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「AIR エアー(TVアニメ動画)」

総合得点
87.1
感想・評価
3362
棚に入れた
16566
ランキング
171
★★★★☆ 3.9 (3362)
物語
3.9
作画
3.7
声優
3.8
音楽
4.2
キャラ
3.7

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AIR エアーの感想・評価はどうでしたか?

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

KEYと京アニの初タッグ作品

この作品はKEYと京アニの初タッグ作品となるけど
やはりこの作品で目を惹くのは作画で
当時においては2枚も3枚もズバ抜けたクオリティで
明らかに他の制作会社とはレベルが違ってましたね。

それとストーリーの方は本当に原作準拠なんだけど
あれだけの原作の容量を1クールに上手く纏めた構成は舌を巻き
また内容も感動できる所も多かったですが、
ただ敢えて難点を挙げると本作は原作プレイ済みじゃないと話の内容や構造を掴み難いのと
後はKEY作品はキャラのクセが強いので好き嫌いがかなり分かれそうという所は有りますかね。

【評価】

85点・1A級

投稿 : 2024/10/29
閲覧 : 182
サンキュー:

2

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「またいつか会えたらええな」

京アニのことはよく知らなかったが
あの事件で知り、意識するようになった。
作品としてはやっぱり『ハルヒ』。
『エヴァ』と並ぶ日本の宝だと思う。
その後『中二病でも恋がしたい!』『らき☆すた』『けいおん!』
『氷菓』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と観継いだ。
京アニを語る時どうしても本作は避けて通れないようで
いろんな所で話が出てくる。

「最高峰の制作技術で業界の先駆けとなる企画を展開」
「ネット時代の日本のアニメ文化の方向性を決定付けた」

機会があれば観てみたいと思っていた。

田舎の夏の懐かしいような風景。
霧島佳乃、遠野美凪のエピソード、千年前の話。
セカイ系でもあり、ループものでもある。
(『君の名は。』か)
完璧な伏線回収。
(『進撃』か)
世界の見え方が変わる、サイドの切り替えが見事だ。

第3話(と第10話)「往人さんおいしい?」「ほんとに?」
「セミっぽくない?」は笑った。
往人がボンサックを担いで線路を歩くOPで
「若き旅人よ」という歌が頭をよぎった。

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 43
サンキュー:

1

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あちい夏!飛ぶぜ!

Keyと京アニによる1作品目となる共同作。
やっぱり私はKey作品にハマれないみたいだ。

投稿 : 2024/08/19
閲覧 : 42
サンキュー:

2

ネタバレ

AO さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

かなり難解だったけど良かった

内容が難しすぎて話が半分も理解できていない気がする。
それにしても雰囲気で楽しめる作品、1クールで尺不足感もなく綺麗にまとまっていて良かった。あとキャラクターが可愛い。





今は最終話の展開をどう解釈するかという段階です。最後まで症状には勝てなかったと捉えるのが普通なのかな... 本当にゴールしたくてゴールしたのかな... 辛い...。

投稿 : 2024/07/21
閲覧 : 59
サンキュー:

1

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

痛みすら運命すら肯定する大いなる愛

Key三部作、いや京アニ作品の中では「声の形」を除いて最高傑作。それは本当の痛みがあり、それをなかったことにせず、その意味を肯定し、先に進む物語になっているから。恋愛より深い愛がここにある。


京アニ作品の作画は、こっから先も進化し続けたが、この作品終盤における作画、音楽、物語が合わさって奏でた神韻を含んだ響きに到達したことはそうなかった。



夢は終わらなければいけない


その心からの痛み


しかし、その意味はきっとある


翔びたつためには翼が必要なように


痛みすら運命すら肯定する大いなる愛

投稿 : 2024/07/18
閲覧 : 1504
サンキュー:

38

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

好きな人は好きなのかも

CLANNAD好きだったので視聴。

何様だけど、自分の中ではもうちょっとでいいアニメになったかもという印象でした。
音楽の感じはCLANNADへ継承されて良かったんじゃないかな。

最期泣かせに来たけど何かそこまでという感じでしたね。結局輪廻に戻ってしまったんだよね?男の子はカラスになってまた別の場所で転生した彼女を助けに行くの?1000年前からというのも何かピンとこないしCLANNAD同様絵があんまり好きじゃなくて、、でもCLANNADはそれを凌駕する面白さがあったんだけどな。。
沢山のQAが上がっている所を見るに、他の視聴者さんも良くわからなかった部分は多かったんだろうな。と。あの途中で消えてしまう女の子(妹だっけか)も本人以外が見えるのっておかしいし、本当にいた妹の名前が同じってものやり過ぎ感が。。

まぁ一応観ておいて良かったかな。

投稿 : 2024/05/14
閲覧 : 96
サンキュー:

1

ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作プレイ必須?

原作未プレイ 結構前に見たのでうろ覚え
旅途中の主人公が少女と出会い居候の身となり、街の住民とも仲を深めていく。大元のストーリーとしては良く、キャラの掘り下げなども効いてて11話は結構好きですが、だーまえ脚本特有の唐突なファンタジー設定で中後半から難解。特に1終盤からは置いてけぼり状態で、話にも入り込めなかったですw原作プレイは必須なのかな?作画面は流石京アニ、文句の一つも出ません。ですが、いたる氏原案のキャラデザが少しキツいです(当時からも言われてたそうですが)。本編はそんなにキツくないですが、キービジュアルは気を抜くと不気味に感じます。

投稿 : 2024/05/03
閲覧 : 197
サンキュー:

3

いっき さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

夏といえばAIR

京都アニメーション製作のアニメ。有名パソコンゲームブランドkeyのAIRをアニメ化。

keyは何と言っても音楽がいい!AIRを見て流れてくる曲を聴くと夏を思い出します。

もう夏のアニメの代表作だと思います。

原作のゲームを1クールでアニメ化ということで詰め込み感はします。しかしそれを帳消しにするくらいうまくまとめていて12話通して楽しめました。12話なので気軽にkey作品を楽しんだり出来るのでいいと思います。

TV版を楽しめた方はOVAの-IN SUMMRE-も見ることをおすすめします。

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 300
サンキュー:

5

青星アーツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

opが印象的

12話の中にいくつかのまとまりの話が詰め込まれた、それぞれのキャラクターの感動メインのストーリーでした。感動はあまりしませんでしたが、1話での主人公の能力や人格には魅力を感じ、引きつけられました。楽曲が良いので楽しめる部分はありました。

投稿 : 2023/11/05
閲覧 : 231
サンキュー:

7

ジロー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ファンタジー要素が多い

難解なわりに展開が早すぎるので、できればまず原作からやることを推奨しますが、アニメの声優の演技も素晴らしいのでこれも必聴だと思います。

投稿 : 2023/11/05
閲覧 : 449
サンキュー:

3

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

喪失感で苦しむのになぜか見てしまう。サブカル史における存在感が凄いです。

 夏になると、というか本当は夏の終わりに見たくなるアニメです。あまりにしんどいので毎年見ているわけでは無いです。前回は21年の10月に視聴して本サイトでレビューしていました。

 23年の7月。今年はもう大丈夫かなと思ってみましたが、やっぱり駄目でした。泣くというより喪失感が凄いです。

 設定とか考察とか話の流れはいろんなサイトにあるし、本作について私はそこに興味はないです。大切なのは、この作品がなぜ胸を打つのか、なぜ何かを失う苦しみを追体験したくなるのかですね。

 ゼロ年代が生み出した孤立や孤独。そういう気分を端的に表していたからかもしれません。せめて何かとつながっていたい。でも、無理だという諦め。だから泣くしか無かったのかもしれません。

 つながろうとすると必ず失う苦しみがある。その人間として生まれてきてしまうことで必然的に背負ってしまう、という事実が人間の脳にインプットされているからかもしれません。

 あるいは、ひょっとしたら、人類はもう駄目かもしれない、という気分を2005年の段階で我々は無意識に気が付いていたのかなと思う事もあります。人間はバラバラになって行く。今の少子化や戦争のアナロジー…いや雰囲気を強く感じます。最後の翼人って、なんかそういう意味にも取れます。

 感動ポルノといえば感動ポルノなんですけど、なぜ千年前を見せたのか。最後はなぜカラスの視点になるのか、を考えるとそれだけじゃないですよね。人を好きにならないとつながらない生命の業と喪失の苦しみがセットになっているからなんでしょうか。
 とにかく、心の深いところの触りたくないところをグッっとやられた感じです。

 以前のレビューでは、時代の気分で、疲れていたから泣きたかったのかも、泣いて浄化されることを欲していたのかも、と書きました。それも当たっている気もするし、的外れな気もします。
 成長神話が崩れて、生きることに意味を見出すためには、せめてどこかで誰かとつながっていたい。でも繋がれない。せめて羽になって空に浮かんで自由に生きたいとか。達観ではなく諦めの境地のような気もします。

 とにかく分かりません。わからないけど見てしまう。もはや泣かないですけどね。泣かないですけど…という作品です。
 
 それと音楽と映像がやっぱりすごいなあと思います。そして作品全体ですけど、この時代のアニメには力があったと思います。


 実は最近になって、本作のエロゲを何とかやってみたんですけど、エロパートはアダルトという名目であるためで、全然エロくなかったです。
 で、ゲームをやることで、この作品を夢中になってやっていた人たちの脳みそをトレースしたかったんですけど、よくわかりませんでした。最後のほうとかほとんど一直線だし。やっぱり時代性なんでしょうか。あ、ただ、選択のしようがなく、喪失に向かって進むしかないという絶望感があった気はします。
 いろんな文化人の意見をたどったりしましたが、今のアニメ・ゲームからは想像もつかないほどの思い入れでした。

 そして、ゲームをやって改めてアニメの出来の良さにビックリしました。感情が動くポイントの掴み方がものすごく丁寧に作られている気がしました。


 21年10月の評価は4.1ですが、23年7月に4.5にあげました。アニメ史というよりサブカル史における、本作の作品としての存在感は評価以上にあると思います。

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 609
サンキュー:

14

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

平安から時を超えての家族愛ファンタジー。Key作品の代表的名作だがやや分かり辛い面もあり

Keyの恋愛ゲーム原作、過去から続くフシギ要素ありの悲劇的親子ストーリー。
※作品データベース様より転載

【良い点】
京都アニメーションの芸術的な作画の美しさ。2023年から振り返っても色褪せていない。
名曲と名高い主題歌「鳥の詩」など楽曲も素晴らしく、名作な印象強めている。
キャラデザは癖はあるものの、可愛いというよりは美しい。こういう浮世離れした美少女絵こそ、二次元の萌えの醍醐味だと思う。
三部構成のストーリーも初見では戸惑うが、分かり難くはない。終盤畳みかけるような母娘愛は圧倒的にお涙頂戴。
初見ではピンと来なくても、繰り返しの視聴で理解と感動が深まるタイプ。
凡百のアニメでは苦しい点だが、本作は繰り返し視聴してみてもいいかな、と思わせる圧倒的クオリティーにより、欠点を覆している。

全編通して家族愛で一貫したテーマ性。
佳乃と聖の霧島姉妹が、妹を溺愛しながらも姉妹関係に葛藤抱えていたり、観鈴と叔母の晴子も実の母娘じゃない壁を乗り越えたり。
過去編の神奈と柳也と裏葉の関係も、家族といえる絆がちゃんとある。血の繋がりだけが家族じゃない。
共通して、家族の絆で大切なものは何か?が分かり易く描かれ、一見無関係な各ストーリーがちゃんと繋がっている構成は見事。

主人公の往人とカラス?は傍観者にしかなれない描かれ方も、寂しくはあるが、切ないストーリーに没頭させる巧妙な視点だった。

個別ストーリーでは過去編(正式にはSUMMER編)が一番好き。終盤の観鈴編より断然良かった。
多分平安時代と思われる、籠の鳥の孤独な姫君と、衛者の青年とのラブロマンス。
時代背景とシチュエーションが珍しく、和風ファンタジーロマンスな作風が非常に好みだった。
神奈ちゃんも非常に可愛い。余口調や、悲劇的宿命や母への思慕、次第に柳也に心開いていく、稀有なヒロイン。
柳也も平安の戦士で強く頼もしく、傍観者の域を出られない往人とカラスよりも、彼の方が主人公ぼかった。

声優陣は久川綾氏の熱演は涙腺強引に攻めてくる。
川上とも子氏は御本人も亡くなられているので、この点も終盤内容に重ねてしまう。感想としては不謹慎かもしれないが。

【悪い点】
詰め込み気味でストーリーに余裕が無い。
特に前半は説明不足のまま複数ヒロインとの交流が展開、クセの強いヒロインたちの魅力十全に感じるには明らかに尺不足。
結果、観鈴以外のヒロインの掘り下げが物足りず、印象が思いのほか弱い。

翼人伝説や往人やカラス、現代ヒロインたちとの因縁など、何となくは推測可能なんだけど、説明不足が否めず。
往人、柳也、カラスの関係辺りは、もう少し明確に描写してほしかった。
主人公(往人?カラス?)が傍観者なのも、良さである反面、共感しづらい要因。
平安時代編を除き、主人公との交流でヒロインが輝く、王道な作劇からズレている。
良くも悪くも異質な作品であり、その異質さに順応できるかで評価が割れる気がする。

