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「デスビリヤード(アニメ映画)」

総合得点
63.8
感想・評価
241
棚に入れた
1114
ランキング
4156
★★★★☆ 3.7 (241)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.4
キャラ
3.6

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☆の総合評価
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デスビリヤードの感想・評価はどうでしたか?

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間の死生観を30分にまとめたOVA作品

MAPPA制作。監督は『BLUE GIANT』の立川譲監督。死者の魂が客として訪れ、その後の行き先をゲームで裁定される謎のBARを舞台に、人間の生きかたを描く。人間の死生観を30分にまとめたOVA作品。

投稿 : 2024/09/03
閲覧 : 27
サンキュー:

1

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アニメで8ボール!

<2024/5/17 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(4.2→3.4)
本作だけだと「なんかわからんがおもしろい」感じ
後に始まるテレビシリーズ「デス・パレード」でいろいろわかってくるのですが。
でも謎のままのところもあるんですよね
100点満点換算で60点


<2018/1/20 初投稿>
---その若い男は気がつくと知らないエレベーターに乗っていた。
エレベーターが止まり扉が開くとそこは先客の老人が一人座るカウンターバー。
そして慇懃で冷たい眼をした銀髪のバーテンダーにカウンターの中からこう告げられる。

「お二人には今から"命"を賭けてゲームをしていただきます」

こんな感じでお話は始まります。
文化庁の補助金で製作された30分アニメで後に「デス・パレード」としてテレビシリーズ化されてます。
「リトルウィッチアカデミア」と同じですね。

バーテンダーの宣言通りに若い男と老人は「命を賭けて」ビリヤードで勝負することになります。
ゲームの種類は8ボール。
ビリヤードやってる人にはお馴染みですが、やらない人にはほとんど知られていないゲームです。
なのでちょっとマニアックな感じ。

私は長いこと趣味でビリヤードやってるのですが、ビリヤードのシーンは経験者から見てもかなり自然でした。
相当ビリヤードのこと研究したか、もしくは製作スタッフにビリヤード好きがいたか。
もちろん「なんでそんな狙い方するの?漫画かよ!」とか言いたくなるところは多々ありましたが、そこはそれアニメなので。

謎めいた設定、バーの雰囲気、バーテンダーとバーテンダー助手(?)の女性のキャラクターどれも結構好きでした。

そして肝心のお話ですがこれもまた結構好き。

以下、重度なネタバレ。
{netabare}若者と老人は同時刻に亡くなっています。
そしてこのバー「クイーン・デキム」は同時刻に死んだ二人が死亡直後に訪れる場所。
ここで二人はバーテンダーのデキムの判断により行き先を「天国」と「地獄」に振り分けられます。
その判断の材料が「ゲーム」。
と言ってもゲームの勝敗と「天国」「地獄」の振り分けは無関係です。
(テレビシリーズで明かされた話だと「天国=現世への生まれ変わり」「地獄=魂の消滅」のような感じです){/netabare}

ただし、この「デスビリヤード」はお話が謎だらけ。
テレビシリーズで明かされる部分もありますが、そうでない部分も多々あります。

なぜ結果がああだったのか
老人は最後デキムに何を伝えたのか
なぜ老人は最後に笑ったのか

正直いくら考えても分からなかったのですが、でも面白いからまあいいや、という気分になりました。

{netabare}「スカイハイ」{/netabare}とか好きな方におすすめです。

投稿 : 2024/05/17
閲覧 : 567
サンキュー:

21

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

短編ながらきちんと世界観が作られてて良いです

見知らぬBARに連れてこられた若い男と老人。
彼らは何も分からないまま、BAR「クイーンデキム」でビリヤード勝負をさせられることに・・
で始まるお話。25分の短編です。

この作品は、アニメミライ2013という若手アニメーター育成プロジェクトの一環で制作されたものの1つみたいです。
これが評価されて、2年後に「デス・パレード」としてTVアニメ化もされました。

私は先にデス・パレードを見てから、この作品を見てみました。

見始めてちょっと驚いたのは、ルーレットの絵柄があの絵本の女の子になっていたこと。
もしかすると、作品制作時点で絵本の設定とかも細かく考えられていたんだとするとすごいです。

