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「うた∽かた(TVアニメ動画)」

総合得点
60.5
感想・評価
85
棚に入れた
577
ランキング
5850
★★★★☆ 3.4 (85)
物語
3.4
作画
3.3
声優
3.3
音楽
3.5
キャラ
3.3

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うた∽かたの感想・評価はどうでしたか?

ペナルティマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

想像以上の完成度

最終回が素晴らしい。OVAも良かった。
見れて良かったと心から感じれた作品。

投稿 : 2023/03/16
閲覧 : 137
サンキュー:

1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見た目以上の鬱アニメ

この作品は見た目は可愛い女の子がメインキャラなんだけど
実際の中身は意外とヘビーで鬱気分にさせられたりするが、
でも本作においては鬱気分にはなるけど
14歳の年頃の女の子の内面に切り込み様々に揺れ動く心理描写を描いたストーリーは中々見応えが有りましたね。

【評価】

75点・3B級

投稿 : 2023/01/23
閲覧 : 113
サンキュー:

0

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

清楚系主人公が闇堕ち

人を疑うことを知らないような素直な子が
ある日、学校に忘れ物をしとりにいくと
鏡が気になり目の前に立つ
鏡の中から女子が現れて最初は恐怖していたのに
主人公を知っているようだった。
12個のミッションを代わりにクリアしてくれと
押し付けたり、チカラの使い方を自分のために使うと
怒られたりするが…マナツは悪事のために
使おうとする主人公には納得のいかない様子だった。
そして、マナツ以外この事を話せないでいる主人公は
イケメン家庭教師の2人にも黙っている
自然と小さな嘘をついていくことになるが
生真面目でいままで誰にでも嘘をついたことがなかった
主人公はマナツと会ってから嘘をついてばかり…と
マナツのせいにしてしまう。
マナツを自分の家に居候させることをあっさり
承諾した両親にも違和感を覚えるが
実は、両親は主人公が生まれるまえ
奇妙な夢を見ていて、マナツと夢であっていたと
言う。だがこの事は主人公には言わず主人公は立ち聞き
やがて、好きになった異性・家庭教師のセイさんが
隣に住む美人(主人公曰く)と話しているところを
目撃し失恋したと思い込む
セイが、主人公のことを気にかけていたのは実は
過去に同じ事をしていたからだということをラストで知るし
マナツと同じ鏡から出てきたようきゃぽい家庭教師も
最後は一緒に消え、セイと主人公だけ取り残され
終わる…

マナツが身勝手なこと
隣人なんて本当はいなかったこと
あの女がボスだったこと
試しの子?と呼ばれていた主人公

よくわからない

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 283
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

後藤圭二ファンなので

後藤圭二ファンなので、好きな作品の一つです。
ただし1回観ただけではわかりにくい。
それだけがマイナスかな。

投稿 : 2019/01/22
閲覧 : 387
ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ひと夏の思い出。

2回観ないと分からないと思う。
思い出を振り返るという作りになっているので。

1周目は冒頭のパンチラとブラチラにハァハァしますが、
2周目は一夏の詩のようなナレーションに泣きそうになります。
(秋の朝日って どこか夏の夕焼けに似ているような気がします
 こんな光につつまれると 私は・・・)

5話目と9話目は観てて苦しくなるかもしれません。
オチやストーリーのからくりより、それまでに一夏が見て体験してきたことに意味があると思います。

なんかまとまりがないけど、最後に、
一夏というキャラと声が、この作品の大きな魅力だと思います。

投稿 : 2018/06/17
閲覧 : 519
サンキュー:

3

ネタバレ

任意ラヂヲ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

DV疑惑で話題になった設定アニメ

魔法少女になろうとして{netabare} 挫折した炎の神と鏡の精霊の子供という脳内設定の痴女(主人公)、から逃れるためドイツに逃亡する家庭教師達とルックスがいいから近づいたけど眼帯強要されて縁を切る少女が繰り広げる新感覚アニメ
{/netabare}うた∽かた DV疑惑(というか近親〇〇)の演出があり一時期話題になる 設定凝ってるところは凝ってるがシナリオの説得力に生かせなかった印象 OPED曲は文句なし

投稿 : 2018/06/15
閲覧 : 468
サンキュー:

