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「ハッピー フィート(アニメ映画)」

総合得点
64.3
感想・評価
11
棚に入れた
50
ランキング
3888
★★★★☆ 3.9 (11)
物語
3.7
作画
4.2
声優
3.7
音楽
4.2
キャラ
3.7

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ハッピー フィートの感想・評価はどうでしたか?

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ハッピーフィート

2020.1.24 視聴完了。

コウテイペンギンのマンブルは音痴だけどダンスが大好き。
しかし、そんな彼を周りは異端視して孤立しまう。

軽快なリズムの音楽で重い内容を扱っている割に
気軽に視聴できました。
現実にこういう子供たちが大勢いるんだろうなと
ちょっと考えさせられる映画でした。

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 270
サンキュー:

3

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供向け?うそだ~。 あと、題材に相まってデザインが怖いw

コウテイペンギンの世界は
歌で求婚する。

“心の歌”を歌えなければ落ちこぼれ。

そこに生まれた『歌えないペンギン』

それが“マンブル”。
本作の主人公である、

綿毛のペンギン。

ペンギンは卵から孵る時
くちばしで殻を破り出てくるが、
彼は足から出てきた。

歌は歌えない・・

でも、生まれた時から
踊ることが大好きだった

南極の過酷な環境で
生きる一羽のペンギンの物語。


《ネタバレ無し感想》

ホントのコウテイペンギンは
心の歌で求婚するなんてこと無いです。

ストーリーとしては明るく楽しいミュージカル調なものを扱っていますが、本質は陰鬱な題材である本作。
アメリカのヒエラルキーやスクールカーストを表すスラングでナード・ギーク・ジョックなどの分類があります。
映画や小説ではたびたびこの題材が扱われ、これらの単語も学生が主役の映画でよく聞くことがありますね。
実力社会であり、髪の色、目の色、肌の色、生まれ、身体的特徴、身体能力、学力、精神的な弱さなど・・。
差別の蔓延する国アメリカでは、子供の時からランクが決定づけられ、迫害の対象になることが根強い問題です。

本作の主人公は生まれた時に幼なじみの女の子“グローリア”にマンブル(モゴモゴ君)と名前を付けられます。
彼女からすると子供の素直な表現をしたにすぎないのですが、常に差別的な空気を纏うこの作品では、
モゴモゴ君という、ある種差別にも聞こえる単語が“しこり”として、観ていた私の中で残ってしまいました。
他にも人間社会におけるアンチテーゼのような場面が多々あり、それに関して多少なりとも論争があるようです。

本来の意図は、差別を受け、認められない境遇からの脱却。閉鎖的な世界をぶち壊すための伏線に過ぎません。

それでも…暗い題材だなぁと思ってしまう。

大人が自分たちや社会が抱える問題に対して重ねあわせ、娯楽作への思考を複雑にしているだけなのかもしれない。
“感動”は薄れてくるんだと歳を重ねる度に思う…なんて聞いた事があります。ですがそれは感動へのバイパスを
通してしまい、感動へ辿りつけない、もしくは辿り着く前に疲れてしまっている。たまにそう思うことがあります。
物事を楽しもうとする事は、養われていくと同時に最適化され、否定的な先入観を生んでしまうのでしょうか。

観ている自分自身が、そんな考えしかできないのか?と少し落ち込んで来てしまうような気さえしますね。
(どう考えても作り手側が問題提起し、作品の中であからさまな表現を使ってくるのでこっちは悪くないけど)

楽しむ力について考えてしまう大人。(私)
でも、ハッピーフィートには一応の解決方法が。

“吹き替え版”だと軽減されます。

お堅い翻訳をやめ、手越祐也の声を聞くのです
手越くん、いい声してるのね(笑)


ちなみに、関係なくラストはひどくない?w

投稿 : 2018/04/03
閲覧 : 424
サンキュー:

8

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

「ビーチ・ボーイズはかつて、ビートルズと同じくらい優れたバンドだったんだ。」

あるとき、You Tubeでビーチ・ボーイズの「Papa Oom Mow Mow」を検索してみたら、色々とカバーされている中に、
この『ハッピーフィート』でもカバーされているのを見つけました。へー!と思い、そこでは聴かずに実際にどういうふうに
使われているのか気になって観てみました。同じ理由で『死ぬまでにしたい10のこと』も観たこともあります。内容は
あんまし良くなかったけどw 作中で主人公が「God Only Knows」を口ずさむんです。まあどうでもいいかw

主人公はマンブルというペンギン。歌を歌えることが最も高いステータスである皇帝ペンギンの中で、彼はまったく
歌が歌えませんでした。周りから変な目で見られるし、父親にも受け入れてもらえない。足でリズムをとるのが好きな
彼がタップを踊ってみるけれどそれもまったく評価されず、さらにそれは彼をますます孤独にしていきました。
大人になっても彼の居場所はどこにもありませでした。
しかしマンブルは、ひたすら自らが刻むそのタップのリズムを信じ、「自分の居場所」を探し続ける、そんなお話。

ミュージカル映画のようにたくさんの懐メロ、と言っては失礼な名曲を、ペンギンたちが歌います。
ビーチ・ボーイズ、クイーン、スティービー・ワンダー、フランク・シナトラ、プリンス、エルヴィス・プレスリー、などなど。
とは言っても僕は’93年生まれなので聞いたことはあるかなあ、くらいでほとんど知りません。
唯一、ビーチ・ボーイズは最近あるきっかけから聴くようになりました。これがほんとに良いんです!大好きです!!!
結局「Papa Oom Mow Mow」は『2』の方で、この作品では聴けなかったのですが(ドジだなあw)、
代わりにというのもおかしいんだけど「In My Room」という別の曲を聴くことができました。いやあ、嬉しかったw

映画の内容はというと、どんどんと孤独になっていく主人公をかなりのところまで追い詰めていくのは良いのだけれど、
最終的にどうなったの?っていうところを丸投げです。とりあえず歌って、踊ろうぜ!な感じで幕を引きます。
おいおい、そんなでいいのかと言いたくなるのだけれども、『2』があるのを見ると、結構好評だったようですね。
なよなよとした細部より、かわいいペンギンが歌って踊っている方が観ている人たちにとっては重要なようです。
まあそう言われてしまったら、そうなのかと相槌を打つ以外何もできませんが。
『2』の方はもっと酷いです。たいしてやることがないなら作るな!と言いたくなるような話。『1』でぶん投げたところも
つながっているためによくわかりません。ただこっちでは子ペンギンたちがかわいい。良いところと言えばそれくらい。

あんまりお勧めはできないけれど、暇つぶしくらいにはなるかなあといったところです。
ビーチ・ボーイズはほんとにおすすめなんだけど。興味があれば「Pet Sounds」というアルバムを聴いてみて下さい。
1966年の7月にこのアルバムが出されてから今に至るまで、とてもとても多くの人に聴かれ続けています。
世界が変わりますよ。いや、ほんとに。

投稿 : 2015/02/06
閲覧 : 667
サンキュー:

9

M さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/22
閲覧 : 16

平尾町愛好会 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/09/15
閲覧 : 125

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/19
閲覧 : 79

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/18
閲覧 : 67

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/01/10
閲覧 : 102

ゆい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/14
閲覧 : 72

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2016/11/18
閲覧 : 109

カワミ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/03/23
閲覧 : 101

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ハッピー フィートのストーリー・あらすじ

南極に暮らす皇帝ペンギンたちの世界を歌と踊りで綴るファンタジー・ミュージカル・アニメーション。誰もが自分だけの“心の歌"を持っているペンギンたちの中にあって、音痴なうえにペンギンらしくないステップでダンスを踊る青年ペンギンが、周囲のイジメや無理解を乗り越え自分の生き方を貫き通す姿を、数々のヒット・ナンバーと共に描く。主人公の声にイライジャ・ウッド。その他、ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン、ロビン・ウィリアムズ、ブリタニー・マーフィら豪華スターが声優を務め、みごとな歌声を披露。監督は「マッドマックス」「ベイブ/都会へ行く」のジョージ・ミラー。2006年度のアカデミー賞では、ディズニーの「カーズ」を抑えてみごと長編アニメ賞を受賞。 そこは皇帝ペンギンの国、エンペラー帝国。彼らにとって何より大事なことは、自分だけの“心の歌"を見つけること。歌でハートを伝えられなければ、大人になった時に最愛の人に巡り逢うことは出来ないのだった。ところが、ノーマ・ジーンとメンフィスの間に生まれたマンブルは筋金入りの音痴。しかも、ハートを伝えようとすると、歌の代わりに誰にもマネの出来ない華麗でハッピーなステップを踏んでしまうのだ。ほどなくペンギン失格の烙印を押され、仲間はずれにされてしまったマンブル。そんな彼は、ひょんなことからアデリー・ペンギンのノリノリ5人組“アミーゴス"と出会い、自慢のステップを褒められ自信を取り戻すのだったが…。(アニメ映画『ハッピー フィート』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2007年3月17日

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