ガムンダ さんの感想・評価

3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

兎に角退屈な80％回想シーン

女の子が宇宙飛行士を目指して、飛行士科みたいな高校に入学する話。
なのかどうかよくわからないおはなし。

序盤一瞬なんかこう、星新一的な？筒井康隆的な？？　よく知りませんけど、
日本ＳＦぽい雰囲気を醸してるのかな、とか思いました。
しかし、最後まで観て「？？？？？」で一杯です。
「ロケットガール」辺りと比較すると文学作品寄りなのかなって思いました。
これは私には合いませんね。
謎ごかして意味が分からないんだけど全く謎に興味が持てません。

飛行士学校も入学試験はやたらやる気満々なのに、その後はまさかのノープランでグダグダだし。
宇宙飛行士ものとしてはまるで見応えがありませんでした。
ライカのなんちゃら言う綾波が発射される奴の方がまだ面白かったです。

大体最後まで発射されないロケットものって斬新過ぎます。


文学を嗜むインテリさんはどうぞ。それ以外は回れ右。

nyaro さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

原作の６巻の途中まで。アニメだけだとあまり評価できません。

　原作既読。今回アニメを改めて視聴して、こんなに中途半端だったっけ？とびっくりしました。宇宙と人間の生命のつながりを描いた名作だと思っていたので。なんと、コミック全１８巻のうち、６巻の途中までしか描けていませんでした。

　私は原作が大好きなのですが、その素晴らしさは、最後まで読むことに価値があると思うし、エンタメとしても作品が面白くなってくる前に終わった感じです。

　原作を評価する理由ですが、舞台の１つとなる「鎌倉市唯ヶ浜」は非常に死の匂いのする街です。大事故で多数の死者が出た。登場人物は死んだ人、死ぬ人、怪我を負った人、障害が残った人、病気の人、あの登場人物は…と、いろいろです。要するに人間は常に死ととなり合わせです。
　だからこそライオンさんという生と死の中間の存在が出てくるのだと思います。

　人間などとるに足らない、儚い命一瞬の生と、宇宙という永遠で広大な場所に行きたいという努力が、いい対比になって、生きるとはどういうことだろう？夢に散った人、犠牲になって死んだ人、いろんな理由でリタイアする人の描写が素晴らしい物語でした。

　私がこの作品の素晴らしさに気が付いたのは、東日本大震災の後でした。連載しているときは全然食指が動かなかったと思います。つまり、震災で死と隣り合わせだからこそ、夢に破れた人たちの蓄積の上に、懸命に頑張るのが大事だ…と感じたからです。

　青春ストーリーとしても友情物語としてもスポコンとしても面白いです。が、私は三途の川の彼岸と此岸の感覚とあいまって、生命とか宇宙とか親から子へとか夢とかそいうものを考えざるを得ないような部分が素晴らしい作品だと思います。

　途中、「映画コンタクト」で有名なカールセーガンのドキュメンタリー「コスモス」が出て来たりします。このシリーズでは、宇宙誕生から星ができて惑星が出来て生命のつながりの上に親がいて我々がいる、という生命のつながりが説明されます。つまり、原作者も意図しての事だったんだろうと思います。


　となった時に、アニメです。テーマが描かれる前の部分で終わってしまいました。ライオンさんもロケット事故の街の意味も見えないままでした。
　この作品をここで終えてしまうと、宇宙開発あるあるは少しは入りますが「宇宙兄弟」と比べると描写に緻密さがないです。カメラで監視する意味とかがあまり読み取れません。結果、困難を乗り越える少女の努力と友情、親の愛の物語みたいに見えてしまいます。宇宙開発ものとして非常に中途半端でしたし、本作の見せ場はそこじゃあないです。


　評価としては「ふたつのスピカ」というコミック原作は素晴らしい作品です。その印象が強すぎたのか、アニメでもうちょっと丁寧に原作再現されていると思い込んでいたので、アニメも高評価作品の一つだと思っていましたが、違っていました。完全な勘違いです。

　私は続きを知っているし、原作の大ファンなので、中途半端な本作でも楽しめる部分はありますが、アニメだけ見た人にとっては、テーマ性も宇宙開発あるあるものとしても、スポコン的な根性ものとしても、あまり評価できない作品でしょう。

