当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「マリア様がみてる(TVアニメ動画)」

総合得点
71.4
感想・評価
355
棚に入れた
1894
ランキング
1356
★★★★☆ 3.9 (355)
物語
4.0
作画
3.7
声優
4.0
音楽
3.7
キャラ
4.1

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

マリア様がみてるの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

百合アニメの起源にして頂点

「呼び止めたのはわたくしで、その相手はあなた」

百合アニメの起源にして頂点と言われる作品。
絵の美しさに惚れ惚れする。ヒロインたちのヒザ下が細い。
一つの欠落もない。

これほどの完成度が起源ならその後の作品は
すごいプレッシャーを感じたと思う。

「紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)」

祥子の黒髪ロングが美しい。そしてやっぱり妹役は
小柄なツインテール。
様式美は『少女革命ウテナ』を彷彿する。

乙女チックな美しいだけの話かと思いきや

「なんだか死にそう」
「ちょっと、勝手に死なないで頂戴」

4話、令と由乃の破局話あたりから、ユーモア、深みが増す。

「友達なんて損な役回りを引き受けるためにいるようなもの」
「包み込んで守るのが姉、妹は支え」

有名な蓉子のセリフも出る。
それにしてもカニーナからカニ鍋って…
この懐の深さが「頂点」といわれる所以だろうか。

聖のスールが一学年空いてること、髪を切った理由、
それが語られる11話が印象深い。「マリア様がみてる」
という言葉も初めて出てくる。
それにしてもハンバーガー、ジーンズ初心者って
いつの時代だ。

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 34
サンキュー:

0

ネタバレ

odeo さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ4シリーズの中で、最も百合な1期

アニメ全4シーズン視聴済み(原作小説読了)

 百合作品の代表として名前のあがることの多い「マリみて」だが、他の百合をテーマとした作品とは一線を画している。
 それはこの物語の醍醐味が、恋人ではなく姉妹という関係性にあるからだ。
 原作小説の中で祐巳は、弟の祐麒へ「ノーマルを守るのよ。アブノーマルに引き入れられたらだめよ」と忠告するシーンがある。
 つまり祐巳は、同性愛に対する理解をあまり持ち合わせていない。だから、祐巳が祥子を慕う気持ちというのは、恋愛感情ではなくて、友愛の範疇にあると考えられる。
 他にも、昔は祥子が柏木のことが好きだったことや、令の愛読書が少女小説であることなど、マリみての登場人物達にとっての恋愛対象は、基本的に男性なのである。
 だからこそ、この作品における姉妹の関係は美しい。お互いに相手のことを一番に考え、姉が妹を守り、妹が姉を支える。依存度が高いようにも見えるが、スキンシップの描写の最大は、手を繋ぐことや、ハグをするところまで。それ以上の関係を求める姉妹は、登場しない。その絶妙な距離感は、本当に素晴らしいと思う。

 前置きが長くなってしまったが、アニメ1期には、佐藤聖の視点で描かれた「白き花びら」が存在する。レビュータイトルで、1期の百合度が最も高いと書いたのはこのためだ。聖は、柏木に関することで「同類はわかる」「両刀だったか」などと発言するシーンがあり、自身のことを同性愛者だと自覚している。
 そのため、聖と栞の関係は、姉妹のそれと別物である。栞と1つになることを切望する聖の心情は、私の心に強く響くものがあった。 
「マリみて」には、この作品にしかない特有の世界観がある。百合作品というイメージにとらわれず、一度視聴してみて損は無いだろう。

投稿 : 2020/10/09
閲覧 : 353
サンキュー:

6

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

(処女懐胎した)マリア様が悩み多き少女達を静かに見守る

秋から冬にかけて。

修道院のような潔癖な女学院付属高校が舞台。

箱庭の中で、バージンな人間性が織りなす日常。伏線である、ひとつひとつの個人のギャップや焦燥感が淡々と回収されていく。

プラトニックなのだが、濃密な人間関係。女性同士のまっすぐな愛と信頼。

他者の持つ‘異質なもの‘への焦燥感。「どうして自分たちは別々の個体に生まれてしまったのか」と自問する思春期の女生徒達。

自分も10代前半には対人関係でこんな張り詰めた気持ちを実感していたような気もするが。

どんな言葉で刺しても、今ではもう泥の塊を突くように、あるべき手ごたえがない状態を嘆く。

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 331
サンキュー:

10

ネタバレ

カワセミ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これこそ理想のお嬢様学校だ!