たぶん、ルーレットの絵柄から時系列はデス・パレード5話と6話の間あたりの話かも。

ゲームの勝負がついてから{netabare}お客が暴れたりするとパレードではデキムが糸で縛って止めたりしてたのが、ビリヤードだと何もしないで傍観していたところはちょっと違和感あったし男が暴れたり泣き喚いたりしてる{/netabare}シーンが長く感じてちょっとくどく感じました。

最後は色々と謎を残してお話は幕を閉じました。謎は大きく分けると2つでしょうか。
①男と老人はエレベーターに乗った後、どうなったの?
②最後の老人とデキムの会話の内容と老人の笑いの意味

①は、パレード1話でネタ明かししてるので、知りたい方はパレード鑑賞をおすすめしますw
でも、わかってもなぜ?と違う疑問がまた出てくるんですけどね・・

問題は②ですね。これは色々と考えましたけど明確な答えは分かりませんでした。
私なりの解釈は・・(パレードも含めて重度のネタバレあり注意!)
{netabare} パレード10話で老人の妻が登場するんですけど(素敵なおばあちゃん♪)、なぜか1人だけで現れて知幸がゲーム相手になるなど、この話だけちょっと異質だなと思ってました。(同時刻に亡くなった2人を裁定するはずなのに)
もしかすると、老人は妻のことをデキムに何か話したのかもしれません。自分は地獄でかまわないとか・・{/netabare}

これからこれを見ようと思っている方(かなりマイナー作品なのであまりいないかもですがw)は、先にパレードを見てからこのビリヤードを見られたほうが世界観をつかみやすいと思います♪

アニメミライ作品を見たのはこれで2作目です。(1作目はわすれなぐも)
どちらも短いながらもなかなか面白く見れた作品だったので、他のアニメミライ作品も見てみたくなりました。

投稿 : 2022/05/29
閲覧 : 338
サンキュー:

18

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

デス・パレードの前のおはなし

アニメミライ2013の参加作品で
人気があったから
「デス・パレード」を作ったのかも(たぶん)


おはなしは25分で
{netabare}おなじ時間に死んだ{/netabare}男の人とおじいさんが
「クイーン・デキム」に来て
命をかけてゲームをするの

{netabare}
自分たちが死んでることとか
生きてた間のことも
どうしてここに来たの?とかも
よく覚えてなくって

フシギなおはなしだから
さいごまでどうなるんだろう?って
ドキドキしながら見てた☆

見終わっても
どっちが天国でどっちが地獄に行ったの?とか
分らないことばっかりだから
いろんなこと考えるおはなしだって思う
{/netabare}

デス・パレードが好きな人
フシギなおはなしとか
アニメを見ていろいろ考えるのが好きな人は
見てみたらいいかも☆

投稿 : 2021/05/11
閲覧 : 1065
サンキュー:

67

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

デスパレードの前身

設定などはまるっきりデスパレードと同じです。
前身ですが、デスパレードを最終話まで観ないと理解できないかも。
1話だけで観る話ではないかなと思います。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 709
サンキュー:

7

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ビリヤード対決

2020.9.22 視聴完了。

なぜかバーに来た青年と老人。
ふたりでビリヤード対決をする話。

爺さんのビリヤードが上手なことに驚きです。
ラストは一体どうなったんだろう。
小説ならこういう終わり方は
さほど気にならないんだけど
アニメはハッキリさせた方がいいように思う。
じゃないと記憶に残らない作品になるような気がします。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 306
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11

ネタバレ

バジリコver1.5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

語られない物事が多すぎて考察任せ感…

総括すると人間色々あるよねって作品。
死後の扱いを制定する謎のバーでのビリヤード対決
チャラそうな若い男とお爺さんの勝負の行方や、人間の平等性について説いてます

明確な答えがないので基本感想というより考察寄りになります
ビリヤードではなく、結果的に暴力で勝負を収めてしまった男と防衛しただけでビリヤードを続けていた爺さん
客観的に見ればルール違反で男が地獄行きなのかもだが、爺さんもバーテンに何やら耳打ちをして最後のカットでは不敵に笑っている

それにバーテンの男は処遇について例外もあると話していたので、天国や地獄でないことも考えられる

バーテンの男は説明を1から10までは行わず。基本事項だけ伝えて聞かれて答えられる場合は答えるスタンスだ
なので、視聴者にも伝わっていない情報があるのでかなり手探り状態

