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日本アニメ界の巨星・大藤信郎が制作した、日本ではごく初期のカラー短編アニメ映画の一本。 嵐で船が沈み、海原を漂流する3人の男と一人の娘。彼らは船の破片に掴まって必死に生き延びようとするが、そんな間にも、美しい娘を自分のものにしようと男たちは醜く争う。だが海から現れた鯨が4人を飲み込んだ。鯨の腹の中で男たちは娘などどうでもよくなり自分のことだけを考える。娘は男たちに救いを求めるが……。 1927年に大藤自身が制作した海洋奇譚『鯨』のセルフ・リメイク。国産アニメでは1948年完成の作品『ネズミの拳闘』に初のカラーアニメの栄誉を譲ったが、それでも本作の色セロファンを使用した色彩の強烈さは特筆ものだった。1953年度カンヌ国際映画祭で短編グランプリの第2位に輝いた上、ピカソやコクトーがその独創性を賞賛したという逸話がある。(アニメ映画『くじら』のwikipedia・公式サイト等参照)