全期観たのでまとめた感想です。


第一期:登場人物がやたら多く相関図を理解するだけでやっと
第二期:3年生が卒業していなくなる
第三期:学校行事(夏休み・運動会・学園祭・修学旅行)
第四期:妹をつくる 

お嬢様学校にふさわしい設定がすべて揃っており(ミッション系学校・豪邸・別荘・言葉づかい・生徒会・新聞部?)それに加えて高等部特有のスール制度なるものが存在する。舞台は生徒会を中心としたお話です。期待していた百合成分はそんなに高くありません。それより美しい姉妹愛が堪能できます。まだ携帯電話がない時代なのも返ってこの作品を上品に演出する要素の一つでしょうか。

正直第一期があまり面白くなかったので継続するか迷いました。Wikiなどを使い相関図を確認。第二期以降は主人公はいろんな人とかかわりを持って成長していきます。まわりのキャラクターも人格をしっかり持っており、それぞれ悩みを抱えています。

特に第四期は一番完成度が高いのでこれから視聴される方はぜひ最後まで視聴することをお勧めします。
瞳子がいじらしくて観ていてとてもつらくなりました。将来、瞳子はどんな妹をつくるのでしょうか。

大丈夫です。マリア様はこれからもスール制度の継承を見守っていくのだから。

投稿 : 2019/01/16
閲覧 : 362
サンキュー:

0

ネタバレ

けいおんうい さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

好き

福沢 祐巳が小笠原 祥子の姉妹になりいろいろあるけど少しずつ絆をかんじさせるから好き。
個人的だけど世界観が好き。

投稿 : 2014/12/18
閲覧 : 247
サンキュー:

0

ネタバレ

キョウスケ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ごきげんよう

幼稚舎から大学まであるという、私立リリアン女学園。この女子校は「ファンタジー」だ。

こんな清楚で上品なお嬢様ばかり集まった女子校、こんな世界が本当に日本のどこかに存在するのか?
原作の今野緒雪女史は実際にカソリックの女子高出身とのことだけど、こんな環境で生活をしていたのか?

原作は「コバルト文庫」から出版されている。言わずと知れた、少女向けライトノベル、ジュブナイルレーベルだ。しかし、この作品の読者は男性が以外に多いという。このアニメのイベント等でも男性の比率が結構、高いそうだ。

この作品のとらえ方は男女で異なり、男性は「憧れ」、女性は「疑い」だと思う。男性から見ると世間と隔絶した、決して手の届かない環境で起こる様々な出来事は、作品を通して垣間見る秘密の花園に対する憧れ。女性向けに書かれている小説だが、男性がハマる理由がここにあると思う。

だが、女性から見ると「こんなことねーよーww」と半ばギャグに見えているのかもしれない。

この現実にありそうで、現実ではないファンタジーな世界は、この物語の舞台として、絶妙な雰囲気を出している。


この物語で特筆すべきは「お嬢様キャラ」である。

アニメなどで主人公の周りに何人か女性キャラがいると、必ずとっていいほど一人はお嬢様キャラだ。お嬢様キャラは女性キャラの中でも(ツンデレキャラと並ぶ)最強のキャラ立て・特徴・記号である。ところが、この作品では出てくる女性はほぼ全員「お嬢様キャラ」なのだ。先生や母親ですらOGだ。

他のキャラと比べて一般人ぽく描かれてはいるが、主人公の祐巳でさえ(父親が建築事務所を営んでいる)社長令嬢で、幼稚舎からリリアンに通うバリバリのお嬢様なのである。

こんなお嬢様縛りの作品は他にない。それなのに、お嬢様キャラとしてのバリエーションが多彩で、一人ひとりのキャラクターがとても魅力的だ。そして、その魅力あるキャラクターを作っている要素の一つが、演じている女性声優たちだと思う。

かくして、私が声優ヲタになった原因の作品となったのでした。

投稿 : 2014/08/20
閲覧 : 248
サンキュー:

5

ネタバレ

sdkfz_251 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まさかコバルト文庫を読むようになるとは思わなかった。

視聴した切っ掛けは2chの軍事板で一時期流行っていたからという酷いモノ
で、いきなり本作を視聴したわけではなく二次創作のエースコンバットとのクロスオーバーSSを読んでからなので、この感想は思い切りバイアスが掛かっている可能性があります。


さて、作品の感想をば…
マリみての本質はギャグにあると思う。
勿論本編のストーリーも良いし由乃さんが可愛いのは当然だが、マリみて一期の特徴は(二期もか?)次回予告が遊びすぎという点にあると思う。
シリアス一辺倒だったらそれほどブレイクしなかったんじゃないかなと。