思うに、爺さんは自分の処遇について何か交渉を持ちかけて成功したのでは無いだろうか?
力でビリヤードをねじ伏せた彼に対する復讐心で「奴を地獄送りにしてくれ」と頼んだ線も考えられなくはないけど
だったら爺さんがキューで殴られた時に昔を思い出して懐かしそうにするシーンとか怒りの描写とかけ離れている気がするんですね。

だからこの場合、寝たきりの自分に寄り添ってくれた婆さんを思い出して何を考えるのか?だと思います。
その交渉の中身までは私の考察では踏み込めませんでした…(生まれ変わりか、婆さんに関する何かか)
というより、ヒントが少なすぎる…もっと爺さんの人となりに関する描写があれば良いのに…

ゲームの内容も何かしら意味があるとは思うがこれも謎が多すぎる。
臓器が書かれている意味も不明なまま、男は落とされるたびに違和感がある!と騒いでいたが、これは男の勘違いだと思う
事実、最初に「落とされても命を奪うことはない」と説明しているし、先に玉を落とされた爺さんには何の異変も無い。
生きているときの記憶が徐々に蘇り、ナイフを刺された腹に違和感が…という勘違いしやすい状況だったのでは…

その点爺さんは寝たきりだっただけなので直前の記憶が蘇っても物理的な違和感は起きなかったということだと思う
臓器のボールを落とすたびに回復してるって考察もあったけど、それならゲーム開始前にタバコ吸ったのに寝たきりで臓器衰退仕切ってる爺さんに何も無いのはおかしくない…?考えすぎ?

ゲームの目的は裁定するためとは言っているが、これもどこまで本当なのか不明。
全体的にヒントが少なすぎて何とでも言えそうな作品。この手の作品は嫌いじゃないけど、あまりにも手探りすぎてコメントしにくいかな

投稿 : 2019/11/14
閲覧 : 366
サンキュー:

2

キロノ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どこかで見たような生死を賭けたテーブルゲームアニメ

・登場人物がほぼ4人。
・一対一のゲームを心理戦で戦う。
・とてもダークな作品。
・賭けごとのアニメの中では割と分かりやすい。
・映画だが短いアニメなのであっという間に終わる。
・続編のデスパレードを観たいと思わせる要素はある。

投稿 : 2019/02/21
閲覧 : 440
サンキュー:

2

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

びっくりだ・・・ 声優が豪華でな

 今、わかった 最近メッセージがきた方のサムネはこの

アニメのキャラだとっ

 意外に、短編集も悪くないなとおもいました

投稿 : 2017/05/15
閲覧 : 428
サンキュー:

3

オブ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あっという間

に観終わってしまいました。

色々考察するのも面白いお話です。
ただ私は結果が気になってしまいモヤっとするラストでした。

作画や動きなど綺麗です。
デスパレードも観てみたいと思います。

投稿 : 2017/02/15
閲覧 : 337
サンキュー:

2

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

短編としてなかなか面白かった。
ただあまりにもストレートな表現とひねりのないラストがちょっと好みではなかったかな。
いい感じに力の抜けた作品だった。

投稿 : 2016/12/02
閲覧 : 252
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

丁寧な描写と魅力ある世界観

アニメミライ2013 作品

謎のバー「クイーンデキム」で行われるゲームを描く本作。

絶妙な世界観で、登場人物の心理描写を丁寧に描いている。

あらゆる点が綺麗に纏まっており純粋に質の高いアニメである。

どこかつかみどころのない展開が徐々に折りたたまれ
結末に近づくにつれて、作品の主題が見えてくる。

ただ、すこしばかりエンタメとしては主張の色が強すぎた。
練り上げた雰囲気が台無しである。

また、視聴者に判断を委ねるには少し描写が不足気味だと感じた。
もやもやが残りかねない作風で、単作としては評価がつけづらい。

思わせぶりな表現を使いたいだけ、そんな風に感じた部分も多々あった。

手にする機会があり、気が向けば視聴をお勧めします。

投稿 : 2016/04/09
閲覧 : 196
ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

デスゲームかと思いきや

 「デス・パレード」からこの作品を知ったために、この作品の世界観は既に判って
いましたが、それでも面白く楽しめた。
 これは独特の雰囲気、設定の面白さなどがあるためなのかな。
 もっとも本作を先に視聴していたら、更にインパクトあるものだったでしょうけど。

