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「高橋留美子劇場 人魚の森(TVアニメ動画)」

総合得点
63.8
感想・評価
76
棚に入れた
379
ランキング
4147
★★★★☆ 3.5 (76)
物語
3.8
作画
3.1
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.5

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高橋留美子劇場 人魚の森の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

んー最初の方は好きだったけど。。

人魚の森という題名のとか
昔の食べた頃の話とかは良かったけど

観ていくと
大体登場人物の女性は人魚のなにかしら食べたんだろうな
とか
あーまた殺し合いか
あーまた女の子攫われるのかとか

どうにもパターンに見えてきて。。
登場人物も少ないのに1話か2話なのですぐこの人か。。っと予想がついたり

しゃーないけど
人魚がらみではなかったり
人魚の肉食べて逆に幸せになった人など
いたら良かったかもなぁ。。

ちと残念でした。
ova版と違って人魚の傷の子供はちゃんとした声優で良かったかな

絵は原作重視で良かったかと

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 102
サンキュー:

3

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

テレビアニメだからエロは仕方ないとしても、作品本来のエグさを消しちゃダメでしょ

人魚の肉を食べて不死身になった湧太は普通の人間に戻るため同じく不死身になった真魚を連れて旅をする。


これより前にovaとして二話作られていて、主役二人の声優も同じ。たださすがに被った話のゲストキャラの声は違う。ちなみに被った話は4・5話と12・13話。

リメイクだからと言って話が大きく変わったわけではないが、テレビアニメだからか作画が酷すぎる。
特に人魚の肉を食べた不適合者が「なりそこない」になるシーンで、ovaだと変身までの苦しみと過程を鮮明に描いていたのに、この作品だと過程を省略して簡素なものになっている。この作品自体主人公が何回も死んだり「なりそこない」みたいなバケモノが登場するエグい話なのに、この作画のせいでエグさが半減されている。


後、仕方がないことだけどovaと違ってエロシーンはない。多少の肌見せはあっても乳首はなし、ただ乳首に関してはovaでも4・5話の方しかないから、元々期待値は低い。



自分用
1→人魚の噂を聞いて島に来るが即殺される。生き返りそこで真魚と出会う。人魚や同じ不死者と出会いながら生贄になった真魚を救出し旅をすることに
2→湧太は死体として海賊の娘鱗に葬られるが生き返りそこで暮らす。敵対海賊の女が人魚を求め病気の鱗の父を刺すが鱗が殺し人魚の肉を探しに行く
3→人魚を見つけるが敵海賊が捕まえ湧太は殺される。敵の頭が肉を食べ不死身になるがすぐになりそこないになる。実は敵の女の策略で女は人魚だった。
4、5→細かいとこは違うけどovaとほぼ同じ
6→落ちた二人、生きていた真魚は理性があるなりそこない大眼に助けられる。湧太は助けてもらった猟師と共に理性を失った大眼を殺す。
7→昔、湧太はなつめという反魂の術で骨から蘇った不死者の少女と出会うが彼女は肝を喰らう人間だった、術を掛けた僧侶が彼女の肝を取り骨に戻す。
8→二人は誘拐から逃げ怪我をした少年七生と出会うが母からもらった薬で一瞬で治る。その家に行き違和感を覚える、実は誘拐犯が父親で母は祖母だった。
9→母は顔を変えており元の顔にはなりそこないの傷があった。七生にも肉を食わせるため薬と称し人魚の粉を飲ませていたが湧太達に諭され遠くへ行く
10→60年前の恋人の墓に行く湧太。そこで恋人の従者と会い当時と同じ姿でいると言う。人魚の灰で生き返り元許嫁が保護していたが殺人を犯していた
11→湧太は元許嫁に捕まり事情を聞く。湧太と恋人は駆け落ちを計画していたが許嫁が偽装して恋人を殺していた。恋人は湧太と会い死体にかえる。
12、13→ほぼovaと同じ

