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「<物語シリーズ>セカンドシーズン(TVアニメ動画)」

総合得点
91.4
感想・評価
3427
棚に入れた
20243
ランキング
34
★★★★★ 4.2 (3427)
物語
4.2
作画
4.2
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.3

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☆の総合評価
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<物語シリーズ>セカンドシーズンの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私、嘘なんかついかことないもの

個人的に物語シリーズで
ベストオブベストなシーズがこの作品。
まず、つばさタイガー。

つばさタイガー。

つばさタイガー。だ。

このエピソードがなんと素敵で切ない事か。

君の知らない物語とは
きっと
羽川翼の為の曲なのではないだろうか。

もちろんそれ以降からラストまでも
重厚な物語が繋がっていく。

投稿 : 2020/08/23
閲覧 : 230

tag さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人の心は、中々に逆説的で、裏の裏があるもので。。。

化物語の感想で、この物語シリーズが、「人工的箱庭世界」と述べた。その真の世界設定とは何か?

心の持ちよう、コンプレックス、後悔、誤解、正常化バイアス、肯定的社会性、これらは、人間の心に陰にも、陽にも作用する。陰に入った時、それが立ち居振る舞いに影響を与え、そこに「物語」が生まれる。キャラ達が、その変化に演技を加え、演出家と脚本家が、色を加える。そう、これが普通の「物語」だ。

しかし、この「人工的箱庭世界」の物語は、その陰が「怪異」として出現する。そういう設定の「人工的箱庭世界」と見える。主人公たち以外のキャラや、変に現実世界を彷彿させる背景や設定は、「怪異」の存在によって、二次的影響を観客に期待させてしまうので不要だ。主人公の彼女の家は壁が消えた演出だ、これはもう、家ではなく「舞台」だ。観察してくれと言わんばかり。

この物語において「怪異」は退治されない。何しろ、怪異=自分の心の影なので。これが普通の設定世界なら、コンプレックスや後悔を乗り越え、一皮むけると言う展開なのだが、この物語では、怪異の存在がそれを行う。

この物語が秀逸なのは、その「真の設定(心の影=怪異)」の使い方が上手く、更にキャラの影も表層的で終わらせず、このセカンドシーズンで、掘り下げること。その掘り下げ方は、「傷口に塩を塗る」という逆説的で物悲しい解決を図る。この物悲しさは、それはそれで、この後の物語に伏線になっている。

もう一つ、面白い、興味深いと思った点がある。化物語では、人を騙すことで悪役になっていた詐欺師だが、このセカンドシーズンでは、それこそ逆説的な立ち位置をコペルニクス的に転換した。「人を騙す」「騙される」ことで、逆説的に救われると言う演出で。全体として、このセカンドシーズンは、化物語と同じ主題を逆説的視点から、深堀したものと言える。

さて、このセカンドシーズン。「箱庭世界」の真の設定がなんとなくわかったのだが、この世界は誰が作ったか?誰が、神(観察者、プレイヤー、箱庭製作者)なのか?このセカンドシーズンでしっぽを出してくる。いかにもというお姉さん(怪異専門家元締め)もいるけど、もう一人いるんでは?とも思う。それは「終物語」の感想で述べようと思う。

セカンドシーズンでは、第一弾で、解説者役を務めたキャラ(怪異専門家の男)はいない。その代わりのキャラ(幼女吸血鬼)がいるのだが、この幼女吸血鬼、第一弾での解説役から、様々な知識を転移してもらっている。まるでゲームの進行が分かるがごとく。何か、このあたりにも、この物語の真の設定の、更に上、”メタ真”設定があるような気がしてならない。

投稿 : 2020/07/13
閲覧 : 271
サンキュー:

12

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神シャフト

声優の使い方 シナリオ キャラ 演出 ストーリー 全てがハイレベルなアニメです。

投稿 : 2020/06/22
閲覧 : 202
サンキュー:

4

マサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

風景が好き

広大かつ現代的で清潔間のある風景が見てて気持ちいい。
一見混雑しそうな場所でも主に主要人物しか描かれていないというのが、集中すると回りが見えなくなるという様な感じを思わせて、自分も何かに熱中してた頃を思い出させた。

投稿 : 2020/06/01
閲覧 : 175
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

ギャグとして至高。キャラも皆素晴らしい。

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 122

老倉育 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

鬼はもう涙腺崩壊

猫(白)→傾→囮→鬼→恋→花物語の順で4〜6話ずつ。

猫(白) 翼が語り。翼が前に進むための物語。
泣くしかない。もっと翼が好きになる。無理。ほんとに泣く。

傾 暦が語り。相棒との絆が深まる物語。
これもすごく良かった。

囮 撫子が語り。撫子ちゃんが頑張る物語。
いろいろびっくりする。なにしてもとにかく可愛い撫子ちゃん。

鬼 暦が語り。忍ちゃんの昔の物語。
切ない…。もう号泣よ。これはまじで涙腺崩壊。

恋 貝木が語り。貝木が頑張る物語。
貝木が好きになる。もうめちゃくちゃ好きよ。いろいろ衝撃だけど。

花 駿河が語り。駿河が前に進む物語。
これもいい話。

全体的に「成長」って感じかな?もうとにかくいろいろ泣く。

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 204
サンキュー:

