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「光と水のダフネ(TVアニメ動画)」

総合得点
64.7
感想・評価
114
棚に入れた
535
ランキング
3687
★★★★☆ 3.6 (114)
物語
3.9
作画
3.2
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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光と水のダフネの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

レトスぺマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これは女性を主役とする90年代アクションOVAの完成形ですね

長文となるため本文はネタバレで隠します。

{netabare}
90年代〜00年代前半にかけて「近未来SF的な世界観のもと、セクシーな衣装を身にまとった女性陣が悪の組織を成敗する」といったアニメがカルト的人気を博した時期があった。
その作品群を一部列挙するならば、AIC制作の「BURN-UPW」「BURN-UPEXCESS」や、スタジオファンタジア制作の「AIKa」「ナジカ電撃作戦」といったものが該当するだろう。
しかし、00年代中盤〜はライトノベルを主体とする異世界ものや、学園モノが流行し始めたこともあり、こういった作品は次第に下火になってきてしまった印象ががある。
そこから考えるに、本作品はそのような作品群の延長線上にあり、その流れの到達点の位置にあるのではないかと思えた。

本作品は、海洋庁の入社試験に落ちた主人公マイアが、その後数々の不幸に見舞われ、ひょんなことから、ネレイス社カムチャツカ支店の従業員として働くことになる、というストーリーだ。

前半はネレイス社に舞い込んでくる事件をミッション形式で成敗していくコメディー調のお笑い話、後半(特に20話から)は、マイアの出自、マイアの兄、そして海洋庁の秘密に切り込んでいく流れになっている。

まず、本作品の素晴らしい部分一つ目は、前半と後半で全くストーリーの傾向が違うのにも関わらず、最終回でこれまでに散りばめられた伏線をすべて回収した事で、本当に感動的な締めくくりを迎えてくれたことだ。

それは、前半のコメディー調の話に隠れがちではあるが、一部マイアの記憶にまつわるシリアスなシーンがあり、そのシーンで繰り広げられるキャラクターの言動、そしておじいちゃんの表情、ダフネの秘密といったものが示され、この辺りをしっかり見ることによって、過不足ない物語が構成されていることに改めて驚きを感じたのだ。

本作品の素晴らしい部分二つ目は、コメディー調の前半部分含めてとなるが、とにかく本作品はストーリー、キャラクターのほとんどにおいて「ギャップ」の組み合わせでできているという事だろう。

ここで、最初にお話しした「近未来SF的な世界観のもと、セクシーな衣装を身にまとった女性陣が悪の組織を成敗する」物語がなぜカルト的な人気を博すのかという所に繋がる。

まず、本作品を含むそういったアニメの女性キャラクターにはどちらかといえば「気が強い」傾向がある。
例えば多くの作品で展開されているアニメには【女性キャラクターよりも男性キャラクターの方が強い】といったものが多く、視聴者は自然と【女性キャラクターは静かであるべき、清楚であるべき】といった固定観念ができてしまうことも多々あるわけだ。

それらを覆すにはどうすればいいのか、となった時に【女性が強い物語】作ることによって、ギャップが生み出され、女性キャラクターのかっこよさだったり強さ、そして母性本能に好感を持つことができるようになる。
もう一つ言うのならば、その強い女性に「弱み」「クレイジーさ」「優しさ」を付加するとそこで新たにギャップ作られ、キャラクターへの好感度がますます上がっていくわけだ。
(逆に性格が弱いキャラクターに「強さ」を付加するのもあり。)本作品はそういった要素がとても色濃く出ていたと思う。

登場人物を例に挙げるのならば

マイア:全般的に弱気な感じの少女だったが、いざとなったら勇敢な部分を発揮する
レナ:リーダーとして周囲に厳しく接するため、かなり生真面目かと思いきや色気技が得意でたまに優しい
静香:どちらかといえばおっとり系であまり考えてなさそうな感じだが、メカニックが得意でかなりの大食い
ゆう:無口でかなり強く、冷酷な印象を与えるが実は赤ちゃんが大好き
グロリア:かなりぶっきらぼうでがさつな印象を受けたが、本当は繊細で素敵な恋をしたい純真な乙女