1

ゆい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アニメ見始めた頃の作品

私がアニメ見始めた頃くらいの作品です。
opもエンディング曲もいい歌でした。
とにかく可愛い絵だし、衣装だなって印象を受けました。
変身シーンで毎回可愛い服になり、コスプレに目覚めたきっかけです。
内容は、今思えば微妙です。当時は物珍しいのでみてましたが。
だんだん暗い話になっていきます。

投稿 : 2018/02/27
閲覧 : 424
サンキュー:

1

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

思い出の作品。

実はこの作品を見たのは中学生の時で私がアニメにハマるキッカケとなったルーツ的な作品です。
この作品の1話の夕焼けのシーンを見て当時アニメーションはこんなに絵が綺麗なんだ!と感激して見始めた作品です。
大まかな話は主人公が太陽や雨などの力を借り様々な目線から世界を見て最後に重大な選択をする的な話しだったと思います。
見れば見る程惹かれて行く作品で全部見て最終回を見ると当時は色々考えさせられたり感動したりしたのを覚えています。
まだ、未視聴な方は是非みてみてください^ ^

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 299
サンキュー:

5

双真 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

★★★☆☆☆

おもしろくなかった!

投稿 : 2016/03/04
閲覧 : 243
サンキュー:

0

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

試しの子

12月生まれなのに一夏とはこれいかに


これもある意味、セカイ系なのでしょうか。
一夏と舞夏の選択が世界を変えるという感じで。
公式のビジュアルからは想像も出来ない陰鬱なアニメで、人類を試す的な悪魔が出てきて、どことなく百合っぽい感じもあって、今で言うと「まどか」に雰囲気近いなーと思います。

これオリジナルアニメだったんですね。
原作のgímikとは本作で監督を務める後藤圭二さんなど所属するアニメ制作集団、「キディ・グレイド」「キディ・ガーランド」などを手掛けています。
本作、特質すべきは変身コスチュームでしょう、毎回コスチュームが変わるので変身バンクが使われず毎回新規で描かれています。
しかも変身コスチュームのデザインは本作のスタッフである後藤圭二さん、門之園恵美さん、きむらひでふみさんの他、渡辺はじめさん、介錯さん、赤松健さん、吉崎観音さんなど豪華な顔ぶれが毎話のコスチュームデザインを担当しています。

一夏の声優、本多陽子さんってあんまり知らないですね、似たような名前の歌手なら知ってますが。
黒幕的存在のあの方の声を加藤精三さんがあててるのが印象的でした。

savage geniusのアニメ主題歌いに外れなし。
「想いを奏でて」もとんでもなく名曲ですよね、カラオケだと映像が出てくるんですよねー、確かUGAだったかな。

多岐川皐月ちゃん、絶対レ○プされたと思ってたんですけど、ただ暴行されただけなんですね、優しい世界だ。


鎌倉アニメなんですね、鎌倉が舞台のアニメって多いですよねぇ。
「スラムダンク」「TARITARI」「ハナヤマタ」「つり球」「青い花」etc...

投稿 : 2015/11/18
閲覧 : 313
サンキュー:

3

ネタバレ

ほとばしる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ギャップ系アニメ

キャラクターを見る限りではかわいい女の子2人の交流を描いているように思えるのだが実際には虐待などの描写もあるダークな内容のアニメ。

投稿 : 2015/07/19
閲覧 : 353
サンキュー:

1

とってなむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

名作になれそうでなれなかった作品

何かが足りなかった印象です
名作のオーラだけは醸し出してました


本作はわりと暗めのストーリーです

~あらすじ的な何か~
一学期の最終日は大掃除
主人公である一夏はある人から貰ったお守りのついた携帯を掃除中に落としてしまいます
帰り際に気付いた一夏は掃除していた教室にカムバック
そしたら携帯は大きな鏡のなかに…?

