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「マリア様がみてる(TVアニメ動画)」

総合得点
71.4
感想・評価
355
棚に入れた
1896
ランキング
1370
★★★★☆ 3.9 (355)
物語
4.0
作画
3.7
声優
4.0
音楽
3.7
キャラ
4.1

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マリア様がみてるの感想・評価はどうでしたか?

たまちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

1期はロサギガンティアが一番好きかも
ゆみにちょっかいかけてた3年生

さ「覚えていらっしゃい 私、必ずあなたのスールになってみせるから」
「気が付いた?私ダンスの時すぐるさんの脚を3回ふみつけてやったの」ww
さちこ様かっこいい
気品があってクールで優しく厳しく

今後、さちこ様って呼んだら無視することにします!
「…さまっ」
「きこえなーい」
「お姉さま!」
「はい^^」

ロサギガンティアは女の子が恋愛対象みたいだったけど
この作品は同性愛って訳ではなくて女子高の姉妹制度みたいなもの
人間模様が面白くてあっという間に見終わった
嫉妬とかは生まれるけど同性で恋愛をするって訳ではない

さちこ様の優しい「こらっ!」がすき

投稿 : 2015/09/25
閲覧 : 253
サンキュー:

1

GCR さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

後日更新予定

投稿 : 2015/09/10
閲覧 : 478
サンキュー:

0

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

"スール"が見せてくれたもの

「リリアン」という女子校で静かな物音を立てて起こる群像劇。
主人公には祐美がいて、メインステージは「山百合会」と呼称される生徒会。
けれど派手で華々しいエピソードはなく、ささやかれる物語は常にとても個人的なものごとになる。
それは誰かと誰かのお話。

厳しい校則はなくとも淑女たる振る舞いを保ってきたリリアンの生徒たち。
それは上級生と下級生の結ぶ「スール(姉妹)」という関係が伝統として今も続いているから。
ある上級生は気に入ったある下級生を選び、選ばれた下級生も憧れの先輩の傘の下に入る。
親密な2人の間では当たり前のことを教え、たわいもないおしゃべりをし、また秘密を共有する。
先輩後輩の関係ではなく、友達でもなく、スールである彼女たちの間には誰も入っていけない絆がある。
容姿ゆえか、恋ゆえか、欠点ゆえか。彼女たちは強く、また深く、強烈な花の匂いに惹かれる蜂のように互いを求め合う。
そこには他人が踏み込んではいけない境界線をはっきりと感じ取ることができる。
互いに求め合ったその中に大事なものは隠されている。開けてはいけないパンドラの箱。人差し指を静かに唇にあてる。
スールである彼女たちは、こころの底から理解し合い、相手のために何かしたいと体が熱くなる。
半端ではないその関係にいささか驚かされるほどの愛をみるが、それは柔らかな光に包まれた、とてもあたたかいものだ。
依存のような危険性も、ヤマアラシのジレンマも皆無である。ただただ抱きしめ合うことができる唯一のもの。
それこそがこの物語の提示したい、世界のひとつの仮説である。


リリアン女学園で静かに起こる群像劇の本作「マリア様がみてる」。
目には見えない小さな傷も仄かな輝きも、決して見過ごすことのない彼女たちの真摯な姿勢、また他人に施す優しさと、スールに向ける愛の深さと誠実さはこの作品ならではの特徴である。
作品にはお嬢様学校で女子校という雰囲気もしっかりと出ている。口調や礼節、服装、身振りなど十二分にだ。
笑いをさそうコメディタッチの部分には迷走がみられるがさほど気にはならない。
作画についてももう少し頑張って欲しいという願いもあるが作品が良いだけに我慢して頷く他ない。
自分としてもそのように思うのは珍しいが、そういう部分では簡単に折れてもいいほどに夢中になれるのが本作品なのである。


個人的にこの作品のどこが良いのか、他ではあまり取り上げられないだろうところをピックアップしてみる。
それは、問題と態度にデフレがないことだ。その質は最後まで保たれ続けている。
どういうことかというと、例えば「名探偵コナン」ではFBI捜査官のジョディが出てくる。
しかし彼女はコナンと赤井を際立たせるためか登場のときよりも鈍感になり、簡単なことにさえ気づくことができなくなってしまう。
話を作る側も頭の良い人間のさらに頭の良い人間を作ることに苦労したのか、はたまた限界を感じたのか。
そうしてジョディのレヴェルを下げていくことで、あたかもコナンと赤井が1つ抜けた存在であることを示している。
至極淋しい表現である。

