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「OVERMAN キングゲイナー-オーバーマン(TVアニメ動画)」

総合得点
66.5
感想・評価
205
棚に入れた
1184
ランキング
2846
★★★★☆ 3.7 (205)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.8

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OVERMAN キングゲイナーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

"シベ鉄が頭を使うのかー!!"

ガンダム初期作品が好きな人は好きかもね

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 131
サンキュー:

0

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

無駄回なし。面白い上に考察をするのが楽しい作品。

 ブレンパワードが女あるいは母がテーマだとしたら、本作は漢と書いてオトコの話ですね。これが対になっていたのだと思います。
 女たちが自然に母になるのと違い、少年の成長には「見本になる大人」が必要だ、と。シリアスなブレンパワードと対照的に本作はとことんコミカルな演出でした。

 実は英語版(Dubアニメという奴です。10年以上前なのでご勘弁)で以前見ていて読み取れなかった部分が、今回初めて日本語版で見たので、ニュアンスが初めて分かった部分もありかなり理解できました。結果、本作はちょっと語りたいことが多いので、長くなります。

 ガンダム+エヴァのイメージです。エヴァほど敵を正体不明にしていません。テクノロジーの設定を先史文明に完全に丸投げしているのは当時の世界系の影響でしょう。それを上手く消化して、富野的に戦っている敵が人間である、という話にしています。

 冒頭のOPのアナ姫ダンスの裏の英語…第1章 再生への道(Road to Rebirth)となっていました。Long,Long agoから始まる露骨なスターウォーズのオマージュです。ここに富野氏のスターウォーズへの影響というのを色濃く感じます。途中、野生味のある男を表すのに「動物の腹の中で過ごす」と言うセリフがありますが、これは帝国の逆襲の冒頭のシーンを見ているのでしょう。ガンダムにおけるライトセーバーやニュータイプ=フォースの影響も合わせると、富野氏へのスターウォーズの影響が見て取れます。

 なお、OPの英文は要約すると「人類文明の過度な発達によって地球の環境に変化が生じた結果、生き残るために肥えた暖かい地域から寒い地域に移り住んだ。それは2500年前のことです」と読み取れます。
 で、おそらく作品に出てくるキングゲイナーとブリュンヒルデ、オーバーデビルはこの2500年前くらいの時代の超高度文明が残っていた時代の技術ではないかと思われます。

 一方で、ミイアの髪型が非常にキングゲイナーと似ている点と、キングゲイナーの胸のパーツをブラジャーと呼んでいる点、OPのアナ姫ダンスの時のキングゲイナーがかなり内股で骨格が女性でないかと思われるので、キングゲイナー=ミイアという風に見えました。キングだから漢かなあ…とも思いますけど。初代エクソダスを導いたミイアを象ったのか、ミイアがキングゲイナーの巫女だったのかもわかりません。

 でまあ、ブリュンヒルデというのはワルキューレの一人で女性名ですからやっぱり女性でしょう。(ワルキューレはいろんな言い伝えがありますが、ワーグナーのニーベルンゲンだと9人の女神ですから、そういう設定でワルキューレシリーズみたいな兵器だったかもしれない、などの妄想ができます)
 ミイアの森の裂け目は当然女性器のアナロジーだし、それとコックピットは子宮のイメージで侵入口はやはり女性器です。つまり、漢の物語のパートナーはヒロインたちもロボットたちも女性ということになります。まあ、ブリュンヒルデはまんまアレですけどね。

 本作についての最大の仕掛け、エクソダスですね。これは素晴らしかった。OPの説明の通り地球を再生させるためにドームに閉じこもった人類ですが、そこから生まれ故郷に帰る。あるいは新天地に行く、どちらとも取れます。巨大な構造物が延々と列をなして、都市ごと移動する絵面が素晴らしい。都市が動くというのはイギリス系のSFで見かけますが、それ自体は珍しくありませんが、本作の巨大な構造物が連なる絵のパワーはすごかったです。

 本作の発想ですが、ディストピア設定と失われた超文明というのが非常にターンAガンダムでしたね。おそらくターンAのいくつかのプランの一つではないか、と思うくらいの類似性がありました。アスハムのキャラが完全にギムギンガナムだったですし。
 環境問題で人類の危機があったので、宇宙世紀ものと連続性がありそうにも見えます。シャアの危惧そのものですし。ターンAと並行宇宙でしょうか。
 移り住む住人に考え方の対立があるのもターンA的だし、食料問題や象を持ち上げるシーンも、ターンAの牛を持ち上げるシーンそっくりです。
 オーバーデビルVSキングゲイナーはまさにターンX対ターンAの構造です。ここにミイアが介在したなにかの出来事があったのでしょう。

 シベリア鉄道ですね。これはモノを動かして商売にする資本主義なんでしょう。階級があるのも社会構造を表しています。ロンドンが今の議会制民主主義の社会のもとを作ったイギリスです。
 対して、ヤーパンの方は宗教を想起させるミイアと5賢人の他は階級がありません。これは日本的でもあると同時に共産的でもあります。この辺は神道的なまとまりをもつ日本的共産主義のようなものをイメージしているように思えます。

 で、肝心のゲインとゲイナーですが、ゲインは利得という意味よりは進んだ者という意味な気がします。ゲイナーは進んでいる者という感じがします。本作のラストですね。サラのキスでは解けなかった氷のゲイナーがゲインの呼びかけで目を覚まします。これがこの物語が漢の物語であるという象徴でしょう。
 
 ゲインが眼鏡をかけているひきこもり少年なのは、日本の少年のカリカチュアで、ガンダムの初回と同じです。力を得た少年が旅を経て成長してゆく。ただ、ゲームそれ自体が最後にゲインのアイデンティティとして再び役に立つので、お仕着せのゲーム少年批判ではないと思います。

 サラはゲイナーのいう通り、あるいはゲインが心配した通り悪女気質です。EDのサラの表情。すごいですね。ヒロインとは思えません。小ばかにしているのか、醒めて観察されているかのような表情です。一方好意的にみると微笑んでいるようにも見えますので、あの表情が女の本質だぞ、と言っているのでしょう。

 伝説の共感性羞恥が崩壊する回がありますのでお気を付けください。めぞん一刻や青春ブタ野郎でもありましたけど、もっと恥ずかしいです。
 ただ、あれも大事な回で、自分が恥ずかしいと思っても、周囲から見れば微笑ましいし、あそこまで言われてうれしくない女はいないという、当たり前のことだから全然傷になんかならないという意味では、非常にいいシーンです。
 ゲインの女を口説くところの態度とか、哲学と対比するとより面白いと思います。

 アデットはすごいですね。こんな美しい造形のキャラはめったにお目にかかりません。中身は残念キャラですが、男を見る目についてのサラとの対比が面白かったです。ちょっとヤッターマンのドロンジョ様っぽかったです。

 シンシアは教育一家というか、優秀な血統によって育てられた世間知らずのイメージです。毒親問題もちょっと垣間見えますし、これがゲイナーというもう一方の世間知らずと一緒になったときに恐ろしいことになります。
 オーバーデビルの造形が赤ん坊でしたからで、イコールシンシアですからシンシアは赤ん坊ということでしょう。
 これが世界を凍らせるのだから、教育を間違うと世界は凍結するぞ、という意味なんでしょうか。あるいは、もっと広くとれば家族問題とかジェンダー問題など人間としての何かを忘れてないか。民主主義とか経済とか言って家族が崩壊すると滅びるぞ、ということでしょうか。

