲覧 : 268
サンキュー:

1

ネタバレ

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オカネクダサイ

happy end好きには向かない作品。
後半から面白くなるタイプのアニメ。
資本主義を問い、あなたの金の価値は愛より上ですか、大切な人より上ですかと問われてる気がした。
金だけで無く、戦争についても所々描かれている。
幸せですか?のあの看板は今でも印象に残っている。
{netabare}資本主義をここまでぶった切ってくれた事は見ている分には痛快だったが、日本が破産して円が大暴落する事は将来的に有りそうで怖い。{/netabare}
この作品は雑賀が主人公なはずなのに水天宮が主人公と言っても良い位のキャラだったと思う。特に終盤は彼への好感度が急上昇しまくった。
{netabare}水天宮の妹との再会シーンは本当にキツかった。
ここまで目を背けたくなるシーンってなかなかないと思う。 
こういう結果を全く予想してなかったと言えば嘘になるがこうまざまざと現実を見せつけられると・・・。
金が全て。
金を持ってる奴が正義、持っていない奴は家畜。
これが資本主義・・・。
そんなものをまざまざと見せられた気分だった。
妹の死に際の笑顔がとても印象的だった。 
このシーン見た後はただ絶望感しかなかったな。 {/netabare}

この作品は全体的に暗いし、変態が多いし万人向けの作品ではないと思うが自分の中では名作です。
この作品に出会えて良かった。

投稿 : 2014/08/15
閲覧 : 672
サンキュー:

10

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

フェチグロ?

2005年4月7日 - 9月29日TV放送。全24話。

このアニメの最大の評価ポイントはNikonF2フォトミックAS
作画では面影すら無い酷い有様ですが・・硬い・・堅牢だ・・


様々なフェティシズムに拘ったアニメ。
諸設定は笊というより破綻して細かい部分どころか
大雑把な流れで露骨に都合よく捩じ曲げられる感じ。
作画・・特に質感が酷い・・毛並みとか立体感という
様なデティールは手抜きと言ってよいほどひどい印象。

一応バルブ経済破綻?以降のパラレルな感じの現代風。
基本的には高尚なギャグ? 色んな意味でシュールな
作り?になっているような気がした。

このアニメのジャンルはハードコアサスペンスです。(wiki)
有るというが証明できなければ無いのか・・無い事を証明
出来なければ有るなのか??物語としては一応存在を証明
出来ないものを扱っているけど・・ミュータントSF的要素
が含まれているかな?程度でサスペンスという程緊張感の
有るシーンは殆ど無い・・映像などの演出が滑稽なせいで。

流れ的にはシナリオはサスペンス風に書かれている様ですが・・
サスペンスにハードコアが掛かっていると思われるけど・・
その定義が私には不明・・どんなジャンル? このアニメ
のような作品がハードコアサスペンスなの?という感じ。
ハードコアポルノ風サスペンスとも取れますが・・
フェチティシズムの描写+サスペンス・・グロかなぁ~
物語はただの恋愛絡みの憎愛劇だったりヒロイン視点だと
初恋物語風?な適当なお話ですけど・・

それにしても・・行動パターンがお粗末で破綻した描写
が多すぎて・・いちいち突っ込んでたら身が持ちません。
突っ込み損の~草臥れ損・・だと思うので・・勢いだけの
シュールなアニメで滑稽な描写を笑えた人は勝ちでOKかな。

14話のカリ城ネタは・・勘弁して・・
此れがオチで完なら やっちゃった・・で笑えたかもだけど?

折り返し以降は割りとオーソドックスな流れで普通の作品?
風変わりなバトルは相変わらずだけど・・それにしてもパロ
が可也多いですね・・使い方もタイミングもギャグですが・・

投稿 : 2014/06/03
閲覧 : 526
サンキュー:

2

ネタバレ

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

EDの作画は詐欺っぽい...

サスペンスタッチの超能力アクションで、バイオレンスや性的な描写が多い
少し大人向けの娯楽アニメ。全24話です。

内容としては、前半と後半で内容が結構変わる作品だと思います。
前半は特殊な能力が使える変態達との戦いで、後半は...{netabare}
水天宮の復讐劇へと変わります。{/netabare}
後半の展開からは結構楽しめました。
{netabare}
なんというか、雑賀と水天宮のどちらをメインと見るかで印象がえらく変わる話でしたね~
それに、最終決戦で主人公が負けてしまうところも、他作品にない面白さもありました!! {/netabare}

あと、この作品で意外に面白かったのは、16話であった総集編です。
いままでのストーリーをお金に換算しながら見ていくのは なかなか面白かったです。
金と欲にまみれたこの作品だからこそですねww{netabare} 神泉の密葬代が4万5千ってのも印象的でしたw{/netabare}

まぁ前半の内容が少し残念でしたが、ラストもキレイにまとまってるし、
最終的にはわりと面白かったと思います。

性描写やグロい描写もあるのでオススメはしませんが、
悪くない作品だったと思います。

投稿 : 2014/03/26
閲覧 : 795
サンキュー:

18

ネタバレ

koko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

マイナー

正直、R指定作品です。
グロアニメはたくさんありますが、
ここまで描く作品は少ないと思います。
(見て頂くと分かりますが、、、)
ただB級アニメ独特の雰囲気が好きな方はオススメかもしれません。

投稿 : 2014/02/12
閲覧 : 276
サンキュー:

0

1061000you さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

流血・惨殺 叩き売り

世の中で社会性を保って生活している普通の人(セレブだけど)が隠し持っている狂気を描きたかったんだろうけれど、
それを狂気=グロで表現しているのが中途半端というか・・・

流血とか惨殺とかに対して、特別興味も興奮も感じなければ、
極端な嫌悪感や恐怖も感じない私としては、
無駄に血が出て、無駄に人が死んでいて、
その分異常さが薄まる気がしました。

物語自体はおもしろいし、
グロテクスな描写に耐性があるのであれば
見ても損は無いんじゃないかと思います。

投稿 : 2014/01/30
閲覧 : 301
サンキュー:

0

ネタバレ

alpine さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

隠れた名作だと思います。

戦場カメラマンだった雑賀は、戦場で大怪我を負い、東京でくだらない事件を追いかけるだけのフリーカメラマンになってしまう。
ある日、旧知の仲の編集長から呼び出され、とある財界人達が秘密裏に通う「秘密クラブ」の情報を聞かされ、潜入取材を開始するが…そこで雑賀は儀式の生贄(?)の代わりとなってしまい、超能力「写殺」の力を開花させてしまい、物語の本筋に入る。

サスペンスと思いきや、実はハードボイルド色の強い作品。
雰囲気は「ムネモシュネの娘たち」に近いかも?
フェティシズム(フェチ)を題材にしていて、部分部分エロ(エグ)い作品。

ぶっちゃけ、ゲスな人物ばかり登場する作品なので、泣ける要素なんか無いと思ってましたが、ラストの方でやばいぐらい泣きました。
メインストーリーの締め方はちょっと無理矢理な感じもしますが、変にオチが付かない作品よりは十分マシだと思います。

以下ネタバレ
{netabare}
上でも書いていますが、作品が作品なだけに、悪役がとことんゲスな奴だけだと思っていたのですが
ラスボスの水天宮に関しては、オルゴールの伏線から生き別れた妹の話を補完してあり、ゲスな復讐の真意が明らかになり、泣きます。
あと、銀座の姉さんは、中盤から終盤まで不幸ヤンデレポジションですが、最終話で幸せになれたようですw
{/netabare}

ゴンゾだから…とか思って侮どるなかれ。
ラストエグザイルもそうですが、ゴンゾは自社原作ならデキる子だと思います。
お決まりの中盤失速はあるものの、大枠はよくまとまっているて、ハードボイルド好きのコア層が好きな「いかにも」な作品です。

ガングレイブ、DTB、サイコパス等が雰囲気的に近いので、その辺りを見た人(見れる人)ならお勧めです。

投稿 : 2014/01/18
閲覧 : 291
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ナードコアHファンタジー作品

いやーこちとら変態ハードコア・アニメが拝めると思っていたんだが、期待外れなんてもんじゃありません。エグさ不足で全然物足りない。謳い文句の「ハードコアエロスサスペンス」など皆無。このコピーは詐欺に等しい。全てが希薄、脆弱な印象。随所で力量不足が目立つ。詰めの甘さが説得力の無さに直結。つーかそれ以前に、あらゆる仕事が "雑過ぎる" だろw がっかりでございます。「所詮こんなもんか」的な感じでしたね。「金・暴力・変態・ハードコア(笑)」系の作品なら、某ウシ○マ君の方が格段に面白い。その実力差には雲泥の開きがある。だいたい第一話だかで「出典元への嫌がらせ的おま〜じゅ」を平気でやらかすナメ切った態度が気に入らん。「ダサイ仮面つけた半裸の豚人間」が複数集まって涎垂らしてりゃ「秘密倶楽部w」になるんですかね〜。こういう不埒なパクリ方は元の作品のファンや関係者に失礼ですよ。呆れましたわ。14話目までは観たが、その先がまったく気にならない。よって視聴中断。気が向いたらまた観るかもしれない。ところで本作のOPには某有名バンドの曲が使われてるらしく、なかなかカッコイイんだそうだ(ボクは観てないけど)。ボっ君が視聴したのはフランス版のDVDだったんだけど、ロイヤリティが絡んだ為かOP曲は謎のインストに差し替えられている。でそのフランス版OPが、恐ろしくダサイw 全然カッコ良く無い。過去の成功例寄せ集め&再構築技法に頼り切ってモノを作ってきた制作会社の末路を見た気がしたw(合掌)

投稿 : 2013/12/23
閲覧 : 233
ネタバレ

takekaiju さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

マイナーなのがもったいないくらいの傑作

あちこちの掲示板で調べてもあまり話題に挙がらないマイナー作品ながら、きちんとした世界設定と丁寧な人物描写が見られる隠れた名作。

ハードコアエロスサスペンスと銘打ってあるけれど、直接的なエロの描写は前半に少ししかない。むしろここでいうエロスとは、肉体的な性欲だけでなくフェティシズムや欲望といったもっと広義の欲求を指しているように思える。

決定的瞬間を撮るために写殺能力を得る主人公、華麗な踊りを舞うためのゴムのような肉体、ダイヤを食べる身体、音楽を愛するオーディオボディなど自らの欲求を体現する登場人物こそがこうしたエロスの象徴である。

このエロスが日本社会の根幹である政府中枢まで浸食し堕落しきった日本と、はては国家破産してしまうという凄絶な結末が妙な現実感を伴って描かれているところは、えげつないながらも現代日本を風刺している。

また、味方勢よりも敵キャラクターのほうがキャラ立ちがいいところや最終決戦で主人公が負けてしまうところも他作品にない面白さである。物語終盤には当然主人公を応援しつつも、敵キャラの理想にも共感している自分がいた。

作画が悪いという評判があるが物語を楽しむ分には問題ないくらいには綺麗だし、何より作中BGMやEDが異様に凝っていて作品に華を添えている。

投稿 : 2013/11/21
閲覧 : 296
サンキュー:

8

ハックロー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

変態アニメ

金さえ払えば様々な欲望に応えてくれるという謎の秘密クラブに潜入取材を試みた元戦場カメラマン。
日本経済の中心である大企業の社長の一人娘である世間知らずの女子高生。
2人の逃避行の物語、様々なフェチの超人達が出てきます。
サブキャラも大体何かのフェチです。

作画は不安定ですがストーリーはダレもなく面白いです。ラストが人によって賛否分かれそうな感じです。

音楽が良く、ピアノを中心として各シーン綺麗に入ってきます。

変態ばかりといっても露骨にグロ描写はしないので苦手な人でも見やすいと思います。

投稿 : 2013/10/03
閲覧 : 302
サンキュー:

1

。mine。 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

マニアックな大人のエロスサスペンス。★゜

。・*゜・*。概要。・*゜・*。

GONZO製作のハードコアエロスサスペンス。
全24話。

舞台は失われた10年の混乱から脱し、
一部の富める者だけが謳歌する“快楽都市”と化した東京。

主人公は元戦場カメラマンで現在はフリーカメラマンの
雑賀辰巳 33歳。

セレブリティーのみが出入りできる闇の社交場六本木倶楽部
の潜入取材をきっかけに、女神と崇めらていた謎の少女との
孤独な逃避行が始まる。


。・*゜・*。感想。・*゜・*。

ちょっとリアルな作画や過激な表現で、好みは分かれますね。
グロテスクな表現も含まれてるので、ご注意を。

過激なだけではなく、人々の心理描写なども程よく描かれ
奥深さもありました。

杉島監督曰く「大人の童話」だそうです。
変態的な要素もあるので、大人でマニアックな方にオススメ♪

ラストは綺麗にまとまってるので、個人的には
見終わった後は穏やかな心境でしたよ♪

独特な世界に浸れるひとときになりますように…。

投稿 : 2013/06/28
閲覧 : 393
サンキュー:

3

Mir先生 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何故GONZOは最後まで頑張れないのか……

2005年のGONZO制作のタイトル。
しかしすぐに息切れを起こすGONZO作画は、本タイトルでもいかんなく発揮されており、
GONZOオリジナル=作画崩壊の構図を不動のものにした。

ストーリーもなかなかで、キャラクターも魅力があり、音楽もセンスが光る。
しかし作画崩壊……もったいないとしか言いようがない。

元々大人向けアニメとして作られ、OPもデュランデュランを使ったりしていて、
当時で考えて30代の男性をターゲットにしているのが分かる。
だとしたら、あとは徹底したクオリティの管理をしていき、
何年経っても記憶に残るタイトルにしないといけなかった。
結果「なんだかなあ」で終わってしまった。

これはセールス面においてもそうで、
通して150位以下、300位圏外ばかりになってしまった。
これでは投資ファンドをバックに付けていても経営は傾く。

ゴンゾは2009年に、経営不振を改善すべく、持株会社のGDHに吸収合併された。
これによって92年から続いていた制作スタジオゴンゾは事実上消滅したことになる。
いまの株式会社ゴンゾは、GDHが社名変更してブランド名を残しているに過ぎない。
当時はショッキングなニュースだった。

で、内容の方だけど、いわゆる超能力もの。
そしてマニア向け、登場人物は変態ばかりが出てきます。
可愛い変態じゃなく、金と欲にまみれた……的なものが多い。
ちょいグロ、ちょいエロ。血の描写もしっかり描かれています。
後半の物語の転換の仕方は面白かった。

第1話は、変態の役が上手すぎる子安さんが声を当てています。

EDテーマを歌うのは湯川潮音さん。
邦画「リンダリンダリンダ」にも出演していて、ステージ上で風来坊を歌っていた方です。

キャラクターデザインは本当に優れている。コザキユースケさん。
天王洲神楽、可愛い。

今の時代、旧作のBD化も頻繁に行われているが、このタイトルは難しそう。
やるなら作画を見直してからして欲しいところです。

投稿 : 2013/06/18
閲覧 : 1066
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2

キタキツネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良くも悪くも・・・

GONZOらしいと言えばそれまでなんですが、途中から話が拡散してしまい、面白さがぼけてしまいます。
話の着目点やキャラ立ちが良いだけに生かしけれてないのが残念でした。
作画は最後まで安定しており、さすがGONZOでした。

投稿 : 2013/03/22
閲覧 : 244
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0

青iruiru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい変態アニメ

まぁまぁ面白かったけど
1クールで終わらせてほしかった

おっさんと箱入り娘の組み合わせがなんとも良かった

投稿 : 2013/02/21
閲覧 : 242
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1

ネタバレ

b1100 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっと大人なマイナーアニメ

タグにもあるように主人公の性癖が変態だったりするアニメです。

作画なども個人的にはいいと思うので、メジャーどころに飽きたら見てみてください。

投稿 : 2012/09/22
閲覧 : 325
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2

鉄のあくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただし、盛り上がりに欠ける

それなりに物語としてまとまっているし、登場するキャラも悪くない。全てにそこそこの意外性もあって題材としては自分の中では合格点のはず。

しかし、なんであろう、


なにか心が躍らない。


これがB級ということなのだろうか・・・。

投稿 : 2012/09/10
閲覧 : 273
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0

素振りをする素振り さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

皮肉たっぷりな社会風刺

超能力バトルアニメなのですが、この作品の魅力はその部分ではありません。

物語自体は数話観てしまうと結末がなんとなく分かってしまい、表現に少々厚みが無い感じがするのは否めませんが、皮肉たっぷりな社会風刺が描かれており、それなりに面白い作品です。
当時の時代背景を思い出してしまう細かいエピソードもあり、思わず笑ってしまいます。

エロ&グロシーンも多々ありますが、エロシーンが多い会員制秘密クラブという設定は2004年公開映画「花と蛇」に似ている気がするのが少し残念です。

投稿 : 2012/08/09
閲覧 : 407
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1

通れ天使 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好き。

デュランデュランのOPがオシャレです。
なのに変態がたくさん出てきます。。
汚い人は汚いです。
でもキレイな人もいるんです。
犬童がボスに尽くす姿なんてステキでしたよ。

投稿 : 2012/07/31
閲覧 : 243
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0

ネタバレ

bk958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

「神楽様はここ数日風呂に入っていない・・ww」

バブル戦争から十数年後、東京は貧富の格差が広がり、一部の富裕層の快楽都市と化していた。元戦場カメラマンの雑賀(サイガ)は、通信社に勤める友人から依頼された事件を追いかけ、謎に包まれた六本木倶楽部に潜入する。そこで女神と崇められている天王洲神楽と出会う・・・。GONZO制作の変態SFアクション。

まず驚いたのがOPがなんとデュランデュランでGirls on Film(^^)世界観にドハマりなチョイスでGJでした。

大人向け童話と謳っているだけあって社会の闇を切り取ってハードボイルドに仕上げたストーリー。登場する能力者は自らのフェティッシュが具現化するというなかなか斬新で面白そうな設定でひきこまれた。人間の心の闇と、それによって目覚める能力と快楽というなんともエグイ設定です。
随所に新しさと面白さは感じるが全くいかせてない気がする。バトル演出も雑な感じでせっかくの能力が・・。

内容は、主役の雑賀と神楽側では追いかけっこ一辺倒で新たな変態能力者出現⇒撃退とワンパターン。他の登場人物よりだいぶキャラの薄い神楽との逃避行は地味で盛り上がりに欠ける。ただ意図もなく逃げる二人を見せられても面白くはない。ラブストーリーも主軸の一つなだけに、神楽がパッとしないのはマイナスです。

終盤で明らかになる水天宮の過去と復讐の話がとても印象的。敵だと思われた彼にも正義があり、譲れない物がある。そんな水天宮と雑賀とのバトルはアツかった。むしろ水天宮を応援してた。
思い返せば序盤からとても丁寧に描写されていたと思う。水天宮お付きのヤクザも人間味あふれる話がちょいちょいあり、魅力的な敵役だったと思う。タイトルにした変態発言を堂々とするやつもいましたがwwいっても他の能力者も、ただのガチな変態・・・嫌悪感ですww

やはり、崩れまくりな作画と安っぽいバトル演出が残念。バトルが多いので、より残念な感じに。大人向けなのに?・・

30代~40代の潜在的アニメファンがターゲットらしいが、自分は無駄に多い残酷でグロテスクな描写にドン引きして観ていたことは間違いないww30代になったら再度確認してみようと思います。潜在的じゃないからダメかww

投稿 : 2012/04/19
閲覧 : 270
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7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

変態すぎる

ちょっとついてけないなぁと。
そのうちまた見てみたい。

投稿 : 2012/02/11
閲覧 : 230
ネタバレ

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハードコアエロスサスペンスアニメ

…という、とんでもないジャンルw

昔、途中で断念したのだが、あのB級臭さが恋しくなり視聴し直すことに。

舞台は快楽都市東京。東京はバブル戦争の結果、貧富の二極化が進み、己の欲求・快楽を貪る、権力と金に狂ったクズ共の巣窟と化していた。

その中で、秘密裏に変態共の熱い視線を集めていたのが「六本木秘密倶楽部」w
高額の会費を払い、VIPになると最高の快楽が約束されるそうな。
…って、放映時期を考えると当時のITバブル騒動に乗っかり、社会風刺のつもりで作ったのではないかと思われる。

でも、金持ちや政治家は総じてクズ扱いなのが鼻につく。…というか、チープ過ぎるっw
大抵それなりの努力はしてきており、そういうクズはごく一部だと思うのだが…。
製作側の偏見たっぷりな描写は露骨すぎて笑えるw

この物語の主な内容は、主人公「雑賀(さいが)」とヒロイン「神楽」の愛の逃避行である( ゚∀゚)人(゚∀゚ )

倶楽部の潜入調査をしていた主人公が、そこで偶然ヒロインと出会い、助けを求められその後行動を共にする。
そこで運営側代表でラスボスでもある「水天宮」が、倶楽部の重要人物である神楽を奪い返すため刺客を送り込む。
水天宮はユーフォリアと呼ばれる能力者の一人で、翼モードでは、かのFFキャラを連想させるw
とある熟女を手玉にとり貢がせる、罪な色男である。

他にもたくさんの能力者(ヘンタイさん達)が登場し、これまたその一員である主人公と
お世辞にも熱いとは言えないバトルを繰り広げる。
そのバトルがメインではあるのだが、テーマは一応社会派(?)な感じになっている。

基本この作品にはヒロインと一部を除き、ヘンタイしか出てこないカオスな内容となっているが、各々のキャラが濃いので面白く、なぜか愛着が湧いてくる。

女子中学生に恋した30過ぎのロリコンな主人公。
その主人公を一方的に愛撫する痴女だけど一途な警部。
「クンカ、クンカ…。 神楽様は、もう三日風呂に入られてないなっ(`・ω・´)」と変態発言をかます鼻マスクのニオイフェチ。
他にも、バラエティに富んだキャラがたくさん出てくるっ!

いろいろとクオリティが低く、作品全体がチープな雰囲気に包まれています(*´ω`*)
ネタばれですが、最後には日本の政権と世界の経済は崩壊して、主人公とヒロインは無事「自由」を手に入れ、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし♪(…んな訳あるかいっ!ヾ(-д-;)なオチとなっており、ついツッコミたくなりますw

こんな馬鹿を大真面目に繰り広げるキャラの行動はツッコミどころ満載で、B級好きには堪らない内容となっておりますwおススメです☆

投稿 : 2011/12/18
閲覧 : 427
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18

jack さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

途中で主人公が少女に目覚めたアニメ

カメラと少女から連想できるものは?
はい、今エッチな事考えた人は負け。

ああそっか、俺は負けたんだ 川OTL

投稿 : 2011/09/05
閲覧 : 355
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0

YNyoshi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見てほしい作品

1話目からいきなり魅かれるものがありました。

投稿 : 2011/08/28
閲覧 : 328
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1

頭のなかJET!!! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

子供は見ちゃダメ!

クレイジーな輩がぞくぞくとでてきます。ぞわぞわっとするような(汗)
エロいシーンやグロいシーンが多くあるので
子供には観させられないですねf^_^;)
ストーリーはなかなか面白くてなんだかんだで スラスラと見てしまいました(^^)
気が向いたら 見てみたらどうでしょうか?

投稿 : 2011/07/18
閲覧 : 395
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1

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

B級アニメ臭さがたまらない作品

超能力バトルアニメ
主人公は元戦場カメラマンで人の死の瞬間を撮ることを無意識のうちに至上の快楽し写真を撮ると被写体が爆発する能力。
他にも変態能力者が襲ってくるお話です。

陰鬱でグロテスクな展開が多く30代・40代の潜在的アニメファンをターゲットにしていますが、古臭いとか哲学的なものはなく視聴できました。
しかし、性描写やグロテスクな場面があり大多数が嫌悪感を抱いてもおかしくない作品。
ただ、シナリオはとても惹かれるものがあり重要な展開には目が離せない魅せ方や、本筋では汚い大人の象徴ともいえる部分を上手く表現しているストーリーにとても惹かれた作品でした。

投稿 : 2011/07/05
閲覧 : 834
サンキュー:

8

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スピードグラファーのストーリー・あらすじ

舞台は失われた10年の混乱から脱し、一部の富める者だけが我が世の春を謳歌する“快楽都市”と化した東京。 雑賀辰巳は、友人戸越清冶郎からセレブリティーのみが出入りできるとされる闇の社交場六本木倶楽部の潜入取材を依頼される。
潜入に成功した雑賀は、六本木倶楽部の深奥で行われる儀式の巫女、女神として崇められる謎の少女、天王洲神楽と出会う。雑賀は助けを求める神楽をつれ逃亡するが、六本木倶楽部支配人水天宮寵児が仕向ける欲望により特殊能力に目覚めた超人、ユーフォリアたちから執拗に追跡される。そして雑賀も神楽と接触したことにより、被写体の魂を吹き飛ばす写殺能力に目覚めていた。
自由を求める神楽のため、そして普通に写真を撮影する事の出来なくなってしまった自身を元に戻すため、彼らの孤独な逃避行が始まったのだった。(TVアニメ動画『スピードグラファー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年春アニメ
制作会社
GONZO
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83%A9%...
主題歌
≪OP≫Duran Duran『グラビアの美少女』≪ED≫湯川潮音『ひなげしの丘』、より子『Break the Coccon』
挿入歌
斉藤圭『JUMP UP!』

声優・キャラクター

高田裕司、真堂圭、本田貴子、森川智之、高島雅羅、優希比呂、津田健次郎、江川央生、広瀬正志

スタッフ

原作:GONZO、 監督:杉島邦久、シリーズ構成:吉田伸、キャラクター原案:コザキユースケ、アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:石浜真史、デザインワークス:奥野浩行/森久司/海老原雅夫、美術監督:衛藤功二、色彩設計中村千穂、美術監修:東潤一、編集:肥田文、音響監督:鶴岡陽太、音楽:光宗信吉

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