投稿 : 2020/12/19
閲覧 : 376
サンキュー:

0

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

不老不死

また不老不死の物語である。人と人魚も不老不死を取ることができる。それに、皆は一定なリスクを受ければならない!その設定はいい感じ。

投稿 : 2020/02/12
閲覧 : 239
サンキュー:

1

ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

生きるとは何か?を考えさせられる微ホラーアニメ

この作品は私の大のお気に入り。もともと高橋留美子好きからアニメ好きになったのだが、この作品を見て鳥肌が立った。
ギャグ・ラブコメ・アクション・ホラーサスペンス、得手不得手なくどんなジャンルでも一流作に仕上げてくるのはさすがです。

本作は400年前に人魚の肉を食べて不老不死になった主人公・湧太が、同じく人魚の肉を食べて不老不死になった真魚という伴侶を得て、不老不死を治す方法を探して旅をする、というお話。
人魚の肉は劇薬で、うまく体質が合えば不老不死になれるが、そうではない大半の人間には猛毒であり、口にした刹那にもがき苦しんで絶命するか、半魚人のような「なりそこない」と化し、知性も理性も持たない化け物として彷徨うことになる。
運良く不老不死になれたとしても、もはや普通の人達と同じ生活を送れない。妻と共に年老ることもできず、人と交わること無くただ悠久の時を孤独に過ごすことになる。
つまり人魚を口にしたものは皆、人間としての生を抹殺されることになる。
にも関わらず、不老不死を求める人間たちの物語、人間の悲哀がこの作品のテーマ。
人間の欲深さ、おぞましさ、業の深さ、エゴイズム…人間の醜さや儚さが「もはや人外と化した不老不死の主人公たち」の観点から描かれている。

全般的に重苦しく、笑える要素はほとんどありません。(しかも最終2話は残酷すぎてTV放送できず、DVDのみでR15指定)
各話(概ね2話でひとつの話)終わるたびに、生きて死ぬことの意味、すなわち人生の存在意義を考えさせられます。普通に生きて、普通に年老いて、普通に死にたい…この言葉が胸に突き刺さる。
この先湧太と真魚は、あと何度同じような人間のエゴを見続ければ、悠久の人生に終止符が打てるのか?

ただ、悲しいだけで終わらないのが本作の良いところ。目を覆いたくなるような人間の醜い有様を見ても、必ず主人公たちは明るく前を向いて進んで行く。不老不死人生の終焉を目指して力強く進む姿に希望と生きる活力を感じられます。

超個人的解釈ですが…不老不死とは、古来より時の権力者による切望の象徴。
不老不死を「富・権力」に置き換えて視聴しても面白いかも。庶民が渇望する富・権力。手に入れようとして「なりそこない」になるか、運良く手にした途端に「普通の人」として生きていけない。それでも人は手に入れようとする。様々なものを犠牲にして…

OP/EDはとても良い。物悲しいOP曲、少し明るいED曲、どちらも本作に調和しています。
作画は古臭い昭和テイストがあり、最近のアニメしか見ていない若い人たちには苦しいかもしれない。でも間違いなく隠れた名作です。全13話と見やすい長さですので、是非一度ご賞味あれ!

投稿 : 2018/03/15
閲覧 : 506
サンキュー:

7

おすぎまん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 4.0 作画 : 1.0 声優 : 4.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ストーリーだけは秀逸

元々、原作は読んでましたし、高橋留美子は昔から短編集を出しており、ギャグあり、シュールあり、シリアスありという内容のものでいずれも秀逸なものが多いので、割とこういうのは真骨頂だと思っています。

という訳でストーリーは本当にいいです。
昔読んで懐かしいのと、イマイチ結末が思い出せない話もあったので、観ました。

不死をめぐる人間の醜さや、不死になってしまって周囲とかかわることの切なさは特に勇作の「俺は暮らすことはできない。ただ生きるだけだ」というセリフで胸に来るものがありました。

