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「スクラップド・プリンセス(TVアニメ動画)」

総合得点
69.0
感想・評価
273
棚に入れた
1778
ランキング
1939
★★★★☆ 3.7 (273)
物語
3.8
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.8

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スクラップド・プリンセスの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ぴこもも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

安心して見ていられる作品

小説を読みました。ライトノベルで読みやすかったです。アニメも時々「あれっ!?」と思う事がありますが、色々な意味で安心して見ていられる作品かと思います。

箱庭的な世界で繰り広げられるドラマで、他の作品に比べると少し緊迫感が無いのかもしれませんが、「そこが良い!」と思える方も居ると思います。

ちょっと肩の力を抜いて「こんな世界のこんな作品もアリ」と思って頂けると嬉しいです。

ちなみに中古ですがDVD揃えましたし、特典フィギュア半分くらいあります(付いてきた)。歌も素敵でしたよ。好きな人は好きなんです。

投稿 : 2024/08/19
閲覧 : 61
サンキュー:

1

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ストーリーと世界観が凄く魅力的

この作品に付いての印象はストーリーと世界観が凄く魅力的なんですが、
まず世界観に付いては一見すると中世ファンタジーな世界観に見えるけど
それがストーリーが進んで行く内にSFだと分かって来るのが面白く、
また種明かしの伏線とかも後から見ると最初から丁寧に張られてるのが分かるので
改めて見るとこの作品は構成の巧さというのも見て取れますね。

そして本作はこの世界観や設定を上手く活かしたストーリーが最高に面白く
特に本作においては「家族愛」というのがテーマとなって
廃棄王女として世界中から追われる事になるパシフィカを兄や姉であるシャノンやラクウェルが守る中で
カスール3兄妹が追われる旅路を続ける中でそれぞれ葛藤しながら自分の生き方を選択して行くドラマが凄く良く
この作品に付いては終始一貫して家族愛というテーマがブレ無かったのが良かったし、
そして2クールで綺麗に完結出来た所も最高の纏め方と言えて
この作品は個人的には知名度こそ低いですけど稀に見る傑作であったと思います。

【評価】

100点・S級

投稿 : 2023/03/05
閲覧 : 216
サンキュー:

3

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

今作ったらまた違うんだろうな

原作未読(2022.3)
10年位前に途中で断念してたんですが、ちょっと挑戦してみました。
20年前の作品でシリーズ構成、脚本に吉田玲子さん、CVに三木さん、大原さん、折笠富美子さんらがまだ若手?の頃になるんですかね。
そういう意味で中々趣深いです。
物語としては主に世界から疎まれる少女”廃棄王女”を義理の姉兄が守って旅をするという話です。旅の中で様々な出会いや出来事を通じ、家族の絆やこの世界の仕組みが解明されていき、最後に彼女の選択に託されるといった内容。
世界観?は中世ヨーロッパ風ですが食事は焼きそばやオムライスといった現代風だったりします。バトルもあるのですがそっちはおまけ程度かな。強いのか弱いのかもよく解りません。
テーマとしては、何が人らしく、人の幸せなのかみたいな感じでしょうか(私感)。情緒的な雰囲気と牧歌的雰囲気が合わさった作品かな。

私のツボ:いや、男がすごく情けなく格好悪いの多いよね。

投稿 : 2022/03/10
閲覧 : 460
サンキュー:

3

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

安定した面白さの作品

安定した面白さあった
思うにアニメとか漫画というのは、展開で面白さを図っているのだと思う
結局は続きを見たいか見たく無いか
世界観をその後みたいか見たく無いかに尽きるのだという

それを言うと
この作品はその平均で面白いを進んでいる所だと思った

投稿 : 2021/02/02
閲覧 : 286
サンキュー:

0

ネタバレ

TFBit96935 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終話への盛り上がりが良かった

 16年前のアニメ。絵柄やセリフが昔のアニメっぽい。OP・EDに至ってはダサ、いや古めかしい。

 主人公のパシフィカは、等身大の15歳の女の子という感じでほほえましかった。昨今のアニメの中高生は、妙に大人びていて不自然なことがある。

 ストーリーも良く練られていて、最終話への盛り上がりも良かった。パシフィカを守るように予め組み込まれた因子、5000年前の地球外生命体との戦争、人類を保護するためのシステムなど、設定が深い。

 なぜこのアニメを今まで知らなかったのか。出会えて良かった。

投稿 : 2019/09/04
閲覧 : 401
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

異世界的なSFファンタジーです

最後まで見ないと感動できないかも?

