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「言の葉の庭(アニメ映画)」

総合得点
86.1
感想・評価
2002
棚に入れた
9529
ランキング
211
★★★★★ 4.1 (2002)
物語
3.9
作画
4.6
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.8

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言の葉の庭の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

chaosT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すごく綺麗でした

作画が綺麗でしたね。
内容は短いながらよくまとまっていたと思います。もうちょい長く見たかった感も否めませんが...あと30分あったら細かいとこまでやれたのかなあ

投稿 : 2015/10/31
閲覧 : 211
サンキュー:

4

ネタバレ

DA・KA・RA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

流石の作画です。

2回視聴済み
個人的な感想です。

・主人公は前向きな性格でいい印象を受けました。
・メインヒロインの様に「周りの皆は進んでいくのに自分だけ何もしていない、変わっていない」と考えている人には考えさせられる作品と思いました。
・流石の作画で雨や水、風の表現が凄いと思いました。
・46分でこの内容を上手くまとめ流石だと思いました。

声優、音楽、作画、物語と良いものでした。

キャラの設定は上手く伝えるができませんが違和感がありました。

作画がとても良く初めてアニメ映画でBDを買おうと思えた作品でした。

ストーリーを楽しむのも良いですがストーリーを気にせず映像だけ見るのでも

十分楽しめると思います。

新海誠監督のアニメ映画の作画は凄いです。

大人向けだと思いますがかなり楽しめると思います。

投稿 : 2015/10/13
閲覧 : 226
サンキュー:

12

ネタバレ

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

安定の新海ワールド

新海監督作品はすべて見ています

ラストはハッピーエンドではありませんが多分ハッピーエンドになるのであろうという終わり方でした

新海監督の作品はなんといっても作画の綺麗さと音楽

BGMも絶妙で気持ちをより一層引き込ませます

そして絵が綺麗で写真かと思ってしまうほどです

あとは新海監督の作品はほとんどがリアルに存在する場所のためこのモデルとなった新宿御苑も中にはいって見に行きました

私以外にも何人も現場で写真をとっている人を見かけ同じ考えなんだと、ちょっと嬉しくなりました

投稿 : 2015/10/02
閲覧 : 226
サンキュー:

12

ネタバレ

空知 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメーションの枠を超えた、美しい文学的作品

他の方のレビューを読ませていただき、メッセージを通じて紹介していただいたので、鑑賞してみました。

少し長くなるかもしれませんが、まずはストーリーを追ってみます。ご覧になった方などは飛ばしてください。その後、自分なりの感想を述べてみます。


1. ストーリー(ご覧になった方は読み飛ばしてください。長いです)

{netabare}映像は公園内の池に雨が降り注いでいる情景から始まります。そして、美しい6月の新緑の映像から突然、大都会の新宿へと向かう通勤電車の情景に変り、高校に入って2ヶ月のタカオはこう呟きます。「子供の頃、空はもっとずっと近かった。だから、空のにおいを連れて来てくれる雨が好きだ」と。彼は、高校に対し、どこか子供じみた雰囲気を感じているようで、学校へは向かわず、傘を差して新宿駅から公園へと向かう。

公園内の東屋に着いたとき、そこには美しい女性が缶ビールを飲んでいる。この女性がユキノであり、やがて2人の物語が始まることになります。タカオは何も言わず、一礼し、東屋で靴のスケッチをし、ユキノは無言で缶ビールを飲んでいる。タカオは「あのー、どこかでお会いしましたっけ?」と沈黙を破る。ユキノは「いえ」と穏やかな声で答えるのですが、タカオの制服に付いているエンブレムを見て、「会ってるかも」と呟いたあと、「鳴神の 少し響みて(とよみて) さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」という短歌を詠んで立ち去って行きます。タカオにはその意味が分かりません。これは万葉集歌で、「雷が少し鳴り響いて雨が降ってくれないかな。そうすれば、あなたをここに留めておくことができるのに」という意味。実は、ユキノが彼が通う高校の教師なのです。入学したてで彼女に古典を担当してもらっていなため、ユキノが教師だと気付かなかったわけです。彼女はそのことが嬉しく、安心したのではないかと私は思います(理由は後々分かります)。

雨の日には、2人は同じ場所でまた会い、タカオはスケッチをし、ユキノはビールを飲む。この公園は、2人にとって、一時的な避難場所のような意味を持っているんだと思います。「ねえ、学校はお休み?」とユキノの問いかけに、「会社は休みですか?」と返すと「またサボっちゃった」。彼は笑顔で「お酒だけじゃ体に悪いですよ」と気遣うが、「あるよ」とユキノはたくさんのチョコレートを見せます。彼女は、あることが原因で味覚障害となっており、アルコールとチョコの味しか分からなくなっていた。タカオが学校に向かおうとすると、「じゃ、また会うかもね。もしかしたら雨が降ったら」と見送るユキノ。その日が梅雨入りとなり、2人は雨の日には同じ場所で毎日のように会い、少しずつ打ち解けていく。だが、お互いに名前も年齢も知らない。彼は毎日、雨を願うようになっている自分に気付きます。

タカオは、朝ごはんを自分で作っていき、ユキノはそのご飯を一緒に食べるようになり、不思議とタカオの作ったものを食べたときには味覚が戻る。味覚が戻ったことを、同僚の男性教師に話す場面があり、どうやらユキノは、その男性教師と不倫をしていたが別れたようです。電話を切ったあと、「この人はいかにも優しそうに話す」とユキノは心の中で思う。

ある雨の日、ユキノはお弁当のお返しとして、靴の作成方法の本をプレゼントする。「今、ちょうど靴を一足作っているんですけど、誰のかは決めていないけど、女性の・・」とはにかむタカオ。ユキノは、タカオの気持ちに気付いたようです。ユキノは、タカオに足のサイズなどを測らせているのです。女性が男性に、素足をさらけ出すというのは、信頼感がなければできないことでしょう。タカオはユキノの足に触れますが、タカオにはいやらしさがない。でも、このシーンは少し変な意味ではなく、エロティックな感じでした。

「私ね、上手く歩けなくなっちゃったの、いつの間にか」(ユキノ)
「それって仕事のこと?」(タカオ)
「ううん・・いろいろ」(ユキノ)

彼はそれ以上詮索しません。彼女にあこがれていても、名前も聞かないし仕事も聞かない。何を悩んでいるのかも詮索しなかった。あの男性教師のように、形だけの優しさを押しつけない。口にしないことが優しさの場合だってある。タカオは「この人のことを何も知らない。歳も、抱えた悩みも、名前さえも。それなのに、どうしようもなく惹かれていく」と自分の彼女への気持ちを心の中で自覚します。ここで、蝉が羽化した描写がありますが、これはタカオが大人へと成長したことのメタファーでしょう。