終盤、余命いくばくも無い娘への母の愛、というのはあざといんだけど、悲劇の為の悲劇に思えて若干刺さらなかった。

持ち味十全に受け止めるのに繰り返しの視聴が求められる、構造的な欠陥を抱えている。
良い点で欠点覆していると書いたが、やはり同じタイトル何度も見てられん、な普通の視聴者に厳しい面あり、手放しで絶賛できない。

【総合評価】8~9点
稀有な名作なのは間違いないが、同時に敷居が高い(誤用らしいけど)作品でもある。
理屈抜きに感覚的に刺さる視聴者も多いかもしれないが、少なくとも自分は感覚的には刺さらなかった。
そこを能動的に深掘りしてやはり名作!と認識させられる辺りが本作の非凡さである。
評価は最高に値するが、自分の基準だと難ありで「とても良い」

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 165
サンキュー:

6

ネタバレ

ささみジャーキー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これからも人生の節目に見返す作品となるだろう

最終回のEDが流れるタイミングが完璧すぎて鳥肌が経ったのを今でも鮮明に覚えています。これほど爆発的に衝撃と感動を感じたことはありません。

投稿 : 2023/02/11
閲覧 : 481
サンキュー:

6

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とにかく悲しい悲しい内容だった…

この物語は、とにかく悲しい悲しい内容だった…。
惜しむらくは、物語の内容が良く理解できないこと。
内容が完璧に理解できたならば、きっと私も泣いたことでしょう。

Keyの作品は高尚過ぎて、私には理解が難しいです。
もしかして、Airのゲームをやった人でないと、このアニメの内容が理解できないように作られているのかもしれません。
もしそうであるのならば、ゲームをやってみたくなりますね。


ヒロインの神尾 観鈴(かみお みすず)の話し方がとても可愛くて、つい見とれてしまいました。
彼女の「がお…」とつぶやくしぐさがたまりませんし、スキップしながら歩く姿にも躍動感が感じられます。
また、空の青と海の青、そして入道雲の白がバランスよく美しく描かれています。
だから作画は凄く素敵でした。


そしてOpeningのLiaさんが歌う「鳥の詩」は、何度も何度も聴きたくなる名曲です。
しかも、Openingの入り方が絶妙です。まるで物語の続きのようにこの歌に魅了されてしまいました。
だからこの物語にのめりこんだのかもしれません。

投稿 : 2022/09/28
閲覧 : 491
サンキュー:

29

羽依里 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

*鍵信者気味です

物語はアニメだけで評価するとすこし駆け足なのとラストが難しいが、とてもいいストーリーだと思う。背景などのキャラデザ以外はとてもいいが、キャラデザはいたる絵が苦手な人にはきついと思う。音楽は素晴らしいの一言に尽きる。

投稿 : 2022/09/24
閲覧 : 119
サンキュー:

2

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

難しい。。。

原作未プレイ勢。

先祖代々伝わる人形芸をしながら旅をし続けていたユキトは、この街で空を飛ぶ夢を見るという不思議な少女・ミスズと出逢う。この少女が話す夢は、母から言い伝えられていた空にいる女の子の話と似ていた。ユキトは旅をやめ、その関連について探るためにこの街に残ることを決める。ユキトはミスズと過ごすうちに、夢の少女の正体と自分の役割について気付きはじめる。そして、長い旅の終わり、ミスズが抱える想い・翼に籠められた願いを知ったユキトは鳥になり、空に還っていく少女を見送るのであった。


○カノ編
母親を亡くし気分が落ちんでいた幼少時、寺の奥に導かれ光り輝く"羽根"に触れたカノは、この時を境に多重人格のような症状が出始める。右手首のあざは別人格によるリストカットの時にできた傷跡である。カノの姉はあざの上からバンダナを巻き、大人になるまで外さなかったら魔法が使えるようになるんだと言い聞かせる。カノの姉は、カノの精神病を治すため、カノに寄り添って生きて行くことを決意する。
一方カノは、何もせずにただ守られていることを気にしており、魔法を使えたら母親に会って産まれてきてしまったことを謝りたいんだと話す。もちろん、母親に会えないことも、空も飛べないことも、そして魔法が使えないこともカノはわかりきっていたのだが。
ある夜、カノはユキトを含め周囲の人々にずっと迷惑をかけて来たことに耐えきれなくなり、"空を飛ぶ"と書置きを残して家を出る。寺の奥にある光り輝く羽根に導かれたかのように、その場所で倒れていたカノ。ユキトが羽根をカノの上に乗せると、シラホとヤクモがこの羽根にまつわる伝承を語り始める。その物語が終わったあと、カノは夢の中(?)で母親に会い"ありがとう"と伝えることができた。
母親にはもう会えないんだと受け入れることができたカノの右腕からはあざが消えたのだった。


○ミナギ編
お父さん子であったミナギが母に望んだ"妹"、寂しさを紛らわしていたお腹の"妹"を流産してしまい、心を病んだミナギの母。流産という事実を受け入れたようだが、ミチルを産んだことにしミナギを"ミチル"として認識するようになった。
しかし、ユキトに会ったことでその認識は変化し、もはやミチルorミナギがいたことすら忘れてしまった。"ミチル"として生きてきたミナギであったが、ついに居場所をなくしてしまう。「翼を失い、もはや空を飛べなくなってしまった」と涙ながらに話すミナギであった。
ユキトは家出したミナギを母親のもとへと連れて行き、ユキトと旅に出るのも母親とヨリを戻すのも選択は自由だと、"ミナギ自身"で選べと言う。
ミナギが母親を"お母さん"と呼ぶと、記憶が蘇りミナギのことを"ミナギ"と呼び返す。ふたりは涙ながらに抱擁するのであった。
一方ミチルは、空にいる少女について語りだす。その少女はぼろぼろに傷ついた羽根をもち、毎日悲しい夢を見るのだと言う。その羽根にはたくさんの人々が見てきた思い出が詰まっていて、自分はその羽根を一枚だけわけてもらったと語る。
人は思い出がなければ生きて行けないが、思い出だけでも生きては行けない…ミチルはミナギを慰めるために現れた"夢のかけら"であったのだった。
本物のミチルは産まれてくることを神様に許されなかったが、"ミチル"として生きてこれたのは楽しかった、そう語るミチルであった。
母親の心の病が寛解したので、ミナギはミチルを食事に誘う…ミナギはここでミチルとの別れを察していたのだろうか?
ミナギの母も、ミナギが友だちを連れてきたことを嬉しく思い、ミチルという名前であることを聞くとミナギとの思い出を楽しく話し出す。
ミチルはミナギにもらった星の砂をミナギに預ける、まるで別れを告げるように。
ミナギは、母が"夢"を見て笑っていてくれるように"ミチル"として生きていくことを決意する、自分が"妹"を望んでしまった"罪"を雪ぐために。
"ミチル"として生き始めてからも、ミナギは父が家を出てから駅長をしていた駅舎で父の帰りを待っていた。
そしてある夜、ミチルと出会った。自分が"ミナギ"として唯一過ごせたのがミチルと一緒に遊んでいた時間であり、楽しい"夢"であった。しかし、自分が"罪"を犯さなければ、誰も夢を見ずに済んだのだから、とも言うのであった。
ミチルは"空の少女"のもとにもう帰らなけらばならない。ミナギはミチルを失ってしまうこと、楽しい"夢"が終わってしまうことを哀しむ。そんなミナギにミチルは告げる…悲しい"空の少女"の少女にミナギとの楽しい思い出を届けに行くんだ、彼女に悲しいことばかりではなく楽しいこともたくさんあることを伝えるんだ、わたしと過ごした楽しい"夢"を"思い出"に変えられるのはミナギだけなんだ、ミナギはいつも笑ってなければならないんだ、と。
ミチルとミナギは背を向け、涙をこらえながら笑顔で互いに別れを告げる。
別れたあとミナギはこう言ったのだった…ありがとう、ミチル。


