alphonse さんの感想・評価

2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 1.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態：観終わった

期待すると損します

もう少し深いシナリオを期待していましたが
標準的で薄いストーリーでした。

前半はよくあるサクセスストーリー。
後半は･･･何なんでしょう魔物の戦い？
あまりにも行き過ぎて中二病アニメかと思いました。

キャラの描き分けもできておらず、
さらに声優の兼ね役もひどい。
作画も微妙、音楽も普通と
どこがいいのか分からない作品です。

ミスト・サン さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

男の義務教育‼︎

男なら一生に一回見て欲しい‼︎

クロクロ さんの感想・評価

3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

にゃんこまん さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

なすB さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

バトルものかと思ったらヒューマンドラマだった

トライガンや最近だと血界戦線で話題の内藤先生のキャラデ、原作だそうで。
1話のハチャメチャなバトルは完全に内藤節炸裂です。

で、そういう話かと思ってみると
2話目から過去話へ。
本筋は2話目からスタートするんですね。

ただのチンピラだったブランドンとハリー。
ある件をきっかけにマフィアの仲間入りをします。
出世欲と野心の強いハリーは
危ない仕事を数々とこなしハイスピードで出世してゆきます。

対して、ヒロイン、マリアとハリーの側にいるためにマフィア入りしたブランドンは
出世とは無縁の退屈な仕事をこなす日々。
そんな中、ハリーの思惑により「危ない仕事」をし
引き金を引くことにためらいのなくなったブランドンは
凄腕のヒットマンとしてハリーと共にマフィアの重鎮へと出世してゆきます。

この物語の面白い所はキャラクターの年齢を
時系列を明記せずに表情等だけで表している所でしょうか。
特に、もう1人の主人公とも言えるハリーは
若年期と老年期で声優も顔も替わりその変化をかなり強調されています。

人間の半生と善と悪、それを一言で表せないストーリーで物語っています。
登場人物はマフィアとして沢山の悪行を行います。
でも人の心を失った訳ではなく、親愛な相手も存在します。
それは血塗れのハリーとまで言われたハリーにも当てはまります。

ハリーは沢山の悪事や間違いを犯しました。
そのことによって全てを得ることが出来、全てを与えられる存在になりました。
だからこそ、全てを奪われる存在にもなりました。

最終話のハリーとブランドンの対峙。
単純な善悪や敵味方というくくりでは成り立たないのがこの話の面白い所です。

かなりハードボイルドな感じなので
スッキリ、というよりはそういう話が好きな方には是非ともお勧めします。

ニャンキチ君 さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

守り続けること…。

　キャッチの方のお薦めアニメです。

　1話を観て(。´･ω･)ん?でしたが　2話からじっくり観る事ができました。
一介のチンピラだったブランドンとハリーが、マフィアのミレニオンに入りしのぎを削っていく。ガンの打ち合いやアクションシーンかっこよかったです。ネクロライズの話より普通のマフィア抗争のお話でもいいくらいでした。（それではゲーム会社も困りますね。）
　

　いろんなキャラが出てきますが　ハリーの側近のベア・ウォーケンなかなかしぶいです。娘を想う良き父親でガングレイヴとの戦いの時の娘の回想シーン思わず感情移入してしまいました。
　　

　
　ブランドンが最後に守りたかったものは何か…。　それは最後まで観て確かめてください。
　

uppo さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

りおんぱん さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

「今」を語り、「過去」を語って「今」に繋がる構成

荒廃しかかったある街で道を外れた稼ぎ
他愛なく道楽にドロドロと身を包み殺伐とした日常を送る
ブランドン・ヒート、ハリー・マクドゥエルそしてネイサン、ケニー、ジョリス
彼らの笑いの絶えないやり取りがこの上なく楽しかった
しかしある出来事から大きな運命の歯車が動く出していく


～感想～
原作ゲーム未

駆け上がろうと誓い合った
2人の思惑は少しづつずれていく
1人は自由と野望のために
1人はすべてを守るために

退廃的で乾いた作風を貫きつつも
マフィアや彼らを取り巻く人物の人間性を誇張することなく表しているため
温かみが感じられ面白いです
寡黙で無欲なブランドンと頭が切れて次第に欲に囚われていくハリーの
対比がうまく表現されていました
対照的な2人を中心に様々な人物をじっくりと描いています
心理描写がよくそれぞれの思いや葛藤が伝わってきました

