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「塔の上のラプンツェル(アニメ映画)」

総合得点
65.9
感想・評価
101
棚に入れた
685
ランキング
3115
★★★★☆ 3.9 (101)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.9

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塔の上のラプンツェルの感想・評価はどうでしたか?

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ディズニーの正統派プリンセスもの

一言で感想を述べると、非常に面白かったです!
ディズニーで正統派のプリンセス物(囚われのお姫様ですからね)は珍しいなーと思って、適当に観たのですが、これがかなりツイストの効いた作品に仕上がっていて驚きました。まず白馬にのった王子で無く、暴れ馬に乗ったコソ泥という基本設定が面白いですねー。実際に彼の内面はコソ泥のそれでしかないのですが、ラプンツェルと行動を共にする内に内面が変化していくという流れは観ていて上手いなと思いました。
悪役の魔女の設定も従来の悪役のプロトタイプに従っておらず面白い。髪の魔力を手に入れる為に、暴力を使わず口八丁手八丁で、ラプンツェルを連れ戻そうとする様は実にスリリング。そしてこの物語のテーマは「夢」。いいテーマだと思います。ならず者達が集まる飲み屋で、ゴロツキが18歳の女の子に殴られでもしたら、普通女の子がゴロツキに犯されるんじゃないの?と思ってしまいますが、まあこれは子ども向けアニメだからいいんでしょうね。

質の高い作品だなーと思って観終わったら、制作総指揮がジョン・ラセターでした。彼が絡むと何でも面白くなっちゃいますね!一つ不満点を挙げるとしたら、最初のセリフですね。「これは俺が死ぬ物語」ってやつです。ディズニー映画ですから王子様役が死ぬラストがNGであることは理解できるのですが、じゃあ最初からそんなハッタリかますなよと言いたい。個人的にラストでご都合主義的に死者が蘇る作品はそんなに好きになれないので、この点に関しては非常に残念でした。そういえばラセターは「ウォーリー」でも同じラストにしてましたね。

投稿 : 2024/10/05
閲覧 : 32
サンキュー:

5

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

長い髪が蛇のよう。蛇人間(ラミア)か?

各キャラの役割分担がハッキリしている。

心優しい主人公。
ワルだけど根は優しいヒーロー。
主人公に意地悪する人。
主人公を助ける人。
主人公達を追いかける人等々。


主人公とヒーローだけは心情の変化を細かく描いているが、それ以外の人物は記号的で深みがない。
単純化してスッキリ見せるのに特化したような作品。


グリム童話の『ラプンツェル』とは似ても似付かない内容だが、コミカルな展開で楽しんで見れた。

投稿 : 2023/11/15
閲覧 : 58
サンキュー:

1

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オールドスタイルでもいいじゃない!。

 近年のディズニープリンセスものとしてはどちらかとというオールドスタイルである。アラジンの進化版って感じかな。

 
 歌って踊り、コメディーリリーフな動物が出て、素敵な相手との出会い、最近のプリンセスものでは古いからと避けられてきているが、改めてクオリティー高いの見せられるとこういうのも良いじゃん!と思える。


 あんまりに女性の扱いについて気にしすぎて、反動で男性キャラの存在感を減少させるっていうのはどうかと思う。これは日本社会でも言えることだが、根本的な男女の社会的な立ち位置を平等にすることをしないで、本質的でないとこで男性を下げて女性に下駄を履かせることが男女平等ではあるまい。


 本作はキャラがデトックスし過ぎな感じではなく見た目からして自然で生き生きした感じなのが心地よい。コメディーリリーフな動物たちもウザいくらい主張し過ぎでないところもええ。


途中で出てくるならず者連中まで良い味出してるのもやりますねぇ〜。結局、キャラが生きていることがまず第一で、難しい他のことはそれが出来てからのことなんだなぁ〜と改めて感じた。

投稿 : 2021/11/17
閲覧 : 290
サンキュー:

16

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

よい意味でルパン三世みたいかな♪ でも とてもいいです

コメント拝読させて頂いていると
アナ雪と よく比べられたり 比べちゃうようですね

私はアナ雪 楽しめたけど
「そこまで」持ち上げられたり 注目されるほどの出来だったかな??
注目されるように 力やお金をつかった という印象・・(すみません)

だから とくにアナ雪と比べたわけでもなく
期待せずにみたら
{netabare}

動きとか キャラクター 背景に
惹き込まれてゆき

単純に 面白かった わくわく ドキドキしました(*´∀`)

主人公のひとり・泥棒のフリン と おもしろ馬マキシマム
のやりとり あちらこちらでの対決には (≧∇≦)b
ツッコミ その時々の表情が ほんとに笑っちゃいました

ラプンツェルたちが 極悪人のアジトにはいるときは
ハラハラ( ゚д゚) しかし 味方につけられ(*^^*)