○ミスズ編
発作の頻度も高くだんだん具合も悪くなっていったミスズは、「今年の夏は特別だ。ユキトさんに出会ってから夢を見始めた。この夏をいちばん幸せにしたい」と語る。
彼女の見る夢の中で、夢は女の子をむしばんでいき大切な人のことさえ忘れてしまう。そして、最後の夢を見終わったら女の子は死んでいく…大切な人が病まないようにお互い離れ離れになろうとする。
一方のユキト。俺たちは近づきすぎてしまった、だから俺はミスズから離れる…俺はお前のそばにいられないんだ、と告げる。そして、ずっとミスズのそばにいるとだけ言い遺して、ユキトは消える。

ある日、ミスズはとあるカラスに出逢い、”ソラ”と名付ける。ミスズはこのごろ背中が痛くなるのだとソラに話しかける。そして、自分が好きになってしまったことでみんな不幸になるなら…もう起きないでずっと眠っていようと独り言つのであった。その時、ソラは自分はかつて人間・ユキトだったことを思い出し霊的な存在としてミスズに再び現れ、ミスズの傍に居続ける、ゴールにたどり着くまで頑張ろうとだけミスズに告げて再び消えるのであった。
一方のハルコは、ミスズを娘にするために直談判しに行く。ミスズを忌避するような態度を取っていたが、本当はミスズのことが好きでたまらず、橘の家の前で土下座までして神尾の子どもにした。二人で親子をやり直そうと決意するミスズとハルコであった。
しかし、一晩経った朝、ミスズはハルコのことを忘れていた。幼児退行したかのような言動のミスズの目には光がなかった。ミスズを車椅子に乗せて散歩に出かけたハルコは、ばったりケイスケと出会う。ケイスケは、ハルコ"おばさん"と呼ぶミスズを見てミスズを引き取ろうとする。そんなケイスケにハルコは3日だけ待ってくれと告げる。
3日過ごすうちにミスズとちょっとは仲良くなるも、ハルコは観念してミスズを引き渡す。
最後に海を見せてあげようとハルコはミスズを連れて行く、どうしていままで見せてやれなかったのだろうかとつぶやきながら…ケイスケに引き渡されたミスズだったがケイスケを嫌がり、動かない足で必死にハルコの元へ駆け寄る…"ママ"と叫びながら。結局、ミスズはハルコのもとへ戻っていった。
夏祭りに行きたいと切願するミスズをハルコは雨の中、バイクを走らせて神社に連れて行く。ミスズをこんな有様にした神様を恨むハルコだったが、カラスが騒ぐ。すると、賽銭箱の奥にいつかミスズの誕生日プレゼントに買った恐竜のぬいぐるみがあった。ハルコはミスズにそれを取らせ、プレゼントした。そして、次の朝にはミスズの目には光が戻り、記憶も戻って元通り元気になっていたのだが…
ミスズはハルコを安心させるために、身体は痛くないと嘘をつく。そして、今日で夢を見るのが最後だと告げる。真っ白な翼でわたしは空を飛んでいた、世界でいちばん悲しい夢、これからはずっと母さんのそばにいるんだ…と語るミスズ。ハルコとソラに先に行ってて告げるミスズ、お母さんはゴールと言いながら車いすから立ち歩き出す。

「もうゴールしてもいいよね?」

わたし頑張ったからいいよね?…もう一度だけ頑張ろうと決めた夏、ユキトに出会ってから始まった夏、この夏に一生分の楽しさが詰まってた…わたし頑張ってよかった、わたしは独りきりじゃなかった、幸せと一緒にゴールできた…ずっと探してた幸せな場所にたどり着いたミスズは、"お母さん、ありがとう"とだけ告げて逝くのであった。

ハルコはソラに語りかける…ソラには翼がある。翼のない人間の代わりに飛んで、人の夢や願いをすべて空に返すんだ。そうすれば私たちは穏やかに過ごせるんだ…ソラは空に飛び立つ。空に還ったひとりぼっちの少女を探し、連れ戻すために。


「「彼らには過酷な日々を、ぼくたちには始まりを…」」




(以下メモ)
1話
・人形を操る芸でお金を稼ぎながら旅をするユキト
・手首にバンダナをまいた少女カノ
空にはもう一人の自分がいる気がする、そんな不思議なことを言う少女ミスズ

2話
・ひよこが恐竜になると信じてたミスズ
・誕生日であることを告げなかったミスズ
・魔法が使えたらにばんめにやりたいことは"空を飛ぶ"、でもいちばんやりたいことは教えてくれないカノ
・夜に徘徊し神社で覚醒(?)したカノ

3話
・娘のことなのに何もわからないハルコ
・突然、人格が変わりわけのわからないことを話し出すカノ
・空を飛ぶ夢を遡っていくミスズ
・白い翼を持った少女の絵本を読んだことがあると言うミナギ

4話
・ミナギが母親といることをあまり良く思っていないミチル
・自分は母親の夢のかけらだと言うミナギ
・空を飛ぶ夢の続き、青くて綺麗な空なのに哀しさをおぼえたと語るミスズ