やがて、梅雨が明けます。雨が降らないため、2人は会えません。

「あの子が、学校をサボる口実がなくなって良かったなんて、今更ながらに考えてみたりするけれど、でも本当は・・梅雨は明けてほしくなかった」とユキノが独り思う場面が出てきます。晴れた日に一人で東屋に行き、本を読んではみるけれど、彼は来ない。
「晴れの日のここは、知らない場所みたい」とユキノがぽつりとさみしそうに言う。彼女もタカオのことが気になっているようです。ユキノのタカオに対する気持ちは恋なのでしょうか。この気持ちの解釈は簡単にはできませんが、「一緒にいると安心できる」という恋に近いものだと思います。

タカオも雨が降らないため、公園に行く口実ができず、そのまま夏休みに入ってしまう。靴の学校に進学するための学費と、ユキノの靴を作るための材料費稼ぎのため、ほとんど毎日アルバイトをしている。2人は会えない。ユキノは、ある朝、ファンデーション・コンパクトを床に落としたとき、ファンデーションが乾ききってひび割れしている。これは、雨が2人が会うことの口実でもあり、同時にユキノにとって、雨は心に潤いをもたらす恵みでもあるということのメタファーでもあると思います。
一方、タカオは、「あの人に会いたいと思うけれど、その気持ちを抱え込んでいるだけでは、きっといつまでもガキのままだ」と考え、「だから何よりも俺は、あの人がたくさん歩きたくなるような靴を作ろう」と決めている。なんと男らしい優しさだろう。ユキノは彼がそう思って靴を作っていることを知らず、独り公園でビールを飲んだりしている。

9月に入り、新学期が始まったとき、タカオと友人が廊下を歩いていると、職員室から2人の教師が出てきて、タカオとすれ違う。その瞬間、ユキノとタカオは、ハッとお互いに気付く。タカオはユキノが自分の学校の教師だったことに初めて気付き、名前を初めて知ることになります。この日は、ユキノが学校を去る日だった。

ユキノは、ある生徒が流した悪意のある噂で苦しんでいたようです。具体的には分からないのですが、もしかすると、噂は不倫のことだったのかもしれません。不倫などしていないと嘘を言ったがために、彼女は自己嫌悪にも苛まれていたのかも。タカオは、友人から、その噂を流した先輩の名前を聞き出し、抗議しに行くのだけれど、ボコボコにされてしまう。

タカオは、公園に向かう。ユキノは池の側にいる。彼は、ユキノに、「雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも われは留らむ 妹し留めば」(雷が鳴らなくても 雨が降らなくても 君が引き止めてくれたなら 僕はここにいるよ)と言います。ユキノは、「そう、それが正解。私が最初に言った歌の返し歌」と。

「鳴神の 少し響みて(とよみて) さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」
「雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも われは留らむ 妹し留めば」

男女の恋心を詠んだ万葉の問答歌が完成するのです。これが、「言の葉の庭」というタイトルになっています。

その時、突然、雷が鳴り、大雨が降り始めます。2人が待ちわびていた「雨」です。2人を繋いでいた雨。心に潤いを与えてくれる雨。この物語では、「雨」が3番目の主人公でもあると感じました。2人は走って東屋に向かいます。ずぶ濡れになってしまいます。

その後、タカオはユキノの家に行き、ユキノが濡れたタカオのシャツにアイロンをかけ、彼はオムライスを作り、2人で一緒に食べるのです。味覚異常は完全に治ったのでしょう。2人の心は、「今が一番幸せかもしれない」とシンクロナイズします。コーヒーを飲みながら、タカオはついに言ってしまう。「ユキノさん、俺、ユキノさんが好きなんだと思う」と。しかし、彼女は、「ユキノさんじゃなくて、先生でしょ?」と大人の対応をします。彼女は、四国の実家に帰ると告げます。「私は、あの場所で、一人で歩ける練習をしていたの、靴がなくても、だから今までありがとう」。タカオは、諦めたように、礼を言って彼女の部屋を去った後、彼女は一人で泣いてしまう。色々な思い出がよみがえり、彼女はタカオを追い、靴も履かずに外に出ていく。タカオは、階段の踊り場にいた。

「ユキノさん、やっぱり俺、あなたのこと嫌いです。最初からあなたはイヤな人でした。自分のことは何一つ話さずに、人の話ばかり聞きだして、俺のこと生徒だと知っていたのに、そんなの汚いですよ。俺は、あんた教師だと知っていたら、靴のことなんか話したりしなかった。子供の言うことだから、適当につき合えばいいと思ってた。俺が誰かにあこがれても届きっこないって、あんたは最初から分かってたんだ!あんたは、一生そうやって、大事なことは言わないで、自分は関係ないって顔して、ずっと一人で生きていくんだ!」とタカオは涙を流しながら訴えます。その瞬間、ユキノは、涙を流し、タカオを抱きしめ、号泣します。「毎朝、スーツ着て、ちゃんと学校に行こうとしてたの。でも怖くて。どうしても行けなくて。あの場所で私、あなたに救われてたの」と初めて感情を強く吐露するのです。

雨と涙。水は、日本的感覚では「清めるもの、洗い流すもの」という意味合いがありますよね。「清浄」という字は、ともに「すいへん」です。ユキノは号泣し、感情を表に出すことによって、心が救われたのかもしれません。

彼女は実家に帰りましたが、手紙のやり取りはします。最後のセリフは、「歩く練習をしていたのは俺も同じ。いつかもっと遠くまで歩けるようになったら、会いにいこう。」{/netabare}

2. 感想

映像は素晴らしいです。特に、雨や池、木々などは写実的であり、新緑の光が顔や服に反射する技法もいいですね。アニメーションとは言っても、芸術的な出来映えです。間の取り方も絶妙ですし、僅か46分の長さであるにもかかわらず上手に演出、編集しています。作品としては引き込まれるます。最後の場面で、大江千里の"Rain"を秦基博がカバーしており、これもピッタリ。聴いたことはなかったけれど、歌詞をよく聴くと、今の時代では書けない詩かなと思ったりしますが、映像には合っています。