ではこの「マリア様がみてる」ではどうだろうか。
本作には、主人公の祐巳、そしてそのスールでありお姉様と呼ばれる祥子がいて、
祥子が祐巳から学ぶこともしばしばあるが、基本は上級生でもある祥子が祐巳にいろんなことを教える。
もちろん当たり前のことだが、祥子にもお姉様はいたし、作中で学年が上がることで祐巳にも下級生ができてだんだんと妹の存在が仄めかされていく。
しかし、「マリア様がみてる」ではジョディは作られない。
祥子のお姉様や他の生徒会のお姉様方もきちんと祥子に指摘するだけの能力と資格を持っていた。
そしてまた祐巳も下級生である瞳子や可南子にレヴェルを下げることなく、また奇をてらうことなく、祐巳自身の上級生としての自覚ある立場と振る舞いによって彼女たちを正しい方向に導いてあげることができているのだ。
この丁寧に、順番に段階を踏んでいく作りは作品全体にもそれぞれのスールの関係にも言える。
でも特別ここには感心しないわけにはいかない。人の成長をこれだけ素直に頷くことができるかたちに書き上げた物語には感謝の意さえ湧いてくる。救いと光に満ちている。作者の正直で、まっすぐな意志をしっかりと感じる。
だからこそ祐巳の等身大の成長には大きな感動がありました。「100数えなさい」の台詞を僕は忘れることができません。


「百合の火付け」として話題の本作ではあるが、僕はあまりそうは思わない。
なぜならそれ以上に描かれていることが素晴らしいからだ。
マイナージャンルを広めたのは確かなのかもしれないがその色眼鏡は必要ないほどに、百合であることをすっかりと忘れてしまうくらいに、この作品はあまりにも出来過ぎている。
わざわざそんな括りはを必要ともせず、「マリア様がみてる」は一作品として堂々としたアニメーション作品である。
むしろ「百合」という響きがかえって妨げてしまうことにもなりかねないのだ。


脆く、儚く、傷つきやすい十代の少女たちの葛藤と苦悩と幸せは、感じるには重く大きく、語るには恥ずかしく、振り返るとそれは思い出である。
「スール」という関係が生み出したこの作品の伝えたい大切なことは必ずこころに沁みてくるはずです。
誰もはこうはなれないけれど、せめて自分はこうなるように努めたいと、そんなことさえ思ってしまいます。

静謐で、たおやかで、あるときには地獄の火焔に焼き尽くされ、またあるときには頭から水をかけられる。
でもそこにはきっと、必ず手を差し伸べてくれる人がいる。
触れると眠った小さな動物のようにあたたかく、月の光のように私をみてくれる、あなたが。
もう薔薇の棘も痛くなんかない。

投稿 : 2015/09/01
閲覧 : 679
サンキュー:

19

わっち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

百合作品はこういう澄んだ作画でないと見れない。

百合タグから探して、この作品を見つけました。

作画も雰囲気も落ち着いていて好きです。
ストレスなく綺麗な作品で一気に見れました。

一番最初に見た百合作品は「青い花」
出過ぎない登場人物、水彩画のような淡い景色

それが自分の基準、好みになった気がします。
なので百合作品だけは作画や雰囲気重視です。

投稿 : 2015/05/31
閲覧 : 287
サンキュー:

5

ichinana さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ここは乙女の園

コバルト文庫原作の元祖百合アニメが一般的な見方でしょうか。

しかし本作は百合作品というよりは、大正~昭和初期に流行った少女小説を源流としています。吉屋信子や横山美智子といった稀代の作家たちと同様に、少女たちの友愛を丁寧に描いています。
私は原作組でしたので、アニメ化決定の際には少なからずとも喜んだのですが、やはり本作の耽美な世界観は原作の方がはるかに上です。

一方で、本作のキャスティングは非常に良く、特に祥子さま(伊藤美紀さん)と志摩子さん(のとまみ)はハマリすぎ。
本作の舞台であるリリアン女学園は一般の高校とはあまりにもかけ離れており、そこに通う女子高生も間違ってもJKなどとは呼べない風情です。
姉妹(スール)という慣習が一段と拍車をかけ、"少女たちの聖域"感をより一層高めます。
キャラ的にも祥子さまは生粋のお嬢様、志摩子さんはフランス人形と形容されるようなどこか神秘的な面持ち。まず身近にはいませんよね。

特に志摩子さんとのとまみヴォイスのシンクロ率はハンパないです。
原作では祥子さま推しでしたが、志摩子さんのどこまでも吸い込まれそうな瞳と中毒性の高い澄んだ声に、当時の私は彼女にガチぼれ状態でした。

本作の世界観を味わいたいのであれば原作を、舞台とキャラクターの神秘性を楽しみたいのであればアニメを、といった感じです。
原作ひびき先生の挿絵も本当に綺麗です。
全39巻とかなり長いですがお薦めです。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 265
サンキュー:

6

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ごきげんよう

他の百合ものと違い観ている側に媚びていない感じだったので、
見やすいとは思う。

「山百合会」とうのが生徒会で、とあるきっかけから、
主人公の「祐巳」が巻き込まれていく感じで「祐巳」が
高校1年の12月までの13話。

「祐巳」の百面相と自由奔放「聖」が面白かったかなー

投稿 : 2015/02/22
閲覧 : 329
サンキュー:

1

零崎-zero- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

思ったより普通に面白い

ジャンルとしては学園モノ、百合モノです。
百合と言っても精神的な感じで肉体的な感じはほぼないので普通に見れます。

お嬢様学校に通う主人公。
ごきげんようってな挨拶が普通に飛び交うような学園。
その学園では上級生と下級生が姉妹になって、上級生が下級生の教育をするといったような制度がある。

主人公は平凡な新入生なのだが、その姉妹となる姉が生徒会でもある山百合会と呼ばれる人の一人であった。

お姉さまと主人公のいろいろなギャップ。
また主人公以外の山百合会と新入生の組み合わせの物語。


実際に女子校なんて知らないからですけど、こんな学園ある意味理想(笑)
この学園というより山百合会に所属する人たちが理想(笑)
こんな清楚な人たちいるんか!

そんな夢物語のような女子の世界へいざなってくれます。

投稿 : 2015/02/02
閲覧 : 310
サンキュー:

4

ネタバレ

けいおんうい さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

好き

福沢 祐巳が小笠原 祥子の姉妹になりいろいろあるけど少しずつ絆をかんじさせるから好き。
個人的だけど世界観が好き。

投稿 : 2014/12/18
閲覧 : 253
サンキュー:

0

ネタバレ

キョウスケ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ごきげんよう

幼稚舎から大学まであるという、私立リリアン女学園。この女子校は「ファンタジー」だ。

こんな清楚で上品なお嬢様ばかり集まった女子校、こんな世界が本当に日本のどこかに存在するのか?
原作の今野緒雪女史は実際にカソリックの女子高出身とのことだけど、こんな環境で生活をしていたのか?

原作は「コバルト文庫」から出版されている。言わずと知れた、少女向けライトノベル、ジュブナイルレーベルだ。しかし、この作品の読者は男性が以外に多いという。このアニメのイベント等でも男性の比率が結構、高いそうだ。

この作品のとらえ方は男女で異なり、男性は「憧れ」、女性は「疑い」だと思う。男性から見ると世間と隔絶した、決して手の届かない環境で起こる様々な出来事は、作品を通して垣間見る秘密の花園に対する憧れ。女性向けに書かれている小説だが、男性がハマる理由がここにあると思う。

だが、女性から見ると「こんなことねーよーww」と半ばギャグに見えているのかもしれない。

この現実にありそうで、現実ではないファンタジーな世界は、この物語の舞台として、絶妙な雰囲気を出している。


この物語で特筆すべきは「お嬢様キャラ」である。

アニメなどで主人公の周りに何人か女性キャラがいると、必ずとっていいほど一人はお嬢様キャラだ。お嬢様キャラは女性キャラの中でも(ツンデレキャラと並ぶ)最強のキャラ立て・特徴・記号である。ところが、この作品では出てくる女性はほぼ全員「お嬢様キャラ」なのだ。先生や母親ですらOGだ。

他のキャラと比べて一般人ぽく描かれてはいるが、主人公の祐巳でさえ(父親が建築事務所を営んでいる)社長令嬢で、幼稚舎からリリアンに通うバリバリのお嬢様なのである。

こんなお嬢様縛りの作品は他にない。それなのに、お嬢様キャラとしてのバリエーションが多彩で、一人ひとりのキャラクターがとても魅力的だ。そして、その魅力あるキャラクターを作っている要素の一つが、演じている女性声優たちだと思う。

かくして、私が声優ヲタになった原因の作品となったのでした。

投稿 : 2014/08/20
閲覧 : 255
サンキュー:

5

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

薔薇の館

伝統ある私立学校・リリアン女学園高等部
に集う乙女達の日常とは・・というアニメ♪
※カトリック系御嬢様校という設定。

コメディ要素も多分に含む為に見易く感じる。

リリアン=百合の様な女性を指す事からも
内容は察しがつくと思うけど可也面白いです。
※一般的に花言葉で威厳・純潔・無垢な女性
で純潔な女性を指す代名詞としての意味合い。

原作は本来少女小説だと思うのですが、男性
読者が可也多かった様で、百合物を視る男性
が増える要因になった代表的作品でもある様。

生徒会は山百合会。生徒会室は薔薇の館。
会長は薔薇様。スール制度という姉妹制度。
ごきげんよう・・という挨拶等々諸設定等は
徹底して世界観重視になっている。
またそういった世界観や言葉遣いがパロディ
ネタとして他作品に可也多く使われている。
御嬢様学校のプロットの様になっている感じ。
 
