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「R.O.D THE TV[リードオアダイ](TVアニメ動画)」

総合得点
70.7
感想・評価
376
棚に入れた
1979
ランキング
1505
★★★★☆ 3.8 (376)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.9

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☆の総合評価
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R.O.D THE TV[リードオアダイ]の感想・評価はどうでしたか?

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

紙を使った異能バトル

この作品は紙を使った異能バトルというのが独特な個性が印象的な作品で
特にバトルシーンに付いては観てて中々面白いのですが、
因みにストーリー的には前半頃は非常に良かったけど
後半に関しては前半ほどには面白く感じなかったなと。

【評価】

70点・3B級

投稿 : 2023/01/22
閲覧 : 129
サンキュー:

0

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

紙使い三姉妹

2021.7.27 視聴完了。

OVAに登場した読子が行方不明になっていて
同居していた作家の菫川ねねねがスランプになっている。
三姉妹がねねねの警護を担当した縁でねねね宅に居候という流れです。

キャストのトップに出てくるので、主人公は三女のアニタらしい。
が、ねねねや他の姉妹も個性があって
誰が主人公でもいいやって感じ。

全体的に面白かったんだけど
最後の方の大英図書館関連の話はあまり惹かれなかったな。
イギリスを悪者にしちゃっていいのか、
文句言われたりしないかなとか心配。

それよりも「紙使い」って言葉、カッコイイね。

投稿 : 2021/07/28
閲覧 : 305
サンキュー:

7

OK! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

2021/06/02 終了

投稿 : 2021/06/02
閲覧 : 262
サンキュー:

0

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テレビアニメ版もこちらのRODが好き

能力者作品です
ダーカーザンブラックと似たような作品です
やる事は違いますけど、2クールで面白いです

ED曲好きでした
終わりまで見たら心に残る作品
シャングリラとかと似てるかも 物語でなく感動性が

投稿 : 2020/10/31
閲覧 : 378
サンキュー:

3

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

読書狂の詩

<2019/11/3 初投稿>
確か本放送で観ました。
原作は多数のアニメ脚本・シリーズ構成と重度のオタクっぷりで有名な倉田英之御大(笑)のラノベ小説。
(ちなみに私は脚本・倉田英之と聞くとそれだけで少し安心します)

ちなみに本作視聴後に原作を5巻ぐらいまで読みましたが、原作とアニメはどうも違うようです。
アナザーストーリーなんすかね。

また2001年にOVAが出てまして、2003年放送の本作はOVAの続編に当たります。
ですがいきなり本作観ても大丈夫。
私がそうでしたから。

さてストーリー。

タイトルが「読まずに死ねるか!」の通り読書狂のお話。
異能の力を持つ読書狂達が紙を武器にバトルを繰り広げます。
なんだそれ?
と思った貴方は常識人。
まさに、なんだそれ?の世界です。

主人公は一般人の小説家・菫川ねねねと「紙使い」の三姉妹


「紙使い」とは紙でバトルできる異能な人たちのことです。
「紙」とは字書いたり、鼻かんだり、尻拭いたりするあれ。

作中、紙使いは敬意を込めて「The Paper」と呼ばれたりします。
直訳すると「紙」「新聞」
本作がアメリカで上映された際、「The Paper」って台詞のたびに「おいおい新聞屋かよ」って感じで笑いが巻き起こって困ったと倉田御大がオーディオコメンタリーで嘆いてました。

でも「紙使い」かっこいいんですよ。
よくある剣や魔法のバトルとは違う、よくこんなこと思いつくなーと感心するような紙の使い方。

紙がね、
カチーンってなったり、
シュッってなったり、
ペローンってなったり、
シュルシュルーってなったり、
ペペペペってなったり。
厨二心をこちょこちょとくすぐられます。
第一話のインパクトはかなりなもんです。


敵はなんと"あの"大英図書館の特殊工作部。
初めて見たとき笑っちゃった。
というのも当時少しだけ大英図書館と仕事のやりとりあって、それがいきなり悪の組織で出てきたもんだから。
「そっかー。あの人たちは悪の組織の人なのかー 笑」とか思って一人で笑ってました。

そういやシュタゲのSERNでも笑っちゃったな。

ついでに日本の国会図書館も出てきます。
なんでも製作にあたり国会図書館に取材に行って特別に地下8階まである書庫を見せてもらったのだとか。
そのせいか書庫の様子はめちゃくちゃリアルでしたね。

とまあこんな感じなんですが、
バックグラウンドには壮大で悠久な世界の秘密があり、
スパイものの要素もあり、
逃避行の要素もあり、
家族愛だったり、
途中、世に言う鬱展開もある

そんな異能アクションバトルです。

あ、そうそう。
OP、インストゥルメンタル曲なんですがカッコ良いですよ。
「カウボーイビバップ」や「ガン×ソード」と同じくらい好みでした。

投稿 : 2019/11/03
閲覧 : 533
サンキュー:

16

ネタバレ

ギバチサナ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

非日常的なのに、身近に感じる三姉妹探偵団とねねね

インストのオープニングで最も有名なのは菅野よう子のカウボーイ・ビバップで間違いないが、その次といったらこの岩崎琢のR.O.Dだと思う。

OVAは勿論のこと、THE TVも名作。

だっさい私服の本の虫
現状一発屋のへっぽこ作家
巨乳でトロい三姉妹長女
寡黙で臆病な三姉妹次女
生意気で感情的な三姉妹三女

上記説明5名が、主に物語の主要キャストだ。

女キャラが主人公であり、且つイケメンポジションの男キャラがいない。
そして女キャラも特別可愛いとか、萌えるもない。
恋愛ものの好きな方はおそらくこのアニメに興味は示さないだろう。