　ですので、心情的に評価せずのデフォルト３にしておきます。そして、評価しても似たような点数になると思います。

BLEU62 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

良いです！宇宙、天体モノには外れなし！！BEGINのエンディングも泣かせます。

古い作品ですが、とても良かったです。
私が見た宇宙ものは以下の通りですが、
どれも甲乙つけがたい良作ばかりでした。

プラテネス
無人惑星サヴァイヴ
銀河英雄伝説
宙のまにまに
彼方のアストラ
ロケットガール

「宇宙兄弟」はコミック、実写で見ましたが、これからアニメを見ようと思ってます。

みつぽん さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ポテ☆とと さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

世界観がいい！

宇宙飛行士を目指す主人公！
主人公にしか見えないライオンさんとの
やりとりが、この独特な世界観を作り上げている
主人公の子供の頃が可愛い(笑)

うるかり さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

世界名作劇場みたいな…

内容はすごくいいけど絵柄の古さとかが視覚的な興味を削いでついついながら見してしまうので勿体無い。
作品には合ってる気もするので仕方がないのかもしれないけど。
でも原作にもう少し寄せてもよかったんじゃないかとも思う。
特にアスミ…

Dkn さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ライオンのお化けと　夢見る少女

私、ロケットの運転手さんになる！

漫画の最終回、実に良かったので最後までアニメ化してほしいなｗ

NHK-BS2の衛星アニメ劇場で全２０話の放送。
NHKアニメでいうと、来年ピアノの森かよ！（なんか改変されそうだけど）やったぜ！

【あらすじ↓】
{netabare}
主人公の鴨川アスミのいる街、唯ヶ浜市街地に、
有人宇宙探査ロケット「獅子号」が墜落するところから物語は始まる。

搭乗員だけではなく、民間人にも大勢の犠牲者を出した大事故は、アスミの母親もを奪ってしまう。
母の葬式の後、小さいアスミは、遺骨を持って長い階段を登り、神社までやってきた。

そこで聞こえるハーモニカの音色。その先に居たライオンのかぶり物をした青年、ライオンさん。

「チンドン屋さん？　それとも、サーカスの人？」
「きみ・・　俺のことがわかるのかい？」

彼は墜落した「獅子号」の若き搭乗員の幽霊だった。
ライオンさんが語る果たせなかった宇宙への想いは、とても眩しく見え、
しだいにアスミも宇宙へと惹かれていく。

転びながらも前に進む、宇宙への夢を追い続ける少女の物語。
{/netabare}

劇中でライオンさんが吹く、「見上げてごらん夜の星を」がとても切なくて、
EDでも使用されています。とても印象的。

OPの「Venus Say・・・」がまた良くて、歌詞も含め、聞いたら泣きそうになる。（特に漫画最終回を見ると　

NHKアニメらしく堅実で派手さのない作りなのですが、演出や役者の演技がとてもうまくて、
ライオンさんとの出会いや関係性、家族や周囲の人々の人間ドラマが心にしみます。　
ただ、2000年代のアニメなので作画は期待しないで下さい。　あと、ラストは原作が未完のためオリジナルで、
ちゃんと終わるとは言いづらいのですけれど、そこまでで十分な感動量でした。

後は漫画で補完して下さいまし。（というか原作なので）

kkkmmm さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ねねねねの さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ノスタルジックで優しい作品

ＮＨＫで深夜放送していたのが懐かしい。
人や家族とのつながりをテーマにして描かれています。

宇宙を目指す少年少女達をノスタルジックに優しく描かれた作品。

主人公のアスミにしか見えないライオンさんという幽霊、家庭に事情のあるマリカという少女。すこし不思議な要素も加わって。
葛藤しながらも上を向いて進もうとする。

過去の思い出にしばられながら、過去の思い出から力をもらいながら
誰かと一緒にみんなゆっくり成長していくのですが…
その描写が優しくてですね、毎週ほろほろと泣いておりました。

OPも大好きですが、ED「上を向いてあるこう」の雰囲気が良かったなぁ。

ひつじ さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

リメイクを期待する作品筆頭

監督：望月智充　原作：柳沼行
全20話、原作は16巻で完結

ふたつのスピカは原作漫画も知名度が低いですが
アニメ化の後、ドラマ化もされております。
人生の漫画ベスト10を選ぶとしたら外せない作品です。
このキャラデザインで敬遠するのは勿体無い・・・
この作品の見所は、「夢」を目指す少年少女たちの姿にあります。