 一見、デスゲームもののように思わせておいて、その目的はゲームの勝敗ではなく、参加者の
本質を見極めるためのものであるというシチュエーションの妙。
 ゲーム参加者や視聴者がデスゲームであると思い込んでしまうようなバーテンダー(「デス・
パレード」のデキム)の心理的誘導も面白い。

 結末はあえて明確にせず、視聴者各々に判断を委ねているが、個人的にはこういう締め方は
色々と考える余地があるために結構好き。この辺は好き好きだろうと思うけど。
 制作側が用意した正解があるのかどうかは判らないが、考えるためのヒントのようなものは
随所にある。もっともこれもミスリードを誘うためのものかもしれないけど。

投稿 : 2016/02/28
閲覧 : 282
サンキュー:

5

盗賊B さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

よくぞ!

30分でこれだけ面白い話を作るとは!圧巻。自分はデスパレードから来たクチなのですが、本編の中の一話としてみるならこれが神回と言っても過言ではないです。テンプレをなぞらない深みのあるストーリー展開、リドルストーリーならではの謎。ヤバすぎる。でも、知人のアニメ好き、オタは誰一人知らない。デスパレードは?と、訊いても 「知らない、それいつのアニメ?古いのは無理」 

「2013年と、15年」

「ゼッテーうそ、聞いたこともない」

みんな大体こんな感じでした。知名度さえ高ければなぁ・・・

投稿 : 2016/02/13
閲覧 : 260
サンキュー:

5

ネタバレ

もろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人間は平等ではない

デスパレード本編と内容は変わらない話。
連れて来られた男の人の「人間は平等じゃない」からのくだりに「確かに」と思った。

連れて来られた男の人が、おじいちゃんに襲い掛かった時のおじいちゃんの強さに驚いた。

投稿 : 2016/02/04
閲覧 : 342
サンキュー:

1

とと。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

終盤までは、高評価。

25分間の一話完結。
デスパレードの前衛ですが、先にデスパレードの視聴をおすすめします。

終わり方は賛否両論あるかと思います。
私は、もう少し分かりやすくしてほしかったです。

逆に、その曖昧さが魅力の作品でもありますので、とりあえず観てみるというのも有りだと思います。

投稿 : 2016/01/23
閲覧 : 289
サンキュー:

3

ネタバレ

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ハニョー♪

ノーナが担当するタワーの15階にあるBAR「クイーンデキム」の男性バーテンダー。裁定者になって5年目になる。感情を表に出さず、常に淡々とした口調で話す。裁定者であることに誇りを持っており、BARを訪れる客たちへの敬意を忘れない。
糸のようなものを自在に操る能力を持ち、暴れた客を捕えたりする際などに使用する。カクテルを作る腕は、ノーナ曰く一流。自分が裁定した人間の、魂が抜けて人形と化した身体をすべて引き取り、クイーンデキムで保管している。
知幸と共に過ごすうちに彼女の言動や行動から、現在の裁定の方法は間違っているのではないかと思い始める。その後、知幸たちのゲームを、死者の記憶を受け取らず、極限状態を作ることもせずに行い、ゲーム終了後、現在の裁定方法はやはり間違いだと判断。裁定は人間に寄り添って行わなければならないものだとし、そのために人間の感情を知ろうと知幸に彼女自身についての全てを訊き、彼女を裁定する事を決意する。

投稿 : 2015/11/03
閲覧 : 261
サンキュー:

0

noira さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いらっしゃいませ。「ビリヤード・リドル・ストーリー」へようこそ。

若手アニメーター育成プロジェクトである「アニメミライ(2013)」の1作で、
25分程度の1話だけの作品となっています。

2015年に「デス・パレード」と言う名前でアニメ化されており、
私はそちらを先に知り、前身ということで視聴しました。
※レビュー記載時、「デス・パレード」は未視聴です。

二人の男性が不思議なBARで出会い、不思議な体験をする、不思議な話です。
・・・ネタバレしないようにすると、何も書けないですね。。。

ただ、大人な雰囲気が漂う映像、リアルな心理描写、引き込まれるストーリー、
何れも高いクオリティーとなっており、オススメ出来る作品だと思いました。

尚、タイトルに記載した通り、本作はリドル・ストーリーなので、
諸々を考え、判断するのは視聴者自身になります。
明確な答えを求める人はモヤモヤしてしまうかと思います。

