ピノキオ（アニメ映画）の最新話/最終回ネタバレ速報【あにこれβ】

haruto さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

2022.9.8

投稿 : 2022/09/08

閲覧 : 109

サンキュー：

0

たわし（爆豪） さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

手塚治虫の「鉄腕アトム」はディズニーのピノキオを観て、思いついたと言われるが、今年からディズニーは本格的に自社アニメの実写化を増やしていくらしく今年だけでも「ダンボ」「ライオンキング」「アラジン」と実写化し、来年には「ピノキオ」や「ジャングルクルーズ」も実写化するそうである。

今年のアカデミー賞作品賞の「グリーンブック」は黒人と白人の和解の映画らしいが、アメリカの政治が非常に保守的なのに対して、映画業界は非常にリベラルな傾向が強く出て政治に真っ向勝負を挑んでいるのがすごい。監督賞はメキシコ人のアルフォンソキュアロンだし、黒人だけのスーパーヒーロー映画の「ブラックパンサー」はスーパーヒーロー映画としては３部門受賞と過去最多らしい。（２位はバットマンの「ダークナイト」）

日本のアニメの実写化もこれから増えていくらしく、今年は「銃夢」だけではなく、「ポケモン」や「ゴジラ」「君の名は」、「ガンダム」「カウボーイビバップ」に「NARUTO」「ブリーチ」とハリウッドは非常にリベラル体制に移行している。

オタクにとっては、そんな夢のような時代が訪れた訳だが、この「ピノキオ」の「星に願いを」を聞いていると、西洋人の人たちが基本的に持つ非常に寛容で建設的な古き良きアメリカのキリスト教的発想が、そういった偏見をとっぱらって世界的なエンターテイメントの中心に君臨するのかもしれない。

「星に願いを」、人が夢見る出来事はいつかきっと叶うのかもしれないです。

投稿 : 2022/06/06

閲覧 : 346

サンキュー：

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

記憶に残るディズニーアニメ

リゼロの白鯨戦見たら、これ見たくなって、見た。

はじめて1950年代のアニメって知った。びっくり。
全然そんな感じなくて、フルカラーだし、話も面白いし、音楽も良いし(ディズニーだし)、ビデオ版の声優さんは上手いし、可愛いし、作画は本当気持ち悪いぐらいいし笑
凄いよ、ディズニー！

最後、ピノキオのその後をちょっと見たかった。
まだ見たいって思うのに、終わるとこが寂しいかな。

【物語】
{netabare} 木でできたピノキオが、良心を持つことで本当の人間の男の子になる話。
簡単に書くと。

有名なのは、うそをつくと鼻がのびるシーン。
ただ、この映画では、いろんな誘惑にまけたピノキオが、いろいろやられてる。
子どもには、トラウマ。
ビデオで何度も見てたから、凄く覚えてる。
子ども向けだけど、忘れちゃいけない教訓を改めて思い出させるいいアニメだと思う。
{/netabare}

【声優】
{netabare} ピノキオは、男の子が声をあててる。かわいい。不良ピノキオの演じ分けも出来てる。

他は、子ども以外みんな安定した声で上手い。
ジミニーは、旧スネ夫の肝付さん。
ゼペット爺さんは、熊倉さん。
ストロンボリは、忍たま乱太郎の山田先生だった大塚さん。
フェローは、ルパンの山田さん。
女神？は、コナンの英語教師ジョディ先生の一条みゆ希さん。

{/netabare}

【作画】
{netabare}
手描きなのに凄い。
ゼペット爺さんの家が一番好き。ごちゃごちゃ感と時計やベッドとかデザインが可愛い。後、鯨が出てくる海のシーンもコミカルさと迫力が凄く伝わる。

それに、人や動物の動かし方が凄くよくて、キャラの可愛らしさや恐さがよく表現出来てる。
{/netabare}

【キャラ】
{netabare}全員好き。
個性的なキャラばかり。
恐いキャラも、それはそれで好き。
特に、好きなのは猫のフィガロ。
かわいすぎる。{/netabare}

【音楽】
{netabare}よく歌うや踊るシーンが出てくる。
全部いい。BGMも好き。{/netabare}

投稿 : 2016/09/23

閲覧 : 360

もろう さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ゼペットじいさん

ピノキオが水の中で「ゼペットじいさ～ん」と呼ぶシーンが好き。

投稿 : 2016/01/24

閲覧 : 410

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無毒蠍 さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