しかし、その5名(といってもほぼ4名だが)のどこか欠陥のあるキャラクター、全員がカッコいい。
音楽も絶妙な相乗効果を成して、初めて三姉妹が紙を使って活躍するシーンは圧巻。一気に引き込まれる。

その後はゆっくりとしたペースで話が進み、途中若干のだらけも伺えるが、総合的によくまとまった作品だと思う。
キャラクターが濃すぎる事で話が幾分物足りないと感じる。2クールであれば、もう少し突っ込んだ内容が欲しかったような気もする。

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 723
サンキュー:

6

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちゃんと続編

前作観といた方が良い。


偉人事件(OVA)から数年後、読子の友達で作家の菫川ねねねは読子失踪のショックから新しい作品を書けずにいた、その時ねねねの過去の作品が香港で映画化されることになった、ねねねは編集担当のリーさんの勧めでボディーガードとして三姉妹の紙使いを護衛につける。


前半は三姉妹とねねねの出会い、末妹アニタの学校生活、三姉妹の裏の仕事など、後半にメインストーリーの読仙社や英国図書館との戦い、ジェントルメン復活計画の阻止がある。

前作と繋がっているからovaを観てないと理解できない、主人公は前作と別、一応前作主人公読子も出てくるがこの作品の主人公はねねねと三姉妹、他共通キャラとして英国図書館のジョーカー、その秘書ウェンディ―、読子の友達の妹ナンシー、読子の戦友ドレイクが出てくる、ジョーカーに至ってはこの作品で敵ボスだから前作を観てないと読子、ドレイクとジョーカーたちの関係が分からない。
後、前作では不明だった偉人事件の真犯人(遺伝子サンプルを奪った奴ら)が明らかになる、それとナンシー(妹)の息子(ジュニア)が出てくる、父親は偉人ってこと以外明らかになっていないけど、前作でいちゃついてたから多分一休でしょ。


面白いストーリーだった、主人公は変えてもちゃんと前作主人公を出したり、前作仲間だったキャラを敵にしたり、しっかり続編であることを踏まえた作品だから前作を観た人間としては嬉しい限り、新キャラから成る前半の日常パートもそれなりに楽しめたし、全体的に見ても良い作品だと思う。

ただ分からないことが二つ
①大英図書館を壊滅させた事件でジョーカーが読子に見せたのって何、読子の恋人はどうなってたの?
②前作とウェンディ―の性格が変わってたけど、ただ単に成長しただけ?ジョーカーの言葉が意味ありげだったから何かしら秘密があるのかと思ったけど?
後者はさほど重要なことじゃないけど、前者はジェントルメンと大英図書館に関わることだからそこそこ重要な事項のはずなんだが・・・・・結局ぼやかして終わりだった。

投稿 : 2019/06/04
閲覧 : 369
サンキュー:

1

リカタン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高!

1話を是非見て!30分なのに映画並みのボリュームと熱量
音楽もカッコいい

投稿 : 2019/02/16
閲覧 : 316
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

OVAの

OVAのR.O.D -READ OR DIE-の続編ですが、前作を観ていない人でも楽しめるような構成になっています。

観ていた方がより楽しめていいですけど(^-^)

アクションだけではなく、日常やほろりとしたお話があり、飽きないですね。

三姉妹の長女ミシェールが大好きです。

投稿 : 2018/11/13
閲覧 : 269
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

このアニメはたぶん最後まで見てもらえないタイプ

途中うんざり気味の構成そして最後まで欝状態

最後まで見るこちらが欝になりそうです

敵と戦ってる割には逃げないのほほん

逃げてはすぐ捕まり同じ繰り返し

バトル面では敵を目の前にすぐへたれる

精神面が弱すぎろくに戦う気持ちも無いのに

戦いにのめり込んで行く

そして敵の陰険陰湿さが目に余る

大体早く最終話にならないかなとワクワクの逆の意味で凄いよ

最終を早く確認して見終わりたい逃げたいと思うとかどんだけ・・・

一応ハッピーエンドで終わっていますが

まったく良い気持ちにならない

欝マニアの方にお勧め

普通の人にはお勧めしません

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 316

白猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

紙使いのダイナミックな戦いを迫力のBGMで!

見たのは2010年頃ですが良く覚えている作品です。
(作品は2003年らしい)
OVAを先に見て面白かったのでこちらも見ました。

個人探偵事務所を営む3人姉妹の戦いの物語。
この姉妹は紙使いという特殊な能力をもっている特殊能力物。
大量の紙を自在に操って戦うのですが、これがダイナミックで面白い。
紙で武器を作ったり、防壁を作ったり、ロープにしたり・・・
ネタバレになるのでこれ以上は控えますが、もう何でもあり。

アクション物ですが、人間ドラマを重視したストーリーです。
人間関係はよく作り込まれてて面白いですね。

私が見た時点で作画は少し古い感じはしましたが、
展開のテンポは良くグイグイと引き込みながら見せてくれます。
今でも充分楽しいんじゃないかな。
25話くらいの話ですが、香港、日本、田舎・・・と舞台は転々として、
話は大きくなりながらドンドン進んで行きます。
最近の作品と違い、最後しっかりと完結しています。

あと音楽がカッコ良かった!
スパイ映画を意識したような音楽で、疾走感、臨場感ある音楽演出が印象に残ってます。

興味ある方はまずOVAを見るのがお勧めかも。
こちらは3話くらいで完結する短い作品です。
TV版の数年前の話で、TV版と繋がっています。
主人公が違うし、最初は全然関係ありませんが、途中から話が繋がります。
あと、OVAだけあって、全体にクオリティがこっちのが高かった気がします。
なので入り易いかなと。

紙使いの何でもありの戦いを臨場感あるBGMで楽しんでください!

