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「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX[スタンドアローン・コンプレックス](TVアニメ動画)」

総合得点
92.1
感想・評価
5066
棚に入れた
21571
ランキング
25
★★★★★ 4.3 (5066)
物語
4.4
作画
4.2
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.3

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

まいける(*´∀`) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

複雑な世界観がgood!!

シリアスなアニメのジャンルならではの複雑な世界観。
サイボーグという現代の科学で届きそうな未来。
非科学的でもあるが、現実味を帯びている。
そして…
主人公が美人!!
以上っ!!

投稿 : 2015/09/16
閲覧 : 288
サンキュー:

5

ネタバレ

くまごろーさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

圧倒的な完成度

 攻殻機動隊が好きな人なら、たぶん攻殻シリーズでは『Innocence』を挙げるのではないだろうか。ただこの作品はInnocenceはInnocence、これはこれ、と両立させた攻殻好きを納得させる作品。わたしはハードルが高い理由も挙げつつ、レビューを書こうと思います。


 この作品を語る上ではいくつか前提を整理しておく必要があり、単純にアニメという枠の中で評価すると作品としての正確に評価出来ないとわたしは思うのです。

【前提1】

 書物、映画、音楽、美術など他の表現物と同じ天秤にかけることが出来るかどうか。

 これはすごく難しいことで、そもそも違う表現手段のものを比較することに無理があるといわれそうであるけれども、優れたものほどテーマ、その方舟となるストーリー、つまるところの結果的にどう伝わったか。

【前提2】

 前提1に通じるのだけれど、テーマが普遍性であるか。普遍性を持ち得るかによって様々な媒体の表現物を作品という括りで論じることがたぶん出来るはずです。

【前提3】

 新たな要素、価値観の提示。もし、新しいものがなければ、普遍性を持つ、長い時間支持され続ける名作が存在するだけでよくなってしまう。流行と=になりがちだけれど、それが新たな価値観として一般性を得たりもする。

【前提4】

 感性と完成度。感性で訴える作品は言葉で形容し難いけれど、インパクトがあり、感覚的な『わかる』を与える。その裏支えとして緻密な論理的なものも存在し、深く理解するには難解であったりする。

 端的に例を挙げればジブリ作品なんかがそうだと思う。大人も子ども好きな人が多いのに、強く印象つける何かは上手くいえないというような。


 ざっくりいってわたしの提示した前提条件が仮にあるとして、その時点でたぶん攻殻シリーズ全般的に敷居が高い。何故なら、政治的だし、哲学的なテーマを用いた純文学も出てくるし、機械もマニアックだし、主人公である少佐こと草薙素子は何故かレオタードだ。

 ただ、この作品をわたしが高く評価するのは作品で提示されたり、語られるものは近未来(非現実という意味)ながらリアリズムがあるし、その完成度と感性が秀逸であるということです。


 攻殻の秀逸さというのは文学でいうところの純文学に近くて、純文学というのは実際読んでみると多くの人は結構共感出来るだろうし、描かれているものは的を得ていたりするわけだけれど、エンターテイメント性に優れているかといえば違う。攻殻の本質も同じようなもので、しかしながら主張すべきこと、そこへの作り込みが半端ではない。試聴者が理解出来るかはわからないけれど、理解しようとしたときに妥協のない満足をくれる作品。

 ですから、アニメ好きな人が好きかといえば違うだろうし、逆にアニメが好きじゃない人でも攻殻が好きな人は結構いるんじゃないかなと思います。接点がないだけで。



 やたら長い前振りですが、そろそろ中身ついても述べてみます。

 まず、オープニングのテーマ曲が圧巻でわたしはセンスを感じます。多くの人はアニメっぽくないと感じるでしょうし、ロシア語ですからよく意味もわかりませんし、密接にテーマと結びつきを感じることもないはずです。だけど背筋がゾクッとするほど格好いい。召される。