 アナ姫は最高です。本作の中では唯一の大人が童女というのが面白い構造ですね。保守的で残酷な5賢人に比して人間的で進歩的でした。

 ミイアの無垢性は気になるところです。彼女の達観はひょっとしたらエクソダスの歴史を全部しっているのかもしれない、などと思ってしまいます。しつこいですけどターンAの設定を紐解くとミイアの裏になにを見出せるのかがわかる気がします。

 ヤッサバと占いの女の子の心配をしていましたがここはちゃんと回収しましたね。

 本作の最大の特徴ですが、アナ姫以外のすべての女性キャラが男をどういう目で見ているかが丁寧に描かれています。女性からの言葉とか女性と付き合いたいと思うことが、男の成長には必要だということだと思います。
 そして、ゲインの過去の仕掛けですね。この女性問題の結末におおお、とうなってしまいました。

 で、いくらなんでも長くなりすぎました。まだまだ言いたい事はあるのですが、これくらいにします。

 なお、18話、20話を初め作画が酷い回が結構ありました。サンライズでWOWOWのスクランブル枠でこれはひどいなあ、と思いました。

 OPEDですね。どちらも素晴らしいです。特にOPはそのままでもいいし、MAD動画でもいいものが沢山あります。曲もいいし、もちろんアナ姫ダンスが最高です。
 一方EDです。これが本作の言いたいことです。ゲイナーはゲインを追いかけて成長してゆく。それをサラがふーん、と観察している、という感じに見えます。


 2002年の作品ですが、本作は古さを感じません。テーマ性が裏に沢山隠れているので考察にはもってこいの作品です。一方で考察したり意味を考えたりしないと、演出に労力を振っているために、因果関係がはっきりしないで、ご都合主義で展開しているだけにみえるかもしれません。したがって、低評価の人がいても不思議ではありません。

 それとほぼ同時期にシードやっているんですね。これが面白い。本家ガンダムは富野以外の人が作って、富野は世界系ガンダムを作る。

 ジェンダー思想、政治思想、SF的な背景など、いろんな富野要素が読み取れる大変面白い作品でした。

投稿 : 2022/06/28
閲覧 : 396
サンキュー:

5

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なぜ評価が低い。。。

最近のアニメよりはかなり複雑な世界感。。構成、演出をしながら非常に前向きで「白富野」と言われる所以だと思います。

富野監督がここまで思い切ったのは「ザブングル」以来でしょうが、ザブングルから20年、「キングゲイナー」が放送されて15年経ちますが、もうこういう明るく健全なロボットアニメは出てこないかもしれません。

それくらい逼迫している状況があります。

投稿 : 2022/02/01
閲覧 : 1045
サンキュー:

11

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

オーバーマンが気持ち悪い(´д`|||)

富野由悠季 原作らしい ブレンパワードと同じく全く意味解らん設定

SUNRISE 作品って普段は 富野ともう1人 原案 (矢立肇) と言う名前が出てますが
あれは複合ペンネームで 確か6人で使ってるとか 
今作は違うけど 
普段の SUNRISE 作品は 複数原案で製作されてます


WOWOW で放送してたのかな 
どういう素材で設計されたか 誰が製作したかも分からないオーバーマン
作中でも知らないって言ってるから酷い設定ですね~

コックピットに、当たる部分は ジッパーみたいになってるが
ファスナー ジッパー って特許物じゃ無いのか
ジョジョでも 使われてたから問題無いのかな
20年近く前の作品何で
最近見掛けない声優が多いですね

富野が お気に入りだった 白鳥哲から 乗り換えたw
かわのおとや がサブキャラ ゲイン・ビジョウ 
演じてるが この人声優なのかな? 本職なら下手に感じます

もう1人 ペローって言う 金髪ポマード キャラの声優 大竹周作って人
富野氏 発言なら 地声の筈何ですが
物凄く アホそうに聞こえるんですが
あの台詞回し 創った演技じゃ無いんでしょうか??(´゚д゚`)


主人公 ゲイナー 今後キャラ名が面倒なの多いので割愛します
引きこもりの ゲームチャンプ

ガンダムの ガラパン ネクラパーマ と言い ネクラ陰キャ好きよね
ゲームしてたら両親がテロの被害者に

オーバーマン シルエットマシン 軽度に飛行できるマシンが
溢れてる世界観で 何故か線路づたいに街が移動してる
アホな設定 シベリア鉄道 エクソダス ヤーパン
等 意味不明ワードが点在

シベリア以外の陸地が無い設定何ですかね?
富野 テンプレの 敵が味方に 味方が親の敵に
この頃からネタ切れしてたみたいですね

ガウリって オッサンがゲイナーの両親の敵 ってオチでした
ゲイナーに事実がバレて 断罪を受け入れようとするガウリ

しかし 関係無いガヤが騒ぎだして 有耶無耶にする
裁判にすらなってない ガウリは罪の無い人を プロパガンダで殺害
それを正当化する 富野氏は テロ支持者なんか?

全体的に滅茶苦茶なストーリーで テーマも解らなかったけど
それが富野作品とも言える

視聴済みの 方なら大概 気になったんじゃ無いかな?
と思う点で シベリア鉄道のドームポリス
が使う オーバーマンのオーバースキル
1話登場の ヤッサバ が駆る ラッシュロッド

帯状の攻撃に触れると ❰時間が止まります❱
どんな動力源でそんな魔法が使えるのか知りませんが(ー_ー;)
2話辺りで 左足の付け根から切り落とされたのに
即修理されてたのも気にはなりますが

確認してないから 知りませんが
今迄の (富野) 発言からすれば
早く時間を止める機械を開発してくれ
とか 本気で言いそうですね

3話か4話で台詞が 棒読みのメカニック女性の
夫が死にそうな時 残り一秒で時間が止まり
ゲインが 医療知識 無いのに注射して
事なきをえる展開
これがやりたいだけで 時間を止めるオーバースキル
出したんでしょうか?

2体目のオーバー、、カエルみたいなデザインで
透明になります
同じくヤッサバ が操縦してましたが
血も涙も無さそうな ヤッサバが
孤児の少女に気を許し 一緒にエクソダスしよう!!
とバカみたいなテンションで キャラ崩壊気味に・・・
コックピットに乗せます  
周囲を欺くため 一応人質という体ですが


人質が居るが 透明で対処不能なので
ゲイナー と共に四方から撃ちまくられ
ゲイナーは見事に回避
ヤッサバと少女が乗るオーバーマンはズタボロに・・・
機体は大破し コックピットもボロボロなのに
2人共 ほぼ無傷って・・・
どっちか重傷 になってね? (´゚д゚`)

この展開で大体お察し 出来るが 富野の匙加減で
簡単に死ぬキャラと追い込まれても
死なないキャラ が忖度されていきます
まあ ガンダムからのお家芸とも言えますが・・・

8話だったかで登場 アスハム 金髪イケメン 登場
ゲインを敵視してるが
理由は妹に言い寄り 子供を作り
そのまま エクソダス請負人 として犯罪者 紛いの放浪を繰り返していたから
普通に仲の良い兄妹で 同じよう境遇で (有る訳無いですが)ww
ゲインに好意的な兄 は居ないと思います

挙げ句に アスハム・ブーン のお兄ちゃんと
毎回 小馬鹿にされたら 
妹の想い人 だろうが殺意が沸くと思います

お兄ちゃん言うなら 責任位取れや!! ( :゚皿゚)
と思いますが 生理的に無理なキャラですね

❰人は人❱ 個人の考えや意志が尊重されるべきですが
エクソダスに人生を掛けてるなら もっとストイックな
キャラが 見たかったです

格好良くもなく 余り聞かない声優の演技で
単に女癖の悪い 小汚ないオッサン 見せられても
不快感のみで エクソダス の重要性も感じられず
ヘンテコなデザインのロボが
空中戦してるだけのアニメに思えます

同じく女好きでヒョウヒョウとしてる
ルパン三世が各国に 女と子供を作ってた
何て描写をされたら 今より人気が無い気がします

相棒の 次元大介は ピアニストの娘が居ましたが
勿論 相手は1人 相手の妊娠も知らず 身を引いた 
体なので ハードボイルド キャラを崩さずに済みましたね


アスハム の妹は ゲインに責任を
取らせずに 1人で育てる意思を表明
これ・・・爺さんの歪んだ 都合の良い女性の理想像?

昔 日本は女性を 子供を産む機械 扱いしてた
酷い時代が有ったと 事実を述べた大臣が
何故か フェミ 団体に槍玉に挙げられたが
良く このオスに都合の良い 女性軽視 表現
絡まれなかったね

産ませて おいて父親の責任を果たさないキャラ
ハレグゥの白髪親父 とかもですが
空想キャラでも 吐き気がしますね

ストーリー後半 ゲイナーのフレンド
キッズムントの姪だったかな?
ピンクの達磨みたいなオーバーマンで登場
手足が伸びて ヤッパリ気持ち悪いデザインでした

ゲーム感覚で ゲイナーと対決 ゲイナーを重傷に
最後は復活した ゲイナーが ご都合主義で勝つんですが
しかしここまで見てきて 全くテーマが分かりません
富野作品はキャラが簡単に死ぬので
命の尊さを訴えてるとは思えませんし
エクソダス (ワガママ)の為に
周囲に迷惑かけても押し通せ!
とでも言いたいんでしょうか?🤔

あと最後の最後に キングゲイナー
も時間を止めるんですが こちらは周囲を凍らせる
時間停止 禁じ手気味の ネタを2度も使う大御所って
凄いですね (`・ω・´)ゞ
他人には厳しく自分には甘いのかな🤔

OPは 爺さんが愉しかったのか? GoGoダンス ?詳しく知らないが
両手をブンブン振る ダサダンスw
白黒か昭和振り替える番組でたまに見るね
とフィギュアスケート 意識してんのかな?

他のアニメでこのOP 見せたら 頭がおかしいって揶揄されそう
全方位に、口撃する富野氏を アンチは禿げと言いますが
爺さんだし 禿げってw
確かに40代で完全に禿げ散らかしてましたがw

少し前のアメフトブームに乗った
爺さんの恐らく最後の作品 Gのレコンギスタ
で声優が媚びた声を出してると
発言し 炎上した禿げ
あ!私はアンチじゃないです
単に言動が大嫌いなだけです

独特過ぎる 白鳥哲や かわのおとや 等プロか良く解らん人等を
集めてますが 世間的にどう評価されてんでしょう?

私は聴きやすい プロの媚びた演技が良いですけどね~
寧ろ ジブリ作品や 素人腐れ芸人のゲスト声優には
下手なほど苛立ちますけど
芸人で使えるのは ケンコバか 元芸人の 宮迫博之 位では?
後は出てくんな 素人が!!と思いますが

爺さんは確かに業界を牽引してきたかも知れませんが
声優の演技や富野氏 ❰以外のスタッフの苦労❱が有って
成り立ってるのかなと思います ( ´-ω-)

まるでファッション有名デザイナーがスタッフを労わず
全て自分の功績にしちゃうパワハラみたいですね

投稿 : 2021/01/13
閲覧 : 490
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 1.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

富野節ってなに

4話で断念。

富野節…特にセリフ回しについて
これを評価、称賛する方達の主張は
『リアルな人間としての会話を表現する為、
シナリオに縛られていないモノにしてあるから』だ
という内容だ。

いわゆる演技でいう所のメソッド演技と同義である。
登場人物を深く理解し、自身に落とし込み、
台本等の感情を自分自身として表現する。

つまり、説明的なセリフ、「理解」を目的としておらず
その場、生の会話を目指す。

いやまて。

富野作品全般が評価されている事を置いておいて
自分は今作品においても、やはり評価は出来なかった。
ガンダムしかり、ブレンパワードしかり…

なぜなら、『わけわからん』からだ。
大前提として固有名詞が予備知識なく飛び交う事に対してではない。

人物の関係性をぶっ飛ばしたセリフについてだ。

いくら生の会話を目指したからと言って、
対象が同じ人に向かって、
君、おまえ、○○くん、ってギャグでもなければ
呼称を変えるだろうか。むしろ緊急性の高い時ほど
いつもと同じ呼び方をするのが自然ではないか。

そして関係性。
幼馴染のように振舞ったかと思えば、他人になったり
ただのクラスメイトになり、また片思いの相手になったりする。
これが時間の経過、事象を経てではなく同じタイムラインの中で
起こる為、見てて『?』となる。
これが会話だけでなく行動原理も同じ。
※今作品で言えば1話からボクシングでキスを賭ける話まで
例として、突然友達が逮捕の様な事されて、次のシーンで
普通の会話するのだろうか?わけわからん…

ゆるーい視点になれば『あぁこのキャラがヒロインね』
ぐらいで済ませられるかもしれないが、
さすがにこの4話までの関係性の描写の少なさでは
物語の基本を知っている事前提で描かれているようで
まるで響いてこない。

こういうシーンが全編に繰り広げられる為
個人的には逆に演出の為の、セリフになっている様に感じてしまう。

相まって、富野作品のメイン担当の声優の演技力の無さ。

ジブリ作品が好んで声優ではなく素人を選ぶのとは訳が違う。
あちらは素朴さ、純粋さを主人公の少年少女に求めている為だ。
ゆえに脇を固める声優陣は豪華。

富野作品も年齢は高校生から20代前半だが、
素朴さが必要なキャラクターでもなく、むしろ
理系でネガティブで直情的な人物がメインである。
素朴の前に、主人公とヒロインのメイン2人が棒すぎて…

ここまで富野作品に対してのイメージが主だったが
今作品についても少々。

時代のせいかもしれないし、元々子供向けなのかもしれないが
戦闘描写があまりにも緊迫感がなく、
論理性のかけらもない戦い(オーバースキルとかの事ではなくて攻め方や脱出方法)になっていたので
『ああ、これは小学生向けなのだな」と思い視聴を終了。
ただ小学生には固有名詞乱用はついてこれないのじゃないかなぁと…
両面から見ても厳しい評価をせざるを得なかった。

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 561

おーいん君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

クセはあるけど、それがいいんじゃね?