ラプンツェルも めっちゃくそ長い髪を
つかんだり ひっぱったり 投げたり 絡ませたり テコの原理にしたり
おもしろく ダイナミック♪♪♪

ストーリーは ディズニーなので
どちらかというと ノリ☆彡 です
リアリティー つじつま より 勢いです

心理描写 情勢変化 なども
細かい機微に納得 とはいきにくいかも

でも 童話 ディズニー 夢の物語として
大人もたのしめる
ふんいき 笑い をたのしんでもらえたらと ねがいます

さいごに気がつきましたが よい意味で
ルパン三世みたいかな♪
{/netabare}

投稿 : 2020/10/24
閲覧 : 231
サンキュー:

7

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

髪の長いプリンセスのお話。

塔の上に外に出るのを禁じられ暮らしているラプンツェルのお話。
ディズニーの3DCGのお話です。
ディズニーらしい、ファンタジーなお話でした。
とりあえず、髪が長いので手入れが大変そうと思いましたね。
あと酒場?に出てきた荒くれ者たちのキャラが良かった。
キューピッドの格好したじいさん、馬のマキシマス?、あとカメレオンのパスカルが良かったです。
アクションも多く楽しめたし、定番のプリンセスラプンツェルと相手役フリンのラブシーンも良かったです。古き良き王道のディズニーって感じです。
途中歌われる歌も素敵でした。あとCGがとても良くできていました。

投稿 : 2020/08/22
閲覧 : 252
サンキュー:

17

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もっと評価されるべき

ディズニープリンセスという敷居の高さと、髪が長さが売りのプリンセスという点でなんとなく避けていた一作でしたが、学校の先生におすすめされたので、視聴してみました。

髪の力を利用する悪い女性に赤ん坊の頃に連れ去られて、その人を母親と思いながら塔に閉じこもって暮らしている。ラプンツェルの髪は18年の時を経て塔の下までつく長さに。

そこまでは宣伝などで散々言われていましたが、実際に観てみると、何故そこを強調して宣伝したのか。と問いたくなりました。
もっと見どころがあるだろう、と。

例えば、

【盗賊×お姫様】を前面に押してみてはいかがでしょう。

{netabare}塔を抜け出す目的で盗賊を利用したラプンツェル。そして、盗品を取り返すために仕方なくラプンツェルに付き合った盗賊。最初は仲が良いとは言えなかった二人だが、行動を共にするうち徐々に惹かれていき、お互いを大切な人と認識するようになる。とか。{/netabare}

少女漫画チックですが、設定だけで萌える展開だと思うんですよね。


声優
ラプンツェルは中川翔子さん、歌小此木麻里さん
フリンは畠中洋さん
吹き替えの声優に関しては、文句なしです。
ラプンツェルの狂喜乱舞するときのハイテンションと、この世の終わりのようなローテンションの切り分けが、全然違和感なかったですし。
というか、いつものしょこたんって感じ。
これ以上の配役は思いつかないかもとさえ思いました。

しかし、ですよ!
CDを探すと桑島法子さんと、諏訪部順一さんの輝く未来があるのですが、こちらがまた素晴らしい!本家を超える勢いにもう興奮が止まらないっ!!ああ、二人の演技も聞きたかったなあ・・・なんてちょっと思ってしまいました。


キャラ
この作品の一番輝いている部分です。
とても濃いキャラ達のおりなす世界がすごく楽しいです。

ラプンツェル
ハイテンションとローテンションの切り替わりが極端で、スイッチのON/OFFを繰り返すように変わる動きが面白かったです。
親しみやすいお姫様像はありそうでなかった。
お姫様にこだわらなくても、結構珍しいタイプのヒロインかもしれませんね。

フリン・ライダー
ナルシストで残念なイケメン盗賊
ああ、良いです!実に素晴らしい。ポケモンのコジロウをナルシストにしたような、タイムボカンシリーズのボヤッキーをイケメンにしたような、ガンダムのシャアを間抜けにしたような
どこか欠けているから愛着も湧きますし、さらにかっこいいという重要な要素を含んだとてもいい相手役になっていると思います。
今までのプリンセスの相手役は主人公が男でない場合、モブ臭漂う王子ばかりでしたので、今回こういった相手役が出てきたことはかなりいい傾向だと思います。

パスカル(カメレオン)
カメレオンとは思えないほど、表情豊か
しゃべらないのにタイミングよく顔が見えるからとても面白いです。

マキシマス(馬)
馬なのに動きはまるで犬。
(馬だけにw)フリンと馬が合わず、よくラプンツェルに仲裁されている
相手役のライバルが馬ってギャグでしかないですw

酒場の荒くれ者たち
見た目はいかついのに、ピアニスト、お菓子作り、裁縫など意外と乙女チックな夢を持っており、以外な一面が良いギャップを生んでいます。

これだけ濃いキャラが揃えばシリーズ化されても全然いけそうなのに、映画と短編だけなのが惜しいです…


作画
流石世界のディズニー映画!最新技術をバンバン投入し、CGアニメーションでも全く落ち度のないどころか、とりあえず、すごい!を付けておけば表現できそう。
さらさらな髪の毛すごい!
水のシーンすごい!
キャラクターアニメーションすごい!
ライティングすごい!
物体の質感すごい!
作画の星評価は5までしかありませんが、この作品は6ですよ6!
規格外のクオリティはこれからも我々の目標となっていて欲しいです。