ただ、インターネット上には様々な考察をされている方がいらっしゃいます。
それらを参考にし、自分で落とし所を見つけるのも楽しいかと思います。

と、モヤモヤしまくった私が言ってみたり(笑)

投稿 : 2015/05/21
閲覧 : 666
サンキュー:

6

葵ジュニRSS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

基本的な世界観・ストーリーなどデス・パレードの元になったお話

人間ドラマ。
デスパレードを視聴していて、デスビリヤードと少し関連した話があったので視聴してみることに。
若者の圧勝かと思いきや、ビリヤード対決はそんな単純に終わるわけがないわけで。意外なことに爺さんが大活躍して大変なことに。
リドル・ストーリーなので、すべてを明確にしたい人はモヤモヤするかも。もっとも、先にデスパレードを見ていたからある程度予想はできるわけだが。
短編としてはなかなか良くできていて、時間も30分弱と短いので、これ単体としても楽しめるし、デスパレードを見ようか迷っている人は、これを見て判断するといいだろう。

投稿 : 2015/04/09
閲覧 : 268
サンキュー:

1

pettankode さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごい。感動的である。

より評価されるべきである。素晴らしいアニメーションである。

投稿 : 2015/04/08
閲覧 : 287
サンキュー:

2

川瀬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

デスパレードと同じ感じ

アニメのデスパレードとあまり変わりはない。

ただ、これだけ見てもあまり詳しく説明されてないので
デスパレードの方も一緒に見ることをお勧めします。

投稿 : 2015/04/02
閲覧 : 285
サンキュー:

2

ネタバレ

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

デスパレードのスピンオフ?

デスパレード前の単独作品?

背景はデスパレードの通りまんまです。

題材となるゲームはビリヤード。
今までいくつものビリヤード題材があったが比較的リアルに表現されてて驚いた。

人の生死、生きていることへの業などをテーマとして取り掛かった作品。


作画、ストーリーともにクオリティーが高く見るに値する。

この続きになるのかどうかわからないけどデスパレードも同様におすすめ。

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 304
サンキュー:

9

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観た感じ

■概要{netabare}
 原作:立川譲、マッドハウス

 監督:立川譲
 脚本:立川譲
 キャラクタデザイン:栗田新一
 制作:MADHOUSE
{/netabare}
■感想
 Web動画を視聴。

 本作品だけでは、詳しい事を理解できない話。

 アニメミライ2013に出品された1作品らしい。

 若干重々しく、少し大人の雰囲気が漂う、

 ビリヤード台が似合うバーで物語が展開する。

 ただ事実を「へぇー、そうか」と受け入れるしかなく、

 本作品だけでは彼らの活動目的などは明確にならない。

 詳細を知りたいのであれば、本格的なTVシリーズとなる

 「デス・パレード」の視聴をお奨めする。

 本作1話で完結していると思えないうえ、

 本作品はその「デス・パレード」のエピソードの1つだと

 言われても気付かないくらい再現度は高い。

 興味を持たれた方は是非。

■蛇足{netabare}
 メッシュの女性は必要か?

 という疑問を持たれた方にも是非。
{/netabare}

投稿 : 2015/03/24
閲覧 : 327
サンキュー:

25

ユキオウ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

短いながらも秀逸

アニメミライ2013作品。

ビリヤードを使用し、1対1のデスゲームを登場人物が繰り広げます。
グロ要素ありなので平気な人にはお勧めしたい作品。

この話は俗に言うリドル・ストーリーです。
リドル・ストーリー (riddle story) とは、物語の形式の1つ。物語中に示された謎に明確な答えを与えないまま終了することを主題としたストーリーである。
引用URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC

TVアニメの『デス・パレード』が本編のようなので気になった方はこちらもチェックしてみてはどうでしょうか。

投稿 : 2015/03/22
閲覧 : 271
サンキュー:

5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

マッドハウスらしい、、

久しぶりにマッドハウスらしい作品を見ました。
ロジカルで、シニカル、そして苦味のあるユーモア。
まあ、いつもの出来過ぎな設定はご愛嬌。
(今回は二人のビリヤードの経験)
そして後味があまりよろしくないことも、、