6

ネタバレ

RUSHIKA꙳★* さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

『青春は、きみに「恋する」ために…』

ハーレムアニメ。
そう、ジャンルを分けるとそうなる。
が、ただのハーレムアニメではない。

ヒロイン達のキャラ設定や性格、
名台詞など、きちっとしていて、
一人一人のヒロインと向き合っている。
ヒロイン達の悩み、コンプレックスを
生い立ちや人生観から詳しく説明があり、
見応えがある。

一般的なハーレムアニメのような
不自然ないやらしい場面も少ない。
そのため、女性にも見やすいハーレムアニメだ。
そして、
それぞれが魅力ある物語。語りは減っていたが、
それでもしっかりとしたストーリー、伏線と回収、視聴者に想像させることが多く、
1話1話があっという間に終わってしまう。

中でも恋物語が印象深かった。
戦場ヶ原と貝木の会話の掛け合いが
昔からの馴染みということを感じさせ、
互いに想いあった関係であったのでは
と俗な想像をさせてしまうほど。
とはいえ、年齢的に素直じゃない父と反抗期の娘のようにも見え、微笑ましくも見える。
不思議な2人の関係だが、恋愛関係(だった)
かどうかは兎も角、相手の幸せを願える関係であるということであろう。
(阿良良木くんが蚊帳の外すぎて笑ってしまった‪)
怪異がかった声優さん達の怪演に魅力された。

すごく好きなアニメだが、気になる点が…
・一時停止しないと全部読むことが
できないスライドカット
(読まなくてもストーリー的に無理はないけど
気になる…そして、一瞬しか見せてくれないから
止めるのも難しい‪w)

・動いていない絵が多いように感じる。
(もう少し増やして欲しい。)
と思った。{netabare}
・大学生になったひたぎさんと阿良良木くんの
絡みが欲しかったー涙{/netabare}





アニメ化された順(ネタバレレビューではない⬇)
{netabare}
化物語:全15話
偽物語:全11話
猫物語(黒):全4話
物語セカンドシーズン:全28話
憑物語:全4話
終物語:全13話
暦物語:全12話
傷物語:劇場版3部作
終物語:全7話
続・終物語:全6話 {/netabare}


☆あらすじ☆
とある男子高校生・阿良々木暦は、
街に現れた瀕死の女吸血鬼を助けたことが
きっかけで、吸血鬼もどきの人間となってしまう。女吸血鬼はその力を封じられたものの、
「怪異の王」たる吸血鬼の出現は
この街の霊的エネルギーを乱し、
様々な怪異の類が出没するようになる。
暦はそうした怪異に憑かれた
少女と出会い、彼女たちを助けるうちに
人間的に成長していく。
☆☆☆


☆登場人物☆
阿良々木暦:神谷浩史
戦場ヶ原ひたぎ:斎藤千和
八九寺真宵:加藤英美里
神原駿河:沢城みゆき
千石撫子:花澤香菜
羽川翼:堀江由衣
忍野忍:坂本真綾
阿良々木火憐:喜多村英梨
阿良々木月火:井口裕香

製作年:2013年

☆☆☆

{netabare}
恋物語(23話からの)OPを初めて見た時の衝撃…
ものすごくツボで何度も見てしまった。
ぬくもり〜♪
がはらさんの歌唱力についていけない
貝木さんが可愛すぎる。蕩れだわ。
誰か我とデュオしよ☆‪w‪w

貝木さん好きだわ。
こういうおじさん惚れるわ。
常にローテンションなのに
人の事めっちゃ気遣うじゃん。
自分納得させるために
めっちゃ自分が動く理由探すじゃん。

『偶然というのは何らかの悪意から生じるものだ』

いいセリフだわ。
{/netabare}


恋物語のOP、平成生まれの自分からしたら、
古いって感じだけどかっこいい!って
斬新で感動した‪w
次回作にも期待

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 182
サンキュー:

7

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

みんなのその後

猫物語(白)、傾物語、囮物語、鬼物語、恋物語


化物語のその後。何も解決していなくて、うまくいかない感じがとても好き。受け入れたり、お別れしたり、みんなの本当の気持ちとか、人に言えない思いとかが詰まっていて面白かったです。

物語シリーズはほんとに表現方法が好き。場面が変わるところとか小説みたい。

個人的には真宵ちゃんのお話と撫子ちゃんのお話が好きかな。切ないですね・・・。

投稿 : 2020/02/20
閲覧 : 460
サンキュー:

8

ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

輪廻の蛇

貝木泥舟、物語の中での西尾維新の現身(うつしみ)、レプリカ、すなわち偽物だ。
彼は言う、想いを言葉にした途端、それは嘘になると。これは読者を謀るレトリックであると同時に、作者自身の独白でもある。
セカンドシーズンは、より映像にシフトした、と言うか映像を意識した脚本のようだ。登場人物たちは、より魅力的で、何より多弁である。そう、ここぞとばかりに思いの丈を伝えてくる。
真っ白な羽川翼が、ストレスの権化である“障り猫”と嫉妬のそれである“苛虎”を通して、傷つくこと、自身の闇と向き合う猫物語(白)。
成仏しながら幽霊でいつづける“少女”八九寺真宵、吸血鬼“幼女”忍野忍に式神“童女”の斧乃木余接を加え、阿良々木暦風に言うならボーナスステージである“傾”と“鬼”の物語は“闇の謎”とキスショットが織りなす愛と感動、“シュタゲ”張りの“タイムリープ”物といった仕上がりだ。

そして、千石撫子と戦場ヶ原ひたぎ、阿良々木暦を絡めた最終話、貝木泥舟の物語がとどめを刺す。
可愛いを演じ続け、絶対に心を開かないヤンデレ少女と貝木泥舟の凄まじきカウンセリング、いや、“神”と交わす命懸けの問答に震える。

理屈抜きで、維新、シャフトが廻らすはかりごとに身を委ね感動の涙を流すことで、自身の自己欺瞞に満ちた人生に報いることが出来る…、ような気がする、というのが率直な感想だ。

残る“花”は神原駿河の物語であるが、公開時期も異なり、番外編といった趣だ。
しかしながら、彼女はこのシリーズの影の仕掛人である臥煙伊豆湖の姪であり、貝木泥舟が最後まで拘っていた人物である事は忘れてはなるまい。
どうやら、すべての因果は巡っており、撫子ちゃんが振り回していた“輪廻の蛇”が象徴するものは?謎は深まるばかりだ。

貝木泥舟、カンバッ〜ク!

(ああそれから…)
恋物語のOP!反応した諸兄は年齢がわかるような。
80年代、やたらと目にした能天気なイラスト、“わたせ せいぞう”大先生風の世界に“ヘタれた”デュエットがマッチするだなぁ、コレが。

投稿 : 2020/01/04
閲覧 : 337
サンキュー:

15

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

どのストーリーも面白いです。ずっと続いてほしい!

名シーンがありすぎますが、
撫子ちゃんが、教室でブちぎれるシーンは最高。声優さん(花澤香菜さん)はやはり上手い。

投稿 : 2019/12/12
閲覧 : 217
サンキュー:

2

退会未定のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

えーと、えーと、、これは何の話だったのだろうか。

猫物語(黒)、傾物語、囮物語、鬼物語、恋物語だから、下着とでかいほうのおっぱいと花澤さんと…、なんだっけ?

投稿 : 2019/12/06
閲覧 : 230
サンキュー:

3

ootaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

味のある会話劇が面白い

物語シリーズの解決編のようなシリーズでしたし、あの中年詐欺師が何故人気があるのかがわかりました。
奥が深く、でもあっという間に終わってしまった感覚で、2クールな気がしなかったです。
まだ物語シリーズはあるので、そちらも楽しみたいと思いました。

投稿 : 2019/07/16
閲覧 : 454
サンキュー:

11

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

話の続き(それとも始まり?)が気になる

物語シリーズを見てきたので、期待して見た作品。

千石撫子の豹変ぶりはちょっとビックリ。

全ての発端である、春休みの出来事が何か?気になった。

投稿 : 2019/06/14
閲覧 : 261
サンキュー:

5

ネタバレ

おんみょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

格が違いすぎる

今猫物語(白)を見終えて。もうこれだけで★5つけたいくらいの高完成度。キャラクターの役割というか、伏線というか、話のテンポというか、張り巡らされてあって全てが繋がって「ああそうか」と思わせてくれました。次回も期待です。

全話見ての感想。
猫物語(白)について。
{netabare}主人公がラストにしか出ないというキャラ采配。つばさメインのお話だが、ここまで出ないのは不思議と魅入らされた。というのも、今回はつばさの内面的な問題であったため、暦を使う場面が少なかったのだろう。
 今まで誰にも頼ることのできないつばさが、18年間無視し続けてきた問題をひたぎさんの会話を手掛かりに、最終的には障り猫(結局自分だが)に生れてはじめて「頼る」という形で終わった。
 そこまでの経緯で出てくるキャラクターの役割や伏線に一切の無駄がなく、全5話で綺麗に収まっていることに感動した。しかも今回は基本的には個人で問題解決に努めようとする性格のキャラがメインだったため、高難易度の怪異相手によくやったものだと関心した。
 また、ここまで乱れるひたぎさんを見られるのも猫物語(白)だけだろう。
 話のオチがある程度重い話なのにあっさりしていて心地よかった。{/netabare}
傾物語について。
{netabare}とうとう出たかタイムリープ。暦の宿題が終わらないというひょんな理由でタイムリープした暦と忍。しかし誤って11年前にきてしまった。そこで、もしまよいちゃんが助かっていればと思い暦はまよいちゃんを助けたが、世界線が歪んでしまい11年後の世界は崩壊していた。
 まよいちゃんが助かる世界が滅んでるルートにしてたまるかよ的なセリフが暦らしくてかっこよかった。今作は全体的に暦の出番が少ないため、数少ない見どころの一つであったと言えるだろう。
 とは言ったものの、今回の見どころは何といっても成長した八九寺まよいちゃんだ。世界観がバイオハザードぽかっただけに、ジル姉さんみたいなかっこよさをかもちだしていた。
 タイムリープなりの面白さが物語シリーズで楽しめたことに震えた。{/netabare}
問題の囮物語。
{netabare}圧倒的な鬱回。千石撫子という人間そのものをみる回でもあったため、化物語でもの足りないと思った撫子の人間性が確認できて面白かった。周囲の人間関係や自分というアイデンティティがつかめず神となった撫子。卒業式が終わったら殺すと宣告されたときは物語シリーズも終わったなと思った。花澤香菜の声が可愛すぎる。{/netabare}
鬼物語について。
{netabare}しのぶタイムという割にはまよいちゃんメインのお話。ここで好きなキャラのよつぎちゃんがけっこう出ていて個人的には好きな回。重い話の連続である程度癒せた回だと思う。重い回であることには変わりはないが。まよいちゃんがどっかで消えるのかなあとは思っていたがこう強制的に消されるのはなんか悲しかった。エンジェルビーツ的な消え方をすると楽観してたばっかりにちょっとショック。{/netabare}
神回の恋物語。
{netabare}貝木泥舟がメインのお話。このキャラは偽物でけっこうすきなキャラだったため今回は神回だった。話の頭からオチまですべてまさに物語シリーズの真骨頂を見せられたかのような気分だった。シャフトの演出も加わり、短編でここまで濃いものが作れるのかと感服した。
 最後になにも知らない暦が突っ込んできたシーンには思わず腹が立った。たぶん見ていた誰しもが思ったことだろう。おまえができることは何もないんだよ引っ込んでろksがくあせふじこ。
 撫子ちゃんの狂気じみて怖すぎた。でも漫画書く趣味があったのは可愛すぎる。やっぱり萌えキャラだなあ。{/netabare}

全体的に過去2作を凌駕する出来だったのではないでしょうか。特に猫物語白と恋物語では言うことはありません。これ以上にわくわくした謎解き系アニメはないでしょう。のちに花物語も見てみようと思います。

撫物語買おうかな・・・

投稿 : 2019/05/16
閲覧 : 366
サンキュー:

14

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

セカンドシーズン???

視聴理由 特になし

序盤 事前情報によると「猫<白>」「傾」「花」「囮」「鬼」「恋」の6つの話があるらしい

中盤 戦場ヶ原さんの出番が少ない。阿良々木君と戦場ヶ原さんのコンビが面白かったのになぁ

終盤 初めて詐欺師をかっこいいって思った
泥舟がまともなことを言ってるのか...

最初に言ったけどこの作品は6つの話から成り立つ
順番はそのままじゃないので、公式ホームページを参照してからみるように
貝木泥舟が主役の話もあるので諸君も期待してみるように
割とまじめなこと言ってるので、びっくりしちゃった
セカンドシーズン言ってるけど、実際時間軸はごっちゃだから。
セカンドシーズン???

投稿 : 2019/04/10
閲覧 : 315
サンキュー:

8

ネタバレ

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よくできていると思った。

物語シリーズのセカンドシーズンと呼ばれるこの作品。

総集編なども合わせて26話くらいあって
内容ともに、なかなかボリューミーでした。


ひたぎエンドでのOPは少し笑ったし
地味にいい曲だったかも♪
昭和チックな作画にデュエットで斬新でしたw

その他は
端的に言うと、貝木さんに見入ってしまいました。

たぶん貝木さんのファンも多そうですね。

再び観るであろう作品でした♪

投稿 : 2019/03/15
閲覧 : 320
サンキュー:

14

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリーズの中でも特にハマりました

.
再視聴で再確認

シリーズみな好きですが
シリーズの中でも 特にハマりました

投稿 : 2019/02/18
閲覧 : 309
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

恋物語はヤバい

ガハラさんと貝木さんがメインの恋物語は、物語シリーズで1番良かった。
ただ、他がほとんど微妙。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 337

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

女の子はみにくい

その、女の子のみにくいことも含めて
まるごと受けとめまくっちゃう
阿良々木君、
変にエッチなとこさえなければ、
ヒーローそのもの!なんですけど…
このセカンドシーズンだけは、
女の子たちがみんな、
みにくいところもさらけだして、
それでもちゃんとヒロインしてて、
なんか感激してしまいました!

投稿 : 2018/09/22
閲覧 : 391
サンキュー:

20

ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

物語シリーズで最高峰かなとこの時点で思った!

26話と見ごたえがあり、話の内容も濃かった印象。
しかし最初の猫物語(白)の話はいいのですが、なんで飛び飛びで話をやったのか、混乱するって。製作者側は視聴者にツッコミ入れて欲しかったんですかねぇ。見づらいだけだなって思いましたよ。

まぁ中でも千石撫子、貝木泥舟の登場が多かった話が面白かった。
各おはなしの簡潔な感想(つぶやき)↓
猫物語(白)1~5話
{netabare}
羽川 翼が主人公&進行役。この子はストレス抱えるたびに化物生み出してるってとんでもない娘ですねぇ;今回の虎の怪異は嫉妬から生まれたのですが、七つの大罪分怪異が生まれるんじゃないかと思ったですよ。
臥煙伊豆湖という謎の人物が登場、苗字から神原駿河の親戚?と予想できるけど、なんでも知っている人。はたして人間なんでしょうか?
阿良々木暦は今回ほぼ出てきませんが裏で何やってたのか気になりました。
{/netabare}
傾物語7~10話
{netabare}
忍野 扇、いかにも怪しい後輩が登場。誰こいつ?淡々と話のやり取りが続く中面白くなかった。早く終わらんかなこのやりとり・・・と。
家に帰ったあとに夏休みの宿題を全くしてこなかった暦(のび太)のぶえもん(忍)にタイムマシン出してくれとたのみこむwまさかこんなアホな流れから時間旅行のお話になるとはww
今回は忍よくしゃべりますねぇ。これはこれで面白い。

{/netabare}
囮物語12~15話
{netabare}
ここでも謎の後輩忍野扇が千石撫子と接触。この子ほんとに人間?不吉な気持ちになりましたわ。
そして・・・
ラスボスこっわ((;゚Д゚)ガクガクブルブル
千石撫子がいちばんブッ飛んで狂った子だったとは・・
これどうするん?今まででいちばん驚いたわ。
{/netabare}
鬼物語17~20話
{netabare}
いきなり違う話、ラスボスらしい千石撫子の話まさかなげっぱしバッドエンドかよ!と腹が立った:( #´°ω°` ):ものです。