でも、作画がとにかくひどい。
あと規制のために、血が出るシーンなんかは、有名なゲロ隠しのようにキラキラしているし、なぜか人魚の肉を取り出すシーンも肉がドラえもんの秘密道具のようにキラキラしているとか、演出もひどい。

原作マニアの人が文句言っているなりそこないの指の本数は別にどうでもいいですwww
むしろそんなの覚えていて、そんなことに文句言っている人が気持ち悪いwww
ストーリーに出てくる醜悪なキャラそのものですw

あの作画じゃあここでの評価が低いのは当然でしょうね。

投稿 : 2017/01/08
閲覧 : 558
サンキュー:

2

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

高橋留美子が人魚伝説をモチーフに、シリアス路線で描いた珠玉の短篇集

「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」「境界のRINNNE」など、
主な原作の殆どがアニメ化されている漫画家、高橋留美子が、
80年台から不定期で発表してきた短編を高橋留美子劇場の人魚シリーズとして、
2003年に放送された作品。全13話。

高橋留美子と言えば、個人的には「うる星やつら」や「めぞん一刻」のようなラブコメがすぐ思い浮かびますが、
本作はホラー&サスペンス要素を含む終始シリアスな路線で描かれており、
内容には一部過激な描写も含まれるなど、(12,13話はR15指定でDVDのみ収録)
その他の作品とは一線を画するものとなっています。

☆物語☆

人魚の肉を食べ、望まずも不老不死になってしまった主人公ユータが、
元の人間に戻るために人魚を探し、数百年の月日を経てようやく人魚の里へ辿り着くも、
元に戻る方法は無い事を知る..そこで、とある理由から不老不死にされてしまった少女マナを助け出し、
あてどもない旅を続ける事となる。

短篇集ということで殆ど1話か2話で完結するオムニバス形式となっていて、
少々強引と感じる場面もありますが、設定がユニークで興味深く、
どのエピソードも非常によく練られた濃いもので、
観ていて飽きさせない辺りは、やはり原作者の力量に依るものでしょうね。

全話通して悲しく重いものばかりですが、
人魚伝説に翻弄される人間の欲望、悲哀や苦悩がよく伝わってくる、
「命」「生きること」を考えさせられる、深みのある作品となっています。

☆声優☆

メインキャラの山寺宏一さん、高山みなみさんをはじめ、
今となっては実力派のベテラン&重鎮の声優が多く起用されており、
非常に豪華な顔ぶれと演技が堪能できます。

今ではベテランの域に入ってきた小林ゆうさん(デビュー当時)が、
ちょい役で幾つかのエピソードでクレジットされてたんですが、
これにはさっぱり気付きませんでした笑

☆キャラ☆

声優の演技力に依るところもあると思いますが、
各エピソードで出てくる人物達の感情、思いがよく伝わってきます。

☆作画☆

2003年の秋アニメということで、やや古さを感じる作画は致し方ないとは思いますが、
同時期の「プラネテス」と比べてしまうと、少々物足りない出来に思えます。
まぁ「プラネテス」が良すぎるというのもありますが。。

☆音楽☆

OPはアップテンポながらマイナー調の物悲しい楽曲で、本作との相性もとても良く、
EDは物語の余韻を感じさせる物憂げかつ穏やかでもので、どちらも秀逸。
作中BGMは現在に比べるとややバリエーションが少ないながらも、
繰り返し流れることで印象に残ります。


ラブコメ系のイメージの強い高橋留美子作品でしたが、良い意味で裏切られ、
また懐の深さを再認識できました。
シリアスで重く悲しい物語が好きな方には、是非オススメしたい作品です。

投稿 : 2016/08/29
閲覧 : 591
サンキュー:

10

Near64 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

物語が斬新で面白かった。

総合的に物語が良かった。
隠れた”名作”に入るかどうかは分からないが、”いい作”ではあったと言えます。
暇があれば是非!