投稿 : 2020/08/21
閲覧 : 413
サンキュー:

17

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夢をかなえた特別な夜。そばにいるのは、運命の人。

ディズニー長編作品50作品目。
(前作は「プリンセスと魔法のキス」、
 次作は「くまのプーさん」)

2011年公開で、
ディズニー初の3Dで描かれたプリンセスです。

今のディズニー映画は3Dが当たり前になっているけれど、
原点はこの作品だったのですね。

今から7年前の作品なのか…。
美しい作画でした♪

100分ほどの作品です。


● ストーリー
不思議な力を秘めた金色の髪を持つ少女・ラプンツェル。

幼い頃、髪の力を欲するゴーテルにさらわれ、
18年間塔の中で育てられていた。

外出を禁じられ、
外の世界への憧れは募るばかり。

自分の誕生日になると遠くに現れる無数の光を
今年こそ身近で見たいと思ったラプンツェルは、

たまたま塔に侵入した泥棒フリン・ライダーを案内役として
塔を抜け出すことを決意する。


“ラプンツェル”というと、
塔に閉じ込められた髪の長いお姫様のところに
王子様が通ってきて…な話というイメージがありましたが、

この作品は超アクティブでしたw
大冒険です!

初めて外に出るラプンツェルがいろんなことに戸惑う、というよりも、
フリンを捕まえようとするやつらに巻き込まれる、という感じですね。

アクションシーンはよく動いていてハラハラするし、
コミカルにも描かれていて、楽しくもある♪

長い髪(設定では21メートルあるそうです)は絶対邪魔なはずなのに、
うまく扱われていて、むしろ上手に利用されていますw

人を乗せたり引っ張ったり、あんなに雑に扱われていて、
せっかくのきれいな髪が痛んでしまいそう…と
余計な心配をしてしまいましたw


≪ ミュージカル♪ ≫

ミュージカルのシーンがちょこちょこ挟まります。
聞いたことがある好きな曲もありました♪

歌もいいですが、
音楽のバックでの演出も好きなのですよね♪

アニメーションだけど、
舞台のミュージカルを見ているような豪華な演出。

一曲終わるごとに拍手を送りたくなりました^^
さすがディズニー♪


≪ ロマンス♪ ≫

ディズニープリンセスにはこれが付き物♪

フリンはうさんくさそうで、
初めは信用ならんやつでしたが、

ラプンツェルに心を開いていく姿は好感♪

物語の後日談を語るフリンとラプンツェルのやり取りが
微笑ましくて好きだわ♪きゅんとした(*´ω`)

幸せそうで羨ましい限りです(*´ω`*)


● 音楽
先に書いたように、
ミュージカルな挿入歌が多数あります。

私のお気に入りは、代表曲でもある
「自由への扉」「輝く未来」の2曲ですね♪

どちらもアラン・メンケン作曲。
やっぱりこの人が作る曲は私のツボで、うっとりしちゃいます♪

「自由への扉」はラプンツェルが自分の暮らしについて歌った曲で、
「輝く未来」はラプンツェルとフリンによるデュエット曲です♪

いつかディズニーのデュエット曲を
殿方と歌うのが私の密かな夢だったりw

ラプンツェルを演じているのは中川翔子さんなのですが、
歌う時は小此木まりさんが担当しています。

やはりミュージカルをたくさん経験されている方は、
歌い方が違うなあと思います。

うまく言えないけど、間の取り方とか?
普通の歌い方とは違うなと感じるのです。感覚だけど。笑


● まとめ
いいエンディングで気分がいい♪
爽やかな作品でした^^

夢と愛に溢れた作品。
やっぱりディズニー作品は素敵でした♪

ちなみに私の一番のお気に入りキャラは、
馬のマキシマスです。

彼が一番有能ですよね?笑

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 460
サンキュー:

21

ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラブストーリーならアナ雪よりラプンツェル

つい二、三年前に大ヒットしたアナと雪の女王が公開されてからは
ディズニーのプリンセス映画というと、アナ雪、アナ雪というイメージがあるけど
私はラブストーリーを楽しみたいならアナ雪よりラプンツェルをオススメします❁.*・゚

ラプンツェル、見たことありますか?
塔の上に生まれてから1度も切ったことのないながーいながーい髪を持った女の子ラプンツェルの話。
実はこの髪に不思議な力があって
この力のせいで生まれてすぐに両親の元から引き離されて塔の上に誰にも見つからないように閉じ込められているラプンツェル。

そしてラプンツェルは年に1度、自分の誕生日にだけ、お星様でもない、光がたくさん空に浮いているのを自分の目で確認するために塔から抜けだす、泥棒のフリンと一緒に。。

ラプンツェルのくりっくりしたグリーンの目と、綺麗なブロンドの手入れされた長い髪。
ラプンツェルが等身大に描かれててもう初めて見た時はほんっとにもう素敵っ( ˶˙ - ˙˵ )っていう気持ちが溢れ出て、その日は風邪で学校を休んでたので、3回くらい連続で見ちゃった思い出があります笑
やっぱり映画とかって一回見たあとちょっと寝かした方が次見た時の感動ありますよね、すぐ後悔しました笑笑

という余談は置いておいて、映画なのですぐ見れるのでぜひ。

投稿 : 2017/08/13
閲覧 : 326
サンキュー:

13

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

万能フライパン

続短編「ラプンツェルのウェディング」をチラ見して早1年。
ついに本編を熟視聴しました。

「ウエディング」で想定した通りのストーリー展開。
つまりは、アクション&コメディーwith少しだけ感動。
アクションはスピーディー&フライイング。
そして、小さな笑いをちょいちょいぶっこんでくる。
ホント、ザ・ディズニー映画です。

当然、魔女的な悪いやつも登場。
これもディズニー仕様です。
悪役に対比させた形で善を際立たせる。
正面切っても王道演出です。

アクションシーンはなかなかのものです。
馬が飛んだ時は、そのリアリティーに血沸き肉踊りました。
ただし、高所恐怖症の方は要注意かも。

もっとも活躍したのはフライパンかな。
あんだけの働きをしたら、国民栄誉賞ものでしょう。

投稿 : 2017/06/18
閲覧 : 374
サンキュー:

22

Non.B さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:----

子供向け

個人的には絵がダメだったな。
気持ち悪くなっちゃった。
ストーリーはいまいちかな。
自分がお姫様って気付くところは悪い意味で笑えた。
覚醒ですか!?

子供は楽しめるのかな。

投稿 : 2017/03/29
閲覧 : 275
サンキュー:

1

ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

お姫様の自立とラブストーリーを楽しめばいいのかも

表情豊かで愛くるしいラプンツェル、美しい映像と心躍らせるメロディー、飽きさせない軽快なストーリー、少々ご都合主義ではあるものの誰もが幸せな気持ちになれるハッピーエンド、これぞエンターテイメントという作品です。いつもながらディズニーアニメのクオリティの高さを思い知らされます。特に、光の演出が綺麗でした。

ストーリーはアリエル同様原作改変ですが、原作はかなりドロドロしているらしいので(恋の相手が王子で、魔女に塔から突き落とされて失明してしまったり、ラプンツェルに子供が出来ていたり(^^;;)、ファミリー向けとしてはこの改変もありかなと。まあ原作とは別物、ディズニー版ラプンツェルとして楽しむのが良し。


さて、ここからは物語に関するレビューです。ディズニーアニメはあまり細かいところを気にせず楽しく見るのが一番だと思うのですが…若干辛口レビューになるかもです。m(._.)m

{netabare}
私個人の話なのですが、アナ雪以降の作品はニュートラルに見れなくなっています。(ラプンツェルはアナ雪より前の作品ですが)新作が出る度にいちいちアナ雪が引き合いに出されるので、その度にハードルが上がってしまいます。(ーー;)仕方ないのですかね。orz

自分が物語で重視するのは人物の心理描写です。物語が何を伝えようとしているか、人物が何を考えどう行動するか、その行動に共感出来るか。小手先のギミックやギャグ、取って付けたような演出は重視してません。

この作品は、鬼母からの自立がテーマのように言われていますが、鬼母であるゴーテルがそこまで悪者に見えないんです。いえ、自分の若さのためにラプンツェルを幽閉し、自分の思い通りにして嫌味さえ言う。十分意地悪に描かれているのはわかりますが、ファミリー向けを意識したのか悪者としての描き方が中途半端で、もしかしたらラプンツェルへの情があるのでは?と疑念を抱いてしまうのです。
いくら鬼母と言え、こんなに大きくなるまで育ててきたのだから、多少なりとも愛情が芽生えているはず…と。でも、ラプンツェルは全てを悟るとゴーテルを心の底から憎しみ、彼女が塔から落ちる時ですら情を向けることはなかった。そんなものなんでしょうかね?実の両親の存在を知ったとたん、ハイさよなら。私が鬼母がどういうものかを知らないから共感出来ないだけかもしれませんが…
ハッピーエンドのシーンもふーん良かったねーって感じで、あまり感情移入出来ませんでした。
まあ、ディズニーですし、突っ込んじゃいけないのでしょう。親子の関係性は適当にスルーしてラブストーリーを楽しめってことなんですね?