心理描写は重苦しくならない程度に可也丁寧
に描かれていますのでとても視易く「ゆるゆり」
という路線の元になった作品にも感じます。

基本的には学園内で起こる他愛無いトラブル
等を御嬢様風のテイストで大事件として扱う
ズレを愉しむ展開が多く、同性愛云々が主軸
での重々しい描写等は少ない方だと思います。

信頼関係等から好意や友情・憧れや敬意など
スタンスとして描かれその上に愛がある展開
ですし・・愛といっても親愛とか友愛の様に
多種多様な一部として描いている感じです。


薔薇様は生徒会長?
紅薔薇さま又は(ロサ・キネンシス)
白薔薇さま又は(ロサ・ギガンティア)
黄薔薇さま又は(ロサ・フェティダ)
と呼ばれ憧れの対象であり敬われている。

其々にスール(妹)が存在し、
ロサ・キネンシス・アン・ブゥトンという風に
アン・ブゥトン・・更にそのスールは・・
アン・ブゥトンプティ・スールという噛み設定。

花寺学院という男子校にして仏教系の姉妹校が
隣接して存在する等男性を完全排除していない。
※スールに対して烏帽子親制度という設定。

此処ぞ!という時は少女漫画風に丁寧に描いて
いるとも感じたけど・・もう少しキャラを丁寧
に挿絵の世界観で描いて欲しかったかな・・

OVAも含め4期ありますので可也見応えもある。

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 322
サンキュー:

4

sk0003 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これ最高です、美しい姉妹愛に感動

自分は百合好きです。
このアニメはジャンルで言えば百合作品になるのでしょうが実際百合の要素(恋愛要素)はほとんどありません。
妹は姉を慕い、姉は妹大切に想う、なんとも美しい姉妹愛が描かれております。
百合好きのひとは是非とも見るべき作品だと思います。

もしもっとイチャコラしろや、と思う方がおられるのであれば「桜trick」などのまた別のベクトルの百合作品を見るのをお勧めします。

私が思うに百合に別に興味がない人でもこの作品は安心して視聴できると思います。

投稿 : 2014/06/16
閲覧 : 290
サンキュー:

1

ネタバレ

sdkfz_251 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まさかコバルト文庫を読むようになるとは思わなかった。

視聴した切っ掛けは2chの軍事板で一時期流行っていたからという酷いモノ
で、いきなり本作を視聴したわけではなく二次創作のエースコンバットとのクロスオーバーSSを読んでからなので、この感想は思い切りバイアスが掛かっている可能性があります。


さて、作品の感想をば…
マリみての本質はギャグにあると思う。
勿論本編のストーリーも良いし由乃さんが可愛いのは当然だが、マリみて一期の特徴は(二期もか?)次回予告が遊びすぎという点にあると思う。
シリアス一辺倒だったらそれほどブレイクしなかったんじゃないかなと。

まあ職業柄、一番気になるのは渥美先生(数少ない男性キャラ、超ベテラン教師)がどのような経緯でリリアン女学園で教鞭をとることになったか、だ。
引き抜きでもあったんだろうか…

投稿 : 2013/12/26
閲覧 : 240
サンキュー:

2

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

知名度は高い

「マリア様がみてる」は非常に知名度の高い作品の一つですよね。
ですが、見ている人は意外と多くはないんじゃないかと思います。原因となる要素は「百合」ですね^^;
自分もこれまで見たことないとまでは行きませんが、あまり数を見てきてはいません。
正直に言って、この第一期を見ているときはあまりピンと来ませんでしたし、登場人物達の気持ちも全然理解出来ず、本当にさっぱりでした。
キャラクター達もこう言っては何ですが、どこが旧世代的な造型だと思います。
それもそのはずで、原作は1998年から始まっており、現在まで続いて、計39巻ということで納得がいきました。
実際、後のシリーズでは現代のキャラ造型に近いキャラクターも登場していますので、原作がスタートした時点では、現代のもののように濃いキャラクターが無数に闊歩する時代では無かったんでしょう。時代を感じますね。
内容は、主人公があるキリスト教系女子高に入学し、あることをキッカケに学校で絶大なカリスマを誇る生徒会の補佐を努めている「お姉様」に出会う、って話です。
この作品中では、年上の生徒とある儀式をすることによって、その「お姉様」の「妹」になり補佐するという制度があります。
まぁこれが「百合」要素を形作っています。
実際のところ、これだけの作品なら自分はこの一期だけ見て先は見ませんでしたが、ある要素の片鱗を見て先を見る気がおきました。
それは「世代の受け継ぎ」の要素です。この要素が出る度に言ってますが、これをうまく使えている作品はどれも面白いという自分の中での確信があります^^;
ですので皆さん、「マリア様がみてる」を見ようと考えたのなら、覚悟して4期まで見ることをおすすめします。
幸い全て13話以下なのでそこまで負担にはならないと思います。

投稿 : 2013/12/16
閲覧 : 343
サンキュー:

3

ジャスタウェェイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

穢れを知らない少女たちの話

本当に清らかな話だなあと思いました。面白いので4thシーズンまで一気に見てしまいまいしたぜ!