 このオープニングテーマソングを始めとする音楽を作っているのが菅野よう子さんですが、とりわけオープニングはアニメと切り離しても、独立して単体の音楽として聴けるところが評価出来る。歌はOrigaという女性ボーカルで、高音域でも伸びる透き通った声が中性的且つ無機的であるのに、感覚的に強く訴えてくるものがあるのです。

 攻殻の世界では『電脳』と呼ばれる、人の記憶や思考、目、耳、感触、味覚などの五感も含めてインターネットでリンクしているのが背景としてあり、個人差はあるものの、部分的、或いは全体を機械化している人々達が住む世界です。

 他のレビューで書かれている信憑性のある未来というのは、思考や五感を電子処理して情報化され(簡単にいうとパソコンとかで操作できること)がより一般的に浸透している部分で、非現実的な脚色という意味では全身を機械化したサイボーグが超人的な動きを見せるところじゃないかと思います。たぶん強度とか、情報処理にかなり無理があって文系のわたしですが100年経っても無理だろうと思います。

 この『standalone complex』では私達が生きているこの現実から電脳化が進む過程で生まれる歪み、利権を国や大企業と国民、端的にわければ加害者、被害者、そして主人公である草薙素子が属する公安9課が国に属する組織でありながら第三者的な立場で関わる話といえるのではないでしょうか。

 明確にそれぞれの立ち位置が分かれていれば、話も理解しやすいのですが、組織の立場とそこに属する個人の感情が入り混じり、あちらを立てればこちらがたたずが交錯しまくるので難解。しかしながらそれがリアリズムを生む。

 政治的テーマそのものはよくある話といえば、よくある話ですが、設定がかなり緻密です。

 論理とか科学的なところは理数系向きといえばそうなんですが、シリーズで語られるメインテーマとは別に各話で語られる個人の描写が人間味溢れていて、最後までご覧になったのなら愛着が生まれるキャラクターが出来るのではないでしょうか。個人的にはバトー。声が渋い。

 攻殻のテレビシリーズの前に公開されている映画版の『Ghost in the shell』、『Innocence』(押井守監督)と『stand alone complex』(神山健治監督)を比べると絵がかなり違ってビビります。がしかし、この作品のほうが前者2つよりは受け入れやすい絵じゃないかと思います。ストーリー展開自体、二時間に凝縮されてる分、会話内容等、哲学的且つ抽象的でさらにハードルが上がります。観る前提としてある程度の知識を要求するからです。

 その点こちらでは、個々のキャラクターがあらすじを語ってくれるのでやはり分かりやすい。電脳化された人々も機械化(作中で擬体化といいます)の程度が様々で、それに対応して心情に違いがあり(意図されたものにわたしは感じます)、そこらへんも見所の1つ。

 攻殻の電脳化することによって自らの記憶や思考が電子的なものになり、本当に自分が自分なのか境目が曖昧になり翻弄される人々、そして各シリーズのメインテーマの二重螺旋構造で作品は進みます。

 皆さんが自分とは、人間とは一体なんだろう?疑問を抱いたことがあるなら、攻殻作品全体のテーマである電脳を通じて考えるきっかけになるのではないでしょうか。ここに普遍性が存在する。電脳そのものについて明確な答えをこの作品で提示されているわけではなく、シリーズを通して少しずつ輪郭が見えてくるものです。

 理系文系の領域で語るのであればこれは文系の分野。抽象的な物事をいくつも重ねるとそこに具体性が生じる、という考え方。

 『stand alone complex』では、政治、世界の縮図を垣間見るきっかけになるのではないでしょうか。国や大企業ってこんな風に動いている?それを情報操作されて動く国民?みたいな。これも又普遍性。自分は違うと思いつつ、自分もそんな国民の1人と位置付けるのも面白い。

 入口のハードルとしては高いですが、観終わった後に充分の満足と、終わらない疑問が残っている作品だとわたしは思います。時間を置いて再度見直してみると、理解度が進むのもあると思いますが、最初に観たときとの印象の変化、つまり自分の変化を感じることが出来、それに応えてくれる圧倒的な完成度の作品としてわたしはオススメします。