まあ職業柄、一番気になるのは渥美先生(数少ない男性キャラ、超ベテラン教師)がどのような経緯でリリアン女学園で教鞭をとることになったか、だ。
引き抜きでもあったんだろうか…

投稿 : 2013/12/26
閲覧 : 234
サンキュー:

2

ネタバレ

(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

代表的な百合アニメの1つにも感じます(・∀・)

少女コミックスからのアニメ化という事で、
かなりの期待があったとは思いますが、
その期待通りの作風にはなっていると思います。
一時期、私もハマッてしまいました。
「マリみて」はかなり作品作られていて、
アニメの他にも実写映画化されました。
配役はあまり好みではなかったのですが、
一部ファンからは良作だと言われています。
宝塚風の風潮はありますが、
主人公のユミはとても純粋で、とても好感持てました。
キリスト系の学校ならではのストーリーもあり、
神秘的なモノを感じました。
飽きる事なく、次の話へ進めるので、
大変見やすい作品だと思います。

投稿 : 2012/10/22
閲覧 : 260
サンキュー:

2

ネタバレ

chicchi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お嬢様学校…

に通いたかった(笑)

投稿 : 2012/10/16
閲覧 : 254
サンキュー:

0

ネタバレ

世界の虎吉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

独特の雰囲気が素晴らしい

(内容の詳しいレビューについては他の方を参照下さい。)

正直、言葉では言い表せません。
百合が苦手な自分が最後まで視聴することができた
数少ない作品の中でも最高の作品です。

最初は聞き慣れぬ言葉に戸惑いましたが
気がついたら数日で4期まで見ていました。

一つ不満を言うならば作画がですね…
十分見れるレベルですが中身が素晴らしいだけに
作画で全体評価が落ちてしまうのは勿体無いです

投稿 : 2012/08/06
閲覧 : 254
サンキュー:

0

ネタバレ

myutan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あぁ麗しき女性同士の人間関係

百合作品に興味を思ったきっかけの1作品。
原作は見てませんが、
シーズン1の全13話のストーリー中心感想文でぇす。
視聴した方は、知ってるようなことばっか書いてます。

(総評)
「ごきげんよう、お姉さま」って聞いた瞬間、
ドン引きしたら視聴は控えましょう。
見所は、姉妹関係(スール)を結んだ先輩後輩女子高生同士のすれ違いと恋愛未満な関係でしょうか。
やっぱスールは特別な人間関係みたいなんで、
お互いの気持ちがぶつかる時があり、
それで嫉妬したり、怒ったり、でも、デートしたりする関係になったり。
そんな関係を綺麗に書いた百合アニメ。
あと、3年生の聖さまが味出してて良いキャラなんですよぉ。
心理描写もとらドラ!みたいにわかりやすくなく、
テンポもゆっくり。
テンポの良いラブコメ見たい人にはお勧めしません。
私は好きなんですが、こういうの。
作画は少女漫画っぽく、またちょっとレトロな感じ。
あ、あと、私は個人的にシーズン2と4の方が好きでぇす。

あとは、ダラダラ物語、特徴と登場人物紹介しまぁす。
放置してくださぁい。

(物語)
私立リリアン女学園(高等部ですね)で
けがれをしらぬ?(そ、それはどういうことなんだぁ(/ω\) )
山百合会(生徒会みたいなとこ)の役員を中心にした
学園生活と人間関係を描いた作品。
主人公の1年生由美ちゃんが、
学園生からあこがれられてる生徒会役員の幸子さんに、
いきなり妹にさせられちゃうところから始まるんですが。。。

(特徴)
特徴的な学園のスールという学生の自主的な制度。
上級生と下級生がが姉妹関係を結ぶんですが、

姉妹関係ってなんなんだぁ???
学校の部活でいう先輩後輩関係みたいな感じでしょうか。
基本的にお姉さんが妹に生活指導(お姉さまってよばせたり)するようですが、
そこには、友情、愛情、あこがれがまざったような感情が錯綜してる気がします(意味不明ですね)。
だぁって、二人でデートしたり、破局したりしますしぃ。