「小さい頃から私、空を見てたの。ずっとずっと近づきたいと思ってた。これだけなの私の夢。これしかないの」6話より主人公アスミの台詞

本当に有り触れていて陳腐な表現にも思えます。
少年少女の成長劇を描いた作品は星の数ほどあります。
しかし、主人公アスミが夢を語るまでの出自や成長が丁寧に描かれているため、この言葉に真実味があり心に響きます。
宇宙飛行士という夢は極めて実現が難しいでしょう。
同時期に放送された「プラネテス」と共に宇宙飛行士を目指す人間の姿が
印象深く表現されています。背負うもの、苦労についての描写は「プラテネス」よりこちらが上でしょう。他の子供たちと一切馴染めず、黙々とひとり努力を重ねるアスミ。歳相応の遊びや楽しい体験がほぼありません。
あるのは宇宙への夢だけです。
これほど丁寧に、主人公が夢をもつように理由の言及や夢の実現への過程を克明に描いた作品は他になく、もっと高い評価を受けてよい作品であると思います。

あらすじ
アスミの父が技師として関わった宇宙ロケット獅子号が墜落するところからストーリーは始まります。大惨事となり、多くの人間の人生を変えていきます。獅子号の事故で亡くなり幽霊となったパイロット「ライオンさん」と少女アスミが出会い、宇宙のことを聞くにつれて、主人公のアスミは幼いころから「ロケットの運転手」になることを夢みるようになります。自分の大切な人を乗せるロケットの運転手になる夢・・・
その輝かしい瞳が周囲を惹き付けてやまないのです。

xx-ryu さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

道明寺桜 さんの感想・評価

4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

原作を薦めたい名作

キャラのデザインが萌えアニメとかとは違うので、そういった趣味の人にはとっつきにくく感じると思いますが、(私もそうですが)
一つ一つのストーリーが丁寧で素晴らしく、序盤から涙が流れそうになるほど感動的な話もあり、出来が良いので見始めたらとまらなくなると思います。

主人公をはじめとする宇宙飛行士を目指す学校の生徒たちを題材としたストーリーですが、宇宙に関する知識がなくても見やすく、楽しみやすい作品です。

原作もアニメ同様キャラデザ・絵は微妙なのですが、それを補って余りある内容なので、おすすめしたいです。

たるりん さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

泣けますね　思い出しても泣ける

昔ちらっと見て面白いと思ってたのだけど通しで見る機会が無くて
忘れていました。何か観ようとバンダイｃｈ見てたらこの作品を発見！
早速みたら．．．もう何処でも泣けるのでめっちゃ泣かされました。
続きが無いのかなぁと調べたら原作があるとの事で早速全巻購入ぽちって
しまいました。

なんというか『おじさん、おばさん』に観て貰いたいアニメかなーなんて
私は思いました。


いろんな人に見てもらいたいのでネタバレだけどレビュー更新＾＾

{netabare}
すごく純粋なアスミの夢は普通の人には途方も無く遠すぎて
理解されない．．．
子供の頃はそんな感じで友達らしい友達もできず．．．
子供時代はせつなすぎて泣きまくりです

亡くなったお母さんとのエピソード
これは涙腺が壊れそうになったです

かさねちゃんとのエピソード
子供時代のせつない思い出です

そして同じ夢を持った人たちが集まる宇宙学校
そこで初めて夢を理解して一緒に頑張る友達が出来るのです
その辺りの描写もせつなくて目が乾く事が無かったです（大袈裟）

アニメは原作が連載中だったので夢半ばで終了しますが、
原作はきちんと最後まで書いてくれています
続きが製作されて欲しいなぁと思います
ＯＶＡでも良いから作ってくれないかなぁ

{/netabare}

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

☆宇宙飛行士を目指す少女の物語

とっても素敵なアニメです☆(*^^*).:*:・'°☆

アスミちゃんが(特に幼少期)可愛いです♪ライオンさんの
存在もこのアニメに一本筋が通った雰囲気を与えてます。

お母さんとの舟のシーンは泣けました~☆


原作/柳沼行「コミックフラッパー」メディアファクトリー

監督/望月智充

アニメーション制作/グループ・タック

制作-NHK 全20話

2003.11.1-2004.3.27 NHK BS2

聖地☆鎌倉


主観的評価(A)



追記欄_

2009NHK 実写テレビドラマ化(桜庭ななみ主演)


アニメ制作したグループ・タックは2010年に倒産している。

シフォンアルティラ さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

プラネテスと同時期にやった宇宙系アニメ

プラネテスを見て良かったので同時期にやったこの作品も見ました

宇宙飛行士を目指す、アスミの宇宙学校の生活を中心に話しが進むが、その過程で様々な悩み、葛藤に会うがアスミにしか見えないライオンさん、宇宙学校の仲間、父親の後押しで、アスミの成長し、変わらぬ強い宇宙への思いを、そのアスミに刺激を受け変わっていく仲間の姿が、過去の話も書かれつつ上手くまとめていたと思う。

