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「京極夏彦 巷説百物語(TVアニメ動画)」

総合得点
62.1
感想・評価
79
棚に入れた
517
ランキング
5071
★★★★☆ 3.4 (79)
物語
3.5
作画
3.3
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.4

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京極夏彦 巷説百物語の感想・評価はどうでしたか?

camuson さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

印象度:87

原作は未読。

極端にデフォルメされた奇っ怪なアニメーションデザイン、
魅力的な主要キャラクター達、
シリーズ作品としての独特な怪奇物語世界の構築は、
最上級の出来映えだと思います。


その分、各話のインパクトが薄いというか、
全体的に感情に訴えると言うよりは、不条理感が強いので、
記憶に残りづらいのですよね。

各話の中では「柳女」が一番好き。
物語としての落とし方がしっかりしているので、記憶にも残りやすいです。
終盤の各話は少年漫画的な発想による盛り上げ方で、
ちょっと安っぽくなってしまったような気がしないでもないです。

ジャズっぽいオープニング、エンディングも、独創的。
特にオープニングの終わりの シュクチョク シュクチョク は耳に残ります。

あと、おぎんさんはイイ女。

投稿 : 2022/01/26
閲覧 : 240
サンキュー:

1

范角斎 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:----

原作読んだ?

原作を読んでその面白さに感動した人なら「何じゃこりゃ」と落胆し、その後、怒り出す事請け合いである。
原作から、原作の面白さを全て取り払い、つまらなさ、下らなさ、原作より自分達の脚色の方が数倍も面白いぞって言う制作側の傲慢さを詰め込んだ作品。
京極夏彦という作家の妖怪に対する考察とストーリーの面白さに感銘を受けた人は、このアニメを見終わった後、怒りに打ち震える事になるので、絶対に見ない方がいい。
プロデューサーとか監督とかに才能がないんだろうなぁ。

投稿 : 2021/02/21
閲覧 : 276
サンキュー:

0

チィ千 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

隠れた異色のホラーアニメ

こちらの作品は約10年前以上のアニメなのですが、独特な世界観がめっちゃいいので涼しくなりたいときに見るのがオススメ。
良い点
・百物語を題材としたホラーアニメ
・独特な世界観が病み付きになる雰囲気
・一話完結で、どれもゾッとするほどの恐怖感を味わえる
・声優陣が豪華でレジェンドが多い
悪い点
・人によっては好き嫌いが別れる(絵的に)
・暗すぎて見にくい
・ホラーなのでゴア描写やグロ描写や後味が悪い話があるのでトラウマになる人もいるかも(全体的に暗いのでそこまできつくない)

投稿 : 2020/02/07
閲覧 : 385
サンキュー:

2

テレ美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

原作未読
CS視聴

描写や内容はふつーでしたが、キャラが良かったです。
こちらでも京極さん出てるんですね。
又市と百介がいいですね。又市が見た目に反して(?)百介の事を気にかけてるのがかわいい。
ちょっと昔の作品ってこともあって声優が豪華なところも良かったです。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 350
サンキュー:

0

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 4.0 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あまり期待してなかったけど・・・・

予想以上に面白かった。


京極夏彦原作の妖怪アニメ。
百物語を書こうとしている旅をしていた百介は又市、おぎん、長耳たちと会い裏の世界に巻き込まれていく。

妖怪といっても鬼太郎のようなちゃんとした妖怪が出てくるのではなく、人間の憎悪や嫉妬が作り出した幻想や罪を妖怪という形で表わしているだけ、なので話自体はわりと現実的、自分が他に見た作品『魍魎の匣』もこんな感じだったから京極作品の特徴なのかな?

最後の二話分以外は一話完結、それぞれにメインとなる妖怪がいる、正直一話の「小豆洗い」以外は知らなかったが、全て『百物語(江戸時代の方)』に載ってるれっきとした妖怪らしい。


いろいろ調べてみると各話の妖怪は原作と同じらしいが話自体は微妙に違うっぽい、京極亭(?)もアニオリなのかな?。
物語の大筋として一話につき一人、狂った人(妖怪)を始末していく・・・・妖怪やらなんやらさえ除けば『必殺仕事人』に近いかな、そういう意味だと『魍魎の匣』に比べると後味はすっきりした。


唯一の欠点を言えば、絵が暗く背景が見づらい、人の顔もある程度重要なキャラ以外は「それ、人間?」って言いたくなるような絵、あえてそうしたんだろうけど、見づらさが増すから勘弁してほしい。

投稿 : 2018/09/07
閲覧 : 503
サンキュー:

2

Maskwell さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何故か唯一持ってるDVDボックス

別に京極ファンではない。
むしろ京極先生個人はそんなに好きではない。

しかし、このアニメの世界から伝わってくる雰囲気は独特の良さがある。
怪談本を作ろうとしている主人公がたまたま遭遇する人鬼渦巻く奇妙な世界。
そこに必ずいる怪しげな三人。

構図としては地獄少女ととてもにている。
ただ、出てくるのは萌えない魑魅魍魎ばかり。

延々と続く暗さと奇妙さ。そういう独特の世界が気に入れば面白いかもしれない。

一話完結の話がほとんど、むしろ最後のメインストリーは面白くない。
個人的には8話の野鉄砲とかは記憶に残る作品。


ついでに、京極堂は先生本人がCVされてますw

投稿 : 2017/11/17
閲覧 : 459
サンキュー:

0

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地獄少女を時代劇・必殺仕事人風にした感じの怪奇譚。クセは強いが隠れた良作です。

直木賞作家による時代小説原作の、怪談アニメ全13話です。
江戸時代末期を舞台に、人々の心の闇を、妖怪の仕業に見立てて始末する異形の怪奇譚。
「地獄少女」に2年先立ち放送された先輩作品でしょうか。ホラーよりも、人情路線。
極めて独特の画風が醸すおどろおどろしい雰囲気、悲劇と狂気に塗れた業の闇…
描写的にも精神的にもグロいのも含めアクの強いアニメですが、オンリーワンな魅力あります。

「御行奉為(おんぎょうしたてまつる)」

{netabare}『物語』
時は天保年間(江戸末期)、でもキャラのセリフ等ところどころ現代的だったり、舞台の雰囲気としては「蟲師」っぽい。
大店(おおだな)を若隠居して物書きになった主人公・山岡百介(ももすけ)が、妖怪めいた怪しすぎる三人組の小悪党たちと関わり、彼らの生業である、人々の心の闇を妖怪に見立てて始末する「仕掛け」に巻き込まれていく…
各話、古典的な怪談の元ネタになぞらえたオムニバス。

気弱な一般人の百介が、闇の住人な小悪党たちの世界に踏み込んでしまう危うさ、結構親切な又市さん達の百介への配慮、外連味タップリな会話劇、謎の美女お銀さんとのロマンスも怪奇譚に華を添えたり、やっぱり怖かったり…
ミステリー要素も飽きさせず、でも段々とミステリーか怪奇現象か分からなくなる奇々怪々摩訶不思議。
人と妖怪、百介と小悪党たち、だんだん区別が付かなくなるような雰囲気に呑まれていく…。

独特過ぎる演出により、人間と妖怪の区別が付かない怪奇な雰囲気が特徴でした。
どう見ても人間じゃないキャラ多数、でも実はホラーではなくミステリー・サスペンスであり、妖怪に見えるのは百介の心象風景の象徴的表現であった(多分)。
…これはアニメのみだと分からず、終始、幻想と現実の狭間に置かれている感じの時代劇。
各話のゲストは見た目ちゃんと人間、でも、業の闇に人の道を踏み外したその末路は、妖怪と区別が付かない…
妖怪はいるのかいないのか?は曖昧かつどうでも良く、哀しき人の業こそが妖怪なのだ!
時に歪んだ愛、時に憎悪の妄執、時に人の道を外れた禁忌、精神的にも描写的にも狂った話のオンパレード、グロいけれど、一抹の切なさも多かった。

3話「白蔵主(はくぞうず)」がハラハラ感では一番でした。百介、一歩踏み外せば死ぬ!?
生と死のギリギリ綱渡りで闇の世界のぞき込む、又一さんの優しさが分かる回でした。

随一の傑作回は6話「芝右衛門狸」
芝居という舞台もまた幻想と現実を曖昧にしている、妖怪ホラーと見分けが付かない恐怖の一方で、善意や悪意では測れぬ業の深さ…
子ども妖怪がコワイ!でもかわいそう。
非常にやりきれない悲劇的なお話なんですが、あまりに幻想的過ぎる演出故か、不思議と鬱や悲しみとは違う後味ありました。
これが怪談の凄味なんだろうか…。

終盤、小悪党たちが地獄に落ちる?別れのシーンが圧巻!
ラスボス・京極亭コワイ!(作者本人)
百介と小悪党たちの友情めいた人情と、お銀さんとのロマンスも炸裂しつつ、百介は人間の世界に戻っていく…
でも幾多の闇を体験し、これ以上の怪談は中々書けぬであろう…。