投稿 : 2016/05/26
閲覧 : 306
サンキュー:

1

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

コレ、ここでは評価低いんですね

切なくて悲しくて泣ける話だと思うんですが・・・・
高橋留美子嫌いの私が見れたのだから、いい作品だったと思います。
何故か私は好きで、妻は嫌いな様子。なんで?W

作品全体のトーンが暗いし、もう古いといえば古いですしねぇ。
不死の体を手に入れる(手に入れた)者のお話です。

投稿 : 2015/04/05
閲覧 : 451
サンキュー:

3

おその さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

高橋留美子劇場

人魚の肉を食べると不老不死になるという奇怪な物語

500年前のある日、漁師の主人公「湧太」は仲間が持ってきた人魚の肉を食べてします
湧太以外は死んでしまったり化け物になってしまう

500年後、ヒロインの住む村にやってきた湧太、村の秘密を知り「マナ」を救い出し共に旅をする事になる

500年の間に起こった様々な出来事とマナとの旅の出来事を描いています

不老不死の苦難、葛藤を乗り越え湧太の旅する目的は…

終始シリアスでグロとまではいかないけど結構バイオレンスです。
こんな高橋留美子作品もいいですね。

投稿 : 2015/01/15
閲覧 : 686
サンキュー:

26

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

第十二話・最終話は内容的に残酷な表現があり、テレビで放送できるように脚色するのが難しいため未放送

『高橋留美子劇場 人魚の森』として、2003年10月4日から同年12月20日まで、全11話が深夜帯に放送された。前半は原作通りであるが後半は原作の最終話と一部の話がズレた展開となっている。
第十二話・最終話は内容的に残酷な表現があり、テレビで放送できるように脚色するのが難しいため未放送、DVDに収録するに留め、収録されたDVD第4巻およびレンタル版の第5巻は、中学生以下は視聴できないR15指定を受けている。

投稿 : 2014/07/21
閲覧 : 760
サンキュー:

4

ルルルル~シュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

たまたまこの作品を知りました。
怖い話でしたが、結構面白かったです!
OPとEDも好きでした!
キャラクターも個性があっていいね!

投稿 : 2014/06/28
閲覧 : 273
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

永遠の命

ストーリーは重く、深い。
たくさん考えさせられました。

いつまでも美しく永遠に生きること、それは幸せなことではないのですね。

観てよかったです。

投稿 : 2014/06/17
閲覧 : 262

ちほ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

人魚いたらどうする?
食べたら不老不死か化物になって生き続ける。
私は化物になって生き続けるのは嫌だなぁ。
不老不死にも興味はあるけど・・
やっぱり普通がいいのかもね。

投稿 : 2014/06/17
閲覧 : 273
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

命とは。本当の幸せとはなんだろう。

原作を読んで知っていたので、最近アニメがあることを知り初めて観ました。高橋留美子さんの作品の中でも印象に残る『人魚の森』。人魚の肉を食べたことで永遠の命を手入れた変わりに一生付きまとう孤独を背負う湧太は旅の途中で一人の少女と出会う。
命の儚さ、生きることの意味。
とても考えさせられる作品です。

投稿 : 2014/03/11
閲覧 : 285

suisai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

とても…残酷

主人公以外の登場人物が人殺しに前向きすぎて
ちょっと引きます。笑

話自体は原作が面白かったので楽しめましたが
作画クオリティが少々残念…
声優の評価が低いのは舎利姫の声が
イメージとかけ離れていたので-1

オープニングは動きは少ないですが
とても印象に残ります。

投稿 : 2014/02/24
閲覧 : 249
サンキュー:

2

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

猫は死んだら死んだままなの?