ライオンさんかっこ良かった。　続きの原作も読みたくなりました。

uppo さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

いつかきっと宇宙で会おうな

続きが気になってコミック全16巻を大人買いした。
アニメだとコミック6巻の頭位までしかやらない。
アニメを見て続きが気になる方は是非原作を読んでもらいたいです。
本当に色んなものが詰まった素晴らしい作品。
夢を忘れた人や夢に向かって頑張っている人に見てもらいたいです。
主人公のアスミだけじゃない、みんな良いキャラしています。

今作品の人の想いや意志は何世代も前から受け継がれてきたものです。
そういう意味も込めて、原作読む前に「群緑の時雨」というふたつのスピカと同じ作者の柳沼行さんの作品で、こちらを先に読むのがベストだと思います。
何を言ってるかわからないかもしれないですが、読んでもらえば納得してもらえると思います。

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

その後が気になる

原作 柳沼行
監督 望月智充
脚本 望月智充、中瀬理香
キャラクターデザイン 後藤真砂子(監督の奥さんだそうで)


ほっぺたがハイジみたいな、主人公あすみちゃん。

幼いあすみちゃんの回想で、亡くなったお母さんと三途の川でさまよい出会う辺りは、じわじわときてしまいました。私も母を亡くしたのはあすみちゃんと同じくらいの時だったので。そんな観方は気持ち悪いよなぁ、よくないよなーと思いつつ。
もっとも、あすみちゃんのように聡明な良い子じゃぁ〜なかったのは重々承知なので、アレですが。
そして、あすみちゃんのお母さんは身体は生きているとはいえ、何年も家族と思い出を育むことができなかった。
そんなあすみちゃんが、悲しみの先に目指そうと見つけたのは輝く星スピカだった。えらいこじゃ。


「下手こいた〜」って口ぐせのこまっしゃくれた幼なじみの幼少期がおかしかったです。もっと観たかった。
この幼なじみ、素直じゃなくて面白いですね。
知人のだんなさんが地震の時にすぐ電話がかけてきて、心配してくれたのかなーと思ったら「玄関の水槽の生き物、大丈夫かっ？！」って言ったんだ…て話を思い出しました。きっとそんなタイプ…


ライオンさんは幽霊みたいなのに掃除ができたりハーモニカの音色を伝えられたりして、操作性がなんとも不思議でした。


作画は…大らかですね。
12話で出てきたシンプルなネコは、あまりにも生きているように見えず戸惑いました。「それ知ってる！『あずまんが』で榊さんをカブッと噛むやつだろ？…いかんいかん、シリアスなお話なのに」と思ってしまいました。


過去のロケットの事故でいろいろなものを失った人達のお話が、各話でクローズアップされます。
失った思い出を振り返りたくない体質の人には、辛気臭い物語と映るかもしれません。でも、地味だけどいい話ですよ。
行き止まり感のある大人達に対して、少年少女が力を合わせるカタルシス部分が展開されるのかな？と思っていたのですが、そういうやっつける感じではありませんでした。どこまでも地味にひたむきに癒そうとする力が働いていました。
宇宙を目指すサクセスフルなお話でもなく、失ったところから取り戻そうとする人達の底力を信頼して見守る物語でした。

「ポルフィの長い旅」からこの監督作品を選んで観てみてます。原作があるとはいえ、この監督さんの追求したい人生のうらさびしさの路線、少しわかってきた気がします。

まりかちゃんの事情、先生たちのその後、そしてもちろん子供たちのその後など、もっと見ていきたかったですね。原作読もうかな〜

おきらく さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

今の子どもたちにみせたいアニメ。

宇宙への憧れを持った女の子が主人公で、別に重大な事件もあるわけでもないし、ＳＦ的な要素もない。
一生懸命がんばっている女の子を描き、同じクラスメイトたちとの友情の描写、それに自分が生まれたばかりの頃には母親は日本初の有人ロケット事故で植物人間状態へと。その辺が悲しい。
宇宙飛行士を目差してがんばる少年少女たちの熱い思いが伝わり共感が得られた。思春期に強い目標意識がもてることほど幸せなことはない。努力すること友だちを大事にするということの素晴らしさが十分伝わった。