入野自由さんの爽やかな声と、花澤香菜さんの魅力たっぷりの演技も素晴らしかったです。花澤さんのファンなら、ユキノ役の花澤さんも知っておいたて損はないと思います。

この2人がこれからどうなるのかを考えるのは無粋ですが、愛というオチだとストーリーが台無しになるだろうと思います。 {netabare}物語の初めに、タカオの母親が一回り年下の男と家出する場面がありますが、新海監督は、ユキノとタカオの今後の関係を予感させるものとして、{/netabare}同じ年齢差にしたのでしょうか。私は違うと思います。

作品のキャッチコピーは、「"愛"よりも昔、"孤悲"のものがたり。」
恋という大和言葉は、孤悲らしいです。学生の頃、福永武彦の『愛の試み』を読んだことがあるのですが、その中には確か「相手の魂に対して、こっちに"来い"」というのが語源であると書いてあったような気もしますが、いずれにせよ、「愛」というのは本来の大和言葉にはないものであり、loveの訳としての外来語です。

46分という、普通のアニメであれば2話分の尺で、よくこれほど味わいのある作品を創り出したものだと感心しました。ただ一方で、脚本が現実離れしている感は否めません。15歳という思春期の男子。男なら経験したことがあるように、性的なことに非常に敏感になる時期です。{netabare}ユキノの部屋に行ったとき、{/netabare}欲望が芽生えないはずがない。プラトニックな描写ばかりで、やや現実離れしているかなと思いました。{netabare}階段の踊り場でタカオがだだっ子のようにわめき散らす部分は、{/netabare}彼の大人びた雰囲気を壊してしまうもので、もう少し違う方法がなかったものかと若干残念に思いました。案外、女性の中には、ここまでリアル感がないと、男性よりも興醒めしてしまう方もおられるかもしれません。また、笑いの要素が全くなく、泣ける部分も私にはありませんでした。ただ、不思議な余韻が残りました。それは矢張り、純粋でプラトニックな恋の作品だったからです。安っぽいラブコメ(僕は夜間帯のラブコメも大好きなのですが)に食傷気味のとき鑑賞してみると、その良さが光る作品だと思います。

いずれにせよ、美しく文学的で、非常に素晴らしい作品です。実写化すると魅力がなくなってしまうと思います。女優や俳優には人間臭さがあり、どうしてもエロチシズムを感じさせてしまわざるをえない。アニメだからこそ演出可能な作品です。深夜アニメの数がどんどん増える状況の中で、こうした芸術作品としてのアニメーションを追求する制作集団にも、どんどん頑張ってほしいと感じました。

投稿 : 2015/09/11
閲覧 : 318
サンキュー:

36

ネタバレ

☆いつぴよ☆ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣いたなぁ〜

50分でこれはすごい!絵もとても綺麗だし、文句ないね。そしてなんといっても雨が最高だよね!引き立たせるよ色々と
見て損はないと思うよ!禁断の恋さいこ!

投稿 : 2015/08/22
閲覧 : 262
サンキュー:

3

ネタバレ

ぶち最高です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あかんやつ

新海監督作品は初です。

まず、背景、自然美の描き方はうまい!

内容は他の方のレビュー等を見ていただくとして…。

あかんやつでした。

過去に遠距離恋愛経験してた者から言わすとあかんやつ。

このあとが、辛いのだ!

投稿 : 2015/08/05
閲覧 : 264
サンキュー:

6

ネタバレ

ぽよお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

作画はもうすごいとしか言いようがないくらいきれいです。
変なたとえではありますが、思い出補正なるものが誰しもあると思いますが、私はその状況をまさに表した映像といった感覚を覚えました。
なにかこう恋しい気持ちになる映像です。
描写も何から何まで作り込まれていると思います。

うん、すごい!!

物語に関しては15歳の主人公の大人びている様に「俺が15の時はただのチンチクリンだった!こんな人が出来ている人なんていない!!」という醜い嫉妬という感情が芽生えたのでこの評価になりましたw

短い映画ですのでやはりもっと掘り下げたところも見たい!と思ってしまうのですが、40分強といった時間でよくまとめられていると思いました。

15/7/18

投稿 : 2015/07/19
閲覧 : 281
サンキュー:

6

ネタバレ

KQOOU69427 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

花澤さんが

花澤カナさんがまた出ていらっしゃるのでまだみていません。これからもみません。声優一人の影響で作品が見たくなくなる。きれいそうな作品なのに大変残念です。花澤カナさんが苦手な理由は才能ないからです。あと一年がピークでしょう。女優に転換なされれば?とくいですよね胡麻するの。まあ、脇役くらいしかできないでしょうけど。

投稿 : 2015/07/06
閲覧 : 201
サンキュー:

1

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心雨

【雨降りの日は憂鬱か、それともワクワクするか】

たしかに雨はなにかと面倒でもあるけれど、お気に入りの傘をさせる日でもある。
それに

ぽつぽつ
しとしと
サーサー
ザーザー
びゅおんぐおおおおおお(typhoon!)

…雨音は非常に心地よい(一番下は除く)

風景はおおかた晴れているときのほうが好きだけど、
(夏だけかな?)雨の日は日没ころに
辺りがなんとも言えない青さに包まれてどこか幻想的な雰囲気となる。


そんな
いつもと違う特別な天気の日、
特別に憧れる少年は
特別な場所で
特別な人と出逢う…

ひと昔前の少女マンガのような浪漫てぃっくなストーリー



浮世絵に雨が描かれたときから何年経ったのだろうか…
ついに雨の描写が奇跡のレベル
実写を超えている
写実的であり、しかし、現実より美しい。
季節の変化による雨の強弱とストーリー展開がマッチするよう構成されていた。

ため息が出るほど美しい雨の描写
新緑は実際に見ても綺麗だけど
雨の日の水たまりであそこまで美しいものは見たことが無い。
水鏡という表現がぴったりなキラキラっぷり。

それはアニメーションならではの美しい嘘。
星空もそう。
登場人物たちが見上げる満天の星空。
都会でも、満月の日も、そこには満天の星空。
実際は他の光に照らされて星明かりは弱くなるけど、アニメでは満天の星空。
それはなぜ?→リアルさを求めたのではなく、彼らの心を表しているから。

心象描写。白箱でも触れてたし、そうじゃなくても
日本人なら誰もが国語の授業で習った「走れメロス」などで使われている、とっくの昔からある表現方法だ。


雨の日の午前、穏やかな雨、穏やかな心、穏やかな空間…
本作でも主人公の心に寄り添うように雨はその表情を変えている。
その逆も然り。雨に寄り添うように物語も主人公も動いていく。



梅雨明け。カラッとした晴天、誰もが望む季節のはず…でも主人公にとってそれは渇きだ。靴も作れず、あの人にも会えない。焦燥に繋がる。



そんな中、突如として明かされる彼女の正体。
事の真相。
言の葉の理由

彼の心に伴い
雨は激しく、風は吹き荒ぶ。
繊細な少年の心は傷ついた。
向こうはずっと知っていた。だけど、だから、何も言わずただ見ていた。子どもだからと、相手にされていなかったとそう誤解して…

彼女は歩けなかった。
歩き出せなかった、歩き方を忘れてしまった。だけど、あの場所で彼に出会って穏やかな時間に癒されていった。本当は彼女も彼を思っていた。しかし、決定的な立場が、遠ざかる距離が、二人の間には広がっていた。受け入れることはできなかった。でも失いたくなかった。
彼女は靴を履くのも忘れて歩き出す、走り出す。
彼を追って、彼へ
本当の
言の葉を伝えるために


烈しさを増す雨、ぶつかり合う感情
…そして、晴れ渡る
通じ合う思い


秒速とは違うのだよ、秒速とは…!
よかった、バットエンドにはならなくて…理解り合えてよかった…。
と思うと同時に流れ出す秦基博カバー「Rain」のサビ、物語は最高潮!







しかし、私は思ってしまった。

{netabare}
おい、これ秒速と同じパターンやないかいっ!MVパターンやないかいっ!…と。
新海作品を追っていたが故に起きた悲しい事件。
そんな風に感じて、物語から一気に現実に戻ってきてしまった…そんな自分が残念だった。
{/netabare}

そんなどうしようもない私を置き去りにして
物語はエンディングを迎える。
彼女は実家に戻り、二人は離れ離れになる、が、この遠距離カップルならこの先も大丈夫そうだ。

スマホも普及し、改札もピッと通れる時代に手紙のやり取りというのは
最後まで何とも新海さんらしいロマンチックさ。だが、それでいい。
あの手紙が二人の新たな「言の葉の庭」なのだから…

「恥ずかしいセリフ禁止!」

投稿 : 2015/06/25
閲覧 : 255
サンキュー:

11

ネタバレ

Rsehd75936 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本当に素晴らしい。

知り合いの紹介で初めて新海監督の作品を見ました。

まず最初に、映像が美しすぎて驚きました。
ひと粒ひと粒の雨の表現。
水たまり。
雨が明けて出てくる日。
映像表現が細かくて綺麗で、感動しました。

そして物語。
高校生の主人公と、教師のヒロイン。
主人公は彼女の仕事も年齢も知らないけど、
だんだん惹かれていく。
けど、近すぎず、遠すぎず、あくまで雨の日だけ会えるという
その絶妙な距離感。
とってもよかったです。
彼女のために立ち向かっていく主人公や、自分の想いと葛藤するヒロイン。
ED前のシーンではとても感動しました。

声優さんもどちらとも大好きな声優さんでした。

全てにおいて私には素晴らしく、あっという間に時間が過ぎるほど見入ってしまいました。

二人が再開するシーンをみたい!と、最後のシーンを見て強く思いました
とてもドキドキ、そして切ない物語でした。

投稿 : 2015/06/20
閲覧 : 315
サンキュー:

7

ネタバレ

mgqww46460 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

現実からすこし逃げられるような作品

一言で言えばとても綺麗な作品だった。
そこが一番の魅力だと思った。
雨、木々、公園、屋根の下、現実から逃れられるような空間、そこが一番の場所になっている。懐かしくて切ない気持ちになった。
切なさがあって報われて報われなくて、それでも切なさを忘れてしまうのは嫌。という感情を思い出した。思い出してもしょうがないんだけど。

投稿 : 2015/06/13
閲覧 : 490
サンキュー:

4

ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

風景の作画がとても美しい作品 新宿御苑に行きたくなります。 

 恋愛というより お互いが歩き出し 成長していく過程の物語だと感じました。

現実より原色に近い色合いで描かれた世界がとても綺麗で 始めの雨の場面では「へぇぇ~綺麗!」と見入ってしまいました。

登場人物は 少ないですが46分という時間を考えると良かったんじゃないかと思います。

二人が雨宿りをして会っていたあの場所は お互いが 殻を破るために休息し準備をしていたんじゃないかなぁと 思いました。

恋の行方は どうなるかわかりませんが 当初俯いていた二人が 最後には真っ直ぐ前を見ているから それだけでも 良かったんじゃないかなと感じます。

最後に とても 言葉の説明が少ない作品で 観終わって視聴者一人一人が感じることが違うのかも・・・ちょっと疲れた人にオススメです。





  

投稿 : 2015/06/07
閲覧 : 411
サンキュー:

30

ネタバレ

たこたこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久々にアニメで泣いた気がする。

今の私は主人公より4個も年が上なんですけど、こんなに好きなこと見つけて頑張ってる主人公が素直に尊敬出来た。個人的に靴を作るなんて、並の小物作るなんかとは、比べものにならない程の費用、お金、時間、やる気が必要だから、私なんかでは絶対できない。けど、まだ高校1年生だったから、結構心配でもある。あんなに趣味に没頭して高校3年間ちゃんと学校に通えるだろうか彼は…。
廊下ですれ違った時は凄くビックリした。え!?先生だったの!?って思った。
最後のところ泣いた。
名作、絶対また見たい。

投稿 : 2015/06/06
閲覧 : 273
サンキュー:

6

ネタバレ

makiano さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絵が綺麗

とても絵が綺麗です。

立場もあってなかなか素直に想いを伝えられないヒロイン。
彼の気持ちにこたえられず戸惑っているが、気持ちを抑えきれず
走り出し、彼に想いを伝える場面は感動です。

投稿 : 2015/06/03
閲覧 : 208
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

現代ってこんなに綺麗に描けるんだなぁ

ストーリー的にはつまらない...というか独自性が見られないというだけで評価が低いです。もしかしたら、仕草・モチーフ・景色で魅せたいのかもしれず、ストーリーをあえて押さえてそういう風にしたかもしれないがなぜか個人的に気にくわない.....。(笑)多分、自分の人生でありえない恋の展開になっているからかな。新海監督は素晴らしい恋愛をされたのかあるいは理想を持っていらっしゃるんだと捉えた。これ言っちゃお終いかもしれないが、自分と重なる感情や状況の部分が無いと物語に感情移入等できない。それは物語を観ていく中で、誰もが前提として持っているものではないかと思う。しかし、ひとつの答えとして描かれているのは間違いない。これが新海監督の答えなのだ!