最後まで見ると意味が通じて感動できます

壮大な人類の物語で終ります

一度最後まで見てください

悪くないです

投稿 : 2017/07/06
閲覧 : 306
ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すてぷり っていう語呂がいいですよね( ゚Д゚)

 ジャンル 逃亡 + バトル


 ストーリー

 信託者によって、世界に害をなす猛毒だと宣言された

廃棄王女・パシフィカ

 彼女は赤ん坊なのに、谷底から捨てられ 死んだ   はずだったが

その窮地を救ったのは

 ラクエルとシャノンの両親だった

パシフィカは家族として迎えられ 一緒に暮らすのだった




 物語

 廃棄王女は生きていることを知られ

いろんな刺客を送られては 戦い 逃げ の流浪の生活を送っている

 



 キャラ

 好きなキャラトップ3

1:スイン

 純粋無垢な少女は シーズとして・・・

あの時の シャノンはお兄ちゃんだった




2:クリス

 この人の声が好きだなぁー

あと、若干 聖剣使いの刀鍛冶の ルークをおもいだした



3:シャノン

 みきさんの熱血キャラがなかなか珍しい気がした



 ほかにも フューレとか好きだね

グレンラガンの カミナを思い出した( ゚Д゚)




 音楽

 昔のアニメのOPって

少年心をくすぐる 良曲なんだよね

そんな童心を思い出させられたのは俺だけかい?




 感想

 すてぷりのタイトルを見たら、みなみけは

これをまねたんだな(∩´∀`)∩

 24話編成

急激な展開があるわけでもなく、じっくりと少しづつ物語が進んでいくため

物語の展開がわかりやすくていい

 
 ヒロインのパシフィカの声優は

イチゴまちまろの マツオカミウ

 その声優って、まさか コードギアスのシャーリーの声でもあるとは

声優ってやっぱりすごいですねぇ~
 

投稿 : 2017/06/25
閲覧 : 246
サンキュー:

1

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

剣と魔法の王道ファンタジー、きょうだいの絆。榊一郎先生の代表作にして隠れた良作です。

富士見ファンタジア文庫のライトノベル原作、全24話。通称「すてプリ」
中世ヨーロッパめいた異世界が舞台の、剣と魔法のファンタジー。
神託で世界を滅ぼす「廃棄王女」とされた故に命狙われる15歳の少女パシフィカを、兄と姉(美形でめっちゃ強い)が守って、旅を続ける…。
旅を通してのきょうだいや人々との絆、苦悩しつつも皆に支えられ健気に生きるパシフィカの可愛さ、剣と魔法バトル等が見所です。

このジャンル(あまり多くは無さそう)では私が知る限り屈指の良作、というか一番好きです。
当時の放送局がWOWOWノンスクランブル枠な故か、今一つ不遇な感のある、隠れた良作。
「剣と魔法のバトルファンタジー」「貴種流離譚」「金髪の守られ系妹」「強くてカッコイイ兄」「強くて美人の姉」等が好きな方ならば、是非。

{netabare}『物語』
「すてプリの簡易あらすじ」
中世ヨーロッパ的だが魔法も存在する、ダストウィン大陸。
大陸の大国ラインヴァン王国で双子の王子と王女が生まれたが、王女は世界宗教「マウゼル教」の託宣(ほぼ的中率100%とされる)にて「世界を滅ぼす猛毒」「廃棄王女」とされ、秘密裏に処分されてしまった…。
それから15年後。
実は王女は密かに生かされ、カスール家の末妹パシフィカとして何も知らずに元気に育っていたが…
廃棄王女の生存が王家に知られてしまい、パシフィカの平凡な日常は終わりを告げる。
兄のシャノン(剣の達人。めっちゃ強い上に美形)と姉のラクウェル(魔法の達人。めっちゃ強い上に美人)の二人は、世界の滅亡よりも、大切な家族・妹を守る事を選択。
こうしてカスール三きょうだいは追手と戦いつつ、逃亡の旅を続けるのであった…。

…という感じの、王道バトルファンタジーにして貴種流離譚です。
ヒロインが姫で妹系、きょうだいの兄姉二人が守る…
2014年放送の「棺姫のチャイカ」と似た構成…
なのもそのはず、作者が同じ榊一郎先生ですしね。
(チャイカは兄妹、すてプリは姉弟ですけど)

旅をしながらパシフィカは色んな人々と出逢い、時に敵意や恐怖の対象にされて(私が世界を滅ぼすのなら、生まれてこない方が良かったのかな…)と悲しむシーンもありつつ、でも兄シャノンと姉ラクウェルの全幅の愛情や、数は少ないがパシフィカ達を応援してくれる人々の助けを受けて、過酷な運命を乗り越えていく。
…シリアスになりがちかもですが。
意外と終始明るい前向きな雰囲気で親しみ易いです。
戦闘の合間に結構日常回もあり、和んだり、笑えるシーンも多々あり。

パシフィカの天真爛漫で素直な性格や、一見イヂワルだけど実は妹を非常に可愛がっているシャノン、優しく包容力のある姉のラクウェル(優しいが妹を傷つける存在にはシャノンよりもコワイ)の三きょうだいの絆や信頼関係が成せる掛け合いのお陰で、割と深刻さが薄まっている感じです。
パシフィカ本人の芯の強さや、理解者たちの善意が合わさり、この世界の偽りのシステムを打ち破っていく…。