総じて
原作の時代小説の雰囲気をアニメならではの表現で解釈した意欲作でした。
とにかく、雰囲気が素晴らしい!これぞアニメというメディアならでは。
妖怪とは人の闇であり、闇に落ちた人の心は妖怪と区別が付かない…
という解釈を一貫して反映させた作風でした。
通して観るドラマ性も、百介と小悪党の関係性でバッチリ。
各話は憎悪回よりも、狂気で人の道外れるタイプの話の方が好きでした。

雰囲気が素晴らしい反面、話が分かり難い回も多いのが難かも。
終始現実と幻想の区別が付かないのは本作独特の良さな一方で、話が分かり難い。
ミステリー・サスペンスとしては説明不足な回が増えてくる。(特に後半)
とはいえ、そこは雰囲気に呑まれて観るのがオツというものでしょうか。


『作画』
一般的なアニメとは異質な画風、時代劇で妖怪が現実に溶け込んでいる独特の作画と演出素晴らしいです。
女性陣もお銀さん、ゲスト含めて妖艶でエロい。
グロシーンも怪奇ホラーの凄味あり。
…怪奇時代小説の雰囲気をアニメで視覚化して見せた、オンリーワン。

『声優』
気弱な主人公の関俊彦さん、不気味にして人情たっぷりの中尾隆聖さん等々、声優陣が抜群でした。
中尾隆聖さん「御行奉為(おんぎょうしたてまつる)」カッコイイ。
お銀の小林沙苗さんの艶のある美声、長耳の若本規夫さんは若本さんらしくかつ迫力あり。
古谷徹さんの狂気に満ちた語り等、ゲストも豪華。
ラスボス・京極亭は作者の京極夏彦先生ご本人、声優やコメンテーターもお手の物な方だけに、非常にハマってました。

『音楽』
主題歌は洋楽でちょっとイメージに合わない。
実は雰囲気に合っているかも知れないけれど…。


『キャラ』
物書きの先生こと百介は気弱なお人好し、闇の世界に踏み込んで良く生き残れたとフシギなんですが、そこは彼の人徳含めた強さだったと分かります。
大店の若隠居という事で甘い性格は、現代人の視聴者に感性が近い主人公であった、ヘタレさ含め。

一人称が奴(やつがれ)な詐欺師っぽい男・又一さんの魅力バツグンでした。
一人称やつがれは文豪ストレイドックスの芥川龍之介のイメージだけど、元祖やつがれは又一さんなのだ!
飄々と油断のならぬ男、でも密かにカタギの先生を闇から遠ざけようとする人情がステキ。
キメ台詞「御行奉為(おんぎょうしたてまつる)」は閻魔あいちゃんの「いっぺん死んでみる?」ばりに震える!

お銀さんの怪しい美しさハンパ無かった。こりゃあ危険な香りしても惹かれるの分かります。

長耳も実は優しい男、彼の背負った業は主要キャラで一番切なかった。

ラスボス・京極亭はいったい何者なんだ…
アニメを1クールで締める、闇から現実に区切り付ける為のラスボスなんでしょう。
京極先生強かった…。{/netabare}

投稿 : 2017/09/13
閲覧 : 580
サンキュー:

22

ネタバレ

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

去年観たのに印象に残っていないホラー作品

ホラーベスト10作るのに、いざレビュー書こうと思ったら、全然内容覚えてなくて困った。。。


悪い事をした人間に対して、3人組みの妖怪?が成敗を下すお話だった気がします。
ほんとにうる覚え。笑
そして、3度の飯より怪奇現象の話が大好きという変わり者の
山岡百介(主人公)が、視聴者視点で話に混ざって絡み合う感じです。


{netabare}この作品は妖怪や幽霊の仕業に見えるけど、人の心の闇が妖怪や幽霊の仕業に見える様になっているだけで
実際は幻影みたいなものです。{/netabare}


一つだけ印象に残っている話を挙げれば、柳の木で全身真っ二つのシーンかな?
話というよりシーンでしたね。笑


オープニング、エンディングなどの楽曲が良いわけでもなく、キャラクターも地味。
仕舞いには物語も地味でうる覚えなので、お勧めしないホラー作品ですね。

投稿 : 2017/05/25
閲覧 : 555
サンキュー:

14

りおんぱん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

「御行奉為(おんぎょうしたてまつる)」

舞台は江戸時代末期の天保年間
晴らせぬ恨み、あちら立てればこちらの立たぬ困難な問題を
金で請け負い、妖怪になぞらえて解決する小悪党たちの活躍を描く

投稿 : 2016/08/20
閲覧 : 1051
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

百物語といっても 一人で眠れなくなるようなものでは ないですよ

百物語という題名から
おどろおどろしいストーリーを想像して
視聴し始めましたが

怖い…
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタ

という感じではないです

かといって
肩透かしでガッカリということではなく

ひとつの世界で織り成される
人間模様と言いますか

よくできてると思います


作画も好みです
線の描き方
物語にピッタリだと思います


視聴しながら ふと 思い出したのは
地獄少女でした

似ているわけではないのですが
どこかでアレっ?と感じたのかも

1話完結ですので
興味をお持ちになったら
覗いてみてくださいね (*^^*)

投稿 : 2016/01/16
閲覧 : 308

ぽるもるL さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっとイメージと違う感

原作の巷説百物語はどちらかといえば怪談のような奇妙なミステリー。小説も漫画もとても面白いです。

アニメではストーリー自体は原作に忠実なものの、世界観やキャラデザがまるっきりホラーテイストになっており、3人組もまるで某妖怪人間のような異形っぷり。
山岡百介の視点ではこのような形で見えていた風な表現なのかもしれませんが、原作好きからしてみるとちょっとファンタジー過ぎるかなと思います。

御行奉為。

投稿 : 2015/07/04
閲覧 : 502
サンキュー:

1

ちょっとななめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

独創的

物語も絵も独創的。
景色の絵も凝っていて良かった。
オープニングとエンディングが洋楽なのも妙にマッチしていて面白かった。

投稿 : 2014/12/19
閲覧 : 444
サンキュー:

0

ネタバレ

mvus さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ほのぼの系あやかしものが好きな方はご注意ください

心の闇の深みに嵌まって、
人ではないものになってしまった人間たちの話。

妖怪、物の怪の類いを題材にしたものは多々ありますが、
これはかなり後味の悪い作品です。
ビジュアル的にも、精神的にも。

人物や風景などかなりデフォルメされていて
絵本のような雰囲気なので、
凄惨な場面の生々しさは軽減されていますが
その分、不気味さが増しています。
凄く質の高い(?)怪談。ほんと怖い。

可愛い妖怪など一匹もでてきませんので
ほのぼの系あやかしものが好きな方はご注意ください。

投稿 : 2014/10/30
閲覧 : 486
サンキュー:

2

Xanadu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

時代劇風の妖怪物

妖怪物が好きな方は是非視ご視聴下され。

投稿 : 2014/02/20
閲覧 : 492
サンキュー:

0

fa101500 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見るか悩んでいる人に向けて

 原作は、小説でタイトルにある京極夏彦先生が作者です。私は、キャラクターデザインが好きになりアニメから観たのですが面白かったです。怪談の話と共に流れる奇妙な噂からどのような事件になるのか、百介はどのような選択をするのか1話ごとに変化していく百介の揺れる点に注目すると楽しめるのではないかと思います。
下記は、簡単なストーリーのあらすじです。
舞台は、江戸時代末期で、主人公の山岡 百介は、怪談話が好きな青年であり、仕事は物書きである。物書きのアイディアを得るためか一人旅をしていたが、雨が降ってきたので立ち寄った宿先から物語は進んでいく。

投稿 : 2013/11/06
閲覧 : 533
サンキュー:

4

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

何せ画面に占める「黒」の割合が多い

作画が独特で、墨で塗りつぶしたかの如く画面に黒色が占める割合が多く、本作品のおどろおどろしい雰囲気を十分すぎるほど表してくれているが、それだけに…

コントラストのある「赤」が出てきたときに感じる、恐怖感。

グロ注意。赤の割合も黒の次くらいに多い。ザ・グロ注意。

有体に言えば、妖怪退治の話なのだけれども、先述のとおり作画が独特で、人間のモブキャラが、ひょうたんみたいな顔をしていたり、鼻が無かったり、耳が尖っていたり、目が一本線だったり…と、既に妖怪のような風貌なので、もう何が何やら・どいつが妖怪なのか…な感じである。

ある意味、世界観にはマッチしているのかもしれないが、紛らわしいのも事実。
「妖怪とは人の心に棲まう者」…と考えれば、この妖怪然とした人間たちの描写も理解できなくはないが…逆に言えば、ちゃんと「人」の姿をしているキャラクターが各話のキーパーソンの可能性が高いと類推できてしまうので、若干台無しな感じもする。

