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「長靴をはいた猫(アニメ映画)」

総合得点
65.7
感想・評価
24
棚に入れた
95
ランキング
3220
★★★★☆ 3.6 (24)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.7

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長靴をはいた猫の感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

年を経てわかるようになった東映動画の力。

 新人だったパヤオ、その師匠である大塚さん、SHIROBAKOの杉江さんの元ネタであるスーパーアニメーター森さん、脚本は井上ひさし、といったスタッフが実は恐ろしい面々な古い作品。


 昔のディズニーのフルアニメーションもだが、昔は少々古臭いクラシックな作品としか思っていなかったが、年を経てアニメーターのわかりやすいだけじゃない凄さを知るようになってから見てみるとトンデモナイことをしれっとやってるんだなとわかってきた。論語の言葉ではないが、新しくなるほど酷くなっているとは一概に言えないが、古くても尊い物は永遠に尊いもんだ。コウモリが鳩に変わるシーンとか凄い。


 それにしても、ロリ姫を金に物を言わせたオッサンが嫁に強引に取ろうとするってプロットは「カリオストロの城」と同じやな。あと、お姫様がロリなのにボイスは意外と老けてるのは「太陽の王子ホルスの大冒険」と同じガッカリ感。

投稿 : 2022/11/28
閲覧 : 309
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

東映アニメーションといえば

ドラゴンボールやセーラームーンにおジャ魔女プリキュアといいたいがやはりロゴにもいるにゃんこのこの作品をあげたい。初期に多かった子供向け作品、とはいえスタッフは全力で作っていますので大人が見ても楽しめます。勿論ターゲットの子供もドタバタ童話劇が楽しい。(と初見を振り返る)
アニメーターが著名な人たち(森さん大塚さんパヤオ界隈)がいるのはしっていたが脚本やらがひょっこりひょうたん島スタッフが多くこれは英断だったと思われる(それ以前の東映アニメーションは芸術性は高くても娯楽性が低く子供向けでも子供向けじゃなかった)
びっくりしたニャ♪の歌の中毒性も素晴らしい。
亜土ちゃんの演じるちびにゃんこ好きでした

投稿 : 2018/11/16
閲覧 : 513

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

トムとジェリー的な面白さがあります

昔、夏休みや冬休みになると、よくテレビ放送されていた作品(ローカル放送かもしれませんが…)。
完成度の高さと面白さは、今でも通用すると思います。
子供の頃大好きな作品でした。

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 571
サンキュー:

0

セレナーデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

極限まで贅肉をそぎ落とした主人公紹介

最初のセリフ2つでこの作品の質の高さを確信。ビビっと来ました。「お前はネズミを助けた」と怒りを覗かせる裁判長に対し、「月がとっても青かったからね」と返す主人公ペロ。この会話だけでペロのキャラクターがまるっと見えてくるのがすごい。ならわしやルールに囚われず己の欲求に従って行動できる正義感を持ち、危機的な状況でも悲観せずユーモアを発揮できる楽天的気質を備え、いかなるピンチも切り抜けられるという強い自信を秘めた性格がまざまざと浮かんできます。

実際その後の振る舞いは、家を追い出されたピエールに「世界は広いよ」とのんきな言葉を使って励ましたり、とっさの機転で幾多のピンチをかいくぐったりと、予感したキャラクター性を裏切りません。

極限まで贅肉をそぎ落とした、見事な主人公紹介です。

これほどまでスマートな導入を描いてみせた作品の本編が面白くないわけがない、というわけで、その本編も楽しい一本に仕上がってて、いいんですね。心に残るはやはり、スリリングな城内の逃走劇。来たるべきフィナーレに向けてキリキリとテンションが高まっていく逼迫感から、最後はやっぱり塔のてっぺんに限るよね的なクライマックスへと繋がるカタルシスがとても爽快。それこそ夜明けを迎えたような晴れ晴れとした余韻を残します。

主人公ペロの立ち回りも絶妙。最後にはピエールに主役の座を譲るのだけど、決して主人公格を失わないのよね。比較的イケてるとは言えない容姿の主人公が、図らずして若人の美男美女を引き立てる立ち回りは、なにやら寅さん第一作を初めて見たときの感触を思い出すものがあったりして、妙な安心感を覚えます。

子供向けとしてかなり濃度の高い作品なので、どうしても激しく好き嫌いは生まれそうだけども、冒頭を筆頭とした人物描写の手腕も鮮やかで、ラストが一番盛り上がるという単純明快な面白さを見事に描ききった傑作と思います。

ダッシュの描き方は宮崎駿テイスト丸だし。

投稿 : 2015/06/14
閲覧 : 780
サンキュー:

5

ネタバレ

蓬(Yomogi) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

15年ぶりくらいだろうか。
テープが駄目になるくらい見た。ナウシカの次くらいには見たと思う。
幼稚園の送迎バスの中ですでに主題歌うたってたはず。
子供の頃にこんなのに夢中になってたら、そりゃ立派なオタクになりますわ。
だっておもしろすぎだもの。

フルアニメの暖かい演技が秀逸。
ディズニーを意識しただろうミュージカルシーンが前半を盛り上げ、後半は魔王の城を舞台にアクション満載、正に手に汗握る展開。
「絶対面白い映画を作るんだ!」というスタッフの気合いさえ感じる東映の娯楽長編だった。

シナリオは童話をベースにロマンス、活劇、コメディの要素を加えて王道エンタテインメントに変更。
コミカルなサブキャラが効果的に配置されていてバランスがいい。
というか、前半はサブキャラで持たせた印象がある。

また進行もメリハリがあって飽きさせない。
昼のシーン、夜のシーン、クライマックスは夜明けと共に。
また農村に始まり街へ、次にお城から敵の本拠地へ、舞台もサクサク移動。
80分ほどの子供にもちょうどいい長さでぎゅっと面白さが詰まっている。

主人公とお姫様が平凡な造形なのは残念だか、その分ペロの魅力が炸裂。
この映画でペロを好きにならない人はいないのでは?
自分はこういう飄々としつつ愛嬌たっぷりのキャラは大好きで、子供心に「ペロちゃんと冒険したら楽しいだろうな」と思ったものです。
しかし、一番忘れられないのは水森亜土が声を当てているチビ猫殺し屋。可愛過ぎる!