○母親を亡くし気分が落ちんでいた幼少時、寺の奥に導かれ光り輝く"羽根"に触れたカノは、この時を境に多重人格のような症状が出始める。
右手首のあざは別人格によるリストカットの時にできた傷跡である。
カノの姉はあざの上からバンダナを巻き、大人になるまで外さなかったら魔法が使えるようになるんだと言い聞かせる。
カノの姉は、カノの精神病を治すため、カノに寄り添って生きて行くことを決意する。
一方カノは、何もせずにただ守られていることを気にしており、魔法を使えたら母親に会って産まれてきてしまったことを謝りたいんだと話す。
もちろん、母親に会えないことも、空も飛べないことも、そして魔法が使えないこともカノはわかりきっていたのだが。
ある夜、カノはユキトを含め周囲の人々にずっと迷惑をかけて来たことに耐えきれなくなり、"空を飛ぶ"と書置きを残して家を出る。
寺の奥にある光り輝く羽根に導かれたかのように、その場所で倒れていたカノ。
ユキトが羽根をカノの上に乗せると、シラホとヤクモがこの羽根にまつわる伝承を語り始める。
その物語が終わったあと、カノは夢の中(?)で母親に会い"ありがとう"と伝えることができた。
母親にはもう会えないんだと受け入れることができたカノの右腕からはあざが消えたのだった。

5話
・海に行きたい、そうその子は言ったけど、連れて行くことはできなかった…まだ夏は始まったばかりなのに…そうユキトに語りかけるユキトの母
・夢の続き、月が浮かぶ空を飛ぼうとするが、みんなが閉じ込めようとしてそれ以上飛べなくなってしまったと話すミスズ
・いつもお米券をくれるのだが、今日はお父さんからもらった星の砂をユキトとミチルで分けあうミナギ
・背が高いのがちょっぴり自慢、空に少しだけ近いから、と話すミナギ
・母親から"ミチル"と呼ばれるミナギ
・友だちになれそうになると体が強張って急に大泣きし出してしまうミスズ
・奇怪な症状のせいで親戚の間をたらい回しにされたあげく、いやいや引き取った叔母のハルコ
・ミナギが来ないことを寂しがるも、なぜかミナギの家に行こうとしないミチル

○お父さん子であったミナギが母に望んだ"妹"、寂しさを紛らわしていたお腹の"妹"を流産してしまい、心を病んだミナギの母。
流産という事実を受け入れたようだが、ミチルを産んだことにしミナギを"ミチル"として認識するようになった。
しかし、ユキトに会ったことで変化し、もはやミチルorミナギがいたことすら忘れてしまった。
"ミチル"として生きてきたミナギであったが、ついに居場所をなくしてしまう。
"翼を失い、もはや空を飛べなくなってしまった"と涙ながらに話すミナギであった。

6話
・夢の続き、少女は森の中で"海"の話をしていて、それはもう楽しくてしかたがなかった、と話すミスズ
・ミナギは夢から醒めないといけない、と寂しそうに語るミチル
・何か大切なものを失くしてしまったように感じ、診察に訪れたミナギの母

○ユキトは家出したミナギを母親のもとへと連れて行き、ユキトと旅に出るのも母親とヨリを戻すのも選択は自由だと、"ミナギ自身"で選べと言う。
ミナギが母親を"お母さん"と呼ぶと、記憶が蘇りミナギのことを"ミナギ"と呼び返す。
ふたりは涙ながらに抱擁するのであった。一方ミチルは、空にいる少女について語りだす。
その少女はぼろぼろに傷ついた羽根をもち、毎日悲しい夢を見るのだと言う。
その羽根にはたくさんの人々が見てきた思い出が詰まっていて、自分はその羽根を一枚だけわけてもらったと語る。
人は思い出がなければ生きて行けないが、思い出だけでも生きては行けない…ミチルはミナギを慰めるために現れた"夢のかけら"であったのだった。
本物のミチルは産まれてくることを神様に許されなかったが、"ミチル"として生きてこれたのは楽しかった、そう語るミチルであった。

○母親の心の病が寛解したので、ミナギはミチルを食事に誘う…ミナギはここでミチルとの別れを察していたのだろうか?
ミナギの母も、ミナギが友だちを連れてきたことを嬉しく思い、ミチルという名前であることを聞くとミナギとの思い出を楽しく話し出す。
ミチルはミナギにもらった星の砂をミナギに預ける、まるで別れを告げるように。

○ミナギは、母が"夢"を見て笑っていてくれるように"ミチル"として生きていくことを決意する、自分が"妹"を望んでしまった"罪"を雪ぐために。
"ミチル"として生き始めてからも、ミナギは父が家を出てから駅長をしていた駅舎で父の帰りを待っていた。
そしてある夜、ミチルと出会った。
自分が"ミナギ"として唯一過ごせたのがミチルと一緒に遊んでいた時間であり、楽しい"夢"であった。
しかし、自分が"罪"を犯さなければ、誰も夢を見ずに済んだのだから、とも言うのであった-

○ミチルは"空の少女"のもとにもう帰らなけらばならない。
ミナギはミチルを失ってしまうこと、楽しい"夢"が終わってしまうことを哀しむ。
そんなミナギにミチルは告げる…悲しい"空の少女"の少女にミナギとの楽しい思い出を届けに行くんだ、彼女に悲しいことばかりではなく楽しいこともたくさんあることを伝えるんだ、わたしと過ごした楽しい"夢"を"思い出"に変えられるのはミナギだけなんだ、ミナギはいつも笑ってなければならないんだ、と。
ミチルとミナギは背を向け、涙をこらえながら笑顔で互いに別れを告げる。
別れたあとミナギはこう言ったのだった…ありがとう、ミチル。

・ユキトがミチルとの別れから神尾家に向かうと、苦しんで倒れなかなか目を覚まさないミスズ

7話
・日記に毎日"ユキトと○○した"という一文しか書かないミスズ
・日記にやったことではなく"やりたいこと"を書けとミスズに言うユキト
・ユキトと海に行きたいと言うミスズ
・発作を起こさせないようにミスズと関わろうとしないハルコ

○夢は女の子をむしばんでいき、大切な人のことさえ忘れてしまう。
そして、最後の夢を見終わったら女の子は死んでいく…大切な人が病まないようにお互い離れ離れになろうとする。

・今年の夏は特別だ、ユキトさんに出会ってから夢を見始めた、この夏をいちばん幸せにしたい…そう語るミスズ
・ついに足が動かなくなってしまったミスズ
・霊的な何かに背中を斬られるユキト
・また独りぼっち…そう語るミスズ
・俺たちは近づきすぎてしまった、だから俺はミスズから離れる…俺はお前のそばにいられないんだ……そう告げるユキト
・いつか誰かが少女の願いを叶えるために、人形に力を蓄えたと語るユキトの母
・ずっとミスズのそばにいてやる…そう言い遺し消えたユキト

8話
・カンナから守護の命を授けたリュウヤ
・家族というものがどんなものかわからないカンナ
・カンナは毎日夢を見るのだが、それは母の夢だと言うリュウヤ
・母に会いたい、それは叶わぬ願いだとわかっていると言うカンナ
・カンナとウラハを連れてお社を出て行ったリュウヤ
・人を殺めるなとリュウヤにな命ずるカンナ
・自分は翼を持っているのに飛べない、自分の願いは空に届くのか…そう語るカンナ