バトル面では正統派の剣と魔法のファンタジーとして、非常に見所あり。
シャノンが圧倒的に強いので安心感あり。
またラクウェルが用いる魔法が、まるでコンピューターのプログラミングめいた起動方式で、面白い。
(ここら辺は、正統派ファンタジーかと思いきや、実は…の伏線かも?)
…中盤以降、シャノンが超人的戦闘力を得て、次元の違うSFバトル展開も。
ファンタジーだと思っていると意表突かれますが、なんでもアリのバトルも燃えます。

旅を続けるうちに、何故パシフィカが執拗に命狙われるのか?
この世界を支配する管理者の存在が、この世界の謎が、次第に明らかに…
序盤はファンタジーかと思いきや、実は壮大なSFだった…!
当時、この展開と世界観には大いに驚いたです。
※「ラストエグザイル」と放送時期がほぼ同時期、原作含めればすてプリが早い?
当時の私は相当にワクワクしてました♪(す、すげえ!ファンタジーかと思ったらこんな世界だったのか!?)
…ラストは些か超展開なのですが、パシフィカ達が築いてきた信頼や絆、管理者の完璧だが冷たいシステムへのアンチテーゼ、はしっかりと決着したので良し。

2クール通して良エピソード揃いでした。
パシフィカと似た境遇の者や、パシフィカとの関わり方で選択を迫られる人々、正義への迷い、淡いラブコメ要素等々…
個々のドラマもしっかりと描かれていて、最後まで面白かった。
原作とは違う部分もありますが、アニメ版も非常に良かったです。


『作画』
現在からみると古い部分や崩れている個所もあれど、十分良いのでは。
むしろ当時ならではの描き方、キャラ作画や中世の描写が良い。
戦闘シーンが中々。剣劇は良く動き、魔法詠唱バトルも熱い。

『声優』
パシフィカは折笠富美子さんヒロインで一番好きです。
名だたる名ヒロインばかりですが、パシフィカが最高です。
普段の天真爛漫で明るくワガママな妹キャラから、死んだ方がいいのかな…と兄に涙見せるシーンでの切ない泣きシーンまで、本当に可愛い上に感情伝わってくる。
これは、同時期の他声優さんで中々代替できまい!?
折笠富美子さんの代表的ヒロイン(と私は思っている)ので。

シャノンの三木眞一郎さんも非常にカッコイイ。
ラクウェルの大原さやかさんも、理想的なお姉様♪
ウイニアの川澄綾子さん、ファファルの桑谷夏子さんも中々。
エルフィティーネの豊口めぐみさんの、貴重なヒロイン演技も良いです。
ゼフィリスの水橋かおりさんの、機械娘→デレも中々♪

フォルシス王子の間島淳司さんも、終盤に熱演あり。
ちなみに後に「櫃姫のチャイカ」のトール役でもあり。
妹を中々守れなかった兄王子が、後の作品では守りし兄の主役…いい配役ですなぁ(感慨深い)。

『音楽』
OP「Little Wing」ED「大地の la-li-la」共に印象的な良曲、好きです。
ちょっと牧歌的な感じもしつつ、伸びやかに、希望を感じさせてくれる。
まさに冒険ファンタジーに相応しいのでは。

『キャラ』
廃てプリことパシフィカ・カスールちゃん可愛いです。
金髪ショートでお転婆な妹、でも自らの運命に押し潰されそうになって兄の前で泣いたり、それでも強く心優しい。
本人は全く戦闘力無い点もむしろ長所!まさに理想的な守られ系妹ですな♪

シャノン・カスールは「カードキャプターさくら」の桃矢お兄ちゃんを彷彿とします。
普段は妹にイヂワルしちゃう、でも実は溺愛している…
普段のやる気の無さや料理上手な所、戦闘ではチート級に強くて頼れるカッコよさ。
まさに理想的なお兄ちゃんなのでは。

ラクウェル・カスールはおっとり優しい系のお姉様だが、実は敵には容赦が無い辺りがステキ。
戦闘ではクレバーだが普段は抜けている辺りも萌える。
やはり素晴らしい姉であった。

この他魅力的なキャラ多数。
ゼフィリスは初期は感情の乏しい機械人形→シャノン達との交流でデレてくる、この手のタイプ大好きです♪

ウイニアとクリスのラブコメ、レオポルドは愛すべきバカ、意外に人気な暗殺者キダーフなど、キャラ層は厚いが主要キャラは絞られているので、各々しっかり描写されていて良い感じ。
エルフィティーネは中盤のサブヒロインな感じ、彼女も好きです。
獣姫とシャノンとのバトル…からの交流も、良い感じ。

敵黒幕は絶対者的な存在でそこそこインパクトはありました。{/netabare}

投稿 : 2015/06/21
閲覧 : 395
サンキュー:

29

ネタバレ

ichinana さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大好きだよ。。。。←知ってる・・・・