ただ惜しむらくは短い、、、

投稿 : 2015/03/15
閲覧 : 325
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

生き方

悪趣味な作品でした。
今まで自分が歩いてきた生き方や、
本性が暴かれるようなそんなアニメです。

「人間は平等ではない」
この作品をみていて1番心にひっかかった台詞。
ひとりひとり、環境も、顔も姿も魂も違うのだから当たり前なのかもね。

でも、そうかな。
作中そう断言してしまっているけれど。

自分の心が全て決めることだと思う
自分がそう思ったのならそれが答えだと思います。


このふたりの男、とても人間らしい行動をしていました。
30歳の男
滑稽で一生懸命、生にしがみつく、そういう生き方をしてきた。
おじいさん
悟ったような態度全て受けいれ精神的に揺るがない、しかし本当は。そういう生き方をしてきた。

どうなったのか最後ハッキリさせなかったのだけれど、
私は然程気にならなかったです。
この作品は最後に至るまでを表現したかったのだと思ったから。

私なら、と始終考えていた作品でした。

私ならゲームするし、決して負けない。
相手が大切な人以外なら…

投稿 : 2015/02/28
閲覧 : 332
ネタバレ

zu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いらしゃいませ「クィーン・デキム」へようこそ

今期の「デス・パレード」前作にあたるマッドハウス制作の「アニメミライ2013」の1作として公開された作品です。

デス・パレードの1.2話を観て面白かったので、この作品を視聴しました。

人は死後、{天国か地獄}に行く事が決まっているが、同時刻に亡くなった方のみ(老人と若者だった)が、バー「クィーン・デキム」に連れてこられて、そこで命を懸けてビリヤードの勝負ををさせ人の内面を見極めて、二人の行き先を決めているのが、主人公のバーテンダーで裁定者の「デキム」の話という感じの話です。

ゲームが終わりに近ずくと生きていた頃の記憶が思い出されていき、人の心理描写が上手く表現されていたと思う。

また、結末はリドル・ストーリー的に考察の余地を与えるものとなっているのも、見る人によって感じ方が違うように感じる作品でした。

(リドル・ストーリーとは、物語の形式の1つで、物語中に示された謎に明確な答えを与えないまま終了することを主題としたストーリーの事です。)

ゲーム終了後に老人がデキムに話しかけたのと、エレベーターに乗った時の二人の表情の差にこの後がどうなったのかなぁ?と考えさせられたのが印象的でした。

投稿 : 2015/02/01
閲覧 : 451
サンキュー:

38

タツミコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とてもよかった

謎系
テレビアニメになりました!
この短編はアニメミライの作品で、新しい感じがします。
オチとなるところがフェードアウトしていく感じで、
この物語のオチを視聴者に考えさせる感じなので、
ネタバレとかは探してもないかもねw
(考察はあるけど)
タイトルにデスとあるが、怖くもないしグロイのもほぼ無いです。

投稿 : 2015/01/14
閲覧 : 215
サンキュー:

4

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

審判のときは…

人は死後、天国か地獄に行く。
ただ、時を同じくして人間が死んだとき、彼らはあるBARへ導かれる…。



縁側で爺さんが酒呑むような時間に、別の場所では他の女と浮気してるのがばれて修羅場ってる男も居る。人生いろいろだな

ビリヤードは絵になるし、ビリヤード台を中心にした距離感や球の動きなどアニメーション向きなゲームなのかも。
あと、バハムートのレビューで口の動き云々言ったけど、このアニメでも顎からしっかり動いていた。
リアル寄りなキャラデザだと合うけど他の絵だと合わない手法なのか。←大事な場面や横顔のシーンだと割と動いてる印象もあり。
それともあまり注目してなかったけど 萌え絵でも顎がよく動く喋り方のアニメもあるのかな?
そういうとこも注目してアニメ見ると面白いかも(あまり細かいことを気にしすぎて作画厨にならないレベルで)


あのエレベーターによってどちらが何処に送られたのか?

{netabare}
おかめと般若の飾り

般若の面は嫉妬に狂った恨み深い女を表し、おかめは男に逃げられる醜女・また、それだけでなく福の象徴としても扱われる。

あれでいいのか?エレベーターの上にある飾りでどっちに行かされるかなんとなくわかるように見えるが。
「嫌だあああ!おかめエレベーターがいい!般若とか絶対良い場所に繋がってないだろッ!!」って暴れる人出てきそうだけど。
裁かれる側の人間には見えてないのかな?
それともあれはフェイク?