○リュウヤたちは紀州の山の奥になんとかたどり着き、カンナを母のもとへ連れて行くことに成功する。
しかし、母は今すぐ山を出て行けと告げる。

9話
・突然、戦が始まり矢が刺さってしまったカンナの母
・私に触れるな、と言うカンナの母

○夢は終わりを迎えた、永遠で幸せであれとリュウヤに命を下し、空に翼を広げて飛び立つカンナであったが、呪いをかけられ消えてしまう。
呪詛をかけられてしまったせいで、空の上で哀しい夢ばかり見るカンナ…彼女を救う道を探そうとするリュウヤとウラハがたどり着いたのは、以前翼人をかくまっていたという神社。
そこでウラハは"夢を継なぐ"法術を学び、後がないリュウヤはウラハとの間に子をなすことで意思を継ごうとする。

・時代は現在に戻り、ミスズと出逢うカラス

10話
・自分に懐いてくるカラスに"ソラ"と名前をつけるミスズ
・カラスにミスズについて語るハルコ
・見たことのある景色、でも思い出せないんだと言うカラス
・このごろ背中が痛くなるとカラスに話しかけるミスズ
・ユキトには温泉巡りと嘘を言い、ミスズを娘にするために直談判しに行くハルコ
・自分が好きになってしまったことでみんな不幸になるなら…もう起きないでずっと眠っていようと独り言つミスズ

○自分はかつて人間・ユキトだったことを思い出したカラスは霊的な存在として再び現れる。
ミスズの傍に居続ける、ゴールにたどり着くまで頑張ろうとだけミスズに告げて再び消える。

11話
・大好きな人の夢を見た、ユキトさんは大切な何かをくれた、ひとりでも頑張っていこうと決意するミスズ
・歩くのはつらいけど頑張って外を歩くミスズ
・ハルコのことを覚えているような"気がする"カラス
・ミスズを忌避するような態度を取っていたが、本当はミスズのことが好きでたまらず、橘の家の前で土下座までして神尾の子どもにしたハルコ
・空にいるもう一人の自分の夢を背負っていると語るミスズ
・二人で親子をやり直そうと決意するミスズとハルコ

○一晩経った朝、ミスズはハルコのことを忘れていた。
幼児退行したかのような言動のミスズの目には光がなかった。
ミスズを車椅子に乗せて散歩に出かけたハルコは、ばったりケイスケと出会う。
ケイスケは、ハルコ"おばさん"と呼ぶミスズを見てミスズを引き取ろうとする。
そんなケイスケにハルコは3日だけ待ってくれと告げる。
3日過ごすうちにミスズとちょっとは仲良くなるも、ハルコは観念してミスズを引き渡す。
最後に海を見せてあげようとハルコはミスズを連れて行く、どうしていままで見せてやれなかったのだろうかとつぶやきながら…ケイスケに引き渡されたミスズだったがケイスケを嫌がり、動かない足で必死にハルコの元へ駆け寄る…"ママ"と叫びながら。
結局、ミスズはハルコのもとへ戻っていった。

12話
・"翼が痛い"と言うミスズ
○夏祭りに行きたいと切願するミスズをハルコは雨の中、バイクを走らせて神社に連れて行く。
ミスズをこんな有様にした神様を恨むハルコだったが、カラスが騒ぐ。
すると、賽銭箱の奥にいつかミスズの誕生日プレゼントに買った恐竜のぬいぐるみがあった。
ハルコはミスズにそれを取らせ、プレゼントした。
そして、次の朝にはミスズの目には光が戻り、記憶も戻って元通り元気になっていたのだが…

○ミスズはハルコを安心させるために、身体は痛くないと嘘をつく。
そして、今日で夢を見るのが最後だと告げる。
真っ白な翼でわたしは空を飛んでいた、世界でいちばん悲しい夢、これからはずっと母さんのそばにいるんだ…と語るミスズ。

○ハルコとソラに先に行ってて告げるミスズ、お母さんはゴールと言いながら車いすから立ち歩き出す…もうゴールしてもいいよね?
わたし頑張ったからいいよね?…もう一度だけ頑張ろうと決めた夏、ユキトに出会ってから始まった夏、この夏に一生分の楽しさが詰まってた…わたし頑張ってよかった、わたしは独りきりじゃなかった、幸せと一緒にゴールできた…ずっと探してた幸せな場所にたどり着いたミスズは、"お母さん、ありがとう"とだけ告げて逝くのであった。

○ハルコはソラに語りかける…ソラには翼がある。
翼のない人間の代わりに飛んで、人の夢や願いをすべて空に返すんだ。
そうすれば私たちは穏やかに過ごせるんだ…ソラは空に飛び立つ。
空に還ったひとりぼっちの少女を探し、連れ戻すために。

彼らには過酷な日々を、ぼくたちには始まりを…

投稿 : 2022/09/12
閲覧 : 304
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2

ネタバレ

らぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ついていけなかった

正直12話じゃ足りなかったと思う。12話でゴールの場面までゆっくりとやって、残りの話に過去話とカラスの話をやればもっと伝わったと思うし泣けたと思った

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 226
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2

kee さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

懐かしさと家族と1000年後のふたりへ...

原作プレイ済みです。

まずは海と空の描写が綺麗すぎていい意味で話が入ってこなかったです。
そして夏影や銀色、縁や月童など神曲、bgmが多すぎて聞くだけで感動シーンなど思い出してしまって涙なしではみられないですね。
かなりのボリュームのゲームだったのでさすがに1クールだけじゃ理解できない人がほとんどだと思います。しかし三週目みたあたりからようやく理解できたり、考察などみたりして伏線など細かく合ったりします。作画は原作を忠実に再現しているので違和感や苦手意識などある人が結構な人いると思いますが見れば見るたび好きになっていきます。左右反転しても違和感もなく、目が独特であるため表情の変化を描くことは本当に難しくなっているはずなんですが観鈴や晴子の泣くシーンは思わず感情移入してしまいます。さすが京都アニメーションさんだと尊敬しています。
あの終わり方は視聴者がbadエンドかgoodエンドなのか考えさせるような終わり方にめちゃくちゃセンスを感じました。
暑すぎて夏が嫌いだって人にぜひおすすめです。夏も生きてるうちで80回くらいしかこないんだろうなって気付かされました。
神奈と某NHKアニメの主人公が一緒だとしってから日常アニメなのに涙なしではみられなくなってしまいました...