ぽろっと涙がこぼれてしまうようなシーンもあり
とても楽しく最後まで見れました。4

投稿 : 2013/12/13
閲覧 : 313
サンキュー:

1

mikosaya さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

評価7

投稿 : 2013/10/29
閲覧 : 271
サンキュー:

0

Dr.テンマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

初めて見た百合作品

百合アニメというのを初めて見ました。
なんかやたら画は綺麗だし、時間の流れなんかもすごく良かったです。
新しいジャンルを開拓してみてよかったです。

投稿 : 2013/10/09
閲覧 : 255
サンキュー:

2

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良い雰囲気だ。

百合アニメ。
各キャラクターの性格がとてもよかったです。

ストーリーはそこまで重くないのですが、
重たい演出がいい味出してました。

現実と非現実の狭間を楽しめ、
個人的には気に入りました。

続きが楽しみです☆彡

投稿 : 2013/09/25
閲覧 : 409
サンキュー:

15

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「ごきげんよう」 優雅です。

清楚なスール(姉妹)関係が魅力の癒しアニメ。
清らかなオープニング曲が印象的です。

紅・白・黄、各ロサのスール模様が微笑ましく、面白い。
特に、1年生3人のキャラは対照的。
中でも主人公祐巳の性格は普通すぎて逆に異質です。

細やかな心理描写により、この世界に引き込まれました。
ただ、動きの少ないストーリーなので少々退屈かもしれまん。

次回予告のショートコントは毎回軽く笑えます。

投稿 : 2013/09/15
閲覧 : 460
サンキュー:

15

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

Q質問 A解答 T突っ込み

A,物語 3
百合星人ナ○コサンとか神○月の巫女とかCan○y boyとか
観ているからこのくらい日常的アニメくらいにしか
見えないのだが

T1、よしペチ君は立派なアニヲタマスターだ

ごめんなさい ありがとうございます

T2、それ言ってみたかっただけでしょ

声優 3.5
あー声優さんに一度でも良いからなってみたいなー

T3、ヘッド(奈々様)曰く結構大変らしいよ
だけどやりがいのある仕事らしい

なりたいなりたいなりたーーーーーーい

T4、ヲタクなら一度は考えたことのあることでした

キャラ 3 
そういえばこのアニメについての話を全くしてなかった

T5、そういうレビューはペチだけだあああああ

よし、しよう 「まあいいんじゃない」

T6、おいっ 

作画 3.5
なんていうか面白い作画だ

音楽 2.5
伴奏だけだからカラオケで歌えないいいいいいいい

T7、確かにそういうのは珍しいかも

投稿 : 2013/08/31
閲覧 : 281
サンキュー:

3

CountZero さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ごきげんよう。 あにこれの皆様方(笑)

とりあえず観終わったら、多分みんなコレが口癖になります。

正統派百合作品の筆頭に挙げられる「マリア様がみてる」シリーズの第一期です。
毎回冒頭で語られる「スカートのブリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように…」というナレーションはこの作品の世界観を見事に表現しています。
私なんかはこのナレーションだけでぐっと来てしまいます.。゜+.(´▽`)。+.゜+・
やっぱり、プリーツスカートはぴしっと綺麗にそろっているのがかっこいいですよね(笑)

ファーストシーズンではこの作品の核となる「スール(姉妹)」という関係について知り、慣れる事ができます。
正直、最初はこの設定にはあまり現実感が持てなくて違和感を感じましたが、恋人とは異なるこの特別な関係がある事によって、正統派百合作品とは言ってもいわゆる同性愛の恋愛関係ではなく、青春時代を彩る純粋な友情関係を描く事に成功しています。

なので、ドキッとするシーンはあるものの、性的な事柄をイメージさせる事はありません。
全体の雰囲気は一貫して上品です。
同性愛的な恋愛なら「青い花」や「ささめきこと」の方がずっと直球です。

この2作品も私は好きですが、「マリみて」を観てしまった今はずっとこちらの方がお気に入りになりました。
比較的登場人物は多いですが、私立の女子高という閉じた世界のお話であることと、基本的にスール同士のお話に絞ってあるので複雑になっていないのも好印象です。
紅薔薇、白薔薇、黄薔薇姉妹それぞれの関係が丁寧に描かれているので、感情移入もし易いです。
きっとお気に入りだったり憧れるキャラクターができると思います。