絵、セリフ、それに対応した音楽が作品のスピード感に緩急をつける。圧巻です。



長文失礼しました。

 

投稿 : 2015/09/03
閲覧 : 209
サンキュー:

6

ネタバレ

takashi氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

好き嫌い分かれそうな。

サイコパス見終わった後に視聴です。
近未来で社会の政治の表と裏を見せてくれます。ただ設定や話しの具体的なストーリーが掴めず途中降りそうでした。
言葉の裏や行動に意味を見出して視聴者自身に色々問いかけるそんなアニメだと私は感じました。

投稿 : 2015/08/30
閲覧 : 296
サンキュー:

8

ネタバレ

樹奈 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

めちゃくちゃカッコいい!!

まず少佐のカッコよさにやられました笑
女性だけどめちゃくちゃ強い!
あと、タチコマが可愛かったですね

話はかなり複雑というかむずかしくて
たまに理解できないとこもありましたが
わからなくても面白かった笑

あとタチコマの犠牲はかなり泣けました
大満足の作品でした

投稿 : 2015/08/11
閲覧 : 175
サンキュー:

4

ネタバレ

maako さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

誰か背中を押して欲しい^^;

みんな面白いアニメで攻殻機動隊をあげるので観てみたけど。
5話ぐらいまで頑張ったけど断念してしまったm(__)m
お勧めアニメを聞いた人が皆男性だからか?男性に好まれるのか?
断念したが『これは、挫折せずに絶対最後まで観るべき!』と背中を押してくれる人が入ればまた頑張ってみようか。背中を押してくれる人募集。

投稿 : 2015/07/25
閲覧 : 266
サンキュー:

6

ネタバレ

Kouchannel さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

20話以降が見応えアリ!

17.8話ぐらいまでは細々した話が入ってたりで途中視聴断念したけど、笑い男事件との関わりがでてきたらへんからドンドン引き込まれた!最後はバッドエンドっぽいようにも見えたハッピーエンド?だけど2期が気になる終わり方やった!

政治的要素もあって確かに刑事ドラマっぽい

投稿 : 2015/06/23
閲覧 : 209
サンキュー:

4

ネタバレ

30N さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

電脳バトル

評価が高いだけあっておもしろかった!

この世界では義体化がほとんどっぽい。

タチコマめっちゃいい奴!

あのシーンが一番泣けた(T_T)

投稿 : 2015/05/06
閲覧 : 180
サンキュー:

3

ネタバレ

orga2232 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作。

歩行ロボット物の多い日本のアニメ作品の中で、情報社会や人間と機械との共存など、社会性に深く切り込んだ作品。
「攻殻機動隊」は日本のサイバーパンクの金字塔といってもいいのではないでしょうか?

複数の監督が違った切り口でアニメーション化に挑戦している「攻殻機動隊」の中でも、このSACシリーズは最も具体的で、現代向けの解釈をしてくれています。未来刑事物、政治物、軍事物、ロボット物と、色んな要素があり、人それぞれの楽しみ方ができると思います。大人になっても、心からアニメを楽しんでみたいという方にぜひオススメしたい!

投稿 : 2015/05/06
閲覧 : 154
サンキュー:

4

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

STAND ALONE COMPLEX

先日劇場版を視聴したので
今度はアニメの方を観てみました

劇場版と比べ監督やスタッフが変更されているとの事
アニメを観始めた最初は若干のキャラの違和感を感じました

全26話で1話完結の話と「笑い男事件」に関連した話が混在しています

ストーリーは「笑い男事件」関連の話はとびとびになっている上に
かなり込み入った内容で気合を入れて観ないと置いていかれます
それでも最終話まで観るとよく出来たストーリーに感動します