鏡の中からこんにちは、謎の少女が現れます
『返してほしい?なら私と契約しなさい』
台詞も内容も全然違うけどこんな感じで、
一夏は魔法少女(仮)にさせられます
『思い出』ではなく『想い出』の夏が始まるわけです…

1話観たときはちょっと鳥肌立ちました
暗めの雰囲気となんとも言えないオーラが
この作品を包んでおり、緊張感がありました
ただ、全話視聴後は少しガッカリ
色々と残念でした


まず気になるのが作画
1話目はまだ良かったのですが、回が進む毎に酷くなっていった気がします
特に背景が…
綺麗なとこは綺麗なので、それだけに残念です


次に登場人物たち
なんか怖い
表情や行動がいちいちおかしい。。
噛み合ってない会話などもあり、不気味でした
まぁ元々、ダークな内容なのでいいのかもしれませんが


そして説明不足なところ
いきなり、謎の単語が出てきたりしてワッツ?ってなりました
代表的なのが『ルール違反』
いやいや!その肝心なルールが分からないから!
ルールについての説明は無かったはずです
どこかで明らかにしておくべきだったと思います


うた∽かた というタイトルだけあって歌は良かったです
まぁ実際には『うたかた』とは泡とかそういう意味ですが

OP「想いを奏でて」 歌ーsavage genius
ED「いつか溶ける涙」 歌ーsavage genius

OPは明るい感じで、作品の雰囲気とは逆で
希望を持たせるようなものでした
曲名や歌詞にも深い意味が感じられます
間違いなく名曲でしょう


最初に何かが足りなかったと述べたのですが、
それはもしかしたら逆なのかもしれません

展開的には面白かったのですが、
伏線などを無理に張りすぎ、詰め込みすぎた感がありました
そして残念なことにパンパンに膨れ上がった状態で
終わりを迎えてしまっていました
単純に尺不足とも思えないのが難なのですが。。

観終わったあとにモヤモヤが残る作品でしたね
物語や設定、雰囲気は悪くなかったと思います
人によって評価がくっきりと分かれそうなので、
是非一度観ていただきたい作品ではあります


泡沫(うたかた)…儚く消えやすいもののたとえ
モヤモヤして私の頭からはなかなか消えてくれなかったよ

投稿 : 2015/03/20
閲覧 : 732
サンキュー:

30

ネタバレ

れむれむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

最後まで観たが・・・

OPの曲が気に入ってたので試聴してみた作品。
可愛らしさ溢れる萌アニメ化と思いきや、なんか違った・・・
背景や作画は悪くないんやが、いかんせん展開が暗い。
しかもラストが今ひとつ理解が及ばず、何ともいえぬ中途半端感が残った。
主人公が毎回違うコスチュームで変身する演出自体は良かったけど
あれはなんか意味があったのか・・・
全体にすごく深いテーマがあるのかもしれませんが、自分には伝わりませんでした。
2回目を視聴すれば、また違った感想が出てくるかもしれませんが。

投稿 : 2014/11/18
閲覧 : 299
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

全12話+OVA1話
2004年10月~2004年12月放送

投稿 : 2014/07/31
閲覧 : 371
ネタバレ

ぴ~た~(1型の人) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「ルール違反よ」って言われてもルールが分からない

個人的評価:50点(すごく好き、というわけでもないが嫌いでもないレベル)

ストーリーは、よくある魔法少女系の「力をもつのと合わせて何かを背負わされる」タイプのお話です。

いきなり途中から「ルール違反よ」と言われても、
{netabare}どんなルールがあるのか分からないよ~!!
なんか、都合がいいようにルールをつくってない?
本当にルールなんて決まってるの?
ルール違反なのは、ルールを明示しない制作者の皆さんだと思うのは僕だけでしょうか?{/netabare}

ということで、ルールが気になって集中できませんでした。
そこだけが残念です。

お話的には、大体予想がついて、大体予想通りだった、みんなにこのまれそうなお話です。

投稿 : 2014/04/26
閲覧 : 230
サンキュー:

2

十式 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思春期であった「あの頃」を思い出す作品

主人である一夏が、旧校舎で出会った真夏に貰ったジンの力を使い、周囲の人間に触れ合う事で心情が変わっていく話。
その変わっていく心情の過程は胸が痛くなるものばかり。
そして、思春期に値する子達誰もが経験する友達関係の悩み、自分自身が変わっていく悩みなど、実にリアルに描かれていると思われる。

しかし、作品全体的なストーリーは真の最終話であるOVAまで見るとホッコリした気分になれる筈。

投稿 : 2014/02/25
閲覧 : 377
サンキュー:

2

ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あの夏の日

鎌倉を舞台に、中学2年生思春期真っ盛りの少女達の一夏を綴った青春アニメ。
主人公一夏ちゃんが鏡から出て来た謎の少女舞夏ちゃんと出会い、お守りに宿った「神精霊-ジン-」の視る力を使っていきます。
このジンが12種類あり、力を使う度にコスチュームも変わります。毎回デザインが違うのも、作品の見所の一つでしょう。


しかし、このアニメで主体になるのは、思春期の少女たちの心理描写。どこかで落とした物を探す、悪天候を晴天にする等、日常で巻き起こる些細な事件でジンの力を使います。そして、ジンの力を使ったからといって、必ずしも物事が万事解決せず、かえって嫌なものを視てしまうこともあります。真面目で今まで他人を疑った事もなかった主人公は、人のネチネチとしたネガティブな面を見て行き、段々身も心も弱っていくのです。
一夏ちゃんは病んでいくし…人間関係もギスギスしていくし…見ていて気持ちの良いもんじゃないです。鬱アニメの一例として挙げられるのは、このような気疲れしてしまうドロドロ要素が強いからでしょう。


何だと…世界征服を企む輩の野望を阻止する為にジンを使う魔法少女ものじゃなかったのか!?
当時視聴していた中坊の私は、イメージと違っていて、多いに期待を裏切られました。
中坊の頃は、明るい作品じゃないし、主人公死にそうだし、何だかあんま面白くないなーと思っていました。話が反れると、「うたかた」が始めて見た深夜アニメで、対象年齢高めのアニメは、皆こんな感じに暗くて、人間関係が複雑なのかなあ…、よく考えられててすごいなあ…、そうしみじみ感じていました(実際はそーでもないのも多いけど)。

しかし多少、年を重ねた今見返してみたら、SUGEEEEEE丁寧に作られていてビックリしました。見れば見るほど味が出て来る、スルメのようなアニメだなーと改めて考え直しました。


この作品には毎話多くの伏線が見え隠れします。初見だと意味有りげな台詞でよーわからんのですが、二回見ると「ああ、これはこういう意味だったのか…」「だからあんなこと言ったのか…」とわかる描写が多くて面白い。
逆に、伏線で溢れまくっている上、回収されるのが最終話なので、わかるまでは非常にヤキモキしてしまいます。どうしても若干台詞がテンポ悪く聞こえてしまいますね。最終話もやや強引な部分もありますし、結局触れられなかった設定もあります。

また、14歳の多感な時期である一夏の心境の変化を、繊細に描写しているのが良かったです。そんな一夏の心の変化に、ハラハラしながら見守っている舞夏も好いポジションです。この2人の友情は本当に美しい。まさにベストパートナーです(百合だって?百合でいいじゃないか、何が悪い!)。
私は実写映画にしろアニメにしろ、「キャラクターが自分の思っている事をべらべらと口にする」作品は好ましく思わないのですが、うたかたは演出で魅せてくれたのが非常に好印象でした。
例として挙げると
{netabare} 6話でセイとサヤが会話しているのを見た後、フェンスにネックレスが引っ掛かる場面。覗き見なんて悪い…と頭でわかっていても見ている一夏の考えが形になって出ていました。Bパート後半で、想像上でセイに全裸で追及するシーンも一見「!?」ですが、自分をさらけ出したい、セイさんのことで頭が一杯な心境がよく表現出来ていました。{/netabare}

中坊の頃でも強烈に印象的だったのは8話
{netabare} 記憶障害の患者に贈ったドライフラワーを、「こんなゴミみたいなの、花なんかじゃない!」なんて言われながら滅茶苦茶にされる場面。ドライフラワーを一生懸命に作った回想シーンも入れられ、「ゴミなんかじゃ、ありません…」と言う一夏ちゃんがもう、不憫で仕方がなかったです…。あんなこと目の前でされたらそりゃ心病みますわ。でも学校も患者の都合は配慮しなきゃならんかったなあ、と余計なこともしばらく考えてしまいました。 {/netabare}