となり、これらのキャラクターが織りなすギャップはコメディー話に十分に生かされていた。

そういったキャラクターが生み出すギャップに加えて

・近未来SFだから堅苦しい展開がされるだろう
・コスチュームがセクシーだから、どうせエロ主体の展開になってしまうだろう
・コメディー話が主体だから、SF的なバックグラウンドについてはそこまで作りこまれてないだろう
・海洋庁というぐらいだから、さぞかしモラルに反することのない立派な省庁なんだろう
・マイアの兄はおそらく危機的状況に陥った時に毎回助けてくれる人だろう(年齢も近そうだし、、、)

といった要素を見事に裏切ってくれることによって、ストーリーでのギャップも良い意味で醸し出され、それが、本作品の好評価につながる結果になったのだと思ったわけだ。

そして、最初の通り、ここまで書いたことから踏まえるとやはり本作品は「近未来SF的な世界観のもと、セクシーな衣装を身にまとった女性陣が悪の組織を成敗する」物語の発展形なのかもしれない。
それは、OVAや短い話数で中途半端になってしまいがちな物語を、上手い事改良して完結へと導いてくれたということだ。
同時にこの「光と水のダフネ」という作品が過去のそういった作品に対しての「完結」の意味として捉えることもできるのではないか、とも思えたことも大きかったと思う。

全体的にコスチュームや肌のツヤツヤ露出具合がエロいため、初見は引いてしまうかもしれないが、ストーリーが本当に素晴らしいので、是非最後まで視聴していただきたい作品である。
(むしろエロもストーリーも楽しめるのは一石二鳥かもしれない(笑))
{/netabare}

投稿 : 2023/06/28
閲覧 : 136
サンキュー:

1

ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あまり有名じゃないけどとにかく好きです

好きなアニメは?と聞かれるとシュタインズゲート けいおんの次にこのアニメが好きと答えてしまうかも。
まず世界観を集約したタイトルが好き。

主人公が不幸体質なのだが、とても前向きで勇気をもらえる。落ち込むこともあるけど周りの一癖も二癖もある仲間と一緒に乗り越えていく。
素晴らしいキャラだと思う。
どの話しも面白いし気持ちが良い
全話見終わったあとは主人公の成長に感動して泣けてしまう。時がたつと再度最初からみたくなる
漫画版も買ったがそれはいまいちだった。漫画版の世界とアニメの世界は繋がりがあって同じ登場キャラもアニメに一部出てくる
水に囲まれた世界観がとても良い
はたから見ると安っぽい動きの古くさいギャグアニメかもしれないが、ちゃんと物語の確信をつく伏線も多数あり全話見終わることで見事なまとまりを見せる作品となる
制服水着がTバックでエロアニメとか下世話なアニメと思われ敬遠されているが、服装はどうでも良い。内容に全く関わっていない。
見るべき所はキャラの成長と物語だ。
OPの歌詞は畑亜貴 EDがとても良い

比較するため勝手に作品に点数つけてます
光と水のダフネ点数↓
{netabare} 79点  見た方が良いとまで他人に勧めないが、この作品が好きな人とは上手い酒が飲めそうな感じ  心の中では88点{/netabare}

アニメを相当数見てきた経験を積んで、
また数年ぶりに見返してみたが、見出すと止まらない。そして、新しい発見がある。短いカットの始末書に書かれている内容とか、娘が書く作文の鏡文字の内容とか、一瞬の飲み物のグラスのデザインがやけにカッコよかったりとか、cafeのメニューや給料など、現実の1/10に設定されているとか、謎のグラサン男が何回も背景に見切れていたりとか。
こういうどうでもいい細かい所をちゃんと書いてくれている作品は好きだ。
海面上昇後の土地の少ない世界、地球温暖化、犯罪率上昇、ハイテクノロジーのガジェットデザイン、これら世界観の設定がちゃんとストーリーに絡んでいる。
そして優しい物語に、汚い社会や人間のブラックな部分もある。伏線も見たあとの気持ちよさもある
やっぱ隠れた名作だわ。また何年か後に見よ

投稿 : 2022/07/20
閲覧 : 584
サンキュー:

6

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルと中身のギャップ感!