物語の入り方・初盤は面白くないと感じる人も多いと思いが
そこをグッと堪えて観ていけばだんだんと惹きつけられていきます

息子のように育ててきた部下の失態を許し
大金を持たせ逃がしたと話す幹部シド
自分の息子の責任を被り蹴りをつけたいと同じ組織の
親友ベアに処刑を頼むがなかなか引き金が引けない親友
そこに一丁の銃を持ったブランドンが現れる
息子の名を叫んだ瞬間撃たれ海に沈む
このシーンが強く印象に残りましたしすごく重要なストーリーだと思います
ベアのミレニオンは娘を取るかそしてブランドンの最後の
「俺は最後にミレニオンではなくハリー・マクドゥエルを選んでしまった」
とあのストーリーの重さあっての活かし方だと感じます

面白いハードボイルアニメでした

名無氏 さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

諭吉がいつも逃亡 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ブランドン（泣）

いやぁ、これは男性が観てシビれる類の作品ですね。実際女の私でもシビれました。
ゲテモノ系の銃と、マガジン取り替えろよ‼︎と言いたくなる乱射戦は、さて置き。
女の友情では泣けないのに、男の友情では何故か泣けます。あ、BL好きの貴腐人じゃないですよ（笑）青年期あってのラストです。
ただハリー・マクドウェル、ブランドン・ヒート、名前通りの生き様です。
ハリーは早く駆け上がり
ヒートは熱いもの。

「お前を撃つ事なんてできないよ」
で、目から雨が降りました。

ラストのお互いが持った銃、入れ替わってる粋な計らい。
そこでも雨が降りました。

kamesaan さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

QSUxP46198 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

uBKdh96046 さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

なるほど！納得した！

自分はゲームから入ったんで倍楽しめたと思います。銃撃戦より人の絆や生き方に重点を置いたストーリーに引き込まれました。とにかく渋い。

織田信長 さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ミトス さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

1話で断念せず、2話も見てみよう。

名作と聞いて視聴したが、１話は分かりづらくつまらない。
しかし２話の過去編からは俄然面白くなる。

ストーリー構成は、1話で現代舞台を描きその後過去編に15話分使い、その後現代に追いついていく。他のアニメに例えるなら喰霊零に似ている。
現代で敵対しているハリーとグレイブの背景をかなり深く描かれている。
この背景が良すぎて、最高の最終回は成り立っている。詳しくはネタバレになるので書かないが、最終回のためにこのアニメはあると言っていい。最後まで見るべき。

音楽はまさにハードボイルドな雰囲気を出すように凝っている。
作画は10年以上前の作品なのでクオリティとしては高くないが、ところどころ戦闘シーンに力を入れている。

マイナス要素を挙げるとすれば、１話のつまらなさと化物関連が少し安っぽく見えたとこでそれ以外はほぼ完璧と言っていい

単細胞 さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

風呂は熱め さんの感想・評価

4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

お気に入りマフィアアニメ

手を血で染めたキリストのような主人公が超シブい。彼は女性が好きな男というより、男が尊敬する男性像を結晶化したかのような人物。多くは語らないが、決して仲間を裏切らない。見返りを求めず、ただ愛する人々の盾となる。そのことだけに生を全うし続ける。その徹底っぷりが尋常ではない。マフィアアニメの王道。

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ぜひ見てほしい一作。

･評価
素晴しい良作。
1話では色々といきなりで低評価だったが、2話以降の過去編から実質的な本編がスタート、1話で切ったら本当に勿体無い。

それぞれのキャラクターの個性が、立場が上手に表現され、また作画も所々でとてもこだわっており、素晴しかった。

･個人的な感想

この作品のブランドンとハリーはどちらも裏切り者であり、しかしどちらも裏切ってはいないといえるだろう。

すなわち、組織を裏切ったハリーを生かす道を選んだブランドンと、ブランドンは自分ではなく組織を選んだと誤認してしまったハリー。どちらも決して相手を裏切ってはいないのに起きてしまった悲しくも美しい友情を描いた作品だったと思う。

琴吹みつる さんの感想・評価

4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

面白かったです

ハードボイルドな男たちの生き様がカッコいいアニメでした。

もうチョイ、正統派ガンアクション寄りだったら、もっと良かった気がします。
作画はほどほどですが、動くべきところはしっかり動いています。
キャラクターの個性と素晴らしい声優陣が上手くマッチしていて、
みんなそれぞれが心に残るキャラクターになっていました。