イブわんわん さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

幼かった頃の純粋な心、あなたにはまだありますか？

全20話　原作未読。

以前から見ようと思い棚に入れっぱなしだったのだが、ちびっこ先生のレビュー読んで見始めました。
十二国記を見た後なので、正直あまり期待はしていなかったのですが、1話途中ですでに涙腺崩壊（年のせいかなあ）。

主人公のアスミちゃんがとってもいい子すぎ。
その健気で前向きな姿、自分のおかれた立場など言い訳にもせずただひたすら「ロケットの運転手さんになる」夢に向かっている姿に何度も涙腺崩壊。
それが無理な演出なく、ごく自然なところがまたよかった。
（多少はあったかもしれないが・・・）

書こうと思えばいくらでも書けるし、ツッコミどころがないわけではないがあえて止めておきます。

作中BGM・EDの「見上げてごらん、夜の星を」は反則だなあ。

社会の荒波に飲まれて、必死に生きている大人の人に見て欲しいな。
ラストのライオンさんと５人のあのシーンでそんなメッセージを感じました。

ちびっこ先生 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

くろえ☆そふぃーな さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

宇宙への夢はライオンさんと共に

雰囲気が良くて、何度も感動出来る良い作品でした。
ＮＨＫ制作らしく子供向けに丁寧に作られていて、ストーリーも解りやすいです。
安心して観ることが出来て、大人の私でも十分観れました。

主人公のアスミが宇宙飛行士を目指すという
目標に向かって努力する姿をとてもよく描けていたと思います。
私はアスミが頑張る姿がとても好きで元気を貰えました。
また、アスミと共に支え合う他の４人の仲間達も中々いいです。
過去のエピソードも中々良く描けていると思うけど、
万里香と秋の過去の話をもっと丁寧に描いて欲しかったです。

ＥＤ曲に「見上げてごらん夜の星を」を使用しているのが、
観終わった後に心地いい余韻を感じることが出来ますね。

ライオンさんを演じる子安武人さんがハマり役だったと思います。
聴いていると優しい口調でとっても心地良かった。

最後は凄く勿体ないです！
全２０話というのが中途半端ですし、４～６話くらい足りないように思えます。
ここからいよいよという所で終わってしまった感が否めないですし、続きがとても気になります。
テンポが凄くゆっくりでしたし、気がつくともう終わり？みたいな感じ。


以下は私の好きなエピソードの紹介です。
{netabare}５話も切なくて泣けて良いですけど、この話が印象的でした。
何話か忘れましたけど、ライオンさんの昔の恋人の鈴成先生の結婚式は、
他の男性と結婚するのを見届け、ハーモニカを吹くライオンさんにとても切なさを感じました。
もう泣けちゃいます。。。諦めないといけないその気持ち・・・とっても切なすぎです！{/netabare}

zemin さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

マコマコト さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ヌンサ さんの感想・評価

4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

終わり方が中途半端なのはしょうがないですかね

鴨川アスミがとにかく可愛かったです。矢島晶子さんの絶妙な演技が最高でした。
ストーリーはNHKにふさわしいピュアなもので、突拍子もない展開もないのですが、非常に安心してみることができる作品でした。

dako さんの感想・評価

3.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

おもしろい

宇宙物はハズレが少ないなぁ
とても良い子安でした

Britannia さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

ビギンのカバーはとてもよかった

もっと良く出来そう

おしい

例）回想が長い、テンポ起承転結


レビュー見た感じ
原作の方が面白いのかもね

revojeans さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

緑川悠一郎 さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

小さい頃にドラマで見た覚えがある

ドラマは全部見たわけではなくて、ちょっと見かけただけだが、その時面白いと感じたおぼろげな記憶があるので、アニメで全話見たいと思っていた。

主人公と浮田さんが「二つのスピカ」っていう設定だったと記憶していたけれど、アニメでは誰と誰が「二つ」の星なのかはっきりとは分からなかった。

ドラマだと浮田さんがパートナー設定だったのかな？あとドラマでライオンさんって出てたっけ？どうも思い出せない。

オープニングの曲好きだった。エンディングの曲はアニメの曲としては濃すぎる気がした。有名曲だし。

過去の回想が多すぎるのがどうも好みでなかった。浮田さんストーリーをもっとちゃんと見たかった。
結局どうして浮田さんが現在の姿で存在しているのか、全然分からなかったし。クローンみたいな話なのかな？

ただすごく泣けるシーンはところどころにあり、特に佐野先生の一連のストーリーは好きだった。

Mille さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった