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本邦アニメーション胎動期の天才・大藤信郎による、切り紙(千代紙)アニメの第三弾。主人公は、江戸時代に実在した商人・紀伊国屋文左衛門。 元禄の若き豪商・紀伊国屋文左衛門。利発な彼はその年、江戸の市場にミカンの流通が少ないと気づく。紀州からミカンを買い付けて江戸で売ろうと考えた文左衛門は、許嫁の娘おそでが見送る中、手代とともに大型帆船で船出した。だが紀州灘を航行中、一行はふとした弾みで当人たちも知らぬまま、雲の上のカミナリの親分とその娘を怒らせてしまう。カミナリの親分は嵐を起こし、ミカン船を沈めにかかるが……。 それまで自由映画研究所に所属していた大藤が1926年に独立して大藤信郎プロダクションを創設。その翌年に同社で完成させた記念すべき一本。荒れる海の描写、かっぽれ踊りによる大団円などに、動く絵と音楽に傾倒した作者の持ち味が、よく表れているといわれる。(アニメ映画『みかん船』のwikipedia・公式サイト等参照)