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「最終兵器彼女(TVアニメ動画)」

総合得点
73.8
感想・評価
762
棚に入れた
4701
ランキング
988
★★★★☆ 3.5 (762)
物語
3.8
作画
3.3
声優
3.4
音楽
3.5
キャラ
3.6

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最終兵器彼女の感想・評価はどうでしたか?

pick さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

よかった。

出来のいいアニメな感じがしました!
でもちょっと主人公にインパクトがなさすぎて・・・それがいいのかもしれないけど僕的にはいまいちかなぁっておもいました。
好きな人はめっちゃ好きって感じのアニメだとおもいます。

投稿 : 2013/08/21
閲覧 : 222
サンキュー:

1

ネタバレ

レーンチイ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんだか謎の多いアニメだった。

このアニメ…謎多過ぎ!
なんでチセが選ばれたのも曖昧だし
終わり方も謎だし
途中までは良かったのに、最後の絡み必要だったの!
まぁ、全体通して見れば、かなりの感動ものなので
オススメはします!

投稿 : 2013/08/17
閲覧 : 259
サンキュー:

1

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女性の最終兵器は涙

高校生の ちせ がシュウジに告白して付き合うようになる。
買い物のため出掛けたシュウジ達だったが、いきなり空襲される事となる。
その敵と戦い排除したのは兵器となった ちせ だった。

どんなに屈強な兵士でも死ぬ可能性のある戦地に赴くの事に対しては躊躇い(ためらい)があるでしょう。
普通の高校生を戦地に派遣せざるを得ない状況は異常です。
敵に対抗できる兵器として利用されるのは仕方が無いというのは酷な話です。

命懸けで自分の身内や友人を守りたいという気持ちは古今東西変わりません。
上からの命令で国土を守ると言うのは建前です。
そのような答えをしないと上官からの鉄拳制裁が待ち受けています。
神風特攻隊員の方々も本音を言えない立場で死んでいきました。

自分自身の人間性を失う事は戦場では見られるのでしょう。
本作品のように人間が兵器化するのは、ある意味、象徴的な気がします。
「普通の生活で人を殺したら犯罪者、戦争で人を殺したら英雄」という言葉はよく使われています。

恋愛要素も絡んできます。
人間ではなくなった ちせ を受け入れるかどうかは難しい問題です。
外見は女子高生のままでも中身は兵器だという事をすんなりと理解できないでしょう。
Hなシーンもありますが、人間の本能によっての行動だと考えれば納得できます。
生きる事を実感するには他人の温もりが必要な場合があります。
生きたい・死にたくないという人間の基本的な考えは追い込まれた状況にならないと考える事すらしないかもしれません。

自分たちは安全な場所に居座って、国防軍を作って日本国を守ると言うだけの無責任政治家には理解できない内容でしょう。
そんなに軍隊が好きであるなら政治家の身内を率先して戦地に送り込んでもらいたいです。
もっともらしい事を言うだけで安全が保障されている場所から号令をかけても、命がけで国土・国民を守っている自衛隊員さんの士気は上がりません。
今の日本は若者を犠牲にして老人を守っています。
将来のある若者だけを死ぬ可能性の高い兵士にさせて老人だけが生き残るという歪な政策を正しいと思っているのは、戦争に関心が無かったり、実際に戦地に行かない人だけでしょう。
国防軍に賛成した人だけを戦地に送ってもらいたいですね。

人物の作画は厳しいかもしれませんが、戦争について考える一助になる内容の作品です。


11話から最終話までは少し毛色が違います。
前話まで戦争の悲惨さや残酷さが目立っていましたが、この期間は「愛」に主題が変わっています。
心の底から愛し合っている2人の絆を見る事ができます。

ラストシーンなどは理解しにくいかもしれません。
ただし、愛情を描いた作品としては秀作だと思います。

投稿 : 2013/08/05
閲覧 : 413
サンキュー:

33

ネタバレ

猿の尻尾 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

非常に重い作品でした。

救いがあるのかと見せかけてたくさんの人が死にました。
僕は見ていて辛かったです。

最後も、しゅうじは救われたと思う方もいるでしょうが、僕はそうは思えなかった。

どうしてちせが、どうして世界はこんなことになってしまったのでしょうか。

その理由を明確に描写していないのはこの作品の魅力でもあり、ずるい所でもあると思いました。

視聴には注意が必要です。
少なくとも、1日は寝込みそうですw

投稿 : 2013/07/28
閲覧 : 264
サンキュー:

1

ちぇ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作を読んで欲しい!

1クールなので少し早足な感じになっているが非常に面白かったです。
号泣しました。
ハッピーエンドではありません。
戦争をしているので欝要素も結構ありますが、老若男女問わずオススメしたい作品です。
原作も全7巻と少なめなのでぜひ読んで欲しいです。

投稿 : 2013/07/26
閲覧 : 224
サンキュー:

2

ゲパルト さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

切なすぎる

この作品のヒロインの彼氏の立場になって見てください
これほど悲しいこともないでしょう

ラストは悲しすぎて涙さえ出てこなかった
とてもいいラブストーリーですが二度は見たくないです

投稿 : 2013/07/06
閲覧 : 236
サンキュー:

1

ネタバレ

yokumra さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

棚上げ

コミックで全部見たけど、
アニメはわずかに違うみたい。
時間をおいてもう一回観るのもいいかな。

倫理とか哲学とか考えさせられた。

投稿 : 2013/06/26
閲覧 : 299
サンキュー:

8

ネタバレ

きょんぱみゅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ストーリーが斬新ですね。
彼女がだんだんと人間ではなくなっていく感じはかなり悲しいです。
あと原作はかなり大好きでした。

投稿 : 2013/05/12
閲覧 : 247
サンキュー:

2

ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

君と出会った奇跡がこの胸にあふれてる

東京MXで放送されている『ニッポン・ダンディ』という情報番組があって、金曜日に特集で『映画批評』がありまして、毎週楽しみにしているんですけど、3週間くらい前のが、恋愛映画特集だったんですよ。そこで一般人が選ぶ恋愛映画ランキングとかあったりしまして、『タイタニック』やら『アメリ』やら『ローマの休日』やらが順当に紹介されていました。しかし映画評論家の高橋ヨシキに話が振られたとたん、何を思ったか、このオッサンはオススメの恋愛映画に『BUG』という、グロ作品を持ち出しまして、ドン引きするスタジオを尻目に意気揚々と自身の恋愛観を述べたわけです。『BUG』という映画は、自分の体の中に『虫』がいると信じて疑わない男性が段々狂って行く様を描いた作品なんですが、途中からその男性に魅了されてしまった女性も出てきて、そのうち2人で奇妙な共同生活を始め、最終的には2人の世界に閉じこもってしまい、笑いながらガソリンを浴びて、炎の中に消えていくみたいな終わり方なんですが、1組のカップルが世界からどう思われようとも、2人の生き方を貫く、というのが恋愛の1つの形ではないか?という事をヨシキは言いたかったそうで、所謂『共依存』を愛と見なした解説をしておられました。『俺たちに明日はない』(これはまだ分かる)も取り上げられていたので、数多の恋愛観として、そういうのは認める人も、恐らく少数派だろうけど、居るって事の証明なんでしょうね。

前述した、共依存恋愛作品に『最終兵器彼女』もそのカテゴリーに当てはまるアニメだと思います。こちらはスタートの時点で、2人の恋愛物語をなるたけ初々しく描いていっていますので、最初のうちはまあまあ登場人物に感情移入しやすいけども、展開が進んでいくに連れて、視聴者の共感からは離れていき、完全にシュウジとちせの2人の物語になっていってしまう所にちょっと癖を感じはします。のっけから、主要キャラを視聴者についていけない性格にするとかすれば、違和感は多分無かったでしょうね。そういう意味では隙があって勿体無かったなとは思うんですけど。

好印象なのは、2人の描写に視点を置いているので、いちいち細かい説明をしない所、{netabare}正体不明の敵?世界?どーなろうといいじゃねーか、そもそもシュウジとちせの話だろ?それ以外詳細にやる必要あるの?って、{/netabare}ある種の開き直りが個人的には素晴らしかったですね。投げっぱなしじゃないんです。2人の視点の世界のお話なんで、その他大勢の人間の事なんか、アウトオブ眼中なんですよ。エキストラにしか過ぎないんです。視聴者も只の傍観者にしか過ぎません。といっても途中でそれ以外との絡みが案外あったりするんですよね。これもちょっと勿体無い。

綺麗事もちせとシュウジは言わない。心の底ではあくまで自分達を第一に考えて、発言し行動していく。ちせが戦局を左右できる存在に選ばれてしまっただけで、人間の本質としては、自分と自分が大切に思っている人が一番なわけで、ある意味人間の生々しさを、最後まで妥協しなかったのは、この作品のテーマを表しているとも思いました。

しかしまあ、こういう自分達の事しか考えないカップルは他人事だから、それなりに肯定的に見れるのであって、現実世界だと絡んで欲しくない輩だったりしますねw

投稿 : 2013/05/09
閲覧 : 482
サンキュー:

32

ネタバレ

morizo-- さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まあおもしろい

題名からして、おいおいっていう感じだが、
見続けてしまった。

高橋しん先生とは思えないストーリ
未来というより戦争が起こっている現代で、リアルなんだが、彼女だけが、非現実的。

若い男性は「ちせ」みたいな人が好きなんだろうか・・。
恋愛と戦争を合わせた、少女、少年向けアニメ

(2000)

投稿 : 2013/05/03
閲覧 : 251
サンキュー:

0

ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界スケールの「主観体験」

原作既読。

バトル……ではなく、恋愛ものです。
世界観は地球規模と、とてつもなく大きいです。

それだけスケールの大きな話なのに、わかるのは、自分の恋人のことだけ。
それも断片的なものです。

何か大変なことが起こっているのはわかる。
いつの間にか、どこか遠く、見えないところで変わっていく恋人。
しかし主人公にできるのは、そんな彼女を見守り、声をかけ続けることだけ。

つまり、主人公が見えている世界≒視聴者が見えている世界、主人公ができること≒視聴者ができること、というわけです。

そういう「主観体験」ができるお話です。
そこが最終兵器彼女の最大の魅力だと思っています。


その魅力を引き出す替わりに捨てたのが、世界観の説明や事件の解決。
よく「セカイ系」とカテゴライズされますが、誰にもどうしようもない、ほとんど選択肢のない状況であるため、主人公や身の回りの人間の行動が世界の運命を左右する「セカイ系」とは少し違う気がします。

残された少ない時間の中で、少しずつはぐくんでいく、「純愛ストーリー」として捉えるのがいいのではないでしょうか。

したがって、大きくストーリーを追ったり謎を解明しようとするのではなく、シュウジ≒自分と、ヒロインちせ、サブキャラクターの感情変化に注目して視聴すると楽しめると思います。

正直、サブキャラクターも出さなくてよかった気がするんですが……そこは、視聴者の分身の一部だと考えましょう。

{netabare}
気になる結末。
最終的にどうなったのか、それは視聴者の想像におまかせといったところ……{netabare}と言いたいのですが、実は世界は滅びていないんです。
生き残った人々の話を描いた「スター★チャイルド」という読み切りの漫画が存在します。
「地球はもうだめ」と言い切ったちせは、最後の最後まで、「かわいいけど……ノロい」だったんですね。{/netabare}
{/netabare}

……あ、実写映画版は正直全然違う話なので、原作やアニメと切り離して考えてください。

趣旨をはき違えている気がします。

投稿 : 2013/05/03
閲覧 : 973
サンキュー:

59

ネタバレ

わっち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最幸のBAD END

ギルクラも秒速5センチもこのサイカノも
過酷な運命や、避けられなかった結末
しょうがなかった、としか言えなかったもの

だけど

それでも切ないだけではない
何かが残る、掴んで離さない
そんな心に穴が開く作品でした。


P.S.
ぼくの心に穴が開いた時
いつも心に流れる曲です。

♪ My little lover
Hello Again ~昔からある場所~

記憶の中でずっと二人は生きてゆける
君の声がいまも胸にひびくよ
それが愛が彷徨う影

君は少し泣いた?
あの時みえなかった。

投稿 : 2013/04/27
閲覧 : 294
サンキュー:

2

ペチ14 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

Q質問 A解答 T突っ込み

A,物語 2
なんか最後が悲しすぎるし
なんで兵器になったのか気になるし
気になるところが多いアニメ

声優 3
キャラ 3
なんともいえないかんじ

作画 3
ごく普通の作画

音楽 3.5
悲しい曲だけどいい曲

投稿 : 2013/03/17
閲覧 : 317
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

全13話。大人向けの恋愛(エロあります)・SFもの。

シュウジとちせの切ないラブストーリーでした。
この二人の話も泣けたのですが、アケミも可哀そうで泣けました。

この作品に描かれていることって、近年、現実に起こっていることなので、
リアルすぎて重かったです。。
これ以上はネタバレになるので、最終話をご覧ください。

しかし、このストーリーは大きな疑問がありますね。
何故ちせは兵器にならなければいけなかったのでしょう?

それの説明の話がなかったのが、残念ですね。

それに、演出・作画がイマイチな気がしました。
シャフトあたりがこの作品を手がけていれば、
神演出で凄い作品になっていたように思えました。

ED曲と挿入歌が良いですね。気に入りました。

淡く切ない恋愛の観たい人向けの作品。

投稿 : 2013/03/09
閲覧 : 280

らすきき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

設定が良い

設定が良いですねー 切ない・・・
のですが、その切なさをもうちょっと上手く表現できていればなおよかったように感じます。
予想の範囲内の切なさ・盛り上がりだったなという印象。

投稿 : 2013/02/19
閲覧 : 236
サンキュー:

2

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

なぜか見てしまった

ずいぶん昔に見た作品で、
当時、
「よくわからん」
などと言いながら、
なぜか最後まで見てしまいました。

音楽はいいと思いますが、
話の内容は好き嫌いはっきり分かれると思います。

正直自分は苦手なほうでしたが、
今でも作品の内容を覚えていると言うことは
それなりにすごい作品だったのではないかと思います。

設定がとても複雑なんですが、
壮大なラブストーリーだと思えば、
何とか見れるのではないかと・・・。

でも、子供向けではないですね~。
ラブストーリーとして観るにしても
大人向けです。


もう一度見たいと思う作品ではないですが、
記憶に残る作品だと思います。

投稿 : 2013/02/07
閲覧 : 279
サンキュー:

9

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『最終兵器彼女』作品紹介と総評

高橋しんの同名漫画のアニメ化作品。
「セカイ系」と呼ばれるジャンルの代表作です。

(あらすじ)
北海道のある街で暮らすシュウジとちせ。ちせは以前から好意を持っていたシュウジに告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まり、二人は静かに愛を深めていく。
しかし、ある日、謎の「敵」に街が空襲される。戦火から逃げるシュウジが見たのは、腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やし「最終兵器」と化して敵と戦うちせの姿であった。(wikipedia参照)

戦争物でありながら、ストーリーの根本は恋愛物です。しかし、この恋愛というのを、「生きるための理由」として描かれているのが本作品の特徴だと言えます。

戦争が激化していくにつれ、ちせは力が暴走していき、肉体も精神も人間とは程遠いものとなっていく。しかし、シュウジという存在が自分の「人間的感情」を引き止めてくれる。この点は、『攻殻機動隊』などにも描かれている、「機械に宿る魂や記憶」の概念も垣間みれる。

そして、はっきり申し上げますが、これは決して「楽しい」作品ではありません。「考えるアニメ」という表現が一番近いと思います。娯楽作品を求めている方には、全くお勧め出来ません。

戦争の悲惨さ、命の儚さ、生きている意味…考えさせられることは人それだと思います。実際、いろいろと考えさせられました。そこがこの作品の最大の魅力だと感じます。
最近、この手の作品が減ってしまったことを、残念に思います。

投稿 : 2013/01/30
閲覧 : 326
サンキュー:

12

mintomomo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽しんだ

作画が今一つだが話は琴線に触れた。

投稿 : 2012/11/30
閲覧 : 222
サンキュー:

0

ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

兵器となった少女の恋物語

まず、予備知識がない場合、
タイトルに最終兵器とあるとつい戦闘モノかと
勘違いしてしまいそうですが、この作品のジャンルを挙げるなら、
恋愛モノに区別される作品だと思う。
しかも、数々の障害を乗り越えながらの純愛。

最終兵器とされた装備を持つ女子高生、チセ。
彼女から慕われ、つきあい始めてあらためて恋していくシュウジ。

舞台は北海道。現代のお話だが携帯電話は使われず、
公衆電話やポケベルが懐かしい。それに交換日記も。

絶大な力を持つ兵器である彼女に内心、恐怖感を持ちつつも、
なんとか1人の女の子として受け入れようとするシュウジと、
彼の心のうちを察しながらも、兵器として成長していき、
人間であることを維持できなくなっていきながら
戦争に矛盾を感じて苦しむチセ。
そんな2人をあおるかのように、戦火は激しくなっていき、
やがて世界は、二人の行く末は・・・という物語。

繰り返し出てくる彼女の口癖「ごめんね」と、
軍の人間やシュウジが使う「仕方ない」という言葉が
さまざまなことを揶揄しているようで、すごく印象に残った。

しかし、観ながらツッコミ入れてしまう部分は多々あった。
戦闘で必ず破れる学校の制服や私服が、翌日はきれいに直ってるとかね・・

でも最初に書いたように、戦闘モノではないので、
そのあたりのリアリティは追求しない方向で^^;

そして、あえて戦闘シーンも、戦争になった理由も、
戦っている相手国がどこなのか、軍での詳しい背景なども、
ほとんど描かれることはなく、あくまでも2人の恋愛と、
彼らを取りまく周囲の同級生たちを繊細に描いているので、
観るものにすごく想像させる作品といえる。

戦闘シーンを極力抑えることで、
戦闘は決してカッコいいものという位置づけをせず、
シュウジのセリフにもあったが、
{netabare}
「戦争に行くってことは、誰かを守りたいとか綺麗ごとじゃなく
誰かを殺さなきゃなんねぇってことだべ!」と。
{/netabare}
シュウジ視点中心のこの作品では、
このセリフがストレートなテーマだったのかもしれない。

でもチセは、上官のテツに「なぜ戦う、なぜ殺すんだ」と問われ、
{netabare}
「生きたいから。恋をしていれば人間でしょ?」と。{/netabare}

そんな彼女にこの後投げかけるテツのセリフ、
ここでは書けないが、とても共感できるものだった。

男の脆さ、女の弱さ。男と女。
人間の脆さと強さ、そしてその先にある残酷さ。
守るということの意味を考えさせられる。

それでも、ラストは・・・
個人的にはモヤモヤとしたものが残ってしまった。
原作、実写映画、アニメ、それぞれエンディングは違うそうで、
原作を未読だからなのかもしれない。
もう少し納得したかった、というのが正直なところ。

ちなみに、自分としては、主人公の2人よりも、
上官のテツや、シュウジの幼馴染で、彼に長い間片想い
していたアケミへのほうが、とても感情移入できた。

それと、この作品・・・OVAのほうでは
本編で描かれていなかった背景のさまざまなことや、
観ながら感じた謎が解けるので、
こちらを観終えた後、あわせて観るのがおススメ。

投稿 : 2012/11/17
閲覧 : 630
サンキュー:

43

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦う少女の恋物語

そう、これは恋愛ファンタジーである。
最初は度胸試しの告白から始まり、交換日記へ。
ちせとシュウジ、二人の愛が深まるのと平行して戦争が激化していく。
大人の、いや、世界の事情に飲み込まれる悲しいラブストーリーである。
まったくありえない話と解っていても、切なくてしょうがない気持ちになってしまう。

この物語は、実写映画が存在するが、アニメのほうが良い。

投稿 : 2012/10/17
閲覧 : 296
サンキュー:

4

(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

難しかったデスッ(;・∀・)

切なかったデスッ(;・∀・)
最後は結局どういった結末なのか。。。
少し理解するのに時間がかかる作品だなぁと感じます。
実写版の映画でもよくわからず、
アニメをよくよく観ても少し難しい作品でした(;・∀・)

投稿 : 2012/10/15
閲覧 : 251
サンキュー:

3

koky さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最終兵器彼女

背景や設定について多くは語られていないので納得はしにくいけれど、キャラクターの心情描写などは上手く表現されていて引き込まれた。

心情変化などを中心に見ればいい作品だと思う。セカイ系に分類されるのかもしれないれれど、アニメの展開自体もユニークで面白いと思う。

投稿 : 2012/10/11
閲覧 : 248
サンキュー:

2

運命石の選択 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

予想外の展開

感情移入しやすい作品でした。感傷に浸りながらずっと見てました。こういう感じのHappy End じゃない作品はschool days 以来ですのでびっくりしました;;
でも話の内容は凝っていて常にあきずに見ることができました。
まぁよかったです

投稿 : 2012/09/13
閲覧 : 260
サンキュー:

1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お願いだから、もう「ごめんね」は言わないで・・・by Ka-ZZ

「あたし・・・兵器になっちゃった・・・」

物語のヒロインは「ちせ」という、可愛いけどドジでゆっくりで、優しくて、「ごめんね」が口癖の高校3年生の女の子で、やっと相手に対する自分の気持ちが言えたばかりなんです。

物語はごく普通の初々しいカップルの、当たり前の日常描写から始まりますが、ある日北海道の街が謎の敵から攻撃を受けてから、物語は一変します。

高校生はまだ成長過程・・・兵器になったヒロインは、自分自身より成長の早い「兵器としての自分」と葛藤します。
そして、肉体も精神も人間とは程遠くなっていきそうになるのですが・・・

「ばかにしないで。あたし・・・兵器じゃないんだわ・・・」
「・・・あんたの彼女なんだわ」
「あたしたち、幸せだよねえっ・・・」

信じる思い、残酷な思い、大好きな相手を思うときって色んな思いがあると思います・・・でも思ったからといって、その通りになるとは限りませんよね。

思い続ければ、約束の形をお互いの手と手をとって見ることができるのでしょうか・・・
でもね、そんなに謝らなくても、泣かなくても、気持ちは十分に伝わってますから・・・

「ごめんね・・・」、この一言が胸に突き刺さって、涙が止まらなかった物語でした。

投稿 : 2012/09/12
閲覧 : 417
サンキュー:

25

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

セカイの片隅で流れるラヴソング

北海道、札幌-とある高校。

そこには付き合い始めたばかりのふたりがいた。
彼女の名前は“ちせ”、彼の名は“シュウジ”。
一緒に登校したり、交換日記(僕には経験ないけどw)を始めてみたり、恋人同士ってのに慣れなくって、お互いぎこちなさはあったけど、初々しいふたりだった-。

その頃、日本はもとより世界は終焉に向かっていた。
激化する戦争。終わりの見えない争い。
しかしながら情報規制のなかで人々は、自国は今、世界は今、どのような状況下にあることも知らず、明日が来るのが当たり前であるかのように日々を送っていた。

そんな矢先、札幌は爆撃を受ける-札幌空襲。

崩壊し、見るも無残な状態になった街の中で、シュウジは1人の少女を目にする。
光を纏い、背中に羽根を生やしたそれは“最終兵器:ちせ”だった。

“のろま”で“ちいさな”僕の彼女は兵器。

自分がちせなら(…とは考えたくもないが)彼氏なんて作らない、と思った。

身体からミサイルが飛び出すような兵器である自分を拒絶されることはわかっていて、恋をしようだなんて思わない。
余計に辛くなるのは目に見えているのだから。

でも、ちせは恋をする。好きになって、傷ついて、苦しくて、でも諦められなくって、どんなに涙を流しても恋し続ける。
恋をする-それは彼女にとって大切なことだったのだ。

シュウジの言動には前半なんかは度々イラっともしたけど、
後半、ちせと生きると決めたあたりからは共感できるようになった。
おかげで後半は涙ぼろぼろ。゚(*ノДノ)゚。どうしてくれるんだw

さらに“戦争”によって物語はどんどん言いようのない虚しさを感じるようになる。
説明が極端に少ないので、実際問題何と戦って、それぞれの国々が何をしようとしているのかはさっぱり見当もつかないのだけれど、
それまでの学校に行って、友達と遊んだり、恋をしたり…そんな日常は街ごと跡形もなく消えて、
人々の人生はどんどん狂っていく。
友人をなくし、恋人をなくし、家族をなくし…。

特にシュウジの幼馴染、アケミには泣けるというか、ほんと見てられない度合いの嗚咽ものだった(僕はかなり涙腺が弱ってます…)