そして、作画の方はさすがに文句のつけどころが無い。ふつくしい...。CGはすごくてここまで来たのかっ!!と思い知らされますね。秒速5センチメートルよりも映像が綺麗です。しかし、絵面から受け取る世界観は秒速のほうが広く感じさせます。それは状況設定がせまいからかな。秒速は遠くの人を想うから広いと感じるのかもしれませんね。


最後にこれからもこういった作品を新海監督がつくるのであれば宮崎駿監督や細川守監督のようなブランド力がつくられるかもしれませんね。物語性としては一般受けがよく絵面は文句の出しようがないものだと思うからです。私は新海監督にCG映像美の最先端を走るクリエイターとして期待し、これからも見守り続けます。

投稿 : 2015/05/03
閲覧 : 316
ネタバレ

ぶるちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

際立つ映像

「新海誠監督」という方を詳しく存知あげないが
『秒速5センチメートル』は知っていて期待していた以上の映像だった。

でもなんだろう。個人的には映像とそれ以外とに
開きがあるような気がして。。。

雨はせつなさを際立たせるし雨上がりは明るい展開そのもので
雨のシーンの臨場感だけで価値ある作品だと思う。

雨を心情や状況に見立てた前半。
2人の気持ちが雨(周囲との遮断)に煙って。

時間(季節や天気)に促され前へ進む後半。
相手を思いながら自分に向き合う2人。

最後の雨は想い溜めた気持ちそのもの。
そんな風に感じました。

劇場で観たい文学作品です。
何故46分だろう。
何故「雨」がタイトルにないのだろう。
当初の小規模短編作品から劇場公開に至る経緯も知りたい。

投稿 : 2015/04/15
閲覧 : 231
サンキュー:

15

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しすぎる。

新海さんの作品は背景が写真や現実よりも綺麗です。
初めてこれ観た時度肝を抜かれました。

舞台は新宿御苑。
主人公たちの心境の移り変わりが
天気の移り変わりで表現されていて
1カット1カット見逃せません。

観てない方は是非一度観てみてください!

投稿 : 2015/04/08
閲覧 : 272
サンキュー:

11

ネタバレ

ひらめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

とにかく絵がきれいでした!
映像に見とれて思わず会話を聞きのがし、もう一回見直す始末(笑)
水、光、空、建物どれを見ても凄かったですね。
特に雨。梅雨の時期ってあんなに綺麗だったっけって思っちゃうレベルでした。{netabare}まあ、タカオとユキノにとっては雨の日があれくらい輝いて見えていたのかもしれませんが。{/netabare}

面白かったです!

投稿 : 2015/04/04
閲覧 : 214
サンキュー:

7

ネタバレ

moon_light さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

圧巻の映像美

作品はやはりというか新海さんらしさが出てる
当然のごとく、ハッピーエンドでは終わらない

この作品はまた作画が素晴らしすぎる
雨の描写は圧巻、多分今までみたアニメの中で一番綺麗で素晴らしいかも

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 184
サンキュー:

7

ネタバレ

dZBUo53577 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いい

みていてきもちがいい

投稿 : 2015/03/20
閲覧 : 204
サンキュー:

1

ネタバレ

はなまるき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

。。。・゜・(ノД`)・゜・

やっぱり新海誠さんなんだよな!!
絵が綺麗!

それよりこの映画の内容が切なくある意味感動。

まず、雨の日に出会う二人、そのふたりはお互いのことをよく知らない同士。そのふたりの距離がどんどん縮まって。。。
見れば分かります。
騙されたと思って見てください、最後はちょっと心残りがあるかもしれませんがそこに入ってくる秦基博さんのRainという曲がマッチしていて最後の最後で泣いてしましました!

これを見た君も今日から新海誠さんのファンです。
短編で作品も多くありませんが、
一つ一つが深くこころのこもっている作品なのでどうぞ見てみてください。

投稿 : 2015/02/15
閲覧 : 318
サンキュー:

15

ネタバレ

パムルガ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的に最高レベルの短編映画

ハッピーエンド!
とまでは行きませんが凄い綺麗にまとめられた作品だと思います☆彡
15歳の男子高校生、孝雄から見た雪乃さん(27歳)は凄い謎が多くてどこか神秘的で大人の女性って感じなんだけど、雪乃さん視点で見れば全然そんなことなくてすごく脆くて人間っていくつになってもやっぱりこういうものがあるんだなと思いました。
ラストバットエンドなのかなと思っていた時、雪乃さんが飛び出して行ってその時のBGM、鳥肌ものでした‼︎誰かを救う事って本当に難しいことやと思います。一生に一回あるのかな?ぐらいに思うところ。
今は自分中心の生活しかしてないけれどいつか誰かの為に何かを出来るようになりたいなと思いました☆彡
映像、音楽は素晴らしいの一言!
この監督さんの作品は全部見てみようと思います!
あと雪乃さんめっさ可愛いです笑

投稿 : 2015/02/10
閲覧 : 307
サンキュー:

33

ネタバレ

Emiley さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

(゚∀゚)

とても絵が綺麗で、驚きとともに感動しました。
あと、ビールのつまみのチョコを大量に持っていたのが笑えました。

投稿 : 2014/12/27
閲覧 : 233
サンキュー:

5

ネタバレ

諭吉がいつも逃亡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

凝縮

アニメ自体は非常に短い。
なのに色々な思いや、しがらみを各々達成させる為に努力し、しがらみから解放されたくて足掻いたり、多分誰もが少しばかりは必ず経験するであろう事を上手く凝縮している作品ではないか…と。
絵も綺麗で物語に合っていた。
心が疲れた時に観たい作品です。

投稿 : 2014/12/18
閲覧 : 267
サンキュー:

8

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れのん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

精緻なビジュアルに感動 ☆ 愛より孤悲のものがたり

 2013年5月31日公開 アニメーション映画(46分)
 監督・脚本・原作・絵コンテ・撮影監督  新海誠さん
 背景美術 滝口比呂志さん    制作   コミックス・ウェーブ・フィルム

 キャッチさせていただいている方のレビューを読んで、ぜひみたいと思って視聴しました。

 長文、ごめんなさい<(_ _)>

 万葉仮名では、恋(こい)という言葉は、孤悲(こひ)とかかれているそうだ。
 いにしえの日本人にとって、恋とは、「孤悲 = ひとりであること(あなたにあえなくてさびしいこと)が悲しい」であった。
 この作品は、孤悲(ひとりであることの悲しみ・苦しみ)ゆえに、大都会の真ん中で壁にぶつかり、うまくあるくことができなくなってしまっている27歳のユキノが、12歳年下のおとなびた少年タカオとの出会いをとおして、すくわれて、再び歩み出す物語である。
 自分の印象では、この作品のメインテーマは、タカオとユキノのラブストーリーというより、むしろ、「孤悲(こひ)」である。

 やや地味な作品だと思うが、自分としては、ちょっと衝撃的というほど感動してしまった(エンタテインメントを求める気分のときには、この作品は合わないかも知れない)。
 冒頭、雨粒が水面に落ちて 波紋がいくつも広がってゆくシーンから、ビジュアルのすばらしさにつかまれ、やや単調なストーリー展開にも、すっかり引き込まれた。

 とにかく、映像の美しさが、尋常じゃない。

 新海誠監督へのインタビューによると、 {netabare}監督は、絵コンテというより、紙芝居のようなビデオコンテを、一人で長い時間をかけて自分の声を入れてつくるそうだ。これがいったんできあがれば、作品全体の厳密な設計図になるので、変更を加えないとのこと。
 さらに、新海誠さんは撮影監督として、描かれた背景とキャラクターを重ね、雨や光を加え、色をコントロールして合成を行なう。
 こうして、作品の入り口と出口をコントロールすることによって、自分が求めているクオリティーを保証するというのが、新海誠監督の「作家性の強い作品」をつくる方法である(参考 新海誠監督インタビュー)。 {/netabare}

 新海誠さんは、ご自身が思春期のむずかしい時期に、「美しい風景によって救われた」という体験をとても大事にしている。その思春期の体験が、新海監督のアニメ作家としての原体験の一つなのだろう。
 それゆえ、新海監督の作品では、風景の美しさが半端じゃないのだ。

 雨は、この作品でたいへん重要な役割を持っており、作品中の7割以上の時間で雨が降っている。
 新海監督はこの作品の制作にあたって、雨の描写に徹底的にこだわって力を入れたそうだ。池に落ちた数多くの雨粒の波紋が広がるシーンとか、雨粒がはねるところとか、「ここまでやるか!」と、自分は、うなってしまった。

 列車の複々線の複雑な高架線、新宿御苑のさまざまの木々の緑、夏の雲と雷鳴、透明な傘をとおしてみる向こうの景色、コップからたちのぼる湯気、黒板にチョークで書かれた文字など、この作品は、精緻なビジュアル表現にみちている。
 雨を中心とする精緻なビジュアル描写が、繊細な心理描写と深いところで共鳴し合っている。そのようにして、物語の叙情性が視聴者の胸にしみる。ラストシーンの感動にむけて、知らないうちに、ユキノやタカオへの感情移入が深まっている。

 ラスト、雨の踊り場シーン。

ユキノとタカオは、はじめて感情をさらけ出し、二人の孤悲(こひ)のものがたりが、ぎゅっと凝縮する。

 最初みたとき、自分はこの場面に、ひどく感動してしまった。何回みても、涙腺がおかしくなる。ありがちな弱さを抱えて苦しむ平凡なユキノに、どこか自分を重ね合わせているのかもしれない。
 ユキノが泣きじゃくり、タカオに抱きすがりながら叫ぶ、 {netabare}

  「まい・・あさ・・・・
  ちゃんとスーツ着て・・・、わたし・・・
  ちゃんと学校に行こうとしてたの・・・、でも怖くて・・・・、どうしても行けなくて・・・・・・・・・
  あの場所で、わたし・・・、わたし、あなたに、すくわれてたの!(タカオの腕の中で号泣、タカオも号泣)」{/netabare}

 ここのユキノのセリフは、最初聴いたとき、何を言ってるか聞き取れない部分があった(監督から花澤さんに、演技についての指示があったのだろうか?)。
 くりかえして聴いて、やっとユキノのセリフを聞き取ることができた。
 ユキノは、タカオの告白に対して{netabare}「わたしもあなたが好きなの!」と、いっているのではない。 「あの場所で、わたしはすくわれてたの!」といっているのだ。その「すくわれていた」という言葉に、自分は心が震えた。{/netabare} このシーンでの、ED曲・「Rain」(作詞・作曲:大江千里さん/歌:秦基博さん)の入り方は、演出効果が大きい。

 27歳のユキノは、15歳の少年タカオの前で、こどものようになって自分をさらけ出してしまう。社会的な立場での二人の関係{netabare} (同じ学校の生徒と退職する教師){/netabare}もぬぎすててしまう。雨の東屋で、そうだったように。

 ユキノの孤悲(こひ)の苦しみは、タカオに洞察されており、「そうやって貴女は一人で生きていくんだ!」というタカオのセリフに表現され尽くされている。号泣して少年の腕に飛び込んでゆくユキノは、この孤悲の苦しみから、だれか信頼できるたしかな人の手に飛び込もうとした。
 
 このアニメでの花澤さんの声は、他の作品での彼女の声と比較して、大人の女性を演じており、たいへん印象的である。タカオ役の入野自由さんの演技もすばらしい。

 ユキノは、自分としては好感が持てる、普通の、やや平凡な女性である。ただ、自分もそうであるように(あるいは、多くの人がそうであるように)、ユキノは弱さを持った人間である。タフではない。タフなのはむしろ、12歳年下の少年タカオの方だ。
 ユキノは、四国の田舎から上京して、職場の同僚との恋愛も、優しいばかりで体面を気にしている元彼に傷つけられて終わってしまい、ちょっとした職場の困難にぶつかって、「うまく歩くことができなく」なってしまう。味覚障害という、ストレスから起こった症状に苦しんでもいる。

 歩けなくなっているユキノに対して、靴職人になるのが「大人には理解されない夢」だと思い込んでいる少年タカオ。
 たしかに、今の時代、靴のほとんどは大量生産されているだろうし、靴職人として生活を成り立たせることがはたして可能なのか、彼の夢の実現に向けて、道は険しそうである。大人たちが、安易に彼に、「その夢はねぇ、現実には・・・」とでもいってしまいがちな状況は、彼も理解しているのだろう。
 しかし、タカオの「靴職人になりたい」という夢は、タカオという少年の存在そのものの、根っこのようなものではないだろうか? 

 「歩けなくなっていたのは、自分も同じです」と、タカオが言うのは、そういうことを意識しているからだろう。
 雨の東屋で、年上の心惹かれる女性であるユキノに、自分の夢を聴いてもらえた、その体験は、タカオにとって貴重なものだった。

 このように、二人の孤悲(こひ)は、シンクロしている。


 新宿御苑の東屋、雨の日だけに約束もしないのにあう二人。
 まわりは雨、雨が降るから他にはだれも来る人がいない。
 雨に守られ、この限定された、二人だけの不思議な時間と空間に守られ、二人の非日常の出会いの物語が展開する。 雨は、この作品では、「第三のキャラクター」であった。

  {netabare}「あの、俺、ちょうどいま、靴を一足つくっているんです。」
     「だれのかは決めていないけど、女性の・・・・、靴・・・。」

 もちろん、「だれのかは決めてない」というのは、タカオの配慮であって、ユキノも、自分のためにタカオが靴をつくってくれていることはわかっている。{/netabare}

 靴も、この作品では、あるけないユキノをすくいたい、少年の切実な気持ちの現れとして、大切な象徴的意味を持っている。
 ユキノは、靴のサイズのために素足を測らせるが、ユキノがこの空間で少年に心を許し、よほど親しみをもっていることの表現でもあろう。


 新海誠さんのチームにとって、美術の滝口さんの存在は大きいと思われる。新海監督も、滝口さんに深い信頼感をもっておられるのだろう。
 ビジュアルの完成度はすごいのだけれど、今後の新海誠作品に大きく期待している自分としては、ひとつだけ、少し気になったことがある。
それは、メインキャラのキャラクターデザインをもうすこし工夫できれば、作品の完成度と感動の大きさがさらに強いものになりそうなことだ。
 とくに、ユキノのキャラデザ。 {netabare}  
 27歳の普通のまじめそうな女性、年下の少年に思いを寄せられてもおかしくないイメージ・・・・、そういう点で、この作品のキャラデザも、わるくはないと思う。
 思春期の男子が、年上の女性(20代くらいの先生)になんとなく思慕するというのは、よくありそうなことだ。ただ、この作品では、思慕にとどまらず、雨の東屋という不思議な時間と空間の力で、二人は急速に親しくなる。そういう関係性を考えれば、もうすこしはっきり、ユキノを、少年の目線からみて、「なるほど、この女性なら、思いをよせるのもわかるなぁ」というキャラデザで描いて欲しかった。ユキノについては、眼差しや仕草、表情の描写もすばらしい。また、cvの花澤香菜さんの演技が(ラストの踊り場のシーンなど、とくに)ちょっと感動的なほどすばらしく感じられただけに、キャラデザがもう一歩・・・、と感じたのは、自分だけだろうか?{/netabare}



 日常で起こりうる物語なので、実写にできそうな作品にみえる。しかし、孤悲(こひ)というテーマを、美しいビジュアルに心理の綾をシンクロさせながら描くには、アニメのもっている力が、表現手段としてはるかにすぐれていると感じた。

 

投稿 : 2014/12/15
閲覧 : 417
サンキュー:

40

ネタバレ

マキシマム13 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

面白くない

作画や音楽などはとても良いと思うが肝心の話が一切面白くない。正直作画や音楽だけで頑張った雰囲気だけ良いアニメ映画と感じた。

投稿 : 2014/11/29
閲覧 : 185
サンキュー:

1

ネタバレ

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映像は美しい

話は平凡な感じ。

投稿 : 2014/11/25
閲覧 : 235
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【 言の葉の庭 】

凄く綺麗なアニメ、その一言に尽きるよ。

ずっと長く続く静寂の時が、ラストシーンに一気に均衡を崩して、
激しく変化する様が、人間が内に秘める恋愛感情を見事に表現している。
本当に、素晴らしい作品。。

キスシーンとかは出て来ないんだけど、このアニメの性的表現は凄い。
孝雄が百香里の足を触るシーンが出て来るが、
キスよりも凄い表現だと俺は感じた。
まぁ、別に足フェチって事ではないのだけれど、
男が女性の足を触る事って、リアルにどんな行為か、想像して欲しい。
なっ?凄いだろ?w

年上の女性に憧れるありふれた設定なんだけど、年上の女性でも、
年下の女性でも、基本、女子は女子なので、あまり年齢は関係ないと思う。
百香里が自分の方が大人だからって感情を殺して、孝雄を部屋から送り出した後、
どっと押さえていた感情が溢れだして、もう自分ではどうする事もできなくて、
どうやってもとめられなくて。。

でも、それが人間の普通だと俺は思う。

常に静と動を繰り返して変化して行く心。
形もなくて、この手に掴むこともできない。
何時だって日々刻々と変化して揺らいでいる。

そうなんだよ。心の本質は「揺らぎ」であって、
そして、人間の本質は心なので、
人間は初めから「揺らぎ」と共に生きている生き物だと俺は思う。

そう思えると、恋愛だけに限った事ではなくて、
喜怒哀楽が表に出るのが普通だし、
様々な人間関係に、ぐちゃぐちゃにされる事の方が、
実は、普通だったりするのかなぁ。と思えて来て、
人と人の付き合いが、凄く楽しくなって行く。

その、もっとも楽しい行為が「恋愛」
そして、もっとも残酷な行為。。

でも、誰かを好きになった時のエネルギーって凄くないかい?
斜めから物事を捉えていないで、まっすぐに大好きを表現して欲しいなぁ~。

最後にヒロインの百香里について、、
俺は、ちょっと影のある感じの女性がタイプなので、
結構ストライクだったんだけど、百香里程度に
隙を作ってくれないと、やっぱり男子も入り込めない。
ちょっと私、しんどいなぁ~アピールをするぐらいの子が、
俺は、可愛くて、いいと思うのだが、まぁ、そこは主観ね。。w

そんなねぇ~完璧な人間なんて居ないんだって!
私こそは清廉潔白なんですアピールの方が、
なんかあやしい宗教の信者のように能面かぶっているようで、
かなりうさんくさいんだって。。ww

投稿 : 2014/11/19
閲覧 : 180
ネタバレ

無心 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

超真面目な大人アニメ(長文注意‼︎‼︎)

とても良かった。キャッチの方に男目線アニメだよと言われスルーしていたが、もっと早く観れば良かったな。

まず、作画。背景や木々はもちろんだが、新海作品は水だったり光だったり、形のないものを描くのがうまい。まるで実写のようで、透明感がありつい見惚れてしまう。

わずか46分という短いお話なので、ストーリーはあってないようなものかもしれない。靴職人を目指す男子高校生タカオ、歩き方を忘れてしまった女教師ユキノ、2人がとある雨の日に偶然出会い、一緒に過ごすうちにお互いにかけがえのない存在になっていく。言ってみればストーリーはそれだけである。
でも一瞬一瞬の描写に何一つムダがなく、後半はグッと心を鷲掴みにされてしまった。