希望就職先、海洋庁の入庁試験を好成績で終えるも、
不採用となる水樹マイア。

それと同時に、祖父が亡くなり、公営住宅?から退去しなければならなくなり、
就職先を探していたら、成り行きで、ネレイスカムチャッカ支店に住み込みで働けることになる。

なぜ、成績優秀なマイアが不採用になったのかが知りたく、
全話見たけど、ネレイス社の仕事は、ドタバタ事件+テンプレギャクな感じで、
何話も続くと惰性感が…

マイアが、海洋庁不採用となった理由と、祖父の謎まで知れてよかったけど、
途中の惰性感がやはり観るのに疲れた…

投稿 : 2021/12/25
閲覧 : 247
サンキュー:

0

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

改めて見ると衣装が凄まじい露出の作品

まず衣装の露出が凄まじい
これはアニメOPでも分かる
衣装が殆ど裸体の恰好なんで「これはひどい」ってなる

作品としては
上手く世界観の中入り込ませてくれる
当時のアニメとしては良作の部類

露出の激しい衣装を除けば不満点はあまり残らない

投稿 : 2021/01/27
閲覧 : 312
サンキュー:

1

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジャンル的にあまり期待していなかったものの

1話見て女性の破天荒アクション、特に婦警ものを連想しました。
大体が挫折してるんですよね、内容なく暴れ続ける日常で。
実際これ見た後に類似作品に飛んだんですが、リタイアしました。
本作は婦警というより便利屋設定でした。
主人公自身が海洋庁希望という事で、全くの別物というわけではないですね。
就職と住居探しがうまくいかないなど、現実的な部分もあり感情移入しやすい面が出てきます。
周りが暴走していても主人公が真面目で冷静な為、バランスがとれていたように感じました。
周りのキャラについては、1話で犯人を捕まえる途中捕虜(盾)にされた主人公へ、気にせず撃ったレナがとんでもないなと思いました。
しかし、更に濃いキャラといった感じでどんどん新しいのが出てきます。
全員ぶっ飛んでいる為、1人が脱線してもそこまで悪目立ちせず、不思議な感覚で見れました。
無駄に薄着で常にお色気シーン的なのは出てきますが、メインキャラの1人に授乳させた攻めてる感じは良かったです。
クズな犯罪者も沢山出てきますが、そこまでの不快感はありませんでした。
あまりねちっこく表現してないおかげなんでしょうね。
終始シリアスな面も垣間見え、ラストも思いもよらぬ展開を入れてくれて個人的には大満足です。
終わり方もこういうシーンもってくるのかーと感心しました。

投稿 : 2020/12/26
閲覧 : 339
サンキュー:

3

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キャラデザが特徴的な・・・・・(笑)

基本的には一話完結で、マイアが何かしらの事件に巻き込まれネレイスメンバーの力を借りて事件を解決する、後半にいくにつれてマイアの過去の秘密が明かされていく。

先の読めない展開で面白かったけど、全体的に死亡シーンとかは明確に描かないから迫力には欠けた、特に最後のエルピダでの惨劇シーンがなかったのは残念、マイアへの感情移入を促すためにも父母の死亡シーンくらいは明確に描いても良かったのに。

ただ死亡シーンが少ない以前に全体的に作画がおかしい、作画崩壊とまでは言わないけど、キャラデザが他では見ないような作画、特にマイアが困ったときの顔とかユウの顔とか目垂れ過ぎじゃない?ってツッコみたくなる程(笑)


【各話あらすじ】
1→マイアが海洋庁不合格、家も追い出され仕事を探していると、路地で人質にされ強盗ごと撃たれる

2→マイアは無事、レナに利用され敵を誘き出す囮にされる、だが失敗し敵の人質になる、交換条件にされるがまた失敗、マイアが自身で危機を脱する

3→マイアがネレイスで働く。強盗から娘の結婚資金を取り戻す依頼と家賃取り立ての依頼、取り立てる相手が強盗だったがお金は戻らず、依頼人の古い車が高く売れ一件落着

4→自称支店のリーダーグロリアが来る、マイアは乱暴で金にがめついグロリアに振り回される、グロリアが漂流する切っ掛けとなった事件を解決

5→ユウという支店の仲間が出所するが働く許可が下りず。レナは許可を出さない刑事八木を口説くが2話の強盗の兄のクルーズジャックに巻き込まれる、ユウが二人を助け許可も下りる。