また、作品を彩る音楽、背景描写がとても美しい。OP、EDもうたかたの世界覧にマッチしていて見事な選曲でした。シャボン玉みたいに丸っこいフォントも素敵です。


少女たちの生々しいガラスのハートのように繊細な心境や、トゲトゲとした裏のある台詞の掛け合いは胸に来るものがあります。キャラクター、特に一夏を好きになれないと感情移入しにくく、作品も楽しみくいでしょう。鬱々しい雰囲気にどんどんなっていくので、好き嫌いも別れそうです。


しかし、もう二度と来ることのない、たった一度きりの夏の思い出を甘酸っぱく、切なく感じられる世界覧は必見です。
"夏"を重点に置いた作品は多々ありますが、私にとって夏アニメと言えば「うたかた」です。未だに「一夏」といえば「IS-インフィニットストラトス-」よりも、「うたかた」を連想してしまいますね。

投稿 : 2014/02/11
閲覧 : 835
サンキュー:

15

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

パンチラ見せたいのか、テーマを見せたいのか。

全12話+OVA1話

題名のうたかたとは、詩片と表記し、泡の意味の泡沫(うたかた)にかけているようです。
意味は、液体もしくは固体がその中に空気などの気体を含んで丸くなったもの。
消え易くはかないことの例えだそう。

内容の詳細は、あらすじを読んで頂きたいのですが、
何もわからない子供とも、汚れた大人とも違う、どちらでもない狭間の14歳と言う年齢の子に
『神精霊(ジン)』の目を通し世界を見させるとどう見えるか。
{netabare} 7つの美徳と大罪などの物事の表裏一体な面や、自分を取るか、自己犠牲を祓い他人を取るか {/netabare}という事を描いてると思うが、結局は何が言いたいのかよくわからない話でした。
「見る」者がいる事が物語の中核なので、{netabare} 人間の行動は例えば神や地球そのものに見られているから間違った行動を取らないように常に自身を律する強さが求められているという教訓アニメ?なのかな。 {/netabare}

雰囲気は、どことなくAMNESIA(アムネシア)っぽい。
ミステリーが隠れてそうだけど掴めない雰囲気と伏線の引き方で進んでいく。
5話あたりまでは変身少女もの展開で飽きてくるが、徐々に鬱を含んできます。
世の中や自分の汚いところを目の当たりにして、悩み神精霊をコントロールできなくなるが、そんなに汚い面を見た気もせず、友人の方が暗い過去体験があり視聴者は見たが、主人公には見せていない描写があったり、少女の落ち込んでいく心情にいまひとつ、ついていけなかった。

結局、「あの方」って誰と考えてみた。
神精霊(ジン)のリーダー的存在で神なのかなと。
最終的に{netabare} 少女に世界の破滅か自分の死かを選ばせる。 {/netabare}
と、言うのは建て前で、{netabare} 世界滅亡を選んでも滅亡しなかったのではないかな。 {/netabare}
要するに試しの子として用意され生まれた子・14歳という純粋で感受性豊かな年頃の少女のひと夏を神様が{netabare} 実験材料にした(゚Д゚)! {/netabare}と、勝手な解釈。

それにしても不必要な不自然エロが多かったです。
下からのアングル連発で、1話目だけでもパンチラが5~6回というとこで、いきなり断念しそうに。
内容の重さからは不必要と思え、視聴の邪魔にしかならなかったです。

あらすじ
{netabare} 神奈川県の鎌倉に住む中学2年生の少女・橘一夏(たちばな いちか)は1学期の最後の日、学校の大掃除中に藤堂誓唯から貰ったお守りのついた携帯電話を落としてしまう。
下校途中に気づいた一夏は夕暮れの学校へ戻るが、不思議なことに携帯は鏡の中へ入り込んでしまっていた。そこに不思議な少女・黒城舞夏(くろき まなつ)が現れ、
携帯を返す条件として『神精霊(ジン)』の力を使い、その感想文を代わりに書くことを要求してくる。こうして、あの想い出の夏が始まった。 {/netabare}