榊一郎原作ライトノベルのアニメ化。通称すてプリ。
廃棄王女パシフィカと彼女を護衛するカスール姉弟の逃亡の物語。

とにかく第01話から抗えぬ運命に翻弄される、ただただ(戦闘力的に)弱いパシフィカと理屈抜きでパシフィカを護るシャノン、ラクウェル姉弟を見ているだけで私の涙腺ダムはひたすら決壊。
この作品、見ていて何が辛いかというと、シャノン、ラクウェル以外のパシフィカに向ける問答無用の恐怖や敵意。宗教・信仰の恐ろしさをよくあらわしています。15歳の少女がこれほどの悪意に晒されながら生きるって・・・上で弱いと書きましたが、パシフィカはお兄ちゃん子で、甘えん坊で、わがままで、そして芯の強い女の子です。

本作、パシフィカが廃棄王女というだけで、多くのキャラクターの人生に暗い影を落とします。
名前もつけられずに我が子を手放すしかなった王妃。
信託に従い、無垢な赤ん坊を手にかけた騎士団長。
異教集団の傀儡の象徴として廃棄王女に祭り上げられた少女 etc.
しかし彼らを精神的に救う事になるのがパシフィカであるという皮肉。

私たちも私たちの知らない所で子供たちを傷つけ、そして子供たちに救われているのではないかと。。。そんな風に思わせるシーンの連続で、今なお自分の未熟さを痛感します。
また、育ての親と生みの親、それぞれの我が子に対する愛情の形と双方の想いのズレなど、なぜ人が分かり合えないのかを考えさせられる深いシーンが数多く描かれます。

終盤、ストーリー的に失速した感がありましたが、個人的に大変思い入れの強い作品でして、特に前半部はよく見返します。年齢を重ねるごとに思い知らされる大人の理不尽さやエゴ。中二病の叫びはあながち間違ってもいないのではと考えさせられます。

ちなみに。
私はラクウェリストです。
サイレンサーとの戦闘シーン、「やはり滅びますか・・・」には震えました。妹を護るための鋼の意思を持つ、素敵な女性でした。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 364
サンキュー:

7

ネタバレ

アニメ視聴記録置き場 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なるほど、折笠さんか。

棺姫チャイカと同じ原作者+スタッフ陣ということで見てみた。
【物語】
16歳の誕生日に世界を滅ぼすと託宣された廃棄皇女パシフィカと、彼女を守ろうとする義理の兄と姉の3人を中心とした旅物語。剣と魔法の世界かと思ってたら、SF方面にまで発展していってしまったなー。最後は帳尻が綺麗に合わさったとは思う。物語の筋は1話から最後まで通っていたかな。

【声優】
カスール3兄妹がそれぞれに魅力的だった。中でも折笠さんのパシフィカは作品の明るさに大きく寄与したと思う。素っ頓狂と天真爛漫が入り混じってて、花澤さんに近い可愛さもあって泣きの演技も良くてと終始楽しめた。10年近く前の作品なので、懐かしいor若い声も多かった。
大原さんは場合によっては次回予告が一番大変だったかもな

【キャラ】
旅アニメだからキャラ数が増えるかなと思ったけれど、序盤に出てきたキャラがそのままずっと出ずっぱりだったな。難しいことは分からない、というスタンスのパシフィカが主役だったお陰で、分からないことは分からないままでいいやという緩い見方が出来た気はする。
パシフィカを可愛がるという意味ではシャノン目線で作品を見るのが正しいのかもしれない。良い兄弟愛だったように思う。

【作画】
原作が小説なので、絵で表現しようとして成功した部分と失敗した部分があったのだろうと思う。顔の表情がよく動いてた部分とそうでない部分がハッキリしてたかな。

【音楽】
爽やかなOPとエスニックなEDが2クール変わらなかったのも時代かね。


24話「守りし者たちの交響曲」
死亡したパシフィカが仮想世界でシリア・マウゼルと出会い、今のシステムの成り立ちを聞いて、復活してハッピーエンド。みたいな感じ
理解度としては5割程度かな。籠の中の人類、が1つのテーマだったのは分かる。

23話「限りあるものの聖譚曲」
誕生日前日、双子の兄が会いたいと尋ねてきて承諾したら、刺された上に自害しようとしちゃったまで。
単なる善人ぽかったお兄様がここでこんな仕事をするとは。やや唐突な印象もあるな。さて、ラスト

22話「時を越えた輪舞曲」
パシフィカの誕生日まで残り3日の山篭りキャンプ。
ラスト3話にしてはまったりした雰囲気。どうやら記憶喪失だった時の記憶は残ってないらしい。しゃくり上げが不定期でとても良い自然な泣きの演技だった。ピースメーカーの上司らしい人が来てたけれど誰なんだろう。