キャラは主人公でオールマイティーな草薙素子をはじめ
課長、バトー、トグサ、サイトウ、イシカワ、ボーマ、パズ
あとは可愛いタチコマですかね、この辺りが主要メンバーで
それぞれに得意分野を活かしての活躍っぷりが痺れます

タチコマは最初「可愛らしいなぁ」くらいの感覚でいたのですが
劇場版のGHOST IN THE SHELLの内容なんかも踏まえた展開で
切なくなりました。でもおいしい所もってっちゃいましたね

音楽は流石の菅野さん
話の雰囲気も相まってカウボーイビバップの様な興奮を覚えました
本当にこの方の音楽はハズレに出会ったことがありません
音楽だけでかなりの世界観を作り上げているところが素晴らしい

声優さんも非の打ち所がありません
それにしても山寺さんの声聴いていると映画観てるようです
こういうキャラ非常に合ってますよね
最初に劇場版観たとき主人公の草薙素子の声は沢城さんかと思いました
沢城さん大好きですが、この田中敦子さんも声質が好みです
玉川さんはタチコマは1人でさぞ大変だったでしょう

最初から最後までわくわくが続いた良い作品で
お気に入りに決定ですね

まだまだ続きがありますので気合を入れて視聴します

投稿 : 2015/04/20
閲覧 : 350
サンキュー:

20

ネタバレ

織原 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作

一時代最大の名作になると思う。
問題を探すのは難しい。
あえて探すとするなら、バトーの草薙への惻隠の恋愛感情だろう。
この硬派な物語には必要が無かったと思う。
後、山寺さんを使いすぎる。山寺さんは確かに名人。声質も相当に変えられるが、二人並べると「同じ声優だ」と言う事が分からないわけではない。勿論、これはあえて言っているのであって、普通では何も問題な移転ではある。

投稿 : 2015/04/10
閲覧 : 170
サンキュー:

2

ネタバレ

アニメ親父 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これを良作といわずに何が良作か。

全てにおいて高レベルの作品だと思います。タチコマで抜くところは抜いているので、大抵な人は楽しく観れるのでは。サイボーグや義体で取っつきにくいところはあるかもしれませんが、アップルシードを現役で観ていた世代としては嬉しい限り。大人にも観てほしい作品です。

投稿 : 2015/03/07
閲覧 : 319
サンキュー:

3

ネタバレ

Zipzx22266 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サイバーオタクアニメの決定版

原作に比べ、明確な犯人が存在しているうえに、その犯人の動機も自然であり、原作よりかは人の心に歩み寄った作品である。また後続の2nd GIGやSSSに比べると9課自体が先手を取れることも多く、優れた頭脳と技術で事件を解決していく様は見ていて痛快である。1-3話あたりは電脳というもののオリエンテーションになっており、見ている側にとっても比較的入りやすいかも知れない。

一方で、原作ほどではないもののやっぱりオタク向けだなぁと思う。自らの正義をあくまでも貫き通せるトップ、仕事上では全く非の打ちどころの無い女上司。反面何でも従ってくれる(ロボット)女事務員。勧善懲悪、金か権力か自己満足の正義という犯人の動機。戦争ドンパチ…。

とがっているのが攻殻機動隊の味でもあるが、それに拘泥していては先細りだろう。エヴァンゲリオンのテーマがありきたりなフロイトのテーマであるのに対し、攻殻機動隊はこれもやっぱり使い古しのデカルトやニーチェのテーマに過ぎず、発展性は乏しいだろう。

投稿 : 2015/03/02
閲覧 : 222
サンキュー:

4

ネタバレ

TShZh56684 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一度観たらヤバイ

初見は確かに理解しがたい所はあると思います。
独特の世界観・システム・用語等・・・

ですが何度か観てるうちに(私は既に攻殻シリーズ全部5回以上観てますw)
どんどん吸い込まれていく感覚に。

音楽は言わずと知れた「菅野よう子」さん。
この方の作る音楽がアニメの世界観とマッチして
より作品に引き込まれていく感覚になります。

もちろん声優陣もバッチリです!
近未来ポリスアクションっていう感じなのかな?