特別、これが凄い!ってことにはならなかったけど。

クセがある分、好きな人には好きになるんだろうなって感じがする。

個人的には、OP曲がとても好きです。

それと、主人公機以外の登場機体も、面白いなって思う。



ただ、絶対視聴すべきアニメだよ!ってほどは感動しなかった。


嫌いじゃないけど、他人にススメるほどじゃないって思えた。

投稿 : 2020/05/05
閲覧 : 333
サンキュー:

0

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

(ガンダム+ギアス+エウレカ)÷3=微妙。

こちらは『∀ガンダム』(1999年)の次に制作された富野監督作品ですが、パッと見の印象として、

『ガンダム』の富野由悠紀監督
『ギアス』の大河内一楼氏のシリーズ構成
『エウレカ』の吉田健一氏のキャラクター・デザイン

・・・の3要素の混合具合がちょっと面白いかも?と思ってしまいました。

厳密にいうと、本作の製作時点では『コードギアス』や『エウレカセブン』はまだ制作されていないので、大河内氏や吉田氏にとっては、本作はよい踏み台になったのかも知れません。

一応、完走後の感想として、

(1) 2002年制作の作品としては作画・演出は非常に高レベルで、制作会社(サンライズ)としても力が入っていたものと推測します(※同時期に同社が制作・放送していた『機動戦士ガンダムSEED』よりも本作の方が作画・演出は上です←但し音楽・シナリオは『SEED』の方がずっと良い)。
(2) 本作自体のシナリオは残念ながらかなり微妙ですが、最後まで見れないほどではありません(※但し頑張って見終わっても、特に感動・感銘などは得られませんでした)。

《まとめ》
上記のとおり、シナリオ面では『ギアス』の大河内氏らしさ、キャラデザ面では『エウレカ』の吉田健一氏らしさが随所に見られるので、それらの作品のファンの方は、“ついで”に視聴すると良いかも知れません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
いきなり意味不明の展開で???。これ、本当に面白くなるのだろうか?
・第8話視聴終了時点
ここまで見て、シナリオを丁寧に追う気が無くなってしまう。
以降は、適当に流し見のため、各話の内容書き込みはほぼ省略。
{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作・総監督     富野由悠季
監督         森邦宏
シリーズ構成     大河内一楼
脚本         大河内一楼、高山治郎、浅川美也、高橋哲子、野村祐一
キャラクターデザイン 中村嘉宏、西村キヌ、吉田健一
メカニックデザイン  安田朗、山根公利、吉田健一
音楽         田中公平
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== OVERMANキングゲイナー (2002年9月-2003年3月) =========
{netabare}
第1話 ゲインとゲイナー ☆ ゲイナー(ゲームチャンプ)&ゲイン(エクソダス請負人)の出遭い、OVERMAN機動・命名(キングゲイナー)、アナ姫(メダイユ侯爵娘)誘拐、冬至の祭(エクソダス開始)
第2話 借りは返す ☆ 五賢人とドームポリス「ウルグスク」ごとエクソダス、シベリア鉄道警備隊所属OVERMANラッシュロッド(ヤッサバ搭乗)撃退
第3話 炸裂!オーバースキル ★ アデット潜入・アナ姫奪取失敗、ラッシュロッドの時間停止オーバースキル(OS)、ゲイナー激白・辛勝
第4話 勝利の味はキスの味 ★ エクソダスから1週間(気晴らしボクシング)、OVERMAN同士の決闘、時間停止OSの逆利用、サラのご褒美
第5話 シベリアに光る目 ★ 嫌われ者ヤッサバ脱走・透明OVERMANブラックメール奪取・辻占い少女とのエクソダス、セントレーガン(SR)のOVERMANゴレーム出現
第6話 セント・レーガンの刺客 ☆ ロンドンIMA直轄特務隊SRのゲイン引き渡し要求、アスハム・ブーンSR隊長とゲインの因縁(ゲインの娘カリン)
第7話 鉄道王キッズ・ムント ☆ シベリア鉄道総裁登場、ブラックメールのコート着用キングゲイナーの装甲車両スバルビッチ攻撃・撃退、ミイヤの合流
第8話 地獄のエキデン ☆ ※ここでシナリオを丁寧に追っていくのが虚しくなる(まあ、面白いけど・・・)
第9話 奮闘!アデット先生 ☆ 
第10話 アスハムの執念 ☆
第11話 涙は盗めない ☆
第12話 巨大列石の攻防 ☆
第13話 ブリュンヒルデの涙 ☆
第14話 変化(へんげ)ドミネーター ☆
第15話 ダイヤとマグマの間 ☆
第16話 奮戦、アデット隊 ☆
第17話 ウソのない世界 ☆
第18話 刃の脆さ ☆
第19話 リオンネッターの悪夢 ☆ ゲインの旧友
第20話 カテズで勝てず ☆ ゲーム仲間シンシア、ドミネーター、ゲイナー負傷とシンシアの動揺
第21話 オーバーマンの闇 ☆ キングゲイナーの謎の力  
第22話 アガトの結晶 ☆ オーバーデビル争奪戦
第23話 復活のオーバーデビル ☆ 
第24話 オーバーマックス ☆
第25話 氷の中で ☆
第26話 ゲイン オーバー ☆{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)3、☆(並回)23、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5

OP 「キングゲイナー・オーバー!」
ED 「Can you feel my soul」

投稿 : 2019/03/02
閲覧 : 914
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

不思議と元気がもらえる作品

まず、この作品は元気がもらえる明るい作品だ。
楽しみ方は、人それぞれ。
テンポが良いため勢いで観るのも良し、作り込まれた世界観の数々の専門用語を理解しながら観ていくも良し。
作風が素晴らしいため色々な楽しみ方が出来ると思う。
では、ここから感想に移る。
この作品は世界観の作り込みが凄い。
ここ数年のアニメには無いレベルだ。
先ほども記載した通り数々の専門用語はもちろん他にも環境問題や社会問題が物語に取り入れられている。
あと、キャラは多くとても個性的な人達だ。
モブに近いキャラですら印象的だった。
また、皆人間味があり好感が持てる。
人間の精神面の表現の仕方も上手かった。
作画の面も素晴らしく、とにかく良く動く。
メカが独特のデザインで戦闘シーンがとても面白い。
物語の面は、飽きさせないような工夫がされていたと思う。
基本1話完結に近い作りなのだが、回によってオーバースキルがテーマの回とそうでない回があり全く飽きなかった。
オーバースキルの発想も様々でとても面白かった。
これも面白い戦闘シーンに繋がるのだろう。
声優は、劇団員を多く起用している。
そのため、とても新鮮だった。
大げさな芝居も面白かった。
こういう風にもう少し劇団員を起用するアニメが増えて欲しい。
音楽面は、もう素晴らしいの一言に尽きる。
OPはこの頃にはもう珍しい主人公の名前を連呼するもの。
これがまた熱気バサラのボーカルで有名な福山芳樹が歌っていて作詞は井荻麟、作曲は田中公平と超豪華だ。
そして、OP映像が楽しい。
キャラやメカがモンキーダンスを踊っていて自然に明るくなれる。
作中のBGMも物語に必要不可欠で場面を引き立てていた。
物語のラストはエクソダスの途中で終わるのがまた良い。
希望が残る〆方だったと思う。
本当に素晴らしく自分も何か動き出そう現状打破出来る作品だった。
悩んでる時や落ち込んでいる時に是非観て欲しい。

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 361

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

王道の主人公成長物語

主人公の成長をテーマにした作品。テンポがよく登場人物が魅力的な良作だと感じた。

良い点
・主人公と主人公を導くゲインの関係が素晴らしい。一見の価値あり。
・敵キャラも魅力的で特にヤッサバ隊長がいい。
・残酷なシーンが殆どなく、主人公を含めた登場人物が全体的に良心的。
・吹雪のシーンの表現が凄い。
・無駄に熱いOPと作中で使用される音楽が良い。

悪い点
・作中の謎がいくつか残ったまま途中で終わってしまった。
・ヤッサバ隊長が途中退場した後は、敵の魅力がかなり落ちた感じがする。

主人公の成長を観ても戦闘シーンを観ても楽しめる娯楽作品だと思います。
明るい主人公成長ストーリーで登場人物が魅力的な作品が見たい人に特におすすめします。

投稿 : 2017/02/21
閲覧 : 441
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星々 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

デストピアの世界でシベリアでドーム暮らしをしていた一団が日本を目差して脱出するって話

結局、最後までこの世界設定とか色々ほったらかしのびみょーな終わり方でした

ノリやテンポもセリフも古い
それでも、それなりには見られたアニメってな感じ
作画がそれなりによかったからかも

古いアニメに多いんですがキャラが聖人君子のように善良的
さっきまで殺し合ってた相手なのに仲間にすぐなっちゅうし
親殺しの相手だろうがなんだろうがちょっと涙を流してすぐ流しちゃう

でも、アスラムは最後までキャラ的に気違いみたいでしたね
ただただ頭のおかしい奴でした。中の人もこんな古くから、二枚目だけど残念キャラだったり気違いだったりするキャラばっか演じさせられて可哀相だわ

後は音楽周りがひどかった
OPを聞いたときに回れ右しようかと思ったレベル
中のミーヤの歌とダンスも酷かった・・・・

投稿 : 2017/02/19
閲覧 : 375
サンキュー:

5

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

富野作品の中では楽しく視聴出来る方かな

 陰気くさいストーリーが殆どの富野作品の中では
このキングゲイナーという作品が
OP、設定、デザインが特に斬新で面白く
ギャグも冴えていて一番楽しめた

 ただ、それも中盤までかな
途中までの壮大な世界観の風呂敷の広げ具合はワクワクしたが
シンシアが本格的に出て来る辺りから
物語が急に鬱展開になり失速した感じがした
旅のゴール迄描かれるのかと思ったが
いつの間にか最終的な目標が
ヘンテコなロボットを倒す事になっていて
しかも残り話数も限られて来てるのにラストまでずっとその内輪話で
他のキャラが一切絡めずに完全にスケールダウンしている

 そのラスボスを無駄に何話も引っ張ったせいで
終盤明らかに尺不足を感じるブツ切りENDだし
特に盛り上がる訳でもなく見所が無い
あの展開にするなら他の魅力的なキャラをおもしろおかしく
もっと掘り下げた回とか増やして
最後までぶっ飛んだストーリーにして欲しかったな
せっかくキャラのたった人達ばっかりだったのに
特に個々に触れられず使い捨てみたいになっていたのが惜しまれる

 

 

 
 

 
 

 

 


 

投稿 : 2016/05/25
閲覧 : 397

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エクソダス、するかい?

ときめくお名前です


富野由悠季監督作品です、最も「ブレンパワード」以降の白富野と呼ばれる作品群ではあるのですが。
残酷な舞台設定ではあるのですが活気と勢いが持ち込まれていて、結構娯楽作品として楽しめる内容でした。
独特のキャラの台詞回しが好きですね、年相応に幼いようでいて物事の核心に迫るようなキャラの掛け合いの数々、楽しめると思います。
会話のリズムがいいんですかねぇ、全編名言で構成されてるようなもんなんですが、記憶に残ってる名言をいくつか紹介します。
1話"これが大人のやることか!""大人だからやるんだろう"
3話"僕はエクソダスが嫌いだ、でも人が死ぬのはもっと嫌いだ!"
12話"しまった!ようなものに引っ張られる!"
17話"サラーっ好きだぁーっ!"
20話"怖いんだよキングゲイナーって僕に何かをさせようとしてるみたいで"

"ライバルはクレしん"というだけあって御大にしてはかなり平和な話で肩透かしを食らうのかもしれません。
脚本家の大河内一楼さんが"人間地雷"を提案して御大に"もう悲惨な話はいい"と却下されたという話はあまりに有名です。
私にとってはこのくらいがいいようにも思えますがね・・・
また御大が監督というとこで、御大の盟友、吉田健一さんもキャラデザ・メカデザ・原画などで深く関わっています。
作画は当時にしてかなりハイレベルにあるといっていいでしょう。
メカデザにはあきまんこと安田朗さんも入ってますね、氏は"オーバーマンのデザインが評判高かった反面オリジナリティを出せなかった"と反省してるようですがw

声優ははっきり言って下手です。
御大は"オタクだけが喜ぶ声はいらない"って言うくらい声優否定派気取ってますからねぇ(まぁそんなことはないと思いますけど)。

どの曲をとっても頭から離れないインパクトがありますね。
勿論、福山芳樹さんの歌う「キングゲイナー・オーバー」はもちろんのこと、ミイヤの歌う「本当かい!」や「ミイヤの祭り」なんかも強烈ですね。
田中公平さんが音楽を手掛けています。

僕はシンシア派です(半ギレ)
サラも悪くないですがねぇ、17話は"アニメ史上最も恥ずかしい告白"のうちの一つでしょう。


"オリジナルオーバーマンコンテスト"なんてのがあって、10周年BDメモリアルBOX発売時に富野監督が審査員長を務める応募企画があったんですよね。
僕が考えた最強のオーバーマン、夢とロマンに溢れてます。

投稿 : 2015/11/24
閲覧 : 441
サンキュー:

3

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蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

コミカルな王道活劇ロボアニメ。

富野由悠季監督による明るいロボットアニメ。

特徴としては、
・コクピットがファスナーで開くぬいぐるみみたいなロボット。(=オーバーマン)
・科学兵器というよりも魔法みたいな特殊能力(=オーバースキル)で戦う。
・敵・味方ともにコミカルな登場人物たち。

設定
・自然破壊で地球環境が悪化した近未来。
 温暖で人が住みやすい土地は自然回復のために立ち入りが厳しく制限。
・人類は極寒・猛暑など環境が厳しい地域にドームポリスと呼ばれる巨大な施設を建造。
 ドームポリスの中に都市を作って生活している。
・生活物資は配給制で厳しく管理されて人々は息苦しい生活をしている。
・シベリア鉄道=交通や輸送を独占して巨大な利権と軍事力を持っている。
 当然、人々から嫌われている。
・エクソダス=ドームポリスから脱走し新天地を目指すこと?

目的
・シベリアの「ウルグスク」に住む人たちが、
 ドームポリスを構成するブロックをメカで引きずりながら、
 街ごとエクソダスを行使。目的地はヤーパン(日本?)
 
主人公
・ゲイナー・サンガ =眼鏡をかけた引きこもりのゲームチャンプ。17歳。
 両親が最近殺された。エクソダスに巻き込まれ主役メカを窃盗「キングゲイナー」と名付ける。

OPアニメと主題歌が良かったのが観たきっかけです。
作詞は富野監督、作曲は田中公平、歌い手は、歌バサラこと福山芳樹。
OPアニメも明るいダンスとアクション。
1話目を観た時点では、名作の予感がありましたが…、

感想
・毎回、主人公のナレーションで始まって言葉遣いがGレコのベルリ君と全く一緒。
 Gレコと同じフォーマットで作られた作品ですね。
・一応、Gレコよりは遥かに理解しやすい内容でしたが、専門用語多すぎ。
・そもそもオーバーマンがどうやってオーバースキルという超能力を使うのか原理を説明してないし、
 ラスボスになったオーバーデビルに対する説明もない。 
・「ダサい」の一言に尽きますね。
 主人公のメガネ君の成長物語が根幹にあるのですが、
 最終決戦で主人公がラスボスに洗脳されて悪の手先になってしまって、
 んで仲間が一致協力して洗脳を解くのですが、
 操られて調子に乗ってる主人公が情けなさ過ぎて、いろいろと台無し感が…w
・戦闘があまり面白くない。
 メカのデザイン的にヒーローvs怪人の着ぐるみバトルっぽい。
 人が(一人を除いて)死なないので、なれ合いっぽい温い空気。緊張感がない。
・オーバーデビルというラスボスメカが蜘蛛と豚の混血児みたいなデザインで、
 どこのタイムボカンって感じ。
・アスハムという金髪(CV/子安武人)がオーバーデビルを起動して世界を破滅寸前まで追い込むのですが、
 そのキャラが卑劣で野心むき出しの小物。子安武人の熱演もあって、超情けない男。
 悪役というには性格が三枚目過ぎるし、その残念過ぎる性格が引っかかる。
・声優の8割9割が聞いたことのない名前。
 これは、どうでもいいことですね。
・せりふ回しが古風な気がする?
 この監督に若者を描くのは無理でしょ。ゲイナー君も監督の脳内若者ですし。(あんなのいないよ~)
・ヒロインのサラ・コダマが可愛くもなければ魅力もない。(人気投票で確実に票が集まりそうにない)
・アナ姫(8歳)は作品の良心であり、天使かもしれない。(でも、いつもの富野節で老人を否定する発言で幻滅した)

バクマン。で言ってたのですが王道ものに必要なのは、
かっこいいバトル&主役並に魅力的なライバル敵キャラ!
キングゲイナーにはどっちも欠けているのでロボアニメとして、
あまり評価は高くならないなと個人的には思いました。
でも、17話目だけは本当に面白かったですね!

普通、最終決戦では盛り上がるものですが、いろいろと自分の感性に相いれないものがあって、
上にもある理由で「ふ~ん、それで?」て感じで特に楽しめませんでした。
ラスボス出現から最終回まで少し長かったですし。

富野節が感性に合うって人にはいい作品かもしれませんが、
自分には無理でした!ファンのかた、ごめんなさい!

これにて、感想を終わります。
読んでくださいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2015/10/19
閲覧 : 467
サンキュー:

18

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

オーバーマン同士の能力バトル、という一面だけでも充分に魅力的である本作だが、それよりも僕は、ストーリーが非常に気に入っている。

本作でゲイナーやシンシアを通して描かれているのは、【自立】の尊さだ。ドームポリス=抑圧する社会であり、エクソダスした先にあるヤーパン=自由だと考えると、理解しやすいだろう。
しかしこうして考えると、エクソダスとはシベ鉄が言うとおり、社会からの逃亡になりはしないだろうか? と疑問に思われるかもしれないけど、そうじゃない。。
何故なら、エクソダスするゲイナー達が、困難な道のりを歩んでいるからに他ならない。これがもしも、ただ単に社会からの逃避が望みであるならば、もしくは社会から逃避するだけの軟弱な奴らであるならば、そもそもエクソダスなんて断念していることだろう。実際、エクソダスを途中で諦めた連中や、エクソダスを妨害することを生業にしていたエリアルなどがいい例だ。

ドームポリスを離れ、エクソダスの旅で様々な体験をしたゲイナーだが、終盤にてオーバーデビルによって操られ、心を閉ざして仲間であるゲイン達の前に立ち塞がる。

「僕にはエクソダスなんてない」

心を閉ざしたゲイナーの台詞が印象的だ。
エクソダスとは、不満とする現状の打破を目指した行動、またはその意志だ。
つまりゲイナーは、自分にはそんな強い意志はないと諦めているんだ。
後半にてドラマの中心に立ってきたゲイナーにしてもシンシアにしても、その造形は現代の少年少女に通ずる面がある。
とくにゲイナーは、ドームポリスでの生活に不満を抱いてはいなかった。
いや、抱いていたのかもしれないが、どうにもならないものだと諦めていたんだ。少しの我慢さえすれば、そこに不自由はないのだから。
だが、社会に飼われることに抵抗さえ覚えなかった少年は、エクソダスという精力的な活動を通して着実に成長していた。

それを証明するのが、プラネッタのオーバースキルでサラとシンシアの心を取り戻した場面。
この時、二人の脳裏に浮かんだ記憶はゲイナーの想いであり、重要なのはその想いによって二人が自我を取り戻したということ。
自分の愛は届かないと知って絶望するサラには、ゲイナーの彼女に対する愛が(リュボフに言われて彼女が実行しようとしたことを図らずもゲイナーがやったというところがミソ)、孤独な自分に塞ぎ込むシンシアには、サラを含めた三人の間に結ばれた友情を。

この想いに触れ、二人はオーバーフリーズ――自分の殻から解き放たれる。大人であるゲインが子どもであった彼に対して行ったのと同じやり方で、だ。
ゲインの言葉をキッカケに、ゲイナーは自らの発言を撤回するかのように己の殻を抜け出し、そしてゲイナーがエクソダスを通してサラとシンシア――誰かの心を動かせる人間に成長したのだと魅せつける演出はとても良かった。
エクソダスの道のりは、沢山の困難があった。恥ずかしい目に遭ったし、辛いこと、嬉しいこと悔しいこともあった。それらは、ドームポリスという、抑制された社会の中では決して得られなかった経験だろう。その旅路では、虚構の世界で理想の自分に酔いしれる暇もない。

そして最後にて、遂にゲイナー達はシベリアの地の果てにヤーパンを夢見るまでに至るのだ。このラストが本当に清々しかった。確かに、オーバーデビルに捉われたあの段階では、ゲイナーにはエクソダスは無かったのかもしれない。
しかしオーバーデビルを【オーバーヒート】で打ち倒したことで、ゲイナーもヤーパンを夢見ることができたのである。
まさしく、情熱は未来を夢見る源なのだ。

シベリアという極寒の地で走り回る彼らの身体は、きっと汗まみれに違いない。そう思わせるキャラクターの熱気こそが、本作最大の美点だと僕は思う。

投稿 : 2015/07/25
閲覧 : 198

DOMANI さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

劇中はずっと冬?極寒です。

ガンダムでおなじみの富野監督によるロボットアニメ。

地球環境が悪化し、人々がその悪化を食い止める為、人間が利用する生活環境に制限を加えてから、結構な年月が経った後という設定のようだ。従い、必然的にディストピアのような管理社会となってしまい、そこから脱出し、環境が回復した理想郷を目指すこと=エクソダスを話の軸として物語が進んでいく。

死人が出るという描写がほとんどなく、一種の喜劇的な感じで話が進んでいくこともあり(例をあげると人々を連れ戻そうとするシベリア鉄道の連中が、何度やられても懲りずに出てきたりとか)、オープニングテーマそのままに楽しめる作品。

とはいえ、主人公のゲイナーの両親は物語開始時点で殺されていたり、シリアス部分も画としての描写はあまりないものの語られる。ただし、そのことで妙に捻くれていたりせず、俗っぽいところもあるので個人的には好感を持てた。

ロボットの造形もオリジナリティ溢れるもので、最初キングゲイナーを見たとき何だこのドレッドヘアはと思っていたが、途中で見慣れてきてこれが似合うと思うようになってきたから不思議である。敵も含めて生物的な動きをするのが特徴と言えば特徴。

物語の軸とは関係ない部分で謎な部分はいくらか残っているので、すっきりさを求める人は向かないかもしれない。逆に言えば続編とか番外編を作る余地があるということだけど。

投稿 : 2015/02/23
閲覧 : 321
サンキュー:

2

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Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「エクソダスするって?本当かい?」

(2014.9/20)
ガンダムシリーズ以外での富野作品はこれを含めてたった2本しか観てないですが、相変わらず人を選ぶセリフ回しやメッセージ性の強さはあると思います。ただ、私が今まで視聴した中でもダサさNo.1のロボットですね確実にキングゲイナーはwww
まぁ、キングゲイナーをロボットと呼んでいいのか定かではないですが^^;…

あと、ストーリー設定が分かりづらい他作品などありますけどこの作品に関しては、「分かったらもっと楽しいだろうけど、分からなくても十分楽しい」と言った感じですね。
特に、エクソダスとアーリーオーバーマンとミーアの関係性が今ひとつ解らないです(ーー゛)
でも、その分というかキャラの個性はバッチリ!とある国の王族だった者や忍者、ゲームチャンプetc…

そういった意味ではエンターテイメントな作品なので、ロボットが出てくるアニメでは珍しい部類に入るんでしょうか?
また、人が通常なら死んでいるようなシーンでも凍るだけなのも娯楽的な要素の一つなのではないかと。まぁ、ロシアが主な作品舞台なだけかもしれませんけどwww

最後にエクソダスについて、{netabare}革命や逃避行ともまた違うもので、自分探しの旅みたいなのか?{/netabare}だとしたらゲインが{netabare}「不平不満はあっても自分からは何もしない。それがドームポリスに住むピープルの習性だもんな。」{/netabare}と言ったのも理解できます。

投稿 : 2014/09/20
閲覧 : 349
サンキュー:

6

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kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

◎「こもるだけでは 何ができると いじける俺に 教えてくれた」
 OPのダンスが楽しかったですねw

 キンゲファンには申し訳ないのですが、「キングゲイナー」と言われると、真っ先に
何年か前の、家出をしてアニメの国・日本を目指した フランスの少女二人の事件を思い出してしまいますww

kainは当然のようにアナ姫がお気に入りでござるw

投稿 : 2014/07/15
閲覧 : 502
サンキュー:

1

白兎尾 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良かった

人を選ぶ作品だと思いますが好きです

背景描写を重視する方にはおすすめです 頑張っています

気楽に世界観を楽しんで良い作品だと思います

ロボットが古臭くてダサくて・・・あたたかい感じがします

投稿 : 2014/01/25
閲覧 : 321
サンキュー:

0

てーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

アナ姫だんす!

OPのダンスがただ見たかった.

機会があればちゃんとみたいです候

投稿 : 2013/09/26
閲覧 : 245
サンキュー:

0

凡打 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Let's Monkey Dance!!

非常に明るい作品でした!(*゚▽゚*)

監督がガンダムで有名な、富野さんなのですが、ガンダムのような暗い展開にはほとんどならず、明るい雰囲気の中、物語が進んで行きました。

物語は、話の展開上、途中切りのような形になってしまったことが少し気になりました。しかし、終わりに近づくに従って、熱い展開になっていき、戦闘シーンも素晴らしいものばかりになっていき、引き込まれました。

また、雪の世界という幻想的な舞台が多く、とても気に入りました。
魅力的なキャラ達が銀世界の中で独特のテンションでロボットアクションを繰り広げています。
また、主人公が「二人」いるという設定も、僕の中でかなり斬新で、「面白いなぁ~」と感じました。

しかし、何よりもこのレビューを読んで下さった方におすすめしたいのが、はっちゃけたOPです。一緒に踊りだしたくなるほどのエネルギーに溢れているので、見たことがない方は是非見てみてください!↓
www.youtube.com/watch?v=fIaC0SRBZ5U

独特のテンションを持った作品なので、おそらく万人向けではないでしょう。しかし、ハマった方ならかなり気に入る作品だと思います。是非一度この独特なテンションを確認してみてくださいっ!!(((o(*゚▽゚*)o)))

投稿 : 2013/09/21
閲覧 : 331
サンキュー:

6

ジョゼフ・フーシェ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

明るい富野由悠季

物語の雰囲気が牧歌的で素晴らしいです(*゚▽゚*)
個人的に富野監督の最高傑作ですね。

投稿 : 2013/09/18
閲覧 : 307
サンキュー:

0

P2 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

OPがまぢで耳に残ります

 かっこいいとは言えないけど個性的なマシンが活躍するロボットアニメ
 設定が?で強引な展開だけど まあそれなりには引き込まれるので出だしでNGってことはなさそう
 反面、目的が不鮮明で盛り上がりに欠ける展開のため連続視聴には不向き
 ぼーっとのんびりBGM的に見ていられるけど、何らかの意図を持ってアニメが見たいって心境の時には物足りない
 主人公が、ヒロインやその他のサブキャラに喰われちゃっているのも残念なところ
 似たようなジャンルでこれよりって作品も結構あるし、ひじょうにチョイスが難しい
 まあ、大きな当たりもなければ外れもないので、とりあえず、ロボ系アニメ見たいなー的なざっくりした気分の時に・・・かな

投稿 : 2013/07/05
閲覧 : 255
サンキュー:

0

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ガンダムより好き

リアルロボット作品に、スーパーロボットの理論を持ち込んだような力技が何とも痛快です。

投稿 : 2013/07/02
閲覧 : 253
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新しいアニメだと思った

絶対に書かないといけないのは、この作品は当時として珍しかったハイビジョン放送だったということ。
誤解されてる人もいるだろうが、このアニメはBSデジタル放送媒体を使ったのでHD放送ができたが、当時は地上波のデジタル放送が存在しなかった。(地上波は2003年12月開始)
同時期に放送されていた機動戦士ガンダムSEEDが今になってHDリマスター放送されてることがそれをわかりやすく証明している。
なお、地上波デジタル放送が始っても、当初はSD画質のアニメしかなかった事も書いておく。

作品の内容は富野節が全快。
作画はやはりHD放送初期ということで試行錯誤もあっただろうが、すばらしかった。

投稿 : 2013/05/13
閲覧 : 274

ぱらっぱらっぱー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

富野作品のなかで

相も変わらずの富野節ですがこの作品のいいところは富野作品なのに人があんまり死にません。役目を終えたやつを片っ端から葬儀場へと送り届ける富野さん(想像上ではアロハにオープンカーで乗り付けています)らしくありません。ですので富野節もすこし鳴りを潜めています。ですがそこが逆に観やすい作品に仕上がっている点だと思います。富野さんファンはイライラするかもしれませんがそれでもまだ心をゾリッと撫でられるようなものは残っていると思います。初めて観た方がイラッとするかチッと舌打ちしたくなる気持ちもよく分かります。でもそこを超えると結構富野節もいいもんだと思えるから不思議です。やはり長年一線で踏ん張ってきた人が作るものは違います。富野作品の中ではかなり観やすい部類に入ると思うのでまだの方はぜひどうぞ。

投稿 : 2013/05/11
閲覧 : 277
サンキュー:

1

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作・総監督はガンダムシリーズでお馴染みの富野由悠季。

WOWWOWの有料チャンネルで放送されたので、見た人は少ないだろう(私はレンタル)。
富野由悠季らしく、ゆるんだ軍紀や敵との馴れ合いは健在。
オーバーマンと呼ばれる特殊能力(時間を止めたり、見えなくなったり)を持ったロボット同士の戦い。
ロボットデザインはガンダムと比べモノにはならないので期待しないように。
「忘念のザムド(注:これはロボットではないが)」を思わせるフォルムある。
ロボット戦は多くあるが、そんなにかっこよくないし、動きもロボットではなく、人の動きに近い。
この作品、「シリアスな作風のロボットアニメとは異なる明るく楽しいエンターテイメント作品を目指している」ということだ。
そのためだろうか、物語に深みはなく、何が描きたかったのか良くわからない。
特に面白かったとは思わないが、かといってつまらないでもなく、ダラダラと観終えてしまった不思議な作品だが、結局得るものはない。

投稿 : 2013/05/04
閲覧 : 306
サンキュー:

0

ネタバレ

らび・ナイトメア© さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さすがの一言

姫様がマジかわいいです

なめたい。(何をかは言わずもがな)

投稿 : 2013/04/24
閲覧 : 275
サンキュー:

0

かみやん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

古いかな

あの人類史上最高のアニメ「コードギアス」の製作にかかわっていて人がこのアニメの製作に参加してると聞いて期待して観てみたのですが、あまり面白く無かったです。
まず最初のオープニングからしてどっかおちゃらけた感じでしらけてしまいました。
ロボットも現代基準ではださいですし、主人公にもあまり魅力はありません。
ストーリーもいまいちでしたね。
ただヒロインのサラは性格はさておきとてもかわいかったです!