作画面は決して高品質と言えるものではありませんでしたが、それでもキャラクターが魅力的でストーリーが素敵なので、個人的にはあまり気にはなりませんでした。

切なさと優しさをジーンと感じる事ができる良作なので、百合作品を今まで観た事がなかったという方には、最初に観る作品としてお勧めです。

投稿 : 2013/08/10
閲覧 : 370
サンキュー:

15

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

上品

百合作品。 初めて観た時は、幼き頃だったので、少しドキドキしながら、観た記憶があります。
凄く上品で、素敵な作品です。百合作品を観たことない、少し興味がある、そんな方は一度観て下さい。おすすめします。

投稿 : 2013/07/18
閲覧 : 222

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ごきげんよう、あにこれの皆様方。

アニメ界に百合ジャンルを持ち込んだ色褪せない名作にして、女性視点の美を追求した夢・妄想を詰め込んだ素晴らしき日常を紡いだ学園生活を少し掻い摘んで紹介しますわ。

あまり貴女のお時間を取らせない様に心がけたレビューにするつもりよ。

なぜ読まないの?
やめて頂戴、これじゃ私が一方的に読者イジメをしているようじゃない。
泣きたいのはこっちの方よ。
読者に避けられて、その理由すらも教えてくれなくて

・・

なぜ、読んでくれないの・・・。
貴女にとって私って、その程度なの?
それじゃキャッチをしている意味がないじゃない。

・・・

どうしてキャッチなんかしたの?

・・・・

もう、いいわ。
別の日に落ち着いて話しましょう。
私も少々気が立っているようだから、言い過ぎたかもしれないわね。

あっ・・・・

※某エピソードで少し遊んでみましたw
祥子さま、ごめんなさい。
お姉さまとは呼べないのかしら
・・・・
 
と、ヒステリックで我侭なキャラも出てくる。
かなり面倒な姉さまですw
お嬢様育ちゆえ世間知らずで不器用な心が人間味にあふれ、互いのすれ違い葛藤といった気持ちを理解し心の在り処を模索し姉妹関係の絆を深めてゆく。
その絆という美を百合・同性愛者として表現しているだけで、甘美な音楽を聴いているような癒しのような味わい深さがある。

その象徴でもある3つの薔薇が物語っている。

紅薔薇・・・愛情
白薔薇・・・純潔
黄薔薇・・・嫉妬(薄れゆく愛)

花言葉とキャラ設定を掛け合わせたエピソードは、ほろ苦さを含みキャッキャ ウフフ ワールドとは違う優雅・気品といった品位を魅せる雰囲気が特徴。わかり易い表現にすると堅物みたいなキャラが多いといえば伝わるかな。
それはOP/ED曲ともクラシック音楽を使いキャラの台詞まわし世界観への配慮からも伺える。

悪く言えば閉鎖空間で過ごす退廃的な穢れた恋模様であるが、それも設定で演出表現である姉妹関係が青春賛美として築かれる世界観を一貫し、観る者に惹かれさせる純な心を消化させた結晶の賜物である。

同時に主人公・福沢 祐巳の世界観とのギャップを感じさせる視点からそれぞれの姉妹関係に干渉し触発させるコメディ要素を加味し一概に優雅な美だけ見せる訳ではない。
アンリアルな世界観で過ごす女子高生の日常としても描かれるシナリオ構成は飽きさせない創りになっている。

そしてまた私は4期まで観ることになるでしょうw
百合作品ではありますが、互いの心に芽吹く愛おしく切なる想いを感じてみては如何でしょうか。

投稿 : 2013/07/16
閲覧 : 627
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32

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

珍しい世界に惹かれました

 先ずご指摘申し上げますと、今まで関わったことは勿論、お聞きしたこともない上品な女子高の世界を拝見させていただいたことでございます。粗野な野郎といたしましてはそこのところにオリジナリティの高さを感じました。原作とそれをアニメ化しようとお決めになった方のお手柄と申せましょう。
 又わたくしは、目がパッチリくっきり描かれている絵柄が好みでございますので、その点でも嗜好に合っております。
 声優の方々の演技もよろしゅうございました。こういうSFでないリアルものは叫んだり難しい武器・必殺技用語など出てまいらず日常の会話が主でございますから、声優のキャスティングが効いてくることと存じます。
 レビューをしたためながら、評価を星二つほど上げてしまいました。優雅ってお得ですね。

投稿 : 2013/07/06
閲覧 : 226

はつぽ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

ゆりゆり

青い花よりは安心して観れる。
ストーリーが素直に面白い。

投稿 : 2013/06/26
閲覧 : 270
サンキュー:

0

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女子高とは こうあって欲しかった。

どんな 作品かというと・・・。
百合作品 の代名詞となっている位・・・
有名な 「マリみて」。

女子高とはこうあって欲しいという願望も入ってる
気もしないではないが・・・こうあって欲しい。(笑)

とまぁ 百合とかそういったものが好きな人は是非どうぞ
苦手な人は 即回れ右。 といいたい所ですが。
割と内容も面白かったので 是非試し見をされるのも
一興 かと思います。

女子高系 ネタ で
「マリみて」「ストパニ」等のお嬢様系作品を見た後に
「女子高生GIRL'S HIGH」を見ると色々と
ダメージが大きいです。(夢も希望もぶち壊し)

投稿 : 2013/04/08
閲覧 : 300
サンキュー:

4

ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

百合というジャンルを広く知らしめた偉大な作品

マリア様の庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、
背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
スカートのブリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、
ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。
私立リリアン女学園。ここは乙女の園・・・。


毎回アバンで流れるこのナレーションが本作の独特な世界観を見事に表現しています。
というわけで、本作に頻出する専門用語をここでクドクドと説明することはしません。
”山百合会”所属の主人公、福沢祐巳は”ロサキネンシス・アンブゥトン・プティスール”であり
小笠原祥子とは”スール”関係にある。とか言われても初見の人は意味不明でしょうw
でも本作を見てハマりさえすれば、そういった専門用語も自然に覚えられると思います。

あー、ちなみに上記のナレーション、コピペしてませんので。余裕で全文暗記してますので。ww


原作は女性向けの小説。アニメ化の影響により、男性にも支持されるようになりました。
wikiに書いてあったけど、現在では読者の8割以上が男性らしいです。

そう、元々は女性作者による女性向けの作品なんですよね。
学園内を主な舞台とし、優雅で可憐で上品な乙女達の人間関係を中心に描く本作は
「閉じた世界観」であると言えなくもないですが、実際はちょっと違っています。
純粋培養されたお嬢様ばかりでなく、俗っぽさが目立つキャラだって普通にいるし
男キャラも出てくるし、物語にも普通に絡んできます。(出番自体は少ないですが)
{netabare}男と交際してるヒロインもいるし、チラっと触れられる程度ですが援交少女もいますww{/netabare}
アニメ版は多少軽減されてますが、女性作者特有の生々しい部分も割とあったりするんです。

それでも私は原作の方が好きですね。心理描写が非常に細やかで惹きこまれました。
そういった意味でアニメ版には若干の物足りなさがあります。作画も崩れ気味ですし・・・
ただ、豪華声優陣による気品溢れる演技、作品の雰囲気とマッチした音楽など
アニメはアニメで十分楽しめるし、一見の価値ありだと思います。

マリみての影響で私は完全に百合に目覚めてしまいましたw
一時期は同人誌を買い漁ったりネットに掲載されてる二次創作漫画やSSを読みふけったり
異常な程に熱中してましたね。なんというか、これ程妄想を掻き立てられる作品もないです。


原作の引き伸ばしがあまりに酷いので熱はすっかり冷めてしまいましたが、
百合ブームの火付け役であり、百合というジャンルを広く知らしめた本作の功績は偉大です。
後続の百合作品とは一味も二味も違う独特な世界観。
百合に興味がない方も、一度観てみることをお勧めします。

投稿 : 2013/02/12
閲覧 : 986
サンキュー:

39

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

男性からすれば、こういう作品は興味を惹かれる。

決して百合が好き、というわけではなく、男性で生まれたからには決して経験できない女性の世界というのは一体どんなもんなのかなあという所で興味を惹かれました。まあ現実世界から大分浮世離れた世界ではあるのでしょうけど。しかし登場人物が女性だらけで、話の展開も人間関係の移り変わりを中心とする落ち着いた雰囲気でありながら、決して退屈というわけではなくて、スール同士の絆の深さを話数が進むごとに実感していくのを楽しみに毎週見ていました。

私は漫画家さんにも同じ印象を持っているのですが、女性のクリエイターの方は登場人物の心理描写が細やかで、設定に頼らなくても、人物の魅力だけで話を創り上げるのが上手いなと感じる事が結構多いです。そう感じるのは私が男性である事と無関係ではないと思います。恐らく性別の違いによる感受性が刺激となっているのかもしれません。この作品も例に漏れず、人物のちょっとした表情や仕草が実に魅力的で、こういう部分は文章では限界があると思うので、映像化してくれた事で作品の更なる魅力が開拓されたのではないかと、そう思います。

私は原作未読ですが、かなり楽しめました。時に人間関係の行き違いでギスギスする雰囲気も醸しだしますが、基本的には心が暖かくなる作品です。人の絆というテーマが好きな人には本作を自信を持って私はオススメします。

投稿 : 2013/02/07
閲覧 : 423
サンキュー:

16

mikura さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

男なんていない。

 私は学園もの、特に女の子たちが確たる目的もなくキャッキャうふふしているばかりのアニメは、集中力が続かずに最後まで見れないことがほとんどなんですけど、これだけはとても熱中して4thまで全部見ました。

 リリアン女学園という、ミッション系お嬢様学校が舞台です。
 この世の汚れたもの(男含む)はすべて能動的に外に排出し続け、柔らかな日差しと清浄な空気、お花畑と鳥のさえずりなど穏やかなものだけで満たされているという感じの、私的には脳内妄想としか思えない異様な世界です。
 こんな学校、ホントに日本にあるのかな?
 モデル校があるんだから、これに近い学校はあるんでしょう。カルチャーショックでかすぎ。
 
 そんな学園で学ぶ女生徒たちも、やはり人間で、思春期にもなれば、恋愛もするし嫉妬もする。欲望は渦巻いている。 しかし純潔教育を受け、抑圧されている彼女らにできることは、上級生と下級生で「姉妹」となり、恋人ごっこのような関係を作ることなのでした。

 つまり「姉妹」はそのまま姉妹の関係のようでもあり、友達のようでもあり、先輩後輩でもあり、そして恋人のようでもある。全てを内包する関係が「姉妹」。
 抑圧された環境だからこそ開いた、乙女たちの欲求不満を満たす特殊な関係。

 内容は、お互い実につまらないことで嫉妬したり、勘違いで疑心暗鬼になったりすることの繰り返しで、「そんなのさっさと話し合って誤解を解けよ」と思わずにはいられません。
 でもそのやきもきする過程の描写がたまんないんでしょうね。私もどんどん引き込まれていきました。生まれ変わったら私もスールになりたい!
 世界感の完成度が高い、素晴らしいアニメでした。
 

投稿 : 2012/11/25
閲覧 : 319
サンキュー:

3

いぶちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

好きですよ

『ごきげんよう』

女として、
おしとやかにしなければ・・・

思わされるアニメでした(笑)
女子高もいいですね。

小笠原祥子さまがとても素敵なかたでした☆

投稿 : 2012/10/30
閲覧 : 284
サンキュー:

2

ネタバレ

(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

代表的な百合アニメの1つにも感じます(・∀・)

少女コミックスからのアニメ化という事で、
かなりの期待があったとは思いますが、
その期待通りの作風にはなっていると思います。
一時期、私もハマッてしまいました。
「マリみて」はかなり作品作られていて、
アニメの他にも実写映画化されました。
配役はあまり好みではなかったのですが、
一部ファンからは良作だと言われています。
宝塚風の風潮はありますが、
主人公のユミはとても純粋で、とても好感持てました。
キリスト系の学校ならではのストーリーもあり、
神秘的なモノを感じました。
飽きる事なく、次の話へ進めるので、
大変見やすい作品だと思います。

投稿 : 2012/10/22
閲覧 : 264
サンキュー:

2

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マリア様がみてるのストーリー・あらすじ

憧れの小笠原祥子に身だしなみを整えてもらった事をきっかけに、福沢祐巳が薔薇の館を訪ねると、学園祭の劇について揉めていた。王子役として花寺学院の生徒会長が来る事を聞き、シンデレラ役の祥子が辞退を望んだ為である。
役から逃げる為に祥子は祐巳を妹にすると言うも、祐巳はその申し出を断る。話し合いの末、学園祭までに妹にできたら降りてもいいが、その代役は祐巳が務める事になる。
祐巳もその時に備えて練習に加わり、周りに溶け込んでいく。王子役の柏木が同性愛者である祥子の婚約者だと知った祐巳は、役を引き受けようとする。
しかし祥子は同情を嫌い、申し出を受けずに役を勤める決心をする。学園祭が終わり、もう祥子と会う事もないと黄昏れる祐巳に、祥子がスールの申し込みをした。そして祐巳は、その申し出を受け入れるのであった…。
(TVアニメ動画『マリア様がみてる』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2004年冬アニメ
制作会社
スタジオディーン
公式サイト
www.gokigenyou.com/index2.htm
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%A7%98%E3%81%8C%E3%81%BF%...
主題歌
≪OP≫片倉三起也『pastel pure』≪ED≫片倉三起也『Sonata Blue』

声優・キャラクター

植田佳奈、伊藤美紀、池澤春菜、伊藤静、能登麻美子、豊口めぐみ、佐藤利奈、甲斐田裕子、斎藤千和、下屋則子、大原さやか、檜山修之、市来光弘

スタッフ

原作:今野緒雪(集英社コバルト文庫)、キャラクター原案:ひびき玲音、 監督:ユキヒロマツシタ、シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:松島晃、美術監督:坂本信人、色彩設計:松本真司、撮影監督:川口正幸、編集:松村正宏、音響監督:岩浪美和、音楽:片倉三起也

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