木の人形「ピノキオ」による、愛と勇気の冒険作品。

世界的に有名なディズニー作品ピノキオ！
キングダムハーツくらいでしかディズニーに馴染みのない私ですが
ジブリを観てたらディズニーも観たくなってきたのでブルーレイを購入してみました。

多少ノイズが減ってればいい程度の気持ちで購入したのですが
驚くほどきれいです、ディズニー初期の作品でこの美しさは凄いですね。
ノイズがまったくといっていいほどありません。
ピノキオは1940年の作品なのに古臭さも感じず、
むしろ類似作品が見当たらない独特の空気感もあるので
新鮮さすら感じるくらいです。
本当に今から74年も前の作品とは信じられませんよ。

私も子供の時に観た記憶はありますが
大人になってみると感じ方も変わってきます。
この物語は人形職人ゼペットの作品「ピノキオ」が
女神によって命を吹き込まれ本当の人間の子供になるための
愛と勇気の優しい冒険作品です。
ゼペットはとても素敵なお爺さんでそれを見ていた女神が
お爺さんの願いを叶えピノキオに命を吹き込んでくれるのです。
ピノキオが勇気を持ち正直でいればいつの日か人間になれるだろうと…

ディズニー作品はキャラクターが歌って踊って楽しいですね。
言葉遊びも面白いし縦横無尽に動いて作品を盛り上げてくれます。

この作品の語り部役＆ピノキオの良心として
コオロギのジミニー・クリケットというキャラがいます。
彼が女神やゼペットに代わってピノキオの良心として
善悪を教え導いていく…というよりは、
ピノキオに置いてかれないようについていってるだけｗ
しかしそこがいいのです、
ジミニーの助言もむなしく悪人にそそのかされるピノキオに
もうしらん！勝手にしなさい！など文句を言いながらも
決して見捨てることはありません。
見捨てようとしても別れの挨拶くらいはしとかんとな…
という感じに気にかけてくれてます。
どんな時でもそばにいて見守ってくれてるジミニーは
ピノキオの良心でもあり両親でもあるのかもしれません。

でも生まれた次の日からピノキオを学校に行かせるというのはすごいなｗ
前日ジミニーに世の中には誘惑がいっぱいということを教わるんですが
さっそくピノキオを悪人の誘惑が襲うのです。
小さい子の教育に良さそうな内容だと思いました。
その誘惑にのったピノキオは売られ芸人として金儲けに使われます。
ジミニーや女神の助けもあり逃げ出すピノキオ…
もう誘惑なんかにのらないぞ！と決意するピノキオですが
すぐさま誘惑に負け悪人に遊園地につれてこられ、
そこで不良の少年と仲良くなり悪い遊びを教わり不良になります(笑)
悪いことするの楽しいね！なんて言ったりします。
悪人たちは不真面目な子供を集めロバに変えて儲けていました。
このシーンは子供が観たらトラウマだろうけど
悪いことするとバチが当たるという教育的内容になってて面白かったです。
悪人が不真面目な子供をさらってロバにするというのも怖いけどメッセージ性があるなぁ。
嘘をつくと鼻が伸びるというのも教育的メッセージを感じます。
仲良くしてた不良の子供がロバになっていくのを目の当たりにして
目を覚ますピノキオだけどこのシーン怖いｗ
さっきまで生意気だった不良少年が
ギャーギャーわめいて母ちゃん母ちゃん叫びながらロバになってく…
他の子たちもロバにされるんですがピノキオは逃げることに成功。
そう、逃げるんですよねｗ
この結末も怖い…普通だったら悪人を倒してロバにされた子供たちを
助けるんでしょうがピノキオという作品はそうじゃなかった。
あの子供たちはその後ロバにされて売られたんだと思うと怖いです。

なんとかゼペット爺さん宅まで戻ってきたピノキオでしたが
ゼペットさんはピノキオを探してクジラに食べられちゃったらしい(笑)
ここらへんはよく憶えてました、昔観てて怖かった記憶がある。
子供のころは怖かったけど今はゼペットさんのたくましさのほうが気になるｗ
クジラの腹の中で魚を釣って生きてたとか…
ここまでくるとピノキオも成長してるので勇気を出してゼペットさんを助けます。
自分がおぼれそうになってるのに
ピノキオの心配をするゼペットさんは素敵だなぁ。

ラスト3分で人間の子供になりハッピーエンド。
ピノキオの冒険に道徳的メッセージ性も絡め、
愛と勇気と心のつながりを描いた素敵な作品だと思います。

【A80点】