グロい妖怪ものが好きな方にはお勧めできるが、そうでもない限り、描写に気を取られ過ぎてあまり物語は頭に入ってこないと思う。

ジャズシンガーであるケイコ・リーさんの歌うOP/EDは、時代モノと一見マッチしていないように思えて、逆に大人の雰囲気漂う、ミステリアスかつムードある楽曲なので、これは非常に良いと思った。

投稿 : 2013/10/16
閲覧 : 536
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今の法律を考えてしまうよね

友人「こんなん誰が読むん(笑)」
私 「・・・・・持ってるねんけど。」
友人「・・・」

となるくらい原作はすごい人を選ぶような雰囲気漂う作品。

それがアニメ化と聞いてすごい楽しみにしていました。

おおまかな流れは、人では裁ききれない罪を、妖怪の仕業に見立てて裁いていくといった内容です。

原作とは結構違う作りになっていましたが、1つ1つの話しの流れはほぼ同じでした。

また独特の作画によりオドロオドロしさをかもしだしています。

地獄少女(←個人的には苦手)が好きなら結構観れると思います。

投稿 : 2012/08/03
閲覧 : 693
ネタバレ

あ-たむ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あやしいいいいいw

おもしろかった!!!

投稿 : 2012/05/17
閲覧 : 473
サンキュー:

0

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つるりとした白面の男

人間の業、心の闇を怪異に見立てて裁く、必殺仕事人風の怪談ものです。

原作とはかなり内容が違っちゃってますが、別物と考えれば、これはこれでありだと思います。
結構好きなアニメで、自分でもその良さを把握しきれてないのですが、とても雰囲気がよく、この雰囲気作りにはスタッフの美学を感じます。

ホラーや怪談といった、この手の物語とアニメって、すごく相性がいいと思うのです。
アニメというメディアが苦手とする細やかな心理描写というものは、怪談の怖さを演出する上では、そこまで弱点になりませんし、逆に利点である自由な色調や構図などは、ものすごく効果的に生かせるのではないでしょうか。
スタッフは、そのことをよく熟知した演出をしているように思えます。

そのように、とにかく心理描写が少なめで説明も断片的な上にテンポが結構早いので、内容がすごくわかりづらいです。
物語を論理的に把握して、じっくり感情移入するという観方には向かないと思われます。

かなり人を選ぶ作品だとは思いますが、独特の雰囲気がありますし、もう少しメジャーになってもいいような気がします。

しかし、最終話までの3話分は、ひどいです。
無理して山場作ってまとめようとしてるので雰囲気ぶち壊しで残念です。。。

投稿 : 2011/04/09
閲覧 : 910
サンキュー:

10

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/15
閲覧 : 54

LYS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/30
閲覧 : 66

ぽたお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/02/03
閲覧 : 67

バットバス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/16
閲覧 : 79

Acacia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/03/10
閲覧 : 172

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/03/07
閲覧 : 191

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/10/17
閲覧 : 173

pandemico さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/19
閲覧 : 187

フェムト さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/02
閲覧 : 206

オブ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/02/26
閲覧 : 179

さなじろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2018/02/12
閲覧 : 178
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京極夏彦 巷説百物語のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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京極夏彦 巷説百物語のストーリー・あらすじ

妖怪小説の大家、京極夏彦作品初のアニメ化。
時は幕末、「百物語」の開板を目指す物書き志望の若者、山岡百介は、旅の道中で、又市、おぎん、長耳という妖しげな3人組に出会う。
彼らは、さまざまな罪を犯した者たちをその手で裁く『闇の仕掛け人』だった…。(TVアニメ動画『京極夏彦 巷説百物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2003年秋アニメ
制作会社
トムス・エンタテインメント
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%B7%E8%AA%AC%E7%99%BE%E7%89%A9%E8%AA%9E
オフィシャルサイトああああああ
project-index.net/
オフィシャルサイトああああああ
project-index.net/
主題歌
≪OP≫ケイコ・リー『The Flame』≪ED≫ケイコ・リー『ザ.モーメント.オブ・ラブ』

声優・キャラクター

中尾隆聖、小林沙苗、若本規夫、関俊彦

スタッフ

原作:京極夏彦(『怪』連載 巷説百物語・続巷説百物語/角川書店刊)、 監督:殿勝秀樹、絵コンテ・演出:奥脇雅晴/工藤鉱軌/細田雅弘/大庭秀昭、シリーズ構成:藤岡美暢、脚本:高橋洋/村井さだゆき/神原裕、キャラクターデザイン:宮繁之、作画監督:石本英治/小山知洋/山崎健志、美術監督:宮野隆、色彩設計:西香代子、音楽:蓜島邦明

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