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「神州魑魅変(すだまへん)(OVA)」

総合得点
計測不能
感想・評価
3
棚に入れた
12
ランキング
7903
★★★★★ 4.3 (3)
物語
4.3
作画
4.5
声優
4.5
音楽
3.8
キャラ
4.3

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神州魑魅変(すだまへん)の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

伝奇時代劇のOVA全4話

元禄時代、金鉱脈を狙う柳沢吉保らの陰謀に、主人公の剣士が立ち向かう。

【良い点】
本格派の伝奇時代劇の渋い雰囲気。
山田風太郎作品めいた秘剣使いや女忍者や妖術使う魔人らが入り乱れる伝奇時代劇バトルが面白い。
高天原の雲上人の血を引くヒロインと交わらねばならぬ設定により、エロティックな展開も。
陰謀渦巻くがストーリーや各キャラの思惑は分かり易い。

放蕩人を装い実は藩主の弟で影から藩を守っている主人公・葉月影七郎や、友人の絵草子書きで鉄扇の達人・寒月一凍ら魅力的キャラ複数。
男女ともに気骨あり。ヒロインの織絵は凛とした可憐さあり、幼馴染で悲劇ヒロインとのロマンスも。
敵も食えない悪徳商人な紀伊國屋文左衛門や、狂気の剣客・京極小四郎などインパクトある。
徳川綱吉ら歴史人物のキャラも立っている。

作画はハイクオリティー。
殺陣も見応えあり。
必殺の天流不動剣がカッコイイ、静と動、眠狂四郎めいたカッコよさ。
雑魚をバッサバッサ倒す痛快さと、達人同士は一瞬のスキを突く緊迫感。

声優陣も実力派揃い。

【悪い点】
2話でかどわかされたヒロイン自害してしまい、以降話が暗い。

BGMがドラクエぽく?時代劇にはミスマッチ。

キャラの交流掘り下げがやや物足りない。
ストーリーも分かり易いが予定調和。
波乱や大ピンチはあまり無くやや地味。

【総合評価】6~5点
伝奇時代劇の良品。
やや物足りなさはあるが面白い。
評価は「良い」

投稿 : 2022/10/06
閲覧 : 124
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神州魑魅変(すだまへん)のストーリー・あらすじ

谷恒生の伝奇時代小説を、OVAとして4巻、さらに続編となる『寒月一凍悪霊斬り』を2巻という6巻構成で映像化した。時は江戸、元禄の世。那須九峰に眠るといわれる黄金の鉱脈があった。鉱脈の謎を解く鍵は黄金の竜と、そして高天原の魍魎と交わることとされていた。葉月藩はその黄金の竜の秘密を握るとして、将軍・綱吉などに狙われる存在だ。そんな葉月藩に、藩の影として迫りくる敵を凄絶な秘剣・不動剣を用い死闘を繰り広げる男がいた。名を葉月影七郎。彼は葉月藩主である兄の影。竜の秘密を隠す娘・織絵を守り、魍魎を両断する秘剣の煌めきが、歴史のひだに隠された闇を切り裂いていく――!!(OVA『神州魑魅変(すだまへん)』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1988年12月10日

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