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「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX[スタンドアローン・コンプレックス](TVアニメ動画)」

総合得点
92.1
感想・評価
5064
棚に入れた
21565
ランキング
25
★★★★★ 4.3 (5064)
物語
4.4
作画
4.2
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.3

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サイバーパンクの傑作

 原作は未読。
 同じ攻殻機動隊シリーズありながら一連の劇場版作品とは雰囲気が異なる感があり、この辺は
監督の違いによるものなのかな。
 本作も劇場版と同じようなテーマ性を持っているが、あまり難解にならずに
エンターテイメントとしての娯楽性を強めた印象が強かった。
 本作で描かれた自己や自我の認識定義のような問題、意識と体の問題は劇場版でも扱われて
いたが、特にタチコマに代表される製造品に生じたゴーストの問題が印象深く、いわゆる
ロボットもののテイストが強くなっていたみたい。
 あと個々の意識の並列化や集合意識のような、よりネットワーク社会を感じさせる描写が
多くなっていたのも印象的。

 テレビシリーズという長尺のためか、草薙 素子以外の公安9課の面々が描かれており、チーム
感が強くなった感がある。
 そういう部分ではサイバーパンク的世界観の中にはあるものの、キャラの関係性やストーリー
展開自体はいわゆる刑事ものなどに近い印象。
 それにしてもメンバーが割と普通の服装の中、素子だけが妙に露出が多いのはあれは何
なのだろう?。単なるファンサービス的なものか?。
 この9課のメンバーだが皆、大人でプロフェッショナルな印象で、他作品にありがちな自身の
正義感で暴走するようなメンバーは皆無。
 このメンバーの中では描写が多かったせいか、バトーとトグサが特に印象深い。
 バトーに関しては結構感情的な描写が多く、良くも悪くもプロになりきれていない部分が
人間的魅力を感じる。そして、素子に対しては単なる上司、戦友以上の感情を持っている
ようで、この二人の関係性もなかなかいい。
 トグサに関しては義体化はしていないようで、更に所帯持ちと9課では異色のメンバーだが、
「GHOST IN THE SHELL」で素子が語ったように、彼の他のメンバーとは異なる多様性が
9課の強さに繋がっているように思えた。実際、他とは異なる思考をすることが多く、それが
事件解決に繋がるような展開もあったし。
 基本的には素子以外はおじさんばかりで、他作品にあるような萌えキャラは皆無だが、その分
萌え担当といった印象が強いのが、多脚戦車のタチコマ。ペット動物のような可愛さを感じて
しまったが、それだけでなく次第に個々の自我が生じていく過程は興味深いものだし、最後に
バトーのために自己犠牲の精神で戦いに挑む姿勢は涙を誘う。

 ストーリー的には「笑い男」事件を中心に描かれるが、その真相は単なる犯罪で終わらず、
政治的なものに踏み込んだスケールの大きいもの。そういう意味では社会派的な作品もである。
 現実の厚生省も過去に色々あっただけに、やけにリアリティを感じてしまう。

投稿 : 2016/11/20
閲覧 : 266
サンキュー:

8

あいき さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

いまいち

いまいち

投稿 : 2016/11/16
閲覧 : 264
サンキュー:

3

seiya さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

近未来SFアニメの傑作

ジャンル:近未来SF

物語/感想
科学技術が進み人は脳にデバイスを埋め込み直接ネットできるようになり、義手・義足にロボット技術を+した義体という技術を使い体の一部、またはすべてを義体化することによりサイボーグ人間となることができる世界で主人公がサイバー犯罪を解決していく様を描いた作品です。
また、人間と機械の境界があやふやになった世界で自分の魂の在りかについての問いを投げかけている作品でもあります。
あまり、ネタバレ要素を書き込まない主義ですが、全体像としてこの内容を抑えておくと話を早く理解できるとおもいます。(予備知識なしだと少し難しいかも)

このシリーズも色々なシリーズ・劇場版と出ており、物語の時系列的にはこの作品が最初ではありません。
ですが、興味がある方はまずはこちらを見ていただければこの作品の魅力が分かると思います。
内容としては、なかなか小難しい感じですが、最初は雰囲気で好きになり、その後に見返したりして理解を深めていく作品だとおもいます。

また、余談ですが、この作品の原作は漫画でありシリーズには原作の内容に準拠したストーリーとIF(アナザー)ストーリーがあり、本作はIFストーリーとなっています。では、なんでアナザーストーリーを最初に見せるの?
と思われるかもしれませんが、シリーズ全体で見るとこのIFシリーズの出来が良いからかは不明ですがIFストーリーのシリーズが多く制作されております。
どちらも世界観は同じですので、この作品で気に入られたらチェックしてみるという具合で良いと思います。

声優
個人的には主人公の声はこの作品での声優さんの声が一番しっくり来ます。
(別シリーズだと声優さんが違います)冷静な印象を持たせるトーンの声でありながら色っぽさも兼ね備えたとても良い演技だとおもいます。

キャラ
主要キャラは全員キャラ立ちしており、みんな好きになれると思います。とにかくみんなクールです。

作画
たまに遠目の絵が崩れてたりしますが、重要な部分ではとてもよく作りこまれており、引き込まれます。

音楽
印象的なのはやはりOPでしょうか。とても透明度のある声の方が歌っていて作風の近未来感ととてもマッチしていると思います。亡くなられたのがとても残念です。また、作中BGMもクールでカッコいいものが多いので心地よいです。

投稿 : 2016/11/13
閲覧 : 221
サンキュー:

6

lcXEE65136 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これはアニメ

GHOST IN THE SHELLは道徳。

投稿 : 2016/10/19
閲覧 : 234
サンキュー:

2

HWlmh49001 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

深い…

ストーリーの練り込まれ方が秀逸でした。
思わず一気に見てしまいました。

投稿 : 2016/10/12
閲覧 : 200
サンキュー:

4

亜盗 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺のアニメ史上最高

すべてにおいて減点要素がないです。苦言を呈すならば大人向けです。

投稿 : 2016/10/11
閲覧 : 256
サンキュー:

5

ホットラムネ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個人的おすすめ度:★★★★★

設定、キャラ、音楽、戦闘シーンすごく好きです♪
サントラ持ってます。やっぱり菅野よう子さんは良いですね♪

投稿 : 2016/09/29
閲覧 : 201
サンキュー:

4

ネタバレ

アルネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大人向けの良作だと思う

【長文苦手な人用】
・1期26話、2期26話、OVA1話、劇場版複数
・アニメ1期の舞台は2030年の近未来
・主人公は公安9課(サイバー警察みたいな)
・話の内容は難しく、観るのに頭を使う
・後半の20話あたりからは一気に面白くなる
・1話目で「面白い!!」とはならないと思う。とりあえず判断するのは5~6話目あたりまで観てからをオススメ
・時系列は「ARISE(劇場版)」→「GHOST IN TNE SHELL(劇場版)」→「S.A.C(アニメ1期)」→「S.A.C 2nd GIG(アニメ2期)」→「S.A.C Solid State Society(アニメOVA)」
・タチコマ可愛い(*´`)


舞台は西暦2030年、技術の発達であらゆるものが電子化された近未来。
それに伴い変化していく悪質犯罪(主にテロ等)への対抗策として置かれた、
内務省直属の独立部隊公安9課、通称「攻殻機動隊」こそが物語の中心となる...
基本的に事件は一話完結、それと同時進行で大きな事件が動く感じ。1期なら笑い男事件、2期なら個別の十一人事件、のように。

偉人の言葉を引用した会話のやりとりもあって、正直言って非常に難しく、時には哲学的思考を求められる事もあります。
完全に情報が並列化されてしまった時、"「個」とは一体なんなのか?自分が自分である為に、人は何を求めるのか?"そんなことを考える事に少しでも興味を持てるのであれば、きっと本作品の良さに気付けるはずです。
1話目を見て「すごい面白い!!」とはならないと思います。が、とりあえず「笑い男」という単語が出てくるまで見て、判断することをオススメします。

ちなみに時系列を重んじるのであれば、アニメより昔の時系列の劇場版があります。(オススメはしません)

【1】劇場版アニメーション『攻殻機動隊ARISE』
①Ghost Pain
②Ghost Whispers
③Ghost Tears
④Ghost Stands Alone
以上4部作の構成で、舞台は2028~29年、公安9課創立の前日譚という位置づけ。

【2】劇場版アニメーション『攻殻機動隊 新劇場版 GHOST IN TNE SHELL』
舞台は2029年、内容は「ARISE視聴必須」のものとなっている。

【3】TVアニメ版『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
アニメ1期。舞台は2030年。内容は公安9課の活躍を描いており、ARISEを観なくても楽しめるはず。

【4】TVアニメ版『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』
アニメ2期。1期から2年後、2032年が舞台。もちろん1期の続きの話。

【5】TVアニメ版『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』
アニメOVA。さらに2年後の2034年が舞台。内容は割愛。


観る順番としては、アニメ(1期、2期、OVA)を観てから原作、劇場版を観る事をオススメします。理由としては、劇場版は難しい。アニメ観てある程度世界観を理解してからのが良い。他にもいろいろありますが割愛。



長々と書きましたが、とりあえずアニメ1期観て面白ければ2期、OVAを観て、その後に劇場版を観るかどうかは色々調べて考えるのがいいかと。

投稿 : 2016/09/17
閲覧 : 209
サンキュー:

6

HIMAJIN さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

練り込まれた秀逸なストーリー。観れば観るほど世界観にハマっていきます!

すばらしい!!

あらすじ読んだときは正直詰まんなそうだけどあにこれで高評価だから見てみるか程度のモチベーションの低さでしたが、
──そして実際最初の方は退屈で視聴をやめようかとも思いましたが、
これが5話あたりからどんどん面白くなるんですね!
(これから見る方いるなら『笑い男事件』というワードが出てくる
5,6話までぜひ見て欲しい)
特にラストにかけてのストーリーは圧巻でした!

あえて今回も言わせてもらうなら、「あにこれにはずれなし。。」

1話完結モノと、『笑い男事件』を巡る話という
大まかに分けて二つに分かれてるんですが、
これらが実に絶妙に織り交ぜられていて、もうさすが!!
1話完結も、30分の中でよくぞここまで!というクオリティの高さでした
タイトル通り、秀逸、の一言です^^

あと攻殻機動隊シリーズでもう一つ触れておくべきなのは、
魅力的なキャラクターでしょう!

ホントに第一印象悪いキャラばっかなんですがwwみんな格好いい!
回を追うごとにその魅力に気づかされます^^
個人的お気に入りはバトーさんと荒巻課長(欲張りすぎか?ww)ですね。
山寺宏一さんもたぶんSAOの茅場晶彦以外では
初めて聞いたと思いますが、実にいい声でした!

まあそんなわけであらすじとか前情報とか
あんまり気にしないで見てみるといいと思います!!

投稿 : 2016/09/13
閲覧 : 347
サンキュー:

39

ややや さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どえらい作品

世界観、キャラクター性は原作士郎正宗の化物じみた先見性に依存しているので評価しにくいが、とりあえず高評価。
ただ、オリジナルのシナリオは高水準の質をキープしたまま完走している印象で、さらに、見ている側に考える余地を与えていてくれているのが、その分のめり込める。
作画に関して、作画監督の入れ替わりでキャラクターデザインがバラバラになってしまうのは、どうしても気になる部分ではあった。
それでも所々自然なモーションが描かれていて、目を引くものがある。
最後に、作品全体を見た時に、これほどのクオリティの作品はあまり見られないと思う。歴史に刻まれるSF作品だと感じる。

投稿 : 2016/09/12
閲覧 : 215
サンキュー:

5

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ある意味、現代の象徴

2016.08.31追記

「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ」

冒頭で主人公の口にするセリフだが、公安9課という国家テロ組織の現場指揮官にふさわしい独善的な言葉だ。
犯罪者に投げかけるレトリックではなく、本心からの言葉とすれば、友人付き合いはできそうにない。

とりあえず全編を通じて、国家テロ組織がどのように自己正当化しているのかは、はっきりとわかる。

近未来描写は独創的で、ストーリーにも破綻はなく良くまとまっているが、この主題性は推薦できる人を選ぶようだ。

主題とストーリーを切り離せる。
メカとアクションを眺めるだけで満足。
国家テロ組織に容疑をかけられる事態を思い浮かべることができないほど、想像力に欠けている。
冒頭のセリフを自分に向けられることなどありえないと確信できるほど、狭い世界で生きている。

このような方以外には、手放しで楽しむことは諦めるように勧めたい

【追記】
上記はこのTV版への感想で、映画版は全く別だ。
映画版の主人公は、冒頭のようなセリフが自身に投げつけられる可能性に自覚的である、という以上に強迫の念を振り払えない人物設定で、この意味ではTV版とは完全に別人格と言える。
映画版の方が観る人を選ばない。

【追記2】

主人公の人格について、もう少し真面目に記しておきたい。

登場人物がすべて成人ばかりであるためか大人っぽく見える「世界」だが、むしろ子供向けに創られているように感じられる。

多様な対立する政治性が闘争するように見えながら、登場する政治観は、原理的には「人々を羊の群れと看做し、秀でた指導者が、羊飼いのように善導する」という単一のものだけだ。
あれこれの事件や陰謀や駆け引きは、誰が「羊飼い」の座を占めるかという争いに過ぎない。
文字面から明らかなように「子羊-羊飼い」型の政治観は牧畜文化圏から発生しているが、他の文化圏には当然ながら異なる政治観が多様にある。
しかし、根本的に異なる政治観に挑戦される、真の意味での「政治性」はどこにもない。

大衆は豚だ、という言葉は初めて聞く中学生には強力な印象を与えるだろうが、成長するにつれて浅薄なものに感じられてくる。羊としての大衆という政治観も同じ事だ。
アクションを発生させる原動力として、「羊飼い」の座をめぐるゲームを生じさせるために、政治観は単純なもので十分であるとは言える。


主人公をこの単純な政治性に接近させるものは、「全身義体」という設定だ。

高度テクノロジーに支えられたメンテナンス・システム無しには、義体を維持できない。
外部システム無しに自身の「身体」を維持できない限界性が、メンテナンスの継続性を保証するための金銭上、制度上の特権を不可欠にし、羊飼い=支配層に接近しなければならない必然を生む。

映画版では、この必然性は、根深い「不安」として主人公の人格に影響している。
いや、アイデンティティの源泉である筈の自身の「身体」が外部システム無しに継続性を保てないという「不安」と、自身が取り換え可能な牧羊犬=羊飼いの「犬」であるしかないという、権力から廃棄される可能性への「不安」とが二重化され、むしろ強迫感として取りついているように見える。

この強迫感に脅かされる人格は、主人公が「子羊-羊飼い」政治観の「外部」へ抜け出そうとするストーリーに動機と説得力を与え、観客は素直に物語の中に入り込んで、最後まで映画を楽しむことができる。


一方TV版では、「羊飼い=支配層」と飼い「犬」という距離感は生じていない。
個々の「羊飼い」との関係性ではなく、「子羊-羊飼い」政治観の内面化として、主人公と支配層は一体化している。

「子羊を導く羊飼い」の論理は、自身の「信念」のごときものとして、TV版主人公には完全に内面化されているようだ。
内面的に一体化している結果、椅子取りゲームの力学に対する「用心」はあるものの、根源的な「不安」は生じようがない。

冒頭に記した、犯罪者に浴びせる国家テロ組織の現場指揮官のセリフは、まさしく「犬」が飼い主と精神的に同一化していなければ出てこない代物で、事件の節目節目で「子羊」への情報を遮断して状況を全面的にコントロールする権限を渇望する描写と共に、自分が「善導する羊飼い」と一体化している事を疑わない人格を与えられていると示している。

「犬」としての職業倫理に支えられたプロフェッショナルという人格造形はハードボイルド・アクションにはありがちだが、それも「犬」と「飼い主」の距離感の自覚があってこそリアリティへと昇華するものだろう。(映画版が好例だ)
「身体」の継続性という「鎖」を握られていながら、「鎖」を生じさせる飼い主=「羊飼い」の論理を自己倫理として内面化して同一化する人格は、強迫に脅かされることが無いという点では「健全」かもしれないが、反面ではある種の狂信者のようにも感じられる。
今となっては、現代を象徴しているように思わせる部分だ。

この、人格に埋め込まれた視野狭窄的な「狂信性」が、広い視野からクール且つクレバーに状況を解決しているように見せかけようとするアクション描写と違和をなして、ストーリーに没入することを妨げてしまうようだ。

投稿 : 2016/08/31
閲覧 : 432
サンキュー:

8

Yatima さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

非常に意義のある作品

初代劇場版の「攻殻機動隊」以来抱えていた疑問について一定の答えを与えてくれた作品。

個々のストーリーもさることながら、全体を通して提示されていた“完全に情報が並立化された社会において自己を他者と区別するものは何か?”という問いに対する答えは極めて秀逸。

※ここからネタバレ

“完全に情報が並立化された社会において自己を自己たらしめるのものは何か”という問いについて、この作品では一定の答えを提示している。

その答えとは、分かりやすく言うと“情報に対する嗜好”である。ストーリー内では“好奇心”と表現されているものだが、この考えに基づけば記憶や経験などの“従来自己を自己たらしめていた要素”に頼る必要がなくなる。そしてこの考えによって、自己は情報化によって危険に晒されることもまたなくなるのだ。

これには正直とても驚いたし、深く考えれば考える程納得できるものであった。

投稿 : 2016/08/29
閲覧 : 238
サンキュー:

8

つるてん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

こういう未来もアリだと思われる

投稿 : 2016/08/28
閲覧 : 220
サンキュー:

4

ゲイリー・ビアッジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

公安9課

アクションと頭脳戦の融合。難解な本ストーリーはもちろん、短編集も楽しめる。全ての謎が解かれる終盤は頭をフル回転して見てほしい。

投稿 : 2016/08/18
閲覧 : 213
サンキュー:

5

DM さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

・話が難しい分、頭をふんだんに使って観なきゃならないので前半は眠い
・後半20話辺りから一気に面白くなるので、頑張って観る価値有り
・殆どが1話完結型に近い為、ストーリー性には欠ける
・刑事モノ好きにはオススメ
・声優が上手いので引き込まれる

後半部分の展開があってこそのギリ評価4ですかね

投稿 : 2016/08/13
閲覧 : 193
サンキュー:

5

にわか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2002年とは思えないクオリティ

これは未来の警察の話なのですが、1話見た時「…?」ってなりました。いや本当に。
初見の皆さんは多分ほとんどなるのではないでしょうか?ですが雰囲気や設定に慣れてくるととても楽しめる作品になっています。時間の空いている時に
じっくり見てみてはどうでしょうか?

投稿 : 2016/08/08
閲覧 : 207
サンキュー:

7

ネタバレ

フラフラのカタカナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

途中で止めなくて良かった

絵が古い感じだったので、作品を知ってから見るまで時間が空きましたが3ヶ月程前に視聴しました。

2002年に放送されたという事もあって、
今(2016年)では目新しい世界観や設定も無く、
前半は眠くなったりしてました。

ただ笑い男が出てきて物語が動き始めてからは時間を忘れるくらい集中して見ました。
結果として上手くいく・いかないは別としてこういう行動を起こせる人物が出てくるのは楽しいですよね。
どういう展開になっていくのか最後まで楽しく見れました。
後半の盛り上がり方はランキングの点数も納得できますね。

投稿 : 2016/07/28
閲覧 : 271
サンキュー:

7

ネタバレ

馴鹿R さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正直言って難しい。

これがわかる自分って大人でかっこいいわぁ、アニメわかってるわぁって感じ出すことも出来るけど、正直に。

面白い、深みがやばい。が、学生の自分がうぉぉかっけぇええってなる作品ではなかった、凄い、綺麗、そんな感想の出るアニメだった。
そこがいいところだとは思うが、まだ自分はピチピチに学生なので、学生らしい評価を

投稿 : 2016/07/19
閲覧 : 220
サンキュー:

5

kFNFM66461 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

至高の作品

視聴した数日間とその後しばらく、寝ても覚めても仕事中もこの世界に浸かってしまっていた。

物語に引き込まれる。最終回が最高に素晴らしい。このアニメを見られて生きててよかったと思った。

キャラも凄い。
こんなカッコイイめっちゃ強い女性が主人公のアニメって他にあるだろうか。主要キャラの平均年齢は高く、男キャラが武骨揃いで、マスコットキャラも見た目は可愛くないのに、話が進むにつれてどんどん魅力的に見えてくる。魔法か。

音楽にもハマった。声優さんもすごく上手い。
こんな100点満点の作品を見た後、他のすべてのアニメが見劣りしてしまうのが唯一の欠点。

投稿 : 2016/07/11
閲覧 : 270
サンキュー:

7

ネタバレ

craftbeer さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

匠な内容構成

攻殻機動隊=S.A.Cシリーズと言われるまでのクオリティを誇る作品です。
原作のGHOST IN THE SHELLのクオリティが高いだけでなく、パラレル設定になっているS.A.Cまでこのレベルなのは、本当に有り難いです。

{netabare}
扱われるテーマは電脳化によって生まれた病と、笑い男と呼ばれるサイバーテロが関係する社会現象についてです。それがどのように関わっているかを公安9課の面々が調査し、真相を暴いていく流れですが、1つの謎が解ければまた新たな謎が生まれるという展開のため、話数はありますが、一気観をしたくなります。また9課の草薙素子やバトーらのハードボイルドなカッコよさにタチコマの癒しも物語に欠かせない要素です。

上記に挙げた以外の1話完結型の話が全話中のおよそ2/3ありますが、それも良くできた内容であり、主役に当たるキャラの内面を映すテーマになることが多いため、箸休め兼背景作りとしても優れています。
{/netabare}

投稿 : 2016/07/10
閲覧 : 257
サンキュー:

10

ネタバレ

popo さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完成度が半端じゃない

日本のアニメの代表といっても過言でない
それほどよくできたものである

今作は攻殻機動隊本来の魅力だけではなくTVアニメ版として新しい魅力も
盛り込まれている

話のエンターテインメント性が非常に素晴らしい
一話ごとに趣向の違ったものを楽しむことができる

投稿 : 2016/07/03
閲覧 : 206
サンキュー:

5

ネタバレ

aucheidac さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

寂しげな笑いの男

公安9課と笑い男と呼ばれる天才ハッカーをめぐる物語。時々独立エピソードが入る。


面白いのだけどとにかく難解で、たくさんの人物の思惑や思想がめくるめく電脳世界のアニメーションとともに複雑に絡み合う。一度目に見た時は筋を追うのも困難でした。

二週目を終わって、ずっとレビューを書きたかったのですが、なかなかまとまらず。最近少し落ち着いてきた感があるので頑張って書いてみようと思います。

面白いシーンはたくさんありますが、最初見た時からずっと印象的だったのが、最終26話の図書館での、少佐と笑い男ことアオイの会話シーン。

少佐が図書館に足を踏み入れる瞬間、階段の手すりにFUCK YOUと書いてあるところから、最後までもうサリンジャー祭り。

2030年代、電脳世界となっているこの世界において、紙の本という無用の長物を管理する仕事をするアオイ。なんとなくホルヘ・ルイス・ボルヘスの「バベルの図書館」を彷彿させるような複雑な構造の図書館のレイアウトの中、古今東西のテキストから引用を繰り出し会話を交わす少佐と笑い男という構図がめちゃめちゃ面白い。


たまたまオリジナルの笑い男のレポートを拾ったアオイは、結局オリジナルの笑い男の正体やその実在もが不明のまま、オリジナルなきコピーとして、その情報を伝える媒介者として活動し、そしてついには笑い男は次々にコピーされていく。常にすでに不在のオリジナルとの微妙な距離感を保ちつつ、一方で、このようなジャン・ボードリヤール的なコピーの連鎖の中で、自身もひとつのコピーでしかない笑い男アオイは、やがて「消滅する媒介者」として、システムの内部にも外部にも存在しなくなる。少佐と課長が立ち去るシーンで、階段に座っていたはずの笑い男の姿がなくなっていることがそのことをよく表しています。

少佐と行ったような情報の並列化はこれの最たる者だと思います。つまり、ほとんど同一化してしまうようなレベルでの情報の並列化は、コピーとなんら変わりなく、しかしそのような繰り返されるコピーの中で(たとえ直接的な情報の並列化がなかったとしても)、いずれどこかである種のバグのような歪みが発生する。最後にセラノ・ゲノミクス社の社長の暗殺のような形でそれが現れてくる。


途中で加わる課長が言うように、「外部記憶装置なしにはさっぱりついていけない会話」を可能にするのは当然電脳なわけですが、逆の言い方をすれば、様々な引用を即座に電脳で検索し、その引用元をたどることができる彼らの会話そのものが、会話というより何処かの誰かが口にしたであろう引用の集積体になりうるということでもある(このテーマは『イノセンス』に少し引き継がれていますが)。

図書館で話をする少佐と笑い男という舞台は、実際に彼らが、本当の意味で、膨大なデータベース化されたテキストに埋もれた状態にあると言うことができます。もちろんこの世界で、電脳世界そのものがそのような膨大なデータベース化されたテキストの集積体に他ならない。

彼らの口にする一語一句が、図らずも他人の言葉のコピーにすぎないかもしれない。電脳化されていない現代の僕たちには(幸いにも?)、そのことはすぐにはわかりません(Googleが今一番それに近いことを可能にしています)。


オリジナルが不在のまま繰り返されるコピー、少佐はこれをStand alone complexと名付ける。最初この作品を見た時、僕はこれが社会から孤立している笑い男や少佐のような人物のことを指すのだと思っていました。

ですが、今はそうではなくて、Stand alone complexはむしろ、究極的に社会から「孤立していない」人々のこと、オリジナルなきコピー、コピーのコピーであるような存在である、普通の人たちが、むしろどうにかして一人の個人として認識されたいという、そういうものなのではないかと思うのです。そして、その意味で、きっと少佐や笑い男でさえもStand alone complexを抱える人達のひとりなのではないかと感じます。そう考えると笑い男の笑いが、とても寂しげなものに見えました。


長々と最後まで読んでくれた方ありがとうございます。

投稿 : 2016/06/26
閲覧 : 222
サンキュー:

10

ケンシロウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高にクールな作品

好きなアニメランキングを振り返る。

第2位。
原作未読。
これほどクールなアニメは他に知らない。
小学生が観る様なアニメではなく大人向けであることは間違いない。

攻殻機動隊のアニメは最初の押井版、テレビ放送の神山版、
そして最近劇場公開及びテレビ放送された黄瀬版がある。
その中でも自分は神山版の攻殻が最も好きである。
どの監督の作品も面白かったが、
神山版の第1期は最もストーリーを理解しやすく且つ心を動かされる描写が多い。
理解しやすいと言っても自分は1回観ただけでは理解できなかった。
とにかく専門用語が連発され難解な言葉も多く出てくる為、
完璧に理解するなら数回見たりネットで解説を見ると良いかもしれない。

ストーリーは基本的に笑い男事件というものが主となるが、
それとは関係ない1話完結の回もあり、最初のサブタイトルの背景色でどちらの内容かが判断できる。(1話完結は緑、笑い男関連は青)

迫力のアクションシーンや緊迫の頭脳戦はもちろん見どころだが、
笑い男事件を通じて様々な伏線を散りばめたストーリーは視聴者に全てを語らず、
視聴者自身がストーリーや事件の裏側を理解していく形が多い。
基本的にシリアスな雰囲気の作品だがタチコマがそれを中和しバランスを取っている。
被害者の皮を生きたまま剥ぐという目を覆いたくなる残酷なシーンや、
事件の真相を知るとゾッとする回も若干ある第1期だが、
ポップな回や感動する回もあり全話通じて楽しめる。
ハマってしまうと次回が気になって止まらなくなると思われる。

ストーリーや演出が秀逸で名台詞も多く出てくる今作。
評価ランキングが高いのも頷ける。
アニメ好きであれば是非見ておくべき作品。

投稿 : 2016/06/14
閲覧 : 200
サンキュー:

8

ヒデキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

初めて見た時新たなる未来のありかた、またなんとなく銀河鉄道999の機械化人をおもいだしました。

投稿 : 2016/06/08
閲覧 : 200
サンキュー:

4

ネタバレ

しゃけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私が語るまでもなく

 名作ですね、最近こういう感じのアニメがないと思っていたら「PSYCHO-PASS」という似たような(いい意味で)アニメがありましたがこちらもよかったです。
 しかしこの作品の曲に多く携わっていた歌手がお亡くなりになったのはすごく残念です。

投稿 : 2016/06/06
閲覧 : 239
サンキュー:

5

Wild Geese さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

力を入れるべき所を心得てる

架空の近未来を舞台にしたSFマンガのアニメ化。
義体化(サイボーグ化)、電脳化が増えて
全身、部分サイボーグも普及し、技術の進歩
に伴い、凶悪犯罪が増えていた。犯罪に対抗
するための内務省直属の精鋭組織、公安9課
通称「攻殻機動隊」その活動を描くアニメ。

2002年のアニメなので、時代も感じるが
今観ても、作画が良くて驚く。全体的に動く
量も多く、アクションの動きの質感がすごい。
特に好きなアクションは25話で、動きの質感
だけでは無く、派手さや迫力も兼ね備えている。

まじめな雰囲気のアニメなので、事件の題材
がテロや密売など重大犯罪が多い。一話完結
が多い中に、濃密さがある。最終盤に重要な
ストーリーを持ってきたのは非常に良かった。
そんな中、兵器「タチコマ」の細かい動きが
小動物らしい愛嬌があり、作品の癒しになる。

投稿 : 2016/06/01
閲覧 : 187
サンキュー:

9

ぶるちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シリーズまとめ感想(随時更新)

視聴にあたり用語解説サイトがいる難解な物語。

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「ARISE」(アライズ)
公安9課立ち上げを描いた劇場版4部作(1部約1時間)
物語時系列に沿って最初に観た。

クライムフィクションとSFアクションの融合。
高品質な物語と映像に圧倒される一方で
現実感がなく自分の好みとのズレを感じた。
ハリウッド映画を観ている感覚。

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「S.A.C.」(スタンドアローンコンプレックス)
2番目にTV版を選択。
原作にないパラレルなオリジナル物語。

30分アニメならではのスピード展開で十分楽しめる作品。
印象に残ったのはタチコマの自我と自己犠牲。
いつか人間とサイボーグとロボットを並列で考えられる
未来は訪れるのだろうか。

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「GHOST IN THE SHELL」(ゴーストインザシェル)
3番目は最初に映像化され海外でも評価された本作の
初版(1985公開)と2.0(2008公開)の両方を視聴。

「ゴースト」という概念をテーマにした
生命に関する根源を問う90分のヒューマンドラマ。
TV版より物語・テーマ・映像・音楽全てが大人向け。

これほどの映画が20年前にあったとは参りました。
90分弱を長いと感じなかったアニメは初めてかも。
徹底的にシリアスなのに面白いし全てがカッコいい。

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「S.A.C. 2nd GIG」
4番目はTV版の2期を視聴。
現在の日本情勢に通じるテーマが本流に描かれた
見応えあるストーリー展開が楽しめる作品。
またもタチコマがカッコイイ役どころ。
絵がソフトでシリアス・重厚感が薄れる点は残念。

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「イノセンス」
5番目は劇場版2期を視聴。
前作との関連性は素子失踪後というシチュのみ。
押井ワールド全開の超難解で哲学的すぎる演出は
観客を拒否しているかのように感じる。
”一度の視聴で理解できないように”との製作意図でも
再度の視聴を喚起するものを感じなかった。
バトーさんメインというのもねえ。
素子を観たいんだよアニメを観る側としては。

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「S.A.C. Solid State Society」
6番目はTV版2期後のOVAを視聴。
神上さんは平易なテーマなので入りやすい。
素子がいつもの姿で活躍する安心感と
色々な攻殻を見た上の物足りなさが混濁した後味だった。
なんだかんだいってもやっぱり面白いけれどね。

投稿 : 2016/05/23
閲覧 : 274
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

ヲチ版潰す

しね

投稿 : 2016/05/20
閲覧 : 200
ネタバレ

アラジンA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すでに何度も見た作品

有名ですね。個人的に何度も視聴しました。

投稿 : 2016/05/15
閲覧 : 263
サンキュー:

5

ネタバレ

pokaerion さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

難しい、面白い、熱い

物語:難しさ(それが本当に難しいのかはさておき)が作品の面白さを際立たせる良いスパイスになってる感じ。
作画:今(2014年現在)でも十分見れるクオリティ。基本レベル高い。
声優:一番好きなシーンは断トツで少佐の「サイトォォォ(略」ですが、大塚さんバトーもはまり役すぎ。玉川さんタチコマも素晴らしい。
音楽:菅野さん何でもできるなー。OPはまごうことなき神。
キャラ:少佐に痺れます。強すぎる。あとタチコマかわいい。

総評:熱い。ちゃんと見ようとすると難しいんですが
何気なく見てても絵面が面白いのでSF嫌いとかじゃない限り割とだれでも楽しめそう。

投稿 : 2016/05/13
閲覧 : 232
サンキュー:

4

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのストーリー・あらすじ

西暦2030年…あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても「孤人」が複合体としての「個」になるほどには情報化されていない時代…。
情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。内務省直属の独立部隊公安9課、通称「攻殻機動隊」である。
公安9課の役割は、深刻な電脳犯罪への対処、国内における要人の援護、政治家の汚職摘発、凶悪殺人の捜査から極秘裏の暗殺まで、多岐に渡っている。彼らは電脳戦を最も得意としつつ、高性能義体を生かした物理的な戦闘においても特筆すべき能力を発揮する、精鋭部隊である。(TVアニメ動画『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年秋アニメ
制作会社
プロダクションI.G
公式サイト
www.kokaku-s.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A_STAND_ALO...
主題歌
≪OP≫ORIGA『inner universe』、Jillmax『GET9』≪ED≫Scott Matthew『lithium flower』、Ilaria Graziano『I do』

声優・キャラクター

田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、山口太郎、小野塚貴志、玉川砂記子

スタッフ

原作・協力:士郎正宗、 監督:神山健治、企画:石川光久/渡辺繁、シリーズ構成:神山健治、キャラクターデザイン:下村一、メカニカルデザイン:寺岡賢司/常木志伸、美術監督:竹田悠介、美術設定:加藤浩、色彩設定:片山由美子、特殊効果:村上正博、編集:植松淳一、撮影監督:田中宏侍、3D監督:遠藤誠、音響監督:若林和弘、音楽:菅野よう子

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