【 歩き方を忘れるということ 】

男女関係の疑いをかけられ生徒から嫌がらせを受け、それが保護者にまで飛び火し問題となり、学校にいられなくなった女教師ユキノ。
毎日スーツを着て電車に乗ろうとするも、どうしても学校に行くことが出来ず、新宿御苑のベンチでビールを飲んで現実逃避をする。

まぁ確かに、道につまづくには十分な動機ではあるが、ユキノがこうなってしまったのは、むしろ伊藤先生の存在こそ大きいのでは?と自分は見ている。

まるで壊れものに触れるみたいにいかにも優しそうに話し、息をするのも辛かったあの頃に周りの声ばかりを気にして信じてはくれなかったあの男である。
なんでもかんでも恋愛に結びつけてしまう思考がスイーツのようでちょっと恥ずかしい。だが、実際のところそんなもんだろう。

男性は女性が思っている以上に体面を気にし、自らの社会的立場というものを死守する人が多いように思う。自分などからすると驚くばかりだが、いざという時に保身に走られるとそりゃ味覚障害にでもなろうというものである。
細かな経緯は描写されていないが、伊藤先生がベランダでタバコを吸いながら電話をしていた際、カーテンの向こうに見えた人影を自分は見逃すことが出来なかった。
自分の1番辛い時に味方になってくれず、先生はもう自分の知らないところで新しい生活を始めている。それにひきかえ自分は歩き出すことが出来ず立ち止まったまま。そんな状態で学校へなんて行けるはずがない。

別れた後も親身に相談に乗り、手続きまで代行してくれる先生は非常に優しい人なのだが、優しさゆえに時に人を傷つけることをこの先生は分かっていない。ユキノが本当にしてほしかったのは、そういうことじゃないんだよ。

なぜに自分がここまで伊藤先生に拘るかと言うと、アニメではサラッとしか触れていないが、小説では色々あったらしい。アニメは基本的にキャラの年齢が低いので、タカオより伊藤先生とユキノの大人の恋愛が観たかったな。他の新海作品みたいに3部構成にして、ここの部分をじっくり描いてほしかった。

【 タカオの存在 】

そんなユキノの精神状態から言って、タカオの存在は大きかったのだろう。最初は気晴らし程度に過ぎなかったのに、段々と会うのが楽しみになり、気づけば雨の日を待ち侘び、晴れの日が恨めしく思えてくる。

自分の下手な料理も否定せず笑って流してくれ、夢を語る青年の姿は年下といえどやはり魅力的に見える。

【 ユキノという女性 】

自分はユキノという女性が割と好きであるが、27歳にしては見た目よりやや未熟に見えた。タカオからは大人の女性に見えるユキノが、実はとても弱い人で、どこか依存的。少なくとも不遇な現状を打破するバイタリティさはユキノには見られない。強かではない。
ユキノ自身、「27歳の私は15歳の私より少しもかしこくない、私ばっかりずっと同じ場所にいる」と語っている通り、本人にも自覚はあるようである。それでは貴女の12年間は一体何だったのかと突っ込みを入れたくなるほどに頼りない。
ほぼ初対面の自校の生徒に恋の歌を詠んだり、あれだけの経験をしておきながら、元?生徒を自宅に入れてしまうなど、ユキノは教師としていささか脇が甘いような気もする。
でもそんなユキノだからかな、親近感が湧いて、嫌いにはなれない。

実際に付き合ったら、こんなつまんない女もそういないかな。ワガママも言わなそうだし、冒険しないし。妻にするにはもってこいだけど。


【 気持ちをぶつける 】

今作の唯一にして最大のクライマックス。階段踊り場でのシーンは演出の良さもあり何度観ても泣いてしまう。
タカオの涙まじりの真剣な台詞がとにかく良かったね。グッときた。

「ユキノさん、さっきの忘れて下さい。俺やっぱり貴女のこと嫌いです。
(中略)自分のことは何も話さないくせに人の話ばっか聞き出して
(中略)アンタが教師だって知ってたら俺は靴のことなんて話さなかった。どうせ出来っこない、叶いっこないって思われるから。
(中略)俺が何かに誰かに憧れたってそんなの届きっこない、叶うわけないってアンタは最初から分かってたんだ。だったらちゃんと言ってくれよ。
(中略)アンタは一生ずっとそうやって大事なことは絶対に言わないで自分は関係ないって顔してずっと一人で生きていくんだ。」

それに対しユキノが
「あの場所であなたに救われてたの。」
と、初めて心情を吐露する。

涙腺崩壊ですよ。ベタだけど。
音楽の入り方も絶妙で。本当このシーンが好き。

【 その後 】

あれから2人は文通をし、この時点では切れてはいない。最後はタカオの「いつか会いに行こう」で物語は終わる。それで、結局2人はどうなったの?という部分は視聴者に丸投げする辺り、さすがは新海作品である。大事なことは絶対に言わない。だが、それがいい。


この作品は真面目な大人アニメです。短いながらなかなかに深いテーマを扱ってるなと思いました。
途中からかなり真剣になって観たので長くなってしまいましたが、最後に、こんな素晴らしい作品を世に出して下さった制作者の方と、こんな長ったらしい文を最後まで読んで下さった貴方に感謝します♪♪
どうもありがとうございました^ ^

投稿 : 2014/11/15
閲覧 : 424
サンキュー:

65

ネタバレ

蓮@最近戦闘アニメ好 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

綺麗

全体的に綺麗な作品だと思いました
特に雨の絵写が美しくて感動です
最初見た時は「え、実写かよww」とか思ってました
そしてこの作品は雰囲気が素敵、青春ですねぇ
その上からのハッピーエンド展開・・最高です
ですがもう少し長くても良かったかな、と
いや物語はとても上手にまとまっていて何故こんなに
尺が短いのか不思議な位です。
俺は画像で決めましたが中には時間などで決める人も
少なくないんじゃないかな・・。
個人的には退屈しなくて素晴らしい作品だと思います

投稿 : 2014/11/11
閲覧 : 213
サンキュー:

9

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言の葉の庭のストーリー・あらすじ

靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描いている。そこで出会った、謎めいた年上の女性・ユキノ。やがて二人は約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、心を通わせていくが、梅雨は明けようとしていた­…。(アニメ映画『言の葉の庭』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年5月31日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム
主題歌
≪ED≫秦基博『Rain』

声優・キャラクター

入野自由、花澤香菜

スタッフ

原作:新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、作画監督・キャラクターデザイン:土屋堅一、美術監督:滝口比呂志、音楽:KASHIWA Daisuke

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