投稿 : 2013/07/19
閲覧 : 542

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

失敗作だと思います。

最終話までは、いや、最終話も観るのが苦痛なアニメでした。
平成の作品でありながら、昭和の少女漫画の様なキャラデザも好みに合いませんでしたが、背景等の作画もレベルが低かったと思います。
「つり球」は観て鎌倉に行きたくなりましたが、このアニメでは暗くて人がごちゃごちゃしてる街でした。
シナリオが悪いのでしょうが、会話のテンポが悪く、女子中学生の仲良し同士の会話というよりは、月に一度会うだけのPTAの保護者同士の会話の様で、「りょーかーい!」だけが妙にむなしく聞こえました。
最終話に至って、やっとどんな話が書きたかったのか分かりましたが、最終話に至るまでのシナリオ演出がひどすぎて、主人公の心情、その変化や葛藤が全然表現出来ておらず、全く盛り上がらない始末。
主人公がいちいちプリキュアよろしくコスチュームチェンジする必要も感じられず、バカバカしく映りました。
声優さんたちには罪はないと思いますが、シナリオが悪いせいか、さほど感情がこもった演技には思えなかったです。
わざわざ観る事はお勧めしません。

投稿 : 2012/08/23
閲覧 : 466
サンキュー:

2

ムーン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見てて胸が苦しくなる・・・けどそれがまた良い!

夏という学生にとって一番楽しい季節を、別れと出会いという嬉しくも悲しい出来事によって忘れることの出来ない季節にし、主人公である中学生の多感な心の苦悩によって視聴者の共感を誘う作品になっている。
ぜひ中学生に見てもらいたい作品であり、心情の変化に注目してほしい。
その楽しげな光景に鎌倉に一度訪れてみたくなる作品でもある。

投稿 : 2012/07/05
閲覧 : 445
サンキュー:

3

ネタバレ

塚笹 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

雰囲気が好きかな?

1話の始り方はわりと明るかったのになんか2話以降が若干鬱気味に思えたのは私だけかな?
なんとなく盛り上がりに欠けると思ったのですが主人公の心情変化とかよかったですね^^
周りの子の過去がちらっと見えたシーン、何かの伏線かと思いきやしっかりと触れておらず観終わってから「やらないのかい!!」とつっこんでしまいますたね。。
主人公の触りはいいけどほかのキャラにももう少し触れてほしいと思う作品でした。

個人的には作品の雰囲気主人公の性格友達の子2人の性格がド壷ですww
逆に男が胸糞悪いのが多すぎるかな。。。なんてw

投稿 : 2012/06/14
閲覧 : 320
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

試しの子の選択とは

神奈川県の鎌倉に住む真面目で心優しい中学二年生の少女・橘一夏は
鏡から現れた不思議な少女・黒城舞夏に「神精霊」の力を使い、その感想文を書くことを要求される。

「神精霊」の力で出来ることは「見る」ことだけですが、その力を使って友人を助けたりする。
しかし、その中で人の負の面を見せつけられ、徐々に主人公は心を病んでいきます。
見ていて最初は全然気づかなかったのですが、七つの大罪を題材にしていたんですねぇ・・・
人が死ぬような鬱アニメとは違って、思春期の些細な悩みを殊更大きくえぐり出すような内容で
キャラの心情描写もしっかりしているため、結構ずっしり来る展開です。
散々な展開続きで、ラストに重大な選択を迫られるなかなかヘヴィなアニメw

なかなか面白かったのですが、重い展開なので人を選ぶとは思います。
執拗に伏線を張ってくるのですが、最終話まで粘らないと回収されません。
疑問符が付きながら最終話まで見たら、それなりに納得いく作りではありましたが
説明不足な点があり素直に良作だったとは言いづらいかも。

しかしながら、「神精霊」の力を授けられた少女の苦悩を終盤までしっかり描いているので
ラストの主人公の選択にも説得力があり、そこそこ満足いくものではありました。
地味ではあるが、しっかりとした内容なので印象としては悪くはないです。

投稿 : 2012/04/09
閲覧 : 462

lg さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

-感想-

鑑賞回数:1回 ※評価はしてません。

【総合】
----------
 大分前に見た作品なので正直内容はうる覚えですが
 見た当時は面白かったーと感じたので
 再度鑑賞したいと思います(。・・。)

投稿 : 2011/11/30
閲覧 : 338
サンキュー:

0

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

鎌倉と可愛い女の子・・・素晴らしい。

後藤圭二さんと門之園恵美さんのクリエータご夫妻が作り上げた鎌倉美少女アニメ。

背景の作り込みや鎌倉への思い入れが感じられて美しいです。
神秘感も混ざって不可思議な感じが良いですね。

神を開放していく姿はなんとなくカードキャプターさくら
みたいな所もありますが、それはそれで良いです。

綺麗な話だけではなく暗い所が明らかになって、
謎も明らかになってくるとまさかあの人が・・とか
いうこともあります。

鎌倉が舞台のアニメ作品も結構多いですが、
この作品はその中でもとても優れた方にはいると思いますよ。

投稿 : 2011/09/23
閲覧 : 584
サンキュー:

9

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

途中まで鬱展開

微妙にエロかったですw

変身は毎回必要なのだろうか?

OPは良かったです

投稿 : 2011/09/09
閲覧 : 612
サンキュー:

2

ネタバレ

チョコ太郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

終始暗い雰囲気が漂う作品・・・。

主人公の思春期の心の葛藤みたいなものはうまく表現できていたと思います。

ただ、せっかくジンという特殊な能力があるのに作品中であまりいかしきれていなかったり、ジンの能力自体がどれも代り映えしなかったのは残念でした・・・。

最後まで観るとなかなか考えさせられるものがありましたが、最後の究極の選択はちょっと強引だった気がします^^;

OPは非常に印象に残るいい曲です^^

投稿 : 2011/08/16
閲覧 : 451
サンキュー:

1

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

◎「想いを今奏でて 果て無い明日にかざすよ 切ないほど胸打つ 限りない希望」

毎回コスチュームが変わり、しかも それらのどれもが赤松健をはじめ 有名な絵描きさんばかりの豪華な作品でした。

ヒロインの一夏チャンは 一年留年していたのですね。
友達と一緒に居る時も、あまり違和感がなかったものです。

もう一人のヒロインの黒城舞夏も好い役どころでした。

 これもDVDにしたのだけど、あんまり見ていないなあ。

投稿 : 2011/08/16
閲覧 : 439
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

やや説明不足なところはありますが、今まで真面目に生きてきた少女が自分と他人の嫌な面を見て苦悩していくというテーマを繊細に表現できてると思います。

投稿 : 2011/05/22
閲覧 : 391
ネタバレ

愚民@兎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

タイトルなし

2話から

投稿 : 2011/05/05
閲覧 : 470
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

りょうか~い♪

前半の主人公と後半の主人公の変化がとてもよかった。
多感な時期に重要な選択肢を迫られるという設定だけでも
、こちらの動機が激しくなる作品だった。

投稿 : 2011/03/02
閲覧 : 590
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うた∽かたのストーリー・あらすじ

神奈川県の鎌倉に住む中学2年生の少女「一夏(いちか)」は一学期の最後の日、学校の大掃除の途中、藤堂誓唯から貰ったお守りのついた携帯電話を落としてしまう。下校途中にそれに気づいた一夏は夕暮れの学校に戻るが、不思議なことに携帯は鏡の中に入り込んでしまっていた。そこに不思議な少女舞夏が現れ、携帯を返す条件として『神精霊(ジン)』の力を使い、その感想文を代わりに書くことを要求してくる。こうしてあの想い出の夏が始まった…。(TVアニメ動画『うた∽かた』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2004年秋アニメ
制作会社
ハルフィルムメーカー
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%9F%E2%88%BD%E3%81%8B%E3%81%9F
主題歌
≪OP≫savage genius『想いを奏でて』≪ED≫savage genius『いつか溶ける涙』

声優・キャラクター

本多陽子、浅野真澄、川上とも子、長谷優里奈、田村ゆかり、飛田展男、神奈延年、川村万梨阿

スタッフ

原作:gimik、 監督:後藤圭二、企画:gimik・HAL、、シリーズ構成・脚本:きむらひでふみ、キャラクターデザイン・総作画監督:門之園恵美、美術設定:小林徳光、美術監督:飯島寿治、色彩設計:川上善美、CGディレクター:武山篤、撮影監督:櫻田知之、編集:西山茂、音楽:大橋恵、音楽プロデューサー:野崎圭一、音楽制作:ビクターエンタテインメント、音響監督:明田川仁、音響制作:マジックカプセル

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