21話「孤独な神の受難曲」
獣姫の操る亜種のサポートもあってステアを倒し、残り2人は一時撤退。クリスは城からパシフィカを救いだし3人兄妹は久々の再会へ。シャノンはパシフィカに生きるか死ぬかを問うあたりまで。
1話から出続けてるのに意思を殆ど示さなかったクリスがようやく動いたけれど、自分の中の意思が嬉しいとか弱い気がする。「トドメを刺そうかしら」の台詞を最後に断末魔の叫びも無く消えるステア可哀想です。記憶消失の頃のパシフィカの記憶は残ってるんだろうか。物語終盤のおおざっぱな感じ、僕は嫌いです。

20話「聖なる崩壊の序曲」
将軍がピースメーカーと交渉をしようとしたことで、制限が外れてステアの目論見どおりピースメーカーは文明のリセットに着手する。シャノンはゼフィリスと和解して、完全体のドラグーンとして戦いを挑むあたりまで。
おかん死んでから数日経ってからの冒頭の王様との謁見シーンだと思いたいね。フューレの死亡時の走馬灯と、パシフィカの記憶戻すときのシャノンの思い出のシーンは被るな。間島さんの泣きの演技が聞きたい。

19話「母の嘆きの無言歌」
牢屋の隣に母親が入れられ、レオ達は釈放され、シャノンは将軍からピースメーカーとの交渉に力を貸すよう脅されるまで。
久々に王妃が出てきたけれど、死ぬレベルまで拷問しても何も得られないだろうに、なんであんな展開になったんだろう。16歳になるのが物語のクライマックスだとすると残り8日か。

18話「路地裏の哀歌」
フューレを犠牲に逃げたけれど、あっさりクリス達に捕まるご一行。無駄死にやん。安直すぎるけれど、disるのも申し訳ない感じはある。
記憶の戻ってないパシフィカの言動はどう受け止めていいやらだ。

17話「つかの間の世俗歌」
タイトルとは裏腹にパシフィカを見つけられない人たちの焦りがメイン、最後には見付かってしまってたが。バロネスが長の地位を追われたけど、あの人をピースメーカーが篭絡しなかった理由はなんだろうね。お話的にかな。
フューレ君に死亡フラグが次々と立っていってるので次回が寂しいことになりそうだ。

16話「川のほとりの二重唱」
パメラとしてフューレと穏やかに暮らし始めたパシフィカを、レオ組とラクウェルが発見するも、記憶の戻らないパシフィカはフューレとの生活を望む辺りまで。
小西さんの声が若い。銭湯やらラーメン屋台やら、謎の現代日本文化様式。ゼフィリスがシャノンに対して柔らかくなってる一方で、シャノンは焦燥にかられて全方位に刺々しい。ラーメン屋台の店主がレナードなことに爆笑。あちこち旅して出会ってきた人が勢ぞろいしてたな。

15話「力と謀略の歌劇」
ピースメーカー3人が足止め+防御機能を無効化してるスキッドに戦略級攻勢魔法ナラクが直撃して、船は大破しパシフィカは衝撃で記憶喪失になるまで。
会議の流れがピースメーカーに綺麗に掌握されてて良い。クリスが川澄キャラを無視した理由がやや不明。シャノンとシーズの空戦はかなりの見応え。ナラクの発動までの前振り描写が1度しかなかったのが意外だな。

14話「失われた五重奏」
シャノンを洗脳しようとするナタリーに違和感を抱いたゼフィリスがパシフィカに相談し、パシフィカがシャノンを正気に戻して聖都に向かうまで。
ステアは将軍も篭絡してて悪女がんばってる。ドラグーンは対宇宙人用に開発された兵器だとか、その改良型で敵に洗脳されたのがピースメーカーだとか色々と設定がぶっちゃけられた。でも、小難しいことは分からないで押し切れるパシフィカが上手くバランスを取ってる気がする。ある意味での日常系ヒロインだね。
幼女時代のパシフィカの声を聴いて、やっとましまろの美羽と同じ人なんだなというのが腑に落ちた。

13話「遥かなる追想曲」
スキッドで王都に向かうも、ドラグーンは人質の命と引き換えに罠に飛び込むのは愚作と動力を止める。再び動かすためにスキッドの内部へ潜入する話。
人類は遥か昔に高度な文明を築いていたものの、ピースメーカーとの争いに敗れ、プロビデンスブレイカーやガーディアンの因子を撒いたものの、大きく文明を後退していた設定だったらしい。道理で隠れ里にコンクリ廃墟があったわけだ。ロストテクノロジー設定あんまり好きじゃないけれど仕方ないね。
ナタリーとの対比でゼフィリスが揺らぎ始めてる。ベクナム様がシャノンと同じ外観なのね。カプセル型のシャワーという名の洗浄装置は少し楽しそう。

12話「二人の姫の戦闘歌」
ステアが操る船団がヴァンガードを攻めてくるのを撃退する話。
律法(プロビデンス)が唯一効かないパシフィカを、保険のために消しておこうというピースメーカーと、逆にパシフィカを守る因子をばらまいてガーディアンを作る側との2項対立が、この段階での主軸らしい。
役割を突きつけられ、守ってばっかりじゃなくて仕事しろといわれるパシフィカもやや可哀想ではある。「あたしって病原菌?」のセンスはなかなか。こおろぎさとみを継承するものとしての田村ゆかりはあるな。

11話「獣姫の狂詩曲」
トンネルを抜けてギアット帝国へ着いたと思ったら、同じドラグーンと契約してる獣姫に捕えられ、ヴァンガードという要塞に緩く囚われる辺りまで。
視聴者に設定を教える方法の1つが、主人公よりも事情に詳しい人が主人公に語る方法だものな。南央美の声を久々に聴いたわ。実の母親もまともそうな人だった。

10話「偽王女の小夜曲」
傀儡の男が実はマウゼル教の手のもので異端分子をまとめて殲滅しようとしてたという壮大なお話だった。2話で上手く纏めたもんだなぁ
人間を使っての魔法陣はミロスの錬金術師を思い出す。豊口さんの正統派ヒロインがちょっと新鮮。レナードの情けなさと、ベルケンスの有能さが際立ってた。どの段階で気付いてたんだろうなぁ。パシフィカは飯の恩義には報いるね。

9話「異端者たちに捧ぐ鎮魂歌」
雪山で見つけた反マウゼル教の隠れ里で、廃棄王女を名乗らせ傀儡させてる魔法使いの男に会う話。タイトルがタイトルなんで次回が悲惨なことになりそう。
あんな厳しそうな環境を徒歩移動って野宿したら死んでしまいそうだな。鍬男に取り囲まれる構図が1話を思い出して懐かしい。踏み絵ならぬ燃やし聖印。マウゼルとブラウニンの二項対立は最後まで関わってきそう。
ポージングに余念が無い大地の精霊とか、コンクリート廃墟っぽい場所とか、「我々の未来は明るいですか?」での引きとかが印象に残った。

8話「絆と祈りの夜想曲」
スィンへの対応を巡ってパシフィカとシャノンが喧嘩をしてしまい、仲直りをするも、スィンはピースメーカーとして覚醒し去る。馬車がボロボロになった為に町で処分して徒歩+馬で移動に。
ゼフィリスの発言が真実っぽく見えてしまい、最後まで純真なスィンを疑ってしまって申し訳ない感じ。あのイヤリングと相性の悪い縦ロールはどうやって作ってるんだろうか。

7話「捨て犬少女の円舞曲」
拾ったスィン幼女の世話をしてたら、パシフィカにゼフィリスがスィンを殺せと言ってくるまで。
古風な傘をしてた。台詞どおり敵が直接パシフィカを殺そうとはしない理由は何なんだろう。モヤモヤしてる部分を台詞にしてくれると、綺麗に踊らされてる感がある。けれど心地よい。悔しい。
兄と姉に可愛がられてる末っ子だから、自分より下のスィンに対して軽く嫉妬してるのが、キャラ造形として良いね。スィンの髪を洗ってあげてる部分は、チャイカのアカリとチャイカのシーンを思い起こさせる。こっちが大元なんだけれども。

6話「騎士たる者たちの迷走歌」
ピースメーカーにシャノンとラクウェルが操られて拉致され、取り戻すべくパシフィカが奮闘し、ドラグーン水橋がシャノンと契約して覚醒してやっつけ、レオは一旦離脱した話。
でっかい敵を光る刃で3枚に降ろしたりして、急にファンタジー色が強くなったかも。今は分からないでもいいって台詞を言われると、分からないでもいいかってなる不思議。騎士がお姫様にする定番といえば手へのキスだけれど、シャノンがすげー白けた表情してるのが面白かった。

5話「吟遊詩人の子守唄」
パシフィカに賞金が掛けられ、毒殺を試みる蟲使いの吟遊詩人に襲われる。翌朝のリミットまでに薬草を入手できるか話。
物静かなお姉ちゃんのが兄よりも非情だな。パシフィカが廃棄王女だと知ったレオはいつまで物語に関わり続けるんだろうか。蟲の形状が斜め四角で機械っぽかった。やっぱり真面目に殺すつもりがあるわけでもないのは、悪魔のリドル的なものだな。双子の兄は良い人そうだった。

4話「出会いと別れの協奏曲」
シャノンがクリスに勝って人質を取り返し、町から逃げようとしたら、町全体がデイダラボッチみたいなのに襲われてという話。
団子をこねる手つきがリアルだったり、剣に反射する相手の姿を含めて戦闘シーンがかっこよかったり、集団催眠に掛かったのをパシフィカが不思議な力で解いたり、その際に前髪が剣で切れる演出があったり、クリスが出れたり、パシフィカの双子の兄っぽいのが出てきたり。

3話「赦されざる者の騒動歌」
検問を抜けた町の宿娘と友情を育む話。旅人を羨む感覚はちょっと『ニコラ』を思い出した。兄姉揃って妹をダダ甘やかししてるのな。パシフィカには双子の兄がいるということなんだろうか。全体的にテンポはとても良い。

2話「半熟騎士の行進曲」
レオという騎士見習いと、15年前にパシフィカの始末を担わされた騎士さまを訪問する話。細かいノリが10年前の作品だと思わされるな。間の取り方とかだから言葉にし辛いんだけれど。

1話「捨て猫王女の前奏曲」
チャイカからの温故知新モードで視聴開始。馬車移動する中に男1女2というだけでチャイカっぽさを感じてしまうのは短絡的かね。4:3なことに時代を感じる。
ホームページのイントロも読んだので漠然とストーリーは理解した。金髪だけが義理の妹で、残り2人が兄と姉にあたるのね。お姉ちゃんが魔法使いとして凄く強いのは把握。
水田の雰囲気も良かったし、綺麗なハイファンタジーっぽくて楽しみ。

投稿 : 2014/05/23
閲覧 : 374
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Lovin さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見た感じ

■概要

 DVDで視聴。原作ライトノベルは未読。妹を守り続ける話。

 現代でいうところの中世ヨーロッパくらいの文明の世界で長閑な田園の風景から始まり、直ぐに農民相手の長閑な戦いが幕を開け、波乱万丈の運命的な冒険に旅立つ・・・

 本作品は2クール24話で構成されている。

 詳細は知らないが、初回限定版にフィギュアが同梱されたらしくなかなかDVDを手に入れられなかったが、DVD-BOXが販売されていたので予約して手に入れた作品だ。


■主な登場人物

 主人公
  軽い縦ロールで料理が劇的に下手な15歳の少女。

 兄
  少しおっさん臭いが家事全般をこなせる主人公の兄。

 姉
  センスが微妙で天然の手加減が出来ない主人公の姉。


■感想

 視聴前の期待度は3段階で★★と普通。オークションでフィギュアのやり取りを見て人気があるのかな?とは思っていた。作品ではなくフィギュアの人気だったのかな?

 移動手段として馬車が利用されていたり、水車が普通に使われていたり、水源として井戸が至るところにあったり、全体的に中世ヨーロッパ風の文化で長閑な雰囲気が漂っている。そんな中、様々な出会いを繰り返しながら続ける旅がメインで描かれている。

 長閑な雰囲気を漂わせつつも、旅には常に主人公が背負う大きな運命が付きまとっているが、兄妹はいつでも明るくあり続け、そして懸命に生きようとし続ける。妹の不味い飯は嫌だと兄が料理したり、綺麗にならないと文句を言いながら兄が選択したり、険悪な雰囲気の時には姉がそれを和らげたり。

 序盤は出会いと別れを繰り返し、中盤はそれまでとは趣の違う日常、終盤は主人公の運命に抗う姿を中心に展開する。常に描かれるわけではないが、日常回にはちょっとした笑えるポイントがあり、見ているこちらの緊張感をやわらげてくれる。

 それと対比して戦闘シーンはシリアスで、主な登場人物に記載していないキャラの重い選択などもしっかりと描かれている。騎士道、友人、仕事、宗教、飼い猫、娘、反抗、運命・・・大小の差はあるにせよ主人公に関わりを持つ人間達の立場に応じた選択が、主人公の運命にも少なからず関わってくることになる。

 OPの歌は奥井雅美さんが担当、日の出と共に出発する姿を背景に合った良い曲だと思う。EDは上野洋子さんと伊藤真澄さんが担当で、空、雲、海といった自然を背景に流れる二人の声が非常に合っていてこれも印象深かった。

 非常に名残惜しいが、物語が完結してしまったので是非続編など制作しないでこのまま収束させて欲しいと思った、私の中では良い形で完結した作品だった。


■作品の傾向

 冒険ものは多いジャンルかと思ったが、思い浮かぶのは意外に少ない。難しい伏線は少ないと思うので幅広い層の方に楽しんで頂きたい。

 冒険ならやはり「未来少年コナン」辺りを類似作品に挙げておきたい。

 それに似せて制作したらしい「ふしぎの海のナディア」も挙げておく。


■蛇足:{netabare}

 この作品は、余り多くを語ることは出来ないが少し思い出深いものがある。
{/netabare}

投稿 : 2013/09/22
閲覧 : 403
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求む!神アニメ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良い出来だと思う。

ファンタジー要素たっぷりだが、アンバランスなバランスが良い感じ。
剣と魔法の・・・ていう、よくありがちな設定だが、ご愛敬だね。

原作との相違点もあるらしいので、時間がある人は原作も見た方が良いかもね。

テンポよく進むので、ストレスにならないが、人と人との繋がりが軽い気がするなぁ・・・

知人や、恋人的な人が死んだら、もっと取乱すと思うんだが。
その辺のドラマ色を入れてもいいと思う。
キャラが多すぎるせいで、個々のキャラの見せ場が少ない気がするのが残念。


音楽はOPが一番良い。

投稿 : 2013/03/28
閲覧 : 284
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きききき さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

途中から・・・

途中からSFになる
それが気に入らず飛ばし飛ばしで見た

投稿 : 2013/02/24
閲覧 : 294
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天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

運命に抗うでもなく、受け入れるでもない普通でありたい少女

五千年の結晶、世界に猛毒を撒き散らす廃棄皇女。
パシフィカ。

壮絶な運命を背負い、世界のシステムに翻弄される少女。

逃避行の中で彼女は世界の真実を知り、自分の運命を悟る




 

投稿 : 2012/10/23
閲覧 : 318
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4

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おんじい さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

OPの曲が耳に残ります。

序盤は本格ファンタジーアニメ、
中盤からはSFチックな物語へと変貌するこのアニメ。

最初から「いらない子」というレッテルを貼られた廃棄王女ことパシフィカと
護衛する姉兄シャノン・ラクウェルの逃亡旅という暗い内容から始まりますが、
そんな内容もなんのその、
パシフィカの明るさと、時折混ざるギャグが、
見る者を笑いと感動へといざないます。
ギャグとシリアスのタイミングがほんと絶妙で最後まで楽しませてくれました。

サブキャラたちも個性あふれる面々で愛着が湧いてきますよ。

あっ、あと次回予告は毎回聞くようにしてください。
聞けば分かります。

投稿 : 2012/02/24
閲覧 : 289
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morajennu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろかった!

好きな世界観でした。
良い意味で想像と全然違いました!

良かったところ
・ラクウェル姉さんは俺の姉さん!
・フューレの最後のシーン
・最終回

悪かったところ
・戦闘が全然ない
・国王のヘタレっぷり
・パシフィカの子供過ぎな所

好きな人は好きって感じです。
とりあえず、ずっと逃げまわってます。
普通に冒険が好きならハマります!

投稿 : 2012/02/19
閲覧 : 319
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kain さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

タイトルなし

◎「New days 始まりの朝 世界とキスしよう」
 ステプリですね。

パシフィカ、シャノン、ラクウェのパーティーは強くて楽しいものでしたが、
まさか最後はあんなに話が大きくなるとは思いませんでした!

ゼフィリス達ドラグーンはカッコ好かったですが、
セーネス様の方が よりカッコイイっすw
 エイローテとのコンビが好きなんですよ。
それとスーピィくん ww

投稿 : 2011/08/16
閲覧 : 447
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さと さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

家族愛

生まれながらに世界を滅ぼすと予言され、命を狙われる
お姫様とそのお姫様を守るお兄ちゃん、お姉ちゃんの話です。

家族愛溢れる作品で、とても面白く、そして考えさせられる
作品でもあると思います。

予言は外れた事がなく、誰もがお姫様を忌み嫌う(そうでない人ももちろんいます)
そして消そうとします。

私達も、そうゆうことあると思います。
人の噂を鵜呑みにし、その人を知ろうともせず忌み嫌う。

世界的に考えると、戦争なんて、ほとんどそうなんじゃないかな?と思います。

その人を理解し、共に生きること、そして、人を愛すること。

私はこの作品を見て、その大切さを学んだと思います。




投稿 : 2011/03/24
閲覧 : 874
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4

ぷーぷーまる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2024/11/05
閲覧 : 1

あるてま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/03
閲覧 : 11

のいる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/08/11
閲覧 : 19

burn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/04
閲覧 : 20

takekaiju さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/01
閲覧 : 35

JrUbH66017 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 32

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 77

ハマキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 42

3mei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/27
閲覧 : 64

じぇ〜ん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 67

ebxcI94108 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 69

こなちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2020/01/28
閲覧 : 71
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スクラップド・プリンセスのストーリー・あらすじ

ラインヴァン王国の王女だったが、マウゼル神より下される預言により“16歳になった時世界を滅ぼす猛毒”と告げられた幼い王女は秘密裏に処分されるはずだった…。
しかし、助けられ15歳にまで成長していた。パシフィカと名付けられた王女は、生存を知った王国軍と教会に狙われることになり、血の繋がらない兄・シャノンと姉・ラクウェルと共にあての無い旅に出る…。(TVアニメ動画『スクラップド・プリンセス』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2003年春アニメ
制作会社
ボンズ
公式サイト
www.kids-station.com/minisite/tokushu/sutepri/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%89%...
主題歌
≪OP≫JAM Project『Little Wing』≪ED≫上野洋子・伊藤真澄『太陽のla-l i-la』

声優・キャラクター

折笠富美子、三木眞一郎、大原さやか、近藤隆、川澄綾子、水島大宙、水橋かおり

スタッフ

原作:榊一郎、原作イラスト:安曇雪伸(『富士見ファンタジア文庫』刊『月刊ドラゴンマガジン』『月刊ドラゴンエイジ連載)、 監督:増井壮一、シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:小森高博、美術デザイン:竹内志保、デザインワークス:神宮寺一、美術監督:菱沼由典、色彩設定:岩沢れい子、撮影監督:宮原洋平、音楽:七瀬光、音楽製作:ランティス

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