大人になって見て分かったことが2つ。

一つ目はこの作品がきちんと映画になっていること。
シナリオや演出に退屈なところが全くなく、シーンのつなぎ、カメラワークなどが視聴者をぐいぐいと画面に引き込む作りになっている。
ミュージカルやコメディパートが素晴らしかったのはよく覚えていたのだけれど、画面の構図の美しさというのまでは今回見るまで分からなかった。

外国のアニメ映画に比べ、画面を引きにしてみたり、あおってみたり、肩越しにしてみたりと、実写に近い感じで人物を写しているように感じたのだが、それは東映が実写映画のノウハウを持っていたからだろうか?
正直凡庸な主人公たちでドラマを展開できたのは、そういった方向からの工夫が施されていたからだと思う。

また一つのシーンがだらける前に次々と場面が転換し、そのつなぎさえも淀みがない。
とくにペロのアップから振り向きにつないでのシーン転換は本当に気持ちいい。
こーゆー王道中の王道、たまりません。

2つ目は、後半のアクションシーンは明らかに宮崎駿のカラーがにじみ出ているということ。
面白い作品とは覚えていたけれど、本当にここまで宮崎色が明確だとは覚えていなかった。

足癖の悪い魔王はコナンだし、逃げる姫とそれを追う魔王のシーンはラピュタのロボット兵に追われるシータそのもの。
また屋根の上でのちびネズミと魔王の追いかけっこはカリオストロの城の原型だろう。
この魔王の城のデザインは宮崎さんおアイデアとのことだが、一目でポール=グリモーの「王と鳥」(やぶにらみの暴君)がベースにあるのが分かる。
ラストは城を完全に崩壊させたかったのではないだろうか。ラピュタみたいに。

全体を通して異なる種類の面白さがミックスされたような映画だな、と感じた。
例えるなら「ひょっこりひょうたん島」と「未来少年コナン」を足して2で割った感じ。
まあ、脚本が井上ひさし氏山本譲久氏のひょうたん島コンビということで、まさにその通りなんだけど。

もちろん自分は「ひょうたん島」も好きですよ。
「まま、いいってことよ」をはじめとするペロちゃんの名台詞はいつ聴いても痛快です。

投稿 : 2014/04/15
閲覧 : 472
サンキュー:

5

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

びっくりしたニャン、びっくりしたニャン、びっくりしたびっくりしたびっくりしたニャン♪

ペローの童話「長靴をはいた猫」原作の1969年上映の劇場アニメ。
文部省推薦だけあって、明らかに子供向けアニメです。
基本ドタバタ展開で、どの登場人物もどっか抜けています。

この作品は原作にほぼ忠実なようですが、ラストが若干凝っています。
ラストの魔王城でのオールキャスト総出の追いかけっこは、何も考えなければ純粋に楽しめます。
子供が見ると相当楽しいのではないでしょうか。

なお、このアニメは宮崎駿氏がかかわっています。
そのためか、後のカリオストロの断片を少々垣間見たような気がします。

余談ですが、隣の部屋で嫁さんが、レビュータイトルの主題歌を口ずさんでいました。
何か気に入ったようですよ。

投稿 : 2013/11/10
閲覧 : 869
サンキュー:

15

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/26
閲覧 : 11

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/10/08
閲覧 : 29

AKIRA777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 71

トリス_オタク さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2019/10/22
閲覧 : 71

ひみこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/04/22
閲覧 : 90

ゆい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/14
閲覧 : 52

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/05/13
閲覧 : 94

まく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/01/16
閲覧 : 88

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2016/11/15
閲覧 : 95

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/10/28
閲覧 : 106

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/05/30
閲覧 : 101

purico さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2015/04/06
閲覧 : 118

atsuman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 111

カワミ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2015/03/11
閲覧 : 98

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2014/10/06
閲覧 : 119

trum_s さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2013/06/08
閲覧 : 139

gallery+ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2013/06/05
閲覧 : 111

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長靴をはいた猫のストーリー・あらすじ

フランスのシャルル・ペローの同名童話が原作。脚本に井上ひさしが参加。石川進、藤田淑子がそれぞれぺロ、ピエールの声を演じている。全編にあふれるユーモアとギャグが光り、「びっくりしたニャ」の主題歌も印象的。長靴を履いた猫ペロは、ネズミを助けたことから“ねずみを仕留めない罪"でボス猫に死刑を宣告されてしまう。それ以来、ペロはちょっとマヌケな3匹の殺し屋猫に追い回されていた。そんなある日、ぺロは二人の兄にいじめられている少年ピエールと出会う。家を出て町まで来た二人は、お城のローザ姫がおムコさんを捜しているという貼り紙を見つける。ペロは心やさしいピエールとローザ姫を結婚させるため、いろいろな作戦を計画。ピエールの真心がローザ姫の心をとらえ、あと一歩というところでお姫さまが、ライバルの魔王ルシファにさらわれてしまう。ペロのお姫さまを助ける大活躍が始まった!(アニメ映画『長靴をはいた猫』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1969年3月18日

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