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「長靴をはいた猫 80日間世界一周(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
4
棚に入れた
38
ランキング
7907
★★★★☆ 4.0 (4)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.1

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長靴をはいた猫 80日間世界一周の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あのカリオストロの城に影響を与えたかもしれない名作

長靴をはいた猫の一作目はシャルル・ペローの原作に準拠した物語ですが、二作目、三作目は長靴をはいた猫であるペロを主人公にしたオリジナル作品です。
一作目は人間の存在する世界でしたが、本作では人間が一切登場しません。
人間を動物に置き換えたタイプの作品です。

さて、今回視聴した三作目も面白かったのですが、傑作と思われる一作目に比べると中盤まではやや物足りない感じがしました。
ただし、ペロが世界一周から戻ってきてゴールの時計塔を目指す後半のシーンは見所でした。
ペロのゴールを阻止しようとするグルーモン卿や、3匹の猫の殺し屋達との攻防は、子供だったらかなりハラハラドキドキするでしょうね。
しかも巨大な時計の歯車の中を進んでいくシーンや、時計の針が進まないように頑張るシーンなどは、カリオストロの城の名シーンを彷彿させます。
この三作目は宮崎駿さんが東映動画を去った後に作られており、スタッフの中に宮崎さんのお名前はありませんから、別の方がアイデアを出したのだと思いますが、もしかすると宮崎さんが本作からインスピレーションを受けて、カリオストロのあのシーンができたのかもしれません。

作画に関しては45年も前の作品とは思えないほどよく動いています。
別な意味で驚いたのが、本シリーズは一作目から三作目まで、主要キャラも含めて声優が毎回入れ替わっていることです。
今では考えられませんが、昔はキャラクターの声の継続性は気にしなかったのでしょうか。

最後に余談ですが、本作が劇場公開されたのは1976年春の東映まんがまつりで、同時上映は「一休さん」「ゴレンジャー」「ロボコン」「グレンダイザー対グレートマジンガー」の4作品。
本作も含め5作品も観られた上に、昔は入れ替え制ではないので一度入場すれば何度でも観られるのだから、良い時代でした。

投稿 : 2021/07/25
閲覧 : 196
サンキュー:

2

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/26
閲覧 : 18

タクボン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2015/04/30
閲覧 : 161

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長靴をはいた猫 80日間世界一周のストーリー・あらすじ

猫のペロが大活躍する冒険活劇「長猫」シリーズの3作目。キャラクター設定はシャルル・ペローの『長靴をはいた猫』から、ストーリーはジュール・ベルヌの『80日間世界一周』から取っている。長靴をはいた猫・ペロは町の実力者・グルーモンととんでもない賭けをしてしまう。なんとたった80日間で世界を一周してみせると宣言したのだ。ペロが成功すればグルーモンは全財産をペロに差し出し、失敗したらペロがグルーモンの奴隷になる。早速、出発したペロたち一行だったが、行く先々でグルーモンのさし向けた工作員・ガリガリ博士の妨害に遭う。さらに、ペロを常に付け狙っている3匹の殺し屋も加わって…!?(アニメ映画『長靴をはいた猫 80日間世界一周』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1976年3月20日
制作会社
東映アニメーション
公式サイト
lineup.toei-anim.co.jp/ja/movie/movie_nagagutsu_80/

声優・キャラクター

なべおさみ、神山卓三、滝口順平、はせさん治、田の中勇、水森亜土、富田耕生、山本圭子、八奈見乗児、加藤修、増山江威子、キートン山田、千々松幸子

スタッフ

企画:有賀健/横山賢二、製作:今田智憲、脚本:城悠輔/山崎忠昭、演出:設楽博、作画監督:角田紘一、美術監督:土田勇、音楽:宇野誠一郎

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