投稿 : 2017/05/25
閲覧 : 369
サンキュー:

5

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

一気にみた。こんな名作があったとは。

24話、3日ぐらいでみちゃいました。
最初の5分で引き込まれてしまった。

懐古趣味はないけれど、音楽もかっこいい。四半世紀前の
日本の映画制作会社が作るドラマみたいなところもある。

最初は、
ミステリーで有名で私もかなり好きな作家でもあるんだけど、
その代表作のひとつである「死の蔵書」ジョン ダニング
を想起しました。

ネタバレは書きたくないのでここまでとしておいて、

いいと思うよ。

メインヒロインが千和さんだったが、こういう声もでるのか?!

投稿 : 2017/03/14
閲覧 : 291
サンキュー:

9

うぃず さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

三姉妹~会議~!

今では12話前後で終わるアニメが殆どですが
10年以上遡れば20話以上の作品がとても多いのですね。

話数も長くなれば時に冗長とも捉えられてしまう展開もありますが、
現在の様に駆け足にならず、作品と自分のテンポを徐々に均す様に足踏みしていく事は、自然とキャラクターやストーリーに愛着を植え付けさせてくれます。

こちらもほぼ同時期に放映されていた「灰羽連盟」同様に惨たらしい放映スケジュールを喰らった様ですね。っていうか、トータル26話あるところを地上波オンエアは20話までで終了という仕打ちは当時の視聴者にどう映ったのでしょうか.....

とある女性の失踪を理由に執筆に行き詰ったベストセラー作家と、紙を道具や武器と自由に操り、神保町の本屋と書物をこよなく愛する(1人除く)3姉妹が織り成すストーリー。一昔前の探偵物映画を彷彿とさせる、甘美且つスリリングなストリングスの調べは、キャラクター各々の心情をつぶさに物語るかの様に全編を通して流れます。それは何気ない会話の断片でさえも、「音楽」というスパイスが加味される事で不思議と感情を揺さぶられてしまうのです。

このアニメ「READ OR DIE」(読まずに死ねるか!)は唯一例外ともいえる本嫌い、アニタちゃんの成長と姉妹との絆にフォーカスを当てた作品だったのかもしれません。そんなアニタちゃん演じる斉藤千和さんの演技は本当に鳥肌物。彼女にとっては初期の声優作品かとは思いますがこの時点で既に才能が開花していたのですね。

後半には驚きの真相、怒涛の展開が待ち受けています。
キャラクターの感情と共に視聴者が同調し受け止められるのには、
やはりこの話数ぐらい必要だと感じました。

所謂「ジェントルメン」の理想「思想や価値観を全世界が共有すれば争いは起きなくなる」という設定はトリュフォーの映画「華氏451」を土台にしたのかな。

最後に一言「ドレイクさん、まじイケメンっ!」

投稿 : 2017/01/11
閲覧 : 271
サンキュー:

8

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

紙使いで中学生。

アニメーション制作:J.C.STAFF
2003年9月 - 2004年3月に放映された全26話のTVアニメ。
原作は倉田英之によるラノベですが、小説版とは異なる展開を辿っていて、
OVA『R.O.D -READ OR DIE-』の結末を受け継いだ続編となっています。

【概要】

世界を危機に陥れた“偉人事件”(OVA版)を、
大英図書館特殊工作部の幹部であるジョーカー氏の指揮の下、
読子・リードマンたちの活躍で解決してから5年後の世界。

菫川ねねね・22歳。
世界的ベストセラー「真夜中の解放区」を代表作として、
天才美少女高校生作家として名を馳せていましたが、
4年前の18歳当時に大切な人が行方不明になったことにより、
小説を書けなくなってしまいました。
仕事をしていないものの印税収入で生活が保障された状態ですね。

世間からは、“あの人は今?”状態だった彼女ですが、
前述の代表作が香港で映画化することになり、現地での記者会見とサイン会に出向くことになります。

元から、熱狂的なファンやストーカーなどに狙われやすかったらしく、
担当編集者であるリーさんの手配により、
香港滞在中の現地ガイド兼ボディガードとして三人の女性がつけられます。

“三姉妹探偵社”がTV版の主人公。

おおらかな金髪美人の長女、ミシェール・チャン。24歳。
ダウナー系のノッポな次女、マギー・ムイ。19歳。
そして身長140センチ程度のちびっ子な末っ子、アニタ・キング。12歳。
特にアニタは可愛く、斎藤千和が演じています。
アニタは最初は元気で生意気な子供といった役柄ですが、
物語が進むにしたがって感情表現の幅が広がっていき、
斎藤千和の演技力の素晴らしさが堪能できます。

彼女たちは読子と同じく“紙使い”という魔術に近い特殊能力者であり、
別名“ 紙姉妹探偵社”とりわけ、一番年下のアニタがメインの主人公ですね。
“紙使い”は重度の読書中読者!アニタを除いた姉妹の二人は読子と共通した部分を持ちます。

1話目の大事件が原因で三姉妹は日本に来ることになるのですが、
ねねねと三姉妹は紆余曲折を経て奇妙な同居生活を始めることになります。
 
このアニメは、ねねねと三姉妹の出会いをきっかけにして動き出した物語。
人と人が情を交わしていく日常劇、ミッションをクリアしていくアクション活劇、巨大組織の陰謀など、
様々な要素が含まれたエンタメ作品です。

【感想】

一つ思ったことは、アニタがピンク髪だったりミシェールが金髪だったりと、
三姉妹の漢民族設定の必然性があんまり活きてないようなw

このアニメに出てくる西洋人はしっかりと欧米の人種の特徴を持っているのにね。
次女のマギーと編集者のリーさんはアジア系の外見ですが。

三姉妹が日本の文化に馴染んでたり日本(神保町)が好きだったりと、
アニメの世界の日本に来る外国人って親日っぽくなるのは日本人作家の願望なのでしょうかと?
これは、『きんいろモザイク』でも思ったことですけどね!
と、名前以外は人種を意識させないアニメですね。

このアニメは2クールの尺を与えられたのを利点として、
最初の1クールは日常話を沢山盛り込んでいて、
最初はツンツンしてた“ねねね”が三姉妹に心を開いていく様子とか、
アニタが中学校に通うようになって親友ができたり、クラスメイトと仲良くなる過程とか、
なかなかに面白かったです。同級生の中でも田村ゆかり、野中藍がいたりしてます。

逆に探偵業の依頼で特殊能力バトルをする話は日常回より満足度が下がるかもでした。

物語は後半に続く伏線を散りばめて前半1クール目で一つの決着を迎えますが、
序章に過ぎませんでした。

2クール目でOVA版の登場人物の数々が本格的に物語に合流するなどをして、
OVA版の続きと言える本題の物語が始まるという感じです。
OVAのストーリーには実はこんな裏があって、本当に倒すべき相手が見えてきます。

“紙使い” vs “巨大組織”の追いかけっこが後半は続きます。

日常ものとして前半は面白かったのに、
日常が破壊された挙句にヘイトを貯める回が後半に多かったですので、
満足度は徐々に右肩下がり気味でしたかも。

今時のラノベではヘイト回は圧縮する傾向がありましたので、
この作品では反撃開始までに時間がかかったのは、間延びしてた印象があります。

まあ、作品の内容的に、
『人間は悩んだり、へこんだりするけれど、
 それでも一生懸命考えて一生懸命苦しんでも、
 自分の人生は自分の望むように生きていきたい』
というのがありますので必要な描写だったのかもですけどね。

後半に入っても味方の面々の情に訴えかけるシナリオは良かったのですが、
敵の連中の魅力が薄かったかも。

大義名分、己の理想の実現のために、
非情になったり人を騙したりと卑劣な行動が多かったですね。
彼らにも彼らの正義があり、なりふりかまってられない感じが観てて微妙な気がw
悪役という役割を作品内で与えられてますので、悪いことをしているように見せるのに必要なのでしょうが。

それはまだいいとして、敵組織の過剰なまでに強大な権力(アメリカ合衆国を雑魚扱い)とか、
威圧的な行動が荒唐無稽に見えてきたり。
現実世界とは違って、そういうふうに作品世界の中では出来ていますので、
問題視しないほうが良いのでしょうけど。

観てて悪役組織の微妙な行動の代表的なものが、神保町での焚書ですね。

この世界では、本は人類の叡智を記録した結晶みたいなものであり、
人によっては宝石よりも貴重な存在らしく、本を制すものが世界を制す。
本を損壊することはとんでもない大罪っぽい扱いだったのですが、
古書街から本を無理やり徴収してかき集めて燃やしたからなんなの?て気も。

本を燃やされても、また発行すればいいじゃない?て前に観た時に変だなと思ったのですが、
現代社会で例えるとインターネットを外国の一法人に管理されるようになって、
検閲とかルール改正とか刑罰の適用とか法人の裁量次第になって、
そいつらの意向次第で世界中の政府をコントロールし放題であり、
インターネットを支配する一法人が世界を支配する王みたいな感じでして、
自分でも書いてて、あ…やっぱり、微妙な気がw

まあ、敵組織に卑劣な行動をさせても本当の悪者にしないためにも、
カタギの人間を殺す代わりに本を燃やすという行動に置き換えられたのでしょうけどね!
陰謀とか駆け引きとか終盤に差し掛かる前に続きますが、
あんまりワクワクしたり心惹かれる要素が無かったですね。

私の価値観のせいか途中の展開で気になる点があったり、冗長な部分もありますが、
感動的なシーンが散りばめていて最終回も後味が良かったですので、概ね楽しめる作品でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2016/12/27
閲覧 : 555
サンキュー:

23

ネタバレ

P太 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通がよい

最近のアニメはユーチューバーのような、テンションの高さがあるけど、
それに比べると
テンション低め。
声の高さも低め。
魔法の様なものを使うが、詠唱もなく地味目。
それでも、面白く思えるのはストーリーがしっかりしているからかな?
しかし、ビブリオマニアが世界を動かしている世界。
アニメオタクはお宅に籠っていないオタクになってしまったが、ビブリオマニアも3次元の世界に力を誇示したいこともあるのだろうか? 

投稿 : 2016/11/05
閲覧 : 240
サンキュー:

0

ネタバレ

ggrks さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

紙ヒコーキがTVに刺さるアニメはコレしかない

OVA(偉人事件)から5年後?の話
このアニメはOVAだけではなく、小説も読んでないとあまり楽しめない

いや、観てなくても多分楽しめるが
完全に小説+OVA視聴者優遇アニメ

前半は紙使い三姉妹とねねね先生が、主体の話
後半は読子リードマンと大英図書館との話を書かれている
前半はOVA見てなくても楽しめると思う
後半はOVAと小説視聴していると更に面白い

正直ねねね先生が23才とか映像で観たくなかった
学生のねねね学生がよかった

ROD全般に言えることだが
OP.ED.BGM.キャラデザ.設定.ストーリー性.作画.etc...とても良くできていると思う

まぁ、このアニメの本当の主人公は
ドレイクアンダーソンだけどな

ぜひ、声優さんたちが生きているうちに
ねねね先生と読子のくだりをやってほしい

投稿 : 2016/07/24
閲覧 : 298
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アクションシーンが見物!

OVAから続いてる物語なのでOVAをまだ見てない方はそちらを是非。

正直言うと1話の出来が凄まじすぎて(正直今まで見たアニメの1話の中ではダントツで素晴らしい)ハードルを自分の中で上げすぎたせいで
もっと面白くできたのではないかという気持ちが全話見終わった後に感じてしまいました。

しかし終盤へ向けてのどんどんスケールが大きくなっていく話の展開は見事だと思うし、続きを早く見たいと思わせてくれるものでした。


(舛成監督と倉田脚本のアニメまた作ってくれないかなぁ・・・)

投稿 : 2016/03/09
閲覧 : 330

(*´ω`*) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もっと評価されていいのに。

物語の根幹は人ならざる能力を巡って争いですが、
それぞれの人物に生い立ちの描写があり、いろいろな舞台の中で
自分と向かい合い、前に進んでいくストーリーです。

正義の味方が悪者をやっつける痛快活劇を好む人には微妙かもしれません
OVA版はまさにこれですが、
TV版は挫折や逃げたくなるような現実に対して足掻く人達が
とても力強く、魅力的に描かれています。

戦闘シーンは生き物のように紙が動き、見ていて飽きません。
最初はキャラデザを見て「ただの萌えアニメ」と、
たかを括っていましたが、良い意味で違うものでした。

第1話だけでも、この作品の面白さが凝縮されているので
見る機会があれば、是非お薦めしたいです
自分はOVA未視聴でしたけど、問題無く楽しめました。

投稿 : 2016/02/14
閲覧 : 745
サンキュー:

6

ittun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

紙って

結構武器になるよな

偉人計画は笑ったが、紙以外あまり接点のなかった
1部との統合をうまくまとめてある

投稿 : 2016/01/13
閲覧 : 299
サンキュー:

0

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

紙は我らの天にあり

並べてこの世は事も無し


三姉妹が本を取り巻く珍事件に巻き込まれていく冒険活劇(?)です。
前作の「R.O.D -READ OR DIE-」も面白かったので期待していましたが、期待を大きく上回る物語でした。
三姉妹の頑張りについぞ大人達が敗北する構図が劇的に描かれていて、感動の一言に尽きるといえます。
さらに三姉妹とねねねの絆が2クールじっくり描かれていて、時折、前作のキャラが顔見せするのも一興でした。

脚本は倉田英之さんとキャラ原案は羽音たらくさんのかみちゅスタッフですね、制作はJ.C.STAFFです。
前作同様紙を使った能力バトルが展開されるのですが、どれも見ていて楽しい演出がされていたように思います。
あとサブタイトルが本の名前だったり、眠れる蔵書作戦を聞くと、"本が読みたくなるアニメ"だと常々思います。

三姉妹の声優は、長女・ミー姉が菊地祥子さん、次女・マー姉が平田宏美さん、そして末っ子・アニが斎藤千和さんです。
そんな三姉妹を見守る(見守られる?)菫川ねねねは雪野五月さんです。
有名・無名はともかく、理想的な配役だったかと。

インストゥルメンタルOPです!かっこいいですよね。
前期EDの「Moments in The Sun」もオシャレな曲です。
後期EDのアニメには何やら粋な仕様があるとか・・・。

三姉妹、ほんと好きです。
三姉妹はどうやら「チャーリーズ・エンジェル」から倉田さんが閃きを得て設定したようですね。
そのためか香港人の設定です。

このアニメ、フジテレビの都合で20話で打ち切りになったとこで有名です。
地上波で放送されず終いだったものが、遂に2008年、TOKYO MXで26話全話が放送されたのですが、特に最終回は時間の都合上大幅にカットされていて何かと放送に恵まれない作品でありました。


そんなこともあって何かと不憫な作品ではあるのですが、個人的にはOVAよりもお気に入りの作品です。
続編はよ。

投稿 : 2015/11/17
閲覧 : 415
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4

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観た感じ

■概要{netabare}
 原作:倉田英之

 監督:舛成孝二
 脚本:倉田英之
 キャラクタ原案:羽音たらく
 ゲストキャラクタ原案:綾永らん
 キャラクタデザイン:石浜真史
 制作:J.C.STAFF
 話数:2クール全26話
 聖地:神保町

 OP:「R.O.D」

 ED1:「Moments in The Sun」
     by kazami with Home Grown

 ED2:「Confidence」
     by 三浦理恵子
{/netabare}
■感想
 DVDを視聴。ダメ人間共の話。

 物語を紡ぎだす者と消費する者の、奇妙な共同生活が中心に描かれる。

 本作品には主人公と言えるキャラが複数存在する。先ず、主要キャラのうち唯一「物語を紡ぎだす」側の天才小説家菫川ねねね。次に、文字通り神保町の書店の本を店丸ごと「爆買い」するミシェール、物静かだが大柄で暗くて狭い場所が好きなマギー、姉二人とは対照的に本が嫌いなアニタの三姉妹。そして自宅ビルが丸ごと書庫の読子。本作の前に発表されたOVAでは読子が主人公だったが、本作の前半は登場しない。

 前半は、あることが理由でスランプに陥った菫川ねねねが中心となる。彼女が如何にして立ち止まり、そして再び歩き始めることが出来るのか、彼女の苦悩が描かれる。これらについて作中では殆ど語られないが、私はやはり需要と供給だったのだと思う。結局ねねねは身近な読み手が欲しかった、重度のリブリオマニアを餌付けすることに快感を覚えてしまった、だから身近で最高の読み手を失った喪失感が半端ではなかったのでは、と思う。

 後半は、前半から伏線的にやっていた三姉妹のキナ臭いアルバイト先絡みの話が中心となる。ここではまだ対立軸が複数にわかれている。そのうちの一極は前半の締め括りとして壮絶な乱戦の中で崩壊し、それ以降は登場しない。
 何故「本を読む話」から壮絶な乱戦へと繋がるのか、そこにこそREAD OR DIE(「読む」か「死」か)というタイトルが如実に表されていると思う。

 OPは全話通して変わらないが、後半から登場するキャラのカットが幾つか差し込まれる。EDは前半はムードのあるポップス調の曲から、後半はアイドルの曲へと入れ替わる。

 キャラクタについては、どのキャラも魅力的で誰が特別というのはない。女性キャラが多いのでどうしてもそういう評価になってしまうが、陰の薄いマギーも勿論、ヤンチャなアニタもキャラが立っていた。個人的にはコーディネーターという微妙な職業の金(キム)さんを推しておきたい。

 キャストについて、皆が疑問を抱くと思われるのが読子役の三浦理恵子だ。何故アイドルを起用したのか、政治的な何かがあったのか疑問は尽きないが、読子という重要なキーパーソンでありながら配役としてはベストだと思う。理由は前出の後半OPにて差し替えられたカットを見れば理解できるだろう。
 またアニタ役の斉藤千和について個人的に評価できないのは、この作品でのハマり方が尋常ではなかったことが原因でもある。そのくらいこの作品に関しては評価する。

 スタッフには私でも知っている方々が名前を連ねていた。全話のクレジットを確認したわけではないが、細田直人(はたらく魔王さま!)、秋田谷典昭(Bonjour♪恋味パティスリー)、杉本功(ガールズ&パンツァー)、鈴木行(HAPPY★LESSON)、梅津泰臣(MEZZO FORTE)辺りは確認でできた。

 この作品が何故好きなのかを未だ以って上手に説明できないが、多分BGMや後日談が好きなのだと思う。途中の紆余曲折の結末が概ね回収されているからだ。その中でも後半EDの件や、前半のクライマックス直前のアレを、一番ホッとできる結末だったのが「よかったなぁ」と思えたのが大きかっただろう。
 書きたいことはまだまだあるが、10年以上前の作品に興味を持って頂ける方のために控えておきたい。

□以前書いた感想
 {netabare}DVDで視聴。1話から最終話まで、なんとなく暗いようなイメージはあるが、戦闘や展開の緊張感はなかなか。私は見る順番が違ったが、多分OVAから見ると話がつながると思う。面白くて原作にも手を出してしまった(READ OR DREAMも)。

 脚本が倉田英之なのだが、彼の描く女性(少女?)キャラは魅力的なのが多い。この作品も同様で、三姉妹、読子、ねねねの個性が見事に描かれていると思う。

 あとOP、挿入曲がインストゥルメンタルで、未だに携帯の着メロに設定しているくらい良い曲。
{/netabare}
■蛇足{netabare}
 私は残念ながら本作品→OVAの順になってしまったが、

 OVAの原作漫画と、

 ゲストキャラクタ原案の綾永らんが描いた

 READ OR DREAMまでは読んだ。
{/netabare}

投稿 : 2015/11/08
閲覧 : 463
サンキュー:

32

Oedeb17120 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

OVA視聴前提のTVアニメ、しかも放送打ち切りという問題作

一言で言うと
「神保町SFに香港アクションを混ぜたらハートフルコメディになった」
・・・我ながら何を言っているんだかわからない。

さて私はTVオリジナル作品と勘違いしたまま途中まで見ていたが、前半は何の問題もなく見れていた。物語中盤になって、全く初見の登場人物がジャカジャカ合流してきた辺りから流石に何かおかしいと気付き、そこから原作まで順に遡ったクチである。設定が独特なため、最終話まで理解しようと思ったら、少なくともOVAは見ておかないと訳がわからないと思われる。その点でハードルは高い。

この作品は小説原作で、なおかつOVA作品の続編という位置づけ。この時点で相当深刻な構造的欠陥のような気がするが、なぜ制作時点でツッコミが入らなかったのか。ついでにリアル放送時には、20/26話で地上波放送打ち切りという謎裁定が下されている。機材とか他枠の都合ということだったが、単に大半の視聴者がこの時点で脱落していたからだとしか思えない。

その中身はというと、演技派声優の名演もあって、とにかく見ていて飽きない。基本だらけ切ってる主人公の3姉妹は、アクションシーンではこれでもかという程よく動く。そして物語の軸となっているペーパーアクションは、実にアニメーター泣かせだと思うがとても丁寧に作りこまれている。

ストーリーを楽しめるかどうかは、この作品の独特な世界観に馴染めるかどうかにかかっていると思う。万人受けするとは言い難いけれど・・・

音楽は岩崎琢だが、音楽とシンクロしたアクションシーンの数々は必見。

私の中のバイブル的作品だけれども、いろいろと販売戦略に問題が合ったと感じざるをえない問題作でもある。

余談だけれども、「むひゃ」でマギーちゃんのファンになったのは私だけではないはず(何

投稿 : 2015/05/04
閲覧 : 749
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4

ネタバレ

pear さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

読子さんがいなくなって5年後のお話

読子リードマンが行方不明になって5年後
菫川ねねねと旅先で出会った3姉妹とで
本に囲まれた生活をしていくというお話。


男勝りの性格なねねねだが、
読子の家に行って掃除をしたり
へそくりを渡したりと
実は面倒見がいいところに
女子を感じました。
3姉妹は実の姉妹ではないけれども
末っ子のアニタを想う姿は
まさに血を分け合った
姉妹のようでした。


アクションもあるアニメですが
すごく面白かったです。

投稿 : 2015/04/19
閲覧 : 426
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1

karinchaco さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

紙を使って戦う迫力のあるバトルシーンが見どころ

ライトノベル原作の作品ですが原作の内容をそのままアニメにしているようではないですね。OVA版の続編みたいですが、原作、OVAともに見てはおりません。

作家の菫川ねねねと彼女を敬愛するビブリオマニアの長女と次女をもつ三姉妹が主人公の物語です。
ストーリー的には前半はねねねと三姉妹の出会いからねねねの家に居候することで起きる事件を中心に描かれています。中盤から三姉妹が巻き込まる事件の質が変わり始め後半には思いもよらない展開になるということで、前半と後半では物語の雰囲気がガラッと一変します。ここら辺の展開の急変がこの作品の評価を下げているような気がします。

前半はバトルもありながら、三姉妹のゆるい日常と姉妹愛を描きつつ、ねねねの過去やスランプの中で苦悩する姿など中心人物をうまく掘り下げていたと思います。特に三姉妹の中でも末っ子のアニタがしっかりしているように見せつつも年相応の幼さを垣間見せる中で次第に成長していく姿は見応えがあったと思います。
しかし、後半に行くにつれそういった描写が徐々に少なくなっていきバトルやアクションが中心になっていきます。姉妹の連帯が全く描かれなくなるわけではないのですがなんだか焦点がボケてきたような印象があるんですよね。

ただ、アクションシーンは迫力がありますね。紙を使って戦うというアイディアも抜群だと思います。雰囲気的にはハリウッドの映画を見ているようですね。このアイディアを本物のハリウッドでCG技術を駆使して映画化したら楽しいかもしれませんね。

今から10年以上前の作品ですが古さは全く感じさせません。名作とまではいかないかもしれませんが、十分楽しめた作品でした。

投稿 : 2015/02/22
閲覧 : 436
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11

なすB さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣ける。バトルもカッコイイヒューマンドラマ

数回泣きました。
前作OVAからの続き物ですが
主演キャラはがらりと変わります。

前作はミッション系のアクション物で
3話だけだったので割とシンプルな内容でしたが
今回は全26話なのでしっかりと人物同士の関わりや
心情描写が描かれててよく感情移入できます。

かわいい絵柄に似合わず結構人間のエグい所を呼び覚ます所が多々あり
生きる意味、尊厳等人間が生きるために必要な自我に響きます。
キャラクターのそういった葛藤を乗り越えていく様に
じんときてほろりとくるシーンが沢山ありました。

アニタが時々ガキ過ぎてイラっとする所はありますが
それでも根が素直過ぎるが故の、ということは分かりますので
最後まで見るとしっかり成長もしていて好感の持てるキャラです。

よい意味で完璧なキャラがいません。
みんなそれぞれに人間臭くて
弱くて、醜い感情も持っていて
それが心をえぐってくれます。

それでもそれぞれ答えを見つけて
自分の道を選んでいく強さにもぐっとくるものがあります。

また紙を使ったバトルシーンもカッコイイです。
サウンドもよかったです。

投稿 : 2014/12/10
閲覧 : 339
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5

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

三姉妹会議~

R.O.D -READ OR DIE-見てからの方が良い。
三姉妹の絆が見所の一つ。
ていうかもうそれがメイン。
読子はもうちょい活躍・・・というか彼女の過去をもっと見たかった。
恋人や家族の話とかね。
長女のミシェールが良いキャラしてたな。
普段はダメダメだが、いざという時はうまい事二人をまとめてたし。
最後は大円団。
R.O.D -READ OR DIE-がHappy endとは言えない終わり方だったから余計に心に響くものがあった。
最後の最後に三姉妹の絆が形となって現れてくれるだろう。
まとめると心温まる紙アニメという事で。

投稿 : 2014/10/24
閲覧 : 304
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5

ひな@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界はそういう風に出来ているんだから

失敗して落ち込んでいる時に誰かに「次頑張ろうよ」と励まされたり…
悩みを聞いてもらってる時に「苦しかったんだね」と慰めてもらったり…
一年に一度の特別な日に「誕生日おめでとう」と言ってくれたり…

声を掛けた人にとっては何気ないものでも、言われた方にとっては何にも代え難い”贈り物”が”言葉”なんじゃないかな??

その言葉次第で人は気分が良くなったり逆になったり
感情を大きく動かされたりすることがありますよねっ。

でも言葉だけじゃなくて、文字でも人は他人に想いを伝える事が出来るんです。

只の文字だけでは何の感動もないけれど、それが2つ3つ4つ5つと重なって
最終的にそれはその人だけの”言葉”になっていくから素敵ですよね。

1つの文章だけとってみても全く同じ感想を抱く人はいないですし。
極端な事を言えば「世界に1つだけの」ってフレーズがついちゃうくらいw

その感動が味わえる、色んな想いが自分の中で弾けていく…

だから、その文章が詰まった”本”はどの時代でも人を惹き付けてやまないものとして多くの人に長く愛されてきてるんだとそう思います。

♪このアニメはそんな本に魅せられた人達のお話です♪

日本を代表する人気若手小説家として活動しているけど今はある出来事がきっかけでスランプ状態になっている菫川ねねね。

ちょっと天然可愛い所があるけど何よりも本と妹が大好きな三姉妹の長女ミシェール。

体格の割に気が弱いけど実は三姉妹の中で一番バトルに強い次女のマギー。お姉ちゃんに負けず劣らず本大好き。

我侭だけどどこか憎めない元気印の三姉妹末っ子の弾丸娘アニタ。
この子も本が好き…と思いきや、この子は本が大嫌いなのです!

三姉妹の中で何故アニタちゃんだけ本が嫌いなのか??

それは…

見てのお楽しみデース(*^O^*)

私のレビューはとにかくネタバレなしでアニメを紹介して色んな人に興味を持ってもらいたいな、それで見て欲しいなって思ってもらう事が大前提なのでそこまで内容に踏み込んで詳しくは書きません!

でもですね。こういう人にはこのアニメ最後まで楽しんで見てもらえるかなって思うのでそこだけピンポイントで紹介します♪

皆さんはアニメを観ていて(…あ、今の台詞心に響くな)って思う事ないでしょか??

さっきも書きましたけど、このアニメは本がテーマです!

本の存在…文字と言葉が人に与える影響の大きさ。これが無限大の可能性って感じで物語の中ですごくすごく重要視されてます。

んでんでーその無限大の可能性を秘めていると考える根拠がさっき書いた「その人だけの特別な言葉になりえるから」って所ですね。

言葉・文字が与える影響って本当に大きいです!

今まで何とも思ってなかったものが、誰かのとても素敵な言葉・文章とかで興味を持っちゃったり好きになっちゃったりとかあると思います。

このアニメも言葉・文字というのを大切にして登場人物の台詞が1つ1つ丁寧に作られているのです。それはもちろんその重要性を知ってるから。

中にはギャグに走ったのもあるけど面白ければ全部オーケー!

音楽はメロディよりー歌詞派だ!
アニメはキャラよりストーリー派だ!
愛したいより愛されたい派だ!(それはあたしだ!w)

そんな言葉と文字とあたしの魅力に魅せられたダメ人間共に是非是非オススメしたいアニメです♪

投稿 : 2014/09/27
閲覧 : 462
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12

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

☆蔵書マニアの紙使い

OVA から5年後の物語で大英図書館工作部のジェントルマン
復活計画に立ち向かう小説家菫川ねねねと三姉妹
アニタ、マギー、ミシェールにOVAのヒロイン読子リードマンも登場。


紙を使ったアクションがユニークで気に入りました♪
新しくリニューアルで制作したら面白いと思います。(*^^*)


原作/倉田英之

監督/舛成孝二

キャラクターデザイン、総作画監督/石浜真史

美術監督/イースターやつ組

アニメーション制作/J.C. STAFF

製作-アニプレックス

放送期間
フジテレビ2003.10.15-04.3.17水曜26:58-27:28
20話のみ放送(全26話)


主観的評価(B)




追記欄_

投稿 : 2014/09/07
閲覧 : 320
サンキュー:

8

ネタバレ

UBKhX58480 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

残念

{netabare}
原作未読、OVA視聴済み、TV版視聴済み

前半好評価、後半かなりの低評価。

タイトルで大筋は言ってしまってありますが、素材はよいのにシナリオや構成で台無しにしてしまった感じでしょうか。
ギャグ寄りでおとぼけな登場人物たちもよいのですが、そのキャラたちでシリアスをやろうとしたために色々残念なことになっています。

人質。後半これを半分に減らすだけでもがらっと印象はかわったのではないでしょうか。おとぼけで騙されて捕まりおとぼけで捕まえたのを逃がす。その展開が作中通してあまりに多いと感じました。
もちろん上にも書きましたがこれがギャグなら違和感は感じませんでしたが一応シリアスで世界規模の話でこれはどうかと。
登場人物を天才にしろというわけではありません。こういったお話なら登場するのがおバカキャラたちだけ。というのはきびしいです。

OVAも多少残念な部分は有りましたが、それを勢いで通しているためにすっと見ることが出来ましたが、TV版は後半少々安っぽい人間ドラマをだらだらと見せられ視聴者をだます力が足りませんでした。

後設定ですが、嘘でもトンデモ設定でもいいのです。それを強引に通す勢いがあれば。それがないとただチープさが浮き出てしまう。その点も残念でした。

原作は未読ですが、魅力的な能力、魅力的なキャラクター、独特の世界。どれも惹かれるものです。
TV版も前半部分は本当に楽しめました。勢いのある展開とアクション。日常生活とのメリハリもありドンドンと引きこまれていきました。
それだけに味付けが失敗してしまったことが残念で致し方ありません。

総評として、OVA、TV前半は素晴らしい。ただ、TV後半の件があるために素直に人に勧めづらい。こんなところでしょうか。
~ {/netabare}

投稿 : 2014/09/02
閲覧 : 246
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

全26話
2003年9月~2004年3月放送

投稿 : 2014/04/27
閲覧 : 285
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R.O.D THE TV[リードオアダイ]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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R.O.D THE TV[リードオアダイ]のストーリー・あらすじ

本作は、OVA版R.O.Dから5年後の設定。\n作家菫川ねねね(すみれがわ ねねね)は、読子・リードマンが行方不明になってから作家活動をやめてしまっていた。日本ではほとんど忘れ去られたねねねは、作品が香港で映画化されることになったため現地でのサイン会に向かう。\nそこで彼女は紙を自在に操る「三姉妹探偵社」の長女ミシェール、次女マギー、三女アニタと出会う。身辺警護をすることになった三姉妹との日々の触れ合いの中でねねねは執筆意欲を取り戻す。だが、映画の完成を記念してねねね達が再び香港に渡った際、ねねねが読仙社に拉致されてしまう。三姉妹はねねね奪還のために読仙社のビルに侵入し読仙社の紙使いと死闘を繰り広げる。\n一方、同じビル内で大英図書館特殊工作部のジョーカーとウェンディが騒ぎをよそに悠々と秘密資料を持ち出し、恐るべき陰謀が実行されていたのだった…。(TVアニメ動画『R.O.D THE TV[リードオアダイ]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2003年秋アニメ
公式サイト
www.sonymusic.co.jp/Animation/ROD/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/R.O.D_-THE_TV-

このアニメの類似作品

この頃(2003年秋アニメ)の他の作品

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