6→マイアは海洋庁に入った友達つかさとランチ、だがつかさのレンタカーが盗まれてしまった、警察署でたまたま支店メンバーと会い捜査開始、擬態金属を使った盗みだった。

7→花岡の娘が職場見学で来る、花岡はレナ達に土下座をして上司らしく振舞うが指名手配犯の偽装がばれ娘に逃げられる、逃げた先で本物の手配犯に捕まり花岡やレナが助ける

8→ホバーカーのテストパイロットをしてるミリィと出会う、ミリィが試験中に怪我をしマイアが代わりをやる。実はミリィの上司がライバル社に買収され工作を行っていたが無事試験合格

9→健康診断で花岡がグロリアはガンで余命一週間と聞き皆が気を使う、グロリアがそのことを知り最後に恋がしたいと言う、つかさに変装させデートさせる、実はガンは銃のことで余命は液晶のことだった

10→社員旅行でシベリアに行く、静香が人身売買に捕まりマイアとユウが追いかける、何故かマイアはシベリアの道を知っており先回りして敵を倒す、マイアが皆に記憶喪失なのを打ち明ける

11→レナ達に過去を話す、マイアが目を覚ますと祖父という人物がいた、マイアは施設の職員と共に記憶を取り戻す作業をするが結局戻らず祖父と暮らす、レナは休暇を一日延ばしマイアの手がかりを追うが何も得ず

12→島浮上から100周年記念の祭典、支店は警護にあたる、マイアは大忙し、最後はミリィとつかさと共にエキシビションレースをする

13→2話5話の強盗兄弟が妹の助けで脱獄、浮島で演習中のマイアと出くわし人質にする、レナたちは妹を倒し潜水艦を奪取、グロリアの発砲で沈んだ強盗兄弟を助け潜水艦を奪っていく

14→潜水艦維持のため潜水の仕事を探す支店、孫の依頼で海の魔王を追う爺の自演を行う、支店の潜水艦を魔王に見立て爺に襲わせる、爺の魚雷でマイアは潜水艦が沈んだと思ったが本物の魔王を撃っていた

15→花岡の娘にフラれ家出した少年の保護のためシベリアへ行く、シベリア支店長の計らいで少年は保護され飛行機で帰る、一方花岡と娘は社会見学で海底都市へ行きテロに巻き込まれる

16→社会見学一行を人質に凶悪犯の釈放要求、一方マイアは倒れた機長の代わりに操縦、テロリストは一人を除いて爆破人質は生き残るが最後の一人はユウにやられる、最後マイアが海洋庁のキムの指示で着水させる

17→ユウの家の前に捨て子、ユウにしか懐かずユウが育てる、実は捨て子ではなくグロリアの姉がグロリアに預けた子供だった。

18→静香が自称諜報員でトレバーと名乗る男を助ける、静香は仕事を休み彼の面倒を見るがその男が詐欺師と知る、男は静香がいない間に拉致されており助けに行くが男はいなかった、最後男の本名を聞くがそれも嘘だとバレ静香はビンタして去っていく

19→例の強盗一味が潜水艦を奪還しマイアも捕まる、だがグロリアのせいで潜水艦が浮上できずピンチになる、マイアが外から障害物を浮かし潜水艦を助けるが自分が浮上できなくなる、極限状態で兄のことを思い出し謎の男に助けられる

20→マイアは兄のことが気になり色々調べる、だが手がかりは見つからず最後に記憶にあったタイムカプセルを埋めたシベリアの樹へ向かう、結局何も無く途方に暮れていると暴漢に襲われるがまた謎の男に助けられる

21→マイアは兄のことが気になり仕事に身が入らず、そのせいで静香が負傷する、そのことでマイアはクビになり行く当てもなく安宿に泊まると警察のガサ入れに巻き込まれる、逃げた先で暴漢と遭遇、ミリィに助けられるがそこに謎の男が現れる

22→マイアは記憶の一部を取り戻す、実はマイアは100年前沈んだエルピダの住民でミリィの曾祖母が護衛していた研究者の娘だった、謎の男も兄ではなく海洋庁の人間でとある事情でコールドスリープから目覚めたマイアを護衛していた。しばらくミリィの家で落ち着くマイアだったがすぐさま何者かに攫われる

23→マイアは海洋庁に拘束される、復帰して事情を知った静香はつかさとミリィと共にマイアを奪還する、ユウやグロリアの助けもあり脱出に成功するが特殊部隊に囲まれる、そこに潜水艦でレナが現れマイア達を助けエルピダ跡地へ向かう

24→向かう途中海洋庁の潜水艦に狙われるが強盗一味が助けてくれる、跡地に着きすべてを思い出す、実はエルピダでバイオハザードが起き他の都市は見殺しにしたのだ、マイアはカプセルを見つけディスクを再生する、するとマイアの誕生日の映像が映され、手のアザから祖父が兄だったことが分かる、マイアは未来へ生きることを兄の墓に誓う


【おまけ】
25→マイアがネレイスカムチャッカ支店の紹介、雑用から荒仕事までいろんな仕事をする、ただのPRビデオだが何だかんだ爆発オチ

26→グロリアとマイアが自販機のせいで入れ替わる、グロリアはマイアの体で好き勝手をしてマイアはグロリアの体のせいで捕まる、グロリアと静香が助け、静香が自販機を修理すると、今度は花岡も加えて四人で入れ替わる

投稿 : 2020/11/28
閲覧 : 242
サンキュー:

2

ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

水の畔に植えられた木の

時が来ると実を結び、その葉の枯れることなくその為すところ皆栄える。


<物語>
海洋庁の試験に落ちたマイアが、生活費を稼ぐためにアウトローな犯罪取り締まり組織のネレイス社に身を置き、海洋に関わる様々な難事を解決していく前半もスラップスティック調でやはり面白く、またマイアの出生の秘密に迫る後半は、前半に感じていた違和感がすっかり解消される素晴らしい展開でした。
月桂樹の記憶や旧約聖書の一節に込められた意味合いも深く、良いアクセントになっていました。
シベリアシティの月桂樹を見てからマイアの記憶が回復し、マイアが元は海底に沈んだエルピダの生き残りであり、祖父だと思っていた人物が実は兄だったと判明した時は感動したものです。

・何らかの理由で陸地のほとんどが水没してしまった未来の地球(とあらすじにはありますが、公式サイトでは地球温暖化が原因と明記されています)で、人々は8つの海底都市を築き暮らしていた
・陸地に浮上する計画が持ち上がり、いざ実行に移らんという時に、マイア達の住んでいたエルピダでバイオハザードが起きた
・エルピダが浮上することで空気感染を恐れた海洋都市連合(後の海洋庁)は、浮上失敗事故に見せかけてエルピダを封鎖し壊滅に追い込みまれた。
翔とマイアはコールドスリープで生き延びますが、翔のカプセルはマイアより先に発見された事で、年の差が生じる結果となった
・さらに海洋庁に命と引き換えに秘密を保持する制約を交わし、そのため死に際でさえマイアに実の兄だと明かせずにその生涯を閉じた
・マイアが試験に落ちたのもエルピダの秘密を握られまいと海洋庁が試験結果を改竄したため

私なりに事の仔細を纏めてみました。
保身に走る国家機関に癪に障るところでもありますが、当の本人は秘密を公表する事も無く、ネレイスで生きていく選択を決意し、その人格者ぶりに後光が差して見える次第です。
途方もない国家権力に立ち向かうマイア率いるネレイスの面々が見たかった気もしますが、これはこれで悪くない落ちだったと感じてます。

<作画>
この頃のJ.C.STAFFはラノベ原作を主流に扱っていて、オリジナルに手を出すのは珍しかった気がします。
同時並行で漫画も出すメディアミックス展開をしていますが、一応原作もなく、それだけに自由に作りたいものを作っている印象を受けました。
原案は士貴智志さん、世界観が常夏の設定もあって露出が極めて高く、かなり扇情的な衣装になっているのも魅力の一つですね。

<声優>
マイアを演じるのは中原麻衣さん、ヒロイン力高いですよね。
他に大原さやかさん、植田佳奈さん、浅野真澄さん、甲斐田裕子さんなどその時代を思わせる強力な布陣でした、
また、支庁長役の岩田光央さんはラジオパーソナリティーも担当していて、中原さんとの掛け合いが面白かったのを記憶しています。

<音楽>
カポカポした感じのOP「明日のBlue wing」は清涼感あって夏に聴きたい名曲です。
EDは前半はCooRieさんと後半は中原さんが同じ曲を歌っていて、こちらも名曲です。

<キャラ>
グロリアとゆうの関係性が好きです、喧嘩ばかりしてるんですけど、そこが良い。
9話のグロリアが不治の病に掛かったと勘違いした回や17話の赤ちゃんを拾う回は二人の濃厚な掛け合いが見れて眼福でした。
グロリアとキスしたのを疎んじたつかさが、マイアにもキスして中和するとかでしたよね、発想が怖い。
良いぞ!もっとやれ!


本作と言えば24クールの書き間違いが有名で、名前は知っているという人は多いのかもしれません。
丁寧に伏線が積み上げられ、回収の仕方も見事で、引き込まれる作品なので、見てない人には是非ともお勧めしたいですね。

投稿 : 2017/02/23
閲覧 : 416
サンキュー:

6

ネタバレ

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

綺麗な世界

風景が綺麗なことそして何より服装がエロいです

幼いころにリアルタイムで見ていましたが全くけしからん作品でした

子供の頃は少々難しい内容ですが大人が見る分には全く問題ない楽しめるストーリーです

女の子たちがメインで強調したボディがなんとも・・・

投稿 : 2015/10/03
閲覧 : 302
サンキュー:

1

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見た感じ

■概要{netabare}
 原作:NeSKeS

 監督:池端隆史
 シリーズ構成:水上清資
 キャラクタ原案:士貴智志
 キャラクタデザイン:岩倉和憲
 制作:J.C.STAFF
 話数:2クール全24話(未放送話あり)

 OP:「明日のBlue wing」
     by 小枝

 ED1:「あなたと言う時間」
     by CooRie

 ED2:「あなたと言う時間」
     by 中原麻衣
{/netabare}
■主な登場人物
 何の役にも立たないお荷物娘(主人公)
  ある事件が理由で幼少期の記憶が無く祖父と二人暮らし。

 狡賢くて色ボケなお局様
  賞金稼ぎ会社のリーダー的存在で色んな意味で大人の女性。

 メカヲタク
  比較的まともに思えるがメカに目の色を変える上に大食。

 怪力暴力女
  手加減なしの怪力で街を破壊するが沸点は低くなく案外普通。

 直ぐ銃をぶっ放すバカ
  銃の扱いは凄いが沸点が低く血気盛んなトラブルメーカー。

■感想
 TV放送を視聴。地表の殆どが水没した近未来の世界での万屋(ネレイス)の一癖も二癖もある面々と主人公の過去に関わる謎を描いた話。

 序盤から中盤までは万屋や面々の日常が多く描かれる。怪力暴力女は少し遅れて登場するが、このキャラが出てきてからがある意味本番で面白くなってくる。直ぐ銃をぶっ放すバカが暴れだすと怪力暴力女がテコンドー(主に踵落とし)で大人しくさせるのが王道パターンとなる。

 終盤は主人公の過去が深く関わっているシリアスな部分が描かれるが、部分的にコミカルな要素は残っている。中盤に入ったところで一度主人公の過去について詳しく語られるが、終盤に起こる展開や謎の登場人物の詳細は意外性も見応えもある。

 主人公にはその身に起こるある事件以前の記憶が無く何度となく思う出そうと努力するが記憶は蘇らない。滅入る主人公に対して周囲は、励ましのつもりで未来を築くことを諭すが当初は受け入れることが出来ない。これを繰り返すうちやがては受け入れていくことになるが、詳細な描写はないものの主人公の心中を考えると締め付けられるような思いになる。

 上記のように私は感情移入できたので、シリアスなシーンは勿論コミカルなシーンにもやり切れない思いを感じてしまう。感情移入してしまうと、祖父が墓場まで持っていった秘密が切な過ぎて苦しくなる。最終話でサラッと流されるような形になってしまうが、祖父には相当の重圧があったと思わざるを得ない。

 不幸な主人公ではあるが、万屋の面々に気楽な人物が多くて悩んでいる暇が無いこと、後半ではあるが主人公が就職を目指す大組織に良心的な人物が登場することが救いとなっている。特に後者は、この世界の思想を覆す事象に深く関わっており、全ての謎が解明されたときの解放感を手助けしている。

 作画は取り立てるほど良くなく、キャラデザも目が特徴的だったり、登場人物の医療の露出が大きいなど癖もあるが、終盤までは面白いシーンが多く十分楽しめる作品だと思う。

■作品の傾向{netabare}
 曲名や映画のタイトルをサブタイトルにした作品などを何か見たと思うのだが思い出せない。

 それを除いた全体的な雰囲気は「R.O.D the TV」辺りが近いように思う。
{/netabare}
■蛇足:{netabare}
 登場人物の略称は、第七話で万屋の支店長の家での呼称(娘談)を採用している。

 乗り物に車輪が無いくらい技術が進歩しているのに、癌はまだ不治の病のままらしい。

 あと車輪の無いセグウェイのような乗り物には乗って見たい。

 ドロンジョ様並に年齢不相応の色気の狡賢くて色ボケなお局様は25歳らしい。
{/netabare}

投稿 : 2013/11/09
閲覧 : 317
サンキュー:

15

ネタバレ

カチョウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前貼り・・だけじゃない!!

主要キャラはほぼ女の子だらけ。
だけど色気だけでなく単純な一話完結のエピソードから作品全体を通して紡がれる全体のストーリーまで非常に見応えのある作品だと思います。

個人的にはキャラクター1人1人に焦点を絞って作品を追ってみると楽しめるんじゃないかと思います^-^

そして一番のオススメは声優さんの演技!
こればっかりは一度ご覧になってたしかめてください♪

投稿 : 2013/03/04
閲覧 : 403
サンキュー:

0

ネタバレ

DMAP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

一見、その装いからエロアニメに見えるがシナリオがしっかりしている。
物語後半以降は特に面白くなってくる。

投稿 : 2013/01/05
閲覧 : 244
サンキュー:

0

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

◎「一人きりで迷う 私だけの道で 果てしない海への未来をいつも待っていた」

何で あんな格好で仕事をしているの?

ただのエ○アニメかと思って切ろうとしたのですが、後半はシリアスに面白くなって 切らないで好かった作品ですw
お兄さんの話は泣けます!

投稿 : 2011/08/16
閲覧 : 358
サンキュー:

2

あるてま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/03
閲覧 : 7

花京院典明♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2023/05/10
閲覧 : 16

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2022/10/21
閲覧 : 17

gLibh48702 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 14

burn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2022/07/01
閲覧 : 19

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2021/12/07
閲覧 : 27

JrUbH66017 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/10/04
閲覧 : 30

ぽに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/04/19
閲覧 : 30

つん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/05
閲覧 : 38

チィ千 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:----

投稿 : 2020/05/15
閲覧 : 54

clepp49491 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/02/11
閲覧 : 61

蛍火 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2019/05/31
閲覧 : 72

とおる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/05/13
閲覧 : 74

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2019/02/14
閲覧 : 64

塩谷ナオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/08/16
閲覧 : 63

@@@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/03
閲覧 : 70

まにょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 75

むち さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/08/14
閲覧 : 78
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光と水のダフネのストーリー・あらすじ

『光と水のダフネ』(ひかりとみずのダフネ)はアニメ、漫画、インターネットラジオからなるメディアミックス作品。
【ストーリー】海上都市で中心的な役割を担う海洋庁の入庁試験に失敗した天涯孤独の主人公・水樹マイアは、合格後の入寮を見通して家も引き払っていたため、住む場所も失い途方に暮れて街を彷徨っていた。
そんな折、マイアは逃走中の犯罪者に人質とされてしまい、それを追っていた何でも屋・ネレイス社の本城レナに犯人ごとショックガンで撃たれてしまう。ネレイス社の事務所で正気に返ったマイアは、今度は犯人の仲間をおびき寄せるための餌としてレナに使われてしまい、このことから結局そのままネレイス社カムチャッカ支店の住み込み社員として働くことになる。
この支店にはレナの他にも変わり者の女性社員が多く、マイアは彼女達に振り回される生活を送ることになる。(TVアニメ動画『光と水のダフネ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2004年冬アニメ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E3%81%A8%E6%B0%B4%E3%81%AE%E3%83%80%E3%83%95%...

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