投稿 : 2013/02/27
閲覧 : 241
サンキュー:

0

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『OVERMAN キングゲイナー』作品紹介と総評

富野由悠季総監督による『∀ガンダム』以来2年半ぶりのTVアニメシリーズ。
自ら始めたシリアスな作風のロボットアニメとは異なる明るく楽しいエンターテイメント作品を目指した作品です。

(あらすじ)
時代は地球環境が悪化した未来。シベリアのドームポリス「ウルグスク」に住む「ピープル」の一人ゲイナー・サンガはドームポリスからの脱出「エクソダス」に反対していた両親を暗殺され、日中は学校に通い、家ではテレビゲームに埋没するという孤独な毎日を送っていた。
そんなある日、ゲイナーは授業中唐突に現れたシベリア鉄道警備隊に拉致されてしまう。その理由とは自らの忌み嫌う「エクソダス」の共謀だった。ゲイナーはメダイユ公爵邸内の牢獄でゲインと知り合う。ゲインと共に脱走したゲイナーは成り行きの中で乗り込んだオーバーマン「キングゲイナー」への執着をきっかけに忌避していた「エクソダス」に係わっていくことになる。(wikipedia参照)

作品テーマを侵略や戦争ではなく「エクソダス」(環境保護を大義名分とし聖地ヤーパンへの回帰)とすることで、以前の富野監督作品(黒富野)で扱った悲惨な死の描写を軽減する事が出来ています。

また、作中のロボットであるオーバーマンの特殊能力を「盗み取る」「幻を作る」といった捻りのあるものとすることで、戦いの場面を単なる力と力のぶつかり合いでわなく、展開を楽しませるものへと発展させています。

作品は全体的に明るく作られ、主人公であるゲインが様々な人達と接し、成長する様をポジティブに描いています。
また、OPも70年代~80年代のロボットアニメでは普通だった「主役ロボットの名前を連呼する」スタイルをとり、メロディに合わせて登場人物がミュージカル風にポーズを取ったり、登場人物や作中に登場するオーバーマンがモンキーダンスをしたりする楽しい映像となっています。

まぁ、個人的には「世界一恥ずかしい告白」のイメージが強すぎますが…。(第17話参照)

『天元突破グレンラガン』が好きな方にはとても相性のいい作品だと思います。

投稿 : 2013/01/30
閲覧 : 515
サンキュー:

13

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イワレニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ザブングル+ZZ+ガンダムX+Gガン  恐ろしくポジティブなキレイな富野

まず、率直な直感だけの感想として
面白いし、感情引入も出来、感動する。
これに尽きる。

しかし、ガイナックス作品を見たとき天野っぽいな~と思ってしまうことが多々あるが(エヴァとかエヴァとかエヴァとか)

この作品も非常に「富野」っぽい作品である。
ストーリー、メッセージ性、セリフ回し、テンション、どれをとっても富野らしい作品であると言えよう。

感じ的には、ザブングル5割+ZZガンダム4割+ガンダムX1割と言った配分。
もしも、上記の作品が好きならばハマれると思う。
(他にもGガン、Wが好きでもイケる)

と、だいたいスペックは分かってもらえたと思う。



要するに、この作品。面白いは面白いんだが一癖あると言ったところ。

まず、見るのに下記のハードルがある。

1、モビルスーツ(ロボット)の形が独特。
生き物のようなぬいぐるみの様なものに乗って戦う。(コックピットなんてファスナーだしねw)

2、しゃべり方が独特。
(ZZガンダムっぽい)

3、テンションは高い。
はじめはついて行けないかも?w

4、専門用語が多い。
序盤6話ぐらいにすべての用語が登場するといってもいいぐらい序盤は詰め込んでいる(説明っぽい?)これを乗り切れるかどうか。
実際には理解しないでノリで突き進むのが正しいであろう。



この、いくつかのハードルを乗り越えることが君にできれば「面白いキングゲイナーワールド」が待っているだろう!


俺の好きなところ

{netabare}
・もう一回見れるアニメというのを結構高く評価してるのだが、このアニメは1~5話ぐらいに情報がとにかく多くそこが2回目見たときに全て分かる。というのがよかった。

・富野と言ったら「富野だったら死んでた」の名言を残してるぐらい普通に重要キャラが死ぬ。しかし、このアニメ重要キャラはおそらく誰も死んでないであろう。敵も含め。戦争をしているのに死なない作品は珍しい。そういう意味では、富野っぽくない作品とも言える。

・明るい富野。先にも言ったが死なないだけでもなくメッセージがとてもポジティブ。普段だったら、「全員死んだらそれで終わりなんだよ」ともとれる鬱になるようなメッセージがこの富野はキレイで正反対。「ポジティブにやり直ししよう!」という気持ちが伝わってきます。

・とにかくOPのノリが素敵。
アナ姫さんがいちいちかわいい。それだけでも見る価値ありなアニメ。アデットさんもいい女すぎてヤバイ。

・引きこもりなゲームマスターが主人公。
なんかぐっと来るシチュエーションでした。アクセルワールドを思い出すような設定w

{/netabare}

投稿 : 2013/01/15
閲覧 : 598
サンキュー:

4

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OVERMAN キングゲイナーのストーリー・あらすじ

時代は地球環境が悪化した未来。
かつて人間が暮らしていた豊かな土地は食用地として保全され、 人々は凍えるツンドラ地帯や灼熱の砂漠地帯のドームポリスに押し込められ、中央政府や食料を運んで来る鉄道公社には逆らえなかった。
そんな生活が何代も続いたとある時代に、ふと疑問を抱く人々が現れ始める。『自分達の先祖が生活していた土地への帰還』=エクソダス。
そんな中、シベリアのドームポリス『ウルグスク』に住む少年、ゲイナー・サンガは、シベリア鉄道警備隊に逮捕されてしまう。容疑はドームポリスから脱出する『エクソダス』だった。
ゲイナーは留置場で出会ったゲイン・ビジョウという男と共に脱走するが…。(TVアニメ動画『OVERMAN キングゲイナー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年夏アニメ
制作会社
サンライズ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/OVERMAN%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B2%E3%82%A4%E3...
主題歌
≪OP≫福山芳樹『キングゲイナー・オーバー!』≪ED≫秘密楽団マボロシ『Can you feel my soul』

声優・キャラクター

野島裕史、かわのをとや、小林愛、鬼頭典子、子安武人、水城レナ

スタッフ

原作:富野由悠季、 総監督:富野由悠季、企画:内田健二/川城和実、シリーズ構成:大河内一楼、キャラクターデザイン:中村嘉宏/西村キヌ/吉田健一、メカニカルデザイン:安田朗/山根公利/吉田健一、アニメーションディレクター:吉田健一、美術監督:池田繁美、色彩設計:横山さよ子、撮影監督:大矢創太、編集:山森重之、音響監督:鶴岡陽太、音楽プロデューサー:佐々木史朗/太田敏明、音楽:田中公平

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