(メイン登場人物のいる山百合会役員とコメント)
山百合会役員には3バラ(赤、白、黄)いて、それぞれ妹、とその妹の妹がいるわけです(わっかりにくいですw)。
赤バラは;
3年生の蓉子さま。聡明な優等生でうまぁくみんなを操ってるって感じです(シティハンターの冴子さんの顔と性格かなりかぶってる気がします。。。)。
2年生のお嬢様でちょっと世間ずれした祥子さん。蓉子さんの妹。
1年生のちょっとドジッ子庶民派の由美ちゃん。主人公で、祥子さんの妹。(彼女の声質と性格は他の百合アニメの神無月の巫女やストロベリーパニック主人公に結構にてるんですよねぇ。)

この赤バラの見所はやっぱり、
幸子さんと由美ちゃんのすれ違い。
まだ知り合って間もないのに姉妹関係になったので、
どう発展してくかがお楽しみってとこでしょうか。
幸子さんのファンだった由美ちゃんが、
一生懸命につくそうとするんですけどねぇ、
ほとんど裏目に。。。
そんなことは露知らず幸子さんは、
冷静そうに見えて、自分を失うんですよ(笑
まぁ愛情の裏返しなんでしょうが。
聖さん(後述)と由美ちゃんがじゃれてるシーンがけっこうあるんですが、もう幸子さん嫉妬しまくり(笑

黄バラ;
3年生の江利子さま(あんまり登場しないんですよね、絵とキャラはけっこう好きなんですが)。シーズン2でちょっと活躍しますが。
2年生の令さん。江利子さまの妹。ボーイッシュ。でも中身は女性みたいな繊細さが売りです。
1年生の由乃ちゃん。令さんの妹で従姉妹。絵はあまり見たことないタイプ。感情を表に出すタイプ。

黄バラも1年2年二人のすれ違いが見所でしょうか。
赤バラと違ってかなり恋人に近い感じです。
3年生の江利子さまと令さんがどういういきさつでスールになったのか、そういえば、全シーズンで出てこなかったような。。。

白バラ;
3年生の聖さま。
自由奔放、他の人の心を見透かしてるような雰囲気ですが、
憎めないキャラ。
由美ちゃんピンチに良い味出してますよ。
過去の恋愛シーンは見物。
彼女が一番好きですね、このアニメでは。

1年生の摩子さん。おとなしく、感情を表に出さない性格。
この二人の関係は、一見ドライに見える不思議な関係です。
二人の関係は次シーズンのお楽しみですねぇ。

(最後にまたつぶやく)
どうして百合好きになったんだろぉ。。。
自分にはわからなぁい非現実的な人間関係への
あこがれなんでしょうねぇ、多分。
百合ビジネスにやられちゃったってことかもしれません。
良いんです、それでも(笑

山百合会役員が神聖化されすぎてるとこがちょっと気になるかも。
ほとんどの生徒がしたってますし。
伝統といえばそれまでなんですが。

あと、個人的な妄想ですが、
神聖化された山百合会(生徒のあこがれ)に、
アンチ山百合会がいるともっとスパイス効きそうな気がします。
江利子さんの恋愛は、不純だぁみたいな理由で。
でも、人間関係もっと複雑になるので難しそうですが。

投稿 : 2011/12/04
閲覧 : 313
サンキュー:

8

ネタバレ

ブランドン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Fix You

1期から4期まで一気に観ました。原作は未読。

視聴前は百合作品という印象だけでしたが
4期まで観終わると印象がガラリと変わりました。
私の百合という概念が浅はかだったのだと衝撃を受けました。

女性同士の過度な友情(イチャイチャ)を描いていれば百合なのか?
恋愛感情や肉体関係を描いているのが百合の本質なのか?

疑問が生じました。典型的な例を挙げれば心に傷を負った後輩が年上の先輩から慰められ、そこに友情あるいは恋愛感情が生まれる。
または同じ傷を負った者同士が支え合う、などです。
恐らくこれらは百合と言っても過言ではないでしょう。『マリア様がみてる』にもこの要素は詰まってます。
だからと言ってこの作品が「百合作品です!!」と自信を持って断言することが出来ません。

百合の印象は人それぞれです。私の場合、一つのジャンル区分として「百合」が確立されており、
いくつものドラマを織り成しているこの作品を「百合」というジャンルに放り込んで抽象化したくないのです。
また姉や妹、友人を想う愛情が深く描写されていることで
一括りにした様な「百合」という言葉が安っぽく感じられ、言葉通りの安直な作品として考えてしまうからです。