コレは個人的な意見ですが、一話は蛇足な気がします。
一話は観ていてもまだ意味が解らないし、
特に心惹かれるストーリーもアクションもないです。
後でもう一度ほとんど同じ内容を繰り返すし、無くても何の問題もないという……
たぶん作品紹介的な回だったんでしょうが……
あれなら、最初から順を追ってストーリーを進めて欲しかったです。

isukanndal さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

1061000you さんの感想・評価

3.1
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ハードボイルドってこういうこと？

マフィアの世界で生きる男の人達の物語。
ラストが、めでたし めでたしで終わる話ではないし、
暴力・殺人当たり前なので、
完全に大人向けのアニメだと思いました。

個人的に、ミカ(マリアの娘)のキャラだけが浮いている気がして
好きになれなかった。

あつやん さんの感想・評価

4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

復讐を超える友情

ゲーム原作のアニメで原作のゲームをかなり掘り下げた内容は原作を超えている作品だと思います。

1話目を除き最初から中盤辺りまでが過去編ですが、
その過去編がむしろ、本編と言って良いほどに人情がよく表現された作品になっており
人によっては後半より過去編の方が面白く感じるかもしれません。


{netabare}

主人公のブランドン・ヒートは寡黙で後半はネクロライズ化によりさらに喋らなくなりますが、
ブランドンの友や愛する人を想う気持ちや葛藤や信念、愚直さに優しさなど、
ブランドン・ヒートと言う男が伝わる作品だと思います。

また、アニメ版のハリーも外道に見える方が多くいらっしゃると思いますが、
ハリーはハリーなりにブランドンと共に上を目指す事を第一に考えていた男です。
故に自分より組織を選ぶブランドンに裏切られたと思ったのでしょう。


後半でやっとマフィアモノからGungraveになります。
戦闘シーンが多くなる為、別作品に感じるかもしれませんが、
過去編を観た上での後半はよりいっそう楽しめると思います。

{/netabare}

自分はこの作品を観直す度に目から塩水が流れ落ちます(´；ω；｀)

HUMMER さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

たぬきことば さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

熱いハードボイルド

個人評価90点。
友情、愛情、嫉妬、憎悪等、人としての様々な感情が含まれた作品。
特に過去編は素晴らしい。
ただ現代編になると九頭文治とのかけあい、戦闘とその後、最後のブランドン、ハリーの掛け合い以外は微妙だったりするのが残念。
それでも好きな作品の一つ。

猿の尻尾 さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

生き様の果て

志を同じにした、２人の男の物語。


志を同じにしながらも
守ることに命をかけた男と
野望に生きた男の

儚くて切なくて哀しい物語。


いろんなものが奪われ、いろんなものが朽ちていくなかで生まれる人間ドラマとその演出。

友情、人情、仁義、愛、恋。

全てが詰まっている作品。




単純な話の構成だったり、演出だったりっていう作品の根っこの部分が太かったので、すっと世界観に入り込み、すっとキャラに感情移入出来てしまう作品でした。


まさかこんな名作が埋もれていようとは、驚きです。
終盤はずっと心が痛かったですし、最後は本当に切なかったですが、出会えて良かったと思える作品でした。

{netabare}お前を撃つなんて、出来ないよ。
この言葉で涙腺が決壊しない男なんているのでしょうか？
{/netabare}

気になる方は是非、ご視聴を！！
胸を張っておすすめできる作品です！！

まだ初心者 さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

１話で切ったら損するアニメ

１話観たとき「あんま面白くねーなこのアニメ」と思いましたが、２話からの回想シーンがヤバイです。親友と成長していく過程がめちゃくちゃ面白いです。
全体としてはベルセルクっぽいストーリーです。親友がライバルって感じのアニメが好きな方にお勧めです。

Azalya さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ＥＤの青空に向かって走る姿が

最初はただの吸血鬼モノかなにかだろうと思って視聴したが予想が外れ
主人公らのバックボーンを語る過去へ話が移る。

この物語の良さは誰にでもあるであろう、若い頃思い描いた未来の自分と
現在の自分とのギャップに戸惑い

「どうしてこうなってしまったのか」
「どこで間違ってしまったのか」

という自分への問いかけと少しの後悔をブランドンとハリーと言う
キャストを使って描いている事だと思う。

物語の根底にはブランドンとハリーの友情がありガンアクションや
ネクロライズなどは装飾でしか無いと思う。

ＥＤの「茜色が燃えるとき」の歌とともに真っ青な空に向かって走る
二人に不覚にも泣いてしまった。切ないです。

「茜色が燃えるとき」最高です。もう、大好き。

minisaku さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

裏切りと友情の物語ですね。

ストーリーとしては、街でチンピラみたいな事をやってた少年達が、
マフィアの世界に入って上を目指していくみたいな感じです。

大雑把な説明ですが、物語に現在編と過去編があって、のし上がっていく
過去編が全25話中20話近いからしょうがないかもですｗｗ


っで、ここからが感想。

とりあえず、ストーリーが熱いです!!

