にゃわん さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
当サイトはアリフィエイト広告を利用しています
キノの旅の感想・評価はどうでしたか?
にゃわん さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
うおお さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やはり社会風刺がすごく上手い。勧善懲悪とはまた違って、多角的に物事を見て考えさせられるようなものが多かった。
ただアニメーション的には17年版のほうがクオリティが高かったのでどうしても比べてしまった。
esso-neo さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
イムラ さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
<2020/6/13 追記>
あれ?
評点間違えてました。
4.0→4.2に修正です
<2017/10/9初レビュー>
新作が今秋始まるということでCSで初視聴。
ようやく見終えました。
あてのない旅を続ける{netabare}少年の様な少女{/netabare}キノと喋るバイク、エルメスのお話。
1話完結というかショートショートの趣ですね。
旅先の国々にはそれぞれ独自の事情があります。
それは風習だったり、ルールだったり、歴史だったり、技術だったり。
それは現実の世界では当たり前すぎる常識なはずのものを一個だけひっくり返したり、ずらしたり、といったものです。
そうした国でキノとエルメスは何を観て何を感じるのか。
ある種、思考実験じみたお話です。
なんか、そう。
星新一のショートショートの様。
大変楽しめました。
キノが{netabare}女性だと分かってからも男の子{/netabare}にしか見えなかった絵柄も良かったですね。
他の登場人物の絵柄も茫洋としていて。
物語の不思議感を引き上げてたと思います。
ただ一つ難点が。
喋るバイク、この世界ではモトラドと呼ばれてますが、このモトラドの声が最後まで耳障りだった。
まるで棒読みでネタ振りしてる新八の様な声。
新八の中の人を貶めてるわけではありません。あの人は極めて有能な声優さんです。
ただ、全話通して、新八が棒読みでネタ振りしてたらイラつきませんか?
それだけは馴染みませんでした。
というわけで新作のレビューに続く。
ウェスタンガール さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作は、言わずと知れたベストセラーライトノベル。
作者の時雨沢恵一も影響を受けたとしている通り、銀河鉄道999を思い起こさせる設定も見ることができる。
しかしながら、真っ先に思い浮かべたのは、アーシュラ・K・ル・グィンの『風の十二方位』、中でも「オメラスから歩み去る人々」である。
(非常に感情を動かされる作品、わずか数ページではあるが…)
彼もまた、松本零士と同じく軍事オタクであり、銃マニアでもある。
(ペンネームの由来も彼の持っていた銃、SIGザウアーからきているそうで、詳しく見比べたわけではないが、作中、重要なシーンで登場する筈だ)
主人公のキノが旅する国々は、そこに住む人々の顔、人間の持つ種々の側面を映し出す鏡として描かれており、主人公はその観察者である。
余り出来の良くない寓話は、時に説教臭くなったり、押しつけがましいものとなりがちである。
対して、キノは教訓めいた言葉を発することも、問いかけはすれど論評することもない。冷徹な観察者として旅を続けてゆく。自分の身を守る以外には決して介入をすることもしない。
感情を露わにし、正義を振りかざす冒険者ではないのだ。
しかし、キノ自身も感情を持ち、過去を持った人間であるがゆえに、理不尽さに抗う人々の手助けをしようとすることがある。
旅人にとって大切なこと、それは「決して死なないこと」と、作中でキノは何度か語っている。
この葛藤の中で生まれるドラマも、この物語の魅力の一つだ。
「serial experiments lain」の監督、今は亡き中村隆太郎氏の感性が共鳴し、そこには独特の世界観が醸し出されている。
中村監督自身も、宮沢賢治をこよなく愛する者の一人として、この作品にシンパシーを感じていたに違いない。
作画は、非常に抑えられた色調で、アナログ放送的な横線のノイズ混じりの画面となっており、別次元から映し出された幻灯を見せられているような、或いは、パピルス紙に記された古代の文書を紐解くような、不思議な感覚にとらわれるのである。
俳優の前田愛と相ケ瀬龍史が演じるキノとエルメスの掛け合いも、努めて感情を押し留めた演出も手伝い、この世界にはピッタリの配役といえよう。
そして、OPとED。曲、アニメともに素晴らしい出来である。特にオープニングでキノがリボルバーを振るうシーンのアングルと切り返しは、数あるアニメのガンシーンの中でも一番の出来ではないだろうか。
(最後に、最も気に入ったお話)
第九話-本の国-
何が真実で何が嘘か、現実と虚構が入り混じったお話であった。
冒頭から、幽霊戦車(メルカバ?74式?)との問答でけむに巻かれる。
世界の本が集まる国で、キノが出会う小説家というレジスタンスと評論家たち。
{netabare}「批評家はうんちくを垂れるだけの輩、したり顔で本を採点して悦に入っている連中、作品を貶して偉くなった気でいる者達、やつらは人の楽しみに水を差す亡者どもだ」{/netabare}
つまらぬレビューを書いて悦に入っている我が身…、刺さる。
sukesuke さんの感想・評価
3.7
物語 : 5.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ストーリーがとても良かった。