高橋留美子のアニメ化作品では希少なサスペンスホラー。
人魚に纏る伝記や伝承の様なダーク・ファンタジー作品。

日本各地に伝わる人魚伝説は恐ろしいものがほとんど。
ディズニー作品等の様な綺麗な「人魚姫」のイメージが
強く一般的だと思うけど・・実際には世界各国の人魚
も不吉な象徴や悲しい結末のものが多い。

この作品は日本古来の港町の伝記のようなダークな人魚
の不老長寿に纏る悲しい話を軸に展開してく。

人魚そのものは不老不死ではなく、人魚の肉を食べて
不老不死になった人間の肉を食べて若返るというもの。

人魚の肉は毒性が強く、耐性の強い者は極一部だけ。
大多数は死ぬか「成り損ない」として化け物になる。

人魚の灰は死体をゾンビ化する・・頭を打ち落とされ
なければ、身体に杭を打ち込まれ絶食状態でミイラの
ようになっても絶命しない等・・ドラキュラと似てる。


あらすじ

漁師の湧太は仲間と共に浜に流れ着いた人魚の肉を面白
半分に食べてしまう。
たった一人生き残った湧太は不老不死となってしまった。

親しい者・愛する者は皆死に絶え、永遠の時を生き続け
なけるが・・常に孤独に苛まれる・・人間に戻ることを
切望するようになり、人魚を探す旅を続ける・・

それから500年後・・ある日ついに人魚の里を見つけ出す。
そこで囚われの身の少女・真魚と出逢い助けだすが・・
その里の人魚に・・元の人間に戻る方法は無いと聞かされ
湧太と真魚は共に旅に出る。
その永遠の旅の中、彼らは「人魚の伝説」に翻弄される人々
の悲哀を見続ける。というもの・・

真魚と出逢う前の過去500年戦国、江戸、明治、大正、昭和
の湧太の過去回想等も混じえ悲哀要素など多く含んでいる。

真魚は囚われの身故俗世に疎く、猫を珍しがり慈しむが・・
湧太の「どうせすぐに死んじまうから放っておけ」という。
真魚は「猫は死んだら死んだままなのか?」と聞き直す・・
そうしたちょっとした会話にも悲しさがある・・

OPで雰囲気が良く出ている。EDも古さを感じさせない。
作画は少し古いけど可也作風にあった雰囲気で良い感じ。
※可也力の入った描写や綺麗な背景などもある。

第十二話・最終話は内容的に残酷な表現があり、TV未放送。
ソフトは最終話を含む巻のみR15指定を受けている。
※実際最近の深夜アニメの陰惨グロ映像の方が遥かに酷い。


4~5話人魚の森前後編 神無木登和(島本須美)
此処がひとつのピークかもしれない。



湧太 - 山寺宏一
真魚 - 高山みなみ
登和 - 土井美加
佐和 - 此島愛子
椎名 - 槐柳二
椎名(青年時代) - 田中和実
佐和(少女時代) - 山崎和佳奈

島本須美・桑島法子・折笠愛・佐久間レイ他各話にゲスト
キャラが登場する形式。

投稿 : 2013/09/29
閲覧 : 729
サンキュー:

5

卍丸拳 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリアスでストーリーの怖さ高橋留美子のまた違うすごさ

高橋留美子のアニメを見た人やホラーやミステリー好きな人はみるべき作品
声優も今まで高橋留美子作品にでてきた声優もたくさん出ています

特に2話と3話の島本須美さんの声は震えるくらい怖く感動できます。

あまり知られていないアニメですが、漫画の方は星雲賞という素晴らしい賞をとっている作品です。
人の命の大切さを考えさせられる作品です。

投稿 : 2013/05/03
閲覧 : 310
サンキュー:

3

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ゲテモノを食わされる

人魚というと美しい女性の姿で下半身が魚を思い浮かべるが、高橋留美子の人魚シリーズに出てくる人魚はベム面です。ロマンチックさとかはなく妖怪化け物物語だ。古いアニメゆえ高解像度デジタル処理による作画の美しさはない。

投稿 : 2013/04/07
閲覧 : 299
サンキュー:

3

葱塩ホルモン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

珍しくシリアス展開

人魚を食べて不老不死になってしまった主人公が500年間、常人になる方法を探す話。
シリアスで話は面白いですが暗めで怖いです。

投稿 : 2012/10/16
閲覧 : 289
サンキュー:

1

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

決して評価は低くないです

面白い作品なのに、意外と棚に送った人が少ないので驚いています。
人魚の肉を食べ不老不死になった「湧太」が普通に死ねる方法を探して、永遠の時間を旅する話です。
物語は良いのですが、その他の評価が低いので「平均満足度」は低いですが、好きな作品のひとつには違いありません。

投稿 : 2012/10/01
閲覧 : 448
サンキュー:

2

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

すみません。微妙でした。

高橋留美子と言えば・・「めぞん一刻」
きっと全話観れば良い作品だろうと思うのだが
自分は「らんま」「めぞん一刻」のイメージが強すぎるため違和感があり、この作品を全部観ることができなかった。

このようなホラーちっくの作品も出来ることを証明した優秀な人であることは間違いないと思う。
しかし、何か続きが気になるとか思えず、他の作品を観ることにした。
時間があれば、全話再チャレンジしたい。

投稿 : 2012/08/26
閲覧 : 357
サンキュー:

4

裏卍十蔵 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

高橋留美子の才能がつまっている。

高橋作品はラブコメが中心だが

人魚の森だけはまったく違う感じ

ホラーミステリーの才能がすごすぎる

改めて良い。

深夜アニメが流行っている今に放送していたら、人気作品になると思う。

人の命の尊さを伝えた作品です。1話か2話完結なので観やすいです。
漫画のほうでは星雲賞をもらっています。

高橋留美子のもう一つの才能が最高

投稿 : 2012/08/05
閲覧 : 306
サンキュー:

2

シェリル さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/10/23
閲覧 : 1

ドウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/18
閲覧 : 35

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/27
閲覧 : 45

LYS さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/04/23
閲覧 : 53

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/26
閲覧 : 57

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/03/07
閲覧 : 48

muikoro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/04/21
閲覧 : 90

Pot8Os さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/11/15
閲覧 : 101
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高橋留美子劇場 人魚の森のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
高橋留美子劇場 人魚の森のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

高橋留美子劇場 人魚の森のストーリー・あらすじ

現代より約500年前。漁師の湧太は仲間と共に浜に流れ着いた人魚の肉を面白半分に食べてしまう。すると仲間は次々に死んでいき、湧太だけが生き残った。それどころか、湧太は不老不死の体となってしまった。

不老不死の妙薬と呼ばれる人魚の肉。だがそれは力が強すぎるために、普通の人間にとっては猛毒であり、死ぬか、“なりそこない”と呼ばれる化け物に変わる。それに耐え切り不老不死を得ることができる者は、数百年に一人。湧太がその一人の人間であった。そのために湧太は、人と交われぬ永遠の孤独をその身に背負う事になる。親しいものは皆死に絶え、永遠の時を生きなければならない。いつしか湧太は元の人間に戻ることを切望するようになる。(TVアニメ動画『高橋留美子劇場 人魚の森』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2003年秋アニメ
制作会社
トムス・エンタテインメント
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%AD%9A%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
主題歌
≪OP≫石川知亜紀『Like an angel』≪ED≫EDkayoko『水たまり』

声優・キャラクター

山寺宏一、高山みなみ

スタッフ

原作:高橋留美子、 監督:奥脇雅晴、企画:亀井修/庄司隆三、エグゼクティブプロデューサー:吉岡昌仁、プロデューサー:小林教子/横山敏、キャラクターデザイン:佐藤正樹、美術監督:徳田俊之、撮影監督:杉浦充、編集:岡田輝満、音響監督:浦上靖夫、音響効果:横山正和、録音制作:オーディオ・プランニング・ユー、文芸担当:飯沢洋子、制作担当:山川剛史

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