キャラデザ…うーん。
声…うーん。
方言…んん!?
ラスト…ポカ───( ゚д゚ )───ンってなったけど、僕は嫌じゃないかな。

投稿 : 2012/09/02
閲覧 : 308
サンキュー:

17

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

おすすめはできない

なんとか全話観ることができました。
セカイ系ですね。
恋愛がメインであるが、心にも残らず。
全話観たという達成感はある。
面白くもなく悪くもなく・・・。

投稿 : 2012/08/26
閲覧 : 283
サンキュー:

5

ネタバレ

アバンギャルド さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

純愛すぎる

「純愛」このアニメのアニメにぴったりな言葉です。

戦争という特殊な状況下におかれ、それでも必死に生きていくとするちせとしゅうのラブストーリーは涙なくしては見れません。

投稿 : 2012/08/19
閲覧 : 253
サンキュー:

2

ネタバレ

中二病LV5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

ヒロインがとても可哀想でした

投稿 : 2012/08/19
閲覧 : 254
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

終末感漂う過去の遺物

漫画も読んでましたが、胸くそ悪いラストだけはよく覚えてます。
戦争や社会の背景が全く描かれていない、理由もなくヒロインに世界の運命を背負わせる・・・
といったセカイ系批判はどうでもいいですが、恋愛モノとして青臭く陳腐すぎて見てられない。
下手くそな芝居とお涙頂戴演出に笑ってしまったのは、私だけじゃないはず(笑)
ヒロインのチセがどんどん化け物じみてきて、感動を強要するような演出を連発するんですが
びっくりするぐらい自分にはかすりもしなかったですねぇ(笑)何も出来ない男の方もうんざりするし。
意図的に戦争の描写を省いているから、戦時の過酷さなんかもまるで伝わってこないので
いくら葛藤を描こうが感情移入なんぞ無理、ただ笑いながら見るのであればアリ、
とすら思っただろうか。

叙情的っていうんかなぁ・・・
私には台詞やモノローグに失笑してしまうレベルなので、同じ日本人でもこうまで感性は違うものかと思いましたね。まぁ終末感漂う過去の遺物。根本的に無理な人は無理。

投稿 : 2012/08/18
閲覧 : 248

レミット さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

かなり個人的です。

主人公が友達と酷似していたので、見ていて面白くなかった。好きなものもなし。

投稿 : 2012/07/14
閲覧 : 270
サンキュー:

0

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最終兵器彼女のストーリー・あらすじ

北海道の田舎町で暮らすシュウジとちせ。
ちせは以前から興味を持っていたシュウジに度胸試しとして告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まった。
そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。攻撃から逃げるシュウジが見た物、それは腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して敵と戦うちせの姿であった。
国籍不明の軍隊との戦争が激化していくにつれちせは兵器としての性能が向上していくが、故障をきっかけに肉体も精神も人間とは程遠いものとなってしまった。
二人のクラスメイトのアツシは、以前から想いを寄せていたアケミを守る為に自衛隊に入隊。戦場へ赴いていた。
TVアニメオリジナルエピソードで、ちせの親友四人組の一人のゆかりは自警団の白人兵狩りに参加。銃を持ってタケの仇を討つ為、山狩りへ向かう。
そんな中、アケミは大地震に巻き込まれて大怪我をし、シュウジの目の前で死んでしまう。歪んでいく日常。シュウジは再度姿を見せたちせを連れて町を出るが…。(TVアニメ動画『最終兵器彼女』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2002年夏アニメ
制作会社
GONZO
公式サイト
www.saikano.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%85%B5%E5%99%A8%E5%BD%BC%E5%A5%B3

声優・キャラクター

石母田史朗、折笠富美子、三木眞一郎、伊藤美紀

スタッフ

原作:高橋しん、 監督:加瀬充子、シリーズ構成・脚本:江良至、キャラクターデザイン:香川久、総作画監督:佐藤雅将、美術監督:東潤一、メカニクスデザイン:神戸洋行、3DCGディレクター:松浦裕暁、撮影監督:石黒晴嗣、編集:重村建吾/肥田文、音楽:見良津健雄、音響監督:三好慶一郎、選曲:合田豊

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