投稿 : 2022/01/25
閲覧 : 289
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2

オパマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんだろう?視聴後のこの感覚。

なんとも言葉で表現し辛い不思議な感覚にさせられる作品。

物語全般にはっきりとした整合性は無く、細かな設定や核心部分の描写や説明も意図的に省かれている印象を受けるが、それが効果的に作用している作品だと思う。

有り得ない内容なんだけれども、何故か納得してしまう。
物語に強く惹き込まれる感覚がある。

とても悲しい、やりきれない夢から目覚めた直後のような、気だるいような、ホッとしたような、切ないような感情が視聴後に沸いた。

単純な「泣きアニメ」の枠に収まらない、叙情的、文学的内容を含んだ作品だと思う。

間違いなく、年代を代表する名作の一つ。

5年、10年後にもう一度観るつもりだ。

投稿 : 2021/11/12
閲覧 : 593
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4

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

key原作京アニ作画の夏を舞台にした名作。観鈴は名ヒロインだと思います。

観終わりました。
key原作で、「KANON」に続いての視聴となりました。
制作も「KANON」と同じく京都アニメーションさんです。
「KANON」が冬の田舎町でしたが、こちらは夏のとある田舎町で、こちらはこちらで楽しめました。
こちらは1クールでしたが、なかなかうまくまとめたのかなと思います。
「鳥の詩」も名曲でしたが、「夏影」もインストですが名曲だと思います。

投稿 : 2021/11/04
閲覧 : 378
サンキュー:

18

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好み分かれそう

Key作品の1つ

ストーリーがとても難しいので1話ごとに解説ググって見たほうがいいかも知れない。途中で急に過去(1000年前)の話になったりする所では?ってなったりします。ストーリーのオチも人によっては嫌いな人もいそうな感じでした(自分は五分五分って所ですが

作画は背景や演出は良いけどキャラデザが馴れるのに時間かかった

少なくとも万人受けする作品では無いと思う

でも音楽面は完璧だった。16年前のアニメとは思えないほどに

投稿 : 2021/09/23
閲覧 : 317
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3

ネタバレ

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

最後までゴールしたら涙腺が崩壊してました

まず1話を視聴したらすぐにOPやEDなどの音楽面でのレベルの高さを実感することが出来るだろう。まぁ無論アニメーションのクオリティも高いんだけれども。そして話の内容でいうとまず6話まで見て頂きたい。そこでまず涙腺を刺激される。その後の話で急に過去の話が始まり気持ち的には「??」であったが、主人公達が話していた「夢」に繋がり必要なものなのだと理解。
そして、後の晴子と観鈴との家族愛...「ママー!」、「もう、ゴールしていいよね」...もう涙が止まらなかった😭😭
話が分かりにくいという気持ちも分かるが原作勢の解説を見て、改めてアニメを見ると更なる号泣が待っている。素晴らしい👏

投稿 : 2021/09/08
閲覧 : 268
サンキュー:

7

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そして旅は続く

夏が終わる前にこの作品を見ることができて良かったです。

音楽に関して言えば深夜アニメの中でも最高峰クラスなのではないでしょうか。特にOP曲の「鳥の唄」は聞くたびに鳥肌が立ち、OP史上最高傑作と言っても過言ではないと思います(フルーツバスケットとかいうとんでもないOPもありますが)。
ラスト3話に関してはその音楽も相まって異常なまでの引き込みになっており、鳥肌は立つわ大号泣するわで忙しかったです笑
2人は本当の意味で家族になれたと思います。

また来年の夏に見に来ます。

97/100点

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 265
サンキュー:

4

ネタバレ

ゆ〜ふぉるど さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

The 1000th summer—

これはある海辺の町が舞台の、
人形遣い・国崎往人と、不思議な少女・神尾観鈴の夏の物語。
そして、観鈴の叔母である晴子と観鈴の短い親子の物語。


主に1~8話(第一部)、8~9話(第二部)、10~12話(第三部)の3部構成でできています。

{netabare}
最初、第一部だけでは話のほとんどを理解できませんでした。
佳乃へ何らかの影響を与えてしまった神社の羽根、
観鈴の親しくなると起こる癇癪・空を飛ぶ夢・謎の病気。
これらと往人に覚えのある「空飛ぶ翼をもった少女」とどういう関係があるのか、
ここではまださっぱりでした。

しかし第二部でそれらの謎は明らかになりました。
空飛ぶ翼をもった少女の神奈と、柳也、裏葉。
この3人と、翼を持った少女の言い伝え、法術、意思の教え、空飛ぶ夢、そして往人・観鈴とが、
1000年もの時空を超えてぴったりと合致したとき、
こういうことだったのかと納得させられ、とても感動しました。

そして第三部、ソラの視点で晴子と観鈴のその後のはなし。
晴子は敬介と観鈴の引き取りについてもめながらも、
観鈴の血のつながっていない、けれど本当の母親になり、親子の絆が深まっていきました。

しかしその後、これも逃れられない宿命なのか...
せっかく親子の生活が始まろうとしていたときに、
こんな結末になってしまうとは...
往人の願い通り、観鈴には晴子と親子の絆を深めて、幸せに暮らしてほしかったです...
観鈴がゴールして目を閉じる場面、思わず泣いてしまいました ;_;

ここで少し話が変わりますが...
はたしてこれはバッドエンドと言い切れるのでしょうか?
確かに晴子にとってはとても切ない結末です。
これからというときに、親子としてやるべきことができなかった。
後悔の気持ちでいっぱいでしょう。
しかし観鈴からしてみれば、発作を引き起こしながらも往人や晴子と離れず一緒にいようとし、
たくさんの思い出をつくり、親子愛を育むことができた。
自分の力でその最期まで精一杯生きていくことができた。
だれもたどり着けなかったゴールへ到達したのです。
その点において、観鈴にとっては十分幸せだったのではないかと思います。


夕方の浜辺にいた男の子と女の子は、往人と観鈴の生まれ変わりなのでしょうか?
男の子が言っていたこと、なにか知っていそうでしたが...
うぅん...謎です...

このような謎(他には、この輪廻から解放できないのか...など)もまだ残っています。
けれども、{/netabare}
このよく組み立てられたシナリオに加えて、
背景の美しい描写もすばらしい。
どこまでも続く海空がまぶしいほどきれいです。
楽曲も「鳥の詩」「Farewell song」など神曲ぞろい。
鳥の詩は、メロディが海空の情景を思い浮かばせ、
歌詞は往人と観鈴、そして1000年もの思いを綴っていて好きです。

2クールならもっと内容を広げられたかもしれませんが、
1クールにこれだけのクオリティをつめこんだのはすごい!
Key × 京アニのコンビがつくりだした名作ですね。
この作品に出会うことができて良かったです。


A I R 、感動をありがとう...

