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「GUNSLINGER GIRL [ガンスリンガーガール](TVアニメ動画)」

総合得点
84.4
感想・評価
1148
棚に入れた
7526
ランキング
292
★★★★☆ 3.8 (1148)
物語
4.0
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.9

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GUNSLINGER GIRL [ガンスリンガーガール]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心に来ます。

ゲーム屋でGUNSLINGER GIRLのゲームを買った時にDVD同封だったんですよ。
それで見ました。設定にガーン!と来ましたw
それで残りのゲームをアニメDVDの為に買いましたw
なんつ~か重い!
でも引き込まれるんですよw
キャラの設定がいいんでしょうかね?
感情移入しまくりで涙ポロリですよw
でも可愛い娘と戦いのギャップがありすぎて悲しいですね。

ラスト、星を見に行って歌うシーンは綺麗で幻想的です。
直後、悲しいシーンがありますがそのシーンですら幻想的です。

イチオシはトリエラですね。
ヒルシャーとのコンビは最高です!
この2人が好き過ぎて夢まで見ましたよw

投稿 : 2014/09/26
閲覧 : 247
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

若者よ若いうちに楽しめ

社会福祉公社は表向きは障害者支援の政府機関だが、その実態は障害などを持つ少女に義体化と条件付け(洗脳)を施し銃と戦闘の技術を叩き込み主に汚れ仕事を引き受ける公益法人である。
そのような状況におかれた彼女たちはどのように生きるのか?

タイトルはクラエスが言ったある種の皮肉に満ちた一言で、彼女たちは義体化前は「自由」を手に入れることができず義体化後に「自由」を手に入れたわけだが、その「自由」は公社によって作られた仮初めの物でしかない。 そのクラエスも担当官の死後は公社のより良い義体開発の為の実験に使われてしまう。

本当にこんな組織が存在したら大問題だが・・・

そんな、自由を謳歌できなかった彼女たちがこのような状態でも「普通」の女の子らしい一面を見せる(特にヘンリエッタ)シーンは何かと感慨深い思いになりましたね。
また、ラストで流星を見ながらベートーヴェンの第九(歓喜の歌)を唄うシーンが個人的には意味深でした。

名作というより問題作だと思います。もちろん、良い意味でです!

投稿 : 2014/09/06
閲覧 : 329
サンキュー:

13

ネタバレ

NaVii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

A

・改造された女の子達
・強化された身体で殺しの技術を身につけさせられる
・イタリアが舞台でその感じもいい
・考えるアニメ
・見たああと妙な満足感(?

投稿 : 2014/05/14
閲覧 : 248
サンキュー:

0

ネタバレ

Bee@ぐーるぐる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分用

幸せなおチビちゃん、私が寂しいかどうかは私が決めるのよ
イイ仕事ってゆーのは、全て単純な作業の堅実な積み重ね

投稿 : 2014/04/27
閲覧 : 300
サンキュー:

0

ネタバレ

蓬(Yomogi) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

さて、この物語の主人公は誰だったのか?

ジョゼのモノローグに始まりジョゼのラストシーンで終わる。
つまり基本的にジョゼ目線の物語だった。
少女の可憐さ、悲壮感を描くにはそれを観察する視点からが効果的だからだ。

しかし13話使って描かれた物語は「こんな境遇のこんな女の子達がいます」という単なる紹介だったのではないか?
最初と最後が同じシーンというループ構造がその証拠だろう。
つまり心理的、精神的な変化は無い。

雰囲気だけは満点、カタルシスが起きそうで最後の最後まで起きなかった。
少女のプロモーション映像としてなら最高レベル。
しかし物語としては伏線も謎もちりばめ、ジョゼ自身の問題も放置したままループ最終回は残念。
原作未完ものの宿命だが、全体のクオリティが高かっただけに惜しい。

できるならラストはヘンリエッタの死、そして新たな少女を連れて歩くジョゼ、とするだけで13話の価値が浮き彫りになるのだろうが。
しかし原作未完でそれは無理か…。

女の子はみんな可愛らしい。
キャストも素晴らしい。
絵も丁寧だし、特に音楽が良い。
エンディングは珠玉。本編に匹敵していると思った。

強いて難をあげるなら、全員ヨーロッパ人なのにほとんどのキャラクターが直毛なのはどうかと思う。
せっかくイタリアに徹底しているのだから、巻き毛!巻き毛!


<追記>

「ガンスリンガーガール」の提示したテーマが面白いと思ったので少し語る。

「少女に与えられたのは大きな銃と小さな幸せ」というのがこの作品のコピー。
少女達は洗脳で改造以前の記憶を消され、また軍事教官かつ直属の上司である担 当官を無条件で慕う正真正銘のヤンデレ。

ヨーロッパらしい穏やかで上品な雰囲気の中で、毎回極めて鬱なストーリー展開 だっった。
少女を愛らしく無垢に描くほど、殺人マシンに改造されそれ以外生きる道のない 少女の悲惨さが浮かび上がる仕掛けになっている。
洗脳されているので良心の呵責もなく担当官に褒めてもらうため健気に頑張るのだ。

最初は殺人の凄惨さと少女の無垢さのコントラストが売りなのかと思った。
しかし最終回までみて考え方を変えた。

この作品から感じたのは「現実に起こっている子供に対する暴力」だ。
それはヒロインの境遇である一家惨殺やスナッフムービー、親からの虐待などにとどまらない。
それは「大人が子供に殺人をそそのかしている」ということも含めてだ。

物語を見ていて物凄く悲しい気持ちになった。

「どうして周りの大人はこの女の子たちを無条件で愛してやらないのだろう。まだ小さい子供ではないか。どうして任務のご褒美としてしか愛してやらないのだろう」

大人のエゴや思想で愛情をエサに子供に手を汚させる。
子供は愛情が欲しくてたまらない。
それは洗脳のせい、という非現実の設定がなくとも同じことで、日々世界中で愛情欲しさに大人のエゴの手先に自らなってしまう子供がいるのである。

この物語で描かれたヒロインたちの幸福は「瀕死からの救済と生きる目的としての任務」。
そして不幸は「任務と引き換えの愛情が人生最高の幸福と思い込まされたこと」である。

彼女たちは洗脳の副作用で寿命が短い。
自分たちを救ってくれたのが聖人などではなくただの人間で、自分たちが戦っている敵も同じくただの人間なのだ、と気づく前に死んでしまう。
組織に飼い殺されて殺人の意味も実感できない、後悔も出来ない、死者を弔うこともできない。
この先の人生、というものが彼女たちには用意されていない。

子供を使い捨てる、その前提で成り立っている組織の話なのである。
この設定が自分にとって「リアル」と思えたのでどうしようもなく悲しい物語だとしか思えない。

「生まれてきてくれて嬉しい。生きていてくれるだけで嬉しい」

本来ならそういって子供を抱きしめてやればいい。
何かと引き換えに子供を愛そうとしてはだめなのだ。
愛情と引き換えに子供に何かを強要してはだめなのだ。

この作品はそんな言葉が虚しくなるような現実を思い出させる。

投稿 : 2014/04/15
閲覧 : 319
サンキュー:

7

ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ある日突然訪れた絶望、差しのべられた手は、、、。

国家プロジェクト(裏です)によって
少女たちに体の擬体化(サイボーグ的なもの)
と条件付け(一種の洗脳)を施して
戦闘員としての義務が課せられます。

それぞれの少女に監察官(いわゆる相棒および教官)
が付き、ミッションを遂行していきます。
二人一組です。これもそれぞれの関係の持ち方が異なり
カラーが分かれます。

1番肝心なのは、その少女たちがそのようになる
きっかけです。

ヘンリエッタは強盗によって家族を一夜にして全て失い
生きる気力を無くした状況で上記のような人生を
課せられます。
それによって悪夢のような記憶を消しさる代わりに
スナイパーとして生きていきます。

ほかにも少女たちがでてきますが、ほぼ同じように
今のままを捨てて新しい生き方を選択します。

設定として、この生き方を選んだことにより、
寿命がとても短くなります。(技術的な問題)

そんななかで少女たちみんなが精一杯生きる様が
わかります。人殺しのミッションを遂行して
その後の「紅茶とケーキ」(幸せが詰まってます)

ぐだぐだになってきたので感想

よくありがちな、今を当たり前と思ってはいけない。
でも、正にそうだなと痛感しました。
見ていて切ない気持が最後まで続きました。
つらいことが多くても、ちょっとの幸せがそれを埋めて
くれる。   

改めて認識させていただきました。


ちなみにOP
70年代のバラードをイメージしました。

飛べない鳥が大空を目指し、踏み出す、、、、。
そんな感じで個人的にははまりました。

投稿 : 2014/04/08
閲覧 : 432
サンキュー:

28

ネタバレ

ループ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観がたまんなく好き

最初見る前結構期待してましたが・・・期待以上でした。
内容は1クールにしてはすごく濃く感じました。
メインキャラ?が結構死んでしまったりと少し残酷な話もありますが、全体的に西洋風なところが新鮮でよかったです
是非、漫画も読んでみたいです。

漫画の感想・・・
2期はあまりいいうわさを聞かなかったんで原作の漫画を読みました。(1期=1~9巻)だったので9巻から読んだのですが、私的には原作=アニメで、どちらも最高でした。一応最終巻まで読みましたがいい終り方で最初から最後まで没頭して読めました。
ちなみに、ヘンリエッタのファンですw

投稿 : 2014/03/16
閲覧 : 272
サンキュー:

0

ネタバレ

journey さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「パスタの国の王子様」に涙 (´;ω;`)

あらすじは、あにこれを見ての通りだが簡単に略すとしたら
イタリアを舞台に障害などいろいろな事情をもった小さな女の子たちが肉体改造されて政府の裏の仕事(主に殺し)などをしている風景を描いている作品である。
あらすじから見るとあんまり良いイメージのない感じだがこのアニメはあらすじだけで判断してほしくない

アニメの構成はだいたいが一話完結でそれぞれ登場人物一人一人に焦点をあてていていろんなキャラに感情移入がしやすい。
それに話によってはおもしろい話もあればシリアスな話、せつない話もある。だから見ていて飽きにくいと思う

音楽もこのアニメに結構あっている。OPの「THE LIGHT BEFORE WE LAND」は全然アニソン感を感じさせずイタリアの華やかさとはうらはらのイメージを思わせる曲となっている。

自分的に一番好きなシーンは一話の最初の方にあるシーンで
主人公ヘンリエッタがヴァイオリンケースの中からサブマシンガンであるP90を取り出し中腰になって撃つシーンがあるがかなり衝撃を受けた。おそらく女の子でP90の似合う子はこの子しかいないだろうと思うぐらいインパクトのあるシーンだった

銃撃戦とかあって刺激的だし後半の方は話が切なくて人によっては感動すると思うのでぜひ見てもらいたい

投稿 : 2014/02/21
閲覧 : 243
サンキュー:

4

ネタバレ

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

確かに良いが、、、この設定は

友人に薦められた見た作品。
確かに良いが、何が良いのか解り辛い。
印象は完全なハードボイルド。でも
主人公たちは少女。
でも。少女でさえない。そして
少女でなくなった過程がエグイ。
そんな特別な設定の中で繰り広げられていく
葛藤を含めた人間模様。

投稿 : 2014/02/19
閲覧 : 288
サンキュー:

3

ネタバレ

イブ夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これぞ隠れた名作!

たまたまレンタル屋で目に止まって、
アニコレの評価もなかなかだったので見てみたら
これは凄い作品でしたね。

内容は幼い少女達を殺し屋に育てて
テロリストたちを倒していく話。かなり大雑把です。

自分的に評価ポイントは少女達の作画ですね。
心はあるけどどこか人形みたいな眼差しとか
作品にピッタリでた(^o^)

投稿 : 2014/01/08
閲覧 : 251
サンキュー:

12

ネタバレ

サウトロンチウム さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この1期だけなら素晴らしい作品!

GUNSLINGER GIRL [ガンスリンガーガール]この題名の日本語訳は
【銃使いの少女】や【銃をぶら下げた少女】。
文句は【少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。】

舞台はイタリア。
対テロ機関「社会福祉公社」とテロリスト集団「五共和国派」との戦いを軸にしたガンアクション。

主人公は「社会福祉公社」で身体の改造と洗脳を行われ、暗殺をはじめとした超法規的活動を行う「義体」と呼ばれる少女達。

物語は何人もいる義体の少女それぞれの目線で描かれる。

全体的に鬱っぽい感じのアニメだけど、鬱だけど、いいアニメだと思います。

個人的にはアンジェリカやトリエラのはなしは泣けます。

投稿 : 2013/12/23
閲覧 : 241
サンキュー:

3

ネタバレ

myutan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

倫理的には問題なんだろけど、戦う少女達に見入ってしまった。。。

死の淵にあった少女達が、
義体(詳細はよくわからないが)により、
イタリア?政府組織のテロ等犯罪取り締まりに利用される話。
見た目のかわいさと仕事のギャップに、1話から引き込まれる展開

純粋・無垢な少女達が一人の指導教官(男性)の指示に従い、銃をぶっぱなし、テロリスト等を抹殺するんだが、
戦闘シーンはまぁまぁ迫力あったし、少女達に親心を抱いてしまうぐらいかわいいんだわw

かわいいと思った瞬間、人として倫理的に問題らしい(wikiをちらっと見て)と痛感。
彼女達はその意思に関係なく、死にかけている体に義体をつけられ、訓練し、テロリストと戦わせられる。
その上、指導教官の男性に褒められる(愛情を受ける)ため(子どもの本能か、手術でそうさせられているのかはわからないが)、少女達はテロリスト共をぶったおすことに微塵の罪悪感も感じない。
ただ、男性教官に褒められるためにがんばる少女にかわいそうやら、かわいいやら、思ってる時点で倫理的に問題なんだろうが、そんなこと全く感じずに1シーズン見てしまった。。。

一番心に残ったのは、
少女達の空虚な生の中にある幸せ。
男性教官の命令に忠実でいることのみが彼女達の幸せ(なんだろうと思う)。
でも、ある少女が、農業を始めるんだけど
(きっかけは教官、選択したのは少女)、
その少女は、自分のそんな空虚な生を自覚しながらも、
テロリスト退治ではなく違う形で生を全うしようとしているように見え、魅かれた。

戦う少女系アニメに興味があれば、どうぞ。
話はそんなに展開せず、テロと戦う少女達の一日を中心に描いているので、
序盤の雰囲気が好きであれば、その後も見られると思う。

自分が世間の感覚からはずれてることを思い知らせてくれるアニメだったw

投稿 : 2013/12/08
閲覧 : 256
サンキュー:

4

ネタバレ

jinjin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

渋いアニメ。1期のほうが雰囲気は出ててよかったと思います。今どきのチャラチャラした感じはあまりないです(笑)渋い。

漫画が原作ですが、この作品は絶対に原作を読んでほしい。原作は、ほんとにおすすめです。もうやばいです。泣けます。アニメではアンジェリカの話があまり出てこなかったので残念。

投稿 : 2013/12/01
閲覧 : 220
サンキュー:

0

ネタバレ

花丸ぽっきー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少女の命を使ってテロリストを殺害する

イタリア共和国の複数分割と、北部の分離独立を掲げるテロリスト集団を殲滅するためにイタリア政府によって社会福祉公社という秘密組織が結成された。

社会福祉公社は義体と呼ばれる技術によって、各地の病院から集めた瀕死の少女にサイボーグ手術を施し、義体担当官と呼ばれる軍警察(イタリア国家憲兵)出身の男たちの命令を通じて
様々な銃器を使ってテロリストの殺害を実行させる・・

少女一人が一人の義体担当官とペアを組まされるのですが、命令に絶対服従するように、特殊な向精神薬が使用されます。少女にどのように接するかは担当官の裁量に任されていて、その辺も見どころなのですが、義体手術によって、あとわずか数年しか生きれない少女に、もしも自分が担当官ならならどう接するのか?優しさは欺瞞ではないか?冷酷に殺人を命令できるのか?といった様々な思いも胸をよぎりました。

「悪を以て悪を制する。」どうせ死ぬはずだった少女の命を使ってテロリストを殺害するという大義・・これは形を変えて、この世界にいまも普遍的に存在する・・を描いたとても悲しい物語です。

投稿 : 2013/09/26
閲覧 : 231
サンキュー:

7

ネタバレ

wjk_anima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

舞台はイタリア。義体化少女の殺し屋を従えた組織が織りなす犯罪やテロを描いた本格派ガンアクション作品

イタリアを舞台に、「身体を改造した少女の殺し屋」を運用する対テロ機関「社会福祉公社」と、犯罪やテロによってイタリアを恐怖に陥れるテロリスト集団「五共和国派」との戦いを軸にしたガンアクション漫画。その舞台に合わせて、劇中にはヨーロッパ製の銃(SIG、ファブリックナショナルなど)や車両が多数登場する本格派のアニメ作品。


2003年に第1期のテレビアニメ化され、同年10月から翌年2月にかけて全13話がフジテレビ・CSで放映された。原作の2巻までのエピソードの順番を並び替え、エルザが登場するオリジナルエピソードを組み合わせ、一部改変を除いてコミック本編と整合性の取れた物語になっている。


同時期にプレイステーション2用のゲームソフトが全3部作で発売され、アニメのDVD-Videoはその特典として同梱された(1巻には5話分、2,3巻には4話分ずつ収録)。後にアニメ単体のDVD-BOXも発売された。テレビアニメ第2期は2008年1月から3月にかけて全13話が放送された。同作では「ピノッキオ」編からのストーリーが描かれ、DVD-Videoとして販売も行われた。2008年10月に第2期の14・15話に相当するOVAが発売され、原作の28、29話が描かれた。 

(上記 Wiki 参照)


【あらすじ】

「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。」 単行本1巻帯

物語の舞台は架空の現代イタリアを中心としたヨーロッパ。イタリアは国内に地域間対立や思想対立を抱え、テロや暗殺などの暴力が絶えなかった。イタリア政府・首相府は、表向きには障害者への様々な支援を行う組織として公益法人「社会福祉公社」を設立する。

しかしその実態は、身体に障害を持った少女たちを集め、身体の改造と洗脳を行い、反政府組織に対する暗殺をはじめとした超法規的活動を行わせる闇の面を持った組織だった。少女たちは、「義体」と呼ばれる人工の肉体と引き換えに、時に危険すら顧みられることなく銃を手に戦う運命を背負わされた。







《 視聴対象 》


他の作品で【BLACK LAGOON - ブラックラグーン】等に抵抗なく視れて高評価を与えられる方には、お薦めの作品と云えます。


起用されている声優さん方も、かなり豪華なメンツが揃っている作品です! 


あどけない表情が残っている可愛らしさとは裏腹に、与えられた使命を率なくこなして行くその様は、切なささえ覚える程に、リアリティーを感じてしまう…。


仕事だからと割り切られた対応ばかりではない、やさしい大人とのコミュニケーションにも触れ少女達なりに満たされているのだろうと信じたい。


殺伐とした任務を淡々とこなす中で見え隠れする少女らと、それを管理する側(大人達)との掛け合いや心理描写は大変興味深く目を見張るものがある作品です。


シリアスな場面以外で時折少女らが覗かせる愛くるしい表情には要注目ですよ!

投稿 : 2013/09/23
閲覧 : 370
サンキュー:

19

ネタバレ

あゆとも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

殺人という形でしか表現できない悲しい少女達

{netabare} 社会福祉公社という、イタリア政府の運営する裏の秘密組織。
ここでは、社会で不幸な事故や境遇により体に障害を負った少女たちをギタイと呼ばれる殺人兵器にさせて、秘密裡に表に出せない問題を殺人という手段で解決させている。
1人のギタイには1人の担当官と呼ばれる成人男性が付き、ギタイ達は担当官の指示に従って命令通り動く。ギタイ達は条件付けという、反射的に危険人物を殺したり、監視人を守ったりする行動を起こすように、訓練を受けている。条件付けにより、殺人に対する感傷や人間的な同情はすべて消し去られ、殺人マシンに徹底するようにされ、無条件に担当官を守る事を至上命令と感じている。
ギタイの寿命は短く、使い物にならなくなったら捨てられるんじゃないかとおびえ、
精一杯担当官に気に入られようと、一生懸命殺人をする。
担当官も、ギタイを単なる殺人の道具と割り切る者、大切な部下と思って可愛がってくれる者と様々で、その一挙一動に少女達がうれしがったり、悲しがったりするのが可哀そうでならなかった。 {/netabare}


本来でも不幸な一生を送るはずだった少女達。それをこんな形でも生まれ変わらせられてそれでも感謝している。限られた寿命を、殺人を行う事が精一杯の恩返しと考え、担当官や組織に尽くしている少女達がどこまでも健気で、哀れだった。

投稿 : 2013/09/21
閲覧 : 236
サンキュー:

0

ネタバレ

自殺うさぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少女達の思いはどこまでが条件付け(洗脳)どこまでが恋愛なのかな?

・作品説明

社会派サスペンスガンアクション

身体のほぼ半分が義体(人口筋肉、人口皮膚)
で条件付け(洗脳)により
人を殺する人形(道具)にされてしまいます。
そんな少女達の戦う中、周囲の人間、同じ境遇の少女が
どんな心境なのかも伝えさせてくれる作品です

少女達の過去がかなり重く、シリアスです。

2003年の作品なのに古臭さは感じられず
逆に映像が古い事により、世界観がマッチします。



{netabare}

・作中に登場した実際にある物

§アンリエッタのバイオリンアマティー§

世界の三大バイオリンの一つ
ストラディヴァリ(このバイオリンは結構他のアニメでも登場した事があります。)、ガルネリ、アマティー

値段が高すぎて一般人には到底、購入不可能。


§アンリエッタがジョゼからプレゼントで貰ったニコンのカメラ§

日本製であるが、世界でもかなりのシェアを誇るカメラ。

ちなみに、私は以前ここの会社の製造工程でカメラを作っていましたw

このカメラも物凄い高いです。
世界の新聞記者、プロのカメラマンなども使っている物です。
まだ、少女に扱える物ではないのですが
ジョゼの溺愛ぶりも伺えます。

§アンリエッタの香水のブランド§
聞いたことのないブランドですが本当にあるみたいです。
私は趣味で香水を集めるのが好きなのですが、聞いた事がなかったです。

§ゴディバのチョコ§
バレンタインデーの時にいただきましたが。
物凄い美味しいです。
1粒約300円します。
ロッテの100円の板チョコ3枚より
1粒のゴディバのチョコを食べた方が私は幸せです。

・実際の建築物
沢山ありすぎて書ききれません。
でもそれが、リアリティーを増します。



・個人的感想

設定上、少女達が属性で言えば、ヤンデレかもしれません。

自分はこの作品はアニメと言うより芸術作品にも近いぐらいです。

最終回はまるで洋画のラストのようなスタッフロールでした。

良い作品なのですが視聴者がまだ少ない作品かもしれません。

{/netabare}



※レビューはいつかもっと詳しく考察して書きなおしたと思います。

投稿 : 2013/09/19
閲覧 : 399
サンキュー:

14

ネタバレ

ぐみサマー味 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

表現が素晴らしい作品

ずっと内容からして暗そうだったので、敬遠していました。
銃撃戦、戦いなどメインだと思っていたので。

見終わった感想は、素晴らしい芸術作品に出逢ったなと言った感じです。
音楽も素晴らしく世界観が見事に表現されていました。
私的には、感情や心理のみを徹底的に表現した作品だと思っています。
アニメらしくなくて、物悲しく切ないヨーロッパ映画を見終わった気分です。
よくありがちな無理やり感動的に向かわせようとした、声や表情やセリフ、行動などがなく、そこが最高です。
胡散臭くなく安っぽくもないです。

こういった作品が増えてくれると嬉しいです。
感情描写が上手いアニメを本気で希望!!

投稿 : 2013/08/02
閲覧 : 197
サンキュー:

5

ネタバレ

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

紅茶とケーキには幸せな魔法がかかっているの
こんな時なんて言うんだっけな あぁそうか ごめんね
よかったラウーロさんも一緒ならエルザも寂しくありませんよ
ここで名前を頂いたんです

投稿 : 2013/04/16
閲覧 : 254
サンキュー:

0

ネタバレ

三崎鳴 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

重厚で硬派なアクション作品

相田裕の漫画『GUN SLINGER GIRL』を原作としたテレビアニメ。通称ガンスリ。イタリアを舞台に「障害者の身体を改造した少女の暗殺者」を運用する対テロ機関「社会福祉公社」と犯罪やテロによってイタリアを襲撃するテロリスト集団「五共和国派」との対決を主軸にした銃器アクション作品。アニメ版一期では原作2巻までの内容を順番を入れ替えた上でオリジナルエピソードを追加してコミック本編との整合性を保っている。本作を掲載していた雑誌「電撃大王」は所謂「美少女萌え」系統の作品を多く掲載していたが本作はイタリアの社会問題をテーマとしたその内容の重み故か中でも特に異色とされていた。
あらすじは以下の通り。(wikipediaより引用)
「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。」 

物語の舞台は架空の現代イタリアを中心としたヨーロッパ。イタリアは国内に地域間対立や思想対立を抱え、テロや暗殺などの暴力活動が絶えなかった。イタリア政府・首相府は、表向きには障害者への様々な支援を行う組織として公益法人「社会福祉公社」を設立する。しかしその実態は、身体に障害を持った少女たちを集め、身体の改造と洗脳を行い、反政府組織に対する暗殺をはじめとした超法規的活動を行わせる闇の面を持った組織だった。少女たちは、「義体」と呼ばれる人工の肉体と引き換えに、時に危険すら顧みられることなく銃を手に戦う運命を背負わされた。
深夜アニメ業界では珍しい重厚で大人向けな作品である。描写の細かさ/丁寧さ故かストーリーの進行が遅いと感じるかもしれないがそれもまた醍醐味であるといえよう。

投稿 : 2013/04/09
閲覧 : 273
サンキュー:

1

ネタバレ

せんたー試験 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

実際にイタリア人に見て貰った。

良い作品ですね。
之を見てから、原作全巻買ってしまいました。
このアニメーションは1クールなのですが、オリジナルストーリーを混ぜてあるようです。
全体的な出来はかなり良くて銃器や細かい設定もしっかりしている完成度の高い作品だと思います。

内容としては、{netabare}
登場する女の子たちは担当官と呼ばれる大人に恋をしている。
そして担当官を守り、従う”傀儡”である。
担当官の属する組織は彼女たちに政府の為の暗殺はじめ汚れ仕事を命じ、その代償として自由に動く体を与える。
彼女たちは身体障害者なのである。
彼女らの担当官への恋心は”条件付け”と呼ばれる洗脳によってつくられたもので本当のモノではない。大人の事情で殺人の道具として”使われる”彼女たちは、偽りの思いであっても一途に信じて戦い続ける。
そしていづれ、洗脳に起因する寿命により脳の委縮などがおこり死んでいく。
{/netabare}
報われない話です。

{netabare}
登場する少女たちは皆、物静かですが基本的な性格はもとより持ち合わせているものです。
そのため、担当官に対する恋心、接し方などはいろいろあるようです。
また彼女たちが担当官と出会うまでにもひと悶着あったりするのでそこから生まれる葛藤や真の愛情などドラマはかなり泣かせます。
{/netabare}
原作は15巻まで出ていてとても12話でできる量ではなく、物語はさわりの部分のみといった感じです。
鉄砲での撃ち合いも多いので嫌いな人は多いかもですね。

ですが、撃ち合いもあるとは言え、やっぱりピントは人間ドラマにあるので一概に切り捨てて欲しくない作品と思います。

余談ですが、最近思いがけず出来たイタリア人の友人と会う機会があったので見て貰いました。

”面白いけどこんなのあり得ないよ。女の子に戦わせるなんて絶対に俺ならさせないね!かわいそうじゃん。”

との事です。
実際の社会問題を取り上げるなど世界観のリアリティーは高いのですが、流石に国民気質的な所では妙にリアリティーにかけるのかもしれないと思いました(笑)。

投稿 : 2013/01/12
閲覧 : 255
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7

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ワッキーワッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

大人アニメ

総評
 この作品は、GUNSLINGER GIRL 銃を使う少女ということで、銃を使い、体をサイボーグ(義体)化され、洗脳(条件付け)された少女達とその担当官が暗殺の仕事をこなしていく中で、人形と人間の間で揺らめく少女達と、担当官として暗殺をさせる大人の葛藤が中心に描かれています。
また、世界観や会話の間、話のタイトルの意味を考えて観ると楽しめる作品だと思います。

視聴注意点として
自分だけかもしれませんが、キャラごっちゃになることがあったので老婆心ながら書かせていただきます。
●ヘンリエッタ→茶髪ショート、セーラー服や学生っぽい服
●リコ    →金髪ショート、やや男性服っぽい恰好
●トリエラ  →金髪ツインテ、ややあさ黒ロングコート
●エルザ   →金髪三つ編みツイン
●クラエス  →黒髪ロング、メガネ 本
●アンジェリカ→黒髪ロング、リボン付きカチューシャ
{netabare}
第1話 兄妹- fratello
全体的な流れでは、
→ジョゼとヘンリエッタの関係説明
→ジョゼとヘンリエッタが重要参考人を確保に向かう
→回想(出会い) →現在に戻り戦闘
→回想(ヘンリエッタの訓練) →現在(戦闘の評価)
といった形で現在と回想が交互に描かれ、緩やかに世界観が説明されていく感じでした。

感想としては、フランス映画(あまり見たことはないですが)のような間がある詩的作品だと感じました。

第2話 天体観測- orione -
前回の戦闘を見かたを変えてスタートからジョゼがヘンリエッタにどのように接していくかを描かれていた、日中狙撃訓練中に金星の話をヘンリエッタが夢でみる、最終的に望遠鏡で星を見る、また義体や条件付の説明も少々あった。
 ジョゼがヘンリエッタに人間らしく生きてほしいと強く願う回でした。またテーマからジョゼはヘンリエッタに金星のように昼でも見える星であってほしいという意味かもしれませんが、義体少女が金星のように短く早い時間を過ごしているという暗喩かもしれないと感じました。

第3話 少年- ragazzo -
リコ回
偵察中にポーター少年とリタが出会い、リコは少し心を動かされるが、武器として行動してしまう話。
フラテッロ(兄弟)のこうあるべきという姿を描く事によって社会福祉公社の残酷さ異常さが浮き彫りになり、さらにジョゼとヘンリエッタの関係性の異質さも際立つという話でした。

第4話 人形- bambola -
トリエラ回
トリエラとマフィアの元ボスの話
ヘンリエッタやリタと違い、トリエラは、ぬいぐるみに名前を付けたり、反抗したり、対象を逃がしてしまったりと条件付け(洗脳)の破たんと、少女たちが人間であると分る回でした。

第5話 約束- promessa -
クラエス回
担当官が去ってしまったクラエスが約束を守り、読書をし平穏に暮らしているところが垣間見れるが、約束や教えられたことを忠実に守り続けるという義体少女の不気味さも感じられる話でした。

第6話 報酬- gelato -
爆弾テログループを追い詰めていく話
じわじわとテログループを追い詰めているにも関わらず、ヘンリエッタは戦闘よりローマの休日のような恋人同士のデートが気になってしまうという義体少女ヘンリエッタの価値観が見える話だと感じました。

第7話 守護- protezione -
リコとジャンが追われている会計士を守る話
条件付けの厳しいリコが、美術館の芸術に何か感じて言葉を紡ぎだそうとしているところに、義体少女の人間性が垣間見れる話でした。

第8話 御伽噺- Il Principe del regno della pasta -
初代義体のアンジェリカの話
条件付けによる薬物投与によって、アルツハイマーのように記憶が蝕まれていくという、義体少女達の将来を示唆していく話でした。

第9話 彼岸花- Lycoris radiata Herb -
エルザとヘンリエッタの共闘
エルザは担当官を思うあまり、義体少女の中でも孤立してしまう、しかし担当官はエルザを武器として扱わないと、社会福祉公社の奇行を受け入れられない、そのすれ違いによって、エルザはミスをしてしまうという話。
彼岸花の花言葉「悲しい思い出」「あきらめ」「独立」といった意味や彼岸花の持つ毒を示唆する話でした。

第10話 熱病- amare -
エルザの死調査編
同じ義体少女の死にもかかわらず、少女達は動揺すら見せずむしろ肯定的にとらえてすらいる事の狂気を感じる話でした。

第11話 恋慕- febbre alta -
エルザの死解決編
ヘンリエッタが武器としてジョゼを思うのか、少女として思うのか、葛藤の末どちらも恋であると結論したように感じました。

第12話 共生- simbiosi -
おとり捜査から山間のアジト襲撃作戦
義体少女が自己犠牲と死の状況に立たされそれでも生きたいという答えを導き出したと感じる話でした。

第13話 最終話 流星- stella cadente -
流星雨が降り注ぐ中、義体少女たちは第九を歌い、アンジェリカも病室で第九とパスタ王子の話を聞きながら流れていく話。第九の歌詞特に繰り返しのパートの意味がこの作品やアンジェリカの名前の由来にマッチしていると感じました。
{/netabare}

関連作品
●攻殻機動隊 ●最終兵器彼女 ●宙のまにまに ●イブの時間
●ヒートガイJ

投稿 : 2013/01/03
閲覧 : 325
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5

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南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こいつは、もう泣けますよー悲しすぎ。

事件事故に巻き込まれたり、身体的に健常者とは言えない重症者を改造して、組織のアサシンとして育成する機関があるのです。

そこで2度目の人生を与えられた幸運?な人間だけが「義体」と呼ばれる体をもち、洗脳され戦いの場に狩りだされるのです


もう、ストーリーがえぐいです。最初は絵的に少し抵抗がありましたが、見ていくといい感じに慣れてきます。


どれも主人公は少女達なんですが、ロリメガネをはずしてもらって、一人の女性として見てあげてほしい、


彼女達の一途な思いがホントに良く出ていて、思わず感情移入してしまいます。


絵的にどうしてもと思われる人は1期を我慢してもらって、2期を見てください。


2期は絵的にキャラが変わってますw自分的には変わりすぎて、うーん::なんですが、たぶん変更を余儀なくされたのでしょう。


2期の最終でも完結してなかったので、原作を読みましたが、マジ悲しい物語でした。賢明な、みなさんなら、想像できるでしょうが。


最後は義体と洗脳ゆえの限界がきてしまい結果、彼女達はいつ自分たちに記憶が無くなることと死が来るのか怯えて生きなければなりません。そのラストは悲しみと愛に満ちているのです。


どうして彼女らがこんなに辛い思いをしてまでって最初はわからなかったけど、結局は彼女達は自分の愛する人のために死ぬことをいとわないのだっと思い涙が止まりませんでした::

投稿 : 2012/11/01
閲覧 : 335
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17

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もぐりん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

悲しく鬱だが名作だと思います ガンアクションは秀逸!

ガンシューティング系を探していて、あにこれ先輩方に
お聞きしたところ、このタイトルを教えて頂きました。
某動画サイトにて確認して、面白そうだったので視聴決定!

偶発的、又は人為的に事故や事件に巻き込まれ、重症を
負った少女を【社会福祉公社】所属の担当官が引き取り、
延命のため損傷箇所を儀体と呼ばれる人工器官に置き換えて強化し、
身体能力を上げ、薬物投与による洗脳によって担当官と儀体との
信頼関係すらも作られてしまう。

【社会福祉公社】はその後、銃火器の取り扱いや体術などの
訓練をし、少女を暗殺者として仕上げていくお話・・かな?

上記のような改造処置を施され、投薬されると、当然副作用
もあり、運動障害、味覚障害、記憶障害などなど・・・
そして延命はされるが、非常に短い寿命。

仕事中の彼女達は訓練された殺人マシーンのように表情を
変えず淡々と仕事をこなしますが、普段は年齢相応の
幼い可愛さもあります、強化されているとしてもそれは
戦闘中の精神と肉体のみで普段は普通の女の子なのです。
時折みせる無邪気な笑顔が仕事中の顔とのギャップがあり
ほっとさせますw

そのままでは死んでしまう少女達が殺人マシーンに改造されてしまう、
でも、その後には人間関係があり、仲間があり、投薬によるものかも
しれないが、担当官との信頼もありと、なにが不幸で何が幸せなのか?
彼女達にとってこの環境はどうなんだろう?? 


さてさて、ボクはガンシューティング系のアニメを探していた
のですが、なぜだかガンアクションよりもキャラの生い立ちを
含むストーリーに入り込んでしまったようです、
もちろんガンアクションも良く高評価ですが、何よりお話が
面白かったです、考えさせられます。

万人におススメは出来ません、ガンアクションのみなら
他を探したほうがいいかもしれません。

名作だと思いました、2期もあるので視聴します。

投稿 : 2012/09/18
閲覧 : 574
サンキュー:

24

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ARIA@mint さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

最初は子供が銃?っておもいました。
でも二話、三話観ていたらどんどんひきこまれました。
街の風景、銃もかなりよく描かれていたと思います。
とてもいい作品でした(`・ω・´)

投稿 : 2012/08/22
閲覧 : 219
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1

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タム_01 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大人向けかな

悲惨な事故に巻き込まれた少女たちが、義体化(人体を改造)されることで「社会福祉公社」と呼ばれる政府の特務機関にて、いわゆる殺し屋として生きるお話。
その少女には監察官が一人ついており、
「条件付け」と呼ばれる洗脳行為により、監察官と少女とのあいだに主従関係が作られる。また、条件付により恋愛感情に似た思いを少女は監察官に抱くことになる。


作中では、この条件付けによるメリットとデメリットが描かれており、その点を視聴者に訴えかけているように感じました。特にエルザの事件の真相は衝撃的であり、非常に感慨深いものがありました。

少女たちの健気な思いや監察官の心理描写がとても丁寧に描かれており、その点が素晴らしかったです。

BGMはクラシック調のもので、全体的に落ち着いた展開を見せるこの作品にマッチしていると感じました。

個人的に、表向きはさっぱりした性格だが実は非常に繊細なトリエラがうまく描かれている第4話がとても良かった。

投稿 : 2012/08/18
閲覧 : 307
サンキュー:

17

ネタバレ

鳳凰院 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

暗殺

暗殺がテーマでこんな美少女が暗殺やるの!?って思ってしまうギャップがあるアニメです!
またOPがなんとも言えなくいい歌です!
暗殺のようなテーマで最初に見たアニメがこれでそれからこういう系のアニメ観始めました!
第二期は作画や監督が変わってしまったので観るなら第一期だけでも良いと思います!

投稿 : 2012/04/14
閲覧 : 277
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2

ネタバレ

じーぱんたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

音  を効果的に使ってると思った。
作品全体に漂う儚い美しさがまるで
映画を観ているかのようだった。

それは会話からにじみ出てくるものであり、
間という無音の状態が儚さをより際立させていた。

ラストは最後を飾るにふさわしい第九のしらべが心の中を
儚い美しさで満たした。



投稿 : 2012/03/22
閲覧 : 281
サンキュー:

2

ネタバレ

boobooboo さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

(他のことをしながら見る)ながら見は禁物です。

*原作のネタバレも含むので未読の方は読まずにスキップしてください。

原作も良いがアニメも負けじといい出来です。13話ですが重厚なお話でものすごく見入ってしまいます。

内容は他の人も言っている通りで社会公社という国営の公社に引き取られた少女とその監察官のお話です。確かに少女が国家のために暗殺をするという設定は非現実な設定ではありますが物語は非常に作りこまれています。ながら見すると細かな見所を見過ごしてしまうのでやめましょう。



いろいろな意見があると思いますがこのおはなしの魅力は「矛盾」をしっかりと捉えているところだと思います。

本作には多々の矛盾するような組み合わせがあります例えば、人を殺す瀕死から生き返った少女、洗脳なのか本心なのかわからずも監察官に好意を持つ少女、戦闘用義体の女の子を普通の女の子として扱う。

これらの矛盾は登場人物の少女そして監察官の感情を常に揺さぶり続けます。ある監察官はその矛盾に目をつぶるために少女を道具として扱い、ある者は少女を利用しながら自分の殺された妹を重ね苦悩し、またある者は自暴自棄に陥る・・・。

個々の少女や担当監察官の設定上の個人的な背景を細かく捉えキャラクターの言動を注意深く構成してあるので、このアニメは何度見ても前に気づかなかったような言動の真意を発見をすることがあります。


アニメーションの出来もかなり良いと思います。作画は癖がありますがなれるとそこが逆に良いです。声優さんの演技ものすごくキャラクターの心理を読み取っています。

隠れた名作ですね。

投稿 : 2012/03/11
閲覧 : 303
サンキュー:

4

ネタバレ

TAISHI さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

う~ん、深いですね~。

基本は可愛い女の子がドンパチやる系なんですが、
設定が重たくていろいろ考えさせられますね。

とくに物語の終盤あたりが…
好きだけど振り向いてくれない。
だから好きだからこそあなたを殺して私も死ぬ…
こんなのがもしニュースとかで殺人事件として
実際流れていたら普通はありえないと思うんでしょうけど
このアニメを見ていたらその気持ちが
分かってしまいますね。

おそらく隠れた名作だと思います。
ちなみに2期はネットですごい言われようだったので
見るのをやめときます(笑)

投稿 : 2012/02/11
閲覧 : 304
サンキュー:

3

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GUNSLINGER GIRL [ガンスリンガーガール]のストーリー・あらすじ

舞台は現代(もしくは近未来)のヨーロッパ。イタリアの公益法人「社会福祉公社」は、政府の汚い仕事を代わりに行っている。その中でも作戦2課では現在表向きは障害を抱えた子供達を引き取って福祉事業に従事させることで社会参加の機会を与える、という身障者支援事業を推進する組織という名目で、集めた子供達を「義体」と呼ばれる強力な身体能力を持つ肉体に改造し、薬物による洗脳を施した上で、政府の非合法活動に従事させていた。
また、この社会福祉公社と敵対する反政府活動組織は五共和国派(通称パダーニャ)は、北部同盟党首ウンベルト・ボッシが提唱する、北部8州と中部3州をイタリア共和国から分離独立させて「パダーニャ共和国連邦(Repubblica Federale de Padana)」を樹立する、という構想を実現する為に武力闘争を行っている。(TVアニメ動画『GUNSLINGER GIRL [ガンスリンガーガール]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2003年秋アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
www.mmv.co.jp/special/gs/gunslingergirl/www/1st/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/GUNSLINGER_GIRL
主題歌
≪OP≫the delgados『THE LIGHT BEFORE WE LAND』≪ED≫op.『DOPO IL SOGNO ~夢のあとに~』

声優・キャラクター

南里侑香、木内秀信、三橋加奈子、宮本充、仙台エリ、江原正士、小清水亜美、堀内賢雄、寺門仁美、井上倫宏、家中宏、中川里江、岩崎征実

スタッフ

原作:相田裕(メディアワークス『月刊コミック電撃大王』連載)、 監督:浅香守生、製作:中山晴喜、企画:片岡義朗/佐藤辰男/丸山正雄/松本慶明、企画協力:梅澤淳/亦野誠二、シリーズ構成:武上純希、キャラクターデザイン:阿部恒、美術監督:池田尚、カラーデザイン:角本百合子、撮影監督:宮田崇弘、音響演出:平光琢也、録音調整:小原吉男、音響効果:西村睦弘、演技事務:松田誠/野上祥子/木田昌美、音楽:佐橋俊彦、音楽プロデューサー:浅田裕之、プロデューサー:浜野貴敏/吉本聡/渡辺和哉/大井守、制作協力:後藤能孝/筆安一幸、宣伝:田村孔亮/丸山創、広報:正岡高子、音響制作:神南スタジオ

このアニメの類似作品

この頃(2003年秋アニメ)の他の作品

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