この私が感じた印象は姉妹システムが大きな要因となります。
姉妹システムによりマンツーマンで上級生が下級生を聡明な女性になれる様に導いていきますが
傍から見れば「教育」、「躾」の一環であり後輩の面倒を先輩が見る、この行為に尽きます。
ただ、この行為をしている場所が「女子校」であることで
行為自体への禁断性が強調されます。
物語の禁断性=同性愛は一部、聖様の回が大きく取り扱われています。
自分が異端者、学園には相応しくさいのでは?
と疎外感を醸し出していた聖様と栞とのかくも儚げな関係は美しいものでした。
この作品には聖域化した学園、神格化した生徒会、そして禁断性を印象付ける姉妹システム、
日常のようで入り込めない空間が3つもあります。
この隔離された空間同士が時に衝突し、混じり合い、
溶け合って彩られる物語はやはり「百合」と一言では表現出来ないでしょう。

では私にとって完全な百合作品とは?

まだ出会ってませんw

作画が2.5点なのは指先の描写が美しく感じられなかったからです。
聖様が祐巳の頭ナデナデした時に「グローブ?手ぇでっかすぎない?(´・ω・`)」
と思ってしまいましたw
あれは祐巳の頭が小さかったから?

投稿 : 2011/11/07
閲覧 : 376
サンキュー:

5

ネタバレ

ほほえみみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

美しき乙女の園。ぬるい感想。

お嬢様学園とかそんな言葉が好きな私にはどんぴしゃでした。

あこがれるよねロザリオ授受。

あこがれるよねごきげんよう。

原作も読んでいたので、アニメも面白く見れました。
原作と違う!とは全然思わなかったなあ。

キャラクターの声もイメージとぴったりでした。

裕巳ちゃんが祥子さまの妹になるときとか、ああああ、なんて美しいんだああああ!って思いました。

いいなこんな女学園。
うつくしい、いやふつくしい。

投稿 : 2011/10/17
閲覧 : 308
サンキュー:

5

はるまき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/03
閲覧 : 3

gLibh48702 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 3

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 7

ヤギ5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 8

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/03/25
閲覧 : 8

ひろはる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/15
閲覧 : 9

M さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/22
閲覧 : 10

FJSDR37436 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 9

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/03
閲覧 : 12

レイピア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観たい

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 16

2ziu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/18
閲覧 : 14

ささみジャーキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/11
閲覧 : 64

かわ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2022/12/06
閲覧 : 16

パンツ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/20
閲覧 : 32

vvv00vvv さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/15
閲覧 : 17

暴走インコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/09
閲覧 : 24

トムハンクス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/19
閲覧 : 63
次の30件を表示

マリア様がみてるのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
マリア様がみてるのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

マリア様がみてるのストーリー・あらすじ

憧れの小笠原祥子に身だしなみを整えてもらった事をきっかけに、福沢祐巳が薔薇の館を訪ねると、学園祭の劇について揉めていた。王子役として花寺学院の生徒会長が来る事を聞き、シンデレラ役の祥子が辞退を望んだ為である。
役から逃げる為に祥子は祐巳を妹にすると言うも、祐巳はその申し出を断る。話し合いの末、学園祭までに妹にできたら降りてもいいが、その代役は祐巳が務める事になる。
祐巳もその時に備えて練習に加わり、周りに溶け込んでいく。王子役の柏木が同性愛者である祥子の婚約者だと知った祐巳は、役を引き受けようとする。
しかし祥子は同情を嫌い、申し出を受けずに役を勤める決心をする。学園祭が終わり、もう祥子と会う事もないと黄昏れる祐巳に、祥子がスールの申し込みをした。そして祐巳は、その申し出を受け入れるのであった…。
(TVアニメ動画『マリア様がみてる』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2004年冬アニメ
制作会社
スタジオディーン
公式サイト
www.gokigenyou.com/index2.htm
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%A7%98%E3%81%8C%E3%81%BF%...
主題歌
≪OP≫片倉三起也『pastel pure』≪ED≫片倉三起也『Sonata Blue』

声優・キャラクター

植田佳奈、伊藤美紀、池澤春菜、伊藤静、能登麻美子、豊口めぐみ、佐藤利奈、甲斐田裕子、斎藤千和、下屋則子、大原さやか、檜山修之、市来光弘

スタッフ

原作:今野緒雪(集英社コバルト文庫)、キャラクター原案:ひびき玲音、 監督:ユキヒロマツシタ、シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:松島晃、美術監督:坂本信人、色彩設計:松本真司、撮影監督:川口正幸、編集:松村正宏、音響監督:岩浪美和、音楽:片倉三起也

このアニメの類似作品

この頃(2004年冬アニメ)の他の作品

ページの先頭へ