各話毎に旅する国が変わっていき、テンポのいい構成。
それでいて、とても深い内容の物語ばかりなのだ。
よって、好きな回は何度か見直した。
2003年なので、いまから十五年も前のアニメ。
やはり作画については見劣る。そして声優の棒読み感。
主人公などの重要なキャラは、まぁまぁ棒読みじゃないのが救いだろう。
さて、あまり書かない感想を書くまでに至った経緯は、
第5話 レール上の三人の男の回 のせいだ。
グーグル検索で感想ブログなどを見ても、いまいち……いや、私が読みたい解説がないのだ。
よってエゴだが、私がここに書き記そうと思った。
きっと私のように感じた人は、私だけじゃないはずだ。
是非、これを読んだ数奇な人は、このアニメの5話まで観てほしい。
以下ネタバレ。
見た人にわかる程度に書く。
{netabare}
まず、登場する三人の爺さん達は、全員無意味な仕事をしているが、全うに働いてる事を念頭に置いて欲しい。
一人目のレールを磨く爺さん。
その爺さんの仕事の経緯を聞いたあと、キノが以前旅した国の話しをする。
仕事をしなくていい国だけど仕事をする、という国の話しだ。
それを聞いた爺さんは無意味な事だと捉えた。
爺さんは最後に問いかける。
「ああ。旅人さん。旅人さんは、どこへ――行かれるのかな?」
この言葉の後、意味深な演出と同時にキノの戸惑いの表情が映ってAパートが終わる。
二人目三人目の爺さんも、ほとんど同じ経緯を辿る。
ここでも「ああ。旅人さん。旅人さんは――」(どこへ行かれるのかな)
という爺さんの言葉に同じ意味深な演出が入っている。
この演出はキノの旅について、無意味な仕事を続ける爺さん達と同様、無意味な事だと暗示していると私は解釈した。
そして二度三度とみると、深い気づきへと辿り着いた。
仕事をしなくていい国に出てくる男の話しだ。
しなくてもいい仕事だが、その辛さに応じてポイント(富)が与えられるため、仕事をしなければいけないと教えてくれる。
男は「人をぐうたらにしない何かが人生に必要なんだ。それが仕事だよ」と言う。
それを聞いたキノは皮肉る。「この国での暮らし、気に入っていますか?」と。
キノは爺さん達と同様、この国の仕事は無意味だと感じたということだ。
しかし、この国の話しはキノの旅を擁護している。
ぐうたらにしない何かとは、キノの旅に当てはまるからだ。
我々視聴者は、爺さん達の無意味な仕事や、仕事をしなくてもいい国の話しを無意味だと強く感じた。(はずだ)
さらに演出効果によって、キノの旅も無意味じゃないのかと暗示された。
つまり何が言いたいのかというと、皮肉にも我々やキノや爺さん達に無意味だと揶揄されていた、仕事をしなくてもいい国。
それだけがキノの旅を必要な事だと言ってくれているのだ。
なんてことだ。{/netabare}
STONE さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
北海イクラ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
2017年版観てきました。こっちも最高に面白い。
キノすき。
エイジ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
過激なばかりの話かと思いましたが、そういった描写は最低限になっています。
だいたい1話完結になっており、硬派な寓話、童話といった感じで、哲学的でもあり、考えさせられます。
tomledoru さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
999と聞いて,古すぎて知らない,見たことがないと答える若い人は,キノの旅は十分に満喫でできるアニメだと思います。
2013年版とは話の始まりが異なっていたように思いますが,始まりに関しては,2013年版の方が好きです。
都市国家という設定ですが,並行世界ともとらえられるし,異世界としてもよいでしょう。
そこで,作者は一話ごとに,多様な価値観と,独特の余韻を持って,話を繰り広げ,鑑賞する人々の心をとらえていきます。
999とは,描いている次元や世界観が違うので,原型になってはいるものの作者の込めた思いは,違ってきていると思います。
キノの旅の方が,こうあるべきだという押し付け感が少なく,視聴者自身が考える余地がたくさんあるような気がします。新版も含めてもっと評価されてもいい作品のように思います。
にわかせんぺい さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
久しぶりに世界観に引き込まれ帰って来れなくなりました。ストーリーが1話ずつ独立したスタイルですが一気に観てしまいますね。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読
the Beautiful Worldに続いて鑑賞
本作は新作と比べて、重たい、深いエピソードを主に選出し構成された作品です
敢えて世界観を演出するための、作画なので雰囲気は新作とは異なります。
単純で言えば、旅と言う名目で人間のエゴイズムを紹介して行くものなので、深すぎるエピソードや、観る人によれば、胸糞悪くなるエピソードもあるので、客観視出来る方向けかもしれません。
個人的には、やはり新作と比べると本作の方が好みには合いました。アニメ向けかどうかは、疑問が残る作品なので何れ原作は読んで見たいなと思います。
内容に関しては、暫し余韻の残る作品でした。
つぼ さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
-Cha sMIN- さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
.
2017年版
the Beautiful World
を先に視聴したせいか
こちらのほうが
シビアで酷なストーリーが
多いように感じました
ハッピーエンドな物語を
好んで視聴しておりますので
苦しくなるような最後を見てしまった時
断念せずに視聴を続けたのは
この作品に対する興味
なるほど感が
勝ったからだと思います
よくできたお話ですし
飽きずに視聴できましたが
手放しでお勧めできない
というのが本心なのです
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 2.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
毎話、伝えたいことがよく分かる。
伝えたいことはどれも勉強になり、考えさせられるため教育に良い。
また、国がそれぞれ良く考えて作ってある。
また、人間の汚い部分が良く見え、素晴らしい。
OPは、下川みくにさんが歌っているため神OPだった。
背景は、絵画のような芸術さを持っており、この作品の独特の雰囲気を漂わせている。
声優は、プロの声優ではなかったのが少し残念だった。
誰もが1度は観ておくべき作品だ。
椛もみもみわんわんお さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作は5回くらい読んでいたので楽しみにしていたのですがなんとも
hidehide さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
少し、旅した気分になれる、かも、ですね。
独特の画と主人公の醸し出す空気感。
様々な『国』が出てくるのですが、
なるほど、と思わされる事もあり、
流しながら観てしまうのは勿体ない、かと。
不思議で、時には殺伐と、けれど穏やかで、
各話、上手くまとめているなぁ、と観入って
しまいました。
くろ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ほぼ1話完結の(全後編あり)寓話的なお話が多い。
旅人キノが喋るモトラド(バイク)のエルメスと色々な特徴ある国を回る。
最近流行の萌えアニメかなと軽い気持ちで見たら、
自分にとって特別な作品になりました。
中村隆太郎さんの演出がキノの世界感に合っていて
とても素晴らしいです。
1話見て、様子見で1巻と7巻(当時最新巻)の小説を飛び買いしました。
次の日全巻買いに走りました。
キノは旅をして成長するでもなくやり遂げたい何かがあるわけでもない。
{netabare} けれど、訪れる国の民衆があたり前だと思っていることは、
旅人から見ると滑稽に見えたりするもので。
時々国の問題に巻き込まれたりもするけれど、キノはいつも通り
ルールに則って行動する。
それはこれからも旅を続けていくために必要なこと。
朝起きて抜き打ちの練習だとか。
国の問題に必要以上に関与しないとか。
自分の命を何よりも最優先させるとか。
自分のやりたいことのために、自分ルールを設ける。
それってとても自立した考えだなぁと、当たり前のことだけど全然だめだった若い頃の私はハッとさせられたのでした。
そして、
{/netabare}そんなキノはとてもかっこいいのです。
そういえば、なんと最初は{netabare} キノは男の子だと思ってましたwwww
シズと一緒にだまされた(´・ω・ `){/netabare}
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
前に新作の一話を見て「月刊ストーリーランドの謎の老婆」を思い出した。と書きましたが、むしろ「アラビアンナイト」や「銀河鉄道999」に似ているかもしれません。
総評
こんなに面白い、アニメを見たのは初めてかもしれません。
dアニメストアで13話を一気に見入ってしまいました。正直、こんな事は初めてです(ニコニコ動画などの一挙放送とかは除いて)
総合点数的には、奇妙なストーリーの魅力で持っているので伸びませんが、本当は「物語の評価」は5.0を大幅に上回ります。10点つけたいくらいです。
キノの奇妙奇天烈、摩訶不思議な旅は本当に面白かったです。
話しの寓話性、哲学性、アイロニーなどはいろいろかんがえさせられます。
そして、バトルもちょくちょくあり楽しく、幼少の頃の女の子っぽいキノも可愛かったです。
そして、キノは異常に強いです。あの世界では男女の運動能力差はないんでしょうね。
キノの飄々としたエゴイストぶりや中立主義、「断る事は丁重な態度ながらきっちりと断る」「正当防衛でなら平気で人を殺める」など「正義」にこだわってない部分、(これらの点はちょっと間違ってましたネタバレになるので最下段に補足します)も奇妙な物語を加速させていました。
声優に女優の前田愛さんを使った点を叩いている人もいますが、他の人はともかく、少なくとも彼女の演技に不満はなかったです。
むしろ、キノの声に非常にあってました。
さて、あえてケチを付けると確かにかつて見た事のないほど面白い作品でしたが、これって原作小説、つまりシナリオや設定の面白さであって、
「アニメ作品として面白さなのか? 高評価なのか?」という疑問は確かにあります。
秀麗なキャラデザイン、ヌルヌル動く動画、声優の見事な演技、心に沁みるアニソンなどのアニメ作品ならではの魅力、総合力は「ほどほど」だった気もします。
「アニメ作品として面白い作品」の好例と言えば「まどマギ」とかだと思いますが、キノはそういった作品からは離れている気がします。
まあ、その辺は新作キノに期待ですね。
補足その1 キノの主義について(かなり長文)
{netabare}別にキノに正義感とか人間としての情け、感情が欠如しているわけでありません。ただ彼女はそのために法律、ルールを破ったり、自分の権利を損なったり、自分の主義以上の事をしないだけです。
キノでも口調は丁重なままながら怒りを感じる事はあります。
例えば「コロシアム」がそうですが、注目すべきは彼女はちゃんとルールもしくは権限にのっとってやっています。
一つは「観客席への誤射は処分がない」、もう一つは「優勝者には国の法律を一つ付け加えられる」です。
キノはその二つを利用しただけです。それ以上の事はしません。キノにとって王や一級市民以上に怒りを感じたであろう、
キノを騙してコロシアムに行かせた貴婦人に対しては何の制裁もしてません。単にその機会がないというのもありますが、おそらくというか間違いなくキノはその後に貴婦人に会っても嫌味を言う程度で襲ったりはしないでしょう。それを正当化するルールがないからです。
正直、新作二話はキノが激オコだったのは改悪っぽい感じがします。旧作ではキノはもっと飄々としてます
実際、キノは鬼畜外道な事をしている「平和な国」でも「これって単なる少数民族に対する虐殺なんじゃないですか?」と丁重な口調ながら怒りをこめて言いますが、それ以上の事はしません。する権限がないからです。
また「人を喰った話し」でも、キノはまず餓死寸前の商人たちに自分の持っている携帯食料を分けようとはしません。それがキノの権利を損なう行為でキノの主義に反しているからです。
しかし、「獲物を刈ってくる事は出来る」とキノは動物を狩ってきて商人たちに栄養剤と共に与えてます。
また、商人たちはキノに御礼に高価な指輪を差し出しますが、キノは最初は受け取ろうとせず、あまり薦められるので、「じゃあ、まずは預かって貴方たちを助けられたら御礼に貰います」と約束します。
しかし、キノあの手この手で助けた商人たちにキノは裏切られて銃を突き付けられて奴隷として拉致されそうになります。
間一髪でキノは商人たちを殺して難を逃れますが、キノはちっとも商人たちへの怒りを示そうとせず、ただひたすら自分が助かった事に安堵します。
これはキノは「旅の間に盗賊に襲われるなんて当たり前の事」と考えているからです。
おそらくは盗賊に襲われるのは「自然災害のようなもの」「襲われた自分が間抜け」とでも思っているのでしょう。
別の作品を例に出すのも何ですが「カイジ」という漫画でも「ゲームで騙されるのは俺が間抜けなだけ」と発言するシーンがありますが、それと同じ考え方なんでしょうね。
最後にキノは商人たちの死体に「この指輪はあなた達を助けるという約束を果たせなかったのでお返しします」と言いますが
それは決して「商人たちへの皮肉をこめた怒りを示した」とかではなく、「契約を果たせなかったから」に過ぎないと思います。
キノは決してぶれません(少しは怒り悲しみを覚える事はありましたが、そっと胸にしまい込みます)。前述の商人の件でもエルメスに「またこんな事があったらどうする?」と聞かれて「こういうこともあるさ、ぼくらは人間なんだから」の一言で済ましています。
困っている人たちに助けを求められても自分の出来る事、自分の主義以上はしませんし、
圧政に苦しんでいる人たちに助けてくれと言われても「僕は三日間しか滞在できないので無理だ」と断ります。凄い異色の主人公です。 {/netabare}
補足その1に追加考察
{netabare}ダークで人間性悪論そのもののキノの世界観とキノの指針は二話にしてきっちり語られていると思います。キノは自分を裏切った商人たちに対して怒り、憎しみも示さなず、さらに自分の取った行動に対して後悔もしませんでした。
ただ、自分に襲い掛かってきた商人たちを正当防衛で殺害して「旅が終わるかと思った」と安堵しただけでした。
全ては自己責任の世界観なんですよ。若干、違うかもしれませんがJOJO
の奇妙な冒険でジョジョの父親がディオに殺された時にスピードワゴンが言ったセリフが思い出されます。
「おれは自分が困るとすぐ泣きぬかす甘ちゃんはだいっきらいだがよォ!
この親子はちがう自分たちのしたことを後悔しない最高の大甘ちゃんだぜ!」と
「人間性悪論」たるキノの世界観の中で、キノは制限付きとはいえ、人にそれなりに親切ですし、その善意が仇で返されたところでキノは全く怒りも後悔もしません。。{/netabare}
補足その2 声優について
旧作キノはキノとエルメスを声優ではなく俳優を使った点を叩いている人がいるようですが、
キノは上記にも書きましたが、喜怒哀楽の感情をほとんど出さないキャラ。
エルメスに関しては所詮は人間ではなく「喋る機械」に過ぎないわけですから、これはこれで良いと思います。
翠星のガルガンティアのチェインバーの声を「セリフ棒読み」とかいって叩くようなものではないでしょうか?
キノとエルメスにいても「そういうキャラなんだ」と割り切れば大しては気にならないと思います。
補足その3 「コロシアム」と「優しい国」の解釈について
{netabare}これは単なる考えすぎかもしれませんが、コロシアムでキノがやや怒りを示していたのは自分を騙した貴婦人や腐敗した王や国民ではなく、
つい自分の主義を曲げて復讐をした自分に対する怒りかもしれません。その証拠にシズに対して「復讐なんてバカバカしいですよね」と言ってます。
優しい国で、大人たちが子供たちを道連れにした事を「エゴだ」と怒ったあとに幼女のサクラが自分に「将来、幸せな結婚が出来るという大きな種」を
「私には必要ないものであなたに贈ります」という書き置きと共に渡していた事に気づき、怒りをおさめたように思います(悲しみの念は残ったでしょうが)
おそらくはサクラは大人の話しを立ち聞きするなどして、国が滅ぶ事を知っていて自分の意志で国と運命と運命を共にする事を決意したのでしょう。
{/netabare}
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
この作品の存在は依然から知っていましたが、中々手が出せなかった作品の一つです。
ここ最近、過去に放送された作品の続編がぞくぞく放送されています。
2017年夏アニメの「地獄少女」や「最遊記」
2017年秋アニメの「キノの旅」や「魔法先生ネギま!」などです。
私は自分の性格上、視聴するなら最初からじゃないと嫌なのですが地獄少女で挫折しそうになりました。
これまで3期まで放送されてきたのですが、1期が2クール26話と相当なボリュームがありましたから…
一方、この作品は1クール13話だったのでサクッと視聴できましたが、完走して振り返ってみると不思議な作品だったという印象が強いです。
この物語の主人公はキノ…エルメスというバイクに乗って世界中を旅して回る女の子です。
彼女は「大人の国」で生まれ育ちました。
ここでは12歳になると大人になるための手術を受けなければいけません。
その手術を受けると、この大人の国で何の不自由もなく暮らしていくことができます。
だからその手術を受けるのは、この国にいるための絶対条件…
けれど、国の人々を見て違和感を感じずにはいられなかったキノは、手術の3日前に旅人に出会うのですが、この出会いが彼女の運命を大きく変えることになったのです。
彼女の選択は「旅に出ること」
こうして彼女とエルメスとの物語が現在に至る…という訳です。
不思議なところ=ツッコミどころ、という訳ではありませんが、序盤の物語が動くまでの説明…即ち彼女の在り方に対する説明が少なかったので、旅に出る前後の彼女の言動には多少の違和感を感じましたが、視聴に影響するほどではなかったと思います。
それは彼女の言動に対する違和感は、旅が始まってからの方が大きかったから…
一番の違和感は彼女が傍観者であり続けること…だったと思います。
様々な国に赴き、様々な文化や運命に触れるキノ…
でも彼女は自分のスタイルを決して変えることはありません。
私にとってそれが不思議でなりませんでした。
何故なら中には当事者になっても決しておかしくない出来事もあったと思います。
むしろその方が自然…と思う事も何度かありました。
その人の人生にとって旅人との触れ合いはきっと瞬きと同じくらい短い…
だから、出会う人々の人生に介入してはならない、と思ったからでしょうか。
そしてそれは優しさ…なんでしょうか。
確かに時には優しさに成り得るかもしれない…
不用意な接触が逆に相手を傷付けることもあるから…
けれど、もう少し自分らしさ…というか、自分の本音を曝け出しても全然おかしくない…むしろ人としてその方が自然と思えることがあったのも事実です。
何故彼女は躊躇するの…?
国から国を渡り歩く彼女の守るべきは自分自身だけの筈なのに…
そのためのしがらみは全部捨ててきた筈なのに…
きっと分かってるんです…
そこで優しさを示したとしても、それで得られる安らぎは所詮一時しかなくて…
そしてキノは手を差し延べた人の人生を背負えるほど大人じゃない…
だからどんなに喉から手が出そうになってもその欲求を抑え込んできたんだ…
そう考えると、妙に切ない気持ちになりました。
自分の中でその気持ちのピークを迎えたのが最終話の「優しい国」でした。
彼女の選択は正しかったんだろうか…?
今でもその答えは分かりません。
でも目の前で起きた出来事はこれまでの中で一番辛かったかもしれません。
選ばなかったが故に辛く感じること…
少なくてもキノはその気持ちを胸に刻んだのではないでしょうか。
オープニングテーマは、下川みくにさんの「all the way」
エンディングテーマは、前田愛さんの「the Beautiful World」
物語の世界観を味わうには十分過ぎる13話だったと思います。
これから2期を視聴しますが、キャラデザがガラッと変わっていたのが印象的です。
今度はどんな旅になるんだろう…視聴が今から楽しみで仕方ありません。
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
はっきり言います。酷評しかできない作品です。
この作品がお好きな方に何も文句を言うつもりもありませんが、ご気分を悪くされたらすみません。
以下、未視聴の方への警鐘としてレビューを書かせていただきます。
(すでにご視聴済みで、この作品がお好きな方は読まない方がいいと思います。)
世界に存在する胸糞悪い作品をことごとく集めたようなストーリーばかりです。
下手なホラーよりもホラーです。
それも、夏に見たくなる爽快感のある怪談ホラーではなく、吐き気をもよおすタイプのグロホラーを見た気分になれます。
物語の起点はいいのです。数々の国を周る主人公キノの旅の理由も、軌跡もいいと思います。
ただ、視聴後に得られる教訓が、実に子供向けではありません。
絵柄が世界名作劇場のように、子供にも見やすく思えることが問題だと思います。
{netabare} この作品の視聴者(もしくは読者)に伝えたいことは、人は結局愚かで壊れてるってことでしょうか?
もしくはいい人は馬鹿を見る?
人間が愚かしいなら、その解決手段までも盛り込んで欲しかったものです。
多少の希望を残して、最後まで突き抜けてくれていたら…と思います。{/netabare}
子供がいる方は、絶対に子供に見せてはいけません。
希望もなければ正義もない作品です。
数々の犯罪行為が『悪』だとしっかり認識した、良識ある大人のみ視聴して欲しいものです。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
新作がテレビ放送中
前の作品も、絵本のよう。
内容はハード、ブラック。
少女を〇〇とか父親が犯人とか、
主人公が冷徹なのは師匠仕込み。
笑顔には責任が伴う、
優しさは強さがなければ、弱さと同じ。
決してグロかったり、キモいだけではない。
私たちの住む世界も、
一歩踏み間違えれば、恐ろしい世界ではないでしょうか?
その踏み間違えた世界から這い上がるためには、
だれか、主に教育者がこの世界の残酷さを
知っているべきだと思います。
彼女の旅、大人の国、など残酷なストーリーは
胸に突き刺さります。
地獄はある、それはこの世界のことです。
そしてこの世界は美しい。
姶良 さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2010sw さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
自分もイタイケな頃自転車で旅をした。
毎年夏に50日キャンプの旅。
想像もつかない発見や出会いが
楽しかったんだよねー
僕の生まれた街は北海道の田舎で
何も無いところだった。
(↑たとえ話ね)
散々日本中回って、
でも結局、北海道が一番いいなって想った。
今は本州に住んでいて、もう戻れないって
気がしてるんだが。
キノは何を観るのだろう?
何処にいくのだろう?
旅の無事を祈りたい。
Yui さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
以前途中で断念して再挑戦。
つまらない訳じゃないけど、少し物足りないような...
1話完結編なので観やすかったです!
感想は
旅の目的って人それぞれで、国のあり方もそこで出逢う人たちもそれぞれで...きっと何処へ行ってもキノはキノなんだな。。と(笑)
主人公の性格が、冷静なような抜けてるような?感じも観ていてホッとしました。
後、ある程度護身的な知識が無いと旅は出来ないよねと当たり前を痛感した作品でした。
もう少し、続きに掘り下げがあるようにと
楽しみにしてます!
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作ライトノベルは20巻まで購読中(注・但し『学園キノ』は2巻途中で挫折w)
主役に“ちゃんとした声優”ではなく子役・タレントの前田愛さんを起用。
ぼやけた棒読みが賛否を呼んできた配役です。
私も演技については下手……と言うより、
そもそも演技させるつもりがなかったのでは?と捉えています。
感想としては好き嫌い以前に、
受け手の予断を許さない『キノの旅』らしいキャスティングだったなと思っています。
原作者・時雨沢恵一氏による『キノの旅』、特に初期の構成、文体等には、
読者を敢えて不安にさせることで、固定観念が通用しないぞ?と警戒させ、常識外のシナリオも覚悟させる。
その上で平時では理解しがたい価値観、許容しがたい言動を受け止めさせる。
そんな仕掛け、遊び心、危険性が満載。
その性向は主人公の旅人・キノと相棒の喋るモトラド・エルメスについても顕著。
例えば本作でもアニメ化された第三巻・第四話「機械人形の話」の序盤の一部を引用してみると……
{netabare} そこにいたのは、若い人間だった。十代の半ばほど。短い黒髪に、大きな目と精悍な顔を持つ。
黒いジャケットを着て、腰を太いベルトで締めていた。
右腿にはハンド・パースエイダー(注・パースエイダーは銃器。この場合は拳銃)
のホルスターがあって、大口径のリヴォルバーが入っていた。腰の後ろにもう一挺、自動式もつけていた。
人間のすぐそばには、旅荷物を積んだモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)が止まっていた。
「今日は」
人間が挨拶をして、
「はい今日は。旅人さんですね?」
老婆が笑顔で返した。
「そうです。ボクはキノ。こちらは相棒のエルメス」
キノと名のった旅人が、モトラドを紹介する。エルメスと呼ばれたモトラドが、どうも、と短く挨拶した。そして聞く。{/netabare}
少し長くなりましたがw
原作はこのような初巻・第一話冒頭だけで済ませておけばいいような紹介文が、
次の話でも、二巻でも三巻でも表現を少しずつ変えながら毎回のように続くのです。
要するに読者は毎度、この話の主役も本当にいつものキノ&エルメスなのか?
とまず疑心暗鬼になるわけです。
キノの造形についても、精悍な若者であるらしいことは分りますが、
年齢については上記の十代半ばのこともあれば、それより若いこともあり、言及がないこともあります。
と言うより、そもそも、原作も本アニメ化作品も、
ショートエピソードが時系列順に並んでいるわけではありませんし、
シャッフルされたと思われる時系列が説明されるわけでもありません。
物語を読み込んでいくことで、キノの装備、設定等から類推することはできますが断定はできません。
性別もなかなか明示されません。
実は私は原作読み始めた当時、{netabare} 最初キノを多くのラノベ主人公と同様に男の子だと決めつけていましたw
話数を重ねていって、どうやら女の子であるらしいと分ってくる感じでした。{/netabare}
こんな表現どーせ常識が通用しない世界観に引きずり込むための作者によるトラップ。
名前を出し惜しみしているが、結局、主人公はいつものキノだろう……。
そう高をくくっていたら、原作では別キャラがメインの回もあったり、
或いは{netabare}「大人の国」みたいに本当に“違うキノ”が出てきたりするから油断できません。
因みにエルメスは空を飛ばないモトラドですが、本作には空を飛ぶ戦車が登場します。
蛇足に思われる括弧書き注釈説明にもちゃんと役割があるのです。{/netabare}
こうして喋るモトラドという違和感だけじゃなく、
受け手に主人公ですら、あなたの思っている人間とは限らないぞ?と想像を逞しくさせた上で、
異国、異文化のありのままを感受させていく。
「世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい」という作品を象徴する一見、意味不明な言葉も、
上記のような洗礼を受けた後なら、何となく理解し、共有できてしまう。
そこに『キノの旅』の醍醐味があるのだと私は思います。
だから私は原作読む時も、アニメ版を見る時も、
話の冒頭、登場したキノは、自分が知っているいつものキノなのか?
まず常識を捨てて、世界をありのままを受け止める覚悟で物語に入っていきます。
その上で改めてキノ役・前田愛さんという判断について考えてみると、
敢えて掴み所のないボーイッシュな地声を、ほぼそのまま当てることで、
疑念から『キノの旅』の世界に入る手助けをする。らしい配役だったなと思うのです。
キノを単純に物静かなガンファイター系のアニメキャラとするならば、
“ちゃんとした声優”にちゃんとした演技をさせるのが最適です。
静かめな声を得意とする演者、
例えば電撃文庫版権物でキノ役をやっている久川綾さんでも良かったと思います。
ただアニメ声優はキャラクターに強烈な色を付けます。
卓越した声の表現力で、一声聴いただけで判別できるレベルで、性別だけでなく年齢すらも演じ分け、
キノをキャラ立ちさせ、記号化し、受け手に作品への安心感を与えることでしょう。
それは普通のアニメなら喜ばしいことです。
でも『キノの旅』にて一声でキャラクタ-を確定されると、
性別、年齢不詳のキノをまず疑うことから始める、常識の遺棄と、世界への没入という、
私なりの『キノの旅』満喫法が通用しなくなってしまいます。
一方で、近年の層が厚くなったアニメ声優業界ならば、
一般的なアニメのキャラクター作りとは違う、
キノ役に挑戦できる人材もいるのでは?との期待もあって、
続編アニメ化の際は是非“ちゃんとした声優”をとの願望もありました。
そういう意味で今秋からの『キノの旅』再アニメ化にて、
キノ役に悠木碧さんを起用した件は、
この旧作が奇しくも悠木さんにとって、子役・八武崎碧として声優デビュー作となった縁も含めて、
またアニメ声優の活動領域を広めるという観点からも、誠に興味深いチャレンジだと思います。
悠木さんと言えば、私にとっては感情が振り切れた時の熱演が好印象な声優さん。
原作も近年、エピソード主役を張る登場人物が増え、キャラアニメとしての素質も有していく中、
悠木さんもアニメ声優ならではの個性的なキノをぶつけてくるのか?
或いは旧作出演者としてキノを掴ませない、らしい仕掛けを声で構築し投げつけてくるのか?
私がPVにて声を聴いた限りでは、この秋は後者の意味で、いい旅になりそうです♪
kooodain さんの感想・評価
3.1
物語 : 5.0
作画 : 2.0
声優 : 1.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ストーリーや一話完結の構成等は素晴らしい。
また世界観や淡々とした他のアニメには無い雰囲気は引き込まれたらたまりません。
細かい評価をしないならば私の中で★4~5の評価になるのは間違いありません。
声優の演技が下手なのが非常に勿体無いです…。
また絵もかなり古めでかつ独特なのが気になります。
ですが不思議と引き込まれる作品です。
ですがその微妙さを持ってしても面白さはあります。
やはり物語と雰囲気が独特なのと基本的に一話完結なのが大きいです。
見たくなくなったらその話で止めて気が向いたら続きから見るスタンスで良いかと。
▼物語の評価
ストーリーも展開もいいです。
また一話完結なのもかなり良いです。
独特な世界観と淡々とした展開、雰囲気の作り方等良い所が多いです。
▼作画の評価
絵が独特かつ古いかんじなのでだめな人もいるかもしれません。
演出というか画面の色合いと言うか調子が独特なのが面白いです。
まるで旅の記録を第三者視点で眺めている風です。
▼声優の評価
正直主人公とその相棒のバイクの演技が微妙です。
感情の抑揚を抑えた演技なのでしょうが棒読みに聞こえます。
抑揚を抑えた演技はどっちに転ぶかわからないので悪い方に行ったという事です。
▼音楽の評価
音楽はとてもいです。
というよりBGMもかなり仕様を抑えて…ケチってるとも言えます。
ですがBGMの無い所が逆に良い雰囲気を出しています。
OPEDは個人的にとても良いと思います。
▼キャラの評価
これと言って独特なキャラはいません。
まぁバイクが喋ることと主人公{netabare}が実は女という事{/netabare}ですね。
まこと さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
※アニをた獣医師 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
オブ さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
世界観が好きで何度も観てます
のぺっとした作画ですが、不思議な物語や登場人物と相まって絵本のような良い世界観になっています。
派手さは皆無ですが、記憶に残る良作だと思います。
個人的に善悪が明確なバトルアニメより、こういうメッセージ性のあるものを子供に観て欲しい。
キノの旅のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
キノの旅のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
『キノの旅』の世界には様々な「国」(実態は都市国家)が世界中に散在している。「国」はそれぞれまったく違った文化をもっており、技術的な格差もきわめて大きい。
しかし、各国とも言語は統一されている様子(ただし、1巻「平和な国」では隣国と「言語も違う」と書かれている)。
たいていは高い城壁に囲まれており、城壁内は各国の法律が機能して比較的秩序が保たれている。しかし、城壁の外は盗賊などにも遭遇することがある無法地帯である。(TVアニメ動画『キノの旅』のwikipedia・公式サイト等参照)
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
主人公の人間キノと言葉を話す二輪車エルメスは、目的もなく、世界をあちこち旅している。世界のあちこちには個性豊かな国があり、人々は自分たちなりの法や常識をもって暮らしていて、キノとエルメスはそんな国々を訪れ、基本的に3日間だけ滞在し、また次の国へと旅立っていくのだ。そんなキノとエ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年春アニメ
女子高生の佐倉羽音は、登校途中の坂道にへこたれたことがきっかけで、バイクに興味を持ち始める。 すでにバイクに乗っている同級生の天野恩紗とともにバイク部に入部することになった羽音は、 個性的で楽しい仲間達に支えられながら、無事に二輪免許を取得。 愛車のオートバイも購入し、ついに...
ジャンル:OVA
放送時期:2012年9月1日
折り重なる山に囲まれた高原の朝。麓の学校へと続く道を、いつものように愛車ジョルノを走らせる高校2年生、汐崎春乃。美しい景色に、おいしい空気、新鮮な野菜、近所の人たちもみんな温かくて良い人ばかりだ。良い場所だとは思うけど、華やかな都会にあるものがなんにもない。高校生の春乃にとっ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2021年春アニメ
山梨の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味もない、何もない日々を送る彼女は、ある日中古のスーパーカブを手に入れる。初めてのバイク通学。ガス欠。寄り道。それだけのことが新鮮で、ちょっと冒険した気分。仄かな変化に満足する小熊に、バイクは人とのつながりも生み出していく。小熊と同...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年冬アニメ
守られてばかりだった少女が一念発起、平和を守る旅に出る。 行く手に待つのは魔法使いか怪獣か、はたまた巨大ロボットか。 ご当地色をきわめつくした各地をめぐり、仲間とかさねる奮闘努力、汗と涙は報われるのか――。 どこまでいっても普通の子という宿命を背負い、それでもがんばる少女...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2009年冬アニメ
国連の解体や東京大震災などを経て、学生達による反政府運動が再び活発になっている2020年の日本。学生運動の一拠点でもある武蔵野文芸大学に、一人の少女が入学してきた。彼女の名は尾形琳。類い稀なる舞踊の才能を持つ琳は、入学初日に人型二輪車ロボット・ライドバックと出会う。それが、世界を...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年秋アニメ
あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、彼...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1988年7月16日
1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。そして31年―東京湾上に構築されたメガロポリス=ネオ東京は、翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。2019年のある夜、ネオ東京郊外の閉鎖された高速道路に侵入するバイクの一団があった。健康優良不...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が終わりを迎えてから長い年月が過ぎた。人間たちのほとんどが死に絶え、生き物さえもいなくなった終わりを迎えた世界。複雑に建造された都市はまるで迷路のような廃墟となり、整備するものがいなくなった機械たちは徐々にその動きを止めていく。いつ終わってしま...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2008年10月4日
海面が上昇したことで水没しつつある街に一人残り、まるで「積木」を積んだかのような家に暮らしている老人がいた。彼は海面が上昇するたびに、上へ上へと家を建て増しすることで難をしのぎつつも穏やかに暮らしていた。ある日、彼はお気に入りのパイプを海中へと落としてしまう。パイプを拾うため...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
アメリカに、サーカスとミュージカル、マジックを組み合わせたようなエンターテイメントを提供する集団があった。その名を「カレイドステージ」という。 幼い頃に見たカレイドステージに憧れ、単身日本からやってきた苗木野そら(なえぎのそら)は、選ばれたものにしか見えないステージの精...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
『アナトレー』と『デュシス』の2国が戦争を行い、それを超技術組織『ギルド』が調停することで成り立っている世界プレステール。 アナトレーに住むクラウスとラヴィは自分たちの父親が残した「ヴァンシップ」と呼ばれる小型飛行艇を駆使し、空の運び屋を営みながら父親たちが超えることの出来な...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
『キノの旅』の世界には様々な「国」(実態は都市国家)が世界中に散在している。「国」はそれぞれまったく違った文化をもっており、技術的な格差もきわめて大きい。 しかし、各国とも言語は統一されている様子(ただし、1巻「平和な国」では隣国と「言語も違う」と書かれている)。 たいていは高...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
高嶺清麿は、普通の中学校に通う、見た目は普通の中学生。だが、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解してしまう頭脳の持ち主である。そんな彼はクラスにも馴染めず、不登校を繰り返し、鬱屈した日々を送っていた。 ある日、清麿の家に謎の少年ガッシュ・ベルが現れる。彼は清...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
宇宙開発が盛んに進み、人類の手によって壊滅状態となり、人が住めなくなった地球に代わり、コロニーと呼ばれる新たな生活圏で暮らすようになった22世紀の時代。 コロニーの一つ、ロカA2の名門私立学校「ソリア学園」に転校した早々、学園の修学旅行で木星への惑星開拓の実習旅行に行く事になった...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2003年4月19日
東京・大阪・京都で、5人の男が刀や弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっていた。警視庁・大阪府警・京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。 同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け...
ジャンル:OVA
放送時期:2003年3月21日
第1期のDVD第25巻に原作での断片的な描写を基にした鷹村と鴨川の出会いからデビュー戦までを描いたオリジナルストーリーの第76話『ボクサーの拳』が収録されている。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
舞台は、絶望と暴力に支配され荒廃した都市・流9洲(ルクス)。老朽化したこの街は現在、外界からのネットワークから外されて孤立しており、街から他の都市へ行くことは困難だが、逆に行き場を失くした者達が流れ着く、吹き溜まりの場所と化していた。 ある日、この地に一人の男が外界から降りて...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
ラインヴァン王国の王女だったが、マウゼル神より下される預言により“16歳になった時世界を滅ぼす猛毒”と告げられた幼い王女は秘密裏に処分されるはずだった…。 しかし、助けられ15歳にまで成長していた。パシフィカと名付けられた王女は、生存を知った王国軍と教会に狙われることになり、血の繋が...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年春アニメ
西暦2167年、地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルスと放射線によって壊滅的な打撃を受けた。だが人類はそこから見違えるほどの復興を遂げた。そして、かつての災厄より189年後に訪れるとわかっていた第2の災厄、すなわち超新星よりの衝撃波の到来に対し、全...