親友との友情、家族への愛情、信頼や疑念、裏切りに復讐など、
色んな感情が絡み合って描かれています。

過去編に関してはホント文句のつけようがないほど良かったです。
ブランドンとハリーが上を目指す姿が非常に丁寧に描かれてるので
見応えあります。 ハードボイルドテイスト満載でした!!

それに、ブランドンの寡黙さが良い味出してますｗｗ


ただ、この作品は人間ドラマで魅せる傾向が強かったからこそ、
現在編の展開には結構戸惑ったりもしました。
正直、残念な感じは否めないですね...

でもまぁ、それらを含めても内容はしっかりしてるし、最終話も綺麗に
完結してるので、自分はすごく楽しめた作品でした。


まぁ古い作品なので作画やキャラデザが酷かったりしますが、
内容は良いので、興味のある人にはオススメです!!

特に、アニメ好きって人には一度は見てもらいたいです!!
良い物語なので心に残る作品になると思いますｗ

ちゃんもり さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

オッサン声優の宝箱やー！！

近代アメリカを舞台に、貧民街からのし上がり、
世界経済に影響を及ぼすほどの巨大マフィアの頂点に
まで上り詰めるハリーとブランドンの２人の男の友情と
確執、そしてその末路までを描いた物語です。

いやぁ、私好きなんですよ・・・シブ声のオッサン声優の
皆様が（*^∀^*）浜田賢二さん、大友龍三郎さん、
立木文彦さん、家弓家正さん等、洋画の吹き替えや
ナレーター職の方々がオールスター的に出てて、もう
耳触りの良いこと良いこと♪惚れ惚れしますｗ

物語は冒頭、変なクリーチャー集団に襲われる女の子と
ソイツらから女の子を守るスーパーガンマンが登場したと
思ったらそこからは過去篇。むしろその過去篇がこの
作品のメインテーマのようです。

原作はガンアクションゲームらしく、前述のクリーチャー
どもをドッカンドッカンぶっ倒していくゲームなんですかね？
やったことないんで分かりません。
ただこのアニメ版はそういったガンアクションシーンは
むしろオマケ扱いで、主人公やゲームキャラの人物設定を
もとに描かれたオリジナルストーリーのようです。

所謂「マフィアもの」の王道的なストーリー展開で、
それぞれの「義」を通そうとするオトコたちのそれぞれの
末路には胸が熱くなるものがありますねー。

ＯＰ，サウンドも作品の雰囲気に合っていて良いです。

キャラデザはまぁ「カワイイの」好きな人には
向きません。男も女も全員肩パットです（笑）

強烈なおもしろさはありませんが、雰囲気に酔える
作品だと思います。

E4GLS さんの感想・評価

4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

男たちの仁義を描いた硬派なストーリー

荒廃した街でチンピラをやっていたブランドンとハリーが組織人として成長しつつ繰り広げる、熱く切ない人間ドラマ。

信念と覚悟が備わった男たちの心情を見事に描き切った名作でした。

ブランドンとハリーの高みを目指す目的、組織の考え方、出会う人々の魅力について十分な話数を割いて語られていて、中盤以降の展開が心に響くものとなっていました。特に寡黙なブランドンが自らの信念のため行動する様は涙を誘いました。

ラストの展開は感動なしには見られないもので、私が今までに見た作品の中でも最高の出来でした。

{netabare}ラストにおいてブランドンは鉄の掟を裏切り、ハリーへの友情を優先しました。ハリーが暴走した結果であるネクロライズの技術を使ってまで戦うことを選択したにも関わらず、です。

元々ブランドンは大切なものを守るためにミレニオンの力を要し、鉄の掟をずっと忠実に守ってきました。その彼がなりふり構わずハリーを助ける様は、最後に気付いたハリーへの友情の重さと強い決意を物語っていたと感じました。

一言では言い表せない複雑な感情を描いた作品は他にもありますが、この作品ほど説得力があって完結していたことはなかったです。
{/netabare}

残念だったのは、後半に現実味も迫力もないバトルシーンが増えてしまったことです。これだけは本当に悔やまれます。

重いですがストーリーの完成度は高いです。ハードボイルドが好きなら是非観てみて欲しいです。