タチコマ可愛い!!!
そしてタチコマの最期も… あれは号泣しました。

投稿 : 2015/02/15
閲覧 : 254
サンキュー:

3

ネタバレ

雷撃隊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あにこれ1位、でもアニメ初心者にはお薦めしない。

1期2期両方の感想


多くの人にとって攻殻機動隊のスタンダードというとこのSACだろう。公安9課のデビュー作は押井守監督の映画1だが本作は押井監督の門下生たちによる連続ものだ。神山健治、藤咲淳一等、押井監督の良き後継者だ。声優は田中敦子、大塚明夫、山寺宏一らが映画から続投しており世界観の統一に一役買っている。90分の映画では詳しく語られていなかった9課のメンバーの人物像も1期2期両方で4クールあれば充分語られた。少佐、バトー、トグサ、イシカワたちがのびのびと活躍する。もちろん我らがアイドル・タチコマも。

ストーリーは1期の「笑い男」、2期の「個別の11人」共に奥が深く面白い。1期は現代の薬害エイズを連想させられる社会問題、2期は三島由紀夫を信奉するテロ集団との戦いと日米安保と核問題を描いている。どちらも現代日本が抱える政治、社会問題にメスを入れる「社会派ドラマ」だ。

この作品、あにこれ1位だけどアニメの初心者にはお薦めしない。特に「宮崎駿ぐらいしか知らない」なんて人は問題外で「アニメに興味あるけどどれがいいか分らん」という人にもいささか敷居が高いだろう。ある程度監督やスタジオの名前で作風が解るようになってから見ることをお薦めする。小説家や漫画家も名前で作風が解るのと同様にアニメ作家もまたしかりだ。例えば「うる星やつら」「パトレイバー」「攻殻機動隊」が親戚関係だと理解できれば楽しめるだろう。あるいはガンダムでいえば富野ガンダムとそれ以外の区別がつくぐらいの「アニメ中級者」ならOKだ。ちなみに「魔法少女まどか・マギカ」が始まる時にスタッフの名前で大騒ぎしていた人達は「上級者」だろう。

話は逸れるが僕が個人的に初心者にお薦めする作品はメカものは「マクロスプラス」「楽園追放」あたりでポピュラー路線なら「涼宮ハルヒ」「けいおん」あたり。宮崎アニメを少々という人には「LAST・EXILE」や「進撃の巨人」あたりを勧める。攻殻機動隊は最初から哲学的なものを見たい人にお薦めだ。


もし初心者がいきなりこれを見たらやたらと理屈っぽい長台詞の応酬にウンザリするかもしれないし古典や歴史上の格言の引用合戦は嫌いな人は嫌いだろう。士郎正宗という漫画家はお世辞にもポピュラーとは言い難いし押井派閥のスタッフも癖が強い。しかしながら中毒性があり慣れれば抜け出せなくなる。

僕が攻殻の好きな点は達観していながらも正義感を持ち続ける警察官の物語だ。荒牧課長の「公安9課は犯罪に対して公正な組織でありたい」は一番好きな台詞だ。少佐とバトーさんの純愛は大人の恋で素敵だし一番若いトグサが唯一の所帯持ちなのも面白い。AI戦車タチコマのアクションもSACの「顔」だ。一見1話完結のエピソードの中にも本筋の複線が張られていてそれらがクライマックスに向けて収束してゆく構成がなんとも絶妙だ。しかし注意深く台詞や劇中のアイテムに注目していないと置いてけぼりを食うこともしばしば。人によっては「アニメを見てるのに漢字だらけの小説読んでるみたい」と感じるかも。だがそれこそがTV,映画ともに攻殻の持ち味だ。

菅野よう子さんのサントラは映像抜きでも単独で通用するレベルだ。もちろん映画の川井憲次さんもハイレベルだ。まあこの辺りは好みの問題だろう。映画1から見始めた僕はどっちも好きだけど。

本作は初心者向けではないけれどある程度本数をこなした中級者向け、ということで高い評価なのは納得できる。日本における「未来の警察もの」というジャンルのスタンダードを確立したのは「パトレイバー」と「攻殻機動隊」だ。SFx思想・哲学という組み合わせは日本ではやはりアニメ・コミックと相性がいいようだ。パトレイバー、攻殻、サイコパスとこの製作チームの警察もの、面白すぎて普通の刑事ものじゃ満足できなくなってしまうからコマリモノである。

投稿 : 2015/02/11
閲覧 : 316
サンキュー:

20

ネタバレ

夜桜.jp さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作

たまにはいいですねこういうアニメも

投稿 : 2015/01/21
閲覧 : 245
サンキュー:

4

ネタバレ

shoratio さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

緻密に構成された世界観を軸に展開されるストーリーに興奮!

現在からそう遠くない未来。
電脳化・サイボーグ化・ロボット技術が一般的に普及し、情報ネットワークが広がる社会を舞台に繰り広げられる汚職やテロ事件、サイバー攻撃などの犯罪を解決していく内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課=攻殻機動隊」を取り巻くストーリー。

【感想】
ロボットものや探偵・刑事もののアニメと異なって、「主人公が難事件を解決していく!」という内容に社会問題、ロボット工学などの未来の技術を緻密にかつ違和感なく織り交ぜ、かつとても現実的で骨太なストーリーは一度通しで見始めると止まらなくなるほど面白いです。(ただし、最初は重厚なストーリーを理解するのに時間がかかって断念しかかりましたが笑)
キャラクター、音楽もすべて素敵で、アクションシーンも迫力があります。
ミステリーやアクション・軍事ものが好きな人にはおススメです!

投稿 : 2015/01/17
閲覧 : 165
サンキュー:

2

ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい

全話みた感想です。

{netabare}
このアニメは、ここの評価で結構たかかったので、見たいとは思ってたけど、みてつまらなかったらとか思って、なかなか見れなかったけど。見て良かったと思います。

笑い男とのやりとりなどのお話はとても良かったと思いました。最後に仲間になったら面白いのにと、思ったけど。

このアニメをもう1回見直してから2期を見ます。
{/netabare}

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 283
サンキュー:

12

ネタバレ

諭吉がいつも逃亡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オリジナルとは違う9課

約20前に観た攻機とは別物として捉えてます。ghostてはほほぼ皆無であった刑事色の強さと、何だかんだ言ってても個人プレーではなく、ちゃんと組織として動いている。
ghostでは声のみ出演のサイトーと石川、他メンバーも揃ってる。
原作ではタチコマではなく、フチコマでしたが、何よりもタチコマ可愛い。とぼけた事やってても、物語の核心に迫り、それこそスタンドプレーでちゃんと役割は果たしている良い子ちゃん達です。
つか、タチコマあっての9課じゃないのかな…と。
『硝煙弾雨』のタチコマ…。何度観ても泣きますよ。

投稿 : 2014/12/06
閲覧 : 262
サンキュー:

8

ネタバレ

20kazuking さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

SF作品の至高!

SF好きならこれを見ないと始まらない。

投稿 : 2014/11/25
閲覧 : 236
サンキュー:

5

ネタバレ

JtKbG76848 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

うーん

すごすぎてなんといえば

投稿 : 2014/11/03
閲覧 : 249
サンキュー:

1

ネタバレ

めるとぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なにもかも完璧です

アニメ至上一番好きなアニメです。

まず

ストーリーですがあらゆる事件を公安の面々が解決していくという流れなのですが、この一つ一つの事件が面白いです。
また、この一期の最大の目的である「笑い男」もとても味が出ていて面白い展開でした。

キャラですが各キャラ一人一人とてもいい味を出してます。
話しによって各キャラが主人公になるのでそこも面白いです。
何より今考えると声優が豪華です。


最後にBGMですが、最高の一言です。
各BGMがとても世界観とマッチしていて、音楽も聞き入ってしまいます。


まだ見てない方には是非とも見てほしいアニメです。

投稿 : 2014/10/20
閲覧 : 179
サンキュー:

4

ネタバレ

こべに さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

義体化できるならもちろんお胸の大きな女の子にしますぅ♡(*^^)v

見終わりました♪

ANIMAXで見てたんですけど
古い割にとっても絵も綺麗でした♪
素子がかっこよくてセクシーで
私メロメロになっちゃった(^^ゞ
私はやっぱりお姉さまタイプに弱いのよ♡

話数が進むにつれてどんどんストーリーに
引きこまれていきました♪
男性陣では文句なくバトーらヴですぅ♡
私が死んだらバトーみたいに
こべにーーーー!って叫んでくれる男の人
いるかなぁ。。。
いるわけないねw へへっ(^_-)-☆

それとタチコマくんたちが可愛かった♪
でも思考が発達してきてちょっと怖かった。
最後はいい活躍して逝きましたね♪

正直最初はちょっとどうしようかなって
見るの迷いましたけど見て本当に◎でした!
食わず嫌いは損するねっ(^_-)-☆
おしまい♪

追伸
私は義体化するならお胸の大きな
女の子の体にするんだぁ♪
リアル?
リアルだって小っちゃくないんだからねっ!
レモンに含まれてるビタミン以上は
あるんだぞっ♡w(^^ゞ

投稿 : 2014/10/16
閲覧 : 263
サンキュー:

23

ネタバレ

alphonse さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

完成度の高い作品です

設定や世界観、ストーリーなどどれもが高いレベルであり
よく出来ているアニメでした。
終盤には少し複雑な話になって理解できない部分も
あるかもしれませんが基本的に1話完結なので気軽に見られます。

残念なのは設定の説明がほぼ無かったこと。
なので現在の状況を把握できずにいるため
ストーリーの面白さが損なわれている気がします。

投稿 : 2014/09/10
閲覧 : 245
サンキュー:

3

ネタバレ

ミラクルやん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もともと好きだが

もともと好きだったがここまで評価されているとやりすぎ感がある。評価から入る女性の人が見ると血がドパッン、脳髄がベチョで引くと思う。俺的には好きだがみんなに勧められる作品ではないと思う。
世界観、声優、音楽は最高

投稿 : 2014/09/03
閲覧 : 148
サンキュー:

3

ネタバレ

mvus さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

理想の上司はと聞かれたら

荒巻課長と答えます。
格好良すぎる。こんな人についていきたい!

投稿 : 2014/08/25
閲覧 : 175
サンキュー:

4

ネタバレ

帽子屋RM さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タチコマかわいい

近未来警察サスペンス

政治や経済に関わる専門用語もあったり
見ていて気持ちよく頭をつかう印象

考えさせられる言葉もあり
楽しく見ることが出来た記憶があります

{netabare}
世の中に不満があるなら自分を変えろ、
それが嫌なら耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ。
{/netabare}

好きなセリフのひとつです。

投稿 : 2014/08/17
閲覧 : 181
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3

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gomatan849 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

ルルーシュ最高
{netabare}ナナリーの目が見えるようになったのはびっくり{/netabare}
{netabare}ナナリーの目が見えるようになったのはびっくり{/netabare}

投稿 : 2014/07/25
閲覧 : 202
サンキュー:

2

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photon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

MIMに関する一つの考え

一昔前までは最も好きな作品だったけれど、ケストラーをはじめドーキンス、デネット、ホフスタッター、チャーマーズ、ペンローズ、サール…と書を読み重ねる度にこの手の作品についての評価は段々と辛くなってしまう。

メインストーリーはMIMに関する一つの考察らしきもので、それが引き起こす現象の一つとしてSTAND ALONE COMPLEXなるものが存在するという解釈はとても面白い。

そういう面白さはあるけれど、原作と比べ清潔な点はやっぱり気になる。

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 246
サンキュー:

2

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ヒノカグツチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

結構良かった

見ようか見まいか迷っていた作品ですが、いざ見てみたらとても面白いものでした。
お気に入りのキャラはバトーさんとタチコマです!

投稿 : 2014/06/07
閲覧 : 196
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2

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くらうち さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

機械と人間の境目

世界観自体が「人間とは何か」という問題提起になっていますね。
人体のあらゆる部分が「義体」として機械化でき、脳すら電子化してネットワークにつなげることができる。
そうすると、機械と人間の境目はどこになってしまうのか。
劇中では、「ゴースト」の有無がその判断要素になっています。
ただ、そのゴーストの実体が曖昧なため、観る人にいろいろ考える余地を与えてくれます。

映画版とでこのテーマの描き方に大きな違いをもたらすのは、タチコマの存在でしょう。
彼らは、経験を並列化することによってドンドン成長していく。
最終的には、最も人間的な行動の一つである「自己犠牲」までするようになる。
タチコマ達がバトーを助けに行くシーンでは、涙せずにはいられませんでした。
タチコマ達は、経験を並列化しているのにも関わらず、読書する個体が生まれるなど、個性を持ち始めます。
その個性は、何によって獲得されるのかいうと、素子は「好奇心」であると結論づけていますね。
単なる機械と人間の境目が、この「個性」の有無であることが、極限まで人間に近づいた機械であるタチコマから読み取ることができます。

もう一つ、この作品の大きなテーマの一つが、いわゆる「巨悪」ですね。
私利私欲を図るために、電脳硬化症に侵された患者のことなど微塵もかんがえずに、権力を行使する。本当に反吐がでる思いでした。
9課は一時は解散にまで追い込まれるのですが、最後は真実を白日の元に晒すことに成功します。
9課のチームワークは、スタンドプレイの結果であると課長は語っています。それぞれのメンバーが、それぞれの信じる正義を行うという強い思いを持っていることが、巨悪を打倒することができた9課の力の源泉なのだと思います。

このような、テーマやメッセージ性を持った作品というのは、数年に一度くらいしか現れません。
攻殻機動隊が、20年近く経ってなお、ファンを持ち続け、新しい作品が作られるのは、その先見性とクオリティの高さによるのでしょう。
素晴らしい作品でした。

投稿 : 2014/06/02
閲覧 : 252
サンキュー:

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのストーリー・あらすじ

西暦2030年…あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても「孤人」が複合体としての「個」になるほどには情報化されていない時代…。
情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。内務省直属の独立部隊公安9課、通称「攻殻機動隊」である。
公安9課の役割は、深刻な電脳犯罪への対処、国内における要人の援護、政治家の汚職摘発、凶悪殺人の捜査から極秘裏の暗殺まで、多岐に渡っている。彼らは電脳戦を最も得意としつつ、高性能義体を生かした物理的な戦闘においても特筆すべき能力を発揮する、精鋭部隊である。(TVアニメ動画『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年秋アニメ
制作会社
プロダクションI.G
公式サイト
www.kokaku-s.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A_STAND_ALO...
主題歌
≪OP≫ORIGA『inner universe』、Jillmax『GET9』≪ED≫Scott Matthew『lithium flower』、Ilaria Graziano『I do』

声優・キャラクター

田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、山口太郎、小野塚貴志、玉川砂記子

スタッフ

原作・協力:士郎正宗、 監督:神山健治、企画:石川光久/渡辺繁、シリーズ構成:神山健治、キャラクターデザイン:下村一、メカニカルデザイン:寺岡賢司/常木志伸、美術監督:竹田悠介、美術設定:加藤浩、色彩設定:片山由美子、特殊効果:村上正博、編集:植松淳一、撮影監督:田中宏侍、3D監督:遠藤誠、音響監督:若林和弘、音楽:菅野よう子

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