余談ですが、親子の関係性についてディズニーの実写映画で取り扱っているものがあったので参考まで。

『マレフィセント』では真実の愛?を描いていましたが、早い話が「生みの親より育ての親」なんですよね。でも、かなり強引に原作改変したせいでツッコミどころだらけの映画になってしまいました。ラプンツェルを題材にした方が真実味が出たのではないかと思いました。

もう一つ、『イントゥ・ザ・ウッズ』というミュージカル映画でメリル・ストリープがラプンツェルの母親を熱演してます。彼女のラプンツェルへの愛情やラプンツェルを失う哀しみは共感出来たんですけどね。(ラプンツェルは薄情でしたが)
ちなみにこの映画、というか元のミュージカルが大人向けのお説教で、ある程度人生経験がないと物語の真意が理解出来ないかもしれません。かなりメッセージ性が高くリアルな人生観が詰まっていて私はすごく感銘を受けたのですが、純粋に物語として見たい人には意味不明な映画にしか見えないと思います。(ヤフーの評価は散々ですね)
{/netabare}

投稿 : 2016/12/09
閲覧 : 456
サンキュー:

10

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

可愛すぎるディズニープリンセス

本日4本目のディズニー映画www
ラプンツェルは2度目の視聴。英語・字幕なしなのでちょっと感想が違うかも。
原題はTangled(もつれる・絡みあう)ですが、塔の上のラプンツェルの方がしっくり来る。
原作は下衆い話の多いグリム童話なので、知らないほうが身のため。"Rapunzel, Rapunzel, let down your hair!"は原作から変わっていない様子。

ディズニープリンセスと言えば、大味の目鼻立ちが特徴なので、割と苦手な人も多いかと思う。ラプンツェルは日本人でも抵抗感の無い顔だと思う。というかラプンツェル可愛すぎるよ・・・ずっとため息ついちゃいます。

今回の恋人も一般人というか、泥棒のイケメン・ユージーン。イケメンの写真を組み合わせて作られたキャラクターらしく女性ウケも良いようです。

肌がどことなく、シリコン製のラブ・・・コホン。バービー人形っぽく見えてしまうのが妙にリアル。布の表現も相変わらず精巧で縫い目や皺に思わず目が行ってしまう。サンダーバードを初めて見た時の衝撃に近いのかも知れない。

物語はイマイチ納得のいかない部分が1点。
マザー・ゴーテルは黄金の花をひっそり育てていたにも関わらず、王妃の病気の為に自分の育てていた花を盗まれてしまった。自分が生きるためにはラプンツェルを誘拐するしか手は無かったのだ。そう思うとマザー・ゴーテルは被害者なのになぁと思ったりする。ラプンツェルを独占しちゃったのがマズかったのかなぁ。生みの親より、育ての親という言葉もあるし、なんだか腑に落ちない。

音楽ですが、良い曲が多いのに、印象に残る曲が少ない。
When Will My Life Begin
 ギターの入ったノリの良い曲。現代曲っぽいのも多い。3回同じ歌が流れる。
 その後の、ラプンツェルが、「灯り」と「母への裏切り」で迷うシーンが好きすぎる。
I See The Light
 テーマ曲。最初の1灯が見えた瞬間船の船首に駆け寄るシーンはたまりません。
 涙腺スイッチ入る曲ですが、あれ?半分歌ってないじゃん!!
エンディング
 スタッフロールのセンス良すぎです。


ラプンツェルの可愛さにうっとりし過ぎて話の半分が飛んでしまいました。また見よ〜っと。

投稿 : 2016/11/30
閲覧 : 272
サンキュー:

9

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

歌い踊るディズニーが無言で伝えたかった気持ち。

ディズニー通算50作目の長編作品となった本作。
相変わらず、キャラたちはやたら踊るし、歌うし、
身振り手振りは大袈裟で、パッチリ目玉はデカイし、
主人公ヒロインの魔法の金髪はやたら長いし、フサフサで良く動くw

多額の資金と人員を投じて構築されたCGの動きは楽しげで、
それらが中だるみなく敷き詰められたゴージャスさは、
鑑賞者を夢の童話世界に旅立たせるのに十二分です。

ただ、私が本作で一番印象的だったのは、
ディズニーに無言で少ない所作でも気持ちを伝える、
繊細な表現を完膚なきまでに見せ付けられたシーン。

具体的に言うと、{netabare}国王夫妻が、
生き別れた娘・ラプンツェルの無事と再会を願って、
灯籠を夜空に放つシーン。

挿入歌の他は、キャラは無言で、大量の光が立ち上る幻想的な演出。
何も語らなくたって、娘を思う父と母の気持ちが心に響いてくる名シーンです。
この夫妻、劇中でもほぼ無言でしたが、
本当にいいご両親だったという好感が今でも残っています。

私は捻くれた日本のオタクなのでw
長年、日本におけるアニメの経常赤字の主原因になっている、
ディズニー映画等が日本で流行っているのを見かけると、
デフォルメのセンスは日本が上だの、繊細な心理描写はこっちに分があるだの、
僻んでばかりですがw

そんな邪な考えなど、本作を観ると、灯籠と一緒に夜空に消し飛んでしまいます。{/netabare}

最近もクールジャパンで世界を……などと頻繁に耳にしますが、
本作のように、ただでさえ資金力で勝る海外勢に、
細やかな芸当まで披露されると、
日本アニメ勝ち目ないだろう……と苦笑してしまいますw


個性的なキャラたちの中では、マキシマスがお気に入り♪

{netabare} 彼は人ではなく王国警護隊長が愛用する白馬ですがw
その能力は一介の馬を遙かに超越。
鼻は警察犬の如くよく効き、犯人逮捕の執念は銭形警部並みで、
剣術格闘?もイケるw
その上、組織の家畜に成り下がらず、自らの信念で行動ができる。{/netabare}

彼こそまさに21世紀の名馬だと思います。


その他、吹き替えでも進捗著しかった本作。
一昔前はディズニーに限らず、ミュージカル映画や歌や踊りのある洋画吹き替えなど、
日本語がおかしくて、2時間付き合うのは正直しんどいと思う作品が多かったものです。

ですが本作は吹き替えでも大人を引き込む完成度。
個人的には {netabare} 俺には夢がある♪と歌う大人の酒場ソングが、
捻くれた自分の胸に刺さりましたw{/netabare}

本作の流れの先に、
実写洋画『レ・ミゼラブル』によるミュージカル吹き替え鑑賞の一般普及があり、
さらにその流れを受け、世は空前の『アナ雪』ブームを迎えることとなりました。

そういう意味で、映画興行のメインストリームを語る上でも外せない本作。
私としても是非2010年代の名作に数えたい逸品です♪

投稿 : 2016/11/07
閲覧 : 363
サンキュー:

18

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ラプンツェルがかわいい。

98点。
3DTVでもすごいし、普通のでも楽しめる。
これぞ老若男女どれでもござれ。


ヲタクさんのおっぱいプルンプルンの巨大眼球萌えと同じように。
俺はラプンツェル萌えなんだよ。
わかるか?あぁ?

かわいいから、いいから見ろ。いや、見てください。


「ながら見」にも向いてます。
英題 Tangled。からまった髪とからまった人生の物語。

投稿 : 2016/10/18
閲覧 : 192

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フタツノセカイ

全く興味がなかったですけどね、無理矢理見せられて魅せられましたw
本作は不思議な力を持つラプンッエルという美女の物語。ディズニーものとして何かしら不運な境遇におかれる少女が、運命を王子的存在と共に切り拓いていくという定番。この定番が今なお何故ウケるんでしょうね・・・w

んで、実際観てみた。観てみた所、面白かった。
映像的に見れば、とにかくキャラクターが際立っておる。別になんのへんてるもない馬や、カメレオンやらに、なんでこんな愛着を抱いていまうのでしょう。セリフで語らない映像美と言って片づけてしまうには口惜しい。こいつら生きているとか言うのも雑でありますし。実際の主役たちよりグイグイ迫ってくるんですわ。主役達を目立たせているんですわ。ストーリーは割と残酷。でもこの世界いたってポジティブ。そんでもって踊り?歌?みたいな激が要所要所あって、これで緩急になっていて、大事な所はドリームファストボール。

……

まあディズニーランドにも行ってきましたよ。柄にもなくカチューシャなんかつけちまってよ!ミッキーパーカーなんて着ちまってよ!でもさこれやりたかったんよ!やっぱ感じましたよディズニーは良いと、認めたくないものですがwそんなわけでございますが、ふとね。昔子供の時に読んだり観たりした、悲しい方の人魚姫とか不思議の国のアリスとかが、うっすら浮かんでくるんですわ。で、結論から言うとワタクシこっち派なんです。でも子供の頃、悲しい方に悲しんだりもしたもんです。なんて無常なんだと、憤りを思い出した。

憤りのnight、日常それはfight、cooldownでえぶりないw
そんなん虚しいsirennight Disney行けばhollynight 

ガキの頃思ってた憤り。それが今じゃいつも通り。
thank you虚しいだけのセかい。thank youほしいぜdisティニー

夢が詰まったディズニー世界。皮肉詰まった童話世界。
どっちも好きだぜこの世界。嘘も方便ダイヤキュート。
二つ合わせてディズニーセカイ。二つ合わせて○○セかい
(まじ才能ねーわw)

投稿 : 2015/12/18
閲覧 : 568

ひらめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夢に向かって第一歩

 たまにはディズニーでも、と思って視聴。
 CGアニメもやっぱりすごい!動きのある絵はさることながら、あんなに幻想的な表現もできてしまうとは。ランタン凄かった。
 内容もなかなか。「夢」に向けてのワクワクと不安。そこらへんの表現が良かった。たまにはこういうのもいいかもね。
 
 

投稿 : 2015/06/06
閲覧 : 354
サンキュー:

1

頭のなかJET!!! さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夢と魔法と冒険のキラキラとした映画

CMでみたときは この映画ほんと面白いのかなぁって思ったりしましたけど
実際にみてみたら よかったですw
この映画の始まり方好きなんですよねぇw
この映画が始まった時、これはいいかもって期待しちゃいます
レビュー書いてる人が軒並み 評価があまり高くなかったので
ちょっと意外でした。
音楽ももちろんいいですが、ヒーローもかっこよくて
アクションシーンも派手で楽しかったですw
ロマンチックなディズニー映画としても ラプンツェルはわりと上位いくんじゃないかと思います。
夢と魔法と冒険でまさにディズニー映画かなって感じがします
いろいろ突っ込んでる人がいますが 気にならないくらい
俺はこの映画が好きです

投稿 : 2015/02/03
閲覧 : 573
サンキュー:

3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小さい事には目をつぶって、楽しみましょう!

もう、、、子供と一緒に10回以上は見ています。
ストーリーは穴だらけです。
(子供に突っ込まれたら、どうしようかって思いながら
見ています。)
で、見ているとハッピーエンドで終わります。
なんか、終わりよければ全て良し、みたいな感じで、、、
子供と見ている時は純粋に楽しみたい!
そう思ってみています。

ただ、突っ込まなくてもこの話は恐ろしく危ない話です。
ここまで整合性のないプロットと破天荒な設定を作品にしてしまうのは
文化の違いかも、、、
(日本特有の愛憎物語でもここまで荒唐無稽ではない。
なんせヒーローの職業は賞金首のドロボーですから、、、
いやいや、言い出せば切りがない。)

投稿 : 2014/07/18
閲覧 : 389
サンキュー:

6

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

愛と冒険の3Dファンタジー!王道が良いほうに作用しているので視聴者の望んだ展開がやってきて安心して観てられます。

視聴したのはBDですが3D作品のBDも素晴らしく綺麗ですね!
キャラクターや草木に水や建物などあらゆる映像が美しかったです。
あ、ラプンツェル役の声優さんは中川翔子さんこと、しょこたんだったんですね。
特に気にならなかったのでお上手だったと思います。
歌うシーンは違う人が担当したみたいですが。

王国のプリンセスとしてこの世に誕生し、
歌うと光る不思議な髪を持つ少女ラプンツェル。
その力は傷を治したり若返らせたりと絶大なのですが
特異体質ゆえに産まれてすぐゴーテルという女に誘拐されてしまうのです。
それ以来18年もの間ラプンツェルはまわりに人気のない塔の上で生活させられ、
ゴーテルはラプンツェルの力で若さを保っていましたが
フリンという盗賊がゴーテルの留守中に塔に忍び込み、
ラプンツェルと出会ってしまったことで物語は動き出します。

ラプンツェルは18年も幽閉されてるわけだけど
ゴーテルのことを本当の母親だと思ってるので健気で明るく可愛い女の子でした。
もし彼女が最初から真実を知っていたとしたらもっと暗い話になってたかもしれませんね。
髪の毛は切ってしまうと切った部分だけ力を失うみたいで
ラプンツェルの髪は18年分の長さになっていて生活に支障をきたすレベルです(笑)
ただアクションシーンでは長い髪をうまく使って状況を打開したり
ロープの代わりにしたりと意外と役立つ場面もあるんですよ!

ゴーテルは18年ラプンツェルと一緒にいるのですが
それだけ長く一緒に暮らしてれば愛情が出てきてもおかしくないですよね…
でもゴーテルにそういった心情はないように思いました。
あくまで自身の若さを保つためにラプンツェルに偽りの優しさを振りまいてる印象。
そもそも塔の上で生活してるのはラプンツェルのみで
ゴーテルはどこか別の場所に住んでるみたいです、
用があるときだけ訪問する感じかな。

まぁ18年ゴーテルにこれといって逆らうことなく生きてきたラプンツェルですが
そんな彼女にも夢があるみたいで自分の誕生日になると
毎年必ずお空を飛んでくる明かり…灯篭流しのお空Ver.みたいなやつ?
塔を出てそれを間近で見るのが彼女の夢なのです。
実はその明かりはラプンツェルの無事を祈り王国から流されてるものなのですが
まぁ明かりを見たいから外に出たいなんて願いを聞き入れるゴーテルじゃないですよね。
あまりにしつこいラプンツェルに「一生外には出さない!」みたいな本音まで言っちゃいます。
これだけ長いこと一緒にいても自分のことしか考えておらず愛情のかけらもないキャラクターですね。
彼女がラプンツェルのためにする事ってすべてご機嫌取りでしかなく、
つまりはそれも含めて自分のためになってるのです。

そんなときに塔に侵入してきた盗賊のフリン。
ラプンツェルはフリンに明かりまでのガイドを頼みますが
何を隠そうフリンは王国からティアラを盗み出し絶賛指名手配中(笑)
明かりまでということは王国に舞い戻るということでつまりフリン絶体絶命なのであります。
このフリンというキャラクターは一見情けなく、軟派な男ですがそこそこアクションもいけますし、
何より行動力があるので外の世界を知らないラプンツェルにとっては
とても頼りになる男だったんじゃないでしょうか。

盗み出したティアラをラプンツェルに隠されてるので、
素直に従うフリンですが内心ではすごく嫌そうでした。
そんなフリンが徐々にラプンツェルと距離を縮め悪党相手に
奮闘していくのも王道ではありますがやはり面白いと思います。
盗賊なんてやってるくらいなんでダメな男なんですが
そういうやつがたまに見せる善行というのには
ラプンツェルの光る髪と同じくらいの輝きがあると思います。
まぁフリンが憎めないキャラしてるというのが大きいですけど…

ディズニーといえばミュージカルシーンですが
この作品ではミュージカル要素は薄かったかもしれません。
正直、あまり印象に残ってないんですよね…
でも髪の力を使うときは歌いますし、
それ以外でもここぞという時には歌って踊りますので安心してください。

尺は100分という長編なんだけど体感的には短く感じました。
それはおそらく物語をギュッと凝縮した丁寧で贅沢な物語構成だからかもしれません。
明かりが流されるのが翌日ということで塔を出てから1日だけの冒険を描いた作品なんです。
なので色々なことが起こるというよりは、
限られた出来事にスポットを当てた凝縮された物語構成といえるでしょう。

そう考えるとロマンティックですね、
出会って1日の男女がお互いに恋をして命を賭して助け合うのですから。

最終的にラプンツェルは本当の両親である王と王妃と再会できるのですが
そこはあまり重要視されてないような気がしました。
物語の発端とオチの役割を担ってたように感じましたね。

何も外の世界を知らなかったラプンツェルだけど
塔の外に出た一番の収穫は「愛」を知ったことじゃないかな。
嫌味のない作品なので比較的大衆向けの作品だと思います。
ちょっとした幸福気分を味わいたい人におすすめです!

【A80点】

投稿 : 2014/06/14
閲覧 : 482
サンキュー:

6

K.Takamasa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良!!

あまり期待せずに鑑賞したためか、かなり満足することができた。

ストーリーは特に素晴らしい、面白いとか感じるところはなく、
逆に言ってしまえば予想の範疇を超えない部分が間々あったのだが、
細かい点において、観ていて楽しいと思わしてくれる作品であった。

他者におすすめできるものであると感じた。

投稿 : 2014/04/30
閲覧 : 238
サンキュー:

2

サテン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/18
閲覧 : 8

M さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/22
閲覧 : 9

よこぴょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 9

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/07
閲覧 : 9

お鶴 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 9

しらす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/30
閲覧 : 24

あくすた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 28

こげぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/04
閲覧 : 30

poko さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/01/06
閲覧 : 43

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/09/11
閲覧 : 42
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塔の上のラプンツェルのストーリー・あらすじ

ディズニー長編アニメーションの記念すべき50作目となるファンタジー・アドベンチャー。髪長姫の名でも知られるグリム童話の“ラプンツェル"を映画化。魔法の長い髪を持ち、18年間一度も外へ出たことのない少女が、お尋ね者の大泥棒と共に未知なる外の世界へ繰り出すさまを描く。声の出演は「恋とスフレと娘とわたし」のマンディ・ムーア。一方、日本語吹替え版では人気アイドルの中川翔子が担当。監督はこれが劇場長編初メガホンのネイサン・グレノと「ボルト」のバイロン・ハワード。 驚くほど長い魔法の髪を持つ少女ラプンツェル。深い森に囲まれた高い塔の上に住む彼女は、外は“恐ろしい世界"だから絶対に出るな、と言う母親の教えから、18年もの間、一度も外の世界を知ることなく生きてきた。しかし、好奇心旺盛なラプンツェルは、いつか必ず外の世界へ出て、毎年誕生日になると夜空に現われる神秘的な“灯り"の正体を確かめることを夢見ていたのだった。そんな彼女は18歳の誕生日前日、王冠を盗み追っ手を逃れようと塔に迷い込んだ大泥棒フリンと遭遇、その魔法の髪で彼を捕らえる。そして、自分を塔から連れ出し、“灯り"の場所まで案内させることを条件に解放する。こうして、ついに外の世界へ飛び出したラプンツェル。そこは恐ろしい世界ではなく、美しい自然に溢れ、街では人々が楽しそうに暮らしていた。数々の危機を乗り越えながら“灯り"の場所を目指す2人。だがその先には、ラプンツェルの思いもよらぬ運命が待ち受けていた…。(アニメ映画『塔の上のラプンツェル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2011年3月12日
制作会社
ウォルト・ディズニー

声優・キャラクター

マンディ・ムーア、ザッカリー・レヴィ、ドナ・マーフィ、ブラッド・ギャレット、ジャフリー・タンバー、M.C.ゲイニー、ポール・F・トンプキンス、ロン・パールマン

スタッフ

脚本:ダン・フォーゲルマン、 監督:ネイサン・グレノ/バイロン・ハワード、製作総指揮:ジョ、製作総指揮:ジョン・ラセター、製作総指揮・アニメーション・スーパーバイザー:グレン・キーン、脚本:ダン・フォーゲルマン、作曲:アラン・メンケン、

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