話は時間旅行から帰ってきたところからということがわかったのであらあらと見ていたのですが・・
すべてを飲み込む黒い闇。怪異ではない自然現象ということですがちょっと怖かったです。どこまでも追いかけてくる恐怖的存在。

ここから忍の過去の話。400年前の語りになろうとはw

臥煙伊豆湖、何者なんでしょうかね?見た目は10代の少女みたいに若々しいんだけど、忍野メメの大学時代オカルト研究会の先輩にあたる人物、神原駿河の親戚、怪異関連の専門家たちのなかでも別格な雰囲気が感じられます。

まよいちゃんはめでたく成仏。暗闇の謎現象は解決しましたが、正直はなし飛び飛びで混乱するってw羽川の虎の怪異事件の裏側での話だったんですねぇ。

正直なところ千石撫子の話いれずに時間旅行からの話と続けて見たかった。
なんか意味あるの?この流れ?とツッコミ入れたい!
{/netabare}
恋物語21話~26話
{netabare}
まずOP(戦場ヶ原と貝木とラブっぽい)にツッコミ(笑)
戦場ヶ原が貝木に依頼する流れで、空港の喫茶店で鼻眼鏡かけてる戦場ヶ原に対して対抗意識を燃やす貝木泥舟の姿にも(笑)
いままで敵キャラだった貝木ですがこの話ではまるで主人公ですよね。
幼稚な神(千石撫子)と貝木泥舟のやりとりも面白かったです。

臥煙伊豆湖から忠告&手を引け通告受けたにもかかわらず仕事をやめない性格の悪さ。ダーク主人公の貝木さんおもしろおかしかった。

余裕で依頼完遂と思ったのだが幼稚な神(千石撫子)は幼稚なフリしてただけだったという腹黒さw(・ー・)オワッタナ・・・と思いました。あの最悪状態で心の隙間を見抜き説得に成功させた貝木さんはマジすごいと思いました。
阿良々木暦さん最後に駆けつけましたがピエロです(´・∀・`)ザマァ
実は悪ぶっているタダの良心的なオッサンなのでは。(戦場ヶ原の母がハマってた宗教団体を詐欺により壊滅させたという話から)

だが・・・恨みを買った中学生に攻撃を受けあっけなく死亡?
(゚Д゚)ノオイ(- .-)ノ”ナンデヤネンッ!
衝撃的なオチ!

ここでも忍野扇(謎の後輩)がからんで・・・あいつ人間のフリした怪異そのものなのでは?と思っちゃいますよね?

貝木泥舟さん死んでないよね?ここまで好感度上がった希少な敵キャラなのにもったいないとしか言い様がありませぬ。
{/netabare}

投稿 : 2018/06/11
閲覧 : 280
サンキュー:

19

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

物語シリーズの中でもお気に入りの
話がいっぱい詰まってる作品。
八九寺真宵や忍野忍などが大好きなのも理由。
特に鬼物語は涙なくして見られなかった。

投稿 : 2018/04/14
閲覧 : 269
サンキュー:

6

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

納得する物語。 八九寺…かみました…

傷物語、猫物語、化物語、偽物語からの続編。
色々な物語があり、それぞれの結末がある。
一つずつ見ると、ああ、そういう物語だったのかと納得するところが多い。

笑いのあるコメディーもあり、シリアスな場面もあり、恋愛の物語もあり、切ない物語もある。

前作を見ていれば、飽きないと思います。
羽川、ハチクジ、上原(花物語)、忍、千石、戦場ケ原、皆のストーリーがある。それぞれの思惑が動く。
これが気になるんです。



自分が心に残った場面。グッときた。

羽川の暦への告白から失恋。そして自分のすべての感情。嫉妬の感情までも、受け入れて、前へ進むシーン。大人へ、本当の大人へと、そう思わせるシーン。
羽川もまだそういう心が、押さえきれない感情があったんだと思ったシーンです。

そして…
やはり一番はハチクジの最後の消えてしまう場面。
暦へのキスからかみました。そして自分の今までの想いを伝えるシーン。大好きだったんだ、今まで自分を助けてくれて、かまってくれて、見ていてくれた暦のことが本当に好きだったんだろう…

大好きでしたよ…あららぎさん。卑怯っす…


ハチクジ、この子は後に… ここではやめておきます

投稿 : 2018/03/20
閲覧 : 254
サンキュー:

11

さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

散りばめられた言葉がヤバい

物語シリーズは
それぞれのキャラが
名言を残していて
何度も見返したくなる

このシリーズも素敵だった
ラストあんな事になるなんてね…
それもまた諸行無常

投稿 : 2018/03/02
閲覧 : 270
サンキュー:

10

ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ストーリーがメインの作品ではないですが

全体的な内容は、まあ普通でした。面白かったのは、ひたぎエンドの{netabare}貝木の嘘がバレてからの撫子とのやりとり{/netabare}くらいかな?

オープニングは、相変わらずの高クオリティ。特にひたぎエンド。オープニングで吹き出したのは初めてでした。

会話劇も良いけど、長過ぎるのと画像がもほとんど変化のないところが多かったですね。1期よりもキャラ自体が好きな人向けに特化しているようです。

相変わらず、暦がモテるのが納得いかない。キャラ好きな人は自分の好きなキャラがこんな男を好きになるのを許せるんだろうか?

撫子の {netabare}壊れ方については、1期とのギャップを指摘されることがあるようですが、最初から恋に恋する乙女キャラでしたし、必然的な変化と思いました。
「もうそうエクスプレス」のサビの歌詞が彼女の性格を端的に表していて好きです。「欲しいのは一つだけ、全部全部全部全部」 {/netabare}

投稿 : 2018/02/22
閲覧 : 233
サンキュー:

18

ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ボーカル曲とインストゥルメンタル、どっちが好きですか?

――時と場合によりますよね(笑)


私はこのシリーズが苦手でした。

面白く斬新だと思う部分も有れば、登場人物の台詞や価値観などに全く共感できない部分など・・体に湧き上がる高揚感と、背筋が凍るような嘔吐感とを交互に感じさせられる「物語」シリーズが苦手・・“だった”。この「<物語シリーズ>セカンドシーズン 」でそこまで回復したように思えます。


シリーズ通してやってることは変わりません。

“西尾維新”お得意のキャラクターの掘り下げ。

時に卑下し、時に賛美し、良いも悪いも性格の肉付けを丁寧にシツコク“くどく”じっくりと・・。

物語の巧さを評価されることがありますが、私は究極の「キャラアニメ」だと思っています。

これが合っていなかったんでしょうか?今更ながらに思います。想像上のキャラクターに、そんなに感情移入なんて出来ない。一人の人物から生み出された価値観や経験なんて、たかが知れてると思ってしまってるんでしょうね。一定以上から先に感動はありません。

現実に生きてる、年齢、性別、家庭環境に、職歴に、女性歴男性歴に、犯罪歴に、宗教観に、国に、肌の色に・・他にも上げればきりがないでしょう。そんな一つとして同じ“色”の無い人間。現実よりも魅力的な想像上の人物なんて居ないんだと、そう信仰しています。

でも人間嫌いで、「英雄」「預言者」「支配者」などの“カリスマ”が大嫌いです(笑)矛盾してます。

勿論、想像上の人物が死んで泣くことも。
それが文字でも、絵でも、劇中の役者でも。
冗談で「◯◯ちゃん可愛い」や「◯◯様萌え~!」
・・と言っている時もあります(まあ半分本気ですが(笑))

けれどそれは、現実の人ひとりの人生すべてを追うことなんて出来ないから。

想像とはいえ「物語」というダイジェストで、美味しい所を切り取った状態で見せてくれるから。

物語があってキャラがいるのか、キャラがあって物語があるのか。卵が先か鶏が先か(笑)

この辺の難しい話はわかりません(*゚∀゚)~♪


話は変わって、特定のアーティストが好きってあまりないんです。便宜上好きとは言います。実際は、よく聞く程度の人は居ますが、飽きるか、そもそも抜粋してじゃないと聞かない。これも“カリスマ”嫌いの一貫ですね。心酔するのが嫌なんでしょう。

どちらかと言うとインストゥルメンタルの方が好きで、映画やアニメに演劇などの劇伴をよく聴いている。シーンや感情が情景として浮かぶのが好きなんです。音楽に精通した方なら、音楽を聞くだけで情景が浮かぶといいますが凡人の私にはそんなの無理(苦笑)だから映像を付けてもらうんですね。


――何が言いたいかって言うと、自分は「物語」ありきの人間なんだって事。


好きだったワンシーンを言って、長ったらしいレビューを終わります。

ここまでお付き合いありがとう。

{netabare}
10話「傾物語まよいキョンシー 其ノ肆」のラストシーン。

おフザケの後の、真宵と暦の対話がとても好きでした。

真宵の晴れやかな表情や動きが

流れる音楽の晴れやかさとマッチしていて、とても印象的・・
{/netabare}


伝わったかな?(笑) 好きになったよ!物語シリーズ!!

投稿 : 2018/02/17
閲覧 : 353
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25

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

イマジンブレイカー

放送順は<化><偽><猫黒>でしたっけ…
化と偽でキャラを明確化し、猫黒があって本作。



物語セカンドシーズンはヒロインたちが、ヒロイン像を失墜させていく物語であると感じました。そもそも本作のヒロイン像は、けっこうテンプレな要素があったうえで、物語シリーズらしさを加えている印象です。

「猫<白>物語」の冒頭で、羽川は「軒並みがっかりしてもらう物語」と語っている。

阿良々木くんが大袈裟に、さながら歴史上の聖人や聖母のように語る羽川が、ただの人間であるという物語。完璧超人で人格者で、しかも巨乳の羽川は、その内に醜い嫉妬を抱えていたことを明らかにする。それを明らかにすることで、今まで完璧だった羽川翼というキャラは完璧ではなくなり、一人間になる。(猫黒で羽川の内面は描かれるがあくまでも被害者であり、人格者な性格は崩れたわけではない印象)

八九寺もそう。「傾物語」では少女であることが大きなアイデンティティとされてきた八九寺真宵を、大人になった姿で描かれる。アニメの少女は永遠に少女であり続ける、という幻想にイマジンブレイカーをぶっこむ。「囮物語」は作中でも非常に残酷な描写になっておりまして、徹底的に千石撫子の闇を見せる。千石がブチ切れ、暴れ狂い、非常に危険な少女へと変貌し、あのおとなしく装っている表面をぶっ壊してくれました。


ここで問題なのはキャラアニメとして名高い本作のヒロイン達のヒロイン像が崩れること。好きだったものが崩れ去ったという意見もありました。このような展開にしたのは賭けかもしれません。ただ、西尾さんは原作の表紙とかでも「一番かわいい千石撫子を書きました的な発言をしておりました」(囮物語(手元にないので記憶ですが)) 千石に関しては闇が深すぎるので、普段のキャラ像が好きだった人には残酷な移し方を特にしております。ここでキャラに対しての態度が問われると感じます。中身のドス黒さも含めて、キャラクターではなく、一人間っぽい方が好きか、否かという事。私はそのドス黒い内面が好きですw人間っぽいからいいなんて善良なことは言いません。

余談になりますが恋物語のラストは必見だと思います。貝木さんにはやられました。そんなこんなで、今更な物語シリーズの話題ではありますが、ここから先が闇を含めたキャラ像にますますなっていきますので、好みの境界線かと思います。って書いていたらそもそもキャラをぶっ壊していくのが、物語シリーズな気もしてきましたw ヶ原さんなんて壊れすぎですからねw

投稿 : 2018/02/04
閲覧 : 502
サンキュー:

38

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

時系列バラバラの意味が分からない断片的な物語だが、らしさは健在

無印、偽、猫黒の流れで視聴。

【作品概要】
 『猫物語(白)』
 『傾物語』
 『花物語』
 『囮物語』
 『鬼物語』
 『恋物語』

 の6作品の総称。


【作品に対する感想】

 時系列がバラバラなので、私はかなり混乱しました。
 単発の話の中にポツリポツリ大きな流れの片鱗が
 挿入されているようで、余計に混乱しました。
 アニメ化するにあたり、SAOのように時系列に
 編集してもよかったように思えます。

 『猫物語(白)』 まずまず
 『傾物語』    面白かった
 『花物語』    面白かった
 『囮物語』    見てて苦痛だった
 『鬼物語』    かなり面白かった    
 『恋物語』    かなり面白かった


1)物語
 ①猫(白)
  羽川さんの問題の根源の話です。
  一応のピリオドになる物語なのですが、
  羽川さん押しとしてはちょっと辛いんですよね。

 ②傾
  かなり切なくなる物語でした。
  ほんの少しの違いで何もかもが台無しになる。
  やっぱり人と人のつながりは大事ですね。

 ③花
  割と陰鬱な話でありましたが、
  最後の展開と1ON1で印象がごろっと変わりました。

 ④囮
  撫子の病的な性格・人格に視聴していて苦痛でした。
  現実でこういう人には絶対関わりたくないですね。

 ⑤鬼
  キスショットの昔の話をからめつつ、
  正体不明の追跡者(?)の正体と最後の展開は
  なかなか面白い物語でした。
  かなり切なく、涙腺崩壊でしたね。


2)作画
 ①貝木と駿河の焼き肉
  飯テロでした。
  
3)声優
 ①堀江由衣
  ロリ川さんの時の声がToHeartのマルチを彷彿とさせますね。
  ちょっと懐かしかったです。
 

4)音楽
 恋物語のOP「FastLove」「木枯らしセンティメント」
 衝撃的でした。
 わたせせいぞうチックな画風に変わったかと思いきや
 1990代のアニメ画で描かれたひたぎと貝木。
 こんな表現もあるんだと。
 クレジットの文字が大きめでハイビジョンになる前を
 表現しているのもいちいち細かいこだわりでGJです。

 つか貝木1990Ver.男前すぎ(笑
 さらにひたぎの瑞々しい声に対し、貝木の枯れた声が
 まったくアンマッチで唖然。わざとやってるんでしょうが。
  

5)キャラ
 ①貝木泥舟
  どこまでが本音か嘘かわかりませんが、
  余接が言ったことはそう的外れでもないと思います。
  {netabare}
  最後はとんでもない事になりましたが、続きが甚く気になります。
  {/netabare}

 ②羽川翼
  彼女の歪なまでの正しさについて語られましたが、
  本当に報われない娘で、不憫です。
  まあ、そんな自分に向き合っていくのはこれからですが。

 ③忍野忍
  傾のしおらしい、そして浴衣の忍が妙に可愛いかったです。

 ④忍野扇
  生理的に嫌悪感を感じるキャラです。
  あたかも初めからそこにいたような登場シーン、
  突然性転換していたりで、只ならぬキャラのようです。
  物語の根幹を担っていそうです。
  黒を基調とした不吉な印象です。

 ⑤沼地蠟花
  ぬるりぬるりといやな印象の子でしたが、
  最後は不思議といやな印象は消えていました。


6)好きなシーン
{netabare}
 ①恋物語冒頭 神社の貝木
  初詣の歪んだ説明はなかなか笑えます。
  
 ②警察に暦を突き出したロリ川さん
  不審者に対する的確すぎる対応に吹きました。

 ③沼地の昇天
  満ち足りた彼女の表情が忘れられません。

 ④くちなわの指摘
  「お前はとにかくとかさておきとか切り替えの文言だけで
   世渡りをしてきたのか?反論するわけでも納得するわけでもなく
   棚上げにするのがお前の処世術かい?」
  これ結構きつい指摘でした。
  とにかく…気づかないうちに結構使っている気がします。
  これを視聴以降、極力使わないように心がけています。

 ⑤まよいの詭弁
  何とか理由をつけて暦を納得させ、
  自分が成仏できるように仕向けるまよい。
  それを何とかしようとあがく暦。
  
  まよいの痛切な訴えが涙腺直撃です。
  暦の方もどっちが子供かわからないと言われてますが、
  こういう人間臭いところも彼の魅力と思います。

  そしてトドメの最後。
  余接の不器用なアシストが余計に破壊力を上げてました。

{/netabare}

投稿 : 2017/12/03
閲覧 : 357
サンキュー:

26

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

勉強になる笑

西尾維新さんから生まれる類希な言葉遊びワールドが面白い
さらに、シャフトから作り出される奇妙な世界観にとても魅入られます!

投稿 : 2017/11/30
閲覧 : 212

ヨシノ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリーズで一番好きかもしれない

物語シリーズの大ファンです。

その中でも最も好きかもしれないのが、
このセカンドシーズン。

ヒタギエンドでは、貝木泥舟がかなり
カッコいいですし、(結局いい人なのか
悪い人なのか…)

しのぶタイムの最後はめちゃくちゃ泣いて
しまいました。

いいことなんだろうけど、なんせ辛すぎる…

とにかく盛り沢山の内容でした。

それにしても物語シリーズの女の子キャラは
よく髪型変わるなあ。

投稿 : 2017/11/21
閲覧 : 247
サンキュー:

15

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あの季節と同じ木枯らしが 二人の時間を今巻き戻す もう一度 もう二度と

西尾維新の物語シリーズセカンドシーズン 
5作品が2013年に2クール放送され、花物語のみ2014年に放送された
ファーストシーズンは化物語、偽物語、猫物語黒、傷物語を指す。

総監督 新房昭之 監督 板村智幸 キャラデザ 渡辺昭夫 
構成 東富那子 新房昭之 脚本 中本宗応 木澤行人  制作 シャフト 

猫物語白 全5話 羽川翼と炎の虎 
傾物語  全4話 過去にとんだ阿良々木暦と忍野忍
囮物語  全4話 千石撫子の心に白蛇神が取り付く(恋物語へ続く)
鬼物語  全4話 忍野忍の過去の清算
恋物語  全6話 二人の少女の恋と成長の物語 
花物語  全5話 神原駿河と因縁の少女沼地蝋花

これまでに登場したヒロインたちをさらに掘り下げて、物語性の高いエンターティメントに仕上げました。
特に今回目立ったことと言えば、1話に登場する人物が少なく2~4人くらいの声優のみで徹底した会話による展開がさらに強くなったのです。
それぞれ甲乙つけがたい完成度で納得の出来であるが、個人的には傾物語と恋物語にハートブレイクですね。

傾物語 リチャード・マチスンの小説「地球最後の男」の世界 映画化されたがこっちの方が断然いい こんな映像が見れて幸せです。

恋物語 個人的な意見として、相手の良いところが好きになることを「恋」相手の悪いところを受け入れることを「愛」と考えています。
「恋」が中心の物語の結末は見えています 「愛」を知った人は強いです。

書きたいことは山ほどあるんですが、語りつくされた名作だと思うのでこのくらいにします。
「化物語」に匹敵する名作誕生。伝説になるでしょう。

投稿 : 2017/10/26
閲覧 : 539
サンキュー:

47

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<物語シリーズ>セカンドシーズンのストーリー・あらすじ

とある田舎町の男子高校生・阿良々木暦は、街に現れた瀕死の女吸血鬼を助けたことがきっかけで、吸血鬼もどきの人間となってしまう。女吸血鬼はその力を封じられたものの、「怪異の王」たる吸血鬼の出現はこの街の霊的エネルギーを乱し、様々な怪異の類が出没するようになる。暦はそうした怪異に憑かれた少女と出会い、彼女たちを助けるうちに人間的に成長していく。(TVアニメ動画『<物語シリーズ>セカンドシーズン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2013年夏アニメ
制作会社
シャフト
公式サイト
www.monogatari-series.com/2ndseason/
主題歌
≪OP≫羽川翼(CV:堀江由衣)『Chocolate insomnia』、八九寺真宵(CV:加藤英美里)『happy bite』、千石撫子(CV:花澤香菜)『もうそう♡えくすぷれす』、戦場ヶ原ひたぎ(CV:斎藤千和)貝木泥舟(CV:三木眞一郎)『木枯らしセンティメント』≪ED≫春奈るな『アイヲウタエ』、河野マリナ『その声を覚えてる』、春奈るな×河野マリナ『snowdrop』

声優・キャラクター

神谷浩史、斎藤千和、加藤英美里、沢城みゆき、花澤香菜、堀江由衣、櫻井孝宏、坂本真綾、喜多村英梨、井口裕香、三木眞一郎、阿澄佳奈、根谷美智子

スタッフ

原作:西尾維新『猫物語(白)』『傾物語』『花物語』『囮物語』『鬼物語』『恋物語』(講談社BOX)、キャラクター原案:VOFAN、 総監督:新房昭之、監督:板村智幸、≪<物語>シリーズ セカンドシーズン≫シリーズ構成:東冨耶子/新房昭之、キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺明夫、総作画監督:杉山延寛/岩崎たいすけ、美術監督:飯島寿治、色彩設計:滝沢いづみ、ビジュアルエフェクト:酒井基、撮影監督:会津孝幸、編集:松原理恵、音響監督:鶴岡陽太、音楽:神前暁≪花物語≫シリーズ構成:東冨耶子/新房昭之、キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺明夫、総作画監督:岩崎たいすけ、美術監督:飯島寿治/内藤健、カラ-デザイン:滝沢いづみ、色彩設計:日比野仁/渡辺康子、ビジュアルエフェクト:酒井基、撮影監督:会津孝幸、編集:松原理恵、音響監督:鶴岡陽太、音楽:羽岡佳

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