投稿 : 2021/08/21
閲覧 : 468
サンキュー:

15

蜜爺 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

死ぬほど泣いた

投稿 : 2021/08/01
閲覧 : 265
サンキュー:

2

511 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

うん

ロンパリが気になって集中できない

投稿 : 2021/05/11
閲覧 : 311
サンキュー:

2

ヒロト さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「届かない場所がまだ遠くにある 願いだけ秘めて見つめてるー」

 ありきたりな学園アニメに飽き飽きしていた私を虜にしてくれた傑作です。具体的な感想は他の方々がコメントしてくださった内容と大体同じなので割愛させていただきますが、1話で最初に国崎往人と神尾観鈴が出会ってから家にたどり着くまでに2人が交わした会話の内容が10話以降につながっています。見事な伏線回収です。


 さて脚本家である麻枝准さんは“翼”に対してどのような想いを抱いていたのでしょうか。4話の白穂、5・6話のみちる、8・9話の翼人のエピソードを見る限り翼は誰かを不幸にしてしまう忌み嫌われる存在だと思ってました。しかし最終話の最後に神尾晴子が「人の思いとか全部、空に返してや!」と言ったのを見ると、翼は誰かを呪うという従来の考えは払拭され、翼は“傷つきながらも夢を運んでくれる希望の存在なのだ”と確信しました。


 メロディ・歌詞ともに常軌を逸した主題歌「鳥の詩」ですが、1番のAメロ
  「届かない場所がまだ遠くにある 願いだけ秘めて見つめてる」
という歌詞にAIRという作品の世界観が詰まっているように感じました。この歌がネット上で「国唄(国崎往人の唄)」と称されている以上、この部分も観鈴のことだと考えた人も多いでしょうが、ここは観鈴以外の登場人物の立場からも解釈できるはずです。

 ①霧島佳乃視点:「届かない場所」=亡き母がいる大空 「願い」=ありがとうと伝えること  
 ②遠野美凪視点:「届かない場所」=母親のもと 「願い」=自分をみちるではなく、美凪として扱ってくれること  
 ③神奈備命視点:「届かない場所」=母親&海(神奈自身は結局海には行けなかった) 「願い」=翼人の呪縛から解放されること
 ④神尾観鈴視点:「届かない場所」=空にいるもうひとりの自分&海 「願い」=幸せに最期を迎えること
 ⑤国崎往人視点:「届かない場所」=空にいると言われている、翼の生えた少女 「願い」=彼女の呪いを法術で解いてあげること


 あくまでも私個人の解釈ではありましたが、「鳥の詩」がストーリーを凝縮させた歌詞になっていることが分かると思います。最後に、字数の関係上問いかけで終わる形にはなってしまいますが、「鳥の詩」冒頭の“消える飛行機雲 僕たちは見送った”の「飛行機雲」「僕たち」は誰のことなのかについても、いろんな解釈ができると思うので、考察してみても面白いと思います。 

投稿 : 2021/04/29
閲覧 : 303
サンキュー:

4

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意味不明

見たのが昔であまり覚えてないので大雑把なレビュー
記憶違いの部分があったら申し訳ないです。
{netabare}
key作品は大体酷評してる気がするけど、これは他のkeyとは合わなかった理由が結構違った。
合わなかったというよりは意味が分からなかった。
唐突に過去話になったり、主人公がいなくなったり、カラスになったり、説明を端折りすぎていて見ていてわけがわからなかった。
わからなかった部分を2周ぐらいしたけど、何がしたいための展開なのかも、何でこんな現象が起きたのかもよくわからない。
まあ、ヒロインが不治の病で治らないから転生して終わりっていう大まかなストーリーはもちろん把握できてるけど、転生オチもなんかなぁという感じ。
感動シーン(もうゴールしてもいいよね?の有名なシーン)も、その手前当たりの話が意味不明すぎて、余興もないのであまり感動できなかった。

サブのストーリーはあまり覚えてないけどいつものkeyだったという印象。精神病を患ってるはずの親がなぜか元通りになって、それで感動シーンに持ち込むという都合のいい話だった。(記憶違いだったら申し訳ないですが、どっちにしろあまりいい話とは思えなかったことは記憶しています。)

メインのストーリーに関しては端折りすぎた結果だと思うので、原作通りなら感想が違ったかも。尤も原作を知らないけど

{/netabare}

投稿 : 2021/04/25
閲覧 : 297
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夏にみたくなる

夏に毎年見たくなる鍵作品ですね!
ワンクールでヒロインのお話も何個かあって
沢山詰め込んでるのにしっかりとまとまっているのがよき!!
ただ話がすこしばかり難解で難しいなと思うところはあるけれどそのファンタジー要素があるところが特徴でもあるのかなとおもいます!
ぼくがすきなのは11話のラストのお母さんがなんで今まで冷たくしてたのかが分かるシーンですね。
なんだよ、めっちゃ愛してたんじゃないかよ…ってなって涙が止まりませんでした
鳥の詩は国家反論は認めません!、笑笑

投稿 : 2021/04/12
閲覧 : 209

はね さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夏になると見たくなるアニメ

CLANNADと比べると泣けないという意見をよく目にします。しかし、個人的にはこの作品の「親子」の関係性にフォーカスした点を高く評価するべきだと思います。CLANNADももちろん泣けましたが、泣ける設定の詰め合わせのような雰囲気が否めませんでした。その点AIRは1つのテーマを基に話を進めていながら、逆に進めているからこそ、最後の2話での爆発的な感動を生み出すことが出来ているのではないでしょうか。また、どこか哀愁の漂う作画もたまりませんでした。長々と書いてきましたが、ひとつだけ断言出来ることは麻枝准さんは最高だということです。

投稿 : 2021/02/06
閲覧 : 620
サンキュー:

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AIR エアーのストーリー・あらすじ

国崎往人は旅を続ける人形使い。「法術」と呼ばれる不思議な力を用いて、道行く人々に芸を見せることで生きてきた。特にあてがある旅でもないが、彼は密かに探しているものがあった。
幼い頃、母が繰り返し語ってくれた「今も空にいるという翼を持った少女」。ある夏の日、偶然立ち寄ることになった海沿いの街で、彼は1人の少女と出会う。それが全ての始まりだった…。 (TVアニメ動画『AIR エアー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年冬アニメ
制作会社
京都アニメーション
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/AIR_%28%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%29
主題歌
≪OP≫Lia『鳥の詩』≪ED≫Lia『Farewell song』

声優・キャラクター

小野大輔、川上とも子、岡本麻見、柚木涼香、久川綾、冬馬由美、田村ゆかり、今野宏美、西村ちなみ、神奈延年、井上喜久子

スタッフ

原作:Key/ビジュアルアーツ、キャラクター原案:樋上いたる、 監督:石原立也、シリーズ構成:志茂文彦、キャラクターデザイン・総作画監督:荒谷朋恵、美術監督:鵜ノ口穣二、音響監督:鶴岡陽太、音楽:折戸伸治/戸越まごめ/麻枝准、音楽制作:Key

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