もしかしたら飾りは無関係で
エレベーターに確定した行き先は決まっていない。
裁かれる瞬間は別なのかもしれない。
エレベーターに乗った瞬間の表情。かたや救いを求め、かたや悪い笑みを浮かべている。
自分の死に気づいていなかった三十路の男とは違い
死も近い爺さんは途中から状況を理解して行動していたのだろうか。
だから聖人のごとき振る舞いを見せ、天国行きを狙った。男が無様な姿を見せたし、バーテンダーに耳打ちしたのは「あの男を天国に行かせてやってくれ」みたいなことを言ってポイント稼いだつもりだったのかも?それでエレベーターに乗ったときの[計画どおり…!or勝った!]って感じの邪悪スマイルに繋がる。しかし審判者にはそれを見透かされた、みたいな。
手段、結果、思い
審判において重要視されるのは何か?


ってか
同時に死んでも別にそれぞれ天国行きか地獄行きか審査すればよいのではないか?と思ってしまった。
それはおそらくDBで閻魔大王が一人一人順番に魂を審査している図が印象に残っているから。
もしDBの世界でも同じBARがあったら、とても一対一の対決してる場合じゃないよね。何十億人同時に死んだことやら…

命をかけたゲームって言ってたけど、勝負の結果 敗者が死ぬのではなくて既にどちらも死んでる…ということはどういうことだ?
天国と地獄、どちらに行くにしろ命を亡くした後では命をかけるも何も無いだろう。

…もしかしたらゲームを通じた審判の結果、どちらか片方だけを生き返らせるのが目的かもしれない。
男は天国か地獄を決める審判だと思い込んでたようだけど、先に述べたとおり
別に2人順番に審査すればいいだけの話。絶対に天国と地獄一人ずつ送らねばいけないなんて変だ。

どちらも死にかけだが、まだ助かる見込みはある。それを決める戦いだったのかもしれない。
そう考えると、先ほど想像した爺さんの台詞は違う風に解釈できる。
男は天国と地獄、どちらに行くかを決めるものだと思い嘆いていたが
爺さんはこっちのパターンだと気づき、バーテンダーに「彼を天国(あの世)に送ってやってくれ」
と言ったのかもしれない。
そうして、よし!これで自分はまた婆さんの漬物食えるぜイェイ!って悪い笑みが出てしまった…みたいなね。

とはいっても、結局エレベーターがどこに向かったのかわからない。扉が閉まった後、隙間から漏れる光の描写を本気で見れば上下どちらに行ったのかわかるのかな?
わからないからいろいろ想像できて楽しいんだけどね。
{/netabare}

冬から放送されるTVアニメでは明確な答えが示されるのだろうか?
個人的には特に説明無しでも想像して楽しめるからいい。どちらにせよ、放送が楽しみだ。

投稿 : 2015/01/04
閲覧 : 265
サンキュー:

6

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

短編だけど結構重い

全1話。30分弱のお話。

あらすじはあにこれ参照。

短編なのに人の本性をさらけ出し、またそれぞれの人の
人生を垣間見る心に訴えかけるお話でした。
切なさと恐怖が入り混じっている感じの作品だと
思いました。面白かったです。

投稿 : 2014/12/27
閲覧 : 276
サンキュー:

3

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デスビリヤードのストーリー・あらすじ

「ここがどこなのか、という問いにはお答えできません」
「これよりお二人にはゲームをして頂きます」
「ゲームは命をかけて行なって頂きます」
「そして、ゲームが終わるまで当店から出ることはできません」
強制的にルールを課せられた男二人。
やがて剥き出しになっていく人間の本性。
デスゲームの果てに待ち受けるものは?(アニメ映画『デスビリヤード』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年3月2日
制作会社
マッドハウス

声優・キャラクター

前野智昭、中村悠一、筈見純、瀬戸麻沙美

スタッフ

監督:立川譲、プロデューサー:角木卓哉、担当制作:三浦慧、キャラクターデザイン:栗田新一、プロップデザイン:小林系、作画監督:栗田新一、中堅原画:堀内博之/高橋裕一、若手原画:鈴木亜矢/小松達彦/南井尚子/緒方歩惟/三島詠子/村上泉/梁博雅

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