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「山太郎かえる(OVA)」

総合得点
計測不能
感想・評価
4
棚に入れた
11
ランキング
7902
★★★★☆ 3.6 (4)
物語
3.6
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.5

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山太郎かえるの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

しい六に感情移入した

熊と蒸気機関車の友情の物語ゆえに人間が身勝手な悪役として描かれており、なかなかキツい内容。

そんななか山太郎としい六のやりとりにはほっこりさせられるものがあり、しい六が山太郎に蜂蜜や蜂の子の入った蜂の巣を与える所は、同じ手塚作品の短編であるモモンガのムサで親代わりの大木がムサに新芽を与える所を思い出す。

時代と共に電車が台頭してきて蒸気機関車の働き場が無くなる中でしい六の心情に共感するものがあった。山太郎をおびき寄せるためにしい六を使うのですが、その身を脱線する事で山太郎に危機を知らせ救う所はジーンと来るものがあります。

なんとも考えさせられる寓話的な作品でした。

投稿 : 2022/09/19
閲覧 : 131
サンキュー:

3

ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

短編の中にも手塚イズムあり

dアニメで視聴。
wikiや手塚治虫公式ページによると、手塚プロダクション制作のライオンブックスシリーズのアニメ版で、原作漫画は1980年に月刊少年ジャンプに掲載されたとのこと。
アニメ版は1986年制作ですが、私の感覚では昭和40年代後半から50年代前半のアニメのような雰囲気を感じました。
恐らく原作漫画に合わせ敢えて古めかしく作ったのだろうと思います。

舞台は北海道の根室市で、親熊を亡くし人間に飼われていたこぐまの「山太郎」と、蒸気機関車「しい六」の友情を描いた童話のような物語で、ラストは「しい六」が体を張って山太郎を守ります。
この結末をハッピーと取るかアンハッピーと取るかは悩ましいところですが、個人的には悲しい気分になりました。
手塚イズムとでも言うのか、人間の身勝手さに対する批判も感じました。

次々と新作アニメが作られる状況では昔のアニメを観る機会は少ないと思いますが、子供向けながらメッセージ性を感じる作品となっているので、一度くらい観ても損はないと思います。
まんが日本昔話やアンデルセン物語と同じ系統のアニメですね。

投稿 : 2020/07/11
閲覧 : 260
サンキュー:

5

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/08/20
閲覧 : 96

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/06/23
閲覧 : 159

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山太郎かえるのストーリー・あらすじ

漫画の神様・手塚治虫の同題短編を自身の手でアニメ化した動物ファンタジー。前作「るんは風の中」に続く『ライオンブックス』シリーズの第4弾として制作された。 両親を亡くした熊の山太郎。人間に飼育される日々を送っていた山太郎は、蒸気機関車C-62の「しい六」と仲良くなる。いつしか汽笛のように力強く吠えることを覚えた山太郎は。「しい六」に励まされて自由への一歩を踏み出そうとするが。 本作は当初86年に完成をみていたが、OVAという形で89年に刊行。当時の手塚のTVアニメ最新作『青いブリンク』と同じ「手塚治虫アニメーションワールド」のレーベルで発売された。制作は手塚プロダクションによる。(OVA『山太郎かえる』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1986年1月1日

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